JP2002031316A - 廃棄物の処理方法及び廃棄物の処理装置 - Google Patents
廃棄物の処理方法及び廃棄物の処理装置Info
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- JP2002031316A JP2002031316A JP2000215806A JP2000215806A JP2002031316A JP 2002031316 A JP2002031316 A JP 2002031316A JP 2000215806 A JP2000215806 A JP 2000215806A JP 2000215806 A JP2000215806 A JP 2000215806A JP 2002031316 A JP2002031316 A JP 2002031316A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】オイル、コークス、電気等の他のエネルギーを
使用することなく、簡易にガス成分を高温で燃焼するこ
とができる、経済性に優れた廃棄物の処理方法とする。 【解決手段】廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、前
記分離したチャー混合物の一部又は全部を、前記ガス成
分の燃焼における燃料の一部又は全部として使用する。
使用することなく、簡易にガス成分を高温で燃焼するこ
とができる、経済性に優れた廃棄物の処理方法とする。 【解決手段】廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、前
記分離したチャー混合物の一部又は全部を、前記ガス成
分の燃焼における燃料の一部又は全部として使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物をガス化溶
融炉方式により処理する方法に関し、特に、廃棄物の熱
分解生成物であるガス成分を燃焼するための方法及びそ
の際に使用する装置に関する。
融炉方式により処理する方法に関し、特に、廃棄物の熱
分解生成物であるガス成分を燃焼するための方法及びそ
の際に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物の焼却処理方法としては、現在、
いったん廃棄物を熱分解し、この熱分解により生成した
ガス成分とチャー混合物(未燃物であるチャー(炭
分)、不燃物であるアッシュ(灰分)、金属類等の混合
物)とを、高温で燃焼溶融する方法(ガス化溶融炉方
式)が注目されている。
いったん廃棄物を熱分解し、この熱分解により生成した
ガス成分とチャー混合物(未燃物であるチャー(炭
分)、不燃物であるアッシュ(灰分)、金属類等の混合
物)とを、高温で燃焼溶融する方法(ガス化溶融炉方
式)が注目されている。
【0003】そして、この際、ガス成分及びチャー混合
物を燃焼する方法としては、両者を同時に燃焼する方法
と、両者を分離し別々に燃焼する方法とがある。このう
ち、両者を同時に燃焼する方法は、設備が単純で経済性
に優れるという利点を有するが、燃焼設備が故障する
と、廃棄物の処理を全面的に停止しなければならなくな
るという問題を抱えている。
物を燃焼する方法としては、両者を同時に燃焼する方法
と、両者を分離し別々に燃焼する方法とがある。このう
ち、両者を同時に燃焼する方法は、設備が単純で経済性
に優れるという利点を有するが、燃焼設備が故障する
と、廃棄物の処理を全面的に停止しなければならなくな
るという問題を抱えている。
【0004】これに対し、両者を分離し別々に燃焼する
方法は、ガス成分の燃焼設備に故障が生じなければ、そ
のまま処理を継続して行えるという利点を有している。
方法は、ガス成分の燃焼設備に故障が生じなければ、そ
のまま処理を継続して行えるという利点を有している。
【0005】しかしながら、両者を分離し別々に燃焼す
る方法は、エネルギーを分離して使用(燃焼)すること
になるため、ガス成分の高温燃焼、特に、ダイオキシン
の発生を防ぐに十分な温度での燃焼が困難になるとの問
題を抱えている。
る方法は、エネルギーを分離して使用(燃焼)すること
になるため、ガス成分の高温燃焼、特に、ダイオキシン
の発生を防ぐに十分な温度での燃焼が困難になるとの問
題を抱えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、オイル、コー
クス、電気等の他のエネルギーを使用することにより、
かかる問題の解決を図っているが、当然、経済性に劣る
方法となる。又、熱分解温度を上昇させ、ガス成分の生
成割合を多くする方法もあるが、操作が複雑になるとの
問題が生じる。
クス、電気等の他のエネルギーを使用することにより、
かかる問題の解決を図っているが、当然、経済性に劣る
方法となる。又、熱分解温度を上昇させ、ガス成分の生
成割合を多くする方法もあるが、操作が複雑になるとの
問題が生じる。
【0007】したがって、本発明の主たる課題は、オイ
ル、コークス、電気等の他のエネルギーを使用すること
なく、簡易にガス成分を高温で燃焼することができる、
経済性に優れた廃棄物の処理方法を提供することにあ
る。
ル、コークス、電気等の他のエネルギーを使用すること
なく、簡易にガス成分を高温で燃焼することができる、
経済性に優れた廃棄物の処理方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、次記のとおりである。 <請求項1記載の発明>廃棄物を熱分解処理し、その熱
分解生成物を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を
含有するチャー混合物とに分離し、これら分離したガス
成分及びチャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備に
あって、前記分離したチャー混合物の一部又は全部を、
前記ガス成分の燃焼における燃料の一部又は全部として
使用することを特徴とする、廃棄物の処理方法。
明は、次記のとおりである。 <請求項1記載の発明>廃棄物を熱分解処理し、その熱
分解生成物を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を
含有するチャー混合物とに分離し、これら分離したガス
成分及びチャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備に
あって、前記分離したチャー混合物の一部又は全部を、
前記ガス成分の燃焼における燃料の一部又は全部として
使用することを特徴とする、廃棄物の処理方法。
【0009】<請求項2記載の発明>少なくとも塩素分
を含有する廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、前
記熱分解処理を、腐食成分を中和するための中和成分の
存在下で行うとともに、前記分離したチャー混合物の一
部又は全部を、前記ガス成分の燃焼における燃料の一部
又は全部として使用することを特徴とする、廃棄物の処
理方法。
を含有する廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、前
記熱分解処理を、腐食成分を中和するための中和成分の
存在下で行うとともに、前記分離したチャー混合物の一
部又は全部を、前記ガス成分の燃焼における燃料の一部
又は全部として使用することを特徴とする、廃棄物の処
理方法。
【0010】<請求項3記載の発明>少なくとも塩素分
を含有する廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、前
記熱分解処理を、腐食成分を中和するための中和成分の
存在下で行い、かつ、前記分離したチャー混合物の一部
又は全部を、その含有する中和生成物を除去するととも
に、前記ガス成分の燃焼における燃料の一部又は全部と
して使用することを特徴とする、廃棄物の処理方法。
を含有する廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、前
記熱分解処理を、腐食成分を中和するための中和成分の
存在下で行い、かつ、前記分離したチャー混合物の一部
又は全部を、その含有する中和生成物を除去するととも
に、前記ガス成分の燃焼における燃料の一部又は全部と
して使用することを特徴とする、廃棄物の処理方法。
【0011】<請求項4記載の発明>前記ガス成分の燃
焼における燃料として使用されるチャー混合物を、その
使用に先立って一時的に貯留する、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の廃棄物の処理方法。
焼における燃料として使用されるチャー混合物を、その
使用に先立って一時的に貯留する、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の廃棄物の処理方法。
【0012】<請求項5記載の発明>廃棄物を熱分解処
理する熱分解炉と、その熱分解生成物をガス成分と炭素
を主成分とし不燃物を含有するチャー混合物とに分離す
る分離手段と、この分離したガス成分を燃焼するガス成
分燃焼炉と、分離したチャー混合物を燃焼するチャー混
合物燃焼炉とを備えた、廃棄物の処理設備であって、前
記分離したチャー混合物の一部又は全部を、前記ガス成
分の燃焼における燃料の一部又は全部として前記ガス成
分燃焼炉に対して供給するように構成されたことを特徴
とする、廃棄物の処理装置。
理する熱分解炉と、その熱分解生成物をガス成分と炭素
を主成分とし不燃物を含有するチャー混合物とに分離す
る分離手段と、この分離したガス成分を燃焼するガス成
分燃焼炉と、分離したチャー混合物を燃焼するチャー混
合物燃焼炉とを備えた、廃棄物の処理設備であって、前
記分離したチャー混合物の一部又は全部を、前記ガス成
分の燃焼における燃料の一部又は全部として前記ガス成
分燃焼炉に対して供給するように構成されたことを特徴
とする、廃棄物の処理装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳説する。図1は、本発明の実施の形
態を示すフローシートである。1は流動層式熱分解炉、
2は気固分離手段(本実施の形態では、サイクロン)、
3は二次燃焼炉、4は捕集したチャー混合物を水に懸濁
化するための攪拌機付スラリー化槽、5はチャー混合物
に含有する水溶性物質をろ過処理するための固液分離手
段(本実施の形態では、真空脱水機)、6は気流乾燥
機、7はチャー混合物集塵機、8は破砕機(本実施の形
態では、ロールミル)、9は分級機、10は破砕後のチ
ャー混合物を集塵するチャー混合物集塵機、11はチャ
ー混合物貯留槽、12は旋回燃焼溶融炉である。
明の実施の形態を詳説する。図1は、本発明の実施の形
態を示すフローシートである。1は流動層式熱分解炉、
2は気固分離手段(本実施の形態では、サイクロン)、
3は二次燃焼炉、4は捕集したチャー混合物を水に懸濁
化するための攪拌機付スラリー化槽、5はチャー混合物
に含有する水溶性物質をろ過処理するための固液分離手
段(本実施の形態では、真空脱水機)、6は気流乾燥
機、7はチャー混合物集塵機、8は破砕機(本実施の形
態では、ロールミル)、9は分級機、10は破砕後のチ
ャー混合物を集塵するチャー混合物集塵機、11はチャ
ー混合物貯留槽、12は旋回燃焼溶融炉である。
【0014】有機物や、塩素分を含有する廃棄物は、ま
ず、熱分解炉で熱分解する。熱分解炉としては、例え
ば、シャフト炉、ストーカ炉、回転炉等も使用すること
ができるが、本実施の形態では、図1に示したように、
流動層式熱分解炉1を使用する。
ず、熱分解炉で熱分解する。熱分解炉としては、例え
ば、シャフト炉、ストーカ炉、回転炉等も使用すること
ができるが、本実施の形態では、図1に示したように、
流動層式熱分解炉1を使用する。
【0015】この流動層式熱分解炉1には、供給ライン
1aを設けてあり、この供給ライン1aに廃棄物を投入
する。また、流動層式熱分解炉1の下部には、流入口1
bを設けてあり、この流入口1bに、酸素を含有する高
温の流動ガスを吹き込む。この流動ガスを、炉内の分散
板(図示せず)を通して吹き上げることによって、砂等
の流動媒体の存在のもと、供給ライン1aから投入した
廃棄物を、流動化(浮遊分散)状態に維持する。そし
て、この流動化状態で、廃棄物を熱分解し、熱分解残渣
は、排出口1dを通して系外に排出する。
1aを設けてあり、この供給ライン1aに廃棄物を投入
する。また、流動層式熱分解炉1の下部には、流入口1
bを設けてあり、この流入口1bに、酸素を含有する高
温の流動ガスを吹き込む。この流動ガスを、炉内の分散
板(図示せず)を通して吹き上げることによって、砂等
の流動媒体の存在のもと、供給ライン1aから投入した
廃棄物を、流動化(浮遊分散)状態に維持する。そし
て、この流動化状態で、廃棄物を熱分解し、熱分解残渣
は、排出口1dを通して系外に排出する。
【0016】以上の工程における熱分解は、腐食成分を
中和する中和成分、例えばアルカリ成分、アルカリ土類
成分(以下、これらを単にアルカリ物質という)の少な
くともいずれかが存在する状態で行うとよい。アルカリ
物質を添加する方法としては、流動層式熱分解炉1に投
入する前の廃棄物に直接添加する方法、流動層式熱分解
炉1に廃棄物とは別に直接供給する方法等がある。廃棄
物にアルカリ物質を添加すると、廃棄物中に塩化ビニル
等の形態として混入する有機塩素分が、いったん塩化水
素(気体)になったとしても、アルカリ物質と反応しア
ルカリ塩(固体)となるため、塩化水素が大気中に放出
するのを防ぐことができる。この際、アルカリ物質とし
ては、本実施の形態のように安価である水酸化カルシウ
ム(消石灰)を使用するのが好ましい。水酸化カルシウ
ム(消石灰)を使用した場合は、塩化水素を塩化カルシ
ウム(固体)に、有機硫黄分を石膏(固体)にすること
ができるとともに、熱分解処理を促進する効果も期待す
ることもできる。
中和する中和成分、例えばアルカリ成分、アルカリ土類
成分(以下、これらを単にアルカリ物質という)の少な
くともいずれかが存在する状態で行うとよい。アルカリ
物質を添加する方法としては、流動層式熱分解炉1に投
入する前の廃棄物に直接添加する方法、流動層式熱分解
炉1に廃棄物とは別に直接供給する方法等がある。廃棄
物にアルカリ物質を添加すると、廃棄物中に塩化ビニル
等の形態として混入する有機塩素分が、いったん塩化水
素(気体)になったとしても、アルカリ物質と反応しア
ルカリ塩(固体)となるため、塩化水素が大気中に放出
するのを防ぐことができる。この際、アルカリ物質とし
ては、本実施の形態のように安価である水酸化カルシウ
ム(消石灰)を使用するのが好ましい。水酸化カルシウ
ム(消石灰)を使用した場合は、塩化水素を塩化カルシ
ウム(固体)に、有機硫黄分を石膏(固体)にすること
ができるとともに、熱分解処理を促進する効果も期待す
ることもできる。
【0017】さらに、以上による熱分解は、中和反応の
促進という観点からは、少なくとも350℃以上で行
う。ただ、熱分解温度を高くすると処理速度は上がるも
のの、600℃を超える温度では、塩化カルシウムが分
解し、再び塩化水素が発生してしまう。そこで、処理速
度向上と塩化水素の発生防止とのバランスから、熱分解
は、400〜600℃で行うのが好ましい。
促進という観点からは、少なくとも350℃以上で行
う。ただ、熱分解温度を高くすると処理速度は上がるも
のの、600℃を超える温度では、塩化カルシウムが分
解し、再び塩化水素が発生してしまう。そこで、処理速
度向上と塩化水素の発生防止とのバランスから、熱分解
は、400〜600℃で行うのが好ましい。
【0018】以上の熱分解処理により流動層式熱分解炉
1で生成した、ガス成分、チャー(炭分)、塩化カルシ
ウム、未反応水酸化カルシウム(消石灰)、無機の塩素
化合物(例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム)、小
粒径のアッシュ(灰分)等からなる熱分解生成物は、流
動層式熱分解炉1の頂部に設けた排気口1cから、導管
51を通して、高温用バグフィルター等の気固分離手
段、本実施の形態ではサイクロン2に送る。サイクロン
2は、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有する
チャー混合物とに気固分離する。分離して得たガス成分
は、導管52を通して、二次燃焼炉3に送り、燃焼した
後、排ガスとして排出する。
1で生成した、ガス成分、チャー(炭分)、塩化カルシ
ウム、未反応水酸化カルシウム(消石灰)、無機の塩素
化合物(例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム)、小
粒径のアッシュ(灰分)等からなる熱分解生成物は、流
動層式熱分解炉1の頂部に設けた排気口1cから、導管
51を通して、高温用バグフィルター等の気固分離手
段、本実施の形態ではサイクロン2に送る。サイクロン
2は、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有する
チャー混合物とに気固分離する。分離して得たガス成分
は、導管52を通して、二次燃焼炉3に送り、燃焼した
後、排ガスとして排出する。
【0019】この際、二次燃焼炉3におけるガス成分の
燃焼は、ダイオキシンの発生を抑制するため、850℃
以上で行う必要がある。燃焼温度が低いようであれば、
後述するチャー混合物貯留槽11に貯留してあるチャー
混合物を供給する。これにより、オイル、コークス、電
気等、他の燃料の使用量が減り、あるいは、他の燃料を
使用する必要がなくなる。
燃焼は、ダイオキシンの発生を抑制するため、850℃
以上で行う必要がある。燃焼温度が低いようであれば、
後述するチャー混合物貯留槽11に貯留してあるチャー
混合物を供給する。これにより、オイル、コークス、電
気等、他の燃料の使用量が減り、あるいは、他の燃料を
使用する必要がなくなる。
【0020】他方、分離し得たチャー混合物は、導管5
3を通して、攪拌機付スラリー化槽4に送る。攪拌機付
スラリー化槽4は、pH8〜9となっており、チャー混
合物中の塩化カルシウムを主とし、塩化ナトリウム、塩
化カリウムを含むアルカリ塩類(中和生成物)が溶解す
る。なお、攪拌機付スラリー化槽4に供給するチャー混
合物は、未反応水酸化カルシウム(消石灰)を含有する
ため、懸濁液のpHが上昇し、重金属が溶出する虞があ
る。したがって、酸を添加することによって、pHが8
〜9となるよう調整する必要がある。
3を通して、攪拌機付スラリー化槽4に送る。攪拌機付
スラリー化槽4は、pH8〜9となっており、チャー混
合物中の塩化カルシウムを主とし、塩化ナトリウム、塩
化カリウムを含むアルカリ塩類(中和生成物)が溶解す
る。なお、攪拌機付スラリー化槽4に供給するチャー混
合物は、未反応水酸化カルシウム(消石灰)を含有する
ため、懸濁液のpHが上昇し、重金属が溶出する虞があ
る。したがって、酸を添加することによって、pHが8
〜9となるよう調整する必要がある。
【0021】溶解を行いスラリー化したチャー混合物
は、導管54を通して、固液分離手段、本実施の形態で
は真空脱水機5に送り、水溶性(溶解性)物資と非溶解
性物質とに分離する。
は、導管54を通して、固液分離手段、本実施の形態で
は真空脱水機5に送り、水溶性(溶解性)物資と非溶解
性物質とに分離する。
【0022】非溶解性物質であるチャー混合物は、真空
脱水機5で脱水ケーキとした後、乾燥機、本実施の形態
では気流乾燥機6で乾燥し、チャー混合物集塵機7で捕
集する。
脱水機5で脱水ケーキとした後、乾燥機、本実施の形態
では気流乾燥機6で乾燥し、チャー混合物集塵機7で捕
集する。
【0023】気流乾燥機6の詳しい形態は、図2に示し
た。チャー混合物である脱水ケーキは、脱水ケーキコン
ベヤ31で脱水ケーキ貯留槽32に供給し、次いで、脱
水ケーキ貯留槽32に付属する切り出しコンベア32A
で解砕機30に送る。解砕機30は、気流乾燥機6に付
属しており、回転数は可変となっている。したがって、
脱水ケーキは、この解砕機30で適宜に解砕して、その
後、気流乾燥機6に送ることになる。そして、この気流
乾燥機6内には、熱風が流通しているので、解砕した脱
水ケーキは、かかる熱風で乾燥しながらチャー混合物集
塵機7に搬送することになる。気流乾燥機6を流通する
熱風は、高温用制御弁33を通った熱源(熱源として
は、二次燃焼炉3の排ガス及びまたは旋回燃焼溶融炉1
2の排ガスを利用できる)と低温用制御弁34を通った
吹き込みファン36からの空気とによって生成する。熱
風の風量及び温度は、風量検出器37及び温度検出器3
8で検出した値をもとに、高温用制御弁33及び低温用
制御弁34を制御することによって調整する。脱水ケー
キの乾燥により冷却された熱風は、排気ファン35で吸
引し排気する。
た。チャー混合物である脱水ケーキは、脱水ケーキコン
ベヤ31で脱水ケーキ貯留槽32に供給し、次いで、脱
水ケーキ貯留槽32に付属する切り出しコンベア32A
で解砕機30に送る。解砕機30は、気流乾燥機6に付
属しており、回転数は可変となっている。したがって、
脱水ケーキは、この解砕機30で適宜に解砕して、その
後、気流乾燥機6に送ることになる。そして、この気流
乾燥機6内には、熱風が流通しているので、解砕した脱
水ケーキは、かかる熱風で乾燥しながらチャー混合物集
塵機7に搬送することになる。気流乾燥機6を流通する
熱風は、高温用制御弁33を通った熱源(熱源として
は、二次燃焼炉3の排ガス及びまたは旋回燃焼溶融炉1
2の排ガスを利用できる)と低温用制御弁34を通った
吹き込みファン36からの空気とによって生成する。熱
風の風量及び温度は、風量検出器37及び温度検出器3
8で検出した値をもとに、高温用制御弁33及び低温用
制御弁34を制御することによって調整する。脱水ケー
キの乾燥により冷却された熱風は、排気ファン35で吸
引し排気する。
【0024】以上のようにして乾燥し、チャー混合物集
塵機7で捕集したチャー混合物は、脱水ケーキ貯留槽3
2及びこれに付属する切り出しコンベア32Aと同様の
形態を有する、チャー混合物貯留槽21及びこれに付属
する切り出しコンベア21Aによって、破砕機、本実施
の形態ではロールミル8に送り、破砕する。この破砕に
よって、チャー混合物の燃焼速度が向上した効率的な燃
料となる。
塵機7で捕集したチャー混合物は、脱水ケーキ貯留槽3
2及びこれに付属する切り出しコンベア32Aと同様の
形態を有する、チャー混合物貯留槽21及びこれに付属
する切り出しコンベア21Aによって、破砕機、本実施
の形態ではロールミル8に送り、破砕する。この破砕に
よって、チャー混合物の燃焼速度が向上した効率的な燃
料となる。
【0025】破砕したチャー混合物は、さらに、導管5
5を通して、分級機9に送る。分級機9によって、粒径
が所定値を超過するとされたチャー混合物は、循環ファ
ン22により、導管56を通して、再びロールミル8に
戻す。
5を通して、分級機9に送る。分級機9によって、粒径
が所定値を超過するとされたチャー混合物は、循環ファ
ン22により、導管56を通して、再びロールミル8に
戻す。
【0026】他方、粒径が所定値以下とされたチャー混
合物は、導管57内を流通する空気の流れに乗せて、チ
ャー混合物集塵機10に送る。この際に利用する空気
は、循環ファン22から吹き込み、排気ファン23で吸
引し、排気することにより流通するようになっている。
合物は、導管57内を流通する空気の流れに乗せて、チ
ャー混合物集塵機10に送る。この際に利用する空気
は、循環ファン22から吹き込み、排気ファン23で吸
引し、排気することにより流通するようになっている。
【0027】チャー混合物集塵機10で捕集したチャー
混合物は、いったんチャー混合物貯留槽11に貯留す
る。チャー混合物貯留槽11に貯留したチャー混合物
は、前述したように、二次燃焼炉3におけるガス成分の
燃焼温度が低い場合に、燃料として使用する。具体的に
は、チャー混合物空気ブロワ25により、導管59を通
して、二次燃焼炉3に供給する。
混合物は、いったんチャー混合物貯留槽11に貯留す
る。チャー混合物貯留槽11に貯留したチャー混合物
は、前述したように、二次燃焼炉3におけるガス成分の
燃焼温度が低い場合に、燃料として使用する。具体的に
は、チャー混合物空気ブロワ25により、導管59を通
して、二次燃焼炉3に供給する。
【0028】この二次燃焼炉用燃料として使用しないチ
ャー混合物は、チャー混合物空気ブロワ24により、導
管58を通して、未燃物の燃焼の他、不燃物の溶融をも
行う燃焼溶融炉、本実施の形態では、旋回燃焼溶融炉1
2に送る。旋回燃焼溶融炉12においては、チャー混合
物中のチャー(炭分)を燃焼しながら、アッシュ(灰
分)、金属類等の不燃物を溶融する。
ャー混合物は、チャー混合物空気ブロワ24により、導
管58を通して、未燃物の燃焼の他、不燃物の溶融をも
行う燃焼溶融炉、本実施の形態では、旋回燃焼溶融炉1
2に送る。旋回燃焼溶融炉12においては、チャー混合
物中のチャー(炭分)を燃焼しながら、アッシュ(灰
分)、金属類等の不燃物を溶融する。
【0029】なお、二次燃焼炉用燃料として使用しない
チャー混合物は、燃料として保存し別途使用すること
や、あるいはセメントの燃料兼原料として使用すること
もできる。
チャー混合物は、燃料として保存し別途使用すること
や、あるいはセメントの燃料兼原料として使用すること
もできる。
【0030】
【実施例】以下、上述した実施の形態に従った実施の方
法、及び、その結果を詳説する。 <実施の方法>まず、本実施においては、塩素分を0.
6〜0.8%(質量部)含有する廃棄物に、予め水酸化
カルシウム(消石灰)を添加した。そして、この水酸化
カルシウムを添加した廃棄物を、供給ライン1aから、
流動層式熱分解炉1に供給した。この供給は、1時間当
たり、廃棄物が500〜1000kg、消石灰が3〜7
kgとなるように行った。
法、及び、その結果を詳説する。 <実施の方法>まず、本実施においては、塩素分を0.
6〜0.8%(質量部)含有する廃棄物に、予め水酸化
カルシウム(消石灰)を添加した。そして、この水酸化
カルシウムを添加した廃棄物を、供給ライン1aから、
流動層式熱分解炉1に供給した。この供給は、1時間当
たり、廃棄物が500〜1000kg、消石灰が3〜7
kgとなるように行った。
【0031】流動層式熱分解炉1には、流入口1bか
ら、酸素濃度が5〜9%(容積部)、温度が350〜5
00℃の流動ガスを吹き込み、廃棄物を流動化した。そ
して、この状態において、廃棄物の一部を流動ガス中の
酸素で燃焼し、流動層式熱分解炉1内部の温度を400
〜600℃とすることにより、廃棄物を熱分解した。
ら、酸素濃度が5〜9%(容積部)、温度が350〜5
00℃の流動ガスを吹き込み、廃棄物を流動化した。そ
して、この状態において、廃棄物の一部を流動ガス中の
酸素で燃焼し、流動層式熱分解炉1内部の温度を400
〜600℃とすることにより、廃棄物を熱分解した。
【0032】サイクロン2で分離し得たチャー混合物
は、実施の形態で示した手順に従い、アルカリ塩類の除
去をした後、破砕、分級した。チャー混合物の破砕、分
級は、チャー混合物の粒径が7〜20μmとなるように
行った。
は、実施の形態で示した手順に従い、アルカリ塩類の除
去をした後、破砕、分級した。チャー混合物の破砕、分
級は、チャー混合物の粒径が7〜20μmとなるように
行った。
【0033】破砕、分級したチャー混合物の一部は、サ
イクロン2で分離し得たガス成分を燃焼する際に、空気
ブロワ25で二次燃焼炉2に供給した。この供給によ
り、ガス成分の燃焼温度が、850〜1050℃となる
ようにした。
イクロン2で分離し得たガス成分を燃焼する際に、空気
ブロワ25で二次燃焼炉2に供給した。この供給によ
り、ガス成分の燃焼温度が、850〜1050℃となる
ようにした。
【0034】他方、二次燃焼炉3に供給しなかった破
砕、分級したチャー混合物は、空気ブロワ24によっ
て、旋回燃焼溶融炉12に送った。この時の空気ブロワ
24から送り出す空気は、1時間当たり、220m3N
とした。また、旋回燃焼溶融炉12においては、チャー
混合物を、1300〜1400℃の高温で燃焼し、含有
するアッシュ(灰分)を溶融した。
砕、分級したチャー混合物は、空気ブロワ24によっ
て、旋回燃焼溶融炉12に送った。この時の空気ブロワ
24から送り出す空気は、1時間当たり、220m3N
とした。また、旋回燃焼溶融炉12においては、チャー
混合物を、1300〜1400℃の高温で燃焼し、含有
するアッシュ(灰分)を溶融した。
【0035】<実施の結果>サイクロン2で分離し得た
チャー混合物は、1時間当たり、60〜250kgとな
った。また、チャー混合物集塵機7で捕集したチャー混
合物は、1時間あたり、55〜230kgとなった。さ
らに、チャー混合物貯留槽11に貯留したチャー混合物
の発熱量は、8300〜17000kJ/kgであっ
た。
チャー混合物は、1時間当たり、60〜250kgとな
った。また、チャー混合物集塵機7で捕集したチャー混
合物は、1時間あたり、55〜230kgとなった。さ
らに、チャー混合物貯留槽11に貯留したチャー混合物
の発熱量は、8300〜17000kJ/kgであっ
た。
【0036】以上の実施において、装置の運転中におけ
る二次燃焼炉3からの排ガスのダイオキシン濃度は、
0.002〜0.008ng−TEQ/m3Nと極めて
低い値であった。又、旋回燃焼溶融炉12からの排ガス
のダイオキシン濃度も、0.001〜0.006ng−
TEQ/m3Nと、極めて低い値であった。
る二次燃焼炉3からの排ガスのダイオキシン濃度は、
0.002〜0.008ng−TEQ/m3Nと極めて
低い値であった。又、旋回燃焼溶融炉12からの排ガス
のダイオキシン濃度も、0.001〜0.006ng−
TEQ/m3Nと、極めて低い値であった。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る廃棄物の処理方法によれ
ば、オイル、コークス、電気等の他のエネルギーを使用
することなく、簡易にガス成分を高温で燃焼することが
できる、経済性に優れた廃棄物の処理方法となる。
ば、オイル、コークス、電気等の他のエネルギーを使用
することなく、簡易にガス成分を高温で燃焼することが
できる、経済性に優れた廃棄物の処理方法となる。
【図1】本発明の実施の形態を示すフローシートであ
る。
る。
【図2】その要部のフローシートである。
1…流動層式熱分解炉、1a…供給ライン、1b…流入
口、1c…排気口、1d…排出口、2…サイクロン、3
…二次燃焼炉、4…攪拌機付スラリー化槽、5…真空脱
水機、6…気流乾燥機、7…チャー混合物集塵機、8…
ロールミル、9…分級機、10…チャー混合物集塵機、
11…チャー混合物貯留槽、12…旋回燃焼溶融炉、2
1…チャー混合物貯留槽、21A…切り出しコンベア、
22…循環ファン、23…排気ファン、24,25…チ
ャー混合物空気ブロワ、30…解砕機、31…脱水ケー
キコンベヤ、32…脱水ケーキ貯留槽、32A…切り出
しコンベア、33…高温用制御弁、34…低温用制御
弁、35…排気ファン、36…吹き込みファン、37…
風量検出器、38…温度検出器、51〜59…導管。
口、1c…排気口、1d…排出口、2…サイクロン、3
…二次燃焼炉、4…攪拌機付スラリー化槽、5…真空脱
水機、6…気流乾燥機、7…チャー混合物集塵機、8…
ロールミル、9…分級機、10…チャー混合物集塵機、
11…チャー混合物貯留槽、12…旋回燃焼溶融炉、2
1…チャー混合物貯留槽、21A…切り出しコンベア、
22…循環ファン、23…排気ファン、24,25…チ
ャー混合物空気ブロワ、30…解砕機、31…脱水ケー
キコンベヤ、32…脱水ケーキ貯留槽、32A…切り出
しコンベア、33…高温用制御弁、34…低温用制御
弁、35…排気ファン、36…吹き込みファン、37…
風量検出器、38…温度検出器、51〜59…導管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 光三 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 3K061 AA11 AB02 AB03 AC20 BA05 BA10 FA10 FA11 FA21 3K065 AA07 AA11 AA16 AB03 AC01 AC20 3K078 AA05 BA08 BA21 CA02 CA24 CA25 4D004 AA36 AA46 AC05 CA12 CA24 CA28 CA35 CB04 CB05 CB31 CC12
Claims (5)
- 【請求項1】廃棄物を熱分解処理し、その熱分解生成物
を、ガス成分と、炭素を主成分とし不燃物を含有するチ
ャー混合物とに分離し、これら分離したガス成分及びチ
ャー混合物をそれぞれ個別に燃焼する設備にあって、 前記分離したチャー混合物の一部又は全部を、前記ガス
成分の燃焼における燃料の一部又は全部として使用する
ことを特徴とする、廃棄物の処理方法。 - 【請求項2】少なくとも塩素分を含有する廃棄物を熱分
解処理し、その熱分解生成物を、ガス成分と、炭素を主
成分とし不燃物を含有するチャー混合物とに分離し、こ
れら分離したガス成分及びチャー混合物をそれぞれ個別
に燃焼する設備にあって、 前記熱分解処理を、腐食成分を中和するための中和成分
の存在下で行うとともに、前記分離したチャー混合物の
一部又は全部を、前記ガス成分の燃焼における燃料の一
部又は全部として使用することを特徴とする、廃棄物の
処理方法。 - 【請求項3】少なくとも塩素分を含有する廃棄物を熱分
解処理し、その熱分解生成物を、ガス成分と、炭素を主
成分とし不燃物を含有するチャー混合物とに分離し、こ
れら分離したガス成分及びチャー混合物をそれぞれ個別
に燃焼する設備にあって、 前記熱分解処理を、腐食成分を中和するための中和成分
の存在下で行い、かつ、前記分離したチャー混合物の一
部又は全部を、その含有する中和生成物を除去するとと
もに、前記ガス成分の燃焼における燃料の一部又は全部
として使用することを特徴とする、廃棄物の処理方法。 - 【請求項4】前記ガス成分の燃焼における燃料として使
用されるチャー混合物を、その使用に先立って一時的に
貯留する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の廃棄物
の処理方法。 - 【請求項5】廃棄物を熱分解処理する熱分解炉と、その
熱分解生成物をガス成分と炭素を主成分とし不燃物を含
有するチャー混合物とに分離する分離手段と、この分離
したガス成分を燃焼するガス成分燃焼炉と、分離したチ
ャー混合物を燃焼するチャー混合物燃焼炉とを備えた、
廃棄物の処理設備であって、 前記分離したチャー混合物の一部又は全部を、前記ガス
成分の燃焼における燃料の一部又は全部として前記ガス
成分燃焼炉に対して供給するように構成されたことを特
徴とする、廃棄物の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215806A JP2002031316A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 廃棄物の処理方法及び廃棄物の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215806A JP2002031316A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 廃棄物の処理方法及び廃棄物の処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002031316A true JP2002031316A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18711170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000215806A Pending JP2002031316A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 廃棄物の処理方法及び廃棄物の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002031316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017154037A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 太平洋セメント株式会社 | 廃棄物の処理装置及び処理方法 |
-
2000
- 2000-07-17 JP JP2000215806A patent/JP2002031316A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017154037A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 太平洋セメント株式会社 | 廃棄物の処理装置及び処理方法 |
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