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JP2002168403A - 排熱回収ボイラ - Google Patents

排熱回収ボイラ

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Publication number
JP2002168403A
JP2002168403A JP2000364899A JP2000364899A JP2002168403A JP 2002168403 A JP2002168403 A JP 2002168403A JP 2000364899 A JP2000364899 A JP 2000364899A JP 2000364899 A JP2000364899 A JP 2000364899A JP 2002168403 A JP2002168403 A JP 2002168403A
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JP
Japan
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casing
heat recovery
recovery boiler
exhaust heat
backstay
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Application number
JP2000364899A
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English (en)
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JP3546179B2 (ja
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Kousei Manabe
幸聖 真鍋
Takumi Tokiyoshi
巧 時吉
Hiroshi Aramaki
博 荒巻
Toshiyuki Kawaguchi
俊幸 川口
Masaaki Fujita
正昭 藤田
Tomomitsu Yokoyama
知充 横山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP2000364899A priority Critical patent/JP3546179B2/ja
Publication of JP2002168403A publication Critical patent/JP2002168403A/ja
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Publication of JP3546179B2 publication Critical patent/JP3546179B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造の単純化及びコストダウンを実現するこ
とができる排熱回収ボイラを提供すること。 【解決手段】 内面に保温材が設けられたケーシング2
1と、鉛直方向を向けられているとともに下端が前記ケ
ーシング21の下面よりも下方に突き出た状態で前記ケ
ーシング21の周囲に直接固着された複数の側面垂直バ
ックステイ25とを備え、自重が前記側面垂直バックス
テイ25によって支持されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンから
送り込まれた排気から排熱を回収する排熱回収ボイラに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排熱回収ボイラを図10に示し
た。図において、符号1はボイラのケーシングである。
ケーシング1の内部には図11(A)に示す伝熱チューブ
群2が配設されている。チューブ群2はケーシング1を
貫通するホットビーム3に支持されている。ケーシング
1は略立方体形状であり、その周囲壁面には所定のピッ
チで垂直・水平方向にH型補強材、すなわちバックステ
イ5が設けられている。また、符号7は支持鉄骨であ
り、排熱回収ボイラの自重や、地震などによる水平力を
支持するものである。ホットビーム3は、ケーシング1
の外側において支持鉄骨7によって支持されている。そ
の状態を図11(B)に示した。ケーシング1は外周面に
保温材1aが設けられた外面保温構造となっている。ホ
ットビーム3は、ケーシング1を貫通した状態で、ケー
シング1に対して溶接されている。そして、ケーシング
1の外側において、支持鉄骨7の梁に非接着状態で支持
されている。
【0003】このような構造の排熱回収ボイラにおい
て、ガスタービン等からの排ガスは、ダクト入口10か
らケーシング1内に導かれ、内部の伝熱チューブ群2を
通過する過程において熱交換を行い、低温となった排ガ
スはケーシング上部の煙突11から流出する。ここで、
運転時にはケーシング1の内部は高温となって内部圧力
がかかるが、ケーシング1の周囲に設けられたバックス
テイ5がケーシングの膨らみを抑えるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の排熱回収ボイラでは、内圧に対抗するバックステイ
5と、自重を支持する支持鉄骨7とが別部材であるた
め、構造の複雑化及びコストアップを招くという問題が
あった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、構造の単純化及びコストダウンを実現することが
できる排熱回収ボイラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内面に保温材が設けられたケーシングと、鉛直方向
を向けられているとともに下端が前記ケーシングの底面
よりも下方に突き出た状態で前記ケーシングの周囲に直
接固着された複数の側面垂直バックステイとを備え、自
重が前記側面垂直バックステイによって支持されている
ことを特徴とする。
【0007】この排熱回収ボイラにおいては、側面垂直
バックステイがケーシングの内圧に対抗するとともに、
排熱回収ボイラの自重を支持する。すなわち、従来のバ
ックステイと支持鉄骨とを兼ね備えている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の排熱回収ボイラにおいて、前記ケーシングと側面垂直
バックステイとは、排熱回収ボイラが設置された基礎面
から所定距離上方以上において溶接されていることを特
徴とする。
【0009】側面垂直バックステイがケーシングの底面
から下方に突き出す部分(以下、脚部と呼ぶ。)が短い
と、脚部付け根の熱応力が大きくなり、許容応力を超え
る可能性がある。排熱回収ボイラにおいては、基礎面か
ら所定距離の溶接を行わないことで脚部を長くしたと同
じ状態となり、側面垂直バックステイの脚部付け根に発
生する応力が低減される。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の排熱回収ボイラにおいて、前記ケーシングの
水平方向の揺れが伝達される水平トラスが前記ケーシン
グを取り囲んで設けられていることを特徴とする。
【0011】この排熱回収ボイラにおいては、ケーシン
グの揺れが水平トラスに伝達し、さらに水平トラスから
側面垂直バックステイを経て地面に伝達する。これによ
り、ケーシングに作用する荷重が地上に流れる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の排熱回収ボイラにおいて、前記水平トラスは、ケーシ
ング側において、隣り合う前記側面垂直バックステイ間
に渡されたトラス骨材を有し、このトラス骨材は、前記
バックステイ間の距離を所定範囲内において変動自在に
設けられていることを特徴とする。
【0013】ケーシング側は、水平トラスと比較して高
温であるため、両者に熱伸び差を生じてしまう。このた
め、側面垂直バックステイ間の距離を固定して水平トラ
スを設けるのではなく、本発明のように変動自在に設け
ることで、この熱伸び差を吸収する。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の排熱回収ボイラにおいて、前記側面垂直バックステイ
と前記トラス骨材とのいずれか一方には、鉛直方向に穿
設されケーシングの外周面方向に長い長孔が設けられ、
いずれか他方には、前記長孔に挿入されるピンが設けら
れていることを特徴とする。
【0015】水平トラスとケーシングとが、ケーシング
の内外方向に変動自在とすると、ケーシングに作用する
水平方向の荷重が水平トラスに流れなくなってしまう。
このため、本発明のようにケーシングの外周面方向に長
い長孔とすることで、側面垂直バックステイ間の距離を
変動自在とし、かつ、ケーシングの内外方向にはケーシ
ングと水平トラスの距離が拘束されて荷重が水平トラス
に伝達される。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1から5
いずれかに記載の排熱回収ボイラにおいて、隣り合う前
記側面垂直バックステイを前記ケーシングの底面よりも
下方において斜めに連結するブレースを備え、該ブレー
スは、前記ケーシングの前後方向の略中央部より後方に
設けられていることを特徴とする。
【0017】この発明においては、ブレースが、熱伸び
による強度が最も厳しい前面のダクト入口側を避けて配
置されていることで、ダクト入口側のケーシングの剛性
が低く抑えられ、熱応力の発生が抑えられる。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1から6
いずれかに記載の排熱回収ボイラにおいて、前記ケーシ
ングの側壁は、両側にフランジ部を有する複数のケーシ
ング構成部材が、そのフランジ部において互いに連結さ
れて構成されていることを特徴とする。
【0019】ケーシングと側面垂直バックステイとが溶
接されていることによりケーシングには上下方向にケー
シングと側面垂直バックステイとの温度差による圧縮応
力が生じるが、この発明においてはフランジ部が補強と
なることで、ケーシングの座屈が防がれる。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1から7
いずれかに記載の排熱回収ボイラにおいて、前記ケーシ
ングの底面は、該ケーシングの前後方向を向く炉底バッ
クステイにより支持されていることを特徴とする。
【0021】ケーシングは熱膨張のため、その寸法が変
化する。しかし、側面に側面垂直バックステイが固着さ
れているため、ケーシングの底面左右方向には圧縮応力
が発生し、座屈が生じるおそれがある。本例において
は、ケーシングの底面が炉底バックステイにより支持さ
れているため、座屈が防止される。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の排熱回収ボイラにおいて、前記ケーシングの底面に、
前記炉底バックステイがケーシング前後方向にスライド
自在に設けられ、前記ケーシングの両側面に位置し互い
に対向する前記側面垂直バックステイ間にバックステイ
補強材が渡されているとともに、該補強材によって前記
炉底バックステイが支持されていることを特徴とする。
【0023】この発明においては、炉底バックステイと
ケーシングとがスライドするため、ケーシングと炉底バ
ックステイとの温度差による熱伸び差が吸収される。
【0024】請求項10に記載の発明は、請求項1から
9いずれかに記載の排熱回収ボイラにおいて、前記ケー
シング内に伝熱チューブ群が収容され、該伝熱チューブ
群と前記ケーシングとの間には、断面視U字状のシール
手段が設けられ、該シール手段は、一端が前記伝熱チュ
ーブ群側に固定され、他端が前記ケーシングに付勢され
ていることを特徴とする。
【0025】炉内のガス流れ方向に対し、伝熱チューブ
群よりも流路抵抗の少ないショートパスが存在すると、
伝熱チューブ群を通過するガス流量が低下して熱交換性
能を低下させてしまう。本発明においては、ケーシング
と、その内部の伝熱チューブ群とは、温度差のために間
隔が変動する。シール手段の一端はケーシングに付勢さ
れているため、間隔の変動に応じてシール手段もその幅
を変動させ、伝熱チューブ群とケーシングとの間にショ
ートパスを生じる隙間ができない。
【0026】請求項11に記載の発明は、請求項1から
10いずれかに記載の排熱回収ボイラにおいて、前記ケ
ーシング内には、伝熱チューブ群と、該伝熱チューブ群
に固着されて略水平方向を向くホットビームとが収容さ
れ、該ホットビームは、前記ケーシングとは非固着状態
であるとともに、該ケーシングを挟んで前記側面垂直バ
ックステイに支持されていることを特徴とする。
【0027】この発明においては、ホットビームは側面
垂直バックステイ上でスライドすることで、ホットビー
ムとケーシングとの熱伸び差が吸収される。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。本例の排熱回収ボイラを
図1に示した。図において、符号21はボイラのケーシ
ングであり、略立方体形状を有している。このケーシン
グ21の部分断面図を図2に示した。図示のように、ケ
ーシング21の内面に保温材21aが設けられた内面保
温構造となっている。ケーシング21の前面にはダクト
入口21bが設けられている。また、上面中央部には煙
突21cが設けられている。ケーシング21の底面は、
前方から後方に向かって上昇する傾斜面となっている。
【0029】ケーシング21の周囲壁面には所定の水平
ピッチを隔てて側面垂直バックステイ25が複数溶接さ
れている。側面垂直バックステイ25は、ケーシング2
1の底面よりも下方に突き出し、基礎面G上においてケ
ーシング21の重量を支持するようになっている。ま
た、符号28a、28bはケーシング21の水平荷重を
吸収し、且つ、側面垂直バックステイ25の面外変形を
押さえる水平トラスである。符号29a、29bは、炉
底に設けられ地震による水平力を支持するブレースであ
る。ブレース29a、29bはそれぞれケーシング21
の前後方向に並んで設けられている。前方のブレース2
9aは、ケーシング21の前後方向の略中央部に位置し
ている。
【0030】ケーシング21の詳細な構成を図3に示し
た。ケーシング21の壁部は左右にフランジ部22aを
備えたケーシング構成部材22を組み合わせて構成され
ている。互いに隣接した各ケーシング構成部材22は、
そのフランジ部22aを突き合わせた状態で、このフラ
ンジ部22aをボルト23によって固定されている。ま
た、必要に応じて、炉内のガス漏れを防止するため、フ
ランジの間にパッキンなどの封止手段24が挟まれる。
各ケーシング構成部材22のフランジ部22a間には、
前記側面垂直バックステイ25が溶接されている。さら
に、上下方向に所定間隔を隔てて補強材としてのリブ部
材22bが設けられている。
【0031】さらに、図4(A)〜(C)にケーシング21の
底部を示した。図において、符号21dはケーシング2
1の底部に固着されケーシング21の一部をなす補強材
であり、ケーシング21の幅方向を向き、ケーシング2
1の前後方向に所定間隔を隔てて複数設けられている。
26は、H型の炉底バックステイである。補強材21d
には、炉底バックステイ26をケーシング21の長手方
向に移動自在にガイドするレール21eが幅方向に複数
列固着されている。炉底バックステイ26は、そのフラ
ンジ部26aをレール21eに収容された状態となって
いる。符号27はケーシング21に幅方向に対向する側
面垂直バックステイ25間に渡されて側面垂直バックス
テイ25を補強するバックステイ補強材である。このバ
ックステイ補強材27により炉底バックステイ26が支
持されている。
【0032】ケーシング21の内部構造を示す側断面図
を図5(A)に示した。図において、符号30はケーシン
グ21内に収容された伝熱チューブ群である。伝熱チュ
ーブ群30は、その上部に位置するホットビーム31に
よって吊下支持されている。ホットビーム31はケーシ
ング21の幅方向を向いている。この部位の詳細を同図
(B)に示した。ケーシング21は、ホットビーム31の
形状に沿って、外側に膨出する膨出部21eを備えてい
る。すなわち、ホットビーム31がケーシング21を挟
んで側面垂直バックステイ25上に乗っている状態とな
っている。ホットビーム31とケーシング21(膨出部
21e)は互いに固着されておらず、相互にスライド自
在とし、ケーシング21と側面バックステイ25をシー
ル溶接している。
【0033】炉内には上記のように伝熱チューブ群30
が収容されているが、炉内のガス流れ方向に対し、伝熱
チューブ群30よりも流路抵抗の少ない隙間(ショート
パス)が存在すると、ガス流がショートパスに迂回する
ため、伝熱チューブ群30を通過するガス流量が低下し
て熱交換性能を低下させてしまう。このため、図6に示
すように、伝熱チューブ群30とケーシング21との間
には、ショートパスを防止するためにシール手段として
断面視U字板32が設けられている。U字板32は、そ
の一端側32aを伝熱チューブ群30側に固定され、他
端32b側をケーシング21に非固定状態で付勢されて
いる。また、図7に示す他の側面においては、上下方向
に連設された伝熱チューブ群30を仕切るための仕切板
にU字板33の一端を固定し、ショートパスを防止して
いる。
【0034】次に、水平トラス28a、28bの取り付
け状態について図8を用いて説明する。水平トラス28
b(28a)は、外枠35と、外枠35をケーシング2
1に取付ける格子状の鉄骨材36a,36b,36c,
36dと、外枠35と鉄骨36とを相互に連結する補強
鉄骨材37により構成されている。ケーシング21の両
側面に設けられた側面垂直バックステイ25について、
隣り合う側面垂直バックステイ25間には、一つの鉄骨
材(トラス骨材)36aが位置しており、この鉄骨材3
6aの一端にはケーシング21の長手方向に長い長孔3
8aが、他端には丸孔38bが垂直方向に穿設されてい
る。この鉄骨材36aの両端がそれぞれ対向する側面垂
直バックステイ25には、高さ方向の途中に水平面39
が形成されており、この水平面39には、上方向に伸び
るピン39aがそれぞれ設けられている。このピン39
aが、前記鉄骨材36a両端の長孔38aと丸孔38b
にそれぞれ挿入されている。ケーシング21の前後両側
壁部に設けられた側面垂直バックステイ25にも同様に
高さ方向の途中に水平面40が形成されており、この水
平面40には、上方向に伸びるピン40aが設けられて
いる。一方、ケーシング21の前後両側面に対向する鉄
骨材36bには、ケーシング21の幅方向に長い長孔4
1aが穿設された取り合わせ部材41が設けられてい
る。この長孔41aに、側面垂直バックステイ25のピ
ン40aが挿入されている。
【0035】このように構成された排熱回収ボイラにお
いて、従来内圧に対抗していたバックステイ5と自重を
支持する支持鉄骨7とが別部材であったが、本例におい
ては内圧に対抗するとともに排熱回収ボイラの自重を支
持する側面垂直バックステイ25が直接ケーシング21
に溶接されており、構造が単純化されている。ケーシン
グ21は熱膨張を起こす一方、周囲に側面垂直バックス
テイ25が溶接されているため、ケーシング21の底面
左右方向には圧縮応力が発生し、座屈が生じるおそれが
ある。本例においては、ケーシング21の底面が炉底バ
ックステイ26により支持されているため、座屈が防止
される。ケーシング21の前後方向にも温度差による圧
縮応力が作用するが、補強材21d、バックステイ補強
材27、及び、炉底バックステイ26により補強されて
いるために座屈は生じない。
【0036】従来のケーシング1は、図11(B)に示す
ように外側保温構造であったため、ホットビーム3とケ
ーシング1との間に温度差は少ない。このため、これら
を互いに溶接していた。本例では内側保温構造であるた
め、ケーシング21とホットビーム31との温度差が大
きい。このため、これらを溶接すると熱伸び差によって
シール部分が割れる可能性がある。本例においては、図
5に示すように、ケーシング21とホットビーム31と
は互いに溶接はせず、ケーシング21の膨出部21eの
内部において側面垂直バックステイ25とでホットビー
ム31をスライドさせるようになっているので、熱伸び
差を吸収することができる。
【0037】さらに、ホットビーム31がスライドする
と、これに伴ってケーシング21と伝熱チューブ群30
との間隔が変動するが、U字板32,33の一端がケー
シング21に付勢されているため、間隔の変動に応じて
U字板32,33もその幅を変動させて伝熱チューブ群
30とケーシング21との間にショートパスを生じさせ
る隙間ができない。
【0038】さらにケーシング21と、水平トラス28
a、28bとを比較すると、ケーシング21は高温であ
るために両者の間で熱伸び差が生じる。本例において
は、側面垂直バックステイ25のピン39a,40aが
鉄骨材36a、36bの長孔38a,41a内で移動す
ることで、ケーシング21の熱伸び差を吸収することが
できる。なおかつ、鉄骨材36a、36bの長孔38
a,41aに挿入されたピン39a,40aはケーシン
グ21の内外方向においては拘束状態にあるため、地震
などによってケーシング21に与えられた水平荷重を水
平トラス28a、28bに逃がすことができる。水平ト
ラス28a、28bに伝わった荷重は、側面垂直バック
ステイ25を経て基礎面Gへ逃げる。
【0039】また、図1に示すように、ブレース29
a、29bが、ケーシング21の熱伸びによる側面垂直
バックステイ25とケーシング21との取合い端部に生
じる応力が最も厳しいダクト入口側を避けて配置されて
いることで、ダクト入口側の側面垂直バックステイ25
の剛性が低く抑えられ、過度の熱応力が側面垂直バック
ステイ25とケーシング21との取合部に発生すること
を防いでいる。ケーシング21はケーシング構成部材2
2がそのフランジ部22aを突き合わせた状態で固定さ
れている。ケーシング21と側面垂直バックステイ25
とが溶接されていることによりケーシング21には上下
方向に圧縮応力が生じるが、このフランジ部22aが補
強となることで、ケーシング21の座屈を防いでいる。
また、ケーシング構成部材22に予め側面垂直バックス
テイ25およびリブ部22bを結合しておくことで、製
造が容易となる。
【0040】なお、タービン側のダクト取り合い位置に
よっては、図9(A)に示すように基礎面Gからケーシン
グ21の底面までの距離が短くなる場合がある。この場
合、側面垂直バックステイ25がケーシング21の底面
から下方に突き出す距離が短くなる。この部分(脚部)
が短いと、脚部付け根及び側面垂直バックステイ25と
ケーシング21との取合い端部の熱応力が大きくなり、
許容応力を超える可能性がある。これを防止するため、
図9(A)〜(C)に示すようにケーシング21の下部におい
ては、ケーシング21と側面垂直バックステイ25とを
溶接しないこととする。すなわち、ケーシング21と側
面垂直バックステイ25との溶接部分を、基礎面Gから
所定距離L以上とする。このように構成することで、側
面垂直バックステイ25の脚部付け根及び側面垂直バッ
クステイ25とケーシング21との取合い端部に発生す
る応力を低減することができる。
【0041】なお、鉄骨材36a等に形成される長孔3
8a、丸孔38bは、長孔等ではなくピンより大きい孔
とし、この孔にピンを遊嵌させるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。請求項1に記載の
発明によれば、ケーシングに側面垂直バックステイが直
接固着されていることにより、側面垂直バックステイが
ケーシングの内圧に対抗するとともに、排熱回収ボイラ
の自重を支持する。すなわち、従来のバックステイと支
持鉄骨とを兼ね備えているから、構造が単純化し、配置
スベースの低減が図れることでコストダウンを実現する
ことができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、排熱回収
ボイラが設置された基礎面から所定距離上方以上におい
て溶接され、基礎面から所定距離の溶接を行わないこと
で脚部が長くなるから、側面垂直バックステイの脚部付
け根及び側面垂直バックステイとケーシングとの取合い
端部に発生する応力を低減することができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、水平トラ
スがケーシングを取り囲んで設けられているから、ケー
シングの揺れが水平トラスから側面垂直バックステイを
経て地面に伝達する。これにより、ケーシングに作用す
る荷重を地上に流すことができる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、水平トラ
スは、ケーシング側において、隣り合う前記側面垂直バ
ックステイ間に渡されたトラス骨材を有し、このトラス
骨材は、バックステイ間の距離を所定範囲内において変
動自在に設けられているから、ケーシングと水平トラス
の熱伸び差を吸収する。
【0046】請求項5に記載の発明によれば、側面垂直
バックステイとトラス骨材とのいずれか一方には、鉛直
方向に穿設されケーシングの外周面方向に長い長孔が設
けられ、いずれか他方には、前記長孔に挿入されるピン
が設けられているから、側面垂直バックステイ間の距離
は変動自在とすることができるとともに、ケーシングの
内外方向にはケーシングと水平トラスの距離が拘束され
て荷重を水平トラスに伝達することができる。
【0047】請求項6に記載の発明によれば、ブレース
が、ケーシングの熱伸びによる側面垂直バックステイと
ケーシングとの取合い端部に生じる応力が最も厳しい前
面のダクト入口側を避けて配置されていることで、ダク
ト入口側の側面垂直バックステイの剛性が低く抑えら
れ、前面側の側面垂直バックステイにおける熱応力の発
生を抑えることができる。
【0048】請求項7に記載の発明によれば、前記ケー
シングの側壁は複数のケーシング構成部材により構成さ
れているから、ケーシングと側面垂直バックステイとが
溶接されていることによりケーシングに両者の温度差に
よる圧縮応力が生じても、ケーシング構成部材のフラン
ジ部によってケーシングの座屈が防がれる。
【0049】請求項8に記載の発明によれば、ケーシン
グの底面は炉底バックステイにより支持されているか
ら、ケーシングの底面左右方向に生ずる圧縮応力に起因
する座屈を防止することができる。
【0050】請求項9に記載の発明によれば、炉底バッ
クステイとケーシングとがスライドするため、ケーシン
グと炉底バックステイとの温度差による熱伸び差を吸収
することができる。
【0051】請求項10に記載の発明によれば、伝熱チ
ューブ群と前記ケーシングとの間にシール手段が設けら
れているから、伝熱チューブ群とケーシングとの間の間
隔の変動に応じてシール手段の幅が変動し、伝熱チュー
ブ群とケーシングとの間にショートパスを生じる隙間が
できず、熱交換効率の低下を防止することができる。
【0052】請求項11に記載の発明によれば、ホット
ビームとケーシングとは非固着状態であるとともに、該
ケーシングを挟んで前記側面垂直バックステイに支持さ
れていることから、ホットビームは側面垂直バックステ
イ上でスライドすることでホットビームとケーシングと
の熱伸び差を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した排熱回収ボ
イラの外観を示す斜視図である。
【図2】 同排熱回収ボイラに用いられるケーシングの
保温構造を示す部分断面図である。
【図3】 同ケーシングの部分断面図である。
【図4】 同ケーシングの底部を示す図であり、(A)は
側面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断
面図である。
【図5】 同排熱回収ボイラのホットビームの支持状態
を示す図であり、(B)は(A)の部分拡大図である。
【図6】 同排熱回収ボイラの内部構造であり、伝熱チ
ューブ群とケーシングとの隙間をシールするU字板の断
面図である。
【図7】 伝熱チューブ群とケーシングとの隙間をシー
ルするU字板の断面図であり、図6とは異なる側面を示
す図である。
【図8】 ケーシングと水平トラスとの取り合いを示す
図である。
【図9】 異なる高さの排熱回収ボイラを示した図であ
る。
【図10】 従来の排熱回収ボイラの外観を示す斜視図
である。
【図11】 従来の排熱回収ボイラであり、ホットビー
ムの支持状態を示す図である。
【符号の説明】
21 ケーシング 22 ケーシング構成部材 22a フランジ部 25 側面垂直バックステイ 26 炉底バックステイ 26a 炉底バックステイフランジ 27 バックステイ補強材 28a、28b 水平トラス 29a、29b ブレース 30 伝熱チューブ群 31 ホットビーム 32、33 U字板(シール手段) 36a、36b 鉄骨材(トラス骨材) 38a 長孔 39a ピン 40a ピン 41a 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒巻 博 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 川口 俊幸 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 藤田 正昭 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 横山 知充 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に保温材が設けられたケーシング
    と、鉛直方向を向けられているとともに下端が前記ケー
    シングの底面よりも下方に突き出た状態で前記ケーシン
    グの周囲に直接固着された複数の側面垂直バックステイ
    とを備え、自重が前記側面垂直バックステイによって支
    持されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の排熱回収ボイラにおい
    て、 前記ケーシングと側面垂直バックステイとは、排熱回収
    ボイラが設置された基礎面から所定距離上方以上におい
    て溶接されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の排熱回収ボイ
    ラにおいて、 前記ケーシングの水平方向の揺れが伝達される水平トラ
    スが前記ケーシングを取り囲んで設けられていることを
    特徴とする排熱回収ボイラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の排熱回収ボイラにおい
    て、 前記水平トラスは、ケーシング側において、隣り合う前
    記側面垂直バックステイ間に渡されたトラス骨材を有
    し、このトラス骨材は、前記バックステイ間の距離を所
    定範囲内において変動自在に設けられていることを特徴
    とする排熱回収ボイラ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の排熱回収ボイラにおい
    て、 前記側面垂直バックステイと前記トラス骨材とのいずれ
    か一方には、鉛直方向に穿設されケーシングの外周面方
    向に長い長孔が設けられ、いずれか他方には、前記長孔
    に挿入されるピンが設けられていることを特徴とする排
    熱回収ボイラ。
  6. 【請求項6】 請求項1から5いずれかに記載の排熱回
    収ボイラにおいて、 隣り合う前記側面垂直バックステイを前記ケーシングの
    底面よりも下方において斜めに連結するブレースを備
    え、 該ブレースは、前記ケーシングの前後方向の略中央部よ
    り後方に設けられていることを特徴とする排熱回収ボイ
    ラ。
  7. 【請求項7】 請求項1から6いずれかに記載の排熱回
    収ボイラにおいて、 前記ケーシングの側壁は、両側にフランジ部を有する複
    数のケーシング構成部材が、そのフランジ部において互
    いに連結されて構成されていることを特徴とする排熱回
    収ボイラ。
  8. 【請求項8】 請求項1から7いずれかに記載の排熱回
    収ボイラにおいて、 前記ケーシングの底面は、該ケーシングの前後方向を向
    く炉底バックステイにより支持されていることを特徴と
    する排熱回収ボイラ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の排熱回収ボイラにおい
    て、 前記ケーシングの底面に、前記炉底バックステイがケー
    シング前後方向にスライド自在に設けられ、 前記ケーシングの両側面に位置し互いに対向する前記側
    面垂直バックステイ間にバックステイ補強材が渡されて
    いるとともに、該補強材によって前記炉底バックステイ
    が支持されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  10. 【請求項10】 請求項1から9いずれかに記載の排熱
    回収ボイラにおいて、 前記ケーシング内に伝熱チューブ群が収容され、該伝熱
    チューブ群と前記ケーシングとの間には、断面視U字状
    のシール手段が設けられ、該シール手段は、一端が前記
    伝熱チューブ群側に固定され、他端が前記ケーシングに
    付勢されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  11. 【請求項11】 請求項1から10いずれかに記載の排
    熱回収ボイラにおいて、 前記ケーシング内には、伝熱チューブ群と、該伝熱チュ
    ーブ群に固着されて略水平方向を向くホットビームとが
    収容され、 該ホットビームは、前記ケーシングとは非固着状態であ
    るとともに、該ケーシングを挟んで前記側面垂直バック
    ステイに支持されていることを特徴とする排熱回収ボイ
    ラ。
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