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JP2002098096A - 遠心式送風機及び車両用空調装置 - Google Patents

遠心式送風機及び車両用空調装置

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Publication number
JP2002098096A
JP2002098096A JP2000294513A JP2000294513A JP2002098096A JP 2002098096 A JP2002098096 A JP 2002098096A JP 2000294513 A JP2000294513 A JP 2000294513A JP 2000294513 A JP2000294513 A JP 2000294513A JP 2002098096 A JP2002098096 A JP 2002098096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
condition
backflow
casing
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000294513A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mizutani
公士 水谷
敦 ▲真▼子
Atsushi Masako
Yutaka Shintani
豊 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000294513A priority Critical patent/JP2002098096A/ja
Publication of JP2002098096A publication Critical patent/JP2002098096A/ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風状態によらず、送風量の低下を抑制しつ
つ、低周波騒音を低減する 【解決手段】 空調ケーシング2内の空気圧が700P
a以上となったこと(以下、このことを第1条件と呼
ぶ。)を検出し、かつ、吸入空気の吸入方向が180°
以上、360以下の範囲になる(以下、このようになる
ことを第2条件と呼ぶ。)ような位置に内外気切換ドア
5が位置したことを検出したときは、ガイド75を開口
外縁部73aうちノーズ部72bに対応する部位に位置
させ、第1条件及び第2条件のいずれか一方が成立して
いないとECU78が判断したときは、ガイド75を吸
入空気の主流からずれた部位(吸入方向が100°近
辺)に位置させて吸入抵抗の低減を図る。これにより、
送風状態によらず、送風量の低下を抑制しつつ、低周波
騒音を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心式送風機に関
するもので、車両用空調装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置用の遠心式送風機とし
て、例えば特開平10−252682号公報に記載の発
明では、吸入口の開口外縁部のうちスクロールケーシン
グのノーズ部に対応する部位に、ブレードを吸入口側か
ら覆うとともに、回転軸に対して傾斜しながら開口外縁
部からモータ側に向けて延びるガイド壁を形成すること
により、吸入空気の進行方向を大きく転向させることな
く、滑らかに転向させて逆流空気と吸入空気とを離隔さ
せて、送風量の低下を抑制しつつ、150〜190Hz
程度の低周波騒音の低減を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載の遠心式送風機では、低周波騒音が発生し易い状況
(遠心式ファンの径外方側から吸入口側に空気が逆流し
易い状況)においては低周波騒音を十分に低減すること
ができるものの、低周波騒音が発生し難い状況(遠心式
ファンの径外方側から吸入口側に空気が逆流し難い状
況)においては、ガイド壁は吸入抵抗となるので、送風
能力が低下してしまうおそれがある。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、送風状態によら
ず、送風量の低下を抑制しつつ、低周波騒音を低減する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、回転軸(7
1a)周りに多数枚の翼(71b)を有し、回転軸(7
1a)方向から吸入した空気を径外方に向けて吹き出す
遠心式ファン(71)と、遠心式ファン(71)を収納
して遠心式ファン(71)から吹き出される空気の流路
(72a)を構成するとともに、回転軸(71a)周り
に渦巻き状に形成されたスクロールケーシング(72)
と、スクロールケーシング(72)に形成され、回転軸
(71a)の軸方向一端側で開口する吸入口(73)
と、遠心式ファン(72)の径外方側から吸入口(7
3)側に空気が逆流することを防止する可動式の逆流防
止壁部材(75)とを備え、逆流防止壁部材(75)
は、吸入口(73)の開口外縁部(73a)のうちスク
ロールケーシング(72)のノーズ部(72b)に対応
する部位と、吸入口(73)に流れ込む空気の主流から
ずれた部位との間を移動することができるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0006】これにより、遠心式ファン(72)の径外
方側から吸入口(73)側に向けて空気が逆流し易いと
きには、逆流防止壁部材(75)を吸入口(73)の開
口外縁部(73a)のうちスクロールケーシング(7
2)のノーズ部(72b)に対応する部位に位置させ、
遠心式ファン(72)の径外方側から吸入口(73)側
に向けて空気が逆流し難いときには、逆流防止壁部材
(75)を吸入口(73)に流れ込む空気の主流からず
れた部位に位置させることが可能となるので、送風状態
によらず、送風量の低下を抑制しつつ、低周波騒音を低
減することができる。
【0007】請求項2に記載の発明では、車室内に向け
て空気を送風する請求項1に記載の遠心式送風機(7)
と、遠心式送風機(7)により送風される空気の通路を
構成する空調ケーシング(2)と、空調ケーシング
(2)内に配設され、空調ケーシング(2)内を流通す
る空気の温度を調節する温度調節手段(9、10、1
3)と、遠心式ファン(72)の径外方側から吸入口
(73)側に向けて空気が逆流し得る状態であるか否か
を判定する逆流判定手段(78〜80)とを備え、逆流
判定手段(78〜80)により空気が逆流し得る状態で
あると判定されたときには、逆流防止壁部材(75)を
開口外縁部(73a)のうちノーズ部(72b)に対応
する部位に位置させることを特徴とする。
【0008】これにより、送風状態によらず、送風量の
低下を抑制しつつ、低周波騒音を低減することができ
る。
【0009】なお、逆流判定手段(78〜80)は、請
求項3に記載の発明のごとく、内外気ドア(5)が所定
の部位に位置し、かつ、圧力検出手段(79)の検出圧
力が所定圧力以上のときに、空気が逆流し得る状態であ
ると判定するように構成することが望ましい。
【0010】また、逆流判定手段(78〜80)は、請
求項4に記載の発明では、内外気ドア(5)が所定の部
位に位置し、かつ、温度調節手段(9、10、13)に
より温度調節された空気を乗員の足下に向けて吹き出す
フットモードとなったときに、空気が逆流し得る状態で
あると判定するようにしてもよい。
【0011】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本実施
形態に係る遠心送風機(以下、送風機と略す。)を水冷
エンジン搭載車両の車両用空調装置1に適用した場合の
模式図である。
【0013】空気流路をなす空調ケーシング2の空気上
流側部位には、車室内気を導入するするための内気導入
口3と外気を導入するための外気導入口4とが形成され
るとともに、これらの導入口3、4を選択的に開閉する
内外気切換ドア5が設けられている。また、この内外気
切換ドア5は、サーボモータ等の駆動手段または手動操
作によって開閉される。
【0014】この内外気切換ドア5の下流側部位には、
本実施形態に係る送風機7が配設されており、この送風
機7により両導入口3、4から吸入された空気が、後述
する各吹出口14、15、17に向けて送風されてい
る。
【0015】また、送風機7の空気下流側には、空気冷
却手段をなす蒸発器9が配設されており、送風機7によ
り送風された空気は全てこの蒸発器9を通過する。そし
て、蒸発器9の空気下流側には、空気加熱手段をなすヒ
ータコア10が配設されており、このヒータコア10
は、エンジン11の冷却水を熱源として空気を加熱して
いる。なお、図1に示された送風機の図は、模式図であ
り、詳細は後述する。
【0016】また、空調ケーシング2には、ヒータコア
10をバイパスするバイパス通路12が形成されてお
り、ヒータコア10の空気上流側には、ヒータコア10
を通る風量とバイパス通路12を通る風量との風量割合
を調節するエアミックスドア13が配設されている。
【0017】また、空調ケーシング2の最下流側部位に
は、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフ
ェイス吹出口14と、車室内乗員の足元に空気を吹き出
すためのフット吹出口15と、フロントガラス16の内
面に向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口1
7とが形成されている。
【0018】そして、上記各吹出口14、15、17の
空気上流側部位には、それぞれ吹出モード切換ドア1
8、19、20が配設されている。なお、これらの吹出
モード切換ドア18、19、20は、サーボモータ等の
駆動手段または手動操作によって開閉される。
【0019】因みに、実際の車両用空調装置では、フッ
ト吹出口15及びデフロスタ吹出口17は、フェイス吹
出口14より小さくなっているため、フットモード及び
デフモードはフェイスモードに比べて空気の流通抵抗
(圧損)が大きくなっている。
【0020】次に、送風機7について述べる。
【0021】図2は送風機7の拡大図であり、71は回
転軸71a周りに多数枚の翼(ブレード)71bを有し
て、回転軸71a方向(図2の(b)の紙面上方)から
吸入した空気を径外方に向けて吹き出す遠心式ファン
(以下、ファンと略す。)であり、このファン71は、
ファン71から吹き出される空気の流路72aを構成す
るスクロールケーシング(以下、ケーシングと略す。)
72内に収納されている。
【0022】そして、ケーシング72は、ファン71か
らその周速で吹き出された空気を転向させて送風空気に
圧力を発生させる(動圧を静圧に変換す)べく、回転軸
71a周りに渦巻き状に形成されている。なお、本実施
形態では、ケーシング72は、空調ケーシング1ととも
に樹脂(ポリプロピレン等)にて一体成形さているま
た、ケーシング72のうち回転軸71a方向一端側に
は、吸入口73が開口しており、他端側には、ファン7
1を回転駆動する電動モータ(駆動手段)74が配設さ
れている。そして、吸入口73の開口外縁部73aに
は、吸入口73から吸い込まれた空気をファン71の内
径側に導くベルマウス73bが形成されている。
【0023】ところで、75はファン71の径外方側
(空気流路72a)から吸入口73側に空気が逆流する
ことを防止する逆流防止ガイド(逆流防止壁部材)であ
り、この逆流防止ガイド(以下、ガイドと略す。)75
は、ハイポイドギヤ、スパイラルベベルギヤ、又はゼロ
ールベベルギヤ等の歯車装置76を介してサーボモータ
(駆動手段)77により開口外縁部73aに沿って移動
可能に配置されている。
【0024】なお、ガイド75はリング状の歯車76a
に固定され、歯車76aに噛み合う歯車76bはサーボ
モータ77のシャフトに固定されている。
【0025】そして、サーボーモータ77の回転角度
(ガイド75の位置)は、図3に示すように、電子制御
装置(ECU)78により制御されており、ECU78
は、空調ケーシング1内の空気圧を検出する圧力センサ
(圧力検出手段)79の検出圧力、及び内外気切換ドア
5の位置を検出するポテンショメータ(位置検出手段)
80の検出位置に基づいて予め設定されたプログラムに
従ってサーボーモータ77の回転角度(ガイド75の位
置)を制御する。
【0026】なお、圧力センサ79は、送風機7の空気
流れ下流側であって、送風機7から吹き出す空気の動圧
の影響を直接に受けず、空調ケーシング2内(送風機7
の空気流れ下流側)の静圧を検出することができる部位
に配設することが望ましい。
【0027】次に、本実施形態に係る送風機7(空調装
置)1の作動及びその特徴を述べる。
【0028】図4(a)のグラフはケーシング72の巻
き角θと吸入口73を流通する空気の流速の変化を示す
試験結果であり、図4(a)の実線は低周波騒音が発生
しているときのものであり、破線は低周波騒音が発生し
ていないときのものである。
【0029】なお、巻き角θとは、図4(b)に示すよ
うに、空気流路72aうち通路断面積が最も小さくなる
ノーズギャップ部(ノーズ部72bの曲率半径の中心と
ファンの回転中心とを結ぶ基準線L)からファン71の
回転の向きに図った角度を言うものであり、ノーズ部7
2b(ノーズギャップ部)においては、微少な隙間を介
してケーシング72の巻き始め側と巻き終わり側とが連
通している。
【0030】そして、図4から明らかなように、低周波
騒音が発生しているときには、ノーズ部72b(ノーズ
ギャップ部)において多くの逆流空気が発生しいるの
で、吸入口73の開口外縁部73aうちノーズ部72b
(巻き角θ=0)に対応する部位にガイド75を設けれ
ば、逆流空気と吸入空気とを効率よく離隔して両空気が
直接干渉することを防止することができ、低周波騒音を
低減することができる。
【0031】なお、低周波騒音の原因である逆流空気
は、空調ケーシング2内(送風機7の空気流れ下流側)
の空気圧が上昇したときに発生するが、発明者等の試験
検討によると、空調ケーシング2内(送風機7の空気流
れ下流側)の空気圧が700Pa以上となったときに逆
流空気が発生し易いことを確認している。
【0032】また、図5は低周波騒音が発生し易い状況
において、吸入口73に向かって流通する吸入空気の方
向(吸入方向)と騒音レベルとの関係を示す試験結果で
あり、図5から明らかなように、吸入方向が100°近
辺となる状況においては騒音レベルが低くなるのに対し
て、吸入方向が180°以上、360以下の範囲におい
ては騒音レベルが高くなる。
【0033】因みに、吸入方向を示す角度は巻き角θと
同じ定義である。また、図5に示す試験結果は、吸入空
気の吸い込み角度(回転軸71aと吸入空気とのなす角
度α(図2(b)参照)が30°〜35°となるように
したときのものである。
【0034】以上に述べたことから明らかなように、低
周波騒音は、空調ケーシング2内(送風機7の空気流れ
下流側)の空気圧が700Pa以上となり、かつ、吸入
空気の吸入方向が180°以上、360以下の範囲とな
ったときに低周波騒音が発生し易いことが判る。
【0035】そこで、ECU78は、圧力センサ79に
より空調ケーシング2内(送風機7の空気流れ下流側)
の空気圧が700Pa以上となったこと(以下、このこ
とを第1条件と呼ぶ。)を検出し、かつ、ポテンショメ
ータ80の検出位置から吸入空気の吸入方向が180°
以上、360以下の範囲になる(以下、このようになる
ことを第2条件と呼ぶ。)ような位置に内外気切換ドア
5が位置したことを検出したときは、空気が逆流し得る
状態(低周波騒音が発生し易い状態)であると判断し
て、図6に示すように、ガイド75を開口外縁部73a
うちノーズ部72b(巻き角θ=0)に対応する部位に
位置させて逆流空気と吸入空気とを離隔して低周波騒音
の発生を防止する。
【0036】一方、第1条件及び第2条件のいずれか一
方が成立していないとECU78が判断したときは、空
気が逆流し難い状態(低周波騒音が発生し難い状態)で
あると判断して、図2(a)に示すように、ガイド75
を吸入空気の主流からずれた部位(本実施形態では、吸
入方向が100°近辺)に位置させて吸入抵抗の低減を
図る。
【0037】以上に述べたように、本実施形態によれ
ば、送風状態によらず、送風量の低下を抑制しつつ、低
周波騒音を低減することができる。
【0038】因みに、図7(a)は、ガイド75を図2
(a)に示す部位に位置させたとき(以下、この状態を
状態Aと呼ぶ。)の送風量と、ガイド75を図6に示す
部位に位置させた(以下、この状態を状態Bと呼ぶ。)
の送風量とを示す図表であり、図7(b)は、状態A、
Bの騒音レベル(SoundLevel)を示すグラフ
である。これらからも明らかなように、本実施形態に係
る送風機7によれば、送風量の低下を抑制しつつ、低周
波騒音の低減を図ることができることが判る。
【0039】(第2実施形態)第1実施形態では、ガイ
ド75を開口外縁部73aに沿って移動させる可動方式
であったが、本実施形態は、図8に示すように、開口外
縁部73aうちノーズ部72b(巻き角θ=0)に対応
する部位と吸入口73からずれた主流流れの影響の無い
部位との間をガイド75が揺動するような可動方式とし
たものである。
【0040】(第3実施形態)上述の実施形態では、E
CU78が圧力センサ79及びポテンショメータ80の
検出値に基づいて第1条件及び第2条件が成立したか否
かを判定することにより逆流判定手段を構成したが、一
般的に、フット吹出口15から空気を吹き出すフットモ
ードにおいては、通風抵抗が大きく、空調ケーシング2
内(送風機7の空気流れ下流側)の空気圧が上昇するの
で、本実施形態では、圧力センサ79を廃止し、吹出モ
ードがフットモードとなったときに、第1条件が成立し
たものと見なすことにより逆流判定手段を構成したもの
である。
【0041】なお、図9は本実施形態に係る制御系の模
式図であり、ECU78には、吹出モード切換ドア1
8、19、20の位置を検出するポテンショメータ(位
置検出手段)81の検出値が入力されている。
【0042】因みに、本実施形態では、吹出モードがフ
ットモードとなったときに、第1条件が成立したものと
見なしたが、本実施形態はこれに限定されるものではな
く、吹出モードがフットモードとなり、かつ、バイパス
通路12を流通する空気が略0となる位置(マックスホ
ット)にエアミックスドア13が位置したときに第1条
件が成立したものと見なしてもよい。
【0043】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、本発明に係る遠心式送風機を車両用空調装置に適用
したが本発明はこれに限定されるものではなく、その他
のものにも適用することができる。
【0044】また、上述の実施形態では、蒸発器9、ヒ
ータコア10及びエアミックスドア13等により空調ケ
ーシング2内を流通する空気の温度を調節する温度調節
手段を構成したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、エアミックスドア13を廃止し、ヒータコア10
での加熱量を調節することより温度調節手段を構成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る空調装置の模式図
である。
【図2】(a)は本発明の第1実施形態に係る送風機を
吸入口側から見た模式図であり、(b)は本発明の第1
実施形態に係る送風機の断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る空調装置の制御系
の模式図である。
【図4】(a)は巻き角θと吸入口73を流通する空気
の流速の変化を示すグラフであり、(b)は巻き角θの
説明図である。
【図5】騒音レベルと吸入方向との関係を示すグラフで
ある。
【図6】本発明の第1実施形態に係る送風機を吸入口側
から見た模式図である。
【図7】(a)は、送風機の送風能力を示す図表であ
り、(b)は、送風機の騒音レベル(SoundLev
el)を示すグラフである。
【図8】(a)は本発明の第2実施形態に係るガイドの
駆動部の模式図であり、(b)、(c)は(a)のA−
A断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る空調装置の制御系
の模式図である。
【符号の説明】
7…遠心式送風機、71…遠心式ファン、71b…ブレ
ード(翼)、72…スクロールケーシング、73…吸入
口、74…モータ、75…逆流防止ガイド(逆流防止壁
部材)、76…歯車装置、77…サーボモータ。
フロントページの続き (72)発明者 新谷 豊 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H034 AA02 AA15 AA18 BB02 BB06 BB19 BB20 CC03 DD02 EE06 3L011 BF00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(71a)周りに多数枚の翼(7
    1b)を有し、回転軸(71a)方向から吸入した空気
    を径外方に向けて吹き出す遠心式ファン(71)と、 前記遠心式ファン(71)を収納して前記遠心式ファン
    (71)から吹き出される空気の流路(72a)を構成
    するとともに、前記回転軸(71a)周りに渦巻き状に
    形成されたスクロールケーシング(72)と、 前記スクロールケーシング(72)に形成され、前記回
    転軸(71a)の軸方向一端側で開口する吸入口(7
    3)と、 前記遠心式ファン(72)の径外方側から前記吸入口
    (73)側に空気が逆流することを防止する可動式の逆
    流防止壁部材(75)とを備え、 前記逆流防止壁部材(75)は、前記吸入口(73)の
    開口外縁部(73a)のうち前記スクロールケーシング
    (72)のノーズ部(72b)に対応する部位と、前記
    吸入口(73)に流れ込む空気の主流からずれた部位と
    の間を移動することができるように構成されていること
    を特徴とする遠心式送風機。
  2. 【請求項2】 車室内に向けて空気を送風する請求項1
    に記載の遠心式送風機(7)と、 前記遠心式送風機(7)により送風される空気の通路を
    構成する空調ケーシング(2)と、 前記空調ケーシング(2)内に配設され、前記空調ケー
    シング(2)内を流通する空気の温度を調節する温度調
    節手段(9、10、13)と、 前記遠心式ファン(72)の径外方側から前記吸入口
    (73)側に向けて空気が逆流し得る状態であるか否か
    を判定する逆流判定手段(78〜80)とを備え、 前記逆流判定手段(78〜80)により空気が逆流し得
    る状態であると判定されたときには、前記逆流防止壁部
    材(75)を前記開口外縁部(73a)のうち前記ノー
    ズ部(72b)に対応する部位に位置させることを特徴
    とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記遠心式送風機(7)の吸入側には、
    車室内空気を導入する内気導入口(3)、車室外空気を
    導入する外気導入口(4)、及び両導入口(3、4)を
    開閉する内外気ドア(5)が設けられ、 前記空調ケーシング(2)のうち前記遠心式送風機
    (7)より空気流れ下流側には、空気圧を検出する圧力
    検出手段(79)が設けられており、 さらに、前記逆流判定手段(78〜80)は、前記内外
    気ドア(5)が所定の部位に位置し、かつ、前記圧力検
    出手段(79)の検出圧力が所定圧力以上のときに、空
    気が逆流し得る状態であると判定することを特徴とする
    請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記遠心式送風機(7)の吸入側には、
    車室内空気を導入する内気導入口(3)、車室外空気を
    導入する外気導入口(4)、及び両導入口()を開閉す
    る内外気ドア(5)が設けられ、 さらに、前記逆流判定手段(78〜80)は、前記内外
    気ドア(5)が所定の部位に位置し、かつ、前記温度調
    節手段(9、10、13)により温度調節された空気を
    乗員の足下に向けて吹き出すフットモードとなったとき
    に、空気が逆流し得る状態であると判定することを特徴
    とする請求項2に記載の車両用空調装置。
JP2000294513A 2000-09-27 2000-09-27 遠心式送風機及び車両用空調装置 Withdrawn JP2002098096A (ja)

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JP2000294513A JP2002098096A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 遠心式送風機及び車両用空調装置

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WO2004059174A1 (ja) * 2002-12-25 2004-07-15 Kabushiki Kaisha Toshiba 吸気口が形成されたケースを有する送風装置、送風装置を備えた冷却ユニットおよび電子機器
US7195450B2 (en) 2003-08-11 2007-03-27 Nec Viewtechnology, Ltd. Multiblade fan and electronic apparatus having a multiblade fan
CN110291296A (zh) * 2017-03-17 2019-09-27 阿莫泰克有限公司 冷却风扇及具有其的座椅冷却装置

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