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JP2002005135A - パイプの連結構造 - Google Patents

パイプの連結構造

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JP2002005135A
JP2002005135A JP2000184420A JP2000184420A JP2002005135A JP 2002005135 A JP2002005135 A JP 2002005135A JP 2000184420 A JP2000184420 A JP 2000184420A JP 2000184420 A JP2000184420 A JP 2000184420A JP 2002005135 A JP2002005135 A JP 2002005135A
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tapered surface
female
pipe
fitting hole
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宏俊 田原
Makoto Kato
誠 加藤
Hitoshi Terajima
仁 寺島
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Nifco Inc
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Kao Corp
Nifco Inc
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結部の密着した二重構造を精度良く容易に
形成できると共に、密着状態を強固に保持できるパイプ
の連結構造及び該連結構造を用いた掃除具を提供する。 【解決手段】 一方の筒状パイプ11のオス側端部13
を他方の筒状パイプ12のメス側端部14の先端開口1
5に挿入し、オス側端部13の側面に形成したオス側嵌
合穴16とメス側端部14の側面に形成したメス側嵌合
穴17とを合致させて嵌合部材20を嵌合することによ
り一対の筒状パイプ11,12を軸方向Xに連結一体化
する連結構造10であって、オス側端部13は、その外
周面に先端に向かって縮径する2段のテーパー面21,
22を備え、先端側の1段目テーパー面21の勾配より
も、後方の2段目テーパー面22の勾配が急勾配となっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状パイプを軸方向に
連結一体化するためのパイプの連結構造及び掃除具に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
図5に示す掃除具50の柄や、杖の柄等の長尺のロッド
状部材51は、複数の円筒状パイプ52を軸方向に連結
一体化して形成される場合がある。円筒状パイプ52を
連結一体化するための連結部53の構造としては、例え
ば連結すべき一対の円筒状パイプ52,52の各端部の
開口に、内周面に雌ねじを有する雌ねじ体を各々取り付
け、これらの一対の雌ねじ体を対向配置し、外周面に雄
ねじを備えた雄ねじ体を対向配置した双方の雌ねじ体に
螺合することによって、一対の円筒状パイプ52,52
を接合一体化する構造が知られている。かかる連結部5
3の構造は、連結部53に曲げ応力が加わると当接する
端面間に隙間が生じて摩擦力が得られなくなり、雌ねじ
体と雄ネジ体の螺合が緩みやすくなると共に、連結部5
3が折れ曲がって破損しやすくなる。
【0003】曲げ応力に強い連結部の構造として、一方
の筒状パイプのオス側端部を他方の筒状パイプのメス側
端部の先端開口に挿入することによって構成される二重
構造の連結部が考えられる。このような連結部は、がた
つきが生じないように各端部が密着する二重構造とする
必要がある。また密着した二重構造を精度良く容易に形
成できると共に、密着状態を強固に保持して不用意に外
れないようにする必要がある。
【0004】本発明は、連結部の密着した二重構造を精
度良く容易に形成できると共に、密着状態を強固に保持
できるパイプの連結構造及び該連結構造を用いた掃除具
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の筒状パ
イプのオス側端部を他方の筒状パイプのメス側端部の先
端開口に挿入し、前記オス側端部の側面に形成したオス
側嵌合穴と前記メス側端部の側面に形成したメス側嵌合
穴とを合致させて嵌合部材を嵌合することにより一対の
前記筒状パイプを軸方向に連結一体化する連結構造であ
って、前記オス側端部は、その外周面に先端に向かって
縮径する2段のテーパー面を備え、先端側の1段目テー
パー面の勾配よりも、後方の2段目テーパー面の勾配が
急勾配となっているパイプの連結構造を提供することに
より、上記目的を達成したものである。
【0006】筒状パイプは、必ずしも円筒状パイプであ
る必要はなく、例えば正方形、台形、正六角形等の断面
形状を有する筒状パイプであってもよい。また、縮径と
は、必ずしも円形断面の直径が減少してゆくことのみを
意味するものではなく、正方形、台形、正六角形等の断
面形状においては、その断面の相似形を保ったまま、当
該断面が徐々に縮小してゆくことを意味する。
【0007】本発明によれば、前記1段目テーパー面の
勾配は、好ましくは0゜(0度)より大きく、0゜2
8’(0度28分)よりも小くなっている。前記2段目
テーパー面の勾配は、1゜より大きく、90゜よりも小
さくなっている。
【0008】本発明によれば、前記1段目テーパー面の
テーパ部寸法は、好ましくは1より大きく2.6より小
さくなっている。ここで、テーパ部寸法とは、筒状パイ
プの先端から2段目テーパー面が存在するところまでの
筒状パイプの軸方向に沿った1段目テーパー面の長さ
を、オス側端部の先端の外径で除した値を意味する。オ
ス側端部の先端の外径は、円形断面の場合にはその直径
を意味し、正方形、台形、正六角形等の断面形状の場合
には、これらを2等分割する分割線のうち最も短い分割
線の長さを意味する。
【0009】また、本発明は、上記パイプの連結構造に
よって円筒状パイプを軸方向に連結一体化してなる柄を
有する掃除具を提供することにより、上記目的を達成し
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態に係る
パイプの連結構造は、例えば床面等の拭き掃除を行うた
めの掃除用シート部材が取り付けられた掃除板と、この
掃除板から立設して設けられた柄とからなる掃除具の当
該柄を複数の円筒状パイプを軸方向に連結一体化して設
ける際に採用されたものである(図5参照)。すなわ
ち、掃除具は、運搬や販売の便宜から掃除板や円筒状パ
イプ等の部品に各々に分解され、これらの部品を一まと
めとした状態で製品化されており、使用時にはこれらを
組み立てて使用する。
【0011】本実施形態のパイプの連結構造10は、図
1及び図2に示すように、複数の円筒状パイプからなる
柄を構成する各一対の円筒状パイプ11,12の連結箇
所において採用されるもので、一方の円筒状パイプ11
のオス側端部13を他方の円筒状パイプ12のメス側端
部14の先端開口15に挿入し、オス側端部13の側面
に形成したオス側嵌合穴16とメス側端部14の側面に
形成したメス側嵌合穴17とを合致させ、スリーブ部材
18の内側に突出する嵌合部材としての係合突起20を
嵌合することにより、一対の円筒状パイプ11,12を
軸方向Xに連結一体化するものである。
【0012】また、一方の円筒状パイプ11のオス側端
部13は、その外周面に先端に向かって縮径する2段の
テーパー面21,22を備え、先端側の1段目テーパー
面21の勾配よりも、後方の2段目テーパー面22の勾
配が急勾配となっている。
【0013】他方の円筒状パイプ12のメス側端部14
は、その内周面に先端開口15に向かって拡径する内側
テーパー面23を備え、この内側テーパー面23はオス
側端部13の1段目テーパー面21と同じ勾配となって
いる。
【0014】円筒状パイプ11,12は、各々、外径1
6mm、肉厚1mm程度の大きさの中空断面を有する、
長さ250mm程度の金属製(アルミニウム製)の円筒
状のパイプ部材である。一方の円筒状パイプ11のオス
側端部13は、その先端側のt=25mmの部分が1段
目テーパー面21となって外径14.3〜14.1mm
に縮径されており、この縮径された端部13が、他方の
円筒状パイプ12の内径14.3〜14.1mmの内側
テーパー面23を有するメス側端部14に先端開口15
を介して挿入されて、一方の円筒状パイプ11のオス側
端部13と他方の円筒状パイプ12のメス端部14とが
密接状態で重なり合った25mmの長さの二重構造の連
結部19が構成される。
【0015】本実施形態によれば、二重構造の連結部1
9の重なり長さと等しい1段目テーパー面21の軸方向
Xに沿った長さtを、オス側端部13の先端の外径Aで
除した値であるテーパー部寸法(t/A)は、25/1
4=1.78となっている。なお、テーパー部寸法(t
/A)は、1より大きく2.6より小さいことが好まし
い。テーパー部寸法が1より大きく2.6より小さいこ
とにより、接合部に十分な曲げ強度を保持することがで
き、大きなガタが生じなくなると共に、パイプの重なり
代が大きくなり過ぎて組み立てた状態で柄の全長が短く
なるのを回避できる。また、個々のパイプの長さを抑制
して、流通時の個箱サイズをコンパクトにすることがで
きる。
【0016】また、本実施形態によれば、一方の円筒状
パイプ11のオス側端部13は、4゜15’(4度15
分)の急な勾配で先端に向かって縮径するt’=10m
mの長さの2段目テーパー面22と、さらにその先端に
向かって0゜13’45”(0度13分45秒)の緩い
勾配で徐々に縮径するt=25mmの長さの1段目テー
パー面21とからなる2段の縮径構造をその外周面に備
える。一方、他方の円筒状パイプ12のメス側端部14
は、その内周面に、縮径された1段目テーパー面21の
緩い勾配と合致する勾配で先端に向かって徐々に拡径す
る25mmの長さの内側テーパー面23を備える。
【0017】なお、1段目テーパー面21及び内側テー
パー面23の勾配は、0゜より大きく、0゜28’より
も小さくすることが好ましい。これらの勾配を0゜より
大きく、0゜28’よりも小さくすることにより、テー
パー面21,23を容易に密着させることができ、接合
時にガタが生じるのを回避できると共に、オス側嵌合穴
16とメス側端部14の位置が多少ずれた場合でも大き
なガタが生じるのを回避できる。また、2段目テーパー
面22の勾配は、1゜より大きく、90゜よりも小さく
することが好ましい。この勾配を1゜より大きく、90
゜よりも小さくすることにより、2段目テーパー面22
と1段目テーパー面21の勾配の差を適度に確保して、
オス側端部13が挿入され過ぎるの容易に止めることが
でき、またメス側端部14の端面を変曲部26まで確実
に到達させることができる。これらの、テーパー面2
1,22,23は、例えば各円筒状パイプ11,12の
押し出し成形等による製造時に、その勾配を適宜調整す
ることによって容易に形成することができる。
【0018】オス側端部13の側面に形成したオス側嵌
合穴16及びメス側端部14の側面に形成したメス側嵌
合穴17は、いずれも直径5mm程度の円形穴である。
オス側嵌合穴16は、1段目テーパー面21と2段目テ
ーパー面22との変曲部26から14mm離れた1段目
テーパー面21上の位置に、メス側嵌合穴17はメス側
端部14の先端から14mm離れた内側テーパー面23
上の位置に各々形成されていることにより、後述するよ
うにオス側端部13をメス側端部14に挿入した際に、
オス側嵌合穴16とメス側端部14とを容易に合致させ
ることができる。
【0019】一方の円筒状パイプ11のオス側端部13
には、これの端縁部からオス側嵌合穴16に至る突起ス
ライド案内溝24が円筒状パイプ11の軸方向Xに形成
されている。突起スライド案内溝24は、係合突起20
をオス側嵌合穴16に向けて案内移動させ、合致したオ
ス側嵌合穴16及びメス側嵌合穴17にスムースに嵌合
させるものである。
【0020】係合突起20は直径5mm程度の略円柱状
の突起であって、例えば合成樹脂(プラスチック)製の
スリーブ部材18の内周面から内側に突出して、当該ス
リーブ部材18と一体として設けられている。スリーブ
部材18は、連結部19を覆って装着することのできる
内径を有する、30mm程度の長さの円筒状部材であ
る。スリーブ部材18は、その軸方向全長に亘って切り
込み25が設けられていることにより、その内径を拡大
するように弾性変形可能な構成を備える。スリーブ部材
18が弾性変形することにより、係合突起20を径方向
内方に付勢する付勢力を生じ、これによって、合致した
オス側嵌合穴16及びメス側嵌合穴17に嵌合させた係
合突起20の嵌合状態を保持する。
【0021】本実施形態によれば、一方の円筒状パイプ
11のオス側端部13を、他方の円筒状パイプ12のメ
ス側端部14の先端開口15に挿入して、オス側嵌合穴
16とメス側嵌合穴17とを合致させる。しかる後に、
例えばメス側端部14の外周面に予め装着しておいたス
リーブ部材18の係合突起20を合致した嵌合穴16,
17に嵌合係止することによって、一対の円筒状パイプ
11,12を軸方向Xに連結一体化するためのパイプの
連結構造10が得られる。
【0022】一方の円筒状パイプ11のオス側端部13
は、緩い勾配の1段目テーパー面21と急な勾配の2段
目テーパー面22とからなる2段のテーパー面を備える
ので、メス側端部14の先端が、1段目テーパー面21
と2段目テーパー面22との変曲部26に位置するまで
オス側端部13が挿入されることにより、1段目テーパ
ー面21とメス側端部14の内側テーパー面23とが容
易に密着状態となり、これによって密接状態で重なり合
った二重構造の連結部19が容易に形成される。また、
オス側嵌合穴16の変曲部26からの距離と、メス側嵌
合穴17のメス側端部14の先端からの距離とが同じと
なっているので、メス側端部14の先端を変曲部26に
位置させることにより、オス側嵌合穴16とメス側嵌合
穴17とを容易に合致させることができる。
【0023】ここで、図4(a)及び(b)に示すよう
に、オス側端部13’に一段の緩いテーパ面21’しか
設けられていない場合には、オス側端部13’の外径寸
法、或いはメス側端部14’の内径寸法に例えば0.1
mm程度の寸法誤差s’があると((a)参照)、オス
側端部13’の緩いテーパ面21’とメス側端部14’
の緩い内側テーパー面23’とを密着させるためには、
重なり合った二重構造の連結部19’の長さL’は大幅
に変動することになる((b)参照)。またオス側嵌合
穴16’とメス側嵌合穴17’の軸方向X’の位置が大
幅にずれてこれらを合致させるのが困難になる。また、
オス側嵌合穴16’とメス側嵌合穴17’とを合致させ
て係合突起を嵌合させたとしても、オス側端部13’は
メス側端部14’に対して大幅にスライド可能な状態に
あるため、係合突起に大きなせん断力が働いて当該プラ
スチック製の係合突起が破損するおそれがある。さら
に、オス側嵌合穴16’とメス側嵌合穴17’とを合致
させた状態ではオス側端部13’とメス側端部14’と
の間には寸法誤差による隙間s’が残るため連結部1
9’にがたつきを発生させる要因となる。
【0024】これに対して、本実施形態によれば、図3
(a)及び(b)に示すように、オス側端部13は、緩
い勾配の1段目テーパー面21と急な勾配の2段目テー
パー面22とからなる2段のテーパー面を備えるので、
オス側端部13の外径寸法、或いはメス側端部14の内
径寸法に例えば0.1mm程度の寸法誤差sがある場合
でも((a)参照)、メス側端部14の先端を2段のテ
ーパー面の変曲部26において当接させることにより、
オス側嵌合穴16とメス側嵌合穴17とを大きなズレを
生じることなく容易に合致させることができる((b)
参照)。また略密着状態で重なり合った二重構造の連結
部19をその長さLを大幅に変動させることなく形成す
ることができる。また、合致させたオス側嵌合穴16と
メス側嵌合穴17に大きなズレが生じないので嵌合させ
た係合突起20にせん断力による破損が生じにくい。さ
らに、オス側端部13とメス側端部14との間に寸法誤
差sによる隙間が残っていても、メス側端部14の先端
がオス側端部13の2段のテーパー面の変曲部26に当
接していることにより、当該先端が強固に支持され、こ
れによってがたつきの発生を容易に抑制することができ
る。
【0025】すなわち、本実施形態のパイプの連結構造
10によれば、オス側端部13の外径寸法やメス側端部
14の内径寸法に寸法誤差sがある場合でも、密着した
二重構造の連結部19をその長さLを大幅に変動させる
ことなく精度良く容易に形成できると共に、密着状態を
強固に保持することができる。
【0026】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、合致した嵌
合穴に嵌合される嵌合部材は、スリーブ部材から一体と
なって突出する係合突起である必要は必ずしもなく、嵌
合穴に対して単に外側からはめ込む形式のものであって
もよい。また、係合突起はオス側嵌合穴の内側から外方
に向け付勢されたであってもよい。さらに、1段目テー
パー面や2段目テーパー面の勾配、1段目テーパー面の
テーパ部寸法等は、上記実施形態の値に限定されるもの
ではない。さらにまた、本発明は、掃除具の柄に限定さ
れることなく、指示棒、つえ等の、複数の円筒状パイプ
を軸方向に連結一体化して形成される種々の長尺のロッ
ド状部材における円筒状パイプの連結構造として採用す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のパイプの連結構造及び該連結構
造を用いた掃除具によれば、連結部の密着した二重構造
を精度良く容易に形成できると共に、密着状態を強固に
保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパイプの連結構造を
説明する分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るパイプの連結構造を
説明する縦断面図である。
【図3】(a)及び(b)は、パイプに寸法誤差がある
場合の連結構造を説明する縦断面図である。
【図4】(a)及び(b)は、パイプに寸法誤差がある
場合のオス側端部に2段のテーパー面を備えていない連
結構造を説明する縦断面図である。
【図5】従来のパイプの連結構造を備えた清掃具を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 パイプの連結構造 11 一方の円筒状パイプ 12 他方の円筒状パイプ 13 オス側端部 14 メス側端部 15 先端開口 16 オス側嵌合穴 17 メス側嵌合穴 18 スリーブ部材 19 連結部 20 係合突起(嵌合部材) 21 1段目テーパー面 22 2段目テーパー面 23 内側テーパー面 24 突起スライド案内溝 25 切り込み 26 変曲部 A オス側端部の先端の外径 t 1段目テーパー面の長さ X パイプの軸方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 誠 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 寺島 仁 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184−1 株 式会社ニフコ内 Fターム(参考) 3B074 AC00 3J039 AA03 AB03 AB05 BB01 JA14 JA17 MA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の筒状パイプのオス側端部を他方の
    筒状パイプのメス側端部の先端開口に挿入し、前記オス
    側端部の側面に形成したオス側嵌合穴と前記メス側端部
    の側面に形成したメス側嵌合穴とを合致させて嵌合部材
    を嵌合することにより一対の前記筒状パイプを軸方向に
    連結一体化する連結構造であって、 前記オス側端部は、その外周面に先端に向かって縮径す
    る2段のテーパー面を備え、先端側の1段目テーパー面
    の勾配よりも、後方の2段目テーパー面の勾配が急勾配
    となっているパイプの連結構造。
  2. 【請求項2】 前記メス側端部は、その内周面に前記先
    端開口に向かって拡径する、前記1段目テーパー面と同
    勾配の内側テーパー面を備える請求項1記載のパイプの
    連結構造。
  3. 【請求項3】 前記1段目テーパー面の勾配は、0゜よ
    り大きく且つ0゜28’より小さく、前記2段目テーパ
    ー面の勾配は、1゜よりも大きく且つ90゜よりも小さ
    い請求項1又は2に記載のパイプの連結構造。
  4. 【請求項4】 前記1段目テーパー面のテーパ部寸法
    (1段目テーパー面の長さ/オス側端部の先端の外径)
    が、1より大きく且つ2.6より小さい請求項1〜3の
    いずれかに記載のパイプの連結構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のパイプ
    の連結構造によって円筒状パイプを軸方向に連結一体化
    してなる柄を有する掃除具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101832314A (zh) * 2010-05-10 2010-09-15 杭州杭氧低温液化设备有限公司 一种空分冷箱的连接结构件及整装冷箱方法

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