JP2002014579A - 画像形成装置およびその装置ユニット - Google Patents
画像形成装置およびその装置ユニットInfo
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- JP2002014579A JP2002014579A JP2000199609A JP2000199609A JP2002014579A JP 2002014579 A JP2002014579 A JP 2002014579A JP 2000199609 A JP2000199609 A JP 2000199609A JP 2000199609 A JP2000199609 A JP 2000199609A JP 2002014579 A JP2002014579 A JP 2002014579A
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- cartridge
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成装置本体と装置ユニットとの無線に
よる交信時に、高電圧が印加されていることに起因した
ノイズによる誤動作を防止した画像形成装置およびその
装置ユニットを提供する。 【解決手段】ステップS403で各現像器カートリッジ
の印加電圧を測定し、ステップS406〜ステップS4
12で印加された現像器カートリッジを選定し、ステッ
プS415で選定した現像器カートリッジと対向する現
像器カートリッジとのみ本体が交信するよう指示する。
よる交信時に、高電圧が印加されていることに起因した
ノイズによる誤動作を防止した画像形成装置およびその
装置ユニットを提供する。 【解決手段】ステップS403で各現像器カートリッジ
の印加電圧を測定し、ステップS406〜ステップS4
12で印加された現像器カートリッジを選定し、ステッ
プS415で選定した現像器カートリッジと対向する現
像器カートリッジとのみ本体が交信するよう指示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
びその装置ユニットに関する。
びその装置ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするプロセス
カートリッジ方式が採用されている。この方式により、
消耗品の交換など容易な装置のメンテナンスは、サービ
スマンによらずにユーザー自身で行うことができる。
た画像形成装置においては、電子写真感光体および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするプロセス
カートリッジ方式が採用されている。この方式により、
消耗品の交換など容易な装置のメンテナンスは、サービ
スマンによらずにユーザー自身で行うことができる。
【0003】単色出力のレーザプリンタの場合、上述の
プロセスカートリッジとしては、帯電器、現像器、また
はクリーニング器と電子写真感光体とを一体化したも
の、帯電器、現像器、クリーニング器の少なくとも一つ
と電子写真感光体とを一体化したもの、あるいは、少な
くとも現像器と電子写真感光体とを一体化したものなど
がある。
プロセスカートリッジとしては、帯電器、現像器、また
はクリーニング器と電子写真感光体とを一体化したも
の、帯電器、現像器、クリーニング器の少なくとも一つ
と電子写真感光体とを一体化したもの、あるいは、少な
くとも現像器と電子写真感光体とを一体化したものなど
がある。
【0004】一方、現像器が大型であるカラーレーザビ
ームプリンタでは、電子写真感光体(以下「感光体ドラ
ム」という)、帯電装置、クリーニング装置、および除
去トナー容器が一体となったプロセスカートリッジ(感
光体ドラムカートリッジ)と、マゼンタ、シアン、イエ
ロー、ブラック色のトナーが入った各色の現像器カート
リッジとを画像形成装置本体に着脱可能とすることで単
色出力のレーザプリンタと同様のメンテナンス性を実現
している。
ームプリンタでは、電子写真感光体(以下「感光体ドラ
ム」という)、帯電装置、クリーニング装置、および除
去トナー容器が一体となったプロセスカートリッジ(感
光体ドラムカートリッジ)と、マゼンタ、シアン、イエ
ロー、ブラック色のトナーが入った各色の現像器カート
リッジとを画像形成装置本体に着脱可能とすることで単
色出力のレーザプリンタと同様のメンテナンス性を実現
している。
【0005】このような画像形成装置では、例えば、長
期使用によりプロセスカートリッジに組み込まれた構成
部品の機能が低下した場合、プロセスカートリッジ全体
を交換する。また現像器カートリッジのトナーを全て消
費した場合にも、現像器カートリッジの全体を交換す
る。これらの交換作業は、画像形成装置本体を開放し、
装置本体内部から古いプロセスカートリッジあるいは現
像器カートリッジを取り出し、装置本体に新品のプロセ
スカートリッジまたは現像器カートリッジを装着する、
といった極めて簡単な作業であり、操作者が容易に実施
し得るものである。
期使用によりプロセスカートリッジに組み込まれた構成
部品の機能が低下した場合、プロセスカートリッジ全体
を交換する。また現像器カートリッジのトナーを全て消
費した場合にも、現像器カートリッジの全体を交換す
る。これらの交換作業は、画像形成装置本体を開放し、
装置本体内部から古いプロセスカートリッジあるいは現
像器カートリッジを取り出し、装置本体に新品のプロセ
スカートリッジまたは現像器カートリッジを装着する、
といった極めて簡単な作業であり、操作者が容易に実施
し得るものである。
【0006】さらに最近では、カートリッジの個体差を
補償して、安定した出力を得たり、より的確なメンテナ
ンスを行うため、以下のような技術も提案されている。
補償して、安定した出力を得たり、より的確なメンテナ
ンスを行うため、以下のような技術も提案されている。
【0007】(1)プロセスカートリッジにメモリ等の
電子デバイスを搭載し、出荷時に製造条件等のデータ
を、この電子デバイスに書き込んでおく。画像形成装置
本体は、このカートリッジが装着されると、データを参
照して、プロセスカートリッジの最適条件で画像形成す
る。
電子デバイスを搭載し、出荷時に製造条件等のデータ
を、この電子デバイスに書き込んでおく。画像形成装置
本体は、このカートリッジが装着されると、データを参
照して、プロセスカートリッジの最適条件で画像形成す
る。
【0008】(2)感光体ドラムの余命を画像形成中に
検知し、この余命データをカートリッジに設けたメモリ
に保管する。画像形成装置本体は、この余命データを参
照し、交換時期の予告などを行う。
検知し、この余命データをカートリッジに設けたメモリ
に保管する。画像形成装置本体は、この余命データを参
照し、交換時期の予告などを行う。
【0009】(3)画像形成装置本体で診断したプロセ
スカートリッジの診断データを、プロセスカートリッジ
に設けたメモリに保管する。そして、異常時やメンテナ
ンス時に、サービスマンがメモリ内容を参照し、状態の
判断などに利用する。
スカートリッジの診断データを、プロセスカートリッジ
に設けたメモリに保管する。そして、異常時やメンテナ
ンス時に、サービスマンがメモリ内容を参照し、状態の
判断などに利用する。
【0010】上述の技術は、プロセスカートリッジに不
揮発性メモリ等の電子デバイスを搭載して実現される。
これら電子デバイスを搭載した従来のプロセスカートリ
ッジでは、電子デバイスおよびコネクタをプリント基板
上に取り付け、このプリント基板をプロセスカートリッ
ジに取りつけていた。
揮発性メモリ等の電子デバイスを搭載して実現される。
これら電子デバイスを搭載した従来のプロセスカートリ
ッジでは、電子デバイスおよびコネクタをプリント基板
上に取り付け、このプリント基板をプロセスカートリッ
ジに取りつけていた。
【0011】なお、このように画像形成装置装置本体に
着脱可能なプロセスカートリッジに電気部品を実装する
場合には、プリント基板上に不揮発性メモリのようなI
C、ICを外部からのサージパルスから保護するための
ダイオード、抵抗、コンデンサおよびコネクタ等の電子
部品が実装されている。
着脱可能なプロセスカートリッジに電気部品を実装する
場合には、プリント基板上に不揮発性メモリのようなI
C、ICを外部からのサージパルスから保護するための
ダイオード、抵抗、コンデンサおよびコネクタ等の電子
部品が実装されている。
【0012】また、画像形成装置本体にある制御回路と
プロセスカートリッジの電子デバイスとの信号の送受信
は、コネクタを経由して行う方法がとられていた。
プロセスカートリッジの電子デバイスとの信号の送受信
は、コネクタを経由して行う方法がとられていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
例のように、画像形成装置内の制御回路とプロセスカー
トリッジのメモリとを直接コネクタによって接続して信
号の送受信を行う場合、次の不都合が生じた。以下、装
置ユニットをプロセスカートリッジ、現像器カートリッ
ジ等の総称とする。
例のように、画像形成装置内の制御回路とプロセスカー
トリッジのメモリとを直接コネクタによって接続して信
号の送受信を行う場合、次の不都合が生じた。以下、装
置ユニットをプロセスカートリッジ、現像器カートリッ
ジ等の総称とする。
【0014】1.画像形成装置内を移動するような装置
ユニット、例えば、カラーレーザビームプリンタの回転
式の現像カートリッジに上記の機能を付与することは事
実上実現不可能である。
ユニット、例えば、カラーレーザビームプリンタの回転
式の現像カートリッジに上記の機能を付与することは事
実上実現不可能である。
【0015】2.振動を受ける装置ユニットの場合は、
振動によってコネクタの接点が接触不良を起こさないよ
うに対策を行う必要があり、コネクタのコストアップと
なる。
振動によってコネクタの接点が接触不良を起こさないよ
うに対策を行う必要があり、コネクタのコストアップと
なる。
【0016】3.コネクタの接点の耐久性や、トナー汚
れなどの耐トナー性を強めることが必要であり、コスト
アップとなる。
れなどの耐トナー性を強めることが必要であり、コスト
アップとなる。
【0017】従って、画像形成装置本体にある制御回路
と回転する現像器カートリッジとの信号の送受信には、
コネクタ配線を用いない方式が望まれる。
と回転する現像器カートリッジとの信号の送受信には、
コネクタ配線を用いない方式が望まれる。
【0018】コネクタ配線を用いない方式としては、本
体と現像器カートリッジなど(以下、現像器カートリッ
ジ、プロセスカートリッジ、中間転写装置、定着装置を
総称して装置ユニットと称す)のそれぞれに無線信号に
よりお互いに通信可能な通信手段を設け、本体から装置
ユニットに電磁波信号を送り、装置ユニットがその保有
情報を本体に電磁波で返信したり、保存情報を書き換え
ることができればよい。
体と現像器カートリッジなど(以下、現像器カートリッ
ジ、プロセスカートリッジ、中間転写装置、定着装置を
総称して装置ユニットと称す)のそれぞれに無線信号に
よりお互いに通信可能な通信手段を設け、本体から装置
ユニットに電磁波信号を送り、装置ユニットがその保有
情報を本体に電磁波で返信したり、保存情報を書き換え
ることができればよい。
【0019】ただし、プロセスカートリッジや現像器カ
ートリッジなどの装置ユニットに高圧回路が印加されて
いる状態において、本体から装置ユニットに電磁波信号
を送ると、装置ユニットが受信する電磁波信号中に高圧
回路が印加されていることに起因するノイズがのる場合
が考えられる。このノイズによって、本体による装置ユ
ニットの保有情報の読み書き動作が誤動作する可能性が
ある。
ートリッジなどの装置ユニットに高圧回路が印加されて
いる状態において、本体から装置ユニットに電磁波信号
を送ると、装置ユニットが受信する電磁波信号中に高圧
回路が印加されていることに起因するノイズがのる場合
が考えられる。このノイズによって、本体による装置ユ
ニットの保有情報の読み書き動作が誤動作する可能性が
ある。
【0020】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、本体と本体に着脱可能な装置ユニ
ットから構成され、装置ユニットが保有する情報を本体
から装置ユニットに無線信号を送り、その無線信号に基
づき保存する情報を本体に返信したり、保存情報を書き
換えることのできる画像形成装置において、本体が所定
装置ユニットと無線信号で互いに通信する際、高電圧が
印加されていない所定装置ユニットとのみ交信すること
により、交信時の誤動作を引き起こさない画像形成装置
および装置ユニットを提供することにある。
で、本発明の目的は、本体と本体に着脱可能な装置ユニ
ットから構成され、装置ユニットが保有する情報を本体
から装置ユニットに無線信号を送り、その無線信号に基
づき保存する情報を本体に返信したり、保存情報を書き
換えることのできる画像形成装置において、本体が所定
装置ユニットと無線信号で互いに通信する際、高電圧が
印加されていない所定装置ユニットとのみ交信すること
により、交信時の誤動作を引き起こさない画像形成装置
および装置ユニットを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る一実施形態の画像形成装置は、以下の構
成を有する。すなわち、第1通信手段を有する装置ユニ
ットと、前記第1通信手段との間で無線通信を行う第2
通信手段と、前記第1通信手段が前記第2通信手段との
間で通信可能な状態にあるか否かを判定する判定手段
と、を有する制御手段と、を含むことを特徴とする画像
形成装置。
の本発明に係る一実施形態の画像形成装置は、以下の構
成を有する。すなわち、第1通信手段を有する装置ユニ
ットと、前記第1通信手段との間で無線通信を行う第2
通信手段と、前記第1通信手段が前記第2通信手段との
間で通信可能な状態にあるか否かを判定する判定手段
と、を有する制御手段と、を含むことを特徴とする画像
形成装置。
【0022】また例えば、前記装置ユニットは、前記画
像形成装置に複数存在し、前記制御手段は、複数の前記
装置ユニットの内、通信可能な状態にある装置ユニット
を選択することを特徴とする。
像形成装置に複数存在し、前記制御手段は、複数の前記
装置ユニットの内、通信可能な状態にある装置ユニット
を選択することを特徴とする。
【0023】また例えば、前記判定手段は、前記装置ユ
ニットに通信の妨げとなる電圧が印加されているか否か
を検出する検出手段を有することを特徴とする。
ニットに通信の妨げとなる電圧が印加されているか否か
を検出する検出手段を有することを特徴とする。
【0024】また例えば、前記制御手段は、前記検出手
段が所定軸を中心に回転可能な第1装置ユニットに印可
された前記電圧を検出した場合に、前記所定軸を中心に
前記第1装置ユニットと一体として回転する第2装置ユ
ニットを選択することを特徴とする。
段が所定軸を中心に回転可能な第1装置ユニットに印可
された前記電圧を検出した場合に、前記所定軸を中心に
前記第1装置ユニットと一体として回転する第2装置ユ
ニットを選択することを特徴とする。
【0025】また例えば、前記装置ユニットは、プロセ
スカートリッジ、現像器カートリッジ、中間転写装置、
定着装置のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とす
る。また、上記目的を達成するための本発明に係る一実
施形態の装置ユニットは、以下の構成を有する。すなわ
ち、前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の
装置ユニット。
スカートリッジ、現像器カートリッジ、中間転写装置、
定着装置のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とす
る。また、上記目的を達成するための本発明に係る一実
施形態の装置ユニットは、以下の構成を有する。すなわ
ち、前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の
装置ユニット。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をそ
の実施形態に基づき説明する。
の実施形態に基づき説明する。
【0027】ただし、本実施形態では、画像形成装置で
あるカラーレーザビームプリンタおよびその装置ユニッ
トとして説明しているが、本発明の範囲を記載例に限定
する趣旨のものではない。
あるカラーレーザビームプリンタおよびその装置ユニッ
トとして説明しているが、本発明の範囲を記載例に限定
する趣旨のものではない。
【0028】[全体の機能構成図]図1は、本発明の実
施形態に係る画像形成装置であるカラーレーザビームプ
リンタ1の使用時におけるシステム構成を示すブロック
図である。
施形態に係る画像形成装置であるカラーレーザビームプ
リンタ1の使用時におけるシステム構成を示すブロック
図である。
【0029】カラーレーザビームプリンタ1は、プリン
タコントローラ2とプリンタエンジン3とディスプレイ
50から構成されている。プリンタコントローラ2は、
ホストコンピュータ1000から送られてくる所定の記
述言語の画像情報5を受信すると、これを各色成分が8
ビット(D0〜D7)で構成されるM、C、Y、Bk画
像信号6としてプリンタエンジン3に出力する。
タコントローラ2とプリンタエンジン3とディスプレイ
50から構成されている。プリンタコントローラ2は、
ホストコンピュータ1000から送られてくる所定の記
述言語の画像情報5を受信すると、これを各色成分が8
ビット(D0〜D7)で構成されるM、C、Y、Bk画
像信号6としてプリンタエンジン3に出力する。
【0030】また、プリンタコントローラ2は、ホスト
コンピュータ1000から送られてくるイメージリーダ
等で読み込まれたRGB等のビットデータを画像情報5
として受信する場合は、この画像情報5を解釈するする
ことなくそのままプリンタエンジン3に出力する。
コンピュータ1000から送られてくるイメージリーダ
等で読み込まれたRGB等のビットデータを画像情報5
として受信する場合は、この画像情報5を解釈するする
ことなくそのままプリンタエンジン3に出力する。
【0031】プリンタコントローラ2とプリンタエンジ
ン3との間には、画像信号6以外にも図1に示す種々の
画像信号がシリアル通信15の形で授受されている。こ
れらの画像信号には、プリンタエンジン3からプリンタ
コントローラ2に送出する副走査方向の同期信号(PS
YNC)、主走査方向の同期信号(LSYNC)、デー
タ転送用クロック(VCLK)も含まれる。
ン3との間には、画像信号6以外にも図1に示す種々の
画像信号がシリアル通信15の形で授受されている。こ
れらの画像信号には、プリンタエンジン3からプリンタ
コントローラ2に送出する副走査方向の同期信号(PS
YNC)、主走査方向の同期信号(LSYNC)、デー
タ転送用クロック(VCLK)も含まれる。
【0032】プリンタコントローラ2は、画像信号6を
各色成分の8ビットの信号として、データ転送用クロッ
ク(VCLK)に同期して出力する。ディスプレイ50
は、プリンタエンジン3もしくはプリンタコントローラ
2の状態、例えば、紙無し警告や、トナー残量や、プリ
ント中など、をユーザに報知するための表示装置であ
り、液晶ディスプレイなどである。また、ディスプレイ
50に、スイッチを設けてそこから印字濃度やプリンタ
コントローラ2の設定を行なえるようにすることも可能
である。
各色成分の8ビットの信号として、データ転送用クロッ
ク(VCLK)に同期して出力する。ディスプレイ50
は、プリンタエンジン3もしくはプリンタコントローラ
2の状態、例えば、紙無し警告や、トナー残量や、プリ
ント中など、をユーザに報知するための表示装置であ
り、液晶ディスプレイなどである。また、ディスプレイ
50に、スイッチを設けてそこから印字濃度やプリンタ
コントローラ2の設定を行なえるようにすることも可能
である。
【0033】[カラーレーザビームプリンタの全体構成
図]次に、図2を用いて、カラーレーザビームプリンタ
1の全体構成を説明する。カラーレーザビームプリンタ
1は、例えば、600ドット/インチ(dpi)の解像
度を有し、各色成分各画素が8ビットで表現された多値
データに基づいて画像形成を行うもので、画像入力デー
タとしては、ホストコンピュータ1000で生成するカ
ラー画像データ(例えば、RGB成分で表現されるデー
タ)や、他の画像データ生成装置(図示せず:スチル画
像レコーダなど)で生成し、何らかの記憶媒体に格納し
た画像データなどが挙げられる。
図]次に、図2を用いて、カラーレーザビームプリンタ
1の全体構成を説明する。カラーレーザビームプリンタ
1は、例えば、600ドット/インチ(dpi)の解像
度を有し、各色成分各画素が8ビットで表現された多値
データに基づいて画像形成を行うもので、画像入力デー
タとしては、ホストコンピュータ1000で生成するカ
ラー画像データ(例えば、RGB成分で表現されるデー
タ)や、他の画像データ生成装置(図示せず:スチル画
像レコーダなど)で生成し、何らかの記憶媒体に格納し
た画像データなどが挙げられる。
【0034】露光装置73は、半導体レーザ120(図
3)、レーザ駆動回路(図示せず)、ポリゴンミラー1
21、スキャナモータ122(図3)、結像レンズ73
b、折り返しミラー73a、BD検出器9(図3)から
構成されている。プリンタコントローラ2から画像形成
開始命令が送出されると、スキャナモータ122が駆動
を開始し、定常回転に達すると、プリンタコントローラ
2から、例えば、イエローの画像信号が転送される。
3)、レーザ駆動回路(図示せず)、ポリゴンミラー1
21、スキャナモータ122(図3)、結像レンズ73
b、折り返しミラー73a、BD検出器9(図3)から
構成されている。プリンタコントローラ2から画像形成
開始命令が送出されると、スキャナモータ122が駆動
を開始し、定常回転に達すると、プリンタコントローラ
2から、例えば、イエローの画像信号が転送される。
【0035】この画像信号に基づき露光装置73の半導
体レーザ120は、レーザ光を定常回転しているポリゴ
ンミラー121に向って出射する。このレーザ光は、ポ
リゴンミラー121、結像レンズ73b、折り返しミラ
ー73aを経由して、感光体ドラム71上に照射され
る。
体レーザ120は、レーザ光を定常回転しているポリゴ
ンミラー121に向って出射する。このレーザ光は、ポ
リゴンミラー121、結像レンズ73b、折り返しミラ
ー73aを経由して、感光体ドラム71上に照射され
る。
【0036】照射されたレーザ光は、主走査軸上に配置
されたBD検出器9により検出され、水平同期信号とな
るBD信号を出力する。その結果、BD信号に同期して
感光体ドラム71が走査露光されて、静電潜像を形成す
る。なお感光体ドラム71は、駆動手段(図示せず)に
よって図1に示す矢印方向に駆動され、ローラ帯電手段
72により、所定電位に均一に帯電されている。
されたBD検出器9により検出され、水平同期信号とな
るBD信号を出力する。その結果、BD信号に同期して
感光体ドラム71が走査露光されて、静電潜像を形成す
る。なお感光体ドラム71は、駆動手段(図示せず)に
よって図1に示す矢印方向に駆動され、ローラ帯電手段
72により、所定電位に均一に帯電されている。
【0037】感光体ドラム71が矢印方向に進むと、軸
75aに支持された支持体75が反時計回りに回転す
る。支持体75には現像器カートリッジ74a、74
b、74c、74dが収容され、このうちイエロートナ
ーを収容した現像器カートリッジ74aが、感光体ドラ
ム71に対向する位置まで支持体75が回転し停止する
と、続いて現像器カートリッジ74aによって上記静電
潜像が感光体ドラム71上に現像される。
75aに支持された支持体75が反時計回りに回転す
る。支持体75には現像器カートリッジ74a、74
b、74c、74dが収容され、このうちイエロートナ
ーを収容した現像器カートリッジ74aが、感光体ドラ
ム71に対向する位置まで支持体75が回転し停止する
と、続いて現像器カートリッジ74aによって上記静電
潜像が感光体ドラム71上に現像される。
【0038】中間転写ベルト66aの内側の感光体ドラ
ム71との対向部に一次転写ローラ64が設けられてお
り、感光体ドラム71上のトナーは、高圧電源(図示せ
ず)から所定バイアスが印加されると、中間転写ベルト
66a上に転写される。
ム71との対向部に一次転写ローラ64が設けられてお
り、感光体ドラム71上のトナーは、高圧電源(図示せ
ず)から所定バイアスが印加されると、中間転写ベルト
66a上に転写される。
【0039】現像されたトナー像は、中間転写ユニット
66の中間転写ベルト66a上に転写され、感光体ドラ
ム71上に残留したトナーは、クリーニング装置79に
よって除去され、除去トナー容器84に貯留される。
66の中間転写ベルト66a上に転写され、感光体ドラ
ム71上に残留したトナーは、クリーニング装置79に
よって除去され、除去トナー容器84に貯留される。
【0040】中間転写ベルト66aは、3本の支持ロー
ラ61、62、63の回転により、図2に図示された矢
印方向に移動する。以上説明した現像工程を、イエロー
に続いて、マゼンタ、シアン、ブラックの順に現像器カ
ートリッジ74b、74c、74dを用いて実施するこ
とにより、4色のトナー像が中間転写ベルト66a上に
重なって形成される。
ラ61、62、63の回転により、図2に図示された矢
印方向に移動する。以上説明した現像工程を、イエロー
に続いて、マゼンタ、シアン、ブラックの順に現像器カ
ートリッジ74b、74c、74dを用いて実施するこ
とにより、4色のトナー像が中間転写ベルト66a上に
重なって形成される。
【0041】次に、中間転写ベルト66a上に形成され
たトナー像は、2次転写ローラ65によって転写紙P上
に転写される。なお、転写紙Pは、このタイミングに合
わせて給紙装置76から搬送手段77により搬送され
る。トナー像を転写した転写紙Pは、加熱・加圧定着装
置78に搬送され、トナー像を溶融固着することで、カ
ラー画像が転写紙P上に形成される。
たトナー像は、2次転写ローラ65によって転写紙P上
に転写される。なお、転写紙Pは、このタイミングに合
わせて給紙装置76から搬送手段77により搬送され
る。トナー像を転写した転写紙Pは、加熱・加圧定着装
置78に搬送され、トナー像を溶融固着することで、カ
ラー画像が転写紙P上に形成される。
【0042】本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
1は、以上のような画像形成過程を経て、600ドット
/インチ(dpi)の解像度で画像出力を行なう。
1は、以上のような画像形成過程を経て、600ドット
/インチ(dpi)の解像度で画像出力を行なう。
【0043】なお、装置ユニットの構成は、以下の通り
である。プロセスカートリッジ90は、ローラ帯電手段
72、クリーニング装置79及び除去トナー容器84か
ら構成され、装着ガイド手段80により装置本体13と
着脱される。また、各現像器カートリッジ74a〜74
dは、装置本体13に設置された支持体75と着脱され
る。これらの構成により、上記部材の交換をユーザーが
簡単に行なうことができる。
である。プロセスカートリッジ90は、ローラ帯電手段
72、クリーニング装置79及び除去トナー容器84か
ら構成され、装着ガイド手段80により装置本体13と
着脱される。また、各現像器カートリッジ74a〜74
dは、装置本体13に設置された支持体75と着脱され
る。これらの構成により、上記部材の交換をユーザーが
簡単に行なうことができる。
【0044】[プリンタエンジンの機能構成図]図3
は、カラーレーザビームプリンタ1のプリンタエンジン
3部の機能構成を示すブロック図である。図3に示すよ
うに、露光装置73の基準発振器10からの基準クロッ
クは、分周器11により分周される。この分周された基
準クロックに対してスキャナモータ122からのフィー
ドバック信号が、所定位相差となるようにモータ制御回
路12を用いてスキャナモータ122を等速回転させ
る。モータ制御回路12は、公知の位相制御回路(図示
せず)を内蔵し、スキャナモータ122の回転をポリゴ
ンミラー121に伝達し、ポリゴンミラー121を等速
回転させる。
は、カラーレーザビームプリンタ1のプリンタエンジン
3部の機能構成を示すブロック図である。図3に示すよ
うに、露光装置73の基準発振器10からの基準クロッ
クは、分周器11により分周される。この分周された基
準クロックに対してスキャナモータ122からのフィー
ドバック信号が、所定位相差となるようにモータ制御回
路12を用いてスキャナモータ122を等速回転させ
る。モータ制御回路12は、公知の位相制御回路(図示
せず)を内蔵し、スキャナモータ122の回転をポリゴ
ンミラー121に伝達し、ポリゴンミラー121を等速
回転させる。
【0045】一方、駆動モータ(図示せず)の回転によ
り、中間転写ベルト66aが所定位置にくると、検出器
8より垂直同期信号(VSYNC)が発生する。垂直同
期信号(VSYNC)が出力された後、露光装置73内
の検出器9によって生成されるBD信号を水平同期信号
(HSYNC)として、BD信号に同期して、画像信号
(VDO)が順次、半導体レーザ120に送出される。
り、中間転写ベルト66aが所定位置にくると、検出器
8より垂直同期信号(VSYNC)が発生する。垂直同
期信号(VSYNC)が出力された後、露光装置73内
の検出器9によって生成されるBD信号を水平同期信号
(HSYNC)として、BD信号に同期して、画像信号
(VDO)が順次、半導体レーザ120に送出される。
【0046】信号処理部4内蔵のCPU14は、プリン
タコントローラ2と通信ライン15を介して、シリアル
通信を行い、制御信号を交換し、プリンタコントローラ
2とプリンタエンジン3の動作を同期させている。また
CPU14は、マゼンタ現像器メモリ203、シアン現
像器メモリ204、イエロー現像器メモリ205、ブラ
ック現像器メモリ206に対して、感光体ドラムメモリ
207に対して無線でで通信を行っている。
タコントローラ2と通信ライン15を介して、シリアル
通信を行い、制御信号を交換し、プリンタコントローラ
2とプリンタエンジン3の動作を同期させている。また
CPU14は、マゼンタ現像器メモリ203、シアン現
像器メモリ204、イエロー現像器メモリ205、ブラ
ック現像器メモリ206に対して、感光体ドラムメモリ
207に対して無線でで通信を行っている。
【0047】CPU14から出力された信号は、シリア
ル信号に変換された後に変復調部210にて変調され、
アンテナ211あるいはアンテナ229を介して、各現
像器メモリ(不揮発性メモリ手段)203〜206およ
び感光体ドラムメモリ207に伝送される。なお、各現
像器メモリ203〜206および感光体ドラムメモリ2
07は、各色の現像器74a〜74dおよびプロセスカ
ートリッジ90に設置されたEEPROM240(図7
参照)である。
ル信号に変換された後に変復調部210にて変調され、
アンテナ211あるいはアンテナ229を介して、各現
像器メモリ(不揮発性メモリ手段)203〜206およ
び感光体ドラムメモリ207に伝送される。なお、各現
像器メモリ203〜206および感光体ドラムメモリ2
07は、各色の現像器74a〜74dおよびプロセスカ
ートリッジ90に設置されたEEPROM240(図7
参照)である。
【0048】[信号のタイミング]図4は、CPU14
から送信される画像形成プロセスにおける垂直同期信号
(VSYNC)、水平同期信号(HSYNC)、及び画
像信号(VD0)が矩形波形で出力される場合のタイミ
ング例を示す。M(マゼンタ)データ、C(シアン)デ
ータ、Y(イエロー)データ、及びBk(ブラック)デ
ータの順に、画像信号が出力される例を示している。
から送信される画像形成プロセスにおける垂直同期信号
(VSYNC)、水平同期信号(HSYNC)、及び画
像信号(VD0)が矩形波形で出力される場合のタイミ
ング例を示す。M(マゼンタ)データ、C(シアン)デ
ータ、Y(イエロー)データ、及びBk(ブラック)デ
ータの順に、画像信号が出力される例を示している。
【0049】[信号処理部 変復調部のブロック図]図
5は、信号処理部4の変復調部210のブロック図であ
る。CPU14は、各現像器74a〜74dおよびプロ
セスカートリッジ90に搭載された各メモリ203〜2
07とアクセスするのに必要な信号であるチップセレク
ト信号(以下「CS信号」という)224〜228と、
クロック信号(以下「SCK信号」という)221と、
データ出力信号(以下「DO」という)222と、デー
タ入力信号(以下「DI」という)223と、各メモリ
203〜207を制御する電磁波の発信を指示する信号
(以下「RFON」という)220を、次段のパラレル
−シリアル変換部213(以下「P−S変換部」とい
う)に送出する。
5は、信号処理部4の変復調部210のブロック図であ
る。CPU14は、各現像器74a〜74dおよびプロ
セスカートリッジ90に搭載された各メモリ203〜2
07とアクセスするのに必要な信号であるチップセレク
ト信号(以下「CS信号」という)224〜228と、
クロック信号(以下「SCK信号」という)221と、
データ出力信号(以下「DO」という)222と、デー
タ入力信号(以下「DI」という)223と、各メモリ
203〜207を制御する電磁波の発信を指示する信号
(以下「RFON」という)220を、次段のパラレル
−シリアル変換部213(以下「P−S変換部」とい
う)に送出する。
【0050】なお、CS信号は、各装置ユニットごとに
設けてある。すなわち、CSm224は、マゼンタ現像
器メモリ203のCS信号であり、CSc225は、シ
アン現像器メモリ204のCS信号であり、CSy22
6は、イエロー現像器メモリ205のCS信号であり、
CSk227は、ブラック現像器メモリ206のCS信
号であり、CSo228は、感光ドラムメモリ207の
CS信号である。
設けてある。すなわち、CSm224は、マゼンタ現像
器メモリ203のCS信号であり、CSc225は、シ
アン現像器メモリ204のCS信号であり、CSy22
6は、イエロー現像器メモリ205のCS信号であり、
CSk227は、ブラック現像器メモリ206のCS信
号であり、CSo228は、感光ドラムメモリ207の
CS信号である。
【0051】P−S変換部213は、CPU14からの
出力信号を、調歩同期信号、つまりスタートビット(S
T)とストップビット(SP)を付加してシリアル信号
231に変換後、ASK部にこの信号を入力する。AS
K部214では入力された信号を、デジタル振幅変調
(ASK:Amplitude Shift Keyi
ng)し、信号212を出力する。ここで、ASK部2
14は、所定の正弦波を発振する発振部215(発振周
波数f1:kHz)とアナログスイッチ部216から構
成されている。
出力信号を、調歩同期信号、つまりスタートビット(S
T)とストップビット(SP)を付加してシリアル信号
231に変換後、ASK部にこの信号を入力する。AS
K部214では入力された信号を、デジタル振幅変調
(ASK:Amplitude Shift Keyi
ng)し、信号212を出力する。ここで、ASK部2
14は、所定の正弦波を発振する発振部215(発振周
波数f1:kHz)とアナログスイッチ部216から構
成されている。
【0052】なお、図5の波形整形部218と復調部2
19は、各装置ユニットのメモリ203〜207から送
信された電磁波を変換するところであり、後で詳しく説
明する。
19は、各装置ユニットのメモリ203〜207から送
信された電磁波を変換するところであり、後で詳しく説
明する。
【0053】[信号の波形]図6に、図5の各信号の波
形を示す。シリアル信号231は、スタートビット(1
ビット分のLOW信号)と、ストップビット(1.5ビ
ット分のHIGH信号)の間に4ビット分の情報を表現
できる。シリアル信号231のスタートビットから数え
て、第1ビット目は、CS信号224〜228、第2ビ
ット目は、SCK信号221、第3ビット目はDO信号
222、第4ビット目は、DI信号223である。信号
212は、ASK出力信号であり、この信号は、アンテ
ナ211から各装置ユニットメモリ203〜207に送
信される。なお、アンテナ211およびアンテナ229
は、リード線を数ターンしたコイルで構成されている。 [装置ユニットのメモリのブロック図]図7は、各装置
ユニットに搭載されている各メモリ203〜207のブ
ロック図である。図7において、信号処理部4(図5)
のアンテナ211あるいはアンテナ229から送信され
たASK信号212は、受信コイル235により電磁誘
導で受信され、復調部237と電力生成部242に送ら
れる。なお、受信コイル235とコンデンサ236は、
共振回路を構成し、所定周波数の電磁波(f1kHz)
のみ復調部237と電力生成部242に送出するよう設
計されている。
形を示す。シリアル信号231は、スタートビット(1
ビット分のLOW信号)と、ストップビット(1.5ビ
ット分のHIGH信号)の間に4ビット分の情報を表現
できる。シリアル信号231のスタートビットから数え
て、第1ビット目は、CS信号224〜228、第2ビ
ット目は、SCK信号221、第3ビット目はDO信号
222、第4ビット目は、DI信号223である。信号
212は、ASK出力信号であり、この信号は、アンテ
ナ211から各装置ユニットメモリ203〜207に送
信される。なお、アンテナ211およびアンテナ229
は、リード線を数ターンしたコイルで構成されている。 [装置ユニットのメモリのブロック図]図7は、各装置
ユニットに搭載されている各メモリ203〜207のブ
ロック図である。図7において、信号処理部4(図5)
のアンテナ211あるいはアンテナ229から送信され
たASK信号212は、受信コイル235により電磁誘
導で受信され、復調部237と電力生成部242に送ら
れる。なお、受信コイル235とコンデンサ236は、
共振回路を構成し、所定周波数の電磁波(f1kHz)
のみ復調部237と電力生成部242に送出するよう設
計されている。
【0054】電力生成部242は、整流回路(図示せ
ず)と、+3V以上にならないためのクランプ回路(図
示せず)とを備えており、ASK信号212により受信
コイル235が励起される際発生する交流電圧を整流し
て、+3Vの電源を生成する。復調部237は、受信し
たASK信号212を復調し、その復調信号249を波
形整形部238に送信し、波形整形部238は受信した
復調信号249をデジタル信号250に変換する。そし
て、変換されたデジタル信号250は、次段のS−P変
換部239で、スタートビットとストップビットを含ん
だシリアル信号からCS信号258とSCK信号259
とDI信号260(EEPROM240からのデータ入
力ピンDIに入力する)に分割され、EEPROM24
0に送信される。
ず)と、+3V以上にならないためのクランプ回路(図
示せず)とを備えており、ASK信号212により受信
コイル235が励起される際発生する交流電圧を整流し
て、+3Vの電源を生成する。復調部237は、受信し
たASK信号212を復調し、その復調信号249を波
形整形部238に送信し、波形整形部238は受信した
復調信号249をデジタル信号250に変換する。そし
て、変換されたデジタル信号250は、次段のS−P変
換部239で、スタートビットとストップビットを含ん
だシリアル信号からCS信号258とSCK信号259
とDI信号260(EEPROM240からのデータ入
力ピンDIに入力する)に分割され、EEPROM24
0に送信される。
【0055】ここで、EEPROM240は、受信した
信号を調べ、読み出しモードの場合は、データ出力ピン
DOから信号261を送信する。この送信される出力信
号261は、S−P変換部239を経由して、信号25
3としてASK部244に入力される。発振部245と
アナログスイッチ246とで構成されるASK部244
は、信号253をASK変調された信号256に変換す
る。なお、ASK部244の発振部245の発振周波数
(f2kHz)は、図5の発振部215の周波数とは異
なるものを使用する。
信号を調べ、読み出しモードの場合は、データ出力ピン
DOから信号261を送信する。この送信される出力信
号261は、S−P変換部239を経由して、信号25
3としてASK部244に入力される。発振部245と
アナログスイッチ246とで構成されるASK部244
は、信号253をASK変調された信号256に変換す
る。なお、ASK部244の発振部245の発振周波数
(f2kHz)は、図5の発振部215の周波数とは異
なるものを使用する。
【0056】[メモリ内容]図8には、EEPROM2
40に格納する内容の一例として、マゼンタ現像器メモ
リ203の内容を示したものである。EEPROM24
0は、読み出し専用の領域(512ビット)と読み出し
/書き込みの領域(512ビット)とを有し、前者の領
域には、ユニット識別コード262、製造番号263、
製造年月日264、寿命しきい値265などが含まれ、
後者の領域には、累積使用印字枚数266が含まれてい
る。ここで、ユニット識別コード262は、203〜2
06のどの現像器メモリかを特定するもので、例えば、
次のコード体系とする。
40に格納する内容の一例として、マゼンタ現像器メモ
リ203の内容を示したものである。EEPROM24
0は、読み出し専用の領域(512ビット)と読み出し
/書き込みの領域(512ビット)とを有し、前者の領
域には、ユニット識別コード262、製造番号263、
製造年月日264、寿命しきい値265などが含まれ、
後者の領域には、累積使用印字枚数266が含まれてい
る。ここで、ユニット識別コード262は、203〜2
06のどの現像器メモリかを特定するもので、例えば、
次のコード体系とする。
【0057】 <ユニット識別コード> <ユニットの種類> 000 マゼンタ現像器カートリッジ 001 シアン現像器カートリッジ 010 イエロー現像器カートリッジ 011 ブラック現像器カートリッジ 100 感光体ドラムカートリッジ ここで、累積使用印字枚数266は、逐次更新されるも
ので、累積使用印字枚数266が寿命しきい265に達
すると、該現像器カートリッジが寿命であると判断し
て、ユーザに現像器カートリッジの交換を知らせる警告
をCPU14に送信し、CPU14によって、ディスプ
レイ50にその警告が表示される。
ので、累積使用印字枚数266が寿命しきい265に達
すると、該現像器カートリッジが寿命であると判断し
て、ユーザに現像器カートリッジの交換を知らせる警告
をCPU14に送信し、CPU14によって、ディスプ
レイ50にその警告が表示される。
【0058】ここで、CPU14は、まず、ユニット識
別コード262からアクセスしたいマゼンタ現像器カー
トリッジの識別コード000を選んでこれを送信し、次
に、マゼンタ現像器カートリッジから送られてくるEE
PROM240中に記載されたユニット識別コード26
2を読み出す。次にCPU14は、図11に示すID比
較部241で、受信した識別番号とマゼンタ現像器カー
トリッジの識別コード000を比較する。比較した結果
が一致した場合には、ID比較部241から一致を知ら
せる信号254を出力し、更に該マゼンタ現像器カート
リッジのメモリ203のアクセスを有効にすべく、EE
PROM240の電源用電力をスイッチ247をオンに
して引き続き供給し、CPU14からのメモリ制御信号
258〜260を有効にする。
別コード262からアクセスしたいマゼンタ現像器カー
トリッジの識別コード000を選んでこれを送信し、次
に、マゼンタ現像器カートリッジから送られてくるEE
PROM240中に記載されたユニット識別コード26
2を読み出す。次にCPU14は、図11に示すID比
較部241で、受信した識別番号とマゼンタ現像器カー
トリッジの識別コード000を比較する。比較した結果
が一致した場合には、ID比較部241から一致を知ら
せる信号254を出力し、更に該マゼンタ現像器カート
リッジのメモリ203のアクセスを有効にすべく、EE
PROM240の電源用電力をスイッチ247をオンに
して引き続き供給し、CPU14からのメモリ制御信号
258〜260を有効にする。
【0059】一方、比較した結果、IDが一致しなかっ
た現像器カートリッジメモリに対しては、該現像器メモ
リのCPU14によるアクセスを無効にすべく、スイッ
チ247をOFFにし、EEPROM240への電源電
力の供給を停止し、CPU14からのメモリ制御信号2
58〜260を出力させないようにする。
た現像器カートリッジメモリに対しては、該現像器メモ
リのCPU14によるアクセスを無効にすべく、スイッ
チ247をOFFにし、EEPROM240への電源電
力の供給を停止し、CPU14からのメモリ制御信号2
58〜260を出力させないようにする。
【0060】以上のように、CPU14は、アクセスし
たい指定現像器カートリッジ(マゼンタ現像器カートリ
ッジ74b)に、メモリのユニット識別コード262を
送信し、該当するマゼンタ現像器メモリ203を読み出
しあるいは書き込み状態にすると、マゼンタ現像器カー
トリッジメモリ203側で自己判断して、メモリ内容を
アクセス可能とする。
たい指定現像器カートリッジ(マゼンタ現像器カートリ
ッジ74b)に、メモリのユニット識別コード262を
送信し、該当するマゼンタ現像器メモリ203を読み出
しあるいは書き込み状態にすると、マゼンタ現像器カー
トリッジメモリ203側で自己判断して、メモリ内容を
アクセス可能とする。
【0061】ここで、前述の図6には、上記動作を説明
するための波形も示されている。すなわち、図6に示す
251の波形は、電力生成部242で生成する電圧信
号、258の波形は、S−P変換部239で生成するC
S信号、259の波形は、S−P変換部239で生成す
るSCK信号、260の波形は、S−P変換部239で
生成するDO信号、261の波形は、EEPROM24
0から出力するDI信号であり、256の波形は、DI
信号によって生成されるASK信号である。
するための波形も示されている。すなわち、図6に示す
251の波形は、電力生成部242で生成する電圧信
号、258の波形は、S−P変換部239で生成するC
S信号、259の波形は、S−P変換部239で生成す
るSCK信号、260の波形は、S−P変換部239で
生成するDO信号、261の波形は、EEPROM24
0から出力するDI信号であり、256の波形は、DI
信号によって生成されるASK信号である。
【0062】各現像器メモリ203〜206から送信さ
れるASK信号256は、信号処理部4のアンテナ21
1で受信される。そして、受信信号は、図5の信号処理
部の復調部219と波形整形部218とで変換されてか
ら、CPU14のDIポート223に入力される。CP
U14は、図6に示すA印のポイントで、信号を採取し
て必要なデータを取り込む。なお223は、波形整形部
218の出力信号である。
れるASK信号256は、信号処理部4のアンテナ21
1で受信される。そして、受信信号は、図5の信号処理
部の復調部219と波形整形部218とで変換されてか
ら、CPU14のDIポート223に入力される。CP
U14は、図6に示すA印のポイントで、信号を採取し
て必要なデータを取り込む。なお223は、波形整形部
218の出力信号である。
【0063】[通信プロトコルのタイミング]図9は、
EEPROM240の通信プロトコルのタイミングの一
例を示したものであり、マイクロワイヤ方式のEEPR
OM240のリードプロトコルについて、以下に説明す
る。
EEPROM240の通信プロトコルのタイミングの一
例を示したものであり、マイクロワイヤ方式のEEPR
OM240のリードプロトコルについて、以下に説明す
る。
【0064】まず、EEPROM240に対して、外部
の回路からチップセレクト信号CSを有効とする“H”
信号およびクロック信号SCKに同期してスタートビッ
ト‘0’‘1’、オペコード、アドレスの順に信号が送
出されてくる。これらの信号を受信すると、EEPRO
M240は、読み出しモードとなり、続いて、図9に示
すタイミングで、指定されたアドレスの1ワード分(1
6ビット)のデータDOを出力する。なお、オペコード
とは、EEPROM240(図7)の指定を行う2ビッ
トの命令情報であり、ライト、リード、データ消去など
のモードを設定するものである。
の回路からチップセレクト信号CSを有効とする“H”
信号およびクロック信号SCKに同期してスタートビッ
ト‘0’‘1’、オペコード、アドレスの順に信号が送
出されてくる。これらの信号を受信すると、EEPRO
M240は、読み出しモードとなり、続いて、図9に示
すタイミングで、指定されたアドレスの1ワード分(1
6ビット)のデータDOを出力する。なお、オペコード
とは、EEPROM240(図7)の指定を行う2ビッ
トの命令情報であり、ライト、リード、データ消去など
のモードを設定するものである。
【0065】[起動時のメモリ内容の読み出しシーケン
ス]図10は、各装置ユニットのメモリでのカラーレー
ザビームプリンタ1起動時のメモリ内容の読み出しシー
ケンスを表したフローチャートである。図10では、マ
ゼンタ現像器(ユニット識別コード262は、000)
を例にとって説明する。
ス]図10は、各装置ユニットのメモリでのカラーレー
ザビームプリンタ1起動時のメモリ内容の読み出しシー
ケンスを表したフローチャートである。図10では、マ
ゼンタ現像器(ユニット識別コード262は、000)
を例にとって説明する。
【0066】まず、ステップS289で、マゼンタ現像
器メモリ203が、カラーレーザビームプリンタ1本体
のCPU14からの送信信号を受信すると、次に、ステ
ップS290に進み、マゼンタ現像器メモリ203内の
各回路を動作させるための電源電圧(VCC)を生成す
る。次に、生成した電源電圧を、ステップS291で、
EEPROM240に供給する。
器メモリ203が、カラーレーザビームプリンタ1本体
のCPU14からの送信信号を受信すると、次に、ステ
ップS290に進み、マゼンタ現像器メモリ203内の
各回路を動作させるための電源電圧(VCC)を生成す
る。次に、生成した電源電圧を、ステップS291で、
EEPROM240に供給する。
【0067】次に、ステップS292に進み、カラーレ
ーザビームプリンタ1本体のCPU14からの送信信号
で指定してきたユニット識別コード262を読み出す。
次に、ステップS293で、読み出したコードとマゼン
タ現像器メモリ203のEEPROM240に格納され
ている識別コードとを比較する。
ーザビームプリンタ1本体のCPU14からの送信信号
で指定してきたユニット識別コード262を読み出す。
次に、ステップS293で、読み出したコードとマゼン
タ現像器メモリ203のEEPROM240に格納され
ている識別コードとを比較する。
【0068】比較した識別コードが一致した場合は、次
にステップS294に進み、EEPROM240をアク
セスして、格納内容を読み出す。そして次に、ステップ
S295に進み、メモリ内容をチェックする。ここで、
チェックサムエラーがあるかどうかを調べる。調査した
結果において、チェックサムエラーがない場合は、一連
の作業を終了する。
にステップS294に進み、EEPROM240をアク
セスして、格納内容を読み出す。そして次に、ステップ
S295に進み、メモリ内容をチェックする。ここで、
チェックサムエラーがあるかどうかを調べる。調査した
結果において、チェックサムエラーがない場合は、一連
の作業を終了する。
【0069】一方、ステップS295においで、チェッ
クサムエラーを示した場合は、マゼンタ現像器メモリ2
03がマゼンタ現像器75bの寿命などを知らせている
ため、ステップS300に進み、現像器メモリの異常を
ディスプレイ50に表示するよう警告の指示を行なって
から一連の作業を終了する。さらに、ステップS293
において、上記ユニット識別コードの比較結果が一致し
ていない場合には、ステップS297に進み、マゼンタ
現像器メモリ203のEEPROM240への電源電圧
の供給を停止する信号を送り、次にステップ298で、
マゼンタ現像器メモリ203のEEPROM240への
制御信号258〜260を止めてから、一連の作業を終
了する。
クサムエラーを示した場合は、マゼンタ現像器メモリ2
03がマゼンタ現像器75bの寿命などを知らせている
ため、ステップS300に進み、現像器メモリの異常を
ディスプレイ50に表示するよう警告の指示を行なって
から一連の作業を終了する。さらに、ステップS293
において、上記ユニット識別コードの比較結果が一致し
ていない場合には、ステップS297に進み、マゼンタ
現像器メモリ203のEEPROM240への電源電圧
の供給を停止する信号を送り、次にステップ298で、
マゼンタ現像器メモリ203のEEPROM240への
制御信号258〜260を止めてから、一連の作業を終
了する。
【0070】以上述べたように、カラーレーザービーム
プリンタ1を起動直後に、上述の様な動作を施すことに
よりCPU14にてメモリ内容を把握する事が可能であ
る。 [起動時のメモリ内容の更新シーケンス]一方、図11
は、メモリ内容を更新するシーケンスを示すフローチャ
ートである。まず、図10にて示したシーケンスと同様
に、まず、ステップS302で、マゼンタ現像器メモリ
203が、カラーレーザビームプリンタ1本体のCPU
14からの送信信号を受信すると、次に、ステップS3
03に進み、マゼンタ現像器メモリ203内の各回路を
動作させるための電圧VCCを生成する。次に、ステッ
プS304で、EEPROM240に電圧を供給する。
プリンタ1を起動直後に、上述の様な動作を施すことに
よりCPU14にてメモリ内容を把握する事が可能であ
る。 [起動時のメモリ内容の更新シーケンス]一方、図11
は、メモリ内容を更新するシーケンスを示すフローチャ
ートである。まず、図10にて示したシーケンスと同様
に、まず、ステップS302で、マゼンタ現像器メモリ
203が、カラーレーザビームプリンタ1本体のCPU
14からの送信信号を受信すると、次に、ステップS3
03に進み、マゼンタ現像器メモリ203内の各回路を
動作させるための電圧VCCを生成する。次に、ステッ
プS304で、EEPROM240に電圧を供給する。
【0071】次に、ステップS305に進み、カラーレ
ーザービームプリンタ1本体のCPU14からの送信信
号で指定してきたユニット識別コードを読み出し、次
に、ステップS306に進み、読み出したコードとEE
PROM240に格納されている識別コードとを比較す
る。比較した識別コードが一致していた場合は、次に、
ステップS307に進み、EEPROM240にアクセ
スして格納内容を更新するため書きこむ。次に、ステッ
プS308に進み、EEPROM240の更新内容を読
み出し、次に、ステップS309に進み、正常に書きこ
まれたかを調べるため、CPU内のレジスタと一致して
いるか否かを照合する。照合した結果が、一致している
場合には正常な書き込みがなされたとして一連の作業を
終了する。一方、ステップS309において、照合結果
が一致していない場合には、マゼンタ現像器メモリ20
3が不具合を生じているのでステップS314に進み、
マゼンタ現像器メモリ203の異常をディスプレイ50
に表示するよう警告の指示を行なってから一連の作業を
終了する。
ーザービームプリンタ1本体のCPU14からの送信信
号で指定してきたユニット識別コードを読み出し、次
に、ステップS306に進み、読み出したコードとEE
PROM240に格納されている識別コードとを比較す
る。比較した識別コードが一致していた場合は、次に、
ステップS307に進み、EEPROM240にアクセ
スして格納内容を更新するため書きこむ。次に、ステッ
プS308に進み、EEPROM240の更新内容を読
み出し、次に、ステップS309に進み、正常に書きこ
まれたかを調べるため、CPU内のレジスタと一致して
いるか否かを照合する。照合した結果が、一致している
場合には正常な書き込みがなされたとして一連の作業を
終了する。一方、ステップS309において、照合結果
が一致していない場合には、マゼンタ現像器メモリ20
3が不具合を生じているのでステップS314に進み、
マゼンタ現像器メモリ203の異常をディスプレイ50
に表示するよう警告の指示を行なってから一連の作業を
終了する。
【0072】一方、ステップS306において比較した
識別コードが一致していない場合には、ステップS31
1に進み、EEPROM240に供給する電圧の供給を
停止する信号を送り、次に、ステップS311で、マゼ
ンタ現像器メモリ203のEEPROM240への制御
信号258〜260を止めてから一連の作業を終了す
る。
識別コードが一致していない場合には、ステップS31
1に進み、EEPROM240に供給する電圧の供給を
停止する信号を送り、次に、ステップS311で、マゼ
ンタ現像器メモリ203のEEPROM240への制御
信号258〜260を止めてから一連の作業を終了す
る。
【0073】[現像器カートリッジにおける高電圧ノイ
ズの防止方法]ところで、本実施形態のカラーレーザビ
ームプリンター1は、画像形成時に現像器カートリッジ
74a〜74dやローラ帯電手段72を内蔵するプロセ
スカートリッジ90などの各装置ユニットに、適時高電
圧を印加する。この場合、高電圧が印加されている装置
ユニットに、本体から図10、図11で述べた交信を行
うため電磁波信号を送ると、装置ユニットが受信する電
磁波信号中に高電圧が印加されていることに起因するノ
イズがのる場合が考えられる。このノイズによって、本
体による装置ユニットの保有情報の読み書き動作などが
誤動作する可能性がある。
ズの防止方法]ところで、本実施形態のカラーレーザビ
ームプリンター1は、画像形成時に現像器カートリッジ
74a〜74dやローラ帯電手段72を内蔵するプロセ
スカートリッジ90などの各装置ユニットに、適時高電
圧を印加する。この場合、高電圧が印加されている装置
ユニットに、本体から図10、図11で述べた交信を行
うため電磁波信号を送ると、装置ユニットが受信する電
磁波信号中に高電圧が印加されていることに起因するノ
イズがのる場合が考えられる。このノイズによって、本
体による装置ユニットの保有情報の読み書き動作などが
誤動作する可能性がある。
【0074】そこで、図12〜図15を用いてその対策
を説明する。まず、現像器カートリッジにおける高電圧
ノイズの防止方法をのべる。図12は、信号処理部4か
らの信号により現像シリンダ230a〜230dに高電
圧を印加する現像シリンダ高圧生成回路320を示して
いる。
を説明する。まず、現像器カートリッジにおける高電圧
ノイズの防止方法をのべる。図12は、信号処理部4か
らの信号により現像シリンダ230a〜230dに高電
圧を印加する現像シリンダ高圧生成回路320を示して
いる。
【0075】この現像シリンダ高圧生成回路320は、
信号処理部4から出力される4つの信号、すなわち、現
像器DCバイアス駆動信号321、現像器ACバイアス
駆動信号322、現像器バイアス値制御信号323およ
び、現像器バイアス色黒切り替え信号324によって制
御され、現像シリンダ高圧生成回路320内で現像器D
Cバイアス、現像器ACバイアスを生成し、現像シリン
ダ230a〜230dに印加する。
信号処理部4から出力される4つの信号、すなわち、現
像器DCバイアス駆動信号321、現像器ACバイアス
駆動信号322、現像器バイアス値制御信号323およ
び、現像器バイアス色黒切り替え信号324によって制
御され、現像シリンダ高圧生成回路320内で現像器D
Cバイアス、現像器ACバイアスを生成し、現像シリン
ダ230a〜230dに印加する。
【0076】ここで、現像器カートリッジ74a〜74
dは、図13に示すように軸75aに対し、それぞれ9
0度づつ回転した位置関係に設置されており、現像器カ
ートリッジ74aと現像器カートリッジ74cおよび現
像器カートリッジ74bと現像器カートリッジ74dが
それぞれ対向する位置関係となっている。
dは、図13に示すように軸75aに対し、それぞれ9
0度づつ回転した位置関係に設置されており、現像器カ
ートリッジ74aと現像器カートリッジ74cおよび現
像器カートリッジ74bと現像器カートリッジ74dが
それぞれ対向する位置関係となっている。
【0077】図13は、現像器カートリッジ74aに現
像器DCバイアスと現像器ACバイアスが印加されてい
る例を示している。ここで、予め高電圧が印加されてい
る現像器カートリッジと対向する位置にある現像器カー
トリッジ(図13の例では、現像器カートリッジ74
c)のみカラーレーザビームプリンター1から交信する
ように設定しておけば、交信中に高電圧の影響をさけら
れる。
像器DCバイアスと現像器ACバイアスが印加されてい
る例を示している。ここで、予め高電圧が印加されてい
る現像器カートリッジと対向する位置にある現像器カー
トリッジ(図13の例では、現像器カートリッジ74
c)のみカラーレーザビームプリンター1から交信する
ように設定しておけば、交信中に高電圧の影響をさけら
れる。
【0078】なお、図に示すように現像器カートリッジ
74a〜74dの各番号を便宜上、74aをN=1、7
4bをN=2、74cをN=3、74dをN=4とす
る。
74a〜74dの各番号を便宜上、74aをN=1、7
4bをN=2、74cをN=3、74dをN=4とす
る。
【0079】以下、図14のフローチャートを用いて、
CPU14が交信する現像器カートリッジの選定方法を
説明する。まず、ステップS401において、信号処理
部4にあるカウンタNを1とし、次にステップS403
に進み、信号処理部4からの信号により現像シリンダ高
圧生成回路320で発生する印加電圧がどの現像シリン
ダに送信されているか調べる。
CPU14が交信する現像器カートリッジの選定方法を
説明する。まず、ステップS401において、信号処理
部4にあるカウンタNを1とし、次にステップS403
に進み、信号処理部4からの信号により現像シリンダ高
圧生成回路320で発生する印加電圧がどの現像シリン
ダに送信されているか調べる。
【0080】ここで、1番目の現像シリンダに印加電圧
が印加されていない場合は、ステップS404に進み、
カウンタNに1を加えてからステップS403による次
の現像シリンダの印加電圧を調べる。
が印加されていない場合は、ステップS404に進み、
カウンタNに1を加えてからステップS403による次
の現像シリンダの印加電圧を調べる。
【0081】一方、ステップS403で現像シリンダに
高圧印加されている場合は、ステップS406に進み現
像器カートリッジの種類を調べる。ステップS406で
は、まずNが1かどうか調べ、N=1の場合は、ステッ
プS407で現像器カートリッジ74cを選定してから
ステップS415に進む。
高圧印加されている場合は、ステップS406に進み現
像器カートリッジの種類を調べる。ステップS406で
は、まずNが1かどうか調べ、N=1の場合は、ステッ
プS407で現像器カートリッジ74cを選定してから
ステップS415に進む。
【0082】また、ステップS406でNが1でない場
合は、ステップS408に進み、Nが2かどうか調べ、
N=2の場合は、ステップS409で現像器カートリッ
ジ74dを選定してからステップS415に進む。
合は、ステップS408に進み、Nが2かどうか調べ、
N=2の場合は、ステップS409で現像器カートリッ
ジ74dを選定してからステップS415に進む。
【0083】また、ステップS408でNが2でない場
合は、ステップS410に進み、Nが3かどうか調べ、
N=3の場合は、ステップS411で現像器カートリッ
ジ74aを選定してからステップS415に進む。
合は、ステップS410に進み、Nが3かどうか調べ、
N=3の場合は、ステップS411で現像器カートリッ
ジ74aを選定してからステップS415に進む。
【0084】また、ステップS412でNが3でない場
合は、ステップS412に進み、Nが4かどうか調べ、
N=4の場合は、ステップS413で現像器カートリッ
ジ74bを選定してからステップS415に進む。
合は、ステップS412に進み、Nが4かどうか調べ、
N=4の場合は、ステップS413で現像器カートリッ
ジ74bを選定してからステップS415に進む。
【0085】ステップS415では、選定された現像器
カートリッジとの交信許可の指示をし、一連の作業を終
了する。一方、ステップS412でNが4でない場合
は、一連の作業を終了する。
カートリッジとの交信許可の指示をし、一連の作業を終
了する。一方、ステップS412でNが4でない場合
は、一連の作業を終了する。
【0086】したがって、CPU14が現像器カートリ
ッジに内蔵された現像シリンダ230a〜230dに高
電圧が印加されているかどうか調べ、高電圧が印加され
ていない現像器メモリとのみCPU14が交信するよう
に設定しておけば、現像シリンダに高圧が印加されるこ
とによる信号に高電圧ノイズがのることを防止すること
ができる。
ッジに内蔵された現像シリンダ230a〜230dに高
電圧が印加されているかどうか調べ、高電圧が印加され
ていない現像器メモリとのみCPU14が交信するよう
に設定しておけば、現像シリンダに高圧が印加されるこ
とによる信号に高電圧ノイズがのることを防止すること
ができる。
【0087】[プロセスカートリッジにおける高電圧ノ
イズの防止方法]次に、プロセスカートリッジ90にお
ける高電圧ノイズの防止方法を説明する。図15は、信
号処理部4からの信号によりローラ帯電手段72に高電
圧を印加する一次帯電高圧回路330を示している。
イズの防止方法]次に、プロセスカートリッジ90にお
ける高電圧ノイズの防止方法を説明する。図15は、信
号処理部4からの信号によりローラ帯電手段72に高電
圧を印加する一次帯電高圧回路330を示している。
【0088】本回路は、信号処理部4から出力される3
つの信号、すなわち、一次帯電ACバイアス駆動信号3
31、一次帯電DCバイアス駆動信号332および一次
帯電バイアス値制御信号333によって制御され、一次
帯電高圧回路330内で一次帯電DCバイアス、一次帯
電ACバイアスを生成し、ローラ帯電手段72に印加す
るものである。
つの信号、すなわち、一次帯電ACバイアス駆動信号3
31、一次帯電DCバイアス駆動信号332および一次
帯電バイアス値制御信号333によって制御され、一次
帯電高圧回路330内で一次帯電DCバイアス、一次帯
電ACバイアスを生成し、ローラ帯電手段72に印加す
るものである。
【0089】したがって、現像器カートリッジの場合と
同様にして、CPU14がプロセスカートリッジ90に
内蔵されたローラ帯電手段72に高電圧が印加されてい
るかどうかを調べ、ローラ帯電手段72に高電圧が印加
されないときのみプロセスカートリッジ90とCPU1
4とが交信するように設定しておくことにより、プロセ
スカートリッジ90に高圧が印加されることによる信号
に高電圧ノイズがのることを防止することができる。
同様にして、CPU14がプロセスカートリッジ90に
内蔵されたローラ帯電手段72に高電圧が印加されてい
るかどうかを調べ、ローラ帯電手段72に高電圧が印加
されないときのみプロセスカートリッジ90とCPU1
4とが交信するように設定しておくことにより、プロセ
スカートリッジ90に高圧が印加されることによる信号
に高電圧ノイズがのることを防止することができる。
【0090】上記のように、本実施形態においては、装
置ユニットとしてのプロセスカートリッジ90、現像器
カートリッジ74a〜74dに不揮発性メモリ203〜
206、アンテナコイル、および送受信回路を設け、カ
ラーレーザビームプリンタ1側にCPU14、アンテナ
コイル、および送受信回路を設け、この不揮発性メモリ
203〜206への書き込みや読み込みを電磁波により
行うことにより、従来のように直接コネクタを介して画
像形成装置内の制御回路と接続する必要がなくなった。
置ユニットとしてのプロセスカートリッジ90、現像器
カートリッジ74a〜74dに不揮発性メモリ203〜
206、アンテナコイル、および送受信回路を設け、カ
ラーレーザビームプリンタ1側にCPU14、アンテナ
コイル、および送受信回路を設け、この不揮発性メモリ
203〜206への書き込みや読み込みを電磁波により
行うことにより、従来のように直接コネクタを介して画
像形成装置内の制御回路と接続する必要がなくなった。
【0091】なお、本実施形態においては、装置ユニッ
トは、プロセスカートリッジ90、現像器カートリッジ
74a〜74dを例に説明したが、その他の装置ユニッ
トとしては、中間転写装置、定着装置などがあげられ
る。
トは、プロセスカートリッジ90、現像器カートリッジ
74a〜74dを例に説明したが、その他の装置ユニッ
トとしては、中間転写装置、定着装置などがあげられ
る。
【0092】このように、カラーレーザビームプリンタ
1の制御回路と、装置ユニットのメモリ手段との送受信
を非接触で行うので、カラーレーザビームプリンタ1内
を移動する現像カートリッジのような装置ユニットにも
適用可能である。カラーレーザビームプリンタ1内の制
御回路と制御ユニット内のメモリ手段との送受信を直接
行うためのコネクタの接点の耐久性や、トナー汚れなど
の耐トナー性を強めることが必要で、コストアップとな
る、などの問題を解消することができ、信頼性の高い消
耗品管理が可能となる。
1の制御回路と、装置ユニットのメモリ手段との送受信
を非接触で行うので、カラーレーザビームプリンタ1内
を移動する現像カートリッジのような装置ユニットにも
適用可能である。カラーレーザビームプリンタ1内の制
御回路と制御ユニット内のメモリ手段との送受信を直接
行うためのコネクタの接点の耐久性や、トナー汚れなど
の耐トナー性を強めることが必要で、コストアップとな
る、などの問題を解消することができ、信頼性の高い消
耗品管理が可能となる。
【0093】また、カラーレーザビームプリンタ1に電
源を投入もしくは遮断した時に、メモリにアクセスする
事により、外乱の影響をもっとも受け難く、且つ送受信
の出力レベルも低減する事ができる。更に、常時電磁波
を発生している訳ではないので、不要輻射(電波妨害)
にも有利である。
源を投入もしくは遮断した時に、メモリにアクセスする
事により、外乱の影響をもっとも受け難く、且つ送受信
の出力レベルも低減する事ができる。更に、常時電磁波
を発生している訳ではないので、不要輻射(電波妨害)
にも有利である。
【0094】本実施形態では、カラーレーザビームプリ
ンタ1の電源を投入する場合に、メモリ内容を把握し、
電源を遮断する場合にメモリ内容を更新するシーケンス
としたが、もちろん逆のシーケンスは容易に想像でき
る。
ンタ1の電源を投入する場合に、メモリ内容を把握し、
電源を遮断する場合にメモリ内容を更新するシーケンス
としたが、もちろん逆のシーケンスは容易に想像でき
る。
【0095】なお、本実施形態では、消耗品の種類の多
いカラーレーザビームプリンタ1について説明したが、
白黒レーザビームプリンタや他方式の静電写真プリンタ
やインクジェット方式のプリンタに用いてもよい。ま
た、消耗品がひとつのプリンタの場合は、ユニット識別
コード262はなくしてもよい。
いカラーレーザビームプリンタ1について説明したが、
白黒レーザビームプリンタや他方式の静電写真プリンタ
やインクジェット方式のプリンタに用いてもよい。ま
た、消耗品がひとつのプリンタの場合は、ユニット識別
コード262はなくしてもよい。
【0096】本実施形態では、変調方式をASKとした
が、デジタル位相変調PSK(Phase Shift
Keying)やデジタル周波数変調FSKなどの他
の変調方式でもよい。また、本実施形態では、装置ユニ
ットを回転式の現像カートリッジ、プロセスカートリッ
ジ90としたが、中間転写体、または定着装置において
も同様に、不揮発性メモリ手段を搭載可能である。
が、デジタル位相変調PSK(Phase Shift
Keying)やデジタル周波数変調FSKなどの他
の変調方式でもよい。また、本実施形態では、装置ユニ
ットを回転式の現像カートリッジ、プロセスカートリッ
ジ90としたが、中間転写体、または定着装置において
も同様に、不揮発性メモリ手段を搭載可能である。
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0097】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0098】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0099】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図10、図11および
図14に示す)フローチャートに対応するプログラムコ
ードが格納されることになる。
の記憶媒体には、先に説明した(図10、図11および
図14に示す)フローチャートに対応するプログラムコ
ードが格納されることになる。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、本体と本体に着脱可能
な装置ユニットから構成され、装置ユニットが保有する
情報を本体から装置ユニットに無線信号を送り、その無
線信号に基づき保存情報を本体に返信したり、保存情報
を書き換えることのできる画像形成装置において、本体
が所定装置ユニットと無線信号で互いに通信する際、高
電圧が印加されていない所定装置ユニットとのみ交信す
ることにより、交信時の誤動作を引き起こさない画像形
成装置およびその装置ユニットを提供することができ
た。
な装置ユニットから構成され、装置ユニットが保有する
情報を本体から装置ユニットに無線信号を送り、その無
線信号に基づき保存情報を本体に返信したり、保存情報
を書き換えることのできる画像形成装置において、本体
が所定装置ユニットと無線信号で互いに通信する際、高
電圧が印加されていない所定装置ユニットとのみ交信す
ることにより、交信時の誤動作を引き起こさない画像形
成装置およびその装置ユニットを提供することができ
た。
【図1】本発明に係る一実施形態であるカラーレーザビ
ームプリンタの使用時におけるシステム構成を示すブロ
ック図である。
ームプリンタの使用時におけるシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】カラーレーザビームプリンタを示す全体構成図
である。
である。
【図3】プリンタエンジンの機能構成および装置ユニッ
トとの関係を示す図である。
トとの関係を示す図である。
【図4】画像形成プロセスにおける各信号のタイミング
と波形を示す図である。
と波形を示す図である。
【図5】信号処理部内の変復調部を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】画像形成プロセスにおける各信号の波形を示す
図である。
図である。
【図7】装置ユニットの機能構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】装置ユニットのメモリに格納される内容の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図9】本体とメモリとの通信プロトコルの一例を示す
図である。
図である。
【図10】起動時における各装置ユニットのメモリのメ
モリ内容の読み出しをするシーケンスを示すフローチャ
ートである。
モリ内容の読み出しをするシーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図11】起動時における各装置ユニットのメモリ内容
を更新してからメモリ内容の読み出すをするシーケンス
を示すフローチャートである。
を更新してからメモリ内容の読み出すをするシーケンス
を示すフローチャートである。
【図12】現像シリンダ高圧生成回路を示すブロック図
である。
である。
【図13】現像器カートリッジの位置関係を示す図であ
る。
る。
【図14】交信する現像器カートリッジを選択するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図15】一次帯電高圧生成回路を示すブロック図であ
る。
る。
66 中間転写ベルト装置 71 感光体ドラム 74a,74b,74c,74d 各現像器カートリッ
ジ 78 定着装置 90 プロセスカートリッジ 204〜207 各現像器メモリ 211,229 アンテナ
ジ 78 定着装置 90 プロセスカートリッジ 204〜207 各現像器メモリ 211,229 アンテナ
Claims (6)
- 【請求項1】 第1通信手段を有する装置ユニットと、 前記第1通信手段との間で無線通信を行う第2通信手段
と、前記第1通信手段が前記第2通信手段との間で通信
可能な状態にあるか否かを判定する判定手段と、を有す
る制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記装置ユニットは、前記画像形成装置
に複数存在し、 前記制御手段は、複数の前記装置ユニットの内、通信可
能な状態にある装置ユニットを選択することを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記判定手段は、前記装置ユニットに通
信の妨げとなる電圧が印加されているか否かを検出する
検出手段を有することを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段が所定軸
を中心に回転可能な第1装置ユニットに印可された前記
電圧を検出した場合に、前記所定軸を中心に前記第1装
置ユニットと一体として回転する第2装置ユニットを選
択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 前記装置ユニットは、プロセスカートリ
ッジ、現像器カートリッジ、中間転写装置、定着装置の
うちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1
乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1
項に記載の装置ユニット。
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