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JP2002071394A - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

Info

Publication number
JP2002071394A
JP2002071394A JP2000265582A JP2000265582A JP2002071394A JP 2002071394 A JP2002071394 A JP 2002071394A JP 2000265582 A JP2000265582 A JP 2000265582A JP 2000265582 A JP2000265582 A JP 2000265582A JP 2002071394 A JP2002071394 A JP 2002071394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
scale
plate
light source
light guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000265582A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Ito
文高 伊藤
Yuji Yamamoto
裕二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000265582A priority Critical patent/JP2002071394A/ja
Publication of JP2002071394A publication Critical patent/JP2002071394A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目盛り盤の表面側からの照明態様に工夫を凝
らし、斬新な見栄えのある車両用計器を提供する。 【解決手段】 導光板50は目盛り盤40の表面に沿い
設けられている。導光板用の各光源60は、目盛り盤4
0の外周端面に沿い設けられている。目盛り盤用の各光
源100は目盛り盤40の裏面側に設けられている。こ
こで、乗用車のイグニッションスイッチのオンに伴い各
光源100は各光源60に対し遅延発光するように時差
発光制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計器としては、実用新案
登録第2590401号公報にて示すものがある。この
計器では、目盛り盤に沿いその裏面側にて導光板を併設
し、この導光板にその端面から光源の光を導入し、この
ように導入した光を導光板から目盛り盤に入射して当該
目盛り盤を照明するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記計器で
は、単に、目盛り盤の裏面側に位置する導光板から目盛
り盤に光を入射するのみであるから、当該目盛り盤の照
明態様が単純な一般的照明となってしまい、斬新さがな
い。
【0004】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、目盛り盤の表面側からの照明態様に工夫を凝
らし、斬新な見栄えのある車両用計器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用計器は、目盛
り、文字や数字等の透光部を有する円弧状物理量表示部
を外周部に形成してなる目盛り盤(40乃至40b)
と、この目盛り盤に沿いその表面側にて回動するように
支持される指針(130)と、目盛り盤の裏面側にて配
設されて当該目盛り盤にその裏面側から光を入射する目
盛り盤用光源(100)と、指針と目盛り盤との間にて
当該目盛り盤の表面に沿い設けられた導光板(50、5
0a、50b)と、導光板の端面(52)側に配設され
て当該導光板内に端面側から光を入射する導光板用光源
(60)とを備える。
【0006】このように構成することで、目盛り盤用光
源の光が目盛り盤及び導光板を透過することに加えて、
導光板用光源の光が導光板内にその端面から入射する。
従って、目盛り盤用光源の光に加えて、導光板用光源の
光を導光板を介して光学的に利用することとなり、その
結果、斬新な見栄えのある視認性を目盛り盤の照明態様
において実現可能な車両用計器を提供できる。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の発明において、車両の始動操作に伴い目盛り
盤用光源と導光板用光源とを時差発光制御する制御手段
(230乃至250)を備えることを特徴とする。
【0008】これにより、車両の始動操作に伴う計器の
目盛り盤の照明態様を上記時差発光制御のもと、斬新な
見栄えのある視認性を目盛り盤の照明態様において実現
できる。
【0009】また、請求項3に記載の発明では、請求項
2に記載の発明において、制御手段は、導光板用光源の
点灯に遅延して目盛り盤用光源を発光するように、時差
発光制御を行うことを特徴とする。これによっても、請
求項2に記載の発明と実質的に同様の作用効果を達成で
きる。
【0010】また、請求項4に記載の発明に係る車両用
計器は、請求項1に記載の発明において、目盛り盤用光
源及び導光板用光源に代えて、指針と目盛り盤との間に
て当該目盛り盤の表面に沿い設けられて発光する透明板
状発光素子を備える構成を有する。これにより、請求項
1に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。
【0011】また、請求項5に記載の発明では、請求項
4に記載の発明において、車両の始動操作に伴い、導光
板用光源の発光に遅延して目盛り盤用光源を発光するよ
うに、目盛り盤用光源と導光板用光源とを時差発光制御
する制御手段(230乃至250)を備えることを特徴
とする。これにより、請求項3に記載の発明と同様の作
用効果を達成できる。
【0012】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。図1乃至図6は、本発明に係る乗用
車用計器の一実施形態を示しており、この計器は、当該
乗用車の車室内に設けたインストルメントパネル(図示
しない)にコンビネーションメータとして取り付けられ
ている。
【0014】当該コンビネーションメータは、図1及び
図2にて示すごとく、ケーシング10と、環状の見返し
板20と、フロントパネル30とを備えており、見返し
板20は、その底壁21の外周部にてケーシング10の
開口部11に装着されている。フロントパネル30は、
見返し板20の先端開口部22に底壁21の各円形上開
口部21a乃至21cを臨むように装着されている。な
お、フロントパネル30はブラックフェースとしての機
能を有する。
【0015】また、当該コンビネーションメータは、円
板状の各目盛り盤40、40a、40bを備えており、
目盛り盤40は、図2にて示すごとく、ケーシング10
の開口部11内にて、見返し板20の底壁21の開口部
21aに対向するようにその裏面側から後述する導光板
50を介し装着されている。また、目盛り盤40aは、
ケーシング10の開口部11内にて、見返し板20の底
壁21の開口部21bに対向するようにその裏面側から
後述する導光板50aを介し装着されるとともに、目盛
り盤40bは、ケーシング10の開口部11内にて、見
返し板20の底壁21の開口部21cに対向するように
その裏面側から後述する導光板50bを介し装着されて
いる(図1参照)。なお、見返し板20の底壁21の表
面は、黒色印刷材料により印刷処理されている。
【0016】目盛り盤40は、円板状透明基板の表面に
当該乗用車の車速を表す円弧状車速表示部41を印刷形
成してなるもので、この円弧状車速表示部41は、上記
透明基板の表面の外周部に沿い印刷形成されている。こ
こで、目盛り盤40の表面は、円弧状車速表示部41の
うち目盛り41a、数字41b等の各輪郭の内側部(以
下、透光部という)を除いた部分を含め、不透光性灰色
インクにより印刷処理されている。
【0017】目盛り盤40aは、他の円板状透明基板の
表面に当該乗用車のエンジンの回転数を表す円弧状回転
数表示部42を印刷形成してなるもので、この円弧状回
転数表示部42は、上記透明基板の表面の外周部に沿い
印刷形成されている。ここで、目盛り盤40aの表面
は、円弧状回転数表示部42のうち目盛り42a、数字
42b等の各輪郭の内側部(以下、透光部という)を除
いた部分を含め、不透光性灰色インクにより印刷処理さ
れている。
【0018】目盛り盤40bは、その他の円板状透明基
板の表面に当該乗用車のエンジン冷却系統の冷却水温を
表す円弧状水温表示部43と、当該乗用車の燃料タンク
内の燃料の残量を表す円弧状燃料表示部44とを印刷形
成してなるもので、これらの円弧状水温表示部43及び
円弧状燃料表示部44は、上記透明基板の表面の外周縁
部に沿い互いに対向する位置にて印刷形成されている。
ここで、目盛り盤40bの表面は、円弧状水温表示部4
3のうち目盛り43a、文字43b等の各輪郭の内側部
(以下、透光部という)及び円弧状燃料表示部44のう
ち目盛り44a、文字44b等の各輪郭の内側部(以
下、透光部という)を除いた部分を含め、不透光性灰色
インクいより印刷処理されている。
【0019】当該コンビネーションメータは、上記導光
板50乃至50b及び導光板用の複数の光源60を備え
ている。各導光板50乃至50bは、共に、円板状のも
ので、これら各導光板50、50a、50bは、それぞ
れ、見返し板20の底壁21に各開口部21a、21
b、21cに対応して装着されている。また、各導光板
50、50a、50bは、その裏面51(図2参照)に
て、それぞれ、各目盛り盤40、40a、40bの表面
と重畳的に接着剤により貼着されている。各導光板5
0、50a、50bの裏面51は、この裏面側からの入
射光を表面側へ透過させ得る程度にて、光拡散処理が施
されている。
【0020】しかして、各導光板50、50a、50b
は、その各外周端面52から入射する光を、各裏面51
により拡散しつつ中央側へ進行させるとともに、その各
表面53側へ、各裏面51側からの入射光を透過させ
る。本実施形態では、各導光板50、50a、50bは
無色透明樹脂からなる導光材料により形成されている。
【0021】各導光板用光源60は、各導光板50、5
0a、50bの外周端面52に沿って位置するように、
見返し板20の底壁21の裏面に間隔をおいて支持され
ている。本実施形態では、複数の光源60は、図1にて
示すごとく、導光板50の外周端面に沿い略等角度間隔
にて4つ支持され、導光板50aの外周端面に沿い略等
角度間隔にて3つ支持され、導光板50bの外周端面に
沿い略等角度間隔にて3つ支持されている。また、各光
源60は、青色で発光する発光ダイオードによりそれぞ
れ構成されている。これにより、各光源60は、その発
光により、青色光を各導光板50、50a、50b内に
その各外周端面52から中央に向けて入射する。
【0022】また、当該コンビネーションメータは、拡
散板70、板状リフレクタ80、配線板90及び目盛り
盤用の複数の光源100を備えている。拡散板70は、
図2にて示すごとく、見返し板20の底壁21にその裏
面に沿い各目盛り盤40乃至40b及びこれらに対応す
る各導光板50乃至50bを介して併設されており、こ
の拡散板70は、リフレクタ80側から後述のように入
射する光を拡散して各目盛り盤40乃至40bにその裏
面側から入射する。
【0023】配線板90は、ケーシング10内にて、拡
散板70、各目盛り盤40乃至40b及びこれらに対応
する各導光板50乃至50bを介して見返し板20の底
壁21に並行に位置するように、各回動内機110(各
目盛り盤40乃至40bに対応して位置する)の内機本
体111上に沿い支持されている。
【0024】リフレクタ80は、配線板90と拡散板7
0との間に挟持されており、このリフレクタ80には、
各目盛り盤40乃至40bに対応する位置にて、断面逆
八の字状の各反射面81(図2では目盛り盤40側の反
射面81のみを示す)が、それぞれ、リフレクタ80の
表面側から、各指針軸112を中心として環状に形成さ
れている。
【0025】目盛り盤用各光源100は、図2にて例示
するごとく、反射面81の下側開口部81a内に位置す
るように、配線板90の表面に各指針軸112を中心と
して環状に配設されており、これら各光源100は、配
線板90から給電されて発光し、リフレクタ80の各反
射面81を通して上側開口部81bから拡散板70に向
けて出射する。この出射にあたり、各光源100の光は
各反射面81により拡散板70に向けて反射される。本
実施形態では、各光源100は、目盛り盤40に対応す
る反射面81の周方向に沿い6つ(図1参照)配置さ
れ、目盛り盤40aに対応する反射面81の周方向に沿
い4つ配置され、目盛り盤40bに対応する反射面81
の周方向に沿い4つ配置されている。また、各光源10
0は白色発光ダイオードからなる。
【0026】なお、図2にて示す回動内機110を例に
とれば、その指針軸112は内機本体111から配線板
90の貫通穴部及び遮光筒体120内に同軸的に回動可
能に延出している。また、遮光筒体120は、導光板5
0、目盛り盤40、拡散板70及びリフレクタ80の各
貫通穴部に同軸的に嵌装されており、この遮光筒120
は、その基端部にて、配線板90の貫通穴部周りに着座
している。
【0027】当該コンビネーションメータは、各発光指
針130及び各指針用光源140を備えている。図2に
て示す発光指針130を例にとれば、当該発光指針13
0は、その回動基部にて、指針軸112の先端部に同軸
的に支持されている。また、図2にて示す指針用光源1
40を例にとれば、この光源140は、遮光筒体120
内にて、配線板90の表面に設けられており、当該光源
140は、その発光により、遮光筒体120を通して発
光指針130内にその回動基部から入射する。なお、各
光源140は白色発光ダイオードにより構成されてい
る。また、各回動内機110の内機本体111は、ケー
シング10内にてその底壁に装着されている。
【0028】次に、各導光板用光源60、各目盛り盤用
光源100、各指針用光源140及び各回動内機110
のための電気制御回路構成について図3を参照して説明
すると、センサ群150は、当該乗用車の車速、エンジ
ンの回転数、エンジン冷却系統の冷却水温及び燃料タン
ク内の燃料の残量を検出してマイクロコンピュータ16
0に出力する。
【0029】マイクロコンピュータ160は、当該乗用
車の搭載のバッテリBから直接給電されて作動状態とな
り、図4にて示すフローチャートに従いコンピュータプ
ログラムを実行する。この実行中において、マイクロコ
ンピュータ160は、当該乗用車のイグニッションスイ
ッチIGを介するバッテリBからの給電及びセンサ群1
50からの各検出出力に基づき、各光源60、100、
140の遅延点灯処理及び各回動内機110の駆動処理
を行う。なお、上記コンピュータプログラムは、マイク
ロコンピュータ160のROMに予め記憶されている。
【0030】以上のように構成した本実施形態におい
て、マイクロコンピュータ160はバッテリBから直接
給電を受けて図4のフローチャートに従いコンピュータ
プログラムを実行し、ステップ200においてNOとの
判定を繰り返している。
【0031】このような状態において、イグニッション
スイッチIGのオンに伴い当該乗用車が走行状態におか
れるものとする。また、イグニッションスイッチIGの
上記オンに伴い、マイクロコンピュータ160は、ステ
ップ200にて、YESと判定する。すると、ステップ
210において、指針用各光源140の発光処理がなさ
れる。これにより、各光源140が共に白色光にて発光
する。
【0032】図2の構成を例にとれば、光源140の白
色光は、遮光筒体120の内部を指針軸112の軸方向
に沿い進み、発光指針130の回動基部内に入射する。
すると、当該発光指針130は、上記白色光を導入して
白色にて発光する。残りの発光指針130も同様に白色
にて発光する。これにより、当該コンビネーションメー
タをフロントパネル30から見たとき、各導光板50乃
至50b上にて各発光指針130がフロントパネル30
を通して白色にて視認される(図5参照)。
【0033】ステップ210の処理後、ステップ220
において、イグニッションスイッチIGの上記オン後1
秒が経過したか否かが判定される。しかして、1秒が経
過していれば、ステップ220での判定がYESとな
る。これに伴い、ステップ230において、導光板用各
光源60の発光処理がなされる。このため、各光源60
が青色にて発光する。このことは、各光源60は、各光
源140に対し1秒だけ遅延して発光するように時差発
光制御されることを意味する。
【0034】上述のように各光源60が発光すると、こ
れら各光源60の青色光は、導光板50、50a、50
b内にその各外周端面52から入射する。これに伴い、
導光板50、50a、50b内に入射した青色光は、当
該導光板50、50a、50b内にて、上述のように拡
散処理した各裏面51により拡散されながら中央部に向
けて進行する。このため、フロントパネル30を通して
各導光板50、50a、50bを見たとき、各発光指針
130が白色にて発光している状態にて当該各導光板5
0、50a、50bの全体が青色に見える(図5参
照)。
【0035】ステップ230の処理後、ステップ240
において、イグニッションスイッチIGの上記オン後2
秒が経過したか否かが判定される。現段階にて、2秒経
過しておれば、ステップ240における判定がYESと
なる。これに伴い、ステップ250において、目盛り盤
用各光源100の発光処理がなされる。このため、各光
源100は、その発光により、白色光を出射する。この
ことは、各光源100は、各光源60に対し2秒だけ遅
延して発光するように時差発光制御されることを意味す
る。
【0036】このようにして各光源100が発光する
と、各光源100の白色光は、図2の構成を例にとれ
ば、拡散板70に向けて直接入射するとともに、リフレ
クタ80の反射面81により反射されて拡散板70に入
射する。このため、拡散板70は、各光源100及びリ
フレクタ80の反射面81からの入射白色光を拡散して
各目盛り盤40の車速表示部41の上記透光部及び導光
板50を通してフロントパネル30側へ出射する。残り
の各目盛り盤40a、40b及び各導光板50a、50
bを通る各光源100の白色光についても同様である。
【0037】このため、各発光指針130の白色発光状
態において各導光板50乃至50bの青色状態のもと、
各目盛り盤40乃至40bの上記透光部全体が青白色状
態となる。従って、フロントパネル30を通して各導光
板50乃至50bを見たとき、各発光指針130の白色
発光状態のもと、各目盛り盤40乃至40bのうち上記
各透光部が、各導光板50乃至50bを通して青白色状
態に見え、各目盛り盤40乃至40bのうち上記各透光
部を除く部分が、各導光板50乃至50bと同様の青色
状態に見える(図6参照)。
【0038】ステップ250における処理が終了する
と、ステップ260において、各回動内機110がセン
サ群150の検出車速、検出回転数、検出水温及び検出
燃料残量に基づき駆動処理される。このため、各発光指
針130が、各導光板50乃至50bを介し、各目盛り
盤40a乃至40c上に指示表示する。このような指示
表示処理は、ステップ270においてイグニッションス
イッチIGのオフによるYESとの判定がなされるま
で、繰り返される。
【0039】以上説明したように、各目盛り盤40乃至
40bの表面に沿い各導光板50乃至50bを設けると
ともにこれら各導光板50乃至50bの外周端面52に
沿い導光板用の各光源60を設ける構成を採用したの
で、各目盛り盤40乃至40bの裏面側に配設する目盛
り盤用各光源100の光が各目盛り盤40乃至40b及
び対応の各導光板50乃至50bを透過することに加え
て、各光源60の光が各導光板50乃至50b内に外周
端面52から入射する。従って、これら目盛り盤用各光
源100の光に加えて、導光板用各光源60の光を各対
応の導光板を介して光学的に利用することとなり、その
結果、斬新な見栄えのある視認性を各目盛り盤の照明態
様において実現できる。
【0040】また、上述のように、イグニッションスイ
ッチIGのオンに伴い、指針用各光源140が発光し、
1秒後に導光板用各光源60が発光し、2秒後に目盛り
盤用各光源100が発光するように時差発光制御するの
で、イグニッションスイッチIGのオンに伴い、各発光
指針130が白色にて発光した後、各導光板50乃至5
0bが各目盛り盤40乃至40bの見えない状態にて青
色状態となり、その後、各目盛り盤40乃至40bの上
記透光部が各導光板50乃至50bを通して白色状態に
見えると同時に各目盛り盤40乃至40bの上記透光部
以外の部分が各導光板50乃至50bを通して青白色状
態に見える。
【0041】これにより、当該コンビネーションメータ
のフロントパネル30を通して見た視認性が斬新な見栄
えのあるものとして当該乗用車の乗員に与えられる。ま
た、ステップ220、240での遅延処理による時差発
光処理がイグニッションスイッチIGのオン後の適正な
時間の長さでもってなされるので、イグニッションスイ
ッチIGのオン後の当該コンビネーションメータの各目
盛り盤が斬新な見栄えのあるものとして良好に視認され
る。
【0042】なお、本発明の実施にあたり、発光指針1
30に代えて通常の指針を採用し、指針用光源140は
廃止してもよい。
【0043】また、本発明の実施にあたり、ステップ2
20における1秒及びステップ240における2秒の各
時間は、イグニッションスイッチIGのオン後に乗員が
タイミングよく計器の指示を視認できる範囲で適宜変更
してもよい。
【0044】また、本発明の実施にあたり、上記実施形
態とは異なり、目盛り盤用光源の発光後に導光板用光源
を発光させるように時差発光制御を行っても、上記実施
形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0045】また、本発明の実施にあたり、乗用車用計
器に限ることなく、一般に車両用計器に本発明を適用し
てもよい。また、計器はコンビネーションメータに限る
ことなくスピードメータ等の単一のものでもよい。
【0046】また、本発明の実施にあたり、各光源6
0、100、140は、上記実施形態にて述べた発光色
のものに限ることなく、また、互いに同一の発光色のも
のでもよく、互いに異なる発光色のものでもよい。な
お、各光源60、100、140は、発光ダイオードに
限ることなく、例えば、ランプであってもよい。
【0047】また、本発明の実施にあたり、当該乗用車
が電気自動車である場合には、イグニッションスイッチ
IGのオンに代えて当該電気自動車の始動用キースイッ
チのオンに伴いステップ200でのYESとの判定を行
うようにしてもよい。
【0048】また、本発明の実施にあたり、各導光板5
0乃至50aに代えて、透明の各ELパネル(エレクト
ロルミネッセンスパネル)を採用して、これら各ELパ
ネルを各光源60の発光制御と同様に制御するようにし
てもよい。なお、この場合には、各光源60は不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す部分破断正面図であ
る。
【図2】図1にて2−2線に沿う断面図である。
【図3】上記実施形態における電気回路構成図である。
【図4】図3のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートである。
【図5】上記実施形態における各指針用光源の発光及び
その後の各導光板用光源の発光に伴う照明態様の例示図
である。
【図6】上記実施形態における各目盛り盤用光源の発光
に伴う照明態様の例示図である。
【符号の説明】
40乃至40b…目盛り盤、50乃至50b…導光板、
60…導光板用光源、100…目盛り盤用光源、130
…発光指針、160…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F074 AA01 BB01 BB06 BB07 CC02 DD02 DD03 EE02 EE03 FF01 GG07 3D044 BA19 BC07 BD02 BD13 5C096 AA00 BA04 BC01 CA13 CB01 CC06 CC07 CD01 FA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目盛り、文字や数字等の透光部を有する
    円弧状物理量表示部を外周部に形成してなる目盛り盤
    (40乃至40b)と、 この目盛り盤に沿いその表面側にて回動するように支持
    される指針(130)と、 前記目盛り盤の裏面側にて配設されて当該目盛り盤にそ
    の裏面側から光を入射する目盛り盤用光源(100)
    と、 前記指針と前記目盛り盤との間にて当該目盛り盤の表面
    に沿い設けられた導光板(50、50a、50b)と、 前記導光板の端面(52)側に配設されて当該導光板内
    に前記端面側から光を入射する導光板用光源(60)と
    を備える車両用計器。
  2. 【請求項2】 車両の始動操作に伴い前記目盛り盤用光
    源と前記導光板用光源とを時差発光制御する制御手段
    (230乃至250)を備えることを特徴とする請求項
    1に記載の車両用計器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記導光板用光源の点
    灯に遅延して前記目盛り盤用光源を発光するように、前
    記時差発光制御を行うことを特徴とする請求項2に記載
    の車両用計器。
  4. 【請求項4】 目盛り、文字や数字等の透光部を有する
    円弧状物理量表示部を外周部に形成してなる目盛り盤
    (40乃至40b)と、 この目盛り盤に沿いその表面側にて回動するように支持
    される指針(130)と、 前記目盛り盤の裏面側にて配設されて当該目盛り盤にそ
    の裏面側から光を入射する目盛り盤用光源(100)
    と、 前記指針と前記目盛り盤との間にて当該目盛り盤の表面
    に沿い設けられて発光する透明板状発光素子とを備える
    車両用計器。
  5. 【請求項5】 車両の始動操作に伴い、前記導光板用光
    源の発光に遅延して前記目盛り盤用光源を発光するよう
    に、前記目盛り盤用光源と前記導光板用光源とを時差発
    光制御する制御手段(230乃至250)を備えること
    を特徴とする請求項4に記載の車両用計器。
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