JP2002046437A - 溶接作業用軌陸車 - Google Patents
溶接作業用軌陸車Info
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- JP2002046437A JP2002046437A JP2000270794A JP2000270794A JP2002046437A JP 2002046437 A JP2002046437 A JP 2002046437A JP 2000270794 A JP2000270794 A JP 2000270794A JP 2000270794 A JP2000270794 A JP 2000270794A JP 2002046437 A JP2002046437 A JP 2002046437A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軌陸車を利用して、軌道の溶接作業の準備か
ら作業終了、後片付けを含めた時間の短縮、溶接装置の
現場での容易な設置及び作業の効率を図る溶接作業用軌
陸車を得る。 【解決手段】 溶接作業用軌陸車は、路上を走行するた
めのタイヤと、軌道上を走行するための軌道用鉄輪と、
下端部を接地させ車体の持上げと旋回機能を有する上昇
支持装置とを有する軌陸車であって、軌陸車のフレーム
上に左右側面と後面に開口部を有するパネルバンを設置
し、パネルバンの床面に、少なくとも、発電機と、溶接
用ガス容器と、溶接作業装置を配置し、後面開口部を覆
う後面扉の外面に軌道上を転動する軌道輪を設け、後面
扉を下ヒンジで後倒し油圧装置にて下降させ軌道に載せ
ると共に、後面扉をパネルバンから離間させ軌道上を転
動可能に形成した。
ら作業終了、後片付けを含めた時間の短縮、溶接装置の
現場での容易な設置及び作業の効率を図る溶接作業用軌
陸車を得る。 【解決手段】 溶接作業用軌陸車は、路上を走行するた
めのタイヤと、軌道上を走行するための軌道用鉄輪と、
下端部を接地させ車体の持上げと旋回機能を有する上昇
支持装置とを有する軌陸車であって、軌陸車のフレーム
上に左右側面と後面に開口部を有するパネルバンを設置
し、パネルバンの床面に、少なくとも、発電機と、溶接
用ガス容器と、溶接作業装置を配置し、後面開口部を覆
う後面扉の外面に軌道上を転動する軌道輪を設け、後面
扉を下ヒンジで後倒し油圧装置にて下降させ軌道に載せ
ると共に、後面扉をパネルバンから離間させ軌道上を転
動可能に形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路および軌道上
を走行し、軌道工事現場にて溶接作業が容易に行えるよ
うに、溶接装置等を載置した溶接作業用軌陸車に関する
ものである。
を走行し、軌道工事現場にて溶接作業が容易に行えるよ
うに、溶接装置等を載置した溶接作業用軌陸車に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、軌道工事の作業現場で溶接作業
を行う場合、重量のある発電機はクレーン車にて、ガス
ボンベ、溶接機、溶接機器は作業用ワゴン車等にて、現
場に運び設置し軌道工事例えば、軌道の入替え、軌道の
接合等の作業を行っていた。
を行う場合、重量のある発電機はクレーン車にて、ガス
ボンベ、溶接機、溶接機器は作業用ワゴン車等にて、現
場に運び設置し軌道工事例えば、軌道の入替え、軌道の
接合等の作業を行っていた。
【0003】一方、軌道工事の作業用として一般道路と
軌道の両方を走行できる軌陸車がある。
軌道の両方を走行できる軌陸車がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軌道工事は、車両の運
休する夜間の数時間内に、溶接機器の設置作業と、溶接
作業、機器の後片付けとを全て行わなければならない。
溶接機器の設置については、軌道の作業現場に平行に道
路がある場合は、作業機器の現場への運搬取付けも比較
的容易であるが、軌道とクレーン車を通す道路との高低
が著しい作業現場、又道路がないところでは、前者は架
線が邪魔になりクレーンによる運搬作業が難しく、後者
は運搬用バンで小型の作業用装置等は現場近くに運搬し
て設置するので多くの準備時間を要した。又、溶接作業
においては、軌道の溶接作業を終える毎に、機器、装置
を運搬車または、人手で移動して次の溶接作業を行って
いた。又、作業終了後は、現場から装置等を設置と逆手
順にて全て運び去らねばならなかった。
休する夜間の数時間内に、溶接機器の設置作業と、溶接
作業、機器の後片付けとを全て行わなければならない。
溶接機器の設置については、軌道の作業現場に平行に道
路がある場合は、作業機器の現場への運搬取付けも比較
的容易であるが、軌道とクレーン車を通す道路との高低
が著しい作業現場、又道路がないところでは、前者は架
線が邪魔になりクレーンによる運搬作業が難しく、後者
は運搬用バンで小型の作業用装置等は現場近くに運搬し
て設置するので多くの準備時間を要した。又、溶接作業
においては、軌道の溶接作業を終える毎に、機器、装置
を運搬車または、人手で移動して次の溶接作業を行って
いた。又、作業終了後は、現場から装置等を設置と逆手
順にて全て運び去らねばならなかった。
【0005】更に、鉄道車両の運行時間が長くなると、
逆に、鉄道車両の運休時間が短縮され、軌道工事の短縮
が更に要請されることになる。
逆に、鉄道車両の運休時間が短縮され、軌道工事の短縮
が更に要請されることになる。
【0006】本発明は、従来の状況に鑑みなされもの
で、軌陸車を利用して、軌道の溶接作業の準備から作業
終了、後片付けを含めた時間の短縮、溶接装置の現場で
の容易な設置及び作業の効率を図る溶接作業用軌陸車を
提供することを目的としている。
で、軌陸車を利用して、軌道の溶接作業の準備から作業
終了、後片付けを含めた時間の短縮、溶接装置の現場で
の容易な設置及び作業の効率を図る溶接作業用軌陸車を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の請求項1記載の溶接作業用軌陸
車は、路上を走行するためのタイヤと、軌道上を走行す
るための軌道用鉄輪と、下端部を接地させ車体の持上げ
と旋回機能を有する上昇支持装置とを有する軌陸車であ
って、軌陸車のフレーム上に左右側面と後面に開口部を
有するパネルバンを設置し、パネルバンの床面に、少な
くとも、発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作業装置を
配置し、後面開口部を覆う後面扉の外面に軌道上を転動
する軌道輪を設け、後面扉を下ヒンジで後倒し油圧装置
にて下降させ軌道に載せると共に、後面扉をパネルバン
から離間させ軌道上を転動可能に形成したことを特徴と
している。
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の請求項1記載の溶接作業用軌陸
車は、路上を走行するためのタイヤと、軌道上を走行す
るための軌道用鉄輪と、下端部を接地させ車体の持上げ
と旋回機能を有する上昇支持装置とを有する軌陸車であ
って、軌陸車のフレーム上に左右側面と後面に開口部を
有するパネルバンを設置し、パネルバンの床面に、少な
くとも、発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作業装置を
配置し、後面開口部を覆う後面扉の外面に軌道上を転動
する軌道輪を設け、後面扉を下ヒンジで後倒し油圧装置
にて下降させ軌道に載せると共に、後面扉をパネルバン
から離間させ軌道上を転動可能に形成したことを特徴と
している。
【0008】この溶接専用軌陸車では、後部開口部を覆
う後面扉を水平に後倒し油圧装置にて下降させ、更に、
後面扉を軌陸車から外して、軌道上を転動させることが
できる。即ち、後面扉が軌道走行の作業用台車を兼ね
る。
う後面扉を水平に後倒し油圧装置にて下降させ、更に、
後面扉を軌陸車から外して、軌道上を転動させることが
できる。即ち、後面扉が軌道走行の作業用台車を兼ね
る。
【0009】請求項2記載の溶接専用軌陸車は路上を走
行するためのタイヤと、軌道上を走行するための軌道用
鉄輪と、軌道上を走行するための軌道用鉄輪と、下端部
を接地させ車体の持上げと旋回機能を有する上昇支持装
置とを有する軌陸車であって、軌陸車のフレーム上に左
右側面と後面に開口部を有するパネルバンを設置し、パ
ネルバンの床面に、少なくとも、発電機と、溶接用ガス
容器と、溶接作業装置を配置し、後面開口部を覆う後面
扉の内面に軌道と同幅の軌道を設け、パネルバンの後面
扉を下ヒンジで後倒し水平に下降させると共に、パネル
バン後面に、軌道と同幅の軌道を設けると共に、軌道上
を転動させる軌道輪を有する作業用台車を後面扉の内面
上から軌道上へ転動可能に形成したことを特徴としてい
る。
行するためのタイヤと、軌道上を走行するための軌道用
鉄輪と、軌道上を走行するための軌道用鉄輪と、下端部
を接地させ車体の持上げと旋回機能を有する上昇支持装
置とを有する軌陸車であって、軌陸車のフレーム上に左
右側面と後面に開口部を有するパネルバンを設置し、パ
ネルバンの床面に、少なくとも、発電機と、溶接用ガス
容器と、溶接作業装置を配置し、後面開口部を覆う後面
扉の内面に軌道と同幅の軌道を設け、パネルバンの後面
扉を下ヒンジで後倒し水平に下降させると共に、パネル
バン後面に、軌道と同幅の軌道を設けると共に、軌道上
を転動させる軌道輪を有する作業用台車を後面扉の内面
上から軌道上へ転動可能に形成したことを特徴としてい
る。
【0010】この溶接作業用軌陸車では、パネル内に、
作業用台車を載置し、後面扉が水平に後倒して台車を載
せ油圧装置にて下降させ、後面扉が軌道上に達したら、
台車を後面扉から降ろし軌道上を走行させる。
作業用台車を載置し、後面扉が水平に後倒して台車を載
せ油圧装置にて下降させ、後面扉が軌道上に達したら、
台車を後面扉から降ろし軌道上を走行させる。
【0011】請求項3記載の溶接作業用軌陸車は、路上
を走行するためのタイヤと、軌道上を走行するための軌
道用鉄輪と、下端部を接地させ車体の持上げと旋回機能
を有する上昇支持装置とを有する軌陸車であって、軌陸
車のフレーム上に左右側面と後面を開口部を有するパネ
ルバンを設置し、パネルバンの床面に、少なくとも、発
電機と、溶接用ガス容器と、溶接作業装置を配置し、パ
ネルバンの上面に、左右側方より引出し軌陸車の側方面
の上空を覆うテントを収納するテント収納部を設けたこ
とを特徴としている。
を走行するためのタイヤと、軌道上を走行するための軌
道用鉄輪と、下端部を接地させ車体の持上げと旋回機能
を有する上昇支持装置とを有する軌陸車であって、軌陸
車のフレーム上に左右側面と後面を開口部を有するパネ
ルバンを設置し、パネルバンの床面に、少なくとも、発
電機と、溶接用ガス容器と、溶接作業装置を配置し、パ
ネルバンの上面に、左右側方より引出し軌陸車の側方面
の上空を覆うテントを収納するテント収納部を設けたこ
とを特徴としている。
【0012】テント収納部に収納するテントは、左右の
いずれからでも引き出せる。テントを設けると雨天時の
溶接作業が容易とする。
いずれからでも引き出せる。テントを設けると雨天時の
溶接作業が容易とする。
【0013】請求項4の溶接作業用軌陸車は、路上を走
行するためのタイヤと、軌道上を走行するための軌道用
鉄輪と、下端部を接地させ車体の持上げと旋回機能を有
する上昇支持装置とを有する軌陸車であって、軌陸車の
フレーム上に左右側面と後面とに開口部を有するパネル
バンを設置し、パネルバンの床面に、少なくとも、溶接
用発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作業装置を設置
し、パネルバンのルーフ上に、幅方向にスライドレール
を設置し、スライドレール内に投光器を摺動可能に設け
たことを特徴としている。
行するためのタイヤと、軌道上を走行するための軌道用
鉄輪と、下端部を接地させ車体の持上げと旋回機能を有
する上昇支持装置とを有する軌陸車であって、軌陸車の
フレーム上に左右側面と後面とに開口部を有するパネル
バンを設置し、パネルバンの床面に、少なくとも、溶接
用発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作業装置を設置
し、パネルバンのルーフ上に、幅方向にスライドレール
を設置し、スライドレール内に投光器を摺動可能に設け
たことを特徴としている。
【0014】この投光器は、溶接の夜間作業時、又は曇
天等作業のし難い状況にて使用するもので、パネルバン
の上方より照明するものである。
天等作業のし難い状況にて使用するもので、パネルバン
の上方より照明するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る溶接作業用軌
陸車の好適な第1の実施の形態を図1乃至図10を参照
して詳細に記載する。この溶接専用軌陸車Aは、敷設現
場に搬送された定尺レールを線路脇で主にガス圧接を用
いて仮設軌道50aであるロングレールとし、本線敷設
後、両端を主にテルミット溶接で接合させる溶接作業用
装置を積載し、現場で必要なものを車両より降ろして溶
接作業を行う車両である。
陸車の好適な第1の実施の形態を図1乃至図10を参照
して詳細に記載する。この溶接専用軌陸車Aは、敷設現
場に搬送された定尺レールを線路脇で主にガス圧接を用
いて仮設軌道50aであるロングレールとし、本線敷設
後、両端を主にテルミット溶接で接合させる溶接作業用
装置を積載し、現場で必要なものを車両より降ろして溶
接作業を行う車両である。
【0016】本発明の溶接作業用軌陸車Aは、一般道路
走行用のタイヤ11、12の他に、軌道50上を走行す
るための軌道用車輪13、14と、軌陸車の車体を持上
げ回転し車両の向きを変えたり軌道上に車両を載せた
り、軌道上を外したりするのに用いる車体の下面中心に
設けた上昇支持装置3とを備える。軌陸車Aは、小型、
中型トラックをベースとし、小回りのきく、何処にでも
容易に持ち運べる大きさである、車体の前後左右にはそ
れぞれ鉄輪13,14が鉄輪張り出し機構16,17に
よって張り出し、格納自在に取付けられている。尚、後
鉄輪14と後車輪12との間にアイドルローラー15を
介在して、後車輪12の回転力を鉄輪14に同回転方向
で伝達させている。後車輪12とアイドルローラー15
は、鉄輪張り出し機構17に一体に取付けられている。
14aは、ゴムローラーで鉄輪14と同軸ぬて鉄輪14
と一体的に結合し、アイドルローラー15と接し、アイ
ドルローラー15の回転を鉄輪14に伝達する。尚、7
は上下に設けたフレーム、18は前後鉄輪13、14を
張り出し又は格納させる操作盤、2はキャブである。1
9は上昇支持装置の操作盤である。
走行用のタイヤ11、12の他に、軌道50上を走行す
るための軌道用車輪13、14と、軌陸車の車体を持上
げ回転し車両の向きを変えたり軌道上に車両を載せた
り、軌道上を外したりするのに用いる車体の下面中心に
設けた上昇支持装置3とを備える。軌陸車Aは、小型、
中型トラックをベースとし、小回りのきく、何処にでも
容易に持ち運べる大きさである、車体の前後左右にはそ
れぞれ鉄輪13,14が鉄輪張り出し機構16,17に
よって張り出し、格納自在に取付けられている。尚、後
鉄輪14と後車輪12との間にアイドルローラー15を
介在して、後車輪12の回転力を鉄輪14に同回転方向
で伝達させている。後車輪12とアイドルローラー15
は、鉄輪張り出し機構17に一体に取付けられている。
14aは、ゴムローラーで鉄輪14と同軸ぬて鉄輪14
と一体的に結合し、アイドルローラー15と接し、アイ
ドルローラー15の回転を鉄輪14に伝達する。尚、7
は上下に設けたフレーム、18は前後鉄輪13、14を
張り出し又は格納させる操作盤、2はキャブである。1
9は上昇支持装置の操作盤である。
【0017】フレーム7上に、箱型のパネルバン1が固
定されている。パネルバン1の左右側面と後面に開口部
を形成し、左右の開口部はセンターピラー1dを挟んで
前後の開口部を形成する。左右開口部は、前後動にて開
開するシャッター4a、4bで覆われている。シャッタ
ーにするのは、車外からシャッターの下端部を手で簡単
に押すことにより、自動的に内部が開放され、パネルバ
ン1内の機材等を車外から覗いたり取出したりすること
が容易となるからである。後部開口部は下部を回転軸3
2にして後倒する後面扉40で覆われている。パネルバ
ン1は方形で四隅に断面口型の中空部材で形成されてい
る。後部の両リアピラー1bは他のピラーより下方に長
く、後面にスリット1eを形成し、リアピラー1bの内
部には油圧にて上下動するスライダー6が格納し、スラ
イダー6の下端は、L字型に折曲げられ支持部6aを形
成し、支持部6aには後面扉40の回転軸32を支持す
る凹部6bを形成する。油圧装置は通称パワーゲート、
垂直ゲートと称される。スライダー6の上部にはスリッ
ト1eより突出した引掛け部6cが一体に形成されてい
る。後面扉40を上下動させるスライダー操作部5は、
リアピラー1bに隣接して配置され操作スイッチ5aを
備える。
定されている。パネルバン1の左右側面と後面に開口部
を形成し、左右の開口部はセンターピラー1dを挟んで
前後の開口部を形成する。左右開口部は、前後動にて開
開するシャッター4a、4bで覆われている。シャッタ
ーにするのは、車外からシャッターの下端部を手で簡単
に押すことにより、自動的に内部が開放され、パネルバ
ン1内の機材等を車外から覗いたり取出したりすること
が容易となるからである。後部開口部は下部を回転軸3
2にして後倒する後面扉40で覆われている。パネルバ
ン1は方形で四隅に断面口型の中空部材で形成されてい
る。後部の両リアピラー1bは他のピラーより下方に長
く、後面にスリット1eを形成し、リアピラー1bの内
部には油圧にて上下動するスライダー6が格納し、スラ
イダー6の下端は、L字型に折曲げられ支持部6aを形
成し、支持部6aには後面扉40の回転軸32を支持す
る凹部6bを形成する。油圧装置は通称パワーゲート、
垂直ゲートと称される。スライダー6の上部にはスリッ
ト1eより突出した引掛け部6cが一体に形成されてい
る。後面扉40を上下動させるスライダー操作部5は、
リアピラー1bに隣接して配置され操作スイッチ5aを
備える。
【0018】後面扉40は、外面に軌道50上を転動す
る軌道輪36を車輪支持部35を介して設け、支持部6
aに回転可能に支持されている。尚、40aは切り欠き
である。後面扉40は下部を回転可能の回転軸32を有
し、パネルバン1の後部開口部を覆い、上部端部はパネ
ルバン1のルーフ1aに設けた留具31にて引掛け固定
するための凹面部1gが形成されている。後面扉40
は、パネルバン1の後部開口部を覆う扉と、外面に設け
た軌道輪36にて内面上に物を載せ転動させる台車との
を兼用する。従って、内面は内装パネルを貼るというも
のでなく、強度構造で物を載せる台座を形成する。
る軌道輪36を車輪支持部35を介して設け、支持部6
aに回転可能に支持されている。尚、40aは切り欠き
である。後面扉40は下部を回転可能の回転軸32を有
し、パネルバン1の後部開口部を覆い、上部端部はパネ
ルバン1のルーフ1aに設けた留具31にて引掛け固定
するための凹面部1gが形成されている。後面扉40
は、パネルバン1の後部開口部を覆う扉と、外面に設け
た軌道輪36にて内面上に物を載せ転動させる台車との
を兼用する。従って、内面は内装パネルを貼るというも
のでなく、強度構造で物を載せる台座を形成する。
【0019】パネルバン1内には、床上1cの前面に
は、酸素ガスとアセチレンガスの2種類のガスボンベ8
が2個ずつ配設され、ガスボンベ8の後ろには、例え
ば、25KVの発電機9が1個載置されている。床上1
cの中央には上方のみ棚の収納棚10が配設されてい
る。床上1cの後面には油圧ポンプ、その他溶接作業装
置を配設する。収納棚10上には溶接作業に必要な機
材、例えば、テルミット溶接に必要な溶接剤(粉末アル
ミニウム、粉末酸化鉄)、ルツボ、シェルモールド(鋳
型)、添加剤、その他ジャッキー、電動カッターが収納
されている。更に、ガス圧接機に用いるリングバーナ
ー、クランプその他、溶接用保護具、工具類一式、万
力、片手ハンマー等がある。尚、パネルバン1の前面パ
ネル1fから発電機9の排気筒38が突き出ている。
は、酸素ガスとアセチレンガスの2種類のガスボンベ8
が2個ずつ配設され、ガスボンベ8の後ろには、例え
ば、25KVの発電機9が1個載置されている。床上1
cの中央には上方のみ棚の収納棚10が配設されてい
る。床上1cの後面には油圧ポンプ、その他溶接作業装
置を配設する。収納棚10上には溶接作業に必要な機
材、例えば、テルミット溶接に必要な溶接剤(粉末アル
ミニウム、粉末酸化鉄)、ルツボ、シェルモールド(鋳
型)、添加剤、その他ジャッキー、電動カッターが収納
されている。更に、ガス圧接機に用いるリングバーナ
ー、クランプその他、溶接用保護具、工具類一式、万
力、片手ハンマー等がある。尚、パネルバン1の前面パ
ネル1fから発電機9の排気筒38が突き出ている。
【0020】ガス圧接は、接合するレールを突合せて軸
方向に加圧し、突合せ部の周囲を酸素アセチレン炎で加
熱して接合させる。ガス圧接の機材は、レール接合現場
で使用するガス圧接装置、パネルバン内に配置した積ん
だ状態のガス圧接装置にガスを供給するガス容器(酸素
ガス、アセチレンガス)、ガス圧接装置に設けたクラン
プ、レール加圧用バルブへの油圧を供給する油圧ポン
プ、油圧ポンプを作動させる電源を供給する発電機とで
ある。特に、ホースや電力設備は不用である。
方向に加圧し、突合せ部の周囲を酸素アセチレン炎で加
熱して接合させる。ガス圧接の機材は、レール接合現場
で使用するガス圧接装置、パネルバン内に配置した積ん
だ状態のガス圧接装置にガスを供給するガス容器(酸素
ガス、アセチレンガス)、ガス圧接装置に設けたクラン
プ、レール加圧用バルブへの油圧を供給する油圧ポン
プ、油圧ポンプを作動させる電源を供給する発電機とで
ある。特に、ホースや電力設備は不用である。
【0021】テリミット溶接は、主に、本線敷設後のレ
ール間を接合するもので、接合するレール間に間隔を設
けた上で、その周囲に鋳型を組み、酸化鉄に対するアル
ミニウムの還元反応によって得られる溶鋼を、その中に
流し込むことで接合させる。テルミット溶接の溶接器具
等は、すべて車両から降ろし溶接現場で組込み使用する
もので、溶材、ルツボ、鋳型(シェルモールド)、予熱
器等である。特に、ホースや電力設備は不用である。
ール間を接合するもので、接合するレール間に間隔を設
けた上で、その周囲に鋳型を組み、酸化鉄に対するアル
ミニウムの還元反応によって得られる溶鋼を、その中に
流し込むことで接合させる。テルミット溶接の溶接器具
等は、すべて車両から降ろし溶接現場で組込み使用する
もので、溶材、ルツボ、鋳型(シェルモールド)、予熱
器等である。特に、ホースや電力設備は不用である。
【0022】次に本発明の実施形態の使用方法を説明す
る。溶接工場内で、フラッシュ溶接を用いて25m又は
50mの定尺レールを200m程度の長さにし、それを
敷設現場に搬送される。本線脇の敷設現場では、本発明
の溶接専用軌陸車Aを軌道50に載せ、図1、図5の如
く前後鉄輪13、14を軌道に降ろし車両Aを持上げ停
める。次に、図2、図6の如く、上部の留具31を外
し、予め両サイドにチェーンを架けた後面扉40を後倒
して水平にし、床上1cより後面扉40の上面に持ち出
す、例えば、ガス圧接装置41を後面扉40の上面に載
せ、操作スイッチ5aを操作して後面扉40を更に降下
させると、図3、図7の如く、後面扉40に設けた軌道
輪36が本線軌道50上に載るが、更に、スライダー6
を降下させると、後面扉40の回転軸32が凹部6bか
ら外れる。操作スイッチ5aをオフにして、スライダー
6の降下を停め、図4、図8、図9の如く、チェーン2
2を外して開放された後面扉40を転動させ、例えば、
ガス圧接装置41を溶接作業現場に近づける。逆に、パ
ネルバン1内に載せる場合は、逆行程を行う。溶接装置
であるガス圧接装置を後面扉上に載せ、後面扉から床上
に戻すこともできる。現場に持ち込んだガス溶接装置4
1と軌陸車Aのパネルバン1とは、ガスホース、油圧ホ
ース、電線ケーブルにて連結されている。軌陸車Aの開
口部から各ホース、ケーブルが導かれている。(図示せ
ず)
る。溶接工場内で、フラッシュ溶接を用いて25m又は
50mの定尺レールを200m程度の長さにし、それを
敷設現場に搬送される。本線脇の敷設現場では、本発明
の溶接専用軌陸車Aを軌道50に載せ、図1、図5の如
く前後鉄輪13、14を軌道に降ろし車両Aを持上げ停
める。次に、図2、図6の如く、上部の留具31を外
し、予め両サイドにチェーンを架けた後面扉40を後倒
して水平にし、床上1cより後面扉40の上面に持ち出
す、例えば、ガス圧接装置41を後面扉40の上面に載
せ、操作スイッチ5aを操作して後面扉40を更に降下
させると、図3、図7の如く、後面扉40に設けた軌道
輪36が本線軌道50上に載るが、更に、スライダー6
を降下させると、後面扉40の回転軸32が凹部6bか
ら外れる。操作スイッチ5aをオフにして、スライダー
6の降下を停め、図4、図8、図9の如く、チェーン2
2を外して開放された後面扉40を転動させ、例えば、
ガス圧接装置41を溶接作業現場に近づける。逆に、パ
ネルバン1内に載せる場合は、逆行程を行う。溶接装置
であるガス圧接装置を後面扉上に載せ、後面扉から床上
に戻すこともできる。現場に持ち込んだガス溶接装置4
1と軌陸車Aのパネルバン1とは、ガスホース、油圧ホ
ース、電線ケーブルにて連結されている。軌陸車Aの開
口部から各ホース、ケーブルが導かれている。(図示せ
ず)
【0023】スライダー6の凹部6bから後面扉40の
回転軸32が外れないように、図10のように後面扉4
0の回転軸32を延長し、支持部6aに更にフック軸2
4aを設け、このフック軸24aにフック34を設けコ
イルスプリング42にて矢印方向に付勢させてもよい。
又、図11の如く、後面扉40の回転軸32を更に延長
し延長軸に大径のストッパー32aを設けてもよい。
回転軸32が外れないように、図10のように後面扉4
0の回転軸32を延長し、支持部6aに更にフック軸2
4aを設け、このフック軸24aにフック34を設けコ
イルスプリング42にて矢印方向に付勢させてもよい。
又、図11の如く、後面扉40の回転軸32を更に延長
し延長軸に大径のストッパー32aを設けてもよい。
【0024】次に、本発明に係る溶接作業用軌陸車の好
適な第2の実施の形態を図12乃至図15を参照して記
載する。溶接作業用軌陸車Bは第1の実施形態と共通部
分は符号を付すが、説明は省略する。後面扉は上下に2
分割し、下部後面扉20は下部をヒンジ30に後方に回
転し、上部後面扉21は上部をヒンジ21aに後方に回
転する跳ね上げ式である。下部後面扉20はスライダー
6の下端と回転軸30にて回転可能に形成されている。
下部後面扉20の内面には、本線の軌道50と同幅の台
車用軌道24が設けられている。又、床上1cにも本線
の軌道50と同幅の台車用軌道23が設けられている。
下部後面扉20を水平に後倒させたとき、台車用軌道2
4と床上の台車用軌道23とが一直線状になる。22は
下部後面扉20を水平状態に維持するチェーン等であ
る。台車26の軌道輪27は、軌道50と同幅に位置
し、小径でかつ軽量の材料で形成されている。台車26
は、不要時は床上の軌道23上に固定するか、又は図1
2に示すように後面扉20の軌道24上に固定してもよ
い。パネルバン1のルーフ1a上には、後記のテント収
納部25が設けられている。
適な第2の実施の形態を図12乃至図15を参照して記
載する。溶接作業用軌陸車Bは第1の実施形態と共通部
分は符号を付すが、説明は省略する。後面扉は上下に2
分割し、下部後面扉20は下部をヒンジ30に後方に回
転し、上部後面扉21は上部をヒンジ21aに後方に回
転する跳ね上げ式である。下部後面扉20はスライダー
6の下端と回転軸30にて回転可能に形成されている。
下部後面扉20の内面には、本線の軌道50と同幅の台
車用軌道24が設けられている。又、床上1cにも本線
の軌道50と同幅の台車用軌道23が設けられている。
下部後面扉20を水平に後倒させたとき、台車用軌道2
4と床上の台車用軌道23とが一直線状になる。22は
下部後面扉20を水平状態に維持するチェーン等であ
る。台車26の軌道輪27は、軌道50と同幅に位置
し、小径でかつ軽量の材料で形成されている。台車26
は、不要時は床上の軌道23上に固定するか、又は図1
2に示すように後面扉20の軌道24上に固定してもよ
い。パネルバン1のルーフ1a上には、後記のテント収
納部25が設けられている。
【0025】次に、台車26を介して、溶接作業装置2
8等を現場に設置する使用方法を説明する。軌陸車Bを
軌道50に載せ、図12の如く、前後鉄輪13、14を
軌道に降ろし車両Bを持ち上げ停める。軌道50上を利
用して、軌陸車Bを出来るだけ溶接作業現場に近づけ、
下部後面扉20を後倒し水平にして、現場に設置を必要
とする例えば、テルミット溶接に必要な一部溶接装置2
8のみ台車26に載せ、下部後面扉20から軌道50上
に載せ、更に現場に運び込む。逆に、溶接装置28を台
車26に載せ、下部後面扉20から床上の軌道23上に
戻すことも出来る。
8等を現場に設置する使用方法を説明する。軌陸車Bを
軌道50に載せ、図12の如く、前後鉄輪13、14を
軌道に降ろし車両Bを持ち上げ停める。軌道50上を利
用して、軌陸車Bを出来るだけ溶接作業現場に近づけ、
下部後面扉20を後倒し水平にして、現場に設置を必要
とする例えば、テルミット溶接に必要な一部溶接装置2
8のみ台車26に載せ、下部後面扉20から軌道50上
に載せ、更に現場に運び込む。逆に、溶接装置28を台
車26に載せ、下部後面扉20から床上の軌道23上に
戻すことも出来る。
【0026】次に、溶接作業用軌陸車Cの第3実施の形
態であるテント収納部25を図16、図17を用いて説
明する。テント44は雨天の溶接作業時等に使用するも
ので、本線軌道50の脇に、枕木間から半枕木47を食
み出させ、その上に搬送した仮設の定尺レール50aを
載置して軌道を接合させるもので、本線軌道50上に溶
接作業用軌陸車Cを載せ、その側部で溶接作業を行うの
でテント44の長さも短くてすむ。尚、図16の場合
は、テント43が十分張れるようにパネルバン1のルー
フ収納部25から伸ばした芯材か支持材で固定する。テ
ント43、44はルーフ収納部25の両側のスリット2
5aのうち作業に必要な側から引出す。テント44は図
16の如くローラー式に巻込むタイプと、図17の如く
テント43を枠体に貼った一枚物タイプとがある。43
aはテントの引き出し量を制限するストッパーである。
態であるテント収納部25を図16、図17を用いて説
明する。テント44は雨天の溶接作業時等に使用するも
ので、本線軌道50の脇に、枕木間から半枕木47を食
み出させ、その上に搬送した仮設の定尺レール50aを
載置して軌道を接合させるもので、本線軌道50上に溶
接作業用軌陸車Cを載せ、その側部で溶接作業を行うの
でテント44の長さも短くてすむ。尚、図16の場合
は、テント43が十分張れるようにパネルバン1のルー
フ収納部25から伸ばした芯材か支持材で固定する。テ
ント43、44はルーフ収納部25の両側のスリット2
5aのうち作業に必要な側から引出す。テント44は図
16の如くローラー式に巻込むタイプと、図17の如く
テント43を枠体に貼った一枚物タイプとがある。43
aはテントの引き出し量を制限するストッパーである。
【0027】また、溶接作業用軌陸車Dの第4の実施の
形態である投光器を、図18を持って説明する。パネル
バン1のルーフパネル1a面に、幅方向に延設した断面
U字状のスライドレール52を固定し、スライドレール
52内には、摺動する上部に1個の投光器53を設けた
スライド部材54が摺動可能に設けられている。投光器
53はあらゆる方向にも向けることができる。投光器5
3は、左右移動可能で、かつ首振り自在型で夜間溶接作
業を照明するのに適している。電源は発電機9から供給
し、ランプは、例えばメタルハライド400Wを用い
る。尚、図中、56はスライド部材54を適宜位置に固
定するねじであり、55は取り外しできるストッパーで
ある。スライドレール52はルーフの強度構造を考慮
し、前面パネル1f側端部か、リア端部、又はセンター
ピラー1d上に設ける。投光器を2個所必要な場合は2
個スライドレールにそれぞれ設ける。投光器は、更に、
パネルバン内に持ち運びできる単1のランプの投光機を
複数基収納することもできる。
形態である投光器を、図18を持って説明する。パネル
バン1のルーフパネル1a面に、幅方向に延設した断面
U字状のスライドレール52を固定し、スライドレール
52内には、摺動する上部に1個の投光器53を設けた
スライド部材54が摺動可能に設けられている。投光器
53はあらゆる方向にも向けることができる。投光器5
3は、左右移動可能で、かつ首振り自在型で夜間溶接作
業を照明するのに適している。電源は発電機9から供給
し、ランプは、例えばメタルハライド400Wを用い
る。尚、図中、56はスライド部材54を適宜位置に固
定するねじであり、55は取り外しできるストッパーで
ある。スライドレール52はルーフの強度構造を考慮
し、前面パネル1f側端部か、リア端部、又はセンター
ピラー1d上に設ける。投光器を2個所必要な場合は2
個スライドレールにそれぞれ設ける。投光器は、更に、
パネルバン内に持ち運びできる単1のランプの投光機を
複数基収納することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る溶接作業用軌陸車は、以下の効果を奏する。
る溶接作業用軌陸車は、以下の効果を奏する。
【0029】溶接作業の機材、装置を一括して軌道を利
用してレール敷設現場に搬送し、大物の装置は車両内に
おき、現場に必要な装置、機材のみ軌陸車の後面扉を後
倒し水平に下降し、台車にて車外に持ち出し、車両側か
らケーブル、配管、ホース等を介して現場に設置できる
ので、溶接作業の準備及び後片付けが大幅に短縮でき、
更に設置のための労力を大幅に減らすことが出来る。
又、溶接場所の移動毎に軌道を利用して、軌陸車、台
車、台車を兼ねる後面扉をその都度移動させることがで
きる。
用してレール敷設現場に搬送し、大物の装置は車両内に
おき、現場に必要な装置、機材のみ軌陸車の後面扉を後
倒し水平に下降し、台車にて車外に持ち出し、車両側か
らケーブル、配管、ホース等を介して現場に設置できる
ので、溶接作業の準備及び後片付けが大幅に短縮でき、
更に設置のための労力を大幅に減らすことが出来る。
又、溶接場所の移動毎に軌道を利用して、軌陸車、台
車、台車を兼ねる後面扉をその都度移動させることがで
きる。
【0030】溶接作業に必要な装置、器具、機材をすべ
てライトバン内に収納出来るので、漏れもなく溶接工具
類の管理がし易い。
てライトバン内に収納出来るので、漏れもなく溶接工具
類の管理がし易い。
【0031】後面扉の水平姿勢で下降、上昇と台車に
て、軌陸車から車外に重量物を軌道、現場に容易に移動
させることができる。又、逆に軌陸車に容易に載せるこ
とができる。
て、軌陸車から車外に重量物を軌道、現場に容易に移動
させることができる。又、逆に軌陸車に容易に載せるこ
とができる。
【0032】雨天の場合でも、軌陸車の近くでテントを
張ってテント下で溶接作業ができる。
張ってテント下で溶接作業ができる。
【0033】夜間作業の照明も、投光器を駆動して軌陸
車の近くで溶接作業ができる。
車の近くで溶接作業ができる。
【図1】第1の実施の形態の溶接作業用軌陸車Aの後面
扉を閉成した全体側面図である。
扉を閉成した全体側面図である。
【図2】図1の後面扉を開成し、水平にした状態を示す
全体側面図である。
全体側面図である。
【図3】図1の後面扉を軌道上に載せ、スライダーを更
に下降した状態を示す全体側面図である。
に下降した状態を示す全体側面図である。
【図4】図1の後面扉を軌道に載せ、軌陸車から離した
状態を示す全体側面図である。
状態を示す全体側面図である。
【図5】図1の後方斜めの要部のみ示す斜視図である。
【図6】図2に対応する要部斜視図である。
【図7】図3に対応する要部斜視図である。
【図8】図4に対応する要部斜視図である。
【図9】図4に対応するシャッターを開けた全体後方斜
視図である。
視図である。
【図10】図6の回転軸の押えの他の例を示す要部斜視
図である。
図である。
【図11】図6の回転軸の押えの他の例を示す要部斜視
図である。
図である。
【図12】第2の実施の形態の溶接作業用軌陸車Bを示
す全体側面図である。
す全体側面図である。
【図13】図12の下部後面扉を開成し水平にした状態
を示す全体側面図である。
を示す全体側面図である。
【図14】図13の下部後面扉を軌道上に接し、台車を
降ろす状態を示す全体側面図である。
降ろす状態を示す全体側面図である。
【図15】図14の後方から見た台車を軌道に載せた全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図16】第3の実施の形態の溶接作業用軌陸車Cのテ
ント収納部よりテントを引き出した状態を示す全体正面
図である。
ント収納部よりテントを引き出した状態を示す全体正面
図である。
【図17】他の例のテント収納部よりテントを出す状態
を示す全体正面図である。
を示す全体正面図である。
【図18】第4の実施の形態の溶接作業用軌陸車Dの投
光器を示す部分斜視図である。
光器を示す部分斜視図である。
A、B、C、D 溶接作業用軌陸車 1 パネルバン 1a ルーフ 1b リアピラー 1c 床部 1d センターピラー 1e スリット 1f 前面パネル 1g 凹面部 2 キャブ 3 上昇支持装置 4a 前部シャッター 4b 後部シャッター 5 スライダー装置 5a スライダー操作部 6 スライダー 6a 支持部 6b 凹部 6c 引掛部 7 フレーム 8 ガスボンベ(ガス容器) 9 発電機 10 収納棚 11 前部タイヤ 12 後部タイヤ 13 前鉄輪 14 後鉄輪 15 アイドルローラー 16 前鉄輪引出し機構 17 後鉄輪引出し機構 18 鉄輪操作部 19 上昇支持装置の操作部 20 下部後面扉 21 上部後面扉 22 チェーン 23、24 台車用軌道 25 テント収納部 25a スリット 26 台車 27 軌道輪 28 軌道輪装置 29 予備タイヤ収納台 30 回転軸 31 留具 32 回転軸 32a ストッパー軸 33 タイヤ 34 フック 35 台車支持部 36 台車軌道輪 37 投光器 38 排気管 40 後面扉 40a 切欠き 41 ガス圧接装置 42 コイルスプリング 43 テント(板状) 43a ストッパー 44 テント 45 テント支持部 46 ローラー 47 半枕木 48 フック軸 50 軌道 50a 仮設軌道 51 地面 52 ガイド部材 53 投光器 54 スライド部材 55 ストッパー 55a 水抜き孔 56 締付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 達雄 神奈川県藤沢市遠藤848−19番地 (72)発明者 安中 武 埼玉県上尾市谷津1−10−18 (72)発明者 高野 進 東京都足立区千住東2−5−13 Fターム(参考) 2D057 BA21
Claims (4)
- 【請求項1】 路上を走行するためのタイヤと、軌道上
を走行するための軌道用鉄輪と、下端部を接地させ車体
の持上げと旋回機能を有する上昇支持装置とを有する軌
陸車であって、軌陸車のフレーム上に左右側面と後面に
開口部を有するパネルバンを設置し、パネルバンの床面
に、少なくとも、発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作
業装置を配置し、後面開口部を覆う後面扉の外面に軌道
上を転動する軌道輪を設け、後面扉を下ヒンジで後倒し
油圧装置にて水平に下降させ軌道上に載せると共に、後
面扉をパネルバンから離間させ軌道上を転動可能に形成
したことを特徴とする溶接作業用軌陸車。 - 【請求項2】 路上を走行するためのタイヤと、軌道上
を走行するための軌道用鉄輪と、下端部を接地させ車体
の持上げと旋回機能を有する上昇支持装置とを有する軌
陸車であって、軌陸車のフレーム上に左右側面と後面に
開口部を有するパネルバンを設置し、パネルバンの床面
に、少なくとも、発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作
業装置を配置し、後面開口部を覆う後面扉の内面に軌道
と同幅の軌道を設け、後面扉を下ヒンジで後倒し油圧装
置にて水平に下降させると共に、軌道上を転動させる軌
道輪を有する作業用台車を後面扉の内面の軌道上から軌
道上へ転動可能に形成したことを特徴とする溶接作業用
軌陸車。 - 【請求項3】 路上を走行するためのタイヤと、軌道上
を走行するための軌道用鉄輪と、下端部を接地させ車体
の持上げと旋回機能を有する上昇支持装置とを有する軌
陸車であって、軌陸車のフレーム上に左右側面と後面に
開口部を有するパネルバンを設置し、パネルバンの床面
に、少なくとも、発電機と、溶接用ガス容器と、溶接作
業装置を配置し、パネルバンの上面に、左右側方より引
出し軌陸車の側方面の上空を覆うテントを収納するテン
ト収納部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の溶接作業用軌陸車。 - 【請求項4】 路上を走行するためのタイヤと、軌道上
を走行するための軌道用鉄輪と、下端部を接地させ車体
の持上げと旋回機能を有する上昇支持装置とを有する軌
陸車であって、軌陸車のフレーム上に左右側面と後面と
に開口部を有するパネルバンを設置し、パネルバンの床
面に、少なくとも、発電機と、溶接用ガス容器と、溶接
作業装置を配置し、パネルバンのルーフ上に、幅方向に
スライドレールを設置し、スライドレール内に投光器を
摺動可能に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の溶接作業用軌陸車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270794A JP2002046437A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 溶接作業用軌陸車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270794A JP2002046437A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 溶接作業用軌陸車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002046437A true JP2002046437A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18757172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000270794A Pending JP2002046437A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 溶接作業用軌陸車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002046437A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336456A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-12-14 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industrie Gmbh | 軌道のレールを溶接するための溶接機及び方法 |
JP2017036620A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 十三 松井 | 台車 |
CN110219251A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-10 | 中南建设集团有限公司 | 一种双块式无砟轨道桥梁底座横向模板定位装置 |
CN116695499A (zh) * | 2023-08-07 | 2023-09-05 | 中国铁建高新装备股份有限公司 | 一种道岔焊轨作业设备及其作业方法 |
-
2000
- 2000-08-04 JP JP2000270794A patent/JP2002046437A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336456A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-12-14 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industrie Gmbh | 軌道のレールを溶接するための溶接機及び方法 |
JP2017036620A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 十三 松井 | 台車 |
CN110219251A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-10 | 中南建设集团有限公司 | 一种双块式无砟轨道桥梁底座横向模板定位装置 |
CN110219251B (zh) * | 2019-07-03 | 2020-11-10 | 中南建设集团有限公司 | 一种双块式无砟轨道桥梁底座横向模板定位装置 |
CN116695499A (zh) * | 2023-08-07 | 2023-09-05 | 中国铁建高新装备股份有限公司 | 一种道岔焊轨作业设备及其作业方法 |
CN116695499B (zh) * | 2023-08-07 | 2023-11-14 | 中国铁建高新装备股份有限公司 | 一种道岔焊轨作业设备及其作业方法 |
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