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JP2002029612A - 物品保管棚及び物品の入出庫管理方法 - Google Patents

物品保管棚及び物品の入出庫管理方法

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Publication number
JP2002029612A
JP2002029612A JP2000211863A JP2000211863A JP2002029612A JP 2002029612 A JP2002029612 A JP 2002029612A JP 2000211863 A JP2000211863 A JP 2000211863A JP 2000211863 A JP2000211863 A JP 2000211863A JP 2002029612 A JP2002029612 A JP 2002029612A
Authority
JP
Japan
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article
computer
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articles
shelf
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000211863A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tanigawa
陽 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2000211863A priority Critical patent/JP2002029612A/ja
Publication of JP2002029612A publication Critical patent/JP2002029612A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管する物品の入出庫を管理し、運用の柔軟
性及び拡張性が高く、効率的な物品の供給を可能にする
物品保管棚、及びこれを用いた物品の入出庫管理方法を
提供する。 【解決手段】 物品保管棚1は、物品を保管する棚部2
及び物品の管理を行う管理部3を有する。管理部3は物
品の在庫情報を管理するコンピュータ7を備え、コンピ
ュータ7は通信部8を介して無線にて通信ネットワーク
へ接続する。通信ネットワークを介し、物品の在庫情報
の閲覧及び物品の入出庫の指示のコンピュータ7への入
力が行われる。入出庫を行った物品及び該物品の保管場
所の情報は、バーコードリーダ12にて読み取り、読み
取った情報をコンピュータ7へ入力し、入出庫を行った
物品の在庫情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保管する物品の在
庫情報を管理する物品保管棚、およびそれを使用して物
品の入出庫を管理する入出庫管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製造業または流通業においては、製造ま
たは買い取りを行った物品をある程度の量だけ在庫とし
て保管しておき、需要および供給の変動に対応すること
が広く行われている。食品、書籍又は服飾など比較的サ
イズの小さな物品の在庫保管用には、作業者が人力で物
品の入出庫を行う棚がよく用いられている。
【0003】この在庫たる物品の名称、数および保管場
所等の在庫情報を正確に管理し、正確な在庫情報に基づ
いて物品の出荷を行うことが、円滑な物品の供給のため
には不可欠である。在庫情報を正しく管理するために
は、物品の入出庫に対応して前記在庫情報を更新し、物
品の入出庫を管理する必要がある。しかし、この入出庫
の管理を作業者の手作業にて行った場合、作業者にかか
る負担が大きく、管理ミスも頻発するという問題があっ
た。
【0004】そこで、物品の入出庫をコンピュータにて
管理する装置が開発され、実施されている。その一例を
図7に示す。棚17の内部を仕切って物品を保管し、該
物品の在庫情報を棚17の外部に設けたコンピュータ7
で管理する。棚17の複数の保管場所4,4…のそれぞ
れには、スイッチ18,18…が設けられ、夫々のスイ
ッチ18,18…は、コンピュータ7に有線にて接続さ
れている。物品の入出庫の際に、スイッチ18を操作す
ることにより、コンピュータ7へ入出庫の情報が入力さ
れる。コンピュータ7はさらにホストコンピュータ14
に接続されており、コンピュータ7が管理する在庫情報
はホストコンピュータ14にて閲覧され、閲覧された在
庫情報に基づいて入出庫の指示が決定される。棚17に
て物品の入出庫を行う作業者は、該指示に従って入出庫
の作業を行い、作業を行った保管場所4に設けられたス
イッチ18を操作し、コンピュータ7へ入出庫情報の入
力を行い、コンピュータ7は前記在庫情報の更新を行
う。
【0005】また、他の従来技術に係る装置の例を図8
に示す。物品を保管する棚17の在庫情報がコンピュー
タ7にて管理され、コンピュータ7はホストコンピュー
タ14に接続されている。棚17の複数の保管場所4,
4…のそれぞれには、該保管場所を特定する情報を持つ
保管場所用バーコードラベル5,5…が備えられ、保管
されている物品には該物品を特定する情報を持つ物品用
バーコードラベル6,6…が貼着されている。物品の入
出庫の際には、作業者は、保管場所用バーコードラベル
5及び物品用バーコードラベル6の情報をバーコードリ
ーダ12にて読み取り、読み取った情報を無線通信によ
りコンピュータ7へ転送することで入出庫情報の入力を
行い、前記在庫情報が更新される。
【0006】以上のように、コンピュータを用いて物品
の入出庫を管理する装置を用いる場合は、作業者にかか
る負担を低減させ、管理ミスを減らして円滑な物品供給
を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】棚17の保管場所4,
4…に設けたスイッチ18,18…を操作する装置にお
いては、棚17の配置にあわせた通信配線が必要であ
り、また前記装置を設置した後では棚17の移動ができ
ないため、設備の拡張性および運用の柔軟性に欠けると
いう問題があった。バーコードリーダ12を用いる装置
においては、離れた場所にあるコンピュータ7へ入出庫
を行った物品および該物品の保管場所の情報を入力する
必要があり、該情報を入力するための通信を良好に保つ
ために棚17の配置及びバーコードリーダ12の数が制
限され、設備の拡張性および運用の柔軟性が悪いという
問題があった。また、何れの装置においても、棚17と
は別の場所に、在庫を管理するコンピュータ7を設置し
ているため、コンピュータ7を操作しながら棚17での
作業を行うときに作業が煩雑になるという問題があっ
た。また、在庫情報を閲覧する手段が限られるため、在
庫情報を利用しづらいという問題があった。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、物品保管棚に、在庫
情報を管理するコンピュータを備えることにより、容易
に物品の在庫情報を管理することができ、また運用の柔
軟性および設備の拡張性が高い物品保管棚、およびこれ
を用いた物品の入出庫管理方法を提供することにある。
また、他の目的とするところは、前記コンピュータを通
信ネットワークへ接続することにより、リアルタイムの
在庫情報に基づいた効率的な物品の供給を行うことを可
能にする物品保管棚、およびこれを用いた物品の入出庫
管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の物
品保管棚は、物品を保管し、該物品の在庫情報をコンピ
ュータで管理する物品保管棚において、物品を保管する
棚部および該物品の在庫情報を管理する管理部より構成
され、前記棚部は、物品を保管する複数の保管場所に仕
切る構成とし、前記管理部は、前記コンピュータと、該
コンピュータを通信ネットワークへ無線通信にて接続す
る手段と、該通信ネットワークを通じて前記コンピュー
タが物品の入出庫の指示を受信したときに受信したこと
を報知する手段と、受信した前記指示および物品の在庫
情報を表示する手段と、入出庫を行った物品および該物
品の保管場所を特定する情報を前記コンピュータへ入力
する入力手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明の物品保管棚は、前記
入力手段は、前記情報を読み込んで無線にて読み込んだ
情報を出力するバーコードリーダを備えることを特徴と
する。
【0011】請求項3に係る発明の物品保管棚は、前記
コンピュータが、物品を保管する他の棚における在庫情
報をも管理する手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項4に係る発明の物品保管棚は、前記
複数の保管場所のそれぞれに、該保管場所を特定する情
報を持った位置変更可能な情報ラベルを備えることを特
徴とする。
【0013】請求項5に係る発明の物品の入出庫管理方
法は、請求項1、2又は3に記載の物品保管棚を使用す
る物品の入出庫管理方法であって、前記コンピュータに
管理されている物品の在庫情報を通信ネットワークを介
して閲覧し、閲覧した在庫情報に従って決定した物品の
入出庫の指示を前記通信ネットワークを介して前記コン
ピュータへ入力し、前記コンピュータへ前記指示が入力
されたことを報知し、前記指示の内容を表示し、入出庫
を行った物品および該物品の保管場所を特定する情報を
前記コンピュータへ入力して前記在庫情報を更新するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項1に係る発明においては、物品の在
庫情報を管理するコンピュータを備える管理部を物品保
管棚に設けたため、前記コンピュータと物品保管棚が離
れていることに起因する作業の手間を省くことができ
る。また、本発明に係る物品保管棚を用意するだけで物
品の在庫情報の管理を行うことができる。前記コンピュ
ータを無線にて外部と通信する構成としたため、設置の
際に通信配線工事が必要でなく、容易に移動可能である
ため、配置の変更または設備の拡張も容易となる。
【0015】請求項2に係る発明においては、入出庫を
行った物品及び該物品の保管場所を特定する情報を読み
込んで無線にて出力するバーコードリーダは、前記情報
を前記コンピュータへ入力するため、入力のために物品
保管棚の配置が制限されることがない。
【0016】請求項3に係る発明においては、前記コン
ピュータが他の複数の棚における在庫情報をも管理する
こととしたため、通常の棚を用意して該棚における在庫
情報を前記コンピュータに管理させることにより、容易
に物品を保管する設備の拡張を行うことができる。ま
た、既存の保管設備を有効に利用することができる。
【0017】請求項4に係る発明においては、物品の保
管場所を特定するバーコードラベルなどの情報ラベルを
位置変更可能になしたため、物品の種類または数等が変
動して保管場所の広さ又は数などの設定が実状に合わな
くなった場合においても、前記情報ラベルの位置を移動
させて自由に保管場所を設定し直すことができる。
【0018】請求項5に係る発明においては、物品の在
庫情報を管理するコンピュータを備える管理部を物品保
管棚に設け、前記コンピュータを無線にて通信ネットワ
ークへ接続する構成としたため、営業担当者又はユーザ
等が容易に物品の管理情報を閲覧することが可能とな
り、外部から入出庫の指示を入力することができるの
で、最新の在庫情報に基づいて最適な物品供給を行うこ
とができ、営業効率を上げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る物品保管棚1の
構成を示す模式図である。物品保管棚1は、物品を保管
するスチール製の棚部2、及び棚部2と一体に構成され
て棚部2の横に付設する管理部3より構成されている。
【0020】棚部2は、複数段の棚であり、棚の内部を
適当に区切って複数の保管場所4,4…を設け、複数の
保管場所4,4…に物品を配置する。保管場所4,4…
のそれぞれには、該保管場所を特定する情報を持つ保管
場所用バーコードラベル5,5…が取り付けられてい
る。保管場所用バーコードラベル5,5…は、カード状
のマグネットの表面にバーコードを記録し、保管場所
4,4…の外面に磁着してある。また、保管されている
物品にも、該物品を特定する情報を持つ物品用バーコー
ドラベル6,6…が貼着されている。
【0021】管理部3は、コンピュータ7を備えてお
り、コンピュータ7は、棚部2に保管されている物品の
名称、数、保管場所などの在庫情報を管理している。ま
た、PHS(Personal Handy Phon
e System)通信にて外部との通信を行う通信部
8を備え、通信部8は、コンピュータ7に接続されてお
り、コンピュータ7と外部との通信を行う。また、ラン
プ9を見え易い位置に備え、コンピュータ7が通信部8
を通じて入力を受け付けたときに、コンピュータ7がラ
ンプ9を点灯させる構成としてある。さらに、コンピュ
ータ7へ情報を入力するための、ディスプレイと一体と
なったタッチパネル10と、コンピュータ7に制御され
て情報を印刷するプリンタ11とを備えている。また、
保管場所用バーコードラベル5及び物品用バーコードラ
ベル6の情報を読み込み、読み込んだ情報を赤外線通信
にて出力する構成のバーコードリーダ12が用意され、
作業者が携帯している。そして、バーコードリーダ12
が読み込んだ情報を、赤外線通信を用いてコンピュータ
7へ入力するための、赤外線通信入力ポート13がコン
ピュータ7に備えられている。
【0022】図2に、物品保管棚1を用いた物品の入出
庫管理システムの模式図を示す。物品保管棚1の外部
に、通信部8を介してコンピュータ7と通信を行うホス
トコンピュータ14が設置されており、ホストコンピュ
ータ14はインターネット15に接続される。そして、
物品の購入又は販売を担当する営業担当者が扱う営業用
端末装置16が、同じくインターネット15に接続され
る。コンピュータ7は、管理している情報を通信ネット
ワークを介して外部より閲覧できる機能を備えており、
営業用端末装置16は、ホストコンピュータ14及びイ
ンターネット15を介してコンピュータ7に管理されて
いる物品の名称、数、保管場所などの在庫情報を閲覧す
ることができる。ここで、コンピュータ7は、ホストコ
ンピュータ14を介してインターネットに接続する構成
としたが、接続するネットワークはインターネットに限
定するものではなく、イントラネット又はエクストラネ
ットに接続する構成としても良く、また、ホストコンピ
ュータを介さずに直接ネットワークへ接続する構成とし
ても良い。
【0023】図3のフローチャートに、コンピュータ7
の処理の手順を示す。コンピュータ7は、通信部8から
の入力を監視し(S101)、入力があった場合、入力
された物品の入出庫の指示を取り込み(S102)、ラ
ンプ9を操作して点灯させ(S103)、ディスプレイ
と一体となったタッチパネル10へ前記指示を表示する
(S104)。通信部8からの入力がない場合は、タッ
チパネル10からの印刷の指示の入力を監視し(S10
5)、入力があった場合は、プリンタ11を操作して、
物品の入出庫の指示及び在庫情報を印刷させる(S10
6)。タッチパネル10からの入力がない場合は、赤外
線通信入力ポート13からの入力を監視し(S10
7)、入力があった場合は、入出庫を行った物品の情報
および該物品の保管場所の情報を取り込み(S10
8)、取り込んだ情報およびステップS102にて取り
込んだ入出庫の区別の情報を基に物品の在庫情報を更新
する(S109)。処理が終了した場合は、ステップS
101に戻って通信部8からの入力を監視する。
【0024】次に、前述の如き物品保管棚1を用いた物
品の入出庫管理方法を、その手順を示す図4のフローチ
ャートともに説明する。コンピュータ7において管理さ
れている、物品の名称、数、保管場所等の在庫情報を、
営業担当者は、営業用端末装置16によりインターネッ
ト15を介して閲覧する(S201)。閲覧した在庫情
報に基づいて、営業担当者は、物品の販売又は購入を手
配して物品の入出庫を決定し、物品の入出庫の指示を、
営業用端末装置16より電子メール等の手段を用いてホ
ストコンピュータ14へ送信する(S202)。ホスト
コンピュータ14は通信部8を介してコンピュータ7と
接続し、前記指示をコンピュータ7へ送信する(S20
3)。
【0025】コンピュータ7は、前記指示の入力を受け
付け(S204)、ランプ9を点灯させて前記指示を受
信したことを作業者へ報知する(S205)。報知され
た作業者は、タッチパネル10の表示を確認し、前記指
示及び在庫情報を印刷する指示をタッチパネルへ入力す
る(S206)。コンピュータ7は印刷の指示の入力を
受け付け(S207)、プリンタ11より物品の入出庫
の指示および該指示に関する物品の在庫情報を印刷する
(S208)。
【0026】作業者は、印刷した情報に従い、棚部2に
おいて物品の入出庫の作業を行う(S209)。入出庫
の作業中または作業終了後に、保管場所用バーコードラ
ベル5及び物品用バーコードラベル6の情報を、作業者
が携帯しているバーコードリーダ12にて読み取る(S
210)。そして、読み取った情報を、赤外線通信に
て、バーコードリーダ12から赤外線通信入力ポート1
3へ送信する(S211)。コンピュータ7は、赤外線
通信入力ポート13からの入力を受け付け(S21
2)、コンピュータ7が管理している物品の名称、数、
保管場所等の在庫情報を更新し(S213)、入出庫の
処理を終了する。以上の如くにして、物品保管棚1の棚
部2に保管されている物品の入出庫を正確に管理する。
【0027】以上の如き実施の形態1にあっては、物品
保管棚に在庫情報を管理するコンピュータを備える管理
部を設け、ホストコンピュータと前記コンピュータとを
無線で接続することとしたため、有線による接続工事を
行う必要がなく、本発明による物品保管棚を用意するだ
けで物品の管理を行うことができる。また、無線通信の
範囲内であれば、設置場所を選ばないため、自由な配置
を行うことができる。
【0028】また、作業場所に在庫情報を管理するコン
ピュータが備えられているため、作業者は、全ての作業
を一箇所で行うことが可能となり、作業が簡便になる。
また、バーコードリーダにて読み込んだ情報を前記コン
ピュータへ入力するため、前記情報を容易に入力するこ
とができ、物品保管棚の配置が制限されない。また、物
品を保管する保管場所を特定する情報を持ったバーコー
ドラベルを、マグネットにて該保管場所の外壁に吸着さ
せることとしたため、保管する物品の種類や数の変動に
対応して前記バーコードラベルの位置を変更することに
より、前記保管場所の構成を容易に変更することができ
る。
【0029】さらに、コンピュータに管理されている在
庫情報をインターネットを介して外部から閲覧可能とし
たため、リアルタイムの在庫情報に基づいた効率的な物
品供給を行うことができる。
【0030】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2を示す模式図である。本実施の形態にあっては、よ
り多くの種類又は数の物品を保管するために、在庫情報
を管理するコンピュータ7は、棚部2と管理部3により
構成された物品保管棚1(以後、親棚と呼ぶ)及び棚部
のみにて構成されている複数の棚(以後、子棚と呼ぶ)
に保管された物品の在庫情報を管理する。
【0031】子棚は、マグネット式の保管場所用バーコ
ードラベル5,5…を保管場所4,4…に磁着させれば
完成するので、既存の棚又は市販の棚を利用することが
できる。この複数の子棚を、親棚の付近に配置してお
く。在庫情報のうち物品の保管場所の情報は、棚および
該棚における保管場所を特定する。
【0032】複数の子棚および親棚に保管された物品の
在庫情報は、親棚のコンピュータ7にて管理され、イン
ターネット15を介して営業用端末装置16より閲覧す
ることができる。作業者は、親棚または子棚にて入出庫
の作業を行い、保管場所用バーコードラベル5及び物品
用バーコードラベル6の情報をバーコードリーダ12に
て読み取る。読み取られた情報は、親棚に設置された赤
外線通信入力ポート13を介してコンピュータ7へ入力
され、在庫情報が更新される。
【0033】以上の如き実施の形態2にあっては、親棚
一つで複数の子棚の在庫情報を管理する構成としたた
め、新しく親棚を用意することなく、容易に在庫の規模
の拡張に対応することができる。また、子棚には、既存
の棚を利用することができるため、既存の保管設備を無
駄にすることなく、本発明による物品保管棚および物品
の入出庫管理方法を導入することができる。
【0034】(実施の形態3)図6は、更なる在庫の規
模の拡張に対応した実施の形態3を示す模式図である。
在庫情報を管理するコンピュータ7を備える管理部3を
持つ親棚が複数設置され、夫々の親棚はPHS通信にて
ホストコンピュータ14に接続されている。夫々の親棚
には、それぞれ複数の子棚が割り当てられており、親棚
のコンピュータ7が、割り当てられた子棚の在庫情報を
管理する。複数の親棚のそれぞれに備えたコンピュータ
7が管理する在庫情報は、ホストコンピュータ14及び
インターネット15を介して営業用端末装置16から閲
覧される。営業担当者は、夫々の在庫情報に応じて入出
庫の指示を入力し、作業者は、該指示に従って入出庫の
作業を行う。
【0035】以上の如き実施の形態3にあっては、複数
の親棚を用い、夫々の親棚が割り当てられた複数の子棚
の在庫情報を管理する構成としたため、親棚を追加して
いくことで、簡単にしかも上限なく在庫の規模を拡張す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明における物品保管棚およびこれを
用いる物品の入出庫管理方法においては、物品保管棚に
物品の在庫情報を管理するコンピュータを備える管理部
を設けたため、作業者は、全ての作業を一箇所で行うこ
とが可能となり、作業の効率化を図ることができる。バ
ーコードリーダにて読み込んだ情報は、前記コンピュー
タへ入力することとしたため、前記情報を容易に入力す
ることができ、物品保管棚の配置が制限されない。前記
コンピュータは、他の棚における在庫情報をも管理する
構成としたため、在庫の規模を容易に拡張することがで
きる。物品の保管場所に設けたバーコードラベルは、着
脱可能の構成としたため、物品の数または種類が変化し
た場合においても、それに対応して柔軟に保管場所の構
成を設定することができ、また、既存の保管設備を利用
することができる。前記コンピュータは、無線にて外部
と通信することとしたため、配線工事が必要なく、物品
保管棚の配置を自由に行うことができる。さらに、通信
ネットワークを介して外部より物品の在庫情報を閲覧
し、前記コンピュータへ入出庫の指示を入力する構成と
したため、リアルタイムの在庫情報に基づいて、効率の
良い物品供給を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品保管棚の構成を示す模式図で
ある。
【図2】本発明に係る物品保管棚を用いた入出庫管理シ
ステムの実施の形態1の構成を示す模式図である。
【図3】物品の在庫情報を管理するコンピュータの処理
手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る物品の入出庫管理方法の手順を示
すフローチャートである。
【図5】本発明に係る物品保管棚を用いた入出庫管理シ
ステムの実施の形態2の構成を示す模式図である。
【図6】本発明に係る物品保管棚を用いた入出庫管理シ
ステムの実施の形態3の構成を示す模式図である。
【図7】物品保管棚の在庫情報をコンピュータで管理す
る従来技術の一例を示す模式図である。
【図8】物品保管棚の在庫情報をコンピュータで管理す
る従来技術の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 物品保管棚 2 棚部 3 管理部 4 保管場所 5 保管場所用バーコードラベル 6 物品用バーコードラベル 7 コンピュータ 8 通信部 9 ランプ 10 タッチパネル 11 プリンタ 12 バーコードリーダ 13 赤外線通信入力ポート 14 ホストコンピュータ 15 インターネット 16 営業用端末装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を保管し、該物品の在庫情報をコン
    ピュータで管理する物品保管棚において、 物品を保管する棚部および該物品の在庫情報を管理する
    管理部を有しており、前記棚部は、物品を配置する複数
    の保管場所を備え、前記管理部は、前記コンピュータ
    と、該コンピュータを通信ネットワークへ無線通信にて
    接続する手段と、該通信ネットワークを通じて前記コン
    ピュータが物品の入出庫の指示を受信したときに受信し
    たことを報知する手段と、受信した前記指示および物品
    の在庫情報を表示する手段と、入出庫を行った物品およ
    び該物品の保管場所を特定する情報を前記コンピュータ
    へ入力する入力手段とを備えることを特徴とする物品保
    管棚。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記情報を読み込んで
    無線にて読み込んだ情報を出力するバーコードリーダを
    備えることを特徴とする請求項1に記載の物品保管棚。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータは、物品を保管する他
    の棚における在庫情報をも管理する手段を備えることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の物品保管棚。
  4. 【請求項4】 前記複数の保管場所のそれぞれに、該保
    管場所を特定する情報を持った位置変更可能な情報ラベ
    ルを備えることを特徴とする請求項1乃至3に記載の物
    品保管棚。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の物品保管棚を使
    用する物品の入出庫管理方法であって、 前記コンピュータに管理されている物品の在庫情報を通
    信ネットワークを介して閲覧し、閲覧した在庫情報に従
    って決定した物品の入出庫の指示を前記通信ネットワー
    クを介して前記コンピュータへ入力し、前記コンピュー
    タへ前記指示が入力されたことを報知し、前記指示の内
    容を表示し、入出庫を行った物品および該物品の保管場
    所を特定する情報を前記コンピュータへ入力して前記在
    庫情報を更新することを特徴とする物品の入出庫管理方
    法。
JP2000211863A 2000-07-12 2000-07-12 物品保管棚及び物品の入出庫管理方法 Pending JP2002029612A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004005544A (ja) * 2002-04-22 2004-01-08 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体
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