JP2002111598A - 光通信システム - Google Patents
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Abstract
あたって、多数の子局がバス型に適した状態で設置され
ている場合に、それらの子局を効率良くスター型に接続
する光通信システムを提供することを目的とする。 【解決手段】親局に接続され、同一敷設路に敷設された
複数の幹線光ファイバ4−1〜4−nと、幹線光ファイ
バの少なくともいくつかを途中で切断して形成されたフ
ァイバ切断端に接続される第1ポートおよび対向する第
2ポートを有する複数のスターカップラ2−1〜2−n
と、敷設路に敷設された複数の支線光ファイバ6−1〜
6−4と、敷設路に沿って配設され、複数の子局群に分
割される複数の子局3−x−1〜3−x−4(x=1〜
n)とで構成され、スターカップラの各々の近傍で支線
ファイバが切断されて一方切断端を形成し、子局群の各
々の近傍で支線ファイバが切断されて他方切断端を形成
し、一方切断端がスターカップラの第2ポートに接続さ
れ、他方切断端が近傍の子局に接続される。
Description
の間で通信を行う光通信システムに関する。
つの親局で複数の子局をサポートし、かつ1つの子局当
たりの通信容量があまり大きくない場合には、親局に接
続された1本の光ファイバに適宜分岐結合器を挿入して
複数の子局を接続するパッシブ光ネットワーク(PO
N)と呼ばれる形態をとることがある。PONには大別
してバス型とスター型がある。
即ち、下り光信号に関しては、幹線光ファイバ4を通過
する光を必要に応じてカップラ5−1,5−2,…で分
岐し、子局3−1,3−2,…に光を分配する。上り光
信号に関しては、各々の子局3−1,3−2,…から出
力された光が各カップラ5−1,5−2,…で合流し、
第1の親局1に到達する。
1の親局1からの光は途中のスターカップラ2で複数の
子局3−1,3−2,…に分配される。子局3−1,3
−2,..からの光はスターカップラ2で合流し第1の
親局1に到達する。
るため必要な仕様に応じて適宜選択される。例えば図2
2のように親局1と複数の子局3−1,3−2,..が
光ケーブル6の近傍に1つの線上に順次配置されている
場合にはバス型の形状が取られることが多い。バス型の
利点は子局の直近で幹線ファイバから分岐すればよいた
め、分岐点から新たにファイバを敷設する工事が不要で
あることである。一方スター型は図21のように子局が
点在する場合に用いられることが多い。スター型の利点
は、スターカップラによって光が子局数に等分されるた
め、一つの幹線ファイバに対する子局接続数がバス型よ
り多くできることである。
型、バス型ともにそれぞれ長所欠点が異なり、またそれ
ぞれが適した子局の配置がある。しかしながら、例えば
バス型が適した子局配列、すなわち子局が線上に順次並
んでいるような場合であっても、1本の幹線ファイバに
バス型で収容可能な子局数より多くの子局を収容したい
場合がある。そのような場合は、幹線ファイバにスター
カップラを接続してスター型にすればよいが、スターカ
ップラと子局を接続するファイバをスターカップラから
新たに敷設する必要があり、幹線上に子局が並んでいる
利点を活用できなくなる。
態で設置されている場合に、それらの子局を効率良くス
ター型に接続することを目的とする。
この親局に接続され、同一敷設路に敷設された複数の幹
線光ファイバと、前記幹線光ファイバの少なくともいく
つかを途中で切断して形成されたファイバ切断端に接続
される第1ポートおよび対向する第2ポートを有する複
数のスターカップラと、前記敷設路に敷設された複数の
支線光ファイバと、前記敷設路に沿って配設され、複数
の子局群に分割される複数の子局とで構成され、前記ス
ターカップラの各々の近傍で前記支線ファイバが切断さ
れて一方切断端を形成し、前記子局の各々の近傍で前記
支線ファイバが切断されて他方切断端を形成し、前記一
方切断端が前記スターカップラの第2ポートに接続さ
れ、前記他方切断端が近傍の前記子局に接続されること
を特徴とする光通信システムを提供する。
いことを前提としている。子局をいくつかの論理上の子
局群に分割し、それぞれの子局群を1つの幹線光ファイ
バおよびその幹線光ファイバに接続されたスターカップ
ラで収容する。スター型のファイバ形態において、スタ
ーカップラから子局までを接続する支線ファイバを幹線
ファイバに平行に敷設する。子局群が複数あるため幹線
光ファイバは複数存在する。幹線光ファイバの途中に分
岐結合のために第1ポートが接続されたスターカップラ
の対向する第2ポートは、支線光ファイバを切ってその
切断された支線光ファイバの一方切断端部に接続する。
その支線光ファイバは接続先の子局の近傍で再び切断さ
れ、同支線光ファイバの他方切断端部に子局が接続され
る。このような接続をそれぞれの幹線光ファイバについ
て行う。その結果、スターカップラごとに子局まで新た
に光ファイバを敷設する必要はなく、さらに、支線光フ
ァイバをすべての子局群で再利用するため、光ファイバ
の利用効率がよい。
する場合には、多芯光ケーブルを用いる。多芯光ケーブ
ルとは1本の光ケーブル中に光ファイバ芯線が例えば5
0本100本という単位で束になっている光ケーブルで
ある。本発明を適用する場合、そのような多芯光ケーブ
ルの芯線の内の一部を幹線光ファイバとして用い、別の
一部を支線光ファイバとして用いればよい。
本発明を適用することによって、バス型の利点(分岐点
から子局までのファイバ敷設工事が不要)を生かしつ
つ、スター型のトポロジーをとって1本の幹線光ファイ
バに接続できる子局数を増加させることが可能となる。
子局に接続される一方切断端の少なくとも1つは子局群
が接続されたスターカップラに対して親局に近い位置設
置され、一方切断端の他の少なくとも1つはスターカッ
プラに対して親局から離れた位置に設置され、親局に近
い位置に設置された一方切断端に対応する支線光ファイ
バの少なくともいくつかと親局から離れた位置に設置さ
れた一方切断端に対応する支線光ファイバの少なくとも
いくつかとが同一の支線光ファイバとなるように子局群
が配設される第1の発明に従った光通信システムを提供
する。
る複数の子局が使用する支線光ファイバが、異なる支線
光ファイバである必要は無い。第2の発明は、同一子局
群に属する子局が、スターカップラを挟んで親局に近い
側と遠い側に分かれて存在する場合に適用される。第1
の発明と同様に、子局までの接続に用いるため支線ファ
イバをスターカップラの近傍で切断するが、第2の発明
では切断した2端部の両方をスターカップラに接続す
る。それらをそれぞれスターカップラを挟んで両側にあ
る子局に接続する。
つの子局群に属する子局数よりも少なくて済むため芯線
利用効率が高く、経済的である。
り、複数の幹線光ファイバの、前記第1の親局に接続さ
れていないいくつかの端部に接続される第2の親局を有
し、第1の親局に接続された幹線光ファイバに接続され
ているスターカップラの少なくともいくつかは2つ以上
のポートを有し、その内1つは幹線光ファイバの切断端
の内第2の親局に到達する端部に接続されていることを
特徴とする第1および第2の発明に従った光通信システ
ムを提供する。
を提供する。これによると、スターカップラの片側の入
出カポート数がnポート、反対側の入出カポート数がm
ポートの時、n×mのスターカップラと呼ばれるが、第
1から第2の発明の構成を満たす目的のみであれば、そ
のスターカップラに接続される子局数をbとして1×b
のスターカップラで十分であった。第3の発明ではn≧
2とする。そのうち1つは第1から第2の発明の構成で
用いる幹線光ファイバに接続する。
程度のコストで入手可能である。第3の発明において
は、幹線光ファイバの束は、それぞれの幹線光ファイバ
が途中で切断されるかどうかに関わらず、ケーブルとし
ては1つの親局から次の親局まで敷設する。一本の幹線
光ファイバがスターカップラを接続するために切断され
た場合、切断された所から次の親局までの部分が使用さ
れずに残っている。第3の発明では、その残っている部
分をスターカップラのn(≧2)側のポートの残りのポ
ートに接続することによって、次の親局までの通信経路
を確保する。
ターカップラまでの幹線光ファイバが断線しても、スタ
ーカップラから次の親局までの経路が確保されているた
め通信を継続することが可能となる。また、第3の発明
においては、次の親局に接続するために、幹線光ファイ
バの使用されていなかった残りの部分を使用しているこ
と、また、1×mとほとんどコストの変わらない2×m
のスターカップラに変更することによって二重化してい
るため、二重化のためのコスト増が非常に少ない。
り、複数の幹線光ファイバの、前記第1の親局に接続さ
れていないいくつかの端部に接続される第2の親局およ
び前記幹線光ファイバの少なくともいくつかに接続され
る第2系統用スターカップラとを有し、第2系統用スタ
ーカップラは、第2系統用スターカップラが接続される
幹線光ファイバを介して第1の親局に接続する子局群に
属する子局のうち第2の親局に最も近い子局に接続する
支線ファイバ切断端の位置から、子局群に隣接する2つ
の子局群のうち前記第2の親局に近い方の隣接する子局
群が第1の親局に接続するためのスターカップラの位置
までのいずれかの位置に挿入され、第2系統用スターカ
ップラの挿入位置で幹線光ファイバが切断されて、第2
の親局に到達する方の幹線光ファイバ切断端に第2系統
用スターカップラが接続され、第2系統用スターカップ
ラの挿入位置で子局群の子局に接続している支線光ファ
イバが切断済みであれば、その切断端の内子局群に近い
方の切断端が第2系統用スターカップラに接続され、切
断されていなければ切断しその切断端の内子局群に近い
方の切断端が第2系統用スターカップラに接続され、支
線光ファイバの子局群に属する子局の近傍での切断端の
うち第2の親局に近い方の切断端が子局の第2系統用ポ
ートに接続されていることを特徴とする請求項1の光通
信システム。を提供する。
る。第4の発明では、幹線光ファイバの束を、それぞれ
の幹線光ファイバが途中で切断されるかどうかに関わら
ず、ケーブルとしては1つの親局(第1の親局)から次
の親局(第2の親局)まで敷設する。それぞれの幹線光
ファイバはスターカップラを接続するために切断される
が、その残りの部分、すなわちスターカップラから第2
の親局までの未使用の部分を利用する。即ち、第4の発
明では、幹線光ファイバの残りの部分のいずこかを切断
し、第2の親局に接続される方の切断端に第2系統用ス
ターカップラを接続する。切断する場所は、その幹線光
ファイバに接続される子局群のうち最も次の親局に近い
子局の位置から、その子局群に隣接する子局群の内、第
2の親局に近い方の子局群に接続するためのスターカッ
プラの位置までのいずこかである。
ーカップラであり、m側のポートはそれぞれ支線光ファ
イバに接続される。第2系統用スターカップラの位置で
支線光ファイバが切断済みであれば、その切断端のうち
第1の親局の方向に延びている切断端に接続する。第2
系統用スターカップラの位置で支線ファイバが切断され
ていない場合は、切断し、第1の親局の方向に延びてい
る切断端に接続する。第2系統用スターカップラに接続
された支線光ファイバは、それぞれの子局の近傍で(第
1の親局に接続する経路を作るために)切断されている
はずなので、その切断端をその子局の第2系統用ポート
に接続する。もし、ある子局が第1の親局に接続するス
ターカップラに支線光ファイバを介さず接続されている
場合は、支線光ファイバをその子局の近傍で切断してそ
の子局の第2系統用ポートに接続する。さらに、第2系
統用スターカップラの位置に接続すべき子局がある場合
には、その子局には支線光ファイバを介さず直接にその
子局の第2系統用ポートに接続する。
子局が第2の親局に接続される経路が確保される。その
結果、第1の親局に接続する幹線光ファイバが断線して
も第2の親局との間で通信が確保される。第4の発明で
は、このような第2系統を構築するための幹線光ファイ
バおよび支線光ファイバは、第1の親局に接続するため
に使用された部分以外の残りの部分である。したがっ
て、第2系統を構築するため光ケーブルの芯線数を増や
したり、新たなケーブルを敷設する必要がなく、二重化
の為のコスト増が大幅に抑えられる。
ターカップラまでの二重化であるため、第4の発明より
コストが少なくて済む。しかし、仮に幹線光ファイバと
支線光ファイバが同一の光ケーブルの芯線で構成されお
り、光ケーブル単位での断線が発生した場合には、断線
が発生した部分を含む子局群の子局の平均して約半数が
全く通信不能になる可能性がある。第4の発明では、支
線光ファイバ系まで二重化しているため、どのような箇
所で断線が発生しても、第1の親局あるいは第2の親局
のどちらかとの通信は確保されている。第3の発明と第
4の発明の形態ではそれぞれ長所が異なり、どちらが優
れているということではなく、適用するシステムの要求
によって適切な方法を選択すると良い。
とは位置の離れた第2の親局と、第1の親局と第2の親
局との間に敷設された光ファイバと、光ファイバを幹線
光ファイバとして形成されるパッシブ光ネットワークを
介して第1の親局および前記第2の親局の少なくとも一
方に接続される1つ以上の子局と、第1の親局と第2の
親局との間で制御信号および通信データの少なくとも1
つを通信するための光ファイバとは異なる経路に張られ
た通信媒体からなり、子局と前記第1の親局または第2
の親局への通信経路のいずれか一方に障害が発生した場
合、子局は通信経路に障害が発生していない他方の親局
と通信を行うことを特徴とする光通信システムを提供す
る。
ーク(PON)で接続された子局に対する通信経路を二
重化した通信システムを提供している。PONの二重化
に関する従来技術には、例えば、日本特許第30567
79号がある。概略は以下のようである。スター型PO
Nに使用するスターカップラ(光分岐回路)の親局側ポ
ートを複数(2以上)とし、それぞれのポートに異なる
幹線光ファイバを接続して、それぞれを主伝送用光送信
装置および予備光送信装置に接続する。主伝送用光送信
装置に動作異常が発生した場合には予備光送信装置に切
り替えるというものである。日本特許第3056779
号はその従来技術の改良であることから類推可能なよう
に、主伝送用光送信装置と予備光送信装置は同一の親局
内に設置され、その親局内の監視制御機能によって監
視、切り替えを行っている。このような場合、親局の電
源に障害が発生したり、親局とその上の階層の交換局間
の通信経路が絶たれた場合対応できない。また、親局か
らスターカップラまで複数(2本以上)の光ファイバ芯
線(本発明で言うところの幹線光ファイバ)を使用する
必要があり、芯線利用効率が悪い。第5の発明は、この
ような問題を解決し、親局全体に異常が発生しても通信
が継続でき、かつ芯線利用効率の良い二重化システムを
提供する。
ワークに属する子局は、離れた位置にある2つの親局
(第1の親局および第2の親局)に二重に帰属する。さ
らに、PONを構成する幹線光ファイバは第1の親局と
第2の親局の間に張られた光ファイバ1芯のみである。
さらに、第1の親局と第2の親局の間には制御信号(場
合によっては子局とやり取りする通信データ)をやりと
りする何らかの通信媒体が備えられている。この通信媒
体は、PONの幹線光ファイバを芯線として含む光ケー
ブルに断線があっても制御信号がとぎれないように、幹
線光ファイバの張られている経路とは異なる経路で張ら
れている。
あるいは第2の親局のいずれかの通信経路に障害が発生
し、通信不能になったとき、子局は通信経路に障害が発
生していない方の親局と通信を行う。
ていたときに、第1の親局までの通信経路に障害が発生
した場合、子局は第2の親局との通信に切り替え、通信
を継続する。また、仮に子局が第1の親局との通信中
に、第2の親局までの経路に障害が発生した場合は、そ
のまま引き続き第1の親局との通信を継続する。また、
仮に子局が第1の親局および第2の親局と同時に通信を
行っていて、例えば、第1の親局までの通信経路に障害
が発生した場合は、第2の親局のみと通信を継続する。
されているが、例えばそれらの子局が全て第1の親局と
通信しているときに、パッシブ光ネットワークを形成す
る幹線光ファイバの途中が断線し、一部の子局が第1の
親局との通信を継続できなくなった場合、第1の親局と
の通信を継続できなくなった子局は第2の親局との通信
に切り替える。
通信媒体(以下異経路媒体と呼ぶ)とは、例えば、第1
の親局と第2の親局を直接接続する光ファイバ伝送路な
どでもよいが、障害が第1の親局全体に及んでいるよう
な場合を考慮すれば、より望ましくは、第1の親局およ
び第2の親局の双方と接続している交換局を介して張ら
れた擬似的な通信回線である。また、交換局を介した擬
似的な通信回線とすることによって、異経路媒体のため
の光ファイバ等を新たに敷設する必要がないため経済的
である。
ややり取りしていたデータに関しては、例えば、第1の
親局が異経路媒体を介して第2の親局に振り向けたり、
第1の親局と第2の親局の双方に接続している交換局に
要請して、切り替えが必要な子局の通信データは第2の
親局に振り向けるようにする。交換局に要請して切り替
える場合に、交換局への切り替え要請は、子局との通信
不能を検出した第1の親局あるいは、第1の親局と通信
不能であるという通知を子局から受けた第2の親局であ
る。また、第1の親局全体に及ぶ障害(例えば電源障
害、交換局との間の回線の障害)である場合、交換局が
第1の親局の障害を検知して、第1の親局に接続されて
いた子局を第2の親局への接続に切り替えるよう指示す
る場合もある。
シブ光ネットワークを二重化するための幹線光ファイバ
が1芯の光ファイバでよいため芯線利用効率が良く、か
つ、障害が1つの親局全体に及ぶような障害であったと
しても子局は通信を継続でき、より低コストで信頼性の
高いシステムを構築することが可能となる。
説明する。図1は第1の発明の第1の実施の形態を示す
図である。親局1に幹線光ファイバ4,即ち4−1,4
−2,…4−nが接続しており、これら幹線光ファイバ
は同一経路で敷設されている。例えば、同一の多芯光ケ
ーブル内の芯線となっている。同時に、幹線光ファイバ
に平行に支線光ファイバ6,即ち6−1〜6−4が敷設
されている。支線光ファイバは、例えば幹線光ファイバ
と同じ多芯光ケーブルの芯線により構成されていたり、
平行に敷設された異なる光ケーブルによって構成され
る。即ち、幹線光ファイバ4−1,4−2…4−nおよ
び支線光ファイバ6−1〜6−4は同一の敷設路に施設
されている。
子局が最大4つの場合の構成例を示している。各々の幹
線光ファイバは途中で切断され、切断端部は対応するス
ターカップラ2,即ち2−x(xは1〜n)に接続され
る。スターカップラは例えば1×4のスターカップラで
あり、スターカップラの1側のポートは幹線光ファイバ
4−xの切断端部に接続される。スターカップラの4側
のポートはそれぞれ支線光ファイバ6−1…6−4に接
続される。この場合、支線光ファイバはスターカップラ
近傍で切断され、切断一端部においてスターカップラの
4側ポートに接続される。多芯光ケーブルの敷設経路近
辺に多数の子局が設置されており、その中で例えばスタ
ーカップラ2−iに接続される子局3,即ち3−i−1
〜3−i−4は論理上の子局群を形成している。それぞ
れの支線光ファイバは子局3−i−1〜3−i−4の近
傍で再び切断され、切断他端部が形成され、同切断他端
部においてそれぞれ子局に接続される。このようにして
子局から支線ファイバ、スターカップラ、幹線光ファイ
バを経由して親局までの光経路が設定される。他の幹線
光ファイバに関して同様の接続がなされる。
が同一線上に設置されているバス型向きの子局配列であ
っても、スター型の形態にして分岐数を増やすことが可
能となる。また、従来スター型で必要とされていたスタ
ーカップラから子局までの新たなファイバ敷設が必要な
く、さらに、支線光ファイバを全ての子局群で共用する
ため芯線利用効率がよい。
ファイバまでを接続する線や、支線光ファイバから子局
までを接続する線が図示されている。これらは実際には
スターカップラのピッグテールファイバや、子局のピッ
グテールファイバ、あるいは短尺のファイバパッチコー
ドなどである。本発明では、子局が同一線上に近い並び
方をしていることを前提としており、子局から支線ファ
イバまで埋設工事を必要とするような長い引き込み線を
敷設する形態では本発明の特徴を生かし切れない部分が
ある。しかしながら、実用上そのような状況が発生する
可能性はある。長めの引き込み線を介して接続する子局
数が、引き込み線を必要としない子局数よりも十分少な
いシステムであるならば本発明は有効であり、本発明を
適用することが可能である。例えば、図4では子局3−
i−i,3−i−2,3−i−4は子局が支線光ファイ
バに接続されるが、子局3−i−3はやや長めの引き込
み線を介して支線ファイバ6−3に接続されている。
必要はない。例えば、図1は1つの子局群に4つの子局
が収容されている場合を説明したが、他のスターカップ
ラに接続されている子局数が全て4つである必要はな
く、2つ3つあるいは1つでもかまわない。ただし、1
つの場合は、将来の増設を考えないならば、スターカッ
プラを介さず直接幹線ファイバを子局に接続してもよ
い。また、子局がスターカップラの直近にある場合は、
図2に示す第1の発明の第2の実施形態のように支線光
ファイバを介さず直接スターカップラに接続される子局
があってもよい。幹線光ファイバ4−iにスターカップ
ラ2−iが接続され、スターカップラはさらに支線光フ
ァイバ6−1〜6−4の切断された一端を介して子局3
−i−1〜3−i−4に接続される。一方、子局3−i
−5はスターカップラ2−iの直近にあり支線ファイバ
を介さずスターカップラ2−iに接続されている。図2
のような構成では1つの子局群に属する子局数を支線光
ファイバ数よりも多くできる。
る第1の発明の第3の実施形態を示している。この例で
は、スターカップラ2−1は第1の親局1内に設置さ
れ、支線光ファイバに接続されている。親局に設置され
た光送信器あるいは光受信器とスターカップラの間は幹
線光ファイバは使用せず、パッチコードなどで接続すれ
ばよい。もちろん、図3のようにするのではなく、図1
のように親局に最も近い子局群においても、他の子局群
と同様にスターカップラを親局外に設置し、幹線ファイ
バに接続して用いても良い。
て説明する。図5はその主要部分の構成例を示す。幹線
ファイバ4−iに接続された1×4スターカップラ2−
iの4側のポートは支線光ファイバ6−1〜6−3の切
断端に接続されている。スターカップラの4側のポート
のうち1つは支線光ファイバ6−1に、1つは支線ファ
イバ6−2に、残りの2つは支線ファイバ6−3に接続
されている。4つの子局のうち、子局3−i−1はスタ
ーカップラ2−iより第1の親局1に近い位置に配置さ
れており、子局3−i−2〜3−i−4はスターカップ
ラ2−iに対して第1の親局より遠い位置に配置されて
いる。子局3−i−2,3−i−3,3−i−4に関し
ては図1の接続形態と同様の接続形態を取っている。子
局3−i−1に関しては、支線光ファイバ6−3のスタ
ーカップラ2−i近傍での切断端の内、子局3−i−2
に接続しなかった方の切断端をスターカップラ2−iに
接続し、そこから第1の親局方向に延びている支線光フ
ァイバを子局3−i−1の近傍で切断し、この切断端に
子局3−i−1を接続している。子局3−i−1を接続
するために使用した支線光ファイバは図1の構成ではス
ターカップラ2−iより第1の親局に1つ近いスターカ
ップラに収容されていた子局群の接続に使用した部分の
残りであり、図1の構成では使用されなかった部分であ
る。このように未使用の部分を有効利用することによっ
て、支線光ファイバ数を削減することが可能となる。
り、最も効率の良い収容形態を示す図である。図6は1
つの子局群の子局数が8の場合の構成例である。幹線光
ファイバ4−iはスターカップラ2−iに接続される。
スターカップラ2−iは1×8のスターカップラであ
り、8側のポートはそれぞれ支線光ファイバに接続され
る。支線光ファイバ6−1〜6−4はスターカップラ2
−i近傍で切断され、それぞれの2つの切断端の両方が
スターカップラ2−iに接続される。支線光ファイバ6
−1の第1の親局に近い側には子局3−i−1が、第1
の親局から遠い側には子局3−i−8が接続されてい
る。他の支線光ファイバも同様である。図6の例では子
局数8に対して4本の支線光ファイバで対応している。
8個の子局を図1の形態で接続するならば8本の支線光
ファイバが必要となる。したがって図6の形態では支線
光ファイバ数が半分になっている。このようにすること
によって、支線光ファイバ数を減らすことが可能となり
芯線利用効率が向上する。なお、同一子局群内で支線光
ファイバに接続される子局数が奇数2n+1の場合は、
n+1本の支線光ファイバが必要であり、スターカップ
ラを挟んだ左右の子局数はどちらかが1つ多くなる。
する。図7は図1の形態に第3の発明を適用した構成例
である。第1の親局には幹線光ファイバ(を含むケーブ
ル)が接続されている。幹線光ファイバ(を含むケーブ
ル)は第2の親局7まで敷設されている。幹線光ファイ
バ4−iの例を取って説明する。幹線光ファイバ4−i
は途中で切断され、切断端にスターカップラ2−iが接
続されている。スターカップラ2−iに接続される子局
群は子局数が4である。スターカップラ2−iは2×4
のスターカップラであり、幹線光ファイバの2つの切断
端は両方ともスターカップラの2側のポートに接続され
る。スターカップラの4側のポートは各々支線光ファイ
バに接続される。これ以降は図1の構成と同様である。
このような構成では例えば第1の親局からスターカップ
ラ2−iまでの幹線光ファイバが断線したり、第1の親
局1内にある幹線ファイバ4−iに接続されている光送
信器あるいは光受信器が故障しても、第2の親局7との
通信経路を介して継続して通信を行うことが可能とな
る。なお、そのような障害時に、第1の親局とi番目の
子局群との間の通信が不能になっており、第2の親局経
由での通信に切り替える必要があることは、交換局等第
1の親局1の先の接続先や制御回線などを介して第2の
親局7に通知すればよい。また、子局側で第1の親局1
との通信断が検出された場合は、制御回線等を介して第
2の親局に通知すればよい。親局同士を結ぶ制御回線
は、光ケーブルの断線にも対応できるよう、幹線光ファ
イバを収容している光ケーブルとは別経路で確保されて
いることが望ましい。
ストなどほとんど変わらない。したがって1×nから2
×nに変更することによるコスト増は非常に小さい。ま
た、幹線光ファイバ4−iの光カップラ2−iから第2
の親局までの部分は、図1の構成では使用されずに余っ
ていた部分である。したがって第3の発明を用いれば二
重化を構成するに当たり、第2の親局とスターカップラ
2−iを接続するために新たに光ケーブルを敷設する必
要がない。これらのことから、第3の発明によれば、二
重化用の経路が非常に低コストに簡便に確保できる。
みでなく、その他の構成、例えば図5や図6の構成にも
容易に適用可能である。図8は図6の構成に第3の発明
を適用した第3の発明の第2の実施形態を示す。大部分
は図6と同様であるがスターカップラ2−iが2×8の
カップラとなり2側のポートが幹線光ファイバ4−iの
余った部分を使用して第2の親局7に接続される二重化
構成となっている。
の発明の第5の実施形態を示す。上述した第3の発明で
は、スターカップラまでの二重化であったが図9の形態
では子局までの二重化を行っている。第1の親局に接続
された幹線ファイバ4−iは途中で切断され、切断端が
1×4のスターカップラ2−iに接続される。スターカ
ップラ2−iに接続される子局群の子局数は4つであ
る。スターカップラの4側の各ポートは支線光ファイバ
6−1〜6−4に各々接続され、子局3−i−1〜3−
i−4に接続されている。
1の親局1に接続され、隣接する子局群に接続するため
の1×4スターカップラ2−(i+1)に接続されてい
る。支線ファイバ6−1〜6−4はスターカップラ2−
(i+1)の近傍で切断され、切断端がスターカップラ
2−(i+1)の4側のポートに接続されて子局3−
(i+1)−1〜3−(i+1)−4に接続される。ス
ターカップラ2−(i+1)の近傍で切断された支線光
ファイバ6−1〜6−4はそれぞれ2つの切断端を有し
ている。その内、子局3−(i+1)−1〜3−(i+
1)−4に接続するために用いられる切断端は、図1の
構成では、スターカップラ2−(i+1)に対して第1
の親局1から遠い方の切断端のみであり、第1の親局1
に近い方の切断端は余っている。図9の構成では余って
いる切断端を子局3−i−1〜3−i−4の二重化に利
用する。
ップラ2−(i+1)に接続するために切断した切断端
の残りの切断端を、第2系統用スターカップラ8−(i
+1)に接続する。スターカップラ8−(i+1)は1
×4のスターカップラであり、1側のポートに接続され
た幹線光ファイバ4−(i+1)の先は第2の親局7に
到達している。
ップラ2−(i+1)近傍での切断端のうちスターカッ
プラ2−(i+1)に接続されていない方の切断端を、
スターカップラ8−(i+1)の4側のポートに接続す
る。支線光ファイバ6−1〜6−4の先は子局3−i−
1〜3−i−4に接続するために切断された切断端に到
達している。すなわち、図1の構成では子局3−i−1
〜3−i−4の近傍で切断端が余っている状態になって
いる。
の親局1との間で通信を行うためのポートと、第2の親
局7との間で通信を行うための第2系統用ポートの2種
類のポートを有している。子局3−i−1〜3−i−4
に関しては、支線ファイバ6−1〜6−4の余っている
切断端を第2系統用ポートに接続する。
4と第2の親局7との間の通信経路が確保される。図9
の構成においては二重化のための経路として、幹線光フ
ァイバと支線光ファイバのうち第1の発明では余ってい
た部分を使用するため、新たに二重化用のファイバを敷
設する必要がない。第2系統用スターカップラを新たに
挿入する必要があり、第3の発明より若干コストが高く
なるものの、第1の親局に接続する経路と第2の親局に
接続する経路が重ならないため、幹線光ファイバと支線
光ファイバが同一の光ケーブルに収容されている場合な
どで光ケーブルが断線しても、通信は必ず確保される。
示す。図2において、子局がスターカップラの直近にあ
る場合は支線光ファイバを介さず直接スターカップラに
接続する形態が可能であることを示した。第3の発明ま
では、そのような接続形態の子局を問題なく付加できた
が、そのような接続形態の子局を図9のような二重化形
態に加える場合若干工夫が必要である。
第1の変形例の光通信システムを示している。図10で
は、第1の親局1に幹線光ファイバ4−iが接続されて
いる。幹線光ファイバ4−iは途中で切断され、切断端
にスターカップラ2−iが接続されている。スターカッ
プラ2−iは1×5であり、スターカップラ2−iに接
続される子局群の子局数は5である。そのうち1局は支
線光ファイバを介さず接続されている。スターカップラ
2−iの残りの4ポートは支線光ファイバ6−1〜6−
4を介して子局3−i−1〜3−i−4に接続されてい
る。幹線光ファイバ4−iの残りの切断端、すなわち第
2の親局7に接続している方には第2系統用スターカッ
プラ8−iが接続されている。スターカップラ8−iは
1×5のカップラであり、基本的には図示しない子局3
−(i−1)−1〜3−(i−1)−4の二重化に用い
られる。子局3−(i−1)−1〜3−(i−1)−4
は、子局3−i−1〜3−i−5からなる子局群に隣接
する子局群を形成している。スターカップラ8−iの5
側のポートの内4つは図9の場合と同様にして支線光フ
ァイバに接続されるが、残りの1つは子局3−i−5の
第2系統用ポートに接続する。したがってスターカップ
ラ8−iは2つの子局群にまたがって接続していること
になる。
イバ数を増やすことが可能であれば、図12のように図
9に近い形態をとることが可能でなる。この場合は、1
つのスターカップラが異なる子局群の子局にまたがって
接続されることはない。
ファイバ4−iが接続されている。幹線光ファイバ4−
iは途中で切断され、切断端に1×5のスターカップラ
2−iが接続されている。スターカップラ2−iの5側
のポートの内4つは支線光ファイバ6−1〜6−4を介
して子局3−i−1〜3−i−4に接続されている。残
りの1ポートは直接子局3−i−5に接続されている。
ップラ2−(i+1)を接続するために切断した残りの
部分、すなわち第2の親局7に到達する部分には1×5
の第2系統用スターカップラ8−(i+1)の1側のポ
ートが接続されている。スターカップラ8−(i+1)
の5側のポートは支線光ファイバ6−1〜6−5に接続
される。支線光ファイバ6−1〜6−4はそれぞれ子局
3−i−1〜3−i−4の近傍の切断端から子局3−i
−1〜子局3−i−4の第2系統用ポートに接続され
る。支線光ファイバ6−5はスターカップラ2−iの近
傍、すなわち、子局3−i−5の近傍で切断され、切断
端が子局3−i−5の第2系統用ポートに接続される。
5は二重化用、すなわち第2の親局7との接続のみに使
用され、第1の親局1との接続には使用されない。図1
0の形態と比較すると、図10では支線光ファイバを増
やすことなく二重化が可能である一方、1つのスターカ
ップラが異なる子局群の子局にまたがって接続されてし
まう。言い換えれば、第1の親局1と第2の親局7で子
局群構成が変わってしまう。図12の形態では子局群構
成に変更はないが、支線光ファイバ数を増やす必要があ
る。それぞれ長所が異なるため、他のシステム要求仕様
と合わせて適宜選択すると良い。
スターカップラに対して左右に分かれている場合に、図
9のような二重化構成を取るための第1の発明の第5の
実施形態の第2の変形例の光通信システムを示してい
る。ある子局群に対して隣接する子局群は、親局に近い
方と遠い方の2つあり、図11のような構成ではその双
方から二重化用の経路を確保している。
ファイバ4−iが接続されている。幹線光ファイバ4−
iは途中で切断され、切断端がスターカップラ2−iが
接続されている。スターカップラ2−iに接続される子
局群の子局数は4であり、スターカップラ2−iは1×
4のスターカップラである。また、支線光ファイバ数は
4本である。スターカップラ2−iの4側のポートの内
一本だけ、スターカップラ2−iより第1の親局1に近
い子局3−i−1に支線光ファイバ6−1を介して接続
されている。このような場合の二重化用の接続は以下の
ようにすればよい。
7に接続する方の切断端は第2系統用スターカップラ8
−iに接続される。スターカップラ8−iは1×4のス
ターカップラである。4側のポートの内3つはそれぞれ
支線光ファイバ6−2,6−3,6−4に接続され隣接
する子局群の子局3−(i−1)−2,3−(i−1)
−3,3−(i−1)−4の第2系統用ポートに接続さ
れる。スターカップラ8−iの4側のポートの残りの1
つは支線光ファイバ6−1の切断端のうち第1の親局1
から遠い方の切断端に接続され、第1の親局1から遠い
方の隣接する子局群の子局3−(i+1)−1の第2系
統用ポートに接続される。
2の親局7に接続する方の切断端には1×4の第2系統
用スターカップラ8−(i−1)の1側のポートが接続
されている。スターカップラ8−(i−1)の4側のポ
ートのうち1つは支線光ファイバ6−1の第1の親局1
に遠い方の切断端に接続され、子局3−i−1の第2系
統用ポートに入力される。また、幹線光ファイバ4−
(i+1)の第2の親局7に到達している方の切断端に
接続されている1×4の第2系統用スターカップラ8−
(i+1)の4側のポートのうち3つは支線光ファイバ
6−2,6−3,6−4の第1の親局に近い方の切断端
に接続され、子局3−i−2,3−i−3,3−i−4
の第2系統用ポートに接続される。したがって、子局3
−i−1〜3−i−4からなる子局群は左右の第2系統
用スターカップラ8−(i−1)、8−(i+1)の双
方を介して二重化用経路が確保されていることになる。
図9〜図12は隣接する幹線光ファイバを用いて二重化
する方法であったが、第4の発明は同一の幹線光ファイ
バを用いて子局までの経路を二重化する方法である。
続されている。幹線光ファイバ4−iは途中で切断さ
れ、1×4スターカップラ2−iが接続されている。ス
ターカップラ2−iの4側ポートはそれぞれ支線光ファ
イバ6−1〜6−4に接続され、支線光ファイバ6−1
〜6−4は子局3−i−1〜3−i−4の近傍で切断さ
れて接続される。隣接する子局群に接続するための幹線
光ファイバ4−(i+1)に接続されるスターカップラ
2−(i+1)の位置で支線光ファイバ6−1〜6−4
は切断され、切断端がスターカップラ2−(i+1)に
接続されている。スターカップラ2−(i+1)の位置
の近傍で幹線光ファイバ4−iを再び切断し、第2の親
局7に到達する方の切断端に第2系統用1×4スターカ
ップラ8−iを接続する。
光ファイバ6−1〜6−4のスターカップラ2−(i+
1)に接続するために切断した切断端に対向する残りの
切断端に接続する。これらは子局3−i−1〜3−i−
4の近傍まで到達しているので、子局3−i−1〜3−
i−4の第2系統用ポートに接続する。他の幹線光ファ
イバに接続される子局群に対しても同様である。ただ
し、図3のように幹線光ファイバを介さず、スターカッ
プラが第1の親局1内に設置されているような形態にお
いては、第1の親局に最も近い子局群に関しては、その
子局群の二重化用に新たな幹線光ファイバが必要にな
る。
バが2カ所で切断され、かつ、その2カ所の間、すなわ
ち第1の親局1に接続するスターカップラと第2の親局
2に接続するスターカップラの間が未使用で残る。この
ように少々欠点はあるが、第4の発明の構成は、同一の
子局群に対して同一の幹線ファイバで二重化用の系統を
構築できるため、拡張性に優れている。
+1)の位置に第2系統用スターカップラ8−iを挿入
したが、第2系統用スターカップラ8−iは、子局3−
i−4の位置からスターカップラ2−(i+1)の位置
までのいずこでも良い。ただし、スターカップラ2−
(i+1)の位置以外に挿入する場合には、支線光ファ
イバをその位置で新たに切断する必要がある。
初期から全ての子局を設置することは少なく、初めは広
い間隔で設置し順次その間を埋めていく場合や、必要に
応じて必要な場所のみに設置することが多い。本発明の
形態においても初めから全ての幹線光ファイバにスター
カップラを接続し、全てのスターカップラのポートに子
局が接続されるとは考えにくい。そこで、次にの導入初
期からの発展形態を説明する。
り、全子局が設置された後の形態に最も近い形で導入し
ていく光通信システムを示している。予め全てのスター
カップラが挿入される位置を決定しておく。新たに設置
する子局に関しては、その子局の位置からその子局が接
続される予定のスターカップラと幹線光ファイバを決定
する。その幹線光ファイバにスターカップラが設置済み
であれば、新たな子局を設置済みのスターカップラに必
要に応じて支線光ファイバ経由で接続する。スターカッ
プラが設置されていなければ新たに設置して、必要に応
じて支線光ファイバ経由で接続する。
新たに設置したいとする。そのとき子局3−j−2が接
続される幹線光ファイバは4−jであり、幹線光ファイ
バ4−jに接続するスターカップラ2−jが設置されて
いなければ設置する。子局3−j−2は、スターカップ
ラ2−jに支線光ファイバ6−2を介して接続する。ま
た、例えば子局3−i−5を新たに設置したい場合、子
局3−i−5が接続される予定の幹線光ファイバは4−
iであり、幹線光ファイバ4−iにスターカップラ2−
iが設置されていなければ設置する。子局3−i−5の
位置はスターカップラ2−iの挿入(予定)位置の近傍
であるとすると、支線光ファイバを介さず、子局3−i
−5とスターカップラ2−iを直接接続する。
り、当初はPONにせず幹線光ファイバに直接子局を接
続する通信システムを示す。例えば、子局3−i−1を
設置する場合、第1の親局1に接続された幹線光ファイ
バ4−iを子局3−i−1を設置する位置の近傍で切断
し、直接子局3−i−1に接続する。他の子局、例えば
3−j−2についても同様である。このように設置して
いき、新たに設置する子局からあまり位置が離れていな
いところにすでに設置済みの子局がある場合、それらの
位置および距離によっては同一子局群として、同一のス
ターカップラに支線光ファイバを介して接続する。すな
わち、全子局が設置されたと仮定したときのそれぞれの
子局の位置および子局群構成、スターカップラの位置を
予め決定しておき、新たに設置する子局と同一子局群の
子局がすでに設置済みであれば、同一のスターカップラ
に支線光ファイバを介して接続する。そのときスターカ
ップラが未設置であれば設置する。例えば、図15にお
いて、子局3−j−3を新たに設置するとする。子局3
−j−3は位置的に設置済み子局3−j−2と同一子局
群である。この時、図15の破線で示したように、新た
にスターカップラ2−jを幹線光ファイバ4−jに接続
する。スターカップラ2−jは上述の予め決定された位
置に挿入する。例えば、まだ設置される計画のない子局
3−j−1に対して決定されている位置よりも親局に近
い位置に設置するなどである。その場合、スターカップ
ラ2−jの挿入位置と子局3−j−2が幹線光ファイバ
4−jに接続されていた位置は異なることがある。した
がって、幹線光ファイバ4−jは子局3−j−2を接続
するために切断された位置とは異なる位置で新たに切断
され、スターカップラ2−jが接続される。子局3−j
−2は一旦幹線光ファイバ4−jから切り離され、支線
光ファイバ6−2を介して新たにスターカップラ2−j
に接続される。
3−j−2を接続するために切断されていた部分を再接
続するかどうかは、その他の要因、例えば、二重化の形
態、ネットワーク運用理念(後々の運用の利便性を考慮
し、切断したまま放置する箇所は極力減らしておく)な
どによって異なる。
設置する場合に、近くにすでに設置済みの子局3−i−
1があるが、子局3−(i−1)−4と子局3−i−1
は予め決定された子局群関係では異なる子局群に属す
る。したがって、子局3−i−1と3−(i−1)−4
が位置的に近接していても、新たにスターカップラは設
置せず、子局3−(i−1)−4は幹線光ファイバ4−
(i−1)に直接接続するか、子局3−(i−1)−4
と同一子局群に属する子局がすでに設置済みであれば、
子局3−j−3の場合と同様に新たにスターカップラ2
−(i−1)を設置して、支線光ファイバを介してスタ
ーカップラ2−(i−1)に接続する。また、子局3−
i−1と同一子局群の子局を新たに設置する場合、同様
にスターカップラ2−iを設置するが、予め決定されて
いる最終形態によっては、子局3−i−1は支線光ファ
イバを介さず直接スターカップラに接続することもあ
る。
1:1に第1の親局1内の光送受信器と接続されていた
が、同一子局群の子局が増設される際には1:nの形態
に変化する。従って、親局および初めに接続されていた
子局のデータの送受信系は1:1と1:nの双方に対応
できるよう構成されている必要がある。例えば、スター
カップラが挿入されることで光伝送路の損失が大きく増
大するが、光伝送路の損失が増えても問題なく送受信で
きる必要がある。どちらにも対応できる光受信器を使用
するか、それが難しい場合には、例えば、伝送路の損失
が大きい状態に対応する光送受信器を備えておき、スタ
ーカップラが無い時は同等の損失を与えるアッテネータ
を挿入しておくなどの方法がある。また、複数の子局あ
ての送受信されるデータが多重される可能性もあるため
多重後の状態に対応できる送受信器を備えておく必要が
ある。例えば、サブキャリア多重されるシステムであれ
ば、子局は自局に割り振られたサブキャリア周波数のみ
を透過するフィルタを備えておくなどである。
システムを示す。導入初期はスターカップラを第1の親
局1内に設置しておき、幹線光ファイバを支線光ファイ
バ代わりに利用している形態である。第1の親局1内に
スターカップラ2が設置されている。図16の例ではス
ターカップラ2は1×4のスターカップラである。当初
は3つの子局3−i−1,3−j−1,3−k−1が設
置される場合、スターカップラ2に幹線光ファイバ4−
i,4−j,4−kを接続する。例えば幹線光ファイバ
4−iは子局3−i−1近傍で切断され、子局3−i−
1に接続される。幹線光ファイバ4−j,4−kについ
ても同様である。
る場合は二通りの方法で増設される。新たな子局と同一
子局群である子局が設置されていない場合は、未使用の
幹線光ファイバに子局を設置する。例えば、新たな子局
3−m−1を設置する場合、幹線光ファイバ4一mをス
ターカップラ2に接続し、幹線光ファイバ4−mを子局
3−m−1の近傍で切断し、切断端を子局3−m−1に
接続する。仮にスターカップラ2のポートがいっぱいに
なった場合には、第1の親局1内に新たな光送受信器と
新たなスターカップラを設置し、同様に増設していけば
よい。次に、新たに設置する子局と同一子局群の子局が
すでに設置済みである場合を説明する。例えば子局3−
k−3を新たに設置する場合、同一子局群の子局3−k
−1が既に設置済みである。このような場合、図15の
破線で示すように、第1の親局1内で幹線光ファイバ4
−kをスターカップラ2から外し、新たな光送受信器を
第1の親局1内に準備してそれに接続する。幹線光ファ
イバ4−kは子局3−k−1の近傍あるいはそれより第
1の親局1に近くかつ隣接する子局群の子局設置予定位
置より遠くの部分を切断し、その切断端に新たなスター
カップラ2−kを接続する。子局3−k−1は一旦幹線
光ファイバ4−kから切り離す。スターカップラ2−k
と、子局3−k−1および新たに設置する子局3−k−
3は破線で示すように支線光ファイバを介して(あるい
は直接)スターカップラ2−kに図1と同様に接続す
る。
PONの形態を取っているため、親局の光送受信器の数
が少なくて済むこと、また、親局、子局ともPONの形
態のみに対応する光送受信器を備えていれば良く、1:
1にも対応できる光送受信器が必要無いことである。
の形態でも二重化構成をとる必要がある。図15や図1
6の形態では図17のようにすると良い。幹線光ファイ
バを含む光ケーブルは第1の親局1から第2の親局7ま
で敷設されている。子局3−i−1に接続されている幹
線光ファイバ2−iは子局3−i−1の近傍で切断され
子局3−i−1に接続されているが、切断端の余りの
方、すなわち第2の親局7に接続している方を子局3−
i−1の第2系統用ポートに接続する。このような状態
から発展していくが、二重化系統の最終形態が第3の発
明や第4の発明(図7や、図13)のようであれば、子
局を増設するためにスターカップラを設置した段階で二
重化用の系統も同時にスターカップラ設置後の形態に対
応した形態とすればよい。
ラが設置されている図14(13)のような形態では、
二重化用系統も初めから最終形態と同様の二重化系統を
構築しておけばよい。
1、図12のように、ある子局群が第1の親局1に接続
する時の幹線光ファイバと異なる幹線光ファイバで第2
の親局7と接続されるような場合は、次のようにすると
良い。基本的な方向としては最終形態に近い形態で二重
化系統も構築しておく。例えば図18示すような子局3
−i−1を接続する発展形態を説明する。幹線光ファイ
バ4−iは第1の親局1に接続されており、最終形態に
おいてスターカップラが挿入される予定の場所で切断さ
れ、支線光ファイバ6−1に接続される。支線光ファイ
バ6−1は子局3−i−1の近傍で切断され子局3−i
−1に接続される。一方、隣接する子局群に接続する予
定の幹線光ファイバ4−(i+1)はスターカップラの
挿入予定位置で切断され、切断端の内第2の親局7に到
達するほうの切断端を支線光ファイバ6−1に接続す
る。支線光ファイバ6−1の子局3−i−1の近傍の使
用されていなかった切断端を子局3−i−1の第2系統
用ポートに接続する。
1の親局1に接続するスターカップラが設置される際、
その子局群を第2の親局7に接続するためのスターカッ
プラも同時に設置する。このようにして二重化状態を保
ちながら形態を発展させていくことが可能となる。
テム、下り(親局から子局へ)システムの区別無く説明
してきた。本発明を適用する光通信システムが上り下り
を別線で構成するのであれば、本発明のような構成を上
り用および下り用に別々に用意すればよい。また、もち
ろん上り下りを共通のファイバで構成しても良い。
各々の子局は第2系統用ポートを備えていることがあ
る。以下に2つのポートの切替方法あるいは共用方法の
例を示す。図19は子局の光送信部の例である。図19
(a)は1×2のカップラを用いて2つのポートの両方
に光を出力している例である。子局3−i−1内に光送
信器10が備えられ、親局に送信されるべき信号は信号
入力端子15から入力され、光送信器10で光信号に変
換される。光送信器10の出力はカップラ9で2分岐さ
れて2つのポートにそれぞれ出力される。この形態は光
カップラのみ使用しているので低コストであり、また、
切替制御が必要ないため単純である。
る例である。信号入力端子15から入力した信号は光送
信器10で光信号に変換される。光信号は1×2光スイ
ッチに入力し、必要に応じて2つのポートのどちらかに
出力される。この構成は、切替に光スイッチを使用して
いるためカップラの場合のような分岐損が発生せず、よ
り良い伝送品質で伝送できる。
いる例である。信号入力端子15から入力した信号は分
岐して2つの光送信器10−1及び10−2でそれぞれ
光信号に変換される。これらがそのままそれぞれ2つの
ポートに出力されても良いが、図19(c)のようにオ
ン−オフ光スイッチ12−1、12−2を挿入してどち
らか一方のみが光っているようにしてもよい。
光受信部の構成である。図23(a)は2つのポートか
らの入力をそれぞれ別々の光受信器13−1、13−2
で電気信号に変換し、スイッチ14にて使用する方の光
受信器出力を選択し、信号出力端子16に出力する形態
である。スイッチ14は図では2×1スイッチであり、
どちらか一方を選択している。これを2×2スイッチに
して信号出力端子16に出力しない方の信号も別の端子
に出力し、たとえば、双方が正常に動作しているかどう
かモニタするために使用してもよい。
からの入力を切り替える形態である。光スイッチ11は
2×1スイッチであり2つのポートからの光入力を選択
して光受信器13に入力する。光受信器13はこれを電
気信号に変換して信号出力端子16に出力する。
いて説明する。図24はバス型の例である。第1の親局
1と第2の親局2の間に幹線光ファイバ4が張られ、複
数の子局3−x(x=1…n)と合わせて、パッシブ光
ネットワーク(PON)が形成されている。通常のバス
型PONは図20のように1つの親局に接続された幹線
光ファイバに複数の子局が収容されるが、図24では、
幹線光ファイバに2つの親局が接続されている。このよ
うな形態では、下り信号はどちらの親局からの光も受信
できるように、上り信号はどちらの親局にも送信できる
ようにカップラ5−xが2×2のカップラとなってい
る。第1の親局1と第2の親局7の間には、幹線光ファ
イバ4とは経路を異にする異経路媒体17による通信回
線が確保されている。異経路媒体17は第1の親局1と
第2の親局7を直接接続する光ファイバ伝送路などでも
よいが、図25のように第1の親局1や第2の親局7の
上位に位置する交換局18を介した擬似的な通信回線が
より望ましい。
xは通常は第1の親局1との間で通信を行い、通信経路
に障害が発生した場合は第2の親局7との通信に切り替
える。例えば、カップラ5−1とカップラ5−2の間の
幹線光ファイバ4が断線した場合、子局3−1は第1の
親局1との間で通信を続けるが、子局3−2〜3−nは
第2の親局7との通信に切り替える。
切り替えるそれぞれの子局が第1の親局からの信号が途
絶えたことを検出して、上り信号系を第2の親局方向に
切り替えて、第2の親局7に第1の親局1と通信不能に
なったことを通知する。第2の親局は通知を受けて、交
換局接続線19−2を介して交換局18にその旨を通知
する。交換局18はその通知を受けて交換局接続線19
−1を介して、その旨を第1の親局1に通知する。さら
に、切り替えが必要な子局の通信データのやり取りを第
2の親局7経由で行うよう回線を切り替えると同時に、
その旨を第1の親局1および第2の親局7に通知する。
子局の下り系に関しては、第1の親局1からの信号が途
絶えた時点で、第2の親局7からの信号を受信するよう
切り替える。
絶えたことを検出した第1の親局1が、交換局18にそ
の旨通知し、第2の親局7経由の通信に切り替えるよう
要請する。交換局18はその通知・要請を受けて、第2
の親局7に切り替えが発生することを通知する。第2の
親局7は通知を受けて、切り替えの必要な子局に第2の
親局経由の通信になることを通知する。通知を受けた子
局は通信経路を第2の親局方向に切り替える。第2の親
局は子局に通知したことを交換局18に通知する。交換
局18は通知を受けて、切り替えが必要な子局との通信
データのやり取りを第2の親局経由で行うよう回線を切
り替える。
局1と第2の親局7を直接接続する光ファイバ伝送路な
どである場合は、上述の手順において交換局18が切り
替えの必要な子局とやり取りするデータを第2の親局7
に振り向けていた部分を、第1の親局1が第2の親局2
に振り向けるようにすればよい。
は、全ての子局が第2の親局7との通信に切り替える。
このような場合の切り替え手順は、第1の親局の制御回
線にも異常がある可能性を考慮し、例えば以下のように
なる。図25の第5の発明の第2の実施の形態の場合、
子局3−xが第1の親局1との通信が途絶えたことを検
出して、光送信系および光受信系を第2の親局7方向に
切り替える。さらに、第2の親局7に第1の親局1との
通信が途絶えたことを通知し、切り替えを要請する。第
2の親局7はこれを受けて、交換局18に第1の親局1
に障害が発生したことを通知し、子局3−xとやり取り
するデータを第2の親局7に振り向けるよう要請する。
交換局18はこれを受けて(場合によっては第1の親局
1に確認を取り)、子局とやり取りするデータを第2の
親局7に振り向ける。
1と第2の親局7を直接接続する回線の場合、子局から
切り替え要請を受けた第2の親局7は図示しない交換局
に子局とやり取りするデータを第2の親局に振り向ける
よう要請するようにする他は、ほぼ上述の手順と同等で
良い。
成は図28および図29のようである。図28は光送信
部について図示したものである。図28(a)は1つの
光送信器10の出力を光スイッチ11で切り替えること
により、光カップラのどちら側に光を出力するか、すな
わち幹線光ファイバのどちら方向に光を送信するかを決
定する構成となっている。光カップラは一般に非常に強
い方向性を持っているため、このような構成で送信方向
を決定することが可能である。図28(b)では、2つ
の光送信器10−1と10−2が備えられておりそれぞ
れに信号が入力され、各々の光送信器の出力に接続され
た光スイッチ12−1、12−2のオン−オフを切り替
える構成となっている。
(a)は、第1の親局および第2の親局から来る光を、
それぞれ光受信器13−1および13−2で受信し、ス
イッチ14にてその出力を選択している。スイッチ14
は2×1スイッチであるが、これを2×2スイッチにし
て、信号出力端子16に出力しない方の出力をモニター
しても良い。図29(b)は2×1光スイッチにて、第
1の親局からの光または第2の親局からの光を選択し、
光受信器13で受信する構成である。
発明の第3の実施形態の例である。第1の親局1と第2
の親局7の間に幹線光ファイバ4が敷設されている。幹
線光ファイバ4は途中で切断され、2×nのスターカッ
プラ2に接続されるが、切断された幹線光ファイバ4の
2つの切断端の双方がスターカップラ2の2側ポートに
接続される。スターカップラ2のn側ポートはそれぞれ
子局3−1〜3−nに接続されている。このような系の
動作や手順はバス型の場合と同様である。
発明の第4の実施形態の例である。第1の親局1と第2
の親局7の間に敷設された幹線光ファイバ4は途中2カ
所で切断される。第1の親局1に到達する切断端にはス
ターカップラ2−1が、第2の親局7に到達する切断端
にはスターカップラ2−2が接続されている。スターカ
ップラ2−1,2−2は1×nのスターカップラであ
り、それぞれのn側ポートは子局3−1〜3−nに接続
されている。図27における子局の構成は図19及び図
23と(支線光ファイバがスターカップラと子局を接続
する光ファイバとなる他は)同様である。また切り替え
動作や手順はバス型の場合と同様である。
離れた2つの親局間に敷設した1芯の光ファイバを使用
してパッシブ光ネットワークを二重化することによっ
て、芯線利用効率が改善する。また、位置の離れた2つ
の親局に対して子局が二重帰属するため、いずれかの親
局全体に障害が発生しても、通信を継続することが可能
となり信頼性の高いシステムが構築できる。
複数の子局が配列している場合に、支線ファイバを繰り
返し再利用することによって、バス型の利点(分岐点か
ら子局までのファイバ敷設工事が不要)を生かしつつ、
スター型のトポロジーをとって1本の幹線光ファイバに
接続可能な子局数を増加させることが可能となる。
を示す図
を部分的に示す図
を示す図
システムを示す図
を示す図
を示す図
を示す図
を示す図
を示す図
の光通信システムを示す図
の光通信システムを示す図
の光通信システムを示す図
ムを示す図
テムを示す図
示す図
示す図
示す図
示す図
れる子局の構成を示す図
部を示す図
テムを示す図
を示す図
を示す図
を示す図
成を示す図
成を示す図
Claims (5)
- 【請求項1】 親局と、この親局に接続され、同一敷設
路に敷設された複数の幹線光ファイバと、前記幹線光フ
ァイバの少なくともいくつかを途中で切断して形成され
たファイバ切断端に接続される第1ポートおよび対向す
る第2ポートを有する複数のスターカップラと、前記敷
設路に敷設された複数の支線光ファイバと、前記敷設路
に沿って配設され、複数の子局群に分割される複数の子
局とで構成され、前記スターカップラの各々の近傍で前
記支線光ファイバが切断されて一方切断端を形成し、前
記子局の各々の近傍で前記支線光ファイバが切断されて
他方切断端を形成し、前記一方切断端が前記スターカッ
プラの第2ポートに接続され、前記他方切断端が近傍の
前記子局に接続されることを特徴とする光通信システ
ム。 - 【請求項2】 同一の子局群に属する前記子局に接続さ
れる前記一方切断端の少なくとも1つは前記子局群が接
続されたスターカップラに対して前記親局に近い位置に
設置され、前記一方切断端の他の少なくとも1つは前記
スターカップラに対して前記親局から離れた位置に設置
され、前記親局に近い位置に設置された前記一方切断端
に対応する支線光ファイバの少なくともいくつかと前記
親局から離れた位置に設置された前記一方切断端に対応
する支線光ファイバの少なくともいくつかとが同一の支
線光ファイバとなるように前記子局群が配設されること
を特徴とする請求項1の光通信システム。 - 【請求項3】 前記親局は第1の親局であり、前記複数
の幹線光ファイバの、前記第1の親局に接続されていな
いいくつかの端部に接続される第2の親局を有し、前記
第1の親局に接続された前記幹線光ファイバに接続され
ている前記スターカップラの少なくともいくつかは2つ
以上のポートを有し、その内1つは前記幹線光ファイバ
の切断端の内前記第2の親局に到達する端部に接続され
ていることを特徴とする請求項1および請求項2の光通
信システム - 【請求項4】 前記親局は第1の親局であり、前記複数
の幹線光ファイバの、前記第1の親局に接続されていな
いいくつかの端部に接続される第2の親局および前記幹
線光ファイバの少なくともいくつかに接続される第2系
統用スターカップラとを有し、 前記第2系統用スターカップラは、前記第2系統用スタ
ーカップラが接続される前記幹線光ファイバを介して前
記第1の親局に接続する子局群に属する子局のうち前記
第2の親局に最も近い子局に接続する支線ファイバ切断
端の位置から、前記子局群に隣接する2つの子局群のう
ち前記第2の親局に近い方の前記隣接する子局群が第1
の親局に接続するためのスターカップラの位置までのい
ずれかの位置に挿入され、 前記第2系統用スターカップラの挿入位置で前記幹線光
ファイバが切断されて、前記第2の親局に到達する方の
幹線光ファイバ切断端に前記第2系統用スターカップラ
が接続され、 前記第2系統用スターカップラの挿入位置で前記子局群
の子局に接続している前記支線光ファイバが切断済みで
あれば、その切断端の内前記子局群に近い方の切断端が
前記第2系統用スターカップラに接続され、切断されて
いなければ切断しその切断端の内前記子局群に近い方の
切断端が前記第2系統用スターカップラに接続され、前
記支線光ファイバの前記子局群に属する子局の近傍での
切断端のうち前記第2の親局に近い方の切断端が前記子
局の第2系統用ポートに接続されていることを特徴とす
る請求項1の光通信システム。 - 【請求項5】 第1の親局と、前記第1の親局とは位置
の離れた第2の親局と、前記第1の親局と第2の親局と
の間に敷設された光ファイバと、前記光ファイバを幹線
光ファイバとして形成されるパッシブ光ネットワークを
介して前記第1の親局および前記第2の親局の少なくと
も一方に接続される1つ以上の子局と、前記第1の親局
と前記第2の親局との間で制御信号および通信データの
少なくとも1つを通信するための前記光ファイバとは異
なる経路に張られた通信媒体からなり、 前記子局と前記第1の親局または第2の親局への通信経
路のいずれか一方に障害が発生した場合、前記子局は通
信経路に障害が発生していない他方の親局と通信を行う
ことを特徴とする光通信システム。
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