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JP2002113809A - 樹脂フィルム積層めっき鋼板、それを用いた缶、および樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法 - Google Patents

樹脂フィルム積層めっき鋼板、それを用いた缶、および樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法

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Publication number
JP2002113809A
JP2002113809A JP2000310974A JP2000310974A JP2002113809A JP 2002113809 A JP2002113809 A JP 2002113809A JP 2000310974 A JP2000310974 A JP 2000310974A JP 2000310974 A JP2000310974 A JP 2000310974A JP 2002113809 A JP2002113809 A JP 2002113809A
Authority
JP
Japan
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steel sheet
resin film
resin
film
plated steel
Prior art date
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Application number
JP2000310974A
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English (en)
Other versions
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Inventor
Nobuyoshi Shimizu
信義 清水
Masanobu Matsubara
政信 松原
Masatoki Ishida
正説 石田
Keiichi Shimizu
慶一 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kohan Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kohan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kohan Co Ltd filed Critical Toyo Kohan Co Ltd
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Publication of JP2002113809A publication Critical patent/JP2002113809A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶用材料として用いた際に、腐食性の強い内
容物に対して優れた耐食性を有し、かつ皮膜の加工密着
性にも優れた実用的な樹脂フィルム積層めっき鋼板、そ
れを用いた缶、および樹脂フィルム積層めっき鋼板の製
造方法を提供する。 【解決手段】 鋼板表面に一定量のSnめっき層、また
は一定量のNiめっき層、Snめっき層を形成し、その
上層に一定の厚さで有機処理被膜層を形成し、さらにそ
の上層に無配向の樹脂フィルムを積層した樹脂被覆めっ
き鋼板とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂フィルム積層
めっき鋼板、それを用いた缶、および樹脂フィルム積層
めっき鋼板の製造方法に関する。より詳しくは、樹脂フ
ィルム積層めっき鋼板を絞りしごき加工を施した後も樹
脂被覆層の優れた加工密着性を有する樹脂フィルム積層
めっき鋼板、それを絞りしごき加工してなる缶、および
それに用いる樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステル樹脂を2軸方向に延
伸した配向フィルムを金属板に被覆し、絞り加工や、さ
らに缶側壁部の減厚率を高めるために絞りしごき加工等
を用いる、厳しい成形加工方法を用いて製缶した缶が、
主に飲料缶の用途で用いられている。この2軸配向ポリ
エステル樹脂フィルム被覆金属板を絞りしごき加工する
と、金属板表面に被覆された樹脂フィルムが変形量の大
きい加工に完全に対応できず、フィルムに微小なクラッ
クが生じて耐食性が劣化したり、加工時にフィルムが割
れて破胴し、製缶が不可能になることがあり、絞り加工
や絞りしごき加工による缶側壁部の減厚率をさらに高め
て缶のコストダウンを図ることが極めて困難になってい
る。
【0003】ポリエステル樹脂フィルムを被覆する金属
板としては、主に加工密着性の観点から、鋼板上に下層
の金属クロム層と上層のクロム水和酸化物層の2層から
なる層を形成させた電解クロム酸処理鋼板(ティンフリ
ースチールまたはTFSともいう)が多用されてきた。
しかし、ポリエステル樹脂フィルムをTFSに被覆し、
絞り加工や絞りしごき加工により胴部と底部が一体とな
った2ピース缶に成形し、腐食性の強い酸性飲料などの
内容物を充填した場合、樹脂フィルムの被覆下地のTF
Sの耐食性が十分ではなく腐食することがある。
【0004】そのため、腐食性の強い内容物に対して優
れた耐食性を有するSnめっき鋼板を樹脂フィルムの被
覆下地として用いることが試みられている。特公昭61
−3676号公報は、Snめっき鋼板をSnの融点以下
の温度に加熱し、ポリエステル樹脂フィルムを当接して
加圧して仮接着させた後、Snの融点以上に加熱して本
接着する方法を開示している。この方法で得られる樹脂
被覆めっき鋼板はTFSを被覆下地とする樹脂被覆鋼板
に比べて、樹脂皮膜の加工密着性に乏しく、絞り加工や
絞りしごき加工を施した場合に樹脂皮膜が剥離し、樹脂
被覆缶に成形できない。
【0005】上記のような耐食性と加工密着性を改良す
る試みとして、特開平3−239538号公報は、特定
組成のSnめっき液を用い、鋼板表面に鋼板露出部が多
く、かつ電着したSnが散在したSnめっきを施し、次
いで下層の金属クロム層と上層のクロム水和酸化物層の
2層からなる層を形成させた、Snめっき鋼板とTFS
の複合的な表面処理鋼板にポリエステル樹脂フィルムを
積層した樹脂被覆鋼板を開示している。この樹脂被覆鋼
板は耐食性は優れているが、Snめっきや金属クロム層
とクロム水和酸化物層の2層を形成させる工程が複雑
で、かつ鋼板露出部面積を一定範囲内にコントロールす
ることが困難であり、実用性に乏しい。
【0006】また特開平5−98465号公報は、鋼板
にSnめっきを施し、あるいはさらに少量のNiめっき
を施した後、Snの融点以上に加熱し、Snが溶融した
状態で熱可塑性樹脂フィルムを加圧積層した後直ちに急
冷する方法を開示している。この方法によると、Snが
溶融した状態で熱可塑性樹脂フィルムと当接し、加圧積
層する際にSn表面に生成した酸化皮膜が破壊され、活
性な金属Snが熱可塑性樹脂フィルムと直接接するよう
になり、優れた加工密着性が得られるとしている。しか
しこの方法によると、熱可塑性樹脂フィルムを積層した
直後樹脂被覆めっき鋼板は優れた加工密着性を示すが、
経時するにつれて加工密着性が低下する傾向を示すよう
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
克服し、缶用材料として用いた際に、腐食性の強い内容
物に対して優れた耐食性を有し、かつ皮膜の加工密着性
にも優れた実用的な樹脂フィルム積層めっき鋼板、それ
を用いた缶、および樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂フィルム積
層めっき鋼板は、鋼板表面にSnめっき層が形成され、
その上層に有機処理被膜層が形成され、さらにその上層
に無配向の樹脂フィルムが積層されてなる樹脂フィルム
積層めっき鋼板、または鋼板表面にNiめっき層、Sn
めっき層が順次形成され、その上層に有機処理被膜層が
形成され、さらにその上層に無配向の樹脂フィルムが積
層されてなる、樹脂フィルム積層めっき鋼板であり、有
機処理被膜の厚さが0.02〜1μmであること、有機
処理被膜がアクリル変性エポキシ樹脂、エポキシ/アク
リル/フェノール樹脂、エポキシ/フェノール樹脂、シ
ランカップリング剤を塗布乾燥してなる被膜のいずれか
であること、Snめっき層が100〜2800mg/m
の量で形成されていること、Niめっき層が10〜1
00mg/mの量で形成されていること、樹脂皮膜が
固有粘度0.6〜1.4であるポリエステル樹脂からな
る皮膜であることを特徴とする。
【0009】本発明の缶は、上記のいずれかの樹脂フィ
ルム積層めっき鋼板を用いてなる缶である。また、本発
明の樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法は、鋼板の
両面に片面当たり100〜2800mg/mの量のS
nめっきを施した後、厚さが0.02〜1μmとなるよ
うに有機処理被膜を形成させ、次いで加熱し、その表面
に固有粘度0.6〜1.4であるポリエステル樹脂から
なるフィルムを当接し、1対の加圧ロールで両者を挟み
付けて圧着する樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方
法、または鋼板の両面に片面当たり10〜100mg/
の量のNiめっきを施し、次いで100〜2800
mg/mの量のSnめっきを施した後、厚さが0.0
2〜1μmとなるように有機処理被膜を形成させ、次い
で加熱し、その表面に固有粘度0.6〜1.4であるポ
リエステル樹脂からなるフィルムを当接し、1対の加圧
ロールで両者を挟み付けて圧着する樹脂フィルム積層め
っき鋼板の製造方法であり、加熱する温度がSnの融点
以下であること、加熱する温度がポリエステル樹脂の融
点以下であること、有機処理被膜がアクリル変性エポキ
シ樹脂、エポキシ/アクリル/フェノール樹脂、エポキ
シ/フェノール樹脂、シランカップリング剤を塗布乾燥
してなる被膜のいずれかからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、缶用材料とし
て用いた際に、腐食性の強い内容物に対して優れた耐食
性を有し、かつ皮膜の加工密着性にも優れた実用的な樹
脂フィルム積層めっき鋼板を得ることを目的として鋭意
検討した結果、鋼板表面に一定量のSnめっき層、また
は一定量のNiめっき層、Snめっき層を形成し、その
上層に一定の厚さで有機処理被膜層を形成し、さらにそ
の上層に無配向の樹脂フィルムを積層した樹脂被覆めっ
き鋼板とすることにより、上記の目的を達成することが
可能となった。Snメッキ層は、その電気化学的特性に
より、基質金属である鋼の腐食を防止できるという特徴
を有するが、その反面として、表面にスズ酸化物層が形
成されやすく、このスズ酸化物層は凝集力が小さいた
め、容易に破壊されやすく、樹脂層との密着力が不十分
であるという欠点がある。本発明によれば、メッキ鋼板
のSnめっき層の上に有機処理被膜層を設け、その上に
無配向樹脂フィルムを設けることにより、樹脂層との密
着性を優れたレベルに維持すると共に、金属の皮膜下腐
食をも防止できるものである。これは、有機処理皮膜が
Sn酸化皮膜の形成を抑制し、樹脂皮膜の密着性を向上
させているためと思われる。
【0011】以下に本発明についてその内容を説明す
る。まず、樹脂フィルム積層めっき鋼板の樹脂フィルム
を積層する被覆下地となるめっき鋼板について説明す
る。めっき鋼板としては、下記の2通りのいずれかを用
いる。 (1)鋼板表面にSnめっき層が形成され、その上層に
有機処理被膜層が形成されてなるめっき鋼板。 (2)鋼板表面にNiめっき層、Snめっき層が順次形
成され、その上層に有機処理被膜層が形成されてなるめ
っき鋼板。
【0012】鋼板表面にSnめっき層のみを形成させる
(1)の場合は、ぶりきの製造に用いる公知のフェロス
タン浴、ハロゲン浴などのめっき浴を用い、100〜2
800mg/mの量でめっきする。めっき量が100
mg/m未満では十分な耐食性が得られず、2800
mg/mを超えると耐食性の向上効果が飽和する。鋼
板表面にNiめっき層とSnめっき層を順次形成させる
(2)の場合は、Niめっき浴として公知のワット浴や
スルファミン酸浴を用い、10〜100mg/mの量
でめっきする。このNiめっき層を設けることにより耐
食性がさらに向上する。めっき量が10mg/m未満
では耐食性の向上に効果が認められず、100mg/m
を超えると耐食性向上の効果が飽和して経済的に有利
でなくなる。この上にさらに(1)の場合と同様にして
Snめっき層を形成させる。めっき量は(1)の場合と
同様の理由により限定する。
【0013】上記のように、鋼板表面にSnめっき層の
み、またはNiめっき層とSnめっき層を形成させた
後、ぶりきの製造で実施されているように、めっき鋼板
をSnの融点以上に加熱する溶錫処理を施してもよい。
溶錫処理を施すことにより、鋼板とめっき層の間に合金
層が形成され、耐食性が向上する。特にSnめっき層の
下にNiめっき層が形成されている場合は緻密な合金層
が生成し、優れた耐食性が得られる。
【0014】上記のようにして得られためっき鋼板のめ
っき層の上層に、有機処理被膜層を形成させる。有機処
理被膜層は、溶剤系または水溶性の有機化合物をロール
コート法など、通常の塗装方法を用いて塗布した後、乾
燥させることにより形成する。有機化合物としては、ア
クリル変性エポキシ樹脂、エポキシ樹脂とフェノール樹
脂を混合して成るエポキシ/フェノール樹脂、エポキシ
樹脂とアクリル樹脂とフェノール樹脂を混合して成るエ
ポキシ/アクリル/フェノール樹脂、シランカップリン
グ剤を塗布乾燥してなる被膜などが好適に用いられる。
塗布厚さは乾燥後の厚さで0.02〜1μmであること
が好ましい。0.02μm未満の厚さでムラなく均一に
塗布することは極めて困難であり、均一な加工密着性を
発現させることができない。塗布厚さが1μmを超える
と加工密着性は低下するようになり好ましくない。以上
のようにして、樹脂フィルムを積層する被覆下地となる
めっき鋼板が得られる。
【0015】次に、上記のようにして得られためっき鋼
板に積層する樹脂フィルムについて説明する。本発明に
適用する樹脂フィルムは単層フィルムまたは2層以上の
複層フィルムのいずれも適用可能であり、熱可塑性樹
脂、特にポリエステル樹脂からなるフィルムであること
が好ましい。ポリエステル樹脂としては、エチレンテレ
フタレート、エチレンイソフタレート、ブチレンテレフ
タレート、ブチレンイソフタレートなどのエステル単位
を有するものが好ましく、さらにこれらの中から選択さ
れる少なくとも1種類のエステル単位を主体とするポリ
エステルであることが好ましい。このとき、各エステル
単位は共重合されていてもよく、さらには2種類以上の
各エステル単位のホモポリマーまたは共重合ポリマーを
ブレンドして用いてもよい。上記以外のもので、エステ
ル単位の酸成分として、ナフタレンジカルボン酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、トリメリット酸などを用いたもの
など、またエステル単位のアルコール成分として、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ペンタエ
リスリトールなどを用いたものを用いてもよい。このポ
リエステルは、ホモポリエステル或いはコポリエステ
ル、或いはこれらの2種以上から成るブレンド物からな
る2種以上のポリエステル層の積層体であってもよい。
例えば、ポリエステルフィルムの下層を熱接着性に優れ
た共重合ポリエステル層とし、該テープの上層を強度や
耐熱性更には腐食成分に対するバリアー性に優れたPE
T層或いは改質PET層とすることができる。
【0016】本発明においては後記するように無配向の
ポリエステル樹脂からなるフィルムを用いることを前提
としており、ポリエステル樹脂フィルムをめっき鋼板に
積層する作業において樹脂が切れたり、ポリエステル樹
脂フィルムを積層しためっき鋼板に絞り加工や絞りしご
き加工のような厳しい成形加工を施しても樹脂が削れた
り疵付いたりすることがなく、またクラックが生じたり
割れたり、さらに剥離することがないようにするため、
樹脂の固有粘度を高め、樹脂を強化させる必要がある。
このため、上記のポリエステル樹脂の固有粘度(IV)
を0.6〜1.4の範囲とすることが好ましく、0.8〜
1.2の範囲とすることがより好ましい。固有粘度が
0.6未満のポリエステル樹脂を用いた場合は樹脂の強
度が極端に低下し、絞り加工や絞りしごき加工を施して
成形する缶に適用できない。一方、樹脂の固有粘度が
1.4を超えると樹脂を加熱溶融させた際の溶融粘度が
極端に高くなり、ポリエステル樹脂フィルムをめっき鋼
板に積層する作業が極めて困難になる。
【0017】樹脂フィルムの厚さは単層フィルムの場合
は5〜60μmであることが好ましく、10〜40μm
であることがより好ましい。厚さが5μm未満の場合は
めっき鋼板に積層する作業が著しく困難になり、また絞
り加工や絞りしごき加工を施した後の樹脂層に欠陥を生
じやすく、缶に成形して内容物を充填した際に、腐食成
分に対する耐透過性も十分ではない。厚さを増加させる
と耐透過性は十分となるが、60μmを超える厚さにす
ることは経済的に不利となる。複層フィルムの場合は成
形加工性や、耐透過性、あるいは内容物のフレーバーに
与える影響などの観点から各層の厚さの比率は変動する
が、トータル厚みが5〜60μmとなるように、各層の
厚さを調整する。また、樹脂フィルムを製膜加工する際
に、樹脂中に必要な特性を損なわない範囲で着色顔料、
安定剤、酸化防止剤、滑材などを含有させて、フィルム
に製膜してもよい。
【0018】無配向の樹脂フィルムは次のようにして製
膜加工する。すなわち、押出機を用いて樹脂ペレットを
樹脂の融解温度より20〜40℃高い温度で加熱溶融
し、溶融樹脂をTダイからフィルム状に冷却したキャス
ティングロール上に押し出し、延伸せずに無配向フィル
ムとしてコイラーに巻き取る。
【0019】次に、樹脂フィルムをめっき鋼板に積層す
る方法について説明する。まずコイル状に巻き取られた
長尺帯状の前記めっき鋼板を解きほどきながら連続的に
加熱する。加熱温度はめっき層であるSnの融点以上で
かつ樹脂フィルム(複層フィルムの場合はめっき鋼板と
接する樹脂層、以下同様)の融解温度以上、Snの融点
以上でかつ樹脂フィルムの融解温度未満、Snの融点未
満でかつ樹脂フィルムの融解温度以上、Snの融点未満
でかつ樹脂フィルムの融解温度未満のいずれの温度でも
よいが、積層作業を実施しやすい、Snの融点未満でか
つ樹脂フィルムの融解温度以上の範囲に加熱することが
好ましい。しかし、無配向フィルムは樹脂フィルムの融
解温度以下の温度でもめっき鋼板に接着するので、Sn
の融点未満でかつ樹脂フィルムの融解温度未満に加熱し
ても樹脂フィルムをめっき鋼板に積層することができ
る。好ましい温度は100〜232℃、より好ましい温
度は150〜220℃である。
【0020】連続的に移動する長尺帯状のめっき鋼板を
上記の温度範囲に加熱し、この片面もしくは両面に前記
の樹脂フィルムを当接し、1対の加圧ロールで両者を挟
み付けて圧着し、直ちに急冷する。以上のようにして本
発明の樹脂フィルム積層めっき鋼板が得られる。
【0021】本発明の樹脂フィルム積層めっき鋼板を用
いた缶は、以下のようにして缶に成形する。すなわち、
樹脂フィルム積層めっき鋼板から円形のブランクを打ち
抜き、次いで1〜複数段の絞り加工を施し、さらに1〜
複数段の絞り加工を施し或いは更にしごき加工を施して
底部と胴部が一体で成形され、缶側壁部の減厚率を高め
た缶に成形する。この缶への成形に際して、缶胴の樹脂
フィルム層には、樹脂フィルム積層めっき鋼板の缶軸方
向への塑性流動に伴って、一軸配向が付与され、しごき
加工を行う場合には、圧延と同様な面配向が付与され、
これらの分子配向は、耐熱性、機械的強度の向上に役立
っている。
【0022】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 (実施例)板厚:0.18mm、板幅:800mmの低
炭素鋼板の両面に、表1に示すめっき層を形成させた。
次いでこれらのめっき鋼板のめっき面に表1に示す有機
樹脂皮膜層を形成させた。表中の樹脂種類の記号で記載
した樹脂は、それぞれ下記に示す樹脂であり、いずれも
ロールコート法を用いて塗布し、乾燥した。 AE :水溶性アクリル変性エポキシ樹脂の28%水溶
液をロールコート EAP:水溶性エポキシ/アクリル/フェノール樹脂の
30%水溶液をロールコート EP :溶剤系エポキシ/フェノール樹脂の20%溶液
をロールコート SC :オルガノシランカップリング材をロールコート
【0023】
【表1】
【0024】次いで表1に示した各めっき番号のめっき
鋼板を表2に示す温度に加熱し、缶に成形した際に外面
側と成る面に、エチレンテレフタレート(88モル%)
とエチレンイソフタレート(12モル%)からなる共重
合ポリエステル樹脂(以下、PETI12で示す(12はエチ
レンイソフタレートのモル数))(固有粘度:0.8、
融解温度:228℃)に酸化チタン系白色顔料を20%
含有させてなる、厚さ:15μmの無配向フィルムを、
缶に成形した際に外面側と成る面に、表2の試料番号1
〜23に示した無配向の透明樹脂フィルムをそれぞれ当
接し、1対の加圧ロールで挟み付けて圧着し、直ちに水
中に浸漬し急冷して樹脂フィルム積層めっき鋼板を得
た。表2において、表中の樹脂組成の記号で記載した樹
脂フィルムは、それぞれ下記に示す樹脂フィルムであ
る。 PETI12 : エチレンテレフタレート(88モル%)とエ
チレンイソフタレート(12モル%)からなる共重合ポ
リエステル樹脂(融解温度:228℃) PET : ポリエチレンテレフタレート(エチレンテレ
フタレート(100モル%)を重合)(融解温度:26
7℃) PETI5 (15)/PET12 (10) : 上層がエチレンテレフタレ
ート(95モル%)とエチレンイソフタレート(5モル
%)(融解温度:251℃)からなる厚さ:15μmの
共重合ポリエステル樹脂と、下層がエチレンテレフタレ
ート(88モル%)とエチレンイソフタレート(12モ
ル%)(融解温度:228℃)からなる厚さ:10μm
の共重合ポリエステル樹脂からなる2層フィルム
【0025】
【表2】
【0026】上記のようにして作成された樹脂フィルム
積層鋼板を、下記のようにして絞りしごき缶に成形し
た。まず直径:160mmの円板状のブランクに打ち抜
いた後、白色に着色したフィルムを積層した面が容器の
外側となるようにして絞り加工を施し、100mm径の
絞り容器に成形した。次いで再絞り加工を施して80m
m径の再絞り容器に成形した。この再絞り容器を再絞り
加工としごき加工を同時に行う再絞りしごき加工を施し
て、缶径:66mmで高さ:125mmの部分にフラン
ジを有する円筒缶に成形した。次いで、上端部をトリミ
ングして高さを122mmとした後、上端部を縮径加工
して開口端部の径を57mmとした。次いで、開口端部
を缶の外側に向かって張り出し加工し、フランジ端部の
径が62mmとなるようにフランジ部を形成させ、内容
物を充填する前の最終形状の缶とした。
【0027】上記のようにして試料番号1〜23の樹脂
フィルム積層鋼板から成形したしぼりしごき缶の特性を
下記のように評価した。 [加工密着性]絞りしごき加工し、フランジ成形した後の
缶を肉眼観察し、下記の基準で加工密着性を評価した。
【0028】 ◎:樹脂フィルムの剥離は認められない。 ○:フランジ加工部に実用上問題とならない程度のわず
かな樹脂フィルムの剥離が認められる。 △:フランジ加工部に実用上問題となる程度の樹脂フィ
ルムの剥離が認められる。 ×:フランジ加工部全体に樹脂フィルムの剥離が認めら
れる。
【0029】[耐食性]絞りしごき加工し、フランジ成形
した後の缶にpH:2.6の酸性飲料(商品名:アセロ
ラドリンク、株式会社ニチレイ製)を充填してフランジ
部で天蓋を二重巻締めして密封し、氷水中に浸漬した。
5分間後に取り出し、約5℃の温度の温度の缶外面に、
円周方向で15mm間隔で先端に直径:1/2インチの
鋼球を付設した鋼棒(重さ:1kg)を40mmの高さ
から落下させて凹部を形成させた。この状態で37℃で
1ヶ月経時させた後、開封し缶内部の酸性飲料に溶出し
た金属量を原子吸光法を用いて測定し、その多少から下
記の基準で耐食性を評価した。 ◎:0.3ppm未満 ○:0.3ppm以上でかつ0.5ppm未満 △:0.5ppm以上でかつ1.0ppm未満 ×:1.0ppm以上 これらの結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】表3に示すように、本発明の樹脂フィルム
積層めっき鋼板は優れた加工密着性を有しており、本発
明の樹脂フィルム積層めっき鋼板を用いて成形した絞り
しごき缶は、腐食性の強い酸性飲料に対しても優れた耐
食性を示す。
【0032】
【発明の効果】本発明は、鋼板表面にSnめっき、また
はNiめっきとSnめっきを施した後、有機処理被膜を
形成させ、次いで加熱し、その表面に固有粘度0.6〜
1.4であるポリエステル樹脂からなるフィルムを当接
して圧着してなる樹脂フィルム積層めっき鋼板であり、
絞りしごき加工を施しても樹脂フィルムが剥離すること
がなく優れた加工密着性を示す。また本発明の樹脂フィ
ルム積層めっき鋼板を用いて絞りしごき加工を施して成
形した缶は耐食性に優れており、酸性飲料を充填した場
合でも金属溶出は極めて少ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 1/16 B65D 8/16 4K026 8/16 C23C 22/00 Z 4K044 C23C 22/00 28/00 C 28/00 C25D 5/26 B C25D 5/26 L B21D 22/28 B // B21D 22/28 B29K 67:00 B29K 67:00 B29L 9:00 B29L 9:00 B65D 1/00 B (72)発明者 石田 正説 山口県下松市東豊井1296番地の1 東洋鋼 鈑株式会社技術研究所内 (72)発明者 志水 慶一 山口県下松市東豊井1296番地の1 東洋鋼 鈑株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 3E033 AA07 BA08 BA13 FA10 GA02 3E061 AA15 AB13 AC01 AC05 BA01 DA02 4F100 AA21H AB03A AB16E AB21B AH06C AK01C AK01D AK25C AK33C AK41D AK42 AK42J AK53C AL01 AL05C AL06C BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D CA13 EG001 EH012 EH461 EH71B EH71E EH711 EJ192 EJ422 EJ861 GB16 JA06D JA13B JA13E JB02 JK06 JL01 YY00B YY00C YY00D YY00E 4F211 AA24 AA37 AA39 AD03 AD05 AD08 AD33 AD34 AG01 AG03 AH55 SA07 SC06 SC07 SD01 SH06 SH21 SH22 SP04 SP21 SP41 SW15 4K024 AA03 AA07 AB01 AB02 BA03 BB22 BC01 DB03 DB06 GA04 GA12 4K026 AA10 AA12 AA22 BA01 BB06 BB08 CA37 EB08 4K044 AA02 AB02 BA06 BA10 BA21 BB04 BB05 BC02 BC04 CA16 CA18 CA53

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板表面にSnめっき層が形成され、そ
    の上層に有機処理被膜層が形成され、さらにその上層に
    無配向の樹脂フィルムが積層されてなる、樹脂フィルム
    積層めっき鋼板。
  2. 【請求項2】 鋼板表面にNiめっき層、Snめっき層
    が順次形成され、その上層に有機処理被膜層が形成さ
    れ、さらにその上層に無配向の樹脂フィルムが積層され
    てなる、樹脂フィルム積層めっき鋼板。
  3. 【請求項3】 有機処理被膜の厚さが0.02〜1μm
    である、請求項1または2に記載の樹脂フィルム積層め
    っき鋼板。
  4. 【請求項4】 有機処理被膜がアクリル変性エポキシ樹
    脂からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂フィ
    ルム積層めっき鋼板。
  5. 【請求項5】 有機処理被膜がエポキシ/アクリル/フ
    ェノール樹脂からなる、請求項1〜3のいずれかに記載
    の樹脂フィルム積層めっき鋼板。
  6. 【請求項6】 有機処理被膜がエポキシ/フェノール樹
    脂からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂フィ
    ルム積層めっき鋼板。
  7. 【請求項7】 有機処理被膜がシランカップリング剤を
    塗布乾燥してなる被膜である、請求項1〜3のいずれか
    に記載の樹脂フィルム積層めっき鋼板。
  8. 【請求項8】 Snめっき層が100〜2800mg/
    の量で形成されてなる、請求項1または2に記載の
    樹脂フィルム積層めっき鋼板。
  9. 【請求項9】 Niめっき層が10〜100mg/m
    の量で形成されてなる、請求項2に記載の樹脂フィルム
    積層めっき鋼板。
  10. 【請求項10】 樹脂フィルムが固有粘度0.6〜1.
    4であるポリエステル樹脂からなる皮膜である、請求項
    1〜9のいずれかに記載の樹脂フィルム積層めっき鋼
    板。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の樹
    脂フィルム積層めっき鋼板を用いてなる缶。
  12. 【請求項12】 鋼板の両面に片面当たり100〜28
    00mg/mの量のSnめっきを施した後、厚さが
    0.02〜1μmとなるように有機処理被膜を形成さ
    せ、次いで加熱し、その表面に固有粘度0.6〜1.4
    であるポリエステル樹脂からなるフィルムを当接し、1
    対の加圧ロールで両者を挟み付けて圧着する、樹脂フィ
    ルム積層めっき鋼板の製造方法。
  13. 【請求項13】 鋼板の両面に片面当たり10〜100
    mg/mの量のNiめっきを施し、次いで100〜2
    800mg/mの量のSnめっきを施した後、厚さが
    0.02〜1μmとなるように有機処理被膜を形成さ
    せ、次いで加熱し、その表面に固有粘度0.6〜1.4
    であるポリエステル樹脂からなるフィルムを当接し、1
    対の加圧ロールで両者を挟み付けて圧着する、樹脂フィ
    ルム積層めっき鋼板の製造方法。
  14. 【請求項14】 加熱する温度がSnの融点以下であ
    る、請求項12または13に記載の樹脂フィルム積層め
    っき鋼板の製造方法。
  15. 【請求項15】 加熱する温度がポリエステル樹脂の融
    点以下である、請求項12〜14のいずれかに記載の樹
    脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法。
  16. 【請求項16】 有機処理被膜がアクリル変性エポキシ
    樹脂からなる、請求項12または13に記載の樹脂フィ
    ルム積層めっき鋼板の製造方法。
  17. 【請求項17】 有機処理被膜がエポキシ/アクリル/
    フェノール樹脂からなる、請求項12または13に記載
    の樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法。
  18. 【請求項18】 有機処理被膜がエポキシ/フェノール
    樹脂からなる、請求項12または13に記載の樹脂フィ
    ルム積層めっき鋼板の製造方法。
  19. 【請求項19】 有機処理被膜がシランカップリング剤
    を塗布乾燥してなる被膜からなる、請求項12または1
    3に記載の樹脂フィルム積層めっき鋼板の製造方法。
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