JP2002092787A - 車両用情報出力装置 - Google Patents
車両用情報出力装置Info
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- JP2002092787A JP2002092787A JP2000280699A JP2000280699A JP2002092787A JP 2002092787 A JP2002092787 A JP 2002092787A JP 2000280699 A JP2000280699 A JP 2000280699A JP 2000280699 A JP2000280699 A JP 2000280699A JP 2002092787 A JP2002092787 A JP 2002092787A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 有料道路以外の道路を走行中に電波ビーコン
からの電波を受信した場合はVICS情報をディスプレ
イ上に表示しないようにした車載用ナビゲーション装置
を提供する。 【解決手段】 有料道路の出口や入口に設置された有料
道路の自動料金収受システムの通過状態により、車両が
有料道路を走行している時を判定する判定手段19と、
有料道路に設置された電波ビーコンから送信されるVI
CS情報を、前記判定手段により車両が有料道路を走行
していると判定されている間のみ、報知する報知手段3
5を備える。
からの電波を受信した場合はVICS情報をディスプレ
イ上に表示しないようにした車載用ナビゲーション装置
を提供する。 【解決手段】 有料道路の出口や入口に設置された有料
道路の自動料金収受システムの通過状態により、車両が
有料道路を走行している時を判定する判定手段19と、
有料道路に設置された電波ビーコンから送信されるVI
CS情報を、前記判定手段により車両が有料道路を走行
していると判定されている間のみ、報知する報知手段3
5を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用情報出力装置
に関し、特に、高速道路等の有料道路を走行中のみ電波
ビーコンからのVICS(Vehicle Information and Co
mmunication Service)情報をディスプレイに表示させる
ようにした車両用情報出力装置に関する。
に関し、特に、高速道路等の有料道路を走行中のみ電波
ビーコンからのVICS(Vehicle Information and Co
mmunication Service)情報をディスプレイに表示させる
ようにした車両用情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路を走行中のドライバに対して、
高速道路の渋滞情報、サービスエリア、パーキングエリ
アの混雑情報を提供するメディアが電波ビーコンである
が、情報伝達に電波(準マイクロ波)を使用しているた
め、高速道路外にも電波が漏れることがある。そのた
め、電波ビーコン下に一般道路が存在した場合、その道
路を走行中の車が受信してしまう可能性があった。
高速道路の渋滞情報、サービスエリア、パーキングエリ
アの混雑情報を提供するメディアが電波ビーコンである
が、情報伝達に電波(準マイクロ波)を使用しているた
め、高速道路外にも電波が漏れることがある。そのた
め、電波ビーコン下に一般道路が存在した場合、その道
路を走行中の車が受信してしまう可能性があった。
【0003】そこでナビゲーション装置のマップマッチ
ングを利用し、高速道路を走行中のみ、電波ビーコンか
らの情報を受け付ければ良いが、従来のナビゲーション
装置のマップマッチングではGPSの誤差などから、車
が高速道路を走行しているにもかかわらず、高速道路に
平行する一般道路にマップマッチングする可能性があ
る。
ングを利用し、高速道路を走行中のみ、電波ビーコンか
らの情報を受け付ければ良いが、従来のナビゲーション
装置のマップマッチングではGPSの誤差などから、車
が高速道路を走行しているにもかかわらず、高速道路に
平行する一般道路にマップマッチングする可能性があ
る。
【0004】また車速を利用したり、料金所付近での車
の停車を利用して、高速道路への進入を判断する方法も
あるが(特開平3−154818号公報、特開平5−1
73481号公報)、一般道路が渋滞していた場合を考
えると確実な判断とは言えなかった。
の停車を利用して、高速道路への進入を判断する方法も
あるが(特開平3−154818号公報、特開平5−1
73481号公報)、一般道路が渋滞していた場合を考
えると確実な判断とは言えなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の方法に
よれば、電波ビーコンから送信されるVICS情報が高
速道路以外の一般道路等を走行中の車により受信されて
ディスプレイに表示されてしまい、その結果高速道路以
外の一般道路を走行中の車のナビゲーション装置のディ
スプレイに余分な情報が表示されてナビゲーションの効
率を悪くするという問題があった。
よれば、電波ビーコンから送信されるVICS情報が高
速道路以外の一般道路等を走行中の車により受信されて
ディスプレイに表示されてしまい、その結果高速道路以
外の一般道路を走行中の車のナビゲーション装置のディ
スプレイに余分な情報が表示されてナビゲーションの効
率を悪くするという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術における問
題に鑑み、自動料金収受システム(ETC)によって、
確実に有料道路への出入りの判断ができることに着目
し、有料道路以外の道路を走行中に有料道路に係る信号
を受信した場合はVICS情報を報知しないようにした
車両用情報出力装置を提供することにある。
題に鑑み、自動料金収受システム(ETC)によって、
確実に有料道路への出入りの判断ができることに着目
し、有料道路以外の道路を走行中に有料道路に係る信号
を受信した場合はVICS情報を報知しないようにした
車両用情報出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第一の態様により提供されるものは、有料
道路の出口や入口に設置された自動料金収受システム
(ETC)の通過状態により、車両が有料道路を走行し
ている時を判定する判定手段と、有料道路に設置された
電波ビーコンから送信されるVICS情報を、判定手段
により車両が有料道路を走行していると判定されている
間のみ、報知する報知手段とを備えることを特徴とする
車両用情報出力装置である。
めに本発明の第一の態様により提供されるものは、有料
道路の出口や入口に設置された自動料金収受システム
(ETC)の通過状態により、車両が有料道路を走行し
ている時を判定する判定手段と、有料道路に設置された
電波ビーコンから送信されるVICS情報を、判定手段
により車両が有料道路を走行していると判定されている
間のみ、報知する報知手段とを備えることを特徴とする
車両用情報出力装置である。
【0008】電波ビーコンから送信されるVICS情報
を、判定手段により車両が有料道路を走行していると判
定されている間のみ、報知するようにしたので、ナビゲ
ーションの効率が向上する。本発明の第二の態様によ
り、有料道路の出口や入口に設置された自動料金収受シ
ステム(ETC)の車両の通過を検出して、有料道路の
走行状態を判定する判定手段と、受信したVICS情報
を報知する報知手段と、判定手段により、有料道路を走
行中と判定されている状態で当該有料道路に係るVIC
S情報を受信した場合に該VICS情報を報知手段に報
知させ、有料道路を走行中と判定されていない状態では
報知手段に有料道路に係るVICS情報を受信して報知
させない報知制御手段とを備えることを特徴とする車両
用情報出力装置が提供される。
を、判定手段により車両が有料道路を走行していると判
定されている間のみ、報知するようにしたので、ナビゲ
ーションの効率が向上する。本発明の第二の態様によ
り、有料道路の出口や入口に設置された自動料金収受シ
ステム(ETC)の車両の通過を検出して、有料道路の
走行状態を判定する判定手段と、受信したVICS情報
を報知する報知手段と、判定手段により、有料道路を走
行中と判定されている状態で当該有料道路に係るVIC
S情報を受信した場合に該VICS情報を報知手段に報
知させ、有料道路を走行中と判定されていない状態では
報知手段に有料道路に係るVICS情報を受信して報知
させない報知制御手段とを備えることを特徴とする車両
用情報出力装置が提供される。
【0009】有料道路を走行中と判定されていない状態
では、有料道路に係るVICS情報を受信しても報知手
段は報知しないので、ナビゲーション効率が向上する。
上記第二の態様において、VICS情報は有料道路に設
置された電波ビーコンから送信されるものである。上記
第一または第二の態様において、報知手段は表示装置で
あって、受信したVICS情報は当該表示手段に表示さ
れる。
では、有料道路に係るVICS情報を受信しても報知手
段は報知しないので、ナビゲーション効率が向上する。
上記第二の態様において、VICS情報は有料道路に設
置された電波ビーコンから送信されるものである。上記
第一または第二の態様において、報知手段は表示装置で
あって、受信したVICS情報は当該表示手段に表示さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。全図を通じて、同一参照番号は同一
のものを指す。図1は本発明の実施の形態による車載用
ナビゲーション装置(情報出力装置、VICS情報出力
装置)の構成を示すブロック図である。図において、C
PU(報知制御手段、制御手段)1には、操作部2、方
位センサ3、走行距離センサ4、GPS受信機5、VI
CS受信機15、およびETC送受信機16がそれぞ
れ、I/F回路6〜9、I/F回路17および18を介
して接続されている。CPU1にはさらに、CD−RO
MまたはDVD10、バッファメモリ11、表示コント
ローラ12およびVRAM13が接続されており、ディ
スプレイ装置(表示手段、報知手段)14が表示コント
ローラ(表示制御手段、報知制御手段)12の出力に接
続されている。これらの構成要素は、CPU1の動作を
除き従来の車載用ナビゲーション装置と同様である。
によって説明する。全図を通じて、同一参照番号は同一
のものを指す。図1は本発明の実施の形態による車載用
ナビゲーション装置(情報出力装置、VICS情報出力
装置)の構成を示すブロック図である。図において、C
PU(報知制御手段、制御手段)1には、操作部2、方
位センサ3、走行距離センサ4、GPS受信機5、VI
CS受信機15、およびETC送受信機16がそれぞ
れ、I/F回路6〜9、I/F回路17および18を介
して接続されている。CPU1にはさらに、CD−RO
MまたはDVD10、バッファメモリ11、表示コント
ローラ12およびVRAM13が接続されており、ディ
スプレイ装置(表示手段、報知手段)14が表示コント
ローラ(表示制御手段、報知制御手段)12の出力に接
続されている。これらの構成要素は、CPU1の動作を
除き従来の車載用ナビゲーション装置と同様である。
【0011】また、ETC送受信機16から出力される
信号に基づいて車両が高速道路等の有料道路を走行中か
どうかといった有料道路の走行状態を判定するETC情
報判定部19が設けられ、ETC情報判定部(判定手
段)19の出力がI/F回路20を介してCPU1に入
力されている。CPU1はナビゲーションの制御を行う
ものであり、地図データが入ったCD−ROMまたはD
VD10から必要なデータをバッファメモリ11に転送
し、バッファメモリ11の内容をCPU1、表示コント
ローラ12を介してディスプレイ装置14に表示する。
CPU1はまた、方位センサ3、走行距離センサ4、お
よびGPS受信機5から得た情報に基づいて自車位置を
計算し、地図データとマップマッチングを行って、描画
データをVRAM13に書き込み、表示コントローラ1
2を制御して自車位置と地図データとを合成してディス
プレイ装置14に表示させる。また、リモコンやタッチ
スイッチ等からなる操作部2から入力される操作情報
(地図の拡大、縮小など) による表示も行う。
信号に基づいて車両が高速道路等の有料道路を走行中か
どうかといった有料道路の走行状態を判定するETC情
報判定部19が設けられ、ETC情報判定部(判定手
段)19の出力がI/F回路20を介してCPU1に入
力されている。CPU1はナビゲーションの制御を行う
ものであり、地図データが入ったCD−ROMまたはD
VD10から必要なデータをバッファメモリ11に転送
し、バッファメモリ11の内容をCPU1、表示コント
ローラ12を介してディスプレイ装置14に表示する。
CPU1はまた、方位センサ3、走行距離センサ4、お
よびGPS受信機5から得た情報に基づいて自車位置を
計算し、地図データとマップマッチングを行って、描画
データをVRAM13に書き込み、表示コントローラ1
2を制御して自車位置と地図データとを合成してディス
プレイ装置14に表示させる。また、リモコンやタッチ
スイッチ等からなる操作部2から入力される操作情報
(地図の拡大、縮小など) による表示も行う。
【0012】VICS受信機15は、FM、光ビーコ
ン、電波ビーコンの3メディアからリアルタイムの交通
情報 (渋滞している場所や渋滞長さなど) を受信し、誤
り訂正などを行う。VICS受信機15の出力は、I/
F回路17、CPU1、表示コントローラ12を介して
上記画像データに重ねてディスプレイ装置14に表示さ
れる。VICS受信機15はまた、たとえば高速道路の
渋滞情報などに関して、自分の進行方向と逆向きの情報
を表示しないなどの判断を行うこともできる。
ン、電波ビーコンの3メディアからリアルタイムの交通
情報 (渋滞している場所や渋滞長さなど) を受信し、誤
り訂正などを行う。VICS受信機15の出力は、I/
F回路17、CPU1、表示コントローラ12を介して
上記画像データに重ねてディスプレイ装置14に表示さ
れる。VICS受信機15はまた、たとえば高速道路の
渋滞情報などに関して、自分の進行方向と逆向きの情報
を表示しないなどの判断を行うこともできる。
【0013】ETC(Electronic Toll Collection Sys
tem )送受信機16は、高速道路の自動料金収受システ
ム(ETC)対応のナビゲーション装置に搭載されてい
るものであり、高速道路出入り口ゲートに設置された送
受信機と通信を行い、高速道路の課金を自動的に行う。
ETC送受信機16で受信した通行料金などの情報はI
/F回路18、CPU1、表示コントローラ12を通し
てディスプレイ装置14に表示される。
tem )送受信機16は、高速道路の自動料金収受システ
ム(ETC)対応のナビゲーション装置に搭載されてい
るものであり、高速道路出入り口ゲートに設置された送
受信機と通信を行い、高速道路の課金を自動的に行う。
ETC送受信機16で受信した通行料金などの情報はI
/F回路18、CPU1、表示コントローラ12を通し
てディスプレイ装置14に表示される。
【0014】ETCは「有料道路自動料金収受システ
ム」などとも呼ばれ、車両に装着した車載器に契約情報
などを記録したETCカード(ETC用のICカード)
をETC送受信機16に挿入して使用する。有料道路の
料金所に設置した路側アンテナとETC送受信機16と
の間の無線通信により、通行料金などの情報を有料道路
のコンピュータシステムとETCカードとの双方に記録
し、これにより料金所で料金支払いのために停車するこ
となく通行することができる。
ム」などとも呼ばれ、車両に装着した車載器に契約情報
などを記録したETCカード(ETC用のICカード)
をETC送受信機16に挿入して使用する。有料道路の
料金所に設置した路側アンテナとETC送受信機16と
の間の無線通信により、通行料金などの情報を有料道路
のコンピュータシステムとETCカードとの双方に記録
し、これにより料金所で料金支払いのために停車するこ
となく通行することができる。
【0015】ETC送受信機16はその電源をオンにす
ることによって、ETCカード挿入待ちとなり、ETC
カードが挿入されるとレディ状態となる。有料道路の料
金所付近に設置されている路上機からの電波を検知する
と、初期化手続きを行って、通信を確立させ、アクティ
ブ状態になる。アクティブ状態時は入口情報(通過時間
や料金所番号など)や通行料金情報などの通信を行った
り、ETCカードへ使用料金の書き込みを行う。通信を
終了したら、再びレディ状態となり、路上機との通信待
ちとなる。このように、ETC受信機16は、高速道路
の入口や出口の情報がコード化されて入力されるので、
CPU1はそのコードから実際の高速ランプ名を検索し
たり、料金情報をディスプレイ装置14に表示させたり
することができる。
ることによって、ETCカード挿入待ちとなり、ETC
カードが挿入されるとレディ状態となる。有料道路の料
金所付近に設置されている路上機からの電波を検知する
と、初期化手続きを行って、通信を確立させ、アクティ
ブ状態になる。アクティブ状態時は入口情報(通過時間
や料金所番号など)や通行料金情報などの通信を行った
り、ETCカードへ使用料金の書き込みを行う。通信を
終了したら、再びレディ状態となり、路上機との通信待
ちとなる。このように、ETC受信機16は、高速道路
の入口や出口の情報がコード化されて入力されるので、
CPU1はそのコードから実際の高速ランプ名を検索し
たり、料金情報をディスプレイ装置14に表示させたり
することができる。
【0016】本実施形態においては、ETC受信機16
から得られる高速道路の入口情報と出口情報をETC情
報判定部19が受けて自車が高速道路上にいるかいない
かの判断に基づいて、VICS情報を表示(報知)する
か否かの判断を行うようにした。図2は本実施形態によ
るETC情報判定部19の動作を説明するフローチャー
トである。
から得られる高速道路の入口情報と出口情報をETC情
報判定部19が受けて自車が高速道路上にいるかいない
かの判断に基づいて、VICS情報を表示(報知)する
か否かの判断を行うようにした。図2は本実施形態によ
るETC情報判定部19の動作を説明するフローチャー
トである。
【0017】図において、ステップ101で走行スター
ト時に高速道路フラグを“0 ”にセットする。次にステ
ップ102にてETC送受信機16が高速道路の入口ゲ
ートを通過したことを検出すると、ETC送受信機16
からETC情報判定部19に入口ゲート検出信号が入力
されて、ステップ103にてETC判定部19内の高速
道路フラグを“1”にセットする。次にステップ104
にてETC送受信機16が高速道路の出口ゲートを通過
したことを検出すると、ETC送受信機16からETC
情報判定部19に出口ゲート検出信号が入力されて、ス
テップ105にてETC判定部19内の高速道路フラグ
を“0”にセットして、ステップ102に戻り、自車が
再び高速道路の入口ゲートを通過するのを待機する。
ト時に高速道路フラグを“0 ”にセットする。次にステ
ップ102にてETC送受信機16が高速道路の入口ゲ
ートを通過したことを検出すると、ETC送受信機16
からETC情報判定部19に入口ゲート検出信号が入力
されて、ステップ103にてETC判定部19内の高速
道路フラグを“1”にセットする。次にステップ104
にてETC送受信機16が高速道路の出口ゲートを通過
したことを検出すると、ETC送受信機16からETC
情報判定部19に出口ゲート検出信号が入力されて、ス
テップ105にてETC判定部19内の高速道路フラグ
を“0”にセットして、ステップ102に戻り、自車が
再び高速道路の入口ゲートを通過するのを待機する。
【0018】図3は上記高速道路フラグを用いて高速道
路の走行中のみVICS情報を画面に表示させるCPU
1の動作を説明する機能ブロック図である。図示のよう
に、現在位置算出部31によりGPS受信機5からのG
PS情報に基づいて現在位置情報が算出され、走行距
離、進行方向算出部32により車速とジャイロ出力に基
づいて走行距離および進行方向が算出される。図1にお
いては、車速とジャイロ出力に代えて、走行距離センサ
4と方位センサ3が使用されている。マップマッチング
部33では、バッファメモリ11からの地図データが、
現在位置、走行距離、および進行方向とマップマッチン
グされて、合成画面がディスプレイ描画部37に入力さ
れる。
路の走行中のみVICS情報を画面に表示させるCPU
1の動作を説明する機能ブロック図である。図示のよう
に、現在位置算出部31によりGPS受信機5からのG
PS情報に基づいて現在位置情報が算出され、走行距
離、進行方向算出部32により車速とジャイロ出力に基
づいて走行距離および進行方向が算出される。図1にお
いては、車速とジャイロ出力に代えて、走行距離センサ
4と方位センサ3が使用されている。マップマッチング
部33では、バッファメモリ11からの地図データが、
現在位置、走行距離、および進行方向とマップマッチン
グされて、合成画面がディスプレイ描画部37に入力さ
れる。
【0019】一方、渋滞個所、長さ算出部34では、V
ICS受信機15からのVICS情報に基づいて渋滞個
所、渋滞長さが算出され、ディスプレイ描画部37に入
力される。さらに、ETC情報判定部19からの判定情
報は表示制御部35と入口、出口情報検索部36に入力
される。表示制御部35は、上記高速道路フラグが
“1”のときのみ、VICS情報を表示するようにディ
スプレイ描画部37を制御する。
ICS受信機15からのVICS情報に基づいて渋滞個
所、渋滞長さが算出され、ディスプレイ描画部37に入
力される。さらに、ETC情報判定部19からの判定情
報は表示制御部35と入口、出口情報検索部36に入力
される。表示制御部35は、上記高速道路フラグが
“1”のときのみ、VICS情報を表示するようにディ
スプレイ描画部37を制御する。
【0020】ディスプレイ描画部37の出力はVRAM
13に書き込まれるとともに、表示コントローラ12の
制御に使用される。以上により、本実施形態によれば、
高速道路等の有料道路以外の道路を走行中にVICS情
報などの有料道路に係る信号を受信した場合にはVIC
S情報が報知されないため、必要のない余分な情報が削
除でき、よってナビゲーションの効率を向上することが
できる。
13に書き込まれるとともに、表示コントローラ12の
制御に使用される。以上により、本実施形態によれば、
高速道路等の有料道路以外の道路を走行中にVICS情
報などの有料道路に係る信号を受信した場合にはVIC
S情報が報知されないため、必要のない余分な情報が削
除でき、よってナビゲーションの効率を向上することが
できる。
【0021】以上説明した実施の形態では、高速道路フ
ラグをCPU1の外に設けたETC判定部19により実
現しているが、本発明はこれに限定されない。たとえ
ば、CPU1の内部に高速道路フラグを設けて、ETC
送受信機16の出力をCPU1が受けてCPU1がその
内部の高速道路フラグを制御するようにしてもよい。ま
た、受信したVICS情報の出力形態として、表示以外
に音声によって報知させるようにしてもよい。
ラグをCPU1の外に設けたETC判定部19により実
現しているが、本発明はこれに限定されない。たとえ
ば、CPU1の内部に高速道路フラグを設けて、ETC
送受信機16の出力をCPU1が受けてCPU1がその
内部の高速道路フラグを制御するようにしてもよい。ま
た、受信したVICS情報の出力形態として、表示以外
に音声によって報知させるようにしてもよい。
【図1】本発明の実施の形態による車載用ナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図である。
ン装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態によるETC情報判定部1
9の動作を説明するフローチャートである。
9の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態によるCPUの動作を説明
する機能ブロック図である。
する機能ブロック図である。
19…ETC情報判定部 35…表示制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 有料道路の出口や入口に設置された自動
料金収受システム(ETC)の通過状態により、車両が
有料道路を走行している時を判定する判定手段と、有料
道路に設置された電波ビーコンから送信されるVICS
情報を、前記判定手段により車両が有料道路を走行して
いると判定されている間のみ、報知する報知手段とを備
えることを特徴とする車両用情報出力装置。 - 【請求項2】 有料道路の出口や入口に設置された自動
料金収受システム(ETC)の車両の通過を検出して、
前記有料道路の走行状態を判定する判定手段と、 受信したVICS情報を報知する報知手段と、 前記判定手段により、前記有料道路を走行中と判定され
ている状態で当該有料道路に係るVICS情報を受信し
た場合に該VICS情報を前記報知手段に報知させ、前
記有料道路を走行中と判定されていない状態では前記報
知手段に前記有料道路に係るVICS情報を受信しても
報知させない報知制御手段とを備えることを特徴とする
車両用情報出力装置。 - 【請求項3】 VICS情報は前記有料道路に設置され
た電波ビーコンから送信されるものである請求項2に記
載の情報出力装置。 - 【請求項4】 前記報知手段は表示装置であって、受信
したVICS情報は当該表示手段に表示されることを特
徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報出
力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280699A JP2002092787A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 車両用情報出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280699A JP2002092787A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 車両用情報出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002092787A true JP2002092787A (ja) | 2002-03-29 |
Family
ID=18765483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000280699A Pending JP2002092787A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 車両用情報出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002092787A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006107846A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Seventh Dimension Design:Kk | 頭部装着用照明器具 |
JP2006260517A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-09-28 | Xanavi Informatics Corp | 道路交通情報の受信方法、ナビゲーション装置 |
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