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JP2002164837A - 移動通信システム及び基地局装置 - Google Patents

移動通信システム及び基地局装置

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Publication number
JP2002164837A
JP2002164837A JP2000359341A JP2000359341A JP2002164837A JP 2002164837 A JP2002164837 A JP 2002164837A JP 2000359341 A JP2000359341 A JP 2000359341A JP 2000359341 A JP2000359341 A JP 2000359341A JP 2002164837 A JP2002164837 A JP 2002164837A
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JP
Japan
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base station
station
timing
communication system
mobile communication
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JP2000359341A
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Taiji Toda
泰司 戸田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の基地局間の送信タイミング及び受信タ
イミングの同期を、簡易かつ確実に自律的に確立する移
動通信システムを提供する。 【課題を解決するための手段】 【解決手段】 複数の基地局2を有し、移動局1が一又
は二以上の前記基地局と選択的に回線を接続して、所定
のタイミングで送受信をして通信を行う移動通信システ
ムにおいて、前記複数の基地局は、GPS受信機19を
有する基地局と、GPS受信機を有さない基地局とで構
成され、前記GPS受信機を有する基地局は、前記GP
S受信機により受信したGPS衛星からの信号に基づ
き、自局の送信タイミング及び受信タイミングを決定
し、前記GPS受信機を有さない基地局は、前記GPS
受信機を有する基地局を中心に階層的に同期をして、送
信タイミング及び受信タイミングを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、多数の基地局を有
し、基地局が同期した送信タイミング及び受信タイミン
グで移動局と通信をしている移動通信システム及び基地
局装置に関し、特に時分割多重接続(TDMA)方式の
移動通信システムに適用して、基地局間のフレーム同期
を確立すると好適な移動通信システム及び基地局装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機等の移動通信システムでは、
無線基地局と移動局との間に電波による通信回線を設定
し、無線により音声、データ等を送受して通信を行うも
のであり、周波数利用効率の観点からTDMA方式やC
DMA(符号分割多重接続)方式によるデジタル方式の
携帯電話システムが広く用いられている。このTDMA
方式の基地局及び移動局は、自局に割り当てられた受信
スロットを受信し、自局に割り当てられた送信スロット
にて送信をして、間欠的に送受信を繰り返すように動作
している。また、CDMA方式の基地局及び移動局は、
自局に割り当てられた拡散符号で変調したデジタル信号
を送受信している。これらの、デジタル方式の移動通信
システムにおいては、基地局と移動局とが同期して、同
じタイミングで送受信しなければならない。
【0003】TDMA方式において、基地局と移動局と
の同期をとるために、基地局からの信号を受信した移動
局は、基地局からの信号に含まれる同期信号(同期ワー
ド)に基づいて自局の送受信フレームの同期をとって、
移動局からの送信を開始する。また、基地局と移動局間
の距離等により生じるフレームタイミングのズレを吸収
するために、各受信スロットの最初には送信スロットが
侵入しても受信に影響が生じないガードタイムが設けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような移動通信シ
ステムでは、移動局の移動に伴い接続先の基地局を切り
換えて通信を継続している。よって、各基地局の送信タ
イミング及び受信タイミングが一致していなくてはなら
ない。基地局間で送信タイミング及び受信タイミングに
ズレが生じていると、送信スロットと受信スロットとが
干渉して、正常な受信ができなくなる。
【0005】特に、時分割双方向伝送を行うTDMA−
TDD方式では、同一周波数に基地局への上りの信号
と、移動局への下りの信号とが混在しているので、送受
信タイミングのズレにより、上りの信号と下りの信号と
が衝突してしまう。
【0006】具体的には、TDMA−TDD方式を採用
するPHS方式(PersonalHandyphon
e System)では、図8に示すように、1TDD
/TDMAフレーム中に4つの受信スロットと4つの送
信スロットとが配置されており、5ミリ秒周期で送受信
スロットが繰り返されている。このとき、基地局1と基
地局2との送受信タイミング(フレームタイミング)が
ズレていると、基地局間で送信スロットと、受信スロッ
トとが干渉してしまう。すなわち、移動局が基地局1へ
の上りの信号を送信している間に(RX4)、基地局2
が移動局への下りの信号を送信してしまい(TX1)、
上りの信号(RX4)と下りの信号(TX1)とが衝突
してしまう。移動局より基地局の方が送信出力が大きい
場合が多く、基地局1では受信スロットRX4での上り
の信号が受信できない。
【0007】移動通信システムにおける基地局間のフレ
ームタイミングの同期には様々な方法が提案されてい
る。例えば、各基地局が周囲の基地局のうち最も電界強
度の強い基地局に合わせて、自律的に同期を確立する方
法がある。しかし、この方法では、同期の無限連鎖によ
り基準局のフレームタイミングから大きくずれる基地局
が発生してしまう。また、同期の基準となる基地局が複
数存在して、複数の同期群が形成され、同期群間でフレ
ームタイミングにズレがあることから、同期群間で干渉
が発生してしまう。
【0008】また、各基地局は有線回線で接続されてい
るので、この有線で基準信号を配信して同期を確立する
方法もある。しかし、ISDN等の標準的なインターフ
ェースでは基準信号の配信ができず、基準信号を配信す
るために特別なインターフェースが必要となることか
ら、大規模な公衆ネットワークには適さない。また、複
数の交換機にまたがって基地局間の同期をとることは、
交換機による伝送遅延の影響を考慮すると困難である。
【0009】また、各基地局は、通信ネットワークを統
括的に制御するセンター設備により制御されているの
で、このセンター設備からの指示によりフレームタイミ
ングを修正する方法もある。しかし、この方法では、運
用者によるセンター設備からの指示が必要であり運用コ
ストが発生する。また、基地局の増設時に再度同期指示
をしなければならない等、複雑な処理が必要になる。
【0010】本発明は、複数の基地局間の送信タイミン
グ及び受信タイミングの同期を、簡易かつ確実に自律的
に確立する移動通信システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の基
地局を有し、移動局が一又は二以上の前記基地局と選択
的に回線を接続して、所定のタイミングで送受信をして
通信を行う移動通信システムにおいて、前記複数の基地
局は、GPS受信機を有する基地局と、GPS受信機を
有さない基地局とで構成され、前記GPS受信機を有す
る基地局は、前記GPS受信機により受信したGPS衛
星からの信号に基づき、自局の送信タイミング及び受信
タイミングを決定し、前記GPS受信機を有さない基地
局は、前記GPS受信機を有する基地局を中心に階層的
に同期をして、送信タイミング及び受信タイミングを決
定する。
【0012】第2の発明は、複数の基地局を有し、移動
局が一又は二以上の前記基地局と選択的に回線を接続し
て、所定のタイミングで送受信をして通信を行う移動通
信システムにおいて、前記基地局のうち、高精度な送信
タイミング及び受信タイミングを生成する基地局を基準
局として階層の上位に設定して、他の基地局は、より上
位の階層の基地局を選択して送信タイミング及び受信タ
イミングを決定し、自局の階層を前記選択した基地局よ
り下位に設定することにより、前記基準局を中心に階層
的に同期をする。
【0013】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記基地局が送信する信号には、自局の階層内の地
位を示す同期制御符号を含み、他の前記基地局は前記同
期制御符号により、自局より上位の階層の基地局を選択
することを特徴とする。
【0014】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記基地局は、同じ階層の基地局のうち、信号強度
が強い基地局を選択して、送信タイミング及び受信タイ
ミングを決定することを特徴とする。
【0015】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記移動通信システムはTDMA方式で通信をする
ものであって、前記基地局は送信タイミング及び受信タ
イミングとしてフレームタイミングを決定することを特
徴とする。
【0016】第6の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記移動通信システムは、前記基地局を統括的に制
御するセンター設備を有し、前記基地局は、他の基地局
に同期をすると、自局の階層内の地位をセンター設備に
通知することを特徴とする。
【0017】第7の発明は、第1〜第6の発明におい
て、前記移動通信システムは、前記基地局を統括的に制
御するセンター設備を有し、前記基地局は、他の基地局
に同期せずに自局の送信タイミング及び受信タイミング
を決定すると、センター設備に通知をすることを特徴と
する。
【0018】第8の発明は、複数の基地局を有し、移動
局が一又は二以上の前記基地局と選択的に回線を接続し
て、所定のタイミングで送受信をして通信を行う移動通
信システムの基地局装置において、前記基地局のうち、
高精度な送信タイミング及び受信タイミングを生成する
基地局を基準局として階層の上位に設定して、前記基地
局装置は、より上位の階層の基地局を選択して送信タイ
ミング及び受信タイミングを決定し、自局の階層を前記
選択した基地局より下位に設定することにより、前記基
準局を中心に階層的に同期をする。
【0019】第9の発明は、第8の発明において、前記
基地局が送信する信号には、自局の階層内の地位を示す
同期制御符号を含み、他の前記基地局は前記同期制御符
号により、自局より上位の階層の基地局を選択すること
を特徴とする。
【0020】第10の発明は、第8又は第9の発明にお
いて、前記基地局装置は、同じ階層の基地局のうち、信
号強度が強い基地局を選択して、送信タイミング及び受
信タイミングを決定することを特徴とする。
【0021】第11の発明は、第8〜第10の発明にお
いて、前記基地局装置はTDMA方式で通信をするもの
であって、送信タイミング及び受信タイミングとしてフ
レームタイミングを決定することを特徴とする。
【0022】
【発明の作用および効果】第1の発明では、GPS受信
機を有する基地局とGPS受信機を有さない基地局とが
配置されており、GPS受信機を有さない基地局は、G
PS受信機を有する基地局を中心に階層的に同期をし
て、送信タイミング及び受信タイミングを決定するの
で、高い精度で送信タイミング及び受信タイミングの同
期をすることができる。
【0023】第2及び第8の発明では、高精度な送信タ
イミング及び受信タイミングを生成する基地局を基準局
として階層の上位に設定して、他の基地局は自局より上
位の階層の基地局を選択して送信タイミング及び受信タ
イミングを決定し、基準局を中心に階層的に同期をする
ので、各基地局が自律的に最適な同期相手の基地局を選
択することから、運用者による同期制御の操作が必要な
く、運用コストを低減することができる。
【0024】第3及び第9の発明では、基地局が送信す
る信号には、自局の階層内の地位を示す同期制御符号を
含み、他の基地局は同期制御符号により、自局より上位
の階層の基地局を選択するので、簡易な構成で自律的な
同期の階層を形成することができる。
【0025】第4及び第10の発明では、同じ階層の他
の基地局のうち、信号強度が強い基地局を選択して、送
信タイミング及び受信タイミングを決定するので、確実
に同期をすることができる。
【0026】第5及び第11の発明では、基地局はTD
MA方式で通信をして、他の基地局に基づいてフレーム
タイミング決定するので、送信スロットと受信スロット
とが衝突することがない。
【0027】第6の発明では、他の基地局に同期をする
と、自局の階層内の地位を基地局を統括的に制御するセ
ンター設備に通知するので、センター設備で各基地局の
同期階層内の地位を把握することができる。
【0028】第7の発明では、他の基地局に同期せずに
自局の送信タイミング及び受信タイミングを決定する
と、基地局を統括的に制御するセンター設備に通知をす
るので、センター設備で異常となった基地局を把握する
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0030】図1は、本発明が適用されるPHSシステ
ム全体の構成図である。
【0031】PHSシステムの移動局であるPHS端末
機(PS)1は、基地局装置(CS)2との間で無線に
よる回線を設定し、音声、データによる通信を行う。こ
のPHS方式では、多元接続方式(マルチ・チャネル・
アクセス方式)を使用しているので、端末機1と基地局
装置2とは、制御チャネルにおいて通話チャネルを設定
するために必要な情報のやりとり(ネゴシエーション)
をし、通話チャネルを設定して、通話チャネルにおいて
通信を始める。
【0032】基地局装置2は加入者交換機3に接続され
ており、さらに加入者交換機3は中継交換機4を介して
ISDN網5に接続されている。また、基地局装置2は
交換機3、4を介してセンター設備6に接続されてお
り、センター設備6は基地局装置2の起動、停止、設定
変更等を統括して制御している。
【0033】図2は、本発明の実施の形態の基地局装置
2のブロック図である。
【0034】基地局装置2は交換機3を介して加入者電
話網(ISDN網)5に接続されている。交換機3から
基地局装置2に入力された信号はインターフェース部1
1にてレベル変換され、符号化・復号化部12によって
符号化され、ベースバンド部13、無線部14で変調、
逓倍、増幅等の処理がされて高周波信号となり、アンテ
ナ15からPHS端末機1に対する下りの信号として送
信される。
【0035】一方、アンテナ15で受信されたPHS端
末機1からの上りの信号は、無線部14にて周波数変換
等の処理がされ、ベースバンド部13に送られ検波(復
調)等のベースバンド処理がされる。符号化・復号化部
12はベースバンド処理がされた信号を復号化しアナロ
グ信号に変換する。復号化された信号は、インターフェ
ース部11にて、交換機3に入力可能なレベルに変換さ
れ、交換機3に送られる。
【0036】CPU17は基地局装置2の各部を制御す
る。クロック部16はクロック信号を発生し、CPU1
7はこのクロック信号に基づいて無線部14に送受信切
替タイミングを指示する。記憶部18にはCPU17が
基地局装置2を制御する制御プログラムや、CPU17
が動作するために必要なデータが記憶されている。これ
らのクロック部16、CPU17、記憶部18等により
基地局装置2の制御部が構成されている。
【0037】さらに、一部の基地局装置2は、GPS受
信機19を備えており、GPS受信アンテナ20を介し
てGPS衛星からの信号を受信して、クロック抽出部2
1においてGPS衛星からの信号から時間情報を抽出す
る。GPS衛星は原子時計を備えており正確な時間情報
を送信している。GPS受信部を備えた基地局装置2で
は、抽出された時間情報に従ってフレーム同期のタイミ
ング信号を生成するので、極めて正確(±1マイクロ秒
程度)で、狂いのないタイミング信号を生成することが
できる。
【0038】このGPS受信機19、クロック抽出部2
1、GPS受信アンテナ20は、GPSユニットを構成
しており、基地局装置2から着脱可能に構成されてい
る。このため、GPS非搭載局をGPS搭載局に容易に
変更することができる。
【0039】図3は、本発明の実施の形態の識別符号
(CSID)の構成図である。
【0040】基地局装置2は、制御チャネルにおいて、
自装置の識別符号(CSID)を一定の時間間隔(10
0ミリ秒間隔)で送信している。このCSIDには9ビ
ットの事業者識別符号、一斉呼び出しエリア番号、付加
IDの他に、3ビットの同期制御符号が含まれている。
この同期制御符号は、各基地局の同期レベルの階層にお
ける地位を表し、他の基地局からみて同期相手となる基
地局であるかを規定している。
【0041】図4は、本発明の実施の形態の同期制御符
号の内容を示す図表である。
【0042】同期制御符号は3ビットの信号からなり、
本実施の形態では5段階の同期レベルが設定されてい
る。GPS受信機19を備えた基地局(GPS搭載局)
は、最も高い同期レベル(同期レベル1)に設定さ
れ、”100”の同期制御符号で表される。
【0043】「同期レベル2」は、同期レベル1の基地
局(GPS搭載局)からの信号に基づいて自局のフレー
ムタイミングの同期をした局であり、他の基地局から基
準とされる優先度が同期レベル1の基地局の次に高
く、”101”の同期制御符号で表される。
【0044】「同期レベル3」は、同期レベル2の基地
局からの信号に基づいて自局のフレームタイミングの同
期をした局であり、他の基地局から基準とされる優先度
が同期レベル1、2の基地局の次に高く、”110”の
同期制御符号で表される。
【0045】「同期レベル4」は、同期レベル3の基地
局からの信号に基づいて自局のフレームタイミングの同
期をした局であり、他の基地局から基準とされる優先度
が最も低く、”111”の同期制御符号で表される。
【0046】「非同期局」は、GPS受信機19も搭載
していなく、他の基地局に同期をしていない基地局の同
期レベルであり、”000”の同期制御符号で表され
る。また、同期レベル4の基地局からの信号に基づいて
フレームタイミングの同期をした基地局も、「非同期
局」の同期レベルに設定される。
【0047】この同期レベルは、「同期レベル1」がフ
レームタイミングの精度が最も高いので、他局から見て
同期の基準とする優先順位が最も高い。また、「同期レ
ベル4」がフレームタイミングの精度が最も低いので、
他局から見て同期の基準とする優先順位が最も低い。ま
た、「非同期局」は同期レベル4の下位に設けられてお
り、非同期局のフレームタイミングの誤差は大きいと推
定されるので、他の基地局から同期の基準にされること
はない。
【0048】本実施の形態では同期制御符号を3ビット
で表現しているが、同期制御符号のビット数を増加し
て、より多階層の同期レベルを設定してもよい。この場
合、同期の際に遅延により同期がずれて、回線が接続で
きなくならない程度の階層とすることが望ましい。
【0049】図5は、本発明の実施の形態の基地局装置
2の電源投入時の動作を示すフローチャートである。
【0050】新たに運用を開始する又はリセット信号等
により再起動される基地局装置2は、電源が投入される
と諸定数が初期化され、各回路(ベースバンド部13、
無線部14等)が初期化される(S101)。制御部の
CPU17は、基地局装置2にGPS受信機19が備わ
っているかを検出して(S102)、GPS受信機19
が搭載されていたならば、GPS衛星からの信号からク
ロック信号を抽出して、この時間情報に自局のフレーム
タイミングを同期させる(S103)。その後、自局の
同期レベルを”1”に設定して(S104)、制御チャ
ネルでの送信を開始する(S109)。この制御チャネ
ルで送信される識別符号(CSID)に含まれる同期制
御符号により、自局がGPS搭載局であることを他の基
地局に対して通知する。
【0051】一方、基地局装置2にGPS受信機19が
搭載されていなければ(S102)、制御チャネルを受
信して、周囲の基地局からのCSIDを受信する(S1
05)。このCSIDには同期制御符号が含まれてい
る。周囲の基地局からの識別符号(CSID)を受信し
た基地局装置2は、同期相手を選択する(S106)。
このステップS105〜S106の動作は図6にて後に
詳細に説明する。
【0052】そして、相手局の同期信号(同期ワード)
に同期させて、自局の同期クロックを生成して、自局の
フレームタイミングを相手局のフレームタイミングに同
期させる(S107)。
【0053】その後、フレーム同期の基準となった相手
局の同期レベルに1を加えて、自局の同期レベルを基準
とした基地局の同期レベルの下位に設定する(S10
8)。そして、制御チャネルでのCSIDの送信を開始
して(S109)、自局の同期レベルを他の基地局に対
して通知する。
【0054】また、自局の同期レベルが決定した旨を有
線回線でセンター設備6に通知する(S110)。この
とき、本実施の形態のように同期後に無条件にセンター
設備6に通知するのではなく、非同期局となった場合に
のみセンター設備6に通知するように構成してもよい。
このように構成すると、センター設備6では異常が生じ
た基地局のみを把握することができる。
【0055】図6は、本発明の実施の形態の基地局で自
局のフレームタイミングを同期する相手の基地局を選択
する動作の詳細を示すフローチャートであり、図5にお
ける、ステップS105〜S106の周囲の基地局の受
信から同期相手局の選択までの動作の詳細を示す。
【0056】基地局の制御部のCPU17は、制御チャ
ネルを受信するための時間として、100ミリ秒のタイ
マをセットして、100ミリ秒の計時を開始する(S1
11)。その後、タイマがタイムアップして100ミリ
秒が経過するまでの間(S112)、制御チャネルを連
続的に受信する(S113)。PHS方式では、各基地
局は制御チャネルにおいて、100ミリ秒間隔でCSI
Dを送信しているので、100ミリ秒連続して制御チャ
ネルを受信すれば、自局が受信可能な全ての基地局から
のCSIDを受信することができる。
【0057】基地局装置2は、100ミリ秒の間で、い
ずれかのタイムスロットで、他の基地局が受信できたな
ら(S114)、受信した基地局のCSID、同期制御
符号、受信電界強度(RSSI、ビットエラーレート
等)を記憶する(S115)。一方、他の基地局が受信
できなかったら(S114)、タイマがタイムアップし
て所定の時間(100ミリ秒)が経過するまで、制御チ
ャネルの受信を継続して(S112〜S115)、他の
近くの基地局を捜索する。
【0058】制御チャネルの所定時間(100ミリ秒)
の連続受信が終了したら、受信した周辺の基地局から同
期相手の基地局を選択する。制御部のCPU17は、記
憶部18に記憶された近隣の基地局のデータから、最も
同期レベルが小さい(階層が高く、同期の優先度が高
い)基地局を選択する(S116)。このとき同じ同期
レベルの基地局が複数受信できていたら(S117)、
同じ同期レベルを有する基地局のうち、受信レベルが最
大の基地局を選択する(S118)。
【0059】図7は、本発明の実施の形態により同期し
た基地局の階層を示す図である。
【0060】図に丸印(黒丸、白丸)で示したものが、
配置された基地局である。また、図の中心に黒い丸印で
示した基地局(CS1)がGPS搭載局であり、図示し
た基地局の同期群の中心となっている基準局である。
【0061】CS1はGPS搭載局であり同期レベルは
1である。CS2、CS3はCS1のフレームタイミン
グに同期して自局のフレームタイミング生成しており、
CS2、CS3の同期レベルはCS1の同期レベルより
1ランク低い”2”に設定される。また、CS4はCS
3のフレームタイミングに同期し、CS5はCS2のフ
レームタイミングに同期して自局のフレームタイミング
生成しているので、CS4、CS5の同期レベルはCS
2、CS3の同期レベルより1ランク低い”3”に設定
される。
【0062】このとき、CS5は、CS2とCS4との
双方の基地局を受信できるが、CS2の方が同期レベル
が高位なので(CS2は同期レベル2、CS4は同期レ
ベル3)、より高位の基地局であるCS2を選択して、
CS2のフレームタイミングに同期して自局のフレーム
同期クロック信号を生成する。また、CS4は同一の同
期レベルを有するCS2とCS3とを受信しても、CS
2よりCS3の方が近い距離にあり、受信電界強度が強
いので、CS4はCS3を選択して、CS3のフレーム
タイミングに同期する。
【0063】このGPS搭載局は周囲の基地局の次数が
低位に(同期レベルが大きく)なって、周囲に同期の基
準となる基地局が存在しなくならないように、適宜設置
される。このため、センター設備6では基地局の同期レ
ベルを監視しており、GPS局を多く配置しなくてもよ
いので、システムに柔軟性があり、安価にシステムを構
成することができる。
【0064】なお、このように複数の基地局を階層化す
ると、広域に基地局が配置された場合には複数の同期群
が形成されるが、基準となる基地局がGPS衛星からの
時間情報を基準としているので、同期群間の誤差が小さ
く、異なる同期群が接する場所でもガードタイムを超え
るフレームタイミングのズレが生じることはない。
【0065】非同期局は、定期的に制御チャネルを受信
して、周囲に同期相手となる基地局が設置されたら、図
5と同様な手順により、同期相手となる基地局に同期す
るように構成することもできる。また、現在の同期相手
より高次の基地局からのCSIDが受信できたら、再度
同期をし直すこともできる。
【0066】このように、GPS受信機を有さない基地
局は、GPS受信機を有するGPS搭載局を中心とし
て、GPS搭載局を基準局として階層の上位に設定し
て、他の基地局は、各基地局が送信する同期制御符号に
より、自局より上位の階層の基地局を選択してフレーム
タイミングを決定して、GPS搭載局を中心に、各基地
局が自律的に階層を形成して同期をするので、高い精度
(基準局同士が±1μ秒程度)で送受信タイミングの同
期をすることができる。また、運用者による同期制御の
操作が必要なく、運用コストを低減することができる。
【0067】さらに、GPS搭載局が分散して設置され
ているので、一つのGPS搭載局が故障しても、このG
PS搭載局に同期していた基地局は他の周辺の局に同期
すればよいことから、移動通信システムの運用が停止す
ることがなく、故障に対する耐性が強い。
【0068】さらに、同じ階層の他の基地局のうち信号
強度が強い基地局を選択して、フレームタイミングを同
期するので、確実に同期をすることができる。
【0069】さらに、他の基地局に同期をして、自局の
同期レベルが決定すると、自局の同期レベルが決定した
旨を有線回線でセンター設備に通知するので、センター
設備で各基地局の同期階層内の地位を把握することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるPHSシステム全体の構
成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の基地局装置のブロック
図である。
【図3】 本発明の実施の形態のCSIDの構成図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態の同期制御ビットの内容
を示す図表である。
【図5】 本発明の実施の形態の基地局の電源投入時の
動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態の基地局で同期相手を選
択する動作の詳細を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態により同期した基地局の
階層を示す図である。
【図8】 従来の基地局装置の送受信タイミングを示す
図である。
【符号の説明】
1 PHS端末機(PS) 2 基地局装置(CS) 3 加入者交換機 4 中継交換機 5 ISDN網 6 センター設備 11 インターフェース部 12 符号化・復号化部(CODEC) 13 ベースバンド部(B/B) 14 無線部(TRX) 15 アンテナ 16 クロック部(CLK) 17 CPU 18 記憶部(RAM/ROM) 19 GPS受信機 20 GPSアンテナ 21 クロック抽出部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局を有し、移動局が一又は二
    以上の前記基地局と選択的に回線を接続して、所定のタ
    イミングで送受信をして通信を行う移動通信システムに
    おいて、 前記複数の基地局は、GPS受信機を有する基地局と、
    GPS受信機を有さない基地局とで構成され、 前記GPS受信機を有する基地局は、前記GPS受信機
    により受信したGPS衛星からの信号に基づき、自局の
    送信タイミング及び受信タイミングを決定し、 前記GPS受信機を有さない基地局は、前記GPS受信
    機を有する基地局を中心に階層的に同期をして、送信タ
    イミング及び受信タイミングを決定することを特徴とす
    る移動通信システム。
  2. 【請求項2】 複数の基地局を有し、移動局が一又は二
    以上の前記基地局と選択的に回線を接続して、所定のタ
    イミングで送受信をして通信を行う移動通信システムに
    おいて、 前記基地局のうち、高精度な送信タイミング及び受信タ
    イミングを生成する基地局を基準局として階層の上位に
    設定して、 他の基地局は、より上位の階層の基地局を選択して送信
    タイミング及び受信タイミングを決定し、自局の階層を
    前記選択した基地局より下位に設定することにより、前
    記基準局を中心に階層的に同期をすることを特徴とする
    移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局が送信する信号には、自局の
    階層内の地位を示す同期制御符号を含み、 他の前記基地局は前記同期制御符号により、自局より上
    位の階層の基地局を選択することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記基地局は、同じ階層の基地局のう
    ち、信号強度が強い基地局を選択して、送信タイミング
    及び受信タイミングを決定することを特徴とする請求項
    1から3のいずれか一つに記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記移動通信システムはTDMA方式で
    通信をするものであって、 前記基地局は送信タイミング及び受信タイミングとして
    フレームタイミングを決定することを特徴とする請求項
    1から4のいずれか一つに記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記移動通信システムは、前記基地局を
    統括的に制御するセンター設備を有し、 前記基地局は、他の基地局に同期をすると、自局の階層
    内の地位をセンター設備に通知することを特徴とする請
    求項1から5のいずれか一つに記載の移動通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記移動通信システムは、前記基地局を
    統括的に制御するセンター設備を有し、 前記基地局は、他の基地局に同期せずに自局の送信タイ
    ミング及び受信タイミングを決定すると、センター設備
    に通知をすることを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か一つに記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】 複数の基地局を有し、移動局が一又は二
    以上の前記基地局と選択的に回線を接続して、所定のタ
    イミングで送受信をして通信を行う移動通信システムの
    基地局装置において、 前記基地局のうち、高精度な送信タイミング及び受信タ
    イミングを生成する基地局を基準局として階層の上位に
    設定して、 前記基地局装置は、より上位の階層の基地局を選択して
    送信タイミング及び受信タイミングを決定し、自局の階
    層を前記選択した基地局より下位に設定することによ
    り、前記基準局を中心に階層的に同期をすることを特徴
    とする基地局装置。
  9. 【請求項9】 前記基地局が送信する信号には、自局の
    階層内の地位を示す同期制御符号を含み、 他の前記基地局は前記同期制御符号により、自局より上
    位の階層の基地局を選択することを特徴とする請求項8
    に記載の基地局装置。
  10. 【請求項10】 前記基地局装置は、同じ階層の基地局
    のうち、信号強度が強い基地局を選択して、送信タイミ
    ング及び受信タイミングを決定することを特徴とする請
    求項8又は9に記載の基地局装置。
  11. 【請求項11】 前記基地局装置はTDMA方式で通信
    をするものであって、送信タイミング及び受信タイミン
    グとしてフレームタイミングを決定することを特徴とす
    る請求項8から10のいずれか一つに記載の基地局装
    置。
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