JP2002063960A - 大電流接続端子とそれを用いたコネクタ - Google Patents
大電流接続端子とそれを用いたコネクタInfo
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- JP2002063960A JP2002063960A JP2000247073A JP2000247073A JP2002063960A JP 2002063960 A JP2002063960 A JP 2002063960A JP 2000247073 A JP2000247073 A JP 2000247073A JP 2000247073 A JP2000247073 A JP 2000247073A JP 2002063960 A JP2002063960 A JP 2002063960A
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Abstract
を用いたコネクタを得る。 【解決手段】 導電性材料でソケット端子との接触部近
傍が平板形状に形成されたプラグ端子1と、バネ性を有
する導電性材料をその先端部分を複数に分割し、プラグ
端子の一方の面に接触する接点部と他方の面に接触する
接点部を、少なくとも各1つ以上形成したソケット端子
2を用いて、回路基板301,311間を接続する。
Description
電に最適な接続端子とそれを用いたコネクタに関する。
電源電圧は、半導体にとっての最適値が選択されること
から、低い電圧が選択される場合が多い。
の電子機器の構成要素は、その機能を十分発揮するため
には、所定の電力を与える必要があり、電源電圧が低い
分大きな電流を与える必要が生じている。
路基板と、電源回路の搭載された回路基板を接続する、
小型で安価な接続手段が無いため、大型の接続手段を用
いるか又は回路基板間を電線を用いて半田付けするなど
していた。
ることは機器の大型化により商品価値の低下を招き、回
路基板間を電線を用いて半田付けすることは、電子機器
の組立行程を複雑化し、製品コストの上昇を招くと共
に、市場でのサービス性も悪くなる等の問題があった。
本発明では、これらの問題を解決するため小型で構造が
簡単な大電流の通電に適した接続端子とそれを用いたコ
ネクタを得ることを目的とする。
め、本発明では回路基板間に大電流回路を接続するプラ
グ端子とソケット端子で構成される接続端子において、
導電性材料でソケット端子との接触部近傍が平板形状に
形成されたプラグ端子と、バネ性を有する導電性材料を
その先端部分を複数に分割し、プラグ端子の一方の面に
接触する接点部と他方の面に接触する接点部を、少なく
とも各1つ以上形成したソケット端子とすることによ
り、大電流を安定して通すことができる。
部近傍が平板形状に形成された、1つ以上のプラグ端子
を、絶縁性樹脂で一体成型したプラグハウジングに固定
したプラグ組立と、バネ性を有する導電性材料をその先
端部分を複数に分割し、プラグ端子の一方の面に接触す
る接点部と他方の面に接触する接点部を、少なくとも各
1以上形成した、1つ以上のソケット端子を、絶縁性樹
脂で一体成型したソケットハウジングに固定したソケッ
トとでコネクタを構成すれば、大電流を安定して通すコ
ネクタを得ることができる。
例を説明する。
示し、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1
(c)は右側面図である。
プレス加工等の工法で、略直角に折り曲げられた基部1
01,平板状の接点部102、複数の脚状の基板接続部
103、基部101より拡幅したストッパー部104、
接点部102の先端部分で板厚を変化させたテーパ部1
05の各部が形成されている。
度の、リン青銅、ベリリューム銅、黄銅等の、比較的硬
度が高く、導電性の高い材料を用いて形成し、表面の酸
化防止と後述のソケット端子との親和性を高めるため、
スズ鍍金、半田鍍金等の表面処理を施しても良い。
し6本の脚としているが、これに限定されるものでは無
く、通電する電流量や、回路基板への取付構造で、任意
に設定できる。
を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図、図
2(c)は右側面図である。
て、例えばプレス加工等の工法で、略直角に折り曲げら
れた基部201、櫛歯状に形成された歯部に曲げ加工を
施した上接点バネ部202と上接点部203、上接点バ
ネ部202と上接点部203とは逆方向の曲げ加工を施
した下接点バネ部204と下接点部205、複数の脚状
の基板接続部206、基部201より拡幅したストッパ
ー部207の各部が形成されている。
程度のリン青銅やベリリューム銅等の、比較的硬度が高
く、バネ性が良く、導電性の高い材料を用いて形成し、
表面の酸化防止とプラグ端子との親和性を高めるため、
スズ鍍金、半田鍍金等の表面処理を施しても良い。
し6本の脚としているが、これに限定されるものでは無
く、通電する電流量や、回路基板への取付構造で、任意
に設定できる。
3、下接点バネ部204と下接点部205の数も図示の
数に限定されるものではなく、各1個以上であれば良
い。
ケット端子2を用いて、回路基板を接続する状態を説明
する側面図である。
一の符号を付し説明を省略する。
えば大電流が供給される回路基板であって、プラグ端子
1の基板接続部103は、プラグ側基板301に形成さ
れた孔303とランド302を貫通して挿入され、半田
304によって半田付け固定されている。
供給する電源回路等の回路基板であって、ソケット端子
2の基板接続部206は、ソケット側基板311に形成
された孔313とランド312を貫通して挿入され、半
田314によって半田付け固定されている。
で、ソケット端子2の上接点部203と下接点部205
を上下に広げるようにして、プラグ側基板301がソケ
ット側基板311にほぼ当接する位置まで挿入する。
は、ソケット端子2の上接点バネ部202と下接点バネ
部204の弾性力で、上接点部203と下接点部205
によって挟持され、図1及び図2に示すプラグ端子1と
ソケット端子2の実施例の場合で、プラグ端子1とソケ
ット端子2は9カ所で電気的に導通するので、大電流を
安定して通じることができる。
施例で、より多くの電流を通じるために、同一形状のプ
ラグ端子を2個使用する場合を示し、図4(a)は平面
図、図4(b)は正面図、図4(c)は右側面図、図4
(d)は図4(b)に示すイ−イ線断面図である。
体に成形加工されていて、基体401、入り口部分で外
方がより開口するように傾斜面を有するソケット受容部
402、使用するプラグ端子の数に見合った数(この例
では2つ)のプラグ端子溝403、プラグ端子溝403
の上下に、使用するソケット端子の形状に見合った位置
及び形状に形成されたソケット端子受容部404、端子
接続部受容部405、後述のソケットハウジングと協動
してソケットハウジング挿入時に節度を持たせるため、
ソケット受容部402の上下に形成された節度突起40
6、回路基板に取り付けるための基板取付脚407、ソ
ケットを挿入抜去する際に指で掴むための鍔408、プ
ラグ端子を位置決めするための端子突当部409の各部
が形成されている。
と、図1に示すプラグ端子1を2個用いた、プラグ組立
体5の一実施例で、図5(a)は平面図、図5(b)は
正面図、図5(c)は右側面図である。
(c)の左方から、プラグハウジング4に形成されたプ
ラグ端子溝403(図4(d)参照)に、プラグ端子1
のストッパー部104がプラグハウジング4の端子突当
部409(図4(d)参照)に当接する位置まで圧入し
固定される。
実施例で、より多くの電流を通じるために、同一形状の
ソケット端子を2個使用する場合を示し、図6(a)は
平面図、図6(b)は正面図、図6(c)は右側面図、
図6(d)は図6(b)に示すロ−ロ断面図である。
一体に成形加工されていて、基体601、先端部分が細
くなるように傾斜面を有するプラグ挿入部602、使用
するソケット端子の数に見合った数(この例では2つ)
のソケット端子の形状に見合って上下に千鳥状の幅広部
を有するソケット端子溝603、端子接続部受容部60
5、プラグハウジング4の節度突起406と協動して節
度を持たせるために、プラグ挿入部602の外周上下に
不連続に形成された節度溝606、回路基板に取り付け
るための基板取付脚607、プラグを挿入抜去する際に
指で掴むための鍔608、ソケット端子を位置決めする
ための端子突当部609の各部が形成されている。
と、図2に示すソケット端子2を2個用いた、ソケット
組立体7の一実施例で、図7(a)は平面図、図7
(b)は正面図、図7(c)は右側面図である。
7(c)の左方から、ソケットハウジング6に形成され
たソケット端子溝603に、ソケット端子2のストッパ
ー部207(図2(a)参照)がソケットハウジング6
の端子突当部609に当接する位置まで圧入し固定され
る。
ソケット組立体7を用いて、回路基板を接続する状態を
説明する側面図である。
一の符号を付し説明を省略する。
えば大電流が供給される回路基板である。プラグ組立5
はその基板取付脚407が、プラグ側基板801に設け
られた図示しない孔に挿入されて組み付けられ、その上
で、ここでは図示しないが図3で詳しく説明したよう
に、プラグ端子1の基板接続部103がプラグ側基板8
01のランドに半田付けされる。
供給する電源回路等の回路基板である。ソケット組立体
7はその基板取付脚607が、ソケット側基板811に
設けられた図示しない孔に挿入されて組み付けられ、そ
の上で、ここでは図示しないが図3で詳しく説明したよ
うに、ソケット端子2の基板接続部206がソケット側
基板811のランドに半田付けされる。
402に、ソケット組立体7のプラグ挿入部602を、
ここでは図示しないプラグ組立体5の節度突起406
が、ここでは図示しないソケット組立体7の節度溝60
6の不連続部分を乗り越える位置まで挿入する。
は、ソケット端子2の上接点バネ部202と下接点バネ
部204の弾性力で、上接点部203と下接点部205
によって挟持され、図1及び図2に示すプラグ端子1と
ソケット端子2を各2個用いたこの実施例の場合で、プ
ラグ組立体5とソケット組立体7は18カ所で電気的に
導通するので、大電流を安定して通じることができる。
傍が平板形状に形成されたプラグ端子と、バネ性を有す
る導電性材料をその先端部分を複数に分割し、プラグ端
子の一方の面に接触する接点部と他方の面に接触する接
点部を、少なくとも各1つ以上形成したソケット端子を
用いることで、最少の部品点数(2点)で、多数の電気
的な接続点により大電流の通電を可能とし、小型で安価
な回路基板間を接続可能とした。
ラグ端子を、それぞれ、一体に成形されたハウジングに
組み込んで用いれば、更に大きな電流を通電可能な接続
が出来る。
示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側
面図である。
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図である。
端子の接続状態を示す断面図である。
ングを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)
は右側面図、(d)は(b)のイ−イ線断面図である。
グを用いたプラグ組立体を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は右側面図である。
ジングを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は右側面図、(d)は(b)のロ−ロ線断面図で
ある。
トハウジングを用いたソケット組立体を示し、(a)は
平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
ト組立体からなるコネクタの接続状態を示す側面図であ
る。
ング、5 プラグ組立体、6 ソケットハウジング、7
ソケット組立体、101 基部、102 接点部、1
03 基板接続部、104 ストッパー部、105 テ
ーパ部、201基部、202 上接点バネ部、203
上接点部、204 下接点バネ部、205 下接点部、
206 基板接続部、207 ストッパー部、206
基板接続部、301 プラグ側基板、302 ランド、
303 孔、304 半田、311 ソケット側基板、
312 ランド、313 孔、314 半田、401基
体、402 ソケット受容部、403 プラグ端子溝、
404 ソケット端子受容部、405 端子接続部受容
部、406 節度突起、407 基板取付脚、408
鍔、409 端子突当部、601 基体、602 プラ
グ挿入部、603 ソケット端子溝、605 端子接続
部受容部、606 節度溝、607 基板取付脚、60
8 鍔、609 端子突当部、801 プラグ側基板、
811ソケット側基板。
Claims (2)
- 【請求項1】 回路基板間に大電流回路を接続するプラ
グ端子とソケット端子で構成される接続端子であって、
導電性材料でソケット端子との接触部近傍が平板形状に
形成されたプラグ端子と、バネ性を有する導電性材料を
その先端部分を複数に分割し、プラグ端子の一方の面に
接触する接点部と他方の面に接触する接点部を、少なく
とも各1つ以上形成したソケット端子としたことを特徴
とする大電流接続端子。 - 【請求項2】 導電性材料でソケット端子との接触部近
傍が平板形状に形成された、1つ以上のプラグ端子を、
絶縁性樹脂で一体成型したプラグハウジングに固定した
プラグ組立と、バネ性を有する導電性材料をその先端部
分を複数に分割し、プラグ端子の一方の面に接触する接
点部と他方の面に接触する接点部を、少なくとも各1以
上形成した、1つ以上のソケット端子を、絶縁性樹脂で
一体成型したソケットハウジングに固定したソケットと
で構成したことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000247073A JP2002063960A (ja) | 2000-08-16 | 2000-08-16 | 大電流接続端子とそれを用いたコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000247073A JP2002063960A (ja) | 2000-08-16 | 2000-08-16 | 大電流接続端子とそれを用いたコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002063960A true JP2002063960A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18737247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000247073A Pending JP2002063960A (ja) | 2000-08-16 | 2000-08-16 | 大電流接続端子とそれを用いたコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002063960A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396684U (ja) * | 1977-01-11 | 1978-08-05 | ||
JPH01319274A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-25 | Nec Corp | 電子部品用端子 |
JPH0587840U (ja) * | 1991-12-09 | 1993-11-26 | 日本航空電子工業株式会社 | 幅広コンタクトを有するコネクタ |
JPH08255658A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-10-01 | Whitaker Corp:The | 雄型コンタクト、雌型コンタクトおよび一対の嵌合コンタクト |
-
2000
- 2000-08-16 JP JP2000247073A patent/JP2002063960A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091008 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100831 |