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JP2002084186A - タイミング信号発生回路、及び、それを備えた半導体検査装置 - Google Patents

タイミング信号発生回路、及び、それを備えた半導体検査装置

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JP2002084186A
JP2002084186A JP2000271734A JP2000271734A JP2002084186A JP 2002084186 A JP2002084186 A JP 2002084186A JP 2000271734 A JP2000271734 A JP 2000271734A JP 2000271734 A JP2000271734 A JP 2000271734A JP 2002084186 A JP2002084186 A JP 2002084186A
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signal
timing signal
delay
circuit
timing
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Yasutaka Tsuruki
康隆 鶴木
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Advantest Corp
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Priority to US09/948,503 priority patent/US6768360B2/en
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31922Timing generation or clock distribution

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェーズロック状態を保持しつつ、動作中に
高分解能で遅延量を変化させることができる技術の提
供。 【解決手段】 ディレーコードで指定された遅延量だけ
入力クロック信号に対して遅延したタイミング信号を出
力する可変遅延回路20と、タイミング信号と入力クロ
ック信号との位相差を検出し、検出信号を出力する位相
差検出器30と、その検出信号の波形を平滑化した電圧
信号を生成し、当該電圧信号を可変遅延回路へ帰還させ
るループフィルタ40とにより構成された負帰還ループ
1を有し、さらに、検出信号のうち、遅延量を変化させ
たことにより生じた位相差分に相当する部分を相殺する
ための反転検出信号を、ディレーコードから生成するキ
ャンセル部50としてD/A変換器を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICテスト
システムのような電子機器に使用して好適な、高分解能
のタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のタイミング信号発生回路の一
例が、文献1:「特開平5−136664号公報」に開
示されている。ここで、図6を参照して、上記文献1に
開示のタイミング信号発生回路につき第一の従来例とし
て簡単に説明する。図6は第一の従来例のタイミング発
生回路の構成を説明するための回路図である。
【0003】図6に示すように、このタイミング信号発
生回路は、pチャネルFET201とnチャネルFET
202とにより構成されたCMOSを備えている。そし
て、このCOMSのゲートは入力端子208に接続さ
れ、CMOSのドレインは出力端子207に接続されて
いる。また、FET201のソースは、抵抗値がそれぞ
れR、R、R、…のスイッチ可能なnチャネルF
ETよりなる抵抗素子204を通じて、負の電源端子2
05に接続されている。
【0004】このように一つの遅延回路としてその抵抗
素子を多数対設けたことにより、多くの遅延量を設定冴
えることができる、これを多段遅延回路の一段として構
成する頃により、少ない遅延段数で多数の遅延量を設定
することができる。これにより、ばらつきの少ない高い
分解能の遅延量を得ることができる。
【0005】また、従来技術のタイミング信号発生回路
の他の一例が、文献2:「特開平8−51346号公
報」及び文献3:「米国特許第5491673号」に開
示されている。ここで、図7を参照して、上記文献2及
び3に開示のタイミング信号発生回路につき第二の従来
例として簡単に説明する。図7は、第二の従来例のタイ
ミング信号発生回路の構成を説明するための回路図であ
る。図7に示すように、このタイミング信号発生回路
は、可変遅延回路120、位相比較器140、帰還回路
150、同期型遅延回路110及びセレクタ回路130
により構成されている。
【0006】この可変遅延回路120は、互いに直列に
接続されたm(mは2以上の整数)段の可変遅延素子5
1〜52mからなる。各可変遅延素子は、それぞれ、ク
ロック周期をm等分した微小遅延を発生する。また、位
相比較器140は、これら全可変遅延素子分の遅延量、
すなわち、最終段の可変遅延素子52mの出力(e1)
と、クロック信号(e2)との位相差を比較する。そし
て、その位相差を電圧信号として出力する。
【0007】また、帰還回路150は、位相比較器14
0から出力された電圧信号を各可変遅延素子へフィード
バックする。そして、このフィードバックにより、全可
変遅延素子分の遅延量とクロック周期とを一致させたフ
ェーズロック状態が保持される。すなわち、この可変遅
延回路120、位相比較器140及び帰還回路150に
よって、位相同期ループ100が構成されている。ま
た、同期型遅延回路110は、遅延データ(ディレーコ
ード)の上位桁に基づいて、クロック周期の整数倍の長
い遅延時間の出力信号を生成する。
【0008】また、セレクタ回路130は、各可変遅延
素子521〜52mごとに設けられたAND回路541
54mを有する。各AND回路には、それぞれ、可変遅
延素子の出力と、遅延データ(ディレーコード)の下位
桁からデコーダ160により生成されたビットごとの選
択信号sと、同期型遅延回路110からの出力信号とが
入力される。各AND回路541〜54mの出力は、OR
回路58へ入力される。そして、このOR回路58の出
力が、タイミング信号として出力される。
【0009】このようにして、セレクタ回路130は、
デコーダ160により生成された選択信号に基づいて、
可変遅延回路120のいずれかの可変遅延素子52から
の微小遅延を選択してタイミング信号として出力する。
【0010】そして、上述した従来例のタイミング信号
発生回路は、位相同期ループ回路部100の負帰還ルー
プにより、遅延変動を抑制してタイミング精度の低下を
防いでいる。このため、このタイミング信号発生回路
は、各可変遅延素子521〜52mの電源電圧をコントロ
ールするCMOS等のICが温度変動や電源電圧変動な
どの外乱を受けた場合にも、高精度のタイミング信号を
発生することができる点で優れている。
【0011】さらに、このタイミング信号発生回路にお
いては、可変遅延素子120の各可変遅延素子521
52mが、精度の高いクロック信号に同期して常に動作
している。その結果、可変遅延回路120の自己発熱量
は、時間変動せずに安定している。このため、位相同期
ループ回路部100の負帰還ループは、外乱にのみ対応
できれば良く、高速の応答特性は要求されない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイミング
信号のクロック信号に対する遅延量は、必要に応じて変
更される。その場合、タイミング信号発生回路を動作さ
せたままで、かつ、例えば数ps(ピコ秒)程度の高分
解能で遅延量を変更することが望まれる。
【0013】しかしながら、上述の文献1記載のタイミ
ング信号発生回路においては、動作中に遅延量を変更す
ると、この変更による位相変化分までもが位相差比較器
よって検出されてしまう。そして、位相差比較器から出
力される電圧信号のうち、動作中の遅延量の変更(以
下、「オン・ザ・フライ(on−the−fly)」と
も表記する。)による変化分が可変遅延素子へ帰還され
ると、フェーズロックが外れてタイミング誤差が生じ得
る。
【0014】一方、上述の文献2及び3記載のタイミン
グ信号発生回路においては、各可変遅延素子52が最低
ゲート一段分の遅延となるため、可変遅延量が数100
ps程度の粗分解能となってしまう。このため、例えば
数ps程度の高分解能を得ることは困難であった。この
ように、従来のタイミング信号発生回路には、技術的に
改良の余地があった。
【0015】本発明は、上述に事情にかんがみなされた
ものであり、フェーズロック状態を保持しつつ、動作中
に高分解能で遅延量を変化させることができるタイミン
グ信号発生回路の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明の請求項1に係るタイミング信号発生回路に
よれば、フェーズロック状態を保持するための負帰還ル
ープを有し、当該負帰還ループを、ディレーコードで指
定された遅延量だけ、入力クロック信号に対して遅延し
たタイミング信号を出力する可変遅延回路と、タイミン
グ信号と入力クロック信号との位相差を検出し、検出信
号を出力する位相差検出器と、その検出信号の波形を平
滑化した電圧信号を生成し、当該電圧信号を可変遅延回
路へ帰還させるループフィルタとにより構成したタイミ
ング信号発生回路であって、検出信号のうち、遅延量を
変化させたことにより生じた位相差分に相当する部分を
相殺するための反転検出信号を、ディレーコードから生
成するキャンセル部を備えた構成としてある。
【0017】このように、本発明のタイミング信号発生
回路によれば、負帰還ループを構成して外乱等によるタ
イミング誤差の発生を防ぎつつ、キャンセル部で反転信
号を生成してオン・ザ・フライによる検出信号を相殺す
る。その結果、この負帰還ループにおいては、オン・ザ
・フライによる電圧信号は、可変遅延回路へ帰還されな
い。このため、本発明においては、動作中に遅延量を変
更する場合においても、フェーズロックが外れてタイミ
ング誤差が生じることを防ぐことができる。これによ
り、安定して高精度なタイミング信号を発生することが
できる。
【0018】また、動作中の遅延量はディレーコードに
より指示される。このため、キャンセル部では、そのデ
ィレーコードの指示に基づいて、反転検出信号を生成す
る。例えば、ディレーコードの各ビット値をデコードし
てビットごとの信号を生成し、これら信号をアナログ信
号にして用いることが好適である。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、反転
検出信号と合成した検出信号を、ループフィルタに入力
した構成としてある。このように、オン・ザ・フライに
よる検出信号分を相殺するにあたり、ループフィルタに
入力前に、検出信号と反転検出信号とを合成すれば、容
易に合成を行うことができる。
【0020】また、請求項3記載の発明によれば、キャ
ンセル部を、デジタル・アナログ変換器(以下、「D/
A変換器」とも表記する。)により構成している。この
ように、キャンセル部をD/A変換器により構成すれ
ば、ディレーコードから反転検出信号を容易に生成する
ことができる。
【0021】また、請求項4記載の発明によれば、位相
差検出器へ入力されるタイミング信号をN(Nは、2以
上の整数)分周する第一分周器と、位相検出器へ入力さ
れる入力クロック信号をN分周する第二分周器と、キャ
ンセル部へディレーコードを、N分周ごとに入力するス
イッチング部とを備えた構成としてある。
【0022】このように、第一及び第二分周器を設けれ
ば、位相差検出器へ入力される分周後のタイミング信号
及び入力信号の周波数を低くすることができる。その結
果、位相差検出器に要求される周波数特性を低くするこ
とができる。このため、位相差検出器として、周波数特
性が低いものを使用することができる。その結果、本発
明のタイミング信号発生回路の低価格化を図ることがで
きる。
【0023】なお、第一及び第二分周器を設けた場合、
位相差検出器は、分周された信号どうしの位相差を検出
することになる。このため、スイッチング部を設けて、
キャンセル部も分周に対応させている。
【0024】また、請求項5記載の発明によれば、負帰
還ループにおいて、ループフィルタから出力された電圧
信号をアナログ・デジタル変換するアナログ・デジタル
変換器(以下、「A/D変換器」とも表記する。)を備
え、当該アナログ・デジタル変換器の出力を、ディレー
コードと合成して可変遅延回路へ帰還させる構成として
ある。
【0025】このように、負帰還ループの電圧信号をデ
ィレーコードと合成して可変遅延回路へ帰還させれば、
ディレーコードを、フィードバック成分を含んだものと
することができる。その結果、合成後のディレーコード
により、負帰還フィードバックを実現して、フェーズロ
ックを保持することができる。なお、ループフィルタか
ら出力される電圧信号は、アナログ信号である。これに
対して、ディレーコードは、デジタル信号である。そこ
で、電圧信号をA/D変換器によりデジタル信号に変換
してから、電圧信号とディレーコードとの合成を行って
いる。
【0026】また、この発明の請求項6記載の半導体検
査装置によれば、半導体集積回路検査用のタイミング波
形を生成するために、テストパターン発生器で生成され
たパターン信号と合成されるタイミング信号を発生させ
るタイミング信号発生回路を備えた半導体検査装置であ
って、タイミング信号発生回路として、請求項1〜5の
いずれかに記載のタイミング信号発生回路を備えた構成
としてある。
【0027】このように、本発明の半導体検査装置によ
れば、タイミング信号発生回路として、請求項1〜5記
載のタイミング信号発生回路を備えている。このタイミ
ング信号発生回路は、動作中に遅延量を変更する場合に
おいても、フェーズロックが外れてタイミング誤差が生
じることを防ぎ、安定して高精度なタイミング信号を発
生することができる。その結果、このタイミング信号と
パターン信号とを合成してタイミング波形を生成し、そ
れを用いて検査を行うことにより、検査の信頼性の向上
を図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第1実施形態]まず、図1を参照して、本発明のタイ
ミング信号発生回路の第一実施形態について説明する。
図1は、第一実施形態のタイミング信号発生回路の構成
を説明するためのブロック回路図である。図1に示すよ
うに、このタイミング信号発生回路は、カウンタ10、
負帰還ループ1及びキャンセル部50により構成されて
いる。
【0029】このカウンタ10は、上述した従来の同期
型遅延回路110と同じ構成を有する。そして、このカ
ウンタ10は、ディレーコードに応じて基本クロック信
号の整数倍の周期の入力クロック信号を生成し、負帰還
ループ1へ出力する。
【0030】また、負帰還ループ1は、フェーズロック
状態を保持するために、可変遅延回路20、位相差検出
器30及びループフィルタ40により構成されている。
この可変遅延回路20(図1中「VD」と表記。)に
は、カウンタ10から入力クロック信号が入力される。
そして、この可変遅延回路20は、ディレーコードで指
定された遅延量だけ、入力クロック信号に対して遅延し
たタイミング信号を出力する。本実施形態では可変遅延
回路20を、図6に示した第一従来例の可変遅延回路と
同様に構成してある。
【0031】また、位相検出器30(図1中、「PD」
と表記。)は、上述した従来例の位相比較器140と同
様の構成を有する。そして、この位相検出器30には、
カウンタ10から入力信号が入力されるとともに、可変
遅延回路20からタイミング信号が入力される。そし
て、この位相検出器30は、タイミング信号と入力クロ
ック信号との位相差を検出し、その検出結果を電圧波形
(図3において「位相差」で示すタイムチャートの波
形)で表した検出信号を出力する。
【0032】また、ループフィルタ40は、上述した従
来例の帰還回路150と同様の構成を有する。そして、
このループフィルタ40は、位相検出器30から出力さ
れた検出信号の波形を平滑化した電圧信号を生成する。
この平滑化にあたっては、使用するローパスフィルタ
(図示せず)の周波数特性によって、負帰還ループの周
波数特性が決定される。
【0033】そして、本実施形態では、この電圧信号を
可変遅延回路20の電源電圧コントロールへ印加する。
本実施形態では、上述した従来例と同様に、可変遅延回
路20の遅延を発生する各可変遅延素子(図7参照。)
は、例えばCMOSにより構成されている。そして、こ
のCMOSに印加する電圧を制御することにより、従来
例同様、各可変遅延素子の遅延量が制御される。
【0034】また、本実施形態のタイミング信号発生回
路においては、キャンセル部50をD/A変換器により
構成している。そして、このD/A変換器50により、
ディレーコードから反転検出信号を生成する。なお、こ
のD/A変換器50としては、従来公知の任意好適なも
のを用いることができる。
【0035】ここで、図2に、本実施形態のタイミング
信号発生回路における負帰還ループを説明するための概
念図を示す。そして、図2においては、可変遅延回路を
「VD」、位相差検出器を「KPD」、ループフィルタを
「A(s)」、キャンセル部を「KDA」と表す。そし
て、入力クロック信号をθr、ディレーコードをθcod
e、可変遅延回路へ帰還される電圧信号をθvと表す。
【0036】すると、これらの間には、下記の(1)式
で与えられる関係が成り立つ。 (θr−θv+θcode)KPDA(s)−θcodeKDAA(s)=θv…(1) さらに、キャンセル部の反転検出信号により、オン・ザ
・フライによる位相差検出器の検出信号を相殺するた
め、KPD=KDAとすれば、下記の(2)式が得られる。 (θr−θv)KPDA(s)=θv…(2) そして、上記の(2)式を変形して、下記の(3)式が
得られる。 (θv/θr)=(KPDA(s))/(1+KPDA(s))…(3) したがって、上記の(3)式に示すように、この負帰還
ループは、ディレーコードの変更に関係なく、フェーズ
ロックを保持することができる。
【0037】次に、図3を参照して、本実施形態のタイ
ミング信号発生回路の動作例として、動作中にディレー
コードが「0」から「1」、「2」、「3」と順次に変
化するオン・ザ・フライの場合について説明する。図3
は、本実施形態のタイミング信号発生回路の動作例を説
明するためのタイミングチャートである。図3に示す例
では、カウンタ10は、基本クロック信号から、周期λ
の入力クロック信号を生成する。そして、ディレーコー
ドが「0」の場合には、この入力クロック信号と同期し
たタイミング信号が、可変遅延回路20より出力され
る。
【0038】そして、ディレーコードが、「1」となっ
た場合には、この入力クロック信号に対して位相差ΔΦ
1だけ遅延したタイミング信号が、可変遅延回路部20
より出力される。その結果、位相差検出器30は、この
位相差ΔΦ1を検出した検出信号を出力する。この検出
信号は、ループフィルタにおいて平滑化されて、時刻T
2〜T3の間のv1の電圧信号となる。
【0039】このv1の電圧信号がそのまま可変遅延回
路20へ帰還されると、過剰なフィードバックとなる。
その結果、外乱などによる可変遅延回路の遅延のずれが
実際には無いにも拘わらず、可変遅延回路の遅延量が変
化してしまう。このため、フェーズロックが外れて、タ
イミング信号に誤差が生じてしまう事態が生じ得る。
【0040】そこで、本実施形態では、キャンセル部5
0のD/A変換器により、ディレーコード「1」に基づ
いて反転検出信号を生成する。この反転検出信号は、平
滑化されると、図3に示すように、時刻T2〜T3の−
v1の電圧信号に相当する。そして、この反転検出信号
と検出信号とを合成してループフィルタ40へ入力す
る。
【0041】これは、オン・ザ・フライを検出した検出
信号を平滑化したv1の電圧信号(図3のループフィル
タ出力のPD出力分)と、反転検出信号の−v1の電圧
信号(図3のループフィルタ出力のDA出力分)とを相
殺することに相当する。その結果、キャンセル済みのル
ープフィルタ出力は、図3に示すように、オン・ザ・フ
ライによる電圧信号値の変動の無いものとなる。
【0042】続いて、ディレーコードが、「2」となっ
た場合には、この入力クロック信号に対して位相差ΔΦ
2だけ遅延したタイミング信号が、可変遅延回路部20
より出力される。その結果、位相差検出器30は、この
位相差ΔΦ2を検出した検出信号を出力する。この検出
信号は、ループフィルタにおいて平滑化されて、時刻T
3〜T4の間のv2の電圧信号となる。
【0043】このv2の電圧信号がそのまま可変遅延回
路20へ帰還されると、過剰なフィードバックとなる。
その結果、先に説明したディレーコード「1」の場合と
同様に、外乱などによる可変遅延回路の遅延のずれが実
際には無いにも拘わらず、可変遅延回路の遅延量が変化
してしまう。このため、このままではフェーズロックが
外れて、タイミング信号に誤差が生じてしまう事態が生
じ得る。
【0044】そこで、本実施形態では、ディレーコード
「1」の場合と同様に、キャンセル部50のD/A変換
器により、ディレーコード「2」に基づいて反転検出信
号を生成する。この反転検出信号は、平滑化されると、
図3に示すように、時刻T3〜T4の−v2の電圧信号
に相当する。そして、この反転検出信号と検出信号とを
合成してループフィルタ40へ入力する。
【0045】これは、ディレーコートを「2」に変更し
たことによるオン・ザ・フライを検出した検出信号を平
滑化したv2の電圧信号(図3のループフィルタ出力の
PD出力分)と、反転検出信号の−v2の電圧信号(図
3のループフィルタ出力のDA出力分)とを相殺するこ
とに相当する。その結果、キャンセル済みのループフィ
ルタ出力は、図3に示すように、オン・ザ・フライによ
る電圧信号値の変動の無いものとなる。
【0046】さらに、ディレーコードが、「3」となっ
た場合にも、同様にして、位相差ΔΦ3だけ遅延したタ
イミング信号が出力される。そして、この検出信号を平
滑化すると、時刻T4〜T5の間のv3の電圧信号とな
る。一方、キャンセル部50では、ディレーコード
「3」に基づいて、時刻T4〜T5の−v3の電圧信号
に相当するような反転検出信号を生成する。
【0047】そして、検出信号と変転検出信号とを合成
してループフィルタに入力することにより、オン・ザ・
フライを検出した検出信号のv3の電圧信号(図3のル
ープフィルタ出力のPD出力分)と、反転検出信号の−
v3の電圧信号(図3のループフィルタ出力DA出力
分)とを相殺したループフィルタ出力を得る。したがっ
て、キャンセル済みのループフィルタ出力は、図3に示
すように、オン・ザ・フライによる電圧信号値の変動の
無いものとなる。
【0048】このように、本実施形態のタイミング信号
発信回路では、負帰還ループ1を構成して外乱等による
タイミング誤差の発生を防ぎつつ、キャンセル部50で
反転信号を生成してオン・ザ・フライによる検出信号を
相殺する。その結果、動作中に遅延量を変更する場合に
おいても、フェーズロックが外れてタイミング誤差が生
じることを防ぐことができる。これにより、安定して高
精度なタイミング信号を発生することができる。
【0049】さらに、このタイミング信号発生回路を用
いて半導体検査装置を構成することもできる。すなわ
ち、半導体検査装置(ICテスタ)は、検査用のテスト
パターンを半導体集積回路へ印加するためのタイミング
波形を生成する。このタイミング波形は、テストパター
ン発生器で生成されたパターン信号と、タイミング信号
発生回路で発生したタイミング信号とを合成して生成さ
れる。したがって、本実施形態のタイミング信号発生器
を用いれば、安定して高精度なタイミング信号を高分解
能で発生することができるので、この半導体検査装置に
よる検査の信頼性の向上を図ることができる。
【0050】[第二実施形態]次に、図4を参照して、
本発明のタイミング信号発生回路の第二実施形態につい
て説明する。なお、第二実施形態では、第一実施形態と
同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0051】図4は、第二実施形態のタイミング信号発
生回路の構成を説明するためのブロック回路図である。
図4に示すように、第二実施形態のタイミング信号発生
回路は、負帰還ループ1aに、第一分周器60と第二分
周器70とを設けている。この第一分周器60は、位相
差検出器30へ入力されるタイミング信号をN(Nは、
2以上の整数)分周する。また、第二分周器70は、位
相検出器30へ入力される入力クロック信号をN分周す
る。
【0052】したがって、位相検出器30には、それぞ
れN分周されて周波数の低くなった入力クロック信号と
タイミング信号とが入力される。このため、位相差検出
器30に要求される周波数特性を低くすることができる
ので、位相差検出器30として、周波数特性が低い廉価
なものも使用することができる。
【0053】ところで、第一及び第二分周器60及び7
0を設けた場合、位相差検出器30の出力する検出信号
は、分周された信号どうしの位相差に対応するものとな
る。このため、オン・ザ・フライによる検出信号分を相
殺するための、反転検出信号についても、分周に対応さ
せる必要がある。
【0054】そこで、第二実施形態では、キャンセル部
50へディレーコードをN分周ごとに入力するスイッチ
ング部80を設けている。このスイッチング部80は、
例えば、ディレーコードの各ビットと、第二分周器70
の出力とが入力されるビットごとのAND回路(図示せ
ず)により容易に構成することができる。そして、これ
らAND回路の出力をキャンセル部50へ入力すれば、
キャンセル部50を分周に対応して動作させることがで
きる。
【0055】[第三実施形態]次に、図5を参照して、
本発明のタイミング信号発生回路の第三実施形態につい
て説明する。なお、第三実施形態では、第一実施形態と
同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0056】図5は、第三実施形態のタイミング信号発
生回路の構成を説明するためのブロック回路図である。
図5に示すように、第三実施形態のタイミング信号発生
回路では、ループフィルタ40の出力を、ディレーコー
ドと合成して可変遅延回路20へ帰還させている。
【0057】このように、第三実施形態では、負帰還ル
ープ1bの電圧信号をディレーコードと合成して可変遅
延回路へ帰還させるので、ディレーコードを、フィード
バック成分を含んだものとすることができる。その結
果、合成後のディレーコードにより、負帰還フィードバ
ックを実現して、フェーズロックを保持することができ
る。
【0058】ところで、ループフィルタ40から出力さ
れる電圧信号は、アナログ信号である。これに対して、
ディレーコードは、デジタル信号である。そこで、第三
実施形態では、負帰還ループ1bにおいて、ループフィ
ルタ40から出力された電圧信号をA/D変換器90に
入力する。そして、A/D変換器により電圧信号をデジ
タル信号に変換してから、電圧信号とディレーコードと
の合成を行っている。
【0059】上述した実施の形態においては、本発明を
特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は
種々の変更を行うことができる。例えば、上述した実施
の形態においては、可変遅延回路20を、図6に示した
第一従来例の可変遅延回路と同様の構成とした例につい
て説明したが、本発明では、可変遅延回路の構成はこれ
に限定されるものではない。
【0060】また、上述した実施形態では、ループフィ
ルタへ入力する前に、検出信号と反転検出信号とを合成
したが、この発明では、例えば、ループフィルタ入力後
に、検出信号と反転検出信号とを合成しても良い。ま
た、上述した第二及び第三実施形態のタイミング信号発
生回路も、第一実施形態と同様に、半導体検査装置に用
いて好適である。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
タイミング信号発生回路によれば、負帰還ループを構成
して外乱等によるタイミング誤差の発生を防ぎつつ、キ
ャンセル部で反転信号を生成してオン・ザ・フライによ
る検出信号を相殺する。その結果、この負帰還ループに
おいては、オン・ザ・フライによる電圧信号は、可変遅
延回路へ帰還されない。このため、本発明においては、
動作中に高分解能で遅延量を変更する場合においても、
フェーズロックが外れてタイミング誤差が生じることを
防ぐことができる。これにより、安定して高精度なタイ
ミング信号を発生することができる。
【0062】また、本発明の半導体検査装置によれば、
タイミング信号発生回路として、請求項1〜5記載のタ
イミング信号発生回路を備えている。このタイミング信
号発生回路は、動作中に遅延量を変更する場合において
も、フェーズロックが外れてタイミング誤差が生じるこ
とを防ぎ、安定して高精度なタイミング信号を発生する
ことができる。その結果、このタイミング信号とパター
ン信号とを合成してタイミング波形を生成し、それを用
いて検査を行うことにより、検査の信頼性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態のタイミング信号発生回路の構成
を説明するためのブロック回路図である。
【図2】第一実施形態のタイミング信号発生回路におけ
る負帰還ループを説明するための概念図である。
【図3】第一実施形態のタイミング信号発生回路の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】第二実施形態のタイミング信号発生回路の構成
を説明するためのブロック回路図である。
【図5】第三実施形態のタイミング信号発生回路の構成
を説明するためのブロック回路図である。
【図6】第1の従来例のタイミング信号発生回路の構成
を説明するための回路図である。
【図7】第2の従来例のタイミング信号発生回路の構成
を説明するための回路図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 負帰還ループ 10 カウンタ 20 可変遅延回路 30 位相差検出器 40 ループフィルタ 50 D/A変換器 60、70 分周器 80 スイッチング部 90 A/D変換器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェーズロック状態を保持するための負帰
    還ループを有し、当該負帰還ループを、 ディレーコードで指定された遅延量だけ、入力クロック
    信号に対して遅延したタイミング信号を出力する可変遅
    延回路と、 前記タイミング信号と前記入力クロック信号との位相差
    を検出し、検出信号を出力する位相差検出器と、 前記検出信号の波形を平滑化した電圧信号を生成し、当
    該電圧信号を前記可変遅延回路へ帰還させるループフィ
    ルタとにより構成したタイミング信号発生回路であっ
    て、 前記検出信号のうち、前記遅延量を変化させたことによ
    り生じた位相差分に相当する部分を相殺するための反転
    検出信号を前記ディレーコードから生成する、キャンセ
    ル部を備えてなることを特徴とするタイミング信号発生
    回路。
  2. 【請求項2】 前記反転検出信号と合成した前記検出信
    号を、前記ループフィルタに入力したことを特徴とする
    請求項1記載のタイミング信号発生回路。
  3. 【請求項3】 前記キャンセル部を、デジタル・アナロ
    グ変換器により構成したことを特徴とする請求項1又は
    2記載のタイミング信号発生回路。
  4. 【請求項4】 前記位相差検出器へ入力される前記タイ
    ミング信号をN(Nは、2以上の整数)分周する第一分
    周器と、 前記位相検出器へ入力される前記入力クロック信号をN
    分周する第二分周器と、 前記キャンセル部へ前記ディレーコードを、前記N分周
    ごとに入力するスイッチング部とを備えなることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載のタイミング信号発生回
    路。
  5. 【請求項5】 前記負帰還ループにおいて、前記ループ
    フィルタから出力された前記電圧信号をアナログ・デジ
    タル変換するアナログ・デジタル変換器を備え、 当該アナログ・デジタル変換器の出力を、前記ディレー
    コードと合成して前記可変遅延回路へ帰還させてなるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のタイミン
    グ信号発生回路。
  6. 【請求項6】 半導体集積回路検査用のタイミング波形
    を生成するために、テストパターン発生器で生成された
    パターン信号と合成されるタイミング信号を発生させる
    タイミング信号発生回路を備えた半導体検査装置であっ
    て、 前記タイミング信号発生回路として、請求項1〜5のい
    ずれかに記載のタイミング信号発生回路を備えたことを
    特徴とする半導体検査装置。
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