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JP2001523404A - ワイヤレススマートフォン - Google Patents

ワイヤレススマートフォン

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JP2001523404A
JP2001523404A JP50356798A JP50356798A JP2001523404A JP 2001523404 A JP2001523404 A JP 2001523404A JP 50356798 A JP50356798 A JP 50356798A JP 50356798 A JP50356798 A JP 50356798A JP 2001523404 A JP2001523404 A JP 2001523404A
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telephone
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Pending
Application number
JP50356798A
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English (en)
Inventor
ジェイ ジョンソン,ウイリアム
Original Assignee
エムシーアイ コミュニケーションズ コーポレーション
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Publication date
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    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72406User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by software upgrading or downloading
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Abstract

(57)【要約】 電話装置(100)は、使用者が、データ処理機能を遂行することを可能にする。データ処理機能には、計算機、レコーダ、データ送信、ファクシミリ、応答装置機能が含まれる。マクロ機能は、さらに電話のボタンの呼び出し可能な順序を使用者が定義することを可能にするために供給される。電話の呼は、電話装置がオフラインモードにあるときに受信されかつ処理される(112)。機能は、電話網を介したソフトウェアのダウンロード(122,120)によって更新されまたは電話装置に追加され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 ワイヤレススマートフォン 1.発明の分野 この発明は電話装置に関するものである。詳細には、この発明は、ワイヤレス またはセルラーネットワークにおいて使用するように構成された電話装置に関す るものである。さらに詳細には、この発明は、データ処理機能を行わせることが できるコンピュータシステムを含む電話装置に関するものである。 2.関連技術 電話通信は、今日、社会における多くの人の仕事および個人的な生活になくて はならないものである。ワイヤレスまたはセルラー電話機の出現により、多くの 人は電話を携帯しまたは車載電話を有している。しかしながら、そのような従来 の電話機を用いた仕事を行うには、そのような仕事を行うためにサービスプロバ イダに呼を発することが必要である。したがって、電話機が行うことができる仕 事または機能の形式は、サービスプロバイダによって提供されるサービスに限定 されている。例えば、Sprint Spectrum(サービスマーク)サー ビスは、留守番電話サービスを提供している。しかしながら、留守番電話機から メッセージを回収するために、呼をサービスプロバイダに発しなければならない 。さらに、これらの機能の遂行速度および効率は、サービスプロバイダに依存し 、サービスのボトルネックが発生し得る。 多くの人は、日常的に、種々の形式の計算を行うために計算機をも携帯してい る。例えば、不動産仲介人は、通常、家を購入するための価格または金利に関す る何らかの計算をするために計算機を有している。不動産仲介人は、日常的に、 買い手および売り手と接触を位置するために電話機をも携帯している。多くの人 は、いつでも記録またはメモをとることができるように、パーソナルレコーダま たは口述録音機を日常的に携帯している。また、ある人は、ファクシミリメッセ ージを送受信するための装置に、日常的にアクセスする必要がある。しかしなが ら、使用者が、電話の呼を発生しかつ受信し、計算機を使用し、レコーダに記録 し、ファクシミリを送受信することができる単一の装置はない。したがって、電 話通信を提供するのみならず、各個人に日常的に必要とされる種々の他の機能ま たは仕事を遂行することができる単一の装置が必要である。 発明の概要 一実施形態において、この発明は、ネットワークを介して通話を受信しかつ間 始することを可能にするために、ネットワークに電話装置を接続する接続回路を 含む電話装置にある。この電話装置は、使用者がデータ処理機能を実施すること を可能にするために電話装置を制御するコンピュータシステムをも含んでいる。 該コンピュータシステムは、プロセッサ、ネットワークを介してデータを送受信 するデータ手段、前記プロセッサを制御するために使用されるコンピュータプロ グラムまたはソフトウェアを格納するためのメモリ装置を含んでいてもよい。電 話装置は、使用者からの入力を受ける手段を含み、該入力は、使用者により選択 されたデータ処理機能を実行するために、プロセッサが電話装置を動作させるこ とを可能にするユーザインタフェース割込ベクトルを介して実行される。オフク ック状態メッセージは、電話装置がオフラインモードにある間に電話の呼が受信 され得るように、ネットワークに供給される。電話装置は、入来する電話の呼が 所定回数のベルの後に応答されないときに、発信メッセージを再生するための応 答装置を含んでいてもよい。電話装置は、可聴メッセージを記録するレコーダお よび可聴メッセージを再生するための再生装置を有するように構成されていても よい。 この発明の他の実施形態において、電話装置には、計算機として機能するよう に電話装置を構成する計算手段が設けられていてもよい。電話装置には、ネット ワークを介してファクシミリメッセージを送受信するためのファクシミリ手段が 備えられていてもよい。電話装置は、さらに、電話機のボタンの呼出し可能な順 序を定義するためのマクロ手段を有していてもよい。 この発明の他の実施形態において、電話装置に処理ソフトウェアをインストー ルするために、電話装置の動作制御方法が提供される。インストールを実行する ための動作制御方法は、電話装置とソフトウェアプロバイダとの間のネットワー クを通した接続を確立し、プロセッサを制御するために、コンピュータプログラ ムロジックをソフトウェアプロバイダから電話装置内にダウンロードし、前記プ ロセッサに接続された記憶装置にユーザインタフェース割込ベクトルをインスト ールすることを含んでいる。前記ユーザインタフェース割込ベクトルは、対応す るユーザインタフェース電話キー操作に関連する適当な処理を可能にするために 使用される。ユーザインタフェース割込ベクトルは、使用者により選択されたデ ータ処理機能を実行するように電話装置を構成するために使用される。 この発明の他の実施形態において、電話装置による電話の呼の処理方法が提供 される。この処理は、電話装置がオフラインモードにあるかどうかを決定し、電 話装置がオフラインモードにある場合には電話の呼に応答し、電話装置がオフラ インモードにない場合にはベルを鳴らすことを含んでいる。オフラインモードに あるときに電話の呼に応答する際に、ファクシミリ音が検知された場合にはファ クシミリが処理される。ファクシミリ音が検知されない場合には、応答装置のシ ーケンスが開始される。電話装置がオフラインモードにない場合に、ベルを鳴ら すとき、所定回数鳴らした後に電話の呼が応答しない場合には、受信された呼の 処理シーケンスが開始される。 この発明の他の実施形態において、電話装置の動作制御方法が提供され、該方 法は、使用者がデータ処理機能を実行することを可能にするオフラインモードを 開始する電話機のボタンシーケンスを受信し、使用者により選択されたデータ処 理機能を実行するように電話装置を構成する。電話装置がオフラインモードにあ る間、電話機の呼が受信され得るように、オンフック状態メッセージが電話網ス イッチに送られてもよい。データ処理機能は、新しい録音を記録し、録音を再生 し、録音に対応する記録を消去し、記憶された配列または録音のインデックステ ーブルを通して拾い読みするためのレコーダ機能を含んでいてもよい。データ処 理機能は、ファクシミリを送るためのファクシミリ機能を含んでいてもよい。送 信されたファクシミリは、電話装置により以前に受信されたファクシミリでもよ く、会話の記録でもよい。 特徴と利点 この発明の特徴は、使用者がオフライン機能を実施することを可能とするオフ ラインモードにおいて、電話装置が作動するということにある。さらに、電話装 置かオフラインモードにあるときに、電話の呼が受信されかつ処理され得るとい うことをも特徴としている。 さらに、この発明は、機能が、電話網を介してソフトウェアプロバイダからダ ウンロードされるソフトウェアにより、更新されまたは電話装置に追加され得る ということも特徴としている。 さらに、この発明は、電話装置が、入来するメッセージを電話装置自体に記録 しかつ記憶することにより、留守番電話の機能をも奏するということを特徴とし ている。これにより、記録されたメッセージを再検討しまたは回収するためにサ ービスプロバイダに別の呼を発する必要がない。 さらに、この発明は、使用者が録音を行うことができるように、電話装置が、 オフラインモードにおいてレコーダとして動作することをも特徴としている。こ の発明は、さらに、使用者が、通話の一方または両方を記録することを可能にす るために、オンラインモードにおいてレコーダとして動作することをも特徴とし ている。 さらに、この発明は、電話装置が、ファクシミリまたはデータ受信および送信 を提供することをも特徴としている。 さらに、この発明は、電話装置が計算機として機能するように構成され得るこ とをも特徴としている。 さらに、電話装置が、オフラインモードにおいて前に保存した記録(記録され たものまたは留守録メッセージ)または電話の呼の一方または両方を再生するこ とができることをも特徴としている。 この発明の利点は、入来する留守番電話装置の録音を含む全ての録音が、電話 装置自体に記憶されるということである。全ての録音は、電話装置のみを用いて 見ることができ、サービスプロバイダに呼を発する必要はない。 この発明の利点は、さらに、1つの装置が、例えば、電話の呼の発信しかつ受 信し、並びに、計算機、レコーダ、ファクシミリ、応答装置機能を含む多くの機 能を遂行することができるということである。 さらに、この発明の利点は、通話が進行している間に、ファクシミリメッセー ジを受信しまたは発信することができるということである。 さらに、この発明の利点は、顧客サービスまたは自動応答装置メニューを通し て自動的に操縦するために電話のボタンの押下を自動化するように、個人的なマ クロを定義することができるということである。 図面の簡単な説明 この発明は、添付図面を参照して説明される。図面において、同様の参照番号 は、同一または機能的に同様の要素を示している。加えて、参照番号の最も左の 数字は、該参照番号が最初に表された図面を示している。 図1は、ソフトウェアをダウンロードするように構成されたこの発明の電話装 置を示している。 図2は、この発明の電話装置の一実施形態を概略的に示している。 図3は、この発明の電話装置にソフトウェアをダウンロードするためのフロー チャートである。 図4は、オンラインモードにおいてこの発明の電話装置を動作させるためのフ ローチャートを示している。 図5は、この発明の電話装置をオフラインモードにするためのフローチャート を示している。 図6a,図6bは、スイッチから呼を受信するためのフローチャートを示して いる。 図7は、オフライン機能の使用者による選択を監視するためのフローチャート を示している。 図8a〜図8eは、計算機として機能するようにこの発明の電話装置を構成す るためのフローチャートを示している。 図9a〜図9cは、レコーダとして機能するようにこの発明の電話装置を構成 するためのフローチャートを示している。 図10a〜図10dは、ファクシミリ送受信装置として機能するようにこの発 明の電話装置を構成するためのフローチャートを示している。 図11は、応答発信メッセージを特定するためのフローチャートを示している 。 図12は、メッセージを記録するための応答装置として機能するようにこの発 明の電話装置を構成するためのフローチャートを示している。 図13a〜図13gは、使用者の定義したキーストローク順序を記憶し実行す るように電話装置を構成するためのフローチャートを示している。 実施形態の詳細な説明 1.概要 この発明の電話装置は、ネットワークを通して電話の呼を受信しかつ発信する ためのワイヤレス電話装置として作動するように構成されている。そのようなネ ットワークは、ネットワークプロバイダにより利用可能にされるセルラー電話網 のような、ディジタルまたはアナログネットワークでよい。この発明の電話装置 は、オフラインモードにおいて機能するものを含むデータ処理機能を、電話装置 に遂行させることができるコンピュータシステムをも含んでいる。技術の進歩に より、小型かつ高速の部品が製造されている。電話装置のような小型の装置の中 にデータ処理システムを製造することは可能である。電話の呼は、この発明の電 話装置がオフラインモードにある間に受信され得る。そのようなデータ処理機能 は、例えば、計算機、レコーダ、ファクシミリ、応答装置機能を含んでいてもよ い。いつでも(オンラインまたはオフラインモードにおいて)作動される他の機 能には、呼び出すことができる電話のボタンの順序が定義されることを可能にす るマクロ機能が含まれている。該呼び出される順序は、使用者により定義され得 る。 データ処理機能を達成するために、この発明の電話装置は、プロセッサ、1以 上の記憶装置、ネットワークを介してデータを送受信するデータ手段により構成 されていることが好ましい。プロセッサは、記憶装置に格納されているコンピュ ータプログラムロジックまたはソフトウェアにより制御される。ソフトウェアは 、ソフトウェアプロバイダにダイヤルインすることにより、ネットワークを介し てこの発明の電話装置にダウンロードされ得る。これにより、ソフトウェアを更 新しかつ電話装置に追加の機能を追加することができる。 レコーダとして作動するように構成されるときには、使用者が呼の間に、また はオフラインモードにおいて、記録モードを起動することができるように、ホッ トキーが提供される。他のレコーダ機能は、以下に説明されるように、オフライ ンモードにおいてのみ作動する。応答装置として構成されるときには、この発明 の電話装置は、電話がオフラインモードにあるときに、または、電話の呼が所定 回数の呼び出しの間に応答しない場合に、入来する呼に応答する。この発明の電 話装置は、ファクシミリ装置としても機能する。到着するファクシミリメッセー ジに対しては、電話装値は、応答装置と同様に機能するが、ファクシミリ処理は 、ファクシミリ音が検知されたときに自動的に開始される。前に受信したファク シミリメッセージまたは音声記録は、ファクシミリメッセージとして送出するこ とができる。この発明の電話装置は、オフラインモードにおいて計算機として機 能するように構成することもできる。ホットキー、例えば、ポンド(#)接頭詞 が、計算機モードに入るために使用されてもよい。この発明の他の実施形態にお いて、ホットキーは、特定の計算の結果を通話者が聞くことを可能にするために 、電話の呼の間に使用者が計算機モードに入ることを可能にしている。 2. 電話装置の説明 図1は、この明細書において、スマートフォンとしても言及されるこの発明の 電話装置を示している。この電話装置は、アンテナ102,キーパッド104、 スピーカー106、マイクロフォン108を含むハンドセット100として構成 されている。これに代えて、ハンドセット100は、英数字、または図画を使用 者に示すためのディスプレイを含んでいてもよい。ハンドセット100の内部に は、中央処理装置(CPU)114およびメインメモリ116を有するプロセッ サ112を含むコンピュータシステム110が配されている。モデム119は、 ネットワークを介してデータを送受信するために含まれている。長期の不揮発性 の記憶を可能にする、ハードドライブのような直接アクセス記憶装置(DASD )118または等価な二次メモリが提供されている。DASD118は、コンピ ュータプログラムロジックまたはソフトウェア、並びに、電話装置の操作を通し て発生された他のデータを記憶することができる。図1に示されているように、 ソフトウェア122は、ネットワークを通して、ソフトウェアプロバイダ120 からハンドセット100にダウンロードされ得る。 この発明の電話装置の一実施形態の概略図が、図2に示されている。中央処理 装置(CPU)114は、ディジタルバス214に接続されている。ディジタル バス214は、図2に概略的に示されている種々の構成要素が接続される通信バ スである。3個のメモリまたは記憶装置がディジタルバス214に接続されてい る。第1のメモリまたは記憶装置はDASD118である。第2のメモリまたは 記憶装置は、ランダムアクセスメモリ(RAM)218である。第3のメモリま たは記憶装置は、読み出し専用メモリ(ROM)216である。コンピュータプ ログラムロジックまたはソフトウェアはDASD118および/またはRAM2 18および/またはROM216に記憶される。そのようなコンピュータプログ ラムは、実行されるときに、コンピュータシステム110が、この明細書に説明 されているようなこの発明の特徴を遂行させることができる。特に、コンピュー タプログラムは、実行されると、CPU114がこの発明の特徴を実行すること を可能にする。したがって、そのようなコンピュータプログラムまたはソフトウ ェアはコンピュータシステム110のコントローラを表している。 この発明の電話装置は、ネットワークを介して、該電話装置が電話の呼を送受 信することを可能にするように、該電話装置をネットワークに接続するための接 続回路を含んでいる。好ましい実施形態において、ネットワークへの接続は、セ ルラーフォンシステムにおけるようなワイヤレスのものてある。関連する技術の 当業者にとっては、電話接続を配線接続に代えられ得ることは明らかなことであ る。 図2に示されるように、無線周波数(RF)信号が、アンテナ102によって 受信される。サーキュレータ202が、アンテナ102上の発信RF信号と受信 RF信号との混信を防止するために設けられている。図2において参照符号29 0により示されている、アンテナ102によって受信された無線周波数信号は、 受信器260に入力される。受信器260はRF信号290を受信アナログ線2 61を搬送されるアナログ信号に変換する。受信アナログ線261上の受信アナ ログ信号は、スピーカー106に入力される。同様の方法で、送信アナログ線2 51を搬送されるアナログ信号は、マイクロフォン108から送信器250に入 力される。送信器250は、送信アナログ線からの送信アナログ信号を、アンテ ナ102を介して送信されるRF出力信号280に変換する。 図2に示されているように、キーパッド104はキーパッドマトリクスインタ フェース204を介してディジタルバス214に接続されている。キーパッドマ トリクスインタフェース204は、ユーザによるキーパッド104の電話ボタン の押下を監視している。キーパッドマトリクスインタフェース204は、電話装 置がオフフックまたは電話装置が以下に説明されるオフラインモードでない限り 、有効ではない。キーパッドマトリクスインタフェース204は、キーパッド1 04の電話ボタンが使用者により押下されたと判断したときには、押下された電 話ボタンの順序がCPU114に送られる。このことは、キーパッドマトリクス インタフェース204をディジタルバス214に接続する線205上のIRQと して図2において識別される割込要求の使用により達成される。CPU114は 、キーパッドマトリクスインタフェース204によって送られたキーの順序を処 理し、該電話ボタン順序を使用者により選択される命令または機能に位置づける 。 電話装置の接続回路は、ディジタルバス214に接続された音検知器222を も含んでいる。音検知器222は、分岐263において受信アナログ線261の 受信アナログ信号に接続されている。音検知器222は、受信信号が入来ファク シミリまたは電話の呼に対応するかどうかを判断すべくファクシミリ音を検知す るために、受信アナログ線261上の受信アナログ信号を監視する。音検知器2 22は、特に、送信器250および受信器260がモデム119および他の電話 プロセスの間で共有されている実施形態において有用である。 信号検知器228は、受信アナログ線261のアナログ信号を受信するために 、分岐264においてディジタルバス214に接続されている。信号検知器22 8は、固有の識別子を検知し、CPU114は、電話の呼が電話装置に送られた ことを示すベルを鳴らすようにベル224に指示する。ベルが鳴っている間に、 CPU114はオン/オフフック検知器226からのオフフック検知の受信を監 視する。オン/オフフック検知器226は、使用者によって受話器がとられた場 合に、CPU114にオフフックメッセージを送る。オフフックメッセージは、 図2にIRQとしてオン/オフフック検知器226をディジタルバス214に接 続する線227上に示された割込を介してCPUに送られる。信号検知器228 は、他の通話者がハングアップしたときのように、入来RF信号290が終了し たときをも検知する。他の実施形態は、信号検知器228を用いた処理の一部と して音検知を実行することにより音検知器222を消去してもよい。 音/信号発生器229は、アナログ信号を送信アナログ線251上に、分岐2 53において送信するために、ディジタルバス214に接続されている。音/信 号発生器229は、RFとして送信器250により送信される音/信号を発生す るために使用される。音/信号発生器229により発生された音/信号は、電話 番号の数字をダイヤルし、電話セッションを終了させ、電話装置が他の呼を受信 することができるようにその状態をオフフックからオンフックに変更するために 使用される。 使用者が自身の音声をスピーカー106において聞くことを可能にするために 、マイクロフォン108からスピーカー106に側音接続が設けられる。電話の 使用者からの音声信号は低減され、他の通話者から受信した信号と混合される。 そのために、分岐255が、送信アナログ線251に設けられている。側音信号 は、その後、要素208を通して低減され、受信アナログ線261のアナログ信 号を分岐268において受信するためにスイッチ206を介して送られる。この ようにして、スピーカー106を聞いている使用者は、彼ら自身の声のみならず 、彼らが話している相手の声をも聞くことができる。 信号の適正な合成を達成するための増幅器およびフィルタは、簡略のために省 略されているが、これらは当業者に公知のものである。 録音を行うために、この発明の電話装置には、ディジタルバス214に接続さ れたアナログ−ディジタル(A/D)変換器242が設けられている。A/D変 換器242は、アナログ信号を、DASD118またはRAM218に記憶また は記録され得るディジタル信号に変換するために使用される。したがって、DA SD118およびRAM218は、可聴メッセージのレコーダとして機能する。 使用者により発生されたメッセージを記録するために、使用者はマイクロフォン 108に向かって話をする。このアナログ信号が分岐257において送信アナロ グ線251の送信アナログ信号にアクセスされる。分岐された信号はその後、分 岐257からスイッチ241を通り、分岐243を介してA/D変換器242に 送られる。使用者以外の通話者または使用者および通話が接続されている者の両 方を記録するために、受信アナログ線261のアナログ信号を受信するように分 岐265が設けられている。分岐された信号はスイッチ240および分岐243 を介してA/D変換器242に送られる。したがって、スイッチ240,241 のCPU114動作は、通話の一側または両側を録音するためにオフライン録音 を可能にしている。 この発明の電話装置は、記録されたメッセージを再生することもできる。その ために、ディジタル−アナログ(D/A)変換器244が設けられている。使用 者によりスピーカ106を通して聞かれる録音を再生するために、信号が、D/ A変換器244から分岐247およびスイッチ246を通して、分岐267にお いて受信アナログ信号261内へ送られる。分岐された信号は、その後、使用者 により聞かれ得るようにスピーカ106に送られる。使用者以外の者がその再生 された録音を聞くことを可能にするように、該信号は、該アナログ信号を分岐2 54において送信アナログ線251上に送信すべく、D/A変換器244から分 岐247およびスイッチ245を通して送られる。信号は、その後、送信器2 50によって他者に送られる。 クロック220がディジタルバス214に接続されている。クロック220は 、この発明の電話装置によって生成された種々の録音に日付および時刻の識別子 を与えるために使用される。バッテリ(図示略)は、クロック220が作動し続 けることを保証する。 コンピュータプログラムロジックまたはソフトウェアおよびファクシミリメッ セージのようなデータの送受信を容易にするために、モデム119が設けられて いる。モデム119は、モデムインタフェース270を介してディジタルバス2 14に接続されている。モデムインタフェース270は、ディジタルバス214 とモデム119との間のデータインタフェースとして機能する。これに代えて、 モデム119はディジタルバス214に配線されていてもよい。モデムインタフ ェース270は、モデム119の送信器側において、モジュレータモジュール2 35に接続されている。モジュレータモジュール235は、送信器モジュール2 36および送信器シンセサイザ237に接続されている。送信器モジュール23 6はRF出力線231に接続されている。RF出力線231はスイッチ232を 介して分岐252においてRF出力信号280に接続している。モデム119を 介して電話装置により送出されるべきデータは、1以上のメモリまたは記憶装置 から回収され、ディジタルバス214を介してモデムインタフェース270に送 られる。送られるべきデータは、その後、モデムインタフェース270からモデ ム119の送信器側に送信され、そこでRF信号に変換される。 モデム119は、これもモデムインタフェース270に接続されている、デモ ジュレータモジュール238を有する受信側をも含んでいる。受信器モジュール 239および受信器シンセサイザ230はデモジュレータモジュール238に接 続されている。モデム119によって受信されるべきRF信号は、分岐262に おいてRF入力信号290にアクセスされる。このRF信号は、スイッチ234 を介して、受信器モジュール239に接続されたRF入力線233に送られる。 モデム119の受信側は、1以上のメモリ記憶装置に記憶するために、入来RF 信号をモデムインタフェース270を介してディジタルバス214に送られるデ ィジタルデータに変換する。 図2に示される実施形態において、モデム119は、送信器250および受信 器260とは別の送信器および受信器を使用する。好ましい実施形態において、 モデム119の送信器モジュール236は、送信器250の動作周波数とは異な る周波数で作動する。同様に、モデム119の受信器モジュール239は、受信 器260の動作周波数とは異なる周波数で作動する。これにより、送信器250 および受信器260を使用した通話中に、モデム119を介したメッセージの送 受信を行うために電話装置を同時に使用することができる。その結果、使用者は 、通話中にファクシミリメッセージを送受信することができる。この特徴を履行 するために、モデム119は、図2に示されるように、サーキュレータ202と 通話に使用される送信器250/受信器260との間に構成されることが好まし い。 他の実施形態において、モデム119は、送信器250および受信器260を 使用するように構成され得る。さらに他の実施形態において、別のモデムが設け られておらず、モデムの機能がソフトウェアによって設けられている。そのよう な実施形態において、送信器250および受信器260は、ファクシミリメッセ ージを送受信するために使用される。その結果、そのような実施形態は、通話が 進行中である間は、ファクシミリメッセージを送受信することができない。しか しながら、そのような実施形態は、コストを低減しかつ電話装置の大きさを低減 するので、有利である。 図2に示された実施形態において、CPU114は、ディジタルバス214に 接続された装置に、標準的なバス制御を提供する。図2に示されるスイッチが閉 じられたときに、該スイッチは「オン」の状態である。図2に示されたスイッチ が開かれたときには、該スイッチは「オフ」の状態である。全てのスイッチは、 CPU114によって、ディジタルバス214を介して制御される(スイッチの ディジタルバス214への接続は示されていない。)。種々のスイッチの状態を 、電話装置の動作に対して、以下に説明する。全てのスイッチは、以下の説明に おいて示されているときを除いて、開いているものと仮定する。 電話装置の電源が入れられ、呼を受ける準備ができているときには、図2に示 されるスイッチが開かれ、すなわち、オフ状態にされる。信号検知器228が、 監視モードにあるときに、その固有の識別子が、適当なRF信号にロックするた めに監視される。信号検知器228が固有の識別子を検知したときには、該信号 はロックされかつCPU114はベル224を鳴らすことを開始させる。ベル2 24が鳴っている間、CPU114は、受話器がとられたことを示すオン/オフ フック検知器226からのオフフック割込要求を待つ。オフフック割込要求が所 定の回数のベルの間に検知されない場合には、受信された呼の処理シーケンスが 開始されることになる。呼は応答され、かつ、発信メッセージがDASD118 から回収される。発信メッセージに対応するディジタルファイルがD/A変換器 244に送られ、そこで、発信メッセージが、アナログ信号に変換される。スイ ッチ245は閉じられ、アナログ発信信号が送信器250に送られ、そこで、通 話の他端にいる通話者へ発信されるRF信号に変換される。スイッチ256は、 発信メッセージにノイズが混合されないことを保証するために開かれる。好まし い実施形態において、スイッチ246はスイッチ245が発信メッセージを他の 通話者に対して再生するために閉じられているときには、開いた状態に維持され る。これに代えて、スイッチ246は、スイッチ245が閉じられると同時に閉 じられてもよい。スイッチ246を閉じることによって、発信メッセージがスピ ーカー106を通して再生され、それと同時に、回線の他端の通話者に送信され る。同様に、スイッチ266は、入来信号がスピーカー106に送信されないこ とを保証するために開かれてもよい。 発信メッセージは、回線の他側にいる人に、メッセージを発することを知らせ る「ビープ」音により終了することが好ましい。一旦ビープ音が発せられると、 スイッチ245はこのスイッチをオフにするように開かれる。D/A変換器24 4もオフにされる。スイッチ240はその後開かれ、A/D変換器242がオン にされる。録音されるべきメッセージは、受信アナログ回線261上の受信アナ ログ信号として受信され、スイッチ240を通してA/D変換器242に送られ る。アナログ信号は、その後、A/D変換器242によってディジタルファイル に変換され、DASD118またはRAM218に記録される。録音は、所定の 調整可能な長さの時間にわたって継続することが好ましい。録音は、ディスクス ペースを保護するために、一定の長さの時間(例えば30秒または45秒)の経 過後に中断される。録音を中断するために、スイッチ240が開かれる。信号は 、音声/信号発生器229によって、通話を終わらせかつ電話装置を他の通話の 受信を可能にするためのオンフック状態にするために発生される。スイッチ26 6は、スピーカー206に入来する信号が全くないことを保証するために開かれ 得る。 呼が使用者により応答されるときには、使用者はベルが特定回数鳴る前に受話 器をとり、電話装置をオフフック状態にする。スイッチ266は受信した信号を スピーカー106で聞くことができるように閉じられる。スイッチ256,20 6は、その後、実質的に同時に閉じられる。この方法において、双方向のアナロ グ信号が、マイクロフォン108およびスピーカー106を通して、通話の他側 の者に送られる。この発明の電話装置の使用者は、通話の他側の通話者が言った ことを聞くことができるのみならず、自分自身が言っていることも聞くことがで きる。通話は、この発明の電話装置の使用者または通話の他側の通話者のいずれ かによって終わらせられ得る。他側の通話者によって呼が終わらせられるときに は、信号検知器228は、他側の通話者がハングアップしたことを示す受信信号 が終わったことを検知する。これに代えて、この発明の電話装置の使用者は、電 話装置をオンフック状態にすることによって、通話を終わらせることができる。 音声/信号発生器229は、その後、音声信号を発生し、通話を終わらせる。通 話がいずれかの通話者によって一旦終了されると、電話装置はオンフック状態に なり、その後、スイッチは開状態になる。 以下の第3節においてより詳細に説明されるように、この発明の電話装置は、 使用者がオフライン機能を遂行することができるオフラインモードに配され得る 。電話装置がオフラインモードにあるときに通話が受信されることを保証するた めに、ネットワークは電話装置がオンフック状態にあり、呼を受信する準備がで きていると認識しなければならない。オフライン機能を遂行するために、ハンド セット100が使用者によって一旦とられると、ネットワークは、呼が発せられ ようとしていると認識し、かつ、電話装置がオフフック状態であると識別する。 したがって、たとえそれがオフラインモードではなく、かつオフラインモードで 使用されようとしているとしても、電話装置がハングアップされていることを示 すために、ネットワークに信号が送られる。オフラインモードにあるときに電話 装置が通話を受信することができるように、電話装置がオンフック状態であると ネットワークが認識するように、オンフック状態のメッセージはネットワークに 供給される。 この発明の電話装置の使用者は、オフラインレコーダ機能を使用して録音を行 うことができる。使用者がこの機能を選択するときには、スイッチ241が閉じ られ、A/D変換器242がオン状態にされる。使用者はマイクロフォン108 に向かって話し、分岐257においてアクセスされるアナログ信号が、A/D変 換器242に送信され、そこで、ディジタル化されたファイルに変換される。デ ィジタル化されたファイルは、その後、ディジタルバス214を介してRAM2 18またはDASD118のいずれかに送信される。RAM218は、録音され たファイルをバッファに入れ、または待ち行列に入れるために使用される。録音 が終了すると、A/D変換器242は停止され、スイッチ241が開かれる。録 音されたファイルは、固有のファイル名を用いて、DASD118上に達成され る。 録音は、通話の進行中にも行われ得る。この発明の装置の使用者のみならず、 通話の他側の通話者をも録音することが可能である。通話の進行中には、スイッ チ256,206,266が閉じられる。進行中の通話の両側を録音するために 、スイッチ240とスイッチ241とが両方とも閉じられる。スイッチ240を 閉じることにより、接続された通話者が記録される。スイッチ241を閉じるこ とにより、マイクロフォン108に話しかけている電話装置の使用者が記録され る。 この発明のオフラインレコーダ機能も、使用者がそれ以前に行われた録音を再 生することを可能にしている。使用者は、インデックス番号を選択しまたは入力 することにより再生されるべき録音を識別する。再生されるべき録音は、インデ ックス番号を含むインデックステーブル内の記録により識別される。再生される べき録音が一旦使用者により識別されると、スイッチ246が閉じられる。選択 された、再生されるべき記録ファイルは、DASD118からディジタルバス2 14を介してD/A変換器244に送信され、そこで、アナログ信号に変換され る。アナログ信号は、その後、録音がスピーカー106により再生されるように スイッチ246を通して送られる。実際の通話(スイッチ256,206,26 6が閉じられている)の間に、スイッチ246に加えてスイッチ245が閉じら れた場合には、再生される録音は、スピーカー106を通してのみならず、接続 された通話者により聞かれ得る。再生される録音はスイッチ246を閉じること により、スピーカー106に送信される。再生される録音はスイッチ245を通 して接続された通話者に送信される。 図2に示される実施形態においては、モデム119は、通話のために使用され る送信機250および受信器260とは異なる周波数で動作するそれ自体の送信 機および受信器を有している。そのような実施形態において、スイッチ234は 、適当な特有の識別子を有する入来RF信号を監視するように、常に閉じられる 。スイッチ232は、モデム119が送信するときに適宜閉じられる。例えば、 スイッチ234は、入来ファクシミリメッセージの受信を監視するために、閉じ た状態を維持する。スイッチ232は、ファクシミリメッセージが、モデム11 9から動的に送出され、または、通信プロトコルが管理される。 この発明の電話装置は、オフラインモードにおいて、計算機として機能するよ うに構成することもできる。好ましい実施形態において、計算機の機能は、DA SD118に含まれているソフトウェアによって制御される。計算機の機能が、 オフラインモードにおいて、使用者により選択されたときに、このソフトウェア は、メモリ内に存在しない場合には、RAM218内にロードされる。スイッチ 246は、スピーカー106が計算機機能のために使用され得るように閉じられ る。例えば、指示メッセージがスピーカー106を通して使用者に提供される。 加えて、操作が行われると、そのような操作の結果および確認メッセージがスピ ーカー106を通して使用者に対して発音されてもよい。適当な情報がCPU1 14からディジタルバス214を介してD/A変換器244に送られる。アナロ グ信号は、その後、スイッチ246を介してスピーカー106に送られる。 3. 電話装置の動作方法 生産コストの低減を達成するために、そして、さもなければ不明確な処理とな るものを説明するために、図3および全てのそれに続く図は、最新の機能が、他 の電話装置の処理と同じ送信器250および受信器260を使用して一体化され ていることを仮定している。 この発明の電話装置の動作は、CPU114により制御されている。好ましい 実施形態において、ROM216は、この発明の電話装置にソフトウェアをロー ドし初期化するために使用される最小の処理システムを含んでいる。この発明の 電話装置にソフトウェアをダウンロードするためのフローチャートが図3に示さ れている。図3に示されたプロセスは、ソフトウェアを有する電話装置を最初に 構成するために使用されてもよく、または、定期的な更新または電話装置に対す るソフトウェアのリフレッシュを提供するために使用されてもよい。ソフトウェ アをダウンロードするために、受話器がとられてオフフック状態にされる。ステ ップ302において、セッションがソフトウェアプロバイダ120のようなサー ビスとの間に確立される。1−800番または地方の番号のような番号をダイヤ ルすることによりサービスとの間に確立される。サービスは、自動応答装置(A RU)または音声応答装置(VRU)であってもよい。好ましい実施形態におい て、CPU114は、サービスとのセッションを確立することをモデム119に 指示する。モデム119は、その後、サービスに接続するための正しい番号をダ イヤルし、必要とされるハンドシェーク信号の全てを制御する。別のモデムのな い実施形態において、CPU114は、サービスとのセッションの確立を直接制 御する。 ステップ304において、ソフトウェア122は、この発明の電話装置にダウ ンロードされる。ソフトウェアのダウンロードは、ソフトウェアプロバイダから の電話装置へのデータ転送である。好ましい実施形態において、モデム接続が一 旦確立されると、ソフトウェアは何らのメニューの指示もなく即座にダウンロー ドされる。ダウンロードされたソフトウェアは、DASD118に格納される。 そのようにすることにより、ユーザインタフェース割込ベクトル(UIIV)が 、ステップ306に示されるように、インストールされる。ユーザインタフェー ス割込ベクトルは、電話装置上の一定のキー操作と特定の追加機能とを関連づけ るために使用される。ソフトウェアのダウンロードが一旦完了すると、セッショ ンは、ステップ308に示されるように終了される。 図3のソフトウェアダウンロードは、この発明の電話装置に完全な機能を備え るために少なくとも1回遂行される必要がある。特に、図3のソフトウェアダウ ンロードは、全ての機能を有する電話装置を構成するために使用される。図3の ソフトウェアダウンロードは、電話装置に含まれているソフトウェアの更新また はリフレッシュを提供するために繰り返され得る。図3のソフトウェアダウンロ ードは、追加の機能を電話装置に追加するために使用されてもよい。 キーパッド104の各キーは、関連するユーザインタフェース割込ベクトルを 有している。加えて、この明細書においてマクロまたはマクロシーケンスとして 言及されるキーパッド104上のキーの予め定められた順序が、関連するユーザ インタフェース割込ベクトルを有している。該割込ベクトルは、終了および常駐 (TSR)ソフトウェア機能を示すメモリアドレスのリストである。一定の順序 が、特定の割込ベクトル入力によって、特定のTSR機能に写像される。ユーザ インタフェース割込ベクトルは、特定のキーまたはキーの順序に割り当てられる 機能である。ユーザインタフェース割込ベクトルは、機能が存在するメモリのア ドレスを含んでいる。ユーザインタフェース割込ベクトルは、特定のキーまたは マクロシーケンスが押されたときに、関連する処理または機能が最初に実行され ることを保証する。これにより、キーパッド104のキーが、これらのキーの各 々に関連するDTMF音を超える機能を提供することができる。例えば、図5に 関連して以下に説明されるように、この発明の電話装置は、オフラインモードで 動作することができる。電話装置をオフラインモードにするために、使用者は、 所定のボタンシーケンスまたはマクロシーケンス、例えば、「***」を押下す る。「***」が使用者により押下されると関連するボタン割込ベクトルは、「 *」キーに関連するDTMF(デュアル・音・マルチフリーケンシー)音が発生 される前に、該「***」マクロシーケンスが、実行されることを保証する。 この発明の電話装置は、図4に示されるようにオンラインモードにおいて動作 されることもできる。オンラインモードでは、電話装置はオフフック状態とされ 、ステップ402に示されるように、ダイヤル音が供給される。ステップ404 において、電話番号をダイヤルすることのようなオンライン通話機能が遂行され る。オンラインモードは、ステップ406に示されているように受話器をハング アップすることにより終了される。 この発明の電話装置は、オフラインモードにおいても動作され得る。この発明 の電話装置をオフラインモードに配するためのフローチャートが図5に示されて いる。ステップ502において、電話装置がオフフック状態にされる。使用者は 、その後、ステップ504に示されているように、オフラインモードを開始する ための所定のボタンシーケンスを押下する。上述したように、オフラインモード を開始するための、この所定のボタンまたはマクロシーケンスは、例えば、「* **」である。オフラインモードにあるときにおいても通話が電話装置により受 信され得ることを保証するために、オンフック状態メッセージがステップ506 に示されるようにネットワークまたはセルラースイッチに送られる。このように して、セルラースイッチまたはネットワークのサーバは、この発明の電話装置が ハングアップされているかまたはオンフック状態であるかを認識する。実際には 、電話装置は、オフラインモード中はオフフック状態であるが、ネットワークは 、オフラインモード中に、通話がネットワークにより電話装置に送られることを 保証するためにオンフック状態であると認識する。 オフラインモードは、ステップ508に示されるように、使用者がオフライン 機能を遂行することを可能にしている。以下により詳細に説明されるように、そ のような機能には、例えば、計算機、レコーダ、ファクシミリおよび応答装置機 能が含められる。オンラインまたはオフラインモードにおいて作動される他の機 能には、電話のボタンの呼出し可能な順序が使用者により定義されることを可能 にするマクロ機能が含まれている。使用者が、オフライン機能の遂行を終了する ときには、ステップ510に示されるように、使用者は電話をオンフック状態と する。ステップ512において、電話装置は、その後のオンライン電話操作のた めにリセットされる。 スイッチからの呼を受信するためのフローチャートが、図6a、図6bに示さ れている。図6aおよび図6bは、モデム119が送信器250および受信器2 60を共有するような実施形態を仮定している。スイッチが、この発明の電話装 置についての呼を有するときには、ステップ602に示されるように、該スイッ チは該電話装置がオンまたはオフフック状態であるかどうかを判断する。判断は 、電話装置がオフフック状態であるかどうかについて、ステップ604において 行われる。電話装置がオフフック状態である場合には、通話中信号処理がステッ プ606に示されるように供給され、処理がステップ608において停止する。 電話装置がオフフック状態ではない場合には、スイッチは、ステップ610に示 されるように電話装置に対して呼を送信する。判断ステップ612において、電 話装置がオフラインモードにあるかどうかが判断される。電話装置がオフライン モードにある場合には、ステップ614に示されるように、呼に対して応答され 、かつ、受信されたこの処理シーケンスが開始される。判断ステップ616にお いて音検知器222は、呼に対してファクシミリ音が存在するかどうかを判断す る。ファクシミリ音が検知された場合には、ファクシミリ処理シーケンスが、フ ローチャート結合子5000によって開始される。ファクシミリ処理シーケンス は、図10dに示されている。ファクシミリ音が呼において検知されない場合に は、応答装置シーケンスがフローチャート結合子3000によって開始される。 応答装置シーケンスは図12に示されている。電話装置の実施形態においては、 モデム119は受信器260および送信器250のものとは異なる別の周波数で 動作すること、すなわち、モデム119はそれ自身の受信器および送信器を有し 、したがって、判断ステップ616は、ファクシミリ音を別々に検知するために 必要とされないことを明記しておく。 判断ステップ612を再度参照すると、電話装置がオフラインモードにない場 合には、ステップ618に示されるようにベルが鳴らされ始める。判断ステップ 620において、使用者が所定のベルの回数Nの間に応答するかどうかが判断さ れる。電話の呼が所定回数のベルの後に応答されない場合には、ステップ614 により示されている受信された呼の処理シーケンスが開始される。使用者が、所 定回数のベルの間に電話の呼に応答する場合には、使用者が受話器をとるときに 、該使用者はファクシミリ音を聞くかもしれない。ファクシミリ音がステップ6 22において検知された場合には、使用者はステップ624に示されるようにフ ァクシミリ管理を開始するためにホットキーを押下する。使用者はその後、ステ ップ626に示されるように、ハングアップすることができ、ファクシミリ処理 シーケンス(図10d)が自動的に実行される。使用者が、ステップ626にお いてハングアップするときには、呼は終了されない。ファクシミリ処理シーケン スの背景処理が継続する。しかしなから、ステップ626において電話をハング アップする前のステップ614において、ファクシミリ管理のための使用者がホ ットキーを押下することが重要である。使用者が、ファクシミリ管理のためのホ ットキー押下の前にハングアップする場合には、呼はファクシミリが処理される 前に終了されることになる。 判断ステップ622に戻って、使用者がファクシミリ音を検知しない場合には 、電話の呼の通常の呼の処理が、ステップ628に示されるように継続される。 そのような通常のこの処理は、図4に示されているオンラインモードにおいて行 われる。 使用者によるオフライン機能の選択を監視するためのフローチャートが図7に 示されており、この明細書においては、メインオフライン監視ループとして言及 されている。オフラインモードはステップ702において開始される。ステップ 702に示されているように、オフラインモードは、使用者が電話装置をハング アップしたときに終了される。ステップ704において、オフラインモード変数 が設定される。オフラインモード変数は、ブールの変数または監視されるべき記 録である。この変数は、電話装置がオフラインモードにあるかどうかを示してい る。フローチャートに示された全ての「_VAR」変数は、その後に変更される まで、それらの現在の値を維持する持続性変数である。ステップ704に示され ているように、オフラインモード変数は、使用者を補助するために、電話装置上 の表示灯を光らせるのに使用されてもよい。ステップ706において、電話装置 は使用者の入力または使用されるべきオフライン機能の選択を待っている。計算 機機能がステップ708において選択された場合には、フローチャート結合子8 000によって、処理が計算機機能シーケンスに接続する。計算機機能シーケン スは図8aに示されている。判断ステップ710に示されるように、使用者がレ コーダ機能を選択する場合には、処理は、フローチャート結合子1000によっ てレコーダ機能シーケンスに接続する。レコーダ機能シーケンスは、図9a、図 9bに示されている。使用者が、判断ステップ712に示されるようにファクシ ミリ機能を選択する場合には、ファクシミリ機能シーケンスが、フローチャート 結合子2000により開始される。ファクシミリ機能シーケンスは、図10a、 図10bに示されている。使用者が判断ステップ714に示されるように、応答 発信メッセージ機能を特定することを選択する場合には、発信メッセージシーケ ンスがフローチャート結合子6000により開始される。発信メッセージシーケ ンスは、図11に示されている。選択された機能を遂行した後に、または、予め 定義されたキー順序を認識しないときには、処理は、使用者のさらなる入力を待 っために、フローチャート結合子4000によって図7のステップ706に戻る 。処理は、使用者が電話装置をハングアップすることによりオフラインモードを 出るときに終了される。図8a〜図8eは、計算機機能シーケンスにおいて使用 されるフローチャートを示している。図8aを参照すると、フローチャートがキ ーの押下の継続時間を監視するために示されている。キー押下の継続時間は、計 算機機能の動作の好ましい実施形態の一要素である。計算機機能中の特定のキー の意味は、最小限の持続時間だけ押下されたか、長い持続時間にわたって押下さ れたかどうかに依存している。キー押下の持続時間に応じてキーの意味を識別す る処理は、参照によりその全体がこの明細書に組み込まれている、「System and Method for Transmitting Data and Commands Using a Telephone」と題され、 1996年6月27日に出願されたともに係属中の米国特許出願第08/672 186号(Atty.Docket:RIC-96-009;1575.0840000)に開示されている。前述し た出願は、この発明の計算機機能を実行する好ましい実施形態をも含んでいる。 ステップ802に到達することは、電話装置が計算機モードに入ったことを意 味している。ステップ802において、計算機機能により使用される変数が初期 化される。作業領域変数は、従来の計算機の表示領域に類似している。2項演算 子変数は、2項演算が進行しているかどうかを示すブール変数である。2項演算 子は、通常、2項の、例えば、加算、減算、乗算および除算を必要としている。 2項演算子変数は、ステップ802において「偽」に設定される。演算子変数は 、使用者により入力された最新の演算子を含んでいる。ステップ802において 、演算子変数は、「等号」演算に設定されている。履歴リスト変数は、計算結果 が使用者に注釈されまたは発音されることを可能にするために使用される。この ことは、認証を有する計算を使用者に提供するのに有用である。ステップ802 において、履歴リストは「空」に設定される。ステップ804において、メモリ セルが初期化、すなわち、メモリセル変数が0に設定される。メモリセルは、作 業領域に含まれる情報または結果を記憶するために使用され得る記憶領域を提供 している。図8aに示される実施形態には、1つのメモリセルだけが示されてい る。しかしながら、複数のメモリセルが使用されてもよいことは言うまでもない 。ステップ806において、使用者は、計算機の指示を要求される。そのような 要求は、スピーカー106を通して行われる。他の実施形態においては、ハンド セット100に設けられたディスプレイを介して要求されてもよい。使用者は、 指示を離れてステップ808へ即座に移行するためにホットキーを使用してもよ い。 ステップ808において、電話装置は、使用者により電話ボタンが押されるこ とを待っている。ステップ810において、ボタン押下の開始時刻が保存される 。ステップ812において、ボタンの解放が待たれる。ステップ814において 、ボタンが解放されたときの待ち時間が保存される。ステップ816において、 キー押下の持続時間が、開始時刻から終了時刻を差し引くことにより計算される 。ステップ818において、1つの項目が待ち行列に配置される。該項目は、押 下されたボタン(ボタン識別子)並びにステップ816において計算されたボタ ン押下持続時間の両方を含んでいる。処理は、その後、待機ステップ808にお いて継続される。 図8bおよび図8cは、計算機機能に関連する論理処理シーケンスのためのフ ローチャートを示している。ステップ820において、次の項目が、ステップ8 18で識別された待ち行列から回収される。待ち行列へのアクセスは、信号処理 により制御される。待ち行列内に何かが存在するまでアクセスは防止される。こ のことはステップ820において暗黙の待機として識別される。ステップ820 を実行するための好ましい実施形態は、次の待ち行列項目を回収し、該待ち行列 項目を変換テーブルに一致させることである。変換テーブルはボタン識別子およ びボタン押下持続時間(待ち行列項目)を定義された意味または翻訳されたメッ セージに写像する。待ち号列に対して変換テーブル内の最良の一致が捜索される 。一致が発見されない場合には、デフォルトが使用され得る。変換テーブルは、 各列ごとに4つのコラムの項目;(1)押下されたボタン、(2)最小持続時間、(3) 最大持続時間および(4)翻訳されたメッセージを含むデータテーブルとして維持 されることが好ましい。待ち行列項目は、変換テーブルからの翻訳されたメッセ ージに従って処理され、かつ、処理は次の待ち行列項目を得るために戻る。 以下の表1は、変換テーブルの一例である。持続時間D1,D2,D3の長さ は、装備に依存している。好ましくは、持続時間D1は、持続時間D3より短い 持続時間D2より短い。したがって、表1の意味は、本質的に、短い持続時間( D1とD2の間)または長い持続時間(D2とD3の間)のいずれかを有すると いうことである。しかしながら、この発明は、全ての特定のキーおよび持続時間 範囲の全ての数に対して任意の意味の数を適応させるように設計されている。数 に変換される意味は短い持続時問を有している。(終了命令および小数点以外の )命令に変換される意味は、長い持続時間を有している。 ステップ822において、新数変数が「偽」に設定される。この新数変数は、 使用準備ができておりかつ計算に必要とされるナンバーバッファ内の数であると きにのみ「真」である。判断ステップ824は、使用者が計算機能を出ることを 望んでいるかどうかを監視する。使用者が判断ステップ824において出ること を決心する場合には、処理は、フローチャート結合子4000によって図7のス テップ706に続く。計算機モードは、ステップ706に戻る際に終了される。 ステップ826において、プロセッサ112は、変換テーブル(上記、表1) を参照することにより最新の項目を翻訳する。特に、プロセッサ112は、最新 の項目のキーおよび持続時間に合致する列が見つかるまで参照テーブルを通して 検索する。最新の項目は、その後、合致した列により表された意味により定義さ れるように変換される。 ステップ827において、プロセッサ112は、翻訳された(変換された)最 新の項目が、数またはピリオド(小数点)に等しいかどうかを判断する。翻訳さ れた最新の項目が数またはピリオドに等しくない場合には、ステップ828が遂 行される(以下に示す。)。そうでなければ、ステップ830が遂行される。 ステップ830において、プロセッサ112は変換された数または小数点をナ ンバーバッファに追加する。ナンバーバッファは、使用者により形成された数を 保持するために使用される。 ステップ832において、プロセッサ112は、ナンバーパッファ内に複数の 小数点が存在するかどうかを判断する。複数の小数点がナンバーバッファ内に存 在しない場合には、制御はステップ820に戻る。そうでなければ、ステップ8 34が遂行される。 ステップ834において、プロセッサ112がナンバーバッファをクリアする 。 ステップ836において、可聴メッセージが使用者に供給され、該使用者に、 (1つ以上の小数点を有しているので)形成された数が誤りであることを知らせ る。一実施形態において、プロセッサ112は、さらに、形成された数がクリア され、使用者がその数を再入力すべきであることを使用者に知らせる。制御は、 ステップ820に戻る。 プロセッサ112が、ステップ827において、翻訳された最新の項目が数ま たは小数点に等しくないと判断された場合には、ステップ828が遂行される。 ステップ828において、プロセッサ112は、翻訳された最新の項目が、単 項演算子、2項演算子、メモリ演算子、クリア、等号、確認を伴う等号等のよう な計算機関係の演算子に等しいかどうかを判断する。翻訳された最新の項目が演 算子ではない場合には、プロセッサ112は、翻訳された最新の項目がが変換テ ーブルにおいて定義された他の何らかの意味に等しいか、または無演算命令に等 しいかのいずれかであると仮定する。無演算命令は、変換テーブル内に該当する ものが見つからず、かつ、そのためにその入力は無視されるということを示して いる。いずれの場合においても、プロセッサ112は、命令を適当に処理し(ス テップ829)、ステップ820に戻る。 プロセッサ112が、ステップ828において、翻訳された最新の項目が、計 算機関連の演算子であると判断する場合には、ステップ838が遂行される。 ステップ838において、プロセッサ112は、使用者が最新の計算において 使用するための新たな数を入力し始めたかどうかを判断する。プロセッサ112 は、ナンバーバッファがクリアされたかどうかを判断することによりステップ8 38を遂行する。ナンバーバッファがクリアされた場合には、使用者は数の入力 を開始しておらず、ステップ846(後述)が遂行される。ナンバーバッファが クリアされていない場合には、使用者は、前もって数の入力を開始しており、ス テップ840が遂行される。 ステップ840において、プロセッサは、ナンバーバッファ内の数を公知の技 術を用いて、実数に変換するプロセッサ112は、この実数に等しい入力変数を 設定する。この実数は、最新の計算に対する演算数、例えば、978.32を表 している。プロセッサ112は、その後、ナンバーバッファをクリアする。 ステップ842において、プロセッサ112は、「真」の値に等しく、使用者 が最新の計算において使用するために数を入力したことを示す新数変数を設定す る。処理は、その後、図8dおよび図8eに示されているように、8D、8Eに おいて継続する。図8dおよび図8eに示された処理を完了すると、制御はステ ップ846に移行する。 ステップ846は、ステップ838において、プロセッサ112が、使用者が 最新の計算において使用するための新たな数の入力を前もって開始しなかったと 判断された場合にも遂行される。ステップ846において、プロセッサ112は 、ステップ826により判断されるように命令または演算子に等しい入力変数を 設定する。 処理はその後、図8dおよび図8eに示されている8D,8Eにおいて継続す る。図8dおよび図8eに示された処理が終了すると、制御はステップ820に 戻る。 使用者により入力された数および演算子を処理するためのフローチャートが図 8dおよび図8eに示されている。ステップ848において、プロセッサ112 は使用者が最新の計算において使用するための新たな数を入力したかどうかを、 新しい数の変数が「真」に等しいかどうかを判断することにより判断する。使用 者が新たな数を入力しなかった場合には、ステップ850(後述)が遂行される 。そうでなければ、ステップ849が遂行される。 ステップ849において、プロセッサ112は、履歴リストに1以上のコード を追加する。これらのコードは、入力変数に記憶された実数を表している。これ らのコードがスピーカー106に送られた場合には、スピーカー106は、この 実数を聞こえるように知らせる。 ステップ851において、プロセッサ112は、最新の計算が未決定の2項演 算を含んでいるかどうかを決定する。プロセッサ112は、2項演算変数が「真 」に等しいかどうかを判断することによりステップ851を遂行する。2項変数 が「真」に等しくない場合には、プロセッサ112が、ステップ858において 、入力変数における字数に等しい作業領域変数を設定し、「偽」に等しい新数変 数を設定する。制御はその後、図8bおよび図8cに示されるフローチャートに 戻る。 プロセッサ112がステップ851において、2項演算子変数が「真」に等し くないと判断する場合には、ステップ853が遂行される。ステップ853にお いて、プロセッサ112は、作業領域変数内の実数および入力変数における実数 に基づく演算子変数により示された2項演算を遂行する。プロセッサ112は、 作業領域変数における結果を記憶する。ステップ856において、プロセッサ1 12は、2項演算子変数を「偽」に等しく設定する。制御は、その後、図8bお よび図8cに示されるフローチャートに戻る。 ステップ848において、プロセッサ112が、最新の計算において使用する ための数を使用者が前に入力しなかったと判断した場合には、ステップ850が 遂行される。ステップ850において、プロセッサ112は、次のことが「真」 であるかどうかを判断する。(1)(2項演算変数を参照することにより)2項演 算が現在行われていること、(2)入力変数内に記憶されたような使用者により入 力された最新の命令がメモリからの回収動作ではないことである。これら2つの 条件が「真」である場合には、使用者は、不適当に計算を形成したことになる。 これは、使用者が2項演算を要求したが、2項演算において使用するための1つ の数のみを供給した場合を示している。 したがって、これら2つの条件が「真」である場合には、プロセッサ112は 、ステップ852において、エラーメッセージを使用者に聞こえるように知らせ る。制御はその後、図8bおよび図8cに示されるフローチャートに戻る。 ステップ850において、プロセッサ112がこれら2つの条件が両方とも「 真」ではないと判断する場合には、ステップ854が遂行される。 ステップ854において、プロセッサ112は、(入力変数内に格納された) 変換された最新の項目が、乗算命令のような2項演算子命令であるかどうかを判 断する。変換された最新の項目が2項演算子命令ではない場合には、ステップ8 62が遂行される(後述)。そうでなければ、ステップ855が遂行される。 ステップ855において、プロセッサ112は、入力変数の値に等しい演算子 変数を設定する(すなわち、プロセッサ112は、変換された最新の項目により 表される2項演算子命令に等しい演算子変数を設定する。)。 ステップ857において、プロセッサ112は、「真」に等しい2項演算子変 数を設定する。 ステップ860において、プロセッサ112は、履歴リストに1以上のコード を追加する。これらのコードは演算子変数内に格納された2項演算命令を表して いる。これらのコードがスピーカー106に送られた場合には、スピーカー10 6はこの2項演算を聞こえるように知らせる。例えば、演算子変数が加算の演算 子を記憶している場合には、これらのコードは、スピーカー106に送られると きに、スピーカー106が、単語「プラス」を聞こえるように知らせる。 制御は、その後、図8bおよび図8cに示されたフローチャートに戻る。 ステップ854において、プロセッサ112が変換された最新の項目が2項演 算命令ではないと判断した場合には、ステップ862が遂行される。ステップ8 62において、プロセッサ112は、(入力変数に格納されたような)変換され た最新の項目が、1/x命令のような単項演算であるかどうかを判断する。変換 された最新の項目が単項演算子でない場合には、ステップ872が遂行される( 後述)。そうでない場合には、ステップ864が遂行される。 ステップ864において、プロセッサ112はエラー検査を遂行する。プロセ ッサ112により遂行される実際のエラー検査は、装備に依存しており、プロセ ッサ112によりサポートされている単項演算に依存している。説明されている 実施形態において、プロセッサ112は、ステップ864において、以下の条件 が「真」かどうかを判断する。(1)作業領域変数がゼロを記憶していること、お よび(2)変換された項目が1/xの単項命令であることである。これらの両方の 条件が「真」である場合には、プロセッサ112はステップ866において、デ ィバイド・バイ・ゼロのエラーメッセージを使用者に聞こえるように伝達する。 制御は、その後、図8bおよび図8cに示されたフローチャートに戻る。 これらの条件が両方とも、ステップ864において、「真」ではないと判断さ れた場合には、ステップ868が遂行される。ステップ868において、プロセ ッサ112は、変換された最新の項目により示された単項演算子を、作業領域変 数に格納されている実数に適用する。プロセッサ112は、作業領域変数に結果 を格納する。 ステップ870において、プロセッサ112は、1以上のコードを履歴リスト に追加する。これらのコードは、変換された最新の項目により表された単項演算 命令を表している。これらのコードがスピーカー106に送られる場合には、ス ピーカー106は、この単項演算を聞こえるように伝達する。制御は、その後、 図8b、および図8cに示されるフローチャートに戻る。 ステップ862において、プロセッサ112が、変換された最新の項目が単項 演算子ではないと判断した場合には、ステップ872が遂行される。ステップ8 72において、プロセッサ112は、(入力変数内に格納されたような)変換さ れた最新の項目が、等号命令に等しいかどうかを判断する。変換された最新の項 目が等号命令に等しくない場合には、ステップ876が遂行される(後述)。そ うでなければ、ステップ874が遂行される。 ステップ874において、プロセッサ112が、作業領域変数の内容を使用者 に聞こえるように知らせる(すなわち、注釈する)ように、スピーカー106に 命令する。プロセッサ112は、作業領域変数内に格納されている実数を表す1 以上のコードをスピーカー106に送信することにより、ステップ874を遂行 する。制御はその後、図8bおよび図8cに示されたフローチャートへ戻る。 ステップ872において、プロセッサが、最新の項目が等号命令に等しくない と判断した場合には、ステップ876が遂行される。ステップ876において、 プロセッサ112は、(入力変数内に格納されたような)変換された最新の項目 が確認命令を伴う等号に等しいかどうかを判断する。変換された最新の項目が、 確認命令を伴う等号に等しくない場合には、ステップ880が遂行される(後述 )。そうでなければ、ステップ878が遂行される。 ステップ878において、プロセッサ112は、スピーカー106に、最新の 計算の状態を聞こえるように知らせる。プロセッサ112は、適当なコードをス ピーカー106に転送することにより、単語「等しい」を聞こえるように知らせ るために、履歴リストの内容をスピーカー106に転送することによりステップ 878を遂行する。その後、ステップ874が遂行され、そこで、スピーカー1 06が作業領域変数の内容を聞こえるように知らせるように命令される(後述) 。制御は、その後、図8bおよび図8cに示されるフローチャートに戻る。 ステップ876において、プロセッサ112が、(入力変数に格納されたよう な)変換された最新の項目が、確認命令を伴う等号に等しくないと判断した場合 には、ステップ880が遂行される。ステップ880において、プロセッサ11 2は、(入力変数に格納されたような)変換された最新の項目がメモリセル設定 命令に等しいかどうかを判断する。変換された最新の項目が、メモリセル設定命 令に等しくない場合には、ステップ884が遂行される(後述)。そうでなけれ ばステップ882が遂行される。 ステップ882において、プロセッサ112はメモリセルを作業領域変数の値 に等しく設定する。制御はその後、図8bおよび図8cに示されるフローチャー トに戻る。 ステップ880において、プロセッサ112が、(入力変数に格納されたよう な)変換された最新の項目がメモリセル設定命令に等しくないと判断した場合に は、ステップ884が遂行される。ステップ884において、プロセッサ112 は、(入力変数に格納されたような)変換された最新の項目がメモリセル回収命 令等しいかどうかを判断する。変換された最新の項目がメモリセル回収命令に等 しくない場合には、ステップ895が遂行される。そうでなければ、ステップ8 86が遂行される。 ステップ886において、プロセッサ112は、履歴リストに、メモリセル内 に格納された実数を表す1以上のコードを追加する。これらのコードは、スピー カー106に送られた場合には、該スピーカー106が、この実数を聞こえるよ うに知らせる。 ステップ888において、プロセッサ112は、最新の計算が2項演算を含ん でいるかどうかを判断する。プロセッサ112は、2項演算子変数が「真」に等 しいかどうかを判断することによりステップ888を遂行する。2項演算子変数 が「真」に等しくない場合には、プロセッサ112は、ステップ894において 、作業領域変数をメモリセル内の実数に等しく設定する。制御は、その後、図8 bおよび図8cに示されるフローチャートに戻る。 プロセッサ112が、ステップ888において、2項演算子変数が「真」に等 しいと判断する場合には、ステップ890が遂行される。ステップ890におい て、プロセッサ112は、作業領域変数内の実数およびメモリセル内の実数につ いて演算子変数により示される2項演算を遂行する。プロセッサ112は、作業 領域変数内に結果を格納する。ステップ892において、プロセッサ112は2 項演算子変数を「偽」に等しく設定する。制御はその後、図8bおよび図8cに 示されるフローチャートに戻る。 ステップ884において、変換された最新の項目がメモリセル回収演算に等し くないとプロセッサ112が判断した場合には、ステップ895が遂行される。 ステップ895において、プロセッサ112は、(入力変数に格納されたような )変換された最新の項目が作業クリア命令に等しいかどうかを判断する。変換さ れた最新の項目が、作業クリア命令に等しくない場合には、制御は図8bおよび 図8cに示されるフローチャートに戻る。そうでなければ、プロセッサ112は 、ステップ897に示されるように、作業領域変数をゼロに設定し、2項演算子 変数を「偽」に設定し、演算子変数を等号命令に設定し、履歴リストを空にし、 ナンバーバッファをクリアする。 ステップ899において、プロセッサ112は準備完了の表示を供給する。制 御はその後、図8bおよび図8cに示されるフローチャートに戻る。 特に好ましい実施形態において、キー押下の持続時間は、特定の計算機機能が 遂行されることを識別するために使用される。これに代えて、特定の機能を示す ために複数のボタンが使用されてもよい。例えば、アスタリスクまたはスターの 後に数字を押すことが、追加または加算の2項演算子を意味していてもよい。こ の発明の電話装置が多くの形式の計算機演算をすることができるように、前に置 くボタンの順序が特定の機能または定義に写像され得る。 図9aおよび図9bは、レコーダ機能シーケンスのためのフローチャートを示 している。ステップ902において、使用者は、レコーダ機能を要求される。ス テップ902において、電話装置は、レコーダモードに入る。そのような要求は スピーカー106を通して要求を再生することにより行われる。これに代えて、 そのような要求は、ハンドセット100に設けられたディスプレイ上に指示また はメニューを表示することによりなされてもよい。ステップ904において、電 話装置は使用者の入力を待つ。使用者が、判断ステップ906に示されているよ うに、レコーダーモードをオンにすることを選択する場合には、処理は、判断ス テップ908に続く。判断ステップ908において、記録変数が既にオンに設定 されていたかどうかの判断がなされる。記録変数が既にオンに設定されていた場 合には、処理は、待機ステップ904に戻る。記録変数がまだオンに設定されて いなかった場合には、記録変数が、ステップ910においてオンに設定される。 ステップ912において、レコーダ使用が確定される。好ましい実施形態にお いては、レコーダ使用が、信号処理の使用により確定される。そのような信号は 、レコーダを1度に1つの処理または機能に使用するために、占有権を与える。 信号は、装置を使用する処理が完了するまで、他の処理または機能によるレコー ダへのアクセスを防止する。信号が一且レコーダへのアクセスを許可したならば 、それによって、レコーダ使用が確定し、レコーダがステップ914において開 始される。レコーダーが一旦開始されると、処理は待機ステップ904に戻る。 前記シーケンスは、電話装置がオフラインモードまたはオンラインモードにある ときに記録を行うことを提供している。第2節に述べたように、レコーダは、通 話の進行中に、オンラインモードにおいてオンにされ得る。この発明の好ましい 実施形態においては、記録は、オンラインモードまたはオフラインモードの間に 行われ得る。オンラインモードにおいて通話中に、またはオフラインモードにお いて使用者が記録を開始することができるように、ホットキーが設けられている 。 使用者が、判断ステップ916においてレコーダモードをオフにすることを選 択する場合には、処理は、判断ステップ918に続く。判断ステップ918にお いては、記録変数がオンであるかどうかか判断される。記録変数がオンではない 場合、すなわち、オフである場合には、処理は、待機ステップ904に戻る。記 録変数はオンではないので、このことは、レコーダモードが既にオフであること を示している。 判断ステップ918に戻って、記録変数がオンである場合には、記録変数がス テップ920においてオフにされる。レコーダはステップ922において停止さ れる。日付/時刻レジスタが、ステップ924においてアクセスされる。日付お よび時刻情報は、クロック220によって日付/時刻レジスタに供給される。 ステップ926において、行われたばかりの新しい記録に対応する4つのフィ ールド記録がインデックステーブルに挿入される。例としてのインデックステー ブルを、以下の表2に示す。 第1のフィールドは、インデックス番号または参照数値である。以下により詳 細に説明されるように、応答装置ごとの発信メッセージ(OGM)に割り当てら れるインデックス番号は、常に1つである。他の記録は、2〜Nのインデックス 番号を割り当てられている。インデックステーブルの記録における第2のフィー ルドは、データ形式である。データ形式は、ファクシミリまたは録音のいずれか である。録音のデータ形式は、例えば、オフラインモードの間に電話装置の使用 者によって行われた録音、または、電話装置がオンラインモードにあるときに記 録された、電話による会話の録音のような、任意形式の録音に割り当てられる。 録音のデータ形式は、応答装置の発信メッセージに応答して記録されたメッセー ジにも割り当てられる。ファクシミリのデータ形式は、この発明の電話装置によ り受信されたファクシミリメッセージに割り当てられる。第3のフィールドは、 録音が生成された日時またはファクシミリが受信された日時を識別するために日 付および時刻の識別子である。第4のフィールドは、録音またはファクシミリが 格納されている場所に対する完全に限定された特定のパス名である。録音および ファクシミリメッセージは、特定ファイル名によってDASD118に格納され る。インデックステーブル内の記録は、特定の録音またはファクシミリメッセー ジを探すためのマップまたは識別子を供給している。ステップ926は、図9c に示されるレコーダ動作へのインタフェースを提供している。新たな録音に対応 する記録がステップ926においてインデックステーブル内に挿入されると、ス テップ928においてレコーダの使用が解放される。好ましい実施形態において 、レコーダの使用の解放は、信号処理により制御される。処理はその後待機ステ ップ904において継続する。 レコーダを再度オンにするための方法と同様の方法において、使用者は、ホッ トキーを実行することによって、いつでも、レコーダをオフにすることができる 。レコーダモードのオン、オフは、オンラインモードおよびオフラインモードの 両方において、ホットキーを介してアクセスするために利用可能である。これに より、この発明の電話装置の使用者は、レコーダにいつでもアクセスすることが できる。 以下の図9a、9bにおける判断ステップ930に表されるレコーダ機能は、 オフラインモードにおいて、かつ、録音が作動していない問にのみ、使用者に利 用可能である。したがって、判断ステップ930は、処理が判断ステップ930 以降に継続するときに、記録変数がオンではないこと、すなわちオフであること を保証する。判断ステップ930において、記録変数が、なおもオンである場合 には、処理は待機ステップ904に戻る。記録変数がオンではない場合、すなわ ちレコーダがオフである場合には、処理は判断ステップ932において継続する 。電話装置は、判断ステップ930以降に示された機能を作動させるために、レ コーダモードになることはできない。 判断ステップ932は、使用者が、インデックステーブル項目またはインデッ クステーブル記録を削除することを可能にしている。ステップ934において、 使用者は、インデックステーブルから削除されるべき記録または項目のインデッ クス番号を入力するように要求される。ステップ936において、使用者により 入力されたインデックス番号が有効であるかどうかが判断される。有効であるた めには、インデックス番号は、1であってはならず、かつ、存在しなければなら ない。使用者により入力されたインデックス番号が有効ではない場合には、エラ ー音がステップ938において供給され、処理は待機ステップ904に戻る。ス テップ936において判断されたようにインデックス番号が有効な場合には、イ ンデックステーブルの項目(インデックス番号)に対応するファイルがステップ 940において削除される。ステップ940において削除されたファイルは、使 用者により入力されたインデックス番号に対応する録音またはファクシミリに対 するデータ自体を含むファイルである。インデックステーブル内の対応する記録 は、ステップ942においてインデックステーブルから削除される。インデック ステーブルの項目または記録は、その後、ステップ944において2〜Nの範囲 にわたるインデックス番号について再列挙される。応答装置機能に対する発信メ ッセージは、1に等しいインデックス番号に割り当てられ、したがって、ステッ プ944の再列挙により影響を受けない。使用者により選択されたインデックス テーブル項目が成功裏に削除されたことを示す成功の完了音が、ステップ946 において使用者に供給される。処理は、その後、待機ステップ904に戻る。 判断ステップ948に示されるように、使用者は、インデックステーブルに格 納された情報を、拾い読みすることもできる。インデックステーブルを拾い読み するために、1から始まる次のインデックステーブル項目がステップ950にお いて回収される。全てのインデックステーブル項目が処理された場合には、判断 ステップ952に示されるように、成功の完了音が、ステップ954において使 用者に供給される。処理は、その後、待機ステップ904において継続する。 判断ステップ952に戻って、全てのインデックステーブル項目が処理されな かった場合には、ステップ950において回収された次のインデックステーブル 項目がステップ956において注釈される。インデックステーブルから回収され た記録内に含まれる、インデックス番号、データ形式および日時議別子は、使用 者に対して注釈される。そのような注釈は、スピーカー106を通して、インデ ックス番号、データ形式および日時の識別子を使用者に知らせることにより達成 される。これに代えて、そのような注釈は、ハンドセット100に含まれるディ スプレイ上に、インデックス番号、データ形式、日付の識別子を表示することに より達成されてもよい。ファクシミリデータ形式のインデックステーブル項目は 、スピーカー106を通して使用者に再生することはできない。したがって、判 断ステップ958において、回収された記録のデータ形式がファクシミリである かどうが判断されなければならない。データ形式がファクシミリではない場合に は、処理はステップ964において継続する。ステップ964において、記録フ ァイルはスピーカー106を通して使用者に対して再生される。 その後、判断ステップ966は、全ての記録ファイルの再生からホットキーに より離れることを使用者に許容するために使用される。判断ステップ966は、 使用者が、記録ファイルの再生からホットキーにより離れるためのキー、例えば 、ポンドキー(#)を入力したかどうかを監視するために使用される。使用者が 、ポンドキーを使用した場合には、処理は、次のインデックステーブル項目を得 るために判断ステップ966からステップ950へ戻ることになる。判断ステッ プ966において、使用者がステップ964において再生を終了することを選択 しなかった場合には、使用者が拾い読み機能を出ることまたは終了することを望 んでいるかどうかを監視するために、判断ステップ960が使用される。使用者 は、アスタリスク(*)またはスターキーのような所定のキーを選択することに よって、いつでも、拾い読み機能からホットキーを押すことによって終了するこ とができる。使用者が、スターキーを押した場合には、判断ステップ960にお いて、処理がステップ904に戻る。使用者が、拾い読み機能を離れるホットキ ーを押さなかった場合には、判断ステップ962において、現在処理されている データ形式がファクシミリであるかどうかが判断される。データ形式がファクシ ミリではない場合には、記録ファイルを再生し続けるために処理がステップ96 4に戻る。ステップ966,960は、ステップ964において生じた監視に基 づく判断ステツプである。 判断ステップ962において、データ形式がファクシミリである場合には、次 のインデックステーブル項目を得るために、処理はステップ950に戻る。ステ ップ958に戻って、データ形式がファクシミリである場合には、処理はステッ プ960に続く。 判断ステップ968は、使用者が、該使用者により選択されたインデックス番 号に対応する記録を再生することを可能にする。ステップ970において、使用 者は、該使用者が再生されることを望む記録に対応するインデックス番号を入力 するように要求される。ステップ972において、使用者が入力したインデック ス番号が有効であるか否かが判断される。例えば、記録を再生するために有効な インデックス番号であるためには、該インデックス番号が存在しかつファクシミ リデータ形式に対応していないことが必要である。インデックス番号が有効でな い場合、例えば、ファクシミリメッセージに対応していない場合には、エラー音 がステップ974において使用者に供給される。処理はその後、待機ステップ9 04において継続する。 判断ステップ972に戻って、使用者により入力されたインデックス番号が有 効である場合には、このインデックス番号に対応するファイルが使用者のために ステップ976において再生される。ステップ976を実行するために、その記 録に対応するディジタル化されたファイルが回収され、D/A変換器244によ ってアナログ信号に変換され、かつ、該アナログ信号が、スピーカー106を通 して、使用者により聞かれるように再生される。判断ステップ978は、使用者 が全記録の再生からホットキーにより離れることを望んでいるかどうかを監視す るために使用される。使用者がホットキー(ポンドキー)を入力した場合、また は記録の再生が終了した場合には、処理は、待機ステップ904に戻る。そうで なければ、記録の再生は、使用者がホットキーを押して終了するか、記録の再生 が終了するかのいずれかのときまで継続する。 判断ステップ980により、使用者は、リステートオプション機能を選択する ことができる。ステップ980において、リステートオプション機能が選択され た場合には、処理は、ステップ902において、使用者にレコーダ機能を促すよ うに継続する。使用者がステップ982においてレコーダ機能から出ることまた は終了することを選択する場合には、処理は、フローチャート結合子4000に よって図7のステップ706に戻るように継続する。 図9cは、レコーダを開始するための実行ステップ914のためのフローチャ ートを示している。ステップ990において、特定のファイル名が、電話装置の 1以上の記憶またはメモリ装置に発生される。記憶装置上に特定ファイル名を発 生するステップは、関連技術の当業者には明らかであり、簡潔のために省略する 。ステップ992において、記録されるべき音声は、サンプルとして、ディジタ ル化ファイルに保存される。好ましい実施形態において、レコーダは、調整可能 なサンプリング速度で動作する。サンプル速度は、1秒間に得られるサンプル数 を決定する。より多くのサンプルが得られることにより記録の品質が向上する。 サンプリング速度は、コンピュータプログラムロジックによりアクセス可能なレ ジスタ内にサンプル速度を格納することにより、調整可能にすることができる。 ステップ994において、記録サンプルは、ステップ990において生成され た特定のファイル名を有するファイル内に格納される。動作において、ステップ 992,994は、同時に生ずる。 レコーダを停止するために、該レコーダは割り込まれ(例えば、最大記録時間 経過)、入出力が、ステップ996に示されるように完了する。 図10aおよび図10bは、ファクシミリ機能シーケンスのためのフローチャ ートを示している。ステップ1002において、使用者は、ファクシミリ機能を 要求される。そのような入力要求は、スピーカー106を通して該指示メッセー ジを再生することにより行われる。これに代えて、そのような入力要求は、ハン ドセット100に設けられたディスプレイ上に指示またはメニューを表示するこ とにより行われてもよい。ステップ1004において、電話装置は、使用者の入 力を待つ。使用者が、判断ステップ1006に示されたように、ページ見出しを 設定することを選択する場合には、処理はステップ1008において継続する。 ステップ1008において、使用者は、最新の見出し設定を用いた入力要求の 際に固定長の見出しを特定する。例えば、この頭書きを入力するためにポンドキ ー(#)に先行する数を押すことが、数字記号を示すことになる。ポンドキーに 先行してスター(*)キーを押すことは、ブランクを示すことになる。アルファ ベット文字を識別するために、1つの好ましい実施形態は、以下のシナリオを使 用する。第1の項目はキーを示し、第2の項目は使用されるべきであった特定の キー上の文字を示している。例えば、シーケンス「21」は、「a」(キー2、 第1の文字)を示し、シーケンス「22」は、「B」(キー2、第2の文字)を 示し、シーケンス「23」は、「C」(キー2、第3の文字)を示すことになる 。「Z」は「01」により示される。キーシーケンス「**」は、入力の終了を 示し、「##」は、最新の設定を保持することになる。ステップ1010におい て、固定見出し変数は、入力されたばかりの文字列に設定される。静止変数は、 再度変更されるまでその値を保持する持続性変数である。処理は、その後、待機 ステップ1004において継続する。 判断ステップ1012において、使用者は「TO」フィールドを設定するよう に選択することができる。使用者は、固定長の「TO」フィールドを、最新の「 TO」フィールド設定を用いた入力要求の際に特定する。同じ形式のキーシーケ ンスが、ステップ1008における固定長の見出しについて上述されたように、 「TO」フィールドのための文字列を識別するために使用されることになる。ス テップ1016において、静止の「TO」変数が、入力された文字列に対して設 定される。処理は、その後、待機ステップ1004において継続する。 同様に、判断ステップ1018に示されたように、使用者は「FROM」フィ ールドを設定することを選択することができる。使用者は、最新の「FROM」 フィールド設定によって入力要求する際に、固定長の「FROM」フィールドを 特定する。同じ形式のキー処理が、ステップ1014,1008について上述し たように使用される。ステップ1022において、静止の「FROM」変数が、 入力された文字列に設定される。処理は、その後、待機ステップ1004におい て継続する。 送られるべき事項および情報は、判断ステップ1024に示されるように、使 用者により特定され得る。使用者が送られるべき事項を判断ステップ1024に おいて特定することを選択する場合には、使用者は、ステップ1026において 送られるべき事項の最新の設定による入力要求の際に、インデックス番号を特定 する。インデックス番号は、インデックステーブル内の有効な項目でなければな らない。判断ステップ1028において、使用者により入力されたインデックス 番号が有効であるかどうかが判断される。例えば、インデックス番号は、存在す る場合には有効である。インデックス番号が判断ステップ1028において判断 されるように有効でない場合には、エラー音がステップ1030において使用者 に供給される。処理は、その後、待機ステップ1004において継続する。 判断ステップ1028に戻って、使用者により入力されたインデックス番号が 有効である場合には、ステップ1032において、静止インデックス変数が入力 されたインデックス番号に設定される。処理は、その後、待機ステップ1004 において継続する。判断ステップ1034において、使用者は、ファクシミリが 送られるべき送信先電話番号を特定することを選択することができる。使用者が 、ステップ1034において、送信先電話番号を特定することを選択する場合に は、使用者は、ステップ1036において、送信先電話番号の数字を入力する。 好ましくは、ステップ1036において、使用者は送信先電話番号の最新の設定 により入力要求される。ステップ1038において、静止送信先変数が、ステッ プ1036において、使用者により入力された電話番号に設定される。処理は、 その後、待機ステップ1004において継続する。 判断ステップ1040において、使用者は、ファクシミリを実際に送ることを 選択することができる。使用者が、ステップ1040においてファクシミリを送 ることを選択する場合には、処理は、判断ステップ1042において継続する。 判断ステップ1042において、送信先番号が使用者により特定されたかどうか が判断される。送信先番号が使用者により特定されなかった場合には、ステップ 1030において、エラー音が使用者に供給される。処理はその後、待機ステッ プ1004において継続する。 判断ステップ1042に戻って、送信先番号が使用者により特定された場合に は、ステップ1044において、見出しが全てのページの始まりごとにフォーマ ットされることになる。ステップ1010からの静止見出し変数が使用される。 ステップ1046において、この発明の電話装置は、実際に呼を発する。判断ス テップ1048において、ステップ1046において発せられた呼がファクシミ リ音に完了されたかどうかが判断される。呼がファクシミリ音に完了した場合に は、フォーマットされた第1のページがステップ1050に示されるように送信 されることになる。ステップ1050は、ステップ1016,1022,103 8においてそれぞれ確立されたTO変数、FROM変数および送信先変数を使用 してタイトル情報ページを送信する。判断ステップ1052において、使用者に より入力されたインデックステーブル内の項目のインデックス番号に対応するイ ンデックス変数がファクシミリを引用しているかどうかが判断される。インデッ クス変数が、ファクシミリを示している場合には、記憶されたファクシミリが、 ステップ1054において送信され、接続が終了されることになる。成功した完 了音がその後、ステップ1062において使用者に供給されることになる。処理 は、フローチャート結合子4000により、図7のステップ706において継続 する。 使用者により入力されたインデックス変数が、判断ステップ1052に示され たようにファクシミリを示している場合には、記憶されたファクシミリがステッ プ1054において送信される。したがって、この発明の電話装置は、以前に受 信したファクシミリを転送するために使用され得る。 判断ステップ1052に戻って、インデックス変数がファクシミリを示してい ない場合には、処理は、フローチャート結合子7000により、図10cに示さ れた翻訳およびフォーマットシーケンスにおいて継続する。翻訳およびフォーマ ットシーケンスの結果、成功した完了音が、ステップ1062において使用者に 供給され、処理は、フローチャート結合子4000により、図7のステップ70 6において継続する。 翻訳およびフォーマットシーケンスは、図10cに示されている。ステップ1 070において、翻訳の筋道と、フォーマットの筋道とが生ずる。このことは、 処理の並行するシーケンスに帰結する。ステップ1072において、ディジタル 記録が逐語的な単語に変換され、該単語は、先入れ先出し(FIFO)順序で送 信待ち行列内に配置される。判断ステップ1074において、完全な記録の変換 ががなされたかどうかが判断される。ステップ1072,1074は、相互に組 み合わせて生ずる。記録の完全な変換がなされていない場合には、処理はステッ プ1072に戻る。記録の変換が完了した場合には、翻訳の筋道がステップ10 76において終了され、翻訳の筋道が停止する。 会話から文字への変換は、以下の方法により実施され得る。アナログ信号は、 アナログ−ディジタル変換器242により、既にディジタル信号へ変換された。 ディジタル情報は、既にRAM218またはDASD118のいずれかに格納さ れている。コンピュータプログラムロジックまたはソフトウェアは、格納されて いるディジタル情報を文字列に変換する(ステップ1072)。ディジタル情報 を文字列に変換するためのコンピュータプログラムロジックまたはソフトウェア は、市販されている。そのようなソフトウェアには、ドラゴンシステムズインク により提供されている「DragonDictate」が含まれる。他の市販されている会話 を文字に変換するパッケージは、IBMにより提供されている「音声形式書き取 りシステム(Voice Type Dictation System)」がある。これに代えて、会話の文 字への変換は、内部に適当なソフトウェアを含んだ単一のチップを使用して実行 され得る。 フォーマットの筋道は、翻訳の筋道と並行して作動する。フォーマットの筋道 のステップ1078において、次の行の単語が送信待ち行列から回収される。ス テップ1078に示されるように、フォーマットの筋道は、利用可能になる待ち 行列から単語を回収するが、全ての行の単語が利用可能となるまで待つ。処理は 、行が完了したこと、または、待ち行列に他の単語がなくかつ翻訳の道筋が既に 完了している場合のいずれかに対して、ステップ1078を離れる。判断ステッ プ1080において、翻訳の道筋が終了したかどうか、および、送信待ち行列内 にそれ以上の単語がないかどうかが判断される。 判断ステップ1080において、翻訳の道筋が終了していない場合、または、 送信待ち行列内にさらに単語が存在する場合には、処理は、判断ステップ108 6において継続する。判断ステップ1086において、最新のフォーマットされ たページが完了したかどうかが判断される。判断ステップ1086は、特定のフ ァクシミリページに乗せることが必要とされる数の行が準備できたかどうかを判 断する。ページが完了した場合には、該ページはステップ1088において送信 される。次のページは、その後、ステップ1090において準備され、処理は、 ステップ1078においてフォーマットの筋道の最初に戻る。ページの幅に従っ て行が集められると、それらは、送信のために行を走査するように変換される。 判断ステップ1080において、翻訳の道筋が終了し、かつ、送信待ち行列内 にそれ以上の単語がない場合には、ファクシミリの最後のフォーマットされたペ ージが送信され、接続が、ステップ1082において終了される。フォーマット の筋道は、その後、ステップ1084において終了され、処理は図10aおよび 図10bのステップ1062に戻る。 翻訳およびフォーマットの筋道は、2つの独立しかつ同時の処理の道筋を提供 する。これにより、この発明の電話装置によるファクシミリメッセージの送信が ハングアップまたは変換処理によって低速化されないことが保証される。記録の 逐語的な単語への変換およびファクシミリメッセージの送信は、同時に生ずる。 この発明の一実施形態において、ファクシミリメッセージの逐語的な単語は、該 ファクシミリメッセージが送信されている間に、変換エラーを識別することを補 助するために、スピーカー106を通して再生される。好ましくは、ファクシミ リメッセージの逐語的な単語は、スピーカー106により再生されない。 図10aおよび図10bに戻って言及すると、判断ステップ1058において 、使用者は、オプションを言い換えることを選択することができる。使用者がオ プションを言い換えることを選択する場合には、ファクシミリ機能により使用者 に入力要求するために、処理がステップ1002において継続する。ステップ1 060において使用者がファクシミリ機能をでることを選択する場合には、処理 は、フローチャート結合子4000により図7のステップ706において継続す る。そうでなければ、処理は、使用者の入力を待つために、ステップ1004に おいて継続する。 図10dは、ファクシミリ処理シーケンスのためのフローチャートを表してい る。ステップ1092において、特定ファイル名が、電話装置の1以上の格納ま たは記憶装置に生成される。特定ファイル名の記憶装置上への生成ステップは、 関連技術の当業者に既に明らかであり、簡略のために省略される。ステップ10 94において、ディジタル化されたファクシミリメッセージが、例えば、モデム 119を通して受信され、ステップ1092において生成された特定ファイル名 により格納される。ステップ1096において、4フィールドの記録が、記録さ れたファクシミリメッセージを識別するためにインデックステーブルに挿入され る。録音に類似する方法において、第1のフィールドは2〜Nのインデックス番 号である。第2のフィールドは、ファクシミリのデータ形式である。第3のフィ ールドは、ファクシミリが受信された日時である。第4のフィールドは、格納さ れたファクシミリメッセージに対する特定ファイル(またはパス)名である。ス テップ1098において接続が終了される。 発信メッセージ(OGM)シーケンスは、図11に示されている。判断ステッ プ1102において、レコーダが現在使用されているかどうかが判断される。レ コーダが使用されている場合には、装置利用不可のメッセージが、ステップ11 04において使用者に供給される。装置利用不可のメッセージは、使用者に、選 択された機能が遂行されることを要求された装置(レコーダ)がその機能を遂行 するためには現在利用可能ではないことを知らせる。一実施形態において、装置 利用不可のメッセージは、電話装置に予めプログラムされたメッセージとして供 給される。他の実施形態においては、使用者が、インデックステーブルを通して 参照される個人化された装置利用不可のメッセージを記録することができる。処 理は、その後、フローチャート結合子4000により、図7のステップ706に おいて継続する。レコーダが現在使用中である場合には、使用者は、このとき、 記録または発信メッセージの特定を行うことができない。 判断ステップ1102に戻って、レコーダが現在使用中でない場合には、レコ ーダの使用がステップ1106において確定される。好ましくは、レコーダは、 上述したレコーダ信号処理を用いて確定される。ステップ1108において、使 用者は、発信メッセージを供給するように要求される。好ましい実施形態におい て、そのような要求には、1つである場合には、存在する発信メッセージの再生 が含まれている。要求の後に、レコーダは、ステップ1110においてN秒の所 定の時間にわたって開始されることになる。ステップ1110は、図9cに示さ れた開始レコーダシーケンスを実行することになる。特定のファイル名が、発信 メッセージのために生成されることになる。インデックス番号1は、発信メッセ ージのために予約されている。ステップ1112において、記録されている発信 メッセージがインデックス番号1を用いてインデックステーブル内に入力される 。ステップ1114において、レコーダはレコーダ信号処理を使用して自由にさ れまたは解放される。処理は、その後、フローチャート結合子4000により、 図7のステップ706において継続する。 応答装置シーケンスは、図12に示されている。判断ステップ1202におい て、レコーダが現在使用中か否かが判断される。レコーダが使用中である場合に は、上述したような装置利用不可のメッセージが、ステップ1204において発 呼者に供給される。電話の呼は、その後、ステップ1206において終了される 。これにより、応答装置シーケンスが停止する。レコーダが、例えば、オフライ ンモードにおいて使用者により現在使用中である場合には、レコーダは入来する メッセージを記録するために同時に使用され得ない。 ステップ1202に戻って、レコーダが現在使用中でない場合には、レコーダ の使用がステップ1208において確定される。レコーダは上述したレコーダ信 号処理を用いて確定されることが好ましい。ステップ1210において、インデ ックステーブルの項目インデックス番号1により参照される発信メッセージが、 通話の他側の通話者に対して再生される。ステップ1212において、「ビープ 」のような要求音が供給される。レコーダは、ステップ1214において、N秒 の所定時間後に開始される。ステップ1214は、図9cに示された開始レコー ダシーケンスを実行する。そのときに、特定ファイル名が入来するメッセージに 対して生成される。ステップ1216において、インデックステーブル項目また は記録が、入来メッセージに対してインデックステーブル内に挿入される。ステ ップ1218において、呼が終了される。最後に、ステップ1220において、 レコーダがレコーダ信号処理を用いて自由にされまたは開放される。応答装置シ ーケンスは、その後終了する。 この発明の電話装置は、電話のボタンの呼出し可能な順序を定義することを可 能にするマクロ機能を含んでいる。このマクロ機能は、オンラインまたはオフラ インモードにおいて利用可能であり、他の全ての処理から独立して作動する。図 13a〜図13gは、使用者の定義したキーストローク順序またはマクロを記憶 し実行するように電話装置を構成するためのフローチャートを示している。この 発明のマクロは、ボタン割当てまたは音声命令割当てを通して参照され得る。音 声命令割当ては、この発明において使用されるときには等価な文字列に変換され る。この発明のマクロ機能は、サービスメニューやキーストローク順序が使用者 によってよく知られているときには、自動電話サービスとの調整から使用者を解 放する。例えば、この発明のマクロは、使用者が、音楽を視聴し、注文し、また は在庫に関して問い合わせるために、メニューを照会することを可能としている 。同様に、電話メールまたは自動応答装置は、使用者がオプションまたは選択肢 のための電話ボタンを押すことにより操縦するメニューを提供する。カスタマイ ズされたマクロは、使用者により日常的にアクセスされる音声メールシステムの ために定義され得る。電話装置を用いてマクロを実行するための特に好ましい方 法は、「自動電話サービスインタフェース」と題された、1996年9月26日 出願の米国特許出願第08/721408号というともに維続中の出願(Atty.D ocket:RIC-96-008A;1575.0930001)に含まれている。この出願は1996年6月 27日出願の米国特許出願第08/673813号の一部継続出順(現在、仮出 願第60/031100号)であり、これらの出願内容の全体は両方とも、参照 によりこの明細書に組み込まれている。 この発明によれば、マクロのローカルライブラリーが電話装置の1以上の格納 または記憶装置に維持される。このローカルライブラリーは、例えば、以下のフ ィールド:マクロ;呼び出し形式;呼び出し;音声記録を含む項目のマクロテー ブルとして維持される。マクロテーブルの一例は、以下の図3に示される。 マクロフィールドは、3つのフィールド記録の規則正しいリストである。マク ロフィールド内の第1のフィールド記録は、ボタン形式である。ボタン形式は、 即時または待機である。マクロを再生するときに、次々に、即時のボタン形式に 対して、マクロシーケンス内の電話ボタンに対応するDTMF音が迅速に発せら れる。待機のボタン形式に対しては、DTMF音は、発信源(通話の他端側)の 信号レベルが次のキーのために準備ができていることを一且示すと、DTMF音 の間に所定時間の遅延を伴って発せられる電話ボタンに対応している。この処理 は、図13cに関連して以下にさらに詳細に説明される。即時ボタン形式または 待機ボタン形式の選択は、所定のキーの押下の持続時間によって行われることが 好ましい。キーの意味をキー押下の持続時間に関連して識別する処理は、ともに 係属中の「電話を私用したデータおよび命令の送信システムおよび方法」と題さ れた、1996年6月27日出願の、上述した米国特許出願第08/67218 6号(Atty.Docket:RIC-96-009;1575.0840000)に開示されている。マクロフィ ールド内の第2のフィールド記録は、ボタン自体である。マクロフィールド内の 第3のフィールド記録は、前の項目が押下されてからの時間である。 呼び出し形式フィールドは、マクロが、音声命令またはボタン命令によって呼 び出されるかどうかを決定する。呼び出しフィールドは、それがボタンの呼び出 し形式を有する場合には、マクロを呼び出すために使用される実際のボタンを示 している。呼び出しフィールドは、マクロを呼び出すために使用される音声命令 に対応する文字列でもよい。最後のフィールドは、マクロ自体の音声記録された 記述である。 図13aおよび図13bは、この発明の電話装置を、使用者が定義したキース トロークの順序またはマクロを記憶しかつ実行するように構成するために使用さ れる主なフローチャートを示している。この発明のマクロは、自動応答装置内に あるようなサービスにアクセスしまたはメニューを検索するために使用されても よい。処理はステップ1302において開始する。ステップ1304において、 ダイヤル音がこの発明の電話装置に供給される。ステップ1306において、マ クロ記録モード変数は、マクロが、現在全く記憶されていないことを示すオフに 設定される。ステップ1308において、使用者によるボタン押下が監視される 。判断ステップ1310において、任意の監視されたボタンが使用者により押下 されたかどうかが判断される。監視されたボタンが使用者により押された場合に は、処理は、判断ステップ1312に続く。判断ステップ1312において、マ クロ記録モード変数が音に設定されたかどうかが判断され、それによって、マク ロが現在記録されているかどうかを判断する。判断ステップ1312において判 断されたように、マクロが現在記録されている場合には、処理はステップ131 4において継続する。ステップ1314において、使用者により押されたボタン は、記録バッファに適宜保存される。記録バッファ(マクロバッファとも呼ばれ る。)は、上述した表3に示されたマクロフィールド内のマクロ記録を格納する 。このステップ1314において、ボタン形式が、即時か待機かが決定される。 キー押下の持続時間が、ステップ1308からステップ1314に渡される。処 理はその後、判断ステップ1316において継続する。判断ステップ1312に 戻って、マクロが現在記録されていない場合にも、処理は判断ステップ1316 において継続する。判断ステップ1310に戻って、監視されたボタンが押下さ れない場合(例えば、電話接続がハングアップによって終了された場合)には、 ステップ1310もステップ1316において継続する。したがって、ステップ 1308は、ボタンが押下されかつ電話がオンフック状態にあることによりステ ップ1310に移行する。ステップ1314は、電話装置の使用者の活動をその 後の使用のためにマクロに入れる(マクロ記録)。 ステップ1316,1320,1346,1356,1358,1360,1 364は、使用者の入力の意味を判断する。好ましい実施形態において、命令シ ーケンスは、特別のボタンに先行する命令接頭記号により識別される。例えば、 ボタン「1」の前に押されるアスタリスクボタン「*」は、記録モードをオンに するという命令を示している。したがって、アスタリスク「*」は、全ての命令 (*1,*2,*3等)を識別するための命令接頭記号であってもよい。接頭記 号は、メニューとの干渉を回避するために複数のボタンにより形成されてもよい 。一実施形態は、命令のために拡張されたキーパッド上に、特別な命令ボタンを 定義してもよい。他の実施形態は、命令を区別するためにボタン押下の持続時間 を使用してもよい。 ボタン命令接頭記号(例えば、*)の好ましい実施形態において、該接頭記号 はステップ1316,1320,1346,1356,1358,1360にお いて命令の認識のために列を作る。明らかな接頭記号の列は、図7Aに仮定され ており、主な処理に焦点が維持される。 判断ステップ1316において、使用者がマクロを記録することを選択したか どうかが判断される。判断ステップ1316においては、マクロ記録モードが有 効か否かも判断される。使用者がマクロを記録することを選択し、かつ、電話装 置が現在、マクロ記録モードにはない場合には、マクロ記録モードがステップ1 318において、記録モード変数をオンに設定することによりオンにされる。処 理は、その後、ボタン押下監視ステップ1308に戻る。マクロ記録モード変数 がオンに設定されている場合にのみ、トラッピングが生ずる。 判断ステップ1316に戻って、使用者がマクロを記録することを選択しない 場合には、判断ステップ1320において、使用者がマクロを保存することを選 択したかどうかが判断される。判断ステップ1320において、マクロ記録モー ドが有効であり、それによって、マクロが保存される処理にあることを示してい るか否かについても判断される。判断ステップ1346,1356,1358, 1360においては、各選択された機能について、電話装置がマクロ記録モード にないことが保証されることを特筆しておく。好ましい実施形態において、ステ ップ1346,1356,1358,1360により示される機能は、電話装置 がマクロ記録モードにあるときには遂行され得ない。他の実施形態において、こ の発明の電話装置は、電話装置がマクロ記録モードにあるときに上述した機能の 内の1つを使用者が選択した場合に、エラー音を供給する。 判断ステップ1320に戻って、使用者がマクロを保存することを選択したか どうかが判断された場合には、マクロ記録モードがステップ1322においてオ フにされる。上記ステップ1314において言及される記録バッファは、ここで は、マクロシーケンスの特定の電話ボタン、並びに保存命令シーケンスに対応す る電話ボタンを含んでいる。ステップ1324において、保存命令シーケンス情 報は、記録バッファから取り除かれる。これにより、保存命令シーケンスがマク ロ自体の一部として保存されないことが保証される。ステップ1326において 、使用者は、呼び出しが設定されなければならないことを示すために、音により 要求される。ステップ1328において、使用者は、使用されるべき特定の呼び 出しを入力する。該呼び出しは、マクロを呼び出すための1つのボタンまたは複 数のボタンでよい。これに代えて、呼び出しは、音声命令を使用することを示す 特殊なボタンまたはボタンシーケンスでもよい。音声命令が呼び出しに使用され る場合には、音声呼び出しの記録中にレコーダをオンまたはオフにするためにデ リミタが使用される。判断ステップ1330において、呼び出し形式が音声によ る(例えば、使用者が「#」を入力)かどうかが判断される。呼び出しが音声に よらない場合(例えば、使用者が「5」を入力)には、処理は、ステップ133 2において継続し、そこで、使用者はマクロの記述について要求される。ステッ プ1334において、使用者は、マクロの記述を特定する。ステップ1336に おいて、入力は、その後、電話装置の1以上の格納または記憶装置、すなわち、 ローカルマクロライブラリーに保存される。ステップ1338において、記録バ ッファがクリアされ、処理がボタン押下監視ステップ1308において継続する 。ステップ1336は、呼び出し形式および参照が存在する項目に一致する場合 にローカルライブラリ項目を上書きすることになる。したがって、音声文字列「 健康利益(health benefits)」により参照されるマクロは、1つのマクロのみを 参照する。同様に、命令シーケンス*35により参照されるマクロは、ボタン5 により参照されるマクロのみを参照する(*3はボタンにより呼び出すための命 令シーケンスである)。 判断ステップ1330に戻って、呼び出し形式が音声によるものである場合に は、呼び出し音声がステップ1340において文字列に変換される。音声から文 字列への変換は、図10cにおける会話から文字列への変換に関して上述したも のと同様の方法で実行され得る。ステップ1340は、使用者の特定したデリミ タが、音声記録をオンおよびオフにすることを可能にしている。判断ステップ1 342において、文字列が空であるかどうか、または、空列である(すなわち、 全く記録されていない)かどうかが判断される。文字列が空列である場合には、 ステップ1344においてエラー音が使用者に供給される。処理はその後、ボタ ン押下監視ステップ1308において継続する。判断ステップ1342に戻って 、文字列が空列ではない(すなわち、何かが記録されている)場合には、処理は 、上述したステップ1332において継続する。上述したように判断ステップ1 320により選択されるステップのシーケンスは、簡便な呼び出し方法、命令シ ーケンスまたは音声命令によるさらなる参照のためにマクロを保存することを可 能にする。 ステップ1320において、使用者がマクロを保存することを選択しなかった と判断される場合には、判断ステップ1346が遂行される。判断ステップ13 46において、使用者は、マクロを呼び出すことを選択することができる。判断 ステップ1346において、使用者がボタンによりマクロを呼び出すことを選択 したかどうかが判断される。ボタンによるマクロ呼び出しが選択された場合には 、ステップ1348において、電話装置の格納または記憶装置に格納されている ボタン呼び出しマクロのローカルライブラリが、特定の命令シーケンスボタンに よってアクセスされる。判断ステップ1350において、使用者により選択され たマクロが発見されたかどうかが判断される。マクロが発見された場合には、ス テップ1354において、マクロ変数は、発見された項目内のマクロフィールド に設定される。処理は、その後、フローチャート結合子13cによって、以下に 説明する図13cに続く。 判断ステップ1350に戻って、選択されたマクロがローカルライブラリ内に 発見されない場合には、ステップ1352において、エラー音が使用者に供給さ れる。処理は、その後、ボタン押下監視ステップ1308に戻る。 ステップ1346に戻って、使用者が、マクロを呼び出すことを選択しなかっ た場合には、ステップ1356が遂行される。判断ステップ1356においては 、使用者がマクロを音声により呼び出すことを選択したかどうかが判断される。 使用者がこのオプションを選択する場合には、処理は、フローチャート結合子1 3dによって、以下に説明する図13dに続く。ステップ1356において、使 用者が、音声によりマクロを呼び出さなかった場合には、ステップ1358が遂 行される。判断ステップ1358において、使用者が拾い読みマクロ機能を選択 したかどうかが判断される。使用者が拾い読みマクロ機能を選択した場合には、 処理は、フローチャート結合子13eにより、以下に説明される図13eに続く 。ステップ1358において、使用者が拾い読みマクロ機能を選択しなかった場 合には、ステップ1360が遂行される。判断ステップ1360においては、使 用者がマクロを削除することを選択したかどうかが判断される。マクロ削除機能 が使用者により選択された場合には、処理は、フローチャートコネクタ13fに より、以下に説明される図13fに続く。そうでなければ、ステップ1360は ステップ1362に進行する。 上述したように、判断ステップ1316,1320,1346,1356,1 358,1360(図13aおよび図13bにおいてXとして識別される)によ りアクセスされる処理は、所定の命令接頭記号に続いて入力される電話のボタン を捕獲するために使用される。命令接頭記号以外のボタンが、ステップ1362 (図13bにYにより示した)により判断されたように入力される場合には、処 理は、フローチャート結合子13gにより、以下に説明される図13gに続く。 そうでなければ、ステップ1362は、ステップ1364に進行する。命令シー ケンスがステップ1362の遭遇を回避することを特筆しておく。 最後に、判断ステップ1364において、呼が終了したかどうかが判断される 。呼が使用者により終了された場合(例えば、電話がハングアップされた場合) には、ステップ1366において、マクロ機能シーケンスと同様に、呼が終了す る。例えば、マクロの記録の途中のハングアップは、記録バッファをクリアして 処理を終了する。電話が使用者によりハングアップされない場合には、処理は、 ステップ1364から、ステップ1308において使用者によりボタン押下を監 視するステップに続く。 マクロを実行するためのフローチャートが、図13cに示されている。ステッ プ1368において、次のボタン記録がマクロ変数から回収される。ステップ1 354からステップ1368に最初に遭遇すると、マクロ変数内の最初のボタン 記録が回収される。判断ステップ1370において、全てのボタン記録が得られ たかどうかの判断がなされる。全ての記録が得られた場合には、使用者はステッ プ1372において、マクロ完了音を供給される。処理はその後、フローチャー ト結合子13aによって図13aのボタン監視ステップ1308に戻る。ステッ プ1372において供給された音は、マクロ処理の完了を示している。これによ り、使用者は他のことを行い、または、この発明の電話装置が、サービスメニュ ーにおいて選択された点へ自動的に進むことを待つ間にマルチタスクを行うこと ができる。使用者は単に可聴の警報を待つだけである。 判断ステップ1370に戻って、全ての記録が得られなかった場合には、処理 は、判断ステップ1374に続く。判断ステップ1374において、ボタン形式 が即時かどうかが判断される。ボタン形式が即時である場合には、記録内のボタ ンに対応するDTMF信号が、ステップ1376において送信されることになる 。処理はその後、マクロ変数から、次のボタン記録を得るためにステップ136 8において継続する。 判断ステップ1374に戻って、ボタン形式が即時ではない、すなわち、ボタ ン形式が待機である場合には、等時性の拡張の処理が生ずる。等時性の拡張は、 ボタン記録に保存された経過時間に従ってステップ1378において待機するこ とにより始まる。待機のボタン形式に対して、マクロシーケンスにおける電話ボ タンに対応するDTMF信号の送信の間に、所定のまたは予めプログラムされた 量の時間が経過する。予めプログラムされた時間が一旦経過すると、処理は、受 信された信号(受信アナログ信号261またはディジタル信号)のデシベルまた は信号レベルが、サービスがマクロシーケンスにおいて次のDTMF信号を受信 する準備ができたことを示すまで待つために、ステップ1380において継続す る。信号またはデシベルレベルが、一旦しきい値(Xデシベル)以下に落ちると 記録内のボタンに対応するDTMF信号がステップ1376において送信される 。マクロ記録からの次のボタンが、その後ステップ1368において得られる。 マクロは、即時および待機ボタンの混合として構成されてもよい。ステップ1 380により使用されるデシベルしきい値は、使用者により調整可能であること が好ましい。 マクロを音声によって呼び出すためのフローチャートが、図13dに示されて いる。ステップ1382において、使用者は、マクロを呼び出すための音声命令 について要求される。ステップ1384において、使用者は定められた音声命令 を入力する。ステップ1386において、音声は、その後、上述と同様の方法で 文字列に変換される。この発明の記憶または格納装置に格納されたローカルライ ブラリ(音声呼び出しマクロ)が、その後、ステップ1386において識別され た文字列を見つけるためにステップ1388においてアクセスされる。文字列に 対するマクロが発見された場合には、判断ステップ1390において定義されて いるように、ステップ1392において、マクロ変数が、見つけられたライブラ リ項目からマクロフィールドが設定される。マクロはその後、フローチャート結 合子13cによって、上述した図13cに示されたフローチャートにより実行さ れる。判断ステップ1390に戻って、整合するマクロが見つからなかった場合 には、ステップ1394において使用者に対してエラー音が供給される。処理は 、その後、フローチャート結合子13cにより図13bに示されたステップ13 68に戻って継続する。 図13eは、拾い読みマクロのためのフローチャートを示している。ステップ 1301において、使用者は、拾い読みマクロ機能からホットキーを用いて出る ための方法を説明するメッセージを供給される。図13eに示される実施形態に おいては、拾い読みマクロ機能から出る唯一の方法は、特定されたホットキーを 押すことである。ホットキーは、拾い読みマクロ機能から出ることをいつでも選 択することができる。ステップ1303において、マクロライブラリ内の次の項 目が回収される。ステップ1301から最初にステップ1308に入ると、第1 のライブラリ項目が回収される。全てのマクロライブラリ項目が判断ステップ1 305において判断されたように回収された場合には、使用者は、ステップ13 07において項目切れメッセージを供給される。処理はその後、フローチャート 結合子13aによって、図13a、13bに示されるメインループに戻る。 判断ステップ1305に戻って、全てのマクロライブラリ項目が回収されなか った場合には、ステップ1309において回収されたマクロライブラリ項目の説 明が再生される。ステップ1309は、録音を再生しまたは文字列を注釈する。 使用者はその後、ステップ1311において、このマクロライブラリ項目に対す る呼び出しを聞くことを望んでいるのかどうかについて要求される。使用者が、 判断ステップ1313において判断されたように、呼び出しを聞くことを望む場 合には、処理は判断ステップ1315に続く。判断ステップ1315において、 呼び出し形式が音声命令であるかどうかが判断される。呼び出し形式が音声命令 ではなく、ボタン命令であることを示している場合には、そのボタン(または複 数のボタン)がステップ1317において注釈される。ステップ1321におい て項目出力の終了を示すために、音が使用者に供給される。処理はその後、次の マクロライブラリ項目を得るためにステップ1303に続く。 判断ステップ1315に戻って、呼び出し形式が音声命令である場合には、ス テップ1319において、使用者にその文字列が注釈される。項目出力の終了を 示す音が、その後、ステップ1321において使用者に供給され、処理はステッ プ1303に戻る。 ステップ1313に戻って、使用者が呼び出しシーケンスを聞かないことを選 択した場合には、ステップ1313は、音声出力のためのステップ1321に進 行し、処理はステップ1303に戻る。 図13fは、マクロを削除するためのフローチャートを示している。ステップ 1323において、使用者は呼び出し形式、すなわち、音声またはボタン、につ いて、音により要求される。音声命令により、またはボタン指示により、マクロ を削除することは、図13a、13bのステップ1360により捕獲された削除 命令の形式により判断される。ステップ1325において、使用者は、音声命令 マクロに対して音声命令を発声し、そうでなければボタン指示を入力する。ステ ップ1327において、この発明の電話装置のローカルマクロライブラリから項 目を回収することが試みられる。ステップ1327は、マクロシーケンスに対す る呼び出し形式にしたがって実行される。例えば、マクロが音声命令マクロであ る場合には、ステップ1325からの音声文字列が特定のマクロを見つけるため にステップ1327において検索される。ステップ1325は、検索のための準 備において、音声を文字列に変換する。判断ステップ1329において、マクロ が発見されたかどうかが判断される。マクロが発見されなかった場合には、ステ ップ1331において使用者にエラー音が供給される。処理は、その後、フロー チャート結合子13aによって、図13a、13bのボタン監視ステップ130 8に戻る。 判断ステップ1329に戻って、マクロが発見された場合には、ステップ13 33においてそのマクロが削除される。成功音がステップ1335において使用 者に供給される。処理は、その後、フローチャート結合子13aにより、図13 a、13bに示されるメインループのステップ1308に続く。 図13gは、適当なボタンのためのDTMF信号の送信、例えば、自動サービ スのメニューオプション選択の際に数字をダイヤルするためのフローチャートを 示している。ステップ1337において、入力されたボタンに対応するDTMF 信号の送信が行われる。処理はその後、フローチャート結合子13aにより、図 13a、13bのステップ1308に続く。 4. 結論 この発明の種々の実施形態が上述されてきたけれども、これらは例としてのみ 与えられたものであって、限定を与えるものではない。例えば、この発明のソフ トウェアダウンロード機能を用いて電話装置に追加の機能が追加されてもよい。 この発明の電話装置は、使用者とのインタフェースを容易にするために、ディス プレイを有するように構成されてもよい。この発明の電話装置は、該電話装置と コンピュータとのインタフェースを容易にするために、取り外し可能な格納また は記憶装置を有するように構成されてもよい。この発明の電話装置は、使用者に よる遠隔アクセスを容易にするために、記録されたメッセージを回収するように 呼び出されてもよい。したがって、この発明の範囲は、上述した例としての実施 形態のいずれによっても限定されるべきものではなく、請求の範囲およびそれら の均等の範囲によって定義されるべきものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 C (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,JP,M X

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電話装置をネットワークに接続し、それによって、電話装置のネットワー クを介した電話の呼の受信および開始を可能にする接続回路と、 電話装置を制御するためのコンピュータシステムとを具備し、 該コンピュータシステムが、 前記接続回路に接続されたプロセッサと、 該プロセッサに接続され、該プロセッサを制御するためのコンピュータプログ ラムロジックを格納する記憶装置と、 前記ネットワークを介したデータの送受信のために前記プロセッサに接続され たデータ手段と、 データ処理機能を遂行するように、前記プロセッサに前記電話装置を動作させ ることを可能にするユーザインタフェース割込ベクトルによって実行される入力 を使用者から受け取る手段とを具備することを特徴とする電話装置。 2. 入来する電話の呼が、所定回数の呼び出し後に応答されないときに、発信 メッセージを再生する応答装置をさらに具備することを特徴とする請求項1記載 の電話装置。 3. 可聴メッセージを記録するためのレコーダをさらに具備し、該レコーダが 調節可能なサンプリング速度を有することを特徴とする請求項2記載の電話装置 。 4. 前記レコーダが、会話を文字に変換する変換器を具備することを特徴とす る請求項3記載の電話装置。 5. 前記発信メッセージが、前記記憶装置に格納されたインデックステーブル 内の記録に対応し、該記録が、1に等しいインデックス番号、記録のデータ形式 、日付および時刻の識別子および発信メッセージのための特定ファイル名を含み 、 前記可聴メッセージが前記インデックステーブル内の別の記録に対応し、該別 の記録が、1ではないインデックス番号、記録のデータ形式、日付および時刻の 識別子、可聴メッセージのための特定ファイル名を含んでいることを特徴とする 請求項3記載の電話装置。 6. 前記可聴メッセージを再生するための再生装置をさらに具備することを特 徴とする請求項3記載の電話装置。 7. 前記コンピュータプログラムロジックの一部が、前記データ手段を介して 前記ネットワークから前記電話装置に入力されることを特徴とする請求項1記載 の電話装置。 8. 電話の呼が、前記電話装置がオフラインモードにあるときに受信可能であ るように、オンフック状態メッセージが前記ネットワークに供給されることを特 徴とする請求項1記載の電話装置。 9. 前記レコーダが、電話による一側の通話を記録するように構成されている ことを特徴とする請求項3記載の電話装置。 10. 前記レコーダが、電話による両側の通話を記録するように構成されてい ることを特徴とする請求項3記載の電話装置。 11. 電話装置を計算機として機能するように構成するための計算手段をさら に具備することを特徴とする請求項1記載の電話装置。 12. 呼び出し可能な順序の電話のボタンを定義するためのマクロ手段をさら に具備することを特徴とする請求項1記載の電話装置。 13. 電話装置をネットワークに接続し、それによって、該電話装置が、前記 ネットワークを介して電話の呼を受信しかつ開始することを可能にする呼接続手 段と、 前記電話装置を制御するための制御手段とを具備し、 該制御手段が、データ処理機能を遂行するように前記電話装置を構成するため にユーザインタフェース割込ベクトルに応答することを特徴とする電話装置。 14. 前記制御手段が、前記電話装置がオフラインモードにあるときに電話の 呼を受信することができるように、前記ネットワークにオンフック状態メッセー ジを供給することを特徴とする請求項13記載の電話装置。 15. 前記制御手段が、 可聴メッセージを録音する録音手段と、 前記可聴メッセージを再生する再生手段とを具備することを特徴とする請求項 13記載の電話装置。 16. 前記録音手段が、調節可能なサンプリング速度を有することを特徴とす る請求項15記載の電話装置。 17. 前記録音手段が、会話を文字に変換する変換手段を具備することを特徴 とする請求項16記載の電話装置。 18. 前記制御手段が、 入来する電話の呼が、所定回数の呼び出し後に応答されないときに、発信メッ セージを再生する応答手段をさらに具備することを特徴とする請求項15記載の 電話装置。 19. 前記制御手段が、 前記ネットワークを介してファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ 手段を具備することを特徴とする請求項13記載の電話装置。 20. 前記ファクシミリ手段がモデムを具備することを特徴とする請求項19 記載の電話装置。 21. 前記制御手段が、 前記ネットワークを介してファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ 手段をさらに具備することを特徴とする請求項18記載の電話装置。 22. 前記制御手段が、前記電話装置を計算機として機能するように構成する 計算手段を具備することを特徴とする請求項13記載の電話装置。 23. 前記制御手段が、前記電話装置を計算機として機能するように構成する 計算手段をさらに具備することを特徴とする請求項21記載の電話装置。 24. 呼び出し可能な順序の電話のボタンを定義するマクロ手段をさらに具備 することを特徴とする請求項13記載の電話装置。 25. 前記順序が使用者の定義する順序であることを特徴とする請求項24記 載の電話装置。 26. 呼び出し可能な順序の電話のボタンを定義するマクロ手段をさらに具備 することを特徴とする請求項21記載の電話装置。 27. 前記順序が使用者の定義する順序であることを特徴とする請求項26記 載の電話装置。 28. (1)ネットワークを介して電話装置とソフトウェアプロバイダとの接 続を確立し、 (2) プロセッサを制御するために、前記ソフトウェアプロバイダから前記 電話装置にコンピュータプログラムロジックをダウンロードし、 (3) 前記プロセッサに接続されたメモリ装置内にユーザインタフェース割 込ベクトルをインストールすることからなり、 前記ユーザインタフェース割込ベクトルは、データ処理機能を遂行するように 電話装置を構成する際に使用されることを特徴とする電話装置の動作制御方法。 29. 前記コンピュータプログラムロジックは、前記電話装置がオフラインモ ードにあるときに電話の呼が受信され得るように、ネットワークに対してオンフ ック状態メッセージを供給するために、プロセッサが前記電話装置を構成するこ とを可能にするオンフック状態メッセージ手段を具備することを特徴とする請求 項28記載の方法。 30. 前記コンピュータプログラムロジックが、 可聴メッセージを録音するように、前記プロセッサが前記電話装置を構成する ことを可能にする録音手段と、 前記可聴メッセージを再生するように、前記プロセッサが前記電話装置を構成 することを可能にする再生手段とをさらに具備することを特徴とする請求項29 記載の方法。 31. 前記コンピュータプログラムロジックが、 所定回数の呼び出し後に入来する電話の呼が応答されないときに、発信メッセ ージを再生するように、前記プロセッサが前記電話装置を構成することを可能に する応答手段をさらに具備することを特徴とする請求項30記載の方法。 32. 前記コンピュータプログラムロジックが、 前記ネットワークを介してファクシミリメッセージを送受信するように、前記 プロセッサが前記電話装置を構成することを可能にするファクシミリ手段をさら に具備することを特徴とする請求項31記載の方法。 33. 前記コンピュータプログラムロジックが、 計算機として機能するように、前記プロセッサが前記電話装置を構成すること を可能にする計算手段をさらに具備することを特徴とする請求項32記載の方法 。 34. 前記コンピュータプログラムロジックが、 呼び出し可能な電話ボタンの順序を定義するように、前記プロセッサが前記電 話装置を構成することを可能にするマクロ手段をさらに具備することを特徴とす る請求項33記載の方法。 35. (1) 電話装置がオフラインモードにあるかどうかを判断し、 (2) 前記電話装置がオフラインモードにある場合に、電話の呼に応答し、 かつ、 (a) ファクシミリ音が検知された場合にファクシミリを処理し、 (b) ファクシミリ音が検知されない場合に応答装置シーケンスを開始し 、 (3) 前記電話装置がオフラインモードにない場合に、ベルを鳴らし、かつ 、 (a) 電話の呼が所定回数のベルの後に応答されない場合に、受信した呼 の処理シーケンスを開始することからなることを特徴とする電話装置による電話 の呼の処理方法。 36. 前記ステップ(2)(a)が、 (i) 記憶装置上に特定ファイル名を有するファイルを生成し、 (ii) 該ファイル内に受信したファクシミリデータを格納し、 (iii) 前記ファイルに対応する記録をインデックステーブル内に挿入するこ とからなることを特徴とする請求項35記載の方法。 37. 前記記録が、インデックス番号、ファクシミリのデータ形式、日付およ び時間の識別子、前記特定ファイル名を含むことを特徴とする請求項36記載の 方法。 38. 前記ステップ(2)(b)が、 (i) レコーダが使用中である場合に、装置利用不可メッセージを供給し、 (ii) レコーダが使用中でない場合に、レコーダを確保し、かつ、 (a) 発信メッセージを再生し、 (b) 所定時間間隔ごとに、レコーダに入来するメッセージを録音し、 (c) 該入来するメッセージに対応する録音をインデックステーブル内に 挿入し、 (d) レコーダを解放することからなることを特徴とする請求項35記載 の方法。 39. 前記ステップ(ii)(b)が、 (1) 特定ファイル名を有するファイルをレコーダに生成し、 (2) 入来するメッセージ内の会話を入来する文字に変換し、かつ、 (3) 入来する文字を前記ファイル内に格納することからなることを特徴と する請求項38記載の方法。 40.前記記録が、インデックス番号、記録のデータ形式、日付および時刻の識 別子および前記特定ファイル名を含むことを特徴とする請求項39記載の方法。 41. 前記ステップ(3)(a)が、 (i) 前記電話装置がオフラインモードである場合に、電話の呼に応答し、か つ、 (a) ファクシミリ音が検知された場合にファクシミリを処理し、かつ、 (b) ファクシミリ音が検知されない場合に、応答装置シーケンスを開始 することからなることを特徴とする請求項35記載の方法。 42. (1) データ処理機能を遂行することを使用者に許容する電話ボタン シーケンスを受信し、 (2) 使用者により選択されたデータ処理機能を遂行するように前記電話装 置を構成することからなることを特徴とする電話装置の動作制御方法。 43. 前記電話装置がレコーダ機能を遂行するように構成され、前記ステップ (2)が、 (a) 特定ファイル名を有するファイル内に新たな録音を記録するようにレ コーダを制御し、 (b) 前記新たな録音に対応する記録を前記インデックステーブル内に挿入 することからなり、 前記記録が、インデックス番号、記録のデータ形式、日付および時刻の識別子 および前記特定ファイル名を含んでいることを特徴とする請求項42記載の方法 。 44. 前記電話装置がレコーダ機能を遂行するように構成され、前記ステップ (2)が、 (a) 使用者により選択されたインデックス番号に対応する録音であって、 前記インデックス番号を含むインデックステーブル内の記録に対応する録音を再 生し、 (b) 前記インデックス番号が有効ではない場合にはエラー音を供給するこ とからなることを特徴とする請求項42記載の方法。 45. 前記電話装置がレコーダ機能を遂行するように構成され、前記ステップ (2)が、 (a) インデックステーブルから、使用者により選択されたインデックス番 号を含む記録を削除し、その後、 (b) 2以上のインデックス番号を含む記録を前記インデックステーブル内 に再列挙することからなることを特徴とする請求項42記載の方法。 46. 前記電話装置がレコーダ機能を遂行するように構成され、前記ステップ (2)が、 (a) インデックステーブルから記録を回収し、 (b) 使用者に対して、前記記録内に含まれるインデックス番号、データ形 式および日付および時刻の識別子を注釈し、かつ、 (c) 前記データ形式が録音である場合には、前記記録に対応する録音を再 生することからなることを特徴とする請求項42記載の方法。 47. 前記ステップ(2)が、 (d) 前記データ形式がファクシミリである場合に、前記インデックステー ブルから次の記録を回収することをさらに具備することを特徴とする請求項46 記載の方法。 48. 前記ステップ(2)が、 (d) ホットキーが使用者により選択された場合に、ステップ(c)を中断 し、 (e) 前記インデックステーブル内の次の記録を回収することをさらに具備 することを特徴とする請求項46記載の方法。 49. 前記電話装置が、ファクシミリ機能を遂行するように構成され、前記ス テップ(2)が、 (a) ページ見出しを、使用者により特定されたように設定し、 (b) TOフィールドおよびFROMフィールドを、使用者により特定され たように設定し、 (c) 送信されるべきファクシミリであって、使用者により選択されたイン デックス番号に対応しかつ該インデックス番号を含むインデックステーブル内の 記録に対応するファクシミリを特定し、 (d) ファクシミリのための送信先電話番号を使用者に要求し、 (e) ファクシミリを送信することからなることを特徴とする請求項42記 載の方法。 50. 前記送信されるべきファクシミリが、前記電話装置により前に受信され たファクシミリであることを特徴とする請求項49記載の方法。 51. 前記送信されるべきファクシミリが、会話ろ録音したものであることを 特徴とする請求項49記載の方法。 52. 前記ステップ(e)が、 (i) 会話の録音を逐語的な単語に変換し、 (ii) 該逐語的な単語を、送信待ち行列に、先入れ先出しの順序で配置し、 (iii) 会話の録音の変換が完了するまで、前記ステップ(i)と前記ステップ(i i)とを繰り返すことからなることを特徴とする請求項51記載の方法。 53. 前記ステップ(e)が、 (iv) 前記送信待ち行列から逐語的な単語の列を回収し、 (v) 前記ページが一旦完了したときに、逐語的な単語のページを送信し、 (vi) ステップ(iii)が完了し、かつ、全ての逐語的な単語が前記送信待ち行 列から回収されたときに逐語的な単語の最終ページを送信することをさらに具備 することを特徴とする請求項52記載の方法。 54. 前記電話装置か、レコーダ機能を遂行するように構成され、前記ステッ プ(2)が、 (a) レコーダが使用中かどうかを判断し、 (B) レコーダが使用中である場合に、装置利用不可のメッセージを供給し 、 (C) レコーダが使用中でない場合に、レコーダを確保し、かつ、 (i) 発信メッセージを録音するように使用者に要求を供給し、 (ii) 所定の時間間隔ごとに、レコーダに発信メッセージを録音し、 (iii) 前記発信メッセージに対応する記録であって、1に等しいインデッ クス番号を含む記録をインデックステーブル内に挿入し、 (iv) レコーダを解放することからなることを特徴とする請求項42記載の 方法。 55. (3) 電話装置がオフラインモードにあるときに、電話の呼が回収さ れ得るように、オンフック状態メッセージを電話ネットワークスイッチに送るこ とをさらに具備することを特徴とする請求項42記載の方法。 56. 前記データ手段がモデムを具備することを特徴とする請求項1記載の電 話装置。
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