JP2001522958A - 吸収体と使用するための衣服 - Google Patents
吸収体と使用するための衣服Info
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/56—Supporting or fastening means
- A61F13/66—Garments, holders or supports not integral with absorbent pads
- A61F13/68—Garments, holders or supports not integral with absorbent pads abdominal enclosing type
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-
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、密接な体のフィット性を有する衣服に関する。本発明の衣服は、弾性ウエストバンド、第1及び第2セクションを有する前パネル、第1及び第2セクションを有する後パネル、前パネルと後パネルとの間に置かれ、前パネルを後パネルに接合する股領域、および1組の弾性脚開口を備える。前パネルの第1セクションは、前パネルの第2セクションより大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する。後パネルの第1セクションは、後パネルの第2セクションより大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する。股領域には、下着の長手方向の中心線に沿って配置されている長手方向伸長制御部材が備えられる。長手方向伸長制御部材は、股領域を装着者の皮膚表面に合わせるように、長手方向の股領域の伸長性を制限する。前部伸長制御部材は、前パネルの中に置かれ、長手方向伸長制御部材からウエストバンドに伸びる。後部伸長制御部材は、後パネルに置かれ、長手方向伸長制御部材からウエストバンドに伸びる。
Description
【0001】 (本発明の分野) 本発明は、衣服、特に吸収体とともに使用できる衣服に関し、さらに具体的に
は、ユーザが失禁用装置とともに着用できる衣服に関する。
は、ユーザが失禁用装置とともに着用できる衣服に関する。
【0002】 (発明の背景) 知られているように、使い捨て失禁用装置は、尿およびそれ以外の体内からの
排出物を吸収し、保持する特定の目的のためにいろいろな構成で市販されている
。典型的には、これらの衣服は、着用者の体に対して使い捨て吸収体を保持また
は配置するように設計されている部分を有する。多くのこれらの衣服は、使い捨
て吸収体が汚れ、捨てられるまで所望の位置の吸収体を保持する構造上の特徴も
有する。
排出物を吸収し、保持する特定の目的のためにいろいろな構成で市販されている
。典型的には、これらの衣服は、着用者の体に対して使い捨て吸収体を保持また
は配置するように設計されている部分を有する。多くのこれらの衣服は、使い捨
て吸収体が汚れ、捨てられるまで所望の位置の吸収体を保持する構造上の特徴も
有する。
【0003】 従来の技術による開発の所産は、医学上の状態の結果としてその鼡径部の領域
内で吸収性製品を着用する必要のある男性によって使用されてよいパンツを説明
する英国特許2 282 053号を含む。パンティは、使用中、吸収性製品が
、不透過性材料から成る部分的な内張りを介してパンツによって装着者の体をし
っかりと取り囲み、吸収性製品の移動が妨げられるように構成、構築されている
。この解決策はある程度の効果を発揮するが、装着者に不快感、流体の漏れにつ
ながる脚部領域での巻き上がりを引き起こす窮屈さに関して問題が依然として生
じ、装着者の移動が、鼡径部および後部領域での間隙を発生させることがある。
内で吸収性製品を着用する必要のある男性によって使用されてよいパンツを説明
する英国特許2 282 053号を含む。パンティは、使用中、吸収性製品が
、不透過性材料から成る部分的な内張りを介してパンツによって装着者の体をし
っかりと取り囲み、吸収性製品の移動が妨げられるように構成、構築されている
。この解決策はある程度の効果を発揮するが、装着者に不快感、流体の漏れにつ
ながる脚部領域での巻き上がりを引き起こす窮屈さに関して問題が依然として生
じ、装着者の移動が、鼡径部および後部領域での間隙を発生させることがある。
【0004】 英国特許2 185 678A号は、軽い失禁用衣服として機能できる一体化
した吸収性パッドを備える使い捨て下着を開示する。吸収性パッドは、後部領域
と前部領域の両方で股領域から、通常の吸収性パッドより高い点まで上方へ伸び
る。装置は、夜間の使用中の流体の漏れを実質的には最小限に抑えるように作ら
れている。
した吸収性パッドを備える使い捨て下着を開示する。吸収性パッドは、後部領域
と前部領域の両方で股領域から、通常の吸収性パッドより高い点まで上方へ伸び
る。装置は、夜間の使用中の流体の漏れを実質的には最小限に抑えるように作ら
れている。
【0005】 米国第4,355,425号は、改善されているパンティ、および不織布多孔
性ファブリックパネルと不織布弾性部材の両方を有する前記パンティを作る方法
を説明する。パンティは、すべての方向の弾性を特徴としている。体の接触およ
び吸収性製品の位置決定に関して問題が生じることがある。さらに、パンティは
女性または子供による使用のためだけに設計される。
性ファブリックパネルと不織布弾性部材の両方を有する前記パンティを作る方法
を説明する。パンティは、すべての方向の弾性を特徴としている。体の接触およ
び吸収性製品の位置決定に関して問題が生じることがある。さらに、パンティは
女性または子供による使用のためだけに設計される。
【0006】 PCT公開公報第WO92/00051号は、その中に失禁ガードが置かれ、
下着の残りの部分より低い弾性を有する恒久的に引き伸ばされている領域を含む
下着を開示する。このような特徴は、失禁ガードを正しく、即座に(ready
)位置決定し、装着者の自信を高めることができるようにする。それにも関わら
ず、形状構成は、後部領域でのこぶ状化につながり、高い度合いの体の接触を保
証しない。さらに、失禁ガードが装着されているとき、下着は、失禁ガードを効
果的に覆うことができず、漏れが生じる可能性がある。
下着の残りの部分より低い弾性を有する恒久的に引き伸ばされている領域を含む
下着を開示する。このような特徴は、失禁ガードを正しく、即座に(ready
)位置決定し、装着者の自信を高めることができるようにする。それにも関わら
ず、形状構成は、後部領域でのこぶ状化につながり、高い度合いの体の接触を保
証しない。さらに、失禁ガードが装着されているとき、下着は、失禁ガードを効
果的に覆うことができず、漏れが生じる可能性がある。
【0007】 PCT公開公報第WO95/09594号は、パンツの前部から後部部分へ伸
びる弾性的な装置によって特徴付けられる軽い失禁パンツに関する。弾性装置は
、好ましくはパンティを備える2つの層またはシートの間に取り付けられる弾性
糸、リボン、またはバンドを備えてよい。しかし、本発明は、一体的な編み技術
によって弾性を組み込む下着を開示してはいない。パンティは、装着者の不快感
、ウエストバンドのたるみ、および不十分なフィット性などの欠点を被ることが
ある。
びる弾性的な装置によって特徴付けられる軽い失禁パンツに関する。弾性装置は
、好ましくはパンティを備える2つの層またはシートの間に取り付けられる弾性
糸、リボン、またはバンドを備えてよい。しかし、本発明は、一体的な編み技術
によって弾性を組み込む下着を開示してはいない。パンティは、装着者の不快感
、ウエストバンドのたるみ、および不十分なフィット性などの欠点を被ることが
ある。
【0008】 1997年3月18日にオズボーン(Osborn)に発行された米国特許第
5,611,722号は、パンティ型下着を説明している。パンティ型下着は、
前パネル、後パネル、および股部分を有する。下着は、さらに、後パネルに一体
化して編み込まれている下着の残り部分より大きい抵抗を慎重性に対して有する
、実質的に錨形をした支持パネルを含む。支持パネルは、装着者の臀部の側部を
吊り上げ、分離すると言われている。支持パネルは、垂直片、および下着の脚開
口の一部に向かって、それに沿って伸びる上方へ曲がる部分を含む。このような
下着は装着者の臀部の側部を吊り上げ、分離してよいが、下着は、月経用装置と
装着者の外陰部の間の体の接触を改善するだろう揚力を提供することができない
。
5,611,722号は、パンティ型下着を説明している。パンティ型下着は、
前パネル、後パネル、および股部分を有する。下着は、さらに、後パネルに一体
化して編み込まれている下着の残り部分より大きい抵抗を慎重性に対して有する
、実質的に錨形をした支持パネルを含む。支持パネルは、装着者の臀部の側部を
吊り上げ、分離すると言われている。支持パネルは、垂直片、および下着の脚開
口の一部に向かって、それに沿って伸びる上方へ曲がる部分を含む。このような
下着は装着者の臀部の側部を吊り上げ、分離してよいが、下着は、月経用装置と
装着者の外陰部の間の体の接触を改善するだろう揚力を提供することができない
。
【0009】 明らかであるように、従来の技術による衣服は多くの短所、つまり装着者の移
動のための不十分な体の接触、不十分なフィット性、装着者の快適さの欠如、か
っこうが悪く魅力のない外観につながるかさばりの増加、および流体の漏れを明
らかにする。
動のための不十分な体の接触、不十分なフィット性、装着者の快適さの欠如、か
っこうが悪く魅力のない外観につながるかさばりの増加、および流体の漏れを明
らかにする。
【0010】 前記欠点が、本発明で開示されているような衣服によって軽減できることが発
見された。本発明の衣服は、使い捨て吸収体が濡れているときも、乾いていると
きも、秀逸な体との接触と素晴らしいフィット性の両方を可能にする。これが、
吸収体のさらに優れた位置決定および封じ込め、取得特性の改善、漏れの削減、
および秀逸な装着者の自信と快適さなどの複数の利点につながる。
見された。本発明の衣服は、使い捨て吸収体が濡れているときも、乾いていると
きも、秀逸な体との接触と素晴らしいフィット性の両方を可能にする。これが、
吸収体のさらに優れた位置決定および封じ込め、取得特性の改善、漏れの削減、
および秀逸な装着者の自信と快適さなどの複数の利点につながる。
【0011】 (発明の概要) 本発明は、密接な、ほぼ「第2の皮膚」のような体に対するフィット性を有す
る衣服/下着に関する。特に、本発明の衣服は、失禁用パッドまたは失禁用装置
などの吸収体を幅広い範囲の装着者の動きを通して密接に体へ接触させて保持す
るのを助けるのに特によく適している。
る衣服/下着に関する。特に、本発明の衣服は、失禁用パッドまたは失禁用装置
などの吸収体を幅広い範囲の装着者の動きを通して密接に体へ接触させて保持す
るのを助けるのに特によく適している。
【0012】 本発明の衣服は、弾性ウエストバンド、第1及び第2セクションを有する前パ
ネル、第1及び第2セクションを有する後パネル、第1及び第2セクションの間
に配置され、第1セクションを第2セクションに接合する股領域、および1組の
弾性脚開口を備える。
ネル、第1及び第2セクションを有する後パネル、第1及び第2セクションの間
に配置され、第1セクションを第2セクションに接合する股領域、および1組の
弾性脚開口を備える。
【0013】 前パネルの第1セクションは、前パネルの第2セクションより大きい抵抗を側
面方向での引き伸ばしに対して有する。後パネルの第1セクションは、後パネル
の第2セクションより大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する。
面方向での引き伸ばしに対して有する。後パネルの第1セクションは、後パネル
の第2セクションより大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する。
【0014】 股領域には、下着の長手方向中心線に沿って置かれている長手方向伸長制御部
材が具備される。長手方向伸長制御部材は、股領域を装着者の皮膚表面に合わせ
るように、長手方向での股領域の伸長性を制限する。
材が具備される。長手方向伸長制御部材は、股領域を装着者の皮膚表面に合わせ
るように、長手方向での股領域の伸長性を制限する。
【0015】 前部伸長制御部材は、前パネル内に置かれ、長手方向伸長制御部材からウエス
トバンドまで伸びる。後部伸長制御部材は後パネルに置かれ、長手方向伸長制御
部材からウエストバンドに伸びる。
トバンドまで伸びる。後部伸長制御部材は後パネルに置かれ、長手方向伸長制御
部材からウエストバンドに伸びる。
【0016】 本発明の衣服は、必須機械特性を有するとして技術に既知である可能性のある
材料から組み立てることができるが、それは、好ましくは編まれる。本発明の衣
服が編まれるとき、その多様な構成要素の特性は、特定の構成要素に使用される
編物パターンと、使用される糸を組み合わせることによって提供できる。本発明
の特に好ましい実施の形態においては、長手方向伸長制御部材は、股領域と一体
化して編まれ、前部伸長制御部材は、前パネルと一体化して編まれ、後部伸長制
御部材は後パネルと一体化して編まれる。
材料から組み立てることができるが、それは、好ましくは編まれる。本発明の衣
服が編まれるとき、その多様な構成要素の特性は、特定の構成要素に使用される
編物パターンと、使用される糸を組み合わせることによって提供できる。本発明
の特に好ましい実施の形態においては、長手方向伸長制御部材は、股領域と一体
化して編まれ、前部伸長制御部材は、前パネルと一体化して編まれ、後部伸長制
御部材は後パネルと一体化して編まれる。
【0017】 (発明の詳細な説明) 本発明は、衣服に関し、さらに具体的には使い捨て吸収体を装着者の体と密接
に接触して保持するのに適した衣服に関する。本発明の特に好ましい形は、この
ような装置を密接に体に接触して保持し、このような装置からの漏れを削減する
のに役立つために、失禁用パッドとおむつインサート等の失禁用装置とともに使
用することを目的としている衣服に関する。しかしながら、本発明は、失禁用装
置とだけではなく、生理用ナプキン、パンティライナー等の女性衛生製品などの
その他の吸収体と使用するためにも適用できる。
に接触して保持するのに適した衣服に関する。本発明の特に好ましい形は、この
ような装置を密接に体に接触して保持し、このような装置からの漏れを削減する
のに役立つために、失禁用パッドとおむつインサート等の失禁用装置とともに使
用することを目的としている衣服に関する。しかしながら、本発明は、失禁用装
置とだけではなく、生理用ナプキン、パンティライナー等の女性衛生製品などの
その他の吸収体と使用するためにも適用できる。
【0018】 ここに使用されているように、用語「失禁用装置」は、一般的には、尿などの
体液を吸収し、含むための下半身の周りに、失禁する人物によって着用される。
また、ここに使用されているように、用語「使い捨て」は、洗濯されたり、それ
以外の場合にも使用後に復元され、再利用されることが意図されていない構造に
関する(つまり、それらは、1度だけ使用された後に捨てられ、好ましくは、リ
サイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはそれ以外の場合環境に適した方法
で処分されることが意図されている)。ここに使用されているように、用語「流
体」、「液体」等は、交換できることが意図され、これらが約100°Fという
温度のときに液状である材料を指す。
体液を吸収し、含むための下半身の周りに、失禁する人物によって着用される。
また、ここに使用されているように、用語「使い捨て」は、洗濯されたり、それ
以外の場合にも使用後に復元され、再利用されることが意図されていない構造に
関する(つまり、それらは、1度だけ使用された後に捨てられ、好ましくは、リ
サイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはそれ以外の場合環境に適した方法
で処分されることが意図されている)。ここに使用されているように、用語「流
体」、「液体」等は、交換できることが意図され、これらが約100°Fという
温度のときに液状である材料を指す。
【0019】 衣服の一般的な説明 上記のように、本発明は、いろいろな吸収体と使用するために適しており、そ
れは、失禁用装置100といっしょに使用されてよい衣服20という点で説明さ
れるだろう。図1および図2は、本発明の失禁用衣服20の前面図および後面図
を示す。図1および図2に示されているように、本発明の衣服20は、第1セク
ション36と第2セクション38を備える前パネル、第1セクション46と第2
セクション48を備える後パネル40、股領域50、1対の弾性脚開口60、お
よび弾性ウエストバンド22を備える。衣服20は、衣服20の中への進入を可
能にするウエスト開口21も備えられる。衣服20は、さらに、股領域50内で
の長手方向中心線に沿って置かれている長手方向伸長制御部材52、前パネル3
0に置かれ、長手方向伸長制御部材52からウエストバンド22へ伸びている前
部伸長制御部材54、後パネル40に置かれ、長手方向伸長制御部材52からウ
エストバンド22へ伸びている後部伸長制御部材56を備える。これらの要素の
それぞれが、以下の項で詳細に説明されるだろう。
れは、失禁用装置100といっしょに使用されてよい衣服20という点で説明さ
れるだろう。図1および図2は、本発明の失禁用衣服20の前面図および後面図
を示す。図1および図2に示されているように、本発明の衣服20は、第1セク
ション36と第2セクション38を備える前パネル、第1セクション46と第2
セクション48を備える後パネル40、股領域50、1対の弾性脚開口60、お
よび弾性ウエストバンド22を備える。衣服20は、衣服20の中への進入を可
能にするウエスト開口21も備えられる。衣服20は、さらに、股領域50内で
の長手方向中心線に沿って置かれている長手方向伸長制御部材52、前パネル3
0に置かれ、長手方向伸長制御部材52からウエストバンド22へ伸びている前
部伸長制御部材54、後パネル40に置かれ、長手方向伸長制御部材52からウ
エストバンド22へ伸びている後部伸長制御部材56を備える。これらの要素の
それぞれが、以下の項で詳細に説明されるだろう。
【0020】 図3は、完全に平らにされた位置にある本発明の衣服20を示し、そこでは側
部32,34のそれぞれが開かれ、弾性構成要素が平らに引き出されている。図
3も、衣服20のブランクの平面図であると考えることができる(以下の衣服の
形成を参照すること)。図3から分かるように、衣服20は、長手方向中心線L
および横断方向中心線Tを有する。やはり図3に明らかに示されているように、
本発明の衣服20は、長手方向軸Lの回りで対称であり、横断方向軸Tの回りで
対称である。衣服20は、長手方向軸Lの回りで対称であり、横断方向軸Tの回 りで非対称となることもある。
部32,34のそれぞれが開かれ、弾性構成要素が平らに引き出されている。図
3も、衣服20のブランクの平面図であると考えることができる(以下の衣服の
形成を参照すること)。図3から分かるように、衣服20は、長手方向中心線L
および横断方向中心線Tを有する。やはり図3に明らかに示されているように、
本発明の衣服20は、長手方向軸Lの回りで対称であり、横断方向軸Tの回りで
対称である。衣服20は、長手方向軸Lの回りで対称であり、横断方向軸Tの回 りで非対称となることもある。
【0021】 衣服20は、織布、不織布、また編まれたファブリックを備えることがある。
好ましくは、衣服20は、編まれたファブリックを備える。特に好ましいアミノ
も手段は、衣服の最終的な幅のほぼ半分のシームレス管状ブランクをまず編むこ
とを含む。管状ブランクは、仕上げられた下着20で脚開口60に対処するよう
に砂時計形状を有するように編まれるか、あるいは開かれた管の部分が、このよ
うな脚開口60に備えるように切り払われてよい(以下の衣服の形成を参照する
こと)。
好ましくは、衣服20は、編まれたファブリックを備える。特に好ましいアミノ
も手段は、衣服の最終的な幅のほぼ半分のシームレス管状ブランクをまず編むこ
とを含む。管状ブランクは、仕上げられた下着20で脚開口60に対処するよう
に砂時計形状を有するように編まれるか、あるいは開かれた管の部分が、このよ
うな脚開口60に備えるように切り払われてよい(以下の衣服の形成を参照する
こと)。
【0022】 弾性ウエストバンド 上記のように、ウエスト開口21は、本発明の衣服20の中への進入を可能に
する。好ましくは、ウエスト開口21には、ウエスト開口21が密接に装着者の
ウエストに合うように弾性ウエストバンド22が備えられる。弾性ウエストバン
ド22は、図3に示されているブランクの各遠端に隣接して登録商標ライクラ(
Lycra)またはスパンデェックス(SPANDEX)材料などの弾性部材を
提供し、各端をそれ自体の回りでC字型に折り曲げ(C−folding)、端
縁23と24を形成し、端を前パネル30と後パネル40に縫い合わせ、ウエス
ト開口21と弾性ウエストバンド22を形成することによって形成されてよい。
好ましくは、弾性ウエストバンド22は、前パネル30と後パネル40と同じ糸
を備え、前パネル30と後パネル40と一体化して編まれる。さらに好ましくは
、弾性ウエストバンド22は、ターンドウェルト(turned welt)を
備える。弾性ウエストバンド22の特に好ましい編物パターンは、メリヤス編み
ステッチと浮きステッチの組み合わせを備え、そこでは4つごとの縦列が、正の
浮きステッチを備える。
する。好ましくは、ウエスト開口21には、ウエスト開口21が密接に装着者の
ウエストに合うように弾性ウエストバンド22が備えられる。弾性ウエストバン
ド22は、図3に示されているブランクの各遠端に隣接して登録商標ライクラ(
Lycra)またはスパンデェックス(SPANDEX)材料などの弾性部材を
提供し、各端をそれ自体の回りでC字型に折り曲げ(C−folding)、端
縁23と24を形成し、端を前パネル30と後パネル40に縫い合わせ、ウエス
ト開口21と弾性ウエストバンド22を形成することによって形成されてよい。
好ましくは、弾性ウエストバンド22は、前パネル30と後パネル40と同じ糸
を備え、前パネル30と後パネル40と一体化して編まれる。さらに好ましくは
、弾性ウエストバンド22は、ターンドウェルト(turned welt)を
備える。弾性ウエストバンド22の特に好ましい編物パターンは、メリヤス編み
ステッチと浮きステッチの組み合わせを備え、そこでは4つごとの縦列が、正の
浮きステッチを備える。
【0023】 前パネル 図1および図2で分かるように、前パネル30は、装着者のウエストおよび臀
部を一周するために(後述される)後パネル40と協調する衣服20の部分であ
る。図1および図2でも分かるように、前パネル30、後パネル40、および股
領域50は、(以下に詳しく説明されている)脚開口60を画定するためにも協
調する。前パネル30は、第1セクション36と第2セクション38を備える。
部を一周するために(後述される)後パネル40と協調する衣服20の部分であ
る。図1および図2でも分かるように、前パネル30、後パネル40、および股
領域50は、(以下に詳しく説明されている)脚開口60を画定するためにも協
調する。前パネル30は、第1セクション36と第2セクション38を備える。
【0024】 代替構造が使用できるが、例えば、前パネル30は、織布材料または不織布材
料から適切な形状に切断され、衣服20の残りの部分に接合できるだろう。本発
明の前パネル30は、弾性的に伸ばすことのできる糸と弾性的に伸ばすことがで
きない糸の組み合わせから、好ましくは完全にメリヤス編みされ、さらに好まし
くはジャージー編みされる。通常当業者に明らかであるように、個々の糸および
特定の編物パターンの弾性的特性は、設計者によって前パネル30の機械的特性
を画定するために使用できる。本発明の特に好ましい実施の形態においては、前
パネル30は、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みされている
ナイロンおよびノースカロライナ州グリーンズボロ(Greensboro,N
C)のユニフィ社(Unifi,Inc.)から入手できる登録商標ライクラま
たはスパンデェックス糸の交互の横列を備える。代替実施例においては、前パネ
ル30は、すべての横列で適切な機械的特性を有する登録商標ライクラまたはス
パンデェックス糸を使用して、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー
編みできる。以下の前パネル30の機械的特性に関する説明から明らかであるよ
うに、当業者は、このような機械的特性を提供するために代替糸を使用してその
他の編物パターンを画定できるだろう。上記のように、織布材料または不織布材
料を備えるこのような機械的特性を有する前パネル30も考えられる。
料から適切な形状に切断され、衣服20の残りの部分に接合できるだろう。本発
明の前パネル30は、弾性的に伸ばすことのできる糸と弾性的に伸ばすことがで
きない糸の組み合わせから、好ましくは完全にメリヤス編みされ、さらに好まし
くはジャージー編みされる。通常当業者に明らかであるように、個々の糸および
特定の編物パターンの弾性的特性は、設計者によって前パネル30の機械的特性
を画定するために使用できる。本発明の特に好ましい実施の形態においては、前
パネル30は、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みされている
ナイロンおよびノースカロライナ州グリーンズボロ(Greensboro,N
C)のユニフィ社(Unifi,Inc.)から入手できる登録商標ライクラま
たはスパンデェックス糸の交互の横列を備える。代替実施例においては、前パネ
ル30は、すべての横列で適切な機械的特性を有する登録商標ライクラまたはス
パンデェックス糸を使用して、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー
編みできる。以下の前パネル30の機械的特性に関する説明から明らかであるよ
うに、当業者は、このような機械的特性を提供するために代替糸を使用してその
他の編物パターンを画定できるだろう。上記のように、織布材料または不織布材
料を備えるこのような機械的特性を有する前パネル30も考えられる。
【0025】 図1から図3に示されている本発明の好ましい実施の形態においては、第1セ
クション36は、第2セクション38より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばし
に対して有する。好ましくは、第1セクション36は、第2セクション38よい
大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対しても有する。第2セクション38の
さらに大きい弾性伸張性により、衣服20は、多様な体の形状と大きさに適合し
、装着者の体に対する良好な適合性を提供することができる。特に側面方向での
第1セクション36の引き伸ばしに対するさらに大きい抵抗は、装着者の移動の
完全な範囲を通して失禁用装置100に「z方向」のバイアス力(biasin
g force)を与える。このようなバイアス力は、衣服20とともに着用さ
れる失禁用装置100を密接な体との接触した状態で維持するのに役立つ。
クション36は、第2セクション38より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばし
に対して有する。好ましくは、第1セクション36は、第2セクション38よい
大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対しても有する。第2セクション38の
さらに大きい弾性伸張性により、衣服20は、多様な体の形状と大きさに適合し
、装着者の体に対する良好な適合性を提供することができる。特に側面方向での
第1セクション36の引き伸ばしに対するさらに大きい抵抗は、装着者の移動の
完全な範囲を通して失禁用装置100に「z方向」のバイアス力(biasin
g force)を与える。このようなバイアス力は、衣服20とともに着用さ
れる失禁用装置100を密接な体との接触した状態で維持するのに役立つ。
【0026】 後パネル 前述されたように、後パネル40は、装着者のウエストおよび臀部を一周する
ために前パネル30と協調する衣服20のその部分である。後パネル40は、第
1セクション46と第2セクション48を備える。
ために前パネル30と協調する衣服20のその部分である。後パネル40は、第
1セクション46と第2セクション48を備える。
【0027】 代替構造が使用できるが、例えば、後パネル40は、織布材料および不織布材
料から適切な形状に切断され、衣服20の残りの部分に接合できるだろう。本発
明の後パネル40は、弾性的に伸ばすことができる糸と弾性的に伸ばすことがで
きない糸の組み合わせから、好ましくは完全にメリヤス編みされ、さらに好まし
くはジャージー編みされている。通常当業者にとって明らかであるように、個々
の糸および特定の編物パターンの弾性的特性は、設計者によって、後パネル40
の機械的特性を画定するために使用できる。特に、本発明の好ましい実施の形態
においては、後パネル40は、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー
編みされているナイロン、およびノースカロライナ州グリーンズボロのユニフィ
社から入手できる登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸の交互の横列を備
える。他の実施の形態においては、後パネル40は、すべての横列で適切な機械
的特性を有する登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸を使用して、完全に
メリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みできる。以下の後パネル40の機
械的特性の説明から明らかとなるように、当業者は、このような適切な特性を提
供するために代替糸を使用するそれ以外の編物パターンを画定できるだろう。上
記のように、織布材料または不織布材料を備えるこのような機械的特性を有する
後パネル40も考えられる。
料から適切な形状に切断され、衣服20の残りの部分に接合できるだろう。本発
明の後パネル40は、弾性的に伸ばすことができる糸と弾性的に伸ばすことがで
きない糸の組み合わせから、好ましくは完全にメリヤス編みされ、さらに好まし
くはジャージー編みされている。通常当業者にとって明らかであるように、個々
の糸および特定の編物パターンの弾性的特性は、設計者によって、後パネル40
の機械的特性を画定するために使用できる。特に、本発明の好ましい実施の形態
においては、後パネル40は、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー
編みされているナイロン、およびノースカロライナ州グリーンズボロのユニフィ
社から入手できる登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸の交互の横列を備
える。他の実施の形態においては、後パネル40は、すべての横列で適切な機械
的特性を有する登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸を使用して、完全に
メリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みできる。以下の後パネル40の機
械的特性の説明から明らかとなるように、当業者は、このような適切な特性を提
供するために代替糸を使用するそれ以外の編物パターンを画定できるだろう。上
記のように、織布材料または不織布材料を備えるこのような機械的特性を有する
後パネル40も考えられる。
【0028】 図1から図3に示されている本発明の好ましい実施の形態においては、第1セ
クション46が、第2セクション48より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばし
に対して有する。好ましくは、第1セクション46は、第2セクション48より
大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対しても有する。第2セクション48の
さらに大きい弾性伸張性が、衣服20を、多様な体の形状およびサイズに適合で
きるようにし、装着者の体に対する良好な適合性を提供する。第1セクション4
6の引き伸ばしに対するさらに大きい抵抗は、装着者の移動の完全な範囲を通し
て失禁用装置100に対して「z方向」バイアス力を提供する。このようなバイ
アス力は、衣服20とともに着用される失禁用装置100を密に体に接触した状
態に維持するのに役立つ。
クション46が、第2セクション48より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばし
に対して有する。好ましくは、第1セクション46は、第2セクション48より
大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対しても有する。第2セクション48の
さらに大きい弾性伸張性が、衣服20を、多様な体の形状およびサイズに適合で
きるようにし、装着者の体に対する良好な適合性を提供する。第1セクション4
6の引き伸ばしに対するさらに大きい抵抗は、装着者の移動の完全な範囲を通し
て失禁用装置100に対して「z方向」バイアス力を提供する。このようなバイ
アス力は、衣服20とともに着用される失禁用装置100を密に体に接触した状
態に維持するのに役立つ。
【0029】 股領域 股領域50は、前パネル30と後パネル40の間の本発明の下着20の長手方
向中心線に沿って配置される。図1から図3に示されている本発明の好ましい実
施の形態においては、股領域50が、脚開口60を画定するために、前パネル3
0と後パネル40と協調する。図3に最も明らかに示されているように、長手方
向伸長制御部材が、股領域50の長手方向中心線Lに沿って置かれている。股領
域は、弾性脚開口60の間の距離を架橋する。
向中心線に沿って配置される。図1から図3に示されている本発明の好ましい実
施の形態においては、股領域50が、脚開口60を画定するために、前パネル3
0と後パネル40と協調する。図3に最も明らかに示されているように、長手方
向伸長制御部材が、股領域50の長手方向中心線Lに沿って置かれている。股領
域は、弾性脚開口60の間の距離を架橋する。
【0030】 代替構造を使用できるが、例えば、股領域50は、織布材料または不織布材料
から適切な形状に切断され、衣服20の残りの部分に接合できるだろう。本発明
の股領域50は、弾性的に伸ばすことができる糸と弾性的ではなく伸ばすことが
できる糸の組み合わせから、好ましくはメリヤス編み、さらに好ましくはジャー
ジー編みされる。通常当業者に明らかであるように、個々の糸の弾性的特性およ
び特定の編物パターンが、股領域50の機械的特性を画定するために設計者によ
って使用できるだろう。本発明の特に好ましい実施の形態においては、股領域5
0が、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みされているナイロン
、およびノースカロライナ州グリーンズボロのユニフィ社から入手できる登録商
標ライクラまたはスパンデェックス糸から成る横列を備える。他の実施の形態に
おいては、股領域50は、すべての横列で適切な機械的特性を有する登録商標ラ
イクラまたはスパンデェックス糸を使用して、完全にメリヤス編み、好ましくは
ジャージー編みできる。以下の股領域50の機械的特性に関する説明から明らか
となるように、当業者は、このような機械的特性を提供するために代替糸を使用
して他の編物パターンを定めることができるだろう。上記のように、織布材料、
または不織布材料を備えるこのような機械的特性を有する股領域50も、考えら
れる。
から適切な形状に切断され、衣服20の残りの部分に接合できるだろう。本発明
の股領域50は、弾性的に伸ばすことができる糸と弾性的ではなく伸ばすことが
できる糸の組み合わせから、好ましくはメリヤス編み、さらに好ましくはジャー
ジー編みされる。通常当業者に明らかであるように、個々の糸の弾性的特性およ
び特定の編物パターンが、股領域50の機械的特性を画定するために設計者によ
って使用できるだろう。本発明の特に好ましい実施の形態においては、股領域5
0が、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みされているナイロン
、およびノースカロライナ州グリーンズボロのユニフィ社から入手できる登録商
標ライクラまたはスパンデェックス糸から成る横列を備える。他の実施の形態に
おいては、股領域50は、すべての横列で適切な機械的特性を有する登録商標ラ
イクラまたはスパンデェックス糸を使用して、完全にメリヤス編み、好ましくは
ジャージー編みできる。以下の股領域50の機械的特性に関する説明から明らか
となるように、当業者は、このような機械的特性を提供するために代替糸を使用
して他の編物パターンを定めることができるだろう。上記のように、織布材料、
または不織布材料を備えるこのような機械的特性を有する股領域50も、考えら
れる。
【0031】 好ましくは、股領域50は、弾性脚開口60または長手方向伸長制御部材52
より低い長手方向伸長係数を有する、編まれている材料を備える。さらに好まし
くは、図1から図3に示されているように、股パネル50は、高い伸張性を有す
るメリヤス編みされているパターンおよび糸を使用して前パネル30および後パ
ネル40と一体化して編まれる。
より低い長手方向伸長係数を有する、編まれている材料を備える。さらに好まし
くは、図1から図3に示されているように、股パネル50は、高い伸張性を有す
るメリヤス編みされているパターンおよび糸を使用して前パネル30および後パ
ネル40と一体化して編まれる。
【0032】 長手方向伸長制御部材 上記のように、長手方向伸長制御部材52は、長手方向中心線Lに沿った股領
域50の伸長性を制限する機能を果す。特に、長手方向伸長制御部材52は、長
手方向中心線Lに沿う股領域50の長手方向に向けられた伸長性を制限する。理
論によって拘束されていないが、出願人は、このような長手方向での伸長性の制
限が、「z方向」バイアス力を後パネル40から、および前パネル30から股領
域50に移動するのに役立つと考えている。このような力の移動により、股領域
50およびその上に置かれている任意の失禁用装置100は、広範囲な装着者の
移動を通して(特に、衣服20の長手方向中心線Lに沿って)装着者の体に対し
て密接に保持させる。
域50の伸長性を制限する機能を果す。特に、長手方向伸長制御部材52は、長
手方向中心線Lに沿う股領域50の長手方向に向けられた伸長性を制限する。理
論によって拘束されていないが、出願人は、このような長手方向での伸長性の制
限が、「z方向」バイアス力を後パネル40から、および前パネル30から股領
域50に移動するのに役立つと考えている。このような力の移動により、股領域
50およびその上に置かれている任意の失禁用装置100は、広範囲な装着者の
移動を通して(特に、衣服20の長手方向中心線Lに沿って)装着者の体に対し
て密接に保持させる。
【0033】 出願人は、本発明の衣服20が、ここに説明されているように、特に股領域に
おいて本発明の衣服の装着者の体に対する密接な適合および装着者の体との接触
にも関わらず、特に着用するのに快適であることに気付いた。従来の技術の衣服
および/または下着は、腹帯などの弾性吊り上げ部材、または非常にぴったりと
フィットするオーバーオールによって股領域への適合性を達成しようとしてきた
。これらの下着は、多くの場合、快適ではないと記載される。特に腹帯型の下着
用のこのような不快感の1つの原因は、装着者の肛門に対する圧力である。肛門
を取り囲む組織は特に圧力に敏感であり、肛門にかけられる力は不快感を引き起
こすことがある。米国特許第3,608,551号に説明されているもののよう
な腹帯型下着は、典型的には弾性的に伸ばすことができる部材を使用し、吸収体
を装着者の会陰部に対し密封するための揚力を提供する。このような弾性部材は
、通常、下着が着用されるときに装着者の肛門の上に配置されている場所で下着
にされる。その結果、吸収体を装着者の会陰部に対し密封するための望ましい揚
力だけではなく、装着者の肛門に対する不快な圧力もある。これにひきかえ、本
発明の衣服20は、体の接触が、装着者の肛門に対する受入れがたい圧力なしに
装着者の幅広い動きを通して維持されるように、前述された「z方向」バイアス
力を分散する。
おいて本発明の衣服の装着者の体に対する密接な適合および装着者の体との接触
にも関わらず、特に着用するのに快適であることに気付いた。従来の技術の衣服
および/または下着は、腹帯などの弾性吊り上げ部材、または非常にぴったりと
フィットするオーバーオールによって股領域への適合性を達成しようとしてきた
。これらの下着は、多くの場合、快適ではないと記載される。特に腹帯型の下着
用のこのような不快感の1つの原因は、装着者の肛門に対する圧力である。肛門
を取り囲む組織は特に圧力に敏感であり、肛門にかけられる力は不快感を引き起
こすことがある。米国特許第3,608,551号に説明されているもののよう
な腹帯型下着は、典型的には弾性的に伸ばすことができる部材を使用し、吸収体
を装着者の会陰部に対し密封するための揚力を提供する。このような弾性部材は
、通常、下着が着用されるときに装着者の肛門の上に配置されている場所で下着
にされる。その結果、吸収体を装着者の会陰部に対し密封するための望ましい揚
力だけではなく、装着者の肛門に対する不快な圧力もある。これにひきかえ、本
発明の衣服20は、体の接触が、装着者の肛門に対する受入れがたい圧力なしに
装着者の幅広い動きを通して維持されるように、前述された「z方向」バイアス
力を分散する。
【0034】 図3に最も明らかに示されているように、長手方向伸長制御部材52は、股領
域50における長手方向中心線Lに沿って置かれている。長手方向伸長制御部材
52は、股領域50に接合されている別個の要素であるか、あるいはそれは股領
域50に一体化できる。好ましくは、長手方向伸長制御部材52は、股領域50
に一体化している。本発明の特に好ましい実施の形態においては、長手方向伸長
制御部材52および股領域50が一体化して編まれている。
域50における長手方向中心線Lに沿って置かれている。長手方向伸長制御部材
52は、股領域50に接合されている別個の要素であるか、あるいはそれは股領
域50に一体化できる。好ましくは、長手方向伸長制御部材52は、股領域50
に一体化している。本発明の特に好ましい実施の形態においては、長手方向伸長
制御部材52および股領域50が一体化して編まれている。
【0035】 上記のように、長手方向伸長制御部材52は、伸長性、特に長手方向中心線L
に沿って股領域50内で長手方向に向けられている伸長性を制限する機能を果す
。この目的のため、長手方向伸長制御部材52は、股領域50より大きい伸長係
数を有する任意の材料を備えることがある。例えば、長手方向伸長制御部材52
は、高係数フィルム材または比較的高い係数を有する糸またはモノフィラメント
の単一ストランドも備えることができるだろう。好ましい一体化して編まれてい
る長手方向伸長制御部材52の場合、長手方向伸長制御部材は、股領域に使用さ
れているのと同じ糸を備え、そこでは伸長制御部材52を備える糸は、伸長制限
として技術に既知であるパターンで編まれた。例えば、長手方向伸長制御部材5
2は、編物パターンを備えることができ、そこではその交互の横列がつままれて
いる。代わりに、弾性糸は、長手方向伸長制御部材52に技術で既知であるよう
な追加伸長抵抗を与えるために浮かべることができる。
に沿って股領域50内で長手方向に向けられている伸長性を制限する機能を果す
。この目的のため、長手方向伸長制御部材52は、股領域50より大きい伸長係
数を有する任意の材料を備えることがある。例えば、長手方向伸長制御部材52
は、高係数フィルム材または比較的高い係数を有する糸またはモノフィラメント
の単一ストランドも備えることができるだろう。好ましい一体化して編まれてい
る長手方向伸長制御部材52の場合、長手方向伸長制御部材は、股領域に使用さ
れているのと同じ糸を備え、そこでは伸長制御部材52を備える糸は、伸長制限
として技術に既知であるパターンで編まれた。例えば、長手方向伸長制御部材5
2は、編物パターンを備えることができ、そこではその交互の横列がつままれて
いる。代わりに、弾性糸は、長手方向伸長制御部材52に技術で既知であるよう
な追加伸長抵抗を与えるために浮かべることができる。
【0036】 長手方向伸長制御部材52に適切な糸は、実質的には、同じ糸または股領域5
0に適切であると判明した糸の組み合わせである。
0に適切であると判明した糸の組み合わせである。
【0037】 長手方向伸長制御部材52は、前記前パネル30の前記第1セクション36よ
り大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する。長手方向伸長制御部材
52は、前記後パネル40の前記第1セクション46より大きい抵抗を、長手方
向での引き伸ばしに対して有する。
り大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する。長手方向伸長制御部材
52は、前記後パネル40の前記第1セクション46より大きい抵抗を、長手方
向での引き伸ばしに対して有する。
【0038】 前部伸長制御部材 前部伸長制御部材54は、長手方向伸長制御部材52と協調し、特に股領域5
0で衣服20の長手方向中心線Lに沿った「z方向」バイアス力を提供する。こ
の力は、股領域50、特にその中に置かれる長手方向伸長制御52部材を吊り上
げるのに役立ち、その結果その上に置かれてよい失禁用装置100は密接に体に
接触している。特に、出願人は、前部伸長制御部材54が、長手方向伸長制御部
材52によって提供される力をウエストバンド22に向け、股領域50を密接に
体と接触するために吊り上げるのに役立つ。
0で衣服20の長手方向中心線Lに沿った「z方向」バイアス力を提供する。こ
の力は、股領域50、特にその中に置かれる長手方向伸長制御52部材を吊り上
げるのに役立ち、その結果その上に置かれてよい失禁用装置100は密接に体に
接触している。特に、出願人は、前部伸長制御部材54が、長手方向伸長制御部
材52によって提供される力をウエストバンド22に向け、股領域50を密接に
体と接触するために吊り上げるのに役立つ。
【0039】 上記のように、前部伸長制御部材54は、長手方向中心線Lに沿って「z方向
」バイアス力を提供するのに役立つ。したがって、前部伸長制御部材54は、好
ましくは、前パネル30での長手方向中心線Lに沿って配置される。さらに、好
ましくは、前部伸長制御部材54は、前パネル30を2つの同一セクションに分
割する。前部伸長制御部材54は、長手方向中心線Lに沿って前パネル30に接
合できる。好ましくは、前部伸長制御部材54は、前パネル30に一体化してい
る。図1から図3に示されている特に好ましい実施の形態においては、前部伸長
制御部材54は、前パネル30の第1セクション36と一体化して編まれる。
」バイアス力を提供するのに役立つ。したがって、前部伸長制御部材54は、好
ましくは、前パネル30での長手方向中心線Lに沿って配置される。さらに、好
ましくは、前部伸長制御部材54は、前パネル30を2つの同一セクションに分
割する。前部伸長制御部材54は、長手方向中心線Lに沿って前パネル30に接
合できる。好ましくは、前部伸長制御部材54は、前パネル30に一体化してい
る。図1から図3に示されている特に好ましい実施の形態においては、前部伸長
制御部材54は、前パネル30の第1セクション36と一体化して編まれる。
【0040】 力の方向付け(direction)を容易にするために、前部伸長制御部材
54は、前パネル30の第1及び第2セクション36,38より少ない伸長性を
有する必要がある。このようなさらに低い伸長性を提供するために、前部伸長制
御部材54は、前パネル30より高い伸長係数を有する材料、またはさらに大き
い伸長抵抗を示すために技術で既知であるような編物パターンを有する編物材料
を備えてよい。前部伸長制御部材54として使用するために適したさらに高い伸
長係数の材料は、ポリエステル膜材などの高係数フィルム材、または比較的高い
係数を有する糸またはモノフィラメント(例えば、綿、ポリエステルまたはナイ
ロン)の単一より糸も含む。好ましくは、前部伸長制御部材54は、前パネル3
0の第1及び第2セクション36,38に適するのと同じ糸を備え、第1及び第
2セクション36,38より少ない伸長性を有する編物パターンを使用しそこと
一体化して編まれる。すなわち、前パネル30の第1及び第2セクション36,
38に関して前述された糸も、前部伸長制御部材54に適している。前部伸長制
御部材54用の特に好ましい編物パターンは、削減された伸長性を提供するため
に技術で既知であるステッチを使用する。例えば、タックステッチ(tuck
stitches)のパターンが適切であることが判明している。
54は、前パネル30の第1及び第2セクション36,38より少ない伸長性を
有する必要がある。このようなさらに低い伸長性を提供するために、前部伸長制
御部材54は、前パネル30より高い伸長係数を有する材料、またはさらに大き
い伸長抵抗を示すために技術で既知であるような編物パターンを有する編物材料
を備えてよい。前部伸長制御部材54として使用するために適したさらに高い伸
長係数の材料は、ポリエステル膜材などの高係数フィルム材、または比較的高い
係数を有する糸またはモノフィラメント(例えば、綿、ポリエステルまたはナイ
ロン)の単一より糸も含む。好ましくは、前部伸長制御部材54は、前パネル3
0の第1及び第2セクション36,38に適するのと同じ糸を備え、第1及び第
2セクション36,38より少ない伸長性を有する編物パターンを使用しそこと
一体化して編まれる。すなわち、前パネル30の第1及び第2セクション36,
38に関して前述された糸も、前部伸長制御部材54に適している。前部伸長制
御部材54用の特に好ましい編物パターンは、削減された伸長性を提供するため
に技術で既知であるステッチを使用する。例えば、タックステッチ(tuck
stitches)のパターンが適切であることが判明している。
【0041】 後部伸長制御部材 後部伸長制御部材56は、「z方向」バイアス力を提供するために、長手方向
伸長制御部材52と協調する。この力は、股領域50、特にその中に置かれてい
る長手方向伸長制御部材52を吊り上げるのに役立ち、その結果、その上に置か
れてよい任意の失禁用装置100は体に密接に接触している。特に、出願人は、
背部伸長制御部材56は、長手方向伸長制御部材52によって提供される力をウ
エストバンド22に向け、股領域50を体に密接に折衝するように吊り上げるの
に役立つ。
伸長制御部材52と協調する。この力は、股領域50、特にその中に置かれてい
る長手方向伸長制御部材52を吊り上げるのに役立ち、その結果、その上に置か
れてよい任意の失禁用装置100は体に密接に接触している。特に、出願人は、
背部伸長制御部材56は、長手方向伸長制御部材52によって提供される力をウ
エストバンド22に向け、股領域50を体に密接に折衝するように吊り上げるの
に役立つ。
【0042】 上記のように、後部伸長制御部材56は、「z方向」バイアス力を提供するの
に役立つ。後部伸長制御部材56は、好ましくは、長手方向伸長制御部材52か
ら、後パネル40の中の長手方向中心線Lから間隔をあけて置かれている2本の
線に沿って伸びる。後部伸長制御部材56を長手方向中心線Lから間隔をあけて
置くことによって、後部伸長制御手段56の高い力が長手方向中心線Lから逸ら
される。出願人は、これによって後パネル40の第1セクション46を肛門上に
置くことが可能となるため、これが特に重要であることに気付いた。第1セクシ
ョン46は、後部伸長制御部材56より低い抵抗を長手方向と側面方向の両方に
対して有するので、第1セクションは、さらに低い力を受けて拡大することがで
きる。このさらに低い力の拡大のゾーンが、BMを含むために拡大することがで
きる後パネル40の中でポケット58を作成する。
に役立つ。後部伸長制御部材56は、好ましくは、長手方向伸長制御部材52か
ら、後パネル40の中の長手方向中心線Lから間隔をあけて置かれている2本の
線に沿って伸びる。後部伸長制御部材56を長手方向中心線Lから間隔をあけて
置くことによって、後部伸長制御手段56の高い力が長手方向中心線Lから逸ら
される。出願人は、これによって後パネル40の第1セクション46を肛門上に
置くことが可能となるため、これが特に重要であることに気付いた。第1セクシ
ョン46は、後部伸長制御部材56より低い抵抗を長手方向と側面方向の両方に
対して有するので、第1セクションは、さらに低い力を受けて拡大することがで
きる。このさらに低い力の拡大のゾーンが、BMを含むために拡大することがで
きる後パネル40の中でポケット58を作成する。
【0043】 後部伸長制御部材56は、後パネル40に接合できる。好ましくは、後部伸長
制御部材56は後パネル40に対して一体化している。図1から図3に示されて
いる特に好ましい実施の形態において、後部伸長制御部材56は後パネル40の
第1セクション46と一体化して編まれている。
制御部材56は後パネル40に対して一体化している。図1から図3に示されて
いる特に好ましい実施の形態において、後部伸長制御部材56は後パネル40の
第1セクション46と一体化して編まれている。
【0044】 力の方向付けを容易にするために、後部伸長制御部材56は、後パネル40の
第1及び第2セクション46,48より少ない伸長性を持たなければならない。
このようなさらに低い伸長性を提供するために、後部伸長制御部材56は、後パ
ネル40より高い伸長係数を有する材料またはさらに大きい伸長抵抗を提供する
ために技術で知られているような編物パターンを有する編物材料を備えることが
ある。後部伸長制御部材56として使用するのに適しているさらに高い伸長係数
材料は、ポリエステルフィルム材または比較的高い係数を有する糸またはモノフ
ィラメント(例えば、綿、ポリエステル、またはナイロン)の単一ストランドな
どの高係数フィルム材を含む。好ましくは、後部伸長制御部材56は、後パネル
40の第1及び第2セクション46,48に適しているのと同じ糸を備え、第1
及び第2セクション46,48より少ない伸長性を有する編物パターンを使用し
て、そこで一体化して編まれている。すなわち、後パネル40の第1及び第2セ
クション46,48に関して前述された糸も、後部伸長制御部材56に適してい
る。特に、後部伸長制御部材56に好ましい編物パターンは、削減された伸長性
を提供するために技術で既知であるステッチを使用する。例えば、タックステッ
チのパターンが適切であることが判明している。
第1及び第2セクション46,48より少ない伸長性を持たなければならない。
このようなさらに低い伸長性を提供するために、後部伸長制御部材56は、後パ
ネル40より高い伸長係数を有する材料またはさらに大きい伸長抵抗を提供する
ために技術で知られているような編物パターンを有する編物材料を備えることが
ある。後部伸長制御部材56として使用するのに適しているさらに高い伸長係数
材料は、ポリエステルフィルム材または比較的高い係数を有する糸またはモノフ
ィラメント(例えば、綿、ポリエステル、またはナイロン)の単一ストランドな
どの高係数フィルム材を含む。好ましくは、後部伸長制御部材56は、後パネル
40の第1及び第2セクション46,48に適しているのと同じ糸を備え、第1
及び第2セクション46,48より少ない伸長性を有する編物パターンを使用し
て、そこで一体化して編まれている。すなわち、後パネル40の第1及び第2セ
クション46,48に関して前述された糸も、後部伸長制御部材56に適してい
る。特に、後部伸長制御部材56に好ましい編物パターンは、削減された伸長性
を提供するために技術で既知であるステッチを使用する。例えば、タックステッ
チのパターンが適切であることが判明している。
【0045】 弾性脚開口 図1から図3で分かるように、本発明の衣服20には、1対の弾性脚開口60
が具備されている。上記のように、前パネル30、後パネル40、および股領域
50は、各脚開口60の周辺を画定するために協調する。この周辺には、脚開口
60に弾性を持たせるために脚弾性材62が具備される。脚弾性材62は、両方
とも、それぞれの足の周辺部の回りでの体液の漏れに対するシールを提供する。
が具備されている。上記のように、前パネル30、後パネル40、および股領域
50は、各脚開口60の周辺を画定するために協調する。この周辺には、脚開口
60に弾性を持たせるために脚弾性材62が具備される。脚弾性材62は、両方
とも、それぞれの足の周辺部の回りでの体液の漏れに対するシールを提供する。
【0046】 脚弾性材62は、脚開口60の周辺部を体液の漏れに対して密封するために、
最小の収縮力補助を提供しなければならないが、収縮力は装着者に不快感を引き
起こすほど大きくあってはならない。着用サイクル中に伸長係数を予想弾性伸張
部の上で最小限に抑えることによって、装着者の不快感も最小限に抑えられる。
すなわち、脚弾性材は典型的な使用中の伸張部で収縮力を提供するように設計さ
れている場合、その力は、異なる装着者の脚部周囲、または装着者の移動のどち
らかのためであるさらに大きい伸張部のために実質的に増加してはならない。
最小の収縮力補助を提供しなければならないが、収縮力は装着者に不快感を引き
起こすほど大きくあってはならない。着用サイクル中に伸長係数を予想弾性伸張
部の上で最小限に抑えることによって、装着者の不快感も最小限に抑えられる。
すなわち、脚弾性材は典型的な使用中の伸張部で収縮力を提供するように設計さ
れている場合、その力は、異なる装着者の脚部周囲、または装着者の移動のどち
らかのためであるさらに大きい伸張部のために実質的に増加してはならない。
【0047】 脚弾性材62は、当業者に既知である手段を使用して、前パネル30、後パネ
ル40、および脚開口60の周辺部の回りの股領域50に接合することができる
。特に、脚弾性材62は、開口60を取り囲み得る(つまり、その周辺部を形成
する)側縁25,26,27,28の部分に接合される。脚弾性材62は、接着
剤手段を使用して、あるいは例えば、ステッチング(stitching)など
の機械的な手段によって、前パネル30、後パネル40、および股領域50に接
合できる。本発明の好ましい編物衣服20の場合、脚弾性材62は、好ましくは
、それにステッチングによって前パネル30、後パネル40、および股パネル5
0に接合される。
ル40、および脚開口60の周辺部の回りの股領域50に接合することができる
。特に、脚弾性材62は、開口60を取り囲み得る(つまり、その周辺部を形成
する)側縁25,26,27,28の部分に接合される。脚弾性材62は、接着
剤手段を使用して、あるいは例えば、ステッチング(stitching)など
の機械的な手段によって、前パネル30、後パネル40、および股領域50に接
合できる。本発明の好ましい編物衣服20の場合、脚弾性材62は、好ましくは
、それにステッチングによって前パネル30、後パネル40、および股パネル5
0に接合される。
【0048】 任意の特徴 失禁用装置100が付いたシステムとして使用されるとき、本発明の衣服20
は、失禁用装置100を衣服20に確実に固定するための手段も備える。例えば
、失禁用装置100には、凝集材料の第1部分が具備され、股領域50には凝集
材料の第2部分が具備されるだろう。ここに使用されるように、「凝集材料」と
は、それ以外の材料にではなく、それ自体に優先的に付着する材料のことである
。このような付着システムは、その開示が参照してここに組み込まれている19
95年5月16日にシグル(Sigl)に発行された米国特許第5,415,6
50号に説明されている。
は、失禁用装置100を衣服20に確実に固定するための手段も備える。例えば
、失禁用装置100には、凝集材料の第1部分が具備され、股領域50には凝集
材料の第2部分が具備されるだろう。ここに使用されるように、「凝集材料」と
は、それ以外の材料にではなく、それ自体に優先的に付着する材料のことである
。このような付着システムは、その開示が参照してここに組み込まれている19
95年5月16日にシグル(Sigl)に発行された米国特許第5,415,6
50号に説明されている。
【0049】 代わりに、失禁用装置100の衣服面にフック材が具備できる「フックとルー
プ」留め具システムを使用することもできる。例えば、1991年10月22日
にトーマス(Thomas)らに発行され、その開示が参照してここに組み込ま
れた米国特許第5,058,247号に従って作られているプロング(pron
g)は、満足の行くフック材料だろう。股領域50には、技術で既知であるよう
なループ材料が具備されるか、あるいは好ましくは股領域50に使用される糸お
よび/または編物パターンは、フック材を係合するためのループを提供するため
に修正できるだろう。
プ」留め具システムを使用することもできる。例えば、1991年10月22日
にトーマス(Thomas)らに発行され、その開示が参照してここに組み込ま
れた米国特許第5,058,247号に従って作られているプロング(pron
g)は、満足の行くフック材料だろう。股領域50には、技術で既知であるよう
なループ材料が具備されるか、あるいは好ましくは股領域50に使用される糸お
よび/または編物パターンは、フック材を係合するためのループを提供するため
に修正できるだろう。
【0050】 また、股領域50は、要すれば、装着者がその中に失禁用装置100を最適に
配置するのを補助するためのしるしを具備することもできる。例えば、このよう
なしるしは、新しい装置が股領域50の体接触(つまり、内側)面に配置される
たびに、装着者が失禁用装置100を確実に配置できるようにするだろう長手方
向の中心線Lに沿ったマーキングを備えるだろう。さらに、前パネルおよび後パ
ネル40には、要すれば、装着者がその中に失禁用装置100を最適に配置する
のを補助するためのしるしも具備できる。
配置するのを補助するためのしるしを具備することもできる。例えば、このよう
なしるしは、新しい装置が股領域50の体接触(つまり、内側)面に配置される
たびに、装着者が失禁用装置100を確実に配置できるようにするだろう長手方
向の中心線Lに沿ったマーキングを備えるだろう。さらに、前パネルおよび後パ
ネル40には、要すれば、装着者がその中に失禁用装置100を最適に配置する
のを補助するためのしるしも具備できる。
【0051】 下着の形成 衣服20用のブランクは、まず技術に周知である手段を使用して管状の形状で
編まれる。特に、前パネル30、後パネル40、股領域50は一体化して編まれ
る。前パネル30の第1セクション36には、このような片をその中に一体化し
て編みこませることによって、前部伸長制御部材54が具備される。後パネル4
0の第1セクション46には、このような辺をその中に一体化して編みこませる
ことによって後部制御部材56が具備される。同様に、股領域50には、一体化
して編まれている長手方向伸長制御部材52が具備される。前述されたような適
切な編物パターンが使用される。
編まれる。特に、前パネル30、後パネル40、股領域50は一体化して編まれ
る。前パネル30の第1セクション36には、このような片をその中に一体化し
て編みこませることによって、前部伸長制御部材54が具備される。後パネル4
0の第1セクション46には、このような辺をその中に一体化して編みこませる
ことによって後部制御部材56が具備される。同様に、股領域50には、一体化
して編まれている長手方向伸長制御部材52が具備される。前述されたような適
切な編物パターンが使用される。
【0052】 それから、管状のブランクが、縦列方向に切られ、開かれる。除去されない場
合には脚開口60を満たすだろう過剰な材料が、除去され、図3に示されている
衣服20の平面図に類似した形状を有する衣服20の平坦なブランクを形成する
。さらに図3に示されているように、衣服のブランクは、前部端縁23、後部端
縁24、前面側縁25,26、および後面側縁27,28を有する。
合には脚開口60を満たすだろう過剰な材料が、除去され、図3に示されている
衣服20の平面図に類似した形状を有する衣服20の平坦なブランクを形成する
。さらに図3に示されているように、衣服のブランクは、前部端縁23、後部端
縁24、前面側縁25,26、および後面側縁27,28を有する。
【0053】 脚弾性材62は、前述されたように、脚開口60の周辺部の回りで衣服20に
接合される。衣服20用のブランクは、それから横断方向中心線Tの回りで折り
重ねられ、脚開口60と端縁23,24の間にある側縁の向かい合う部分が、衣
服20の組立てを完了する側部シーム32,34に接合される(つまり、前パネ
ル30の中の脚弾性材62の端と端縁24の間にある側縁25の部分は、シーム
32を形成するために、後パネル40の中にある脚弾性材62の端部と端縁23
の間にある側縁27の部分に接合される。側縁26は、シーム34を形成するた
めに同様の方法で側縁28に接合される)。
接合される。衣服20用のブランクは、それから横断方向中心線Tの回りで折り
重ねられ、脚開口60と端縁23,24の間にある側縁の向かい合う部分が、衣
服20の組立てを完了する側部シーム32,34に接合される(つまり、前パネ
ル30の中の脚弾性材62の端と端縁24の間にある側縁25の部分は、シーム
32を形成するために、後パネル40の中にある脚弾性材62の端部と端縁23
の間にある側縁27の部分に接合される。側縁26は、シーム34を形成するた
めに同様の方法で側縁28に接合される)。
【0054】 代わりに、管状に編まれたブランクの部分は、脚開口60を提供するために切
除することができる。例えば、管状のブランクは平らにすることができ、その結
果その内面は互いに接触し、1対の長手方向を向く側縁が形成される。それから
、脚開口先駆物質(precursors)を、半円形、半楕円形、またはそれ
以外の所望の形状を有する一致する部分を、平らにされたブランクに沿って定期
的な間隔で横断方向に向かい合う側縁から切除することによって形成することが
できる。衣服ブランクは、それから、所定の反復パターンで平らにされた管状の
ブランクを横断方向で切断することによって形成され、そこでは第1横断方向切
断は、脚開口先駆物質が股部分先駆物質を作成するために形成されたときに取り
除かれなかった材料を横切って行われ、第2横断方向切断は、ウエスト開口21
を形成する平らにされた管状ブランクの完全な幅を横切って行われる。脚弾性材
62は、各脚開口60の周辺部の回りに配置され、そこに接合される。第1横断
方向切断によって形成される2つの端部は、股領域50を完成するために単一横
断方向シームによって接合される。それから、衣服20が、弾性ウエストバンド
22をウエスト開口21の周辺部の回りに配置し、弾性ウエストバンド22をそ
こに接合することによって仕上げられる。
除することができる。例えば、管状のブランクは平らにすることができ、その結
果その内面は互いに接触し、1対の長手方向を向く側縁が形成される。それから
、脚開口先駆物質(precursors)を、半円形、半楕円形、またはそれ
以外の所望の形状を有する一致する部分を、平らにされたブランクに沿って定期
的な間隔で横断方向に向かい合う側縁から切除することによって形成することが
できる。衣服ブランクは、それから、所定の反復パターンで平らにされた管状の
ブランクを横断方向で切断することによって形成され、そこでは第1横断方向切
断は、脚開口先駆物質が股部分先駆物質を作成するために形成されたときに取り
除かれなかった材料を横切って行われ、第2横断方向切断は、ウエスト開口21
を形成する平らにされた管状ブランクの完全な幅を横切って行われる。脚弾性材
62は、各脚開口60の周辺部の回りに配置され、そこに接合される。第1横断
方向切断によって形成される2つの端部は、股領域50を完成するために単一横
断方向シームによって接合される。それから、衣服20が、弾性ウエストバンド
22をウエスト開口21の周辺部の回りに配置し、弾性ウエストバンド22をそ
こに接合することによって仕上げられる。
【0055】 他の実施の形態 図5を参照すると、本発明の衣服120の他の実施の形態の後面図が示されて
いる。衣服120は、後部伸長制御部材156の形状構成を除き、衣服20と同
一である。
いる。衣服120は、後部伸長制御部材156の形状構成を除き、衣服20と同
一である。
【0056】 後部伸長制御部材156は、「z方向」バイアス力を提供するために長手方向
伸長制御部材5152と協調する。この力は、股領域150、特にその上に置か
れている長手方向伸長制御152部材を吊り上げるのに役立ち、その結果その上
に置かれてよい任意の失禁用装置100は体に密接に接触する。特に、出願人は
、後部伸長制御部材156が、長手方向伸長制御部材152によって提供される
力をウエストバンド122に向け、股領域150を体に密接に接触するように吊
り上げるのに役立つと考える。
伸長制御部材5152と協調する。この力は、股領域150、特にその上に置か
れている長手方向伸長制御152部材を吊り上げるのに役立ち、その結果その上
に置かれてよい任意の失禁用装置100は体に密接に接触する。特に、出願人は
、後部伸長制御部材156が、長手方向伸長制御部材152によって提供される
力をウエストバンド122に向け、股領域150を体に密接に接触するように吊
り上げるのに役立つと考える。
【0057】 上記のように、後部伸長制御部材156は、「z」方向バイアス力を提供する
のに役立つ。後部伸長制御部材156は、好ましくは長手方向伸長制御部材15
2から、その長さの一部に沿った長手方向中心線Lから間隔をあけて配置されて
いる2本の弓形の線に沿って伸び、それからウエストバンド122に達する前に
長手方向中心線Lに沿って単一の線を形成するために集まる。後部制御部材15
6を、少なくともその長さの一部に沿って長手方向中心線Lから間隔をあけて配
置することによって、後部伸長制御部材156の高い力がポケット158を作成
する長手方向中心線Lからずらされる。出願人は、衣服120の設計がポケット
158を肛門の上に配置するので、これが特に重要であることに気がついた。ポ
ケット158は、後部伸長制御部材156より低い抵抗を、長手方向と側面方向
両方での伸長性に対して有するので、ポケット158は、さらに低い力を受けて
拡大できる。このより低い力の拡大のゾーンが、BMを含むように拡大できる後
パネル140の中にポケット158を作成する。
のに役立つ。後部伸長制御部材156は、好ましくは長手方向伸長制御部材15
2から、その長さの一部に沿った長手方向中心線Lから間隔をあけて配置されて
いる2本の弓形の線に沿って伸び、それからウエストバンド122に達する前に
長手方向中心線Lに沿って単一の線を形成するために集まる。後部制御部材15
6を、少なくともその長さの一部に沿って長手方向中心線Lから間隔をあけて配
置することによって、後部伸長制御部材156の高い力がポケット158を作成
する長手方向中心線Lからずらされる。出願人は、衣服120の設計がポケット
158を肛門の上に配置するので、これが特に重要であることに気がついた。ポ
ケット158は、後部伸長制御部材156より低い抵抗を、長手方向と側面方向
両方での伸長性に対して有するので、ポケット158は、さらに低い力を受けて
拡大できる。このより低い力の拡大のゾーンが、BMを含むように拡大できる後
パネル140の中にポケット158を作成する。
【0058】 後部伸長制御部材156は、後パネル140に接合できる。好ましくは、後部
伸長制御部材156は、後パネル140に一体化している。図5に示されている
特に好ましい実施の形態においては、後部伸長制御部材156は、後パネル14
0の第1セクション146と一体化して編まれている。
伸長制御部材156は、後パネル140に一体化している。図5に示されている
特に好ましい実施の形態においては、後部伸長制御部材156は、後パネル14
0の第1セクション146と一体化して編まれている。
【0059】 力の方向付けを容易にするために、後部伸長制御部材156は、後パネル14
0の第1セクション146と148より少ない伸長性を有する必要がある。この
ようにさらに低い伸長性を提供するために、後部伸長制御部材156は、後パネ
ル140より高い伸長係数を有する材料、またはさらに大きい伸長抵抗を提供す
るために技術で既知であるような編物パターンを有する編物材料を備えてよい。
後部伸長制御部材156として使用するのに適しているさらに高い伸長係数材料
は、ポリエステルフィルム材または比較的高い係数を有する糸またはモノフィラ
メント(例えば、綿、ポリエステル、またはナイロン)の単一糸などの高係数フ
ィルム材を含む。好ましくは、後部伸長制御部材156は、後パネル140の第
1及び第2セクション146,148に適しているのと同じ糸を備え、第1及び
第2セクション146,148より低い伸長性を有する編物パターンを使用して
そこで一体化して編まれる。つまり、後パネル140の第1及び第2セクション
146,148に関して前述された糸は、後部伸長制御部材156にも適してい
る。後部伸長制御部材56の特に好ましい編物パターンは、削減された伸長性を
提供するために技術で既知であるステッチを使用する。例えば、タックステッチ
のパターンが適していることが判明している。
0の第1セクション146と148より少ない伸長性を有する必要がある。この
ようにさらに低い伸長性を提供するために、後部伸長制御部材156は、後パネ
ル140より高い伸長係数を有する材料、またはさらに大きい伸長抵抗を提供す
るために技術で既知であるような編物パターンを有する編物材料を備えてよい。
後部伸長制御部材156として使用するのに適しているさらに高い伸長係数材料
は、ポリエステルフィルム材または比較的高い係数を有する糸またはモノフィラ
メント(例えば、綿、ポリエステル、またはナイロン)の単一糸などの高係数フ
ィルム材を含む。好ましくは、後部伸長制御部材156は、後パネル140の第
1及び第2セクション146,148に適しているのと同じ糸を備え、第1及び
第2セクション146,148より低い伸長性を有する編物パターンを使用して
そこで一体化して編まれる。つまり、後パネル140の第1及び第2セクション
146,148に関して前述された糸は、後部伸長制御部材156にも適してい
る。後部伸長制御部材56の特に好ましい編物パターンは、削減された伸長性を
提供するために技術で既知であるステッチを使用する。例えば、タックステッチ
のパターンが適していることが判明している。
【0060】 今度は図6および図7を参照すると、本発明の衣服220の他の実施の形態が
示されている。衣服220は、側面パネル280の追加を除き、衣服20と同一
である。
示されている。衣服220は、側面パネル280の追加を除き、衣服20と同一
である。
【0061】 図6および図7で分かるように、側面パネル280は、装着者のウエストおよ
び臀部を一周するために、前パネル230と後パネル240と協調する衣服22
0のその部分である。さらに具体的には、側面パネル280は、前パネル230
の第2セクション238を後パネル240の第2セクション248に接合する衣
服220のその部分である。
び臀部を一周するために、前パネル230と後パネル240と協調する衣服22
0のその部分である。さらに具体的には、側面パネル280は、前パネル230
の第2セクション238を後パネル240の第2セクション248に接合する衣
服220のその部分である。
【0062】 代替構造は使用できるが、例えば、側面パネル280は、織布材料または不織
布材料から適切な形状に切断され、衣服の残りの部分に接合できる。側面パネル
280は、弾性的に伸ばすことのできる糸と非弾性的に伸ばすことができる糸の
組み合わせから、好ましくは完全にメリヤス編みされ、さらに好ましくはジャー
ジー編みされている。当業者にとって明らかであるように、個々の糸の弾性特性
および特定の編物パターンは、側面パネル280の機械的特性を画定するために
設計者によって使用できる。本発明の特に好ましい実施の形態においては、側面
パネル280は、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みされてい
るナイロン、およびノースカロライナ州グリーンズボロのユニフィ社から入手で
きる登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸の交互の横列を備える。他の実
施の形態においては、側面パネル280は、すべての横列で適切な機械的特性を
有する登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸を使用して、完全にメリヤス
編み、好ましくはジャージー編みすることができる。以下の側面パネル280の
機械的特性の説明から明らかとなるように、当業者は、機械的特性を提供するた
めに代替糸を使用するそれ以外の編物パターンを画定できるだろう。上記のよう
に、織布材料または不織布材料を備えるこのような機械的特性を有する側面パネ
ル280も考えられる。
布材料から適切な形状に切断され、衣服の残りの部分に接合できる。側面パネル
280は、弾性的に伸ばすことのできる糸と非弾性的に伸ばすことができる糸の
組み合わせから、好ましくは完全にメリヤス編みされ、さらに好ましくはジャー
ジー編みされている。当業者にとって明らかであるように、個々の糸の弾性特性
および特定の編物パターンは、側面パネル280の機械的特性を画定するために
設計者によって使用できる。本発明の特に好ましい実施の形態においては、側面
パネル280は、完全にメリヤス編みされ、好ましくはジャージー編みされてい
るナイロン、およびノースカロライナ州グリーンズボロのユニフィ社から入手で
きる登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸の交互の横列を備える。他の実
施の形態においては、側面パネル280は、すべての横列で適切な機械的特性を
有する登録商標ライクラまたはスパンデェックス糸を使用して、完全にメリヤス
編み、好ましくはジャージー編みすることができる。以下の側面パネル280の
機械的特性の説明から明らかとなるように、当業者は、機械的特性を提供するた
めに代替糸を使用するそれ以外の編物パターンを画定できるだろう。上記のよう
に、織布材料または不織布材料を備えるこのような機械的特性を有する側面パネ
ル280も考えられる。
【0063】 図6および図7に示されている実施の形態においては、側面パネル280は、
前パネル230の第2セクション238および後パネル240の第2セクション
248より大きい抵抗を側面方向の引き伸ばしに対して有する。好ましくは、側
面パネル280は、前パネル230の第2セクション238および後パネル24
0の第2セクション248より大きい抵抗を、長手方向での引き伸ばしに対して
有する。
前パネル230の第2セクション238および後パネル240の第2セクション
248より大きい抵抗を側面方向の引き伸ばしに対して有する。好ましくは、側
面パネル280は、前パネル230の第2セクション238および後パネル24
0の第2セクション248より大きい抵抗を、長手方向での引き伸ばしに対して
有する。
【0064】 示されている実施の形態においては、前パネル230の第1セクション236
は、側面パネル280より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する
。後パネル240の第1セクション246は、側面パネル280より大きい抵抗
を側面方向での引き伸ばしに対して有する。前パネル230の第1セクション2
36は、側面パネル280より大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有
する。後パネル240の第1セクション246は、側面パネル280より大きい
抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する。
は、側面パネル280より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する
。後パネル240の第1セクション246は、側面パネル280より大きい抵抗
を側面方向での引き伸ばしに対して有する。前パネル230の第1セクション2
36は、側面パネル280より大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有
する。後パネル240の第1セクション246は、側面パネル280より大きい
抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する。
【0065】 使用中、第2セクション238と248は、それらが最小の抵抗を伸長性に提
供するので、最初に伸びることが好ましい。装着力が増加する場合、側面パネル
280は次に伸び、拡大するパンツの最後の部分が第1セクション236と24
6である。これは、第1セクション236と246が失禁用パッドを適所に維持
するために意図されているので好ましいが、それ以外のセクションである第2セ
クション238と248および側面パネル280は体に密接なフィット性を提供
するために意図されている。
供するので、最初に伸びることが好ましい。装着力が増加する場合、側面パネル
280は次に伸び、拡大するパンツの最後の部分が第1セクション236と24
6である。これは、第1セクション236と246が失禁用パッドを適所に維持
するために意図されているので好ましいが、それ以外のセクションである第2セ
クション238と248および側面パネル280は体に密接なフィット性を提供
するために意図されている。
【0066】 ここでは図2を参照すると、長手方向伸長制御部材52から、後パネル40の
中の長手方向中心線Lから間隔をあけて配置されている2本の線に沿って伸びる
後部伸長制御部材56の好ましい実施の形態が示されている。つまり、長手方向
伸長制御部材52から、長手方向中心線Lから間隔をあけて配置されている2本
の線に沿って伸びる前部伸長制御部材54を有する、図2に示されている後部伸
長制御部材56の構造に類似した前部伸長制御部材54の構造は、男性の利用者
が、男性性器に隣接する衣服の中でさらに低い力の領域を与えるために有利であ
ってよい。同様に、前部伸長制御部材は、伸長制御部材より低い抵抗を伸長性に
対して有する男性性器用のポケットを提供するために、図5に示されている後部
伸長制御部材156に類似して構築されてよい。
中の長手方向中心線Lから間隔をあけて配置されている2本の線に沿って伸びる
後部伸長制御部材56の好ましい実施の形態が示されている。つまり、長手方向
伸長制御部材52から、長手方向中心線Lから間隔をあけて配置されている2本
の線に沿って伸びる前部伸長制御部材54を有する、図2に示されている後部伸
長制御部材56の構造に類似した前部伸長制御部材54の構造は、男性の利用者
が、男性性器に隣接する衣服の中でさらに低い力の領域を与えるために有利であ
ってよい。同様に、前部伸長制御部材は、伸長制御部材より低い抵抗を伸長性に
対して有する男性性器用のポケットを提供するために、図5に示されている後部
伸長制御部材156に類似して構築されてよい。
【0067】 ここでは図8を参照すると、本発明の衣服320の他の実施の形態が示されて
いる。衣服320は、弾性脚開口360の形状構成を除き、衣服20に同一であ
る。図8で分かるように、弾性脚開口360は、図1に示されている伸張性が持
たされている脚開口60に比較して高い位置で切断されている。脚開口360を
さらに高い位置で切断することによって、脚開口60より大きい開口が提供され
る。加えて、衣服320は、衣服20より少ない総体的な材料を使用する。
いる。衣服320は、弾性脚開口360の形状構成を除き、衣服20に同一であ
る。図8で分かるように、弾性脚開口360は、図1に示されている伸張性が持
たされている脚開口60に比較して高い位置で切断されている。脚開口360を
さらに高い位置で切断することによって、脚開口60より大きい開口が提供され
る。加えて、衣服320は、衣服20より少ない総体的な材料を使用する。
【0068】 試験方法 伸長係数および弾性収縮 意図 この方法は、下着の磨耗サイクルで見られる範囲に類似した伸張範囲で下着の
中で使用されてよい伸張可能材によって装着者の体にかけられている力に匹敵す
る力を定量化することを目的とする。
中で使用されてよい伸張可能材によって装着者の体にかけられている力に匹敵す
る力を定量化することを目的とする。
【0069】 方法 INDA(不織布業界協会(Association of Nonwov
en Fabric Indusry)標準試験110.1−92に記載されて
いる方法が適切である。以下のセットアップ条件が使用される。 ゲージ長: 2インチ(5.08センチメートル) クロスヘッド速度: 毎分10インチ(毎分25.4センチメートル) 引っ張り試験機およびロードセル: 予想力範囲に適切、マサチューセッツ州
カントン(Canton,MA)インストロン社(Instron Corpo
ration)から入手可能なモデル5564 サンプル幅: 1インチ(2.54センチメートル)。1インチ(2.54セ
ンチメートル)幅未満のサンプルの場合、サンプル幅を測定し、測定された幅に
対して1インチ(2.54センチメートル)という比率で測定力を調整する サンプル方向: 長手方向伸長係数サンプルは、サンプル幅が長手方向に垂直
であるように切断されている。側面方向伸長係数サンプルは、サンプル幅が側面
方向に垂直であるように切断されている サンプルサイズ: 試験される材料ごとに少なくとも3つのサンプル 計算 力0: データ収集の開始時の力(グラム/インチまたはグラム/センチメー
トル)データを採取し始める前の事前伸長がある 力25: 25%伸張での力(グラム/インチまたはグラム/センチメートル
) 弾性収縮=力25 伸長係数=(力25−力0)/0.25 弾性収縮(脚弾性材だけ)および伸長係数の平均値および標準偏差を報告する すべての特許、特許出願(および対応する公開されている外国特許出願だけで
はなく、それに関して発行するあらゆる特許)およびこの説明全体で言及された
公報は、ここに参照してこれにより組み込まれている。しかしながら、ここに参
照して組み込まれている文書のどれかが、本発明を教示または開示することは明
示的に認められていない。
en Fabric Indusry)標準試験110.1−92に記載されて
いる方法が適切である。以下のセットアップ条件が使用される。 ゲージ長: 2インチ(5.08センチメートル) クロスヘッド速度: 毎分10インチ(毎分25.4センチメートル) 引っ張り試験機およびロードセル: 予想力範囲に適切、マサチューセッツ州
カントン(Canton,MA)インストロン社(Instron Corpo
ration)から入手可能なモデル5564 サンプル幅: 1インチ(2.54センチメートル)。1インチ(2.54セ
ンチメートル)幅未満のサンプルの場合、サンプル幅を測定し、測定された幅に
対して1インチ(2.54センチメートル)という比率で測定力を調整する サンプル方向: 長手方向伸長係数サンプルは、サンプル幅が長手方向に垂直
であるように切断されている。側面方向伸長係数サンプルは、サンプル幅が側面
方向に垂直であるように切断されている サンプルサイズ: 試験される材料ごとに少なくとも3つのサンプル 計算 力0: データ収集の開始時の力(グラム/インチまたはグラム/センチメー
トル)データを採取し始める前の事前伸長がある 力25: 25%伸張での力(グラム/インチまたはグラム/センチメートル
) 弾性収縮=力25 伸長係数=(力25−力0)/0.25 弾性収縮(脚弾性材だけ)および伸長係数の平均値および標準偏差を報告する すべての特許、特許出願(および対応する公開されている外国特許出願だけで
はなく、それに関して発行するあらゆる特許)およびこの説明全体で言及された
公報は、ここに参照してこれにより組み込まれている。しかしながら、ここに参
照して組み込まれている文書のどれかが、本発明を教示または開示することは明
示的に認められていない。
【0070】 本発明の特定の実施の形態が図解され、説明されたが、本発明の精神および範
囲から逸脱することなく、多様なそれ以外の変更および修正を加えることができ
ることは当業者にとっては明らかだろう。したがって、添付の請求の範囲におい
て、本発明の範囲内にあるこのようなすべての変更および修正をカバーすること
が意図されている。
囲から逸脱することなく、多様なそれ以外の変更および修正を加えることができ
ることは当業者にとっては明らかだろう。したがって、添付の請求の範囲におい
て、本発明の範囲内にあるこのようなすべての変更および修正をカバーすること
が意図されている。
【0071】 明細書は、本発明を形成すると見なされている主題を特に指摘し、明らかに請
求する請求の範囲で終了するが、発明は添付図面といっしょに解釈される以下の
説明からさらによく理解されるだろうと考えられている。
求する請求の範囲で終了するが、発明は添付図面といっしょに解釈される以下の
説明からさらによく理解されるだろうと考えられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の衣服の好ましい実施の形態の前面図である。
【図2】 図2は、図1に示されている衣服の後面図である。
【図3】 図3は、側部で開かれている図1に示されている衣服の平面図であり、弾性構
成要素が平坦に引っ張られている。
成要素が平坦に引っ張られている。
【図4】 図4は、本発明の衣服とともに使用するのに適している吸収体の平面図である
。
。
【図5】 図5は、本発明の衣服の他の実施の形態の後面図である。
【図6】 図6は、本発明の衣服の他の実施の形態の側面図である。
【図7】 図7は、図6に示されている衣服の前面図である。
【図8】 図8は、本発明の衣服の他の実施の形態の前面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 シュミット、アヒム ドイツ連邦共和国、デー − 55424 ミ ュンスター − ザルムスハイム、タール シュトラーセ 6アー Fターム(参考) 3B028 EA01 EB15 EC12 KA02 4C098 AA09 CC12 CC28 CE05 DD06 DD10 DD22
Claims (23)
- 【請求項1】 使い捨て吸収体を体に密接して接触した状態に保持するため
の衣服であって、前記衣服は、長手方向を画定する長手方向中心線および側面方
向を画定する側面方向中心線を有し、前記衣服は 弾性ウエストバンドと、 第1及び第2セクションを有し、前記第1セクションが前記第2セクションの
抵抗より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する前パネルと、 第1及び第2セクションを有し、前記第1セクションが前記第2セクションの
抵抗より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する後パネルと、 前記前パネルと前記後パネルの間に置かれ、前記前パネルを前記後パネルに接
合する股領域と、 1対の弾性脚開口と、 前記股領域の前記長手方向中心線に沿って置かれている長手方向伸長制御部材
であって、前記股領域の長手方向に向けられた伸長性の範囲を長手方向中心線に
沿って制限する機能を果す前記長手方向伸長制御部材と、 前記前パネルの中に置かれ、前記長手方向伸長制御部材から前記ウエストバン
ドに伸び、前記長手方向伸長制御部材からの力を前記ウエストバンドに向ける前
部伸長制御部材と、 前記後パネルの中に置かれ、前記長手方向伸長制御部材から前記ウエストバン
ドに力を向けるように、前記長手方向伸長制御部材から前記ウエストバンドに伸
びる後部伸長制御部材と、 を備える吸収体と使用するための衣服。 - 【請求項2】 前記前パネルの前記第1セクションが、前記前パネルの前記
第2セクションの抵抗より大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する
、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項3】 前記後パネルの前記第1セクションが、前記後パネルの前記
第2セクションの抵抗より大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する
、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項4】 前記長手方向伸長制御部材が、前記前パネルの前記第1セク
ションの抵抗より大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する、請求項
1に記載の衣服。 - 【請求項5】 前記長手方向伸長制御部材が、前記後パネルの前記第1セク
ションの抵抗より大きい抵抗を長手方向での引き伸ばしに対して有する、請求項
1に記載の衣服。 - 【請求項6】 前記前部伸長制御部材が、前記長手方向中心線に沿って伸び
る、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項7】 前記後部伸長制御部材が、前記長手方向中心線から間隔をあ
けて配置されている2本の線に沿って前記ウエストバンドまで伸びる、請求項1
に記載の衣服。 - 【請求項8】 前記後部伸長制御部材が、前記後パネルの中にポケットを形
成するために2本の線に沿って前記ウエストバンドまで伸びる、請求項8に記載
の衣服。 - 【請求項9】 前記前パネルの前記第1及び第2セクションが、長手方向伸
長係数を有し、前記第1セクションの前記長手方向伸長係数が、前記第2セクシ
ョンの前記長手方向伸長係数より大きい、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項10】 前記後パネルの前記第1及び第2セクションが長手方向伸
長係数を有し、前記第1セクションの前記長手方向伸長係数が、前記第2セクシ
ョンの前記長手方向伸長係数より大きい、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項11】 前記前パネルの前記第1及び第2セクションが、側面方向
伸長係数を有し、前記第1セクションの前記側面方向伸長係数が前記第2セクシ
ョンの前記側面方向伸長係数より大きい、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項12】 前記後パネルの前記第1及び第2セクションが側面方向伸
長係数を有し、前記第1セクションの前記側面方向伸長係数が、前記第2セクシ
ョンの前記側面方向伸長係数より大きい、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項13】 前記衣服が、編まれている材料を備える、請求項1に記載
の衣服。 - 【請求項14】 前記長手方向伸長制御部材が、完全に編まれているパター
ンより少ない長手方向伸長性を有する編物パターンを備える、請求項13に記載
の衣服。 - 【請求項15】 前記長手方向伸長制御部材が、タックステッチのパターン
を備える、請求項14に記載の衣服。 - 【請求項16】 前記前部伸長制御部材および後部伸長制御部材が、完全に
編まれているパターンより少ない長手方向の伸長性を有する編物パターンを備え
る、請求項13に記載の衣服。 - 【請求項17】 前記前部伸長制御部材および後部伸長制御部材がタックス
テッチのパターンを備える、請求項16に記載の衣服。 - 【請求項18】 前記長手方向伸長制御部材が、前記股領域と一体化して編
まれ、前記前部伸長制御部材が、前記前パネルの前記第1セクションと一体化し
て編まれ、前記後部伸長制御部材が、前記後パネルの前記第1セクションと一体
化して編まれる、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項19】 さらに、前記第1パネルを前記後パネルに接合する側面パ
ネルを備える、請求項1に記載の衣服。 - 【請求項20】 前記側面パネルが、前記前パネルの前記第2セクションの
抵抗より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する、請求項19に記
載の衣服。 - 【請求項21】 前記側面パネルが、前記後パネルの前記第2セクションの
抵抗より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する、請求項19に記
載の衣服。 - 【請求項22】 前記前パネルの前記第1セクションが、前記側面パネルの
抵抗より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対し有する、請求項19に記載
の衣服。 - 【請求項23】 前記後パネルの前記第1セクションが、前記側面パネルの
抵抗より大きい抵抗を側面方向での引き伸ばしに対して有する、請求項19に記
載の衣服。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1997/020576 WO1999025299A1 (en) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | Garment for use with an absorbent article |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001522958A true JP2001522958A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=22262035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000520736A Pending JP2001522958A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 吸収体と使用するための衣服 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1032347B1 (ja) |
JP (1) | JP2001522958A (ja) |
KR (1) | KR100330971B1 (ja) |
AU (1) | AU728344B2 (ja) |
CA (1) | CA2309908C (ja) |
DE (1) | DE69724474T2 (ja) |
WO (1) | WO1999025299A1 (ja) |
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JP2008302009A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Kao Corp | 吸収パッドホルダー |
JP2013019061A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Wix Corp | 男性用下着 |
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US20040107481A1 (en) | 2002-12-09 | 2004-06-10 | Mortell Heather Schenck | Process to make boxer shorts having a contracted crotch region |
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SE466832B (sv) | 1990-06-26 | 1992-04-13 | Moelnlycke Ab | Elastiska underbyxor foer uppbaerande av inkontinensskydd eller liknande, samt anvaendning av ett foerfarande, foer att i underbyxor av elastiskt material bilda ett skaalformigt utrymme |
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SE507668C2 (sv) * | 1993-10-07 | 1998-06-29 | Moelnlycke Ab | Sanitetstrosa |
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- 1997-11-13 DE DE69724474T patent/DE69724474T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-11-13 AU AU27046/99A patent/AU728344B2/en not_active Ceased
- 1997-11-13 JP JP2000520736A patent/JP2001522958A/ja active Pending
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EP1032347B1 (en) | 2003-08-27 |
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WO1999025299A1 (en) | 1999-05-27 |
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KR20010032001A (ko) | 2001-04-16 |
CA2309908C (en) | 2005-01-11 |
DE69724474D1 (de) | 2003-10-02 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041105 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
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A02 | Decision of refusal |
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