JP2002155639A - 平面往復式駐車装置 - Google Patents
平面往復式駐車装置Info
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リフトを搬送路上の任意の位置に設置して
も、搬送台車とリフトとの間で別の駆動装置を用いるこ
となしにトレーの受け渡しを行う。 【解決手段】 リフト6はトレー4の前後を支持する支
持部材を備え、昇降路7上に搬送台車1が停止した状態
で、リフト6と搬送台車1との間で直接トレー4を受け
渡し可能に構成されるとともに、リフト6の支持部材と
トレー4に両者が係合可能な係止手段を備え、当該トレ
ー4の受け渡しの時点で搬送台車1上のトレー受け渡し
装置11とトレー4のガイド部材75が係脱可能に構成
される。
も、搬送台車とリフトとの間で別の駆動装置を用いるこ
となしにトレーの受け渡しを行う。 【解決手段】 リフト6はトレー4の前後を支持する支
持部材を備え、昇降路7上に搬送台車1が停止した状態
で、リフト6と搬送台車1との間で直接トレー4を受け
渡し可能に構成されるとともに、リフト6の支持部材と
トレー4に両者が係合可能な係止手段を備え、当該トレ
ー4の受け渡しの時点で搬送台車1上のトレー受け渡し
装置11とトレー4のガイド部材75が係脱可能に構成
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横方向または縦方
向に長い平面を効率的に活用する多層式の平面往復式駐
車装置に関する。
向に長い平面を効率的に活用する多層式の平面往復式駐
車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の平面往復式駐車装置の構
成を示している。図6において、72は搬送路であり、
搬送路72上に搬送台車用の一対のレール721が敷設
されている。71はトレー搬送用の搬送台車であり、そ
の両側に車輪711が搬送路72上の一対のレール72
1に対応した配列で、各列前後に1個ずつ、合計4個備
えられている。また、搬送台車71上部に図示されない
トレー用の横行レールが配設され、この上にトレー74
を載せるようになっている。73はそれぞれ搬送路72
の両側に沿って配列された格納室であり、それぞれに一
対の横行レール731を備え、その上にトレー74が配
置されている。なお、この自動車の格納層と自動車の入
出庫階との間に図示されないリフトが設置され、その両
者間が連絡されている。
成を示している。図6において、72は搬送路であり、
搬送路72上に搬送台車用の一対のレール721が敷設
されている。71はトレー搬送用の搬送台車であり、そ
の両側に車輪711が搬送路72上の一対のレール72
1に対応した配列で、各列前後に1個ずつ、合計4個備
えられている。また、搬送台車71上部に図示されない
トレー用の横行レールが配設され、この上にトレー74
を載せるようになっている。73はそれぞれ搬送路72
の両側に沿って配列された格納室であり、それぞれに一
対の横行レール731を備え、その上にトレー74が配
置されている。なお、この自動車の格納層と自動車の入
出庫階との間に図示されないリフトが設置され、その両
者間が連絡されている。
【0003】この種の駐車装置では、自動車の入出庫に
際し、トレー74が各格納室73から搬送台車71に受
け渡しされ、搬送台車71によりリフトの前まで搬送さ
れてリフトに載せ替えられる。反対に、トレー74がリ
フトから搬送台車71に載せ替えられ、搬送台車71に
より搬送されて各格納室73に受け渡しされる。
際し、トレー74が各格納室73から搬送台車71に受
け渡しされ、搬送台車71によりリフトの前まで搬送さ
れてリフトに載せ替えられる。反対に、トレー74がリ
フトから搬送台車71に載せ替えられ、搬送台車71に
より搬送されて各格納室73に受け渡しされる。
【0004】このような搬送台車71と格納室73との
間のトレー74の受け渡しにトレー受け渡し装置が用い
られ、その一例を図7に示している。これは本願出願人
が開示した特公平7−33734号公報の発明である。
このトレー受け渡し装置は、搬送台車71においてその
幅方向の中心位置に旋回中心を設定されて水平方向に旋
回可能に配置され、先端が格納室73側に所要寸法だけ
突出した長さを有する旋回アーム81と、旋回アーム8
1の先端に上方に向けて突設された係合部材82と、旋
回アーム81を旋回駆動する旋回駆動装置として減速機
付きの駆動モータ83とを備え、旋回アーム81の旋回
動作により、係合部材82をトレー74下面の長手方向
に沿って取り付けられたアングル状のガイド部材75に
係合、離脱させて、搬送台車71と各格納室73との間
で、トレー74の受け渡しを行うようになっている。
間のトレー74の受け渡しにトレー受け渡し装置が用い
られ、その一例を図7に示している。これは本願出願人
が開示した特公平7−33734号公報の発明である。
このトレー受け渡し装置は、搬送台車71においてその
幅方向の中心位置に旋回中心を設定されて水平方向に旋
回可能に配置され、先端が格納室73側に所要寸法だけ
突出した長さを有する旋回アーム81と、旋回アーム8
1の先端に上方に向けて突設された係合部材82と、旋
回アーム81を旋回駆動する旋回駆動装置として減速機
付きの駆動モータ83とを備え、旋回アーム81の旋回
動作により、係合部材82をトレー74下面の長手方向
に沿って取り付けられたアングル状のガイド部材75に
係合、離脱させて、搬送台車71と各格納室73との間
で、トレー74の受け渡しを行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の平面往復式駐車装置では、トレー受け渡し装置がト
レーを搬送台車の走行方向に送り出しできないため、駐
車場の設置条件によりリフトを搬送路上の端部に設置す
る場合、搬送台車とリフトの間でトレーを受け渡しする
別の駆動装置を備える必要があり、また、リフトを搬送
路上の中間部に設置する場合、搬送路および一対のレー
ルが昇降路により分断されることから、昇降路を境に片
側一方の搬送路と片側他方の搬送路とにそれぞれ搬送台
車を1台ずつ合計2台備え、それぞれの搬送台車にトレ
ー受け渡し装置を搭載する必要があり、さらに各搬送台
車とリフトとの間でトレーを受け渡しする別の駆動装置
を備える必要があるなど、駐車装置全体として構造が複
雑になり、コスト高になるという問題があった。
来の平面往復式駐車装置では、トレー受け渡し装置がト
レーを搬送台車の走行方向に送り出しできないため、駐
車場の設置条件によりリフトを搬送路上の端部に設置す
る場合、搬送台車とリフトの間でトレーを受け渡しする
別の駆動装置を備える必要があり、また、リフトを搬送
路上の中間部に設置する場合、搬送路および一対のレー
ルが昇降路により分断されることから、昇降路を境に片
側一方の搬送路と片側他方の搬送路とにそれぞれ搬送台
車を1台ずつ合計2台備え、それぞれの搬送台車にトレ
ー受け渡し装置を搭載する必要があり、さらに各搬送台
車とリフトとの間でトレーを受け渡しする別の駆動装置
を備える必要があるなど、駐車装置全体として構造が複
雑になり、コスト高になるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、平面往復式駐車装置において、リフトを
搬送路上、任意の位置に設置しても、搬送台車が搬送路
全体を往復走行し、搬送台車とリフトとの間で別の駆動
装置を用いることなしにトレーの受け渡しを行えるよう
にして、駐車装置全体として簡単な構造を実現して、コ
ストダウンを図ることを目的とする。
るものであり、平面往復式駐車装置において、リフトを
搬送路上、任意の位置に設置しても、搬送台車が搬送路
全体を往復走行し、搬送台車とリフトとの間で別の駆動
装置を用いることなしにトレーの受け渡しを行えるよう
にして、駐車装置全体として簡単な構造を実現して、コ
ストダウンを図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の平面往復式駐車装置は、搬送路に敷設され
た一対のレール上を往復走行し、自動車載置用のトレー
を搬送する搬送台車と、搬送路に沿って配列されてそれ
ぞれにトレーを配置された複数の格納室と、搬送台車上
に配置されて搬送台車と各格納室との間でトレーを受け
渡しするトレー受け渡し装置と、入出庫階と格納階層と
を連絡する昇降路に配置され、トレーを昇降移送するリ
フトとを備えた平面往復式駐車装置において、リフトの
昇降路が搬送路上に設定され、リフトは、トレーの、搬
送台車の前後に対応する両側を支持する支持部材を備
え、リフトの昇降路上に搬送台車が停止した状態で、リ
フトと搬送台車との間で直接トレーを受け渡し可能に構
成されるとともに、リフトの支持部材とトレーに両者が
係合可能な係止手段を備え、リフトと搬送台車との間の
トレーの受け渡し動作により、このトレーの受け渡しの
時点で、搬送台車上のトレー受け渡し装置とトレーに具
備されたガイド部材が係脱可能に構成されるものであ
る。
に、本発明の平面往復式駐車装置は、搬送路に敷設され
た一対のレール上を往復走行し、自動車載置用のトレー
を搬送する搬送台車と、搬送路に沿って配列されてそれ
ぞれにトレーを配置された複数の格納室と、搬送台車上
に配置されて搬送台車と各格納室との間でトレーを受け
渡しするトレー受け渡し装置と、入出庫階と格納階層と
を連絡する昇降路に配置され、トレーを昇降移送するリ
フトとを備えた平面往復式駐車装置において、リフトの
昇降路が搬送路上に設定され、リフトは、トレーの、搬
送台車の前後に対応する両側を支持する支持部材を備
え、リフトの昇降路上に搬送台車が停止した状態で、リ
フトと搬送台車との間で直接トレーを受け渡し可能に構
成されるとともに、リフトの支持部材とトレーに両者が
係合可能な係止手段を備え、リフトと搬送台車との間の
トレーの受け渡し動作により、このトレーの受け渡しの
時点で、搬送台車上のトレー受け渡し装置とトレーに具
備されたガイド部材が係脱可能に構成されるものであ
る。
【0008】本発明はまた、次のように具体化される。
第1に、リフトは、昇降路の四隅に立設されたガイドレ
ールと、これらガイドレールに沿って昇降する昇降部材
と、この昇降部材に設けられ、トレーを支持する支持部
材と、昇降部材を昇降駆動する昇降駆動装置とを備え
る。第2に、リフトの各部は自動車の入出庫階下に配置
される。第3に、リフトの支持部材とトレーの係止手段
は、リフトの支持部材に上方に向けて突出する係止突起
を備え、トレーの下面側にこの係止突起に係合可能な係
止凹部を備える。第4に、搬送台車上のトレー受け渡し
装置は、搬送台車上に旋回中心を設定されて水平方向に
旋回可能に配置され、先端が格納室側に所要寸法だけ突
出可能な旋回アームと、旋回アームの先端に上方に向け
て突設された係合部材と、旋回アームを旋回駆動する旋
回駆動装置とを備え、旋回アームの旋回動作により、係
合部材をトレー下面の長手方向に沿って取り付けられた
ガイド部材に係合、離脱させて、搬送台車と各格納室と
の間で、トレーの受け渡しを行う。第5に、搬送路上の
一対のレールはリフトの昇降部材が昇降可能に分割さ
れ、その分割された部分に昇降部材の通過部を備える。
第6に、一対のレールは、リフトの昇降路に、分割され
たレール部を備える。第7に、搬送台車を自走式とす
る。第8に、搬送台車は、一対のレールに対応する両側
の前、後にそれぞれ複数の車輪を備える。第9に、リフ
トの昇降路の位置は、搬送路の中間部又は端部で格納室
に対応する位置に設定される。
第1に、リフトは、昇降路の四隅に立設されたガイドレ
ールと、これらガイドレールに沿って昇降する昇降部材
と、この昇降部材に設けられ、トレーを支持する支持部
材と、昇降部材を昇降駆動する昇降駆動装置とを備え
る。第2に、リフトの各部は自動車の入出庫階下に配置
される。第3に、リフトの支持部材とトレーの係止手段
は、リフトの支持部材に上方に向けて突出する係止突起
を備え、トレーの下面側にこの係止突起に係合可能な係
止凹部を備える。第4に、搬送台車上のトレー受け渡し
装置は、搬送台車上に旋回中心を設定されて水平方向に
旋回可能に配置され、先端が格納室側に所要寸法だけ突
出可能な旋回アームと、旋回アームの先端に上方に向け
て突設された係合部材と、旋回アームを旋回駆動する旋
回駆動装置とを備え、旋回アームの旋回動作により、係
合部材をトレー下面の長手方向に沿って取り付けられた
ガイド部材に係合、離脱させて、搬送台車と各格納室と
の間で、トレーの受け渡しを行う。第5に、搬送路上の
一対のレールはリフトの昇降部材が昇降可能に分割さ
れ、その分割された部分に昇降部材の通過部を備える。
第6に、一対のレールは、リフトの昇降路に、分割され
たレール部を備える。第7に、搬送台車を自走式とす
る。第8に、搬送台車は、一対のレールに対応する両側
の前、後にそれぞれ複数の車輪を備える。第9に、リフ
トの昇降路の位置は、搬送路の中間部又は端部で格納室
に対応する位置に設定される。
【0009】以上の構成によれば、搬送台車を搬送路全
体に亘って往復走行させ、搬送路上に設定したリフトの
昇降路上で、搬送台車とリフトとの間で直接トレーの受
け渡しを行い、併せてこのトレーの受け渡し時点で搬送
台車上のトレー受け渡し装置とトレーのガイド部材とを
直接係脱するので、リフトと搬送台車との間で、別の駆
動装置を用いることなしに、トレーの受け渡しを行うこ
とができ、駐車装置全体として簡単な構造を実現し、コ
ストダウンを図ることができる。
体に亘って往復走行させ、搬送路上に設定したリフトの
昇降路上で、搬送台車とリフトとの間で直接トレーの受
け渡しを行い、併せてこのトレーの受け渡し時点で搬送
台車上のトレー受け渡し装置とトレーのガイド部材とを
直接係脱するので、リフトと搬送台車との間で、別の駆
動装置を用いることなしに、トレーの受け渡しを行うこ
とができ、駐車装置全体として簡単な構造を実現し、コ
ストダウンを図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を用いて本発明
の一実施の形態について説明する。図1〜図4は本発明
の一実施の形態における多層式の平面往復式駐車装置の
各部の構成を示し、図1はこの駐車装置の各格納階層の
一部省略平面図、図2は図1中の搬送台車、昇降路およ
びリフトの拡大平面図、図3は昇降路およびリフトの格
納室側から見た拡大側面図、図4は昇降路およびリフト
の昇降路側から見た拡大端面図である。図5はリフトと
搬送台車との間のトレーの受け渡し動作を示す格納室側
から見た側面図である。
の一実施の形態について説明する。図1〜図4は本発明
の一実施の形態における多層式の平面往復式駐車装置の
各部の構成を示し、図1はこの駐車装置の各格納階層の
一部省略平面図、図2は図1中の搬送台車、昇降路およ
びリフトの拡大平面図、図3は昇降路およびリフトの格
納室側から見た拡大側面図、図4は昇降路およびリフト
の昇降路側から見た拡大端面図である。図5はリフトと
搬送台車との間のトレーの受け渡し動作を示す格納室側
から見た側面図である。
【0011】図1において、2は搬送路であり、1はこ
の搬送路2上を往復走行する自走式の搬送台車である。
11は搬送台車1に搭載のトレー受け渡し装置である。
3は搬送路2の両側に沿って1列に配列された格納室で
あり、それぞれに自動車載置用のトレー4が配置されて
いる。7は搬送路2上の中間部、格納室3に対応する任
意の位置に設定されて自動車の入出庫階E(図3、図4
を参照。)と各格納階層とを連絡する昇降路であり、6
は昇降路7に設置されたリフトである。
の搬送路2上を往復走行する自走式の搬送台車である。
11は搬送台車1に搭載のトレー受け渡し装置である。
3は搬送路2の両側に沿って1列に配列された格納室で
あり、それぞれに自動車載置用のトレー4が配置されて
いる。7は搬送路2上の中間部、格納室3に対応する任
意の位置に設定されて自動車の入出庫階E(図3、図4
を参照。)と各格納階層とを連絡する昇降路であり、6
は昇降路7に設置されたリフトである。
【0012】搬送路2の両側に沿って、搬送台車用の一
対のレール201が敷設されている。一対のレール20
1は、昇降路7において分割され、昇降路7を境に片側
一方の搬送路2Aと片側他方の搬送路2Bとにそれぞれ
配置されたレール部201a、201bと、昇降路7上
に配置されたレール部201cとからなり、昇降路7を
境に片側一方および片側他方の各レール部201a、2
01bと、昇降路7上のレール部201cとの間にリフ
ト6用に一定の間隔を設定された通過部202が形成さ
れている。
対のレール201が敷設されている。一対のレール20
1は、昇降路7において分割され、昇降路7を境に片側
一方の搬送路2Aと片側他方の搬送路2Bとにそれぞれ
配置されたレール部201a、201bと、昇降路7上
に配置されたレール部201cとからなり、昇降路7を
境に片側一方および片側他方の各レール部201a、2
01bと、昇降路7上のレール部201cとの間にリフ
ト6用に一定の間隔を設定された通過部202が形成さ
れている。
【0013】搬送台車1は、図2に示すように、全体を
構成する台車フレーム101と、その長手方向両側に幅
方向に向けて配設されたトレー用の一対の横行レール1
02とを備え、台車フレーム101の幅方向両側に車輪
103が搬送路2上の一対のレール201に対応した配
列で、各列前、後にそれぞれ2個ずつ軸支され、搬送台
車1全体として片側4輪ずつ合計8輪の車輪構成になっ
ている。
構成する台車フレーム101と、その長手方向両側に幅
方向に向けて配設されたトレー用の一対の横行レール1
02とを備え、台車フレーム101の幅方向両側に車輪
103が搬送路2上の一対のレール201に対応した配
列で、各列前、後にそれぞれ2個ずつ軸支され、搬送台
車1全体として片側4輪ずつ合計8輪の車輪構成になっ
ている。
【0014】搬送台車1に搭載のトレー受け渡し装置1
1に、従来例に示すトレー受け渡し装置を用いている。
ここでは装置各部に従来例と同じ符号を付してその重複
した説明を省略する。なお、各トレー4においても、従
来例に示したように、その下面にトレー受け渡し装置1
1の係合部材82が係合可能なアングル状のガイド部材
75が取り付けられている。
1に、従来例に示すトレー受け渡し装置を用いている。
ここでは装置各部に従来例と同じ符号を付してその重複
した説明を省略する。なお、各トレー4においても、従
来例に示したように、その下面にトレー受け渡し装置1
1の係合部材82が係合可能なアングル状のガイド部材
75が取り付けられている。
【0015】図1において、リフト6は、昇降路7の四
隅、各コーナー部に立設された合計4本のガイドレール
61と、昇降路7において搬送台車1の前後に対応する
両側に搬送路2の幅方向に向けて配置され、ガイドレー
ル61に案内されて昇降可能な一対の昇降部材62と、
これらの昇降部材62の両端に昇降路7の内方に向けて
突出し、トレー4を4点で支持可能な支持部材621
(図3、図4参照)と、一対の昇降部材62を昇降駆動
する昇降駆動装置63(図3、図4参照)とを備えてい
る。これら各部について図3、図4を用いて説明する。
隅、各コーナー部に立設された合計4本のガイドレール
61と、昇降路7において搬送台車1の前後に対応する
両側に搬送路2の幅方向に向けて配置され、ガイドレー
ル61に案内されて昇降可能な一対の昇降部材62と、
これらの昇降部材62の両端に昇降路7の内方に向けて
突出し、トレー4を4点で支持可能な支持部材621
(図3、図4参照)と、一対の昇降部材62を昇降駆動
する昇降駆動装置63(図3、図4参照)とを備えてい
る。これら各部について図3、図4を用いて説明する。
【0016】4本のガイドレール61はそれぞれ、断面
H字形、または断面コ字形の柱状部材からなり、その開
放面を搬送路2の長手方向に対して直角に向けて一対の
レール201の外側に立設されている。
H字形、または断面コ字形の柱状部材からなり、その開
放面を搬送路2の長手方向に対して直角に向けて一対の
レール201の外側に立設されている。
【0017】一対の昇降部材62はそれぞれ、昇降路7
の幅方向両側で相互に対向する各ガイドレール61間
に、一対のレール201に対してその通過部202を通
じて横断可能に配置され、その両端が各ガイドレール6
1においてガイドローラ64を介して摺動可能な昇降杆
65に連結されている。また、各支持部材621はそれ
ぞれ、一対のレール201の内側に位置するようにして
一体的に取り付けられ、その先端に上方に向けて突出す
る係止突起622を有している。
の幅方向両側で相互に対向する各ガイドレール61間
に、一対のレール201に対してその通過部202を通
じて横断可能に配置され、その両端が各ガイドレール6
1においてガイドローラ64を介して摺動可能な昇降杆
65に連結されている。また、各支持部材621はそれ
ぞれ、一対のレール201の内側に位置するようにして
一体的に取り付けられ、その先端に上方に向けて突出す
る係止突起622を有している。
【0018】昇降駆動装置63は、減速機付きの駆動モ
ータ631、スプロケット632、カウンタウェイト6
33、駆動チェーン634などからなり、駆動チェーン
634を昇降杆65に連結して各昇降杆65を昇降駆動
し、一対の昇降部材62を昇降するようになっている。
ータ631、スプロケット632、カウンタウェイト6
33、駆動チェーン634などからなり、駆動チェーン
634を昇降杆65に連結して各昇降杆65を昇降駆動
し、一対の昇降部材62を昇降するようになっている。
【0019】このようなリフト6の構成に付随して、図
3、図4に示すように、トレー4下面の長手方向両側に
それぞれ、支持部材621の係止突起622に係合可能
な係止凹部41を備えている。
3、図4に示すように、トレー4下面の長手方向両側に
それぞれ、支持部材621の係止突起622に係合可能
な係止凹部41を備えている。
【0020】なお、図1中、各格納室3に、搬送台車1
の横行レール102に対応する一対の横行レール301
が配設され、図3に示すように、各トレー4がローラ4
2を介して横行レール301上を移動可能に配置されて
いる。
の横行レール102に対応する一対の横行レール301
が配設され、図3に示すように、各トレー4がローラ4
2を介して横行レール301上を移動可能に配置されて
いる。
【0021】次に、この平面往復式駐車装置の動作につ
いて図1および図5を用いて説明する。なお、ここで用
いる図5はリフト6と搬送台車1との間のトレー4の受
け渡し動作の一部を示している。
いて図1および図5を用いて説明する。なお、ここで用
いる図5はリフト6と搬送台車1との間のトレー4の受
け渡し動作の一部を示している。
【0022】自動車の入庫または出庫に際し、まず、昇
降路7の両側に隣接する格納室3以外の他の格納室3
(ここでは指定先の格納室3という。)からトレー4を
取り出し、リフト6に載せるまでの一連の動作について
説明する。
降路7の両側に隣接する格納室3以外の他の格納室3
(ここでは指定先の格納室3という。)からトレー4を
取り出し、リフト6に載せるまでの一連の動作について
説明する。
【0023】図1において、まず、搬送台車1が搬送路
2の一対のレール201上を指定先の格納室3の前まで
移動する。続いて、指定先の格納室3の前で、トレー受
け渡し装置11が作動され、旋回アーム81の旋回によ
りトレー4が搬送台車1上に引き出される。トレー4が
搬送台車1上に完全に受け渡しされると、図示されない
トレーロック装置によりトレー4が固定される。そし
て、係合部材82とガイド部材75とを係合したまま、
搬送台車1が搬送路2上を昇降路7に向けて走行する。
2の一対のレール201上を指定先の格納室3の前まで
移動する。続いて、指定先の格納室3の前で、トレー受
け渡し装置11が作動され、旋回アーム81の旋回によ
りトレー4が搬送台車1上に引き出される。トレー4が
搬送台車1上に完全に受け渡しされると、図示されない
トレーロック装置によりトレー4が固定される。そし
て、係合部材82とガイド部材75とを係合したまま、
搬送台車1が搬送路2上を昇降路7に向けて走行する。
【0024】搬送台車1が昇降路7上に入っていくと、
まず搬送台車1両側の最前の各車輪103がレール部2
01aまたは201bと、レール部201cとの間の通
過部202上に差し掛かり、搬送台車1がその後方に続
く両側各列3個、合計6個の車輪103群により一対の
レール201上を走行して、最前の各車輪103が各通
過部202に落ち込むことなくその上を通過していく。
次々に、この通過部202に差し掛かる各車輪103が
同様にして他の車輪103群による一対のレール201
上の走行により各通過部202上を通過していき、搬送
台車1は両側の全車輪103が搬送路7上の分割された
レール部201c上に完全に移動したところで停止され
る。ここで、図5(a)に示すように、昇降路7上を搬
送台車1の下方からリフト6が上昇する。すなわち、一
対の昇降部材62が昇降路7を上昇し、それぞれその支
持部材621が搬送台車1上のトレー4の下面に当接す
ると同時に両者の係止突起622と係合凹部41とが係
合し、トレー4を安定して確実に支持しながら搬送台車
1から上方に引き上げる。また、このトレー4の上昇に
よりトレー受け渡し装置11の係合部材82が、トレー
4下面のガイド部材75から抜け外れてその係合が解除
される。そして、リフト6が昇降路7上を自動車の入出
庫階Eまで上昇して自動車の入出庫を行う。
まず搬送台車1両側の最前の各車輪103がレール部2
01aまたは201bと、レール部201cとの間の通
過部202上に差し掛かり、搬送台車1がその後方に続
く両側各列3個、合計6個の車輪103群により一対の
レール201上を走行して、最前の各車輪103が各通
過部202に落ち込むことなくその上を通過していく。
次々に、この通過部202に差し掛かる各車輪103が
同様にして他の車輪103群による一対のレール201
上の走行により各通過部202上を通過していき、搬送
台車1は両側の全車輪103が搬送路7上の分割された
レール部201c上に完全に移動したところで停止され
る。ここで、図5(a)に示すように、昇降路7上を搬
送台車1の下方からリフト6が上昇する。すなわち、一
対の昇降部材62が昇降路7を上昇し、それぞれその支
持部材621が搬送台車1上のトレー4の下面に当接す
ると同時に両者の係止突起622と係合凹部41とが係
合し、トレー4を安定して確実に支持しながら搬送台車
1から上方に引き上げる。また、このトレー4の上昇に
よりトレー受け渡し装置11の係合部材82が、トレー
4下面のガイド部材75から抜け外れてその係合が解除
される。そして、リフト6が昇降路7上を自動車の入出
庫階Eまで上昇して自動車の入出庫を行う。
【0025】昇降路7の両側の格納室3からリフト6へ
トレー4を載せ替る場合は、まず昇降路7上に搬送台車
1が移動され、そのトレー受け渡し装置11によりトレ
ー4をその格納室3から搬送台車1上に引き出され、次
いでリフト6が搬送台車1の下方から上昇して搬送台車
1からトレー4がリフト6に受け渡しされる。
トレー4を載せ替る場合は、まず昇降路7上に搬送台車
1が移動され、そのトレー受け渡し装置11によりトレ
ー4をその格納室3から搬送台車1上に引き出され、次
いでリフト6が搬送台車1の下方から上昇して搬送台車
1からトレー4がリフト6に受け渡しされる。
【0026】次に、自動車の入庫または出庫に際して、
リフト6から搬送台車1へトレー4を載せ替えて、格納
室3(ここでは指定先の格納室3という。)に移送する
までの一連の動作について説明する。
リフト6から搬送台車1へトレー4を載せ替えて、格納
室3(ここでは指定先の格納室3という。)に移送する
までの一連の動作について説明する。
【0027】図1において、まず昇降路7をトレー4を
載せたリフト6が格納階層まで上昇または下降し、格納
階層のレベルよりも高い所定の位置で停止される。次い
で、搬送台車1が一対のレール201上を通過部202
を通過して昇降路7上に移動される。そして、図5
(b)に示すように、昇降路7上を搬送台車1の上方か
らリフト6が下降する。すなわち、一対の昇降部材62
が昇降路7を下降してそれぞれの支持部材621上に支
持、係止されたトレー4が搬送台車1上に降ろされると
ともに、トレー4下面のガイド部材75にその下方から
係合部材82が挿入し、係合される。これと同時に、各
昇降部材62が搬送台車1の両側を通過して各支持部材
621がトレー4から離れ、リフト6は搬送台車1の下
方へ下がる。
載せたリフト6が格納階層まで上昇または下降し、格納
階層のレベルよりも高い所定の位置で停止される。次い
で、搬送台車1が一対のレール201上を通過部202
を通過して昇降路7上に移動される。そして、図5
(b)に示すように、昇降路7上を搬送台車1の上方か
らリフト6が下降する。すなわち、一対の昇降部材62
が昇降路7を下降してそれぞれの支持部材621上に支
持、係止されたトレー4が搬送台車1上に降ろされると
ともに、トレー4下面のガイド部材75にその下方から
係合部材82が挿入し、係合される。これと同時に、各
昇降部材62が搬送台車1の両側を通過して各支持部材
621がトレー4から離れ、リフト6は搬送台車1の下
方へ下がる。
【0028】次いで、搬送台車1が搬送路2の一対のレ
ール201上を指定先の格納室3前まで移動する。当該
格納室3の前で、トレー受け渡し装置11の作動によ
り、旋回アーム81が指定先の格納室3方向に向けて旋
回し、搬送台車1から格納室3へ送り出していき、一対
の横行レール301上に載せる。
ール201上を指定先の格納室3前まで移動する。当該
格納室3の前で、トレー受け渡し装置11の作動によ
り、旋回アーム81が指定先の格納室3方向に向けて旋
回し、搬送台車1から格納室3へ送り出していき、一対
の横行レール301上に載せる。
【0029】なお、リフト6から昇降路7両側の格納室
3へトレー4を載せ替えする場合は、トレー4をリフト
6から搬送台車1上に受け渡しした後、続けてトレー受
け渡し装置11によりトレー4が搬送台車1からその格
納室3へ受け渡しされる。
3へトレー4を載せ替えする場合は、トレー4をリフト
6から搬送台車1上に受け渡しした後、続けてトレー受
け渡し装置11によりトレー4が搬送台車1からその格
納室3へ受け渡しされる。
【0030】このように上記実施の形態によれば、リフ
トの昇降路7を搬送路2上の格納室3に対応する任意の
中間位置に設定し、搬送路2の一対のレール201を分
割してリフト6の通過部202を設け、この一対のレー
ル201上で、搬送台車1を片側各列、前後合わせて4
個、両側合計8個の車輪103により走行させるように
して、リフト6に、昇降路7の四隅、各コーナー部に立
設された合計4本のガイドレール61と、昇降路7にお
いて搬送台車1の前後に対応する両側に搬送路2の幅方
向に向けて配置され、ガイドレール61に案内されて昇
降可能な一対の昇降部材62と、これらの昇降部材62
の両端に昇降路7の内方に向けて突出し、トレー4を4
点で支持可能な支持部材621と、一対の昇降部材62
を昇降駆動する昇降駆動装置63とを備え、リフトの昇
降路7上で搬送台車1が停止した状態で、リフト6と搬
送台車1との間で直接トレー4を受け渡し可能に構成す
るとともに、リフト6の支持部材621とトレー4に両
者が係合可能な係止突起622と係止凹部41を備え、
リフト6と搬送台車1との間のトレー4の受け渡し動作
の時点で、リフトの昇降路7上で搬送台車1上のトレー
受け渡し装置11とトレー4に具備されたガイド部材7
5とを係脱可能に構成するので、搬送路2の中間部に昇
降路7を設定しても、搬送台車1およびトレー受け渡し
装置11を2台ずつ配置したり、搬送台車1とリフト6
との間に専用のトレー受け渡し装置を設置したりする必
要がなく、駐車装置全体として簡単な構造を実現して、
コストの低減を図ることができる。
トの昇降路7を搬送路2上の格納室3に対応する任意の
中間位置に設定し、搬送路2の一対のレール201を分
割してリフト6の通過部202を設け、この一対のレー
ル201上で、搬送台車1を片側各列、前後合わせて4
個、両側合計8個の車輪103により走行させるように
して、リフト6に、昇降路7の四隅、各コーナー部に立
設された合計4本のガイドレール61と、昇降路7にお
いて搬送台車1の前後に対応する両側に搬送路2の幅方
向に向けて配置され、ガイドレール61に案内されて昇
降可能な一対の昇降部材62と、これらの昇降部材62
の両端に昇降路7の内方に向けて突出し、トレー4を4
点で支持可能な支持部材621と、一対の昇降部材62
を昇降駆動する昇降駆動装置63とを備え、リフトの昇
降路7上で搬送台車1が停止した状態で、リフト6と搬
送台車1との間で直接トレー4を受け渡し可能に構成す
るとともに、リフト6の支持部材621とトレー4に両
者が係合可能な係止突起622と係止凹部41を備え、
リフト6と搬送台車1との間のトレー4の受け渡し動作
の時点で、リフトの昇降路7上で搬送台車1上のトレー
受け渡し装置11とトレー4に具備されたガイド部材7
5とを係脱可能に構成するので、搬送路2の中間部に昇
降路7を設定しても、搬送台車1およびトレー受け渡し
装置11を2台ずつ配置したり、搬送台車1とリフト6
との間に専用のトレー受け渡し装置を設置したりする必
要がなく、駐車装置全体として簡単な構造を実現して、
コストの低減を図ることができる。
【0031】なお、本実施の形態では、リフト6の昇降
路7を搬送路2上においてその中間部に設定したものと
して例示しているが、その端部に設定することもでき、
この場合も同様に、搬送台車1とリフト6との間で直接
トレー4の受け渡しを行えるので、そのための別の駆動
装置を不要とし、駐車装置全体として簡単な構造を実現
して、コストの低減を図ることができる。
路7を搬送路2上においてその中間部に設定したものと
して例示しているが、その端部に設定することもでき、
この場合も同様に、搬送台車1とリフト6との間で直接
トレー4の受け渡しを行えるので、そのための別の駆動
装置を不要とし、駐車装置全体として簡単な構造を実現
して、コストの低減を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記実施の形態から明らかなよ
うに、リフトを搬送路上の任意の位置に設置しても、搬
送台車を搬送路全体に亘って往復走行させ、リフトの昇
降路上で、搬送台車とリフトとの間で直接トレーの受け
渡しを行い、併せてこのトレーの受け渡しの時点で搬送
台車上のトレー受け渡し装置とトレーのガイド部材とを
直接係脱するようにしているので、リフトと搬送台車と
の間で、別の駆動装置を用いることなしに、トレーの受
け渡しを行うことができ、駐車装置全体として簡単な構
造を実現し、コストダウンを図ることができる。
うに、リフトを搬送路上の任意の位置に設置しても、搬
送台車を搬送路全体に亘って往復走行させ、リフトの昇
降路上で、搬送台車とリフトとの間で直接トレーの受け
渡しを行い、併せてこのトレーの受け渡しの時点で搬送
台車上のトレー受け渡し装置とトレーのガイド部材とを
直接係脱するようにしているので、リフトと搬送台車と
の間で、別の駆動装置を用いることなしに、トレーの受
け渡しを行うことができ、駐車装置全体として簡単な構
造を実現し、コストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態における平面往復式駐車
装置の各格納階層の一部省略平面図
装置の各格納階層の一部省略平面図
【図2】同駐車装置に備えた搬送台車、昇降路およびリ
フトを拡大して示す平面図
フトを拡大して示す平面図
【図3】同駐車装置において昇降路およびリフトを拡大
して示す格納室側から見た側面図
して示す格納室側から見た側面図
【図4】同駐車装置において昇降路およびリフトを拡大
して示す昇降路側から見た端面図
して示す昇降路側から見た端面図
【図5】(a)同駐車装置においてリフトと搬送台車と
の間のトレーの受け渡し動作の一例を示す側面図 (b)同駐車装置においてリフトと搬送台車との間のト
レーの受け渡し動作の別の例を示す側面図
の間のトレーの受け渡し動作の一例を示す側面図 (b)同駐車装置においてリフトと搬送台車との間のト
レーの受け渡し動作の別の例を示す側面図
【図6】従来の平面往復式駐車装置の平面図
【図7】同駐車装置に利用するトレー受け渡し装置の平
面図
面図
【符号の説明】 1 自走式の搬送台車 101 台車フレーム 102 横行レール 103 車輪 2 搬送路 2A 片側一方の搬送路 2B 片側他方の搬送路 201 一対のレール 201a 片側一方の搬送路上のレール部 201b 片側他方の搬送路上のレール部 201c 昇降路上のレール部 202 通過部 3 格納室 301 一対の横行レール 4 自動車載置用のトレー 41 係止凹部 42 ローラ 75 ガイド部材 6 リフト 61 ガイドレール 62 一対の昇降部材 621 支持部材 622 係止突起 63 昇降駆動装置 631 駆動モータ 632 スプロケット 633 カウンタウェイト 634 駆動チェーン 64 ガイドローラ 65 昇降杆 7 昇降路 11 トレー受け渡し装置 81 旋回アーム 82 係合部材 83 旋回駆動装置 E 自動車の入出庫階
Claims (10)
- 【請求項1】 搬送路に敷設された一対のレール上を往
復走行し、自動車載置用のトレーを搬送する搬送台車
と、搬送路に沿って配列されてそれぞれにトレーを配置
された複数の格納室と、搬送台車上に配置されて搬送台
車と各格納室との間でトレーを受け渡しするトレー受け
渡し装置と、入出庫階と格納階層とを連絡する昇降路に
配置され、トレーを昇降移送するリフトとを備えた平面
往復式駐車装置において、 リフトの昇降路が搬送路上に設定され、 リフトは、トレーの、搬送台車の前後に対応する両側を
支持する支持部材を備え、リフトの昇降路上に搬送台車
が停止した状態で、リフトと搬送台車との間で直接トレ
ーを受け渡し可能に構成されるとともに、 リフトの支持部材とトレーに両者が係合可能な係止手段
を備え、リフトと搬送台車との間のトレーの受け渡し動
作により、このトレーの受け渡しの時点で、搬送台車上
のトレー受け渡し装置とトレーに具備されたガイド部材
が係脱可能に構成されることを特徴とする平面往復式駐
車装置。 - 【請求項2】 リフトは、昇降路の四隅に立設されたガ
イドレールと、これらガイドレールに沿って昇降する昇
降部材と、この昇降部材に設けられ、トレーを支持する
支持部材と、昇降部材を昇降駆動する昇降駆動装置とを
備えることを特徴とする請求項1に記載の平面往復式駐
車装置。 - 【請求項3】 リフトの各部は自動車の入出庫階下に配
置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の平面
往復式駐車装置。 - 【請求項4】 リフトの支持部材とトレーの係止手段
は、リフトの支持部材に上方に向けて突出する係止突起
を備え、トレーの下面側にこの係止突起に係合可能な係
止凹部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の平面往復式駐車装置。 - 【請求項5】 搬送台車上のトレー受け渡し装置は、搬
送台車上に旋回中心を設定されて水平方向に旋回可能に
配置され、先端が格納室側に所要寸法だけ突出可能な旋
回アームと、旋回アームの先端に上方に向けて突設され
た係合部材と、旋回アームを旋回駆動する旋回駆動装置
とを備え、旋回アームの旋回動作により、係合部材をト
レー下面の長手方向に沿って取り付けられたガイド部材
に係合、離脱させて、搬送台車と各格納室との間で、ト
レーの受け渡しを行うことを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載の平面往復式駐車装置。 - 【請求項6】 搬送路上の一対のレールはリフトの昇降
部材が昇降可能に分割され、その分割された部分に昇降
部材の通過部を備えることを特徴とする請求項1乃至5
のいずれかに記載の平面往復式駐車装置。 - 【請求項7】 一対のレールは、リフトの昇降路に、分
割されたレール部を備えることを特徴とする請求項1乃
至6のいずれかに記載の平面往復式駐車装置。 - 【請求項8】 搬送台車を自走式とすることを特徴とす
る請求項1乃至7のいずれかに記載の平面往復式駐車装
置。 - 【請求項9】 搬送台車は、一対のレールに対応する両
側の前、後にそれぞれ複数の車輪を備えることを特徴と
する請求項1乃至8のいずれかに記載の平面往復式駐車
装置。 - 【請求項10】 リフトの昇降路の位置は、搬送路の中
間部又は端部で格納室に対応する位置に設定されること
を特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の平面往
復式駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311498A JP2002155639A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 平面往復式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311498A JP2002155639A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 平面往復式駐車装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07728896A Division JP3447889B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-29 | 平面往復式駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002155639A true JP2002155639A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=19130321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001311498A Pending JP2002155639A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 平面往復式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002155639A (ja) |
-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001311498A patent/JP2002155639A/ja active Pending
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