JP2001523199A - 煙草用ヒンジ蓋付きボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は、煙草またはその類似物用のヒンジ蓋付きボックスに関する。この発明によれば、ネック（１２）が、タブ手段（３４，３５）によって、ボックスの前面パネル（１３）の区域において主ブランク（３３）に接続される。前記ネックは、一続きのボックスの一部である。ネックの前面パネル（３０）は、タブ（３４，３５）の区域における複層構造の形成を避けるために凹部（４１，４２）を備える。前記のタブ（３４，３５）は折り曲げられてＺ字状を形成する。折り曲げられたタブ（３４，３５）の少なくとも一部がこれらの凹部（４１，４２）内に進入してこれらにフィットする。

Description

【発明の詳細な説明】 煙草用ヒンジ蓋付きボックス 詳細な説明 この発明は、ボックス前部壁、ボックス後部壁、ボックス側部壁および底部壁 を形成し、そして、蓋の前部壁、蓋の後部壁、蓋の側部壁と端部壁を形成すると ともに、カラーの前部壁、カラーの側剖タブとからなる１つのカラーとを有する （薄い）カードボード製の一続きのブランクからなるヒンジ蓋付きボックス、特 に、煙草用ヒンジ蓋付きボックスに関し、前記カラーは、残存接続部または残存 ウエブを介して、カラー前部壁の区域においてボックス前部壁に接続されており 、前記残存接続部または残存ウエブは、ブランクが折り曲げられたとき、前記残 存接続部または残存ウエブがボックス前部壁の内側と向き合って接するように、 ジグザグ型に折り曲げられることができる。 カラーがボックス部と蓋用の主ブランクに一体に接続されるブランクを有する ヒンジ蓋付きボックスのための様々なデザインが知られる。ＥＰ６ ８７２号の ヒンジ蓋付きボックスにおいては、ウエブが、ボックス前部壁の上部両側におい てカラーに対する接続手段として配置される。ボックス前部壁に対してその位置 が変更されるために、前記カラーはパックの特別な位置に折り曲げられ、この場 合、ウエブはＺ字状の折り曲げ位置に移動される。 ＤＥ ２７ ５９ １７８号のヒンジ蓋付きボックスは、類似した構造を備え ており、ボックス前部壁とカラーの前部壁の間の折り曲げ可能な接続部が、ボッ クス前部壁の幅全体を越えて延出する。 この発明は、製造が容易で、完成時のヒンジ蓋付きボックスの外観が改善され るように、前記構造のヒンジ蓋付きボックスを更に開発、改良することである。 この目的を達成するためこの発明のヒンジ蓋付きボックスは、内側の（Ｚ字状 の）折り曲げウエブと向き合ってこれに接するカラー前部壁がウエブの区域にお いて切り欠きまたは凹部を備えるとともに、関連するウエブが、少なくとも部分 的に前記切り欠き内を通過する点に特徴を有する。 この発明のヒンジ蓋付きボックスは、折り曲げ位置、すなわち、カラー前部壁 とボックス前部壁の間の位置における残存接続部またはウエブが追加的な材料層 を創り出して厚い形成音５となるという知見に基づく。この点は、折り曲げられ たウエブの区域においてカラー前部壁内に設けた切り欠きまたは凹部によって全 体的にまたは部分的に排除されるので、折り曲げウエブは、少なくとも前もって 切り欠き内に配置され、材料中の局部的な肥厚部の形成が回避される。 この発明によれば、切り欠きの配置と大きさは、折り曲げられた場合のウエブ の大きさと配置に適合する。ウエブの特定の形態によって、すなわち、折り曲げ 関節の区域における横断方向の部分的な切断によって、折り曲げられたウエブは カラー前部壁の切り欠き部内に把持位置を占めることができ、カラーまたはウエ ブの折り曲げ位置ここうして固定することができる。 この発明の別の特徴は、特別なタイプのヒンジ蓋付きボックス、すなわち、丸 みを帯びた長手方向縁部または斜角の付いた（多角形断面の）長手方向縁部を備 えるヒンジ蓋付きボックスのための一続きのブランクの有利な設計を提案するこ とである。 この発明の範囲内の一続きのヒンジ蓋付きボックスの形態に関する別の細部は 、添付図面に示された模範具体例を参照しつつより詳細に説明する。 第１図は、蓋が開いたヒンジ蓋付きボックスの一舘を部分的に切除した斜視図 を示す。 第２図は、第１図のヒンジ蓋付きボックスの極端な拡大図、すなわち、第１図 のII-II面に沿う垂直断面におけるカラーの区域の細部である。 第３図は、第１図のヒンジ蓋付きボックス用の展開ブランクを示す。 第４図は、ヒンジ蓋付きボックスの別の設計の第１図に類似した図である。 第５図は、第４図のV-V面に沿う断面における第２図に類似した図である。 第６図は、第４図のヒンジ蓋付きボックスの展開ブランクを示す。 第７図は、丸みを帯びた直立パック縁部を備えるヒンジ蓋付きボックスのため の第１図と類似した図である。 第８図は、斜角の付いたパック縁部または多角形断面を有する第７図と類似し たヒンジ蓋付きボックスを示す図である。 第９図は、第７図のヒンジ蓋付きボックス用の展開ブランクを示す。 第１０図は、第８図のヒンジ蓋付きボックス用の展開ブランクを示す。 第１１図は、カラー／ボックス区域におけるヒンジ蓋付きボックスの細部の水 平断面の極端な拡大図である。 第１２図は、第８図のヒンジ蓋付きボックスのための第１１図と類似した図で ある。 典型的なヒンジ蓋付きボックスは、（比較的大きい）ボックス部１０、蓋１１ およびカラー１２を有する。ボックス部１０は、ボックス前部壁１３、ボックス 後部壁１４および小幅の細長いボックス両側部壁１５、１６を形成する。ボック ス部１０は、底部において基部１７によって区画される。これと同様に、蓋１１ は蓋の前部壁１８、蓋の後部壁１９、蓋の両側部壁２０、２１および上端部壁２ ２を備える。蓋１１は、ボックス部１０に軸動可能に、正確には、ボックス後部 壁１４と蓋の後部壁１９の間の関節線２３（第３、６、９、１０図）を介してボ ックス部１０に接続される。 ボックス部の両側部壁１５、１６と蓋の両側部壁２０、２１が二重層設計であ る、すなわち、それぞれが、重なった場合に内側になるボックスの側部タブ２４ と重なった場合に外側になるボックスの側部タブ２５（例えば第３図、第６図参 照）を備えることもヒンジ蓋付きボックスには典型的な構造である。同様に、蓋 の側部壁２０、２１は二重層設計をなしており、すなわち、重なった場合に内側 になる蓋の側部タブ２６と、外側になる蓋の側部タブ２７を備える(例えば、第 ３、６図参照)。ボックス部１０の側部タブ２４、２５、および、蓋１１の側部 タブ２６、２７は、斜めの閉鎖縁部２８、２９によって互いに分離される。 ヒンジ蓋付きボックスの他の重要な構造は、カラー１２であり、これはカラー の前部壁３０と横断方向を向くカラーの側部タブ３１、３２である。カラー１２ は、カラーの底部区域を介してボックス部１０内に配置され、ボックス部内に固 定される。ボックス部１０から突出するカラーの上部は、ヒンジ蓋付きボックス が閉じた状態にある場合は蓋１１によって閉鎖される。カラーの前部壁３０は、 内側においてボックスの前部壁１３と向き合って接するとともに、カラーの側部 タブ３１、３２が、内側において、ボックスの側部壁１５、１６と向き合って接 する。 ヒンジ蓋付きボックスは全体として、すなわち、カラー１２を含んで、（薄い カ ードボード製の）一続きのブランクからなる。ボックス部１０と蓋１１は主ブラ ンク３３を形成する。カラー１２は、ボックスの前部壁１３の区域において、正 確に言えば残存接続部すなわちウエブ３４、３５を介して主ブランク３３に接続 される(例えば、第３図、第６図)。長方形すなわちストリッブ状のウエブ３４、 ３５は、ボックス前部壁１３とカラー前部壁３０の横方向区域に位置する。各ウ エブ３４、３５は長手方向において打ち抜き接続線３６、３７によって区画され る。折り曲げ線３８、３９は打ち抜き接続線３６、３７を横断して延出する。基 前に位置する、すなわち、ボックス前部壁１３に臨む折り曲げ線３９は、ボック ス前部壁１３の上部区画に、すなわち、ボックス前部壁１３の横断方向縁部４０ の延出部に位置する。 ヒンジ蓋付きボックスが折り曲げられるとき、すなわち、カラー１２がパック の特定位置にある場合は、カラー１２は主ブランクに対し、第３図の展開位置に 関して、正確には、基部１７の方向に変位される。この過程において、ウエブ３ ４、３５は、Ｚ字状に折り曲げられる(第２図参照)。この場合は、ウエブ３４、 ３５がボックス前部壁１３の後側と向き合って接する。折り曲げ作用の後では上 部になる折り曲げ線３９は、横断方向縁部４０と同じ高さにある。折り曲げ線３ ８は前記縁部４０の下方に離間して位置する。ウエブ３４、３５は、この折り曲 げ位置（第２図）においては、カラー１２全体が、主ブランク３３に対してパッ クに適切な位置に移動されるような大きさに決められる。 ウエブ３４、３５の区域における３次元構造を少なくとも部分的に回避するた めに、カラー前部壁３０は、ウエブ３４、３５の区域に、打ち抜きによって生じ る切り欠き部４１、４２を備える。これらの切り欠き部４１、４２は、残存接続 部である折り曲げウエブ３４、３５の上部が関連する切り欠き部４１、４２（第 ２図参照）に進入するように配置されるとともにそれらの形状と大きさが決めら れる。このことは、前記の切り欠き部以外の場所においてカラーの前部壁３０が 、ボックス部の前部壁１３と向き合って接する場合同様に、ウエブ３４、３５の 上剖区域に二重層の設計構造をもたらすことになる。 現模範具体例においては、切り欠き部４１、４２は長方形の設計、好ましくは 、切り欠き部の幅がウエブ３４、３５の幅よりも僅がに大きい設計をなす。 第３図のブランクの形状に関する別の細部もまた、現ヒンジ蓋付きボックスの 特徴にしたがって設計される。例えば、ブランクの全幅４３（例えば９８ｍｍ） は、カラーの幅４４（例えば９５ｍｍ）よりも大きい。壁の幅４５は、例えば、 ５５ｍｍである。ウエブ３４、３５の幅は、６ｍｍでよく、関連する切り欠き部 ４１、４２の幅は６.５ｍｍである。（折り曲げ線３８から折り曲げ線３９まで の）ウエブの長さ４６は、第１図から第３図まで７．５ｍｍである。（最初は上 部に位置していた）折り曲げ線３８と切り欠き部４１、４２の遠い側の境界との 間の距離は、７ｍｍに設定される。折り曲げ線３８と切り欠き剖４１、４２を臨 む側の境界との間の距離は、ここでは約３ｍｍである。 ブランクの形状という観点における別の特徴は、重ねたとき外側になるボック ス側部タブ２５の傾斜縁部４８と、カラーの側部タブ３１、３２の底部区画とし てこれに対応する傾斜縁部４９との間に少なくとも２ｍｍのはっきりとした距離 が存在する点である。このことは、それぞれ関連するウエブ３４、３５の外側の 境界まで延出する自由な空間を作り出す。このことによって、より正確な折り曲 げが可能になる。特に、ウエブ３４、３５とカラー１２を折り曲げる間に、カラ ーの側部タブ３１、３２がボックスの側部タブ２５に引っ掛かる状況が避けられ る。 折り曲げ位置（第１図、第２図）においては、カラー１２がボックス部１０に 接続される。現模範具体例の場合は、カラーの前部壁３０の区域は接着剤のスポ ット、正確には、切り欠き部４１、４２とほぼ同じ高さの位置に２つの接着材ス ポット５１、５２を備える。このカラーの前部壁３０は、これらの接着剤スポッ ト５１、５２の助けを借りてボックス前部壁１３の内側に固着される。この模範 具体例においては、ウエブ３４、３５もまた、便宜上接着によって折り曲げ位置 （特に第２図）に固着される。ウエブ３４、３５は、接着によって対面するボッ クス前部壁１３の内側に接着されることができる。 第４、５、６図のヒンジ蓋付きボックスの場合には、別の特徴が実現される。 このバージョンの場合は、残存接続部であるウエブ３４、３５が、第１図〜第３ 図の模範具体例の場合よりも幅が広い。したがって、切り欠き部４１、４２もま た幅広に、すなわち、これらがウエブ３４、３５よりも僅かに幅広に大きさが決 められる。ブランクの長手方向においては切り欠き部４１、４２は大きさが小さ い、すなわち、ウエブ３４、３５に比較してかなり短い。 ウエブ３４、３５は、横断方向縁部４０の１つの延出部である折曲げ線３９に よって主ブランク３３またはボックス前部壁１３から分離される。切り欠き部４ １、４２と向き合う反対側の折り曲げ線は変形される。（仮想上の）折り曲げ線 の区域において、好ましくは中央に配置された切れ目５３、５４はウエブ３４， ３５の上端の縁部を区画する。上端縁部５５は幅の狭い横方向残存ウエブ５６、 ５７の間に延出する。折り曲げ線３８に対応する１つの折り曲げ線が、前記の残 存ウエブ５６、５７の区域に延出する。 カラー１２が折り曲げ位置にあるとき、ウエブ３４、３５の少なくとも上部区 域が関連する切り欠き部４１、４２を通過する。切れ目５３、５４の区域におい て、結果として生じる端縁部５５すなわちウエブ３４、３５の対面区域はカラー の前部壁３０の後側すなわち内側と接する(第５図)。このことによってクランプ 効果が生じる。ウエブ３４、３５は上部区域のクランプ位置によってカラー面に 固定される。折り曲げ位置におけるウエブ３４、３５の（ボックス前部壁１３に 対する）付加的な接着は行なわれても差支えないが、第４図〜第６図の模範具体 例の場合は行わなくともよい。 その他の諸点においては、この模範具体例のヒンジ蓋付きボックスとブランク は第１図〜第３図のものと一致する。 第７図、第８図は、特別に設計されたヒンジ蓋付きボックス、すなわち、丸い 長手方向縁部、すなわち、丸い縁部58、５９(第７図)、または、角度のついた縁 部、すなわち、斜めの縁部６０、６１（第８図）を備えるヒンジ蓋付きボックス を示す。これらのタイプのパックは原理的には知られている。その特徴は、これ らのタイプのパックのための一続きのブランクを用いることと、その結果として もたらされる別の様相にある。第７図、第８図は、それぞれ、パックの内容物の 一例として（一点鎖線をなす）煙草ブロック６２を示す。前記煙草ブロックは、 内部包装材すなわち錫箔または紙製ブランクによって包まれた煙草グループを有 する。 両ヒンジ蓋付きボックス（第７図、第８図）は、一続きのブランクを備える。 カラー１２は、どちらの場合もウエブ３４、３５を介して主ブランク３３に接続 される。図示の模範具体例の場合は、無くとも差支えはないが、切り欠き４１、 ４２も備えられる。さらには、ブランクは、第４図〜第６図に説明した細部にし たがって設計される。 第７図のヒンジ蓋付きボックス用のブランクの有利な具体例が第９図に示され る。丸い縁部５８、５９は、主ブランク３３の中央区域を、一方において横方向 の折り曲げタブ、すなわち、ボックス前部壁１３、ボックス後部壁１４、蓋の前 部壁１８、蓋の後部壁１９および蓋の上端部壁２２から、他方においては、ボッ クスの側部タブ２４，２５および蓋の側部タブ２６、２７から分離する折り曲げ ストリップ６３、６４によって規定される。幅に関しては、折り曲げストリップ ６３、６４は丸い縁部５８，５９の大きさの決定に対応する。折り曲げストリッ プ６３、６４は、ブランクの長手方向に互いに少距離を隔てて平行して延出する 溝６５を備える。この溝６５は、包装機の内外において適当なスタンプツールに よって付与される。 カラー１２もまた、丸い縁部５８、５９を備えているので、折り曲げストリッ プ６６、６７は、カラー１２の区域に、正確に言えば主ブランク３３の区域に、 折り曲げストリップ６３、６４を好ましくは同時に備える。この特別な様相は、 折り曲げストリッブ６３、６４と６６，６７が互いに向き合う側において合致す るように延出する点である。カラー１２の折り曲げストリップ６６、６７は、外 側に向かう、すなわち、カラーの側部タブ３１、３２の側に向かって、折り曲げ ストリッブ６３、６４の幅６９よりも小さな幅６８を有する。この大きさは、好 都合なことに、１本の溝６５の差だけの相違である。 このタイプのヒンジ蓋付きボックスの場合は、ウエブ３４、３５は外側の打ち 抜き接続線３７が、これに向き合う溝６５または折り曲げストリップ６３、６４ または６６、６７から（小）距離だけ離間するように配置される。この距離は、 １．５ｍｍ〜２ｍｍであり、折り曲げストリップ６３等の溝がウエブ３４，３５ の区域に進入しないように保証する。 さらには、第９図のブランクは、丸いコーナー部が、基部１７と上端部壁２２ とが丸い縁部５８、５９の形状とマッチすることが可能なように設計される。ボ ックスの側部タブ２４、２５と蓋の側部タブ２６、２７互いに向き合って接する 、すなわち、互いに重なるのは、丸い縁部５８、５９の外側の区域においてだけ である。前記側部タブは、前記の区域において接着によって互いに接続される。 同様に、第１０図のブランクは、斜めのへリブ６０、６１を備えるヒンジ蓋付 きボックス用に設計される。これらの斜めの縁部６０、６１（第８図）を創り出 すために、ブランクの区域に２つの平行な折り曲げ線７０、７１が形成される。 前記折り曲げ線は、蓋を含む主ブランクの区域全体に亘って延出する。カラー１ ２は同様に、パックの（多角形）断面形状と調和される。２つの平行な折り曲げ 線は、カラーの前部壁３０をカラーの側部タブ３１、３２から分離する目的で設 けられる。これらの折り曲げ線は、しかしながら、平行なミシン目線７２、７３ である。それぞれの外側ミシン目線７２は、上部または外側区域においてＣ字状 の打ち抜き線７４によって中断される。このＣ字状の打ち抜き線７４は、どちら の場合も、蓋１１が閉じた位置に固定されるように、パックの前部側面における カラーの突出部またはオーバーハング部を形成する。ミシン目線７２、７３は、 カラー１２の区域において予め規定された折り曲げ線として、内側ミシン目線７ ３が、内側の互いに向き合う折り曲げ線７０よりも小さな距離だけ互いから離間 されるように配置される。例えば、折り曲げ線７０間の距離は、５１．３ｍｍで あってよく、ミシン目線７３の間の距離は、５０．３ｍｍでよい。このことによ って、外側のミシン目７２の位置が決まる。外側ミシン目線と、これとそれぞれ 隣り合う内側ミシン目線との間の距離は、７．９ｍｍであり、２つの互いに関連 する折り曲げ線７０、７１間の距離は、８．９ｍｍである。したがって、外側の 折り曲げ線７１は、外側ミシン目線７２に関してオフセットされる。 これらの幾何学的相互関連性は、隣り合う壁が、第１１図と第１２図に示すよ うに延出することを意味する。第１１図は、第７図のパックのカラー１２とボッ クスの前部壁１３とが重なる区域における細部を示す。ボックスの前部壁１３と カラー１２の１／４円の区域は、互いに対し、すなわち、同一の（仮想上の）中 心点に対して同心円状に配置される。このことによる効果は、上記の寸法によっ て保証される。したがって、カラー１２の区域において、丸い縁部５８、５９の 直径は、はボックス前部壁１３の直径よりも小さい。 第８図のヒンジ蓋付きボックスは、この区域において類似した設計構造をなす 。折り曲げ線７０、７１によって形成されるボックス前部壁の（直立した）縁部 は、ミシン目線７２、７３によって形成される縁部と同一の線上にある。 その他の諸点においては、第７図〜第１２図のヒンジ蓋付きボックスは、公知 の、および／または、第１図〜第６図のヒンジ蓋付きボックスのすべての細部と 同様に、すなわち、カラー１２を主ブランク３３に接続した態様で設計される。 参照符号一覧 １０ ボックス部 ４７ 距離 １１ 蓋 ４８ 斜めの縁部 １２ カラー ４９ 斜めの縁剖 １３ ボックス前部壁 ５０ 空白部 １４ ボックス後部壁 ５１ 接着剤スポット １５ ボックス側部壁 ５２ 接着剤スポット １６ ボックス側部壁 ５３ 切れ目 １７ 基部 ５４ 切れ目 １８ 蓋前部壁 ５５ 上端縁部 １９ 蓋後部壁 ５６ 残存ウエブ ２０ 蓋側部壁 ５７ 残存ウエブ ２１ 蓋側部壁 ５８ 丸い縁部 ２２ 上端部壁 ５９ 丸い縁部 ２３ 関節線 ６０ 斜めの縁部 ２４ 内側のボックス側部タブ ６１ 斜めの縁部 ２５ 外側のボックス側部タブ ６２ 煙草ブロック ２６ 内側の蓋側部タブ ６３ 折り曲げストリップ ２７ 外側の蓋側部タブ ６４ 折り曲げストリップ ２８ 閉鎖縁部 ６５ 溝 ２９ 閉鎖縁部 ６６ 折り曲げストリップ ３０ カラー前部壁 ６７ 折り曲げストリップ ３１ カラー側部タブ ６８ 幅 ３２ カラー側部タブ ６９ 幅 ３３ 主ブランク ７０ 折り曲げ線 ３４ ウエブ ７１ 折り曲げ線 ３５ ウエブ ７２ ミシン目線 ３６ 打ち抜き接続線 ７３ ミシン目線 ３７ 打ち抜き接続線 ７４ 打ち抜き部 ３８ 折り曲げ線 ３９ 折り曲げ線 ４０ 横断方向縁部 ４１ 切り欠き部 ４２ 切り欠き部 ４３ 幅全体 ４４ カラーの幅 ４５ 壁の幅 ４６ ウエブ長

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ， ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，Ｌ Ｓ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ， ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，Ｅ Ｅ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 内側において折り曲げウエブ（３４，３５）と向き合って接するカラー の前部壁（３０）が、どちらの場合にもウエブ（３４，３５）の区域に、少なく とも１つの切り欠き部（４１，４２）を有し、関連して折り曲げられたウエブ（ ３４，３５）が少なくとも部分的に前記きり欠き部内に進入する点に特徴を有し 、 ボックス前部壁(１３)、ボックス後部壁(１４)、ボックス側部壁（１５， １ ６）および基部（１７）とを備えるボックス部（１０）と、蓋の前部壁(１８)、 蓋の後部壁(１９)、蓋の側部壁（２０，２１）および上端部壁（２２）とを備え る蓋（１１）とを形成するとともに、カラーの前部壁(３０)、カラーの側部タブ （３１，３２）を備え、 カラー（１２）が、カラーの前部壁（３０）の区域において、残存接続部すな わちウエブ（３４，３５）を介してボックス前部壁（１３）に接続されており、 前記ウエブ（３４，３５）は、ブランクが折り曲げられるとき、残存接続部すな わちウエブ（３４，３５）がボックス前部壁（１３）の内側と向き合ってこれに 接するように、Ｚ字状に折り曲げられることができる、 （薄い）カードボード製の一続きのブランクからなる、特に、煙草用のヒンジ 蓋付きボックス(ヒンジ蓋付きパック)。 ２． 切り欠き部（４１，４２）は正方形または長方形の設計をなし、カラー の前部壁（３０）の区域において、残存接続部すなわちウエブ（３４，３５）の 直上に配置されており、 切り欠き部（４１，４２）は、それぞれ関連するウエブ（３４，３５）よりも 僅かに幅が大きい点に特徴を有する請求項１記載のヒンジ蓋付きボックス。 ３． ボックスの側部壁（１５，１６）と、これに隣り合うカラーの側部タブ （３１，３２）との外側層として、ウエブ（３４，３５）の区画部まで、すなわ ち、ウエブ（３４，３５）の横方向の打ち抜き接続線（３６）まで延出する空白 部（５０）が、ボックスの側部タブ（２５）の間に形成される点に特徴を有する 請求項１または２記載のヒンジ蓋付きボックス。 ４． ウエブ（３４，３５）とボックス前部壁（１３）との間に形成された折 り曲げ線（３９）は、切れ目（５３，５４）を備えており、 切れ目（５３，５４）は、残存ウエブ（５６，５７）が、ウエブ（３４，３５ ）をボックス前部壁（１３）に接続するために残留するように、好ましくは、折 り曲げ線（３９）の中央の副区域に亘って延出する点、および、カラーとウエブ （３４，３５）が折り曲げられたとき、ウエブ（３４，３５）の（上部）端部縁 部（５５）が、切り欠き部（４１，４２）を通りカラーの前部壁（３０）の内側 と向き合って接する点に特徴を有する請求項１〜３のいずれか１記載のヒンジ蓋 付きボックス。 ５． カラーの前前壁（３０）は、接着剤のスポット、特に、横方向の２つの 接着剤スポット（５１，５２）によって、ボックス前部壁（１３）の内側におい て、切り欠き部（４１，４２）と同じ高さに固定される点に特徴を有する請求項 １〜４のいずれか１記載のヒンジ蓋付きボックス。 ６． カラー（１２）は、（直立した）丸い縁剖（５８，５９）および／また は斜めの縁部（６０，６１）によって、隣接の丸い縁部（５６，５９）または斜 めの縁部（６０，６１）から小距離を隔てて配置されるウエブ（３４，３５）を 介してボックスの前部壁（１３）に接続される点に特徴を有する請求項１記載の ヒンジ蓋付きボックス。 ７． 丸い縁部（５８，５９）用のブランク内において、丸い縁部（５８，５ ９）を形成するための溝（６５）から作られる折り曲げストリップ（６３，６４ ）は、その幅が、カラー前部壁」(３０)とカラー側部タブ（３１，３２）の間の カラー（１２）の区域における折り曲げストリップ（６６，６７）の幅よりも僅 かに大きく、 この場合、折り曲げストリップ（６３，６４）と折り曲げストリッブ（６６， ６７）は、互いに向き合う両側において接するように延出する点に特徴を有する 請求項６記載のヒンジ蓋付きボックス。 ８． 斜めの縁部（６０，６１）の場合には、平行な折り曲げ線（７０，７１ ）によって区画されるストリップが、主ブランク（３３）の区域において規定さ れ、そしてまた、折り曲げ線すなわちミシン目線（７２，７３）によって区画さ れるストリップが、カラー（１２）の区域において規定され、前記ストリップは 、それぞれ、斜めの縁部（６０、６１）を形成することを意図する点、および、 主ブランク（３３）の区域における折り曲げ線（７０，７１）は、カラー（１ ２）の区域における折り曲げ線すなわちミシン目線（７２，７３）よりも大きい 距離だけ互いに離間される点に特徴を有する請求項１〜６のいずれか１記載のヒ ンジ蓋付きボックス。 ９． 折り曲げ線またはミシン目線（７２，７３）は、同じ側に配置された主 ブランク（３３）の折り曲げ線（７０，７１）に関して内側にオフセットされる 点に特徴を有する請求項８記載のヒンジ蓋付きボックス。