JP2002139916A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
現像装置及び画像形成装置Info
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Landscapes
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Abstract
てトナー濃度を自己制御する現像装置であって、現像剤
収容部での現像剤の入れ替え及び混合の促進をより効率
的に行う。 【解決手段】 トナーと磁性キャリアとを含む2成分現
像剤3を担持する現像スリーブ2と、現像剤の量を規制
するドクタ4と、掻き取られた現像剤を収容する現像剤
収容部5と、現像剤収容部5に隣接し、トナーを収容す
るトナーホッパ6とを備え、現像スリーブ上にある現像
剤のトナー濃度の変化により、現像剤とトナーとの接触
状態を変化させて、トナーの取り込み状態を変化させ、
現像剤収容部5内にスリーブ表面とは反対方向に表面移
動し、現像スリーブ上の現像剤を剥離する剥離ローラ8
の表面粗さRzが(磁性キャリア径/5)<(剥離部材
表面粗さRz)<(磁性キャリア径)の関係を満たす。
Description
タ、ファクシミリ等の画像形成装置及びこれに用いる現
像装置に係り、詳しくは、トナー及び磁性キャリアを含
む2成分現像剤を用い、現像剤担持体上の現像剤のトナ
ー濃度の変化に基づき現像剤へのトナーの取り込み状態
を変化させ、現像剤の動きでトナーを取り込むことによ
ってトナー濃度を自己制御する現像装置及び画像形成装
置に関するものである。
せず現像剤の動きによってトナーを取り込む現像装置が
知られている。しかし、この種の現像装置では、現像剤
の動きが活発な箇所とそうでない箇所、或いは現像剤の
多い箇所と少ない箇所においてトナーの取り込み量が異
なり、部分的にトナー濃度が不安定になって画像濃度ム
ラが発生しやすい。そこで、様々な提案がなされている
が、特開平9−197833号公報では、現像剤規制部
材で進行が阻止された現像剤を収納する現像剤収納部内
での現像剤の移動により、トナーを現像剤担持体上の現
像剤に取り込み、トナー供給を常時一定に自己制御する
現像装置が開示されている。この現像装置は、小型化、
低コスト化を図りつつ、トナー濃度の調整を容易に行う
ことができ、上述した問題点に対して効果を発揮してい
る。
機構について触れておく。この種の現像装置において
は、現像剤担持体上の現像剤にトナーが補給されてトナ
ー濃度が上昇すると、現像剤収容部内の現像剤の充填率
が高まり、現像剤担持体上の現像剤に対して現像剤収容
部内の現像剤が与える搬送抵抗が上昇し、現像剤収容部
内の現像剤がほとんど動かなくなってトナー収容部から
のトナー補給位置に現像剤溜まりができ、トナーの取り
込みが停止する。逆に、トナーが消費されてトナー濃度
が低下すると、現像剤収容部内の現像剤の充填率が低く
なって現像剤が動きやすくなり、上記トナー補給位置で
の現像剤溜まりがなくなってトナーが現像剤中に取り込
まれるようになる。現像剤中に取り込まれたトナーは、
現像剤担持体に担持され、画像形成装置の潜像担持体と
の対向部である現像領域に搬送されて現像に使用され
る。以上のように、現像剤の動きによってトナーの取り
込みを制御し、トナー濃度を常時一定に保つようにする
のが、上記トナー濃度自己制御機構である。
ー濃度に応じて変化する現像剤の嵩によって自動的に現
像剤担持体上の現像剤にトナーを直接補給できるので、
トナー濃度センサが必要なくなると共にトナー補給装置
を簡素化できる。
現像剤担持体上に担持されて搬送されている現像剤が現
像剤担持体上からほとんど剥離すること無く連れ廻って
いるため、現像剤収容部内に滞留する残りの分の現像剤
との入れ替えがほとんど行われない場合がある。現像剤
の入れ替えが行われないと、現像剤担持体上に担持され
ている現像剤中の磁性キャリヤに対するストレスが相対
的に高くなり、現像剤収容部内に滞留する残りの分の現
像剤中の磁性キャリヤよりも早期に劣化してしまうおそ
れがある。磁性キャリアが早期劣化すると、現像剤全体
としてはそれほど劣化していなくても、実際に作像に携
わっている現像剤担持体上の磁性キャリヤの帯電能力が
低下して地汚れ、もしくは画像濃度の低下等を引き起こ
し、画像品質の低下を免れず、早期の現像剤交換を余儀
なくされてしまう。
度が常に一定濃度以下に保たれた現像剤との入れ替えが
行われないと、現像剤担持体上の磁性キャリヤはほとん
ど現像剤担持体上だけで消費量に見合うトナーが供給さ
れて混合され、所定の帯電量を得なければならないこと
になるが、現像剤担持体の表面移動速度が速いため(現
像ローラの場合、回転が数百rpmと速いため)、帯電
が間に合わず、帯電不良を引き起こすおそれがある。特
にトナー消費の多い部分があると少ない部分と比較して
濃淡差が顕著に現れてしまう等の画像品質の低下を招い
てしまうことになる。
願平11−188219号において、現像剤収容部内に
現像剤担持体上の現像剤を剥離する剥離部材を設け、現
像剤担持体上の現像剤と現像剤収容部内の現像剤との入
れ替え及び混合を促進することにより、現像剤中の磁性
キャリアの帯電能力低下による現像剤の早期劣化を防止
できるとともに、トナー分布をより均一化することで画
像濃度ムラのない良好な現像を行うことができる現像装
置を提案している。
鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ト
ナー及び磁性キャリアを含む2成分現像剤を用い、現像
剤担持体上の現像剤のトナー濃度の変化に基づき現像剤
へのトナーの取り込み状態を変化させ、現像剤の動きで
トナーを取り込むことによってトナー濃度を自己制御す
る現像装置であって、現像剤収容部での現像剤の入れ替
え及び混合の促進をより効率的に行うことで更に高画質
化を実現することができる現像装置及び画像形成装置を
提供することである。
に、請求項1の発明は、内部に磁界発生手段を有し、ト
ナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬
送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持されて搬
送される該現像剤の量を規制する規制部材と、該規制部
材で掻き取られた該現像剤を収容する現像剤収容部と、
該現像剤収容部に隣接し、該現像剤担持体上の該現像剤
に接触して取り込まれるようにトナーを収容するトナー
収容部とを備え、該現像剤担持体上にある現像剤のトナ
ー濃度の変化により、該現像剤と該トナー収容部のトナ
ーとの接触状態を変化させて、該現像剤中へのトナーの
取り込み状態を変化させる現像装置において、上記現像
剤収容部内に上記現像剤担持体表面とは反対方向に表面
移動し、該現像剤担持体上の現像剤を剥離する剥離部材
を設け、該剥離部材の表面粗さRzが(磁性キャリア径
/5)<(剥離部材表面粗さRz)<(磁性キャリア
径)の関係を満たすことを特徴とするものである。
容部内で上記所定方向に表面移動する剥離部材によって
現像剤担持体上の現像剤がせき止められる。このせき止
められた現像剤担持体上の現像剤は、剥離部材の表面移
動に従って連れ回り、現像剤担持体から離れるように移
動する。これにより、現像剤担持体上の現像剤が剥離さ
れる。次いで、現像剤収容部内において現像剤が剥離部
材に搬送されて十分に撹拌される。この攪拌により、現
像剤収容部内に収容されている現像剤との入れ替え及び
混合が促進され、現像剤の均一化も行われる。剥離部材
により搬送された現像剤の一部は、現像剤担持体に担持
された現像剤と合流する合流点近傍で、現像剤担持体上
に磁気力で担持される。このような過程により、現像剤
収容部での現像剤の入れ替え及び混合の促進をより効率
的におこなうには、剥離部材表面により剥離され搬送さ
れる現像剤の量が適当な量となることが望まれる。この
剥離部材表面により剥離され搬送される現像剤の量は剥
離部材の表面粗さと現像剤の大きさとの関係に影響され
る。ここで、一般的な二成分現像剤では、20〜50
[μm]ほどの磁性キャリアと、4〜15[μm]ほどの
トナーとが摩擦帯電し、磁性キャリアの表面をトナーが
覆った状態となっている。そこで、剥離部材の表面粗さ
と磁性キャリア径との関係が、剥離部材表面により剥離
され搬送される現像剤量に影響を与えるといえる。具体
的には、剥離部材の表面粗さが細かいと、その表面凹凸
により、剥離され搬送される現像剤の量は少なくなる。
現像剤担持体上から剥離され搬送される現像剤の量が少
なくなると、現像剤収容室内で充分な入れ替え及び混合
が行われない。本発明者は、実験的に、剥離部材の表面
粗さRzが磁性キャリア径の1/5より小さい場合、帯
電不良を引き起こし、地汚れ、画像濃度低下、濃度ムラ
を発生することを見いだした。一方、剥離部材の表面粗
さが粗いと、その表面凹凸により、剥離され搬送される
現像剤の量は多くなる。現像剤担持体上から剥離され搬
送される現像剤の量が多くなりすぎると、剥離部材によ
り上記合流点近傍に搬送される現像剤の量が多くなりす
ぎ、合流点と合流点下流の規制部材との間で、現像剤が
凝集してしまう。そこで、剥離部材により入れ替え及び
混合が行われた現像剤が合流点に搬送されても、現像剤
の凝集により現像剤担持体が充分な量の現像剤を担持す
ることができない、いわゆる汲み上げ不良という現象が
発生する。このため、規制部材を通過して現像領域に搬
送される現像剤の適正量が得られなくなり、画像濃度低
下、濃度ムラが発生する。本発明者は、実験的に、剥離
部材の表面粗さRzが磁性キャリア径より大きい場合、
画像濃度低下、濃度ムラを発生することを見いだした。
以上のことから、剥離部材の表面粗さRzが(磁性キャ
リア径/5)<(剥離部材表面粗さRz)<(磁性キャ
リア径)の関係を満たすことにより、剥離部材が現像剤
担持体上から現像剤を薄層として剥離して搬送すること
ができ、現像剤収容部での現像剤の入れ替え及び混合の
促進をより効率的に行うことができる。
おいて、上記剥離部材の外周面の断面形状が円形である
ことを特徴とするものである。
の断面形状が円形であるので、剥離部材が回転したとし
ても剥離部材と現像剤担持体との間隙が一定になるの
で、現像剤担持体からの現像剤の剥離をムラなく行うこ
とができる。
像装置において、上記トナー収容部からトナーが補給さ
れ上記現像剤収容部内に向かって進行しようとする上記
現像剤の量を規制するトナー補給側の規制部材を設けた
ことを特徴とするものである。
ー補給側の規制部材により、現像剤担持体上の現像剤の
トナー濃度が上昇し該現像剤の層厚が増加した場合に、
該現像剤の増加分の通過を規制する。この現像剤の増加
分に対する規制により、トナー補給側における現像剤担
持体上の現像剤への過剰なトナー取り込みを抑制し、現
像剤担持体上の現像剤のトナー濃度を安定して一定濃度
以下に保つことが可能となる。そして、現像剤担持体上
の現像剤のトナー濃度が一定濃度以下になった現像剤
が、現像剤収容部の剥離部材で剥離され、該現像剤収容
部内の現像剤との入れ替え及び混合が行われるととも
に、該現像剤の均一化及びトナー帯電の促進が行われ、
再び現像剤担持体上に磁気力で担持されて搬送される。
おいて、現像剤担持体の表面と剥離部材表面との間隙G
hと、現像剤担持体の表面と上記規制部材との間隙Gd
1と、現像剤担持体の表面とトナー補給側の規制部材と
の間隙Gd2とが、Gh<Gd1<Gd2の関係を満た
すことを特徴とするものである。
Gh及びGd1が上記所定の関係を満足することによ
り、現像剤担持体と剥離部材との間を通過して、上記合
流点に搬送される現像剤の量が、規制部材を通過できる
現像剤よりも多くならないようにする。これにより、合
流点と規制部材との間の現像剤量が多くなりすぎないよ
うにし、現像剤の凝集および凝集に起因する汲み上げ不
良をおこりにくくする。また、上記間隔Gd1及びGd
2が上記所定の関係を満足することにより、トナー補給
側における現像剤担持体上の現像剤への過剰なトナー取
り込みを抑制し、現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度
が一定濃度以下になった現像剤を、現像剤収容部の剥離
部材により、現像剤収容部内の現像剤と入れ替え及び混
合を行なうと共に、現像剤の均一化及びトナー帯電の促
進を行なう。
担持体と、該静電潜像を顕像化する現像装置とを備えた
画像形成装置において、該現像装置として、上記請求項
1、2、3または4の現像装置を採用することを特徴と
するものである。
項1乃至4のいずれかの現像装置を用いることにより、
現像剤収容部での現像剤の入れ替え及び混合の促進をよ
り効率的に行い、現像剤の早期劣化を防止するととも
に、現像剤の均一化及び良好に帯電したトナーを用いて
現像することができる。これにより、更に高画質な画像
を得ることができる。
像形成装置である電子写真プリンタ(以下、プリンタと
いう)に適用した一実施形態について説明する。まず、
本実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明
する。図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ概略構
成図である。図1において、像担持体としての感光体ド
ラム1は、図示しない駆動手段によって図中矢印A方向
に回転駆動されながら、一様帯電手段としての帯電チャ
ージャ20により一様に帯電された後、レーザ光学装置
30により画像情報に基づき走査露光されて表面に静電
潜像が形成される。感光体ドラム1上に形成された静電
潜像は、現像装置40により現像剤としてのトナーで現
像され、これにより、感光体ドラム1上に画像が形成さ
れる。感光体1上に形成された画像は、図示しない給紙
カセットあるいは手差し給紙トレイから転写部へ搬送さ
れた図示しない転写紙上に転写チャージャ50により転
写される。転写終了後の転写紙は図示しない定着装置に
より画像が定着されて機外に排出される。なお、転写紙
上に転写されなかった感光体ドラム1上のトナーは、ク
リーニング装置60により感光体1から除去される。
る。この現像装置40は、トナーT及び磁性キャリアと
を含む2成分現像剤(以下「現像剤」という。)3を表
面に担持する現像剤担持体としての非磁性材質からなる
現像スリーブ2、現像スリーブ2の内部に固定配置した
磁界発生手段としての固定磁石群からなる図示しないマ
グネットローラ、現像スリーブ2上に担持されて搬送さ
れている現像剤の量を規制する規制部材としてのドクタ
4、現像スリーブ2上方で該スリーブの表面及びドクタ
4との間に現像剤の現像剤収容部5を形成するように設
けられたひさし部材9、トナー収容部としてのトナーホ
ッパ6などを備えている。トナーホッパ6は現像スリー
ブ2上の現像剤搬送方向における現像剤収容部5の上流
側に隣接して現像スリーブ2表面と対向するトナー補給
口6aを有している。また、トナーホッパ6の内部に
は、トナーTをトナー補給口6aに向けて撹拌しながら
送り出す撹拌部材としてのトナーアジテータ7が配設さ
れている。
する先端部は、トナーホッパ6からトナーTが補給され
現像剤収容部5内に向かって進行しようとする現像剤3
の量を規制するトナー補給側の規制部材としてのプレド
クタ9aとなっている。このプレドクタ9aは、ドクタ
4と現像スリーブ2との間隙Gd1よりも大きい間隙G
d2を介して現像スリーブ2に対向するように配設され
ており、上記現像剤3の層厚をドクタ4よりも厚めに規
制する。また、上記ひさし部材9等で形成される現像剤
収容部5には、感光体ドラム1との対向部の現像位置に
供給されずにドクタ4で進行が阻止された現像剤3が収
容される。この現像剤収容部5に磁界の磁力が及ぶよう
に、上記現像位置に対向して形成される主極(P1)と
プレドクタ9aに対向する位置との間に同極の磁極が2
つあるように、図示しないマグネットローラに磁極が形
成されている。なお、このマグネットローラには一般的
な現像装置におけると同様に、現像スリーブ2上に現像
剤3を担持し続けながら搬送できるように搬送磁極が形
成されている。
リーブ2上の現像剤3は該スリーブ2の図中矢印B方向
の回転に伴って搬送され、ドクタ4により規制されて薄
層化される。薄層化された現像剤3は、図中矢印A方向
に回転している感光体ドラム1と対向する現像位置に搬
送される。この現像位置で、感光体ドラム1上に形成さ
れている静電潜像にトナーTが供給され、該静電潜像の
可視像化が行われる。現像位置を通過した現像スリーブ
2上の現像剤は該スリーブ2の回転に伴って更に搬送さ
れ、トナー補給口6aと対向する位置に到達する。この
トナー補給口6aには、トナーホッパ6内のトナーTが
アジテータ7で送り出され現像スリーブ2上の現像剤と
接するように滞留している。トナーTと現像剤収容部5
の現像剤との接触部で、新しいトナーTを取り込んだ
後、現像剤収容部5に戻る。そして、新しいトナーTを
含んだ現像剤3はドクタ4による規制部で内圧が増加す
る。この内圧の増加した現像剤中で磁性キャリアによる
トナーの帯電が行われる。一方、上記現像位置に供給さ
れずにドクタ4で進行が阻止された現像剤3の一部は、
現像剤収容部5内で現像剤3自身の内圧及び重力によっ
てトナーホッパ6トナー補給口6aに向かって移動す
る。トナー補給口6a付近まで移動してきた現像剤3
は、現像スリーブ2の回転に伴ってドクタ4側に循環す
るように搬送される。
は、現像剤3に補給されたトナーが多くなってトナー濃
度が高まるとそれに伴って現像剤3の嵩が増加するた
め、現像剤3がトナー補給口6aの部分に滞留し、トナ
ー補給口6aの開口を覆ってしまう。このため、現像ス
リーブ2上の現像剤3へのトナー取り込み量が少なくな
る。このトナー取り込み量の減少により、現像剤3のト
ナー濃度が常に一定濃度以下に保たれる。逆に、現像剤
3のトナー濃度が低くなると現像剤3の嵩が減少するた
め、現像剤3がトナー補給口6aを塞がなくなるので、
現像スリーブ2上の現像剤3へ所定量のトナーが取り込
まれ、現像剤3のトナー濃度が常に一定濃度以上に保た
れる。このようにトナー濃度をほぼ一定範囲内にコント
ロールできるので、トナー濃度センサ、現像剤の現像能
力を知るために感光体ドラム1上に形成した基準トナー
像の画像濃度を検知する光学的画像濃度センサ、トナー
補給部材などを用いた複雑なトナー濃度制御機構が不要
となる。本実施形態の現像装置40では、現像剤3とし
て粒径4〜15[μm]のトナーTと、粒径20〜50
[μm]の低抵抗の磁性キャリアとを含有するものを用
い、現像剤収容部5内の磁性キャリアのトナー被覆率を
100[%]程度に維持するようなトナー濃度制御を行う
ようにした。
像剤収容部5内の長手方向(現像スリーブの回転軸に沿
った方向)ほぼ全域に、断面形状が円形の真直棒状の、
現像スリーブ2上の現像剤3を剥離する剥離部材として
の剥離ローラ8を設けている。この剥離ローラ8は、図
示しない駆動手段により現像スリーブ2の回転方向(図
2中矢印B方向)と同じ反時計方向(図2中矢印C方
向)に回転させ、現像スリーブ2との対向位置で該スリ
ーブ表面とは逆方向に剥離ローラ8の表面を移動させて
いる。この剥離ローラ8によって、現像スリーブ2上の
現像剤3がせき止められる。せき止められた現像スリー
ブ2上の現像剤3は、剥離ローラ8の表面移動に従って
連れ回り、現像スリーブ2から離れるように移動する。
これにより、現像スリーブ2上の現像剤3が剥離され
る。次いで、現像剤収容部5内において剥離ローラ8が
現像剤3を搬送しながら攪拌する。この攪拌により、現
像剤収容部5内に収容されている現像剤3との入れ替え
及び混合が促進され、現像剤3の均一化も行われる。そ
して、混合及び入り替えが行われた現像剤3の一部は、
再び現像スリーブ2と合流する合流点とドクタ4との間
において現像スリーブ2上に磁気力で担持される。
対向部では、現像剤3の搬送方向が互いに逆向きになる
ように表面が移動することから、剥離ローラ8と現像ス
リーブ2との間を通過する現像剤3は、現像スリーブ2
による搬送力と剥離ローラ8による搬送力とを受けて、
現像剤同士の摩擦帯電が促進される。
に収容されている現像剤との入れ替え及び混合が促進を
効率的におこなうには、剥離ローラ8の表面により剥離
され搬送される現像剤の量が適当な範囲となることが望
まれる。剥離ローラ8表面により剥離され搬送される現
像剤の量は、剥離ローラ8の表面粗さと現像剤の大きさ
との関係に影響をうける。ここで、現像剤3は磁性キャ
リアの表面をトナーが覆った状態である。そこで、剥離
ローラ8の表面粗さと磁性キャリア径との関係が、剥離
ローラ8表面により剥離され搬送される現像剤の量に影
響を与えるといえる。
かいと、その表面凹凸により、剥離され搬送される現像
剤の量は少なくなる。現像スリーブ2上から剥離され搬
送される現像剤の量が少なくなると、現像剤収容室5内
で充分な入れ替え及び混合を行うことができない。本発
明者は、実験的に、剥離ローラ8の表面粗さRzが磁性
キャリア径の1/5より小さい場合、帯電不良を引き起
こし、地汚れ、画像濃度低下、濃度ムラを発生すること
を見いだした。
その表面凹凸により、剥離され搬送される現像剤の量は
多くなる。現像スリーブ2上から剥離され搬送される現
像剤の量が多くなりすぎると、剥離ローラ8により上記
合流点近傍に搬送される現像剤の量が多くなりすぎ、合
流点と合流点下流のドクタ4との間で、現像剤3が凝集
してしまう。そこで、剥離ローラ8により入れ替え及び
混合が行われた現像剤3が合流点に搬送されても、現像
剤3の凝集により現像スリーブ2が充分な量の現像剤3
を担持することができない、いわゆる汲み上げ不良とい
う現象が発生する。このため、ドクタ4を通過して現像
領域に搬送される現像剤3の適正量が得られなくなり、
画像濃度低下、濃度ムラが発生する。本発明者は、実験
的に、剥離ローラ8の表面粗さRzが磁性キャリア径よ
り大きい場合、画像濃度低下、濃度ムラを発生すること
を見いだした。
Rzが(磁性キャリア径/5)<(剥離部材表面粗さR
z)<(磁性キャリア径)の関係を満たすことにより、
剥離ローラ8が現像スリーブ2上から現像剤を薄層とし
て剥離して搬送することができ、現像剤収容部5での現
像剤の入れ替え及び混合の促進をより効率的に行うこと
ができるといえる。これにより、現像剤の早期劣化を防
止できるとともに、トナー分布をより均一化すること
で、地汚れ、濃度ムラ、画像濃度低下のない良好な現像
を行うことができる。
現像スリーブ2の表面粗さよりも細かいものとすること
が望ましい。これは、剥離ローラ8の表面粗さRzが現
スリーブの表面粗さより大きくなると、現像剤3が現像
スリーブ2による搬送方向と逆方向、すなわち剥離ロー
ラ8による搬送方向に搬送されてしまい、ドクタ4を通
過して現像領域に搬送される現像剤の適正量が得られな
くなってしまうおそれがあるためである。
表面と剥離ローラ8表面との間隙Ghが、現像スリーブ
2の表面とドクタ4との間隙Gd1より小さくなるよう
配置する。そこで、現像スリーブ2と剥離ローラ8との
間を通過して、上記合流点に搬送される現像剤3の量
は、ドクタ4を通過できる現像剤よりも多くならない。
これにより、合流点とドクタ4との間の現像剤量が多く
なりすぎないようにし、現像剤の凝集および凝集に起因
する汲み上げ不良をおこりにくくする。現像スリーブ2
は、トナー帯電の促進された現像剤3を適正量担持し、
現像領域に搬送できるので、更に高画質化を実現するこ
とができる。
置のより具体的な実施例について説明する。図1に示す
現像装置40において、以下の現像条件で画像形成をお
こなった。 剥離ローラ8と現像スリーブ2の間隔Gh 0.3mm 剥離ローラ8とドクタ9aの間隔Gd1 0.4mm 剥離ローラ8とプレドクタ9aの間隔Gd2 1.0mm 現像剤 磁性キャリア径 50μm トナー径 9μm そして、剥離ローラ8としては、表面粗さRzが20〜
30[μm]のものを用いた。まず原稿に現像スリーブ
2の長手方向でトナー消費の異なる様な黒白交互に構成
されたチャートを用いて画像形成を行い、20枚画像形
成後に全面均一なハーフトーンで構成されたチャートに
て再び画像形成を行った。この実験の結果、地汚れ、濃
度ムラのない良好な画像を得ることができた。また、本
実施例の現像装置40では、Gh<Gd1<Gd2の関
係を満足するように構成することにより、画像濃度低下
のない良質な画像を得ることができた。
て、剥離ローラ8の表面粗さRzが10[μm]以下の
ものを用いて、上記と同様の画像形成を行ったところ地
汚れが発生し、さらにハーフトーンの画像に濃度ムラが
発生してしまった。また、剥離ローラ8の表面粗さRz
が50[μm]以上のものを用いて、上記と同様の画像
形成を行ったところ画像濃度低下、濃度ムラが発生して
しまった。
2上の現像剤と現像剤収容部5内の現像剤との入れ替え
及び混合を促進することにより、現像剤中の磁性キャリ
アの帯電能力低下による現像剤の早期劣化を防止するこ
とができる。しかも、現像スリーブ2の長手方向でトナ
ー補給ムラが発生した場合でも、均一化された現像剤を
現像領域に搬送することができるので、画像濃度ムラの
ない現像が可能となる。
及び磁性キャリアを含む2成分現像剤を用い、現像剤担
持体上の現像剤のトナー濃度の変化に基づき現像剤への
トナーの取り込み状態を変化させ、現像剤の動きでトナ
ーを取り込むことによってトナー濃度を自己制御する現
像装置であって、現像剤収容部での現像剤の入れ替え及
び混合の促進をより効率的に行うことで更に高画質化を
実現することができるという優れた効果がある。
持体からの現像剤の剥離をムラなく行い現像剤中のトナ
ー帯電ムラを防止できるという優れた効果がある。
のトナー濃度を安定して一定濃度以下に確実に保つこと
ができる。しかも、トナーを過剰に取り込んだ現像剤が
現像剤担持体に担持・搬送されて剥離部材に到達するこ
とがないので、上記現像剤の剥離による該現像剤の入れ
替え及び混合を安定して行うことができるという優れた
効果がある。
持体の現像剤汲み上げ不良を発生し難くするという優れ
た効果がある。
向説明図。
Claims (5)
- 【請求項1】内部に磁界発生手段を有し、トナーと磁性
キャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬送する現像
剤担持体と、該現像剤担持体に担持されて搬送される該
現像剤の量を規制する規制部材と、該規制部材で掻き取
られた該現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収
容部に隣接し、該現像剤担持体上の該現像剤に接触して
取り込まれるようにトナーを収容するトナー収容部とを
備え、該現像剤担持体上にある現像剤のトナー濃度の変
化により、該現像剤と該トナー収容部のトナーとの接触
状態を変化させて、該現像剤中へのトナーの取り込み状
態を変化させる現像装置において、 上記現像剤収容部内に上記現像剤担持体表面とは反対方
向に表面移動し、該現像剤担持体上の現像剤を剥離する
剥離部材を設け、該剥離部材の表面粗さRzが(磁性キ
ャリア径/5)<(剥離部材表面粗さRz)<(磁性キ
ャリア径)の関係を満たすことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】請求項1の現像装置において、上記剥離部
材の外周面の断面形状が円形であることを特徴とする現
像装置。 - 【請求項3】請求項1または2の現像装置において、上
記トナー収容部からトナーが補給され上記現像剤収容部
内に向かって進行しようとする上記現像剤の量を規制す
るトナー補給側の規制部材を設けたことを特徴とする現
像装置。 - 【請求項4】請求項3の現像装置において、上記現像剤
担持体表面と上記剥離部材表面との間隙Ghと、上記現
像剤担持体表面と上記規制部材との間隙Gd1と、上記
現像剤担持体表面とトナー補給側の規制部材との間隙G
d2とが、Gh<Gd1<Gd2の関係を満たすことを
特徴とする現像装置。 - 【請求項5】静電潜像を担持する像担持体と、該静電潜
像を顕像化する現像装置とを備えた画像形成装置におい
て、該現像装置として、上記請求項1、2、3または4
の現像装置を採用することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000332394A JP2002139916A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 現像装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000332394A JP2002139916A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 現像装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002139916A true JP2002139916A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18808606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000332394A Pending JP2002139916A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 現像装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002139916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006227116A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
US20160334736A1 (en) * | 2015-05-15 | 2016-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device |
-
2000
- 2000-10-31 JP JP2000332394A patent/JP2002139916A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006227116A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
US20160334736A1 (en) * | 2015-05-15 | 2016-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device |
US9846392B2 (en) * | 2015-05-15 | 2017-12-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device for preventing density unevenness and developer overflow |
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