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JP2002028749A - リンクプレートの仕上加工方法および該仕上加工方法により加工されたリンクプレート - Google Patents

リンクプレートの仕上加工方法および該仕上加工方法により加工されたリンクプレート

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Publication number
JP2002028749A
JP2002028749A JP2000212745A JP2000212745A JP2002028749A JP 2002028749 A JP2002028749 A JP 2002028749A JP 2000212745 A JP2000212745 A JP 2000212745A JP 2000212745 A JP2000212745 A JP 2000212745A JP 2002028749 A JP2002028749 A JP 2002028749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link plate
shaving
silent chain
tooth
inner flank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000212745A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Okude
由紀夫 奥出
Yoshitomo Tsujii
良知 辻井
Kenichi Matsuura
健一 松浦
Akio Matsuda
昭雄 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BorgWarner Morse TEC Japan KK
Original Assignee
BorgWarner Automotive KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BorgWarner Automotive KK filed Critical BorgWarner Automotive KK
Priority to JP2000212745A priority Critical patent/JP2002028749A/ja
Publication of JP2002028749A publication Critical patent/JP2002028749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイレントチェーン用リンクプレートにおい
てマイクロクラックの発生を防止して疲労強度を向上さ
せる。 【解決手段】 リンクプレート2において、その歯部2
の外形打抜き加工(工程(b))後に、各内側フランク
面2aおよびクロッチ部5のシェービング加工(工程
(c))を同時に行う。これにより、内側フランク面2
aからクロッチ部5にかけての部分を滑らかで一様な面
粗度にすることができ、その結果、マイクロクラックの
発生を防止でき、疲労強度を向上できるとともに、シェ
ービング金型を含む金型全体の構造を簡略化できる。ま
た、歯部2の歯先部2cに平坦面を形成したことによ
り、内張型のテンショナにも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の歯部および
ピン穴を有するサイレントチェーン用リンクプレートの
仕上加工方法および該仕上加工方法により加工されたサ
イレントチェーン用リンクプレートに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】一般に、サイレントチェ
ーンは、各々一対の歯部およびピン孔を有する多数のリ
ンクプレートを厚み方向および長手方向に積層するとと
もに、ピン孔内に挿入した連結ピンにより各リンクプレ
ートを枢支自在に連結することにより構成されている。
【0003】リンクプレートを製作する際の典型的な加
工工程としては、図6(a)に示すように、まず、帯状
のブランク材Bにポンチで孔開け加工をすることにより
ピン孔Paを形成し、次に、同図(b)に示すように、
他のポンチを用いてリンクプレートLの輪郭を打ち抜く
ようにしている。
【0004】このようにして打抜き加工された従来のリ
ンクプレートLの外周面は、図7に示すように、せん断
面aの長さ(せん断面長さ)haがリンクプレートの板
厚tの20〜30%程度しかなく、外周面の大部分の領
域には破断面bが形成されているのが実情である。
【0005】したがって、このようなリンクプレートを
組み合わせてなるサイレントチェーンの運転時には、リ
ンクプレートのスプロケット噛合面が片当たりを起こし
て偏摩耗が生じたり、スプロケット噛合面に応力集中が
発生したりする等の問題があった。
【0006】そこで、特開平9−217796号公報
(以下、公報と記す)や特開平2000−35088
号公報(以下、公報と記す)に示すように、リンクプ
レートのスプロケット噛合面やピン穴内面にシェービン
グ加工を施すようにしたものが提案されている。
【0007】図4は、上記各公報に示す方法により、ス
プロケット噛合面にシェービング加工が施されたリンク
プレートを示している。同図において、リンクプレート
100は、一対の歯部101およびピン穴102を有す
るとともに、各歯部101は、それぞれ内側フランク面
103および外側フランク面104から構成されてお
り、隣り合う各内側フランク面103はクロッチ部10
5で連結されている。そして、スプロケット噛合面であ
る各内側フランク面103および外側フランク面104
には、シェービング加工面Sが形成されている。
【0008】しかしながら、この場合には、外形が打抜
き加工されたリンクプレートに対して、スプロケット噛
合面にのみシェービング加工を行っている(公報の第
4欄第11〜13行および公報の第4欄第2〜4行参
照)。
【0009】このため、図5の拡大図に示すように、内
側フランク面103は、シェービング加工によって仕上
げられた滑らかな面となっているが、クロッチ部105
および歯先部106は、打抜き加工されただけの粗い面
となっており、内側フランク面103のシェービング加
工面Sの面粗度とクロッチ部105および歯先部106
の面粗度とは大きく異なっている。なお、図5では、ク
ロッチ部105および歯先部106の面粗度をやや誇張
して表している。
【0010】本件出願に係る発明者らは、このようなリ
ンクプレートを組み合わせて構成されるサイレントチェ
ーンについて、種々の疲労試験を行ってリンクプレート
の疲労強度を調べた結果、上記リンクプレートのシェー
ビング加工面Sとクロッチ部105の境界となる図5中
の符号fの個所に、マイクロクラックが発生することを
突き止めた。
【0011】これは、ミクロ的にみて面粗度が急激に変
化する個所fで応力集中が発生したことによるものと推
測される。また、このようなマイクロクラックは、サイ
レントチェーンの運転時に疲労の起点となって、ここか
ら疲労破壊が生じるおそれがあるため、その発生を抑制
することが望ましい。さらに、符号fの個所は、内側フ
ランク面103とピン穴102との距離が最も小さくな
る個所であって、リンクプレート100の強度上の最弱
個所でもあり、したがって、このような最弱個所にマイ
クロクラックが発生しないようにする必要がある。
【0012】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、サイレントチェーン用リ
ンクプレートにおいて、マイクロクラックの発生を防止
でき、疲労強度を向上できる仕上加工方法を提供するこ
と、およびそのような仕上加工方法で加工されたサイレ
ントチェーン用リンクプレートを提供することにある。
本発明の他の目的は、シェービング金型を含む金型全体
の構造を簡略化できる仕上加工方法を提供すること、お
よびそのような仕上加工方法で加工されたサイレントチ
ェーン用リンクプレートを提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、内張り型のテンショナに対応でき
るサイレントチェーンのリンクプレートの仕上加工方法
において、シェービング金型を含む金型全体の構造を簡
略化できるようにすること、およびそのような仕上加工
方法で加工されたサイレントチェーン用リンクプレート
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るリ
ンクプレートの仕上加工方法は、連結ピンを挿入するた
めの一対のピン孔と、各々内側フランク面および外側フ
ランク面から構成される一対の歯部と、前記各内側フラ
ンク面を接続するクロッチ部とを有するサイレントチェ
ーン用リンクプレートの仕上加工方法であって、前記各
内側フランク面および前記クロッチ部に、シェービング
加工が同時に施されていることを特徴としている。
【0014】なお、ここでいう「シェービング加工」と
は、ブランク材をポンチで打ち抜いて形成した打抜き部
分よりもわずかに大きなシェービング金型を用いて、ブ
ランク材の打抜き面を切削することにより、ポンチによ
る打抜き時に打抜き面に生じた粗面やだれを削り取り、
打抜き面の表面粗さを向上させる加工法をいう。
【0015】請求項2は、請求項1において、前記シェ
ービング加工が、前記歯部の外形打抜き加工後に行われ
ていることを特徴としている。
【0016】請求項3は、請求項1または2において、
前記各ピン穴の中心線を通るピッチラインと略平行に延
びる平坦面が前記歯部の歯先部に形成されており、前記
各内側フランク面および前記クロッチ部のシェービング
加工の際に、前記平坦面に同時にシェービング加工が施
されていることを特徴としている。
【0017】請求項4は、請求項1ないし3のいずれか
において、前記シェービング加工の際に、前記外側フラ
ンク面に同時にシェービング加工が施されていることを
特徴としている。
【0018】請求項5の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、連結ピンを挿入するための一対の
ピン孔と、各々内側フランク面および外側フランク面か
ら構成される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接
続するクロッチ部とを備えるとともに、前記各内側フラ
ンク面および前記クロッチ部に同時にシェービング加工
が施されていることを特徴としている。
【0019】請求項6の発明は、請求項5において、前
記シェービング加工が、前記歯部の外形打抜き加工後に
行われていることを特徴としている。
【0020】請求項7の発明は、請求項5または6にお
いて、前記各ピン穴の中心線を通るピッチラインと略平
行に延びる平坦面が前記歯部の歯先部に形成されてお
り、前記各内側フランク面および前記クロッチ部への前
記シェービング加工の際に、前記平坦面に同時にシェー
ビング加工が施されていることを特徴としている。
【0021】請求項8の発明は、請求項5ないし7のい
ずれかにおいて、前記シェービング加工の際には、前記
外側フランク面に同時にシェービング加工が施されてい
ることを特徴としている。
【0022】請求項9の発明は、請求項5において、前
記ピン穴にもシェービング加工が施されていることを特
徴としている。
【0023】請求項1および5の発明においては、リン
クプレートの各内側フランク面およびクロッチ部にシェ
ービング加工が施されている。このため、各内側フラン
ク面からクロッチ部にかけてすべてシェービング加工面
となっており、面粗度が一様に形成されている。しか
も、これらの部分には、シェービング加工が同時に施さ
れており、このため、ミクロ的な段差も生じにくくなっ
ている。これにより、各内側フランク面からクロッチ部
にかけての部分において、マイクロクラックの発生を防
止でき、その結果、疲労強度を向上できる。
【0024】請求項2および6の発明では、シェービン
グ加工が、リンクプレートの歯部全体の外形打抜き加工
後に行われている。これにより、外形打抜き金型および
シェービング金型の双方を含む金型全体の構造を簡略化
できる。これに対して、歯部全体の外形を1回で打ち抜
かずに、まず、内側フランク面およびクロッチ部の外形
を打ち抜いてから、これらの部分のシェービング加工を
行い、次に、歯部全体の外形を打ち抜く加工方法も考え
られるが、この場合には、内側フランク面およびクロッ
チ部の外形打抜き工程が余分に増え、また金型全体の構
造も複雑になる。
【0025】請求項3および7の発明によれば、リンク
プレートの歯部の歯先部には、各ピン穴の中心線を通る
ピッチラインと略平行に延びる平坦面が形成されてお
り、この平坦面には、各内側フランク面およびクロッチ
部のシェービング加工の際に同時にシェービング加工が
施されている。
【0026】この場合には、各リンクプレートの歯先部
に形成された平坦面が、サイレントチェーンの内周面側
から、すなわちリンクプレートの歯先部側から緊張力が
作用する内張り型のテンショナの当接面にできるので、
このような内張り型のテンショナに容易に対応できるよ
うになる。
【0027】また、この場合には、歯部の歯先部から内
側フランク面を通ってクロッチ部に至る部分が同時にシ
ェービング加工されるので、これらの部分に対応した一
体的なシェービング金型を用いることができるようにな
り、これにより、シェービング金型の構造を簡略化でき
るとともに、金型の精度の管理が容易になる。これに対
して、従来のように、歯部のうちの内側フランク面のみ
をシェービング加工する場合には、金型の構造が複雑に
なる。
【0028】請求項4および8の発明では、各内側フラ
ンク面およびクロッチ部のシェービング加工の際には、
外側フランク面にも同時にシェービング加工が施されて
いる。この場合には、より一体的なシェービング金型を
用いることができるようになり、これにより、シェービ
ング金型の構造を一層簡略化できるとともに、金型の精
度の管理がさらに容易になる。
【0029】請求項9の発明では、ピン穴にもシェービ
ング加工が施されている。この場合には、ピンの摩耗を
低減でき、ピンの寿命を向上できるようになる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の一実
施態様を説明するための図であって、図1はリンクプレ
ートの加工工程の一例を説明するための工程図、図2は
図1の加工工程で加工されたリンクプレートの正面拡大
図、図3は図2のリンクプレートの一部拡大図である。
【0031】まず、本実施態様によるリンクプレートの
加工工程について、図1を用いて説明する。同図に示す
ように、ブランク材Bを矢印方向に搬送して順次加工位
置に移動させつつ、まず、第1の工程(a)において、
斜線部分S1を打ち抜くことにより、リンクプレートの
一対のピン穴を形成することになる穴Pa′を開ける。
なお、図1中の斜線部分は、抜きかす(スクラップ)と
なる部分を示している。
【0032】次に、第2の工程(b)において、斜線部
分S2を打ち抜くことにより、リンクプレートの内側フ
ランク面、外側フランク面、クロッチ部および歯先部を
形成することになる略W字状の面L1′を形成する。こ
こでは、歯先部に平坦面を形成する場合を例にとってい
る。
【0033】次に、第3の工程(c)において、シェー
ビング金型を用いて穴Pa′および面L1′にシェービ
ング加工を行う。これにより、穴Pa′の内周面が切削
加工されて穴Pa′よりも内径がわずかに大きいシェー
ビング加工穴Paが形成される。また、面L1′が切削
加工されてシェービング加工面L1が形成される。
【0034】なお、ここでいう「シェービング加工」と
は、ブランク材をポンチで打ち抜いて形成した打抜き部
分よりもわずかに大きなシェービング金型を用いて、ブ
ランク材の打抜き面を切削することにより、ポンチによ
る打抜き時に打抜き面に生じた粗面やだれを削り取り、
打抜き面の表面粗さを向上させる加工法をいう。
【0035】シェービング加工後、図1中に破線で示す
リンクプレート背面部が打ち抜かれることにより、リン
クプレートがブランク材Bから取り出される。なお、リ
ンクプレート背面部の打抜き加工は、第1または第2の
工程(a),(b)のいずれかにおいて、リンクプレー
ト背面部の一部を残した形で行うようにしてもよく、こ
の場合、第3の工程(c)においてリンクプレート背面
部のシェービング加工を面L1′のシェービング加工と
併せて行うようにしてもよい。
【0036】ブランク材Bから取り出されたリンクプレ
ートを図2に示す。同図において、リンクプレート1
は、一対の歯部2およびピン穴10を有するとともに、
各歯部2は、それぞれ内側フランク面2aおよび外側フ
ランク面2bから構成されており、隣り合う各内側フラ
ンク面2aはクロッチ部5で連結されている。
【0037】図2の拡大図である図3に示すように、こ
のリンクプレート1の各内側フランク面2a,クロッチ
部5および歯先部2cには、上記第3の工程(c)にお
いて同時にシェービング加工が施されており、したがっ
て、いずれも滑らかな面で構成され、面粗度が一様にな
っている。しかも、これらの部分にはシェービング加工
が同時に施されていることにより、ミクロ的な段差も生
じていない(図3中、とくにリンクプレート最弱部分で
ある符号fの部分参照)。これにより、各内側フランク
面2aからクロッチ部5にかけての部分において、マイ
クロクラックの発生が防止されており、その結果、疲労
強度が向上している。
【0038】しかも、この場合には、上述のように、シ
ェービング加工がリンクプレート1の歯部2全体の外形
打抜き加工後に行われている。これにより、外形打抜き
金型およびシェービング金型の双方を含む金型全体の構
造を簡略化できる。これに対して、歯部全体の外形を1
回で打ち抜かずに、まず、内側フランク面およびクロッ
チ部の外形を打ち抜いてから、これらの部分のシェービ
ング加工を行い、次に、歯部全体の外形を打ち抜く加工
方法も考えられるが、この場合には、内側フランク面お
よびクロッチ部の外形打抜き工程が余分に増え、金型全
体の構造も複雑になる。
【0039】さらに、リンクプレート1の歯部2の歯先
部2cには、各ピン穴10の中心線を通るピッチライン
m(図2)と略平行に延びる平坦面が形成されており、
この平坦面には、各内側フランク面2aおよびクロッチ
部5のシェービング加工の際に同時にシェービング加工
が施されている。
【0040】この場合には、各リンクプレート1の歯先
部2cに形成された平坦面が、サイレントチェーンの内
周面側から、すなわちリンクプレート1の歯先部側から
緊張力が作用する内張り型のテンショナの当接面にでき
るので、このような内張り型のテンショナに容易に対応
できるようになる。
【0041】また、この場合には、歯部2の外側フラン
ク面2bから歯先部2cおよび内側フランク面2aを通
ってクロッチ部5に至る部分が同時にシェービング加工
されるので、これらの部分に対応した一体的なシェービ
ング金型を用いることができ、これにより、シェービン
グ金型の構造を簡略化できるとともに、金型の精度の管
理が容易になる。これに対して、従来のように、歯部の
うちの内側フランク面または外側フランク面のみをシェ
ービング加工する場合には、金型の構造が複雑になる。
【0042】〔他の適用例〕なお、前記実施態様では、
ピン穴が円形であるリンクプレートを例にとって説明し
たが、本発明は、ロッカージョイント用の異形の穴が形
成されたリンクプレートにも同様に適用できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リンクプ
レートの各内側フランク面およびクロッチ部に同時にシ
ェービング加工を施すようにしたので、マイクロクラッ
クの発生を防止でき、疲労強度を向上できる効果があ
る。また、本発明によれば、シェービング加工を歯部の
外形打抜き加工後に行うようにしたので、シェービング
金型を含む金型全体の構造を簡略化できる効果がある。
さらに、本発明によれば、歯部の歯先部に形成した平坦
面に、各内側フランク面およびクロッチ部のシェービン
グ加工の際に同時にシェービング加工を施すようにした
ので、内張り型のテンショナに対応できるようになると
ともに、シェービング金型を含む金型全体の構造を簡略
化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるリンクプレートの加
工工程を説明するための工程図である。
【図2】図1の加工工程で加工されたリンクプレートの
正面拡大図である。
【図3】図2のリンクプレートの一部拡大図である。
【図4】従来のリンクプレートの正面拡大図である。
【図5】図4の一部拡大図である。
【図6】従来のリンクプレートの加工工程を説明するた
めの工程図である。
【図7】従来のリンクプレートの外周面の断面拡大図で
ある。
【符号の説明】
1: リンクプレート 2: 歯部 5: クロッチ部 2a: 内側フランク面 2b: 外側フランク面 2c: 歯先部 10: ピン穴 m: ピッチライン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月14日(2000.7.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻井 良知 三重県名張市八幡字口入野1300番50 ボー グ・ワーナー・オートモーティブ株式会社 内 (72)発明者 松浦 健一 三重県名張市八幡字口入野1300番50 ボー グ・ワーナー・オートモーティブ株式会社 内 (72)発明者 松田 昭雄 三重県名張市八幡字口入野1300番50 ボー グ・ワーナー・オートモーティブ株式会社 内 Fターム(参考) 3C025 DD02 DD07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結ピンを挿入するための一対のピン孔
    と、各々内側フランク面および外側フランク面から構成
    される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接続する
    クロッチ部とを有するサイレントチェーン用リンクプレ
    ートの仕上加工方法であって、 前記各内側フランク面および前記クロッチ部には、シェ
    ービング加工が同時に施されている、ことを特徴とする
    サイレントチェーン用リンクプレートの仕上加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記シェービング加工は、前記歯部の外形打抜き加工後
    に行われている、ことを特徴とするサイレントチェーン
    用リンクプレートの仕上加工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記歯部の歯先部には、前記各ピン穴の中心線を通るピ
    ッチラインと略平行に延びる平坦面が形成されており、
    前記平坦面には、前記各内側フランク面および前記クロ
    ッチ部への前記シェービング加工の際に同時にシェービ
    ング加工が施されている、ことを特徴とするサイレント
    チェーン用リンクプレートの仕上加工方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、 前記シェービング加工の際には、前記外側フランク面に
    同時にシェービング加工が施されている、ことを特徴と
    するサイレントチェーン用リンクプレートの仕上加工方
    法。
  5. 【請求項5】 サイレントチェーン用リンクプレートで
    あって、 連結ピンを挿入するための一対のピン孔と、 各々内側フランク面および外側フランク面から構成され
    る一対の歯部と、 前記各内側フランク面を接続するクロッチ部とを備え、 前記各内側フランク面および前記クロッチ部には、同時
    にシェービング加工が施されている、ことを特徴とする
    サイレントチェーン用リンクプレート。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記シェービング加工は、前記歯部の外形打抜き加工後
    に行われている、ことを特徴とするサイレントチェーン
    用リンクプレート。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記歯部の歯先部には、前記各ピン穴の中心線を通るピ
    ッチラインと略平行に延びる平坦面が形成されており、
    前記平坦面には、前記各内側フランク面および前記クロ
    ッチ部への前記シェービング加工の際に同時にシェービ
    ング加工が施されている、ことを特徴とするサイレント
    チェーン用リンクプレート。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれかにおいて、 前記シェービング加工の際には、前記外側フランク面に
    同時にシェービング加工が施されている、ことを特徴と
    するサイレントチェーン用リンクプレート。
  9. 【請求項9】 請求項5において、 前記ピン穴にもシェービング加工が施されている、こと
    を特徴とするサイレントチェーン用リンクプレート。
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