JP2002095196A - モータ - Google Patents
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- JP2002095196A JP2002095196A JP2000275370A JP2000275370A JP2002095196A JP 2002095196 A JP2002095196 A JP 2002095196A JP 2000275370 A JP2000275370 A JP 2000275370A JP 2000275370 A JP2000275370 A JP 2000275370A JP 2002095196 A JP2002095196 A JP 2002095196A
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】組立性がよくしかも性能のよいモータを安価で
提供することを目的とする。 【解決手段】ロータユニットとステータユニットとから
なるモータにおいて、ロータユニットは、天板付円筒形
状に形成され、円筒の外周より外側方向に突出する係止
凸部を有する着磁性の円筒部と、円筒部の天板の中心部
に貫通して立接する回転軸とからなるロータ本体と、円
環形状に形成され外周部に係止凸部に係合する係止凹部
が設けられたマグネットからなり、ロータ本体にマグネ
ットを挿入し、係止凸部と係止凹部の係合部とマグネッ
トの磁力により固定することを特徴とする。
提供することを目的とする。 【解決手段】ロータユニットとステータユニットとから
なるモータにおいて、ロータユニットは、天板付円筒形
状に形成され、円筒の外周より外側方向に突出する係止
凸部を有する着磁性の円筒部と、円筒部の天板の中心部
に貫通して立接する回転軸とからなるロータ本体と、円
環形状に形成され外周部に係止凸部に係合する係止凹部
が設けられたマグネットからなり、ロータ本体にマグネ
ットを挿入し、係止凸部と係止凹部の係合部とマグネッ
トの磁力により固定することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD再生装置等に
用いられるダイレクトドライブ式モータのロータユニッ
トおよびステータユニットの組立構造に関する。
用いられるダイレクトドライブ式モータのロータユニッ
トおよびステータユニットの組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のモータを図18乃至図22を用
いて説明する。
いて説明する。
【0003】図18は従来例のモータの概略構成を示す
正面断面図である。
正面断面図である。
【0004】100はCD再生装置等に用いられるダイ
レクトドライブ式のモータで、ロータユニット110お
よびステータユニット120等により構成されている。
レクトドライブ式のモータで、ロータユニット110お
よびステータユニット120等により構成されている。
【0005】先ず、ロータユニット110について図1
9を用いて説明する。図19は従来例のロータユニット
の組立前の状態を示す正面断面図である。
9を用いて説明する。図19は従来例のロータユニット
の組立前の状態を示す正面断面図である。
【0006】ロータユニット110は、ロータ本体11
1とマグネット115等により構成されている。
1とマグネット115等により構成されている。
【0007】ロータ本体111は、天板付円筒形状をし
ており天板部112には中心部を貫通してロータユニッ
ト110の回転軸113が立設している。ロータ本体1
11の材料にはめっき鋼板等が用いられプレス加工によ
り形成される。
ており天板部112には中心部を貫通してロータユニッ
ト110の回転軸113が立設している。ロータ本体1
11の材料にはめっき鋼板等が用いられプレス加工によ
り形成される。
【0008】マグネット115は、円環形状をしており
円環の外形寸法はロータ本体111の円筒部の内径に嵌
入する寸法に形成されており、内径寸法はステータユニ
ット120のコアの外径寸法と所定の隙間が保持される
寸法に形成されている。
円環の外形寸法はロータ本体111の円筒部の内径に嵌
入する寸法に形成されており、内径寸法はステータユニ
ット120のコアの外径寸法と所定の隙間が保持される
寸法に形成されている。
【0009】尚、ロータユニット110の組立は、ロー
タ本体111を上下反転させロータ本体111の円筒部
の内側114に接着剤(嫌気硬化型)を塗布し、マグネ
ット115を矢印の方向から挿入してマグネット115
の磁力と接着剤により吸着固定する。
タ本体111を上下反転させロータ本体111の円筒部
の内側114に接着剤(嫌気硬化型)を塗布し、マグネ
ット115を矢印の方向から挿入してマグネット115
の磁力と接着剤により吸着固定する。
【0010】次に、ステータユニットについて図20、
図21および図22を用いて説明する。
図21および図22を用いて説明する。
【0011】図20は従来例のステータユニットを示す
正面断面拡大図である。
正面断面拡大図である。
【0012】ステータユニット120は、コアユニット
130と軸受ハウジング140等により構成されてい
る。
130と軸受ハウジング140等により構成されてい
る。
【0013】先ず、コアユニット130について図21
を用いて説明する。図21は従来例のコアユニットを示
す図で、(a)平面図、(b)K−K断面拡大図であ
る。
を用いて説明する。図21は従来例のコアユニットを示
す図で、(a)平面図、(b)K−K断面拡大図であ
る。
【0014】コアユニット130は、複数枚からなるコ
ア131とコイル捲回部135とから構成されている。
コア131は、円周方向へ放射状の磁極部132a乃至
132j(9箇所)が形成されており、中心部には軸受
ハウジング140のコア挿入部143に挿入する円孔1
33が形成されている。尚、磁極部132a乃至132
jの外周径は、ロータユニット110のマグネット11
5の内周径と所定の隙間ができるように形成されてい
る。コア131の材料には薄鋼板(例えば、珪素鋼板)
が用いられプレス加工により形成される。コア131は
所定の枚数を接着し、磁極部132a乃至132j部分
に導電性の細線(銅線またはアルミ線)を捲回してコイ
ル捲回部135が形成される。
ア131とコイル捲回部135とから構成されている。
コア131は、円周方向へ放射状の磁極部132a乃至
132j(9箇所)が形成されており、中心部には軸受
ハウジング140のコア挿入部143に挿入する円孔1
33が形成されている。尚、磁極部132a乃至132
jの外周径は、ロータユニット110のマグネット11
5の内周径と所定の隙間ができるように形成されてい
る。コア131の材料には薄鋼板(例えば、珪素鋼板)
が用いられプレス加工により形成される。コア131は
所定の枚数を接着し、磁極部132a乃至132j部分
に導電性の細線(銅線またはアルミ線)を捲回してコイ
ル捲回部135が形成される。
【0015】次に、軸受ハウジング140について図2
2を用いて説明する。図22は従来例の軸受ハウジング
を示す図で、(a)正面断面図、(b)上面視拡大図で
ある。
2を用いて説明する。図22は従来例の軸受ハウジング
を示す図で、(a)正面断面図、(b)上面視拡大図で
ある。
【0016】軸受ハウジング140は、ハウジング14
1と軸受150により構成されている。ハウジング14
1は、底付円筒形状をしており、中心部にはロータユニ
ット110の回転軸113を回転自在に保持する円筒の
軸受150を圧入する円穴142が形成されている。ま
た、円筒の外周部にはコアユニット130の円孔133
が挿入するコア挿入部143が形成されている。
1と軸受150により構成されている。ハウジング14
1は、底付円筒形状をしており、中心部にはロータユニ
ット110の回転軸113を回転自在に保持する円筒の
軸受150を圧入する円穴142が形成されている。ま
た、円筒の外周部にはコアユニット130の円孔133
が挿入するコア挿入部143が形成されている。
【0017】また、コア挿入部143の下端部より増径
する段差部が形成されており、段差部がコアユニット1
30の下受面144となる。増径した円筒部145には
基板ユニット155の円孔が挿通し固定される。そし
て、円筒部145の終端部(底部)には、円筒部145
より増径するフランジ部146が形成されており、フラ
ンジ部146が基板ユニット155の下受面となる。
する段差部が形成されており、段差部がコアユニット1
30の下受面144となる。増径した円筒部145には
基板ユニット155の円孔が挿通し固定される。そし
て、円筒部145の終端部(底部)には、円筒部145
より増径するフランジ部146が形成されており、フラ
ンジ部146が基板ユニット155の下受面となる。
【0018】ハウジング141の材料には黄銅材等が用
いられ、軸受150の材料には潤滑油を含浸させた含油
部材等が用いられる。
いられ、軸受150の材料には潤滑油を含浸させた含油
部材等が用いられる。
【0019】基板ユニット155は、フレキシブル基板
156と補強板157により構成されている。
156と補強板157により構成されている。
【0020】フレキシブル基板(フイルム基板)156
は、モータ100の回転等を制御するための基板で、電
子部品が搭載された電子回路が構成されており、所定の
位置にハウジング141の円筒部145に挿通する円孔
が形成されている。
は、モータ100の回転等を制御するための基板で、電
子部品が搭載された電子回路が構成されており、所定の
位置にハウジング141の円筒部145に挿通する円孔
が形成されている。
【0021】補強番157は、フレキシブル基板156
を補強するための板で、薄い鋼板(例えばステンレス鋼
板)等が用いられプレス加工等により所定の形状に形成
されており、所定の位置にハウジング141の円筒部1
45に挿通する円孔が形成されている。尚、フレキシブ
ル基板156と補強番157とは接着固定されている。
を補強するための板で、薄い鋼板(例えばステンレス鋼
板)等が用いられプレス加工等により所定の形状に形成
されており、所定の位置にハウジング141の円筒部1
45に挿通する円孔が形成されている。尚、フレキシブ
ル基板156と補強番157とは接着固定されている。
【0022】次に、軸受ハウジングとコアユニットの組
付けを図20を用いて説明する。
付けを図20を用いて説明する。
【0023】先ず、軸受ハウジング140の円筒部14
5に基板ユニット155の円孔を挿通し接着固定する。
次に、軸受ハウジング140のコア挿入部143に接着
剤(嫌気硬化型接着剤)を塗布し、コアユニット130
の円孔133を係合させて挿入した後に固化させる。
5に基板ユニット155の円孔を挿通し接着固定する。
次に、軸受ハウジング140のコア挿入部143に接着
剤(嫌気硬化型接着剤)を塗布し、コアユニット130
の円孔133を係合させて挿入した後に固化させる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のモータ
100では、ロータ本体111とマグネット115との
固定に嫌気硬化型の接着剤等が用いられており、嫌気硬
化型の接着剤が用いられる場合には接着部分の空気遮断
が必要となるので作業性が悪くなる。また、マグネット
115は表面が樹脂コートされている場合が多いので、
接着の前処理として金属イオンを付けるプライマー処理
が必要となりコスト高につながる。
100では、ロータ本体111とマグネット115との
固定に嫌気硬化型の接着剤等が用いられており、嫌気硬
化型の接着剤が用いられる場合には接着部分の空気遮断
が必要となるので作業性が悪くなる。また、マグネット
115は表面が樹脂コートされている場合が多いので、
接着の前処理として金属イオンを付けるプライマー処理
が必要となりコスト高につながる。
【0025】また、接着剤の未硬化部分があるとロータ
ユニット110の回転の遠心力により未硬化部分の接着
剤が飛散し、近傍の部品に付着して不具合を発生させる
おそれがある。その他に、先に塗布した接着剤がマグネ
ット115の挿入時に接触により削ぎ落とされて接着剤
不足箇所ができることにより接着強度の低下を起こすお
それがある。
ユニット110の回転の遠心力により未硬化部分の接着
剤が飛散し、近傍の部品に付着して不具合を発生させる
おそれがある。その他に、先に塗布した接着剤がマグネ
ット115の挿入時に接触により削ぎ落とされて接着剤
不足箇所ができることにより接着強度の低下を起こすお
それがある。
【0026】また、上述のコアユニット130と軸受ハ
ウジング140との接着では、先に塗布した接着剤がコ
アユニット130の挿入時に接触により削ぎ落とされ、
落とされた接着剤がコアユニット130の下面と軸受ハ
ウジング140のコア受け部分に溜まってしまうことが
あるが、溜まった接着剤が未硬化となると接着強度の低
下を起こしたり、または、コアユニット130と軸受ハ
ウジング140の偏芯が発生し、モータ100の性能低
下につながるおそれがある。
ウジング140との接着では、先に塗布した接着剤がコ
アユニット130の挿入時に接触により削ぎ落とされ、
落とされた接着剤がコアユニット130の下面と軸受ハ
ウジング140のコア受け部分に溜まってしまうことが
あるが、溜まった接着剤が未硬化となると接着強度の低
下を起こしたり、または、コアユニット130と軸受ハ
ウジング140の偏芯が発生し、モータ100の性能低
下につながるおそれがある。
【0027】本発明は上述の問題を解決するもので、組
立性がよくしかも性能のよいモータを安価で提供するこ
とを目的とする。
立性がよくしかも性能のよいモータを安価で提供するこ
とを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天板付
円筒形状に形成され、該円筒の外周より外側方向に突出
する係止凸部を有する着磁性の円筒部と、該円筒部の天
板の中心部に貫通して立接する回転軸とからなるロータ
本体と、円環形状に形成され外周部に前記係止凸部に係
合する係止凹部が設けられたマグネットからなり、前記
係止凸部と係止凹部が係合するように前記ロータ本体に
前記マグネットが挿入されることを特徴とするものであ
る。
成するもので、ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天板付
円筒形状に形成され、該円筒の外周より外側方向に突出
する係止凸部を有する着磁性の円筒部と、該円筒部の天
板の中心部に貫通して立接する回転軸とからなるロータ
本体と、円環形状に形成され外周部に前記係止凸部に係
合する係止凹部が設けられたマグネットからなり、前記
係止凸部と係止凹部が係合するように前記ロータ本体に
前記マグネットが挿入されることを特徴とするものであ
る。
【0029】また、ロータユニットとステータユニット
とからなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天
板付円筒形状に形成され、該円筒の外周より外側方向に
突出する係止凹部を有する着磁性の円筒部と、該円筒部
の天板の中心部に貫通して立接する回転軸とからなるロ
ータ本体と、円環形状に形成され外周部に前記係止凹部
に係合する係止凸部が設けられたマグネットからなり、
前記係止凹部と係止凸部が係合するように前記ロータ本
体に前記マグネットが挿入されることを特徴とするもの
である。
とからなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天
板付円筒形状に形成され、該円筒の外周より外側方向に
突出する係止凹部を有する着磁性の円筒部と、該円筒部
の天板の中心部に貫通して立接する回転軸とからなるロ
ータ本体と、円環形状に形成され外周部に前記係止凹部
に係合する係止凸部が設けられたマグネットからなり、
前記係止凹部と係止凸部が係合するように前記ロータ本
体に前記マグネットが挿入されることを特徴とするもの
である。
【0030】また、ロータユニットとステータユニット
とからなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天
板付円筒形状に形成され、該円筒の天板の外周縁部に貫
通する接着剤注入孔を有する円筒部と、該天板の中心部
に貫通して立接する回転軸とからなるロータ本体と、円
環形状に形成されたマグネットからなり、前記ロータ本
体に前記マグネットが挿入され、前記接着剤注入孔から
注入された接着剤により固定されることを特徴とするも
のである。
とからなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天
板付円筒形状に形成され、該円筒の天板の外周縁部に貫
通する接着剤注入孔を有する円筒部と、該天板の中心部
に貫通して立接する回転軸とからなるロータ本体と、円
環形状に形成されたマグネットからなり、前記ロータ本
体に前記マグネットが挿入され、前記接着剤注入孔から
注入された接着剤により固定されることを特徴とするも
のである。
【0031】また、ロータユニットとステータユニット
とからなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天
板付円筒形状に形成され、該円筒を貫通する接着剤注入
孔を有する円筒部と、該円筒部の天板の中心部に貫通し
て立接する回転軸とからなるロータ本体と、円環形状に
形成されたマグネットからなり、前記ロータ本体に前記
マグネットが挿入され、前記接着剤注入孔から注入され
た接着剤により固定されることを特徴とするものであ
る。
とからなるモータにおいて、前記ロータユニットは、天
板付円筒形状に形成され、該円筒を貫通する接着剤注入
孔を有する円筒部と、該円筒部の天板の中心部に貫通し
て立接する回転軸とからなるロータ本体と、円環形状に
形成されたマグネットからなり、前記ロータ本体に前記
マグネットが挿入され、前記接着剤注入孔から注入され
た接着剤により固定されることを特徴とするものであ
る。
【0032】また、ロータユニットとステータユニット
とからなるモータにおいて、前記ステータユニットは、
円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔
と、該円孔より外周方向に切欠かれた切欠孔とが形成さ
れたコアと、前記コアに構成された前記磁極部にコイル
が捲回されたコアユニットと、前記円孔に係合する軸部
と、該軸部の外周に前記切欠孔に係合する凸部と、該軸
部の中心に前記ロータユニットの回転軸を保持する軸受
部とが形成された軸受ハウジングとからなり、前記軸受
ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に挿入し、
該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなることを特
徴とするものである。
とからなるモータにおいて、前記ステータユニットは、
円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔
と、該円孔より外周方向に切欠かれた切欠孔とが形成さ
れたコアと、前記コアに構成された前記磁極部にコイル
が捲回されたコアユニットと、前記円孔に係合する軸部
と、該軸部の外周に前記切欠孔に係合する凸部と、該軸
部の中心に前記ロータユニットの回転軸を保持する軸受
部とが形成された軸受ハウジングとからなり、前記軸受
ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に挿入し、
該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなることを特
徴とするものである。
【0033】また、ロータユニットとステータユニット
とからなるモータにおいて、前記ステータユニットは、
円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔
と、該円孔より中心方向に突出した突出部とが形成され
たコアと、前記コアに構成された前記磁極部にコイルが
捲回されたコアユニットと、前記円孔に係合する軸部
と、該軸部の外周に前記突出部に係合する凹部と、該軸
部の中心に前記ロータユニットの回転軸を保持する軸受
部とが形成された軸受ハウジングとからなり、前記軸受
ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に挿入し、
該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなることを特
徴とするものである。
とからなるモータにおいて、前記ステータユニットは、
円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔
と、該円孔より中心方向に突出した突出部とが形成され
たコアと、前記コアに構成された前記磁極部にコイルが
捲回されたコアユニットと、前記円孔に係合する軸部
と、該軸部の外周に前記突出部に係合する凹部と、該軸
部の中心に前記ロータユニットの回転軸を保持する軸受
部とが形成された軸受ハウジングとからなり、前記軸受
ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に挿入し、
該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなることを特
徴とするものである。
【0034】また、前記凸部の上端部が前記コアの上面
より低い位置になるように形成されていることを特徴と
するものである。
より低い位置になるように形成されていることを特徴と
するものである。
【0035】また、前記凸部の下端部が前記コアの下面
より高い位置になるように形成されていることを特徴と
するものである。
より高い位置になるように形成されていることを特徴と
するものである。
【0036】また、ロータユニットとステータユニット
とからなるモータにおいて、前記ステータユニットは、
円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔が
形成された第1のコアシートと、円周方向へ放射状に形
成された磁極部と、中心に前記円孔より大きい孔が形成
された第2のコアシートと、前記第1のコアシートと前
記第2のコアシートをそれぞれ少なくとも1枚以上ずつ
所定の枚数積重ね固定されたコアと、前記コアに構成さ
れた前記磁極部にコイルが捲回されたコアユニットと、
前記円孔に係合する軸部と、該軸部の中心に前記ロータ
ユニットの回転軸を保持する軸受部とが形成された軸受
ハウジングとからなり、前記軸受ハウジングの軸部を前
記コアユニットの円孔に挿入し、該軸部と該円孔の係合
部を接着固定させてなることを特徴とするものである。
とからなるモータにおいて、前記ステータユニットは、
円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔が
形成された第1のコアシートと、円周方向へ放射状に形
成された磁極部と、中心に前記円孔より大きい孔が形成
された第2のコアシートと、前記第1のコアシートと前
記第2のコアシートをそれぞれ少なくとも1枚以上ずつ
所定の枚数積重ね固定されたコアと、前記コアに構成さ
れた前記磁極部にコイルが捲回されたコアユニットと、
前記円孔に係合する軸部と、該軸部の中心に前記ロータ
ユニットの回転軸を保持する軸受部とが形成された軸受
ハウジングとからなり、前記軸受ハウジングの軸部を前
記コアユニットの円孔に挿入し、該軸部と該円孔の係合
部を接着固定させてなることを特徴とするものである。
【0037】また、前記コアユニットは、前記第2のコ
アシートが最上部に積重ねられていことを特徴とするも
のである。
アシートが最上部に積重ねられていことを特徴とするも
のである。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明はモータのロータユニット
およびステータユニットの組立構造に関するものであり
図1乃至図17を用いて説明する。
およびステータユニットの組立構造に関するものであり
図1乃至図17を用いて説明する。
【0039】尚、本発明のモータは、第1乃至第3の実
施の形態に係るロータユニットと、本発明の第4乃至第
6の実施の形態に係るステータユニットの内の、適切と
思われる物の組合せによりモータを構成することができ
る。
施の形態に係るロータユニットと、本発明の第4乃至第
6の実施の形態に係るステータユニットの内の、適切と
思われる物の組合せによりモータを構成することができ
る。
【0040】先ず、本発明のモータについて図1を用い
て説明する。
て説明する。
【0041】図1は本発明の一実施の形態に係るモータ
の概略構成を示す正面断面図である。 10はCD再生
装置等に用いられるダイレクトドライブ式のモータであ
る。モータ10は、図1で示すようにロータユニット1
1(ロータ本体11a、回転軸11b、マグネット11
c)、ステータユニット12(コアユニット12a、軸
受ハウジング12b、軸受12c)および基板ユニット
60等により構成されている。
の概略構成を示す正面断面図である。 10はCD再生
装置等に用いられるダイレクトドライブ式のモータであ
る。モータ10は、図1で示すようにロータユニット1
1(ロータ本体11a、回転軸11b、マグネット11
c)、ステータユニット12(コアユニット12a、軸
受ハウジング12b、軸受12c)および基板ユニット
60等により構成されている。
【0042】次に、本発明の第1の実施の形態に係るロ
ータユニットについて図2、図3および図4を用いて説
明する。
ータユニットについて図2、図3および図4を用いて説
明する。
【0043】図2は本発明の第1の実施の形態に係るロ
ータユニットを示す正面断面図である。図3は本発明の
第1の実施の形態に係るロータ本体を示す図で、(a)
正面断面図、(b)A矢視図である。図4は本発明の第
1の実施の形態に係るマグネットを示す図で、(a)平
面図、(b)B−B断面図である。
ータユニットを示す正面断面図である。図3は本発明の
第1の実施の形態に係るロータ本体を示す図で、(a)
正面断面図、(b)A矢視図である。図4は本発明の第
1の実施の形態に係るマグネットを示す図で、(a)平
面図、(b)B−B断面図である。
【0044】15はロータユニットで、図2で示すよう
にロータ本体16とマグネット20等により構成されて
いる。
にロータ本体16とマグネット20等により構成されて
いる。
【0045】ロータ本体16は、図3で示すように天板
付円筒形状をしており円筒部の内側壁より中心方向へV
形状の係止凸部17a、17bが複数箇所(本実施の形
態では2箇所)に形成されている。また、天板部18に
は中心部を貫通してロータユニット15の回転軸19が
立設している。ロータ本体16の材料にはめっき鋼板が
用いられプレス加工により形成される。
付円筒形状をしており円筒部の内側壁より中心方向へV
形状の係止凸部17a、17bが複数箇所(本実施の形
態では2箇所)に形成されている。また、天板部18に
は中心部を貫通してロータユニット15の回転軸19が
立設している。ロータ本体16の材料にはめっき鋼板が
用いられプレス加工により形成される。
【0046】尚、係止凸部17a、17bはV形状に形
成したがその他に例えば半円形状または方形形状に形成
してもよい。また、係止凸部(17a、17b)を2箇
所設けたが、少なくとも1箇所以上有ればよいがロータ
ユニット15の回転重心が偏らない位置に設けるのが望
ましい。
成したがその他に例えば半円形状または方形形状に形成
してもよい。また、係止凸部(17a、17b)を2箇
所設けたが、少なくとも1箇所以上有ればよいがロータ
ユニット15の回転重心が偏らない位置に設けるのが望
ましい。
【0047】マグネット20は、図4で示すように円環
形状をしており円環の外形寸法はロータ本体16の円筒
の内径に嵌入する寸法に形成されており、内径寸法は後
述するステータユニット(35,65,75)のコアの
外径寸法と所定の隙間が保持される寸法に形成されてい
る。また、円環の外周部にはロータ本体16の係止凸部
17a、17bに係止する係止凹部(V溝)21a、2
1bが形成されている。
形状をしており円環の外形寸法はロータ本体16の円筒
の内径に嵌入する寸法に形成されており、内径寸法は後
述するステータユニット(35,65,75)のコアの
外径寸法と所定の隙間が保持される寸法に形成されてい
る。また、円環の外周部にはロータ本体16の係止凸部
17a、17bに係止する係止凹部(V溝)21a、2
1bが形成されている。
【0048】尚、ロータユニット15の組立は、図4で
示すようにロータ本体16の係止凸部17a、17bに
マグネット20の係止凹部21a、21bを係合させて
嵌入し、接着剤を用いずにマグネット20の磁力により
吸着固定する。
示すようにロータ本体16の係止凸部17a、17bに
マグネット20の係止凹部21a、21bを係合させて
嵌入し、接着剤を用いずにマグネット20の磁力により
吸着固定する。
【0049】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態に係るロータユニット15によれば、ロータ本体1
6とマグネット20の外周部に形成された係止凸部17
a、17bと係止凹部21a、21bからなる係止部に
より、ロータ本体16とマグネット20との回転方向の
ずれが規制されるので、接着剤を用いることなく係止部
とマグネット20の磁力(吸着力)により固定すること
ができる。従って、組立に接着剤が不要となりので組立
が容易となり組立工数の削減と、接着剤の節減が図れる
と共に、接着剤の他箇所への付着等による不具合の発生
を防止することができる。
形態に係るロータユニット15によれば、ロータ本体1
6とマグネット20の外周部に形成された係止凸部17
a、17bと係止凹部21a、21bからなる係止部に
より、ロータ本体16とマグネット20との回転方向の
ずれが規制されるので、接着剤を用いることなく係止部
とマグネット20の磁力(吸着力)により固定すること
ができる。従って、組立に接着剤が不要となりので組立
が容易となり組立工数の削減と、接着剤の節減が図れる
と共に、接着剤の他箇所への付着等による不具合の発生
を防止することができる。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態に係るロ
ータユニットを図5、図6および図7を用いて説明す
る。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を
変更したもので、その他については第1の実施の形態と
略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し
説明を省略する。
ータユニットを図5、図6および図7を用いて説明す
る。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を
変更したもので、その他については第1の実施の形態と
略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し
説明を省略する。
【0051】図5は本発明の第2の実施の形態に係るロ
ータユニットを示す図で、(a)正面断面図、(b)C
部拡大図である。図6は本発明の第2の実施の形態に係
るロータ本体を示す図で、(a)正面断面図、(b)D
矢視図である。図7は本発明の第2の実施の形態に係る
マグネットを示す図で、(a)平面図、(b)E−E断
面図である。
ータユニットを示す図で、(a)正面断面図、(b)C
部拡大図である。図6は本発明の第2の実施の形態に係
るロータ本体を示す図で、(a)正面断面図、(b)D
矢視図である。図7は本発明の第2の実施の形態に係る
マグネットを示す図で、(a)平面図、(b)E−E断
面図である。
【0052】22はロータユニットで、図5で示すよう
にロータ本体23とマグネット27等により構成されて
いる。
にロータ本体23とマグネット27等により構成されて
いる。
【0053】ロータ本体23は、図6で示すように天板
付円筒形状をしており、天板部24の外周縁部にはマグ
ネット27を接着するための接着剤注入孔(円孔)25
a乃至25dが、複数箇所(本実施の形態では4箇所)
に形成されている。また、天板部24には中心部を貫通
してロータユニットの回転軸19が立設している。尚、
接着剤注入孔25a乃至25dは、円孔に形成したがそ
の他に角孔または円弧状の長孔等でもよい。
付円筒形状をしており、天板部24の外周縁部にはマグ
ネット27を接着するための接着剤注入孔(円孔)25
a乃至25dが、複数箇所(本実施の形態では4箇所)
に形成されている。また、天板部24には中心部を貫通
してロータユニットの回転軸19が立設している。尚、
接着剤注入孔25a乃至25dは、円孔に形成したがそ
の他に角孔または円弧状の長孔等でもよい。
【0054】マグネット27は、図7で示すように円環
形状をしており、円環の外形寸法はロータ本体23の円
筒部の内径に嵌入する寸法に形成されており、内径寸法
は後述するステータユニット(35,65,75)のコ
アユニット(40,76)の外径寸法と所定の隙間が保
持される寸法に形成されている。
形状をしており、円環の外形寸法はロータ本体23の円
筒部の内径に嵌入する寸法に形成されており、内径寸法
は後述するステータユニット(35,65,75)のコ
アユニット(40,76)の外径寸法と所定の隙間が保
持される寸法に形成されている。
【0055】次に、ロータユニット22の組立について
説明する。先ず、ロータ本体23にマグネット27を嵌
入させ、マグネット27をロータ本体23の天板部24
に吸着させる。この状態で、ロータ本体23の天板部2
4に形成された接着剤注入孔25a乃至25dより少量
の接着剤(例えばウレタン系接着剤)を注入して固化さ
せる。そして、マグネット27の磁力(吸着力)と接着
剤の接着力により固定する。
説明する。先ず、ロータ本体23にマグネット27を嵌
入させ、マグネット27をロータ本体23の天板部24
に吸着させる。この状態で、ロータ本体23の天板部2
4に形成された接着剤注入孔25a乃至25dより少量
の接着剤(例えばウレタン系接着剤)を注入して固化さ
せる。そして、マグネット27の磁力(吸着力)と接着
剤の接着力により固定する。
【0056】以上説明したように本発明の第2の実施の
形態に係るロータユニット22によれば、接着剤注入
(塗布)部が外気に接する部分に設けられているので、
ロータ本体23とマグネット27の固定にUV(紫外
線)硬化型の接着剤の使用が可能となり組立が容易にな
る。しかも、ロータ本体23とマグネット27を組合せ
た後に所定の箇所に接着剤を注入するので、組合せ時に
削ぎ落とされる等の無駄がなくなり従来に比べ使用する
接着剤の量が少量で済み、接着剤の材料費の節減と組立
工数の削減が図れる。また、マグネット27の磁力と接
着剤の接着力により、ロータ本体23とマグネット27
の固定がより強化される。また、接着剤の使用量が少量
ですむので完全に硬化し、接着剤が飛散して他箇所へ付
着する不具合の発生を防止することができる。
形態に係るロータユニット22によれば、接着剤注入
(塗布)部が外気に接する部分に設けられているので、
ロータ本体23とマグネット27の固定にUV(紫外
線)硬化型の接着剤の使用が可能となり組立が容易にな
る。しかも、ロータ本体23とマグネット27を組合せ
た後に所定の箇所に接着剤を注入するので、組合せ時に
削ぎ落とされる等の無駄がなくなり従来に比べ使用する
接着剤の量が少量で済み、接着剤の材料費の節減と組立
工数の削減が図れる。また、マグネット27の磁力と接
着剤の接着力により、ロータ本体23とマグネット27
の固定がより強化される。また、接着剤の使用量が少量
ですむので完全に硬化し、接着剤が飛散して他箇所へ付
着する不具合の発生を防止することができる。
【0057】次に、本発明の第3の実施の形態に係るロ
ータユニットを図8および図9を用いて説明する。尚、
第3の実施の形態は第2の実施の形態の一部を変更した
もので、その他については第2の実施の形態と略同じで
あるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省
略する。
ータユニットを図8および図9を用いて説明する。尚、
第3の実施の形態は第2の実施の形態の一部を変更した
もので、その他については第2の実施の形態と略同じで
あるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省
略する。
【0058】図8は本発明の第3の実施の形態に係るロ
ータユニットを示す図で、(a)正面断面図、(b)F
部拡大図である。図9は本発明の第3の実施の形態に係
るロータ本体を示す図で、(a)正面断面図、(b)G
矢視図である。
ータユニットを示す図で、(a)正面断面図、(b)F
部拡大図である。図9は本発明の第3の実施の形態に係
るロータ本体を示す図で、(a)正面断面図、(b)G
矢視図である。
【0059】30はロータユニットで、図8で示すよう
にロータ本体31とマグネット27等により構成されて
いる。
にロータ本体31とマグネット27等により構成されて
いる。
【0060】ロータ本体31は、図9で示すように天板
付円筒形状をしており円筒部32の外周部にはマグネッ
ト27を接着するための接着剤注入孔(円孔)33a乃
至33dが、複数箇所(本実施の形態では4箇所)に形
成されている。また、天板部34には中心部を貫通して
ロータユニットの回転軸19が立設している。
付円筒形状をしており円筒部32の外周部にはマグネッ
ト27を接着するための接着剤注入孔(円孔)33a乃
至33dが、複数箇所(本実施の形態では4箇所)に形
成されている。また、天板部34には中心部を貫通して
ロータユニットの回転軸19が立設している。
【0061】次に、ロータユニット30の組立について
説明する。先ず、ロータ本体31にマグネット27を嵌
入させ、マグネット27をロータ本体31の天板部34
に吸着させる。この状態で、ロータ本体31の円筒部3
2に形成された接着剤注入孔33a乃至33dより少量
の接着剤(例えばウレタン系接着剤)を注入し固化させ
る。そして、マグネット27の磁力(吸着力)と接着剤
の接着力により固定する。
説明する。先ず、ロータ本体31にマグネット27を嵌
入させ、マグネット27をロータ本体31の天板部34
に吸着させる。この状態で、ロータ本体31の円筒部3
2に形成された接着剤注入孔33a乃至33dより少量
の接着剤(例えばウレタン系接着剤)を注入し固化させ
る。そして、マグネット27の磁力(吸着力)と接着剤
の接着力により固定する。
【0062】以上説明したように本発明の第3の実施の
形態に係るロータユニット30の構造においても第2の
実施の形態と同じように、接着剤注入(塗布)部が外気
に接する部分に設けられているので、ロータ本体31と
マグネット27の固定にUV(紫外線)硬化型の接着剤
の使用が可能となり、しかも、使用する接着剤の量が少
量で済むので、接着剤の材料費の節減と組立工数の削減
が図れる。また、マグネット27の磁力と接着剤の接着
力により、ロータ本体31とマグネット27の固定がよ
り強化される。また、接着剤が少量となるので接着剤が
飛散して他箇所へ付着する不具合の発生を防止すること
ができる。
形態に係るロータユニット30の構造においても第2の
実施の形態と同じように、接着剤注入(塗布)部が外気
に接する部分に設けられているので、ロータ本体31と
マグネット27の固定にUV(紫外線)硬化型の接着剤
の使用が可能となり、しかも、使用する接着剤の量が少
量で済むので、接着剤の材料費の節減と組立工数の削減
が図れる。また、マグネット27の磁力と接着剤の接着
力により、ロータ本体31とマグネット27の固定がよ
り強化される。また、接着剤が少量となるので接着剤が
飛散して他箇所へ付着する不具合の発生を防止すること
ができる。
【0063】次に、本発明の第4の実施の形態に係るス
テータユニットを図10,11および12を用いて説明
する。尚、第4の実施の形態は第1の実施の形態と同じ
構成については同じ符号を付し説明を省略する。
テータユニットを図10,11および12を用いて説明
する。尚、第4の実施の形態は第1の実施の形態と同じ
構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0064】図10は本発明の第4の実施の形態に係る
ステータユニットを示す正面断面図である。図11は本
発明の第4の実施の形態に係るコアユニットを示す図
で、(a)平面図、(b)H−H断面拡大図である。図
12は本発明の第4の実施の形態に係る軸受ハウジング
を示す図で、(a)正面断面図、(b)上面視拡大図で
ある。
ステータユニットを示す正面断面図である。図11は本
発明の第4の実施の形態に係るコアユニットを示す図
で、(a)平面図、(b)H−H断面拡大図である。図
12は本発明の第4の実施の形態に係る軸受ハウジング
を示す図で、(a)正面断面図、(b)上面視拡大図で
ある。
【0065】35はステータユニットで、図10で示す
ようにコアユニット40と軸受ハウジング50等により
構成されている。
ようにコアユニット40と軸受ハウジング50等により
構成されている。
【0066】コアユニット40は、図11で示すように
複数枚のコアシート46からなるコア41とコイル捲回
部45とから構成されている。
複数枚のコアシート46からなるコア41とコイル捲回
部45とから構成されている。
【0067】コアシート46は、円周方向へ磁極部42
a乃至42j(9箇所)が放射状(外形は円形状)に形
成されており、中心部には軸受ハウジング50のコア挿
入部52に挿入する円孔43と、コア挿入部52に形成
された係止凸部53a、53bに係合する係止孔44
a、44bが形成されている。コアシート46の材料に
は薄鋼板(例えば、珪素鋼板)が用いられプレス加工に
より形成される。
a乃至42j(9箇所)が放射状(外形は円形状)に形
成されており、中心部には軸受ハウジング50のコア挿
入部52に挿入する円孔43と、コア挿入部52に形成
された係止凸部53a、53bに係合する係止孔44
a、44bが形成されている。コアシート46の材料に
は薄鋼板(例えば、珪素鋼板)が用いられプレス加工に
より形成される。
【0068】コア41は、コアシート46の係止孔44
a、44bと磁極部42a乃至42jの位置を揃え所定
の枚数重ねて接着固定する。尚、磁極部42a乃至42
jの外周径は、ロータユニット15のマグネットの内周
径と所定の隙間ができるように形成されている。
a、44bと磁極部42a乃至42jの位置を揃え所定
の枚数重ねて接着固定する。尚、磁極部42a乃至42
jの外周径は、ロータユニット15のマグネットの内周
径と所定の隙間ができるように形成されている。
【0069】コアユニット40は、コア41の磁極部4
2a乃至42j部分に導電性の細線(銅線またはアルミ
線)を捲回してコイル捲回部45が形成される。
2a乃至42j部分に導電性の細線(銅線またはアルミ
線)を捲回してコイル捲回部45が形成される。
【0070】軸受ハウジング50は、図12で示すよう
にハウジング51と軸受59により構成されている。
にハウジング51と軸受59により構成されている。
【0071】ハウジング51は、底付円筒形状をしてお
り、中心部には軸受59を圧入する円穴58が形成され
ている。また、円筒の外周部にはコアユニット40の円
孔43に挿入されるコア挿入部52が形成されており、
コア挿入部52にはコアユニット40の係止孔44a、
44bに係合する方形の係止凸部53a、53bが円周
より突出して形成されている。係止凸部53a、53b
の上端部はコア41の上面よりも低い位置になるように
切欠部54a、54bを形成し、接着剤の溜まり場とす
る。尚、切欠部54a、54bは、コア41の上面より
も低い位置からコア挿入部52の方へ傾斜を持って形成
してもよい。
り、中心部には軸受59を圧入する円穴58が形成され
ている。また、円筒の外周部にはコアユニット40の円
孔43に挿入されるコア挿入部52が形成されており、
コア挿入部52にはコアユニット40の係止孔44a、
44bに係合する方形の係止凸部53a、53bが円周
より突出して形成されている。係止凸部53a、53b
の上端部はコア41の上面よりも低い位置になるように
切欠部54a、54bを形成し、接着剤の溜まり場とす
る。尚、切欠部54a、54bは、コア41の上面より
も低い位置からコア挿入部52の方へ傾斜を持って形成
してもよい。
【0072】また、コア挿入部52の下端部より増径す
る段差部が形成されており、段差部がコアユニット40
の下受面55となる。増径した円筒部56には、基板ユ
ニット60の円孔が挿通し固定される。そして、円筒部
56の終端部(底部)には、円筒部56より増径するフ
ランジ部57が形成されており、フランジ部57が基板
ユニット60の下受面となる。ハウジング51の材料に
は黄銅材等が用いられる。
る段差部が形成されており、段差部がコアユニット40
の下受面55となる。増径した円筒部56には、基板ユ
ニット60の円孔が挿通し固定される。そして、円筒部
56の終端部(底部)には、円筒部56より増径するフ
ランジ部57が形成されており、フランジ部57が基板
ユニット60の下受面となる。ハウジング51の材料に
は黄銅材等が用いられる。
【0073】軸受59は、円筒形状をしており内径はロ
ータユニット15の回転軸19を回転自在に保持する寸
法に、外形はハウジング51の円穴58に圧入する寸法
に形成されている。軸受59の材料には潤滑油を含浸さ
せた含油部材等が用いられる。
ータユニット15の回転軸19を回転自在に保持する寸
法に、外形はハウジング51の円穴58に圧入する寸法
に形成されている。軸受59の材料には潤滑油を含浸さ
せた含油部材等が用いられる。
【0074】基板ユニット60は、図12で示すように
フレキシブル基板61と補強板62により構成されてい
る。
フレキシブル基板61と補強板62により構成されてい
る。
【0075】フレキシブル基板(フイルム基板)61
は、モータ10の回転等を制御するための基板で、電子
部品が搭載された電子回路(図示省略)が構成されてお
り、所定の位置にハウジング51の円筒部56に挿通す
る円孔が形成されている。
は、モータ10の回転等を制御するための基板で、電子
部品が搭載された電子回路(図示省略)が構成されてお
り、所定の位置にハウジング51の円筒部56に挿通す
る円孔が形成されている。
【0076】補強板62は、フレキシブル基板61を補
強するための板で、薄い鋼板(例えばステンレス鋼板)
等が用いられプレス加工等により所定の形状に形成され
ており、所定の位置にハウジング51の円筒部56に挿
通する円孔が形成されている。尚、フレキシブル基板6
1と補強板62とは接着固定されている。
強するための板で、薄い鋼板(例えばステンレス鋼板)
等が用いられプレス加工等により所定の形状に形成され
ており、所定の位置にハウジング51の円筒部56に挿
通する円孔が形成されている。尚、フレキシブル基板6
1と補強板62とは接着固定されている。
【0077】次に、軸受ハウジングとコアユニットの組
立について図10を用いて説明する。
立について図10を用いて説明する。
【0078】先ず、軸受ハウジング50の円筒部56に
基板ユニット60の円孔を挿通し、接着固定する。次
に、軸受ハウジング50のコア挿入部52に形成された
係止凸部53a、53bと、コアユニット40に形成さ
れた係止孔44a、44bを係合させて挿入する。そし
て、係止凸部53a、53bの上端部に形成された切欠
部54a、54bより少量の接着剤(例えばアクリル系
接着剤)を注入し固化する。
基板ユニット60の円孔を挿通し、接着固定する。次
に、軸受ハウジング50のコア挿入部52に形成された
係止凸部53a、53bと、コアユニット40に形成さ
れた係止孔44a、44bを係合させて挿入する。そし
て、係止凸部53a、53bの上端部に形成された切欠
部54a、54bより少量の接着剤(例えばアクリル系
接着剤)を注入し固化する。
【0079】以上説明したように本発明の第4の実施の
形態に係るステータユニット35によれば、ハウジング
51のコア挿入部52に形成された係止凸部53a、5
3bと、コアユニット40に形成された係止孔44a、
44bとが係合し、回転方向が固定されるので少量の接
着剤により固定することができる。また、係止凸部53
a、53bの上部に切欠部54a、54bを形成するこ
とにより接着剤の注入が容易になる。
形態に係るステータユニット35によれば、ハウジング
51のコア挿入部52に形成された係止凸部53a、5
3bと、コアユニット40に形成された係止孔44a、
44bとが係合し、回転方向が固定されるので少量の接
着剤により固定することができる。また、係止凸部53
a、53bの上部に切欠部54a、54bを形成するこ
とにより接着剤の注入が容易になる。
【0080】尚、本実施の形態では係止凸部53a、5
3bと係止孔44a、44bをそれぞれ2箇所ずつ設け
たが、必要により増減してもよい。また、本実施の形態
と逆になるように、ステータユニット35に係止凸部
を、コア挿入部52に係止孔(溝)を形成してもよい。
その他に、コア41はコアシート46を複数枚重ねて接
着して形成したが、複数枚重ねた厚みと同じ厚みの板材
を用いて形成することもできる。
3bと係止孔44a、44bをそれぞれ2箇所ずつ設け
たが、必要により増減してもよい。また、本実施の形態
と逆になるように、ステータユニット35に係止凸部
を、コア挿入部52に係止孔(溝)を形成してもよい。
その他に、コア41はコアシート46を複数枚重ねて接
着して形成したが、複数枚重ねた厚みと同じ厚みの板材
を用いて形成することもできる。
【0081】次に、本発明の第5の実施の形態に係るス
テータユニットを図13および14を用いて説明する。
尚、第5の実施の形態は第4の実施の形態と略同じであ
るので、第4の実施の形態との相違点を主に説明し、同
じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
テータユニットを図13および14を用いて説明する。
尚、第5の実施の形態は第4の実施の形態と略同じであ
るので、第4の実施の形態との相違点を主に説明し、同
じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0082】図13は本発明の第5の実施の形態に係る
ステータユニットを示す正面断面拡大図である。図14
は本発明の第5の実施の形態に係る軸受ハウジングを示
す図で、(a)正面断面図、(b)上面視拡大図であ
る。
ステータユニットを示す正面断面拡大図である。図14
は本発明の第5の実施の形態に係る軸受ハウジングを示
す図で、(a)正面断面図、(b)上面視拡大図であ
る。
【0083】65はステータユニットで、図13で示す
ようにコアユニット40と軸受ハウジング66等により
構成されている。
ようにコアユニット40と軸受ハウジング66等により
構成されている。
【0084】軸受ハウジング66は、図14で示すよう
にハウジング67と軸受59により構成されている。
にハウジング67と軸受59により構成されている。
【0085】ハウジング67は、底付円筒形状をしてお
り、中心部にはロータユニット15の回転軸19を回転
自在に保持する円筒の軸受59を圧入する円穴68が形
成されている。また、円筒の外周部にはコアユニット4
0の円孔43に挿入されるコア挿入部69が形成されて
おり、コア挿入部69にはコアユニット40の係止孔4
4a、44bに係合する方形の係止凸部70a、70b
が円周より突出して形成されている。尚、係止凸部70
a、70bの上端部には接着剤を注入するための切欠部
71a、71bと、係止凸部70a、70bの下端部に
は注入した接着剤の溜まり部となる溝部72a、72b
が形成されている。
り、中心部にはロータユニット15の回転軸19を回転
自在に保持する円筒の軸受59を圧入する円穴68が形
成されている。また、円筒の外周部にはコアユニット4
0の円孔43に挿入されるコア挿入部69が形成されて
おり、コア挿入部69にはコアユニット40の係止孔4
4a、44bに係合する方形の係止凸部70a、70b
が円周より突出して形成されている。尚、係止凸部70
a、70bの上端部には接着剤を注入するための切欠部
71a、71bと、係止凸部70a、70bの下端部に
は注入した接着剤の溜まり部となる溝部72a、72b
が形成されている。
【0086】また、コア挿入部69の下端部より増径す
る段差部が形成されており、段差部がコアユニット40
の下受面73となる。増径した円筒部74には基板ユニ
ット60の円孔が挿通し固定される。そして、円筒部7
4の終端部(底部)には、円筒部74より増径するフラ
ンジ部75が形成されており、フランジ部75が基板ユ
ニット60の下受面となる。ハウジング67の材料には
黄銅材が用いられる。
る段差部が形成されており、段差部がコアユニット40
の下受面73となる。増径した円筒部74には基板ユニ
ット60の円孔が挿通し固定される。そして、円筒部7
4の終端部(底部)には、円筒部74より増径するフラ
ンジ部75が形成されており、フランジ部75が基板ユ
ニット60の下受面となる。ハウジング67の材料には
黄銅材が用いられる。
【0087】以上説明したように本発明の第5の実施の
形態に係るステータユニット65によれば、ハウジング
67のコア挿入部69に形成された係止凸部70a、7
0bと、コアユニット40に形成された係止孔44a、
44bとが係合し、回転方向が固定されるので少量の接
着剤により固定することができる。また、係止凸部70
a、70bの上部に切欠部71a、71bを形成するこ
とにより接着剤の注入が容易になる。また、係止凸部7
0a、70bの下端部に注入した接着剤の溜まり部とな
る溝部72a、72bを形成することにより接着強度が
向上する。
形態に係るステータユニット65によれば、ハウジング
67のコア挿入部69に形成された係止凸部70a、7
0bと、コアユニット40に形成された係止孔44a、
44bとが係合し、回転方向が固定されるので少量の接
着剤により固定することができる。また、係止凸部70
a、70bの上部に切欠部71a、71bを形成するこ
とにより接着剤の注入が容易になる。また、係止凸部7
0a、70bの下端部に注入した接着剤の溜まり部とな
る溝部72a、72bを形成することにより接着強度が
向上する。
【0088】次に、本発明の第6の実施の形態に係るス
テータユニットを図15、図16および17を用いて説
明する。尚、第6の実施の形態は第1の実施の形態と同
じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
テータユニットを図15、図16および17を用いて説
明する。尚、第6の実施の形態は第1の実施の形態と同
じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0089】図15は本発明の第6の実施の形態に係る
ステータユニットを示す正面断面拡大図である。図16
は本発明の第6の実施の形態に係るコアユニットを示す
図で、(a)平面図、(b)J−J断面拡大図、(c)
P部拡大図である。図17は本発明の第6の実施の形態
に係る軸受ハウジングを示す図で、(a)正面断面図、
(b)上面視拡大図である。
ステータユニットを示す正面断面拡大図である。図16
は本発明の第6の実施の形態に係るコアユニットを示す
図で、(a)平面図、(b)J−J断面拡大図、(c)
P部拡大図である。図17は本発明の第6の実施の形態
に係る軸受ハウジングを示す図で、(a)正面断面図、
(b)上面視拡大図である。
【0090】75はステータユニットで、図15で示す
ようにコアユニット76と軸受ハウジング85等により
構成されている。
ようにコアユニット76と軸受ハウジング85等により
構成されている。
【0091】コアユニット76は、図16で示すように
複数枚のコアシート77a(第1のコアシートに相
当),77b(第2のコアシートに相当)からなるコア
77とコイル捲回部081から構成されている。
複数枚のコアシート77a(第1のコアシートに相
当),77b(第2のコアシートに相当)からなるコア
77とコイル捲回部081から構成されている。
【0092】コアシート77aは、磁極部78a乃至7
8j(9箇所)が放射状(外形は円形状)に形成されて
おり、中心部にはハウジング86のコア挿入部88に挿
入する小円孔79が形成されたコアシート77aと、小
円孔79よりもやや大きい大円孔80が形成されたコア
シート77bの2種類がある。尚、小円孔79の寸法は
コア挿入部88を挿入後の、小円孔79とコア挿入部8
8との隙間から接着剤を注入可能な最少の寸法とする。
コアシート77a,77bの材料には薄鋼板(例えば、
珪素鋼板)が用いられプレス加工により形成される。
8j(9箇所)が放射状(外形は円形状)に形成されて
おり、中心部にはハウジング86のコア挿入部88に挿
入する小円孔79が形成されたコアシート77aと、小
円孔79よりもやや大きい大円孔80が形成されたコア
シート77bの2種類がある。尚、小円孔79の寸法は
コア挿入部88を挿入後の、小円孔79とコア挿入部8
8との隙間から接着剤を注入可能な最少の寸法とする。
コアシート77a,77bの材料には薄鋼板(例えば、
珪素鋼板)が用いられプレス加工により形成される。
【0093】コア77は、大円孔80が形成されたコア
シート77bを最上部になるようにし、以下、小円孔7
9が形成されたコアシート77aと大円孔80が形成さ
れたコアシート77bを順番(必ずしも交互でなくても
よい)に所定の枚数重ねると共に、コアシート77aと
コアシート77bの磁極部78a乃至78jの位置を揃
え接着固定する。尚、磁極部78a乃至78jの外周径
は、ロータユニット15のマグネットの内周径と所定の
隙間ができるように形成されている。また、小円孔79
と大円孔80とにより形成された空間が接着剤の溜部8
2となる。
シート77bを最上部になるようにし、以下、小円孔7
9が形成されたコアシート77aと大円孔80が形成さ
れたコアシート77bを順番(必ずしも交互でなくても
よい)に所定の枚数重ねると共に、コアシート77aと
コアシート77bの磁極部78a乃至78jの位置を揃
え接着固定する。尚、磁極部78a乃至78jの外周径
は、ロータユニット15のマグネットの内周径と所定の
隙間ができるように形成されている。また、小円孔79
と大円孔80とにより形成された空間が接着剤の溜部8
2となる。
【0094】コアユニット40は、コア77の磁極部7
8a乃至78j部分に導電性の細線(銅線またはアルミ
線)を捲回してコイル捲回部81が形成される。
8a乃至78j部分に導電性の細線(銅線またはアルミ
線)を捲回してコイル捲回部81が形成される。
【0095】軸受ハウジング85は、図17で示すよう
にハウジング86と軸受59により構成されている。
にハウジング86と軸受59により構成されている。
【0096】ハウジング86は、底付円筒形状をしてお
り、中心部にはロータユニット15の回転軸19を回転
自在に保持する円筒の軸受59を圧入する円穴87が形
成されている。また、円筒の外周部にはコアユニット7
6の小円孔79に挿入されるコア挿入部88が形成され
ている。また、コア挿入部88の下端部より増径する段
差部が形成されており、段差部がコアユニット76の下
受面89となる。増径した円筒部90には基板ユニット
60の円孔が挿通し固定される。そして、円筒部90の
終端部(底部)には、円筒部90より増径するフランジ
部91が形成されており、フランジ部91が基板ユニッ
ト60の下受面となる。ハウジング86の材料には黄銅
材が用いられる。
り、中心部にはロータユニット15の回転軸19を回転
自在に保持する円筒の軸受59を圧入する円穴87が形
成されている。また、円筒の外周部にはコアユニット7
6の小円孔79に挿入されるコア挿入部88が形成され
ている。また、コア挿入部88の下端部より増径する段
差部が形成されており、段差部がコアユニット76の下
受面89となる。増径した円筒部90には基板ユニット
60の円孔が挿通し固定される。そして、円筒部90の
終端部(底部)には、円筒部90より増径するフランジ
部91が形成されており、フランジ部91が基板ユニッ
ト60の下受面となる。ハウジング86の材料には黄銅
材が用いられる。
【0097】以上説明したように本発明の第6の実施の
形態に係るステータユニット75によれば、コアユニッ
ト76の小円孔79と、大円孔80と、ハウジング86
のコア挿入部88とにより構成される空間が接着剤の溜
部82となるので、注入した接着剤が溜部82に溜まり
接着強度が向上する。また、ステータユニット75の一
番上に大円孔80が形成されたコア77bを構成するこ
とにより接着剤の注入が容易になる。その他に、コアユ
ニット76のコア77aとコア77bの挿入孔(小円孔
79、大円孔80)と、ハウジング86のコア挿入部8
8の形状を円形状にすることにより、それぞれの部品の
製作が容易になる。尚、本実施の形態に係るコア77は
コアシート77a,77bを複数枚重ねて接着して形成
したが、複数枚重ねた厚みと同じ厚みの板材を用いて形
成することもできる。
形態に係るステータユニット75によれば、コアユニッ
ト76の小円孔79と、大円孔80と、ハウジング86
のコア挿入部88とにより構成される空間が接着剤の溜
部82となるので、注入した接着剤が溜部82に溜まり
接着強度が向上する。また、ステータユニット75の一
番上に大円孔80が形成されたコア77bを構成するこ
とにより接着剤の注入が容易になる。その他に、コアユ
ニット76のコア77aとコア77bの挿入孔(小円孔
79、大円孔80)と、ハウジング86のコア挿入部8
8の形状を円形状にすることにより、それぞれの部品の
製作が容易になる。尚、本実施の形態に係るコア77は
コアシート77a,77bを複数枚重ねて接着して形成
したが、複数枚重ねた厚みと同じ厚みの板材を用いて形
成することもできる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、組
立性がよくしかも性能のよいモータを安価で提供するこ
とができる。
立性がよくしかも性能のよいモータを安価で提供するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るモータの概略構成
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るロータユニッ
トを示す正面断面図である。
トを示す正面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るロータ本体を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るマグネットを
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るロータユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るロータ本体を
示す図である。
示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るマグネットを
示す図である。
示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るロータユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るロータ本体を
示す図である。
示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るステータユ
ニットを示す正面断面図である。
ニットを示す正面断面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係るコアユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る軸受ハウジ
ングを示す図である。
ングを示す図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係るステータユ
ニットを示す正面断面拡大図である。
ニットを示す正面断面拡大図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態に係る軸受ハウジ
ングを示す図である。
ングを示す図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態に係るステータユ
ニットを示す正面断面拡大図である。
ニットを示す正面断面拡大図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態に係るコアユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図17】本発明の第6の実施の形態に係る軸受ハウジ
ングを示す図である。
ングを示す図である。
【図18】従来例のモータの概略構成を示す正面断面図
である。
である。
【図19】従来例のロータユニットの組立前の状態を示
す正面断面図である。
す正面断面図である。
【図20】従来例のステータユニットを示す正面断面拡
大図である。
大図である。
【図21】従来例のコアユニットを示す図である。
【図22】従来例の軸受ハウジングを示す図である。
10・・モータ 11,15,22,30・・ロータユニット 11a,16,23,31・・ロータ本体 17a,17b,53a,53b,70a,70b・・
係止凸部 18,24,34・・天板部 11b,19・・回転軸 11c,20,27・・マグネット 21a,21b・・係止凹部 25a乃至25d,33a乃至33d・・接着剤注入孔 32,56,74,90・・円筒部 12,35,65,75・・ステータユニット 12a,40,76・・コアユニット 41,77・・コア 77a,77b・・コアシート 42a乃至42j,78a乃至78j・・磁極部 43・・円孔 44a,44b・・係止孔 45,81・・コイル捲回部 46・・コアシート 12b,50,66,85・・軸受ハウジング 51,67,75,86・・ハウジング 52,69,88・・コア挿入部 54a,54b,71a,71b・・切欠部 55,73,89・・下受面 57,91・・フランジ部 58,68,68,87・・円穴 12c,59・・軸受 60・・基板ユニット 61・・フレキシブル基板 62・・補強板 72a,72b・・溝部 79・・小円孔 80・・大円孔 82・・溜部
係止凸部 18,24,34・・天板部 11b,19・・回転軸 11c,20,27・・マグネット 21a,21b・・係止凹部 25a乃至25d,33a乃至33d・・接着剤注入孔 32,56,74,90・・円筒部 12,35,65,75・・ステータユニット 12a,40,76・・コアユニット 41,77・・コア 77a,77b・・コアシート 42a乃至42j,78a乃至78j・・磁極部 43・・円孔 44a,44b・・係止孔 45,81・・コイル捲回部 46・・コアシート 12b,50,66,85・・軸受ハウジング 51,67,75,86・・ハウジング 52,69,88・・コア挿入部 54a,54b,71a,71b・・切欠部 55,73,89・・下受面 57,91・・フランジ部 58,68,68,87・・円穴 12c,59・・軸受 60・・基板ユニット 61・・フレキシブル基板 62・・補強板 72a,72b・・溝部 79・・小円孔 80・・大円孔 82・・溜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 1/28 H02K 1/28 A 5/16 5/16 Z 21/22 21/22 M (72)発明者 石井 嗣久 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 佐伯 高章 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AB06 AB07 AB08 AC04 AC06 AE07 AE08 5H605 AA08 BB05 BB14 BB19 CC02 CC03 CC05 CC10 DD01 DD05 EA07 EA19 GG04 GG12 5H621 GA01 GA04 GB06 HH01 JK04 JK05 5H622 CA01 CA05 PP05 PP10 PP19
Claims (10)
- 【請求項1】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ロータユニットは、 天板付円筒形状に形成され、該円筒の外周より外側方向
に突出する係止凸部を有する着磁性の円筒部と、該円筒
部の天板の中心部に貫通して立接する回転軸とからなる
ロータ本体と、 円環形状に形成され外周部に前記係止凸部に係合する係
止凹部が設けられたマグネットからなり、 前記係止凹部と係止凸部が係合するように前記ロータ本
体に前記マグネットが挿入されることを特徴とするモー
タ。 - 【請求項2】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ロータユニットは、 天板付円筒形状に形成され、該円筒の外周より外側方向
に突出する係止凹部を有する着磁性の円筒部と、該円筒
部の天板の中心部に貫通して立接する回転軸とからなる
ロータ本体と、 円環形状に形成され外周部に前記係止凹部に係合する係
止凸部が設けられたマグネットからなり、 前記係止凹部と係止凸部が係合するように前記ロータ本
体に前記マグネットが挿入されることを特徴とするモー
タ。 - 【請求項3】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ロータユニットは、 天板付円筒形状に形成され、該円筒の天板の外周縁部に
貫通する接着剤注入孔を有する円筒部と、該天板の中心
部に貫通して立接する回転軸とからなるロータ本体と、 円環形状に形成されたマグネットからなり、 前記ロータ本体に前記マグネットが挿入され、前記接着
剤注入孔から注入された接着剤により固定されることを
特徴とするモータ。 - 【請求項4】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ロータユニットは、 天板付円筒形状に形成され、該円筒を貫通する接着剤注
入孔を有する円筒部と、該円筒部の天板の中心部に貫通
して立接する回転軸とからなるロータ本体と、 円環形状に形成されたマグネットからなり、 前記ロータ本体に前記マグネットが挿入され、前記接着
剤注入孔から注入された接着剤により固定されることを
特徴とするモータ。 - 【請求項5】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ステータユニットは、 円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔
と、該円孔より外周方向に切欠かれた切欠孔とが形成さ
れたコアと、 前記コアに構成された前記磁極部にコイルが捲回された
コアユニットと、 前記円孔に係合する軸部と、該軸部の外周に前記切欠孔
に係合する凸部と、該軸部の中心に前記ロータユニット
の回転軸を保持する軸受部とが形成された軸受ハウジン
グとからなり、 前記軸受ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に
挿入し、該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなる
ことを特徴とするモータ。 - 【請求項6】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ステータユニットは、 円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔
と、該円孔より中心方向に突出した突出部とが形成され
たコアと、 前記コアに構成された前記磁極部にコイルが捲回された
コアユニットと、 前記円孔に係合する軸部と、該軸部の外周に前記突出部
に係合する凹部と、該軸部の中心に前記ロータユニット
の回転軸を保持する軸受部とが形成された軸受ハウジン
グとからなり、 前記軸受ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に
挿入し、該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなる
ことを特徴とするモータ。 - 【請求項7】 前記凸部の上端部が前記コアの上面より
低い位置になるように形成されていることを特徴とする
請求項5または請求項6記載のモータ。 - 【請求項8】 前記凸部の下端部が前記コアの下面より
高い位置になるように形成されていることを特徴とする
請求項5または請求項6記載のモータ。 - 【請求項9】 ロータユニットとステータユニットとか
らなるモータにおいて、 前記ステータユニットは、 円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に円孔が
形成された第1のコアシートと、 円周方向へ放射状に形成された磁極部と、中心に前記円
孔より大きい孔が形成された第2のコアシートと、 前記第1のコアシートと前記第2のコアシートをそれぞ
れ少なくとも1枚以上ずつ所定の枚数積重ね固定された
コアと、 前記コアに構成された前記磁極部にコイルが捲回された
コアユニットと、 前記円孔に係合する軸部と、該軸部の中心に前記ロータ
ユニットの回転軸を保持する軸受部とが形成された軸受
ハウジングとからなり、 前記軸受ハウジングの軸部を前記コアユニットの円孔に
挿入し、該軸部と該円孔の係合部を接着固定させてなる
ことを特徴とするモータ。 - 【請求項10】 前記コアユニットは、前記第2のコア
シートが最上部に積重ねられていことを特徴とする請求
項9記載のモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000275370A JP2002095196A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000275370A JP2002095196A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002095196A true JP2002095196A (ja) | 2002-03-29 |
Family
ID=18760999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000275370A Withdrawn JP2002095196A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002095196A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011010454A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Asmo Co Ltd | モータ装置 |
CN102111049A (zh) * | 2009-12-24 | 2011-06-29 | 三星电机株式会社 | 电机 |
JP2012005232A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Asmo Co Ltd | 極異方性リングマグネット及びそれを備えたブラシレスモータ |
JP2014180117A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 回転電機 |
US9906084B2 (en) | 2010-12-22 | 2018-02-27 | Fisher & Paykel Appliances Limited | Appliance, motor or stator |
CN114583919A (zh) * | 2020-11-30 | 2022-06-03 | 日本电产株式会社 | 线性致动器 |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000275370A patent/JP2002095196A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
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