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JP2002014749A - 電源システム - Google Patents

電源システム

Info

Publication number
JP2002014749A
JP2002014749A JP2000199347A JP2000199347A JP2002014749A JP 2002014749 A JP2002014749 A JP 2002014749A JP 2000199347 A JP2000199347 A JP 2000199347A JP 2000199347 A JP2000199347 A JP 2000199347A JP 2002014749 A JP2002014749 A JP 2002014749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
allotter
hardware
data
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000199347A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Hanaki
茂人 花木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP2000199347A priority Critical patent/JP2002014749A/ja
Priority to TW089126436A priority patent/TW501325B/zh
Priority to US09/756,218 priority patent/US6483204B2/en
Priority to KR10-2001-0012582A priority patent/KR100415027B1/ko
Publication of JP2002014749A publication Critical patent/JP2002014749A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/263Arrangements for using multiple switchable power supplies, e.g. battery and AC
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/00032Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries characterised by data exchange
    • H02J7/00036Charger exchanging data with battery
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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    • H02J7/34Parallel operation in networks using both storage and other DC sources, e.g. providing buffering
    • H02J7/342The other DC source being a battery actively interacting with the first one, i.e. battery to battery charging
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02J2207/00Indexing scheme relating to details of circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定格電力の相違に関わらず、全ての消費系ハ
ードウェアで共通使用可能な電源システムを得る。 【解決手段】 電源アダプタ14、アロッタ16、電池
15の内の必要なものをケーブルで接続して形成した電
源システムを、消費系ハードウェア11,12の外部に
配し、電源アダプタあるいはアロッタより消費系ハード
ウェアに対して、それらから送られてくる電力データに
沿った電力を供給するようにすることにより、システム
ホスト7、スマートバッテリ8、スマートチャージャ
9、スマートセレクタ10を備えたSBS5を消費系ハ
ードウェア内部に持たせる必要をなくし、電源システム
と消費系ハードウェアの組み合わせに汎用性を持たせ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力を供給する
電源アダプタや電池、電力を分配するアロッタなどの電
力系ハードウェアと、ノート型のパーソナルコンピュー
タ(以下ノートPCという)をはじめとする各種電化機
器などの、電力を消費する消費系ハードウェアとを接続
した、定格電力の異なる消費系ハードウェアに対して共
通に使用できる電源システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29はノートPCにおける電源システ
ムを示すブロック図である。図において、1はノートP
Cであり、2はそのACアダプタである。ノートPC1
内において、3はCPU、4はメモリであり、5はスマ
ートバッテリシステム(以下SBSという)、6は電源
ユニットである。なお、上記SBS5とは、1994年
にインテル社、デュラセル社によって提唱されたノート
PC1内部のバッテリ管理規格のことであり、バッテリ
に通信やその他の機能を与えることで、バッテリ充電器
の共有化、バッテリの長寿命化、駆動時間の延長、充電
時間の短縮をはかることを目的としている。このSBS
5はISAバスによってCPU3と接続されるととも
に、電源ラインを介して電源ユニット6に、電力ライン
を介してCPU3およびメモリ4に接続されている。
【0003】また、SBS5内において、7はシステム
ホスト、8はスマートバッテリ、9はスマートチャージ
ャ、10はスマートセレクタであり、この場合、スマー
トバッテリ8は2種類用意されている。なお、スマート
バッテリ8が1種類だけしかない場合には、スマートセ
レクタ10は不要となる。これら4つのパートは、それ
ぞれのステータス、およびコマンドセットを内部に保持
しており、フィリップス社で開発されたI2 Cバスに準
拠した、2線式シリアル通信の一種であるSMバスによ
って相互に接続されている。このように、インテリジェ
ントな機能を持つバッテリシステムということで、この
システムには“スマート”という総称が付けられてい
る。
【0004】次に動作について説明する。SBS5は前
述のように、ノートPC1内のISAバスの下に置か
れ、4つのパートで形成されている。このSBS5内の
システムホスト7は、スマートバッテリ8の内部データ
をCPU3に転送したり、CPU3からの指示を受信し
てシステム全体をコントロールする。スマートバッテリ
8はバッテリ電力を電力ラインよりCPU3およびメモ
リ4に供給する一方、自身に最適な充電データをスマー
トチャージャ9に転送し、チャージャの出力を自身に適
合する特性に変化させる。スマートチャージャ9はスマ
ートバッテリ8からの充電データを受信し、その充電デ
ータに基づく最適な充電電力を、充電ラインを介してス
マートバッテリ8に供給する。この場合、SBS5が複
数(2個)のスマートバッテリ8を備えているので、ス
マートセレクタ10において各スマートバッテリ8間の
通信ライン、充電ライン、放電ラインの切り替えを行
う。なお、これらの制御はシステムホスト7が受信した
CPU3の指示に従って実行される。
【0005】なお、このような従来の電源システムに関
連のある技術が記載された文献としては、例えば特開平
2−93812号公報、特開平8−186925号公
報、特開平10−271230号公報、特開平8−10
6340号公報などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源システムは
以上のように構成されているので、ノートPC1に、シ
ステムホスト7、スマートバッテリ8、スマートチャー
ジャ9、さらにはスマートセレクタ10を備えたSBS
5を内蔵させておかなければならず、ノートPC1の重
量が増加するため、携行性がよくないばかりか、これら
の資源を他のノートPC1に流用することもできず、ま
た、ACアダプタ2がSBS5の構成要素ではないた
め、ノートPC1の各機種毎に専用のACアダプタ2が
必要になるなどの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、スマートバッテリ、スマートチャ
ージャなどに代わる電源アダプタ、アロッタなどの電力
系ハードウェアを新たに定義して、定格電力の異なる消
費系ハードウェアにおいても共通に使用できる電源シス
テムを得ることを目的とする。
【0008】また、この発明は電力系ハードウェアを端
末装置として通信ネットワークに接続し、将来の高速通
信ネットワークのインフラとして活用可能とした電源シ
ステムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電源シス
テムは、通信機能と電力調整機能を有する電源アダプタ
およびアロッタと、電池のうちから必要な形態のものに
接続することによって形成され、消費系ハードウェアか
ら受け取った電力データに沿う電力変換を行って、消費
系ハードウェアにそれ自身が必要とする電力の供給を行
うようにしたものである。
【0010】この発明に係る電源システムは、電源アダ
プタ、アロッタ、電池間の接続、およびそれらと消費系
ハードウェア間の接続を、電気ケーブルで行うようにし
たものである。
【0011】この発明に係る電源システムは、電源アダ
プタにおいて、その通信部で受信した電力データを制御
部で解析し、その解析結果に基づいて電力変換器を制御
することにより、外部から供給された電力を、電力デー
タに沿った電力に変換するようにしたものである。
【0012】この発明に係る電源システムは、アロッタ
において、その通信部で送信した電力データに基づい
て、外部より供給された各電力を入力電力変換器にて一
旦同一の電力に変換し、通信部で受信した電力データの
制御部での解析結果に基づいて出力電力変換器を制御す
ることにより、入力電力変換器で変換された電力を、受
信した電力データに沿った電力に変換するようにしたも
のである。
【0013】この発明に係る電源システムは、電力デー
タを送受信する通信部と、その通信部を制御する制御部
とを消費系ハードウェアに持たせたものである。
【0014】この発明に係る電源システムは、電源アダ
プタ、アロッタ、電池間の接続、およびそれらと消費系
ハードウェア間の接続を、電力波とデータ波との合成波
を伝送する光ケーブルで行うようにしたものである。
【0015】この発明に係る電源システムは、電源アダ
プタにおいて、その光通信部がデータ波で受信した電力
データを制御部で解析し、その解析結果に基づいて電力
変換器を制御することにより、外部より供給された電力
を、その電力データに沿った電力波に変換し、光分離/
合成器を介して出力するようにしたものである。
【0016】この発明に係る電源システムは、アロッタ
において、その光通信部がデータ波で受信した電力デー
タを制御部で解析し、その解析結果に基づいて出力電力
変換器を制御することにより、光通信部がデータ波で送
信した電力データに基づいて外部より供給された電力波
を、受信した電力データに沿った電力波に変換し、光分
離/合成器を介して出力するようにしたものである。
【0017】この発明に係る電源システムは、電力デー
タをデータ波で通信する光通信部、光通信部を制御する
制御部、電力波を電力に変換する電力変換器、および電
力波とデータ波の分離および合成を行う光分離/合成器
を消費系ハードウェアに持たせたものである。
【0018】この発明に係る電源システムは、電源アダ
プタに直接消費系ハードウェアを接続し、その電源アダ
プタにて、外部から供給された電力を消費系ハードウェ
アより受信した電力データに沿った電力に変換し、それ
を消費系ハードウェアに出力するようにしたものであ
る。
【0019】この発明に係る電源システムは、電池に通
信機能を持たせて電源アダプタに接続し、その電源アダ
プタにて、外部から供給された電力を電池より受信した
電力データに沿った電力に変換して、当該電池を充電す
るようにしたものである。
【0020】この発明に係る電源システムは、電源アダ
プタに複数の消費系ハードウェアを接続し、その電源ア
ダプタにて、外部より供給された電力を各消費系ハード
ウェアより受信した電力データに沿った電力にそれぞれ
変換し、それらを該当する消費系ハードウェアに出力す
るようにしたものである。
【0021】この発明に係る電源システムは、アロッタ
にて、その電力入力側に接続された複数の電池より供給
された電力を、その電力出力側に接続された消費系ハー
ドウェアからの電力データに沿った電力に変換し、それ
をその消費系ハードウェアに出力するようにしたもので
ある。
【0022】この発明に係る電源システムは、アロッタ
にて、その電力入力側に接続された複数の電池より供給
された電力を、その電力出力側に接続された複数の消費
系ハードウェアから受信した各電力データに沿った電力
にそれぞれ変換し、それらを該当する消費系ハードウェ
アに出力するようにしたものである。
【0023】この発明に係る電源システムは、アロッタ
にて、その電力入力側に接続された電源アダプタより供
給された電力を、その電力出力側に接続された電池から
受信した電力データに沿った電力に変換し、それで当該
電池の充電を行うようにしたものである。
【0024】この発明に係る電源システムは、アロッタ
にて、その電力入力側に接続された電池より供給される
電力を、その電力出力側に接続された電池から受信した
電力データに沿った電力に変換し、それで当該電池の充
電を行うようにしたものである。
【0025】この発明に係る電源システムは、アロッタ
をタコ足配線的に多段接続し、初段のアロッタの電力入
力側に接続された電源アダプタより供給される電力を、
各アロッタに接続された消費系ハードウェアより送られ
てくる電力データに沿った電力に変換し、それらをそれ
ぞれの消費系ハードウェアに出力するようにしたもので
ある。
【0026】この発明に係る電源システムは、アロッタ
の電力入力側に電源アダプタと電池を接続して、電源ア
ダプタに電池電圧と等価な出力電圧の電力供給を要求
し、アロッタにて、この電源アダプタと電池より供給さ
れる電力を、アロッタの電力出力側に接続された消費系
ハードウェアまたは増設アロッタより受信した電力デー
タに沿った電力に変換し、それを消費系ハードウェアま
たは増設アロッタに出力するようにしたものである。
【0027】この発明に係る電源システムは、電力系ハ
ードウェアを接続して形成した電源システムを固定配置
し、それと消費系ハードウェアとを接合するコネクタを
設けて、消費系ハードウェアに、当該消費系ハードウェ
アより受信した電力データに沿った電力を供給するよう
にしたものである。
【0028】この発明に係る電源システムは、電力系ハ
ードウェアをノード端末装置として通信ネットワーク
(バス型接続)に接続するとともに、それら各ノード装
置の隣接するものの間を隣接間通信(ツリー型接続)で
も接続することによって形成され、そのノード装置に端
末装置としての消費系ハードウェアを、通信ネットワー
クのネットワークラインと隣接間通信ラインを用いて接
続し、その隣接間通信ラインを介した通信によって作成
した系統図を用いて、把握するようにし、通信経路を特
定して通信を行えるようにしたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
源システムの構成を示すブロック図である。図におい
て、11は電力の供給を受ける消費系ハードウェアとし
てのノートPC、12は同じく電力の供給を受ける消費
系ハードウェアとしてのディジタルカメラであり、13
はこれらノートPC11、ディジタルカメラ12の外部
に配置され、電力ラインおよび通信ラインによる電気ケ
ーブルにてそれらノートPC11およびディジタルカメ
ラ12に接続され、そのノートPC11およびディジタ
ルカメラ12に対して、それら自身が必要とする電力を
供給する電源システムである。
【0030】また、その電源システム13内において、
14は電力会社から供給された電力を、通信ラインより
与えられた電力データに沿って変換し、変換された電力
を電力ラインに出力する電源アダプタであり、15は通
信機能を持ち内部状態(電力残量など)を外部に知らせ
ることのできる電池である。16はこれら電源アダプタ
14および電池15より、それぞれに対して送信した電
力データに沿って送られてくる電力を、通信ラインを介
してノートPC11あるいはディジタルカメラ12より
与えられた電力データに沿って変換し、変換された電力
を電力ラインよりノートPC11、ディジタルカメラ1
2に分配出力するアロッタである。なお、これらノート
PC11、ディジタルカメラ12、電源アダプタ14、
電池15、アロッタ16の電力系ハードウェアによる各
デバイスは、電力データが伝送される通信ラインと電力
が伝送される電力ラインとによる電気ケーブルにて相互
に接続されている。
【0031】また、図2は上記電源アダプタ14の内部
構成を示すブロック図である。図において、17a,1
7bはそれぞれ電力ラインおよび通信ラインによる電気
ケーブルが接続されるポートである。18a,18bは
電力会社から供給された電力を、通信ラインよりこのポ
ート17aあるいは17bに送られてくる電力データに
沿ってAC/AC変換もしくはAC/DC変換する電力
変換器である。19は電力変換器18aおよび18bに
て変換された電力の選択・切替を行って、ポート17
a,17bより電力ラインに出力する出力切替器であ
る。20はポート17a,17bを介して、最大容量や
ステータスなどの上記電力データを通信ラインより受信
し、あるいは通信ラインに送信する通信部である。21
はこの通信部20で受信した電力データに基づいて、電
力変換器18aおよび18b、出力切替器19を制御す
る制御部である。
【0032】この図2においては、電力会社からの電力
を電力データに沿って変換し、変換された電力を電力ラ
インに出力する電源アダプタ14について説明したが、
電池からの電力を変換するものであってもよい。そのよ
うな場合には、電力変換器18a,18bとして、DC
/AC変換あるいはDC/DC変換を行うものが用いら
れる。また、ポートが17a,17bの2つの場合につ
いて示したが、ポートは1つであっても3つ以上であっ
てもよい。なお、ポートが1つの場合には、電力変換器
も1つでよく、出力切替器19は不要となり、ポートが
3つ以上の場合には、電力変換器も同数だけ必要とな
る。
【0033】図3は上記アロッタ16の内部構成を示す
ブロック図である。図において、22a,22bは電源
アダプタ14もしくは電池15などの電力系ハードウェ
アによるデバイスとの間の、電力ラインおよび通信ライ
ンによる電力ケーブルが接続される電力入力側のポート
であり、23a,23bはノートPC11もしくはディ
ジタルカメラ12などの消費系ハードウェアによるデバ
イスや、他のアロッタなどの電力系ハードウェアによる
デバイスとの間の、電力ラインおよび通信ラインによる
電気ケーブルが接続される電力出力側のポートである。
【0034】24a,24bはポート22aおよび22
bより入力された電力をDC/DC変換し、同一の電力
に一旦変換する入力電力変換器である。25a,25b
は入力電力変換器24a,24bにて同一電力に一旦変
換された電力を、通信ラインよりポート23a,23b
に送られてくる電力データに沿ってDC/AC変換もし
くはDC/DC変換する出力電力変換器である。26は
出力電力変換器25a,25bにて変換された電力の選
択・切替を行ってポート23a,23bより電力ライン
に出力する出力切替器である。27はポート22a,2
2b、および23a,23bを介して、最大容量やステ
ータスなどの上記電力データを送受信する通信部であ
る。28はこの通信部27で受信した電力データに基づ
いて、入力電力変換器24a,24b、出力電力変換器
25a,25b、および出力切替器26を制御する制御
部である。
【0035】なお、この図3においては、電力入力側の
ポートが22a,22bの2つの場合について示した
が、電力入力側のポートの数は1つであっても、3つ以
上であってもよい。
【0036】また、図4は上記ノートPC11の内部構
成を示すブロック図である。図において、3はこのノー
トPC11のCPUであり、4はメモリである。29は
通信ラインを介して電力データを送受信する通信部であ
り、30はCPU3に接続されて、通信部29を制御す
る制御部である。なお、上記CPU3およびメモリ4は
電力ラインより送られてくる電力の負荷となっている。
【0037】次に動作について説明する。図4に示すよ
うに、ノートPC11はシステムホスト、スマートバッ
テリ、スマートチャージャ、スマートセレクタなどによ
るSBSを内蔵しておらず、電源アダプタ14、電池1
5、アロッタ16等で形成された電源システム13に接
続されると、通信部29より通信ラインに、自身に適合
した電力の供給を要求するための電力データを送信す
る。なお、このノートPC11はバックアップ用途やコ
ードレス機器などの場合には、電池を内蔵していること
もある。
【0038】この電力データは電気ケーブルの通信ライ
ンを介して電源システム13内のアロッタ16に送られ
る。アロッタ16ではその電力データを、電力出力側の
ポート23aを介して通信部27で受け取り、制御部2
8に送って解析する。また、アロッタ16は通信部27
によって、電力入力側のポート22aに接続されている
電源アダプタ14と通信する。アロッタ16はこの通信
により、自身の必要とする電力データを電源アダプタ1
4に送信する。
【0039】電源アダプタ14ではこの電力データを、
ポート17aを介して通信部20で受け取り、制御部2
1にてその解析を行う。制御部21はその解析結果に応
じて電力変換器18a,18bを制御し、電力会社から
の電力を、アロッタ16より受け取った電力データに沿
った電力に変換して、それを出力切替器19に送出す
る。出力切替器19は制御部21の解析結果に従ってそ
の選択・切替を行い、ポート17aより電気ケーブルの
電力ラインを介して、その電力データに沿った電力をア
ロッタ16に送る。電源アダプタ14はさらに、通信部
20よりアロッタ16に対して、現在出力可能な最大容
量(出力できる電力の上限)やステータスなどの電力デ
ータを送信し、場合により出力切替器19で未使用の電
力変換器を1つのポートに使用する。なお、このような
機能は、制御部21の内容変更で追加可能である。
【0040】アロッタ16は電源アダプタ14からの電
力をポート22aで受け取り、それを入力電力変換器2
4aに入力してDC/DC変換する。この入力電力変換
器24aによる電力の変換は、2つのポート22a,2
2bに異なる電力(例えばDC7VとDC12Vなど)
が供給された場合、一旦、同じ電力に揃えて(例えば電
力データがDC12Vで要求されている場合、DC7V
の方をDC12Vに昇圧するなど)、これらを1つに合
成するためである。つまり、必要のない場合にはこれら
の入力電力変換器24a,24bは使用されない。入力
電力変換器24aでDC/DC変換された電力は出力電
力変換器25a,25bに入力され、制御部28の制御
によって、ノートPC11からの電力データに沿った電
力に変換して、それを出力切替器26に送出する。出力
切替器26は制御部28の制御によってその選択・切替
を行い、電力出力側のポート23aより電気ケーブルの
電力ラインを介して、その電力データに沿った電力をノ
ートPC11に送る。
【0041】このアロッタ16と電源アダプタ14が異
なる点は上述のように、電源アダプタ14が電力会社か
らの電力を任意に変換しているのに対して、アロッタ1
6は電源アダプタ14、あるいは電池15から得た電力
を任意に変換している点である。また、電池15、電源
アダプタ14からの電力は、その供給に制限があるた
め、複数の電力出力側のポート23a,23bには優先
度を設け、それに接続されるノートPC11やディジタ
ルカメラ12への電力分配を行っている(機能的分
配)。アロッタ16のこれらの機能や全体のインテリジ
ェント化は制御部28にて実現する。また、その他機能
は制御部28を変更すれば追加可能である。
【0042】このようにして、ノートPC11にはそれ
が必要とする電力が電源システム13から電力ラインに
より供給される。ノートPC11ではCPU3やメモリ
4などの負荷がその電力の供給によって動作する。この
ことはディジタルカメラ12においても同様である。
【0043】なお、上記説明では、消費系ハードウェア
としてノートPC11やディジタルカメラ12を用いた
ものを示したが、オーディオ家電などの他の電化機器で
あってもよい。また、消費系ハードウェアとしてのノー
トPC11やディジタルカメラ12をアロッタ16に接
続した場合について説明したが、電源アダプタ14の各
ポート17a,17bに直接接続するようにしてもよ
く、その場合には、電源システム13は電源アダプタ1
4のみでよくなる。
【0044】以上のように、この実施の形態1によれば
以下のような効果が得られる。1.ノートPC11、デ
ィジタルカメラ12、さらにはその他の電化機器などの
消費系ハードウェアに、バッテリやチャージャなどを内
蔵させる必要がなくなるため、それら消費系ハードウェ
アの軽量小型化が可能となる。2.消費系ハードウェア
の機種に関係なく、電源アダプタ14、電池15、アロ
ッタ16などの電力系ハードウェアを選択することがで
きる。3.消費系ハードウェアと電力系ハードウェアの
各デバイスが、通信によって互いに電力データの交換を
行っているので、電力管理の充実化が可能となる。4.
電力ラインと通信ラインによる電気ケーブルを用いて、
各デバイスの間を接続しているので、特別なハードウェ
アの増加がない。5.あらゆる消費系ハードウェアに対
して、共通の電源アダプタ14によって適切な電力を供
給することが可能になる。6.1つのアロッタ16によ
り、複数の入力電力を複数の出力電力に振り分けること
ができる。
【0045】実施の形態2.上記実施の形態1では、電
源アダプタ14、アロッタ16、ノートPC11などの
消費系ハードウェアの間を、通信ラインと電力ラインに
よる電気ケーブルで接続したものについて説明したが、
電力を運ぶ電力波と通信用のデータ波を合成して伝送す
る光ケーブルで接続するようにしてもよい。
【0046】図5はそのようなこの発明の実施の形態2
による電源システムで用いられる電源アダプタの内部構
成を示すブロック図である。図において、31a,31
bはそれぞれ電力波とデータ波が合成されて伝送される
光ケーブルが接続されるポートであり、32a,32b
はその電力波とデータ波の分離および合成を行う光分離
/合成器である。33a,33bは電力会社から供給さ
れた電力を、データ波によってこのポート31aあるい
は31bに送られてくる電力データに沿って電力波にA
C/光変換する電力変換器である。34は電力変換器3
3aおよび33bにて変換された電力波の選択・切替を
行って光分離/合成器32aあるいは32bに送り、ポ
ート31a,31bより光ケーブルに出力する出力切替
器である。35は光分離/合成器32a,32bで分離
あるいは合成された電力データによるデータ波の送受信
を行う光通信部である。36はこの光通信部35で受信
したデータ波の電力データに基づいて、電力変換器33
a,33b、および出力切替器34を制御する制御部で
ある。
【0047】また、図6はアロッタの内部構成を示すブ
ロック図である。図において、37aは電源アダプタ1
4との間の光ケーブルが、37bは電池15との間の電
気ケーブルがそれぞれ接続される電力入力側のポートで
あり、38はポート37aに入出力される電力波とデー
タ波の分離および合成を行う光分離/合成器である。3
9a,39bはノートPC、ディジタルカメラ等の消費
系ハードウェアのデバイスや、他のアロッタなどの電力
系ハードウェアのデバイスとの間の光ケーブルが接続さ
れる電力出力側のポートである。40a,40bはこれ
らのポート39a,39bに入出力される電力波とデー
タ波の分離および合成を行う光分離/合成器である。
【0048】41はポート37bより入力された電力を
電力波にDC/光変換する入力電力変換器である。42
a,42bは光分離/合成器38で分離された電力波、
および入力電力変換器41でDC/光変換された電力波
を、光分離/合成器40a,40bで分離されたデータ
波による電力データに沿った電力の電力波に光/光変換
する出力電力変換器である。43は出力電力変換器42
a,42bにて変換された電力波の選択・切替を行って
光分離/合成器40aあるいは40bに送り、ポート3
9a,39bより光ケーブルに出力する出力切替器であ
る。44は光分離/合成器38または40a,40bで
分離あるいは合成された電力データによるデータ波の送
受信、およびポート37bを介した電力データの送受信
を行う光通信部である。45はこの光通信部44で受信
したデータ波の電力データに基づいて、入力電力変換器
41、出力電力変換器42a,42b、および出力切替
器43を制御する制御部である。
【0049】さらに、図7は消費系ハードウェアとして
のノートPCの内部構成を示すブロック図であり、図
中、3はこのノートPC11のCPU、4はメモリであ
る。また、46は光ケーブル上を伝送される電力波とデ
ータ波の分離および合成を行う光分離/合成器である。
47はこの光分離/合成器46にて分離または合成され
る電力波による電力データを送受信する光通信部であ
り、48はCPU3に接続されて、この光通信部47を
制御する制御部である。49は光分離/合成器46にて
分離された電力波を直流電力に光/DC変換して、CP
U3およびメモリ4などの負荷に供給する電力変換器で
ある。
【0050】次に動作について説明する。なお、基本的
な動作は実施の形態1の場合と同様であるため、ここで
は異なる部分を中心に説明する。ノートPC11は電源
アダプタ14、アロッタ16等で形成された電源システ
ム13に接続されると、光通信部47より光分離/合成
器46に、自身に適合した電力の供給を要求するための
電力データによるデータ波を送信する。このデータ波は
光ケーブルにてアロッタ16に送られる。アロッタ16
ではそのデータ波を光分離/合成器40aで分離して光
通信部44で受け取り、その電力データを制御部45に
送って解析する。また、アロッタ16は光通信部44よ
り、自身が必要とする電力データのデータ波を光分離/
合成器38にて合成し、電力入力側のポート37aに接
続されている電源アダプタ14に送る。
【0051】電源アダプタ14ではこのデータ波を光分
離/合成器32aで分離して光通信部35で受け取り、
その電力データを制御部36に送って解析する。制御部
36はその解析結果に応じて電力変換器33a,33b
を制御し、電力会社からの電力をアロッタ16より受け
取った電力データに沿った電力の電力波に変換して、そ
れを出力切替器34に送出する。出力切替器34は制御
部36の解析結果に従ってその電力波の選択・切替を行
う。出力切替器34で選択・切替された電力波は光分離
/合成器32aで合成され、その電力データに沿った電
力波がポート31aより光ケーブルを介してアロッタ1
6に送られる。
【0052】アロッタ16は電源アダプタ14からの電
力波を光分離/合成器38で分離して出力電力変換器4
2a,42bに入力し、制御部45の制御によって、ノ
ートPC11からの電力データに沿った電力の電力波に
変換して、それを出力切替器43に送出する。出力切替
器43は制御部45の制御によってその選択・切替を行
い、光分離/合成器40aで合成して、電力出力側のポ
ート39aより光ケーブルを介して、その電力データに
沿った電力波をノートPC11に送る。このようにし
て、ノートPC11にはそれに適した電力の電力波が電
源システム13から光ケーブルにより供給される。ノー
トPC11ではそれを光分離/合成器46で分離し、電
力変換器49で電力波から直流電力に変換して、CPU
3やメモリ4などの負荷に供給する。
【0053】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、各デバイス間を光ケーブルで接続しているので、よ
り高速に電力データを伝送でき、また電磁誘導などによ
るノイズにも強くなるなどの効果が得られる。尚、ここ
では光について示したが、これは可視光に限らず光ケー
ブルを用いて伝送可能な電磁波であれば何を用いてもよ
い。
【0054】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3について説明する。図8はこの実施の形態3におけ
る電源アダプタによる消費系ハードウェアへの電力の供
給を示す説明図で、同図(a)は直流電力を供給する場
合、同図(b)は交流電力を供給する場合をそれぞれ示
している。図において、11は消費系ハードウェアの一
例としてのノートPCであり、14はこのノートPC1
1に、当該ノートPC11自身が必要とする電力を供給
する電源アダプタである。18は電源アダプタ14に外
部より供給された電力をノートPC11自身が必要とす
る電力に変換する電力変換器であり、図8(a)ではA
C−DCコンバータまたはDC−DCコンバータが、図
8(b)ではAC−ACインバータまたはDC−ACコ
ンバータが用いられている。
【0055】次に動作について説明する。ノートPC1
1は電源アダプタ14と通信ラインを介して通信し、自
身に適した電力データ(電圧、電流のデータ)を電源ア
ダプタ14に送る。ここで、図8(a)に示す例によれ
ば、ノートPC11からはその電力データによってDC
9Vの直流電力の供給が要求されている。従って、電源
アダプタ14は外部より供給される電力を、それが交流
の場合には電力変換器18のAC−DCコンバータを用
いて、また直流の場合にはDC−DCコンバータを用い
て、DC9Vの直流電力に変換し、電力ラインよりノー
トPC11に出力する。また、図8(b)に示す例によ
れば、ノートPC11からはその電力データによってA
C20V,35Hzの正弦波による交流電力の供給が要
求されている。従って、電源アダプタ14は外部より供
給される電力を、それが交流の場合には電力変換器18
のAC−ACインバータを用いて、また直流の場合には
DC−ACコンバータを用いて、AC20V,35Hz
の正弦波による交流電力に変換し、電力ラインよりノー
トPC11に出力する。
【0056】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、対応する全てのノートPC11に対して、共通の電
源アダプタ14を使用することができ、機種対応の電源
アダプタが必要なくなるという効果が得られる。
【0057】なお、上記説明では、ノートPC11と電
源アダプタ14との間の通信に通信ラインを用いて有線
で行う場合について示したが、当該通信を無線で行うよ
うにしてもよく、上記と同様の効果が得られる。このこ
とは、以下の実施の形態においても同様である。
【0058】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4について説明する。図9はこの実施の形態4による
電池の充電を示す説明図である。図において、50は充
電が行われる、消費系ハードウェアとしての電池であ
り、通信機能を有して自身の充電データの送信が可能な
ものとなっている。14はこの電池50から送られてき
た充電データに沿った充電電力を、その電池50に供給
する電源アダプタであり、18は電源アダプタ14に外
部より供給された電力を充電電力に変換する電力変換器
である。なお、この電力変換器18としては、ここでは
AC−DCコンバータまたはDC−DCコンバータが用
いられている。
【0059】次に動作について説明する。電池50はそ
の通信機能を用いて、電源アダプタ14と通信ラインを
介して通信し、自身に適した充電データ(電圧、電流の
データ)を電源アダプタ14に送る。ここでは、電池5
0からその充電データにより、DC100mAの充電電
力の供給が要求されたものとする。電源アダプタ14は
外部より供給される電力を、それが交流の場合には電力
変換器18のAC−DCコンバータを用いて、また直流
の場合にはDC−DCコンバータを用いてDC100m
Aの充電電力に変換し、電力ラインより電池50に出力
する。電池50はこのようにして充電に適した電力の供
給を受け、充電される。
【0060】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、電池50に通信機能を持たせてやれば、共通の電源
アダプタ14を使用して充電することができ、電池の機
種対応に充電する電源アダプタを用意する必要がなくな
るという効果が得られる。
【0061】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5について説明する。図10はこの実施の形態5によ
るノートPCへの電力の供給を示した説明図である。図
において、11a,11bはノートPCであり、14は
このノートPC11a,11bに、それら自身が必要と
する電力を供給する電源アダプタである。なお、この電
源アダプタ14のタイプ(出力数、形状など)はユーザ
によって選択されるものであり、図示の例では、出力数
が2のものが用いられている。17a,17bはそれぞ
れノートPC11aあるいは11bが電気ケーブルにて
接続されるポートであり、18a,18bは電源アダプ
タ14に外部より供給された電力を、ノートPC11a
もしくは11bに適した電力に変換する電力変換器であ
る。図示の場合には、この電力変換器18aとしてAC
−DCコンバータまたはDC−DCコンバータが用いら
れ、電力変換器18bとしてAC−ACインバータまた
はDC−ACコンバータが用いられている。
【0062】次に動作について説明する。電源アダプタ
14は2つのポート17a,17bを持っており、電力
変換器18aにはポート17aを介して、直流電力の供
給を要求するノートPC11aが接続され、電力変換器
18bにはポート17bを介して、交流電力の供給を要
求するノートPC11bが接続されている。ノートPC
11a,11bは通信ラインを介して電源アダプタ14
とそれぞれ通信し、それら自身に適した電力データを電
源アダプタ14に送る。図示の例ではそれらの電力デー
タにより、ノートPC11aからはDC9Vの直流電力
の供給が、ノートPC11bからはAC20V,35H
zの正弦波による交流電力の供給がそれぞれ要求されて
いる。
【0063】電源アダプタ14は外部より供給される電
力を、それが交流の場合にはAC−DCコンバータによ
る電力変換器18aと、AC−ACインバータによる電
力変換器18bを用いて、また直流の場合にはDC−D
Cコンバータによる電力変換器18aと、DC−ACコ
ンバータによる電力変換器18bを用いて、DC9Vの
直流電力、あるいはAC20V,35Hzの正弦波によ
る交流電力にそれぞれ変換する。電力変換器18aによ
って変換されたDC9Vの直流電力は、ポート17aよ
り電力ラインを介してノートPC11aに出力される。
また、電力変換器18bによって変換されたAC20
V,35Hzの正弦波による交流電力は、ポート17b
より電力ラインを介してノートPC11bに出力され
る。このようにして、ノートPC11a,11bは、そ
れぞれに適した電力を電源アダプタ14より受ける。
【0064】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ノートPC11a,11bを電源アダプタ14のポ
ート17a,17bに接続すればよいので、1つの電源
アダプタ14をノートPC11a,11bなどの複数の
消費系ハードウェアで同時に使用することが可能とな
り、電源アダプタ14を家庭用のコンセント(100
V,60Hzなど)と同じような用途で使用することが
可能になるという効果が得られる。
【0065】実施の形態6.以下、この発明の実施の形
態6について説明する。図11はこの実施の形態6にお
けるアロッタによる消費系ハードウェアへの電力の供給
を示した説明図で、同図(a)は直流電力を供給する場
合、同図(b)は交流電力を供給する場合をそれぞれ示
している。図において、11は消費系ハードウェアの一
例としてのノートPCであり、16はこのノートPC1
1に、当該ノートPC11自身が必要とする電力を供給
するアロッタである。15a,15bはこのアロッタ1
6が備えている電力入力側の2つのポートにそれぞれ接
続された、互いに種類の違う電池である。25はアロッ
タ16にこれらの電池15a,15bより供給された電
力を、ノートPC11自身が必要とする電力に変換する
出力電力変換器であり、図11(a)ではDC−DCコ
ンバータが、図11(b)ではDC−ACコンバータが
それぞれ用いられている。
【0066】次に動作について説明する。この場合、ア
ロッタ16は電力入力側に2つ、電力出力側に1つのポ
ート(いずれも図示省略)を有しており、それら各ポー
トには電池15a,15bおよびノートPC11が通信
ラインおよび電力ラインによって接続されている。アロ
ッタ16はその通信ラインを介して電池15a,15b
と通信し、それらに電力データを送り、電池15a,1
5bは、自身の出力可能な電圧で電力をアロッタ16に
出力する。なお、電池15a,15bが通信機能を備え
ていなければ、それぞれ電力出力のみを行う。
【0067】また、ノートPC11はその通信ラインを
介してアロッタ16と通信し、自身に適した電力データ
をアロッタ16に送る。ここで、図11(a)に示す例
によれば、ノートPC11からはその電力データによっ
て、DC9Vの直流電力の供給が要求されている。従っ
て、アロッタ16は種類の異なる2つの電池15a,1
5bを共通に使用し、それらより供給される電力を、D
C−DCコンバータによる出力電力変換器25を用いて
DC9Vの直流電力に変換し、電力ラインよりノートP
C11に出力する。また、図11(b)に示す例によれ
ば、ノートPC11からはその電力データによって、A
C20V,35Hzの正弦波による交流電力の供給が要
求されている。従って、アロッタ16は電池15aおよ
び15bより供給される電力を、DC−ACコンバータ
による出力電力変換器25を用いて、AC20V,35
Hzの正弦波による交流電力に変換し、電力ラインより
ノートPC11に出力する。
【0068】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、どんな種類の電池15a,15bであっても、対応
する全てのノートPC11で共通に使用することができ
るという効果が得られる。
【0069】実施の形態7.以下、この発明の実施の形
態7について説明する。図12はこの実施の形態7によ
る複数のノートPCへの電力の供給を示した説明図であ
る。図において、11a,11bはノートPCであり、
16はこのノートPC11a,11bに、それら自身が
必要とする電力を供給するアロッタである。なお、この
アロッタ16のタイプはユーザによって選択されるもの
であり、図示の例では、入力数、出力数がともに2つの
ものが用いられている。15a,15bはこのアロッタ
16が備えている電力入力側の2つのポート(図示省
略)にそれぞれ接続された、互いに種類の異なる電池で
ある。23a,23bはそれぞれノートPC11aある
いは11bが電気ケーブルにて接続される電力出力側の
ポートであり、25a,25bはアロッタ16に電池1
5a,15bより供給された電力を、ノートPC11a
もしくは11b自身が必要とする電力に変換する出力電
力変換器である。図示の例においては、出力電力変換器
25aとしてDC−DCコンバータが、出力電力変換器
25bとしてDC−ACコンバータがそれぞれ用いられ
ている。
【0070】次に動作について説明する。この場合、ア
ロッタ16は電力入力側に2つのポートを有しており、
それら各ポートには通信ライン、および電力ラインを介
して電池15aと15bとが接続されている。電池15
a,15bは、自身の出力可能な電圧で電力をアロッタ
16に出力し、通信機能のあるものは内部状態(残量な
ど)などをステータスとして送受信する。なお、電池1
5a,15bが通信機能を備えていなければ、それぞれ
電力出力のみを行う。
【0071】また、アロッタ16は電力出力側にも2つ
のポート23a,23bを有しており、出力電力変換器
25aにはポート23aを介して、直流電力の供給を要
求するノートPC11aが接続され、出力電力変換器2
5bにはポート23bを介して、交流電力の供給を要求
するノートPC11bが接続されている。ノートPC1
1a,11bは通信ラインを介してアロッタ16とそれ
ぞれ通信し、それら自身が必要とする電力の電力データ
をアロッタ16に送る。図示の例では、ノートPC11
aからはDC9Vの直流電力の供給が要求され、ノート
PC11bからはAC20V,35Hzの正弦波による
交流電力の供給が要求されている。
【0072】アロッタ16は上記種類の異なる2つの電
池15a,15bより供給される電力を、DC−DCコ
ンバータによる出力電力変換器25aと、DC−ACコ
ンバータによる出力電力変換器25bを用いて、DC9
Vの直流電力およびAC20V,35Hzの正弦波によ
る交流電力に変換する。出力電力変換器25aで変換さ
れたDC9Vの直流電力は、ポート23aより電力ライ
ンにてノートPC11aに出力される。また、出力電力
変換器25bで変換されたAC20V,35Hzの正弦
波による交流電力は、ポート23bより電力ラインにて
ノートPC11bに出力される。このようにして、複数
(2つ)のノートPC11a,11bには、それぞれに
適した電力がアロッタ16より与えられる。
【0073】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、アロッタ16において、複数の電池15a,15b
を複数のノートPC11a,11bで使い分けることが
できるという効果が得られる。
【0074】実施の形態8.以下、この発明の実施の形
態8について説明する。図13はこの実施の形態8によ
る電池の充電を示した説明図である。図において、50
a,50bは充電が行われる、消費系ハードウェアとし
ての電池で、それぞれ通信機能を有して自身の充電デー
タの送信が可能なものとなっている。16はこの電池5
0a,50bにそれら自身が必要とする充電電力を供給
するアロッタであり、図示の例では、入力数が1つ、出
力数が2つのものが用いられている。14はこのアロッ
タ16が1つ備えている電力入力側のポート(図示省
略)に接続され、アロッタ16の要求する必要な電力を
アロッタ16に供給する電源アダプタである。なお、そ
の接続形態はアロッタ16のタイプとともに、ユーザに
よって選択されるものである。
【0075】また、18はこの電源アダプタ14に外部
より供給された電力を、アロッタ16からの電力データ
に沿って、アロッタ16に適した電力に変換する電力変
換器であり、ここではAC−DCコンバータまたはDC
−DCコンバータが用いられている。23a,23bは
それぞれ電池50aあるいは50bが電気ケーブルによ
って接続される、アロッタ16の電力出力側のポートで
あり、25a,25bは電源アダプタ14よりアロッタ
16に供給された電力を、電池50aもしくは50bよ
り送られてきた充電データに沿った充電電力に変換する
出力電力変換器である。なお、図示の場合には、これら
出力電力変換器25a,25bとしてDC−DCコンバ
ータが用いられている。
【0076】次に動作について説明する。アロッタ16
は1つの電力入力側のポートと、2つの電力出力側のポ
ートとを持ち、その電力入力側のポートには電源アダプ
タ14が、各電力出力側のポート23a,23bには電
池50aまたは50bが接続されている。電池50aお
よび50bはその通信機能を用いて、アロッタ16と通
信ラインを介して通信し、自身に適した充電データをア
ロッタ16に対して送信する。ここでは、それらの充電
データにより、電池50aからはDC13.2Vの直流
電力の供給が、また電池50bからはDC3Aの直流電
力の供給が要求されたものとする。充電データを受けた
アロッタ16は電源アダプタ14に対して、自身に適当
と思われる、例えばDC17Vを要求するための電力デ
ータを送信する。
【0077】電源アダプタ14は外部より供給される電
力を、それが交流の場合にはAC−DCコンバータによ
る電力変換器18を用いて、また直流の場合にはDC−
DCコンバータによる電力変換器18を用いて、DC1
7Vによる直流電力に変換し、電力ラインを用いてアロ
ッタ16に出力する。アロッタ16はこの電源アダプタ
14より供給される電力を、DC−DCコンバータによ
る出力電力変換器25aを用いてDC13.2Vの充電
電圧に変換し、ポート23aより電力ラインを介して電
池50aに出力する。アロッタ16はまた、電源アダプ
タ14より供給される電力を、DC−DCコンバータに
よる出力電力変換器25bを用いてDC3Aの充電電圧
に変換し、ポート23bより電力ラインを介して電池5
0bに出力する。電池50aおよび50bはこのように
して、充電に適した電力の供給を受けて充電される。
【0078】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、通信機能を備えた各種の電池50a,50bを、共
通のアロッタ16で充電することが可能になるという効
果が得られる。
【0079】実施の形態9.以下、この発明の実施の形
態9について説明する。図14はこの実施の形態9によ
る電池電力の詰め替えを示す説明図である。図におい
て、51a,51bは電池電力の詰め替えが行われる電
池であり、この場合、電力系ハードとしての電池51a
の電池電力が、消費系ハードウェアとしての電池51b
に詰め替えられる。これら電池51a,51bのうち、
少なくとも電池51bは通信機能を有しており、自身の
充電データの送信が可能なものとなっている。16は電
池51aの電池電力を電池51bへ詰め替えるアロッタ
である。このアロッタ16として、図示の例では、入力
数および出力数がともに1つずつのものが用いられ、そ
の電力入力側には電池51aが、電力出力側には電池5
1bがそれぞれ接続されている。また、25はアロッタ
16に電池51aより供給された電力を、電池51bよ
り送られてきた充電データに沿った充電電力に変換する
出力電力変換器であり、ここでは、例えばDC−DCコ
ンバータが用いられている。
【0080】次に動作について説明する。アロッタ16
は1つの電力入力側のポートと電力出力側のポートとを
持ち、その電力入力側のポートには電池51aが、電力
出力側のポートには電池51bがそれぞれ接続されてい
る。電池51bはその通信機能を用いて、アロッタ16
と通信ラインを介して通信を行い、自身に適した充電デ
ータをアロッタ16に送信する。ここでは、充電データ
によってDC9Vの直流電力の供給が電池51bよりア
ロッタ16に要求されたものとする。電池51bより充
電データを受けたアロッタ16は、電池51aより受け
た電力を51bの充電データDC9Vに変換して電池5
1bに供給する。
【0081】アロッタ16はこの電池51aより供給さ
れる電力を、DC−DCコンバータによる出力電力変換
器25を用いてDC9Vの充電電圧に変換し、電力ライ
ンを介して電池51bに出力する。電池51bはこのよ
うにして充電に適した電力の供給を受けて充電され、こ
れによって電池51aから電池51bへの電池電力の詰
め替えが行われる。
【0082】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、複数の電池51aに残存している電池電力を、1本
の電池51bにまとめることができるという効果が得ら
れる。
【0083】実施の形態10.以下、この発明の実施の
形態10について説明する。図15はこの実施の形態1
0によるノートPCへの電力の供給を示した説明図であ
る。図において、16はアロッタであり、52はこのア
ロッタ16の電力出力側に接続された、電力系ハードウ
ェアとしての増設アロッタである。11aはアロッタ1
6より電力の供給を受けるノートPCであり、11bは
増設アロッタ52より電力の供給を受けるノートPCで
ある。14はアロッタ16に対して、それより要求され
た電力を供給する電源アダプタである。
【0084】また、18はこの電源アダプタ14に外部
より供給された電力を、アロッタ16からの電力データ
に沿って変換する電力変換器であり、ここではこの電力
変換器18として、AC−DCコンバータまたはDC−
DCコンバータが用いられている。23a,23bはそ
れぞれノートPC11aあるいは増設アロッタ52が接
続されるアロッタ16の電力出力側のポートであり、2
5a,25bは電源アダプタ14よりアロッタ16に供
給された電力を、ノートPC11aもしくは増設アロッ
タ52より送られてきた電力データに沿って変換する出
力電力変換器である。なお、ここでは、その出力電力変
換器25aとしてDC−ACコンバータが、25bとし
てDC−DCコンバータがそれぞれ用いられている。5
3はアロッタ16より増設アロッタ52に供給された電
力を、ノートPC11bからの電力データに沿って変換
する出力電力変換器であり、ここでは、DC−ACコン
バータが用いられている。
【0085】次に動作について説明する。アロッタ16
は電力入力側に1つのポート(図示省略)を、電力出力
側に2つのポート23a,23bを持ち、電力入力側の
ポートに電源アダプタ14を、電力出力側のポート23
aにノートPC11a、ポート23bに増設アロッタ5
2を接続する。また増設アロッタ52は電力入力側と電
力出力側に1つずつのポート(いずれも図示省略)を持
ち、電力入力側のポートにアロッタ16を、電力出力側
のポートにノートPC11bを接続する。このように接
続された電源アダプタ14、アロッタ16、増設アロッ
タ52、ノートPC11a,11bは、通信ラインを介
して通信を行っている。
【0086】この通信によって、ノートPC11aは自
身に適した電力データ、例えばAC6V,10Hzの矩
形波を要求するデータをアロッタ16に送信し、ノート
PC11bは自身に適した電力データ、例えばAC9
V,44Hzの正弦波を要求するデータを増設アロッタ
52に送信する。ノートPC11bからの電力データを
受けた増設アロッタ52は、適当と思われる電力デー
タ、例えばDC9Vを要求するデータをアロッタ16に
送信し、これらの電力データを受けたアロッタ16は、
適当と思われる電力データ、例えばDC10Vを要求す
るデータを電源アダプタ14に送信する。
【0087】電源アダプタ14は外部より供給された電
力を、AC−DCコンバータあるいはDC−DCコンバ
ータによる電力変換器18によって、アロッタ16から
受けた電力データに沿った電力、DC10Vに変換し、
それを電力ラインにてアロッタ16に出力する。アロッ
タ16は電源アダプタ14より受けた、このDC10V
の電力を、AC−DCコンバータによる出力電力変換器
25aによって、ノートPC11aから受けた電力デー
タに沿った、AC6V,10Hzの矩形波による電力に
変換し、それをノートPC11aに出力する。また、同
様にして、DC−DCコンバータによる出力電力変換器
25bによって、増設アロッタ52から受けた電力デー
タに沿ったDC9Vの電力に変換し、それを電力ライン
を介して増設アロッタ52に出力する。
【0088】また、増設アロッタ52においては、アロ
ッタ16より送られてきたDC9Vの電力を、DC−A
Cコンバータによる出力電力変換器53によって、ノー
トPC11bから受けた電力データに沿った、AC6
V,44Hzの正弦波による電力に変換し、それを電力
ラインにてノートPC11bに出力する。このようにし
て、ノートPC11aにはアロッタ16からそれ自身に
適した電力が、また、ノートPC11bには増設アロッ
タ52からそれ自身に適した電力がそれぞれ供給され
る。
【0089】なお、上記説明では、アロッタ16に1つ
の増設アロッタ52を接続したものを示したが、アロッ
タ16に複数の増設アロッタ52を接続したり、増設ア
ロッタ52の後段にさらに増設アロッタを接続して、タ
コ足配線的に多段接続することも可能である。
【0090】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、多段に接続されたアロッタ(アロッタ16、増設ア
ロッタ52等)によって、多数のノートPC11a,1
1b等の消費系ハードウェアに、それらに適した電力を
供給することが可能になるという効果が得られる。
【0091】実施の形態11.以下、この発明の実施の
形態11について説明する。図16はこの実施の形態1
1によるノートPCへの電力の供給、および電池の充電
について示した説明図である。図において、16はアロ
ッタであり、52はこのアロッタ16の電力出力側に接
続された増設アロッタ、50はアロッタ16によって充
電される電池である。15はアロッタ16に電力を供給
する電池であり、14はこの電池15と等価な出力電圧
による要求された電力をアロッタ16に供給する電源ア
ダプタである。11は増設アロッタ52よりそれ自身に
適した電力の供給を受けるノートPCである。
【0092】また、18は電源アダプタ14に外部より
供給された電力を、アロッタ16からの電力データに沿
って、電池15の電池電圧と等価な電圧の電力に変換す
る電力変換器であり、ここではAC−DCコンバータま
たはDC−DCコンバータが用いられている。23a,
23bはそれぞれ電池50あるいは増設アロッタ52が
接続されるアロッタ16の電力出力側のポートであり、
25a,25bはアロッタ16に電源アダプタ14およ
び電池15より供給された電力を、電池50より送られ
てきた充電データ、もしくは増設アロッタ52より送ら
れてきた電力データに沿って変換する出力電力変換器で
ある。なお、ここでは、これら出力電力変換器25a,
25bとしてDC−DCコンバータが用いられている。
53は増設アロッタ52にアロッタ16より供給された
電力を、ノートPC11からの電力データに沿って変換
する出力電力変換器であり、ここでは、DC−ACコン
バータが用いられている。
【0093】次に動作について説明する。アロッタ16
は電力入力側と電力出力側に2つずつのポートを有して
おり、電力入力側のポート(図示省略)には電源アダプ
タ14と電池15をそれぞれ接続し、電力出力側のポー
ト23a,23bには電池50と増設アロッタ52をそ
れぞれ接続する。また、増設アロッタ52は電力入力側
と電力出力側に1つずつのポート(いずれも図示省略)
を有しており、電力入力側のポートにはアロッタ16
を、電力出力側のポートにはノートPC11をそれぞれ
接続する。このように接続された電源アダプタ14、電
池15、アロッタ16、電池50、増設アロッタ52、
ノートPC11は、通信ラインを介して通信を行ってい
る。ただし、電池15が通信を行えない種類のものであ
る場合には、アロッタ16は電池15とは通信を行わな
い。
【0094】この通信によって、電池50は自身に適し
た充電データ、例えばDC13Vを要求するデータをア
ロッタ16に送信し、ノートPC11は自身に適した電
力データ、例えばAC10V,20Hzの正弦波を要求
するデータを増設アロッタ52に送信する。ノートPC
11からの電力データを受信した増設アロッタ52は、
適当と思われる電力データ、例えばDC9Vを要求する
データをアロッタ16に送信し、この電池50と増設ア
ロッタ52からの電力データを受信したアロッタ16
は、電池15の電圧を検知し、同等の直流電圧の電力を
要求する電力データを電源アダプタ14に送信する。図
示の例によれば、この電力データはDC10Vを要求す
るデータとなる。
【0095】電源アダプタ14は外部より供給された電
力を、AC−DCコンバータあるいはDC−DCコンバ
ータによる電力変換器18によって、アロッタ16から
の電力データに沿ったDC10Vによる電力に変換し、
それをアロッタ16に出力する。その時、アロッタ16
は電池15からもその電池電圧DC10Vの電力を受け
取る。このように、アロッタ16は必要な電力を電源ア
ダプタ14と電池15の双方から受け取る。アロッタ1
6は電源アダプタ14と電池15から受けたDC10V
の電力を、AC−DCコンバータによる出力電力変換器
25aにて、電池50から受信した充電データに沿った
DC13Vの電力に変換し、それを電池50に出力す
る。また同様に、DC−DCコンバータによる出力電力
変換器25bによって、増設アロッタ52から受信した
電力データに沿ったDC9Vの電力に変換し、それを増
設アロッタ52に出力する。
【0096】増設アロッタ52においては、アロッタ1
6より受けたDC9Vの電力を、DC−ACコンバータ
による出力電力変換器53によって、ノートPC11か
ら受信した電力データに沿ったAC10V,20Hzの
正弦波による電力に変換して、それをノートPC11に
出力する。このようにして、電池50はアロッタ16か
ら充電に適した電力の供給を受けて充電され、またノー
トPC11には増設アロッタ52から、それ自身に適し
た電力が供給される。
【0097】なお、上記説明では、実施の形態10の場
合と同様に、アロッタ(アロッタ16、増設アロッタ5
2等)を多段に接続したものについて示したが、アロッ
タの多段接続を行わず、アロッタ16にノートPC11
等の消費系ハードウェアを複数、直接接続するようにし
てもよい。
【0098】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、電源アダプタ14の容量不足分を電池15から補う
ことが可能となり、また、電源アダプタ14と電池15
のどちらの電力も、DC駆動機器、AC駆動機器、充電
器などで使い分けることができるなどの効果が得られ
る。
【0099】実施の形態12.以下、この発明の実施の
形態12について説明する。図17はこの実施の形態1
2による電源システムを示す概念図で、電源システムを
新幹線、飛行機、自動車などの移動体(図示の場合には
新幹線)に備えた場合について示している。図におい
て、11はノートPCであり、13は上記実施の形態1
〜実施の形態11による電源システムである。54はこ
の電源システム13が埋め込まれて固定されている新幹
線の座席であり、55はノートPC11の通信ラインお
よび電力ラインをこの電源システム13に接続するため
のコネクタである。
【0100】次に動作について説明する。ユーザはノー
トPC11を新幹線内で使用する場合、ノートPC11
と座席54に埋め込まれた電源システム13とを接続す
るためのコネクタ55を嵌合させる。その後、通信ライ
ンを介して、当該ノートPC11に適した電力データを
電源システム13に送る。この電源システム13には、
新幹線の発電部より交流電力が供給されており、電源シ
ステム13はその交流電力をノートPC11から送られ
てきた電力データに沿った電力に変換し、それをコネク
タ55より電力ラインを介してノートPC11に出力す
る。なお、この電源システム13内に接続先を制限する
ための機能を持たせておけば、飛行機などの危険な場所
において、発火のおそれがある電池への充電等の電力供
給を防止することができる。
【0101】また、図18は旅先のホテルや公共施設、
あるいは一般家庭などの建築物に電源システムを配置し
た場合について示している。図において、11はノート
PC、13は上記実施の形態1〜実施の形態11による
電源システム、55はコネクタであり、図17に同一符
号を付し示したものと同等の要素である。また、56は
この電源システム13が埋め込まれて固定されている建
物の壁である。
【0102】次に動作について説明する。ユーザはノー
トPC11を建物内で使用する場合、ノートPC11と
壁56に埋め込まれた電源システム13とを接続するた
めのコネクタ55を嵌合させる。その後、通信ラインを
介して、当該ノートPC11に適した電力データを電源
システム13に送る。この電源システム13には、電力
会社より交流電力が供給されており、電源システム13
はその交流電力をノートPC11から送られてきた電力
データに沿った電力に変換し、それをコネクタ55より
電力ラインを介してノートPC11に出力する。なお、
病院や劇場、図書館等の騒音を嫌う公共施設に固定的に
設置された電源システム13に、接続先を制限するため
の機能を持たせておけば、オーディオ家電などの発音す
る消費系ハードウェアへの電力供給を防止することがで
きる。
【0103】ここで、この実施の形態12は、ノートP
C11への直流電力の供給ばかりでなく、他の電化機器
への直流電力あるいは交流電力の供給も可能であり、消
費系ハードウェアとして通信機能を有する電池を接続
し、その充電を行うこともできる。なお、データ通信も
できるようにしておけば、電力料金収受システムなどの
利用によって、新幹線や飛行機、あるいは公共施設内で
使用した電力の料金を知ることも可能である。その場
合、電源システム13にメッセージの出力機能を持たせ
ておけば、例えば「ただいまの電気使用料金は¥120
です。リチウムイオン電池の充電はできません」などの
メッセージを通知し、その場で精算することも可能であ
る。
【0104】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、ユーザはノートPC11専用の電源アダプタをいち
いち持ち歩かなくとも、自宅以外でノートPC11を使
用することができ、また、旅先や移動体内で充電器がな
くとも電池の充電が可能となり、さらに電力会社からの
交流電力が相違する国においても、このような電源シス
テム13が建物内に固定配置されていれば、手持ちのノ
ートPC11を使用することができるばかりか、電源シ
ステムに接続先を制限するための機能を備えておけば、
危険な場所における電力供給、不都合な電化機器への電
力供給を防止することができるなどの効果が得られる。
【0105】実施の形態13.以下、この発明の実施の
形態13について説明する。図19はこの実施の形態1
3による電源システムを形成するための、電力系ハード
ウェアの接続を示すシステム構成図である。図19にお
いて、57は例えばIEEE1394aなどによる高速
データ通信のための通信ネットワークのネットワークラ
インである。58はこのネットワークライン57にて接
続されるノード装置であり、このノード装置58にはネ
ットワークラインと後述する隣接間通信ラインによって
端末装置(図示省略)が接続されている。なお、このノ
ード装置58の具体例としては電源アダプタ、アロッ
タ、電池等の電力系ハードウェアなどのデバイスがあ
り、端末装置の具体例としてはノートPC、オーディオ
家電等の消費系ハードウェアなどのデバイスがある。5
9は隣接するノード装置58同士を相互に接続し、最大
容量やステータスなどの電力データを通信するための隣
接間通信ラインである。尚、ネットワークラインと隣接
間通信ラインは、前者がバス型接続、後者がツリー型接
続であるだけで、電気的仕様、その他は同じであっても
異なっていてもよい。
【0106】また、図20は上記ノード装置58として
用いられる電力系ハードウェアの構成例を示すブロック
図であり、ここではアロッタについて示されている。図
において、11はこのアロッタにネットワークライン5
7および隣接間通信ライン59によって接続された端末
装置としてのノートPC、15は通信機能を有する電
池、16は上記アロッタである。アロッタ16内におい
て、22a,22bは電力入力側のポートであり、23
a,23bは電力出力側のポートである。27aはポー
ト22a,22b、および23a,23bを介して、電
力データの通信を行う隣接通信部であり、27bはポー
ト22a,22b、および23a,23bを介して、I
EEE1394aなどの高速データ通信を行うネットワ
ーク通信部である。28はこの隣接通信部27a、およ
びネットワーク通信部27bで受信したデータに基づい
て、電力変換、システム全体の系統図の作成とそれによ
るシステム内での位置把握などを制御する制御部であ
る。なお、このアロッタ16では、ネットワークライン
57あるいは隣接間通信ライン59のいずれかがハング
アップした場合、もう一方の通信でそれが補完される。
この形態のアロッタを用いることにより、各デバイスを
任意に接続してもネットワークライン(バス型)と隣接
間通信ライン(ツリー型)の両者が自動的に形成される
しくみとなっている。
【0107】次に動作について説明する。この実施の形
態13による電源システムは有線を使用しているため、
図19に示すように、これを通信ネットワークのインフ
ラに使用することができる。通常、この電源システムで
必要な通信は、隣接間通信ライン59による隣接した電
力系ハードウェアや消費系ハードウェアの間での電力デ
ータのやり取りであるが、このような隣接間通信ライン
59による通信だけでは、データが各デバイスをバケツ
リレー的に通過するため、多くのデバイスを経由すれば
反応も鈍り、その他の用途に活用しにくい。そのため、
電力系ハードウェアをノード装置58として通信ネット
ワークのネットワークライン57に接続し、消費系ハー
ドウェアを端末装置としてそのノード装置58に接続す
ることにより、将来的な用途に備えた他の経路を用意す
る。
【0108】図20はそのノード装置58としてのアロ
ッタ16の一構成例を示すものであるが、システムに接
続される装置全てがバス接続されるように、このアロッ
タ16がノード(節点)の役割を果たす。このことによ
り各ノード装置58および端末装置が1本の通信ネット
ワークに接続されるため、これをIEEE1394a、
その他の高速通信のインフラとして使用することができ
る。従って、この電源システムを将来の高速通信ネット
ワークのインフラとして活用することができ、図19に
示すように、形態の異なった通信系統を併用することに
より、柔軟なネットワーク通信が可能となる。
【0109】この電源システムの機能は、隣接間通信を
基礎としているため、ネットワーク通信を行う場合は、
プロトコルを定義する必要がある。ただし、ここでのネ
ットワーク通信は1参考例としてあげるものとする。そ
の概要は、第一段階で当該電源システムに接続されてい
るデバイスの系統図を作成し、これをもとに通信先を特
定して通信を行うものである。
【0110】まず、この電源システムに接続される各デ
バイス間でデータの通信を行うためのネットワークの系
統図を作成する。なお、各ノード装置58間の接続は電
力入力側のポート22a,22bと電力出力側のポート
23a,23bに対して1対1である。以下、図21〜
図24を用いて、ネットワークの系統図の作成について
説明する。
【0111】ここで、系統図作成のルールを参考に定義
する。まずは、アロッタを中間接続デバイス、ノートP
Cなどを端末装置とする。ある中間接続デバイスは入力
から電力が与えられたとき、同時にそのデバイスから系
統図送信要求を受ける。(ただし、電力供給元が、通信
機能のない電池の場合、接続された中間接続デバイスは
これを検知し、系統図送信要求を受け取ったものとして
次の動作に入る。)これを受けた中間接続デバイスは、
更に、出力に接続された中間接続デバイス、あるいは端
末装置に系統図送信要求を出す。この時、系統図送信要
求を受けたデバイスが中間接続デバイスの場合、更に同
じことを繰り返し、系統図送信要求を受けたデバイスが
端末装置の場合、自身がターミネータ(終端)であるこ
とを系統図として元の入力側の中間接続デバイスに返信
する。もし、中間接続デバイスでも出力側に何も接続さ
れていない場合、出力側に何も接続されていないという
系統図を元の入力側の中間接続デバイスに返信する。こ
の一連の動作で、ある中間接続デバイスから見て出力側
の系統図(複数)が全て集まった時、この中間接続デバ
イスが一つの系統図に合成し、これを入力側の中間デバ
イスに返信する。この合成/返信の繰り返しで,系統図
が入力側に何も接続されていない中間接続デバイス(あ
るいは電源アダプタ)に辿り着いた時、このデバイスは
最終的な系統図を完成させ、これを今度は出力側のデバ
イスに送信する。(ただし、通信機能のない電池が入力
側に接続されている場合、その前の中間接続デバイスが
系統図を完成させる)これを受け取った中間デバイスは
更に出力側に接続されているデバイスに系統図を送信す
る。この一連の動作で、全てのデバイスに系統図が行き
届いた時、この動作が完了する。次にその具体例を示
す。
【0112】図21に示すように、アロッタなどの全て
のノード装置は、あらかじめ自身を中心とした統計図の
データを持っている。ここで、アロッタAがアロッタB
の出力側に接続されている場合、図22に示すように、
アロッタBを中心とした系統図のデータをアロッタAに
送信する。アロッタAはアロッタBから系統図のデータ
を受け取ると、図23に示すように、そのアロッタBを
中心とする系統図のデータと、自身を中心とする系統図
のデータとを合成する。アロッタAはこのようにして合
成した系統図のデータを、当該アロッタAに接続されて
いるデバイスの全てに流布する。アロッタAから合成さ
れた系統図のデータの流布を受けたアロッタBは、その
系統図のデータをさらに、アロッタA以外の自身に接続
されているデバイスの全てに流布する。図24における
矢印はこの系統図のデータが流布される経路を示してい
る。
【0113】次に、この系統図のデータについて説明す
る。図25は系統図のデータの作成例を示す説明図であ
り、ここでは、2つの電源アダプタ、3つのアロッタ、
1つの電池にて電源システムが構成され、その電源シス
テムに2つのノートPCが接続されている。なお、接続
の終端であるデバイス、すなわち、2つの電源アダプ
タ、電池、および2つのノートPCを、ターミネータと
定義する。ここで、アロッタAを観測点とすると、図示
の例では、各ターミネータまでの経路はターミネータの
数と等しく5となる。そこに到達するまでの、図中に
〜を付した破線矢印で示すデータの流れを系統図とし
て定義する。
【0114】ターミネータまでの経路のデータについて
は、図26に示すように、デバイスの種類を表す4ビッ
トによる装置番号のデータ、そのデバイスのデータの流
入口および流出口を表すそれぞれ4ビットずつのデータ
の、合計12ビットで1単位とする。例えば、装置番号
のデータは、電源アダプタ=“0001”、アロッタ=
“0010”、電池=“0011”、ノートPC=“0
100”等とする。また、デバイスの接続経路は、各4
ビットの最上位ビットを入出力の識別に割り当て、入力
=“0”、出力=“1”などとし、残り3ビットをポー
ト番号に割り当て、ポート1番=“001”、ポート2
番=“010”・・・などとする。例えば、入力1は
“0001”となる。
【0115】なお、系統図の4ビットデータの並べ方
は、観測点からデータを着信する経路として、装置番号
を真中に、その上位にデータの流入するコネクタ、下位
に流出するコネクタを配置する。例えば、図示のよう
に、アロッタの入力1と出力2に接続がある場合、出力
側から見た系統図は、データがアロッタの出力2、入力
1の方向に通過するため、経路のデータは“1010”
+“0010”+“0001”つまり、A21Hとな
る。ただし、そのデバイスがターミネータである場合に
は、装置番号の後に“1111”を付けてそこが終端で
あることを示す。
【0116】このように、系統図のデータは上記データ
を1単位として結合された可変長データとなり、例え
ば、図25に破線矢印で示した経路は、観測点として
のアロッタAの入力1−アロッタBの出力1−その入力
1−電源アダプタAの出力1であり、この電源アダプタ
Aがターミネータとなっているため、当該経路のデータ
は以下のようになる。 “0001”+“1001”+“0010”+“000
1”+“1001”+“0001”+“1111”=
“192191FH”
【0117】次に、このように構成された電源システム
における通信の手順について説明する。図27はその際
に通信されるデータの構造を示す説明図であり、通信さ
れるデータは、図示のように、往路データ、通信デー
タ、復路データによって構成されている。また、図28
はノートPC11がアロッタ16を介して電源アダプタ
14と通信する際の通信手順を説明するための説明図で
あり、同図(a)は通信先の特定、同図(b)は通信元
の特定、同図(c)は通信エラーによる返答についてそ
れぞれ示している。
【0118】ここで、通信先への往路データは通信元の
ノートPC11で作成されて通信データの前に付加され
るものである。なお、その内容は系統図データから自身
の装置番号と自身のデータの流入口のデータを省いたも
のとし、その最後に“1111”を付加する。さらに、
その先頭に4ビットのカウンタを設け、各デバイスは自
身をデータが通過した際にこのカウンタをインクリメン
トする。
【0119】例えば、図28(a)に示すノートPC1
1から電源アダプタ14ヘの往路データは、まず出発点
のノートPC11の入力1から“0000”(カウン
タ)+“0001”(アロッタ16の入力)+“111
1”=“01FH”を送信する。これを受信した隣接す
るアロッタ16は、先頭のカウンタが“0000”であ
るため、自身が最初のデータ通過デバイスであると認識
して、2番目の4ビット“0001”をデータ経路とし
て扱う。さらに、先頭のカウンタをインクリメントして
“0001”(カウンタ)+“0001”(電源アダプ
タ14)+“1111”=“11FH”をその入力1か
ら送信する。同様に、最後の電源アダプタ14はカウン
タが“0001”であるため、先頭から3番目のデータ
を自身が通過させる経路と認識する。しかし、これが
“1111”であるためその通信は自身に対するもので
あると把握して答えを返す。
【0120】また、電源アダプタ14からノートPC1
1への復路データも同様に、通信元のノートPC11で
作成されて通信データの後に付加されている。通信先の
電源アダプタ14はそのようなデータを受信すると、図
28(b)に示すように、その復路データを先頭にし
て、上記往路データの場合と同様の手順で通信元である
ノートPC11に返送する。このようにして、通信先、
および通信元の特定が行われる。
【0121】ここで、通信の途中に通信ラインの断線等
のエラーが発生した場合には、図28(c)に示すよう
に、当該エラーを検出したノード装置(アロッタ16)
が、カウンタの値と戻り経路から通信元(ノートPC1
1)にエラー情報を返す。
【0122】以上のように、この実施の形態13によれ
ば、ネットワークの構築が可能となって、電源システム
を将来の高速通信ネットワークのインフラとして活用す
ることができ、また、形態の異なった通信系統を併用す
ることにより、柔軟なネットワーク通信が可能となっ
て、電力の供給、データ通信、さらにはそれを利用した
料金自動支払いシステムなどへの対応が可能となる。さ
らに、バス型ネットワーク上でファーストカマー方式
(あるデバイスが接続(起動)時にネットワーク上に任
意の数値を全てのデバイスに送信し、反応が返ってこな
ければこれを自分のアドレスに宣言する方式)により、
ホストなしでもアドレスを割り当てることができるた
め、このアドレスを系統図にリンクさせれば(初回の通
信でツリー型ネットワークを辿り通信先のアドレスを確
認し、以降はそのアドレスを記憶してバス型ネットワー
クの通信に使用する)、系統図を見ながら接続関係を把
握し、そのデバイスをクリックしてバス型ネットワーク
上で高速通信を行う、などのアプリケーションの実現が
可能である。これは、現在のイーサネット(登録商標)
と比べ、ネットワークにホストを必要とせず、人間がア
ドレスを設定することもなく、ただ各デバイスを任意に
接続するだけで、自動的に環境が整うため、通信利用の
利便性が向上するなどの効果がある。
【0123】
【発明の効果】この発明によれば、電源アダプタ、アロ
ッタ、電池のうちの必要なものを接続することによって
形成され、消費系ハードウェアにそれより送られてきた
電力データに沿った電力を供給するように構成したの
で、消費系ハードウェアには電池や充電器を内蔵させて
おく必要がなくなって、軽量化、小型化が可能となり、
消費系ハードウェアの機種に関係なく電池、電源アダプ
タ、アロッタを選択することができるようになるため、
汎用性も広がり、電池、電源アダプタ、アロッタ、消費
系ハードウェアなどの各デバイス間での情報交換による
電力管理の充実化も可能な電源システムが得られるなど
の効果がある。
【0124】この発明によれば、電気ケーブルを用いて
各デバイス間の接続を行うように構成したので、特別な
ハードウェアを追加する必要がなく、軽量化、小型化が
可能で、汎用性も広く、電力管理の充実化も可能な電源
システムを実現できるという効果がある。
【0125】この発明によれば、電源アダプタとして、
受信した電力データの解析結果に基づいて、その外部よ
り供給された電力を受信した電力データに沿った電力に
変換するものを用いるように構成したので、1つの電源
アダプタによってあらゆる消費系ハードウェアに対し
て、それに適した電力を供給することが可能になるとい
う効果がある。
【0126】この発明によれば、アロッタとして、外部
より供給された各電力を同一の電力に一旦変換し、電力
出力側より受信した電力データの解析結果に基づいて、
その同一に変換された電力を、受信した電力データに沿
った電力に変換するものを用いるように構成したので、
複数の入力電力を複数の出力電力に振り分けることがで
きるという効果がある。
【0127】この発明によれば、消費系ハードウェアに
も通信部と制御部を持たせるように構成したので、その
通信機能によって自身に適した電力データを送るだけ
で、専用の電源アダプタや電池がなくとも、動作に必要
な電力の供給を受けることができるという効果がある。
【0128】この発明によれば、光ケーブルを用いて各
デバイス間の接続を行い、電力波とデータ波との合成波
を伝送するように構成したので、電力データを外部から
の電磁的な擾乱に影響されることなく、高速に通信する
ことが可能になるという効果がある。
【0129】この発明によれば、電源アダプタとして、
データ波で受信した電力データの解析結果に基づいて、
外部より供給された電力をその電力データに沿った電力
の電力波に変換するものを用いるように構成したので、
光対応の電源アダプタを実現することができるという効
果がある。
【0130】この発明によれば、アロッタとして、電力
入力側よりデータ波で送信した電力データに基づいて外
部より供給された電力波を、電力出力側にてデータ波で
受信した電力データの解析結果に基づいて、その電力デ
ータに沿った電力の電力波に変換するものを用いるよう
に構成したので、光対応のアロッタを実現することがで
きるという効果がある。
【0131】この発明によれば、消費系ハードウェア
に、光通信部、制御部、電力変換器、および光分離/合
成器を持たせるように構成したので、光対応の消費系ハ
ードウェアを実現することができるという効果がある。
【0132】この発明によれば、電源アダプタが、それ
に接続された消費系ハードウェアより受けた電力データ
に基づいて、外部からの電力をその消費系ハードウェア
に適した電力に変換するように構成したので、消費系ハ
ードウェアの機種毎に対応する電源アダプタを用意する
必要がなくなるという効果がある。
【0133】この発明によれば、電源アダプタが、それ
に接続された通信機能を有する電池より受けた電力デー
タに基づいて、外部からの電力をその電池の充電に適し
た電力に変換するように構成したので、機種の異なる電
池を共通の電源アダプタで充電することが可能になると
いう効果がある。
【0134】この発明によれば、電源アダプタが、それ
に接続された複数の消費系ハードウェアより受けた電力
データに基づいて、外部からの電力をそれぞれの消費系
ハードウェアに適した電力に変換するように構成したの
で、機種の異なる複数の消費系ハードウェアで共通の電
源アダプタを同時に使用することが可能になるという効
果がある。
【0135】この発明によれば、アロッタが、電力出力
側に接続された消費系ハードウェアからの電力データに
基づいて、電力入力側に接続された複数の電池より供給
された電力を、その消費系ハードウェアに適した電力に
変換するように構成したので、種類の異なる複数の電池
を消費系ハードウェアで共通に使用することが可能にな
るという効果がある。
【0136】この発明によれば、アロッタが、電力出力
側に接続された複数の消費系ハードウェアからの各電力
データに基づいて、電力入力側に接続された複数の電池
より供給された電力を、それら各消費系ハードウェアに
適した電力に変換するように構成したので、種類の異な
る複数の電池を複数の消費系ハードウェアで共通に使用
することが可能になるという効果がある。
【0137】この発明によれば、アロッタが、電力出力
側に接続された電池からの充電データに基づいて、電力
入力側に接続された電源アダプタより供給された電力
を、その電池の充電に適した電力に変換するように構成
したので、アロッタを充電器として用いて電池の充電を
行うことができるという効果がある。
【0138】この発明によれば、アロッタが、電力出力
側に接続された電池からの充電データに基づいて、電力
入力側に接続された電池より供給される電力を、その電
池の充電に適した電力に変換するように構成したので、
電池に残った電力を他の電池に詰め替えることが可能と
なり、複数の電池の残存電力を1本の電池にまとめるこ
とができるという効果がある。
【0139】この発明によれば、タコ足配線的に多段接
続されたアロッタのうちの初段に電源アダプタより供給
された電力を、各アロッタに接続された消費系ハードウ
ェアから受けた電力データに基づいて、それぞれの消費
系ハードウェアに適した電力に変換するように構成した
ので、多段に接続されたアロッタによって、多数の消費
系ハードウェアに対して、それぞれに適した電力を供給
することが可能になるという効果がある。
【0140】この発明によれば、アロッタが、電力入力
側に電池とともに接続された電源アダプタに、その電池
電圧と等価な出力電圧の電力供給を要求し、この電源ア
ダプタと電池より供給される電力を、アロッタの電力出
力側に接続された消費系ハードウェアまたは増設アロッ
タより受信した電力データに基づいて、それらに適した
電力に変換するように構成したので、電源アダプタの容
量の不足分を電池から補うことができるという効果があ
る。
【0141】この発明によれば、電源システムを固定配
置し、それに消費系ハードウェアを接続するためのコネ
クタを設けて、接続された消費系ハードウェアに適した
電力を供給するように構成したので、出先でも、専用の
電源アダプタや充電器を持ち歩くことなく、消費系ハー
ドウェアの使用や電池の充電が可能となり、また、手持
ちの消費系ハードウェアを世界のどの国においても使用
できるようになるなどの効果がある。
【0142】この発明によれば、隣接間通信ラインで接
続された電力系ハードウェアを、さらにネットワーク接
続して電源システムを構成し、電力系ハードウェアにネ
ットワークラインと隣接間通信ラインで消費系ハードウ
ェアを接続し、隣接間通信ラインによる通信で作成した
系統図を用いて、システム内における自身の配置位置を
把握するように構成したので、電源システムを将来の高
速通信ネットワークのインフラとして活用することがで
き、形態の異なった通信系統を併用することにより、柔
軟なネットワーク通信が行え、さらに、システム内にお
ける各端末装置の位置の把握が正確に行えて、系統図を
高速通信ネットワークのマップとして利用することが可
能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電源システム
を示すブロック図である。
【図2】 この実施の形態1で用いられる電源アダプタ
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この実施の形態1で用いられるアロッタの構
成を示すブロック図である。
【図4】 この実施の形態1で用いられるノートPCの
構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による電源システム
で用いられる電源アダプタの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 この実施の形態2で用いられるアロッタの構
成を示すブロック図である。
【図7】 この実施の形態2で用いられるノートPCの
構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における電源システ
ムの電源アダプタによる消費系ハードウェアへの電力供
給を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における電源システ
ムの電源アダプタによる電池充電を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態5における電源シス
テムの電源アダプタによる複数の消費系ハードウェアへ
の電力供給を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態6における電源シス
テムのアロッタによる消費系ハードウェアへの電力供給
を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態7における電源シス
テムのアロッタによる複数の消費系ハードウェアへの電
力供給を示す説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態8における電源シス
テムのアロッタによる電池充電を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態9における電源シス
テムのアロッタによる電池電力の詰め替えを示す説明図
である。
【図15】 この発明の実施の形態10における電源シ
ステムのアロッタの多段接続を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態11における電源シ
ステムのアロッタによる電源アダプタと電池の同時使用
を示す説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態12による電源シス
テムの移動体内への設置を示す概念図である。
【図18】 この実施の形態12による電源システムの
建物内への設置を示す概念図である。
【図19】 この発明の実施の形態13による電源シス
テムを形成する端末装置の接続を示すシステム構成図で
ある。
【図20】 この実施の形態13で用いられるアロッタ
の構成を示すブロック図である。
【図21】 この実施の形態13におけるネットワーク
の系統図作成を示す説明図である。
【図22】 この実施の形態13におけるネットワーク
の系統図作成を示す説明図である。
【図23】 この実施の形態13におけるネットワーク
の系統図作成を示す説明図である。
【図24】 この実施の形態13におけるネットワーク
の系統図作成を示す説明図である。
【図25】 この実施の形態13におけるネットワーク
のターミネータまでのデータの流れを示す説明図であ
る。
【図26】 この実施の形態13におけるネットワーク
のターミネータまでの経路データを示す説明図である。
【図27】 この実施の形態13におけるネットワーク
で通信されるデータの構造を示す説明図である。
【図28】 この実施の形態13によるネットワークに
おける通信手順を示す説明図である。
【図29】 SBSによる従来の電源システムを示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
3 CPU、4 メモリ、11,11a,11b ノー
トPC(消費系ハードウェア)、12 ディジタルカメ
ラ(消費系ハードウェア)、13 電源システム、14
電源アダプタ(電力系ハードウェア)、15,15
a,15b 電池(電力系ハードウェア)、16 アロ
ッタ(電力系ハードウェア)、17a,17b ポー
ト、18,18a,18b 電力変換器、19 出力切
替器、20通信部、21 制御部、22a,22b ポ
ート、23a,23b ポート、24a,24b 入力
電力変換器、25,25a,25b 出力電力変換器、
26出力切替器、27 通信部、28 制御部、29
通信部、30 制御部、31a,31b ポート、32
a,32b 光分離/合成器、33a,33b 電力変
換器、34 出力切替器、35 光通信部、36 制御
部、37a,37bポート、38 光分離/合成器、3
9a,39b ポート、40a,40b光分離/合成
器、41 入力電力変換器、42a,42b 出力電力
変換器、43 出力切替器、44 光通信部、45 制
御部、46 光分離/合成器、47光通信部、48 制
御部、49 電力変換器、50,50a,50b 電池
(消費系ハードウェア)、51a 電池(電力系ハード
ウェア)、51b 電池(消費系ハードウェア)、52
増設アロッタ(電力系ハードウェア)、53 出力電
力変換器、54 座席、55 コネクタ、56 壁、5
7 ネットワークライン、58 ノード装置、59 隣
接間通信ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 302 G06F 1/00 330A Fターム(参考) 5B011 DA02 DB02 DB04 DB21 DB26 DB27 HH02 5G003 BA01 DA02 DA15 DA17 GB03 GB06 GC05 5G065 DA02 DA06 FA01 FA02 FA03 GA04 GA06 HA01 HA07 HA18 HA20 JA02 JA04 JA07 5G066 MA06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力を消費する消費系ハードウェアに接
    続されて、その消費系ハードウェア自身が必要とする電
    力の供給を行う電源システムにおいて、 通信機能と電力調整機能とを有し、それ自身の外部より
    供給された電力を、電力出力側に接続されたデバイスよ
    り前記通信機能によって受け取った電力データに沿った
    電力に変換して、そのデバイスに出力する電源アダプ
    タ、 通信機能と電力調整機能とを有し、電力入力側に接続さ
    れたデバイスよりそれ自身が必要とする電力の供給を受
    け、その電力を電力出力側に接続されたデバイスより前
    記通信機能によって受け取った電力データに沿った電力
    に変換して、そのデバイスに出力するアロッタ、 前記電源アダプタ、アロッタまたはアロッタに電力を供
    給する電池などの電力系ハードウェアのうちから必要な
    ものを選んで接続することにより形成され、 前記消費系ハードウェアに、それが有する通信機能によ
    って受信した電力データに沿った電力を供給することを
    特徴とする電源システム。
  2. 【請求項2】 電気ケーブルを用いて選択された電力系
    ハードウェアの間の接続を行い、それに接続される消費
    系ハードウェアとの接続も前記電気ケーブルで行うこと
    を特徴とする請求項1記載の電源システム。
  3. 【請求項3】 電源アダプタが、 当該電源アダプタに接続されたデバイスと電力データの
    通信を行う通信部と、 前記通信部にて受信された電力データの解析を行う制御
    部と、 前記制御部の解析結果に基づいて、当該電源アダプタに
    その外部より供給された電力を、指定された電力に変換
    する電力変換器とを有することを特徴とする請求項2記
    載の電源システム。
  4. 【請求項4】 アロッタが、 当該アロッタに接続されたデバイスと電力データの通信
    を行う通信部と、 前記通信部にて受信された電力データの解析を行う制御
    部と、 当該アロッタに外部より供給される、複数の電力のそれ
    ぞれに対応して用意され、前記通信部より送信した電力
    データに基づいて、前記外部より供給された電力を一旦
    同一の電力に変換する入力電力変換器と、 前記入力電力変換器で同一に変換された電力を、前記制
    御部の解析結果に基づいて、指定された電力に変換する
    出力電力変換器とを有することを特徴とする請求項2記
    載の電源システム。
  5. 【請求項5】 消費系ハードウェアが、 通信ラインを介して電力データの送受信を行う通信部
    と、 前記通信部を制御する制御部とを有することを特徴とす
    る請求項2記載の電源システム。
  6. 【請求項6】 電力を運ぶ電力波と通信用のデータ波と
    の合成波を伝送する光ケーブルを用いて、選択された電
    力系ハードウェアの間の接続を行い、それに接続される
    消費系ハードウェアとの接続も、前記光ケーブルで行う
    ことを特徴とする請求項1記載の電源システム。
  7. 【請求項7】 電源アダプタが、 当該電源アダプタに接続されたデバイスとの間で、電力
    データをデータ波によって通信する光通信部と、 前記光通信部にて受信された電力データの解析を行う制
    御部と、 前記制御部の解析結果に基づいて、当該電源アダプタに
    その外部より供給された電力を、指定された電力の電力
    波に変換する電力変換器と、 前記電力変換器からの電力波と光通信部で通信されるデ
    ータ波の分離および合成を行う光分離/合成器とを有す
    ることを特徴とする請求項6記載の電源システム。
  8. 【請求項8】 アロッタが、 当該アロッタに接続されたデバイスとの間で、電力デー
    タをデータ波によって通信する光通信部と、 前記光通信部にて受信された電力データの解析を行う制
    御部と、 前記制御部の解析結果に基づいて、当該アロッタに外部
    より供給された電力波を、指定された電力の電力波に変
    換する出力電力変換器と、 前記出力電力変換器からの電力波と光通信部で通信され
    るデータ波の分離および合成を行う光分離/合成器とを
    有することを特徴とする請求項6記載の電源システム。
  9. 【請求項9】 消費系ハードウェアが光ケーブルを介し
    て送られてくる電力波とデータ波の分離および合成を行
    う光分離/合成器と、 前記データ波による電力データの通信を行う光通信部
    と、 前記光通信部を制御する制御部と、 前記電力波を電力に変換する電力変換器とを有すること
    を特徴とする請求項6記載の電源システム。
  10. 【請求項10】 消費系ハードウェアを電源アダプタに
    接続し、 前記電源アダプタがその外部より供給された電力を、前
    記消費系ハードウェアより受信した電力データに沿った
    電力に変換して、その消費系ハードウェアに供給するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源システム。
  11. 【請求項11】 通信機能を備えた電池を電源アダプタ
    に接続し、 前記電源アダプタがその外部より供給された電力を、前
    記電池より受信した電力データに沿った電力に変換し、
    当該電池の充電を行うことを特徴とする請求項1記載の
    電源システム。
  12. 【請求項12】 複数の消費系ハードウェアを電源アダ
    プタに接続し、 前記電源アダプタがその外部より供給された電力を、前
    記複数の消費系ハードウェアより受信した電力データに
    沿った電力にそれぞれ変換し、それらを該当する前記消
    費系ハードウェアにそれぞれ供給することを特徴とする
    請求項1記載の電源システム。
  13. 【請求項13】 アロッタの電力入力側に複数の電池
    を、電力出力側に消費系ハードウェアを接続し、 前記アロッタが前記各電池より供給された電力を、前記
    消費系ハードウェアより受信した電力データに沿った電
    力に変換し、その消費系ハードウェアに供給することを
    特徴とする請求項1記載の電源システム。
  14. 【請求項14】 アロッタの電力入力側に複数の電池
    を、電力出力側に複数の消費系ハードウェアをそれぞれ
    接続し、 前記アロッタが前記各電池より供給された電力を、前記
    複数の消費系ハードウェアより受信した電力データに沿
    った電力にそれぞれ変換し、それらを該当する前記消費
    系ハードウェアにそれぞれ供給することを特徴とする請
    求項1記載の電源システム。
  15. 【請求項15】 アロッタの電力入力側に電源アダプタ
    を、電力出力側に通信機能を備えた電池を接続し、 前記アロッタが、前記電源アダプタより供給された電力
    を、前記電池より受信した充電データに沿った電力に変
    換し、当該電池の充電を行うことを特徴とする請求項1
    記載の電源システム。
  16. 【請求項16】 アロッタの電力入力側と電力出力側に
    電池を接続して、少なくとも前記電力出力側に接続され
    た電池には通信機能を持たせ、 前記アロッタが、その電力入力側に接続された電池より
    供給される電力を、電力出力側に接続された電池より受
    信した充電データに沿った電力に変換し、その電力出力
    側に接続された電池の充電を行うことを特徴とする請求
    項1記載の電源システム。
  17. 【請求項17】 アロッタの電力入力側に電源アダプタ
    を、電力出力側の少なくとも1つに増設アロッタを接続
    し、 前記アロッタが前記電源アダプタより出力された電力
    を、前記増設アロッタより受信した電力データに沿った
    電力に変換して、その増設アロッタに供給し、 前記増設アロッタの電力出力側には、次段の増設アロッ
    タもしくは消費系ハードウェアを接続して、 前記増設アロッタが、前記アロッタあるいは前段の増設
    アロッタより出力された電力を、当該増設アロッタに接
    続された次段の増設アロッタもしくは消費系ハードウェ
    アより受信した電力データのそれぞれに沿った電力に変
    換して、当該次段の増設アロッタまたは消費系ハードウ
    ェアに供給することを特徴とする請求項1記載の電源シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 アロッタの電力入力側に電池と電源ア
    ダプタを、電力出力側に消費系ハードウェアまたは増設
    アロッタを接続し、 前記アロッタが前記電源アダプタに対して、前記電池の
    電圧と等価な出力電圧による電力の供給を要求し、 前記アロッタが、当該電源アダプタおよび前記電池より
    出力された電力を、前記消費系ハードウェアまたは増設
    アロッタより受信した電力データに沿った電力に変換し
    て、それら消費系ハードウェアまたは増設アロッタに供
    給することを特徴とする請求項1記載の電源システム。
  19. 【請求項19】 相互に接続された電力系ハードウェア
    にて形成されて、固定的に設置され、 消費系ハードウェアがその通信機能によって送信してき
    た電力データに沿った電力を、当該消費系ハードウェア
    に供給するためのコネクタを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の電源システム。
  20. 【請求項20】 電力を消費する消費系ハードウェアに
    接続されて、その消費系ハードウェア自身が必要とする
    電力の供給を行う電源システムにおいて、 通信ネットワーク用(バス型接続)の通信機能および隣
    接間通信用(ツリー型接続)の通信機能と、電力調整機
    能とを有し、それ自身の外部より供給された電力を、前
    記隣接間通信ライン用の通信機能によって受信した電力
    データに沿った電力に変換して出力する電源アダプタ、 通信ネットワーク用の通信機能および隣接間通信用の通
    信機能と、電力調整機能とを有し、電力入力側より自身
    が必要とする電力の供給を受け、その電力を電力出力側
    より前記隣接間通信用の通信機能によって受信した電力
    データに沿った電力に変換して出力するアロッタなどの
    電力系ハードウェアを必要数だけ選択し、 それらをノード装置として前記通信ネットワークに接続
    するとともに、当該ノード装置の隣接するものの間を、
    前記隣接間通信ラインでも接続することによって形成さ
    れ、 前記通信ネットワークのネットワークライン、および前
    記隣接間通信ラインにより、前記消費系ハードウェアを
    端末装置として前記ノード装置に接続し、 前記ノード装置が、前記隣接間通信ラインを用いた通信
    によってシステム全体の系統図を作成し、 前記端末装置が、前記系統図を用いてシステム内におけ
    る各デバイスの配置位置の把握を行うことで、通信経路
    を特定し、通信を行うことを特徴とする電源システム。
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