JP2002007970A - 非接触型icカードの発行処理システム - Google Patents
非接触型icカードの発行処理システムInfo
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Abstract
部110に装填し、カード搬送部120で1枚ずつ搬送
する。搬送路上のキーデータ読取部210において、磁
気ストライプ11上に記録されていたキーデータを読み
取り、データベース格納部270内のデータベースを参
照して、対応するエンコードデータを認識し、メモリア
クセス部220において、対応するエンコードデータを
エンコードデータ格納部260から抽出してICカード
の内蔵メモリに書き込む。可視データ印字部230で
は、発行順の連続番号としてのカードIDをレーザ印字
し、外観検査部240でこれを検査する。一連の処理が
正しく行われたICカードはカード排出部130内の良
品マガジンM2に収容し、異常が生じたICカードは不
良品マガジンM3に収容する。
Description
処理システムに関し、特に、非接触型ICカードをイン
ラインで連続的に処理するのに適した発行処理システム
に関する。
として、ICカードが普及しつつある。ICカードは、
その利用形態に応じて、現在、様々な種類のものが用い
られている。たとえば、ICカードとの間の信号送受の
ために電極を接触させる必要がある接触型のICカード
も用いられていれば、電磁的な方法で信号の送受を行う
ことができる非接触型のICカードも用いられている。
また、磁気カードとしての機能を併せもつタイプのIC
カードも利用されており、このタイプのICカードで
は、カード表面の磁気ストライプの部分と内蔵メモリと
の双方に情報を記録することができる。更に、接触型の
ICチップと非接触型のICチップとの双方をそなえた
ICカードも利用されている。
リに所定の情報を書き込むことにより行われる。書き込
むべき情報は、個々のICカードごとに異なっており、
たとえば、ICカード利用者の会員番号、氏名などの個
人情報や、カード発行者に固有のコードなどが書き込ま
れることになる。また、通常は、ICカードの表面に
は、肉眼で認識することが可能な可視情報が印字され
る。
が形成された部分と可視情報を印字する部分とを有する
ICカードを発行する場合、磁気ストライプに記録され
た情報と、内蔵メモリ内に書き込まれる情報と、表面に
印字される可視情報と、の間に整合性が要求される。通
常は、磁気ストライプの部分に書き込まれた情報を読み
出し、この情報に合致した内容の情報を内蔵メモリに書
き込むとともに、同じく合致した内容の情報を表面に可
視情報として印字するという方法が採られる。このた
め、多数のICカードを連続的に発行する処理を行う場
合、個々の処理工程を行う際に、ICカードの物理的な
並び順に配慮する必要があり、かなり手間のかかる作業
が必要になる。また、各ICカードに連続的にシリアル
番号を付与する場合、不良品が発生したときに欠番処理
を行う必要があるという問題も生じることになる。
に行うことが可能な非接触型ICカードの発行処理シス
テムを提供することを目的とする。
様は、内蔵メモリに対して非接触方式でアクセスするこ
とが可能な非接触型ICカードを発行する処理を行う非
接触型ICカードの発行処理システムにおいて、内蔵メ
モリ以外の所定箇所にそれぞれ固有のキーデータが書き
込まれた非接触型ICカードを収容し、これを順次供給
するカード供給部と、このカード供給部から供給された
ICカードを所定の搬送路に沿って搬送するカード搬送
部と、搬送路上の第1の位置に設けられ、搬送されてき
たICカードからキーデータを読み取るキーデータ読取
部と、搬送路上の第2の位置に設けられ、搬送されてき
たICカードの内蔵メモリに対して非接触方式でアクセ
スを行うメモリアクセス部と、搬送路上の第3の位置に
設けられ、搬送されてきたICカードにカードIDを可
視データとして印字する可視データ印字部と、搬送路上
の第4の位置に設けられ、搬送されてきたICカードに
印字された可視データの検査を行う外観検査部と、搬送
路の末端位置において、搬送路から排出されたICカー
ドを、良品と不良品とに分別して収容するカード排出部
と、個々のICカードの内蔵メモリに書き込むべきエン
コードデータを格納したエンコードデータ格納部と、シ
ステム全体を統括管理する制御部と、を設け、制御部
が、キーデータ読取部によって読み込まれたキーデータ
に応じたエンコードデータをエンコードデータ格納部か
ら抽出し、抽出したエンコードデータをメモリアクセス
部に与えてICカードの内蔵メモリへの書き込みを行わ
せ、内蔵メモリへの正常な書き込みが行われたICカー
ドに対して、可視データ印字部に所定のカードIDを与
えて可視データとして印字させ、メモリアクセス部によ
って内蔵メモリへの正常な書き込みが行われ、かつ、外
観検査部において、可視データが正常に印字されている
旨の検査結果が得られたICカードについては、良品と
してカード排出部に収容させ、それ以外のICカードに
ついては、不良品としてカード排出部に収容させる制御
を行うことができるようにしたものである。
の態様に係る非接触型ICカードの発行処理システムに
おいて、メモリアクセス部にエンコードデータの書き込
みを行わせる前に、各ICカードに固有のチップIDを
読み出す処理を行わせ、チップIDが正常に読み出され
たICカードに対してのみエンコードデータの書き込み
を行わせるようにし、チップIDが正常に読み出されな
かったICカードに対してはエンコードデータの書き込
みを行わないようにしたものである。
の態様に係る非接触型ICカードの発行処理システムに
おいて、可視データ印字部に印字するカードIDとし
て、処理順に発行される連続番号を用いるようにし、内
蔵メモリへの正常な書き込みが行われなかったICカー
ドが存在した場合には、次の処理対象となるICカード
に対して、再度同一のカードIDを発行するようにした
ものである。
の態様に係る非接触型ICカードの発行処理システムに
おいて、1枚のICカードに関する情報を1レコードと
して記録することができ、キーデータが記録されたキー
データフィールドと、エンコードデータの所在が記録さ
れたエンコードデータフィールドと、読み出されたチッ
プIDを書き込むチップIDフィールドと、発行したカ
ードIDを書き込むカードIDフィールドと、良品/不
良品を区別する情報を書き込む良/不良フィールドと、
を有するデータベースを格納したデータベース格納部を
更に設け、キーデータフィールドとエンコードデータフ
ィールドとを参照することにより、書き込むべきエンコ
ードデータの抽出を行い、読み出されたチップIDをチ
ップIDフィールドへ書き込み、発行したカードIDを
カードIDフィールドへ書き込み、良品/不良品を区別
する情報を良/不良フィールドへ書き込むことにより、
処理済みのICカードについての情報がデータベースと
して記録されるようにしたものである。
の態様に係る非接触型ICカードの発行処理システムに
おいて、カード排出部に収容された良品のICカードに
対して、出荷前のテストを行うテスト部を更に設け、こ
のテスト部によるテストの結果、不良品と判定されたI
Cカードについては、データベースの良/不良フィール
ドに不良である旨の情報が書き込まれるようにし、当該
ICカードについて発行されたカードIDが欠番である
旨を確認できるようにしたものである。
の態様に係る非接触型ICカードの発行処理システムに
おいて、テスト装置によるテストの結果、良品と判定さ
れたICカードを、所定枚数ごとのロット単位で梱包す
る際に、各ロット内に収容されているICカードに対し
て発行されたカードIDの先頭番号および末尾番号が認
識できるように、データベース内の情報を利用して個々
のロットごとのカードIDの先頭番号および末尾番号を
示す一覧表をプリントする機能をもったプリンタを更に
設けたものである。
の態様に係る非接触型ICカードの発行処理システムに
おいて、個々のロットごとの一覧表に、更に、先頭番号
から末尾番号までの範囲内に含まれているカードIDの
欠番を示す情報を付加するようにしたものである。
〜第7の態様に係る非接触型ICカードの発行処理シス
テムにおいて、カード供給部から、所定位置にカード種
別を特定する記号が表示されたICカードが供給された
場合に、供給されたICカードの所定位置を読み取るこ
とにより、正しい種別のICカードが正しい向きに供給
されているか否かを判別するカード判別部を更に設け、
このカード判別部により正しい判別が行われなかったI
Cカードに対しては、内蔵メモリに対するアクセス処理
を行わずに不良品として排出するようにしたものであ
る。
に基づいて説明する。
の発行処理システムの基本構成を示すブロック図であ
る。このシステムを利用すれば、内蔵メモリに対して非
接触方式でアクセスすることが可能な非接触型ICカー
ドを発行する処理を行うことができる。
象となる非接触型ICカード10の構造の一例を示す平
面図である。図示のように、この非接触型ICカード1
0には、磁気ストライプ11が設けられており、ここに
予め所定のキーデータ(発行前の個々のICカードを識
別するための固有のデータ)が磁気的に記録されてい
る。非接触型ICカード10の内部には、ICからなる
内蔵メモリ12が埋め込まれている。この内蔵メモリ1
2の一部には、当該ICチップに固有のチップIDが予
め書き込まれており、別な一部には、後述する発行処理
によってエンコードデータが書き込まれることになる。
また、非接触型ICカード10の表面には、印字領域1
3が設けられており、ここにはレーザ光を用いて所定の
可視データ(この例では、発行処理順に連続番号として
与えられるカードID)が書き込まれる。結局、この図
2に示すような構造をもったICカードを発行する処理
を行う場合、まず、磁気ストライプ11の部分にそれぞ
れ固有のキーデータを書き込む事前処理を行っておき、
このキーデータに応じたエンコードデータを内蔵メモリ
12内に書き込む処理を行うとともに、発行処理順の連
続番号として与えられるカードIDを印字領域13に可
視データとして書き込む処理を行うことになる。図1に
示すシステムは、このような発行処理をインラインで行
うために、次のような各構成要素を有している。
対象となる非接触型ICカード(磁気ストライプ11の
部分にそれぞれ固有のキーデータが書き込まれたICカ
ード)を収容し、これを順次供給する機能を有する構成
要素である。より具体的には、複数枚のICカードを収
容することができるマガジンM1が用意されており、こ
のマガジンM1をカード供給部110内に装填すること
により、収容されていたICカードが1枚ずつ供給され
ることになる。カード搬送部120は、カード供給部1
10から供給されたICカードを所定の搬送路に沿って
搬送するための構成要素である。実際には、ベルトある
いはローラを利用したコンベアなどの搬送機器を利用し
て構成されることになる。この搬送路の末端位置には、
カード排出部130が設けられている。このカード排出
部130には、良品マガジンM2と不良品マガジンM3
とが装填されており、搬送路から排出されたICカード
は、良品と不良品とに分別され、いずれかのマガジンに
収容されることになる。
の位置には、キーデータ読取部210が設けられてい
る。このキーデータ読取部210は、磁気リーダ装置か
ら構成されており、ICカード10の磁気ストライプ1
1に記録されているキーデータを読み取る機能を有す
る。搬送路上の第2の位置には、メモリアクセス部22
0が設けられている。このメモリアクセス部220は、
搬送されてきたICカード10の内蔵メモリ12に対し
て非接触方式でアクセスを行う機能を有している。もっ
とも、ICカード10にはCPUが内蔵されており、内
蔵メモリ12へのアクセスはこのCPUを介して間接的
に行われることになる。実際には、メモリアクセス部2
20は、ICカード10に対する非接触型のリーダ/ラ
イタ装置によって構成され、リーダ/ライタ装置側のア
ンテナと、ICカード10側のアンテナとの磁気的な結
合により、両者間での信号の送受が行われる。メモリア
クセス部220からICカード10側へ所定の書き込み
コマンド信号を与えることにより、内蔵メモリ12内に
エンコードデータを書き込むことができる。
字部230が設けられている。この可視データ印字部2
30は、搬送されてきたICカードの印字領域13に、
連続番号からなるカードIDを可視データとして印字す
る機能を有している。実際には、半導体レーザやガスレ
ーザなどを利用した書き込みユニットにより、可視デー
タ印字部230を構成することができる。搬送路上の第
4の位置には、外観検査部240が設けられている。こ
の外観検査部240は、搬送されてきたICカードの印
字領域13に印字されている可視データ(カードID)
の検査を行う機能を有している。実際には、CCDカメ
ラと画像処理装置とを組み合わせた装置により、外観検
査部240を構成することができる。ICカードの印字
領域13の画像は、CCDカメラによって撮影され、得
られた画像データに対して文字認識などの処理を施すこ
とにより、印字された可視データを認識し、正しいデー
タが書き込まれているか否かを検査することができる。
れたマガジンM1内のICカードは、カード搬送部12
0によって所定の搬送路上をカード排出部130まで搬
送されることになるが、この搬送途中で、キーデータ読
取部210においてキーデータが読み取られ、メモリア
クセス部220においてエンコードデータが書き込ま
れ、可視データ印字部230においてカードIDが印字
され、外観検査部240において印字されたカードID
の検査が行われることになる。非接触型ICカードは、
接触型ICカードに比べて、このようなインライン処理
に適している。すなわち、接触型ICカードの場合、内
蔵メモリに書き込みを行う場合には、リーダ/ライタ装
置の端子を物理的に接触させた状態で書込処理を行う必
要があるため、搬送途中でICカードの搬送を一時的に
停止させる必要が生じるが、非接触型ICカードの場
合、非接触状態で内蔵メモリへの書き込みが可能である
ため、円滑な搬送工程を阻害することなしに一連の処理
が可能になる。
御部250によって統括管理される。この制御部250
は、この実施形態の場合、専用のソフトウエアを組み込
んだパソコンによって構成され、このシステム全体を統
括管理する機能を有している。この制御部250には、
エンコードデータ格納部260およびデータベース格納
部270が接続されている。エンコードデータ格納部2
60は、個々のICカードの内蔵メモリ12に書き込む
べきエンコードデータを格納した記憶装置であり、デー
タベース格納部270は、後述するように、1枚のIC
カードに関する種々の情報を1レコードとして記録した
データベースを格納した記憶装置である。エンコードデ
ータ格納部260もデータベース格納部270も、制御
部250を構成するパソコンに接続されたハードディス
ク装置などの記憶装置によって構成されている。
の良品マガジンM2内に収容された各ICカードに対し
て、通信テストを行う装置である。すなわち、出荷前の
最終検査として、一応良品として分類された個々のIC
カードに対して、所定のコマンドの送受や必要に応じて
テストデータの書き込みなどを行う機能をもった装置で
あり、基本的には、メモリアクセス部220と同様に、
非接触型のリーダ/ライタ装置およびこれを動作させる
パソコンなどによって構成される。このテスト部280
によるテストに合格したICカードは、所定枚数ごとの
ロット単位で梱包され、パッケージPとして出荷され
る。テスト部280によるテストで不合格となったIC
カードは、当然、この時点で不良品として除去されるこ
とになる。テスト部280はデータベース格納部270
内のデータベースにアクセスする機能を有しており、不
良品が発見された場合には、その旨をデータベースに登
録することができる。プリンタ290は、データベース
格納部270内に格納されているデータベースの内容を
プリントする機能を有しており、この実施形態では、後
述するように、このプリンタ290によって、第1のシ
ート291と第2のシート292とを紙面上に出力し、
パッケージPに添付することができる。
て、ICカードの正しい発行処理を効率的に行うことが
できるように、基本的に、次のような制御を行う機能を
有している。まず、カード供給部110から供給された
ICカードを搬送路に沿って搬送させ、キーデータ読取
部210によって、磁気ストライプ11上のキーデータ
を読み込ませる。続いて、この読み込まれたキーデータ
に応じたエンコードデータを、エンコードデータ格納部
260から抽出し、抽出したエンコードデータをメモリ
アクセス部220に与えてICカードの内蔵メモリ12
への書き込みを行わせる。そして、内蔵メモリ12への
正常な書き込みが行われたICカードに対しては、可視
データ印字部230に所定のカードID(処理順に発行
される連続番号)を与えて可視データとして印字させ、
外観検査部240に検査を行わせる。こうして、メモリ
アクセス部220によって内蔵メモリへの正常な書き込
みが行われ、かつ、外観検査部240において、可視デ
ータが正常に印字されている旨の検査結果が得られたI
Cカードについては、カード排出部130において、良
品として良品マガジンM2に収容させ、それ以外のIC
カードについては、不良品として不良品マガジンM3に
収容させる制御を行う。
クセス部220にエンコードデータの書き込みを行わせ
る前に、内蔵メモリ12に予め書き込まれているチップ
IDを読み出す処理を行わせ、チップIDが正常に読み
出されたICカードに対してのみエンコードデータの書
き込みを行わせるようにしている。チップIDが正常に
読み出されなかったICカードは、もともと不良品であ
るので、メモリアクセス部220におけるエンコードデ
ータの書き込みを行わないようにし、以下、可視データ
印字部230による印字処理や外観検査部240による
検査処理も行わずに、カード排出部130まで搬送し、
不良品マガジンM3に収容するようにする。こうするこ
とにより、不良品のICカードにエンコードデータが書
き込まれてしまうことを防ぐことができ、また、不良品
のICカードに対して、連続番号からなるカードIDが
付与されてしまうことを防ぐことができる。したがっ
て、この場合、カードIDについての欠番処理を行う必
要はない。
れたものの、エンコードデータの書き込み時にエラーが
生じ、内蔵メモリ12への正常な書き込みが行われなか
った場合には、やはりそのICカードについては、不良
品として、可視データ印字部230による印字処理や外
観検査部240による検査処理を行わずに、カード排出
部130まで搬送し、不良品マガジンM3に収容するよ
うにする。こうすることにより、不良品のICカードに
対して、連続番号からなるカードIDが付与されてしま
うことを防ぐことができるので、カードIDについての
欠番処理を行う必要はなくなる。可視データ印字部23
0は、このように、内蔵メモリへの正常な書き込みが行
われなかったICカードが存在した場合には、そのよう
な不良品のICカードに対しては、カードIDの印字を
行うことなしに、次の処理対象となるICカードに対し
て、再度同一のカードIDを発行する処理を行う。これ
により、不良品が発生した場合に、カードIDに欠番が
生じるのを防ぐことができ、無用な欠番処理を行う必要
がなくなる。
る検査において発見される場合もある。この場合、も
し、可視データ印字部230が、次の処理対象となるI
Cカードに対してカードIDを印字する処理を行う前
に、外観検査部240における不良品発見がなされたの
であれば、可視データ印字部230には、再度同一のカ
ードIDを印字させる処理を行わせることにより、欠番
の発生を防ぐことができる。しかしながら、外観検査部
240における不良品発見がなされた時点で、既に可視
データ印字部230が、次の処理対象となるICカード
に対して次のカードIDを印字する処理を行ってしまっ
ていた場合には、不良品に印字されたカードIDは欠番
にせざるを得ない。このような事情は、不良品が、テス
ト部280における最終テストにおいて発見された場合
も同様である。このような場合の欠番処理は、後述する
ように、データベース格納部270内のデータベースに
不良である旨の登録を行うことによってなされる。
処理システムを用いたICカードの発行処理手順を説明
する。ここでは、500枚のICカードを発行する具体
的な手順について、以下の説明を行うことにする。ま
ず、この図3の処理手順を実行する前の準備段階とし
て、物理的なICカードの用意と、このICカードに書
き込むエンコードデータの用意とが行われている必要が
ある。すなわち、図1のシステムを用いて発行処理を行
う前の準備として、磁気ストライプ11の部分に、それ
ぞれ異なるキーデータが書き込まれた500枚のICカ
ードを用意し、これら各ICカードの内蔵メモリ12内
に書き込むべき500種類のエンコードデータを用意し
ておく必要がある。
それぞれKEY001,KEY002,KEY003,
………,KEY500なるキーデータが書き込まれた5
00枚のICカードがカード供給部110内に用意され
るとともに、それぞれファイル名「EN001.da
t」,「EN002.dat」,「EN003.da
t」,………「EN500.dat」なる名称をもった
ファイルとして、500種類のエンコードデータが用意
され、エンコードデータ格納部260内に格納されてい
たとしよう。また、データベース格納部270内には、
図4に示すようなデータベースDBが用意されていたと
しよう。このデータベースDBでは、1枚のICカード
に関する情報が1レコード(図では1行)として記録さ
れており、キーデータが記録されたキーデータフィール
ドと、エンコードデータの所在(この例では、ファイル
名)が記録されたエンコードデータフィールドと、読み
出されたチップIDを書き込むチップIDフィールド
と、発行したカードIDを書き込むカードIDフィール
ドと、良品/不良品を区別する情報を書き込む良/不良
フィールドと、が設けられている。ICカードの発行処
理前の準備段階では、図示のように、このデータベース
DBにおけるキーデータフィールドおよびエンコードデ
ータフィールドには、それぞれ所定のキーデータおよび
エンコードデータの所在(ファイル名)が格納されてい
るが、その他のフィールドは空欄となっている。
のキーデータが書き込まれているICカードについて
は、特定のファイル名をもったエンコードデータを書き
込むべきことを示す指示を与える機能を有する。たとえ
ば、磁気ストライプ11上に「KEY003」なるキー
データが書き込まれているICカードに対しては、「E
N003.dat」なるファイル名でエンコードデータ
格納部260に格納されているエンコードデータを書き
込むべきことが示されている。したがって、制御部25
0は、このデータベースDB内のキーデータフィールド
とエンコードデータフィールドとを参照することによ
り、書き込むべきエンコードデータを抽出して、メモリ
アクセス部220に与える処理を行うことができる。た
とえば、キーデータ読取部210において、「KEY0
03」なるキーデータが読み込まれたICカードに対し
ては、メモリアクセス部220に「EN003.da
t」なるファイル名のエンコードデータを書き込むよう
に指示することができる。
キーデータ読取部210においてICカードからキーデ
ータの読み取りを行った直後に、メモリアクセス部22
0において当該ICカードに対するエンコードデータの
書き込みが行われ、しかも、データベース格納部270
内のデータベースDBを参照することにより、読み取っ
たキーデータに対応したエンコードデータを抽出して書
込みを行うことができるので、ICカードの取り違えが
発生することがなく、個々のICカードに正しいエンコ
ードデータを書き込むことができる。結局、本発明に係
るシステムを用いて発行処理を行うのであれば、予め用
意された500枚のICカードは、必ずしもキーデータ
に準じた順番に並べる必要はなく、どのような順番でカ
ード供給部110内にセットしてもかまわないことにな
る。
ード供給部110内にセットされたICカードに対する
発行処理の手順を説明しよう。まず、ステップS1にお
いて、キーデータの読み取りが行われる。前述したよう
に、カード供給部110内にセットされたICカード
は、カード搬送部120へと供給され、所定の搬送路上
を搬送され、キーデータ読取部210においてキーデー
タが読み取られることになる。キーデータ読取部210
が、読み取ったキーデータを制御部250に報告する
と、制御部250は、データベース格納部270内のデ
ータベースDBを検索し、該当するキーデータを収容し
たレコードを特定する。そして、該当レコードのエンコ
ードデータの欄を参照し、書き込むべきエンコードデー
タのファイル名を認識し、ステップS2において、エン
コードデータ格納部260内から、当該ファイル名をも
ったエンコードデータを抽出する。たとえば、「KEY
003」なるキーデータが読み出された場合は、図4の
データベースDBを検索することにより、ファイル名
「EN003.dat」を得ることができるので、エン
コードデータ格納部260から、ファイル「EN00
3.dat」が抽出されることになる。もし、ここで、
エンコードデータの抽出に失敗した場合には、当該IC
カードについての処理は失敗に終わったことになり、ス
テップS3を経て不良品処理を行うためにステップS1
4へと分岐する。磁気ストライプ11にキーデータが正
しく書き込まれていなかった場合や予め用意されたデー
タベースDBに誤りがあった場合、あるいは、エンコー
ドデータ格納部260内に正しくエンコードデータが格
納されていなかった場合に、このような不良品処理が行
われることになる。
るエンコードデータの抽出に成功した場合は、ステップ
S3からステップS4へと進み、チップIDの読み出し
が行われる。すなわち、キーデータの読み出しが完了
し、メモリアクセス部220まで搬送されてきたICカ
ードに対して、非接触で通信を行い、内蔵メモリ12内
に書き込まれているチップIDをメモリアクセス部22
0へと読み出す。ここで、読み出しに失敗した場合に
は、当該ICカードは不良品であるので、ステップS5
からステップS14へと分岐し、不良品処理が行われ
る。チップIDの読み出しに成功した場合には、ステッ
プS6において、エンコードデータを内蔵メモリ12へ
と書き込む処理を行う。このように、メモリアクセス部
220では、まず、チップIDの読み出しを行い、読み
出しに成功した場合にのみエンコードデータの書込処理
を行うようにする。これにより、不良品に対して無駄な
書込処理が行われることを防ぐことができる。ステップ
S6の書込処理を実行した結果、もし、エンコードデー
タの書き込みに失敗した場合は、何らかの事情で内蔵メ
モリ12への書き込みができない状態であり、やはり当
該ICカードは不良品であるので、ステップS7からス
テップS14へと分岐し、不良品処理が行われる。
合には、ステップS7からステップS8へと進み、制御
部250によって新たなカードIDが発行される。カー
ドIDは、この発行処理の処理順に付与される連続番号
であり、ここでは、たとえば、「ABC1001」,
「ABC1002」,「ABC1003」,………,
「ABC1500」というカードIDを500枚のIC
カードに対して付与することになっていたものとする。
ステップS6において、1枚目のICカードに対する書
込処理が成功したら、ステップS8では、この1枚目の
ICカードに対して「ABC1001」なるカードID
が発行されることになる。そこで、制御部250は、こ
のカードIDを可視データ印字部230へ与えて、搬送
されてきたICカードの印字領域13に、この「ABC
1001」なるカードIDの印字を行う。続いて、ステ
ップS10において、印字したカードIDの検査が行わ
れる。すなわち、外観検査部240により、印字領域1
3の画像が撮影され、印字内容の認識が行われる。そし
て、印字領域13に印字されていたカードIDが正しい
ものか否かの検査が行われる。この検査により何らかの
異常が発見された場合には、印字領域13に正しいカー
ドIDが印字されていないことになるので、ステップS
11からステップS14へと分岐し、不良品処理が行わ
れる。
れば、ステップS11からステップS12へと進み、
「処理ステータス:良」なる記録がデータベースDB内
に書き込まれ、更に、ステップS13において、当該I
Cカードがカード排出部130内の良品マガジンM2に
収容される。一方、ステップS3,S5,S7,S11
のいずれかで不良品と判断された場合には、ステップS
14において、「処理ステータス:不良」なる記録がデ
ータベースDB内に書き込まれ、更に、ステップS15
において、当該ICカードがカード排出部130内の不
良品マガジンM3に収容される。
ID、ステップS8において発行されたカードID、ス
テップS12またはステップS14における処理ステー
タスの結果は、制御部250を介して、データベース格
納部270内のデータベースDBの、それぞれチップI
Dフィールド、カードIDフィールド、良/不良フィー
ルドに書き込まれる。図5は、「KEY003」なるキ
ーデータを有するICカードについて、上述の一連の処
理を完了したときのデータベースDBの状態を示す図で
ある。チップID欄には、読み出されたチップID「F
F FD A3」が書き込まれており、カードID欄に
は、発行したカードID「ABC1001」が書き込ま
れており、良/不良欄には、処理ステータス「良」が書
き込まれている。このように、本システムによれば、処
理済みのICカードについての情報がデータベースDB
として記録されるので、発行処理の履歴をデータベース
として残すことができる。
て行われる一連の手順を示すものであるが、同様の手順
が各ICカードについてそれぞれ実行されることにな
る。正常に一連の手順が実行されたICカードは、カー
ド排出部130において良品マガジンM2に収容され
る。たとえば、上述した「KEY003」なるキーデー
タを有するICカードに続いて、「KEY005」なる
キーデータを有するICカードおよび「KEY002」
なるキーデータを有するICカードがカード供給部11
0から供給され、いずれも正常に処理されたとすると、
データベース格納部270内のデータベースDBは、図
6に示すようなものになる。
のいずれかで不良品と判断された場合には、直ちにステ
ップS14の不良品処理が実行されることになる。別言
すれば、いずれかの工程で不良品とされた場合には、後
続する工程を一切行わずに、そのままカード排出部13
0まで搬送され、不良品マガジンM3に収容されること
になる。たとえば、図7に示す例は、「KEY001」
なるキーデータを有するICカードおよび「KEY00
4」なるキーデータを有するICカードが不良品となっ
た例を示している。具体的には、カード供給部110か
ら4枚目のカードとして供給された「KEY001」な
るキーデータを有するICカードについて、チップID
の読み出しを行ったところ、読み出しが失敗したため、
当該ICカードはそのままカード排出部130内の不良
品マガジンM3に収容されることになる。したがって、
データベースDB上、この「KEY001」の行のチッ
プIDおよびカードIDの欄は空欄のままとなり、良/
不良の欄には、「チップID不良」という不良箇所を特
定する情報が書き込まれている。この場合、第4番目の
カードに対して発行される「ABC1004」なるカー
ドIDは、当該不良品に対しては付与されずにそのまま
維持される。そして、この図7に示す例では、カード供
給部110から5枚目のカードとして供給された「KE
Y006」なるキーデータを有するICカード(このカ
ードに対しては、すべての作業が正常に行われている)
に対して、「ABC1004」なるカードIDが付与さ
れている。更に、カード供給部110から6枚目のカー
ドとして供給された「KEY004」なるキーデータを
有するICカードについては、チップIDの読み出しに
は成功したものの、エンコードデータを正常に書き込む
ことができなかったため、カードIDの付与は行われて
いない。したがって、データベースDB上、この「KE
Y004」の行のカードIDの欄は空欄のままとなり、
良/不良の欄には、「書込不良」という不良箇所を特定
する情報が書き込まれている。この場合、「ABC10
05」なるカードIDは、当該不良品に対しては付与さ
れず、そのまま次のカードのために維持される。
て、カード供給部110からカード排出部130へと搬
送が完了すると、正常に処理が行われたICカードは良
品マガジンM2内に収容され、いずれかの工程で異常が
生じたICカードは不良品マガジンM3内に収容される
ことになる。そして、その結果は、データベース格納部
270内のデータベースDBに記録される。たとえば、
図7の例の場合、「KEY001」なるキーデータを有
するICカードおよび「KEY004」なるキーデータ
を有するICカードが不良品マガジンM3に収容される
ことになる。この場合、エンコードデータ「EN00
1.dat」および「EN004.dat」は、いずれ
のICカードにも書き込まれていないことになる。そこ
で実際には、このような不良品が発生した場合には、
「KEY001」および「KEY004」なるキーデー
タを書き込んだ新たなICカードを用意し、これを再び
カード供給部110内に装填して、再度の発行処理を行
う必要がある。
されたICカードは、パッケージPとして梱包されて出
荷される前に、テスト部280による最終テストにかけ
られる。この最終テストの結果、不良品と判定されたI
Cカードについては、その場で除外されることになる
が、このとき、テスト部280によって、データベース
格納部270内のデータベースDBに対する修正が行わ
れる。すなわち、データベースDB上では、良品として
記録されていた当該ICカードについて、不良品である
旨の情報が書き込まれることになる。たとえば、カード
ID「ABC1002」なる印字がなされているICカ
ードが、テスト部280における最終テストで不良品と
された場合であれば、図7に示す「KEY005」なる
行の良/不良欄が、「テスト不良」に書き換えられるこ
とになる(この書換処理は、テスト部280によって自
動的に行われるようにしておいてもよいし、作業者が何
らかの入力操作を行うことにより行われるようにしてお
いてもよい)。
る最終テストで不良品とされたICカードの場合、既に
カードIDが発行済となっているので、当該カードID
については欠番である旨の取扱いを行わねばならない。
このような欠番処理は、外観検査部240において不良
品である旨が発見され、その時点において、既に後続す
るICカードに新たなカードIDが印字されてしまって
いた場合にも必要になる。どのカードIDが欠番である
かは、データベースDBを検索することにより認識する
ことができる。すなわち、カードID欄に何らかのカー
ドIDが記録されているにもかかわらず、良/不良欄に
は不良である旨の記録がなされていれば、当該カードI
Dは欠番であることがわかる。
タを、連続番号にしておくことは、ICカードの流通現
場におけるカード管理を行う上で重要である。図2に示
すように、ICカード10には、磁気ストライプ11上
および内蔵メモリ12内に種々の情報を記録することが
できるが、これらの情報は肉眼で認識することはできな
い。したがって、カードの流通現場において直ちに認識
できる情報は、印字領域13に印字された可視データで
ある。この可視データとして、本実施形態のカードID
のような連続番号を用いるようにすれば、カードの流通
現場において個々のカードが正規のカードであるか否か
の確認を容易に行うことができるようになる。たとえ
ば、500枚発行されたカードのカードIDが、「AB
C1001〜ABC1500」の範囲内であることがわ
かっていれば、個々のICカードに印字されているカー
ドIDがこの範囲内のものであるかを調べることによ
り、当該ICカードが正規のカードであるか否かを確認
することができる。
発行処理を行う際に、カードIDが欠番となるような事
態は、できるだけ避けた方が好ましい。既に述べたよう
に、本発明に係るシステムでは、図3の流れ図における
ステップS3,S5,S7において不良品であることが
判明すると、当該不良品のICカードに対しては、カー
ドIDが付与されないので、カードIDが欠番となるこ
とを極力避けることができる。しかしながら、上述した
例のように、欠番の発生を完全になくすことは困難であ
る。そこで、本システムでは、プリンタ290によっ
て、データベース格納部270内のデータベースDBの
内容を第1のシート291および第2のシート292と
いう形態で紙面上に出力し、これらの各シートをパッケ
ージPとともに出荷することにより、実際のカードの流
通現場において有効なカードIDの範囲を知らしめるこ
とができるようにしている。
ト291は、図7に示すようなデータベースDBの内容
をそのまま詳細に印刷した形態のものである。この第1
のシート291をパッケージPとともに出荷することに
より、カードの流通現場では、個々のICカードの発行
履歴を認識することができる。一方、プリンタ290か
ら出力される第2のシート292は、各ロットごとに有
効なカードIDを直ちに認識できるように構成されたロ
ット一覧シートというべきものであり、たとえば、図8
に示すような内容を印刷したものである。この例では、
500枚のICカードが、ロット番号L1〜L5なる5
つのロットに分けられ、それぞれがパッケージPとして
梱包されている。図8に示すシート292では、各ロッ
トに含まれている100枚のICカードについてのカー
ドIDの範囲と欠番とが記載されている。したがって、
流通現場では、このシート292を参照することによ
り、特定のカードIDが印字されたICカードがどのロ
ットに所属するものであるかを、認識することができ
る。
間を定めた運用を行う場合に、個々のICカードが現在
有効なカードであるか否かを肉眼で認識する上で役立
つ。たとえば、ロット番号L1内のICカードを1月中
有効なカードとして流通させ、ロット番号L2内のIC
カードを2月中有効なカードとして流通させる、という
ような運用を行う場合、個々のカードが有効期間中のカ
ードであるか否かを、シート292の情報に基づいて判
断することができる。要するに、各ロット内に収容され
ているICカードに対して発行されたカードIDの先頭
番号および末尾番号が認識できるように、データベース
内の情報を利用して個々のロットごとのカードIDの先
頭番号および末尾番号を示す一覧表をプリントしておけ
ば、上述のような運用を行う場合に役立つことになる。
また、図8に示す例のように、各ロットごとに欠番の情
報も付加しておけば、より正確な認識が可能になる。
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
この他にも種々の形態で実施可能である。ここでは、上
述した実施形態のいくつかの変形例を述べておく。
るICカードは、まず、マガジンM1内に収容される。
ところが、ICカードは、上下、左右、裏表の形状がほ
ぼ同じであるため、マガジンM1に収容する時点で、上
下左右を逆に収容してしまったり、裏表を逆に収容して
しまったりするおそれがある。このようにマガジン内に
正しい向きに収容されていないICカードがあると、キ
ーデータの読取工程以下の各工程で正常な処理がなされ
ず、予期せぬ事態に陥る可能性がある。また、ICカー
ドは、同一サイズ、同一形状でありながら、様々な種別
のものが存在し、誤った種別のICカードをマガジンM
1に収容してしまった場合にも、正しい発行処理が行わ
れなくなる。
に示す例のように、各ICカードの所定位置(この例で
は、ICカードの裏面左下位置)に、カード種別を特定
するための種別表示部14を設け、この種別表示部14
にカード種別を特定する記号(図示の例では、「123
45」なる文字列であるが、バーコードなどを用いても
よい。)を予め印字しておき、この種別表示部14の内
容をチェックするような機構を設けておくようにすれば
よい。たとえば、図1に示すシステムにおいて、カード
供給部110とキーデータ読取部210との間に、カー
ド判別部を挿入するような構成とし、カード搬送部12
0によって搬送されてきたICカードの所定位置(種別
表示部14に相当する位置)の情報を、このカード判別
部で読み取り、正しい種別のICカードが正しい向きに
供給されているか否かを判別するようにすればよい。こ
のカード判別部により正しい判別が行われなかったIC
カードは、カードの種別が異なるか、正しい向きに装填
されていなかったことになるので、内蔵メモリに対する
アクセス処理を行わずに不良品として排出されるように
すればよい。カード判別部としては、外観検査部240
と同様に、CCDカメラと画像処理装置とを組み合わせ
た装置を用いることができる。もちろん、バーコードリ
ーダを用いることもできる。
すように、ICカード10のおもて側に、磁気ストライ
プ11や印字領域13が形成され、図9に示すように、
ICカード10の裏側に種別表示部14が形成されてい
るが、各領域をICカードの表裏いずれの面に設けるか
は、個々のICカードの仕様に基づくものであり、たと
えば、印字領域13をICカードの裏面側に設けるよう
にしてもかまわない。
にユニークな固有のデータであり、エンコードデータと
の対応をとるために用いられるデータである。実際に
は、このキーデータとして、当該ICカードの利用者の
会員番号、社員番号、学籍番号などを用いることができ
る。上述の実施形態では、このキーデータがICカード
の磁気ストライプ11上に記録されている例を示した
が、本発明を実施する上で、キーデータは必ずしも磁気
ストライプ11上に記録しておく必要はない。たとえ
ば、ICカード表面上の印刷文字としてキーデータを記
録しておいてもよいし、エンボス文字としてキーデータ
を記録しておいてもよい。あるいは、接触型のICが併
用されている場合には、この接触型ICにキーデータを
記録しておいてもよい。要するに、本発明を実施する上
では、非接触型ICとして組み込まれた内蔵メモリ以外
の所定箇所に、カードごとにユニークな固有のキーデー
タが記録されていればよい。もちろん、磁気ストライプ
11以外の箇所にキーデータを記録しておく場合には、
キーデータ読取部210の物理的な構成もそれに応じて
変える必要がある。
印字装置によって構成しているが、もちろん、昇華転写
方式や熱溶融方式などの印字装置を用いてもかまわな
い。あるいは、穴あけ装置などを用いた物理的な破壊印
字方法を採る装置を用いてもかまわない。また、上述の
実施形態では、印字領域13は1か所にしか設けられて
いないが、複数箇所の印字領域13にそれぞれ可視デー
タを印字するようにしてもよい。更に、実際に印字を行
う上では、カードIDそのものにエラーチェックコード
などを付加したり、所定の固定文字を付加したりするな
どして、データを編集した上で印字するようにしてもよ
い。
順の連続番号として与えられるカードIDを記録するよ
うにすると、実際の流通現場におけるカードの管理が容
易になるというメリットが得られるが、可視データとし
て印字する内容は、必ずしもこのような発行順の連続番
号として与えられるデータに限る必要はない。たとえ
ば、読み取ったキーデータやチップIDをそのまま可視
データとして印字することもできるし、これらを編集し
たデータを可視データとして印字することもできる。あ
るいは、予め、データベースDB内に、書き込むべき可
視データを用意しておき、読み取ったキーデータやチッ
プIDに基づいてこのデータベースDBを検索して得ら
れた所定の可視データを印字することもできる。
印字する必要はなく、たとえば、バーコードなどの形式
で印字することも可能である。この場合、外観検査部2
40としては、バーコードリーダを用いることになる。
構成 カード供給部110およびカード排出部130は、それ
ぞれマガジンを装填することにより動作することができ
る構造となっているが、実際には、複数のマガジンを同
時に装填できる構成とし、カード供給部110では、1
つのマガジンが空になったら、自動的に次のマガジンか
らICカードの供給が行われるような機構を採用し、カ
ード排出部130では、1つのマガジンが満杯になった
ら、自動的に次のマガジンにICカードを収容するよう
な機構を採用するのが好ましい。
カードの発行処理システムによれば、正しい発行処理を
効率的に行うことが可能になる。
の発行処理システムの基本構成を示すブロック図であ
る。
対象となる非接触型ICカード10の構造の一例を示す
平面図である。
具体的な手順を示す流れ図である。
ース格納部270に用意されたデータベースDBの一例
を示す図である。
カードについて、一連の発行処理を完了したときのデー
タベースDBの状態を示す図である。
理が正常に完了したときのデータベースDBの状態を示
す図である。
一連の発行処理が完了したときのデータベースDBの状
態を示す図である。
によって出力される第2のシート292の内容の一例を
示す図である。
例を示す平面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 内蔵メモリに対して非接触方式でアクセ
スすることが可能な非接触型ICカードを発行する処理
を行うシステムであって、 前記内蔵メモリ以外の所定箇所にそれぞれ固有のキーデ
ータが書き込まれた非接触型ICカードを収容し、これ
を順次供給するカード供給部と、 このカード供給部から供給されたICカードを所定の搬
送路に沿って搬送するカード搬送部と、 前記搬送路上の第1の位置に設けられ、搬送されてきた
ICカードから前記キーデータを読み取るキーデータ読
取部と、 前記搬送路上の第2の位置に設けられ、搬送されてきた
ICカードの内蔵メモリに対して非接触方式でアクセス
を行うメモリアクセス部と、 前記搬送路上の第3の位置に設けられ、搬送されてきた
ICカードにカードIDを可視データとして印字する可
視データ印字部と、 前記搬送路上の第4の位置に設けられ、搬送されてきた
ICカードに印字された可視データの検査を行う外観検
査部と、 前記搬送路の末端位置において、前記搬送路から排出さ
れたICカードを、良品と不良品とに分別して収容する
カード排出部と、 個々のICカードの内蔵メモリに書き込むべきエンコー
ドデータを格納したエンコードデータ格納部と、 システム全体を統括管理する制御部と、 を備え、前記制御部は、 前記キーデータ読取部によって読み込まれたキーデータ
に応じたエンコードデータを前記エンコードデータ格納
部から抽出し、抽出したエンコードデータを前記メモリ
アクセス部に与えてICカードの内蔵メモリへの書き込
みを行わせ、 内蔵メモリへの正常な書き込みが行われたICカードに
対して、前記可視データ印字部に所定のカードIDを与
えて可視データとして印字させ、 前記メモリアクセス部によって内蔵メモリへの正常な書
き込みが行われ、かつ、前記外観検査部において、可視
データが正常に印字されている旨の検査結果が得られた
ICカードについては、良品として前記カード排出部に
収容させ、それ以外のICカードについては、不良品と
して前記カード排出部に収容させる制御を行うことを特
徴とする非接触型ICカードの発行処理システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の発行処理システムにお
いて、 メモリアクセス部にエンコードデータの書き込みを行わ
せる前に、各ICカードに固有のチップIDを読み出す
処理を行わせ、チップIDが正常に読み出されたICカ
ードに対してのみエンコードデータの書き込みを行わせ
るようにし、チップIDが正常に読み出されなかったI
Cカードに対してはエンコードデータの書き込みを行わ
ないようにしたことを特徴とする非接触型ICカードの
発行処理システム。 - 【請求項3】 請求項2に記載の発行処理システムにお
いて、 可視データ印字部に印字するカードIDとして、処理順
に発行される連続番号を用いるようにし、内蔵メモリへ
の正常な書き込みが行われなかったICカードが存在し
た場合には、次の処理対象となるICカードに対して、
再度同一のカードIDを発行するようにしたことを特徴
とする非接触型ICカードの発行処理システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載の発行処理システムにお
いて、 1枚のICカードに関する情報を1レコードとして記録
することができ、キーデータが記録されたキーデータフ
ィールドと、エンコードデータの所在が記録されたエン
コードデータフィールドと、読み出されたチップIDを
書き込むチップIDフィールドと、発行したカードID
を書き込むカードIDフィールドと、良品/不良品を区
別する情報を書き込む良/不良フィールドと、を有する
データベースを格納したデータベース格納部を更に設
け、 前記キーデータフィールドと前記エンコードデータフィ
ールドとを参照することにより、書き込むべきエンコー
ドデータの抽出を行い、読み出されたチップIDをチッ
プIDフィールドへ書き込み、発行したカードIDをカ
ードIDフィールドへ書き込み、良品/不良品を区別す
る情報を良/不良フィールドへ書き込むことにより、処
理済みのICカードについての情報が前記データベース
として記録されるようにしたことを特徴とする非接触型
ICカードの発行処理システム。 - 【請求項5】 請求項4に記載の発行処理システムにお
いて、 カード排出部に収容された良品のICカードに対して、
出荷前のテストを行うテスト部を更に設け、このテスト
部によるテストの結果、不良品と判定されたICカード
については、データベースの良/不良フィールドに不良
である旨の情報が書き込まれるようにし、当該ICカー
ドについて発行されたカードIDが欠番である旨を確認
できるようにしたことを特徴とする非接触型ICカード
の発行処理システム。 - 【請求項6】 請求項5に記載の発行処理システムにお
いて、 テスト装置によるテストの結果、良品と判定されたIC
カードを、所定枚数ごとのロット単位で梱包する際に、
各ロット内に収容されているICカードに対して発行さ
れたカードIDの先頭番号および末尾番号が認識できる
ように、データベース内の情報を利用して個々のロット
ごとのカードIDの先頭番号および末尾番号を示す一覧
表をプリントする機能をもったプリンタを更に設けたこ
とを特徴とする非接触型ICカードの発行処理システ
ム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の発行処理システムにお
いて、 個々のロットごとの一覧表に、更に、先頭番号から末尾
番号までの範囲内に含まれているカードIDの欠番を示
す情報を付加したことを特徴とする非接触型ICカード
の発行処理システム。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の発行処
理システムにおいて、 カード供給部から、所定位置にカード種別を特定する記
号が表示されたICカードが供給された場合に、供給さ
れたICカードの前記所定位置を読み取ることにより、
正しい種別のICカードが正しい向きに供給されている
か否かを判別するカード判別部を更に設け、このカード
判別部により正しい判別が行われなかったICカードに
対しては、内蔵メモリに対するアクセス処理を行わずに
不良品として排出することを特徴とする非接触型ICカ
ードの発行処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000189694A JP4577950B2 (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | 非接触型icカードの発行処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000189694A JP4577950B2 (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | 非接触型icカードの発行処理システム |
Publications (3)
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JP2002007970A5 JP2002007970A5 (ja) | 2009-10-15 |
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