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JP2002127545A - プリンタセキュリティシステム - Google Patents

プリンタセキュリティシステム

Info

Publication number
JP2002127545A
JP2002127545A JP2000323932A JP2000323932A JP2002127545A JP 2002127545 A JP2002127545 A JP 2002127545A JP 2000323932 A JP2000323932 A JP 2000323932A JP 2000323932 A JP2000323932 A JP 2000323932A JP 2002127545 A JP2002127545 A JP 2002127545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
confidential
printer
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000323932A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakamura
仁 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000323932A priority Critical patent/JP2002127545A/ja
Publication of JP2002127545A publication Critical patent/JP2002127545A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に操作ができ、かつ出力を効率良く行う
プリンタセキュリティシステムを提供する。 【解決手段】 本発明は、コンピュータ100とプリン
タ200とがLAN等のネットワークに接続され、プリ
ンタ200は、IDデータ入力部201と、登録/識別
判定部202と、IDデータ記憶部203と、ID識別
部204と、データ判定部205と、暗号株206と、
メモリ207と、暗号解読部208と、操作/表示部2
09と、出力順制御部210と、データ出力部211
と、を有して構成される。本発明によれば、指紋や手書
き文字の画像データを予め登録し、画像データに対して
番号を付加してIDとすることで、コンピュータ側から
は、番号を指示し、プリンタ側では、指紋や手書き文字
などの画像データの入力によりIDデータとすることで
プリンタの操作部で容易に操作を行えると共に、IDが
画像データであるためセキュリティ性を向上することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタセキュリ
ティシステムに関し、特にプリンタや複写機、FAXな
どのデータをプリントアウトするデータのセキュリティ
性を保護するプリンタセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数のコンピュータとプリンタ
がネットワークで接続されている環境において、プリン
トアウトする機密データを保護する方法としてプリンタ
データに対してユーザIDを付加してプリンタに送信
し、プリンタ側のメモリに一旦蓄積する。
【0003】出力時にプリンタの操作部からIDを入力
し、IDが一致する場合にプリントアウト行う。あるい
は、IDデータの代わりとしてカードリーダをプリンタ
に設け、カードにより出力許可をするといった装置があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述さ
れる従来の方法の場合、セキュリティ性を高めるために
は、ID番号を増やすことによりIDを複雑化する必要
がある。これにより操作部からのデータ入力数が多くな
るため、操作性が悪くなるという第1の問題点がある。
【0005】また、カードでは、紛失した場合、新たに
カードが必要となると共に、紛失したカードのIDに対
しての装置側の対応など必要であり面倒であるという第
2の問題点がある。
【0006】また、データの処理としては、機密データ
を一旦メモリに蓄えておく必要があり、機密データが多
い場合には、メモリを消費するため利用可能な容量が少
なくなると、他のデータ出力を効率良く行えないといっ
た第3の問題点がある。
【0007】機密データは、出力要求がされるまでメモ
リに蓄える。一部分が機密データである場合でも全デー
タをメモリに蓄える。出力要求があるとプリントアウト
処理を開始する。扱うデータの意味から出力時は、プリ
ンタ側にいる必要があり、データ量が多いと待ち時間が
長くなるという第4の問題点がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、容易に操作ができ、かつ出力を効率良く行う
プリンタセキュリティシステムを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ネットワークにコンピュー
タ及びプリンタが接続されたプリンタセキュリティシス
テムにおいて、コンピュータは、印刷データが機密デー
タである場合に、機密データとして出力機器に送信する
機密データ送信手段を有し、プリンタは、印刷データを
格納する格納手段と、機密データ送信手段により送信さ
れた機密データを暗号化する暗号化手段と、暗号化手段
により暗号化された暗号化データを解読するための暗号
解読手段と、暗号解読手段による暗号解読時にIDを識
別するID識別手段とを有し、ID識別手段には、ID
データとして指紋や手書き文字の画像データを用い、I
Dを入力するための入力手段と、IDデータを登録する
登録手段と、登録手段により登録されたIDデータと機
密データの出力要求時に入力されたIDとの認証を行う
認証手段と、認証手段による認証結果に基づいて機密デ
ータの出力を許可する出力許可手段とを有し、画像ID
により機密データを保護をすることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、機密データの出力時において、プリンタ側
から入力手段によるIDの入力を行い、機密データの出
力要求があった場合に要求情報をコンピュータに通知す
る通知手段と、認証手段によりIDが認証されないデー
タの画像を保持する保持手段と、を有することを特徴と
する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、印刷データの一部が機密データで
ある場合に、一部のデータを機密データとして指示する
指示手段と、指示手段により指示された機密データのみ
を保護データとしてメモリに蓄積する蓄積手段と、機密
データ以外を通常出力する出力手段と、出力手段により
機密データ以外を出力する際に、該機密データの一部分
あるいはページの代わりにダミーデータを作成する作成
手段と、を有することを特徴とする。
【0012】〈作用〉本発明は、指紋や手書き文字の画
像データを予め登録し、画像データに対して番号を付加
してIDとして使用することで、コンピュータ側から
は、番号を指示し、プリンタ側では、指紋や手書き文字
などの画像データの入力によりIDデータとすることで
出力機の操作部で容易に操作を行えると共に、IDが画
像データであるためセキュリティの高いものとすること
ができる。
【0013】また、本発明は、不正に出力指示が行われ
た場合に、その情報をコンピュータ側に通知することが
可能である。
【0014】さらに、出力データの一部を機密データと
する場合には、それ以外のデータを先に出力することで
時間の浪費を減少すると共に、使用するメモリが少なく
てすむため他者の出力効率を下げることなく行える。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態であるプリンタセキュリティシステムを
詳細に説明する。図1から図9を参照すると、本発明に
係るプリンタセキュリティシステムの実施の形態が示さ
れている。
【0016】〈第1の実施形態〉本発明の第1の実施形
態であるプリンタセキュリティシステムの機密データの
出力時において、IDとなるデータを指紋や手書き文字
の画像データとする実施例を図1〜5に基づいて説明す
る。
【0017】図1は、本発明の第1の実施形態であるプ
リンタセキュリティシステムの概略構成を示すブロック
図である。図1において、本発明の第一の実施形態であ
るプリンタセキュリティシステムは、コンピュータ10
0とプリンタ200とがLAN回線(ネットワーク)を
介して接続されて構成される。
【0018】プリンタ200は、機密データを保護する
ためのIDとなる画像データを登録及びID入力する際
にデータを入力するIDデータ入力部201と、IDと
して登録するデータであるか機密データ出力要求のため
のIDデータであるか否かを識別する登録/識別判定部
202と、IDデータの登録を行うIDデータ記憶部2
03と、データ出力要求時に入力されたIDの画像デー
タを認証及びID登録する際に入力された画像データの
識別可能な情報に変換するID識別部204と、コンピ
ュータ100からのデータが機密データであるか否かを
判定するデータ判定部205と、機密データを暗号化す
る暗号化部206と、機密データの記憶保持や通常の出
力データを一旦保持するメモリ207と、暗号化された
データを解読する暗号解読部208と、機密データの出
力指示及び種々の情報、操作の表示を行う操作/表示部
209と、データの出力制御及び管理をする出力順制御
部210と、出力するデータを作像するデータ出力部2
11と、から構成されている。
【0019】図2は、本発明の第1の実施形態における
ID登録の処理例を示すフローチャートである。IDと
するデータは、指紋や手書き文字の画像データあるいは
画像特徴データであり、識別可能なデータとしてシステ
ムに保存を行い、IDとしての識別処理を行う。
【0020】ステップS1において、操作/表示部20
9からのID登録の指示を行う。ID登録の指示がされ
た場合、IDとなるデータの入力を促すメッセージを表
示し、登録/識別判定部202へ信号出力を行う。ID
データ入力部201から入力待ち状態となる。
【0021】IDとして用いる画像データが指紋である
場合、IDデータ入力部201は、CCDなどの画像デ
ータを光学的に取り込む装置となる。また、手書き文字
である場合、IDデータ入力部201は、デジタイザな
どの入力データの位置情報を取り込む装置となる。ここ
では、ID画像データとして指紋を用いた例で説明す
る。
【0022】ステップS2において、登録を指示された
ことで登録処理動作を行うための信号をIDデータ記憶
部203、ID識別部204へ出力する。
【0023】ステップS3において、ID識別部204
は、入力された画像データから認識に必要となる特徴の
抽出を行い、IDデータ記憶部203へデータを出力す
る。IDデータ記憶部203は、ID識別部204から
識別のための特徴データを記憶する。
【0024】ステップS4において、特徴抽出、データ
記憶が終了後、識別可能であるか確認を行う。確認のた
めのデータ入力を促すメッセージを操作/表示部209
に表示し、IDデータの入力待ち状態となる。
【0025】ステップS5において、IDデータが入力
されると、特徴抽出したデータにより識別を行う。
【0026】ステップS6において、識別が可能な場合
(Yes)、図3に示されるように、抽出した特徴デー
タに対するID番号を自動作成し、そのID番号に対す
る特徴データが格納されているアドレス情報を登録する
(ステップS7)。
【0027】ステップS7において、登録が行われたデ
ータは、ID番号を表示する(ステップS8)。
【0028】ID番号は、コンピュータからプリンタへ
機密データとして出力を行う場合にIDを指定する番号
であり、シリアル番号のような単純なデータとなる。
【0029】ステップS6において、識別が不可能な場
合(No)、再度、特徴抽出処理を行う。
【0030】ステップS9において、特徴抽出処理が2
回目であるか否かを判断する。特徴抽出が2回行われて
いない場合(No)、ステップS2へ戻り、再度処理を
行う。
【0031】ステップS9において、特徴抽出処理が2
回行われている場合(Yes)、既に特徴抽出されてい
るデータを登録する(ステップS7)。
【0032】図4は、機密データ蓄積時の処理例を示す
フローチャートである。ネットワークで接続されている
複数のコンピュータは、プリンタに対してデータの出力
要求を行う。
【0033】ステップS11において、出力要求したデ
ータにセキュリティをかける場合、前述のID登録にを
行ったID番号を付加したデータの転送を行う。ID番
号の付加は、出力を行うためのアプリケーションソフト
により指示する。
【0034】ステップS12において、プリンタ200
側は、データ判定部205により、受信したデータが機
密データであるか否かを判断する。
【0035】ステップS13において、データ判定部2
05により機密データであると判定された場合、暗号化
部206によりデータの暗号化を行う。
【0036】ステップS14において、暗号化部206
により暗号化されたデータをメモリ207に蓄積する。
【0037】また、ステップS12において、データ判
定部205により機密データでないと判断した場合は
(No)、通常の出力処理を行う(ステップS15)。
【0038】図5は、機密データの出力時の処理例を示
すフローチャートである。機密データとして蓄積された
データの出力は、プリンタ200の操作/表示部209
により出力指示を行う。
【0039】ステップS21において、IDデータ入力
部201から指紋データの入力を行う。登録/識別判定
部202では、ステップS21における操作/表示部2
09からの出力指示により識別処理と判断を行い、ID
データ記憶部203及びID識別部204へ信号を出力
する。
【0040】ステップS22において、ID識別部20
4では、入力された指紋データをIDデータ記憶部20
3に登録されているデータから識別する。
【0041】ステップS23において、IDが正しく識
別された場合(Yes)、操作/表示部209に該当す
る機密データの一覧を表示する(ステップS24)。
【0042】ステップS23において、IDの識別がで
きなかった場合(No)、出力不可を伝えるメッセージ
を表示する(ステップS29)。
【0043】ステップS25において、複数データが存
在する場合、一覧から出力したいデータの選択を行う。
データが1つの場合は、一覧表示は行わず処理を進め
る。
【0044】ステップS26において、選択されたデー
タは、出力順制御部210によりメモリ207から該当
するデータを読み出す。
【0045】ステップS27において、メモリ207か
ら読み出されたデータは、暗号解読部208において暗
号解読処理を実行する。
【0046】ステップS28において、暗号解読部20
8において暗号解読されたデータは、出力順制御部21
0によりデータ出力し、データ出力部211により出力
データの作像を行う。
【0047】通常のデータの場合、コンピュータからの
出力要求データは、データ判定部205により機密デー
タでないと判断し、出力順制御部210へ通常データで
ある信号を出力する。データは、暗号化されずそのまま
処理され、メモリ207をバッファとする。暗号解読部
208は、暗号解読処理を行わずそのままのデータを出
力順制御部210へ出力する。出力順制御部210は、
メモリ207からの読み出しを順次を行うように制御
し、データ出力部211へデータを出力する。データ出
力部211は、出力データを作像する。
【0048】〈第2の実施形態〉本発明の第2の実施形
態であるプリンタセキュリティシステムの機密データの
出力要求および認証結果をデータ転送元へ通知する実施
例を図6、図7に基づいて説明する。
【0049】図6は、本発明の第2の実施形態であるプ
リンタセキュリティシステムの概略構成を示すブロック
図である。本発明の第2の実施形態であるプリンタセキ
ュリティシステムは、プリンタに蓄積されている機密デ
ータの出力指示をした場合に、その旨をデータ転送元へ
通知するものである。この時、IDが認証結果も通知す
ると共にID入力データを保持する動作について説明す
る。
【0050】なお、図6において、本発明の第1の実施
形態と同一の構成要素に関しては、同一符号を付して説
明を省略する。
【0051】ID識別部204は、第1の実施形態に示
される機能に加え、IDの識別が正しく行われなかった
場合に、その入力データである画像データを記憶するた
め、入力データを入力データ記憶部212に出力し、当
該入力データ部212にて記憶する。また、機密データ
の出力要求があった場合には、データ転送元にその旨を
通知する機能を有する。
【0052】図7は、本発明の第2の実施形態であるプ
リンタセキュリティシステムの処理例を示すフローチャ
ートである。
【0053】ステップS31において、機密データとし
て蓄積されたデータの出力は、プリンタ200の操作/
表示部209により出力指示を行う。
【0054】ステップS32において、IDデータ入力
部201から指紋データの入力を行う。登録/識別判定
部202では、ステップS31におけるIDデータ入力
部201からの出力指示により識別処理と判断を行い、
IDデータ記憶部203及びID識別部204への信号
を出力する。
【0055】ステップS33において、ID識別部20
4では、入力された指紋データをIDデータ記憶部20
3に登録されているデータから識別する。
【0056】ステップS33において、IDが識別でき
なかった場合(No)、IDデータ入力部201から入
力された指紋データを入力データ記憶部212に記憶す
る(ステップS34)。
【0057】ステップS35において、このときの情報
として、日時、保存データの管理用No等を操作情報と
して指紋データと共に保存する。
【0058】ステップS36において、プリンタに登録
されている機密データの転送元へステップS35におい
て保存された操作情報を転送通知する。
【0059】ステップS37において、プリンタ200
の操作/表示部209には、ID不一致であることを表
示する。記憶されたデータは、操作/表示部209ある
いはコンピュータ100からのデータ取り出し要求によ
り、画像データのプリントアウトあるいはコンピュータ
100への画像データの転送を行うことが可能である。
【0060】ステップS33において、IDが正しく識
別された場合(Yes)、操作/表示部209に該当す
る機密データの一覧を表示する。
【0061】ステップS38において、複数データが存
在する場合は、一覧から出力したいデータの選択を行う
が、データが1つの場合は、一覧表示は行わず処理を進
める。
【0062】ステップS39において、選択されたデー
タは、出力順制御部210によりメモリ207から該当
するデータを読み出す。
【0063】ステップS40において、読み出されたデ
ータは、IDが正しく識別された情報により暗号解読部
208で暗号解読処理を実行する。
【0064】暗号解読部208で暗号解読処理されたデ
ータは、出力順制御部210によりデータ出力し、デー
タ出力部211により出力データの作像を行う。
【0065】〈第3の実施形態〉本発明の第3の実施形
態であるプリンタセキュリティシステムの機密データが
一部分である場合、他のデータは出力を行う実施例を図
8、図9に基づいて説明する。
【0066】図8は、本発明の第3の実施形態であるプ
リンタセキュリティシステムの概略構成を示すブロック
図である。本発明の第3の実施形態であるプリンタセキ
ュリティシステムは、出力するデータの一部分のみセキ
ュリティをかける場合に、機密データの代わりにダミー
データを作成して先に出力し、機密保護する部分のみを
データ蓄積を行いセキュリティをかける動作について説
明する。
【0067】なお、図8において、本発明の第1及び第
2の実施形態と同一の構成要素に関しては、同一符号を
付して説明を省略する。
【0068】ダミーデータ作成部213は、出力するデ
ータの一部分のみセキュリティをかける場合に、機密デ
ータの代わりにダミーデータを作成する。
【0069】図9は、本発明の第3の実施形態であるプ
リンタセキュリティシステムの処理例を示すフローチャ
ートである。コンピュータからはセキュリティをかける
データをページ単位あるいは部分単位の指定を行い出力
要求を行う。ここでは、頁単位でセキュリティをかける
例として、例えば、データ量が4頁のデータの3、4頁
目にセキュリティをかける場合を以下に説明する。
【0070】ステップS51において、そのセキュリテ
ィのID番号とセキュリティをかける個所の情報を付加
しデータ転送を行う。セキュリティをかける個所の指定
は、出力のためのアプリケーションソフトにより行う。
【0071】ステップS52において、プリンタ200
側は、データ判定部205により、受信したデータが機
密データであるか否かを頁毎に判断を行う。機密データ
であるか否かの判断のデータ量の単位を頁、ブロック、
行数など種々対応可能とすることでより細かいセキュリ
ティの指定が可能である。ここでは、ページ単位とす
る。
【0072】まず、1、2頁目は機密データでないた
め、通常の出力の動作を行う(ステップS54)。通常
のデータの場合、コンピュータ100からの出力要求デ
ータは、データ判定部205により機密データでないと
判断し、出力順制御部210へ通常データである信号を
出力する。このデータは、暗号化されずそのまま処理さ
れ、メモリ207をバッファとする。
【0073】暗号解読部208は、解読処理を行わず、
そのままのデータを出力順制御部210へ出力する。出
力順制御部210は、メモリ207からの読み出しを順
次を行うように制御し、データ出力部211へデータを
出力する。データ出力部2112は、出力データを作像
する
【0074】ステップS53において、3、4頁目は、
機密データであるため、ダミーデータを作成する。この
ダミーデータは、例えば、白紙データとする。ダミーデ
ータ作成部213からのデータは、暗号解読部208へ
出力し、当該暗号解読部208では、そのまま出力順制
御部210へ出力する。出力順制御部210は、メモリ
207からの読み出しを順次を行うように制御し、デー
タ出力部211へデータを出力する。データ出力部21
1は、出力データを作像する。
【0075】3、4頁目の、元のデータは、暗号化部2
08により暗号化され(ステップS55)、メモリ20
7に蓄積される(ステップS56)。セキュリティのか
かったデータは、上述と同様に操作部からのID入力に
よるデータの識別により行われる。以上の処理を行うこ
とでデータにセキュリティをかける、すなわち機密性を
保護することが可能である。
【0076】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、指紋や手書き文字の画像データ
を予め登録し、画像データに対して番号を付加してID
として使用することで、コンピュータ側からは、番号を
指示し、プリンタ側では、指紋や手書き文字などの画像
データの入力によりIDデータとすることで出力機の操
作部で容易に操作を行えると共に、IDが画像データで
あるためセキュリティ性を向上することができる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、不正に出力指示が行われた場合に、
その情報をコンピュータ側に通知することが可能であ
る。
【0078】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、出力データの一部を機密デ
ータとする場合には、それ以外のデータを先に出力する
ことで時間の浪費を減少すると共に、使用するメモリが
少なくて済むため他者の出力効率を下げることなく処理
を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるプリンタセキュ
リティシステムの機密データを画像IDにより認証する
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるID登録の処
理例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるID登録管理
を説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における機密データの
蓄積処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における機密データの
出力処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態であるプリンタセキュ
リティシステムの機密データ出力要求情報をコンピュー
タへデータ転送する構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における機密データ出
力要求情報をコンピュータへのデータ転送する処理例を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態であるプリンタセキュ
リティシステムのデータの一部分を機密データとして扱
う構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施形態における一部分の機密
データが含まれるデータの処理例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
100 コンピュータ 200 プリンタ 201 IDデータ入力部 202 登録/識別判定部 203 IDデータ記憶部 204 ID識別部 205 データ判定部 206 暗号化部 207 メモリ 208 暗号解読部 209 操作/表示部 210 出力順制御部 211 データ出力部 212 入力データ記憶部 213 ダミーデータ作成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにコンピュータ及びプリン
    タが接続されたプリンタセキュリティシステムにおい
    て、 前記コンピュータは、 印刷データが機密データである場合に、機密データとし
    て前記出力機器に送信する機密データ送信手段を有し、 前記プリンタは、 印刷データを格納する格納手段と、 前記機密データ送信手段により送信された前記機密デー
    タを暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された暗号化データを解読
    するための暗号解読手段と、 前記暗号解読手段による暗号解読時にIDを識別するI
    D識別手段とを有し、 前記ID識別手段には、 IDデータとして指紋や手書き文字の画像データを用
    い、IDを入力するための入力手段と、 IDデータを登録する登録手段と、 前記登録手段により登録されたIDデータと前記機密デ
    ータの出力要求時に入力されたIDとの認証を行う認証
    手段と、 前記認証手段による認証結果に基づいて前記機密データ
    の出力を許可する出力許可手段とを有し、 画像IDにより前記機密データを保護をすることを特徴
    とするプリンタセキュリティシステム。
  2. 【請求項2】 前記機密データの出力時において、 前記プリンタ側から前記入力手段によるIDの入力を行
    い、前記機密データの出力要求があった場合に要求情報
    をコンピュータに通知する通知手段と、 前記認証手段によりIDが認証されないデータの画像を
    保持する保持手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載のプリンタセキ
    ュリティシステム。
  3. 【請求項3】 前記印刷データの一部が機密データであ
    る場合に、 一部のデータを機密データとして指示する指示手段と、 前記指示手段により指示された機密データのみを保護デ
    ータとしてメモリに蓄積する蓄積手段と、 前記機密データ以外を通常出力する出力手段と、 前記出力手段により前記機密データ以外を出力する際
    に、該機密データの一部分あるいはページの代わりにダ
    ミーデータを作成する作成手段と、 を有することを特徴とする請求項1または2記載のプリ
    ンタセキュリティシステム。
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