JP2002150250A - 非接触icカード用icチップ - Google Patents
非接触icカード用icチップInfo
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C5/00—Details of stores covered by group G11C11/00
- G11C5/14—Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
- G11C5/142—Contactless power supplies, e.g. RF, induction, or IR
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不揮発性メモリのデータ保持特性等の信頼性
を確保しつつ、かつ低消費電力の非接触ICカード用I
Cチップを提供する。 【解決手段】 整流回路3の出力である電源VDDおよ
び電源VSSはアナログ回路5、デジタル回路6、メモ
リ制御回路7を駆動する電源とし、低電圧動作させる。
また、昇圧回路10を設けて、昇圧電圧である電源VD
DMを発生し、メモリ回路8を駆動する電源とする。ア
ナログ回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7、メ
モリ回路8を同一の電源で駆動させる場合よりも、メモ
リ回路は同じ高い電圧で動作させ、その他の回路はより
低電圧で動作させることができるため、低消費電力化が
可能となる。さらに、電源VDDと電源VDDMは分離
されているため、メモリ回路動作時の電源ノイズに対し
て、他の回路の誤動作を防止することが可能となる。
を確保しつつ、かつ低消費電力の非接触ICカード用I
Cチップを提供する。 【解決手段】 整流回路3の出力である電源VDDおよ
び電源VSSはアナログ回路5、デジタル回路6、メモ
リ制御回路7を駆動する電源とし、低電圧動作させる。
また、昇圧回路10を設けて、昇圧電圧である電源VD
DMを発生し、メモリ回路8を駆動する電源とする。ア
ナログ回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7、メ
モリ回路8を同一の電源で駆動させる場合よりも、メモ
リ回路は同じ高い電圧で動作させ、その他の回路はより
低電圧で動作させることができるため、低消費電力化が
可能となる。さらに、電源VDDと電源VDDMは分離
されているため、メモリ回路動作時の電源ノイズに対し
て、他の回路の誤動作を防止することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ回路、デ
ジタル回路、メモリ回路などを内蔵するICチップを搭
載した非接触ICカードに関するものである。
ジタル回路、メモリ回路などを内蔵するICチップを搭
載した非接触ICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触ICカードは、カード内にアンテ
ナコイル、ICチップを搭載し、リーダライタと呼ばれ
る端末と無線による通信を行なうことにより、認証等の
各種機能を実現する。
ナコイル、ICチップを搭載し、リーダライタと呼ばれ
る端末と無線による通信を行なうことにより、認証等の
各種機能を実現する。
【0003】ICチップを駆動する電力は、リーダライ
タより送出される電磁波を受信することにより得られ
る。図7は従来の非接触ICカード用ICチップを示
す。
タより送出される電磁波を受信することにより得られ
る。図7は従来の非接触ICカード用ICチップを示
す。
【0004】図7において、1はアンテナコイル、2は
共振容量、3は整流回路、4は平滑容量、5はアナログ
回路、6はデジタル回路、7はメモリ制御回路、8はメ
モリ回路である。
共振容量、3は整流回路、4は平滑容量、5はアナログ
回路、6はデジタル回路、7はメモリ制御回路、8はメ
モリ回路である。
【0005】リーダライタから送出される電磁波をアン
テナコイル1で受信する。共振容量2は電磁波の周波数
に共振するようにアンテナコイル1に並列に接続されて
いる。アンテナコイル1によって受信された交流信号
は、整流回路3により直流信号に変換される。平滑容量
4は整流回路3の出力VDD−VSS間に並列接続さ
れ、整流後のリプル波形を平滑化する。整流回路の出力
VDD、VSSはアナログ回路5、デジタル回路6、メ
モリ制御回路7およびメモリ回路8に接続されている。
テナコイル1で受信する。共振容量2は電磁波の周波数
に共振するようにアンテナコイル1に並列に接続されて
いる。アンテナコイル1によって受信された交流信号
は、整流回路3により直流信号に変換される。平滑容量
4は整流回路3の出力VDD−VSS間に並列接続さ
れ、整流後のリプル波形を平滑化する。整流回路の出力
VDD、VSSはアナログ回路5、デジタル回路6、メ
モリ制御回路7およびメモリ回路8に接続されている。
【0006】アナログ回路5は、電磁波の搬送波に重畳
された受信データを復号化する復調回路、そしてデジタ
ル回路6から生成される送信信号を電磁波の搬送波に重
畳する変調回路などを含む。
された受信データを復号化する復調回路、そしてデジタ
ル回路6から生成される送信信号を電磁波の搬送波に重
畳する変調回路などを含む。
【0007】デジタル回路6は、各種デジタル信号処理
を行なうCPUなどを含む。メモリ制御回路7は、メモ
リ回路8の動作を制御する。メモリ回路8は不揮発性メ
モリである。
を行なうCPUなどを含む。メモリ制御回路7は、メモ
リ回路8の動作を制御する。メモリ回路8は不揮発性メ
モリである。
【0008】不揮発性メモリは、メモリセルに書き込ん
だデータの保持特性を保証するため、比較的高い電源電
圧(VDD=5ボルト)を必要とする。一方、アナログ
回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7は、トラン
ジスタの微細化により電源電圧の低電圧化(VDD=
3.3ボルト〜2.5ボルト)が進んでいる。この従来
の非接触ICカード用ICチップでは、電源電圧VDD
=5ボルト程度以上でICチップが動作可能となる。
だデータの保持特性を保証するため、比較的高い電源電
圧(VDD=5ボルト)を必要とする。一方、アナログ
回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7は、トラン
ジスタの微細化により電源電圧の低電圧化(VDD=
3.3ボルト〜2.5ボルト)が進んでいる。この従来
の非接触ICカード用ICチップでは、電源電圧VDD
=5ボルト程度以上でICチップが動作可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の非接
触ICカード用ICチップでは、アナログ回路5、デジ
タル回路6、メモリ制御回路7およびメモリ回路8の電
源が共通であるため、ICチップの動作可能な電源電圧
VDDの下限電圧が、メモリ回路8の動作下限電圧(V
DD=5ボルト)で制限されてしまう。
触ICカード用ICチップでは、アナログ回路5、デジ
タル回路6、メモリ制御回路7およびメモリ回路8の電
源が共通であるため、ICチップの動作可能な電源電圧
VDDの下限電圧が、メモリ回路8の動作下限電圧(V
DD=5ボルト)で制限されてしまう。
【0010】そのため、ICチップをより低電圧で動作
させることができず、リーダライタとの通信距離を伸ば
すことができないという課題がある。また、メモリ回路
8の動作時に発生する電源ノイズがアナログ回路5に伝
搬し、復調回路などを誤動作させるという課題がある。
この電源ノイズは平滑容量4の容量値を大きくすること
により緩和できるが、一方でアナログ回路5内の復調回
路の復号化能力を低下させるため、電源ノイズの影響を
なくせるまで容量値を大きくすることは困難である。
させることができず、リーダライタとの通信距離を伸ば
すことができないという課題がある。また、メモリ回路
8の動作時に発生する電源ノイズがアナログ回路5に伝
搬し、復調回路などを誤動作させるという課題がある。
この電源ノイズは平滑容量4の容量値を大きくすること
により緩和できるが、一方でアナログ回路5内の復調回
路の復号化能力を低下させるため、電源ノイズの影響を
なくせるまで容量値を大きくすることは困難である。
【0011】本発明は、不揮発性メモリのデータ保持特
性などの信頼性を確保しつつ、かつ低消費電力である非
接触ICカード用ICチップを提供することを目的とす
る。さらに本発明の目的は、メモリ回路動作時の電源ノ
イズによる他回路の誤動作を防止することができる非接
触ICカード用ICチップを提供することである。
性などの信頼性を確保しつつ、かつ低消費電力である非
接触ICカード用ICチップを提供することを目的とす
る。さらに本発明の目的は、メモリ回路動作時の電源ノ
イズによる他回路の誤動作を防止することができる非接
触ICカード用ICチップを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
非接触ICカード用ICチップは、外部から非接触で給
電された信号を整流平滑して内部の信号処理回路とメモ
リ回路が必要とする電力を賄って、前記メモリ回路に対
してデータの読み書きを実行する非接触ICカード用I
Cチップにおいて、外部から非接触で給電された信号を
整流平滑して前記信号処理回路に給電し、外部から非接
触で給電された信号を整流平滑して昇圧回路で昇圧して
前記メモリ回路に給電するように構成したことを特徴と
する。
非接触ICカード用ICチップは、外部から非接触で給
電された信号を整流平滑して内部の信号処理回路とメモ
リ回路が必要とする電力を賄って、前記メモリ回路に対
してデータの読み書きを実行する非接触ICカード用I
Cチップにおいて、外部から非接触で給電された信号を
整流平滑して前記信号処理回路に給電し、外部から非接
触で給電された信号を整流平滑して昇圧回路で昇圧して
前記メモリ回路に給電するように構成したことを特徴と
する。
【0013】この構成によれば、昇圧回路を設けて、不
揮発性メモリを有するメモリ回路は昇圧された電圧、そ
の他の回路は低電圧で動作させるため、不揮発性メモリ
のデータ保持特性等の信頼性を確保しつつ、かつ低消費
電力とすることが可能となる。また、メモリ回路の電源
線とその他の回路の電源線は分離されているため、メモ
リ回路動作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防止
することができる。
揮発性メモリを有するメモリ回路は昇圧された電圧、そ
の他の回路は低電圧で動作させるため、不揮発性メモリ
のデータ保持特性等の信頼性を確保しつつ、かつ低消費
電力とすることが可能となる。また、メモリ回路の電源
線とその他の回路の電源線は分離されているため、メモ
リ回路動作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防止
することができる。
【0014】本発明の請求項2記載の非接触ICカード
用ICチップは、請求項1において、前記昇圧回路を、
外部から非接触で給電された信号を整流平滑した出力電
圧を繰り返し出力されるクロック信号によってスイッチ
ングして昇圧するよう構成し、前記昇圧された出力で蓄
積容量を充電してメモリ回路に給電するように構成した
ことを特徴とする。
用ICチップは、請求項1において、前記昇圧回路を、
外部から非接触で給電された信号を整流平滑した出力電
圧を繰り返し出力されるクロック信号によってスイッチ
ングして昇圧するよう構成し、前記昇圧された出力で蓄
積容量を充電してメモリ回路に給電するように構成した
ことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3記載の非接触ICカード
用ICチップは、請求項2において、昇圧された出力か
ら蓄積容量への充電回路に抵抗を直列に介装して蓄積容
量からメモリ回路に給電するよう構成したことを特徴と
する。
用ICチップは、請求項2において、昇圧された出力か
ら蓄積容量への充電回路に抵抗を直列に介装して蓄積容
量からメモリ回路に給電するよう構成したことを特徴と
する。
【0016】この構成によると、昇圧電圧出力端子と蓄
積容量の間に抵抗を設けることにより、メモリ回路が動
作し瞬間的に大きな電流を消費した場合においても、抵
抗によるインピーダンスの差により、蓄積容量からメモ
リ回路へ電流が供給されやすくなるため、メモリ回路動
作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防止すること
が可能となる。
積容量の間に抵抗を設けることにより、メモリ回路が動
作し瞬間的に大きな電流を消費した場合においても、抵
抗によるインピーダンスの差により、蓄積容量からメモ
リ回路へ電流が供給されやすくなるため、メモリ回路動
作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防止すること
が可能となる。
【0017】本発明の請求項4記載の非接触ICカード
用ICチップは、請求項2または請求項3において、昇
圧回路によって昇圧された昇圧された出力で蓄積容量を
充電してメモリ回路に給電するように構成し、かつ前記
昇圧回路の出力電圧が規定電圧以上になったことを検出
して昇圧動作を中止し、出力電圧が規定電圧未満になっ
たことを検出して昇圧動作を自動的に再開するよう構成
したことを特徴とする。
用ICチップは、請求項2または請求項3において、昇
圧回路によって昇圧された昇圧された出力で蓄積容量を
充電してメモリ回路に給電するように構成し、かつ前記
昇圧回路の出力電圧が規定電圧以上になったことを検出
して昇圧動作を中止し、出力電圧が規定電圧未満になっ
たことを検出して昇圧動作を自動的に再開するよう構成
したことを特徴とする。
【0018】この構成によると、昇圧電圧が所定の電圧
以上になったときは、昇圧動作を停止するので低消費電
力化できる。また、昇圧電圧は所定の電圧以上は上がら
ないため、過昇圧によるデバイスの劣化を防止できる。
以上になったときは、昇圧動作を停止するので低消費電
力化できる。また、昇圧電圧は所定の電圧以上は上がら
ないため、過昇圧によるデバイスの劣化を防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図7に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1,図2,図4は本発明の(実施の
形態1)を示す。
1〜図7に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1,図2,図4は本発明の(実施の
形態1)を示す。
【0020】図1は本発明の(実施の形態1)の非接触
ICカード用ICチップを示す。図1において、1はア
ンテナコイル、2は共振容量、3は整流回路、4は平滑
容量、5はアナログ回路、6はデジタル回路、7はメモ
リ制御回路、8はメモリ回路、9は蓄積容量、10は昇
圧回路である。
ICカード用ICチップを示す。図1において、1はア
ンテナコイル、2は共振容量、3は整流回路、4は平滑
容量、5はアナログ回路、6はデジタル回路、7はメモ
リ制御回路、8はメモリ回路、9は蓄積容量、10は昇
圧回路である。
【0021】共振容量2はアンテナコイル1に並列に接
続されて共振回路を構成している。アンテナコイル1の
出力は整流回路3に入力され、整流回路3の出力電源V
DD−VSSは、アナログ回路5、デジタル回路6、メ
モリ制御回路7、昇圧回路10に入力される。また、平
滑容量4は出力電源VDD、VSS間に接続される。
続されて共振回路を構成している。アンテナコイル1の
出力は整流回路3に入力され、整流回路3の出力電源V
DD−VSSは、アナログ回路5、デジタル回路6、メ
モリ制御回路7、昇圧回路10に入力される。また、平
滑容量4は出力電源VDD、VSS間に接続される。
【0022】デジタル回路6からクロック信号CLKが
出力され、昇圧回路10に入力されている。昇圧回路1
0の出力電源VDDM−VSSは、メモリ回路8に入力
されている。また、その他制御信号、データ信号は、ア
ナログ回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7、メ
モリ回路8の間で相互に接続される。なお、アンテナコ
イル1、共振容量2、整流回路3、平滑容量4、アナロ
グ回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7、メモリ
回路8の機能については、上記従来例で説明したものと
同等である。
出力され、昇圧回路10に入力されている。昇圧回路1
0の出力電源VDDM−VSSは、メモリ回路8に入力
されている。また、その他制御信号、データ信号は、ア
ナログ回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7、メ
モリ回路8の間で相互に接続される。なお、アンテナコ
イル1、共振容量2、整流回路3、平滑容量4、アナロ
グ回路5、デジタル回路6、メモリ制御回路7、メモリ
回路8の機能については、上記従来例で説明したものと
同等である。
【0023】なお、デジタル回路6にはクロック信号C
LKを発生するクロック信号発生回路が設けられている
ものとする。図2は昇圧回路10を示す。なお、図2に
は併せてメモリ回路8および蓄積容量9も示してある。
LKを発生するクロック信号発生回路が設けられている
ものとする。図2は昇圧回路10を示す。なお、図2に
は併せてメモリ回路8および蓄積容量9も示してある。
【0024】図2において、101,102はCMOS
インバータ、103,104,105はP型MOSトラ
ンジスタ、106はN型MOSトランジスタ、107は
ポンピング容量、N1,N2はノードである。
インバータ、103,104,105はP型MOSトラ
ンジスタ、106はN型MOSトランジスタ、107は
ポンピング容量、N1,N2はノードである。
【0025】CMOSインバータ101はクロック信号
CLKを入力とし、反転クロック信号/CLK1を出力
する。CMOSインバータ102は反転クロック信号/
CLK1を入力とし、クロック信号CLK1を出力す
る。
CLKを入力とし、反転クロック信号/CLK1を出力
する。CMOSインバータ102は反転クロック信号/
CLK1を入力とし、クロック信号CLK1を出力す
る。
【0026】P型MOSトランジスタ103は、ゲート
を反転クロック信号/CLK1、ソースを電源VDD、
ドレインをノードN1に接続されている。P型MOSト
ランジスタ104は、ゲートをクロック信号CLK1、
ソースを電源VDD、ドレインをノードN2に接続され
ている。P型MOSトランジスタ105は、ゲートを反
転クロック信号/CLK1、ソースをノードN2、ドレ
インを電源VDDMに接続されている。N型MOSトラ
ンジスタ106はゲートを反転クロック信号/CLK
1、ソースを電源VSS、ドレインをノードN1に接続
されている。ポンピング容量107は一端をノードN
1、他端をノードN2に接続されている。
を反転クロック信号/CLK1、ソースを電源VDD、
ドレインをノードN1に接続されている。P型MOSト
ランジスタ104は、ゲートをクロック信号CLK1、
ソースを電源VDD、ドレインをノードN2に接続され
ている。P型MOSトランジスタ105は、ゲートを反
転クロック信号/CLK1、ソースをノードN2、ドレ
インを電源VDDMに接続されている。N型MOSトラ
ンジスタ106はゲートを反転クロック信号/CLK
1、ソースを電源VSS、ドレインをノードN1に接続
されている。ポンピング容量107は一端をノードN
1、他端をノードN2に接続されている。
【0027】このように構成したため、クロック信号C
LKが“L”レベルのときは、反転クロック信号/CL
K1は“H”レベル、クロック信号CLK1は“L”レ
ベルとなる。
LKが“L”レベルのときは、反転クロック信号/CL
K1は“H”レベル、クロック信号CLK1は“L”レ
ベルとなる。
【0028】このとき、P型MOSトランジスタ103
はオフ、N型MOSトランジスタ106はオン、P型M
OSトランジスタ104はオン、P型MOSトランジス
タ105はオフとなり、ノードN1は電源VSSに接続
され、ノードN2は電源VDDに接続され、ポンピング
容量107の両端に(VDD−VSS)の電圧が印加さ
れる。
はオフ、N型MOSトランジスタ106はオン、P型M
OSトランジスタ104はオン、P型MOSトランジス
タ105はオフとなり、ノードN1は電源VSSに接続
され、ノードN2は電源VDDに接続され、ポンピング
容量107の両端に(VDD−VSS)の電圧が印加さ
れる。
【0029】なお、ノードN2と電源VDDMはP型M
OSトランジスタ105がオフしていることにより、切
り離された状態となっている。次に、クロック信号CL
Kが“H”レベルになると、反転クロック信号/CLK
1は“L”レベル、クロック信号CLK1は“H”レベ
ルとなる。このとき、P型MOSトランジスタ103は
オン、N型MOSトランジスタ106はオフ、P型MO
Sトランジスタ104はオフ、P型MOSトランジスタ
105はオンとなり、ノードN1はVSS電位からVD
D電位に、ノードN2はVDD電位から(2×VDD)
電位に昇圧される。
OSトランジスタ105がオフしていることにより、切
り離された状態となっている。次に、クロック信号CL
Kが“H”レベルになると、反転クロック信号/CLK
1は“L”レベル、クロック信号CLK1は“H”レベ
ルとなる。このとき、P型MOSトランジスタ103は
オン、N型MOSトランジスタ106はオフ、P型MO
Sトランジスタ104はオフ、P型MOSトランジスタ
105はオンとなり、ノードN1はVSS電位からVD
D電位に、ノードN2はVDD電位から(2×VDD)
電位に昇圧される。
【0030】そして、この昇圧動作による電荷はP型M
OSトランジスタ105を通して蓄積容量9に蓄えられ
る。蓄積容量9に蓄えられた電荷はメモリ回路8の動作
により消費されるが、“H”/“L”レベルの連続する
クロック信号CLKが入力されるため、上記で述べた動
作により、順次蓄積容量9に電荷が供給される。
OSトランジスタ105を通して蓄積容量9に蓄えられ
る。蓄積容量9に蓄えられた電荷はメモリ回路8の動作
により消費されるが、“H”/“L”レベルの連続する
クロック信号CLKが入力されるため、上記で述べた動
作により、順次蓄積容量9に電荷が供給される。
【0031】次に(実施の形態1)における非接触IC
カード用ICチップの消費電力の効果について、従来例
を示す図3と本発明の場合を示す図4を比較して説明す
る。図3は上記従来の非接触ICカード用ICチップに
おいて、アナログ回路5,デジタル回路6,メモリ制御
回路7,メモリ回路8を等価抵抗に置き換え、消費電力
を算出するための回路図である。
カード用ICチップの消費電力の効果について、従来例
を示す図3と本発明の場合を示す図4を比較して説明す
る。図3は上記従来の非接触ICカード用ICチップに
おいて、アナログ回路5,デジタル回路6,メモリ制御
回路7,メモリ回路8を等価抵抗に置き換え、消費電力
を算出するための回路図である。
【0032】ここで、VSは直流電圧電源、R5はアナ
ログ回路5の等価抵抗、R6はデジタル回路6の等価抵
抗、R7はメモリ制御回路7の等価抵抗、R8はメモリ
回路8の等価抵抗である。
ログ回路5の等価抵抗、R6はデジタル回路6の等価抵
抗、R7はメモリ制御回路7の等価抵抗、R8はメモリ
回路8の等価抵抗である。
【0033】I0,I5,I6,I7,I8はそれぞれ
直流電圧電源VS,等価抵抗R5,等価抵抗R6,等価
抵抗R7,等価抵抗R8に流れる電流である。この従来
の非接触ICカード用ICチップでは、動作電圧は5ボ
ルト程度となる。
直流電圧電源VS,等価抵抗R5,等価抵抗R6,等価
抵抗R7,等価抵抗R8に流れる電流である。この従来
の非接触ICカード用ICチップでは、動作電圧は5ボ
ルト程度となる。
【0034】ここでV0=5ボルトとし、等価抵抗R5
=20kΩ、等価抵抗R6=40kΩ、等価抵抗R7=
40kΩ、等価抵抗R8=100kΩとすると、電流I
5=250μA、電流I6=125μA、電流I7=1
25μA、電流I8=50μAとなり、全体でI0=5
50μAとなる。その結果、ICチップ全体の消費電力
はV0×I0=2750μWとなる。
=20kΩ、等価抵抗R6=40kΩ、等価抵抗R7=
40kΩ、等価抵抗R8=100kΩとすると、電流I
5=250μA、電流I6=125μA、電流I7=1
25μA、電流I8=50μAとなり、全体でI0=5
50μAとなる。その結果、ICチップ全体の消費電力
はV0×I0=2750μWとなる。
【0035】これに対して、(実施の形態1)の非接触
ICカード用ICチップの場合には、図4に示すように
図3と同様にアナログ回路5、デジタル回路6、メモリ
制御回路7、メモリ回路8を等価抵抗に置き換え、昇圧
回路10は入力電圧V0=2.5ボルト、出力電圧V8
=5ボルトとし、効率を50%として比較すると、電流
I5=120μA、電流I6=62.5μA、電流I7
=62.5μA、電流I8=50μAとなる。等価抵抗
5、等価抵抗6、等価抵抗7による消費電力はV0×
(I5+I6+I7)=625μW。等価抵抗8による
消費電力はV8×I8=250μW。昇圧回路10の効
率50%を考慮すると、ICチップ全体の消費電力は6
25μW+22×50μW=1125μWとなる。
ICカード用ICチップの場合には、図4に示すように
図3と同様にアナログ回路5、デジタル回路6、メモリ
制御回路7、メモリ回路8を等価抵抗に置き換え、昇圧
回路10は入力電圧V0=2.5ボルト、出力電圧V8
=5ボルトとし、効率を50%として比較すると、電流
I5=120μA、電流I6=62.5μA、電流I7
=62.5μA、電流I8=50μAとなる。等価抵抗
5、等価抵抗6、等価抵抗7による消費電力はV0×
(I5+I6+I7)=625μW。等価抵抗8による
消費電力はV8×I8=250μW。昇圧回路10の効
率50%を考慮すると、ICチップ全体の消費電力は6
25μW+22×50μW=1125μWとなる。
【0036】このように、上記従来例の非接触ICカー
ド用ICチップの消費電力2750μWに対して、本発
明の(実施の形態1)の非接触ICカード用ICチップ
の消費電力は1125μWとなり、消費電力は40%と
小さくできる。
ド用ICチップの消費電力2750μWに対して、本発
明の(実施の形態1)の非接触ICカード用ICチップ
の消費電力は1125μWとなり、消費電力は40%と
小さくできる。
【0037】以上のように昇圧回路10を設け、メモリ
回路8は昇圧された電圧、その他の回路は低電圧で動作
させることにより、非接触ICカード用ICチップの消
費電力を低減することが可能となる。消費電力を低減す
ることにより、より微弱な電磁波の電力で非接触ICカ
ード用ICチップを動作させることができるので、リー
ダライタとの通信距離を伸ばすことが可能となる。ま
た、不揮発性メモリを使用しているメモリ回路8におい
ては高い電圧で書き込み動作等を行えるため、不揮発性
メモリのデータ保持特性等の信頼性を確保することがで
きる。
回路8は昇圧された電圧、その他の回路は低電圧で動作
させることにより、非接触ICカード用ICチップの消
費電力を低減することが可能となる。消費電力を低減す
ることにより、より微弱な電磁波の電力で非接触ICカ
ード用ICチップを動作させることができるので、リー
ダライタとの通信距離を伸ばすことが可能となる。ま
た、不揮発性メモリを使用しているメモリ回路8におい
ては高い電圧で書き込み動作等を行えるため、不揮発性
メモリのデータ保持特性等の信頼性を確保することがで
きる。
【0038】さらに、メモリ回路8の動作による消費電
力は、蓄積容量9により供給され、かつ電源VDDの電
源線とメモリ回路用電源VDDMの電源線は分離されて
いるので、メモリ回路動作時の電源ノイズがアナログ回
路などの他回路へ影響を及ぼしにくくなる。つまり、メ
モリ回路動作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防
止することが可能となる。
力は、蓄積容量9により供給され、かつ電源VDDの電
源線とメモリ回路用電源VDDMの電源線は分離されて
いるので、メモリ回路動作時の電源ノイズがアナログ回
路などの他回路へ影響を及ぼしにくくなる。つまり、メ
モリ回路動作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防
止することが可能となる。
【0039】(実施の形態2)図5は図2に示した(実
施の形態1)の昇圧回路10の別の例を示し、抵抗10
8が、P型MOSトランジスタ105のドレインである
ノードN3と電源VDDMであるノードN4の間に接続
している点だけが異なっている。非接触ICカード用I
Cチップのその他の構成は(実施の形態1)と同じであ
る。
施の形態1)の昇圧回路10の別の例を示し、抵抗10
8が、P型MOSトランジスタ105のドレインである
ノードN3と電源VDDMであるノードN4の間に接続
している点だけが異なっている。非接触ICカード用I
Cチップのその他の構成は(実施の形態1)と同じであ
る。
【0040】このように構成したため、(実施の形態
2)の非接触ICカード用ICチップは、クロック信号
CLKが“L”レベルのときおよび“H”レベルのとき
の、CMOSインバータ101、CMOSインバータ1
02、P型MOSトランジスタ103、P型MOSトラ
ンジスタ104、P型MOSトランジスタ105、N型
MOSトランジスタ106、ポンピング容量107の動
作は、(実施の形態1)と同じである。
2)の非接触ICカード用ICチップは、クロック信号
CLKが“L”レベルのときおよび“H”レベルのとき
の、CMOSインバータ101、CMOSインバータ1
02、P型MOSトランジスタ103、P型MOSトラ
ンジスタ104、P型MOSトランジスタ105、N型
MOSトランジスタ106、ポンピング容量107の動
作は、(実施の形態1)と同じである。
【0041】ここでは、クロック信号CLKが“H”レ
ベルのときで、かつメモリ回路8が動作し瞬間的に大き
な電流を消費している場合について説明する。クロック
信号CLKが“H”レベルのときは、P型MOSトラン
ジスタ103およびP型MOSトランジスタ105がと
もにオンしている状態である。つまり電源VDDがP型
MOSトランジスタ103、ポンピング容量107、P
型MOSトランジスタ105を介して、ノードN3に接
続されている状態である。
ベルのときで、かつメモリ回路8が動作し瞬間的に大き
な電流を消費している場合について説明する。クロック
信号CLKが“H”レベルのときは、P型MOSトラン
ジスタ103およびP型MOSトランジスタ105がと
もにオンしている状態である。つまり電源VDDがP型
MOSトランジスタ103、ポンピング容量107、P
型MOSトランジスタ105を介して、ノードN3に接
続されている状態である。
【0042】このとき、メモリ回路8が動作し、瞬間的
に電流を消費する場合、その電流は蓄積容量9から供給
されるとともに、ノードN3からも電流が流れようとす
る。このような電流の流れは、主にインピーダンスの低
いところから電流が供給される。ここで、ノードN3か
らの供給に関しては、蓄積容量9からの供給に対して、
抵抗108の抵抗成分のインピーダンスが加算されるた
め、ノードN3からの電流供給は起こりにくくなる。ノ
ードN3から電流供給が起きた場合、P型MOSトラン
ジスタ103、ポンピング容量107、P型MOSトラ
ンジスタ105の経路を通じて、電源VDDが変動する
が、抵抗108を設けているため、メモリ回路8の電流
消費は主に蓄積容量から供給され、電源VDDの変動は
抑えられる。
に電流を消費する場合、その電流は蓄積容量9から供給
されるとともに、ノードN3からも電流が流れようとす
る。このような電流の流れは、主にインピーダンスの低
いところから電流が供給される。ここで、ノードN3か
らの供給に関しては、蓄積容量9からの供給に対して、
抵抗108の抵抗成分のインピーダンスが加算されるた
め、ノードN3からの電流供給は起こりにくくなる。ノ
ードN3から電流供給が起きた場合、P型MOSトラン
ジスタ103、ポンピング容量107、P型MOSトラ
ンジスタ105の経路を通じて、電源VDDが変動する
が、抵抗108を設けているため、メモリ回路8の電流
消費は主に蓄積容量から供給され、電源VDDの変動は
抑えられる。
【0043】なお、クロック信号CLKが“L”レベル
のときはP型MOSトランジスタ105はオフしている
ので、ノードN3からメモリ回路8へ電流が供給される
ことはなく、電源VDDの変動も発生しない。
のときはP型MOSトランジスタ105はオフしている
ので、ノードN3からメモリ回路8へ電流が供給される
ことはなく、電源VDDの変動も発生しない。
【0044】以上のように、抵抗108をノードN3と
ノードN4の間に設けることにより、メモリ回路8が動
作し瞬間的に大きな電流を消費した場合においても、抵
抗108によるインピーダンスの差により、蓄積容量9
からメモリ回路8へ電流が供給され、電源VDDから供
給されることはないため、電源VDDの変動は発生しな
い。つまり、メモリ回路動作時の電源ノイズによる他回
路の誤動作をより防止することが可能となる。
ノードN4の間に設けることにより、メモリ回路8が動
作し瞬間的に大きな電流を消費した場合においても、抵
抗108によるインピーダンスの差により、蓄積容量9
からメモリ回路8へ電流が供給され、電源VDDから供
給されることはないため、電源VDDの変動は発生しな
い。つまり、メモリ回路動作時の電源ノイズによる他回
路の誤動作をより防止することが可能となる。
【0045】(実施の形態3)図6は図2に示した(実
施の形態1)の昇圧回路10の別の例を示し、非接触I
Cカード用ICチップのその他の構成は(実施の形態
1)と同じである。
施の形態1)の昇圧回路10の別の例を示し、非接触I
Cカード用ICチップのその他の構成は(実施の形態
1)と同じである。
【0046】この昇圧回路10において、102はCM
OSインバータ、103,104,105はP型MOS
トランジスタ、106はN型MOSトランジスタ、10
7はポンピング容量、109はNAND回路、110は
コンパレータ、111,112は抵抗、N1,N2,N
3,N4はノードである。
OSインバータ、103,104,105はP型MOS
トランジスタ、106はN型MOSトランジスタ、10
7はポンピング容量、109はNAND回路、110は
コンパレータ、111,112は抵抗、N1,N2,N
3,N4はノードである。
【0047】なお、CMOSインバータ102、P型M
OSトランジスタ103、P型MOSトランジスタ10
4、P型MOSトランジスタ105、N型MOSトラン
ジスタ106、ポンピング容量107の構成および動作
は(実施の形態1)と同じである。下記の点が(実施の
形態1)とは異なっている。
OSトランジスタ103、P型MOSトランジスタ10
4、P型MOSトランジスタ105、N型MOSトラン
ジスタ106、ポンピング容量107の構成および動作
は(実施の形態1)と同じである。下記の点が(実施の
形態1)とは異なっている。
【0048】NAND回路109はクロック信号CLK
とコンパレータ110の出力信号OUTを入力として反
転クロック信号/CLKを出力する。コンパレータ11
0はリファレンス電位REFを非反転入力、ノードN5
の電位を反転入力とし、比較結果を信号OUTに出力す
る。抵抗111は電源VDDMとノードN5の間に接続
され、抵抗112はノード5と電源VSSに接続されて
いる。
とコンパレータ110の出力信号OUTを入力として反
転クロック信号/CLKを出力する。コンパレータ11
0はリファレンス電位REFを非反転入力、ノードN5
の電位を反転入力とし、比較結果を信号OUTに出力す
る。抵抗111は電源VDDMとノードN5の間に接続
され、抵抗112はノード5と電源VSSに接続されて
いる。
【0049】なお、デジタル回路6にはクロック信号C
LKを発生するクロック信号発生回路が設けられている
ものとする。また、リファレンス電位REFは、別に基
準電圧発生回路を設けて、その電圧を使用する。基準電
圧発生回路としては、例えば、バンドギャップリファレ
ンス回路が挙げられる。
LKを発生するクロック信号発生回路が設けられている
ものとする。また、リファレンス電位REFは、別に基
準電圧発生回路を設けて、その電圧を使用する。基準電
圧発生回路としては、例えば、バンドギャップリファレ
ンス回路が挙げられる。
【0050】ここで、電源VDD=2.5ボルト程度で
あるときは、レファレンス電位REF常に1.2ボルト
一定であるとする。また、抵抗111,112の抵抗値
をそれぞれ800kΩ,200kΩとする。
あるときは、レファレンス電位REF常に1.2ボルト
一定であるとする。また、抵抗111,112の抵抗値
をそれぞれ800kΩ,200kΩとする。
【0051】抵抗111,112をこのような値に設定
した場合、電源VDDM=6ボルトの時に抵抗111と
抵抗112の抵抗分割により、ノードN5の電位は1.
2ボルト( =6ボルト×(200kΩ/(200kΩ
+800kΩ)))となる。
した場合、電源VDDM=6ボルトの時に抵抗111と
抵抗112の抵抗分割により、ノードN5の電位は1.
2ボルト( =6ボルト×(200kΩ/(200kΩ
+800kΩ)))となる。
【0052】まず、 電源VDDM < 6ボルト の
ときについて動作を説明する。電源VDDM < 6ボ
ルトのとき、抵抗111,112の抵抗分割によりノー
ドN5の電位は1.2ボルトよりも小さくなる。リファ
レンス電位REFは1.2ボルト一定であるので、コン
パレータ110の出力信号OUTは“H”レベルとな
る。信号OUTが“H”レベルであるので、NAND回
路109はクロック信号CLKの反転信号を出力する。
ときについて動作を説明する。電源VDDM < 6ボ
ルトのとき、抵抗111,112の抵抗分割によりノー
ドN5の電位は1.2ボルトよりも小さくなる。リファ
レンス電位REFは1.2ボルト一定であるので、コン
パレータ110の出力信号OUTは“H”レベルとな
る。信号OUTが“H”レベルであるので、NAND回
路109はクロック信号CLKの反転信号を出力する。
【0053】つまり、コンパレータ110の出力信号O
UTが“H”レベルのとき、昇圧回路10は(実施の形
態1)と同じ動作を行ない、昇圧回路10から蓄積容量
9へ電荷が供給される。
UTが“H”レベルのとき、昇圧回路10は(実施の形
態1)と同じ動作を行ない、昇圧回路10から蓄積容量
9へ電荷が供給される。
【0054】次に、 電源VDDM ≧ 6ボルト の
ときについて動作を説明する。電源VDDM ≧ 6ボ
ルトのとき、抵抗111,112の抵抗分割によりノー
ドN5の電位は1.2ボルトよりも大きくなる。リファ
レンス電位REFは1.2ボルト一定であるので、コン
パレータ110の出力信号OUTは“L”レベルとな
る。信号OUTが“L”レベルであるので、NAND回
路109の出力はクロック信号CLKの状態に係らず
“H”レベル固定となる。
ときについて動作を説明する。電源VDDM ≧ 6ボ
ルトのとき、抵抗111,112の抵抗分割によりノー
ドN5の電位は1.2ボルトよりも大きくなる。リファ
レンス電位REFは1.2ボルト一定であるので、コン
パレータ110の出力信号OUTは“L”レベルとな
る。信号OUTが“L”レベルであるので、NAND回
路109の出力はクロック信号CLKの状態に係らず
“H”レベル固定となる。
【0055】つまり、反転クロック信号/CLK1は
“H”レベル、クロック信号CLK1は“L”レベルと
なり、P型MOSトランジスタ103はオフ、P型MO
Sトランジスタ104はオン、P型MOSトランジスタ
105はオフ、N型MOSトランジスタ106はオンと
なり、昇圧動作は停止する。
“H”レベル、クロック信号CLK1は“L”レベルと
なり、P型MOSトランジスタ103はオフ、P型MO
Sトランジスタ104はオン、P型MOSトランジスタ
105はオフ、N型MOSトランジスタ106はオンと
なり、昇圧動作は停止する。
【0056】メモリ回路8が動作を停止している状態が
続いた場合、蓄積容量9からの電流消費が行なわれず電
源VDDMが上昇していくが、電源VDDMが6ボルト
以上になると昇圧動作が停止する。昇圧動作が停止中
に、メモリ回路8が動作し蓄積容量9から電流消費が行
なわれ、電源VDDMが6V未満になると、昇圧動作が
自動的に再開される。
続いた場合、蓄積容量9からの電流消費が行なわれず電
源VDDMが上昇していくが、電源VDDMが6ボルト
以上になると昇圧動作が停止する。昇圧動作が停止中
に、メモリ回路8が動作し蓄積容量9から電流消費が行
なわれ、電源VDDMが6V未満になると、昇圧動作が
自動的に再開される。
【0057】以上のように、NAND回路109、コン
パレータ110、抵抗111,112を設けることによ
り、例えばメモリ回路動作の停止状態が続きメモリ回路
用電源VDDMがある一定電圧以上になったときは、昇
圧動作を停止するので、クロック信号CLKに応じて常
に昇圧動作を行なう昇圧回路よりも、より低消費電力に
することができる。また、メモリ回路用電源電圧VDD
Mはある一定電圧以上には上がらないため、過昇圧によ
るデバイスの劣化を防止することができる。
パレータ110、抵抗111,112を設けることによ
り、例えばメモリ回路動作の停止状態が続きメモリ回路
用電源VDDMがある一定電圧以上になったときは、昇
圧動作を停止するので、クロック信号CLKに応じて常
に昇圧動作を行なう昇圧回路よりも、より低消費電力に
することができる。また、メモリ回路用電源電圧VDD
Mはある一定電圧以上には上がらないため、過昇圧によ
るデバイスの劣化を防止することができる。
【0058】なお、図6に示した昇圧回路10の出力か
ら蓄積容量9への充電回路に、(実施の形態2)におい
て設けた抵抗108を直列に介装して非接触ICカード
用ICチップを構成することによってより効果的な回路
を実現できる。
ら蓄積容量9への充電回路に、(実施の形態2)におい
て設けた抵抗108を直列に介装して非接触ICカード
用ICチップを構成することによってより効果的な回路
を実現できる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明の非接触用ICカー
ド用ICチップによれば、昇圧回路を設けて、不揮発性
メモリを有するメモリ回路は昇圧された電圧、その他の
回路は低電圧で動作させるため、不揮発性メモリのデー
タ保持特性等の信頼性を確保しつつ、かつ低消費電力と
することが可能となる。また、メモリ回路の電源線とそ
の他の回路の電源線は分離されているため、メモリ回路
動作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防止するこ
とが可能となる。
ド用ICチップによれば、昇圧回路を設けて、不揮発性
メモリを有するメモリ回路は昇圧された電圧、その他の
回路は低電圧で動作させるため、不揮発性メモリのデー
タ保持特性等の信頼性を確保しつつ、かつ低消費電力と
することが可能となる。また、メモリ回路の電源線とそ
の他の回路の電源線は分離されているため、メモリ回路
動作時の電源ノイズによる他回路の誤動作を防止するこ
とが可能となる。
【0060】また、昇圧電圧出力端子と蓄積容量の間に
抵抗を設けた場合には、メモリ回路が動作し瞬間的に大
きな電流を消費した場合においても、抵抗によるインピ
ーダンスの差により、蓄積容量からメモリ回路へ電流が
供給されて、メモリ回路動作時の電源ノイズによる他回
路の誤動作を防止できる。
抵抗を設けた場合には、メモリ回路が動作し瞬間的に大
きな電流を消費した場合においても、抵抗によるインピ
ーダンスの差により、蓄積容量からメモリ回路へ電流が
供給されて、メモリ回路動作時の電源ノイズによる他回
路の誤動作を防止できる。
【0061】また、昇圧電圧が所定の電圧以上になった
ときに昇圧動作を停止するように構成した場合には、低
消費電力とすることが可能となり、昇圧電圧は所定の電
圧以上は上がらないため、過昇圧によるデバイスの劣化
を防止できる。
ときに昇圧動作を停止するように構成した場合には、低
消費電力とすることが可能となり、昇圧電圧は所定の電
圧以上は上がらないため、過昇圧によるデバイスの劣化
を防止できる。
【図1】本発明の(実施の形態1)の非接触ICカード
用ICチップの構成図
用ICチップの構成図
【図2】同実施の形態の昇圧回路とその周辺の回路図
【図3】従来の非接触ICカード用ICチップにおける
消費電力の等価回路図
消費電力の等価回路図
【図4】同実施の形態の消費電力の等価回路図
【図5】本発明の(実施の形態2)の非接触ICカード
用ICチップにおける昇圧回路とその周辺の回路図
用ICチップにおける昇圧回路とその周辺の回路図
【図6】本発明の(実施の形態3)の非接触ICカード
用ICチップにおける昇圧回路とその周辺の回路図
用ICチップにおける昇圧回路とその周辺の回路図
【図7】従来の非接触ICカード用ICチップの構成図
1 アンテナコイル 2 共振容量 3 整流回路 4 平滑容量 5 アナログ回路 6 デジタル回路 7 メモリ制御回路 8 メモリ回路 9 蓄積容量 10 昇圧回路 101,102 CMOSインバータ 103,104,105 P型MOSトランジスタ 106 N型MOSトランジスタ 107 ポンピング容量 108 抵抗 109 NAND回路 110 コンパレータ 111,112 抵抗 N1,N2,N3,N4 ノード VS 直流電圧電源 R5 アナログ回路5の等価抵抗 R6 デジタル回路6の等価抵抗 R7 メモリ制御回路7の等価抵抗 R8 メモリ回路8の等価抵抗
Claims (4)
- 【請求項1】外部から非接触で給電された信号を整流平
滑して内部の信号処理回路とメモリ回路が必要とする電
力を賄って、前記メモリ回路に対してデータの読み書き
を実行する非接触ICカード用ICチップにおいて、 外部から非接触で給電された信号を整流平滑して前記信
号処理回路に給電し、外部から非接触で給電された信号
を整流平滑して昇圧回路で昇圧して前記メモリ回路に給
電するように構成した非接触ICカード用ICチップ。 - 【請求項2】前記昇圧回路を、外部から非接触で給電さ
れた信号を整流平滑した出力電圧を繰り返し出力される
クロック信号によってスイッチングして昇圧するよう構
成し、前記昇圧された出力で蓄積容量を充電してメモリ
回路に給電するように構成した請求項1記載の非接触I
Cカード用ICチップ。 - 【請求項3】昇圧された出力から蓄積容量への充電回路
に抵抗を直列に介装して蓄積容量からメモリ回路に給電
するよう構成した請求項2記載の非接触ICカード用I
Cチップ。 - 【請求項4】昇圧回路によって昇圧された昇圧された出
力で蓄積容量を充電してメモリ回路に給電するように構
成し、かつ前記昇圧回路の出力電圧が規定電圧以上にな
ったことを検出して昇圧動作を中止し、出力電圧が規定
電圧未満になったことを検出して昇圧動作を自動的に再
開するよう構成した請求項2または請求項3に記載の非
接触ICカード用ICチップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348873A JP2002150250A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | 非接触icカード用icチップ |
US09/986,270 US6525362B2 (en) | 2000-11-16 | 2001-11-08 | IC chip for contactless IC card |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348873A JP2002150250A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | 非接触icカード用icチップ |
Publications (1)
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