[go: up one dir, main page]

JP2002094711A - 撮像装置、撮像方法、および情報読取システム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、および情報読取システム

Info

Publication number
JP2002094711A
JP2002094711A JP2000278189A JP2000278189A JP2002094711A JP 2002094711 A JP2002094711 A JP 2002094711A JP 2000278189 A JP2000278189 A JP 2000278189A JP 2000278189 A JP2000278189 A JP 2000278189A JP 2002094711 A JP2002094711 A JP 2002094711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
setting
information
mode
external device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000278189A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Nakamura
中村  文彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000278189A priority Critical patent/JP2002094711A/ja
Publication of JP2002094711A publication Critical patent/JP2002094711A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンディスキャナ側から数種の固定の読取モ
ードでしか動作出来ず、固定の上位機器本体に合わせた
読取モードでしか読取ることが出来ない。 【解決手段】 被写体の光学像を電気的な信号に変換す
るための撮像手段を備え、複数の外部装置に前記信号を
選択的に伝送可能な撮像装置であって、動作モードを選
択するモード選択手段と、前記動作モードに応じて前記
信号を伝送する前記外部装置を設定する設定手段と、前
記動作モードに応じて前記信号に所定の処理を施す信号
処理手段と、前記信号処理手段により所定の処理を施さ
れた前記信号を前記設定手段により設定された前記外部
装置に伝送する伝送手段と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、複
写機、スキャナ、カムコーダ、およびデジタルカメラな
どの撮像装置、撮像方法、および情報読取システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリは一般企業への普及がほぼ
一巡し、近年では一般家庭へも広く普及しつつある。A
4サイズのような定型のシート状の原稿を一度に大量に
読取ることを必要とする企業では、大容量で高速の自動
原稿給送装置(ADF)を有するファクシミリの需要が
大きかった。ところが、一般家庭においては一度に原稿
を大量に読取ることはあまりなくADFはそれほど大容
量でなくてもよい。むしろ、新聞のような大判の原稿
や、不定型の原稿、本や雑誌などADFを通らない原稿
など、様々な原稿を読み取ることのできるファクシミリ
に対する要望が強い。これらの要望に応えるため、読取
り部がファクシミリ装置本体に対して着脱可能に構成さ
れた、いわゆるハンディスキャナ方式が広く用いられて
いる。
【0003】ところが、従来のハンディスキャナでは、
給電用ケーブルや信号用のケーブルが接続されていたの
で、使い勝手が良くないという問題があった。
【0004】そこで、このような問題点を解決するため
に、例えば、実開昭55−14626号公報では、スキ
ャナで読取った画情報を無線通信によってプロッタに転
送する技術が提案されている。
【0005】また、このようなコードレス通信をファク
シミリ装置に適用したものとして、例えば、特開昭63
−193658号公報では、ハンディスキャナ部が電池
駆動されるように構成すると共に、読取った画情報を記
憶する画像メモリおよび記憶した画情報を本体部へ転送
する転送手段を備え、本体部では、転送された画情報を
予定の相手局にファクシミリ通信する技術が開示されて
いる。
【0006】このような、ハンディスキャナ部と本体部
が分離した構造のファクシミリ装置によれば、ハンディ
スキャナ部には電源コードなどのケーブル類が一切なく
なるので、その使い勝手が向上する。
【0007】さらに、実開平2−49264号公報で
は、ファクシミリ装置の電話機能部をコードレス電話と
し、リモート操作によって送受信処理を行えるようにし
た技術が開示されている。
【0008】このコードレス化に伴いファクシミリ装置
における電気回路の構成が今までとは大きく異なるよう
になった。これまではハンディスキャナ部と装置本体は
常にケーブルによって接続されていたため、読取り部/
記録部/通信部等を制御する制御部や読取り画像の画像
処理を行うゲートアレイ等はすべて装置本体側に設けれ
ば良かったが、コードレス化によりハンディスキャナ部
に読取り部を制御するための制御部や、ゲートアレイ、
画像データ格納用のメモリ部、それらを駆動する電源部
を設け、装置本体側に記録部や通信部を制御する制御部
等を設けなければならない。
【0009】また、ファクシミリの読取り部のコードレ
ス化と共に読取り部/記録部のカラー化も進み、一般家
庭においても、カラーコピーはもとよりカラー電送が可
能となっている。
【0010】また、パソコンの需要及び使用率が高まっ
ており、パソコンを使用する上では欠かせない端末機器
として、スキャナの需要が高まっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した各
従来技術では、ハンディスキャナ側から数種の固定の読
取モードでしか動作出来ず、固定の外部装置本体に合わ
せた読取モードでしか読取ることが出来なかった。
【0012】そのため読取機能の多様化に伴い、複数の
外部装置本体に合わせたそれぞれの解像度やカラーモー
ド等の読取動作を行うこと必要となっている。
【0013】更に操作を簡易化するためには、ハンディ
スキャナを動作させるだけで、外部装置本体を読取動作
に同期させて自動で作動させる必要がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のように構成される。すなわち、請求
項1に記載の画像装置は、被写体の光学像を電気的な信
号に変換するための撮像手段を備え、複数の外部装置に
前記信号を選択的に伝送可能な撮像装置であって、動作
モードを選択するモード選択手段と、前記動作モードに
応じて前記信号を伝送する前記外部装置を設定する設定
手段と、前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理
を施す信号処理手段と、前記信号処理手段により所定の
処理を施された前記信号を前記設定手段により設定され
た前記外部装置に伝送する伝送手段と、を有することを
特徴とする。
【0015】また請求項2に記載の撮像装置は、被写体
の光学像を電気的な信号に変換するための撮像手段を備
え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な撮
像装置であって、動作モードに応じて前記信号を伝送す
る前記外部装置を設定する設定手段と、前記設定手段に
より設定された前記外部装置に前記動作モードを示すモ
ード情報を伝送するモード情報伝送手段と、前記モード
情報に応じて前記外部装置から送信された処理情報を受
信する処理情報受信手段と、前記処理情報に応じて前記
信号に所定の処理を施す信号処理手段と、前記信号処理
手段により所定の処理を施された前記信号を前記設定手
段により設定された前記外部装置に伝送する伝送手段
と、を有することを特徴とする。
【0016】また請求項3に記載の撮像装置は、被写体
の光学像を電気的な信号に変換するための撮像手段を備
え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な撮
像装置であって、前記信号を伝送する前記外部装置を設
定する設定手段と、動作モードを選択するモード選択手
段と、前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理を
施す信号処理手段と、前記信号処理手段により所定の処
理を施された前記信号を前記設定手段により設定された
前記外部装置に伝送する伝送手段と、を有することを特
徴とする。
【0017】また請求項4に記載の撮像装置は、被写体
の光学像を電気的な信号に変換するための撮像手段を備
え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な撮
像装置であって、前記信号を伝送する前記外部装置を設
定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記
外部装置が示される設定情報を作成する設定情報作成手
段と、前記設定手段により設定された前記外部装置に前
記設定情報を伝送する設定情報伝送手段と、前記設定情
報に応じて前記外部装置から送信された処理情報を受信
する処理情報受信手段と、前記処理情報に応じて前記信
号に所定の処理を施す信号処理手段と、前記信号処理手
段により所定の処理を施された前記信号を前記設定手段
により設定された前記外部装置に伝送する伝送手段と、
を有することを特徴とする。
【0018】また請求項13に記載の撮像方法は、被写
体の光学像を電気的な信号に変換するための撮像工程を
備え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な
撮像方法であって、動作モードを選択するモード選択工
程と、前記動作モードに応じて前記信号を伝送する前記
外部装置を設定する設定工程と、前記動作モードに応じ
て前記信号に所定の処理を施す信号処理工程と、前記信
号処理工程により所定の処理を施された前記信号を前記
設定工程により設定された前記外部装置に伝送する伝送
工程と、を有することを特徴とする。
【0019】また請求項14に記載の撮像方法は、被写
体の光学像を電気的な信号に変換するための撮像工程を
備え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な
撮像方法であって、動作モードに応じて前記信号を伝送
する前記外部装置を設定する設定工程と、前記設定工程
により設定された前記外部装置に前記動作モードを示す
モード情報を送信するモード情報送信工程と、前記モー
ド情報に応じて前記外部装置から送信された処理情報を
受信する処理情報受信工程と、前記処理情報に応じて前
記信号に所定の処理を施す信号処理工程と、前記信号処
理工程により所定の処理を施された前記信号を前記設定
工程により設定された前記外部装置に伝送する伝送工程
と、を有することを特徴とする。
【0020】また請求項15に記載の撮像方法は、被写
体の光学像を電気的な信号に変換するための撮像工程を
備え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な
撮像方法であって、前記信号を伝送する前記外部装置を
設定する設定工程と、動作モードを選択するモード選択
工程と、前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理
を施す信号処理工程と、前記信号処理工程により所定の
処理を施された前記信号を前記設定工程により設定され
た前記外部装置に伝送する伝送工程と、を有することを
特徴とする。
【0021】また請求項16に記載の撮像方法は、被写
体の光学像を電気的な信号に変換するための撮像工程を
備え、複数の外部装置に前記信号を選択的に伝送可能な
撮像方法であって、前記信号を伝送する前記外部装置を
設定する設定工程と、前記設定工程により設定された前
記外部装置が示される設定情報を作成する設定情報作成
工程と、前記設定工程により設定された前記外部装置に
前記設定情報を送信する設定情報送信工程と、前記設定
情報に応じて前記外部装置から送信された処理情報を受
信する処理情報受信工程と、前記処理情報に応じて前記
信号に所定の処理を施す信号処理工程と、前記信号処理
工程により所定の処理を施された前記信号を前記設定工
程により設定された前記外部装置に伝送する伝送工程
と、を有することを特徴とする。
【0022】また請求項25に記載の情報読取システム
は、画像信号を伝送する第1の端末と、画像信号の伝送
を受ける第2の端末と、上記第1の端末と、上記第1の
端末間の仲介を行う第3の端末とを通信手段により通信
可能な情報読取システムであって、前記第1の端末は被
写体の光学像を電気的な信号に変換するための撮像手段
と、動作モードを選択するモード選択手段と、を有し、
前記第1の端末の前記選択手段によるモードの選択に応
じて第3の端末を選択する端末選択手段と、上記第1の
端末から前記第2の端末を介して前記第3の端末に対し
て、前記第1の端末が前記撮像手段により変換した電気
的な信号情報を送信する情報送信手段と、を有すること
を特徴とする。
【0023】また請求項26に記載の情報読取システム
は、画像信号を伝送する第1の端末と、画像信号の提供
を受ける第2の端末と、上記第1の端末と、上記第1の
端末間の仲介を行う第3の端末とを通信手段により通信
可能な情報読取システムであって、前記第1の端末は被
写体の光学像を電気的な信号に変換するための撮像手段
と、前記第2の端末を選択する端末選択手段と、を有
し、前記第1の端末の前記端末選択手段により選択され
た端末に応じて前記第1の端末の動作モードを選択する
モード選択手段と、上記第1の端末から前記第2の端末
を介して前記第3の端末に対して、前記第1の端末が前
記撮像手段により変換した電気的な信号情報を送信する
情報送信手段と、を有することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明を適用したファクシミ
リ装置の実施の形態について説明する。
【0025】(第1の実施の形態)本発明をファクシミ
リ装置に適用した実施例を以下に示す。図1、図2はそ
れぞれ本実施例を説明するファクシミリ装置本体の斜視
図、断面図である。1はファクシミリ装置本体である。
2は記録紙を1枚ずつ分離給送するASF(Auto Sheet
Feeder)部、3はASF部2から搬送された記録紙に画
像を記録する記録部、4は原稿を1枚ずつ分離給送する
ADF(Auto Document Feeder)部、5はADF部4か
ら搬送された原稿の画像を読取る読取り部で、前記記録
部3の下流側に配置されている。6は装置本体に着脱可
能に構成され、本体に装着時は読取り部の一部を形成す
るハンディスキャナ部、7は装置本体1の操作を行うた
めのボタン類や装置の状態を示す表示部72を設けた操
作パネル部である。
【0026】まず記録動作の説明をする。矢印Sは記録
紙の搬送方向をあらわす。11はASF部2にセットさ
れた記録紙の後端が垂れ下がらないように支持するため
装置本体に着脱可能に設けられたトレイである。該トレ
イ11はADF部4にセットされた原稿のトレイとして
も兼用している。12は記録紙を装置1に積載するため
の開口部である。21は圧板で支点21aを中心に上下
回動可能に構成され、その上面に複数枚の記録紙が積載
載置される。22は押圧バネであり圧板21を上方へ加
圧・回動させる。圧板は初期状態では押圧バネ22の押
圧力に抗して下方で保持されている。23は記録紙幅ス
ライダで、記録紙の幅方向の動きを規制する。24は記
録紙ピックアップローラ、25は記録紙を1枚ずつ分離
する分離シートである。26は1枚ずつ分離給送された
記録紙の先端を検知するセンサである。
【0027】31は記録紙にインクを吐出し画像を記録
する装置本体1に対して着脱可能なインクカートリッジ
である。32はガイドシャフトで、インクカートリッジ
31が記録紙の幅方向に往復動作する際のガイドとな
る。33は給送ローラ、34は図示しないバネにより給
送ローラ33に圧接し給送ローラに従動するピンチコロ
である。35は拍車、36は拍車に圧接する排紙ローラ
である。
【0028】記録を開始する信号が送られると、図示し
ない記録紙搬送モータが回転し圧板21の保持状態を解
除し開口部12に積載されている記録紙先端を上方へ持
ち上げると共に、ピックアップローラ24を時計方向に
回転させる。圧板21に積載された記録紙の上層部はピ
ックアップローラ24に接し矢印Sの方向に搬送され、
分離シート25により下層の記録紙が堰きとめられて最
上部の記録紙が1枚ずつ分離されて、記録部へと搬送さ
れる。1枚に分離された記録紙先端をセンサ26により
検知した後、所定ステップ数モータを回転させて、記録
紙を給送ローラ33とピンチコロ34のニップ部で挟持
しインクカートリッジ31の下の印字位置まで記録紙先
端を搬送していったん停止する。そして、この時圧板2
1は初期状態で保持され待機状態となる。次に、インク
カートリッジ31を図示しないモータで駆動し記録紙の
幅方向に1往復させて、印字位置まで搬送された記録紙
にインクを吐出させて画像を記録する。インクカートリ
ッジ31には記録紙搬送方向に数ライン分のインク吐出
ノズルが設けられてあり、インクカートリッジ31の1
往復で数ライン分の画像を記録することができる。イン
クカートリッジ31が1往復分動作終了すると、記録紙
搬送モータを回転させ記録紙をインクカートリッジ31
の1往復で記録したライン数分搬送し次の画像データを
新たに記録する。以下インクカートリッジ31の往復動
作と記録紙の搬送動作を順次繰り返して記録紙に画像を
記録する。1ページ分の画像データが終了するか、セン
サ26が記録紙の後端を検知して所定ステップ数記録紙
を搬送したところで記録紙後端が印字位置にくると記録
紙1ページ分の記録動作を終了し装置本体1の前面の下
方に設けられた開口部13に排出し一連の動作を終了す
る。次ページの画像データがあれば、上記の一連の動作
を繰り返し、記録を行う。
【0029】次に、読取り動作の説明をする。矢印Dは
原稿の搬送経路を示す。14は原稿をセットするための
開口部、15はセットされた原稿の幅方向を規制する原
稿スライダである。57は原稿の有無を検知するセンサ
である。41は分離ローラ、42は支点42aを中心に
回動可能に設けられた分離片で、43は該分離片42を
反時計方向に付勢するバネで、分離ローラ41に分離片
42が圧接するよう構成されている。
【0030】51は給送ローラ、52は給送ローラ51
に対向する給紙コロで、板バネ55で給送ロ−ラ51に
圧接するよう構成されている。61は原稿の画像情報を
読取るコンタクトイメージセンサ(CIS)で、54は
CIS61に対向する位置に設けられた読取り白基準板
で、CIS61が原稿を読取る前に該白基準板54を読
取り、読取り信号の出力レベルの補正を行い、原稿読取
り中は原稿の上方(裏側)から自重で乗り原稿のばたつ
きを防止する。CIS61の下流側には排紙ローラ53
と従動するローラ62が対向圧接して配置されている。
排紙ローラ53は板バネ55によりローラ62に圧接さ
れている。56はハンディスキャナ6の装置本体1への
着脱状態を検知するセンサである。
【0031】原稿が開口部14にセットされてセンサ5
7が原稿のセットを検知し、オペレータが操作パネル部
7に設けられた図示しない読取り開始ボタンを押下する
と図示しない読取りモータが回転し分離ローラ41を反
時計方向に駆動する。原稿は反時計方向に回転する分離
ローラ41と圧接する分離片42によって捌かれつつ下
流方向に搬送され、最下層の1枚のみが分離され原稿読
取り部5へ搬送される。ADF部4で分離された原稿は
給送ローラ51と給送コロ52のニップ部に導かれ、挟
持搬送される。給送ローラ51付近に設けられた図示し
ないセンサにより原稿先端を検知すると読取りモータは
所定のステップ数回転したのち停止し、原稿をCIS6
1手前の所定の位置で停止させる。その後、CIS61
が白基準板54のシェーディングデータを読み取り、読
取り信号の出力レベルの補正を行う。そして、再度読取
りモータを回転させ原稿を所定ステップ数搬送しCIS
61の読取りラインに到達させた後、原稿の下面を1ラ
インずつ順次読取る。読取りを終えた原稿は排紙ローラ
53とローラ62のニップ部に導かれて挟持搬送され装
置前面に設けられた開口部16から機外へ排出される。
原稿が複数枚セットされている時は、センサ57が原稿
なしを検知するまで、読取りモータを回転させて、AD
F部4で原稿を1枚ずつ分離・搬送し、順次CIS61
で画像データを読取る動作を繰り返す。
【0032】次に、装置の全体構成を説明する。図3及
び図4はそれぞれ操作パネル部7を開放した時の様子を
表わす斜視図ならびに断面図である。図5及び図6はそ
れぞれ、ハンディスキャナを取り出す様子をあらわす斜
視図ならびに断面図である。CIS61とローラ62は
筐体63に支持されハンディスキャナ部6として一体的
に装置本体1に対して着脱可能に構成されている。筐体
63は原稿下面をガイドするガイド部材としての機能と
共に、記録紙上面をガイドするガイド部材としての働き
を有する。また、58、59はそれぞれ原稿の上面、下
面をガイドするガイド部材で、 前記ADF部4、給送
コロ52、排紙ローラ53、白基準板54、センサ56
・57は該ガイド部材58に支持されている。またガイ
ド部材59もガイド部材58に支持され開口部14を形
成している。ガイド部材58は操作パネル部7に固定さ
れ、操作パネル部7は支点71を中心にガイド部材58
と一体的に上下回動可能に構成されている。73は操作
パネル部7が装置本体1の所定の位置に保持固定してい
る図示しないロックを解除する解除レバーである。操作
パネル部7は解除レバー73を押し上げることでロック
が解除され、支点71を中心に回動可能となる。操作パ
ネル部7を上方に押し上げることにより、原稿搬送パス
が露出し原稿ジャム処理が可能となると共に、ハンディ
スキャナ6が取り出し可能な状態となる。また、この時
インクカートリッジ31の交換用の開口部17が露出
し、開口部17からインクカートリッジにアクセス可能
となりインクが無くなった場合などインクカートリッジ
31が交換可能となる。ハンディスキャナ6を装置本体
1から取り外すと記録紙排出口を形成する開口部13の
上方を開放し記録紙のジャム処理が容易となる。これに
より、記録紙の排出方向が装置前面になり、記録紙を取
り出しにくい等の不具合が解消される。
【0033】8は装置本体の図示しない支点に対して揺
動可能に設けられたハンディスキャナを受けるホルダで
ある。ホルダ8は図示しないバネによって上方に付勢さ
れ、ハンディスキャナ6を取り出すとホルダ8は上方に
跳ね上がり、ハンディスキャナ6を受入れやすい姿勢と
なる。81はホルダ8の左右両側壁の内側に対向して設
けられた一対のガイドレール、64はハンディスキャナ
筐体63の左右両側面に設けられた一対の溝部で、溝部
64はガイドレール81に左右それぞれ嵌合しホルダ8
の所定位置にハンディスキャナ6が収まるまでハンディ
スキャナ6をガイドするよう構成されている。
【0034】82はホルダ8の奥側の壁に設けられたイ
ンターフェース用コネクタで、ハンディスキャナ6がホ
ルダ8内の所定の位置にガイド装着されるとハンディス
キャナ6に設けられたインターフェース用コネクタ65
とコネクタ82が接続されハンディスキャナ6と装置本
体1が電気的に接続される。ホルダ8を押し上げていた
図示しないバネのバネ力はハンディスキャナ6の自重に
よる押し下げ力よりも小さくなるよう設定されており、
ハンディスキャナ6がホルダ8に完全に装着されると、
装置本体1に設けられた図示しない突き当て位置に突き
当たるまでハンディスキャナ6はホルダ8ごと自重で下
降し、装置本体1の所定の位置への装着が完了する。ハ
ンディスキャナ6を装置本体1から取り外す時は、自重
で下に位置するハンディスキャナ6を掴みガイドレール
81と平行(図中矢印X方向)に引き、ガイドレール8
1と溝部64嵌合が解除されるまで引きぬけばよい。
【0035】ハンディスキャナ6が取り外されると装置
本体1は読取り機能を除く他の機能(電話、受信、記録
等)のみ動作可能なモードになり、一方ハンディスキャ
ナ6は手動走査可能な状態なる。
【0036】次に、本発明の最も特徴となる所のハンデ
ィスキャナ6の構成を説明する。図7はハンディスキャ
ナ6単体を原稿読取り面に対して下にして前から見た状
態(以下ハンディスキャナ6単体の時の上下関係はこの
状態を元にする。)を表わした斜視図である。66はハ
ンディスキャナ6の上面に設けられた読取り操作キー
で、67は読取りモードや原稿サイズを指定する切換キ
ーで、68はハンディスキャナ6の動作状態を点灯や点
滅で表わすLEDである。
【0037】本実施例では切換キー67にて、大きく分
けてコピーモード、スキャンモード、ファックスモード
の3つが選択可能に構成している。
【0038】図8は本実施例におけるハンディスキャナ
6と装置本体1と外部コンピュータCの構成を表わすブ
ロック図である。
【0039】ハンディスキャナ6は原稿面を光学的に読
取るCIS61からなる読取部B3、ローラ62の回転
量からハンディスキャナ6の移動量を計測するエンコー
ダB4、読取部B3からの出力電圧を数値化する画像処
理部B2、数値化した画像データを格納する画像メモリ
B7、装置本体1と電気的に接続するコネクタ65から
なるインターフェースB9、操作キー66と切換キー6
7とLED68からなる操作部B6、本体1や外部コン
ピュータCと無線伝送を行う無線インターフェースB
8、操作部B6や無線インターフェースB8やインター
フェースB9からの入力を受けてハンディスキャナ6の
動作を制御する制御部B1、ハンディスキャナ6に電源
供給するバッテリB5から構成されている。
【0040】一方、本体側はインターフェースB9と接
続するコネクタ82からなるインターフェースB15、
操作パネル7からなる操作部B12、電話回線に接続し
他のFAX等通信端末と通信するモデムB13、画像デ
ータを記憶するメモリ部B14、画像データを記録紙に
出力する記録部B11、装置本体1の動作を制御する制
御部B10、ハンディスキャナ6の無線インターフェー
スB8と無線接続を行う無線インターフェースB16、
装置本体に電力供給を行う電源B17から構成されてい
る。
【0041】また、外部コンピュータCは制御部C1、
キーボードC2、ディスプレイC3、ハードディスク等
のメモリ部C4、電源C5、ハンディスキャナ6の無線
インターフェースB8と無線接続を行う無線インターフ
ェースC6、多種多様なアプリケーションソフトC7か
ら構成されている。
【0042】図9はハンディスキャナ6を使って原稿面
を手動走査している様子を表わす斜視図である。一般に
ファクシミリはハンドセットを左手で持つ様に配置され
ているものが多く、これは利き手が右手である人が多い
ことによるものである。キー入力や原稿セット等、煩雑
な操作を容易に行える様にとの配慮の結果である。この
ためハンドセットを左手に持つとハンディスキャナ6を
使った原稿の手動走査等の作業は右手で行うほうが左右
持ち替える必要もなく容易に行える。ハンディスキャナ
6を手動走査する際、ハンディスキャナ6の直進性を安
定させるにはハンディスキャナ6の略中央を持って走査
するのが、最も安定する。これはハンディスキャナ6と
原稿面あるいは原稿を載置した面との間に働く摺動抵抗
が、手による走査力に対して左右均等に働きハンディス
キャナ6が斜行しにくいからである。
【0043】まず切換キー67にてコピーモードを選択
して、図9のように原稿Gをハンディスキャナ6で手動
走査している場合について図10に示したフローチャー
トを用いて説明する。
【0044】スキャナに設置されたボタンを操作するこ
とでコピーモードが選択されると、そのモード選択によ
り情報読取、本実施の形態では画像読取のときの解像度
を設定するとともに、読み取った画像情報を伝達する外
部装置として装置本体1を選択する(S101)。すな
わち、本体1の記録部の解像度(本実施例では360d
pi)に合わせて、読取の解像度を設定している。
【0045】次に、上記のように設定された解像度の下
で、情報である画像信号の読取を行う(S102)。こ
こでは、既述の読取動作に基づき読取部B3で読み取り
を行うことになる。
【0046】次に上記のように決定された解像度の下
で、読取部B3で読取った情報は画像処理部B2により
情報量が制御される。本実施の形態では360dpiに
相当の信号量に制御するとともに、無線伝送用にモノク
ロイメージの圧縮をする(S103)。圧縮された情報
は、制御部B1から無線インターフェースB8(本実施
例ではBluetoothを使用)から本体1の無線インターフ
ェースB16へと情報信号が無線伝送される(S10
4)。以上の処理を画像読取が終了するまで行う(S1
05)。本体側1では、制御部B10から記録部11へ
と記録動作(コピー動作)指示が行われる。このとき本
体側1の操作部B12を操作しなくともコピー動作は行
われる。
【0047】次に切換キー67にてファックスモードを
選択して、図9のように原稿Gをハンディスキャナ6で
手動操作している場合について図11に示したフローチ
ャートを用いて説明する。
【0048】まず始めに、スキャナのユーザがファック
スモードを選択すると、読み取った画像情報を伝送する
上位機器として装置本体1を選択する。ここでは更に2
種類のモード、すなわちスタンダードモード(約100
dpi)とファインモード(約200dpi)とから1
種類のモードを選択する(S200)。そして選択され
たモードに対応した解像度が設定される(S201)。
これはスキャナに設置されたボタンを操作することでモ
ードを選択し、そのモード選択により情報読取、本実施
の形態では画像読取のときの解像度を設定している。
【0049】次に、上記のように設定された解像度の下
で、情報である画像信号の読取を行う(S202)。こ
こでは、既述の読取動作に基づき読み取りを行うことに
なる。
【0050】読取部B3で読み取った情報である画像信
号は、画像処理部B2により、設定された情報量、ここ
では解像度に応じた信号処理を行い(S203)、M
H、MR、MMR等の符号化処理や圧縮処理がされる。
そして信号処理された情報信号は制御部B1から無線イ
ンターフェースB8を介して本体1の無線インターフェ
ースB16へと情報信号が無線伝送される(S20
4)。制御部B10からモデムB13へと図示しない相
手ファクシミリ機へと回線を通して送信動作が行われ
る。以上の処理を画像読取が終了するまで行う(S20
5)。なお、このとき事前に装置本体1の操作部B12
により送信相手のファクシミリ機を選択している。
【0051】また、本実施の形態では図示しないが、ハ
ンディスキャナ6にダイヤルキー等を設けることにより
送信相手を選択出来る構成にすれば、ハンディスキャナ
6のみで送信を行うことが出来る。
【0052】また、ハンディスキャナが無線伝送された
画像信号を装置本体1のメモリ部B14に保管して、ハ
ンディスキャナ6にて原稿Gの読取終了後に装置本体1
の操作部B12を操作することにより送信相手を選択し
ても良い。
【0053】次に切換キー67にてスキャンモードを選
択して、図9のように原稿Gをハンディスキャナ6で手
動走査している場合について図12に示したフローチャ
ートを使用して説明する。
【0054】まず、スキャナユーザがスキャンモードを
選択する。このモードの選択により制御部B1は、読み
取った画像情報を伝送する上位機器として外部コンピュ
ータCを選択し、モード情報を作成する(S301)。
そして無線インターフェースB8とC6の通信にて外部
コンピュータCにモード情報を伝送する(S304)。
【0055】コンピュータCでは、ハンディスキャナ6
から伝送されたモード情報を受信すると(S403)、
インストールされている画像編集アプリケーションソフ
トC7を自動で起動させる。そして、ソフトC7の推奨
する情報量、ここでは解像度(S404)に関する情報
を含む処理情報としてスキャナ側に送信する(S40
5)。
【0056】スキャナ側では処理情報を受信し(S30
5)、受信した処理情報に含まれる解像度に関する情報
に応じた情報読取の解像度(情報量)を設定する(S3
06)。
【0057】次に、上記のように決定された解像度の下
で、情報である画像信号の読取を行う(S307)。こ
こでは、既述の読取動作に基づき読みとり行うことにな
る。
【0058】読取部B3で読取った画像は画像処理部B
2により設定された情報量、ここでは解像度に応じた符
号化処理、圧縮処理などの信号処理がなされる(S30
8)。そして信号処理がされた信号情報は制御部B1か
ら無線インターフェースB8、そして外部コンピュータ
Cの無線インターフェースC6へと画像信号が無線伝送
され(S309)、制御部B10からソフトC7を介し
て読取画像をディスプイレイC3上で編集可能に表示す
る。
【0059】図13、図14はそれぞれハンディスキャ
ナ6をホルダ8に装着前後の様子を説明する図である。
【0060】カバー91はヒンジ91bを中心に回動す
るよう構成されており、カバー91を開放するとイジェ
クトボタン92を押し込むための、そしてメモリカード
93を挿抜可能な空間が確保できる。θはカバー91の
開放角で本実施例では55°に設定されている。
【0061】ホルダ8にハンディスキャナ6を装着する
時、ガイドレール81と溝部64を嵌合させホルダ8に
完全に装着されるまで矢印Y方向に押し込む。この時カ
バー91はヒンジ部91bが装着方向の前側、開放可動
側が後側になる。83はハンディスキャナ6の装着時カ
バー91と接触係合する位置に設けられたカバー規制部
材である。操作者がカバー91を閉じ忘れた場合カバー
規制部材83がカバー91に当接し、ハンディスキャナ
6の押し込み動作に伴いカバー91を閉じる方向に回動
させ、ハンディスキャナ6がホルダ8に完全に装着され
るとカバー91もまた完全に閉じた状態となる。更にハ
ンディスキャナ6がホルダ8に保持されている間はカバ
ー規制部材83がカバー91に常に接しカバー91が開
放しないよう構成されている。本実施例では、カバー9
1の開放角θは55°に設定されており、実験によると
カバー91の開放角が90°以下の鋭角であれば、ハン
ディスキャナ6の装着方向に対してカバー規制部材83
がカバー91を閉じる時の容易性と、メモリカードの挿
抜などでの操作の容易性を両立できる。また、カバー規
制部材83はホルダ8上にガイドレール81の近くに設
けられている。B4幅の原稿まで読取可能なハンディス
キャナの場合その長さは300mm近くになる。必然的に
ホルダ8も横長の部品になり、これを樹脂で成型すると
中央部が反るなどの影響を受け部品寸法の管理が難しく
なるガイドレール81とカバー規制部材83の位置寸法
が狂うとカバー91が完全に閉じない場合や、カバー9
1とカバー規制部材83が干渉してハンディスキャナ6
が装着できない等の不具合が発生する。そこでガイドレ
ール81とカバー規制部材83を近傍にかつ反りの影響
を受け難い部品端部に配置し上記不具合の発生を回避し
ている。
【0062】本実施の形態によれば、動作条件といった
モードに適応した外部装置へ画像信号を無線伝送し、外
部装置を前記読取設定に適応して動作させることで、複
雑な操作を行うことなく、容易に複数の機能を操作する
ことができる。
【0063】また、コピーモードとスキャンモードとフ
ァックスモードを含むことで、一つの読取手段で複数の
機能を操作することができる。
【0064】また、コピーモードのときの外部装置は、
プリンタもしくは、プリンタ機能を含む複合装置とする
ことで、読取と同時に自動でコピー動作を操作できる。
【0065】また、スキャンモードのときの外部装置
は、PCもしくは、画像メモリを有する複合装置とする
ことで、読取と同時に自動でスキャン動作を操作でき
る。
【0066】また、ファックスモードのときの外部装置
は、ファックスもしくは、ファックス機能を含む複合装
置とすることで、読取と同時に自動でファックス動作を
操作できる。
【0067】また、読取装置は、携帯可能なハンディス
キャナとすることで、容易に上記機能を遠隔操作出でき
る。
【0068】また、ハンディスキャナは、装置本体より
着脱可能なハンディスキャナとすることで、一つの読取
手段にて構成出来、安価で構成できる。
【0069】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。第
2の実施の形態におけるファクシミリ装置は、図1及び
図7に示したものと同様である。また、図8で示した構
成と同様の構成の下、図9で示したハンディスキャナの
手動走査の状態も同様にして実施される。第2の実施の
形態は、読取った画像の電気的信号を伝送する外部装置
をハンディスキャナで設定する点で第1の実施の形態と
相違する。したがって、第2の実施の形態では、ハンデ
ィスキャナが複数の外部装置と通信伝送可能なものであ
り、その複数の外部装置の中からスキャナユーザが選択
した少なくとも1つ以上の外部装置と通信伝送するもの
である。以下に図を用いて説明する。
【0070】まず切換キー67にてコピーモードを選択
し、かつ、伝送相手に本体1を選択して、図9のように
原稿Gをハンディスキャナ6で手動走査している場合に
ついて図15に示したフローチャートを用いて説明す
る。
【0071】スキャナに設置されたボタンを操作するこ
とで伝送相手として本体1が選択され(S500)、か
つ、スキャナの動作条件としてコピーモードが選択され
ると(S501)、そのモード選択により情報読取、本
実施の形態では画像読取のときの解像度を決定している
(S502)。すなわち、本体1の記録部の解像度(本
実施例では360dpi)に合わせて、読取の解像度を
設定している。
【0072】次に、上記のように設定された解像度の下
で、情報である画像信号の読取を行う(S503)。こ
こでは、既述の読取動作に基づき読取部B3で読み取り
を行うことになる。
【0073】次に上記のように決定された解像度の下
で、読取部B3で読取った情報は画像処理部B2により
情報量が制御される。本実施の形態では360dpiに
相当の信号量に制御するとともに、無線伝送用にモノク
ロイメージの圧縮、縮小処理をする(S504)。圧縮
された情報は、制御部B1から無線インターフェースB
8(本実施例ではBluetoothを使用)から本体1の無線
インターフェースB16へと情報信号が無線伝送される
(S505)。これにより制御部B10から記録部11
へと記録動作、本実施の形態ではコピー動作が行われ
る。
【0074】また、図示しないLBPプリンタを切換キ
ー67にて選択し、送信相手に本体1を選択した場合に
は、LBPプリンタの記録部の解像度、例えば300d
piあるいは600dpiに合わせて読み取り解像度を
決定することもできる。
【0075】ここで、本実施の形態では、無線通信規格
として上記のようにBluetoothを使用する。つまり複数
の外部装置とワイヤレス通信を行なうスキャナは、おお
よそ10メートルの範囲内にある外部装置とネットワーク
を形成することになる。このネットワークにおいてスキ
ャナはいわゆるマスタとして振る舞い、一方複数の外部
装置はスレーブとして振舞うことになる。したがって、
本実施の形態のように複数の外部装置の中から情報を伝
送する外部装置が選択されピコネットが形成されるま
で、スキャナは、それに接続される複数の外部装置へ所
定の同報パケットを短い周期で送信し続ける。それに対
して外部装置では、本実施の形態ではマスタとして機能
するスキャナからの同報パケットを絶えずモニタしてい
る。そして、スキャナがピコネットを形成する外部装置
を選択し、その情報を外部装置が自分あてかどうかを見
ながら、自分あてだと判断したときにのみマスタである
スキャナに対して送信を行なう。
【0076】次に切換キー67にて伝送相手にファック
スを選択しファックスモードを選択して、図9のように
原稿Gをハンディスキャナ6で手動操作している場合に
ついて図16に示したフローチャートを用いて説明す
る。
【0077】まず始めに、スキャナのユーザが伝送相手
にファックスを選択し(S600)、ファックスモード
を選択したとする(S601)。このときに、上記のよ
うにスキャナはファックスとBluetoothの規格において
ピコネットを形成する。ここでは更に2種類のモード、
すなわちスタンダードモード(約100dpi)とファ
インモード(約200dpi)とから1種類のモードを
選択する。このモードの選択によりそれに対応した解像
度が選択されることになる(S610)。これはスキャ
ナに設置されたボタンを操作することでモードを選択
し、そのモード選択により情報読取、本実施の形態では
画像読取のときの解像度を設定している(S602)。
【0078】次に、上記のように設定された解像度の下
で、情報である画像信号の読取を行う(S603)。こ
こでは、既述の読取動作に基づき読み取りを行うことに
なる。
【0079】読取部B3で読み取った情報である画像信
号は、画像処理部B2により、設定された情報量、ここ
では解像度に応じた信号処理を行い(S604)、M
H、MR、MMR等の符号化処理や圧縮処理がされる。
そして信号処理された情報信号は制御部B1から無線イ
ンターフェースB8を介して本体1の無線インターフェ
ースB16へと情報信号が無線伝送される(S60
5)。制御部B10からモデムB13へと図示しない相
手ファクシミリ機へと回線を通して送信動作が行われ
る。なお、このとき事前に装置本体1の操作部B12に
より送信相手のファクシミリ機を選択している。
【0080】また、本実施の形態では図示しないが、ハ
ンディスキャナ6にダイヤルキー等を設けることにより
送信相手を選択出来る構成にすれば、ハンディスキャナ
6のみで送信を行うことが出来る。
【0081】また、ハンディスキャナ6から無線伝送さ
れた画像信号装置本体1のメモリ部B14に保管して、
ハンディスキャナ6にて原稿Gの読取終了の後に走査本
体1の操作部B12を操作することにより送信相手を選
択しても本実施の形態において同様の効果を得ることが
できる。
【0082】次に切換キー67にて伝送相手にパソコン
(以下、「PC」という。)を選択しスキャンモードを
選択して、図9のように原稿Gをハンディスキャナ6で
手動走査している場合について図17に示したフローチ
ャートを使用して説明する。
【0083】まず、スキャナユーザが伝送相手にPCを
選択すると(S700)、これによりスキャナは制御部
10で伝送相手としてPCを選択したことを示す信号を
含む設定情報を作成し(S701)、無線インターフェ
ースB8とC6の通信にて外部コンピュータCに設定情
報を送信する(S704)。コンピュータCでは、設定
情報を受信することで(S803)、自己がスキャナユ
ーザにより通信相手として選択されたこと認識でき、よ
り具体的に言えば、制御部C1はコンピュータCがスキ
ャナユーザにより外部装置として選択されたことを検知
する(S804)。これによって、上記のようにスキャ
ナはPCとBluetoothの規格においてスキャナをマスタ
とした複数の外部装置とのネットワークの中からスキャ
ナとPCがピコネットを形成する。PCでは、自己が選
択されたことを検知したあと、インストールされている
画像編集アプリケーションソフトC7を自動で起動さ
せ、ソフトC7の推奨する情報量、ここでは解像度(S
805)に関する情報を処理情報としてスキャナ側に送
信する(S806)。
【0084】スキャナ側では処理情報を受信し(S70
5)、受信した処理情報に含まれる解像度に関する情報
に応じた情報読取の解像度(情報量)を設定する(S7
06)。
【0085】次に、上記のように設定された解像度の下
で、情報である画像信号の読取を行う(S707)。こ
こでは、既述の読取動作に基づき読みとり行うことにな
る。
【0086】読取部B3で読取った画像は画像処理部B
2により設定された情報量、ここでは解像度に応じた符
号化処理、圧縮処理などの信号処理がなされる(S70
8)。そして信号処理がされた信号情報は制御部B1か
ら無線インターフェースB8から外部コンピュータCの
無線インターフェースC6へと画像信号が無線伝送され
(S709)、制御部B10からソフトC7を介して読
取画像をディスプイレイC3上で編集可能に表示する。
【0087】なお、本実施の形態では、スキャナユーザ
は伝送相手にPCを選択したが(S700),PCが画
像転送モード,画像処理モード,画像コピーモードとい
った2以上のモードを有する場合には、スキャナユーザ
は所望のモードの選択をすることになる。このとき設定
情報(S701)には、スキャナユーザが所定のモード
を選択したことを示す信号を含む。
【0088】以上のように本実施の形態によれば、動作
条件といったモードに適応した外部装置へ画像信号を無
線伝送し、外部装置を前記読取設定に適応して動作させ
ることで、複雑な操作を行うことなく、容易に複数の機
能を操作することができる。
【0089】(その他の実施の形態)上記の実施の形態
では、インクジェット記録方式を記録手段として構成し
たが、トナーを使用する電子写真記録方式(レーザービ
ームプリンター)、若しくはインクシートとサーマルヘ
ッドを使用する熱転写記録方式等で構成してもよいこと
は当然である。
【0090】また、ファクシミリ装置以外でも、例えば
複写機やスキャナプリンタのような読取り部と記録部を
有する画像読取記録装置に適用しても同様の効果が得ら
れる。
【0091】また前述した実施例に於いては、無線通信
手段としてBluetoothにて構成したが、IrD
A等の無線通信方式を適用しても同様の効果が得られる
ことは当然である。
【0092】
【発明の効果】本発明は前述した如く、以下に示す効果
があげられる。すなわち、外部装置で複雑な操作を行う
ことなく、容易に複数の機能を操作することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を最も良く示す第1実施例におけるファ
クシミリ装置の全体斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の断面図である。
【図3】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図4】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図5】ファクシミリ装置のハンディスキャナを取り出
す動作を表わす斜視図である。
【図6】ファクシミリ装置のハンディスキャナを取り出
す動作を表わす断面図である。
【図7】ハンディスキャナを説明する斜視図である。
【図8】構成を説明するブロック図である。
【図9】ハンディスキャナの手動走査状態を説明する斜
視図である。
【図10】コピーモードを選択した場合のフローを示す
図である。
【図11】ファックスモードを選択した場合のフローを
示す図である。
【図12】伝送相手にPCを選択した場合のフローを示
す図である。
【図13】ハンディスキャナを装置本体に装着する様子
を説明する図である。
【図14】ハンディスキャナを装置本体に装着する様子
を説明する図である。
【図15】本体1を選択した場合のフローを示す図であ
る。
【図16】ファックスを選択した場合のフローを示す図
である。
【図17】PCを選択した場合のフローを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 装置本体 11 トレイ 12 開口部 13 開口部 14 開口部 15 原稿スライダ 16 開口部 17 開口部 2 ASF部 21 圧板 22 押圧バネ 23 記録紙幅スライダ 24記録紙ピックアップローラ 25 分離シート 26 センサ 3 記録部 31 インクカートリッジ 32 ガイドシャフト 33 給送ローラ 34 ピンチコロ 35 拍車 36 排紙ローラ 4 ADF部 41 分離ローラ 42 分離片 42a 支点 43 バネ 5 読取部 51 給送ローラ 52 給送コロ 53 排紙ローラ 54 白基準板 55 板バネ 56 センサ 57 センサ 58 ガイド部材 59 ガイド部材 6ハンディスキャナ部 61 CIS 62 ローラ 63 ハンディスキャナ筐体 63a 把持部 64 溝部 65 コネクタ 66 操作キー 67 切換キー 68 LED 7 操作パネル部 71 パネル支点 72 表示部 73 解除レバー 8 ホルダ 81 ガイドレール 82 コネクタ 83 カバー規制部材 9 メモリカードスロット 91 カバー 91a ツマミ 91b ヒンジ部 91c 突起部 92 イジェクトボタン 93 メモリカード 94 検知部材 95 基板 96 基板 B1 制御部 B2 画像処理部 B3 読取部 B4 エンコーダ B5 バッテリ B6 操作部 B7 画像メモリ B8 無線インターフェース B9 インターフェース B10制御部 B11記録部 B12 操作部 B13 モデム B14 メモリ部 B15 インターフェース B16 無線インターフェース B17 電源 C 外部コンピュータ C1 制御部 C2 キーボード C3 ディスプレイ C4 メモリ部 C5 電源 C6 無線インターフェース C7 アプリケーションソフト
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BA03 CB10 CB16 CB30 5C022 AA11 AB68 AC11 AC31 AC42 AC69 CA07 5C062 AA02 AA05 AA13 AB02 AB20 AB40 AB42 AB46 AC08 AC25 AC42 AE16 AF14 5C072 AA01 BA20 PA04 XA01

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の光学像を電気的な信号に変換す
    るための撮像手段を備え、複数の外部装置に前記信号を
    選択的に伝送可能な撮像装置であって、 動作モードを選択するモード選択手段と、 前記動作モードに応じて前記信号を伝送する前記外部装
    置を設定する設定手段と、 前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理を施す信
    号処理手段と、 前記信号処理手段により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定手段により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体の光学像を電気的な信号に変換す
    るための撮像手段を備え、複数の外部装置に前記信号を
    選択的に伝送可能な撮像装置であって、 動作モードに応じて前記信号を伝送する前記外部装置を
    設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された前記外部装置に前記動作
    モードを示すモード情報を伝送するモード情報伝送手段
    と、 前記モード情報に応じて前記外部装置から送信された処
    理情報を受信する処理情報受信手段と、 前記処理情報に応じて前記信号に所定の処理を施す信号
    処理手段と、 前記信号処理手段により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定手段により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体の光学像を電気的な信号に変換す
    るための撮像手段を備え、 複数の外部装置に前記信号
    を選択的に伝送可能な撮像装置であって、 前記信号を伝送する前記外部装置を設定する設定手段
    と、 動作モードを選択するモード選択手段と、 前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理を施す信
    号処理手段と、 前記信号処理手段により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定手段により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体の光学像を電気的な信号に変換す
    るための撮像手段を備え、複数の外部装置に前記信号を
    選択的に伝送可能な撮像装置であって、 前記信号を伝送する前記外部装置を設定する設定手段
    と、 前記設定手段により設定された前記外部装置が示される
    設定情報を作成する設定情報作成手段と、 前記設定手段により設定された前記外部装置に前記設定
    情報を伝送する設定情報伝送手段と、 前記設定情報に応じて前記外部装置から送信された処理
    情報を受信する処理情報受信手段と、 前記処理情報に応じて前記信号に所定の処理を施す信号
    処理手段と、 前記信号処理手段により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定手段により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 動作モードを選択するモード選択手段を
    更に有し、 前記設定情報に前記動作モードに関する情報を含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の処理は、解像度を変換する処
    理であることを特徴とする請求項1及至5までのいずれ
    か1に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記モードは、コピーモードとスキャン
    モードとファックスモードを含むことを特徴とする請求
    項1及至5のいずれか1に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記コピーモードに伴う外部装置は、プ
    リンタ、若しくは、プリンタ機能を有する複合装置であ
    ることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記スキャンモードに伴う外部装置は、
    パソコン又は画像メモリを有する複合装置であることを
    特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記ファックスモードに伴う外部装置
    は、ファックス、若しくは、ファックス機能を含む複合
    装置であることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像装置は、ハンディスキャナで
    あることを特徴とする請求項1及至10のいずれか1に
    記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記ハンディスキャナは、装置本体よ
    り着脱可能なハンディスキャナであることを特徴とする
    請求項11記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 被写体の光学像を電気的な信号に変換
    するための撮像工程を備え、複数の外部装置に前記信号
    を選択的に伝送可能な撮像方法であって、 動作モードを選択するモード選択工程と、 前記動作モードに応じて前記信号を伝送する前記外部装
    置を設定する設定工程と、 前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理を施す信
    号処理工程と、 前記信号処理工程により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定工程により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送工程と、 を有することを特徴とする撮像方法。
  14. 【請求項14】 被写体の光学像を電気的な信号に変換
    するための撮像工程を備え、複数の外部装置に前記信号
    を選択的に伝送可能な撮像方法であって、 動作モードに応じて前記信号を伝送する前記外部装置を
    設定する設定工程と、前記設定工程により設定された前
    記外部装置に前記動作モードを示すモード情報を送信す
    るモード情報送信工程と、 前記モード情報に応じて前記外部装置から送信された処
    理情報を受信する処理情報受信工程と、 前記処理情報に応じて前記信号に所定の処理を施す信号
    処理工程と、 前記信号処理工程により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定工程により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送工程と、 を有することを特徴とする撮像方法。
  15. 【請求項15】 被写体の光学像を電気的な信号に変換
    するための撮像工程を備え、複数の外部装置に前記信号
    を選択的に伝送可能な撮像方法であって、 前記信号を伝送する前記外部装置を設定する設定工程
    と、 動作モードを選択するモード選択工程と、 前記動作モードに応じて前記信号に所定の処理を施す信
    号処理工程と、 前記信号処理工程により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定工程により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送工程と、 を有することを特徴とする撮像方法。
  16. 【請求項16】 被写体の光学像を電気的な信号に変換
    するための撮像工程を備え、複数の外部装置に前記信号
    を選択的に伝送可能な撮像方法であって、 前記信号を伝送する前記外部装置を設定する設定工程
    と、 前記設定工程により設定された前記外部装置が示される
    設定情報を作成する設定情報作成工程と、 前記設定工程により設定された前記外部装置に前記設定
    情報を送信する設定情報送信工程と、 前記設定情報に応じて前記外部装置から送信された処理
    情報を受信する処理情報受信工程と、 前記処理情報に応じて前記信号に所定の処理を施す信号
    処理工程と、 前記信号処理工程により所定の処理を施された前記信号
    を前記設定工程により設定された前記外部装置に伝送す
    る伝送工程と、 を有することを特徴とする撮像方法。
  17. 【請求項17】 動作モードを選択するモード選択工程
    を更に有し、 前記設定情報に前記動作モードに関する情報を含むこと
    を特徴とする請求項16に記載の撮像方法。
  18. 【請求項18】 前記処理は、解像度を変換する処理で
    あることを特徴とする請求項13及至17までのいずれ
    か1に記載の撮像方法。
  19. 【請求項19】 前記モードは、コピーモードとスキャ
    ンモードとファックスモードを含むことを特徴とする請
    求項13及至18のいずれか1に記載の撮像方法。
  20. 【請求項20】 前記コピーモードに伴う外部装置は、
    プリンタ、若しくは、プリンタ機能を有する複合装置で
    あることを特徴とする請求項19記載の撮像方法。
  21. 【請求項21】 前記スキャンモードに伴う外部装置
    は、パソコン又は画像メモリを有する複合装置であるこ
    とを特徴とする請求項19記載の撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記ファックスモードに伴う外部装置
    は、ファックス、若しくは、ファックス機能を含む複合
    装置であることを特徴とする請求項19記載の撮像方
    法。
  23. 【請求項23】 前記撮像方法は、携帯可能なハンディ
    スキャナで実施することを特徴とする請求項13及至2
    2いずれか1に記載の撮像方法。
  24. 【請求項24】 前記ハンディスキャナは、装置本体よ
    り着脱可能なハンディスキャナであることを特徴とする
    請求項23記載の撮像方法。
  25. 【請求項25】 画像信号を伝送する第1の端末と、画
    像信号の伝送を受ける第2の端末と、上記第1の端末
    と、上記第1の端末間の仲介を行う第3の端末とを通信
    手段により通信可能な情報読取システムであって、 前記第1の端末は被写体の光学像を電気的な信号に変換
    するための撮像手段と、動作モードを選択するモード選
    択手段と、を有し、 前記第1の端末の前記選択手段によるモードの選択に応
    じて第3の端末を選択する端末選択手段と、 上記第1の端末から前記第2の端末を介して前記第3の
    端末に対して、前記第1の端末が前記撮像手段により変
    換した電気的な信号情報を送信する情報送信手段と、を
    有することを特徴とする情報読取システム。
  26. 【請求項26】 画像信号を伝送する第1の端末と、画
    像信号の提供を受ける第2の端末と、上記第1の端末
    と、上記第1の端末間の仲介を行う第3の端末とを通信
    手段により通信可能な情報読取システムであって、 前記第1の端末は被写体の光学像を電気的な信号に変換
    するための撮像手段と、前記第2の端末を選択する端末
    選択手段と、を有し、 前記第1の端末の前記端末選択手段により選択された端
    末に応じて前記第1の端末の動作モードを選択するモー
    ド選択手段と、 上記第1の端末から前記第2の端末を介して前記第3の
    端末に対して、前記第1の端末が前記撮像手段により変
    換した電気的な信号情報を送信する情報送信手段と、 を有することを特徴とする情報読取システム。
JP2000278189A 2000-09-13 2000-09-13 撮像装置、撮像方法、および情報読取システム Withdrawn JP2002094711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278189A JP2002094711A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 撮像装置、撮像方法、および情報読取システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278189A JP2002094711A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 撮像装置、撮像方法、および情報読取システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002094711A true JP2002094711A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18763390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000278189A Withdrawn JP2002094711A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 撮像装置、撮像方法、および情報読取システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002094711A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015604A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Ricoh Co Ltd プリントシステム、プリント装置、撮像装置、プリント方法および画像送信方法
JP2008263556A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Pfu Ltd スキャナ装置、および、画像読取表示方法
JP2008263557A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Pfu Ltd 画像情報管理システム、ネットワークスキャナ装置、および、画像情報管理方法
US7813009B2 (en) 2006-12-08 2010-10-12 Ricoh Company, Ltd. Image scanning device and image forming apparatus
JP2010257120A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toshiba Tec Corp ハンドスキャナの固定器具、及び、情報処理装置
US8134756B2 (en) 2007-03-14 2012-03-13 Pfu Limited Scanning apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015604A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Ricoh Co Ltd プリントシステム、プリント装置、撮像装置、プリント方法および画像送信方法
JP4619051B2 (ja) * 2004-07-01 2011-01-26 株式会社リコー プリントシステム、プリント装置、撮像装置、プリント方法および画像送信方法
US7969467B2 (en) 2004-07-01 2011-06-28 Ricoh Company, Ltd. Printing system, printing device, imaging device, printing method and image-transmitting method
US7813009B2 (en) 2006-12-08 2010-10-12 Ricoh Company, Ltd. Image scanning device and image forming apparatus
US8134756B2 (en) 2007-03-14 2012-03-13 Pfu Limited Scanning apparatus
JP2008263556A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Pfu Ltd スキャナ装置、および、画像読取表示方法
JP2008263557A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Pfu Ltd 画像情報管理システム、ネットワークスキャナ装置、および、画像情報管理方法
US8699097B2 (en) 2007-04-13 2014-04-15 Pfu Limited Scanner device and image reading and display method
JP2010257120A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toshiba Tec Corp ハンドスキャナの固定器具、及び、情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10562733B2 (en) Sheet processing device including a staple binding unit and a stapleless binding unit and image forming system
US7733540B2 (en) Multifunction apparatus
US20070058353A1 (en) Electronic device
US9420132B2 (en) Scanner option assembly for an image forming device
US8643889B2 (en) Image reader
CN101212536B (zh) 图像读取设备以及包括其的成像设备
CN102117033A (zh) 图像形成装置
KR940006096B1 (ko) 원거리 통신로를 통해 통신할 화상 문서를 송신하고 수신하기위한 장치
US7542181B2 (en) Image reading apparatus and copying machine equipped with the same
JP2002094711A (ja) 撮像装置、撮像方法、および情報読取システム
JP4356668B2 (ja) 画像処理装置
JP4487879B2 (ja) 記録装置、画像形成システム及び通信方法
US20070057428A1 (en) Paper feed tray with image scanning function and printer thereof
JP2005124074A (ja) ファクシミリ装置
JP4503026B2 (ja) ファクシミリ装置およびその給排紙機構
JP3825895B2 (ja) シート分離搬送装置及びこれを備える画像形成装置
JP2007273663A (ja) 電子機器
JP5571506B2 (ja) 画像処理装置および原稿の画像処理方法
JP4453563B2 (ja) 画像記録装置
JP2024101188A (ja) 画像形成装置及びコントローラ
JP3627950B2 (ja) 給紙装置
JP2003143341A (ja) 画像読取記録装置
JP2007067799A (ja) 画像記録装置
JP2001094698A (ja) 画像読取装置
KR20080025966A (ko) 화상 형성 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204