JP2002011311A - 濾過材の製造方法及び濾過材 - Google Patents
濾過材の製造方法及び濾過材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 濾過材を成形する際の成形効率を向上させ
る。 【解決手段】 本発明の濾過材の製造方法は、繊維層と
繊維層間に収納された機能部材とを用いて濾過材を製造
する濾過材の製造方法であって、濾過材の片側面の形状
と等しい形状に形成されている第一の繊維層21を準備
する工程と、第一の繊維層21の表面に機能部材23を
配置する工程と、第一の繊維層21の表面に配置された
機能部材23に対して半溶融状態の繊維を紡出して第二
の繊維層22を形成する工程とを有することを特徴とす
る。このため、不織布間に機能部材を挟んだ状態でプレ
ス成形等を行う必要がなくなり、機能部材の脱落防止対
策及び機能部材による不織布の破れ防止対策が不要にな
る。
る。 【解決手段】 本発明の濾過材の製造方法は、繊維層と
繊維層間に収納された機能部材とを用いて濾過材を製造
する濾過材の製造方法であって、濾過材の片側面の形状
と等しい形状に形成されている第一の繊維層21を準備
する工程と、第一の繊維層21の表面に機能部材23を
配置する工程と、第一の繊維層21の表面に配置された
機能部材23に対して半溶融状態の繊維を紡出して第二
の繊維層22を形成する工程とを有することを特徴とす
る。このため、不織布間に機能部材を挟んだ状態でプレ
ス成形等を行う必要がなくなり、機能部材の脱落防止対
策及び機能部材による不織布の破れ防止対策が不要にな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維層と繊維層間
に収納された機能部材とを用いて濾過材を製造する濾過
材の製造方法及び濾過材に関する。
に収納された機能部材とを用いて濾過材を製造する濾過
材の製造方法及び濾過材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関用のフィルタでは、空
気を濾過する不織布の間に燃料蒸気を吸着する活性炭等
を収納したサンドイッチ構造のものが使用される。図1
2はフィルタ100の製造過程の一部を表す分解斜視図
である。フィルタ100の製造では、先ず、平面状の不
織布が製造される。次に、二枚の不織布の間に活性炭が
収納され、さらにその不織布が波形にプレス成形される
ことによりフィルタ本体102が成形される。次に、フ
ィルタ本体102の波形の両端部が側面シート104に
接着等されて、そのフィルタ本体102の形状が所定形
状に保持され、フィルタ100が完成する。
気を濾過する不織布の間に燃料蒸気を吸着する活性炭等
を収納したサンドイッチ構造のものが使用される。図1
2はフィルタ100の製造過程の一部を表す分解斜視図
である。フィルタ100の製造では、先ず、平面状の不
織布が製造される。次に、二枚の不織布の間に活性炭が
収納され、さらにその不織布が波形にプレス成形される
ことによりフィルタ本体102が成形される。次に、フ
ィルタ本体102の波形の両端部が側面シート104に
接着等されて、そのフィルタ本体102の形状が所定形
状に保持され、フィルタ100が完成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したフィ
ルタ100の製造では、二枚の不織布の間に活性炭を挟
んだ後にそれらの不織布を波形にプレス成形してフィル
タ本体102を形成する。このため、不織布をプレス成
形する際に、活性炭の脱落防止対策及び活性炭による不
織布の破れ対策を図る必要がある。このため、フィルタ
100の成形に手間が掛かり、製造コストが高くなると
いう問題がある。本発明は、上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、濾過材を製造する際の成形効率を向上さ
せて、濾過材の製造コストを低減させることを目的とす
る。
ルタ100の製造では、二枚の不織布の間に活性炭を挟
んだ後にそれらの不織布を波形にプレス成形してフィル
タ本体102を形成する。このため、不織布をプレス成
形する際に、活性炭の脱落防止対策及び活性炭による不
織布の破れ対策を図る必要がある。このため、フィルタ
100の成形に手間が掛かり、製造コストが高くなると
いう問題がある。本発明は、上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、濾過材を製造する際の成形効率を向上さ
せて、濾過材の製造コストを低減させることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、各請求
項の発明によって解決される。請求項1の発明は、繊維
層と繊維層間に収納された機能部材とを用いて濾過材を
製造する濾過材の製造方法であって、前記濾過材の片側
面の形状と等しい形状に形成されている第一の繊維層を
準備する工程と、第一の繊維層の表面に前記機能部材を
配置する工程と、第一の繊維層の表面に配置された前記
機能部材に対して半溶融状態の繊維を紡出して第二の繊
維層を形成する工程とを有することを特徴とする。
項の発明によって解決される。請求項1の発明は、繊維
層と繊維層間に収納された機能部材とを用いて濾過材を
製造する濾過材の製造方法であって、前記濾過材の片側
面の形状と等しい形状に形成されている第一の繊維層を
準備する工程と、第一の繊維層の表面に前記機能部材を
配置する工程と、第一の繊維層の表面に配置された前記
機能部材に対して半溶融状態の繊維を紡出して第二の繊
維層を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0005】本発明によると、濾過材の片側面の形状と
等しい形状に形成されている第一の繊維層に機能部材及
び第二の繊維層を順番に積層することにより濾過材を製
造できる。このため、不織布間に機能部材を挟んだ状態
でプレス成形等を行う必要がなくなり、機能部材の脱落
防止対策及び機能部材による不織布の破れ防止対策が不
要になる。したがって、濾過材を成形する際の成形効率
が向上し、濾過材の製造コストを低減させることができ
る。ここで、機能部材とは、燃料蒸気の吸着機能を有す
る部材、吸湿機能を有する部材、脱臭機能を有する部
材、濾過材の補強機能を有する部材等、種々の部材を含
むものとする。
等しい形状に形成されている第一の繊維層に機能部材及
び第二の繊維層を順番に積層することにより濾過材を製
造できる。このため、不織布間に機能部材を挟んだ状態
でプレス成形等を行う必要がなくなり、機能部材の脱落
防止対策及び機能部材による不織布の破れ防止対策が不
要になる。したがって、濾過材を成形する際の成形効率
が向上し、濾過材の製造コストを低減させることができ
る。ここで、機能部材とは、燃料蒸気の吸着機能を有す
る部材、吸湿機能を有する部材、脱臭機能を有する部
材、濾過材の補強機能を有する部材等、種々の部材を含
むものとする。
【0006】ここで、請求項2のように、型面に対して
半溶融状態の繊維を紡出して第一の繊維層を形成するよ
うにすれば、第一の繊維層の成形が容易になる。また、
請求項3のように、第一の繊維層の濾過部に設けられた
袋状部分の凹部に機能部材を満たすようにすれば、袋状
部分を通過する流体の負圧によって凹部が縮小方向に変
形しようとしても、凹部に満たされた機能部材によって
その変形が抑制される。このため、濾過材の通気抵抗の
増加を抑えることができる。また、請求項4のように、
第一の繊維層の縁部よりも内側に機能部材を配置し、そ
の機能部材及び第一の繊維層に第二の繊維層を積層する
ようにすれば、第一の繊維層の縁部と第二の繊維層の縁
部との接合部によって機能部材はシールされる。このた
め、例えば、機能部材が粉状物あるいは粒状物であった
としても、その機能部材が第一の繊維層と第二の繊維層
との間から脱落することはない。
半溶融状態の繊維を紡出して第一の繊維層を形成するよ
うにすれば、第一の繊維層の成形が容易になる。また、
請求項3のように、第一の繊維層の濾過部に設けられた
袋状部分の凹部に機能部材を満たすようにすれば、袋状
部分を通過する流体の負圧によって凹部が縮小方向に変
形しようとしても、凹部に満たされた機能部材によって
その変形が抑制される。このため、濾過材の通気抵抗の
増加を抑えることができる。また、請求項4のように、
第一の繊維層の縁部よりも内側に機能部材を配置し、そ
の機能部材及び第一の繊維層に第二の繊維層を積層する
ようにすれば、第一の繊維層の縁部と第二の繊維層の縁
部との接合部によって機能部材はシールされる。このた
め、例えば、機能部材が粉状物あるいは粒状物であった
としても、その機能部材が第一の繊維層と第二の繊維層
との間から脱落することはない。
【0007】また、請求項5のように、第二の繊維層が
可塑性を有している状態で、第一の繊維層と第二の繊維
層との重ねられた縁部を加圧するようにすれば、第一の
繊維層の縁部と第二の繊維層の縁部とを強固に接合する
ことができ、濾過材の縁部のシール性が向上する。ま
た、縁部が板状に硬化するためその縁部が濾過材の支持
フランジとなるとともに、濾過材全体の剛性が向上す
る。また、請求項6のように、機能部材の縁部が第一の
繊維層の縁部よりも外側に位置するようにその機能部材
を配置すれば、濾過材の周縁に機能部材による支持フラ
ンジを形成できる。
可塑性を有している状態で、第一の繊維層と第二の繊維
層との重ねられた縁部を加圧するようにすれば、第一の
繊維層の縁部と第二の繊維層の縁部とを強固に接合する
ことができ、濾過材の縁部のシール性が向上する。ま
た、縁部が板状に硬化するためその縁部が濾過材の支持
フランジとなるとともに、濾過材全体の剛性が向上す
る。また、請求項6のように、機能部材の縁部が第一の
繊維層の縁部よりも外側に位置するようにその機能部材
を配置すれば、濾過材の周縁に機能部材による支持フラ
ンジを形成できる。
【0008】また、請求項7の濾過材は、前記濾過材の
片側面の形状と等しい形状に形成されており、濾過部に
袋状部分を備える第一の繊維層と、前記第一の繊維層に
おける袋状部分の凹部に満たされている機能部材と、前
記機能部材の表面に配置されている第二の繊維層とを有
している。このため、不織布間に機能部材を挟んだ状態
でプレス成形等を行う必要がなくなり、濾過材を成形す
る際の成形効率が向上し、濾過材の製造コストを低減さ
せることができる。また、請求項3と同様に、袋状部分
を通過する流体の負圧によって凹部が縮小方向に変形し
ようとしても、凹部に満たされた機能部材によってその
変形が抑制される。
片側面の形状と等しい形状に形成されており、濾過部に
袋状部分を備える第一の繊維層と、前記第一の繊維層に
おける袋状部分の凹部に満たされている機能部材と、前
記機能部材の表面に配置されている第二の繊維層とを有
している。このため、不織布間に機能部材を挟んだ状態
でプレス成形等を行う必要がなくなり、濾過材を成形す
る際の成形効率が向上し、濾過材の製造コストを低減さ
せることができる。また、請求項3と同様に、袋状部分
を通過する流体の負圧によって凹部が縮小方向に変形し
ようとしても、凹部に満たされた機能部材によってその
変形が抑制される。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、図1、図2
及び図6に基づいて本発明の実施形態1に係る濾過材の
製造方法について説明する。本実施の形態は、濾過材
(以下、フィルタという)を製造する方法に関するもの
であり、図1(A)、(B)、(C)にそのフィルタの
製造工程を表す模式図、図2にフィルタ製造設備の概略
斜視図等が示されている。また、図6はフィルタの縁部
の加圧工程を表す斜視図である。
及び図6に基づいて本発明の実施形態1に係る濾過材の
製造方法について説明する。本実施の形態は、濾過材
(以下、フィルタという)を製造する方法に関するもの
であり、図1(A)、(B)、(C)にそのフィルタの
製造工程を表す模式図、図2にフィルタ製造設備の概略
斜視図等が示されている。また、図6はフィルタの縁部
の加圧工程を表す斜視図である。
【0010】フィルタ10は、図6に示すように、波形
に形成されたフィルタ本体12とそのフィルタ本体12
の周囲を構成する外周枠部14とから構成されており、
そのフィルタ本体12と外周枠部14とが一体に成形さ
れる。フィルタ10は、図2(B)等に示すように、例
えば空気を濾過する第一不織布21と第二不織布22と
の間に燃料蒸気等の吸着材である活性炭23を挟んだ構
造であり、活性炭23の層はフィルタ本体12の所定位
置に形成されている。なお、図2(B)は図2(A)の
B部の横断面図である。
に形成されたフィルタ本体12とそのフィルタ本体12
の周囲を構成する外周枠部14とから構成されており、
そのフィルタ本体12と外周枠部14とが一体に成形さ
れる。フィルタ10は、図2(B)等に示すように、例
えば空気を濾過する第一不織布21と第二不織布22と
の間に燃料蒸気等の吸着材である活性炭23を挟んだ構
造であり、活性炭23の層はフィルタ本体12の所定位
置に形成されている。なお、図2(B)は図2(A)の
B部の横断面図である。
【0011】フィルタ製造設備1は、図2(A)に示す
ように、Y方向に延びる製造ラインRを備えており、そ
の製造ラインRに複数の成形型2がその製造ラインRに
沿って水平移動できるように設置されている。成形型2
は、フィルタ10の片側面(裏面)の形状と等しい形状
の成形面2fを有しており、通気性がある金属製の網に
より形成されている。
ように、Y方向に延びる製造ラインRを備えており、そ
の製造ラインRに複数の成形型2がその製造ラインRに
沿って水平移動できるように設置されている。成形型2
は、フィルタ10の片側面(裏面)の形状と等しい形状
の成形面2fを有しており、通気性がある金属製の網に
より形成されている。
【0012】製造ラインRの上方には成形型2から一定
の高さ位置に紡糸ノズル4が設置されている。紡糸ノズ
ル4は、製造ラインRの幅方向に配置された複数台(図
2では五台)の紡糸ノズル4が一組で使用され、それら
の紡糸ノズル4の組がY方向に二個所設けられている。
以下、製造ラインRの上流側に設置されている紡糸ノズ
ル4の組を上流側ノズル4Fと呼び、下流側に設置され
ている紡糸ノズル4の組を下流側ノズル4Kと呼ぶ。
の高さ位置に紡糸ノズル4が設置されている。紡糸ノズ
ル4は、製造ラインRの幅方向に配置された複数台(図
2では五台)の紡糸ノズル4が一組で使用され、それら
の紡糸ノズル4の組がY方向に二個所設けられている。
以下、製造ラインRの上流側に設置されている紡糸ノズ
ル4の組を上流側ノズル4Fと呼び、下流側に設置され
ている紡糸ノズル4の組を下流側ノズル4Kと呼ぶ。
【0013】紡糸ノズル4は、例えばメルトブロー法を
利用したノズルであり、図示されていない押出機から射
出した繊維状樹脂を成形型2の成形面2fに堆積する。
このとき、樹脂の繊維は半溶融状態であり、その成形面
2fに対して紡出された繊維が互いに接触することで融
着し、その繊維の層が不織布となる。なお、紡糸ノズル
4にスパンボンド法を利用したノズルを使用することも
可能である。
利用したノズルであり、図示されていない押出機から射
出した繊維状樹脂を成形型2の成形面2fに堆積する。
このとき、樹脂の繊維は半溶融状態であり、その成形面
2fに対して紡出された繊維が互いに接触することで融
着し、その繊維の層が不織布となる。なお、紡糸ノズル
4にスパンボンド法を利用したノズルを使用することも
可能である。
【0014】次に、フィルタ10の製造方法について説
明する。先ず、成形型2が製造ラインRに沿ってY方向
に水平に動かされる。そして、その成形型2の先端が上
流側ノズル4Fの真下の位置に到達すると、上流側ノズ
ル4Fから紡出された半溶融状態の繊維4Sが成形型2
の成形面2fに堆積される。この時、上流側ノズル4F
に対して成形型2はY方向に移動しているため、図1
(A)に示すように、その成形型2の成形面2fには先
端側から順番に半溶融状態の繊維4Sが供給される。そ
して、供給された繊維4Sが互いに接触することにより
接触点で融着し、その繊維4Sの層が第一不織布21と
なる。
明する。先ず、成形型2が製造ラインRに沿ってY方向
に水平に動かされる。そして、その成形型2の先端が上
流側ノズル4Fの真下の位置に到達すると、上流側ノズ
ル4Fから紡出された半溶融状態の繊維4Sが成形型2
の成形面2fに堆積される。この時、上流側ノズル4F
に対して成形型2はY方向に移動しているため、図1
(A)に示すように、その成形型2の成形面2fには先
端側から順番に半溶融状態の繊維4Sが供給される。そ
して、供給された繊維4Sが互いに接触することにより
接触点で融着し、その繊維4Sの層が第一不織布21と
なる。
【0015】このようにして、第一不織布21に被われ
た成形型2は活性炭23が供給される位置まで搬送さ
れ、図1(B)に示すように、フィルタ本体12に相当
する所定位置に活性炭23が積層される。このとき、第
一不織布21の縁部21e(図2(A)参照)には活性
炭23が掛らないように、活性炭23が積層される範囲
が決められている。第一不織布21に活性炭23が積層
された成形型2が下流側ノズル4Kの位置まで到達する
と、下流側ノズル4Kから紡出された半溶融状態の繊維
4Qが堆積される。
た成形型2は活性炭23が供給される位置まで搬送さ
れ、図1(B)に示すように、フィルタ本体12に相当
する所定位置に活性炭23が積層される。このとき、第
一不織布21の縁部21e(図2(A)参照)には活性
炭23が掛らないように、活性炭23が積層される範囲
が決められている。第一不織布21に活性炭23が積層
された成形型2が下流側ノズル4Kの位置まで到達する
と、下流側ノズル4Kから紡出された半溶融状態の繊維
4Qが堆積される。
【0016】この時、下流側ノズル4Kに対して成形型
2はY方向に移動しているため、図1(C)に示すよう
に、その成形型2の第一不織布21及び活性炭23の上
には先端側から順番に半溶融状態の繊維4Qが供給され
る。そして、その供給された繊維4Qが互いに接触して
接触点で融着し、その繊維4Qの層が第二不織布22と
なる。このとき、活性炭23の層が存在しない部分、即
ち、第一不織布21の縁部21e等では、第二不織布2
2の繊維4Qと第一不織布21の繊維4Sとが接触する
ため、それぞれの繊維4S,4Qが接触点で融着し、第
二不織布22は第一不織布21に接着される。
2はY方向に移動しているため、図1(C)に示すよう
に、その成形型2の第一不織布21及び活性炭23の上
には先端側から順番に半溶融状態の繊維4Qが供給され
る。そして、その供給された繊維4Qが互いに接触して
接触点で融着し、その繊維4Qの層が第二不織布22と
なる。このとき、活性炭23の層が存在しない部分、即
ち、第一不織布21の縁部21e等では、第二不織布2
2の繊維4Qと第一不織布21の繊維4Sとが接触する
ため、それぞれの繊維4S,4Qが接触点で融着し、第
二不織布22は第一不織布21に接着される。
【0017】このようにして、第二不織布22の形成が
完了すると、図6に示すように、第一不織布21の縁部
21eに重ねられた第二不織布22の縁部22eが例え
ばローラ29により押圧される。これによって、第一不
織布21の縁部21eと第二不織布22の縁部22eと
が強固に接合されてフィルタ10の縁部のシール性が向
上する。また、不織布21,22の縁部21e,22e
が樹脂板状に硬化するためその縁部21e,22eがフ
ィルタ10の支持フランジとなるとともに、フィルタ1
0全体の剛性が向上する。なお、ローラ29の代わりに
プレス等を使用することも可能である。
完了すると、図6に示すように、第一不織布21の縁部
21eに重ねられた第二不織布22の縁部22eが例え
ばローラ29により押圧される。これによって、第一不
織布21の縁部21eと第二不織布22の縁部22eと
が強固に接合されてフィルタ10の縁部のシール性が向
上する。また、不織布21,22の縁部21e,22e
が樹脂板状に硬化するためその縁部21e,22eがフ
ィルタ10の支持フランジとなるとともに、フィルタ1
0全体の剛性が向上する。なお、ローラ29の代わりに
プレス等を使用することも可能である。
【0018】このように、上記したフィルタ10の製造
方法によると、成形型2の成形面2fに第一不織布2
1、活性炭23及び第二不織布22を順番に積層するこ
とによりフィルタ10を製造できるため、従来のように
プレス成形工程や接着等の工程が不要になり、フィルタ
10の製造効率が向上する。また、第一不織布21の縁
部21eには第二不織布22の縁部22eが直接積層さ
れて融着されるため、活性炭23が第一不織布21と第
二不織布22との間から脱落することはない。さらに、
第一不織布21の縁部21eに第二不織布22の縁部2
2eが重ねられた状態で押圧されるため、両不織布2
1,22の縁部21e,22eが強固に接合され、フィ
ルタ10の縁部のシール性が向上する。なお、第一不織
布21の縁部21eと第二不織布22の縁部22eとを
厚み方向から加圧する例を示したが、両縁部21e,2
2eをその不織布21,22の幅方向から加圧すること
も可能である。
方法によると、成形型2の成形面2fに第一不織布2
1、活性炭23及び第二不織布22を順番に積層するこ
とによりフィルタ10を製造できるため、従来のように
プレス成形工程や接着等の工程が不要になり、フィルタ
10の製造効率が向上する。また、第一不織布21の縁
部21eには第二不織布22の縁部22eが直接積層さ
れて融着されるため、活性炭23が第一不織布21と第
二不織布22との間から脱落することはない。さらに、
第一不織布21の縁部21eに第二不織布22の縁部2
2eが重ねられた状態で押圧されるため、両不織布2
1,22の縁部21e,22eが強固に接合され、フィ
ルタ10の縁部のシール性が向上する。なお、第一不織
布21の縁部21eと第二不織布22の縁部22eとを
厚み方向から加圧する例を示したが、両縁部21e,2
2eをその不織布21,22の幅方向から加圧すること
も可能である。
【0019】また、成形型2の成形面2fを使用してフ
ィルタ本体12の波形の曲げ部を形成するため、平面状
の不織布等を折り曲げて波形の曲げ部を形成する場合の
ように、不織布21,22の外側面に過大な引っ張り張
力が加わることがない。このため、不織布21,22が
破れ難くなり、経時的に活性炭23が脱落するような不
都合が生じない。このように、上記した活性炭23が本
発明の機能部材に相当し、成形型2の成形面2fが本発
明の型面に相当する。なお、活性炭23には粒状あるい
は粉状の活性炭を使用しても良いし、活性炭繊維を使用
しても良い。
ィルタ本体12の波形の曲げ部を形成するため、平面状
の不織布等を折り曲げて波形の曲げ部を形成する場合の
ように、不織布21,22の外側面に過大な引っ張り張
力が加わることがない。このため、不織布21,22が
破れ難くなり、経時的に活性炭23が脱落するような不
都合が生じない。このように、上記した活性炭23が本
発明の機能部材に相当し、成形型2の成形面2fが本発
明の型面に相当する。なお、活性炭23には粒状あるい
は粉状の活性炭を使用しても良いし、活性炭繊維を使用
しても良い。
【0020】[実施の形態2]以下、図3、図4に基づ
いて本発明の実施形態2に係るフィルタの製造方法につ
いて説明する。本実施の形態は不織布の間に骨組材が組
み込まれたフィルタの製造方法に関するものであり、実
施形態1において使用された装置等が使用される。この
ため、実施形態1において説明した装置等については同
一番号を付して説明を省略する。先ず、実施形態1の場
合と同様に成形型2が製造ラインRに沿ってY方向に水
平に動かされ、その成形型2の先端が上流側ノズル4F
の真下の位置に到達すると、その上流側ノズル4Fから
紡出された半溶融状態の繊維4Sが成形型2の成形面2
fに堆積される(図3(A)参照)。これによって、成
形型2の成形面2fには先端側から順番に半溶融状態の
繊維4Sによって第一不織布21が形成される。
いて本発明の実施形態2に係るフィルタの製造方法につ
いて説明する。本実施の形態は不織布の間に骨組材が組
み込まれたフィルタの製造方法に関するものであり、実
施形態1において使用された装置等が使用される。この
ため、実施形態1において説明した装置等については同
一番号を付して説明を省略する。先ず、実施形態1の場
合と同様に成形型2が製造ラインRに沿ってY方向に水
平に動かされ、その成形型2の先端が上流側ノズル4F
の真下の位置に到達すると、その上流側ノズル4Fから
紡出された半溶融状態の繊維4Sが成形型2の成形面2
fに堆積される(図3(A)参照)。これによって、成
形型2の成形面2fには先端側から順番に半溶融状態の
繊維4Sによって第一不織布21が形成される。
【0021】次に、第一不織布21に被われた成形型2
に、図3(B)に示すように、所定位置で骨組材30が
セットされる。骨組材30は、図4(A)に示すよう
に、複数本の梁32と柱34とによりフィルタ10とほ
ぼ等しい形状に形成されている。ここで、骨組材30の
サイズは、第一不織布21の縁部21eの内側に収まる
サイズに設定されている。第一不織布21の上に骨組材
30がセットされた成形型2が下流側ノズル4Kの位置
まで到達すると、その下流側ノズル4Kから紡出された
半溶融状態の繊維4Qが堆積される。これによって、第
一不織布21及び骨組材30の上には、図3(C)、図
4(B)に示すように、先端側から順番に半溶融状態の
繊維4Qによって第二不織布22が形成される。なお、
図4(B)は、図4(A)のB部の横断面図である。
に、図3(B)に示すように、所定位置で骨組材30が
セットされる。骨組材30は、図4(A)に示すよう
に、複数本の梁32と柱34とによりフィルタ10とほ
ぼ等しい形状に形成されている。ここで、骨組材30の
サイズは、第一不織布21の縁部21eの内側に収まる
サイズに設定されている。第一不織布21の上に骨組材
30がセットされた成形型2が下流側ノズル4Kの位置
まで到達すると、その下流側ノズル4Kから紡出された
半溶融状態の繊維4Qが堆積される。これによって、第
一不織布21及び骨組材30の上には、図3(C)、図
4(B)に示すように、先端側から順番に半溶融状態の
繊維4Qによって第二不織布22が形成される。なお、
図4(B)は、図4(A)のB部の横断面図である。
【0022】このとき、第一不織布21の表面において
骨組材30の梁32や柱34が存在しない部分では、第
二不織布22の繊維4Qが直接接触するため、それぞれ
の繊維4S,4Qが接触点で融着し、第二不織布22は
第一不織布21に接着される。このようにして、第二不
織布22の積層が完了すると、第一不織布21の縁部2
1eに重ねられた第二不織布22の縁部22eが押圧さ
れて強固に接合されるとともに、その縁部21e,22
eが板状に硬化してフィルタ10の支持フランジとな
る。
骨組材30の梁32や柱34が存在しない部分では、第
二不織布22の繊維4Qが直接接触するため、それぞれ
の繊維4S,4Qが接触点で融着し、第二不織布22は
第一不織布21に接着される。このようにして、第二不
織布22の積層が完了すると、第一不織布21の縁部2
1eに重ねられた第二不織布22の縁部22eが押圧さ
れて強固に接合されるとともに、その縁部21e,22
eが板状に硬化してフィルタ10の支持フランジとな
る。
【0023】このように、上記したフィルタ10の製造
方法によると、成形型2の成形面2fに第一不織布2
1、骨組材30及び第二不織布22を順番に積層するこ
とによりフィルタ10を製造できるため、フィルタ10
の製造効率が向上する。また、第一不織布21と第二不
織布22との間に骨組材30が組み込まれるため、フィ
ルタ10の剛性が大幅に向上する。なお、上記した骨組
材30が本発明における機能部材に相当する。
方法によると、成形型2の成形面2fに第一不織布2
1、骨組材30及び第二不織布22を順番に積層するこ
とによりフィルタ10を製造できるため、フィルタ10
の製造効率が向上する。また、第一不織布21と第二不
織布22との間に骨組材30が組み込まれるため、フィ
ルタ10の剛性が大幅に向上する。なお、上記した骨組
材30が本発明における機能部材に相当する。
【0024】[実施の形態3]以下、図5に基づいて本
発明の実施形態3に係るフィルタの製造方法について説
明する。本実施形態に係るフィルタ40は、実施形態2
に係るフィルタ10で使用された骨組材30のサイズを
変更し、その骨組材30の縁部30eの端縁を不織布2
1,22の縁部21e,22eの外側に配置できるよう
にしたものであり、その他の構造は実施形態2に係るフ
ィルタ10と同様である。このため、実施形態2におい
て説明した装置等については同一番号を付して説明を省
略する。
発明の実施形態3に係るフィルタの製造方法について説
明する。本実施形態に係るフィルタ40は、実施形態2
に係るフィルタ10で使用された骨組材30のサイズを
変更し、その骨組材30の縁部30eの端縁を不織布2
1,22の縁部21e,22eの外側に配置できるよう
にしたものであり、その他の構造は実施形態2に係るフ
ィルタ10と同様である。このため、実施形態2におい
て説明した装置等については同一番号を付して説明を省
略する。
【0025】本実施形態に係る骨組材30は、実施形態
2の場合と同様に、複数本の梁32と柱34とによりフ
ィルタ40とほぼ等しい形状に形成されており、それら
の柱34等の周囲に枠状の縁部30eが形成されてい
る。骨組材30のサイズは、第一不織布21よりも広い
領域を被えるように設定されており、その骨組材30が
第一不織布21の上面にセットされた状態で、図5
(A),(B)に示すように、その骨組材30の縁部3
0eは第一不織布21の縁部21eから所定寸法だけ突
出する。
2の場合と同様に、複数本の梁32と柱34とによりフ
ィルタ40とほぼ等しい形状に形成されており、それら
の柱34等の周囲に枠状の縁部30eが形成されてい
る。骨組材30のサイズは、第一不織布21よりも広い
領域を被えるように設定されており、その骨組材30が
第一不織布21の上面にセットされた状態で、図5
(A),(B)に示すように、その骨組材30の縁部3
0eは第一不織布21の縁部21eから所定寸法だけ突
出する。
【0026】第一不織布21の上面に骨組材30がセッ
トされると、下流側ノズル4Kの位置で第一不織布21
の領域と等しい領域に対し半溶融状態の繊維4Qが紡出
され、第二不織布22が形成される。このとき、第一不
織布21の表面において骨組材30の梁32や柱34が
存在しない部分では、第二不織布22の繊維4Qが直接
接触し、第二不織布22は第一不織布21に接着される
(図5(C)参照)。フィルタ40は第二不織布22が
形成された段階で完成し、不織布21,22の縁部21
e,22eから突出した骨組材30の縁部30eがその
フィルタ40の支持フランジとなる。なお、骨組材30
の材料としては、フィルタ10の補強に必要な強度及び
支持フランジに要求される強度を有する硬質材料が使用
される。
トされると、下流側ノズル4Kの位置で第一不織布21
の領域と等しい領域に対し半溶融状態の繊維4Qが紡出
され、第二不織布22が形成される。このとき、第一不
織布21の表面において骨組材30の梁32や柱34が
存在しない部分では、第二不織布22の繊維4Qが直接
接触し、第二不織布22は第一不織布21に接着される
(図5(C)参照)。フィルタ40は第二不織布22が
形成された段階で完成し、不織布21,22の縁部21
e,22eから突出した骨組材30の縁部30eがその
フィルタ40の支持フランジとなる。なお、骨組材30
の材料としては、フィルタ10の補強に必要な強度及び
支持フランジに要求される強度を有する硬質材料が使用
される。
【0027】このように、上記したフィルタ40の製造
方法によると、成形型2の成形面2fに第一不織布2
1、骨組材30及び第二不織布22を順番に積み重ねる
ことによりフィルタ40とそのフィルタ40の支持フラ
ンジ30eを同時に製造できるため、不織布21,22
の縁部21e,22eを加圧して支持フランジを成形す
る工程が不要になる。
方法によると、成形型2の成形面2fに第一不織布2
1、骨組材30及び第二不織布22を順番に積み重ねる
ことによりフィルタ40とそのフィルタ40の支持フラ
ンジ30eを同時に製造できるため、不織布21,22
の縁部21e,22eを加圧して支持フランジを成形す
る工程が不要になる。
【0028】ここで、実施形態1〜実施形態3では不織
布21,22の間に活性炭23あるいは骨組材30を収
納する例を示したが、活性炭23と骨組材30とを共に
不織布21,22の間に収納しても良い。また、これ以
外にもフィルタ10に必要とされる機能を有する種々の
材料を不織布21,22の間に収納することが可能であ
る。また、波形の成形面2fを有する成形型2でフィル
タ10を成形する例を示したが成形面2fの形状は適宜
変更可能である。
布21,22の間に活性炭23あるいは骨組材30を収
納する例を示したが、活性炭23と骨組材30とを共に
不織布21,22の間に収納しても良い。また、これ以
外にもフィルタ10に必要とされる機能を有する種々の
材料を不織布21,22の間に収納することが可能であ
る。また、波形の成形面2fを有する成形型2でフィル
タ10を成形する例を示したが成形面2fの形状は適宜
変更可能である。
【0029】また、製造ラインRの上流側と下流側とに
紡糸ノズル4を設置した例を示したが、例えば、一個所
に紡糸ノズル4を設置して、成形型2をY方向に前進さ
せた後、元の位置まで後退させ、再び前進させることに
より、第一不織布21、第二不織布22を形成すること
も可能である。また、紡糸ノズルを製造ラインの複数箇
所に設置し、各々の紡糸ノズル4において繊維径や材料
を変えることにより、フィルタにおける繊維の積層構造
やフィルタ材質を希望に応じて変えることができる。ま
た、不織布21,22の間に骨組材30を収納するフィ
ルタでは、第二不織布22を形成した後、フィルタの表
面をプレス等で加圧してそのフィルタの全体形状を整え
ても良い。
紡糸ノズル4を設置した例を示したが、例えば、一個所
に紡糸ノズル4を設置して、成形型2をY方向に前進さ
せた後、元の位置まで後退させ、再び前進させることに
より、第一不織布21、第二不織布22を形成すること
も可能である。また、紡糸ノズルを製造ラインの複数箇
所に設置し、各々の紡糸ノズル4において繊維径や材料
を変えることにより、フィルタにおける繊維の積層構造
やフィルタ材質を希望に応じて変えることができる。ま
た、不織布21,22の間に骨組材30を収納するフィ
ルタでは、第二不織布22を形成した後、フィルタの表
面をプレス等で加圧してそのフィルタの全体形状を整え
ても良い。
【0030】[実施の形態4]以下、図7〜図9に基づ
いて本発明の実施形態4に係るフィルタ及びその製造方
法について説明する。本実施形態に係るフィルタ50
は、実施形態1に係るフィルタ10における活性炭23
の収納位置を変更したものであり、その他の構造は実施
形態2に係るフィルタ10と同様である。このため、実
施形態1において説明した装置等については同一番号を
付して説明を省略する。
いて本発明の実施形態4に係るフィルタ及びその製造方
法について説明する。本実施形態に係るフィルタ50
は、実施形態1に係るフィルタ10における活性炭23
の収納位置を変更したものであり、その他の構造は実施
形態2に係るフィルタ10と同様である。このため、実
施形態1において説明した装置等については同一番号を
付して説明を省略する。
【0031】本実施形態に係るフィルタ50は、図7に
示すように、第一不織布51と第二不織布52及び両者
51,52の間に挟まれた活性炭23の粒子とから構成
される。第一不織布51は、フィルタ本体(濾過部)と
なる波形部分51nと外周枠部となる縁部51hとから
構成されており、波形部分51nにおける断面逆三角形
状の凹部51xに活性炭23の粒子がその凹部51xを
埋めるように収納されている。第二不織布52は第一不
織布51と等しい平面形状で平板状に形成されており、
その第二不織布52の端縁52hが第一不織布51の縁
部51hに接合される。これによって、第一不織布51
の凹部51xは第二不織布52によって塞がれ、活性炭
23は第一不織布51と第二不織布52との間に収納さ
れる。即ち、波形部分51nが本発明の袋状部分に相当
する。
示すように、第一不織布51と第二不織布52及び両者
51,52の間に挟まれた活性炭23の粒子とから構成
される。第一不織布51は、フィルタ本体(濾過部)と
なる波形部分51nと外周枠部となる縁部51hとから
構成されており、波形部分51nにおける断面逆三角形
状の凹部51xに活性炭23の粒子がその凹部51xを
埋めるように収納されている。第二不織布52は第一不
織布51と等しい平面形状で平板状に形成されており、
その第二不織布52の端縁52hが第一不織布51の縁
部51hに接合される。これによって、第一不織布51
の凹部51xは第二不織布52によって塞がれ、活性炭
23は第一不織布51と第二不織布52との間に収納さ
れる。即ち、波形部分51nが本発明の袋状部分に相当
する。
【0032】次に、図8に基づいて、フィルタ50の製
造方法について説明する。先ず、波形部分51nと縁部
51hとを備える第一不織布51を準備する。第一不織
布51として、例えば、既存のフィルターをそのまま使
用しても良いし、平板状の不織布をプレスすることによ
り第一不織布51を新たに製造しても良い。このように
して準備された第一不織布51は、実施形態1で説明し
たフィルタ製造設備1の製造ラインRにセットされる。
ここで、実施形態1で説明したフィルタ製造設備1では
成形型2を使用して第一不織布21を成形するが、本実
施形態では既に第一不織布51が成形されているため、
成形型2は不要である。
造方法について説明する。先ず、波形部分51nと縁部
51hとを備える第一不織布51を準備する。第一不織
布51として、例えば、既存のフィルターをそのまま使
用しても良いし、平板状の不織布をプレスすることによ
り第一不織布51を新たに製造しても良い。このように
して準備された第一不織布51は、実施形態1で説明し
たフィルタ製造設備1の製造ラインRにセットされる。
ここで、実施形態1で説明したフィルタ製造設備1では
成形型2を使用して第一不織布21を成形するが、本実
施形態では既に第一不織布51が成形されているため、
成形型2は不要である。
【0033】このようにして第一不織布51が製造ライ
ンRにセットされると、製造ラインRがY方向に水平に
動かされる。そして、第一不織布51が活性炭23の供
給位置まで搬送されると、図8(B)に示すように、第
一不織布51の波形部分51nにおける凹部51xに活
性炭23の粒子が供給され、その凹部51xが活性炭2
3によって満たされる。このとき、第一不織布51の縁
部51hには活性炭23の粒子が掛からないように、活
性炭23の散布範囲が決められている。ここで、凹部5
1xが活性炭23に満たされるとは、その凹部51xの
壁面が流体の負圧によって互いに密着する方向に変形し
ようとするときにその変形を抑制できるだけの量の活性
炭23が凹部51xに収納されることをいう。凹部51
xに活性炭23が満たされた第一不織布51が下流側ノ
ズル4kの位置まで到達すると、下流側ノズル4kから
紡出された半溶融状態の繊維4Qが堆積される。
ンRにセットされると、製造ラインRがY方向に水平に
動かされる。そして、第一不織布51が活性炭23の供
給位置まで搬送されると、図8(B)に示すように、第
一不織布51の波形部分51nにおける凹部51xに活
性炭23の粒子が供給され、その凹部51xが活性炭2
3によって満たされる。このとき、第一不織布51の縁
部51hには活性炭23の粒子が掛からないように、活
性炭23の散布範囲が決められている。ここで、凹部5
1xが活性炭23に満たされるとは、その凹部51xの
壁面が流体の負圧によって互いに密着する方向に変形し
ようとするときにその変形を抑制できるだけの量の活性
炭23が凹部51xに収納されることをいう。凹部51
xに活性炭23が満たされた第一不織布51が下流側ノ
ズル4kの位置まで到達すると、下流側ノズル4kから
紡出された半溶融状態の繊維4Qが堆積される。
【0034】これによって、図8(C)に示すように、
第一不織布51及び活性炭23の上にはその第一不織布
51の先端側から順番に半溶融状態の繊維Qによって第
二不織布52が形成される。このとき、第一不織布51
の縁部51hではその縁部51hの繊維と第二不織布5
2の繊維4Qとが接触するため、それぞれの繊維が接触
点で融着し、第一不織布51は第二不織布52に接着さ
れる。これによって、活性炭23の粒子は第一不織布5
1と第二不織布52との間に収納され、フィルタ50が
完成する。
第一不織布51及び活性炭23の上にはその第一不織布
51の先端側から順番に半溶融状態の繊維Qによって第
二不織布52が形成される。このとき、第一不織布51
の縁部51hではその縁部51hの繊維と第二不織布5
2の繊維4Qとが接触するため、それぞれの繊維が接触
点で融着し、第一不織布51は第二不織布52に接着さ
れる。これによって、活性炭23の粒子は第一不織布5
1と第二不織布52との間に収納され、フィルタ50が
完成する。
【0035】ここで、上記したフィルタ50の製造方法
では、第一不織布51として既存のフィルターを使用し
たり、平板状の不織布をプレスして第一不織布51を製
造する例を示したが、図9(A)に示すように、成形型
2の成形面2fに対して半溶融状態の繊維4Sを紡出し
て第一不織布51を形成することも可能である。なお、
第一不織布51を形成した後、フィルタ50が完成する
までの工程(図9(B)、(C))は上記した通りであ
る。
では、第一不織布51として既存のフィルターを使用し
たり、平板状の不織布をプレスして第一不織布51を製
造する例を示したが、図9(A)に示すように、成形型
2の成形面2fに対して半溶融状態の繊維4Sを紡出し
て第一不織布51を形成することも可能である。なお、
第一不織布51を形成した後、フィルタ50が完成する
までの工程(図9(B)、(C))は上記した通りであ
る。
【0036】このように、本実施形態に係るフィルタ5
0は第一不織布51の波形部分51nにおける凹部51
xが活性炭23の粒子によって満たされている。このた
め、フィルタ50を通過する流体の負圧によって波形部
分51nの凹部51xの壁面が互いに密着する方向に変
形しようとしても、その凹部51xに満たされた活性炭
23の粒子によってその変形が抑制される。このため、
フィルタ50の通気抵抗の増加を抑えることができる。
なお、本実施形態では凹部51xに活性炭23の粒子を
収納する例を示したが、活性炭23の粒子以外にも、例
えば活性炭繊維、脱臭剤等を収納することにより第一不
織布51の波形部分51nの変形を抑えることができ
る。また、第一不織布51の波形部分51nの凹部51
xを断面逆三角形状に形成する例を示したが、凹部51
xの断面形成は適宜変更可能である。
0は第一不織布51の波形部分51nにおける凹部51
xが活性炭23の粒子によって満たされている。このた
め、フィルタ50を通過する流体の負圧によって波形部
分51nの凹部51xの壁面が互いに密着する方向に変
形しようとしても、その凹部51xに満たされた活性炭
23の粒子によってその変形が抑制される。このため、
フィルタ50の通気抵抗の増加を抑えることができる。
なお、本実施形態では凹部51xに活性炭23の粒子を
収納する例を示したが、活性炭23の粒子以外にも、例
えば活性炭繊維、脱臭剤等を収納することにより第一不
織布51の波形部分51nの変形を抑えることができ
る。また、第一不織布51の波形部分51nの凹部51
xを断面逆三角形状に形成する例を示したが、凹部51
xの断面形成は適宜変更可能である。
【0037】[実施形態5]以下、図10、図11に基
づいて本発明の実施形態5に係るフィルタ及びその製造
方法について説明する。本実施形態に係るフィルタ60
は、図10に示すように、実施形態4に係るフィルタ5
0の第一不織布51と第二不織布52との間に活性炭2
3の粒子を押える保持網63を配置したものであり、そ
の他の構造は実施形態4に係るフィルタ50と同様であ
る。
づいて本発明の実施形態5に係るフィルタ及びその製造
方法について説明する。本実施形態に係るフィルタ60
は、図10に示すように、実施形態4に係るフィルタ5
0の第一不織布51と第二不織布52との間に活性炭2
3の粒子を押える保持網63を配置したものであり、そ
の他の構造は実施形態4に係るフィルタ50と同様であ
る。
【0038】次に、図11に基づいて、フィルタ60の
製造方法について説明する。先ず、図11(A)に示す
ように、上流側ノズル4Fから成形型2の成形面2fに
対して半溶融状態の繊維4Sが紡出されて第一不織布2
1が形成される。なお、第一不織布51として、例え
ば、既存のフィルターをそのまま使用しても良いし、平
板状の不織布をプレスして第一不織布51を製造しても
良い。このようにして形成された第一不織布51は、活
性炭23の供給位置まで搬送され、図11(B)に示す
ように、第一不織布51の波形部分51nにおける凹部
51xに活性炭23の粒子が供給される。
製造方法について説明する。先ず、図11(A)に示す
ように、上流側ノズル4Fから成形型2の成形面2fに
対して半溶融状態の繊維4Sが紡出されて第一不織布2
1が形成される。なお、第一不織布51として、例え
ば、既存のフィルターをそのまま使用しても良いし、平
板状の不織布をプレスして第一不織布51を製造しても
良い。このようにして形成された第一不織布51は、活
性炭23の供給位置まで搬送され、図11(B)に示す
ように、第一不織布51の波形部分51nにおける凹部
51xに活性炭23の粒子が供給される。
【0039】次に、第一不織布51の波形部分51nか
らその波形部分51nの周囲にかけて平板状の保持網6
3が被せられる。そして、その保持網63が被せられた
第一不織布51が下流側ノズル4kの位置まで到達する
と、その第一不織布51及び保持網63に対して下流側
ノズル4kから紡出された半溶融状態の繊維4Qが堆積
される。これによって、第一不織布51及び保持網63
の上には半溶融状態の繊維4Qによって第二不織布52
が形成されて、フィルタ60が完成する。
らその波形部分51nの周囲にかけて平板状の保持網6
3が被せられる。そして、その保持網63が被せられた
第一不織布51が下流側ノズル4kの位置まで到達する
と、その第一不織布51及び保持網63に対して下流側
ノズル4kから紡出された半溶融状態の繊維4Qが堆積
される。これによって、第一不織布51及び保持網63
の上には半溶融状態の繊維4Qによって第二不織布52
が形成されて、フィルタ60が完成する。
【0040】このように、本実施形態に係るフィルタ6
0は第一不織布51の波形部分51n及びその周囲に平
板状の保持網63が被せられているため、その保持網6
3によって波形部分51nの凹部51xに収納された活
性炭23の粒子の脱落を確実に防止できるとともに、フ
ィルタ60の剛性を向上させることができる。
0は第一不織布51の波形部分51n及びその周囲に平
板状の保持網63が被せられているため、その保持網6
3によって波形部分51nの凹部51xに収納された活
性炭23の粒子の脱落を確実に防止できるとともに、フ
ィルタ60の剛性を向上させることができる。
【0041】なお、本実施の形態により把握される発明
であって特許請求の範囲に記載されていない発明を以下
に追記する。 (1) 製品の片側面の形状と略同等の形状の型面に半
溶融状態の繊維を紡出することにより形成された第一の
繊維層と、第一の繊維層の表面に配置された機能部材
と、前記機能部材の表面に半溶融状態の繊維を紡出する
ことにより形成された第二の繊維層と、を有することを
特徴とする濾過材。 (2) 第一の繊維層の縁部よりも内側に機能部材が配
置されていることを特徴とする濾過材。 (3) 第一の繊維層の縁部よりも外側に機能部材の縁
部が配置されていることを特徴とする濾過材。 (4) 濾過材の片側面の形状と等しい形状に形成され
ており、濾過部に波形部分を備える第一の繊維層と、前
記第一の繊維層における波形部分の凹部に満たされてい
る機能部材と、機能部材及びその周囲を被う網体と、前
記網体に積層されている第二の繊維層と、を有すること
を特徴とする濾過材。
であって特許請求の範囲に記載されていない発明を以下
に追記する。 (1) 製品の片側面の形状と略同等の形状の型面に半
溶融状態の繊維を紡出することにより形成された第一の
繊維層と、第一の繊維層の表面に配置された機能部材
と、前記機能部材の表面に半溶融状態の繊維を紡出する
ことにより形成された第二の繊維層と、を有することを
特徴とする濾過材。 (2) 第一の繊維層の縁部よりも内側に機能部材が配
置されていることを特徴とする濾過材。 (3) 第一の繊維層の縁部よりも外側に機能部材の縁
部が配置されていることを特徴とする濾過材。 (4) 濾過材の片側面の形状と等しい形状に形成され
ており、濾過部に波形部分を備える第一の繊維層と、前
記第一の繊維層における波形部分の凹部に満たされてい
る機能部材と、機能部材及びその周囲を被う網体と、前
記網体に積層されている第二の繊維層と、を有すること
を特徴とする濾過材。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、機能部材の脱落対策及
び機能部材による不織布の破れ対策を図る必要がなくな
るため、濾過材を成形する際の成形効率が向上し、濾過
材の製造コストを低減させることができる。
び機能部材による不織布の破れ対策を図る必要がなくな
るため、濾過材を成形する際の成形効率が向上し、濾過
材の製造コストを低減させることができる。
【図1】本発明の実施形態1に係るフィルタの製造方法
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
【図2】フィルタ製造設備の概略斜視図(A図)、A図
のB部横断面図(B図)である。
のB部横断面図(B図)である。
【図3】本発明の実施形態2に係るフィルタの製造方法
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
【図4】フィルタ製造設備の概略斜視図(A図)、A図
のB部断面図(B図)である。
のB部断面図(B図)である。
【図5】フィルタ製造設備の概略斜視図(A図)、A図
のB部断面図(B図)及びフィルタの斜視図(C図)で
ある。
のB部断面図(B図)及びフィルタの斜視図(C図)で
ある。
【図6】フィルタの縁部の加圧工程を表す斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施形態4に係るフィルタの縦断面図
である。
である。
【図8】本発明の実施形態4に係るフィルタの製造方法
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
【図9】本発明の実施形態4に係るフィルタの製造方法
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)である。
【図10】本発明の実施形態5に係るフィルタの縦断面
図である。
図である。
【図11】本発明の実施形態5に係るフィルタの製造方
法における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)、(D図)である。
法における製造工程を表す模式図(A図)、(B図)、
(C図)、(D図)である。
【図12】従来のフィルタの製造過程を表す分解斜視図
である。
である。
1 フィルタ製造設備 2f 成形面(型面) 4 紡糸ノズル 10 フィルタ(濾過材) 12 フィルタ本体(濾過部) 21 第一不織布(第一の繊維層) 21e 縁部 22 第二不織布(第二の繊維層) 22e 縁部 23 活性炭(機能部材) 30 骨組材(機能部材) 30e 骨組材の縁部 40 フィルタ(濾過材) 50 フィルタ(濾過材) 51n 波形部分 51x 凹部 60 フィルタ(濾過材) 63 保持網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 稔 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田紡 織株式会社内 Fターム(参考) 3G015 BG00 DA11 4D019 AA01 BA13 BB03 BB10 BC05 BC10 BC20 CA01 CB06 4L047 BA09 BA23 CA05 CA07 CC12 EA05
Claims (7)
- 【請求項1】 繊維層と繊維層間に収納された機能部材
とを用いて濾過材を製造する濾過材の製造方法であっ
て、 前記濾過材の片側面の形状と等しい形状に形成されてい
る第一の繊維層を準備する工程と、 第一の繊維層の表面に前記機能部材を配置する工程と、 第一の繊維層の表面に配置された前記機能部材に対して
半溶融状態の繊維を紡出して第二の繊維層を形成する工
程と、を有することを特徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の濾過材の製造方法におい
て、 第一の繊維層を準備する工程では、型面に対して半溶融
状態の繊維を紡出して第一の繊維層を形成することを特
徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の濾過材の製
造方法であって、 機能部材を配置する工程では、第一の繊維層の濾過部に
設けられた袋状部分の凹部に前記機能部材を満たすこと
を特徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の濾過材の製
造方法であって、 機能部材を配置する工程では、第一の繊維層の縁部より
も内側に前記機能部材を配置し、 第二の繊維層を形成する工程では、前記機能部材及び第
一の繊維層の縁部に対して半溶融状態の繊維を紡出する
ことを特徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の濾過材の製造方法であっ
て、 第二の繊維層が可塑性を有している状態で、第一の繊維
層と第二の繊維層との重ねられた縁部を加圧することを
特徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載の濾過材の製
造方法であって、 機能部材を配置する工程では、その機能部材の縁部が第
一の繊維層の縁部よりも外側に位置するように、前記機
能部材を配置することを特徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項7】 濾過材の片側面の形状と等しい形状に形
成されており、濾過部に袋状部分を備える第一の繊維層
と、 前記第一の繊維層における袋状部分の凹部に満たされて
いる機能部材と、 前記機能部材の表面に配置されている第二の繊維層と、
を有することを特徴とする濾過材。
Priority Applications (4)
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JP2000294734A JP2002011311A (ja) | 2000-04-28 | 2000-09-27 | 濾過材の製造方法及び濾過材 |
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JP2000-131128 | 2000-04-28 | ||
JP2000294734A JP2002011311A (ja) | 2000-04-28 | 2000-09-27 | 濾過材の製造方法及び濾過材 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002011311A true JP2002011311A (ja) | 2002-01-15 |
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ID=26591265
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JP2000294734A Pending JP2002011311A (ja) | 2000-04-28 | 2000-09-27 | 濾過材の製造方法及び濾過材 |
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JP (1) | JP2002011311A (ja) |
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