JP2002119199A - ピザ台およびピザパイの製造法 - Google Patents
ピザ台およびピザパイの製造法Info
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Abstract
パイの製造法。 【解決手段】 デュラム小麦粉を含有するピザ台用穀粉
を用いて光波オーブンでピザ台およびピザパイを焼成あ
るいは調理する方法。
Description
パイの製造法に関する。
ストを加えて混練し、発酵させて薄くのばした生地に、
トマトを主材料として煮込んだピザソースを塗り、チー
ズと好みの具を載置し、オリーブオイルをふりかけてガ
スオーブンで焼成して調製していた。
理の際の加熱手段としてはもっぱら伝熱による調理、対
流による調理によって行われていた。しかしながら近年
は調理作業時間の短縮を目的としてマイクロ波幅射によ
る調理あるいは可視領域および近可視領域の電磁スペク
トルの幅射エネルギーを与える高出力ランプを有する光
波オーブン(以下光波オーブンという)を使用する試み
がなされている。
クロ波がピザ台あるはピザパイの深部にまで非常に迅速
にゆきわたって加熱することができるが、反面表面部の
水分が失われる欠点があった。また光波オーブンで焼成
・調理した場合、生地の弾性が強すぎてピザパイの形状
が悪くなり、かつ粘着性やひきが強く硬くなる欠点があ
った。
従来の欠点を解消し、簡単に焼成・調理でき、かつ歯切
れおよび口溶けの良いピザ台ならびに優れた形状を有す
るピザパイを得べく種々検討を重ねた結果、特に光波オ
ーブンによる焼成・調理に適したピザ台およびピザパイ
の製造法を見出し本発明を完成するに至った。
ュラム小麦粉を含有する、ピザ台用穀粉を用いて光波オ
ーブンで焼成・調理するピザ台およびピザパイの製造法
に関する。
粉としては硝子質粒を75%以上を有するハード・アン
バー・デュラムあるいは硝子質粒75〜60%のアンバ
ー・デュラム等が挙げられ、これらは硬質で蛋白含有量
が多く、黄色色素を多く含有している。このデュラム小
麦粉は、粒度3〜750ミクロン、特に15〜190ミ
クロンの範囲のものが好適である。
ンプとしては商業上入手することができるクオーツボデ
ータングステン−ハロゲンランプ、クオーツアークラン
プ等が挙げられる。これらの光波ランプを装着した光波
オーブンはカドラックス社より「Flash Bake」の商品名
で市販されており、その具体的構造については特表平9
−506205号公報に開示されている。
30〜100重量%含有し、その他の原料として強力
粉、中力粉、薄力粉、加工澱粉等を適宜含有したものが
好適である。特にデュラム小麦粉:強力粉の重量比が1
00〜70:0〜30、好ましくは70〜50:30〜
50の範囲が最適である。
湯にイーストを溶かし、イースト液を調製する。次にピ
ザ台用穀粉に牛乳、食塩および前記イースト液を加えて
良く混合し生地を調製する。得られた生地は発酵させた
後分割して厚さ1cm以下の平たいパンケーキ状に伸ば
す。パンケーキ状のピザ台生地は真中より縁部を少し高
めにして上に載せる具がこぼれ落ちないように成形す
る。次にこの凹み部に好みの具や調味料を載せ、油を引
いた天板、テフロン(登録商標)鍋、付着しないタルト
用の鍋等に載せ、強火のオーブンに入れて焼き上げるこ
とによってピザパイを調製する。
る。 実施例1〜8,比較例1 ピザ台用穀粉100重量部にイーストフード0.1重量
部を加え次いで、イースト3重量部、砂糖3重量部、シ
ョートニング3重量部、食塩1重量部および水66重量
部を加えて混捏を行った。混捏の操作としては、全材料
をミキサーに入れ、低速5分、高速5分で混捏し、捏ね
上げた。捏ね上がった生地は、温度27℃および湿度7
5%の条件下で発酵させた後100gずつに分割し、丸
めを行い、ベンチタイムを15分間取った後、モルダー
を用いて成形した。次いで温度38℃および湿度80%
の条件下で最終発酵を行った後、光波オーブン〔「フラ
ッシュ ベーク」(カドラックス社商品名)〕で焼成し
てピザ台を得た。得られたピザ台の各々に対して10g
のピザソースを塗り、その上にハム10gとチーズ20
gをトッピングし、これを前記の光波オーブンに入れて
2分間調理(焼成)してピザパイを製造した。ピザパイ
の品質評価をパネラー数10名で表1に示す基準に基づ
いて行い、その平均の結果を表2に示す。
00g/1枚)の各々に対して10gのピザソースを塗
り、その上にハム10gとチーズ20gをトッピング
し、これを−40℃の冷凍庫で20分間急速冷凍して冷
凍ピザパイを製造した。これを−18℃の冷凍庫で2週
間保存し、冷凍したピザパイを直接光波オーブンで焼成
した。各ピザパイの風味および食感を上記の表1に示し
た評価基準に従って10名のパネラーにより評価しその
平均値を表3に示す。
小麦粉を30〜100%の割合で含有する小麦粉を用
い、ハロゲンランプを熱源とした調理器具で焼成した本
発明のピザパイは生地の物性、ピザパイの形状、風味、
食感および焼き色のいずれもが優れていることがわか
る。
電気窯により焼成(300℃)を行った。その結果一般
的なオーブン(電気窯)により焼成すると、2分以内で
は製品の焼き色が付かなかった。なお、フラッシュオー
ブンを用いたときと同様の焼き色を出すには約5分の焼
成が必要であった。
ってピザ台生地の物性およびピザパイの形状が優れ、か
つ光波オーブンで短時間で焼成・調理することができ、
また冷凍したピザパイも解凍することなく直接光波オー
ブンで解凍・加熱しても食感等の優れたピザパイを得る
ことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 デュラム小麦粉を含有するピザ台用穀粉
を用いて光波オーブンで焼成することを特徴とするピザ
台の製造法。 - 【請求項2】 請求項1記載のピザ台に具材を載置した
後光波オーブンで調理することを特徴とするピザパイの
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000317576A JP2002119199A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | ピザ台およびピザパイの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000317576A JP2002119199A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | ピザ台およびピザパイの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002119199A true JP2002119199A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18796340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000317576A Pending JP2002119199A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | ピザ台およびピザパイの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002119199A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017200444A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | 昭和産業株式会社 | デュラム小麦由来の小麦粉、該デュラム小麦由来の小麦粉の製造方法、麺類又は皮類用小麦粉組成物、麺類又は皮類の製造方法並びに麺類又は皮類 |
-
2000
- 2000-10-18 JP JP2000317576A patent/JP2002119199A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017200444A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | 昭和産業株式会社 | デュラム小麦由来の小麦粉、該デュラム小麦由来の小麦粉の製造方法、麺類又は皮類用小麦粉組成物、麺類又は皮類の製造方法並びに麺類又は皮類 |
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