JP2002080325A - 有機粉体含有固形粉末化粧料 - Google Patents
有機粉体含有固形粉末化粧料Info
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Abstract
粉体を含有し、硬度が、アスカーゴム硬度計C1L型で
75以下であり、空隙率が0.4以上で、かつ耐衝撃性
値が5以上である固形粉末化粧料。 【効果】 塗布時のつき、のび、しっとり感及び透明感
に優れ、耐衝撃性が高い。
Description
び、しっとり感及び透明性に優れ、外力による割れが少
ない固形粉末化粧料に関する。
形粉末化粧料は、一般に、容器に原料組成物を充填後圧
縮して固化させるプレス成型法により製造されている。
しかし一般の固形粉末化粧料は、油剤の配合量が比較的
少ないため粉体間結合力が弱く、上記プレス成型法では
高いプレス圧が必要になる。その結果得られた成型品は
一般的に硬く、粉っぽい感触になる。
00kg/cm2 以下の皮膜形成性高分子及び揮発性溶剤を
混合した後、揮発性溶剤を揮発させて固形化する方法
(特開2000-80015号)が提案されている。しかし、この
方法により得られた固形粉末化粧料は、つき、のび、し
っとり感等の点で十分満足できるものではなかった。
時のつき、のび、しっとり感及び透明性に優れ、外力に
よる割れが少ない固形粉末化粧料を提供することにあ
る。
度を有する有機粉体を用い、硬度、空隙率及び耐衝撃性
値を特定の数値とすれば、上記目的とする固形粉末化粧
料が得られることを見出した。
という)0.2〜1kg/mm2 の有機粉体を含有し、硬度
がアスカーゴム硬度計C1L型で75以下であり、空隙
率が0.4以上で、かつ耐衝撃性値(成型品を50cmの
高さから厚み25mmのラワン材ベニヤ板上にくり返し落
下させたとき異常が生じるまでの回数)が5以上である
固形粉末化粧料を提供するものである。
平均強度0.2〜1kg/mm2 、好ましくは0.3〜0.
6kg/mm2 のものである。平均強度が0.2kg/mm2 未
満のものでは、のび性能が損なわれ、1kg/mm2 を超え
ると、つき、しっとり感が悪くなる。ここで、平均強度
は、粉体粒子1つを上部圧子により荷重を加え、粒子が
破壊されたときの荷重と、その粒子の粒径から求められ
るものであり、これを10個の粒子について繰り返した
ときの平均値を求めたものである。本発明において、平
均強度の測定は、島津微少圧縮試験機モデル;MCTM
−200(島津製作所社製)を用いて、取扱説明書に準
じて行ない、次式(1)により求めた。ここで、dは粉
体の粒径を示す。
族アミドスルホン酸多価金属塩、アシル化アミノ酸多価
金属塩、脂肪族エステルスルホン酸多価金属塩、アルキ
ルアミノメチル硫酸エステル多価金属塩等が挙げられ
る。これらのうち、分子中にアルキル基及びアミド基を
有するものが好ましく、脂肪族アミドスルホン酸多価金
属塩、アシル化アミノ酸多価金属塩が好ましく、特にア
シル化タウリン多価金属塩が好ましい。分子中のアルキ
ル基は、炭素数7〜21、特に9〜17のものが好まし
い。また、多価金属原子としては、例えばカルシウム、
マグネシルム、バリウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、チ
タン、ジルコニウム等が挙げられ、カルシウム、マグネ
シウム、バリウム等のアルカリ土類金属が好ましく、特
にカルシウムが好ましい。
を疎水化処理して用いることができる。疎水化処理は、
例えばシリコーン油、脂肪酸金属塩、アルキルリン酸、
アルキルリン酸のアルカリ金属塩又はアミン塩、N−モ
ノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪族アシル塩基性アミノ
酸、パーフルオロアルキル基を有するフッ素化合物等の
疎水化処理剤を用い、常法により行なうことができる。
疎水化処理剤としては、特にフッ素化合物が好ましい。
粉体に対する疎水化処理剤の処理量は、0.05〜20
重量%、特に2〜10重量%であるのが好ましい。
き、全組成中に1〜90重量%、特に5〜70重量%、
更に10〜60重量%含有させるのが好ましい。
ーゴム硬度計C1L型で75以下、特に10〜75であ
り、空隙率が0.4以上、特に0.45〜0.7であ
り、耐衝撃性値が5以上、特に5を超え、更に7以上で
あることが使用感及び割れの点で優れるので好ましい。
また、固形粉末化粧料がファンデーションである場合に
は、硬度は10〜70、特に10〜65であるのがより
好ましく、アイシャドウの場合には、硬度が30〜7
5、特に50〜75であるのがより好ましい。
カーゴム硬度計C1L型で測定する。本発明において
は、直径54mm、深さ4mmのアルミ製中皿に試料を充
填、成型、乾燥したもので測定した。また、空隙率は、
成型品の重量、体積及び粉体バルクの真比重を測定し、
次式(2)により求めた。
料をいう。また粉体バルクとは、成型前の粉体混合物を
乾燥したもので、その真比重は、島津製作所社製アキュ
ピック1330型を用いて測定した。
から、厚み25mmのラワン材ベニヤ板上にくり返し落下
させ、かけや割れなどの異常が生じるまでの回数を評価
したものである。
化粧料が所望の性能を示すことを見出したものである
が、前記の有機粉体とともに、弾性率が200kg/cm2
以下の皮膜形成性高分子を含有するのが好ましい。
弾性率が200kg/cm2以下、特に1〜100kg/cm2で
あるものが好ましい。弾性率が200kg/cm2を超える
ものを用いた場合は、製品がやわらかさやなめらかさ等
に劣り、使用感が悪くなる。本発明において、弾性率は
以下のようにして測定した。すなわち、まず各皮膜形成
性高分子の10重量%溶液又は分散液を直径5cmのテフ
ロン製シャーレに10g量り取り、5〜10日間自然乾
燥して得られた皮膜(厚さ0.3〜0.5mm)を、縦1
5mm、横5mmの短冊状に切り、測定用試料とした。この
試料を、25℃、相対湿度30%に24時間以上放置し
た後、動的粘弾性測定装置(UBM社製、レオスペクト
ラーDVE−V4)の引っ張り試験用ジグに固定し、加
振周波数10Hz、振幅10μmの条件で測定した。
子量が10,000〜1,000,000程度のものが
好ましく、例えば重合性二重結合を有する単量体の1種
以上を重合させて得られる高分子や、ポリ(N−アシル
アルキレンイミン)変性シリコーン(特開平5−112
423号、特開平7−133352号、特開平10−9
5705号)、ビニル・シリコーンブロックポリマー
(特開平11−100307号)などが挙げられる。
例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマー
ル酸等のエチレン性不飽和カルボン酸;ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート等の不飽和カルボン酸エステル;
(メタ)アクリルアミド、N−ダイアセトンアクリルア
ミド等の不飽和カルボン酸アミド;アミノエチル(メ
タ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、N,N,N−トリメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート等のアミノ基含有不飽和カルボ
ン酸エステル又はその塩などの親水性単量体;スチレ
ン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、アルキルス
チレン等の芳香族ビニル化合物;メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト等のアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル;
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビ
ニル化合物;酢酸ビニル等のビニルエステル;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル;トリフルオ
ロエチルメタクリレート、2,2,3,3−テトラフル
オロプロピルメタクリレート、2,2,3,3,4,4
−ヘキサフルオロブチルメタクリレート、パーフルオロ
オクチルメタクリレート、パーフルオロオクチルアクリ
レート等のフッ素系単量体;下記の一般式(1)〜
(5)で表わされるようなシリコーンマクロモノマーな
どの疎水性単量体が挙げられる。
を示し、R2〜R10はそれぞれ炭素数1〜6のアルキル
基、炭素数1〜6のアルコキシ基又はフェニル基を示
し、nは1〜500の数を示す〕
ン)変性シリコーンとしては、分子内に式(6)
のアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、アリ
ール基のいずれかを示し、mは2又は3である)で表さ
れる繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレン
イミン)のセグメントと、オルガノポリシロキサンのセ
グメントを有し、オルガノポリシロキサンのセグメント
の末端に、又は側鎖として、ヘテロ原子を含むアルキレ
ン基を介して、前記式(6)で表される繰り返し単位か
らなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)のセグメン
トが結合しており、該ポリ(N−アシルアルキレンイミ
ン)のセグメントとオルガノポリシロキサンのセグメン
トとの重量比が1/50〜20/1で、分子量が10,
000〜500,000、特に50,000〜300,
000のものが好ましい。
ーとしては、次の一般式(7)
又は異なって、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又
はニトリル基を示し、R16、R17、R18及びR19は同一
又は異なって、水素原子、ハロゲン原子が置換していて
もよいアルキル基又はアリール基を示し、Yはハロゲン
原子が置換していてもよい炭素数1〜10の直鎖又は分
岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基を示し、Aは−CON
H−基又は−COO−基を示し、Bは−NHCO−基又
は−OCO−基を示す。ここでAが−CONH−基のと
きBは−NHCO−基であり、Aが−COO−基のとき
Bは−OCO−基である。qは0〜200の数を示し、
pは0〜6の数を示し、aは2〜300の数を示す)で
表されるシリコーンポリマー単位とフッ素原子を有しな
いビニルモノマー単位とを構成単位とするビニル・シリ
コーンブロックコポリマーであって、一般式(7)のシ
リコーンポリマー単位を構成するシリコーンモノマーの
総数は5〜10 6であり、該ビニルモノマー単位の総数
は10〜106であり、該シリコーンモノマーの総数と
該ビニルモノマーの総数との和は102〜106であり、
かつ該シリコーンモノマーの総数/該ビニルモノマーの
総数の比が1/99〜99/1であるブロックコポリマ
ーを、その一例として挙げることができる。
とができ、全組成中に0.1〜15重量%、特に0.5
〜10重量%、更に1〜8重量%含有させるのが好まし
い。
化粧料に用いられる体質顔料、着色顔料を配合できる。
例えばケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タル
ク、セリサイト、マイカ、カオリン、ベンガラ、クレ
ー、ベントナイト、チタン被覆雲母、オキシ塩化ビスマ
ス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、
酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化クロム、
硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、群青、水酸化クロ
ム、カラミン及びカーボンブラック、これらの複合体等
の無機粉体;ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリウレタン、ビニル樹脂、尿素樹
脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリ
ル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルク
パウダー、セルロース等からなる樹脂粉体、これらの複
合体等の樹脂粉体、或は、上記無機粉体と樹脂粉体との
複合粉体などが挙げられる。
でき、全組成中に0〜90重量%、特に10〜90重量
%含有させるのが好ましい。
合でき、しっとり感や肌へのつきがより向上するので好
ましい。油剤としては、例えばワセリン、ラノリン、セ
レシン、マイクロクリスタリンワックス、カルナバロ
ウ、キャンデリラロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等
の固形・半固形油分;スクワラン、流動パラフィン、エ
ステル油、ジグリセライド、トリグリセライド、シリコ
ン油等の流動油分;パーフルオロポリエーテル、パーフ
ルオロデカリン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油
剤などが挙げられる。
き、全組成中に30重量%程度まで、特に20重量%以
下、更に15重量%以下の範囲で含有させるのが好まし
い。
性剤、防腐剤、酸化防止剤、色素、増粘剤、pH調整剤、
香料、紫外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制
汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤等を適宜配合できる。
弾性率が200kg/cm2以下の皮膜形成性高分子及び揮
発性溶剤を混合した後、揮発性溶剤を揮発させて固形化
することにより製造される。ここで用いられる揮発性溶
剤としては、例えば水;エタノール、イソプロピルアル
コール等の低沸点アルコール;ヘキサン、イソパラフィ
ン、アセトン、酢酸エチル、揮発性シリコーン油などが
挙げられる。特に、水又はアルコール水溶液が好まし
い。粉体、皮膜形成性高分子及び揮発性溶剤を混合する
際には、粉体を40〜94.9重量%、特に50〜9
4.9重量%、皮膜形成性高分子を0.1〜14重量
%、特に0.5〜10重量%、及び揮発性溶剤を5〜4
0重量%混合するのが好ましい。粉体、被膜形成性高分
子及び揮発性溶剤の混合物を、容器に充填して圧縮成型
し、適当な条件(温度、圧力、時間)下で溶剤を揮発さ
せることにより、固形粉末化粧料が得られる。ここで、
圧縮成型及び溶剤揮発の条件は、目的とする固形粉末化
粧料の種類、大きさ、形状に応じて適宜決めることがで
きる。
しっとり感及び透明感に優れ、耐衝撃性の高い固形粉末
化粧料が得られる。本発明の固形粉末化粧料は、例えば
ファンデーション、フェイスパウダー、ほほ紅、アイシ
ャドウ等のメイクアップ化粧料などとして好適である。
000.8g、2−プロパノール164.5g、及び4
8%水酸化ナトリウム水溶液83.3g(1.0mol)
を仕込み、溶解させた。次いで、40℃に昇温し、ラウ
リン酸クロリド196.7g(0.9mol)を48%水
酸化ナトリウム水溶液74.5g(0.9mol)を用い
てpH11.0に調整しながら、約2時間かけて添加し
た。更に40℃で1時間攪拌し、N−ラウロイルタウリ
ンナトリウム塩水溶液1645gを得た。更に塩酸でp
H2.0に調整し40℃に昇温し、20%塩化カルシウ
ム水溶液277.5g(0.5mol)を10分かけて滴
下した。同温度で1時間攪拌し、減圧濾過した。さらに
600gのイオン交換水で3回、600gの2−プロパ
ノールで3回、通液洗浄した。得られたケークを減圧乾
燥し、白色のN−ラウロイルタウリンカルシウム塩を2
78g(95%)得た。
72.3g(0.9mol)を用いる以外は合成例1と同
様にして、白色のN−ステアロイルタウリンカルシウム
塩を347g(94%)得た。
l)を用いる以外は合成例1と同様にして、白色のN−
ラウロイル−β−アラニンカルシウム塩を230g(8
8%)得た。
0mol)、及びラウリン酸200.0g(1.0mol)を
仕込み、220℃に昇温し、約3時間攪拌した。冷却
後、水1500mL及び2−プロパノール500mLを加え
て昇温し、約70℃で溶解させた後、室温まで冷却し
た。析出した結晶を減圧濾過し、660gのイオン交換
水で3回、660gのアセトンで3回、通液洗浄した。
得られたケークを減圧乾燥し、ラウロイルイセチオン酸
ナトリウム塩を198g(60%)得た。得られたラウ
ロイルイセチオン酸ナトリウム塩198g及び水100
0gを仕込み、溶解させた。更に35℃に昇温し、20
%塩化カルシウム水溶液183.2g(0.33mol)
を10分かけて滴下した。同温度で1時間攪拌し、減圧
濾過した。さらに190gのイオン交換水で3回、19
0gの2−プロパノールで3回、通液洗浄した。得られ
たケークを減圧乾燥し、白色のラウロイルイセチオン酸
カルシウム塩を174.3g(89%)得た。
7.95g(1.0mol)、パルミチン酸クロリド24
7.1g(0.9mol)を用い、合成例1と同様にし
て、白色のN,N−パルミトイルメチルタウリンカルシ
ウム塩を285g(80%)得た。
製造した。すなわち、まず粉体成分を、ヘンシェルミキ
サーを用いて混合した後、更に皮膜形成性高分子を加え
て混合して中皿に充填し、プレス成型した後、乾燥させ
て固形粉末ファンデーションを得た。得られたファンデ
ーションについて、塗布時のつき、のび、しっとり感、
透明感及び撥水性を以下の基準で評価した。また、耐衝
撃性については、直径54mm、深さ4mmのアルミ製中皿
に充填、3kg/cm2の圧力でプレス成型し、50℃、常
圧で3時間乾燥させたものを、50cmの高さから、厚み
25mmのラワン材ベニヤ板上にくり返し落下させ、かけ
や割れなどの異常が生じるまでの回数で評価した。結果
を表1及び表2に併せて示す。本発明品はいずれも、比
較品に比べて、塗布時のつき、のび、しっとり感及び透
明感に優れ、かつ耐衝撃性も高いものであった。特に、
フッ素処理ラウロイルタウリンカルシウムを用いた場合
には、撥水性に優れていた。
0gを丸底フラスコに入れ、60℃に加熱する。これに
(C6F13CH2CH2O)2P(OH)=O 13gとイソプロピルエーテ
ル1500gを溶解加熱したものを加え、60℃で4時
間混合する。その後、56〜60℃でイソプロピルエー
テルを減圧留去し、乾燥して得たもの。 *2:トスパール145A(東芝シリコーン社製) *3:特開平10−95705号の合成例7に記載のも
のをエタノールに溶解し、溶媒置換によって12重量%
水分散液としたもの。 *4:特開2000−80015号の調製例1記載の方
法により製造したもの。 *5:ヨドゾールGH−800(カネボウNSC社製)
を水で希釈し、12重量%エマルジョンとしたもの。
Claims (6)
- 【請求項1】 平均圧壊強度0.2〜1kg/mm2 の有機
粉体を含有し、硬度がアスカーゴム硬度計C1L型で7
5以下であり、空隙率が0.4以上で、かつ耐衝撃性値
(成型品を50cmの高さから厚み25mmのラワン材ベニ
ヤ板上にくり返し落下させたとき異常が生じるまでの回
数)が5以上である固形粉末化粧料。 - 【請求項2】 平均圧壊強度0.2〜1kg/mm2 の有機
粉体及び弾性率が200kg/cm2 以下の皮膜形成性高
分子を含有するものである請求項1記載の固形粉末化粧
料。 - 【請求項3】 有機粉体が、分子中にアルキル基及びア
ミド基を有する有機酸多価金属塩である請求項1又は2
記載の固形粉末化粧料。 - 【請求項4】 有機粉体が、アシル化タウリン多価金属
塩である請求項1〜3のいずれか1項記載の固形粉末化
粧料。 - 【請求項5】 有機粉体が、表面を疎水化処理したもの
である請求項1〜4のいずれか1項記載の固形粉末化粧
料。 - 【請求項6】 有機粉体が、表面をフッ素化合物で処理
したものである請求項1〜5のいずれか1項記載の固形
粉末化粧料。
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JP2018104363A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 固形粉末化粧料 |
CN113229592A (zh) * | 2021-05-11 | 2021-08-10 | 上海创元化妆品有限公司 | 一种微孔结构化妆品及其制备方法 |
WO2024014166A1 (ja) | 2022-07-13 | 2024-01-18 | 株式会社佐野商会 | 固形粉体化粧料 |
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KR20250037417A (ko) | 2022-07-13 | 2025-03-17 | 가부시키가이샤 사노쇼우카이 | 고형분체 화장료 |
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