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JP2002013592A - ホイールバランサ用組成物およびホイールバランサ - Google Patents

ホイールバランサ用組成物およびホイールバランサ

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Publication number
JP2002013592A
JP2002013592A JP2000197194A JP2000197194A JP2002013592A JP 2002013592 A JP2002013592 A JP 2002013592A JP 2000197194 A JP2000197194 A JP 2000197194A JP 2000197194 A JP2000197194 A JP 2000197194A JP 2002013592 A JP2002013592 A JP 2002013592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specific gravity
composition
balancer
wheel
wheel balancer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000197194A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritake Arai
伯竹 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daisee Kogyo KK
Original Assignee
Daisee Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Daisee Kogyo KK filed Critical Daisee Kogyo KK
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Publication of JP2002013592A publication Critical patent/JP2002013592A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境や人体への悪影響が小さく、取り付け装
置や治具を使用せずに取り付けられるホイールバランサ
用組成物を提供することにある。 【解決手段】 高比重金属成分と、マトリックスを構成
するエラストマー成分とを含んだ素材を、比重4以上と
なるように熱成形する。マトリックスは、高比重プラス
チック組成物としてもよい。熱成形は、帯状に成形する
ものとし、その帯状成形物の片面に両面粘着シートを固
定したホイールバランサとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本考案は自動車ホイールリム
のバランサーに採用する素材に関するものであり、より
詳しくは、鉛又は鉛合金などのいわゆる有害な重金属を
使用しない、環境に優しいホイールバランサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3に基づいて、従来技術を説明する。
従来のホイールバランサ10は、鉛あるいは鉛合金で製
造されてきた。鉛の比重は11.3であり、自動車ホイ
ールリム20へホイールバランサ10として使用されて
いる鉛合金の比重は、一般に約9.5〜11.4であ
る。ところで、ホイールバランサは比重が大きいほど、
用途が広がる。装着条件などの制約から、特に薄型のも
のが適している場合などに対応できるからである。ホイ
ールバランサ10の生地は固いので、カシメ部11を備
えた形状とするとともに、所定長さ毎に溝12を形成し
て切断しやすくしている。そして、そのカシメ部11を
ホイールリム20への取り付けるには、図3に示すよう
な取付用治具30や特開平9−79933号に示すよう
な取り付け装置を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉛あるいは
使用後に廃棄されて天然の環境に放置された場合、これ
が徐々に他の物質と化合して水溶性の有毒な塩類を形成
し、環境を汚染する問題が指摘されるようになった。そ
のために、自動車ホイール用バランサなどにおける鉛又
は鉛合金の使用は、世界的に規制される傾向にある。ま
た、作業効率を向上させるためには、取り付け装置や治
具を使用せずに取り付けられるホイールバランサが潜在
的に求められている。
【0004】本発明は、鉛を使用しない、治具や取り付
け装置を必要としない、ホイールバランサに関する技術
を提供することを課題とする。ここで、請求項1から請
求項3記載の発明の目的は、環境や人体への悪影響が小
さく、取り付け装置や治具を使用せずに取り付けられる
ホイールバランサ用組成物を提供することにある。ま
た、請求項4および請求項5記載の発明の目的は、環境
や人体への悪影響が小さく、取り付け装置や治具を使用
せずに取り付けられるホイールバランサを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1)請求項1記
載の発明は、 高比重金属成分と、マトリックスを構成
するエラストマー成分とを含んだ素材を、比重4以上と
なるように熱成形したホイールバランサ用組成物に係
る。
【0006】(用語説明)「高比重金属成分」とは、ク
ロム(比重 7.14)、マンガン(比重 7.43)、鉄(比重
7.87)、コバルト(比重 8.90)、ニッケル(比重 8.9
1)、銅(比重 8.95)、亜鉛(比重 7.14)、タングス
テン(比重 19.3)のグループから1種類の金属または
2種類以上選ばれる混合物(合金を含む)である。本発
明にいう「高比重金属」には、生態に害を及ぼす虞が高
い鉛、カドミウムなどの重金属は含まない。それ自体及
びその反応生成物が無毒であり且つ充分な高比重を有す
る金属粉体であれば、理論的にはこれら全てが使用可能
である。しかし、その価格があまりに高いもの(金、白
金など)は実用には供し難いため、上述の金属を採択し
ている。
【0007】「エラストマー成分」とは、ジエン系エラ
ストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラ
ストマー、シリコン系エラストマー、フッ素系エラスト
マーおよび多硫化ゴム系エラストマーのグループから選
ばれるエラストマーの1種類または2種類以上の混合物
である。エラストマー部分を架橋(加硫)して、その強
度を高めることとしてもよい。ここで、「ジエン系エラ
ストマー」とは、スチレン−ブタジエン共重合体、ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アク
リルニトリル−ブタジエン共重合体、ブタジエン−スチ
レン系ブロックポリマーなどをいう。また、「オレフィ
ン系エラストマー」とは、塩素化ポリエチレン、ブチル
ゴム、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ク
ロルスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、アイオノ
マー、軟質リ塩化ビニルなどをいう。
【0008】比重につき、「4以上」という限定をした
のは、比重は高ければ高いほど使用条件の幅は広がる一
方、比重の小さいエラストマー成分をマトリックス成分
として採用するため、経験的に可能な範囲として採択し
たものである。より好ましくは「7以上」である。な
お、比重は、タングステンを限界まで用い、13.5程
度が上限であることが、実験的に確かめられた。それ以
上とすると、成形に難があるからである。比重を高める
ためには、タングステンの使用が好ましい。しかし反
面、ある程度に比重が高ければ一応実用に供することが
可能であり、しかも安価なバランサを得ることができ
る。このような用途にはSUS粉の使用が最も好まし
い。この結果、SUS粉とタングステン粉を混合して使
用する方法が、現在のところ最も好ましい。なお、タン
グステンおよびSUS粉を採用する場合、成形までのト
ータルコストに関しては、比重が小さいほど安く製造で
きるということが、実験的には把握された。
【0009】「熱成形」とは、主に押出成形または射出
成形である。成形品としての形状は、請求項3で限定す
るような帯状の他、装着すべきホイール、リムの外周縁
などへ変形させて(かしめて)固定しやすいような形状
や、両面粘着テープやその他の固定方法を用いて固定し
やすい形状に成形する。なお、実験の結果、押出成形よ
りも射出成形のほうが製造コストが抑えられそうである
ことが判明した。
【0010】高比重成分の添加量を高めると、当該組成
物の成形機中における流動性が悪くなり、成形が困難と
なる。流動性を高めるため、添加高比重成分の粒度分布
を2分散型又は3分散型の分布とし、さらに必要ならマ
トリックス成分と高比重成分の間の結合度を高めるカッ
プリング剤をこれに添加する。さらに必要ならば、少量
の可塑剤を添加して、当該組成物の成形加工性を改善す
ることができる(特許出願番号=特願平11−5954
6号)。
【0011】(請求項2)請求項2記載の発明は、 高
比重金属成分と、マトリックスを構成する高比重プラス
チック組成物とを含んだ素材を、比重4以上となるよう
に熱成形したことホイールバランサ用組成物に係る。
【0012】(用語説明)「高比重プラスチック」と
は、ポリオレフィン系プラスチック、エンジニアリング
プラスチック、ポリスチレン系プラスチックのグループ
から選ばれるプラスチックの1種類または2種類以上の
混合物である。ここで、「ポリオレフィン系プラスチッ
ク」とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニルなどである。また、「エンジニアリングプラスチッ
ク」とは、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリスルホン、ポリフェニレンオキシドなどであ
る。また、「ポリスチレン系プラスチック」とは、GP
ポリスチレン、スチレン−ブタジエン系ブロックポリマ
ー、HIポリスチレン、AS樹脂及びABS樹脂などで
ある。
【0013】高比重プラスチックとして、塩化ビニル重
合体を採用する場合においては、焼却によるダイオキシ
ンが発生しないように焼却条件を適切に選ぶ必要があ
る。また、高比重プラスチックとして、ジエン系のゴム
を採用する場合には、他の材質に比べて耐候性の問題が
若干ある。しかし、バランサをリムの内側に装着するこ
とによって直射日光が回避すれば、ジエン系ゴムでも充
分に実用に耐える。
【0014】(マトリックス)マトリックスには、比重
のなるべく高いエラストマーまたはプラスチックを使用
した方が、製品バランサの比重を上げる上で有利であ
る。同時に、その装着が簡単に行え、また装着後に耐候
性の問題も起きにくいことから、どちらかと言えばタイ
プ1の製品の方がタイプ2の製品よりも好ましい。この
意味において、塩素化ポリエチレンを使用したタイプ1
のホイールリム・バランサーは、本考案における最も好
ましい製品の一つであり、塩素化ポリエチレンはそのマ
トリックス樹脂として最も好ましい材料の一つである。
軟質ポリ塩化ビニル系の樹脂も、同様にこの意味におい
て好ましい材料である。
【0015】(請求項3)請求項3記載の発明は、請求
項1または請求項2のいずれかに記載のホイールバラン
サ用組成物を帯状に成形したものである。なお、ここに
いう「帯状」とは、長手方向に垂直な断面形状が、ホイ
ール装着などの便宜から少々複雑な形状をしたものであ
っても含まれることを意図している。帯状に成形するこ
ととすれば、押出成形を採用することにより、成形コス
トを下げることができる。また、長さ当たりの質量が決
定できるので、長手方向寸法を測定して切断し、使用す
るのに便利である。
【0016】(請求項4)請求項4記載の発明は、 高
比重金属成分と、マトリックスを構成するエラストマー
成分とを含んだ素材を、比重4以上となるように帯状に
成形し、 その帯状成形物の片面に両面粘着シートを固
定したホイールバランサに係る。「両面粘着シート」
は、その片面の粘着面を、帯状成型物の片面へ固定し、
他面については、装着すべきホイールへ装着する際まで
は剥離紙などによってその粘着面を保護しておく。
【0017】(請求項5)請求項5記載の発明は、 高
比重金属成分と、マトリックスを構成する高比重プラス
チック組成物とを含んで比重4以上とした素材を帯状に
成形し、 その帯状成形物の片面に両面粘着シートを固
定したホイールバランサに係る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面および実施の形態によ
り、本発明を更に詳しく説明する。以下、成形品におい
て「タイプ1」と記すものは帯状成形品であり、「タイ
プ2」と記すものは図3に示した
【0019】(例1)まず、以下のような重量比にて混
合した金属粉を得る。 タングステン:SUS=0.22:99.78(w/
w) SUS粉は、平均粒径40μmの粉と平均粒径10μmの
ものを4:6の割合で混合して調製したものであり、タ
ングステン粉は、平均粒径3μmのタングステン粉と平
均粒径120μmのタングステン粉を5:5の割合で混
合して調製したものである。
【0020】この混合金属粉の比重は、7.76であ
る。この混合金属粉と、マトリックス成分としての塩素
化ポリエチレンとを、塩素化ポリエチレンが4.4wt
%であるように混合して調製した。使用した塩素化ポリ
エチレンの塩素含有量は5%以下、比重は1.1、2次
転移温度は摂氏−70度以下であった。
【0021】上記のようなSUS粉、タングステン粉お
よび塩素化ポリエチレンのペレットをタンブラーで混合
した後、これらの混合物をまず、下記のような押出機条
件で押し出してペレットを調製した。 スクリュー直径=40ミリメートル スクリュー圧縮比=1:2 スクリュー回転数=105rpm バレル温度=摂氏110〜130度 ここにおいて、ホイールバランサ用組成物となるペレッ
トが出来上がる。
【0022】次に、このペレットを下記の条件で押し出
して、ホイールリム・バランサを調製した。 スクリュー直径=40ミリメートル スクリュー圧縮比=1:3 スクリュー回転数=90rpm バレル温度=摂氏110〜130度 ここにおいて、製品の断面形状=3×20 ミリメート
ル 、製品の比重: 7.47 という帯状の成形製品
(タイプ1)たるホイールバランサ40を得る。この帯
状ホイールバランサ40を鋏で切断し、ホイールリムの
内側に両面テープで貼り付けた。
【0023】(例2)まず、以下のような重量比にて混
合した金属粉を得る。 タングステン:SUS=33.5:66.5(w/w) SUS粉は、平均粒径40μmのSUS粉と平均粒径1
0μmのSUS粉を4:6の割合で混合して調製したも
のであり、タングステン粉は、平均粒径3μmのタング
ステン粉と平均粒径120μmのタングステン粉を5:
5の割合で混合して調製したものである。ここにおい
て、比重9.69の混合金属粉が出来上がる。
【0024】次に、マトリックス成分として塩素化ポリ
エチレン2.2wt%を、上記の高比重成分混合金属粉
97.8wt%へ調製した。使用した塩素化ポリエチレ
ンの塩素含有量は5%以下、比重は1.1、2次転移温
度は摂氏−70度以下であった。
【0025】上記のようなSUS粉、タングステン粉お
よび塩素化ポリエチレンのペレットをタンブラーで混合
した後、これらの混合物をまず、下記のような押出機条
件で押し出してペレットを調製した。 スクリュー直径=40ミリメートル スクリュー圧縮比=1:2 スクリュー回転数=50rpm バレル温度=摂氏180〜210度 ここにおいて、ホイールバランサ用組成物となるペレッ
トが出来上がる。
【0026】次に、このペレットを下記の条件で押し出
して、ホイールリム・バランサを調製した。 スクリュー直径=40ミリメートル スクリュー圧縮比=1:3 スクリュー回転数=70rpm バレル温度=摂氏110〜130度 ここにおいて、製品の断面形状:3×20ミリメートル
、従来の市販品と同等な比重:9.50という帯状の
成形製品(タイプ1)たるホイールバランサを得る。こ
の帯状ホイールバランサを鋏で切断し、ホイールリムの
内側に両面テープで貼り付けた。
【0027】(例3)まず、以下のような重量比にて混
合した金属粉を得る。 タングステン:SUS=55.4:44.6(w/w) SUS粉は、平均粒径40μmのSUS粉と平均粒径1
0μmのSUS粉を4:6の割合で混合して調製したも
のであり、タングステン粉は、平均粒径3μmのタング
ステン粉と平均粒径120μmのタングステン粉を5:
5の割合で混合して調製したものである。ここにおい
て、比重11.6の混合金属粉が出来上がる。
【0028】次に、マトリックス成分として高密度ポリ
エチレン2.9wt%を、上記の高比重成分混合金属粉
97.1wt%と混合した。比重は11,3であった。
【0029】上記のようなSUS粉、タングステン粉お
よび高密度ポリエチレンのペレットをタンブラーで混合
した後、これらの混合物をまず、下記のような押出機条
件で押し出してペレットを調製した。 スクリュー直径=40ミリメートル スクリュー圧縮比=1:2 スクリュー回転数=60rpm バレル温度=摂氏180〜210度 ここにおいて、ホイールバランサ用組成物となるペレッ
トが出来上がる。
【0030】次に、このペレットを下記の条件で射出成
形した。 住友重機株式会社製の射出成形機(製品番号P165/
75) バレル温度=摂氏160〜210度 金型温度=摂氏60度 射出圧力=50% 一次射出速度=30% 二次射出速度=20%
【0031】ここにおいて、製品の比重: 9.47 と
いう帯状の成形製品(タイプ2)たるホイールバランサ
を得る。このホイールバランサは、そのカシメ部を、ス
テンレス鋼(比重 7.75)製治具にてかしめ、ホイール
リムの内側へ固定した。
【0032】なお、SUS粉とタングステン粉との配合
比を変えることによって、以下の4種類の比重とした場
合、厚さ4ミリメートル、幅20ミリメートルを基準と
した帯状の成形製品(タイプ2)について、長さも4種
類出来上がる。 比重4.35の場合、長さ29ミリメートル 比重5.00の場合、長さ25ミリメートル 比重6.00の場合、長さ21ミリメートル 比重7.00の場合、長さ18ミリメートル いずれの成形製品もバランサとして使用できるが、製造
コストは比重が小さいほど抑えられるが、比重が大きい
方が一般に扱いやすいことが判明した。
【0033】図1及び図2においては、タイプ1のホイ
ールバランサの製造からリムへの固定までを示したもの
である。ホッパー40へは、前述した例1または例2に
おいて調整した混合金属粉およびマトリックス成分とし
て塩素化ポリエチレンとからなるペレットを投入する。
そして、押出成形機41にて帯状のホイールバランサ用
組成物50を押し出す。押し出した組成物50は冷却装
置42において冷却された後、両面テープ固定装置60
にて、帯状組成物50の片面へ、両面テープ51におけ
る剥離紙52とは反対の粘着面を固定する。そして、巻
き上げ装置70にて、剥離紙52付きの両面テープ51
を固定した帯状組成物50を、所定長さまで巻き上げ
る。
【0034】図2に示すように、巻き上げ装置70にて
巻き上げられたホイールバランサは、押出成形にて製造
されているので単位長さ当たりの重さが決定できる。従
って、必要な重量は、長さを測れば得ることができる。
このようにして製造されたホイールバランサは、鉛合金
製のものと異なり、工業用の鋏で簡単に切ることができ
る。切ったら、剥離紙を剥がして、ホイールリム20の
内側へ固定すればよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1から請求項3記載の発明によれ
ば、環境や人体への悪影響が小さく、取り付け装置や治
具を使用せずに取り付けられるホイールバランサ用組成
物を提供することができた。また、請求項4および請求
項5記載の発明によれば、環境や人体への悪影響が小さ
く、取り付け装置や治具を使用せずに取り付けられるホ
イールバランサを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホイールバランサの製造工程を示す概念図であ
る。
【図2】ホイールバランサの使用手順を示す概念図であ
る。
【図3】従来技術を示す概念図である。
【符号の説明】
10 ホイールバランサ 11 カシメ
部 12 溝 20 ホイールリム 30 取付治具 40 ホッパー 41 押出成
形機 42 冷却装置 50 ホイールバランサ用組成物 51 両面テ
ープ 52 剥離紙 60 両面テープ固定装置 70 巻き上げ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高比重金属成分と、マトリックスを構成す
    るエラストマー成分とを含んだ素材を、比重4以上とな
    るように熱成形したことを特徴とするホイールバランサ
    用組成物。
  2. 【請求項2】高比重金属成分と、マトリックスを構成す
    る高比重プラスチック組成物とを含んだ素材を、比重4
    以上となるように熱成形したことを特徴とするホイール
    バランサ用組成物。
  3. 【請求項3】帯状に成形した請求項1または請求項2の
    いずれかに記載のホイールバランサ用組成物。
  4. 【請求項4】高比重金属成分と、マトリックスを構成す
    るエラストマー成分とを含んだ素材を、比重4以上とな
    るように帯状に成形し、 その帯状成形物の片面に両面粘着シートを固定したホイ
    ールバランサ。
  5. 【請求項5】高比重金属成分と、マトリックスを構成す
    る高比重プラスチック組成物とを含んで比重4以上とし
    た素材を帯状に成形し、 その帯状成形物の片面に両面粘着シートを固定したホイ
    ールバランサ。
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