JP2002028699A - 汚泥の濃縮脱水処理装置 - Google Patents
汚泥の濃縮脱水処理装置Info
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Abstract
削減を可能とする汚泥の濃縮脱水装置を提供するにあ
る。 【解決手段】 汚泥処理システム1は、混合汚泥2を貯
留しておく汚泥貯留槽3と、該3から混合汚泥2を他へ
供給するポンプ、供給管などからなる汚泥供給手段4
と、凝集剤供給部12と、汚泥供給手段4から供給され
る混合汚泥2と凝集剤供給部12から供給される高分子
凝集剤5を攪拌混合して混合汚泥2の汚泥粒子を凝集し
てフロック化汚泥6を生成するための凝集槽7と、該7
から自然流下手段8によって自然流下供給されたフロッ
ク化汚泥6をろ過濃縮するための汚泥濃縮部9とからな
っている。
Description
水などの水処理において発生する高含水汚泥を効率よく
濃縮し脱水するために行なう汚泥の濃縮脱水装置に関す
る。
池――反応タンク――最終沈殿池――分離水という工程
が一般的である。この水処理工程において発生する汚泥
は、最初沈殿池で除去される汚泥(以下「生汚泥」と言
う。)と最終沈殿池で除去される汚泥(以下「余剰汚
泥」と言う。)があるが、目的に応じてそれぞれを処理
する場合や、生汚泥と余剰汚泥を混ぜた混合汚泥にして
処理する場合などがある。これらの汚泥は99パーセン
ト以上(余剰汚泥は99.5〜99.2パーセント)と
含水率が高いが、含水率を99パーセントから98パー
セントへと1パーセント減少させることで、その容積は
半分になる。したがって汚泥はできるだけ含水率を低く
した方が(濃縮した方が)、脱水等の後工程を効率化す
ることができる。
濃縮、浮上濃縮の3方法が知られている。重力濃縮は、
タンクに汚泥を滞留させ重力を利用して濃縮をおこなう
もので、重力濃縮汚泥の含水率は97パーセント程度で
ある。遠心濃縮は、遠心濃縮機により汚泥を遠心力(1
000〜2000G)を利用して濃縮するもので、遠心
濃縮汚泥の含水率は96パーセント程度である。浮上濃
縮は、汚泥に加圧水を加えて浮上タンクに導き、汚泥粒
子に微細気泡を付着させ汚泥の水に対する見かけ比重を
小さくして浮上分離させ濃縮するもので、浮上濃縮汚泥
の含水率は96〜97パーセント程度である。汚泥を濃
縮する他の方法として、スクリーン濃縮法がある。これ
は、金網や布などのスクリーンを回転させて、スクリー
ンに汚泥を付着させ、すくい上げて濃縮汚泥を得るもの
で、トロンメル式や振動篩が知られている。また、ベル
トプレス脱水機で濾布が重力脱水部において同様な作用
効果を果たしている。汚泥処理において脱水は、汚泥の
焼却・溶融、肥料化などの処理・処分の前工程として重
要な処理工程である。脱水機はベルトプレス型、遠心脱
水機、フィルタープレスなどの機種が採用されている。
濃縮装置並びにその洗浄方法」が開示されている。この
技術は、給泥槽(濃縮槽)の中に筒容器状のスクリーン
ドラムを立設したものである。凝集剤と汚泥を混合させ
て生成したフロック化汚泥を給泥槽に貯留し、汚泥中の
水分をスクリーンドラム内にろ過分離させて給泥槽内の
フロック化汚泥を濃縮して濃縮汚泥を生成しそれをフィ
ルタープレスに移して脱水する。スクリーンドラムが目
詰りした場合には、ドラムを回転させながら内側から洗
浄水をスクリーンに噴射して付着汚泥等を剥がし、汚泥
中に分散させるというものである。また、特開平9−3
13817号公報に「汚泥等の濃縮装置におけるフロッ
クの掬上装置」が開示されている。この技術は、半円筒
形状の濃縮槽内に下方を該濃縮槽内に納め上方を気中に
出した円筒状のスクリーンドラムを回転するように設
け、スクリーンドラムには下向き状態ではスクリーンド
ラムから突き出し上向き状態ではスクリーンドラム内に
没するように設けられたスクリーンドラムとほぼ同じ長
さの掬上板を有し、装置上方にスクリーンドラムに付着
した汚泥を掻き取るスクレーバーを設けたものである。
凝集剤と汚泥を混合させて生成したフロック化汚泥を濃
縮槽に貯留し、ろ過されてスクリーンドラム内に流れ込
んだ分離水を抜いて汚泥を濃縮して行く。一方スクリー
ンドラムをゆっくりと回転させることにより、掬上板が
下方になると自重で突出して濃縮槽内の汚泥粒子を掬上
げて行き、汚泥を気中でスクリーンドラム上に載せる。
スクリーンドラム上の汚泥は水分をスクリーンドラム内
に抜かれながら濃縮されて行く。掬上板は真上あたりに
到達すると自重でスクリーンドラム内に没してしまい、
その後スクリーンドラム上の濃縮汚泥はスクレーバーに
より回収されるというものである。
濃縮することは、脱水、焼却などの後工程への負担(処
理施設の処理能力、施設規模など)を軽減し、エネルギ
ー効率の高い運転をもたらす重要な技術的課題である。 (1)従来技術で述べた遠心濃縮や浮上濃縮は、混合生
汚泥を遠心濃縮機や浮上濃縮設備で濃縮する場合、生汚
泥中の渣分が悪影響を及ぼすことがあったり、無薬注の
場合SS回収率に問題があることから薬注+遠心濃縮や
浮上濃縮方式が採用されているが、電力消費量が大き
く、設備機器が大規模(重量が大)などの問題を持つも
のである。 (2)スクリーン濃縮法は、スクリーンが金網である場
合は、微細な開口寸法になると、使用する金網素線が細
くなり、強度が低くなるとともに、磨耗に対して耐久性
が悪くなる。また、金網素線に対して汚泥中の渣が巻き
やすくなり、目詰まりを生じろ過能力が早く低下する。
また、スクリーンを濾布繊維とすると、開口面積が小さ
く、大きなろ過速度が得難いので施設規模が大きくなる
という問題をもつものであった。
するために、分離濃縮による余剰汚泥の機械濃縮や、混
合汚泥の機械濃縮を導入しているケースが多い。脱水機
の能力は、投入される汚泥の状態に影響されるが、特に
汚泥濃度がその脱水効率に大きく影響する。すなわち汚
泥の含水率が高い(低濃縮汚泥)と、脱水機を増やす
か、脱水機の処理能力を超えた分を貯留しておかなけれ
ばならず、維持管理面で負担が増大するという問題をも
つものであった。 (4)特開平9−150200号公報に開示の技術及び
特開平9−313817号公報に開示の技術は、汚泥と
凝集剤を混合して生成したフロック化汚泥を回転するス
クリーンドラムにてろ過濃縮するというものであるが、
使用されるスクリーンを特定する示唆がないものである
ので、水圧耐久性などから一般的に使用される金網やパ
ンチメタル(鋼板に小孔を多数打ち抜いたもの)と考え
られる。こうした従来のスクリーンは、前記したような
ろ過性能(開孔率が小さい)が低い、渣が絡みつくなど
の問題を持つ(パンチメタルは最もろ過能力が低い)も
のである。
点に鑑みてなされたものであって、その目的は、高い汚
泥濃縮能力を実現する共に大幅な経費削減を可能とする
汚泥の濃縮脱水装置を提供するにある。
ために、本発明の汚泥の濃縮脱水装置は、生汚泥、余剰
汚泥、混合汚泥等の高含水汚泥を貯留する汚泥貯留槽
と、該汚泥貯留槽の高含水汚泥と凝集剤を受入れ混合し
てフロック化汚泥を生成する凝集槽と、ろ過手段を備え
たろ過槽内に前記凝集槽から供給されたフロック化汚泥
を受入れ、濃縮汚泥を生成する汚泥濃縮部と、汚泥濃縮
部から送られた濃縮汚泥を脱水する脱水機を備えた汚泥
の濃縮脱水処理装置であって、濃縮汚泥を生成するろ過
手段に金属製平箔部材と金属製波箔部材を交互に積層し
て多数の小孔を形成し、且つ適宜な厚さを有するメタル
ハニカムからなるストレーナーを用いたことを特徴とし
ている。
ハニカムからなるろ過手段の円盤状ストレーナーがろ過
槽に軸支された水平軸に直交固定されて回転自在とさ
れ、且つ円盤状ストレーナーの下部がろ過槽の上流側と
下流側を仕切ってフロック化汚泥内に没水され、円盤状
ストレーナー上部の気中部には付着汚泥を除去する手段
が設けられ、さらに前記円盤状ストレーナーを軸支した
水平軸が減速モーターにて回転駆動可能とされており、
円盤状ストレーナーを低速回転しながらろ過槽に受入れ
たフロック化汚泥をろ過し、円盤状ストレーナーに付着
した汚泥を除去しながらろ過槽の上流側に濃縮した汚泥
を貯留するようにしたものもよい。
円盤状ストレーナーがろ過槽に軸支された水平軸に間隔
をおいて複数枚直交固定されてなるものもよい。
設けた付着汚泥を除去する手段が、円盤状ストレーナー
背面に対面して配置されたノズルから下流側から上流側
に向かって圧縮空気を噴出して除去するようにしてなる
ものもよい。
しながら説明する。 <実施の形態1>図1は本発明の実施の形態1の汚泥の
濃縮脱水装置の全体を示す概念図、図2は同じ実施の形
態1のろ過手段メタルハニカムストレーナーを示す正面
図、図3は同じ実施の形態1のろ過手段の中央縦断面
図、図4は同じ実施の形態1のろ過手段のハニカム部分
の部分拡大図、図5は同じ実施の形態1の汚泥濃縮部の
ろ過手段の正断面図である。
混合汚泥2(生汚泥や余剰汚泥だけの場合もある)を貯
留しておく汚泥貯留槽3と、該貯留槽3から混合汚泥2
を他へ供給するポンプ、供給管などからなる汚泥供給手
段4と、凝集剤供給部12と、汚泥供給手段4から供給
される混合汚泥2と凝集剤供給部12から供給される凝
集剤5を攪拌混合し、混合汚泥2の汚泥粒子を凝集して
フロック化汚泥6を生成するための凝集槽7(汚泥粒子
フロック化工程)と、凝集槽7から自然流下手段8によ
って自然流下供給されたフロック化汚泥6をろ過濃縮す
るための汚泥濃縮部9(汚泥濃縮工程)と、汚泥濃縮部
9で生成された濃縮汚泥20を自然流下供給により脱水
機に供給する濃縮汚泥供給手段41と、該供給手段41
から供給される濃縮汚泥20を脱水するロータリープレ
ス脱水機43とからなっている。10、11はモーター
駆動の攪拌手段である。余剰汚泥の含水率は99.5〜
99.2パーセントと高く、この余剰汚泥を凝集沈殿す
る凝集剤には、カチオン系ポリマー、両性高分子凝集
剤、水道用アルミニウム、水道用ポリ塩化アルミニウム
塩、ミョウバン類、鉄塩類等がある。本実施の形態1
は、カチオン系ポリマーのみを使用した凝集フロック化
工程と、それを固液分離濃縮する、メタルハニカムスト
レーナーを主体とした濃縮工程を採用している。
ろ過濃縮する濃縮槽15と、該濃縮槽15のフロック化
汚泥6をろ過する、円盤状の適宜な厚み(汚泥の渣が絡
み巻き付かず且つ必要十分な強度が得られる厚み)を有
するメタルハニカムストレーナー部材からなり、低速で
回転するろ過手段16と、ろ過手段16のもう一方の側
に設けられた、ろ過生成された分離液17を貯留する分
離液貯留槽部18と、ろ過手段16にろ過され付着して
気中に搬送された付着汚泥を圧縮空気によりろ過手段1
6から吹き剥がし、濃縮槽15内に落とすための圧縮空
気供給手段手段42と、圧縮空気供給手段手段42から
の圧縮空気制御部19とからなっている。凝集槽7から
自然流下手段8によってフロック化汚泥6は汚泥濃縮槽
に静かに供給されるので、フロック状態が破壊されない
でフロック化汚泥の濃縮を行なうことができる。
過手段16は、SUS304、SUS316、Tiなど
の耐食性の強い金属製部材からなる直径800〜100
0ミリ、円盤状のメタルハニカムストレーナーで、中心
の軸32を汚泥濃縮部で支持し、槽内を0.5〜1.0
rpm程度で回転させている。このメタルハニカムスト
レーナーからなるろ過手段16は、図2、図3に示すよ
うに前後幅、数10mmの強靱な外リング25と、外リ
ング25内に幅20ミリ、厚み50ミクロン(20〜1
00ミクロンの任意の厚みのものが使用できる)の金属
箔平板26と金属箔波板27を交互に積層してなるスク
リーン部28が形成されている。このスクリーン部28
は表1、表2に示すごとく、35番メッシュ、36番メ
ッシュ(金網)においてその開口率が、金網が33〜5
3パーセントであるのに対して、本実施の形態に使用の
メタルハニカムストレーナーは83パーセントであり、
金網よりそのろ過能力が1.5〜2.5倍となってい
る。更に、20番メッシュ以下のメタルハニカムの開口
率は90%を超える。29は目開き部である。
ムストレーナーは次のような特徴がある。孔形状が面の
直角方向(水流方向)に直線状に適宜な奥行き(厚み)
を有しているため、渣などが素線(繊維)に巻き付くこ
とができず、目詰まりを起こしても反対側から空気の送
風や洗浄水の噴射により簡単に除去できるものである。
また、開口率を80%〜90%にできるので、微細な汚
泥粒子の捕捉ろ過と優れたろ過速度(処理量が大)を得
るという相対立する条件をクリアし、且つ圧力損失が小
さい。その結果、設備スペースがコンパクトで、十分な
強度を確保し、信頼性、ろ過品質、長期の運転性能に優
れたろ過装置を実現した。なおメタルハニカムストレー
ナーは、金属箔は厚さ20〜100ミクロンのステンレ
ス製部材がよく、その開孔率(開孔面積/全断面積)は
80〜90パーセントが好ましい。80パーセントより
圧力損失が大となり、90パーセントより大きくなると
ストレーナーとして構造的に弱くなるからである。
トレーナーの開孔の大きさは、図4に示すように、開孔
に内接する円の直径Dで0.3〜1mmの範囲が好まし
い。0.3mmとするのは製造上からの範囲であり、1
mmとするのは、ストレーナーにより除去する汚泥粒子
の大きさからの範囲である。ストレーナーの厚さ(水流
方向の幅)は、10〜50mmとするのが好ましい。1
0mmより小さくするとストレーナーとしての強度が弱
くなり、50mm以上になると圧力損失が大きくなり、
かつ重くなるからである。ストレーナーに付着した付着
汚泥を除去する手段として、スクレーバー装置あるいは
スプレー装置がある。スプレー装置の場合、水あるいは
圧縮空気を噴射する手段があるが、圧縮空気を用いた方
がフロックを壊さないで除去できる。
〜1.0rpmの速度で低速回転していて、その下方を
フロック化汚泥6に浸した状態となっている。ろ過手段
で捕捉されたフロック化汚泥は濃縮槽15に滞留して濃
縮される。ろ過手段16を通過した分離液17は分離液
貯留槽18に流れ込む。汚泥面からろ過手段16に付着
したまま気中に出た付着汚泥は、圧縮空気供給手段42
からの圧縮空気の直射により吹き剥がし落とされて濃縮
槽15に戻される。31は支持材である。
ス脱水機の投入汚泥濃度と脱水機のろ過速度の関係を示
すグラフ、図7は同じの実施の形態1の実験結果で薬品
注入率と固形物回収率の関係を示すグラフ、図8は同じ
実施の形態1の実験結果で薬品注入率と濃縮汚泥濃度の
関係を示すグラフである。脱水機のろ過(脱水)能力と
汚泥濃度の関係は、ロータリープレス脱水機を例にとれ
ば、図6に示すように投入汚泥濃度が1%に比べて4%
では5倍のろ過(脱水)速度が得られ脱水効率が著しく
良好になる。本発明は、高含水汚泥から水分のみを除
き、濃縮して高濃度汚泥とすることにより脱水効率を良
好にするものである。汚泥濃度は高める程脱水効率がよ
くなるが、望ましくは約4%濃度に濃縮して脱水するこ
とを目標とする。
る実験結果を示すものである。実験に用いた汚泥は余剰
汚泥、混合生汚泥で濃度は0.5〜1%程度である。メ
タルハニカムストレーナーは目開き0.3、0.5、1
mmのものを使用し、凝集薬品は高分子凝集剤とした。
図7は薬品注入率(薬注率)と固形物(SS)回収率の
関係を示したもの、図8は薬品注入率と濃縮汚泥濃度の
関係を示したものである。上記の実験結果によると、余
剰汚泥、混合生汚泥とも0.3%の薬品注入率でほぼ1
00%の固形物(SS)回収率が得られている。また、
濃縮汚泥濃度は0.3%薬品注入率で約2%以上、0.
5%薬品注入率ではデータのばらつきは大きいが、平均
値で見ると目標の濃度4%が得られた。
泥、混合生汚泥を凝集剤でフロック化したものを、目開
き0.3、0.5、1mmのメタルハニカムストレーナ
ーを用いて濃縮すれば、0.3%以上の薬品注入率でほ
ぼ100%の固形物(SS)回収率が得られる。また、
約0.5%の薬品注入率でフロック化することにより約
4%濃度に濃縮でき、前記脱水機のろ過(脱水)能力と
汚泥濃度の関係に照らせば、約5倍の脱水効率アップが
得られる。
縮方式との電力消費量の比較を試算してみると、次のよ
うな試算結果が得られる。比較のための処理能力は50
m3/台・時間・、24時間運転とした。 (試算結果)本実施の形態の汚泥濃縮脱水装置について
の使用薬剤量は前述したカラムテストの結果により算定
した。従来技術の遠心濃縮機によるものは269.63
9kw/年、浮上式分離槽によるものは96.145k
w/年、本実施の形態の汚泥濃縮脱水装置よるものは5
3.228kwであり、本実施の形態の装置は遠心濃縮
機の約5分の1の消費電力であり、安価、軽量であっ
て、エネルギー消費の大幅な低減を実現するものであ
る。
態2の汚泥濃縮部を示す側面概念図、図10は同じ実施
の形態2の汚泥濃縮部を示す内部正面概念図である。
以下の説明において実施の形態1の構成と同じ構成には
同じ符号を付しその説明を省略する。濃縮脱水装置50
は濃縮脱水装置1の構成の汚泥濃縮部9を汚泥濃縮部5
1に変えたものである。汚泥濃縮部51は、濃縮部本体
52の内部を仕切るようにろ過手段16と同じ構成のメ
タルハニカムストレーナーからなるろ過手段53、5
4、55、56、57、58が適宜な間隔で直列に配設
され、回転軸60により連結されモーター30により低
速で回転するようになっている。ろ過手段53の外側は
分離液槽61、ろ過手段53とろ過手段54により形成
された空間はろ過槽62、ろ過手段54とろ過手段55
により形成された空間は分離液層63、ろ過手段55と
ろ過手段56により形成された空間はろ過槽64、ろ過
手段56とろ過手段57により形成された空間は分離液
層65、ろ過手段57とろ過手段58により形成された
空間はろ過槽66、ろ過手段58の外側は分離液槽67
を構成している。
ぞれ排出部68が設けられ、分離液集約手段69(水路
や管)に排出される。また、ろ過槽62、64、66の
上方にはフロック化汚泥6を,それぞれのろ過槽内に供
給するための汚泥供給部73が連絡されている。ろ過槽
62、64、66にはそれぞれ排出部70が設けられ、
濃縮汚泥集約手段71(水路や管)に排出されるように
なっていて、自動制御される電磁バルブ72が排出部7
0に連絡して設けられ、処理完了した濃縮汚泥を自動的
に排出するようになっている。ろ過手段53、54、5
5、56、57、58、59に付着した付着汚泥を濃縮
槽内に風圧により吹き剥がし落とすための送風手段74
がろ過手段に対応するように設けられている。
べたように、汚泥粒子をフロック化したフロック化汚泥
と、メタルハニカムスクリーンの組み合わせにより、従
来にない高効率で省エネルギーの汚泥濃縮処理を実現す
るものである。具体的には、次に述べるような効果を奏
する。凝縮沈殿したフロック化汚泥を濃縮するメタルハ
ニカムからなるストレーナーは、 極めて高い開口
率が得られる、 圧力損失が小さい(80%〜90%
以上)、 コンパクト、 適当な幅(奥行き)のも
のを製作できる、高い強度が得られ変形しにくい、
目詰まりし難く付着物が剥離しやすい、洗浄容易な
どの特徴をもつものであるので、渣の絡みつきで目詰ま
りを起こすことがなく、且つ高い汚泥濃縮能力を有する
汚泥の濃縮脱水装置を実現するものである。それは、効
率的に含水率96パーセント以下(濃縮率4%以上)の
高濃縮汚泥を生成することを可能とし、且つ、固形物回
収率を100%にすることを可能とするものである。ま
たそれは、含水率の低い濃縮汚泥を脱水機で脱水するこ
とになり、効率的な脱水をも実現するものでもある。ま
た、遠心濃縮方法のような高価、高重量、消費電力大と
いう方法に比べて、安価、軽量、約5分の1の電力消費
という汚泥濃縮脱水装置を実現するものである。
としたものは、円盤状ストレーナーで付着汚泥を除去し
ながら、連続して濃縮汚泥を貯留できるという効果を奏
するものである。
を、圧縮空気を噴出させて除去するものは、フロック化
汚泥のフロツク状態を壊さないで汚泥濃縮部に戻すとい
う効果を奏する。
ナーを複数個所に設置したものは、フロック化汚泥を効
率よく捕捉でき、短時間で濃縮汚泥を生成することが出
来る。
概念図。
図。
図。
分の部分拡大図。
の側面縦断面図。
機の投入汚泥濃度と脱水機のろ過速度の関係を示すグラ
フ。
と固形物回収率の関係を示すグラフ。
と濃縮汚泥濃度の関係を示すグラフ。
概念図。
部正面概念図。
Claims (4)
- 【請求項1】 生汚泥、余剰汚泥、混合汚泥等の高含水
汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、該汚泥貯留槽の高含水汚
泥と凝集剤を受入れ混合してフロック化汚泥を生成する
凝集槽と、ろ過手段を備えたろ過槽内に前記凝集槽から
供給されたフロック化汚泥を受入れ、濃縮汚泥を生成す
る汚泥濃縮部と、汚泥濃縮部から送られた濃縮汚泥を脱
水する脱水機を備えた汚泥の濃縮脱水処理装置であっ
て、濃縮汚泥を生成するろ過手段に金属製平箔部材と金
属製波箔部材を交互に積層して多数の小孔を形成し、且
つ適宜な厚さを有するメタルハニカムからなるストレー
ナーを用いたことを特徴とする汚泥の濃縮脱水処理装
置。 - 【請求項2】 汚泥濃縮部の構成において、メタルハニ
カムからなるろ過手段の円盤状ストレーナーがろ過槽に
軸支された水平軸に直交固定されて回転自在とされ、且
つ円盤状ストレーナーの下部がろ過槽の上流側と下流側
を仕切ってフロック化汚泥内に没水され、円盤状ストレ
ーナー上部の気中部には付着汚泥を除去する手段が設け
られ、さらに前記円盤状ストレーナーを軸支した水平軸
が減速モーターにて回転駆動可能とされており、円盤状
ストレーナーを低速回転しながらろ過槽に受入れたフロ
ック化汚泥をろ過し、円盤状ストレーナーに付着した汚
泥を除去しながらろ過槽の上流側に濃縮した汚泥を貯留
するようにしたことを特徴とする請求項1記載の汚泥の
濃縮脱水処理装置。 - 【請求項3】 メタルハニカムからなるろ過手段の円盤
状ストレーナーがろ過槽に軸支された水平軸に間隔をお
いて複数枚直交固定されていることを特徴とする請求項
2記載の汚泥の濃縮脱水処理装置。 - 【請求項4】 円盤状ストレーナー上部の気中部に設け
た付着汚泥を除去する手段が、円盤状ストレーナー背面
に対面して配置されたノズルから下流側から上流側に向
かって圧縮空気を噴出して除去するようにしたことを特
徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の汚泥の濃縮
脱水処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000216986A JP3792108B2 (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | 汚泥の濃縮脱水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000216986A JP3792108B2 (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | 汚泥の濃縮脱水処理装置 |
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JP2002028699A true JP2002028699A (ja) | 2002-01-29 |
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JP2000216986A Expired - Lifetime JP3792108B2 (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | 汚泥の濃縮脱水処理装置 |
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JP (1) | JP3792108B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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