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JP2002087002A - 車両用ホイール - Google Patents

車両用ホイール

Info

Publication number
JP2002087002A
JP2002087002A JP2000282784A JP2000282784A JP2002087002A JP 2002087002 A JP2002087002 A JP 2002087002A JP 2000282784 A JP2000282784 A JP 2000282784A JP 2000282784 A JP2000282784 A JP 2000282784A JP 2002087002 A JP2002087002 A JP 2002087002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
rim
axle hub
rotor
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000282784A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Imamura
正 今村
Yoshimasa Kimura
嘉昌 木村
Saburo Maruyama
三郎 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP2000282784A priority Critical patent/JP2002087002A/ja
Publication of JP2002087002A publication Critical patent/JP2002087002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減をはかることができる車両用
ホイールの提供。 【解決手段】 ホイールディスク20とアクスルハブ4
0とブレーキロータ50とを一体形成してロータ・アク
スルハブインテグラルディスク11とし、ロータ・アク
スルハブインテグラルディスク11とリム30とを溶接
した車両用ホイール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ホイールに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ホイールの非駆動輪は、図
4に示すように、アクスルシャフト1にベアリング2を
介してアクスルハブ3が取り付けられ、アクスルハブ3
にホイール4とブレーキロータ5がハブボルト6・ハブ
ナット7で組付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の車両用
ホイールにはつぎの問題がある。 アクスルハブ3とホイール4とブレーキロータ5と
が、それぞれ別部品であるため、部品点数が多い。 部品点数が多いため、車両メーカーでの組付工数が
大となる。また、軽量化をはかるにも限度がある。 ハブボルト6、ハブナット7の締め付けトルク管理
が必要である。 本発明の目的は、部品点数の削減をはかることができる
車両用ホイールを提供することにある。本発明のもう一
つの目的は、上記の目的に加え、ハブボルト・ハブナッ
トの締め付けトルク管理が不要な車両用ホイールを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) ホイールディスクとアクスルハブとブレーキロ
ータとを一体形成してロータ・アクスルハブインテグラ
ルディスクとし、該ロータ・アクスルハブインテグラル
ディスクとリムとを溶接した車両用ホイール。 (2) リム・ディスク一体型のホイールとアクスルハ
ブとブレーキロータとを一体形成してロータ・アクスル
ハブインテグラルホイールとした車両用ホイール。 (3) リム・ディスク一体型のホイールとアクスルハ
ブとを一体形成してアクスルハブインテグラルホイール
とし、該アクスルハブインテグラルホイールとブレーキ
ロータとは組み付けタイプとした車両用ホイール。 (4) 前記リムは外側フランジ部を有するアウターリ
ムと前記外側フランジ部以外のリム部分からなるインナ
ーリムとの2ピースリムとし、前記アウターリムとイン
ナーリムを着脱可能構造とした(1)または(2)また
は(3)記載の車両用ホイール。
【0005】上記(1)〜(4)の車両用ホイールで
は、ホイールディスクとアクスルハブとブレーキロータ
のうちの少なくとも2つが一体に形成されているので、
ホイールディスクとアクスルハブとブレーキロータとが
それぞれ別部品である場合に比べて、部品点数を削減で
きる。そのため、車両メーカーでの組付工数を削減で
き、さらに、重複して設けられていた部分が一体化によ
り不要になるので、軽量化をはかることができる。ま
た、ホイールをアクスルハブに固定するのに使用するハ
ブボルトとハブナットが不要になるので、ハブボルトと
ハブナットの締め付けトルク管理が不要となる。上記
(4)の車両用ホイールでは、インナーリムとアウター
リムとが着脱可能構造とされているので、タイヤの脱着
(交換)がホイールを外すことなくアウターリムの着脱
のみでできる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施例の車
両用ホイールを示しており、図2は、本発明の第2実施
例の車両用ホイールを示しており、図3は、本発明の第
3実施例の車両用ホイールを示している。本発明の全実
施例に共通する部分または類似する部分には、本発明の
全実施例にわたって同じ符号を付してある。まず、本発
明の全実施例にわたって共通または類似する部分を、た
とえば図1を参照して、説明する。
【0007】本発明実施例の車両用ホイール10は、図
1に示すように、従来互いに別部品であったホイールと
アクスルハブ40とを一体形成した複数部品インテグラ
ルホイールであり、さらに、ブレーキロータ50も一体
に形成したものであってもよい。一体形成は鋳造によ
る。インテグラルホイールは軽合金製で、たとえば、ア
ルミニウム(合金)製またはマグネシウム(合金)製で
ある。ホイールのうちリム30の部分は、ホイールディ
スク20の部分と一体鋳造成形されてもよいし、あるい
はホイールディスク20と別体鋳造成形された後、ホイ
ールディスク20と溶接接合されてもよい。車両用ホイ
ール10は、アクスルシャフト1にベアリング2を介し
て回転可能に支持される。車両用ホイール10の、ベア
リング2を保持するベアリング保持部10aは、鉄製の
鋳物からなり、アルミニウム鋳物に埋め込まれている。
【0008】リム30は、ドロップレスリム(ドロップ
部をもたないリム、すなわち、平底形状のリム)として
あり、ドロップ部がなくてもタイヤの装着が可能なよう
に、片側(外側)リムフランジ部32aを有するアウタ
ーリム32とそれ以外のリム部分からなるインナーリム
31との、着脱可能な連結構造からなる。リム30とデ
ィスク20との一体成形または溶接接合は、インナーリ
ム31の部分で行われる。
【0009】インナーリム31は、軸方向内側端から軸
方向外側端にかけて、内側フランジ部31d、内側ビー
ドシート部31b、中央部31a、外側ビードシート部
31cの順に形成されている。アウターリム32は、外
側ビードシート部31cのリム軸方向外側端部にボルト
33で着脱可能に取り付けられている。外側フランジ部
32aは、リム中心線に対して、内側フランジ部31d
と対称またはほぼ対称形状となっている。
【0010】インナーリム31は軸方向外側端に半径方
向に突出する係合部31eを有しており、係合部31e
は周方向に間欠的に切れ目を有している。また、アウタ
ーリム32はインナーリム31の係合部31eとホイー
ル軸方向に係合可能な係合部32bを有しており、この
係合部32bは周方向に間欠的に切れ目を有している。
アウターリム32のインナーリム31への取付けは、ア
ウターリム32の係合部32bの切れ目にインナーリム
31の係合部31eが通るように、アウターリム32と
インナーリム31とを軸方向に係合させ、その後、アウ
ターリム32をインナーリム31に対して回転させて係
合部31eと係合部32bを軸方向に係合させることに
より行う。この係合状態において、まわり止めボルト3
3を装着してアウターリム32とインナーリム31との
まわり止めをする。アウターリム32とインナーリム3
1との角部(の外周側)には、アウターリム32とイン
ナーリム31間をシールするために、Oリング34が設
けられる。
【0011】本発明の全実施例にわたって共通する部分
の作用を説明する。ホイールディスク20は、アクスル
ハブ40と(またはアクスルハブ40およびブレーキロ
ータ50と)一体に形成されているので、ホイールディ
スクとアクスルハブと(ブレーキロータと)が別体に形
成されている場合(図4参照)に比べて部品点数を削減
できる。そのため、車両メーカーでの組付工数を削減で
き、さらに、重複して設けられていた部分が一体化によ
り不要になるので軽量化をはかることができる。また、
ホイールディスク20をアクスルハブ40に固定するの
に使用するハブボルトとハブナットが不要になるので、
ハブボルトとハブナットの締め付けトルク管理が不要と
なる。さらに、インナーリム31とアウターリム32と
が着脱可能構造とされているので、リム30にドロップ
部がなくても、図示略のタイヤの脱着(交換)が可能で
ある。
【0012】本発明実施例では、車両用ホイール10が
乗用車のホイールでディスクブレーキ品である場合を例
にとって説明したが、車両用ホイール10は、ブレーキ
ロータ43を廃して図示略のブレーキドラムを設けるこ
と等により、ドラムブレーキ品として使用されてもよ
い。
【0013】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の第1実施例の車両用ホイール10
は、図1に示すように、ホイールディスク20とアクス
ルハブ40とブレーキロータ50とが一体に鋳造で形成
されてロータ・アクスルハブインテグラルディスク11
とされており、ロータ・アクスルハブインテグラルディ
スク11とインナーリム31とを溶接して形成される。
本発明の第1実施例では、ホイールディスク20とアク
スルハブ40とブレーキロータ50とが一体に形成され
ているので、ホイールディスク20とアクスルハブ40
とブレーキロータ50とが別体に形成されている場合に
比べて、部品点数を削減できる。そのため、車両メーカ
ーでの組付工数を削減でき、さらに、重複して設けられ
ていた部分が一体化により不要になるので軽量化をはか
ることができる。
【0014】本発明の第2実施例の車両用ホイール10
は、図2に示すように、ホイールディスク20とインナ
ーリム31とアクスルハブ40とブレーキロータ50と
が一体に鋳造で形成されてロータ・アクスルハブインテ
グラルホイール12とされている。本発明の第2実施例
では、ホイールディスク20とインナーリム31とアク
スルハブ40とブレーキロータ50とが一体に形成され
ているので、ホイールディスク20とインナーリム31
とアクスルハブ40とブレーキロータ50とが別体に形
成されている場合に比べて、部品点数を削減できる。そ
のため、車両メーカーでの組付工数を削減でき、さら
に、重複して設けられていた部分が一体化により不要に
なるので軽量化をはかることができる。
【0015】本発明の第3実施例の車両用ホイール10
は、図3に示すように、ホイールディスク20とインナ
ーリム31とアクスルハブ40とが一体に鋳造で形成さ
れてアクスルハブインテグラルホイール13とされてい
る。アクスルハブインテグラルホイール13は、アクス
ルハブインテグラルホイール13と別体に形成されるブ
レーキロータ50と組付けられる。ブレーキロータ50
は、鉄製の鋳物、または、耐摩耗性の特殊アルミニウム
合金製である。アクスルハブインテグラルホイール13
とブレーキロータ50との組付は、たとえばボルト60
により行われる。本発明の第3実施例では、ホイールデ
ィスク20とインナーリム31とアクスルハブ40とが
一体に形成されているので、ホイールディスク20とイ
ンナーリム31とアクスルハブ40とが別体に形成され
ている場合に比べて、部品点数を削減できる。そのた
め、車両メーカーでの組付工数を削減でき、さらに、重
複して設けられていた部分が一体化により不要になるの
で軽量化をはかることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜請求項4記載の車両用ホイー
ルによれば、ホイールディスクとアクスルハブとブレー
キロータのうちの少なくとも2つが一体に形成されてい
るので、ホイールディスクとアクスルハブとブレーキロ
ータとがそれぞれ別部品である場合に比べて、部品点数
を削減できる。そのため、車両メーカーでの組付工数を
削減でき、さらに、重複して設けられていた部分が一体
化により不要になるので、軽量化をはかることができ
る。また、ホイールをアクスルハブに固定するのに使用
するハブボルトとハブナットが不要になるので、ハブボ
ルトとハブナットの締め付けトルク管理が不要となる。
請求項4記載の車両用ホイールによれば、インナーリム
とアウターリムとが着脱可能構造とされているので、タ
イヤの脱着(交換)がホイールを外すことなくアウター
リムの着脱のみでできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ホイールが乗用車のホイールの
非駆動輪で、ロータ・アクスルハブインテグラルディス
クとされている場合を示す断面図である。
【図2】本発明の車両用ホイールが乗用車のホイールの
非駆動輪で、ロータ・アクスルハブインテグラルホイー
ルとされている場合を示す半断面図である。
【図3】本発明の車両用ホイールが乗用車のホイールの
非駆動輪で、アクスルハブインテグラルホイールとされ
ている場合を示す半断面図である。
【図4】従来の車両用ホイールの非駆動輪を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 車両用ホイール 11 ロータ・アクスルハブインテグラルディスク 12 ロータ・アクスルハブインテグラルホイール 13 アクスルハブインテグラルホイール 20 ホイールディスク 30 リム 31 インナーリム 32 アウターリム 32a 外側フランジ部 40 アクスルハブ 50 ブレーキロータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールディスクとアクスルハブとブレ
    ーキロータとを一体形成してロータ・アクスルハブイン
    テグラルディスクとし、該ロータ・アクスルハブインテ
    グラルディスクとリムとを溶接した車両用ホイール。
  2. 【請求項2】 リム・ディスク一体型のホイールとアク
    スルハブとブレーキロータとを一体形成してロータ・ア
    クスルハブインテグラルホイールとした車両用ホイー
    ル。
  3. 【請求項3】 リム・ディスク一体型のホイールとアク
    スルハブとを一体形成してアクスルハブインテグラルホ
    イールとし、該アクスルハブインテグラルホイールとブ
    レーキロータとは組み付けタイプとした車両用ホイー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記リムは外側フランジ部を有するアウ
    ターリムと前記外側フランジ部以外のリム部分からなる
    インナーリムとの2ピースリムとし、前記アウターリム
    とインナーリムを着脱可能構造とした請求項1または請
    求項2または請求項3記載の車両用ホイール。
JP2000282784A 2000-09-19 2000-09-19 車両用ホイール Pending JP2002087002A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015512820A (ja) * 2012-02-24 2015-04-30 スレイプナー フィンランド オユSleipner Finland Oy 重量物を輸送する輸送装置
CN110539586A (zh) * 2018-05-29 2019-12-06 庄进福 轮圈
WO2023216247A1 (zh) * 2022-05-13 2023-11-16 舍弗勒技术股份两合公司 执行器以及换挡系统

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