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JP2002094396A - 携帯型データ再生装置、携帯型オーディオ再生装置、携帯型オーディオ再生システム及び携帯型オーディオ再生装置の出力先制御方法 - Google Patents

携帯型データ再生装置、携帯型オーディオ再生装置、携帯型オーディオ再生システム及び携帯型オーディオ再生装置の出力先制御方法

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JP2002094396A
JP2002094396A JP2000285141A JP2000285141A JP2002094396A JP 2002094396 A JP2002094396 A JP 2002094396A JP 2000285141 A JP2000285141 A JP 2000285141A JP 2000285141 A JP2000285141 A JP 2000285141A JP 2002094396 A JP2002094396 A JP 2002094396A
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audio
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portable
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Hideyuki Nakagawa
英之 中川
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は携帯型のオーディオ再生装置が使用さ
れる周辺環境によって、その音声出力先のデバイスを自
動的に切替えられるようにする。 【解決手段】携帯型オーディオ再生装置における環境情
報認識部11は、ユーザの居る周囲の環境を認識する。
出力デバイス選択部12は、環境情報とそれに対応した
音声出力デバイスとのテーブルを備え、上記環境情報認
識部11で認識された情報により上記テーブルを参照し
てヘッドホンやスピーカ等の音声出力デバイスを自動的
に選択決定する。無線部13は、上記出力デバイス選択
部12で選択された音声出力デバイスとの接続を確立
し、オーディオデータ生成部14により生成されるオー
ディオデータをアンテナ15より音声出力デバイスに無
線送信する。音声出力デバイスは、携帯型オーディオ再
生装置の無線部13から送られてくるオーディオデータ
を無線部で受信し、解析して音声出力部を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを無線によ
り複数の出力デバイスに選択的に送信する携帯型データ
再生装置に係り、例えばオーディオ再生装置の周辺環境
により、その音声出力先のデバイスを自動的に切替える
オーディオ再生装置、携帯型オーディオ再生システム及
びオーディオ再生装置の出力先制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型データ再生装置、例えば携
帯型のオーディオ再生装置とその音声出力先であるヘッ
ドホンやスピーカとの間はコードで接続されている。ユ
ーザは、音楽を聴く場合に周辺環境によって音声出力先
を選ぶのが普通であり、屋外では携帯性に優れかつ音の
漏れ難いヘッドホンが、室内では大音量が楽しめるスピ
ーカが好まれる。
【0003】しかし、1台の携帯型のオーディオ再生装
置を常時使用したい場合には、使用環境が変わるたびに
コードをヘッドホンに繋ぎかえたり、スピーカに繋ぎか
えたりという手間が掛かってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年では、コードやケ
ーブルで接続されるデバイス間の無線化の動きが活発に
なっている。上記した携帯型のオーディオ再生装置とそ
の出力先であるヘッドホンやスピーカとの間もその例外
ではなく、無線化が期待されている。
【0005】従来、例えば特表平11−510634号
には、音響プレーヤをデジタル音声器(又はデジタルユ
ニット)及びラジオレシーバの出力に選択的に接続する
ようにした音声情報システムが示されている。
【0006】また、特開平11−068685号には、
無線送信される音声データを復調して音響変換手段を駆
動することにより、記録媒体を持たなくても音響信号が
得られるようにした無線情報通信方法が示されている。
【0007】しかし、上記特表平11−510634号
に示された発明は、音響プレーヤを2つの音声出力デバ
イスに選択的に接続することは可能であるが、これはユ
ーザの指示により切替えるものであり、使用環境に応じ
て自動的に切替えるものではない。
【0008】また、特開平11−068685号には、
無線送信される音声データを復調して音響信号を得るよ
うにした構成が示されているが、使用環境に応じて音声
出力デバイスを切替えることは行っていない。
【0009】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、携帯機器からデータを無線により複数の出
力デバイスに選択的に送信する携帯型データ再生装置に
おいて、上記携帯機器が位置する周辺環境の情報を認識
して、その周辺環境に適した出力デバイスを選択するこ
とができる携帯型データ再生装置を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明は、少なくとも無線によりヘ
ッドホンやスピーカへの音声出力可能な携帯型オーディ
オ再生装置において、この携帯型のオーディオ再生装置
が使用される周辺環境によって、その音声出力先のデバ
イスを自動的に切替えることができ、ユーザが意識する
ことなく、周辺環境に適した音声出力デバイスで音楽を
楽しむことができる携帯型オーディオ再生装置及び携帯
型オーディオ再生装置の出力先制御方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、携帯機器
からデータを無線により複数の出力デバイスに選択的に
送信する携帯型データ再生装置において、上記携帯機器
が位置する周辺環境の情報を認識し、この認識した環境
情報に応じて上記出力デバイスを選択することを特徴と
する。上記の構成によれば、機器を携帯したユーザが移
動すると、その移動に伴う周辺環境の変化を認識し、そ
の認識結果に基づいてデータ出力先が自動的に選択され
る。従って、ユーザが例えば屋内から屋外、あるいは屋
外から屋内等に移動した場合であっても、周辺環境に適
した出力デバイスにデータを送信することができる。
【0012】第2の発明に係る携帯型オーディオ再生装
置は、少なくともオーディオデータを送信するための無
線部と、ユーザの周辺環境の情報を認識する環境情報認
識部と、この環境情報認識部からの情報を基に音声出力
先を自動的に選択決定する出力デバイス選択部とを具備
することを特徴とする。上記の構成によれば、ユーザが
移動すると、その移動に伴う周辺環境の変化を環境情報
認識部により認識し、その認識結果に基づいて音声出力
先が自動的に選択される。従って、ユーザが例えば屋内
から屋外、あるいは屋外から屋内等に移動した場合であ
っても、周辺環境に適した音声出力デバイスにオーディ
オデータを送信することができる。
【0013】第3の発明は、無線部を備えた携帯型オー
ディオ再生装置から音声データを無線部を備えた複数の
音声出力デバイスに選択的に無線送信する携帯型オーデ
ィオ再生装置の出力先制御方法において、上記携帯型オ
ーディオ再生装置の移動に伴う周辺環境の変化を認識す
るステップと、このステップにより認識された周辺環境
情報を基に上記複数の音声出力デバイスから上記周辺環
境に適応した音声出力デバイスを選択決定するステップ
からなることを特徴とする。上記の構成によれば、携帯
型オーディオ再生装置の移動に伴う周辺環境の変化を認
識し、その周辺環境情報に基づいて周辺環境に適応した
音声出力デバイスを選択決定しているので、複数の音声
出力デバイスの中から周辺環境に適した音声出力デバイ
スを確実に選択することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明に係る携帯型オーデ
ィオ再生装置の構成例を示し、図2は音声出力デバイス
の構成例を示したものである。図1において、11は携
帯型オーディオ再生装置における環境情報認識部であ
る。この環境情報認識部11は、例えばユーザが今どの
ような場所に居るのかというような周囲の環境を認識す
るための手段で、その環境認識情報は出力デバイス選択
部12へ送られる。この出力デバイス選択部12は、環
境情報とそれに対応した音声出力デバイスとのテーブル
を備えており、上記環境情報認識部11で認識された情
報により上記テーブルを参照して例えばヘッドホンやス
ピーカ等の音声出力デバイスを自動的に選択決定する。
この出力デバイス選択部12により選択決定された情報
は無線部13へ送られる。この無線部13は、上記出力
デバイス選択部12で選択された音声出力デバイスとの
接続を確立し、オーディオデータ生成部14により生成
されるオーディオデータをアンテナ15より無線送信す
る。
【0015】一方、図2に示す音声出力デバイスは、図
1に示した携帯型オーディオ再生装置の無線部13から
送られてくるオーディオデータをアンテナ21を介して
受信する無線部22、オーディオデータ解析部23及び
音声出力部24からなっている。上記オーディオデータ
解析部23は、無線部22で受信したオーディオデータ
を解析して音声出力部24を駆動する。
【0016】上記携帯型オーディオ再生装置と音声出力
デバイスとを接続する手段としては、例えばBluetooth
を用いる。このなお、Bluetoothは、短距離の無線通信
規格であり、2.4GHz帯のISM(Industry Scie
nce Medical)バンドを用いて通常10m以内の無線通
信を実現するものである。
【0017】次に上記実施形態の動作を図3に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、携帯型オーディ
オ再生装置に設けられている環境情報認識部11が動的
にユーザの周囲の環境を認識し(ステップA1)、その
認識結果を出力デバイス選択部12に出力する。出力デ
バイス選択部12は、上記認識結果を環境情報に対応し
た出力デバイスのテーブルと照合し(ステップA2)、
音声出力先のデバイスを選択する(ステップA3)。
【0018】次に、出力デバイス選択部12は、上記選
択された音声出力デバイスと現在接続されている音声出
力デバイスとが異なっているかどうかを判断し(ステッ
プA4)、異なっていなければ、すなわち、音声出力デ
バイスが同じであれば、そのままステップA1に戻って
上記の動作を繰り返して実行する。
【0019】上記ステップA4で、出力デバイス選択部
12により選択された音声出力デバイスと現在接続され
ている音声出力デバイスとが異なっていると判断された
場合には、無線部13は現在使用中の音声出力デバイス
を切断し、その後、改めて選択された音声出力デバイス
に接続し直す(ステップA5)。
【0020】上記のようにユーザの周辺環境、すなわ
ち、携帯型のオーディオ再生装置が使用される周辺環境
を認識し、その認識結果に基づいて音声出力先のデバイ
スを自動的に切替えることにより、ユーザがオーディオ
再生装置を携帯して移動した場合に、その移動場所に応
じてヘッドホンやスピーカ等の音声出力デバイスが適切
に切替えられる。従って、ユーザは、意識することな
く、周辺環境に適した音声出力デバイスで音楽を楽しむ
ことができる。
【0021】次に、図1に示した携帯型オーディオ再生
装置の詳細な構成について図4を参照して説明する。図
4に示すように環境情報認識部11は、無線部13を介
して環境情報認識処理を行い、その認識結果を出力デバ
イス選択部12に出力する。
【0022】上記出力デバイス選択部12は、出力デバ
イス情報格納部120、出力デバイス決定部121及び
出力デバイス照合部122からなっている。上記出力デ
バイス情報格納部120は、環境情報に対応した出力デ
バイス名のテーブルを格納するためのものである。今、
例えば図5(a)ないし(c)に示すように音声出力デ
バイスとして、屋内に設置される第1のスピーカ31、
車の中に設置される第2のスピーカ32、及びユーザが
携帯して使用するヘッドホン33を想定した場合、図6
に示すように環境情報に対応した出力デバイス名のテー
ブル40が設定される。上記テーブル40には、環境情
報を示す設置場所エリア41と、デバイス名を記憶する
デバイス名エリア42が設けられ、設置場所エリア41
には「屋内」、「車の中」、「デフォルト」が設定さ
れ、デバイス名エリア42には上記設置場所に対応させ
て「スピーカ1」(第1のスピーカ31)、「スピーカ
2」(第2のスピーカ32)、「ヘッドホン」(ヘッド
ホン33)が設定される。なお、上記のテーブル例で
は、ヘッドホン33をデフォルトとしている。
【0023】また、上記出力デバイス選択部12内の出
力デバイス決定部121は、環境情報認識部11からの
環境情報と、出力デバイス情報格納部120からの環境
情報に対応した出力デバイス名のテーブルとを比較参照
し、接続する音声出力デバイスを選択決定して出力デバ
イス照合部122へ出力する。この出力デバイス照合部
122は、現在接続されている音声出力デバイスと、上
記出力デバイス決定部121で選択決定された音声出力
デバイスが一致しているかどうかを照合し、その照合結
果を無線部13へ出力する。
【0024】無線部13は、無線システム制御部131
と無線送受信部132からなり、オーディオデータ生成
部14で生成されたオーディオデータが無線システム制
御部131に入力される。上記無線システム制御部13
1は、Bluetoothのシステム制御を行うもので、音声出
力デバイスの検知や音声出力デバイスとの接続の手続
き、及びオーディオデータのパケッタイズ等の処理を行
う。上記無線送受信部132は、無線システム制御部1
31でパケッタイズされたユーザデータ及び制御データ
を音声出力デバイスとの間で送受信する。
【0025】ここで、Bluetooth対応機器は、その半径
10m以内までのデバイスを検知することができるとい
う特徴を持つため、例えば現設定においては、第1のス
ピーカ31(スピーカ1)を検知した時点で、ユーザの
周辺環境をほぼ屋内と特定でき、また、第2のスピーカ
32(スピーカ2)を検知した時点でユーザの周辺環境
をほぼ車の中と特定することができる。従って、Blueto
othを使用すれば、「音声出力デバイス」を検知するこ
とと、「ユーザ周辺の環境を認識すること」が同等であ
るといえる。但し、ユーザ周辺の環境を特定できる音声
出力デバイスの条件としては、それが特定の場所に常時
設置してあることである。この環境情報認識法を仮定し
て、上記図4に示した携帯型オーディオ再生装置の出力
先制御方法について説明する。
【0026】図7は、上記設定における携帯型オーディ
オ再生装置の出力先制御方法の動作フローを示したもの
である。図4に示した携帯型オーディオ再生装置の環境
情報認識部11は、定期的に無線システム制御部131
を介して音声出力デバイスを検知するための手続きを行
う(ステップB1)。この手続きにより、音声出力デバ
イスが検知された場合には(ステップB2)、図8に示
す変換テーブル50を参照して検知した音声出力デバイ
スの環境情報を認識する(ステップB3)。
【0027】上記図8に示す変換テーブル50は、検知
した音声出力デバイスを環境情報に変換するためのテー
ブルで、検索優先順エリア51、デバイス名エリア5
2、環境情報エリア53を備え、検索優先順位エリア5
1に検索優先順位「1」、「2」、「3」、デバイス名
エリア52にデバイス名「スピーカ1」、「スピーカ
2」、「ヘッドホン」、環境情報エリア53に「屋
内」、「車の中」、「デフォルト」が設定される。上記
変換テーブル50は、複数の音声出力デバイスが検知さ
れた場合でも、一意に周辺環境を決めることができるよ
うに、検索優先順エリア51を設け、各音声出力デバイ
スの検索に優先順位を付けている。
【0028】上記変換テーブル50では、「スピーカ
1」→「スピーカ2」→「ヘッドホン」の順で優先順位
を設定している。従って、例えばスピーカ2とヘッドホ
ンが音声出力デバイスとして検知された場合には、優先
順位に従ってスピーカ2が最初に同定されるため、ユー
ザの周辺環境は車の中であると判断される。また、スピ
ーカ1とスピーカ2が音声出力デバイスとして検知され
た場合には、優先順位に従ってスピーカ1が最初に同定
されるため、ユーザの周辺環境は屋内であると判断され
る。
【0029】上記のようにして環境情報認識部11が無
線部13で検知された音声出力デバイスを基に環境情報
を認識すると(ステップB3)、出力デバイス決定部1
21は、環境情報認識部11からの環境情報と、出力デ
バイス情報格納部120の環境情報に対応する出力デバ
イスのテーブルとを比較参照し(ステップB4)、音声
出力先のデバイスを選択する(ステップB5)。例えば
出力デバイス決定部121が環境情報認識部11からユ
ーザが屋内にいるという環境情報を取得すれば、図6に
示した環境情報に対応した出力デバイス名のテーブル4
0と比較して、音声出力デバイスとしてスピーカ1(第
1のスピーカ31)が選択される。また、ユーザの周辺
環境がデフォルトである環境情報を取得すれば、同様に
してヘッドホンが選択される。
【0030】その後、出力デバイス照合部122が選択
された音声出力デバイスが、現在接続されている音声出
力デバイスと同じであるかどうかを調べる(ステップB
6)。選択された音声出力デバイスが、現在接続されて
いる音声出力デバイスと同じであれば、そのままステッ
プB1に戻り、再び音声出力デバイスを検知する手続き
から繰り返して実行する。
【0031】上記ステップB6で、選択された音声出力
デバイスが現在接続されている音声出力デバイスと異な
るものであると判断された場合には、現在の接続を切断
した上で、上記選択された音声出力デバイスと接続する
ための手続きを行う(ステップB7)。
【0032】上記のようにしてユーザがオーディオ再生
装置を携帯して移動した場合に、その移動場所に応じて
ヘッドホンやスピーカ等の音声出力デバイスが適切に切
替えられる。また、複数の音声出力デバイスが検知され
た場合でも、テーブルの優先順に従って周辺環境を一意
に決定することができる。
【0033】なお、上記実施形態では、携帯型オーディ
オ再生装置と出力先デバイスを接続する手段として、Bl
uetoothを用いた場合について示したが、その他の例え
ばPHSのような無線通信システムを用いても良いこと
は勿論である。
【0034】また、上記実施形態では、音声出力デバイ
スとしてヘッドホン及びスピーカを用いた場合について
示したが、その他のデバイスであっても上記実施形態と
同様にして実施し得るものである。
【0035】更に、上記実施形態では、環境情報を認識
する手段として、Bluetoothの持つ特性を利用して行っ
たが、その他、例えばGPS等を利用して環境情報を認
識するようにしても良い。
【0036】また、上記実施形態では、携帯機器からオ
ーディオデータを出力デバイスに送信する場合について
示したが、オーディオデータに限らず、その他のデータ
を出力デバイスに送信する場合であっても上記実施形態
と同様にして実施し得るものである。例えば出力デバイ
スとしてディスプレイ(モニタ)を用いた場合には、固
定設置型の大型のディスプレイを屋内に設置し、例えば
ヘッドセット型表示装置等の小型ディスプレイをユーザ
が携帯、あるいは自動車等に設置し、機器を携帯したユ
ーザの周辺環境の情報を認識して各ディスプレイを選択
して文字、静止画、動画、グラフィック等の表示データ
を送信するようにする。この結果、ユーザが例えば屋内
から屋外、あるいは屋外から屋内等に移動すると、その
移動に伴う周辺環境の変化が認識され、その認識結果に
基づいて周辺環境に適したディスプレイが自動的に選択
される。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ユ
ーザが携帯する機器の周辺環境の情報が認識され、この
認識した環境情報に応じて出力デバイスが選択されるの
で、ユーザが例えば屋内から屋外、あるいは屋外から屋
内等に移動した場合であっても、周辺環境に適した出力
デバイスにデータを送信することができる。
【0038】また、無線によりヘッドホンやスピーカへ
の音声出力が可能な携帯型オーディオ再生装置において
は、このオーディオ再生装置が使用される周辺環境によ
って、その音声出力先のデバイスが自動的に切替えられ
るので、ユーザは意識することなく、周辺環境に適した
音声出力デバイスで音楽を楽しむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯型オーディオ再
生装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における音声出力デバイスの構成を
示すブロック図。
【図3】同実施形態における携帯型オーディオ再生装置
の出力先制御方法を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施形態における携帯型オーディオ再生装置
の詳細な構成例を示すブロック図。
【図5】同実施形態における音声出力デバイスの具体的
な設定例を示す図。
【図6】同実施形態における環境情報に対応した出力デ
バイス名のテーブル例を示す図。
【図7】図4における具体的実施形態における出力先制
御方法を説明するためのフローチャート。
【図8】同実施形態における検知した音声出力デバイス
を環境情報に変換するためのテーブル例を示す図。
【符号の説明】
11 携帯型オーディオ再生装置の環境情報認識部 12 出力デバイス選択部 120 出力デバイス情報格納部 121 出力デバイス決定部 122 出力デバイス照合部 13 無線部 131 無線システム制御部 132 無線送受信部 14 オーディオデータ生成部 15 携帯型オーディオ再生装置のアンテナ 21 音声出力デバイスのアンテナ 22 無線部 23 オーディオデータ解析部 24 31 第1のスピーカ 32 第2のスピーカ 33 ヘッドホン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機器からデータを無線により複数の
    出力デバイスに選択的に送信する携帯型データ再生装置
    において、上記携帯機器が位置する周辺環境の情報を認
    識し、この認識した環境情報に応じて上記出力デバイス
    を選択することを特徴とする携帯型データ再生装置。
  2. 【請求項2】 少なくともオーディオデータを送信する
    ための無線部と、ユーザの周辺環境の情報を認識する環
    境情報認識部と、この環境情報認識部からの情報を基に
    音声出力先を自動的に選択決定する出力デバイス選択部
    とを具備することを特徴とする携帯型オーディオ再生装
    置。
  3. 【請求項3】 上記環境情報認識部は、ユーザの周辺環
    境を複数認識した場合に予め設定された優先順位に従っ
    て一意に周辺環境を決定することを特徴とする請求項2
    記載の携帯型オーディオ再生装置。
  4. 【請求項4】 上記出力デバイス選択部は、ユーザの周
    辺環境情報とそれに対応した出力デバイスのテーブルを
    備えたことを特徴とする請求項2記載の携帯型オーディ
    オ再生装置。
  5. 【請求項5】 少なくともオーディオデータを送信する
    ための無線部と、ユーザの周辺環境の情報を認識する環
    境情報認識部と、この環境情報認識部からの情報を基に
    音声出力先を自動的に選択決定する出力デバイス選択部
    と、上記無線部から送信されるオーディオデータを受信
    する無線部を備えた音声出力デバイスとを具備すること
    を特徴とする携帯型オーディオ再生システム。
  6. 【請求項6】 無線部を備えた携帯型オーディオ再生装
    置から音声データを無線部を備えた複数の音声出力デバ
    イスに選択的に無線送信する携帯型オーディオ再生装置
    の出力先制御方法において、 上記携帯型オーディオ再生装置の移動に伴う周辺環境の
    変化を認識するステップと、このステップにより認識さ
    れた周辺環境情報を基に上記複数の音声出力デバイスか
    ら上記周辺環境に適応した音声出力デバイスを選択決定
    するステップからなることを特徴とする携帯型オーディ
    オ再生装置の出力先制御方法。
  7. 【請求項7】 上記音声出力デバイスを選択決定するス
    テップは、周辺環境情報とそれに対応した音声出力デバ
    イスのテーブルを参照するステップと、このステップの
    テーブル参照結果に基づいて音声出力デバイスを選択決
    定するステップと、このステップにより選択決定された
    音声出力デバイスと現在接続されている音声出力デバイ
    スが異なる場合には現在の音声出力デバイスとの接続を
    切断するステップと、このステップにより現在の音声出
    力デバイスとの接続が切断された後、上記音声出力デバ
    イスを選択決定するステップにより決定された音声出力
    デバイスとの接続を確立するステップとからなることを
    特徴とする請求項6記載の携帯型オーディオ再生装置の
    出力先制御方法。
  8. 【請求項8】 上記周辺環境の変化を認識するステップ
    は、動的に行われることを特徴とする請求項6記載の携
    帯型オーディオ再生装置の出力先制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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