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JP2002119199A - ピザ台およびピザパイの製造法 - Google Patents

ピザ台およびピザパイの製造法

Info

Publication number
JP2002119199A
JP2002119199A JP2000317576A JP2000317576A JP2002119199A JP 2002119199 A JP2002119199 A JP 2002119199A JP 2000317576 A JP2000317576 A JP 2000317576A JP 2000317576 A JP2000317576 A JP 2000317576A JP 2002119199 A JP2002119199 A JP 2002119199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pizza
pie
flour
producing
oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000317576A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Yamamoto
幸弘 山本
Ryuji Kamimura
竜治 上村
Shinji Ishigami
真二 石神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP2000317576A priority Critical patent/JP2002119199A/ja
Publication of JP2002119199A publication Critical patent/JP2002119199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間に焼成・調理し得るピザ台およびピザ
パイの製造法。 【解決手段】 デュラム小麦粉を含有するピザ台用穀粉
を用いて光波オーブンでピザ台およびピザパイを焼成あ
るいは調理する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピザ台およびピザ
パイの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピザ(ピッツァ)は強力粉にイー
ストを加えて混練し、発酵させて薄くのばした生地に、
トマトを主材料として煮込んだピザソースを塗り、チー
ズと好みの具を載置し、オリーブオイルをふりかけてガ
スオーブンで焼成して調製していた。
【0003】そしてピザ台の焼成あるいはピザパイの調
理の際の加熱手段としてはもっぱら伝熱による調理、対
流による調理によって行われていた。しかしながら近年
は調理作業時間の短縮を目的としてマイクロ波幅射によ
る調理あるいは可視領域および近可視領域の電磁スペク
トルの幅射エネルギーを与える高出力ランプを有する光
波オーブン(以下光波オーブンという)を使用する試み
がなされている。
【0004】前記マイクロ波幅射オーブンの場合はマイ
クロ波がピザ台あるはピザパイの深部にまで非常に迅速
にゆきわたって加熱することができるが、反面表面部の
水分が失われる欠点があった。また光波オーブンで焼成
・調理した場合、生地の弾性が強すぎてピザパイの形状
が悪くなり、かつ粘着性やひきが強く硬くなる欠点があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、これら
従来の欠点を解消し、簡単に焼成・調理でき、かつ歯切
れおよび口溶けの良いピザ台ならびに優れた形状を有す
るピザパイを得べく種々検討を重ねた結果、特に光波オ
ーブンによる焼成・調理に適したピザ台およびピザパイ
の製造法を見出し本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、デ
ュラム小麦粉を含有する、ピザ台用穀粉を用いて光波オ
ーブンで焼成・調理するピザ台およびピザパイの製造法
に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるデュラム小麦
粉としては硝子質粒を75%以上を有するハード・アン
バー・デュラムあるいは硝子質粒75〜60%のアンバ
ー・デュラム等が挙げられ、これらは硬質で蛋白含有量
が多く、黄色色素を多く含有している。このデュラム小
麦粉は、粒度3〜750ミクロン、特に15〜190ミ
クロンの範囲のものが好適である。
【0008】また本発明の光波オーブンに使用されるラ
ンプとしては商業上入手することができるクオーツボデ
ータングステン−ハロゲンランプ、クオーツアークラン
プ等が挙げられる。これらの光波ランプを装着した光波
オーブンはカドラックス社より「Flash Bake」の商品名
で市販されており、その具体的構造については特表平9
−506205号公報に開示されている。
【0009】本発明のピザ台用穀粉はデュラム小麦粉を
30〜100重量%含有し、その他の原料として強力
粉、中力粉、薄力粉、加工澱粉等を適宜含有したものが
好適である。特にデュラム小麦粉:強力粉の重量比が1
00〜70:0〜30、好ましくは70〜50:30〜
50の範囲が最適である。
【0010】次にピザパイの製造の一例を示す。少量の
湯にイーストを溶かし、イースト液を調製する。次にピ
ザ台用穀粉に牛乳、食塩および前記イースト液を加えて
良く混合し生地を調製する。得られた生地は発酵させた
後分割して厚さ1cm以下の平たいパンケーキ状に伸ば
す。パンケーキ状のピザ台生地は真中より縁部を少し高
めにして上に載せる具がこぼれ落ちないように成形す
る。次にこの凹み部に好みの具や調味料を載せ、油を引
いた天板、テフロン(登録商標)鍋、付着しないタルト
用の鍋等に載せ、強火のオーブンに入れて焼き上げるこ
とによってピザパイを調製する。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明す
る。 実施例1〜8,比較例1 ピザ台用穀粉100重量部にイーストフード0.1重量
部を加え次いで、イースト3重量部、砂糖3重量部、シ
ョートニング3重量部、食塩1重量部および水66重量
部を加えて混捏を行った。混捏の操作としては、全材料
をミキサーに入れ、低速5分、高速5分で混捏し、捏ね
上げた。捏ね上がった生地は、温度27℃および湿度7
5%の条件下で発酵させた後100gずつに分割し、丸
めを行い、ベンチタイムを15分間取った後、モルダー
を用いて成形した。次いで温度38℃および湿度80%
の条件下で最終発酵を行った後、光波オーブン〔「フラ
ッシュ ベーク」(カドラックス社商品名)〕で焼成し
てピザ台を得た。得られたピザ台の各々に対して10g
のピザソースを塗り、その上にハム10gとチーズ20
gをトッピングし、これを前記の光波オーブンに入れて
2分間調理(焼成)してピザパイを製造した。ピザパイ
の品質評価をパネラー数10名で表1に示す基準に基づ
いて行い、その平均の結果を表2に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】また、上記の配合で製造されたピザ台(1
00g/1枚)の各々に対して10gのピザソースを塗
り、その上にハム10gとチーズ20gをトッピング
し、これを−40℃の冷凍庫で20分間急速冷凍して冷
凍ピザパイを製造した。これを−18℃の冷凍庫で2週
間保存し、冷凍したピザパイを直接光波オーブンで焼成
した。各ピザパイの風味および食感を上記の表1に示し
た評価基準に従って10名のパネラーにより評価しその
平均値を表3に示す。
【0015】
【表3】
【0016】上記表2および表3の結果から、デュラム
小麦粉を30〜100%の割合で含有する小麦粉を用
い、ハロゲンランプを熱源とした調理器具で焼成した本
発明のピザパイは生地の物性、ピザパイの形状、風味、
食感および焼き色のいずれもが優れていることがわか
る。
【0017】比較例2 実施例1と同様の配合、工程でピザパイを作成したのち
電気窯により焼成(300℃)を行った。その結果一般
的なオーブン(電気窯)により焼成すると、2分以内で
は製品の焼き色が付かなかった。なお、フラッシュオー
ブンを用いたときと同様の焼き色を出すには約5分の焼
成が必要であった。
【0018】
【発明の効果】本発明のピザ台用穀粉を用いることによ
ってピザ台生地の物性およびピザパイの形状が優れ、か
つ光波オーブンで短時間で焼成・調理することができ、
また冷凍したピザパイも解凍することなく直接光波オー
ブンで解凍・加熱しても食感等の優れたピザパイを得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石神 真二 東京都中央区日本橋小網町19番12号 日清 製粉株式会社内 Fターム(参考) 4B032 DB32 DG02 DP44 4B036 LF14 LH22 LP02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デュラム小麦粉を含有するピザ台用穀粉
    を用いて光波オーブンで焼成することを特徴とするピザ
    台の製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピザ台に具材を載置した
    後光波オーブンで調理することを特徴とするピザパイの
    製造法。
JP2000317576A 2000-10-18 2000-10-18 ピザ台およびピザパイの製造法 Pending JP2002119199A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017200444A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 昭和産業株式会社 デュラム小麦由来の小麦粉、該デュラム小麦由来の小麦粉の製造方法、麺類又は皮類用小麦粉組成物、麺類又は皮類の製造方法並びに麺類又は皮類

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017200444A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 昭和産業株式会社 デュラム小麦由来の小麦粉、該デュラム小麦由来の小麦粉の製造方法、麺類又は皮類用小麦粉組成物、麺類又は皮類の製造方法並びに麺類又は皮類

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