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JP2002102797A - 塗膜形成方法 - Google Patents

塗膜形成方法

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JP2002102797A
JP2002102797A JP2000300415A JP2000300415A JP2002102797A JP 2002102797 A JP2002102797 A JP 2002102797A JP 2000300415 A JP2000300415 A JP 2000300415A JP 2000300415 A JP2000300415 A JP 2000300415A JP 2002102797 A JP2002102797 A JP 2002102797A
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JP
Japan
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group
coating material
coating
coating film
meth
Prior art date
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JP2000300415A
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Inventor
Koji Matsuura
耕司 松浦
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SK Kaken Co Ltd
Original Assignee
SK Kaken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経時でひび割れ、はがれなどが発生することな
く、防水性、密着性且つ耐汚染性に優れ、長期に亘り美
観を保つことができる塗膜形成方法を提供する。 【解決手段】20℃雰囲気下での伸び率が50〜800
%の塗膜を形成する塗材(A)を塗装した後、反応性シ
リル基を有する合成樹脂エマルション及び片末端が−O
H基であるポリオキシアルキレン鎖を有し、水酸基価が
5〜150KOHmg/gであるポリシロキサン化合物
を主成分とする塗材(B)を塗装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物、土木構築
物や、それらに用いられる建築土木資材等の各種被塗物
への塗装仕上げ、及び、被塗物表面の既存塗膜への改
装、改修塗装仕上げに使用することができ、主に建築
物、土木構築物等の躯体保護を行うことを目的とする汚
れ防止塗膜の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物、土木構築物等の駆体
の保護、意匠性の付与及び美観性の向上のため各種塗装
仕上げが行われている。最近では、温度、湿度の変化、
大気中の炭酸ガス等によるコンクリートの劣化対策や外
壁の漏水防止対策が、見直されており、コンクリート外
壁等のひび割れ(以下、「クラック」ともいう。)に対
する追従性、外壁の漏水防止効果を持つ弾性塗材が注目
され、広く用いられている。
【0003】また、サイディングボード、押出成形板に
代表される、乾式建材による乾式工法が、従来の左官に
よる湿式工法に代わり、住宅関係等で大幅に増加してい
る。このような乾式建材どうしの付き合わせ部(目地
部)は、シーリング材で接合されており、このシーリン
グ材を含めた外壁全体に塗装仕上げを行う場合、建材の
目地部、即ち、シーリング材打設部のムーブメントに追
従する弾性塗材が用いられる。
【0004】さらに、金属等の膨張収縮が比較的大きい
素材や、構造上ムーブメントが予想される下地に対して
も、弾性塗材がよく用いられている。
【0005】ところが、このように形成された弾性塗膜
は、一般に硬質タイプの塗膜に比べ、表面の耐汚染性に
劣るという欠点がある。
【0006】一般に耐汚染性を改善する手法としては、
塗材を構成する樹脂のガラス転移温度(以下「Tg」と
いう。)を上げる方法があるが、この方法では、下地へ
の追従性の低下を招き、経時でひび割れ、はがれなどが
発生し、また耐汚染性改善の十分な効果は得られず、好
ましくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みなされたものであり、経時でひび割れ、はがれ
などが発生することがなく、防水性、密着性且つ耐汚染
性に優れ、長期に亘り美観を保つことができる塗膜形成
方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ため、本発明者らは鋭意検討を行い、その結果、20℃
雰囲気下での伸び率が50〜800%の塗膜を形成する
塗材を塗装した上に、反応性シリル基を有する合成樹脂
エマルション、特定の側鎖を有するポリシロキサン化合
物を含有する塗材を塗装することが有効であることを見
出し、本発明の完成に至った。
【0009】すなわち、本発明は、建築物または土木構
築物等の表面に20℃雰囲気下での伸び率が50〜80
0%の塗膜を形成する塗材(A)を塗装した後、(B-
1)反応性シリル基を有する合成樹脂エマルション、
(B-2)片末端が−OH基であるポリオキシアルキレ
ン鎖を有し、水酸基価が5〜150KOHmg/gであ
るポリシロキサン化合物、を主成分とし、(B-1)の
固形分100重量部に対し、(B-2)を0.1〜8.
0重量部含有する塗材(B)を塗装することを特徴とす
る塗膜形成方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態と
ともに詳細に説明する。
【0011】〔塗材(A)〕本発明における塗材(A)
は20℃雰囲気下での伸び率が50〜800%、好まし
くは75〜500%の塗膜を形成するものである。伸び
率が50%以下であると下地の変位に追従できず、割れ
を生じやすくなり、800%以上であると塗材(B)に
クラックが発生し、防水性に劣る。なお、本発明におけ
る伸び率は、JIS A 6909 6.31「伸び試
験」の「20℃時の伸び試験」に準じて測定される値で
ある。
【0012】本発明の塗材(A)は水性型、弱溶剤型、
溶剤型等特に限定されないが、特に合成樹脂エマルショ
ンを結合材として用いる水性型塗材は環境問題、VOC
問題対策等の観点から好適に用いられる。
【0013】合成樹脂エマルションとしては、特に限定
されないが、例えば、アクリル樹脂エマルション、ウレ
タン樹脂エマルション、酢酸ビニル樹脂エマルション、
エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂エマルション、スチレ
ン−アクリル酸エステル共重合樹脂エマルション、酢酸
ビニル−アクリル酸エステル共重合樹脂エマルション、
エチレン−塩化ビニル共重合樹脂エマルション、酢酸ビ
ニル−ベオバ共重合樹脂エマルション、アクリル酸エス
テル−塩化ビニル共重合樹脂エマルション、エポキシ樹
脂エマルション、シリコン変性アクリル樹脂エマルショ
ン、フッ素樹脂エマルション等が使用でき、適宜混合し
て使用することも可能である。このようなエマルション
は、エマルション粒子内部で自己架橋するタイプや、架
橋剤を加えて架橋反応をさせる二液硬化タイプでもよ
い。さらに粉末型のエマルションも使用可能である。
【0014】さらに、塗膜形成後に反応性シリル基と結
合可能な官能基を有すると、下地、塗材(B)との密着
性、追従性、防水性が向上し、好ましい。
【0015】塗膜形成後に、反応性シリル基と結合可能
な官能基としては、例えば水酸基、アミド基、カルボニ
ル基、カルボキシル基、シラノール基、アルコキシシリ
ル基などがあげられる。これらの官能基を導入する方法
としては、特に限定されず公知の方法を用いることがで
きるが、例えば該官能基含有モノマーを重合させる方
法、反応後に該官能基を生成させる方法などがある。
【0016】該官能基含有モノマーを重合させる方法と
しては、一般的なエマルションの製造方法である乳化重
合等によって行うことが可能であり、特に限定されるこ
とはない。このようなモノマーとしては、次に例示する
ようなモノマーを用いることができる。
【0017】水酸基含有モノマーとしては、例えば、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘ
キシル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールモノ
(メタ)アクリレート等があげられ、これらの1種また
は2種以上を使用することができる。
【0018】アミド基含有モノマーとしては、例えば、
アクリル酸アミド、メタクリル酸アミド、N,N−ジメ
チルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチ
ルアクリレート、N,N−ジエチルアミノメタクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリレート、N−
メチロールアクリル酸アミド、ジアセトンアクリルアミ
ド、ジアセトンメタクリルアミドなどの酸アミド基を親
水性基とするビニルモノマー類等があげられ、これらの
1種または2種以上を使用することができる。
【0019】カルボニル基含有モノマーとしては、例え
ば、アクロレイン、ジアセトンアクリルアミド、ジアセ
トンメタクリルアミド、ホルミルスチロール、ビニルメ
チルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソブチルケ
トン、アクリルオキシアルキルプロパナール類、メタク
リルオキシアルキルプロパナール類、ジアセトンアクリ
レート、ジアセトンメタクリレート、アセトニルアクリ
レート、2ーヒドロキシプロピルアクリレートアセチル
アセテート、及びブタンジオールアクリレートアセチル
アセテート等があげられ、これらの1種または2種以上
を使用することができる。
【0020】カルボキシル基含有モノマーとしては、例
えば、カルボキシル基を含む、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、マレイン酸、またはそのモノアルキル
エステル、フマル酸またはそのモノアルキルエステル、
イタコン酸またはそのモノアルキルエステル、フマル酸
またはそのモノアルキルエステルなどエチレン性不飽和
カルボン酸等があげられ、これらの1種または2種以上
を使用することができる。
【0021】シラノール基、アルコキシシリル基含有モ
ノマーとしては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ−n−ブトキシ
シラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラ
ン、アリルトリメトキシシラン、トリメトキシシリルエ
チルビニルエーテル、トリエトキシシリルエチルビニル
エーテル、トリメトキシシリルプロピルビニルエーテ
ル、トリエトキシシリルプロピルビニルエーテル、γ−
(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエト
キシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
メチルジメトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシラ
ン、メチルジメトキシシリルエチルビニルエーテル、メ
チルジメトキシシリルプロピルビニルエーテル等があげ
られ、これらの1種または2種以上を使用することがで
きる。
【0022】さらに、反応後に官能基を生成する方法と
しては、例えば合成樹脂エマルションの架橋反応等を利
用することが可能である。このような架橋反応の官能基
の組み合わせとしては、例えば、カルボキシル基−カル
ボジイミド基、カルボキシル基−エポキシ基、カルボキ
シル基−アジリジン基、カルボキシル基−オキサゾリン
基、カルボニル基−ヒドラジド基、エポキシ基−アミノ
基等があげられるが、本発明では特にカルボキシル基−
エポキシ基、カルボキシル基−オキサゾリン基架橋が好
適に用いられる。以下に、エポキシ基、オキサゾリン基
を有するモノマーの一例を例示する。
【0023】エポキシ基含有モノマーとしては、例え
ば、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ誘導体等が
あげられる。これらの群から選ばれる1種の化合物を単
独で使用したり、または、2種類以上の化合物を混合し
て使用したりすることができる。カルボキシル基−エポ
キシ基架橋はこれらから本発明に効果を阻害しない範囲
で適宜選択し、使用することができる。
【0024】オキサゾリン基含有モノマーとしては、例
えば、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4
−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル
−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサ
ゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサ
ゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサ
ゾリン、2−イソプロペニル−4,5−ジメチル−2−
オキサゾリン等を挙げることができ、これらの群から選
ばれる1種の化合物を単独で使用したり、または、2種
類以上の化合物を混合して使用したりすることができ
る。カルボキシル基−オキサゾリン基架橋はこれらから
本発明の効果を阻害しない範囲で適宜選択し、使用する
ことができる。
【0025】このような合成樹脂エマルションの製造法
は、一般的なエマルションの製造方法である乳化重合等
によって行うことが可能であり、特に限定されることは
ない。また製造された合成樹脂エマルションの分子量、
粒子径も特に限定されることはない。
【0026】塗材(A)には、上述の成分の他に、必要
に応じて通常塗料に用いられる無機系着色顔料箱、有機
系着色顔料、体質顔料等を配合することができる。ま
た、本発明に影響しない程度の造膜助剤、可塑剤、防腐
剤、防黴剤、防藻剤、消泡剤、増粘剤、レベリング剤、
顔料湿潤剤、顔料分散剤、色分かれ防止剤、乳化剤、粘
度調整剤、沈降防止剤、たれ防止剤、硬化触媒、艶消し
剤、難燃剤等の添加剤を単独あるいは併用して配合する
こともできる。
【0027】無機系着色顔料としては、例えば、酸化チ
タン、酸化亜鉛、カーボンブラック、酸化第二鉄(ベン
ガラ)、モリブデートオレンジ、黄鉛、黄色酸化鉄、オ
ーカー、群青、コバルトグリーン等、有機系着色顔料と
しては、例えば、アゾ系、ナフトール系、ピラゾロン
系、アントラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、
ジスアゾ系、イソインドリノン系、ベンゾイミダゾール
系、フタロシアニン系、キノフタロン系等が使用でき
る。
【0028】体質顔料としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、クレー、カオリン、陶土、珪藻土、含水微紛珪酸、
タルク、バライト粉、硫酸バリウム、沈降性硫酸バリウ
ム、炭酸バリウム、珪砂、石英粉、ウォラストナイト、
ホワイトカーボン等が使用できる。
【0029】〔塗材(B)〕本発明の塗材(B)は、反
応性シリル基を有する合成樹脂エマルション(以下「B
−1」という。)、片末端が−OH基であるポリシロキ
サン化合物(以下「B−2」という。)を必須成分とし
て得られるものである。
【0030】「B−1」において、シリル基を導入する
方法としては、特に限定されず各種の方法を採用するこ
とができるが、例えば、 反応性シリル基含有ビニル系単量体を共重合する方
法、 反応性シリル基含有ビニル系単量体を共重合した後
に、シラン化合物を反応させる方法、 樹脂中の官能基と、該官能基と反応可能な官能基を有
するカップリング剤を反応させる方法、 樹脂中の官能基と、該官能基と反応可能な官能基を有
するカップリング剤を反応させた後に、シラン化合物を
反応させる方法、 等があげられる。
【0031】反応性シリル基としては、珪素原子にアル
コキシル基、フェノキシ基、メルカプト基、アミノ基、
ハロゲン等が結合したものである。
【0032】、における反応性シリル基含有ビニル
系単量体としては、反応性シリル基と重合性二重結合を
含有する化合物であり、例えば、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ−n−ブ
トキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)
シラン、アリルトリメトキシシラン、トリメトキシシリ
ルエチルビニルエーテル、トリエトキシシリルエチルビ
ニルエーテル、トリメトキシシリルプロピルビニルエー
テル、トリエトキシシリルプロピルビニルエーテル、γ
−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエ
トキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシ
ラン、メチルジメトキシシリルエチルビニルエーテル、
メチルジメトキシシリルプロピルビニルエーテル等があ
げられ、これらの1種または2種以上を使用することが
できる。
【0033】、におけるシラン化合物としては、反
応性シリル基を一分子中に2個以上有するものが用いら
れ、例えば、テトラエトキシシラン、テトラメトキシシ
ラン、テトラブトキシシラン等の4官能アルコキシシラ
ン類;メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、メチルトリブトキシシラン、エチルトリメトキ
シシラン、エチルトリエトキシシラン、エチルトリブト
キシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルト
リエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラン、ブチル
トリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フ
ェニルトリエトキシシラン、フェニルトリブトキシシラ
ン等の3官能アルコキシシラン類;ジメチルジメトキシ
シラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチルジブトキ
シシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジエト
キシシラン、ジプロピルジメトキシシラン、ジプロピル
ジエトキシシラン、ジブチルジメトキシシラン、ジブチ
ルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジ
フェニルジエトキシシラン、ジフェニルジブトキシシラ
ン、メチルフェニルジメトキシシラン、メチルフェニル
ジエトキシシラン等の2官能アルコキシシラン類;テト
ラクロロシラン、メチルトリクロロシラン、エチルトリ
クロロシラン、プロピルトリクロロシラン、フェニルト
リクロロシラン、ビニルトリクロロシラン、ジメチルジ
クロロシラン、ジエチルジクロロシラン、ジフェニルジ
クロロシラン、メチルフェニルジクロロシラン等のクロ
ロシラン類;テトラアセトキシシラン、メチルトリアセ
トキシシラン、フェニルトリアセトキシシラン、ジメチ
ルジアセトキシシラン、ジフェニルジアセトキシシラン
等のアセトキシシラン類等があげられ、これらの1種ま
たは2種以上を使用することができる。また、反応性シ
リル基を一分子中に1個有する化合物を併用することも
できる。
【0034】、における官能基の組み合わせとして
は、水酸基とイソシアネート基、アミノ基とイソシアネ
ート基、カルボキシル基とエポキシ基、アミノ基とエポ
キシ基、アルコキシシリル基どうし等があげられる。カ
ップリング剤は、例えば、一分子中に、少なくとも1個
以上の反応性シリル基とそのほかの置換基を有する化合
物であり、具体的には、β−(3、4エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、イソシアネート
官能性シランなどがあげられ、これらの1種または2種
以上を使用することができる。
【0035】「B−1」におけるシリル基の重量比率
は、通常、「B−1」の樹脂固形分中にSiO換算で
0.1〜70重量%であるが、本発明では特に、0.3
〜30重量%である場合に有効である。「B−1」にお
けるシリル基の重量比率が0.1重量%より少ない場合
は、耐汚染性に劣る傾向となり、70重量%より多い場
合は、割れが発生しやすくなる。
【0036】なお、SiO換算とは、Si−O結合を
もつ化合物を、完全に加水分解した後に、900℃で焼
成した際にシリカ(SiO)となって残る重量分にて
表したものである。一般に、アルコキシシランやシリケ
ート等は、水と反応して加水分解反応が起こりシラノー
ルとなり、さらにシラノールどうしやシラノールとアル
コキシにより縮合反応を起こす性質を持っている。この
反応を究極まで行うと、シリカ(SiO)となる。こ
れらの反応は一般式、 RO(Si(OR)O)R+(n+1)HO→n
SiO+(2n+2)ROH という反応式で表されるが、この反応式をもとに残るシ
リカ成分の量を換算したものである。
【0037】「B−1」の共重合モノマーとしては、特
に限定されないが、アクリル系モノマーを好適に用いる
ことができる。アクリル系モノマーとしては、、例え
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチ
ル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートな
どのアルキル基含有(メタ)アクリル系単量体;2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有
(メタ)アクリル系単量体;(メタ)アクリル酸などの
エチレン性不飽和カルボン酸;ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリレートなどのアミノ基含有(メタ)アクリル
系単量体;(メタ)アクリルアミド、エチル(メタ)ア
クリルアミドなどのアミド含有(メタ)アクリル系単量
体;アクリロニトリルなどのニトリル基含有(メタ)ア
クリル系単量体;グリシジル(メタ)アクリレートなど
のエポキシ基含有(メタ)アクリル系単量体等があげら
れる。
【0038】「B−1」においては、前記モノマーの他
に、スチレン、メチルスチレン、クロロスチレン、ビニ
ルトルエンなどの芳香族炭化水素系ビニル単量体;マレ
イン酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸、シトラコ
ン酸などのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸;スチ
レンスルホン酸、ビニルスルホン酸などのスルホン酸含
有ビニル単量体;無水マレイン酸、無水イタコン酸など
の酸無水物;塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレ
ンなどの塩素含有単量体;ヒドロキシエチルビニルエー
テル、ヒドロキシプロピルビニルエーテルなどの水酸基
含有アルキルビニルエーテル;エチレングリコールモノ
アリルエーテル、プロピレングリコールモノアリルエー
テルジエチレングリコールモノアリルエーテルなどのア
ルキレングリコールモノアリルエーテル;エチレン、プ
ロピレン、イソブチレンなどのα−オレフィン;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビ
ニルなどのビニルエステル;メチルビニルエーテル、エ
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、シクロヘ
キシルビニルエーテルなどのビニルエーテル;エチルア
リルエーテル、ブチルアリルエーテルなどのアリルエー
テル等を用いることもできる。この他、エチレン性不飽
和二重結合含有紫外線吸収剤、エチレン性不飽和二重結
合含有光安定剤等を用いることもできる。
【0039】重合に用いる乳化剤としては、アニオン
性、カチオン性、ノニオン性、両性、ノニオン−カチオ
ン性、ノニオン−アニオン性のもの、あるいは非反応性
のもの、反応性を有するものから適宜選択し、単独ある
いは併用して使用する。このうち、ポリオキシアルキレ
ン鎖と不飽和二重結合とを有する反応性乳化剤の使用
は、割れ防止性、耐水性、貯蔵安定性を向上させること
ができ、好ましい。
【0040】重合開始剤としては、通常のラジカル開始
剤を使用することができ、過硫酸アンモニウム塩などの
過硫酸塩、過酸化水素と亜硫酸水素ナトリウムなどとの
組み合わせからなるレドックス開始剤、さらに第一鉄
塩、硝酸銀などの無機系開始剤を混合させた系、また
は、ジコハク酸パーオキシド、ジグルタール酸パーオキ
シドなどの二塩基酸過酸化物、アゾビスブチロニトリル
などの有機系開始剤などが挙げられる。重合開始剤の使
用量は、通常、単量体100重量部に対して0.01〜
5重量部程度である。
【0041】「B−1」の重量平均分子量は30000
以上、さらには50000以上であることが好ましい。
分子量が30000以上であることにより、耐汚染性、
防水性、耐候性等を向上させることができる。また、
「B−1」の最低造膜温度は0〜80℃であることが好
ましい。最低造膜温度が0℃より低い場合は、耐汚染性
に劣る傾向となり、80℃より高い場合は、に割れが生
じやすくなる。
【0042】「B−2」は、本発明組成物の形成塗膜に
割れ防止性、耐汚染性、密着性を付与する成分である。
本発明では、特定の水酸基価を有する「B−2」を特定
量含有するため、「B−2」の末端−OH基が「B−
1」の反応性シリル基と適度に相互作用し、該反応性シ
リル基どうしの急速な反応を制御するものと推測され
る。その結果、塗膜の割れ発生を防止することができ
る。また本発明では、「B−2」のポリオキシアルキレ
ン鎖によって塗膜表面が親水化され、耐汚染性を付与す
ることもでき、さらに、ぬれ性に優れ、塗材(A)との
密着性にも有効である。
【0043】「B−2」は、ポリシロキサンからなる主
鎖に、片末端が−OH基であるポリオキシアルキレン鎖
を側鎖及び/または末端に有する化合物であり、下記式
に示す構造の何れか一方または両方を有するものであ
る。
【0044】
【化1】
【0045】
【化2】
【0046】(R、Rはアルキル基またはフェニル
基、Rはアルキレン基またはフェニレン基、Rは炭
素数1〜4のアルキレン基で、炭素数は同一でも異なっ
てもよい。nは1以上の整数。)
【0047】「B−2」は、例えば、アリル化ポリエー
テル化合物とメチルハイドロジェンシリコーンオイルの
ヒドロシリル化反応により製造することができる。
【0048】「B−2」の水酸基価は、5〜150KO
Hmg/gであり、さらには10〜100KOHmg/
g、より好ましくは40〜80KOHmg/gである。
水酸基価が5KOHmg/gより小さい場合は、割れが
発生しやすく、経時的に耐汚染性が低下する傾向とな
る。150KOHmg/gより大きい場合は、割れが発
生しやすい傾向となる。
【0049】アルキレンオキサイドとしては、メチレン
オキサイド、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド等があげられ、このうちエチレ
ンオキサイド及び/またはプロピレンオキサイドが好ま
しく使用される。
【0050】「B−2」の数平均分子量は1000〜5
0000であることが望ましい。このうち、アルキレン
オキサイド鎖の数平均分子量は40〜30000である
ことが望ましい。アルキレンオキサイド鎖の数平均分子
量が40より小さい場合は、割れ防止性、耐汚染性にお
いて十分な物性が得られない。逆に30000より大き
い場合は、耐水性、耐汚染性、耐候性が低下してしま
う。
【0051】「B−2」の含有量は、「B−1」の固形
分100重量部に対し、0.1〜8.0重量部である。
「B−2」の含有量が0.1重量部より小さい場合は、
割れ防止性、耐汚染性、密着性において十分な物性が得
られない。8.0重量部より大きい場合は、割れ防止
性、耐水性、耐候性、リコート性が低下してしまう。
【0052】塗材(B)には、上述の成分の他に、必要
に応じて通常塗料に用いられる無機系着色顔料、有機系
着色顔料、体質顔料等を配合することができる。また、
本発明に影響しない程度の造膜助剤、可塑剤、防腐剤、
防黴剤、防藻剤、消泡剤、増粘剤、レベリング剤、顔料
湿潤剤、顔料分散剤、色分かれ防止剤、乳化剤、粘度調
整剤、沈降防止剤、たれ防止剤、硬化触媒、艶消し剤、
難燃剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤等の添加
剤を単独あるいは併用して配合することもできる。
【0053】無機系着色顔料としては、例えば、酸化チ
タン、酸化亜鉛、カーボンブラック、酸化第二鉄(ベン
ガラ)、モリブデートオレンジ、黄鉛、黄色酸化鉄、オ
ーカー、群青、コバルトグリーン等、有機系着色顔料と
しては、例えば、アゾ系、ナフトール系、ピラゾロン
系、アントラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、
ジスアゾ系、イソインドリノン系、ベンゾイミダゾール
系、フタロシアニン系、キノフタロン系等が使用でき
る。
【0054】体質顔料としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、クレー、カオリン、陶土、珪藻土、含水微紛珪酸、
タルク、バライト粉、硫酸バリウム、沈降性硫酸バリウ
ム、炭酸バリウム、珪砂、石英粉、ウォラストナイト、
ホワイトカーボン等が使用できる。
【0055】なお、顔料を用いる際の分散剤として、特
に限定されないが、ポリオキシアルキレン鎖を有するア
ニオン性分散剤は割れ防止性、貯蔵安定性、有光沢塗料
での高光沢を確保するために好適に用いられる。
【0056】〔施工方法〕本発明は、建築物、土木構築
物や、それらに用いられる建築土木資材等の各種被塗物
への塗装仕上、及び、被塗物表面の既存塗膜への改装、
改修塗装仕上に使用することができる。下地としては、
一般的な建材として用いられているものであれば特に限
定されず、例えば金属、ガラス、磁器タイル、石膏ボー
ド、珪酸カルシウム板、合板、石綿スレート板、コンク
リート、サイディングボード、押出成形板、プラスチッ
ク等の各種素材の表面仕上げに使用することができる。
【0057】本発明では、このような下地に対し、まず
塗材(A)を塗装する。塗材(A)は下地に直接塗装す
ることもできるし、何らかの表面処理(シーラー、フィ
ラー等による下地処理等)を施した上に塗装することも
できる。塗材(A)は、20℃雰囲気下での伸び率が5
0〜800%の塗膜を形成する必要があるが、通常、塗
付量0.4〜4.0kg/mで塗装を行う。乾燥時間
は、3時間以上である。塗装器具としては、リシンガ
ン、タイルガン、万能ガン、スプレーガン、コテ、ロー
ラー、刷毛等が用いられる。
【0058】次に、塗材(B)を塗装する。塗材(B)
は、通常、塗付量0.2〜0.5kg/mで塗装を行
う。乾燥時間は、16時間以上である。塗装器具として
は、スプレーガン、ローラー、刷毛等が用いられる。本
発明によって得られる塗膜の形状としては、ゆず肌状、
さざ波状、スタッコ状、リシン状、石材状、岩肌状、ス
チップル状、クレーター状、繊維状、凹凸状等種々の形
状が可能である。
【0059】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特
徴をより明確にする。
【0060】[塗料の作製]表1、2に示すような原料
を使用して、表3に示す配合にて塗料を作製し、各試験
を行った。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】[試験方法] 耐湿潤冷熱繰り返し性 300×100×6mmの2枚のスレート板の間に、3
00×10×6mmのシーリング材を打設した試験材
に、塗材(A)を塗付量1.0kg/mとなるように
ローラー塗装し、標準状態で24時間乾燥を行った後、
更に塗材(B)を塗付量0.3kg/mとなるように
スプレー塗装した試験体を作製した。作製した試験体を
JIS K5660 4.13に準じ、20±2℃の水
中に18時間浸した後、直ちに−20±3℃に保った恒
温槽に3時間冷却し、次に50±3℃に保った別の恒温
槽で3時間加温した。この操作を10回繰り返した後、
標準状態に約1時間置いて、塗膜表面の状態を目視にて
観察した。評価は以下の通りである。 ○:クラックや剥がれなし ×:クラック、剥がれが認められる
【0065】耐雨筋汚染性 300×100×3mmのフレキシブル板に、塗材
(A)を塗付量1.0kg/mとなるようにローラー
塗装し、標準状態で24時間乾燥を行った後、更に塗材
(B)を塗付量0.3kg/mとなるようにスプレー
塗装し試験体を作製した。作製した試験体を、標準状態
で7日間乾燥養生した後、水平面に対して10度に傾斜
し、かつ長さ600mmで深さ10mmの溝が35mm
ピッチで刻まれた屋根を有する架台に、屋根に降った雨
が塗膜表面に筋状に流れ落ちるように垂直に取り付け、
その状態で6ヶ月間暴露し、雨筋汚れの状態を目視にて
評価した。評価は以下の通りである。 ○:ほとんど雨筋汚染なし △:僅かに雨筋汚染が認められる ×:明らかに雨筋汚染が認められる
【0066】汚れの染み込み抵抗性 300×100×3mmのフレキシブル板に、塗材
(A)を塗付量1.0kg/mとなるようにローラー
塗装し、標準状態で24時間乾燥を行った後、更に塗材
(B)を塗付量0.3kg/mとなるようにスプレー
塗装し試験体を作製した。作製した試験体を、標準状態
で7日間乾燥養生した後、塗膜面に15重量%カーボン
ブラック水分散液を、直径20mm、高さ5mmとなる
ように滴下し、50℃の恒温室中に2時間放置した。そ
の後流水中にて洗浄し、塗膜表面の汚染の程度を目視に
て評価した。評価は以下の通りである。 ○:ほとんど痕跡なし △:僅かに痕跡が認められる ×:明らかに痕跡が認められる
【0067】密着性 耐湿潤冷熱繰り返し性を評価した試験体をJIS K5
400 8.5に準じ、碁盤目テープ法にて密着性を評
価した。評価は以下の通りである。 ◎:剥がれなし ○:剥れた欠損部の面積が15%未満 △:剥れた欠損部の面積が15%以上35%未満 ×:剥れた欠損部の面積が35%以上
【0068】[試験結果]
【表4】
【0069】試験結果を表4に示す。本発明組成物であ
る実施例1〜6では、いずれの試験においても良好な結
果であった。特に、塗材(A)に水酸基またはアミド基
含有モノマーを共重合させたエマルションを含むか、ま
たは架橋反応を有する実施例4〜6は塗材(B)との密
着性において、一段と優れた結果を得た。一方、塗材
(A)の伸び率が本発明の範囲外である比較例1、2、
塗材(B)のポリシロキサン化合物の水酸基価が範囲外
である比較例3、塗材(B)がポリシロキサン化合物を
含まない比較例4、塗材(B)がシリル基含有エマルシ
ョン及びポリシロキサン化合物を含まない比較例5で
は、いずれも十分な結果を得ることができなかった。
【0070】
【発明の効果】本発明の塗装方法によれば、塗材
(A)、塗材(B)を積層することにより、経時でひび
割れ、はがれなどが発生することがなく、防水性、密着
性且つ耐汚染性に優れ、長期に亘り美観を保つことがで
きる塗膜を提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物または土木構築物等の表面に20℃
    雰囲気下での伸び率が50〜800%の塗膜を形成する
    塗材(A)を塗装した後、(B-1)反応性シリル基を
    有する合成樹脂エマルション、(B-2)片末端が−O
    H基であるポリオキシアルキレン鎖を有し、水酸基価が
    5〜150KOHmg/gであるポリシロキサン化合
    物、を主成分とし、(B-1)の固形分100重量部に
    対し、(B-2)を0.1〜8.0重量部含有する塗材
    (B)を塗装することを特徴とする塗膜形成方法。
  2. 【請求項2】塗材(A)の結合材が、塗材(B)の反応
    性シリル基と結合可能な官能基を有する合成樹脂エマル
    ションであることを特徴とする請求項1に記載の塗膜形
    成方法。
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