[go: up one dir, main page]

JP2002021290A - 建築用板 - Google Patents

建築用板

Info

Publication number
JP2002021290A
JP2002021290A JP2000207008A JP2000207008A JP2002021290A JP 2002021290 A JP2002021290 A JP 2002021290A JP 2000207008 A JP2000207008 A JP 2000207008A JP 2000207008 A JP2000207008 A JP 2000207008A JP 2002021290 A JP2002021290 A JP 2002021290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
joint
front surface
plate
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000207008A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Kawade
純子 川出
Masaki Sakai
正樹 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2000207008A priority Critical patent/JP2002021290A/ja
Publication of JP2002021290A publication Critical patent/JP2002021290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然石を張ったかの如く視覚される意匠性に
優れた建築用板を提供する。 【解決手段】 建築用板の前面には、縦横に延在する目
地部2によって多数のタイル部1が区画形成されてい
る。各タイル部1の前面は非平坦であり、自然石の肌様
のランダムな凹凸面となっている。側面6の傾斜角度
は、隣接するタイル部1において異なっている。底面3
と側面6との交叉隅辺部4は、隣接するタイル部1にわ
たって一直線状に延在している。タイル部1の角部5
(タイル部1の前面と側面6との交叉辺部)は、不規則
な曲線よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用板に係り、
特に縦横に延在する目地状の凹条によってタイル調の凸
部が区画されている建築用板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板に多数のタイルを縦横に整列状に張
り付けたタイルパネルの代わりに、タイル調の凸部と基
板部分とをセメント系材料、珪酸カルシウム系材料等に
よって一体的に成形した建築用板が用いられることがあ
る。
【0003】この建築用板は、例えばプレス成形によっ
て目地に相当する凹条を有するように成形され、その
後、硬化処理が施されて製造される。製造された建築用
板は、縦横に延在する目地状の凹条(以下、目地部とい
うことがある。)によってタイル調の凸部(以下、タイ
ル部ということがある。)が区画された表面性状のもの
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような建築用板の
目地部が一様な凹条からなり、タイル部の前面が平坦で
あると意匠的な面白みが欠けた単調な外観のものとなっ
てしまう。そこで、タイル部の位置が上下で若干ずれる
ようにしたものが考えられているが、このようにした場
合、建築用板同士を突き合わせて壁面を構築した場合
に、隣接建築用板のパターンが合わず、建築用板同士の
突き合わせ部(以下、ジョイント部ということがあ
る。)が妙に目立ち、異和感のある壁面仕上りになって
しまう。
【0005】本発明は、このような問題点を解決し、あ
たかも自然石を張ったかの如く視覚され、しかもジョイ
ント部も目立たない建築用板を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の建
築用板は、縦横に延在する目地状の凹条によってタイル
調の凸部が区画されている建築用板において、各凸部の
前面が非平坦状であり、隣接する凸部の高さが異なるこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、本発明(請求項2)の建築用板は、
縦横に延在する目地状の凹条によってタイル調の凸部が
区画されている建築用板において、各凸部の前面が非平
坦状であり、隣接する凸部の側面のうち、一方の凸部の
側面と、この側面の延長線上に位置する他方の凸部の側
面とは傾斜角度が異なっていることを特徴とするもので
ある。
【0008】かかる本発明の建築用板は、凸部(タイル
部)の前面が非平坦であり、自然石調のものとなる。
【0009】そして、隣接するタイル部の高さを異なら
せることにより、タイル部高さが不揃いとなり、自然石
調の情趣が一層強まる。なお、「凸部の高さ」とは、当
該凸部の平均高さである。
【0010】また、隣接する凸部の側面のうち、一方の
凸部の側面と、この側面の延長線上に位置する他方の凸
部の側面とは傾斜角度が異なっている構成とすることに
より、タイル部の前面の角縁が非直線状で不揃いとな
り、自然石調の情趣が一層強まったものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は実施の形態に係る建築用板
の立面図である。図1はこの建築用板の一部分を示すも
のであり、(a)図は隣接する5個のタイル部を示す正
面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、
(c)図は(b)図の目地部の拡大図である。
【0012】この建築用板は、セメント、珪酸カルシウ
ム等の無機系の硬化材料と、骨材、水、必要に応じ繊維
材料や分散剤等を混合してプレス成形し、養生して製造
したものである。
【0013】この建築用板の前面には、縦横に延在する
目地部2によって多数のタイル部1が区画形成されてい
る。各タイル部1の前面は非平坦であり、自然石又はそ
の割石の肌様のランダムな凹凸面となっている。隣接す
るタイル部1の高さ(建築用板の裏面からの距離)は異
なっている。また、各目地部2の底面3の高さ(建築用
板1の裏面からの距離)は一定である。この底面3は平
坦面よりなる。なお、該板1の裏面は平面よりなる。
【0014】各タイル部1の側面6は、順方向に、即
ち、目地部の入口側ほど目地幅が拡大するように傾斜し
ている。これは、建築用板をプレス成形する際の金型の
抜き勾配をとるためでもある。この側面6は平面よりな
る。この側面6の傾斜角度は、その側面の延長線上に位
置する隣接するタイル部1において異なっている。
【0015】底面3と側面6との交叉隅辺部4は、隣接
するタイル部1にわたって一直線状に延在している。
【0016】タイル部1の前面の角縁部5(タイル部1
の前面と側面6との交叉辺部)は、図1(a)の通り不
規則な曲線よりなる。
【0017】なお、この建築用板は303mm×910
ないし1000mm程度の寸法である。この建築用板の
下1/3のタイル部のパターンと建築用板の上1/3の
タイル部のパターンとは同一であり、中間のパターンは
該下部及び上部のパターンを90゜回したものとなって
いる。ただし、これは一例であり、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0018】この建築用板は、タイル部1の前面が非平
坦状であり、タイル部1の角縁部5は不規則な曲線より
なり、隣接するタイル部1の高さが異なっており、また
側面6の傾斜角度がその側面の延長線上に位置する隣接
するタイル部側面と異なっており、目地幅が不規則に変
化し、目地がゆらいで見える。そして、全体として自然
石を張ったかの如く視覚される意匠性の良好なものであ
る。
【0019】この建築用板は、複数枚並設した場合でも
ジョイント部が目立たない。なお、隅辺部4が一直線状
に揃っているため、寸法合わせのために建築用板を切断
する場合、一直線状の目地に沿って切断することができ
る。
【0020】上記実施の形態では、目地2に平坦な底面
3が存在するが、この底面3を省略し、傾斜した側面
6,6を直接につなげたV字状の目地部としてもよい。
【0021】また、側面6は平面に限定されず、凹凸を
有した面であってもよい。
【0022】本発明では、タイル部の前面にスポンジロ
ーラー等によって塗料を付着させ、例えばランダムな色
斑などを付してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、自然石を
張ったかの如く視覚される意匠性に優れた建築用板が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は実施の形態に係る建築用板の要部正
面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、
(c)図は(b)図の一部の拡大図である。
【図2】実施の形態に係る建築用板の立面図である。
【符号の説明】
1 タイル部 2 目地部 3 底部 4 隅辺部 5 角部 6 斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に延在する目地状の凹条によってタ
    イル調の凸部が区画されている建築用板において、 各凸部の前面が非平坦状であり、 隣接する凸部の高さが異なることを特徴とする建築用
    板。
  2. 【請求項2】 縦横に延在する目地状の凹条によってタ
    イル調の凸部が区画されている建築用板において、 各凸部の前面が非平坦状であり、 隣接する凸部の側面のうち、一方の凸部の側面と、この
    側面の延長線上に位置する他方の凸部の側面とは傾斜角
    度が異なっていることを特徴とする建築用板。
  3. 【請求項3】 請求項1において、隣接する凸部の側面
    のうち、一方の凸部の側面と、この側面の延長線上に位
    置する他方の凸部の側面とは傾斜角度が異なっているこ
    とを特徴とする建築用板。
JP2000207008A 2000-07-07 2000-07-07 建築用板 Pending JP2002021290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207008A JP2002021290A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 建築用板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207008A JP2002021290A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 建築用板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002021290A true JP2002021290A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18703836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207008A Pending JP2002021290A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 建築用板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002021290A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004332226A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Nichiha Corp 建築板および構築物
JP2008255742A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Sekisui Chem Co Ltd 乾式タイル及び乾式タイルの製造方法
JP2013167124A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Kmew Co Ltd 建築板
JP2017155579A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 株式会社ノザワ 押出成形セメント板及び押出成形セメント板の製造方法
JP2020066966A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 旭トステム外装株式会社 壁パネル

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004332226A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Nichiha Corp 建築板および構築物
JP2008255742A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Sekisui Chem Co Ltd 乾式タイル及び乾式タイルの製造方法
JP2013167124A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Kmew Co Ltd 建築板
JP2017155579A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 株式会社ノザワ 押出成形セメント板及び押出成形セメント板の製造方法
JP2020066966A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 旭トステム外装株式会社 壁パネル
JP7129879B2 (ja) 2018-10-26 2022-09-02 旭トステム外装株式会社 壁パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140205807A1 (en) Artificial stone
US20060107610A1 (en) Methods for making composite tiles
JP5000274B2 (ja) 外壁面材
US20120263528A1 (en) Set of artificial flagstones
JP2002021290A (ja) 建築用板
GB2239665A (en) Slab e.g. for paving
KR100916326B1 (ko) 바닥구조물 및 이를 이용한 시공방법
JP3784970B2 (ja) 乱張り敷石調床面形成ブロック及びその生産方法
JP7518626B2 (ja) 建築板
JP2016142010A (ja) コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法
JP2002038691A (ja) 建築用板
KR102339391B1 (ko) 문양블록의 돌출높이 조절이 가능한 블록조립체
JP7650764B2 (ja) 建築板
JPH09144268A (ja) 建築板
RU2086739C1 (ru) Строительный блок для кладки стен с перевязкой швов
JP2015140559A (ja) 建築板
JP5723575B2 (ja) サイディング材
JP2002220908A (ja) 横張サイディングの上下端部構造
KR200321001Y1 (ko) 바닥 시공용 블록
JP3236784B2 (ja) 平板系屋根瓦
JP2504300Y2 (ja) 建築用板
JPH0545702Y2 (ja)
JP2022026575A (ja) 外壁パネル及び外壁構造
JPH06307058A (ja) 化粧コンクリート板
JPH04319167A (ja) 石材タイルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080610