JP2002030162A - ポリビニルアルコールフィルムおよび偏光フィルム - Google Patents
ポリビニルアルコールフィルムおよび偏光フィルムInfo
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Abstract
ビニルアルコールフィルムを提供する。 【解決手段】 厚みが50〜100μmとされ、かつ、
ポリビニルアルコールフィルムの一方の面の結晶化度
(X%)と他方の面の結晶化度(Y%)との関係が、Y
−X≦10、20≦X≦60の式を満足する。
Description
中でのカールが小さいポリビニルアルコールフィルムお
よび偏光フィルムに関する。
は、光のスイッチング機能を有する液晶とともに、液晶
ディスプレイ(LCD)の基本的な構成要素である。こ
のLCDの適用分野も、開発初期の頃の電卓および腕時
計等の小型機器から、近年ではラップトップパソコン、
ワープロ、液晶カラープロジェクター、車載用ナビゲー
ションシステム、液晶テレビ等の広範囲に広がり、従来
の白黒表示からカラー表示に推移してきたことから、従
来品以上に色相に優れた偏光板が求められている。
ィルム(以下、これを「PVAフィルム」と略記し、ま
た、これの原料であるポリビニルアルコールをポリビニ
ルアルコール系重合体といい、これを「PVA」と略記
することがある)を一軸延伸し、染色することにより製
造した偏光フィルムに、三酢酸セルロース(TAC)膜
などの保護膜を貼り合わせた構成をしている。
延伸する際には、予め調湿を行ってから乾熱延伸を行っ
たり、ホウ酸水溶液などの水中で延伸を行う場合があ
る。このような場合にPVAフィルムの端部がカールし
て折り重なり、これが蛇行の原因となったり、皺が発生
したり、均一な延伸の妨げとなったりすることがあっ
た。このような端部がカールしたPVAフィルムから得
られる偏光フィルムは、光学斑が発生していることが多
く、液晶ディスプレイなど画面全体にわたって光学性能
の均一性が要求される場合には不適であった。
カールが小さいPVAフィルムを提供し、また液晶ディ
スプレイなどに好適に用いられる偏光フィルムを提供す
ることにある。
め、本発明のPVAフィルムは、厚みが50〜100μ
mとされ、かつ、PVAフィルムの一方の面の結晶化度
(X%)と他方の面の結晶化度(Y%)との関係が、Y
−X≦10、20≦X≦60の式を満足するものであ
る。本発明によれば、高湿度下または水中でのカールが
小さいPVAフィルムが得られる。
結晶化度(Z%)とポリビニルアルコールフィルム両面
の結晶化度(X%およびY%)との関係は、X≦Y≦Z
の式を満足させることが好ましい。また、PVAフィル
ムの平均結晶化度は、40〜70%であることが好まし
い。さらに、以上のPVAフィルムにより、液晶ディス
プレイなどに好適に用いられる偏光フィルムを得る。
本発明のPVAフィルムを構成するPVAとしては、ビ
ニルエステル系モノマーを重合して得られたビニルエス
テル系重合体をけん化し、ビニルエステル単位をビニル
アルコール単位としたものを用いることができる。この
ビニルエステル系モノマーとしては、例えば、ギ酸ビニ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニ
ル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸
ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサティック酸ビニル等
を挙げることができ、これらのなかでも酢酸ビニルを用
いるのが好ましい。
際に、必要に応じて、共重合可能なモノマーを、発明の
効果を損なわない範囲内(好ましくは15モル%以下、
より好ましくは5モル%以下の割合)で共重合させるこ
ともできる。
重合可能なモノマーとしては、例えば、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、イソブテン等の炭素数3〜30の
オレフィン類;アクリル酸およびその塩;アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、ア
クリル酸i−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸i−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2
−エチルへキシル、アクリル酸ドデシルアクリル酸オク
タデシル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸およ
びその塩;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピ
ル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸i−ブチ
ル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸2−エチル
へキシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタ
デシル等のメタクリル酸エステル類;アクリルアミド、
N−メチルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアク
リルアミド、アクリルアミドプロパンスルホン酸および
その塩、アクリルアミドプロピルジメチルアミンおよび
その塩、N−メチロールアクリルアミドおよびその誘導
体等のアクリルアミド誘導体;メタクリルアミド、N−
メチルメタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミ
ド、メタクリルアミドプロパンスルホン酸およびその
塩、メタクリルアミドプロピルジメチルアミンおよびそ
の塩、N−メチロールメタクリルアミドおよびその誘導
体等のメタクリルアミド誘導体;N−ビニルホルムアミ
ド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン等
のN−ビニルアミド類;メチルビニルエーテル、エチル
ビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、i−プ
ロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、i
−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、
ドデシルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等
のビニルエーテル類;アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等のニトリル類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、
フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
類;酢酸アリル、塩化アリル等のアリル化合物;マレイ
ン酸およびその塩またはそのエステル;イタコン酸およ
びその塩またはそのエステル;ビニルトリメトキシシラ
ン等のビニルシリル化合物;酢酸イソプロペニル、N−
ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビ
ニルピロリドン等のN−ビニルアミド類を挙げることが
できる。
均重合度は、フィルムの強度の点から500以上が好ま
しく、偏光性能の点からは1000以上がより好まし
く、2000以上がさらに好ましく、3500以上が特
に好ましい。さらに、PVAの重合度の上限は、フィル
ムの製膜性の点から10000以下が好ましい。
6726に準じて測定される。すなわちPVAを再け
ん化し、精製した後、30℃の水中で測定した極限粘度
[η](単位:デシリットル/g)から次式により求め
られる。 Po =([η]×103 /8.29)(1/0.62)
ん化度は、偏光フィルムの耐久性の点から95モル%以
上が好ましく、98モル%以上がより好ましく、99モ
ル%以上がさらに好ましく、99.9モル%以上が特に
好ましい。一方、フィルムの染色性の点から99.99
モル%以下が好ましい。前記けん化度とは、けん化によ
りビニルアルコール単位に変換され得る単位の中で、実
際にビニルアルコール単位にけん化されている単位の割
合を示したものである。なお、PVAのけん化度は、J
IS記載の方法により測定を行った。
として多価アルコールを添加することが好ましい。多価
アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、グ
リセリン、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、トリメチロールプロパン等を挙げることができ、こ
れらのうち1種または2種以上を使用することができ
る。これらの中でも延伸性の向上効果からエチレングリ
コールまたはグリセリンが好適に使用される。
100重量部に対して1〜30重量部が好ましく、3〜
25重量部がさらに好ましく、5〜20重量部が特に好
ましい。1重量部より少ないと、染色性や延伸性が低下
する場合があり、30重量部より多いと、フィルムが柔
軟になりすぎて取り扱い性が低下する場合がある。
性剤を添加することが好ましい。界面活性剤の種類とし
ては特に限定はないが、アニオン性またはノニオン性の
界面活性剤が好ましい。アニオン性界面活性剤として
は、例えば、ラウリン酸カリウムなどのカルボン酸型、
オクチルサルフェートなどの硫酸エステル型、ドデシル
ベンゼンスルホネートなどのスルホン酸型のアニオン性
界面活性剤が好適である。ノニオン性界面活性剤として
は、例えば、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなど
のアルキルエーテル型、ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテルなどのアルキルフェニルエーテル型、ポ
リオキシエチレンラウレートなどのアルキルエステル
型、ポリオキシエチレンラウリルアミノエーテルなどの
アルキルアミン型、ポリオキシエチレンラウリン酸アミ
ドなどのアルキルアミド型、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンエーテルなどのポリプロピレングリコー
ルエーテル型、オレイン酸ジエタノールアミドなどのア
ルカノールアミド型、ポリオキシアルキレンアリルフェ
ニルエーテルなどのアリルフェニルエーテル型などのノ
ニオン性界面活性剤が好適である。これらの界面活性剤
の1種または2種以上の組み合わせで使用することがで
きる。
0重量部に対して0.01〜1重量部が好ましく、0.
02〜0.5重量部がさらに好ましく、0.05〜0.
3重量部が特に好ましい。0.01重量部より少ない
と、延伸性向上や染色性向上の効果が現れにくく、一
方、1重量部より多いと、フィルム表面に溶出してブロ
ッキングの原因になり、取り扱い性が低下する場合があ
る。
は、例えば、PVAを溶剤に溶解したPVA溶液を使用
して、流延製膜法、湿式製膜法(貧溶媒中への吐出)、
乾湿式製膜法、ゲル製膜法(PVA水溶液を一旦冷却ゲ
ル化した後、溶媒を抽出除去し、PVAフィルムを得る
方法)、およびこれらの組み合わせによる方法や、含水
PVA(有機溶剤などを含んでいても良い)を溶融して
行う溶融押出製膜法などを採用することができる。これ
らのなかでも流延製膜法および溶融押出製膜法が透明性
の高いPVAフィルムが得られることから好ましい。
PVA溶液の揮発分濃度は50〜90重量%が好まし
く、55〜80重量%がさらに好ましい。揮発分濃度が
50重量%より小さいと、粘度が高くなるため製膜が困
難となる場合がある。また揮発分濃度が90重量%より
大きいと、粘度が低くなってフィルムの厚み均一性が損
なわれ易くなる。
μmであることが重要であり、60〜80μmが好まし
い。50μm以下では微小X線回折装置を用いて結晶化
度を測定する場合、誤差が大きくなる傾向がある。厚み
が100μm以上では結晶サイズのフィルム面差が大き
くなり、本発明の前記(1)、(2)式を満足する結晶
化度であるにも関わらずカールが大きくなる場合があ
る。厚み精度は平均厚みに対して、±5μm以内である
ことが好ましく、±3μm以内であることがさらに好ま
しく、±2μm以内であることが特に好ましい。厚み精
度が±5μmを超えると、製造した偏光フィルムの光学
ムラが大きくなる場合がある。
晶化度をX%、他方の面の結晶化度をY%としたとき
(フィルム両面の結晶化度を比べたときに数値が大きい
方をYとする)、Y−Xを10%以下とし、好ましくは
8%以下とし、特に好ましくは5%以下とする。10%
を超えると、カールが大きくなるため好ましくない。
し、好ましくは30%以上とし、さらに好ましくは40
%以上とする。また、Xの結晶化度は60%以下とし、
好ましくは55%以下とし、さらに好ましくは50%以
下とする。Xの結晶化度が20%未満ではYとの結晶化
度の差が大きくなって、カールが起こりやすくなるため
好ましくない。また、Xの結晶化度が60%を超える
と、PVAフィルムの柔軟性や延伸性や染色性が低下す
るため、PVAフィルムの各種用途に対して不適とな
る。
(Z%)は、フイルム表面の結晶化度(X%およびY
%)より大きくすることが好ましい。フィルム中心部の
結晶化度(Z%)がフイルム表面の結晶化度(X%およ
びY%)より小さいと、カールが発生しやすくなり、偏
光フィルム作製時の染色性が低下する場合がある。
0〜70%であることが好ましく、45〜65%である
ことがさらに好ましい。平均結晶化度が40%より小さ
かったり、70%を超えたりするような乾燥条件を与え
ると、フィルムのカールが大きくなる場合がある。
を製造するには、例えばPVAフィルムを染色、一軸延
伸、固定処理、乾燥処理、さらに必要に応じて熱処理を
行えば良い。各工程の順序は特に限定はなく、また染色
と一軸延伸などの二つの工程を同時に実施しても構わな
い。また、各工程を複数回繰り返しても良い。
後のいずれでも可能であるが、PVAは一軸延伸により
結晶化度が上がりやすく、染色性が低下することがある
ため、一軸延伸に先立つ任意の工程または一軸延伸工程
中において染色するのが好ましい。
化カリウム;ダイレクトブラック17、19、154;
ダイレクトブラウン 44、106、195、210、
223;ダイレクトレッド 2、23、28、31、3
7、39、79、81、240、242、247;ダイ
レクトブルー 1、15、22、78、90、98、1
51、168、202、236、249、270;ダイ
レクトバイオレット9、12、51、98;ダイレクト
グリーン 1、85;ダイレクトイエロー8、12、4
4、86、87;ダイレクトオレンジ 26、39、1
06、107などの二色性染料などが、1種または2種
以上の混合物で使用できる。通常染色は、PVAフィル
ムを上記染料を含有する溶液中に浸漬させることにより
行うが、PVAフィルムに混ぜて製膜するなど、その処
理条件や処理方法は特に制限されるものではない。
延伸は、湿式延伸法または乾熱延伸法が使用でき、温水
(前記染料を含有する溶液中や後記固定処理浴中でも良
い)中または吸水後のPVAフィルムを用いて空気中で
行っても良い。このとき、延伸倍率は4倍以上が好まし
く、5倍以上が特に好ましい。延伸倍率が4倍より小さ
いと、実用的に十分な偏光性能や耐久性能が得られにく
い。延伸は一段階で目的の延伸倍率まで行っても良い
が、二段階以上の多段延伸を行った方がさらにネックイ
ンが小さくなって、光学性能の均一性に効果がある。延
伸温度は特に限定されないが、PVAフィルムを温水中
で延伸(湿式延伸)する場合は30〜90℃が、また乾
熱延伸する場合は50〜180℃が好適である。延伸後
のPVAフィルムの厚みは、3〜75μmが好ましく、
10〜50μmがより好ましい。
にすることを目的に、固定処理を行う。固定処理に使用
する処理浴には、通常、ホウ酸およびホウ素化合物が添
加される。また、必要に応じて処理浴中にヨウ素化合物
を添加しても良い。
0〜150℃で行うのが好ましく、50〜150℃で行
うのがより好ましい。
は、通常、その両面または片面に、光学的に透明で、か
つ機械的強度を有した保護膜を貼り合わせて偏光板とし
て使用される。保護膜としては、通常、セルロースアセ
テート系フィルム、アクリル系フィルム、ポリエステル
系フィルム等が使用される。
するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものでは
ない。実施例、比較例に記載されているカールについて
は目視により観察し、PVAフィルム表面および中心部
の結晶化度の測定、PVAフィルム全体の結晶化度の測
定、二色性比の算出は以下の方法により実施した。
結晶化度測定 微小部X線回折法により、30μmのX線ビームでフィ
ルム表面および中心部の回折写真を測定し、結晶化度を
求めた。 (b)PVAフィルム全体の結晶化度測定 透過法により、フィルム面に対して直角方向の結晶化度
の測定を行った。 (c)二色性比 得られた偏光フィルムの偏光性能を評価する指数として
二色性比を使用した。この二色性比は、日本電子機械工
業会規格(EIAJ)LD−201−1983に準拠
し、分光光度計を用いて、C光源、2度視野にて測定、
計算して得られた透過率TS (%)とP(%)を使用し
て下記の式から求めた。 二色性比=log(TS /100−TS /100×P/
100)/log(TS /100+TS /100×P/
100)
0%水溶液を750μmの厚みになるようにステンレス
板に流延し、50℃の熱風乾燥機で240分乾燥を行
い、厚みが75μmのフィルムを得た。これの結晶化度
を微小部X線回折法で測定したところ、フリー面側が4
4%、ステンレス面側が47%、中心部が55%であっ
た。また、フィルム全体の結晶化度は49%であった。
このとき、PVAフィルムの水分率は6.7%であっ
た。
に切り、20℃の水中に10分間浸漬したところ、カー
ルはほとんど認められなかった。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して、偏光フィルムを
作製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.
5g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リット
ル、ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に
1分間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ
酸水溶液中で5.5倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化
カリウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの
35℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行っ
た。これを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長
下、40℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処
理を行った。
%、偏光度は99.3%、二色性比は44.8であっ
た。偏光フィルムには光学斑は認められなかった。
0%水溶液を250μmの厚みになるように100℃の
ステンレス製ドラムに流延し、110℃の熱風乾燥機で
乾燥を行い、水分率が5%になったところで剥離して、
厚さが75μmのフィルムを得た。これの結晶化度を微
小部X線回折法で測定したところ、フリー面側が37
%、ステンレス面側が39%、中心部が49%であっ
た。また、フィルム全体の結晶化度は40%であった。
に切り、20℃の水中に10分間浸漬させたところ、カ
ールはほとんど認められなかった。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して、偏光フィルムを
作製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.
5g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リット
ル、ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に
1分間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ
酸水溶液中で5.2倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化
カリウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの
35℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行っ
た。これを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長
下、40℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処
理を行った。
%、偏光度は99.6%、二色性比は38.8であっ
た。偏光フィルムには光学斑は認められなかった。
0%水溶液を750μmの厚みになるようにステンレス
板に流延し、50℃の熱風乾燥機で200分乾燥を行
い、厚みが75μmのフィルムを得た。これの結晶化度
を微小部X線回折法で測定したところ、フリー面側が4
8%、ステンレス面側が35%、中心部が48%であっ
た。また、フィルム全体の結晶化度は49%であった。
このとき、PVAフィルムの水分率は7.8%であっ
た。
り、20℃の水中に10分間浸漬したところ、フリー面
側が内側になるように大きなカールが発生した。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して、偏光フィルムを
作製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.
5g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リット
ル、ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に
1分間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ
酸水溶液中で5.0倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化
カリウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの
35℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行っ
た。これを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長
下、40℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処
理を行った。
%、偏光度は99.2%、二色性比は31.5であっ
た。偏光フィルムには光学斑が認められた。
0%水溶液を750μmの厚みになるようにステンレス
板に流延し、50℃の熱風乾燥機で130分乾燥を行
い、厚みが75μmのフィルムを得た。これの結晶化度
を微小部X線回折法で測定したところ、フリー面側が5
2%、ステンレス面側が29%、中心部が45%であっ
た。また、フィルム全体の結晶化度は49%であった。
このとき、フィルムの水分率は9.1%であった。
り、20℃の水中に10分間浸漬させたところ、フリー
面側が内側になるように大きなカールが発生した。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して、偏光フィルムを
作製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.
5g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リット
ル、ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に
1分間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ
酸水溶液中で4.8倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化
カリウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの
35℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行っ
た。これを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長
下、40℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処
理を行った。
%、偏光度は99.4%、二色性比は29.8であっ
た。偏光フィルムには光学斑が認められた。
0%水溶液を750μmの厚みになるようにステンレス
板に流延し、50℃の熱風乾燥機で240分間乾燥し、
さらに120℃で10分間熱処理を行い、厚みが75μ
mのフィルムを得た。これの結晶化度を微小部X線回折
法で測定したところ、フリー面側が62%、ステンレス
面側が63%、中心部が64%であった。また、フィル
ム全体の結晶化度は63%であった。このとき、フィル
ムの水分率は2.8%であった。
り、20℃の水中に10分間浸漬したところ、ステンレ
ス面側が内側になるように大きなカールが発生した。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して、偏光フィルムを
作製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.
5g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リット
ル、ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に
1分間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ
酸水溶液中で5.0倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化
カリウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの
35℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行っ
た。これを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長
下、40℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処
理を行った。
%、偏光度は99.2%、二色性比は31.5であっ
た。偏光フィルムには光学斑は認められた。
0%水溶液を300μmの厚みになるようにステンレス
板に流延し、50℃の熱風乾燥機で240分乾燥を行
い、厚みが30μmのフィルムを得た。このフィルムは
厚みが薄いため、微小部X線回折法で結晶化度の測定は
できなかったが、フィルム全体の結晶化度は52%であ
った。このとき、フィルムの水分率は5.2%であっ
た。
り、20℃の水中に10分間浸漬させたところ、フリー
面側が内側になるように大きなカールが発生した。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して偏光フィルムを作
製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.5
g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リットル、
ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に1分
間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ酸水
溶液中で5.1倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化カリ
ウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの35
℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行った。こ
れを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長下、4
0℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処理を行
った。
%、偏光度は95.3%、二色性比は37.2であっ
た。偏光フィルムには光学斑が認められた。
0%水溶液を1300μmの厚みになるようにステンレ
ス板に流延し、80℃の熱風乾燥機で350分乾燥を行
い、厚みが130μmのフィルムを得た。これの結晶化
度を微小部X線回折法で測定したところ、フリー面側が
48%、ステンレス面側が45%、中心部が59%であ
った。また、フィルム全体の結晶化度は51%であっ
た。このとき、フィルムの水分率は4.8%であった。
り、20℃の水中に10分間浸漬したところ、フリー面
側が内側になるように大きなカールが発生した。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して偏光フィルムを作
製した。すなわち、PVAフィルムをヨウ素濃度0.5
g/リットル、ヨウ化カリウム濃度40g/リットル、
ホウ酸濃度40g/リットルの30℃の染色液中に1分
間浸漬させ、染色を行った。次に50℃の4%ホウ酸水
溶液中で5.3倍に延伸を行った。さらに、ヨウ化カリ
ウム40g/リットル、ホウ酸40g/リットルの35
℃の水溶液中に5分間浸漬させて固定処理を行った。こ
れを20℃の蒸留水で10秒間水洗した後、定長下、4
0℃で熱風乾燥し、さらに100℃で5分間熱処理を行
った。
%、偏光度は98.0%、二色性比は36.1であっ
た。偏光フィルムには光学斑が認められた。
たは水中でのカールが小さいPVAフィルムが得られ、
特に液晶ディスプレイなどに用いられる偏光フィルムの
用途に適したPVAフィルムを得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 厚みが50〜100μmのポリビニルア
ルコールフィルムであり、かつ、ポリビニルアルコール
フィルムの一方の面の結晶化度(X%)と他方の面の結
晶化度(Y%)との関係が、下記の(1)、(2)式を
満足することを特徴とするポリビニルアルコールフィル
ム。 Y−X≦10 ‥‥(1) 20≦X≦60‥‥(2) - 【請求項2】 ポリビニルアルコールフィルムの厚み中
心部の結晶化度(Z%)とポリビニルアルコールフィル
ム両面の結晶化度(X%およびY%)との関係が、下記
の(3)式を満足することを特徴とする請求項1記載の
ポリビニルアルコールフィルム。 X≦Y≦Z‥‥(3) - 【請求項3】 ポリビニルアルコールフィルムの平均結
晶化度が40〜70%であることを特徴とする請求項1
または2記載のポリビニルアルコールフィルム。 - 【請求項4】 偏光フィルム用である請求項1から3の
いずれかに記載のポリビニルアルコールフィルム。 - 【請求項5】 請求項4記載のポリビニルアルコールフ
ィルムを用いて作製した偏光フィルム。
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