JP2002093502A - フローティングコネクタ - Google Patents
フローティングコネクタInfo
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- JP2002093502A JP2002093502A JP2000279269A JP2000279269A JP2002093502A JP 2002093502 A JP2002093502 A JP 2002093502A JP 2000279269 A JP2000279269 A JP 2000279269A JP 2000279269 A JP2000279269 A JP 2000279269A JP 2002093502 A JP2002093502 A JP 2002093502A
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- Japan
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- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
- H01R13/6315—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only allowing relative movement between coupling parts, e.g. floating connection
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多方向への移動が可能で、広範な取付誤差に
対応することができ、半田付け接続が不要なフローティ
ングコネクタを提供する。 【解決手段】 複数のコンタクト(17)を取り付けた
絶縁ハウジング(11)を、プリント配線基板(13)
とカバー(12)の間で挟み、プリント配線基板(1
3)の面方向に沿って一定領域で移動可能に組み付け
る。また、複数のコンタクト(17)は、その導出部
(17b)を、プリント配線基板(13)の複数のラン
ドパターン(21、22)に弾性接触させるので、半田
接続工程がなくなるのみならず、絶縁ハウジング(1
1)に取り付けられたコンタクト(17)の端子部(1
7a)が、多方向へ移動可能となり、外部端子(2b、
・・)を備えた相手側ユニット(2、・・)との位置ず
れを吸収して確実に接続できる。
対応することができ、半田付け接続が不要なフローティ
ングコネクタを提供する。 【解決手段】 複数のコンタクト(17)を取り付けた
絶縁ハウジング(11)を、プリント配線基板(13)
とカバー(12)の間で挟み、プリント配線基板(1
3)の面方向に沿って一定領域で移動可能に組み付け
る。また、複数のコンタクト(17)は、その導出部
(17b)を、プリント配線基板(13)の複数のラン
ドパターン(21、22)に弾性接触させるので、半田
接続工程がなくなるのみならず、絶縁ハウジング(1
1)に取り付けられたコンタクト(17)の端子部(1
7a)が、多方向へ移動可能となり、外部端子(2b、
・・)を備えた相手側ユニット(2、・・)との位置ず
れを吸収して確実に接続できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部端子との接続
位置が位置ずれしても、安定して電気接続を行うことが
可能なフローティングコネクタに関する。
位置が位置ずれしても、安定して電気接続を行うことが
可能なフローティングコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】カーステレオなどの機器では、CDユニ
ット、MDユニット、チューナユニットなどの複数のユ
ニットから、ユーザーの嗜好に合わせたユニットを選択
してシャーシ内に多段に分けて配置するとともに、それ
らのユニットをコネクタを介して操作パネル側のスイッ
チなどの入力機器に電気接続し、操作パネルからの操作
を可能としている。
ット、MDユニット、チューナユニットなどの複数のユ
ニットから、ユーザーの嗜好に合わせたユニットを選択
してシャーシ内に多段に分けて配置するとともに、それ
らのユニットをコネクタを介して操作パネル側のスイッ
チなどの入力機器に電気接続し、操作パネルからの操作
を可能としている。
【0003】図13は、このように多段構造化したカー
ステレオの内部構造を示すもので、機器シャーシ1に、
CDユニット、MDユニット、チューナユニットなどの
異なる機能を有した複数のユニット2、3、4が上下3
段に分けて配置されている。各ユニット2、3、4は、
各ユニットの電子部品が搭載されたサブ基板2a、3
a、4aを内部に備え、各ユニット2、3、4から外側
に突出する端面に、プリント配線基板用コネクタ10
0、110、120と電気接続する外部端子となる導電
パターン2b、3b、4bが印刷されている。
ステレオの内部構造を示すもので、機器シャーシ1に、
CDユニット、MDユニット、チューナユニットなどの
異なる機能を有した複数のユニット2、3、4が上下3
段に分けて配置されている。各ユニット2、3、4は、
各ユニットの電子部品が搭載されたサブ基板2a、3
a、4aを内部に備え、各ユニット2、3、4から外側
に突出する端面に、プリント配線基板用コネクタ10
0、110、120と電気接続する外部端子となる導電
パターン2b、3b、4bが印刷されている。
【0004】それぞれのプリント配線基板用コネクタ1
00、110、120は、サブ基板2a、3a、4aが
挿入される接続凹部102a、112a、122aが凹
設された絶縁ハウジング102、112、122と、絶
縁ハウジング102、112、122に取り付けられ、
接続凹部102a、112a、122a内に一側の端子
部101a、111a、121aを臨ませたコンタクト
101、111、121とを備えている。
00、110、120は、サブ基板2a、3a、4aが
挿入される接続凹部102a、112a、122aが凹
設された絶縁ハウジング102、112、122と、絶
縁ハウジング102、112、122に取り付けられ、
接続凹部102a、112a、122a内に一側の端子
部101a、111a、121aを臨ませたコンタクト
101、111、121とを備えている。
【0005】プリント配線基板用コネクタ100、11
0、120は、絶縁ハウジング102、112、122
の脚部をプリント配線基板130を貫通させることによ
り、ユニット2、3、4のサブ基板2a、3a、4aと
対向するプリント配線基板130の位置に固定し、サブ
基板2a、3a、4aを挿入するようにしている。
0、120は、絶縁ハウジング102、112、122
の脚部をプリント配線基板130を貫通させることによ
り、ユニット2、3、4のサブ基板2a、3a、4aと
対向するプリント配線基板130の位置に固定し、サブ
基板2a、3a、4aを挿入するようにしている。
【0006】コンタクト101、111、121は、基
端側の導出部101b、111b、121bがプリント
配線基板130のランドパターン(図示省略)に半田接
続されており、絶縁ハウジング102、112、122
の接続凹部102a、112a、122aにサブ基板2
a、3a、4aが挿入されることにより、一側の端子部
101a、111a、121aが導電パターン2b、3
b、4bに接触し電気接続する。
端側の導出部101b、111b、121bがプリント
配線基板130のランドパターン(図示省略)に半田接
続されており、絶縁ハウジング102、112、122
の接続凹部102a、112a、122aにサブ基板2
a、3a、4aが挿入されることにより、一側の端子部
101a、111a、121aが導電パターン2b、3
b、4bに接触し電気接続する。
【0007】この構造では、プリント配線基板用コネク
タ100、110、120をプリント配線基板130に
固定した状態で、プリント配線基板130と機器シャー
シ1を組み付けることにより、それぞれのユニット2、
3、4と対応したプリント配線基板用コネクタ100、
110、120とを接続することができる。
タ100、110、120をプリント配線基板130に
固定した状態で、プリント配線基板130と機器シャー
シ1を組み付けることにより、それぞれのユニット2、
3、4と対応したプリント配線基板用コネクタ100、
110、120とを接続することができる。
【0008】ところが、このようにプリント配線基板用
コネクタ100、110、120がプリント配線基板1
30の定位置に取り付けられ、ユニット、2、3、4が
機器シャーシ1の定位置に取り付けられた構造では、互
いの取り付けピッチに誤差が生じると、プリント配線基
板用コネクタ100、110、120に同時にユニッ
ト、2、3、4のサブ基板2a、3a、4aを挿入でき
ず、無理に挿入しようとすると、サブ基板2a、3a、
4aやコンタクト101、111、121を破損させて
しまう。従って、このような場合には、互いの取付誤差
を吸収して接続を行うことが可能なフローティングコネ
クタが用いられる。
コネクタ100、110、120がプリント配線基板1
30の定位置に取り付けられ、ユニット、2、3、4が
機器シャーシ1の定位置に取り付けられた構造では、互
いの取り付けピッチに誤差が生じると、プリント配線基
板用コネクタ100、110、120に同時にユニッ
ト、2、3、4のサブ基板2a、3a、4aを挿入でき
ず、無理に挿入しようとすると、サブ基板2a、3a、
4aやコンタクト101、111、121を破損させて
しまう。従って、このような場合には、互いの取付誤差
を吸収して接続を行うことが可能なフローティングコネ
クタが用いられる。
【0009】図14及び図15は、実公平5−1574
7号公報に記載された従来のフローティングコネクタを
示す。
7号公報に記載された従来のフローティングコネクタを
示す。
【0010】このフローティングコネクタ150は、フ
ロントハウジング160及びリヤハウジング170とが
組み付けられることにより構成されている。フロントハ
ウジング160及びリヤハウジング170の組み付け
は、フロントハウジング160に連結突起161を形成
する一方、リヤハウジング170に横長の連結孔171
を形成し、図15に示すように、連結突起161を連結
孔171に挿入することにより行う。また、リヤハウジ
ング170は、両端部分の脚部173をプリント配線基
板190に挿入させることによりプリント配線基板19
0に位置決め固定される。そして、組み付け状態では、
フロントハウジング160がリヤハウジング170に対
して、矢印Aで示す直線方向に往復移動可能となってい
る。
ロントハウジング160及びリヤハウジング170とが
組み付けられることにより構成されている。フロントハ
ウジング160及びリヤハウジング170の組み付け
は、フロントハウジング160に連結突起161を形成
する一方、リヤハウジング170に横長の連結孔171
を形成し、図15に示すように、連結突起161を連結
孔171に挿入することにより行う。また、リヤハウジ
ング170は、両端部分の脚部173をプリント配線基
板190に挿入させることによりプリント配線基板19
0に位置決め固定される。そして、組み付け状態では、
フロントハウジング160がリヤハウジング170に対
して、矢印Aで示す直線方向に往復移動可能となってい
る。
【0011】プリント配線基板190は、図13におけ
るプリント配線基板130に相当するものである。
るプリント配線基板130に相当するものである。
【0012】コンタクト180は、水平方向の端子部1
81と、垂直方向の導出部182と、これらの中間部分
の撓み部183とを有している。導出部182はリヤハ
ウジング170後部のスリット172から抜け出てプリ
ント配線基板190を貫通し、その貫通端部がプリント
配線基板190に半田付けされることによりプリント配
線基板190に接続される。一方、端子部181は、フ
ロントハウジング160に形成したコンタクト挿入孔1
62を貫通し、プリント配線基板200に取り付けられ
ているコネクタ210の外部端子となるコンタクト22
0と接触して電気接続される。これにより、プリント配
線基板190、200の接続を行うことができる。
81と、垂直方向の導出部182と、これらの中間部分
の撓み部183とを有している。導出部182はリヤハ
ウジング170後部のスリット172から抜け出てプリ
ント配線基板190を貫通し、その貫通端部がプリント
配線基板190に半田付けされることによりプリント配
線基板190に接続される。一方、端子部181は、フ
ロントハウジング160に形成したコンタクト挿入孔1
62を貫通し、プリント配線基板200に取り付けられ
ているコネクタ210の外部端子となるコンタクト22
0と接触して電気接続される。これにより、プリント配
線基板190、200の接続を行うことができる。
【0013】このような構造では、フロントハウジング
160が矢印A方向に移動すると、コンタクト180の
撓み部183が撓むため、プリント配線基板190及び
200の接続状態を保持することができる。従って、プ
リント配線基板190へのフローティングコネクタ15
0の取付誤差があっても、この取付誤差をフロントハウ
ジング160が移動することによって吸収するため、プ
リント配線基板190、200を接続することができ
る。
160が矢印A方向に移動すると、コンタクト180の
撓み部183が撓むため、プリント配線基板190及び
200の接続状態を保持することができる。従って、プ
リント配線基板190へのフローティングコネクタ15
0の取付誤差があっても、この取付誤差をフロントハウ
ジング160が移動することによって吸収するため、プ
リント配線基板190、200を接続することができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フローティングコネクタ150では、次のような問題点
を有している。
フローティングコネクタ150では、次のような問題点
を有している。
【0015】(1)取付誤差を吸収するためのフロント
ハウジング160の移動が矢印Aで示すように、ハウジ
ングの左右方向の一方向だけであり、前後方向等他の方
向の誤差がある場合に対応することができない。このた
め、広範な取付誤差に対応できない。
ハウジング160の移動が矢印Aで示すように、ハウジ
ングの左右方向の一方向だけであり、前後方向等他の方
向の誤差がある場合に対応することができない。このた
め、広範な取付誤差に対応できない。
【0016】(2)コンタクト180をプリント配線基
板190に半田付けによって接続しているため、半田付
け工程が必要であり、接続工程数が多くなっている。ま
た、半田付けにおいては、鉛を使用するため、環境への
悪影響がある。
板190に半田付けによって接続しているため、半田付
け工程が必要であり、接続工程数が多くなっている。ま
た、半田付けにおいては、鉛を使用するため、環境への
悪影響がある。
【0017】(3)一方向しか移動できないとともに、
半田付けによってコンタクトを固定しているため、衝
撃、振動等の外力によって移動可能方向以外へフロント
ハウジング160が移動すると、半田付け接続部にクラ
ックなどが発生し、接続不良となる。
半田付けによってコンタクトを固定しているため、衝
撃、振動等の外力によって移動可能方向以外へフロント
ハウジング160が移動すると、半田付け接続部にクラ
ックなどが発生し、接続不良となる。
【0018】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、多方向への移動が可能で、広
範な取付誤差に対応することができ、半田付け接続が不
要で、接続の信頼性を向上させることが可能なフローテ
ィングコネクタを提供することを目的とする。
してなされたものであり、多方向への移動が可能で、広
範な取付誤差に対応することができ、半田付け接続が不
要で、接続の信頼性を向上させることが可能なフローテ
ィングコネクタを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のフロー
ティングコネクタは、一側の端子部が外部端子に接触
し、他側の導出部がプリント配線基板の複数のランドパ
ターンにそれぞれ弾性接触する複数のコンタクトを取り
付けた絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングをプリント配
線基板との間で挟むとともにプリント配線基板に抜け止
め状態で固定するカバーとを備え、カバーの抜け止め状
態に対し絶縁ハウジングがプリント配線基板の面方向に
沿って一定領域を移動可能となっており、プリント配線
基板のランドパターンが、絶縁ハウジングの移動に伴っ
て移動する対応するコンタクトの弾性接触領域に形成さ
れていることを特徴とする。
ティングコネクタは、一側の端子部が外部端子に接触
し、他側の導出部がプリント配線基板の複数のランドパ
ターンにそれぞれ弾性接触する複数のコンタクトを取り
付けた絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングをプリント配
線基板との間で挟むとともにプリント配線基板に抜け止
め状態で固定するカバーとを備え、カバーの抜け止め状
態に対し絶縁ハウジングがプリント配線基板の面方向に
沿って一定領域を移動可能となっており、プリント配線
基板のランドパターンが、絶縁ハウジングの移動に伴っ
て移動する対応するコンタクトの弾性接触領域に形成さ
れていることを特徴とする。
【0020】この発明では、カバーをプリント配線基板
に抜け止め状態で固定することにより、絶縁ハウジング
がプリント配線基板とカバーとの間に挟み込まれる。こ
の状態では、絶縁ハウジングはプリント配線基板の面方
向に沿って移動可能であり、絶縁ハウジングは左右方
向、前後方向、さらにはこれらを混合した方向へ移動す
ることができる。更に、コンタクトの導出部がプリント
配線基板に弾性接触する構造であるため、絶縁ハウジン
グは、プリント配線基板の面と直交する方向へもある程
度の移動が可能である。しかも、これらの移動に際して
は絶縁ハウジングのコンタクトとプリント配線基板のラ
ンドパターンとが常に弾性接触して接続状態を維持す
る。このため、左右、前後等の多方向の取付誤差に対応
することができる。
に抜け止め状態で固定することにより、絶縁ハウジング
がプリント配線基板とカバーとの間に挟み込まれる。こ
の状態では、絶縁ハウジングはプリント配線基板の面方
向に沿って移動可能であり、絶縁ハウジングは左右方
向、前後方向、さらにはこれらを混合した方向へ移動す
ることができる。更に、コンタクトの導出部がプリント
配線基板に弾性接触する構造であるため、絶縁ハウジン
グは、プリント配線基板の面と直交する方向へもある程
度の移動が可能である。しかも、これらの移動に際して
は絶縁ハウジングのコンタクトとプリント配線基板のラ
ンドパターンとが常に弾性接触して接続状態を維持す
る。このため、左右、前後等の多方向の取付誤差に対応
することができる。
【0021】また、コンタクトは、プリント配線基板の
ランドパターンと弾性接触することによって電気接続さ
れるため、半田付けを行う必要がない。このため、半田
付け工程が不要となり、環境への悪影響がなくなり、さ
らには、クラック発生がなく、接続の信頼性を向上させ
ることができる。
ランドパターンと弾性接触することによって電気接続さ
れるため、半田付けを行う必要がない。このため、半田
付け工程が不要となり、環境への悪影響がなくなり、さ
らには、クラック発生がなく、接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【0022】請求項2のフローティングコネクタは、カ
バーが金属製であり、プリント配線基板への固定によっ
てプリント配線基板のグランドパターンと接続されるこ
とを特徴とする。
バーが金属製であり、プリント配線基板への固定によっ
てプリント配線基板のグランドパターンと接続されるこ
とを特徴とする。
【0023】この発明では、カバーが金属製で強度が大
きくなっているため、絶縁ハウジングの挟み込みを確実
に行うことができる。また、金属製のカバーをグランド
パターンと接続することにより、静電気対策が可能とな
るばかりでなく、コンタクトの主要部分を覆うこととな
るため、電磁波シールドを行うことができ、接続の信頼
性を向上させることができる。
きくなっているため、絶縁ハウジングの挟み込みを確実
に行うことができる。また、金属製のカバーをグランド
パターンと接続することにより、静電気対策が可能とな
るばかりでなく、コンタクトの主要部分を覆うこととな
るため、電磁波シールドを行うことができ、接続の信頼
性を向上させることができる。
【0024】請求項3のフローティングコネクタは、絶
縁ハウジングが、カバーの挿通孔に遊嵌する接続筒部を
立設しており、コンタクトは、一側の端子部が接続筒部
の内壁面に沿って起立し、接続筒部に挿入される外部端
子に接触し、他側の導出部が、プリント配線基板の面方
向に沿って、カバーの側方に突出するように、L字状に
形成され、複数のコンタクトの導出部が、等ピッチでカ
バーの両側に突出していることを特徴とする。
縁ハウジングが、カバーの挿通孔に遊嵌する接続筒部を
立設しており、コンタクトは、一側の端子部が接続筒部
の内壁面に沿って起立し、接続筒部に挿入される外部端
子に接触し、他側の導出部が、プリント配線基板の面方
向に沿って、カバーの側方に突出するように、L字状に
形成され、複数のコンタクトの導出部が、等ピッチでカ
バーの両側に突出していることを特徴とする。
【0025】複数のコンタクトは、L字状とした他側の
導出部が、カバーの両側に突出するので、カバーが偏っ
た方向からコンタクトの弾性による反力を受けて傾斜す
ることがなく、良好なバランスで、全てのコンタクトが
ランドパターンに弾性接触する。
導出部が、カバーの両側に突出するので、カバーが偏っ
た方向からコンタクトの弾性による反力を受けて傾斜す
ることがなく、良好なバランスで、全てのコンタクトが
ランドパターンに弾性接触する。
【0026】請求項4のフローティングコネクタは、カ
バーの両側に突出するコンタクト間は、互いの導出部の
基部が、接続筒部の下方で非接触状態で交差しているこ
とを特徴とする。
バーの両側に突出するコンタクト間は、互いの導出部の
基部が、接続筒部の下方で非接触状態で交差しているこ
とを特徴とする。
【0027】各コンタクトは、導出部が突出するカバー
の一側から離れた側の接続筒部の内壁面に端子部を起立
させるので、弾性変形させる導出部の長さ(バネスパ
ン)をより長くとることかできる。そのため、弾性接触
による撓み量に対して、内部の歪みが小さくなり、コン
タクトが疲労したり、塑性変形しにくくなくなる。
の一側から離れた側の接続筒部の内壁面に端子部を起立
させるので、弾性変形させる導出部の長さ(バネスパ
ン)をより長くとることかできる。そのため、弾性接触
による撓み量に対して、内部の歪みが小さくなり、コン
タクトが疲労したり、塑性変形しにくくなくなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一若しくは同様に作用する構成については、同一
の符号を付して対応させている。
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一若しくは同様に作用する構成については、同一
の符号を付して対応させている。
【0029】図1は、本発明の第1実施の形態に係るフ
ローティングコネクタ10の組み立て状態を示す縦断面
図、図2は、外部のユニット2と接続する状態を示すフ
ローティングコネクタ10の縦断面図、図3は、フロー
ティングコネクタ10の平面図、図4及び図5は、絶縁
ハウジング11の平面図及び正面図、図6及び図7はカ
バー12の平面図及び正面図、図8は、プリント配線基
板13の部分平面図である。
ローティングコネクタ10の組み立て状態を示す縦断面
図、図2は、外部のユニット2と接続する状態を示すフ
ローティングコネクタ10の縦断面図、図3は、フロー
ティングコネクタ10の平面図、図4及び図5は、絶縁
ハウジング11の平面図及び正面図、図6及び図7はカ
バー12の平面図及び正面図、図8は、プリント配線基
板13の部分平面図である。
【0030】この実施の形態のフローティングコネクタ
10は、カーステレオなどの機器との接続を行うために
使用されるものであり、カーステレオなどの機器は、図
2に示すように、機器シャーシ1の内部にCDユニッ
ト、MDユニット、チューナユニットなどの異なった機
能を有した複数のユニット2、3、・・が配置されてい
る。各ユニット2、3、・・は、各ユニット内の種々の
電子回路素子が実装されたサブ基板2a、3a、・・を
内部に備えている。それぞれのプリント配線基板2a、
3a、・・の一端は、各ユニット2、3、・・から外側
に抜け出ており、抜け出た端部の両面に、フローティン
グコネクタ10と電気接続するための導電パターンであ
る外部端子2b、3b、・・・がそれぞれ形成されてい
る。
10は、カーステレオなどの機器との接続を行うために
使用されるものであり、カーステレオなどの機器は、図
2に示すように、機器シャーシ1の内部にCDユニッ
ト、MDユニット、チューナユニットなどの異なった機
能を有した複数のユニット2、3、・・が配置されてい
る。各ユニット2、3、・・は、各ユニット内の種々の
電子回路素子が実装されたサブ基板2a、3a、・・を
内部に備えている。それぞれのプリント配線基板2a、
3a、・・の一端は、各ユニット2、3、・・から外側
に抜け出ており、抜け出た端部の両面に、フローティン
グコネクタ10と電気接続するための導電パターンであ
る外部端子2b、3b、・・・がそれぞれ形成されてい
る。
【0031】フローティングコネクタ10は、絶縁ハウ
ジング11とカバー12を備えており、カーステレオの
表面パネルに取り付けられたスイッチ等の入力機器が実
装されたプリント配線基板13に取り付けられる。
ジング11とカバー12を備えており、カーステレオの
表面パネルに取り付けられたスイッチ等の入力機器が実
装されたプリント配線基板13に取り付けられる。
【0032】絶縁ハウジング11は、全体が絶縁性合成
樹脂で成形したもので、図1乃至図5に示すように、接
続筒部14と支持板部15が一体に形成されている。
樹脂で成形したもので、図1乃至図5に示すように、接
続筒部14と支持板部15が一体に形成されている。
【0033】接続筒部14は、絶縁ハウジング11の中
央で、取り付けられるプリント配線基板13の表面に対
して起立する上方(以下、プリント配線基板13と直交
する方向を上下方向とする)に立設されている。この接
続筒部14は、横長矩形状の外形となっており、その内
部には、外形と相似形の横長矩形状の挿入孔16が上下
方向に貫通している。
央で、取り付けられるプリント配線基板13の表面に対
して起立する上方(以下、プリント配線基板13と直交
する方向を上下方向とする)に立設されている。この接
続筒部14は、横長矩形状の外形となっており、その内
部には、外形と相似形の横長矩形状の挿入孔16が上下
方向に貫通している。
【0034】挿入孔16には、上述のサブ基板2a、3
a、・・が挿入されるものであり、これらの基板の挿入
を容易にするためのテーパ状のガイド面16aが基板挿
入端側(上端側)に形成されている。また、図3に示す
ように、挿入孔16の内壁面には、後述するコンタクト
17の一側(上端側)の端子部17aを係止して位置決
めする係止溝部18が、上下方向に複数形成されてい
る。複数の係止溝部18は、それぞれ接続筒部14の長
手方向の内側面に沿って等ピッチで形成され、2列に取
り付けられた複数のコンタクト17、17・・の端子部
17a、17a・・が挿入孔16を挟んで対向するよう
にしている。
a、・・が挿入されるものであり、これらの基板の挿入
を容易にするためのテーパ状のガイド面16aが基板挿
入端側(上端側)に形成されている。また、図3に示す
ように、挿入孔16の内壁面には、後述するコンタクト
17の一側(上端側)の端子部17aを係止して位置決
めする係止溝部18が、上下方向に複数形成されてい
る。複数の係止溝部18は、それぞれ接続筒部14の長
手方向の内側面に沿って等ピッチで形成され、2列に取
り付けられた複数のコンタクト17、17・・の端子部
17a、17a・・が挿入孔16を挟んで対向するよう
にしている。
【0035】支持板部15、15は、接続筒部14の下
部から両側に水平状に延びるように形成されている。そ
れぞれの支持板部15、15には、図3に示すように、
コンタクト17の他側の導出部17bを収容するスリッ
ト19、20が千鳥状に形成されている。すなわち、ス
リット19が、接続筒部14側に形成される一方、スリ
ット20が接続筒部14から離れた側に形成され、且つ
これらのスリット19、20が接続筒部14の長手方向
に対して交互に位置するように形成されるものである。
これにより、隣接したコンタクト17間若しくは、隣接
するランドパターン21、22(図8参照)間が、挟ピ
ッチ化しても互いに接触せず、絶縁を保つことができ
る。
部から両側に水平状に延びるように形成されている。そ
れぞれの支持板部15、15には、図3に示すように、
コンタクト17の他側の導出部17bを収容するスリッ
ト19、20が千鳥状に形成されている。すなわち、ス
リット19が、接続筒部14側に形成される一方、スリ
ット20が接続筒部14から離れた側に形成され、且つ
これらのスリット19、20が接続筒部14の長手方向
に対して交互に位置するように形成されるものである。
これにより、隣接したコンタクト17間若しくは、隣接
するランドパターン21、22(図8参照)間が、挟ピ
ッチ化しても互いに接触せず、絶縁を保つことができ
る。
【0036】このように絶縁ハウジング11に取り付け
られる各コンタクト17は、略L字形となるように成形
されており、一側の端子部17aが接続筒部14に下方
から挿入され、係止溝部18に圧入されて係止される。
この係止によって各コンタクト17、17・・は、等ピ
ッチの整列状態で絶縁ハウジング11に取り付けられ、
端子部17a、17a、・・は、対応位置に挿入される
サブ基板2a、3a・・の外部端子である接続パターン
2b、3b・・と接触するように、挿入孔16内に臨
む。
られる各コンタクト17は、略L字形となるように成形
されており、一側の端子部17aが接続筒部14に下方
から挿入され、係止溝部18に圧入されて係止される。
この係止によって各コンタクト17、17・・は、等ピ
ッチの整列状態で絶縁ハウジング11に取り付けられ、
端子部17a、17a、・・は、対応位置に挿入される
サブ基板2a、3a・・の外部端子である接続パターン
2b、3b・・と接触するように、挿入孔16内に臨
む。
【0037】コンタクト17は、図1に示すように、接
続筒部14下方の基部17cにおいて支持板部15、1
5の方向に直角に折り曲げられ、他側の導出部17bが
対応部位に穿設されたスリット19、20にガイドされ
た状態で、支持板部15、15の下方に弾性的に抜け出
ている。ここで、スリット19、20は、前述のように
千鳥状に設けられていることから、接続筒部14の長手
方向で隣接しているコンタクト17、17は、導出部1
7bの長さが異なる2種類のコンタクト17、17とな
っている。そして、支持板部15、15から抜け出た導
出部17bは、プリント配線基板13の同様に千鳥状に
配設されたランドパターン21、22(図8参照)と弾
性接触する。
続筒部14下方の基部17cにおいて支持板部15、1
5の方向に直角に折り曲げられ、他側の導出部17bが
対応部位に穿設されたスリット19、20にガイドされ
た状態で、支持板部15、15の下方に弾性的に抜け出
ている。ここで、スリット19、20は、前述のように
千鳥状に設けられていることから、接続筒部14の長手
方向で隣接しているコンタクト17、17は、導出部1
7bの長さが異なる2種類のコンタクト17、17とな
っている。そして、支持板部15、15から抜け出た導
出部17bは、プリント配線基板13の同様に千鳥状に
配設されたランドパターン21、22(図8参照)と弾
性接触する。
【0038】カバー12は、図1乃至図3及び図6、図
7に示すように、外形が矩形筒状の押え筒部23と、押
え筒部23の下端に一体的に形成されたフック部24と
を備えている。
7に示すように、外形が矩形筒状の押え筒部23と、押
え筒部23の下端に一体的に形成されたフック部24と
を備えている。
【0039】押え筒部23は、絶縁ハウジング11の接
続筒部14を遊挿させるものであり、接続筒部14との
間に一定の隙間G(図3参照)が形成されるように接続
筒部14の外形よりも大きな挿通孔23aを有してい
る。すなわち、この挿通孔23aは、接続筒部14の外
形と同様な横長矩形となっており、接続筒部14との隙
間Gが接続筒部14の全外周に対して形成されるように
なっている。従って、絶縁ハウジング11は、接続筒部
14と押え筒部23との隙間G分だけ、一定領域を前
後、左右方向に移動可能となる。なお、接続筒部14が
遊挿された状態において、押え筒部23の下端面は、支
持板部15、15の表面側に当接し、支持板部15、1
5をプリント配線基板13との間で挟み込んでいる。
続筒部14を遊挿させるものであり、接続筒部14との
間に一定の隙間G(図3参照)が形成されるように接続
筒部14の外形よりも大きな挿通孔23aを有してい
る。すなわち、この挿通孔23aは、接続筒部14の外
形と同様な横長矩形となっており、接続筒部14との隙
間Gが接続筒部14の全外周に対して形成されるように
なっている。従って、絶縁ハウジング11は、接続筒部
14と押え筒部23との隙間G分だけ、一定領域を前
後、左右方向に移動可能となる。なお、接続筒部14が
遊挿された状態において、押え筒部23の下端面は、支
持板部15、15の表面側に当接し、支持板部15、1
5をプリント配線基板13との間で挟み込んでいる。
【0040】押え筒部23の4隅には、下方にフック部
24が一体に垂設されている。フック部24は、プリン
ト配線基板13に形成された係合孔25(図1、図2及
び図8参照)を貫通してプリント配線基板13に係合す
るものであり、この係合によってカバー12が抜け止め
状態でプリント配線基板13に固定される。
24が一体に垂設されている。フック部24は、プリン
ト配線基板13に形成された係合孔25(図1、図2及
び図8参照)を貫通してプリント配線基板13に係合す
るものであり、この係合によってカバー12が抜け止め
状態でプリント配線基板13に固定される。
【0041】カバー12には、更に、プリント配線基板
13への固定の際に、プリント配線基板13の位置決め
孔27(図8参照)に嵌入し、カバー12をがたつきな
く位置決めする位置決め突起26が長手方向の両端部分
に垂設されている(図6及び図7参照)。
13への固定の際に、プリント配線基板13の位置決め
孔27(図8参照)に嵌入し、カバー12をがたつきな
く位置決めする位置決め突起26が長手方向の両端部分
に垂設されている(図6及び図7参照)。
【0042】図8に示すように、プリント配線基板13
の上面(表面)のカバー12を固定する位置の両側に
は、図示しないリードパターンを介して表面パネル側か
ら操作するスイッチなどの入力機器に接続するランドパ
ターン21、22が形成されている。
の上面(表面)のカバー12を固定する位置の両側に
は、図示しないリードパターンを介して表面パネル側か
ら操作するスイッチなどの入力機器に接続するランドパ
ターン21、22が形成されている。
【0043】この実施の形態において、隣接したコンタ
クト17における導出部17bの長さに長短があること
から、ランドパターン21、22は、対応した導出部1
7bが接触できるように千鳥状に配列されている。
クト17における導出部17bの長さに長短があること
から、ランドパターン21、22は、対応した導出部1
7bが接触できるように千鳥状に配列されている。
【0044】また、各ランドパターン21、22は、コ
ンタクト17の導出部17bが突出する位置に対応させ
て形成しているが、絶縁ハウジング11の移動に伴って
コンタクト17がしても、常に対応する導出部17bが
弾性接触できるような大きさのパターンに形成されてい
る。つまり、プリント配線基板13に固定されるカバー
12に対して、絶縁ハウジング11と各コンタクト17
は、プリント配線基板13と平行に、隙間2Gの長さだ
け一定領域を前後、左右方向に移動自在となっているの
で、ランドパターン21、22は、少なくとも縦横の幅
が隙間2G以上の長さとなる導出部17bの弾性接触領
域を包含するようにそれぞれ形成される。
ンタクト17の導出部17bが突出する位置に対応させ
て形成しているが、絶縁ハウジング11の移動に伴って
コンタクト17がしても、常に対応する導出部17bが
弾性接触できるような大きさのパターンに形成されてい
る。つまり、プリント配線基板13に固定されるカバー
12に対して、絶縁ハウジング11と各コンタクト17
は、プリント配線基板13と平行に、隙間2Gの長さだ
け一定領域を前後、左右方向に移動自在となっているの
で、ランドパターン21、22は、少なくとも縦横の幅
が隙間2G以上の長さとなる導出部17bの弾性接触領
域を包含するようにそれぞれ形成される。
【0045】このような構成のフローティングコネクタ
10は、図1に示すように、コンタクト17が整列して
取り付けられた絶縁ハウジング11に対し、押え筒部2
3内に接続筒部14を遊嵌させるようにカバー12で覆
い組み付ける。
10は、図1に示すように、コンタクト17が整列して
取り付けられた絶縁ハウジング11に対し、押え筒部2
3内に接続筒部14を遊嵌させるようにカバー12で覆
い組み付ける。
【0046】すなわち絶縁ハウジング11とカバー23
との分離状態で、コンタクト17の導出部17bがプリ
ント配線基板13のランドパターン21、22に対向す
るように絶縁ハウジング11をプリント配線基板13上
に配置し、カバー12のフック部24をプリント配線基
板13の係合孔25に挿入してカバー12を抜け止め係
止する。このとき、プリント配線基板13の位置決め孔
27に位置決め突起26が嵌入するので、カバー12
は、更に正確にプリント配線基板13上に位置決め固定
される。
との分離状態で、コンタクト17の導出部17bがプリ
ント配線基板13のランドパターン21、22に対向す
るように絶縁ハウジング11をプリント配線基板13上
に配置し、カバー12のフック部24をプリント配線基
板13の係合孔25に挿入してカバー12を抜け止め係
止する。このとき、プリント配線基板13の位置決め孔
27に位置決め突起26が嵌入するので、カバー12
は、更に正確にプリント配線基板13上に位置決め固定
される。
【0047】カバー12が固定されると、カバー12の
押え筒部23の下端面とプリント配線基板13とによっ
て絶縁ハウジング11の支持板部15、15が挟み込ま
れ、絶縁ハウジング11は、一定領域を前後、左右方向
に移動自在の状態で抜け止めされる。
押え筒部23の下端面とプリント配線基板13とによっ
て絶縁ハウジング11の支持板部15、15が挟み込ま
れ、絶縁ハウジング11は、一定領域を前後、左右方向
に移動自在の状態で抜け止めされる。
【0048】尚、この組み立て工程は、先に押え筒部2
3内に接続筒部14を挿通させた状態で絶縁ハウジング
11を組み付けたカバー12を、プリント配線基板13
に対して固定してもよい。
3内に接続筒部14を挿通させた状態で絶縁ハウジング
11を組み付けたカバー12を、プリント配線基板13
に対して固定してもよい。
【0049】このようにして、フローティングコネクタ
10をプリント配線基板13へ装着すると、図2に示す
ように、スリット19、20からプリント配線基板13
の表面側に突出するコンタクト17の導出部17bが、
対向するランドパターン21、22に弾性接触し、電気
接続する。
10をプリント配線基板13へ装着すると、図2に示す
ように、スリット19、20からプリント配線基板13
の表面側に突出するコンタクト17の導出部17bが、
対向するランドパターン21、22に弾性接触し、電気
接続する。
【0050】プリント配線基板13へフローティングコ
ネクタ10を装着状態で、機器シャーシ1のサブ基板2
a、3a、・・を接続筒部23に挿入すると、サブ基板
2a、3a、・・の導電パターン2b、3b・・にコン
タクト17の端子部17aが弾性接触し、コンタクト1
7を介してサブ基板2a、3a、・・とプリント配線基
板13が電気接続する。
ネクタ10を装着状態で、機器シャーシ1のサブ基板2
a、3a、・・を接続筒部23に挿入すると、サブ基板
2a、3a、・・の導電パターン2b、3b・・にコン
タクト17の端子部17aが弾性接触し、コンタクト1
7を介してサブ基板2a、3a、・・とプリント配線基
板13が電気接続する。
【0051】サブ基板2a、3a、・・を挿入する過程
で、対応する各フローティングコネクタ10の絶縁ハウ
ジング11は、プリント配線基板13の面方向に沿って
独立して移動可能となっているので、サブ基板2a、3
a、・・の位置に合わせて、左右方向、前後方向、さら
にはこれらを混合した方向に接続筒部23が追従する。
で、対応する各フローティングコネクタ10の絶縁ハウ
ジング11は、プリント配線基板13の面方向に沿って
独立して移動可能となっているので、サブ基板2a、3
a、・・の位置に合わせて、左右方向、前後方向、さら
にはこれらを混合した方向に接続筒部23が追従する。
【0052】また、各コンタクト17の導出部17bが
弾性変形することによって、絶縁ハウジング11は、各
コンタクト17の取付位置で上下方向に移動自在となっ
ているので、プリント配線基板13の表面に対して直交
する方向(上下方向)及び傾斜方向にも移動可能で、傾
斜して挿入されるサブ基板2a、3a、・・に対して
も、接続筒部23は追従する。
弾性変形することによって、絶縁ハウジング11は、各
コンタクト17の取付位置で上下方向に移動自在となっ
ているので、プリント配線基板13の表面に対して直交
する方向(上下方向)及び傾斜方向にも移動可能で、傾
斜して挿入されるサブ基板2a、3a、・・に対して
も、接続筒部23は追従する。
【0053】しかも、これら追従移動に際しては、コン
タクト17とプリント配線基板13のランドパターン2
1、22とが常に接触状態を維持するため、電気接続が
断たれることがなく、安定した接続を行うことができ
る。このため、機器シャーシ1に対する各ユニット2、
3、・・の前後左右方向、傾斜方向等の多方向の取付誤
差に対応することができる。
タクト17とプリント配線基板13のランドパターン2
1、22とが常に接触状態を維持するため、電気接続が
断たれることがなく、安定した接続を行うことができ
る。このため、機器シャーシ1に対する各ユニット2、
3、・・の前後左右方向、傾斜方向等の多方向の取付誤
差に対応することができる。
【0054】また、コンタクト17の導出部17bがプ
リント配線基板13のランドパターン21、22と弾性
接触することによって電気接続されるため、半田付けを
行う必要がない。このため、半田付け工程が不要とな
り、環境への悪影響がなくなる。しかも、プリント配線
基板13との半田付け部に、各ユニット2、3、・・と
接続の際の外力が加わらないので、クラック発生、パタ
ーン剥離等の問題がなく、接続の信頼性を向上させるこ
とができる。
リント配線基板13のランドパターン21、22と弾性
接触することによって電気接続されるため、半田付けを
行う必要がない。このため、半田付け工程が不要とな
り、環境への悪影響がなくなる。しかも、プリント配線
基板13との半田付け部に、各ユニット2、3、・・と
接続の際の外力が加わらないので、クラック発生、パタ
ーン剥離等の問題がなく、接続の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0055】さらに、この実施の形態では、コンタクト
17は、一側の端子部17aが接続筒部14に等ピッチ
で配置された状態で、他側の導出部17bがカバー12
の外側に突出してプリント配線基板13のランドパター
ン21、22と弾性接触しているため、良好なバランス
で接触することができ、接続の信頼性を向上させること
ができる。
17は、一側の端子部17aが接続筒部14に等ピッチ
で配置された状態で、他側の導出部17bがカバー12
の外側に突出してプリント配線基板13のランドパター
ン21、22と弾性接触しているため、良好なバランス
で接触することができ、接続の信頼性を向上させること
ができる。
【0056】図9及び図10は、本発明の第2実施の形
態に係るフローティングコネクタ30を示し、図9は、
その縦断面図、図10は、平面図である。
態に係るフローティングコネクタ30を示し、図9は、
その縦断面図、図10は、平面図である。
【0057】この実施の形態では、絶縁ハウジング11
内で対向している一対のコンタクト17の基部17cが
非接触状態で交差している。すなわち、挿入孔16内で
対向しているコンタクト17、17は、係止溝部18に
挿入されて係止された端子部17aから接続筒部14の
内面に沿って垂れ下がって接続筒部14の下端に引き出
され、引き出された導出部17bの基部17cが係止溝
部18が形成された側と反対側に屈曲されることにより
交差状態とするものである。これにより、導出部17b
の自由端側は、係止溝部18と反対方向に延びてプリン
ト配線基板13のランドパターン21、22に弾性接触
する。
内で対向している一対のコンタクト17の基部17cが
非接触状態で交差している。すなわち、挿入孔16内で
対向しているコンタクト17、17は、係止溝部18に
挿入されて係止された端子部17aから接続筒部14の
内面に沿って垂れ下がって接続筒部14の下端に引き出
され、引き出された導出部17bの基部17cが係止溝
部18が形成された側と反対側に屈曲されることにより
交差状態とするものである。これにより、導出部17b
の自由端側は、係止溝部18と反対方向に延びてプリン
ト配線基板13のランドパターン21、22に弾性接触
する。
【0058】このようにコンタクト17の基部17cを
交差させることにより、片持ち支持される導出部17b
のバネスパンが長くなり、フローティングコネクタ30
全体を小型化しても、コンタクト17が塑性変形しにく
く、コンタクト17の寿命を延ばすことができる。ま
た、第1実施の形態と同じ長さのコンタクト17を用い
た場合には、交差した分だけ接続筒部14から側方への
突出長さが短くなり、支持板部15を短くすることがで
き、絶縁ハウジング11を小型化することが可能とな
る。
交差させることにより、片持ち支持される導出部17b
のバネスパンが長くなり、フローティングコネクタ30
全体を小型化しても、コンタクト17が塑性変形しにく
く、コンタクト17の寿命を延ばすことができる。ま
た、第1実施の形態と同じ長さのコンタクト17を用い
た場合には、交差した分だけ接続筒部14から側方への
突出長さが短くなり、支持板部15を短くすることがで
き、絶縁ハウジング11を小型化することが可能とな
る。
【0059】図11及び図12は、本発明の第3実施の
形態に係るフローティングコネクタ40を示し、図11
は、その断面図、図12は、平面図である。
形態に係るフローティングコネクタ40を示し、図11
は、その断面図、図12は、平面図である。
【0060】この実施の形態では、絶縁ハウジング11
の支持板部15を、接続筒部14の一側にだけ形成する
ものである。すなわち、支持板部15を接続筒部14の
片側にだけ設け、この支持板部15にスリット28を一
列となるように形成している。このスリット28には、
コンタクト17の導出部17bが挿入される。
の支持板部15を、接続筒部14の一側にだけ形成する
ものである。すなわち、支持板部15を接続筒部14の
片側にだけ設け、この支持板部15にスリット28を一
列となるように形成している。このスリット28には、
コンタクト17の導出部17bが挿入される。
【0061】また、接続筒部14における支持板部15
が設けられる側の外方には、縦方向の窪みスリット29
が形成されている。窪みスリット29は、各スリット2
8に対応し各スリット28の内側に連通するように複数
凹設される。一方、コンタクト17には、この窪みスリ
ット29において湾曲する緩衝部17dが、導出部17
bの基部17cに上方に立ち上がるように屈曲形成され
ている。
が設けられる側の外方には、縦方向の窪みスリット29
が形成されている。窪みスリット29は、各スリット2
8に対応し各スリット28の内側に連通するように複数
凹設される。一方、コンタクト17には、この窪みスリ
ット29において湾曲する緩衝部17dが、導出部17
bの基部17cに上方に立ち上がるように屈曲形成され
ている。
【0062】このようなコンタクト17は、一側の端子
部17aが係止溝部18に挿入されて係止された後、接
続筒部14の内面に沿って垂れ下がり、その外方で基部
17cの緩衝部17dが窪みスリット29に挿入され、
更にその自由端側の導出部17bが支持板部15のスリ
ット28に挿入されることにより絶縁ハウジング11に
取り付けられる。このように湾曲された緩衝部17dを
備えることにより、バネスパンが長くなって、塑性変形
することがなくなる。また、この実施の形態では、接続
する外部端子2b、3b、・・の極数に応じて、支持板
部15が片側だけに設けられるため、全体を小型化する
ことができる。
部17aが係止溝部18に挿入されて係止された後、接
続筒部14の内面に沿って垂れ下がり、その外方で基部
17cの緩衝部17dが窪みスリット29に挿入され、
更にその自由端側の導出部17bが支持板部15のスリ
ット28に挿入されることにより絶縁ハウジング11に
取り付けられる。このように湾曲された緩衝部17dを
備えることにより、バネスパンが長くなって、塑性変形
することがなくなる。また、この実施の形態では、接続
する外部端子2b、3b、・・の極数に応じて、支持板
部15が片側だけに設けられるため、全体を小型化する
ことができる。
【0063】第4の実施の形態では、図示を省略する
が、以上の実施の形態におけるカバー12の全体を金属
製とするものである。また、これに加えて、プリント配
線基板13のグランドパターンに形成するが、このグラ
ンドパターンを、プリント配線基板13に対してカバー
12を固定する部分に形成するものである。例えば、グ
ランドパターンは、プリント配線基板13の下面におけ
るカバー12のフック部24が係合する部分に形成さ
れ、必要に応じてこれらを半田接続する。これにより、
カバー13は、プリント配線基板13に固定されるとと
もに、グランドパターンに電気接続し、接地される。
が、以上の実施の形態におけるカバー12の全体を金属
製とするものである。また、これに加えて、プリント配
線基板13のグランドパターンに形成するが、このグラ
ンドパターンを、プリント配線基板13に対してカバー
12を固定する部分に形成するものである。例えば、グ
ランドパターンは、プリント配線基板13の下面におけ
るカバー12のフック部24が係合する部分に形成さ
れ、必要に応じてこれらを半田接続する。これにより、
カバー13は、プリント配線基板13に固定されるとと
もに、グランドパターンに電気接続し、接地される。
【0064】このようにカバー13を、金属製とするこ
とにより、カバー13の強度が大きくなっているため、
プリント配線基板13間での絶縁ハウジング11の挟み
込みを確実に行うことができる。また、グランドパター
ンに接続するカバー13が、絶縁ハウジング11に取り
付けられる全てのコンタクト17を覆うので、静電気が
帯電する指などが直接コンタクト17に接触することが
なく静電気対策が可能となるばかりでなく、コンタクト
17の電磁波シールドを行うことができる。
とにより、カバー13の強度が大きくなっているため、
プリント配線基板13間での絶縁ハウジング11の挟み
込みを確実に行うことができる。また、グランドパター
ンに接続するカバー13が、絶縁ハウジング11に取り
付けられる全てのコンタクト17を覆うので、静電気が
帯電する指などが直接コンタクト17に接触することが
なく静電気対策が可能となるばかりでなく、コンタクト
17の電磁波シールドを行うことができる。
【0065】なお、以上の実施の形態では、フローティ
ングコネクタ10、30、40をサブ基板2a、3a、
・・との接続に用いているが、接続の形態は上述実施の
形態に限らず、また、外部端子は、基板上の導電パター
ンのみならず、コネクタ若しくはプラグに取り付けられ
るコンタクト、ICカード、メモリーカード等の導電パ
ターンであってもよい。
ングコネクタ10、30、40をサブ基板2a、3a、
・・との接続に用いているが、接続の形態は上述実施の
形態に限らず、また、外部端子は、基板上の導電パター
ンのみならず、コネクタ若しくはプラグに取り付けられ
るコンタクト、ICカード、メモリーカード等の導電パ
ターンであってもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、絶縁ハウジン
グのコンタクトとプリント配線基板のランドパターンと
が常に接触した状態で、絶縁ハウジングがプリント配線
基板の面方向に沿って及び面方向と直交する方向に移動
可能となっているため、左右、前後等の多方向の取付誤
差に対応することができる。
グのコンタクトとプリント配線基板のランドパターンと
が常に接触した状態で、絶縁ハウジングがプリント配線
基板の面方向に沿って及び面方向と直交する方向に移動
可能となっているため、左右、前後等の多方向の取付誤
差に対応することができる。
【0067】また、コンタクトをプリント配線基板のラ
ンドパターンと半田付けする必要がないため、半田付け
工程が不要となり、環境への悪影響がなくなり、クラッ
ク発生がなく、接続の信頼性を向上させることができ
る。
ンドパターンと半田付けする必要がないため、半田付け
工程が不要となり、環境への悪影響がなくなり、クラッ
ク発生がなく、接続の信頼性を向上させることができ
る。
【0068】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、カバーの強度を大きくすることができ
るばかりでなく、コンタクトの静電気対策、電磁波シー
ルドも可能となる。
の効果に加えて、カバーの強度を大きくすることができ
るばかりでなく、コンタクトの静電気対策、電磁波シー
ルドも可能となる。
【0069】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加えて、コンタクトが、接続筒部の両
側でランドパターンと弾性接触するため、良好なバラン
スで接続筒部の起立状態を維持することができる。従っ
て、確実に相手側の外部端子を接続筒部内に挿入させる
ことができ、挿入して接触させた後は、接続筒部が傾斜
せず、全てのコンタクトをほぼ均等な接触圧でランドパ
ターンに弾性接触させることができる。
2の発明の効果に加えて、コンタクトが、接続筒部の両
側でランドパターンと弾性接触するため、良好なバラン
スで接続筒部の起立状態を維持することができる。従っ
て、確実に相手側の外部端子を接続筒部内に挿入させる
ことができ、挿入して接触させた後は、接続筒部が傾斜
せず、全てのコンタクトをほぼ均等な接触圧でランドパ
ターンに弾性接触させることができる。
【0070】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の効果に加えて、バネスパンが長くなり、コンタクトが
塑性変形することがなくなる。
の効果に加えて、バネスパンが長くなり、コンタクトが
塑性変形することがなくなる。
【0071】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るフローティング
コネクタ10の組み立て状態を示す縦断面図である。
コネクタ10の組み立て状態を示す縦断面図である。
【図2】外部のユニット2と接続する状態を示すフロー
ティングコネクタ10の縦断面図である。
ティングコネクタ10の縦断面図である。
【図3】フローティングコネクタ10の平面図である。
【図4】絶縁ハウジング11の平面図である。
【図5】絶縁ハウジング11の正面図である。
【図6】カバー12の平面図である。
【図7】カバー12の正面図である。
【図8】プリント配線基板13の部分平面図である。
【図9】本発明の第2実施の形態に係るフローティング
コネクタ30の縦断面図である。
コネクタ30の縦断面図である。
【図10】フローティングコネクタ30の平面図であ
る。
る。
【図11】本発明の第3実施の形態に係るフローティン
グコネクタ40の縦断面図である。
グコネクタ40の縦断面図である。
【図12】フローティングコネクタ40の平面図であ
る。
る。
【図13】機器シャーシ1に対し複数のユニット2、
3、4を接続する従来の接続例を示す縦断面図である。
3、4を接続する従来の接続例を示す縦断面図である。
【図14】他の従来のフローティングコネクタ150を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図15】フローティングコネクタ150の平面図であ
る。
る。
2b、3b・・外部端子 10、30、40 フローティングコネクタ 11 絶縁ハウジング 12 カバー 13 プリント配線基板 14 接続筒部 17 コンタクト 17a 端子部 17b 導出部 17c 基部 21、22 ランドパターン 23a 挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 憲司 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 杉森 健二 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エスエ ムケイ株式会社内 (72)発明者 石橋 巌 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エスエ ムケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FB01 FC38 FC40 HC11 JA20 5E023 AA04 AA16 BB11 BB24 BB25 CC12 CC22 DD23 EE04 EE11 GG02 HH11 HH19
Claims (4)
- 【請求項1】 一側の端子部(17a)が外部端子(2
b)に接触し、他側の導出部(17b)がプリント配線
基板(13)の複数のランドパターン(21、22)に
それぞれ弾性接触する複数のコンタクト(17)を取り
付けた絶縁ハウジング(11)と、絶縁ハウジング(1
1)をプリント配線基板(13)との間で挟むとともに
プリント配線基板(13)に抜け止め状態で固定するカ
バー(12)とを備え、カバー(12)の抜け止め状態
に対し絶縁ハウジング(11)がプリント配線基板(1
3)の面方向に沿って一定領域を移動可能となってお
り、プリント配線基板(13)のランドパターン(2
1、22)が、絶縁ハウジング(11)の移動に伴って
移動する対応するコンタクト(17)の弾性接触領域に
形成されていることを特徴とするフローティングコネク
タ。 - 【請求項2】 カバー(12)が金属製であり、プリン
ト配線基板(13)への固定によってプリント配線基板
(13)のグランドパターンと接続することを特徴とす
る請求項1記載のフローティングコネクタ。 - 【請求項3】 絶縁ハウジング(11)は、カバー(1
2)の挿通孔(23a)に遊嵌する接続筒部(14)を
立設しており、コンタクト(17)は、一側の端子部
(17a)が接続筒部(14)の内壁面に沿って起立
し、接続筒部(14)に挿入される外部端子(2b)に
接触し、他側の導出部(17b)が、プリント配線基板
(13)の面方向に沿って、カバー(12)の側方に突
出するように、L字状に形成され、複数のコンタクト
(17)の導出部(17b)が、等ピッチでカバー(1
2)の両側に突出していることを特徴とする請求項1ま
たは2記載のフローティングコネクタ。 - 【請求項4】 カバー(12)の両側に突出するコンタ
クト(17)間は、互いの導出部(17b)の基部(1
7c)が、接続筒部(14)の下方で非接触状態で交差
していることを特徴とする請求項3記載のフローティン
グコネクタ。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000279269A JP2002093502A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | フローティングコネクタ |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030624 |