JP2002048732A - 外観検査装置および外観検査方法 - Google Patents
外観検査装置および外観検査方法Info
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Abstract
検査精度を向上させることができる外観検査装置および
外観検査方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 実装基板を撮像して得られたカラー画像
データをカラー画像処理することにより所定の検査を行
う外観検査において、電子部品3の上面に形成された極
性マークなど表面粗度が周囲と異なる検出対象部位を有
する検査対象物を撮像する際に、同軸光源部4eによっ
て同軸方向から有色照明光を照射し、表面粗度が小さい
極性マークからの有色照明光の正反射光をカメラ5によ
って受光することにより当該検出対象部位を周囲から識
別する。これにより表面粗度が小さい平滑面をカラー画
像処理によって精度よく分離・識別することができる。
Description
して得られたカラー画像データをカラー画像処理するこ
とにより検査対象物について所定の検査を行う外観検査
装置および外観検査方法に関するものである。
電子部品や基板などの検査対象物をカメラで撮像して所
定の検査を行う外観検査が広く行われている。この外観
検査は、検査対象物の撮像データを画像処理することに
より、電子部品などの検査対象物の検出や識別、位置ず
れなど各種の項目についての判定が行われる。これらの
検査項目の中で、電子部品の有無や位置ずれなど、基板
と電子部品の色の違いを利用することにより判別が可能
な検査項目に対しては、カラー画像を用いたカラー画像
処理が行われる。
ー画像を用いた外観検査においては、以下に述べるよう
な問題点があった。外観検査の検査項目の中には、電子
部品の極性マーク、基板の位置決めマークなどのよう
に、周囲と比較して粗度が小さい平滑面が検出対象部位
となっている場合がある。このような検出対象は目視で
は容易に周囲から識別できるものの、カラー画像処理に
よる外観検査では、平滑面から反射されカメラに受光さ
れる光によってこれらの検出対象をカラー画像上で周囲
から明瞭に分離・識別することが困難であった。
を精度よく検出し、検査精度を向上させることができる
外観検査装置および外観検査方法を提供することを目的
とする。
装置は、表面粗度が周囲と異なる検出対象部位を有する
検査対象物を撮像して得られたカラー画像データをカラ
ー画像処理することにより所定の検査を行う外観検査装
置であって、前記検査対象物を撮像するカメラと、撮像
時に検査対象物に全天方向から白色照明光を照射する第
1の照明手段と、撮像時に検査対象物に同軸方向から有
色照明光を照射する第2の照明手段とを備えた。
が周囲と異なる検出対象部位を有する検査対象物を撮像
して得られたカラー画像データをカラー画像処理するこ
とにより所定の検査を行う外観検査方法であって、前記
検査対象物をカメラによって撮像する際に、検査対象物
に同軸方向から有色照明光を照射し、前記検出対象部位
と周囲のうち表面粗度が小さい方からの有色照明光の正
反射光をカメラによって受光することにより当該検出対
象部位を周囲から識別する。
検出対象部位を有する検査対象物を撮像する際に、検査
対象物に同軸方向から有色照明光を照射して、検出対象
部位と周囲のうち表面粗度が小さい方からの有色照明光
の正反射光をカメラによって受光して当該検出対象部位
を周囲から識別することにより、表面粗度が小さい平滑
面をカラー画像処理によって精度よく分離・識別するこ
とができる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の実装
基板の外観検査装置の構成を示すブロック図、図2は本
発明の一実施の形態の色抽出処理の説明図、図3は本発
明の一実施の形態の実装基板の平面図、図4は本発明の
一実施の形態の電子部品の実装状態検査処理のフロー
図、図5は本発明の一実施の形態の半田付状態検査処理
のフロー図、図6は本発明の一実施の形態の半田ブリッ
ジ検査処理のフロー図、図7は本発明の一実施の形態の
半田検査処理の説明図、図8は本発明の一実施の形態の
半田ブリッジ検査処理の説明図、図9は本発明の一実施
の形態の電子部品の極性検査処理のフロー図、図10は
本発明の一実施の形態の電子部品の極性検査処理の説明
図である。
置の構成について説明する。図1において、XYテーブ
ル1上には電子部品が実装された検査対象物である実装
基板2(以下、単に「基板2」と略記。)が保持されて
おり、基板2には複数の種類の異なる電子部品3が実装
されている。図3に示すように基板2には、対角位置に
位置認識用の認識マーク2aが形成されており、基板2
上面には電子部品接合用の回路電極2bが形成されてい
る。電極2bには端子型の矩形電子部品31A,31B
や、接合用リードを備えたリード型の電子部品32,3
3など種類の異なる多数の電子部品が半田接合される。
無や位置ずれおよび電子部品の方向を示す極性の正否、
電子部品を回路電極に接合するための半田付け状態の良
否などが光学的に検査される。すなわち認識マーク2a
を認識することにより基板2の位置を検出し、この位置
に基づいて各電子部品の位置を特定する。極性検査にお
いては、電子部品33の上面に形成された極性マーク3
3aを認識することにより、電子部品33の極性を判定
する。また、リード33bの周囲を撮像して半田フィレ
ットの大きさや形状を認識することにより、半田付け状
態が検査される。
り成る撮像部が配設されている。照明部4はハロゲン光
源部(図示せず)によって発光される白色光を照射する
リング状の発光体4aと略半球面状の反射体4bを備え
ており、発光体4aから反射体4bの内面に向けて照射
された白色光は、球面状の反射面によって拡散反射さ
れ、下方の基板2を全天方向から照明する。すなわち発
光体4aと反射体4bは、白色照明光を照射する全天型
の第1の照明手段となっている。
光するLED光源部4c,4dが上下2段に設けられて
おり、LED光源部4c,4dから発光される赤色光
は、下方の基板2に対してそれぞれ方向の異なる斜め方
向から照射される。すなわちLED光源部4c,4d
は、基板2に対して方向の異なる複数の特定方向から照
明光を照射する多段型の第2の照明手段となっている。
された同軸光源部4eを備えている。同軸光源部4eは
LEDによって発光し、この同軸光源部4eからの照射
光は、反射体4bの開口部に設けられたハーフミラー4
fによって反射されて、下方の基板2上にカメラ5の同
軸方向から入射する。
り、照明制御部18によって照明部4を制御することに
より、全天型照明用の白色照明光を発光する発光体4
a、多段型照明用の赤色光を発光するLED光源部4
c,4dおよび同軸照明用の同軸光源部4eのいずれか
のみ、もしくはこれらを組み合わせて点灯させることが
でき、したがって、第1の照明手段である発光体4a、
または第2の照明手段であるLED光源部4c,4dを
選択的に切り換えて点灯させることができる。すなわち
照明制御部18は、第1の照明手段と第2の照明手段を
切り換える照明切り換え手段となっている。
置されており、カメラ5は反射体4bの上部に設けられ
た開口を介して、前述の各種の照明手段によって照明さ
れた状態の基板2を撮像する。このときXYテーブル1
を駆動することにより基板2は水平移動し、基板2上に
実装された任意の電子部品3をカメラ5の直下に位置さ
せて撮像することができる。
(CCU)6に接続されている。カメラコントロールユ
ニット6は撮像タイミングなどのカメラ5の撮像動作を
制御するとともに、撮像データからR(赤)、G
(緑)、B(青)の三原色を抽出し、各要素ごとの画像
データとして出力する。R,G,Bの三要素の画像デー
タは第1の画像記憶部8に記憶されるとともに、カラー
モデル変換部7に送られる。
三要素のそれぞれの要素を1つの独立の次元とする3次
元のRGB画像データを、H(色相)、S(彩度)、I
(明度)のそれぞれの要素を1つの独立の次元とする3
次元のHSI画像データに変換する。変換されたHSI
画像データは第2の記憶部9に記憶される。そしてこの
HSI画像データは色抽出部13に送られ、色抽出部1
3ではHSI画像データを用いて撮像視野内の所定部位
の色を抽出する処理、すなわち当該部位の本来の色を他
の特定の色に置き換えた画像(色抽出画像)を合成する
処理が行われる。この色抽出処理により得られた色抽出
画像は、第3の画像記憶部10に格納される。
憶部8に格納されたRGB画像データを画像処理するこ
とにより、電子部品の半田付け状態を検査する。したが
って半田付け状態検査部11は半田検査手段となってい
る。部品搭載状態検査部12は、色抽出処理がなされ第
3の画像記憶部10に格納された色抽出画像を画像処理
することにより、電子部品の搭載状態、すなわち電子部
品の有無や位置ずれを検査する。したがって部品搭載状
態検査部12は、実装検査手段となっている。
査部12、色抽出部13は全体制御部14と接続されて
おり、全体制御部14には検査データ記憶部15、ライ
ブラリ記憶部16および検査結果記憶部17の各記憶部
が接続されている。検査データ記憶部15は、搭載状態
検査装置の検査処理における動作順序を示す検査シーケ
ンスデータを記憶する。この検査シーケンスデータの中
には、検査の対象となる電子部品を特定するための部品
識別情報、色コード、検査項目に関する情報が含まれて
いる。
部品についての各種のデータより構成される部品ライブ
ラリを記憶する。この部品ライブラリのデータは全体制
御部14によって読み出されて色抽出部13に送られ、
ここで各電子部品に応じたライブラリデータを用いた色
抽出処理が行われる。検査結果記憶部17は、半田付け
状態検査部11、部品搭載状態検査部12の検査結果を
全体制御部14を介して受け取り格納する。照明制御部
18は照明部4の点灯の制御や、照度などの照明条件の
制御を行う。機構制御部19は、基板2を保持・位置決
めするXYテーブル1の動作を制御する。
説明する。カメラ5によって取り込まれカメラコントロ
ールユニット6によって出力された電子部品3を含む基
板2のRGB画像20は、カラーモデル変換部7によっ
てHSI画像データにカラーモデル変換される。ここで
は、画像を構成する各画素毎にRGB次元で表された色
のデータをHSI次元でのデータに変換する処理が行わ
れ、カラーモデル変換後のデータからはH,S,Iの各
種類毎にデータが分離されて出力される。
画素毎にH,S,Iのそれぞれのデータを対応させた画
像、すなわちH(色相)のみで表された色変換画像9
a、S(彩度)のみで表された色変換画像9bおよびI
(明度)のみで表された色変換画像9cが格納される。
そしてこれらの画像データは色抽出部13へ送られ、
H,I,Sの各画像データに対して、変換テーブル21
(Hテーブル21a、Sテーブル21b、Iテーブル2
1c)を用いたデータ変換が行われる。
は、各画素毎に求められたH,S,Iの数値データを所
定の変換法則に従って新たな数値データH’,S’,
I’に置き換えることによって行われる。ここで用いら
れる変換テーブル21は、この変換法則を定めるもので
あり、検査対象に応じて異なる特性を備えた変換テーブ
ルが設定される。
の各画像は合成処理部22によって合成され、色抽出画
像が合成される。合成された色抽出画像は、第3の画像
記憶部10に記憶される。このような色抽出処理を行う
ことにより、本実施の形態に示す例では、検出対象の電
子部品3の部分は白色部23aに、その他の部分は黒色
から灰色の範囲で色が変化する非白色部23bにそれぞ
れ変換された色抽出画像(モノクロ画像)23を得る。
そして色抽出された色抽出画像は部品搭載状態検査部1
2に送られ、ここで所定部位に所定の電子部品が正しい
位置に正常な状態で搭載されているか否かについての検
査が行われる。
に構成されており、次に図4を参照して実装状態検査処
理について説明する。まず検査対象の基板2がXYテー
ブル1上に載置される。そして発光体4aを点灯するこ
とにより白色照明が点灯される(ST1)。次いでカメ
ラ5によって検査対象の電子部品を含む画像の取り込み
が行われる(ST2)。これにより基板2のRGB画像
がカメラコントロールユニット6より出力され、カラー
モデル変換部7によってHSI画像にカラーモデル変換
される(ST3)。
に設定された色取り込み領域を対象として色抽出処理が
行われる(ST4)。そして色抽出画像を対象として部
品搭載状態検査部12によって検査処理が行われる(S
T5)。すなわち、色抽出画像を画像処理することによ
り、基板2上における電子部品の有無や、位置ずれが検
出される。
査について説明する。この半田付け状態検査は、図3に
示す電子部品33のリード33bを基板2の電極2bに
接合する半田フィレットの形状を検出することにより、
半田付けが正常に行われているか否かを判定するもので
ある。この検査に際しては、まず上段照明が点灯される
(ST11)。すなわち、照明部4に備えられたLED
光源部4dおよび同軸光源部4eを点灯し、基板2に対
し上方から赤色の照明光を照射する。
像を取り込む(ST12)。すると図7に示すように、
電子部品のリード33b上面や基板2の電極2b上面の
うち半田が接合されていない平坦面に照射された照明光
は、これらの水平な表面によって上方に反射されカメラ
5によって受光される。これに対し、電極2b上面とリ
ード33b側面とを接合して形成された半田フィレット
34の傾斜した表面に入射した照明光は斜め方向に反射
される結果、上方のカメラ5によって受光されない。こ
れにより、カメラ5によって取得される画像上では、図
7(a)に示すようにリード33b上面や電極2b面と
半田フィレット34との間で輝度差が明瞭なモノクロ画
像を得ることができる。そしてこの画像に基づき検査処
理が行われる(ST13)。
合には、画像には図7(a)に示すように半田フィレッ
ト34を示す暗部が現れ、半田フィレット34が存在し
ない場合には、画像には図7(b)に示すようにリード
33bと電極2bの範囲に輝部のみが現れる。このよう
にモノクロ画像上で半田フィレット34の存在を示す暗
部を検出することにより、半田フィレット34の有無が
判定され、検出された暗部の形状や面積により半田フィ
レット34の形状不良を検出することができる。
査について説明する。この半田ブリッジ検査は、図3に
示す電子部品33のように、多数のリード33bが狭ピ
ッチで配列されている場合において、はみ出した半田に
よって電極2b間が連結されて電気的に短絡する不具合
の有無を検出するものである。この検査では、まず下段
照明、すなわち下段に配置されたLED光源部4cが点
灯される(ST21)。これにより、基板2表面に対し
て図8(a)に示すように低い角度の斜め方向から赤色
の照明光が照射され、この状態でリード間の画像が取り
込まれる(ST22)。そして取り込まれた画像に基づ
いて検査処理が行われる(ST23)。
射された照明光の反射光のうち、リード33bの上面や
電極2bの上面など水平な面によって斜め方向に反射さ
れた反射光はカメラ5に受光されないのに対し、リード
33bの端面に形成された半田フィレット34や電極2
bからはみ出して形成された半田ブリッジ35など、斜
面状側面を有する部分からの反射光は上方のカメラ5に
よって受光される。これにより、画像には図8(b)に
示すように、半田フィレット34や半田ブリッジ35の
斜面状側面に相当する部分のみに光沢部34a,35a
が現れる。そしてこの光沢部35aの検出の有無によっ
て、半田ブリッジ35の存在の有無を判定することがで
きる。
する半田検査においては、多段型のLED光源部4c,
4dや同軸光源部4eを選択的に点灯することにより、
検査対象部位に応じて特定方向から照明光が照射され
る。そしてこの照明による反射光を上方のカメラ5で受
光することにより、異なる検査項目を同一の撮像手段に
よって処理することが可能となる。
性検査処理について説明する。極性検査は、実装状態で
の極性を有する電子部品(図3に示す電子部品33参
照)が、正しい方向で実装されているか否かを、電子部
品33の上面に形成された極性マーク33aを検出する
ことによって判定するものである。この極性マーク33
aは、電子部品33の樹脂モールドに直接形成されたも
のであることから本来同質・同色であり、白色照明下で
撮像されたカラー画像上では、図10(a)に示すよう
に極性マーク33aとその周囲とを明瞭に識別すること
が困難である。
照明及び白色照明がともに点灯される(ST31)。す
なわち、照明部4の発光体4aと同軸光源部4eがとも
に点灯される。これにより、基板2には、方向性のない
全天方向からの白色照明光及び垂直同軸方向からの赤色
照明光が照射される。
像取り込みが行われる(ST32)。この画像取り込み
において、表面粗度が小さい滑らかな表面を有する極性
マーク33aの部分では、同軸方向からの赤色照明光は
上方に正反射される度合いが大きく、この正反射光はカ
メラ5によって受光される。これにより、取り込まれた
カラー画像上では、極性マーク33aの部分に有色照明
光と同色の赤色が検出される。なお、同軸方向から照射
される有色照明光として、本実施例では赤色光を用いて
いるが、周囲との識別が可能な色であれば赤色以外の照
明光を用いてもよい。
部品33の上面は表面粗度が大きいためこの範囲に照射
された赤色照明光は拡散反射し、上方のカメラ5に入射
する反射光は少ない。また、極性マーク33a以外の範
囲においては、全天方向から照射される白色照明光の拡
散反射光がカメラ5によって受光される。すなわち、カ
ラー画像上では極性マーク33a以外の部分は、電子部
品33の樹脂モールド本来の色が検出される。したがっ
て、図10(b)に示すように電子部品33の画像にお
いて極性マーク33aとそれ以外の周囲からは異なる色
が検出され、これにより極性マーク33aは周囲から識
別される。
いによる表面粗度の差異が存在し、表面粗度が周囲と異
なる部分が検出対象部位となっている場合において、表
面粗度が小さい方からの有色照明光の正反射光を受光す
ることにより、極性マーク33aなど材質的には同質で
同色である検出対象部位を周囲から識別することができ
る。そして電子部品33上面における極性マーク33a
の位置を検出することにより検査処理が行われ(ST3
3)、電子部品4の極性、すなわち実装方向の正否が検
出される。
光体4aと同軸光源部4eをともに点灯する例を示して
いるが、同軸光源部4eのみを点灯して、有色照明光の
正反射光のみをカメラ5で受光するようにしてもよい。
この方法によっても、極性マーク33aを周囲から分離
・識別することができる。
対象部位として、本実施の形態では電子部品の極性マー
クを例にとって説明したが、これ以外の例、例えば基板
2の表面に形成された認識マーク2aや、半田接合性を
向上させる目的で表面に半田膜が形成された半田レベラ
を有する電極などを検出対象部位とする場合についても
本発明を適用することができる。
の場合と同様に、周囲の基板の表面と比較して平滑で表
面粗度が小さい認識マーク表面からの正反射光を受光す
ることにより、認識マークを周囲から分離・識別する。
また半田レベラが形成された電極の場合には、電極上面
に塗布されたクリーム半田と比較してより表面粗度が小
さい電極表面(半田膜表面)からの正反射光を受光する
ことによって、半田膜によって覆われた電極表面と類似
色でカラー画像上では識別が困難なクリーム半田を電極
表面から分離・識別することができる。
て電子部品が実装された実装基板の例を示しているが、
これに限定されず、例えば電子部品など個片状態のワー
クを検査対象とする場合であってもよい。
る検出対象部位を有する検査対象物を撮像する際に、検
査対象物に同軸方向から有色照明光を照射して、検出対
象部位と周囲のうち表面粗度が小さい方からの有色照明
光の正反射光をカメラによって受光して当該検出対象部
位を周囲から識別することにより、表面粗度が小さい平
滑面をカラー画像処理によって精度よく分離・識別する
ことができる。
置の構成を示すブロック図
査処理のフロー図
フロー図
のフロー図
の説明図
理のフロー図
処理の説明図
Claims (2)
- 【請求項1】表面粗度が周囲と異なる検出対象部位を有
する検査対象物を撮像して得られたカラー画像データを
カラー画像処理することにより所定の検査を行う外観検
査装置であって、前記検査対象物を撮像するカメラと、
撮像時に検査対象物に全天方向から白色照明光を照射す
る第1の照明手段と、撮像時に検査対象物に同軸方向か
ら有色照明光を照射する第2の照明手段とを備えたこと
を特徴とする外観検査装置。 - 【請求項2】表面粗度が周囲と異なる検出対象部位を有
する検査対象物を撮像して得られたカラー画像データを
カラー画像処理することにより所定の検査を行う外観検
査方法であって、前記検査対象物をカメラによって撮像
する際に、検査対象物に同軸方向から有色照明光を照射
し、前記検出対象部位と周囲のうち表面粗度が小さい方
からの有色照明光の正反射光をカメラによって受光する
ことにより当該検出対象部位を周囲から識別することを
特徴とする外観検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232645A JP2002048732A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 外観検査装置および外観検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000232645A JP2002048732A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 外観検査装置および外観検査方法 |
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