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JP2001519378A - 直接圧縮可能な錠剤化助剤の製造 - Google Patents

直接圧縮可能な錠剤化助剤の製造

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JP2001519378A
JP2001519378A JP2000515573A JP2000515573A JP2001519378A JP 2001519378 A JP2001519378 A JP 2001519378A JP 2000515573 A JP2000515573 A JP 2000515573A JP 2000515573 A JP2000515573 A JP 2000515573A JP 2001519378 A JP2001519378 A JP 2001519378A
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JP
Japan
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xylitol
tableting aid
directly compressible
weight
compressible tableting
Prior art date
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Application number
JP2000515573A
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English (en)
Inventor
シュワルツ、ユーゲン
メーシュル、ゲーノット
マウル、カーリン
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Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
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Publication date
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Publication of JP2001519378A publication Critical patent/JP2001519378A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 共−噴霧乾燥又は共−流動床造粒によって製造される、90重量%を超えるキシリトール含量と10重量%未満の1つ以上の他のポリオール含量を有する、直接圧縮可能な錠剤化助剤である。さらに、かかる錠剤化助剤を含む組成物、調合物及び固形物又は成型物に関し、さらにかかる錠剤化助剤の製造方法に関する。この直接圧縮可能な錠剤化助剤は、製造が簡単であり、かつ、キシリトールと較べて、特に得られる錠剤の硬さ、破砕性及びキャッピング性について改善され、さらに公知のポリオールと較べて味覚遮弊性が強化され、製品の口の感触に対して有利な効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、共−噴霧乾燥又は共−流動床造粒によって製造される、キシリトー
ル含有量が90重量%を超え、1つ以上の他のポリオール含量が10重量%未満
の、直接圧縮可能な錠剤化助剤に関する。本発明の錠剤化助剤は、キシリトール
とくらべて、特に得られる錠剤の硬さ、もろさ及びキャッピング(capping)傾 向に関し錠剤化の性質が向上している。本発明錠剤化助剤のこれら錠剤化性の改
善は、特に高含量の活性成分を有する調合物において明らかである。さらに、本
発明の錠剤化助剤は、公知のポリオールと較べると味覚遮弊(taste-masking) の性質が向上しており、製品に対する口の感触に有益な影響を及ぼす。本発明は
さらに、本発明による錠剤化助剤を含む組成物、調合物及び固形状物又は成型物
に関し、また本発明による錠剤化助剤の製造方法にも関する。
【0002】 (背景技術) ポリオール類及びポリオール混合物は、なかんずく、活性な薬品成分用、噛む
、しゃぶることのできる錠剤用及び薬品工業の他の製品用の添加物及びキャリヤ
ーとして、さらに食品工業での成型物用に大量に使用されている。その好都合な
性質の故に、キシリトールを錠剤化助剤として使用することに特別な関心が払わ
れている。キシリトールは、なかんずく、蔗糖の甘味性に匹敵する甘味性質を有
する。けれども、このものにはカリエスを生じさせないと云う利点がある。キシ
リトールがカリエスを防ぐことができると云う証拠さえ存在する。さらに、キシ
リトールにはそれが溶ける過程の間快く感じる清涼効果がみられる。
【0003】 直接圧縮による成型物の製造においては、ポリオール類の多くはどちらかと云
えば満足のいかない表面をもつ成型物を生じさせるか、又は充分な硬さをもたな
い成型物を生成させる。このように、マンニトール、ラクチトール、イソマルト
(isomalt)及びキシリトールなどの公知のポリオール類は錠剤化特性に劣って いるため、錠剤の硬さの低下、キャッピング(capping)及び錠剤の高い破砕性 をもたらす。特にキシリトールは直接圧縮に際して極めて不満足な結果を示す。
【0004】 これにも拘らず、このタイプのポリオールを成型物製造用に使用せざるを得な
い場合は、通常大きな努力を払う不利を蒙ることになる。このことはマンニトー
ルの例で明瞭となる。成型物製造用に使用されない傾向にあるラクチトール、イ
ソマルト及びキシリトールとは対照的に、マンニトールは上述の不利にも拘らず
薬剤調合物中に確かに使用される。しかしながら、マンニトールは、通常、圧縮
の前に他の成分と造粒するか又はブリケットにしなければならない。
【0005】 キシリトール含有成型物製造のためにポリオール混合物を使用することは公知
である。しかしながら、キシリトールの含量は通常比較的少ない。例えば欧州特
許0 528 604 A1は、共溶融により得られる、ソルビトールとキシリ
トールの組成物を記載しており、このものは特に好ましくはソルビトール:キシ
リトールの重量比が65:35−95:5の範囲のものを含んでいる。これらの
組成物中の大部分のキシリトールがソルビトールで置き換えられているので、キ
シリトールの有効な性質の一部分しか利用されていない。
【0006】 欧州特許0 329 977 B1は、94−98重量%のキシリトールを含
み、直接圧縮錠剤製造用に適する、バインダー及び稀釈剤を特許請求している。
しかしながら、これらのバインダー及び稀釈剤の製造は結晶キシリトールから出
発しており、これはなかんずく作業工程の増加が必要であることを意味している
【0007】 したがって、キシリトールをベースとする直接圧縮可能なポリオール混合物を
製造する方法を簡単化することに関心が払われている。
【0008】 ドイツ特許44 39 858 A1は、10重量%未満のマンニトール含量
を有する、実質的に2つ以上のポリオールからなるポリオール配合物を、噴霧乾
燥によって製造することを提案している。この方法は、困難なく製造でき、その
錠剤化性質と塑性が公知のポリオール又はポリオール配合物と比較して向上して
いる、ポリオール組成物を提供すると云われている。望ましいものとして記載さ
れている組成物は、ポリオールとして、ソルビトール及びキシリトール又はソル
ビトール、キシリトール及び他のポリオール及び、特にソルビトール、キシリト
ール及びマンニトールを含むこれらの組成物である。キシリトールの含量は50
重量%未満であるのが特に好ましく、35重量%未満であるのがさらに特に好ま
しい。なかでも、このように製造したポリオール組成物は、錠剤化に際して大変
滑らかな表面をもたらすこと、さらにはこれら製品を慣用のソルビトール又はソ
ルビトールと他のポリオールとの混合物で製造したチューイングガムよりよい加
工性を有するチューインガムに加工できることがわかった。しかしながら、ドイ
ツ特許44 39 858 A1では、噴霧乾燥によって得られる高含量のキシ
リトール、特に90重量%を超えるキシリトールを有するポリオール配合物を使
用して、通常は直接に圧縮できる性能が極めて劣るキシリトールをベースとする
、直接圧縮可能な錠剤化助剤(該助剤は、さらに別の便利な性質、特に活性成分
との共−噴霧乾燥又は共−流動床造粒による味覚遮弊性と製品の口の感触に対す
るすぐれた効果を持っている)を得る可能性について言及していない。
【0009】 液体服用の形態のみならず、多くの場合、経口服用のための薬剤組成物の調合
物では、消費者によって経験される味覚の性質に関する問題が起る。特に制酸性
の錠剤を噛むと、チョークや石けんのような味は不快なものとして体験される。
この不快な味覚を各種添加物によって遮弊しようとする試みは、従来殆んど成功
していない。
【0010】 広汎な各種活性成分によっても起る問題は、著しく苦いと体験される味である
。特に苦味を有する活性成分の遮弊は、調味物質や芳香付与物質を添加しても従
来成功していない。そのような活性成分を含有する錠剤にコーティングすること
は可能であるけれども、この方法は、錠剤を噛んでいる間にも口の粘膜を通して
起る活性成分の速やかな吸収が望ましい場合は適当ではない。
【0011】 しゃぶり用の錠剤、例えばのど用錠剤の表面は、特別な要求にも応えなければ
ならない。この場合、実際の錠剤にとってはしゃぶっている間中滑らかな表面を
保ち、次第にざらざらの表面にならないのが望ましい。
【0012】 さらに、食物補充(ビタミン及びミネラルの補充)分野においてはしゃぶるこ
とのできる錠剤、特に噛むことのできる錠剤の供給が益々増えている。特にミネ
ラル補充用の錠剤中のキャリヤ含量が非常に少いため、味覚の性質は当面のミネ
ラルによって実質的に決められる。
【0013】 それ故本発明の目的は、製造が簡単であり、かつ、キシリトールと較べて、特
に得られる錠剤の硬さ、もろさ及びキャッピング性について改善され、さらに公
知のポリオールと較べて味覚遮弊性が強化され、製品の口の感触に対して有利な
効果がある、直接圧縮可能な錠剤化助剤を提供することであった。
【0014】 (発明の開示) さて上記本発明の目的は、該錠剤化助剤が、90重量%を超えるキシリトール
と10重量%未満の1つ以上の他のポリオールを含んでおり、かつ、噴霧乾燥又
は流動床造粒によって製造されるならば達成できることがわかった。
【0015】 したがって本発明は、製造が簡単で、90重量%超のキシリトールと10重量
%未満の1つ以上の他のポリオールを含み、かつ、噴霧乾燥又は流動床造粒によ
って製造される直接圧縮可能な錠剤化助剤に関し、この錠剤化助剤は以下の性質
を有する: ・特に得られる錠剤の硬さ、もろさ及びキャッピング傾向について、キシリトー
ルと比較して錠剤化特性が向上する。 ・公知のポリオールと較べて味覚遮弊性が向上する。 ・製品の口の感触に対して好都合な効果がある。
【0016】 「ポリオール」と云う用語は以下の一般式 HOCH2-(CHOH)n-CH2OH の糖アルコール(式中nは2−6、好ましくは3−4である)と、それらの二量
化無水物、特にC122411を表わす。
【0017】 用語の「ポリオール類」は特にソルビトール及びマンニトールなどのヘキシト
ール、キシリトールなどのペンチトールを表わすが、ことによるとエリスリトー
ルなどのC4−ポリアルコールあるいはラクチトール、マルチトール又はイソマ ルトなどのC12−ポリアルコールを表わすこともある。しかしながら、ポリオー
ルとは別に他の適当な炭水化物を使用することも可能である。
【0018】 望ましい実施態様は: a1) キシリトール及び1つ以上の他のポリオールを水に溶解し、得られる
水溶混合物を120℃−300℃の温度の空気流中に噴霧することによって得ら
れる、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
【0019】 a2) キシリトールと1つ以上の他のポリオールとを水に溶かし、得られる
水溶性混合物を30℃−110℃の温度の空気流中で流動化させることによって
得られる、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
【0020】 b) ポリオールとしてキシリトール及びマンニトール、キシリトール及びラ
クチトール又はキシリトール、マンニトール及びラクチトールを用いる、直接圧
縮可能な錠剤化助剤。
【0021】 c) マンニトールに対するキシリトールの比が90:10−98:2、特に
90:10−95:5の間の範囲にある、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
【0022】 d) ラクチトールに対するキシリトールの比が、90:10−98:2、特
に90:10−95:5の間の範囲にある、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
【0023】 e) キシリトール:マンニトール:ラクチトールの比が90:1:9又は9
0:9:1及び98:1:1の間の範囲にある、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
【0024】 f) 水の含有量が1重量%未満である、a1)−e)のいずれかの実施態様
に記載の、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
【0025】 本発明はさらに、本発明による錠剤化助剤を含む組成物、調合物及び固形状物
又は成型物に関する。
【0026】 固形物又は成型物の製造に用いるポリオールの合計量は、本発明にしたがう固
形物又は成型物中に存在するポリオールが10−99重量%、特に25−98重
量%となるように選ぶ必要がある。
【0027】 これら固形物又は成型物は、生理学的に許容されるCa、Mg、Na、K、F
e及びZnの塩類から選ばれるミネラル類を、10−90重量%、特に25−7
5重量%の量で含むことができる一方、適当な場合には微量元素ならびに1つ以
上のビタミン類、さらに適当ならば苦味をもっている可能性のある1つ以上の活
性成分を含んでいてもよい。
【0028】 この固形物又は成型物は1つ以上の活性な薬剤成分を含んでいてもよい。この
タイプの活性成分としては、なかんずく鎮痛剤、制酸剤又はその他の物であって
よい。活性な薬剤成分は0.1−75重量%の量で存在してよい。
【0029】 本発明の錠剤化助剤はまた、溶融押出しによって製造する、成形ならびに不成
形のポリオール組成物を製造するのにも適している。これらは同様に80重量%
以下の含量の活性成分を含むことができる。
【0030】 上記に述べた重量%データは、もちろん、使用した物質の合計重量%が100
重量%を超えないことを意味するものと解釈すべきである。
【0031】 本発明はさらに次の工程を含むことを特徴とする、本発明にしたがう錠剤化助
剤の製造方法に関する: a) キシリトール及び1つ以上の他のポリオールの水溶液を製造する工程(
得られる混合物は、全ポリオール含量基準で90重量%を超えるキシリトール含
量を有する); b1) 前記の得られた混合物を、水の蒸発が起る120℃−300℃の温度
の空気流中に噴霧する工程; b2) 前記得られた混合物を、水の蒸発が起る30℃−110℃の温度の空
気流中で流動化させる工程; c) 得られた錠剤化助剤を分離する工程。
【0032】 (発明を実施するための最良の形態) 特に望ましい実施態様では、本発明の錠剤化助剤は、90−98重量%、特に
90−95重量%のキシリトールと、マンニトール及びラクチトールから選ばれ
た2−10重量%、特に5−10重量%の1つ又は2つのポリオールとからなる
【0033】 本発明の錠剤化助剤としては、95重量%超のキシリトールと、マンニトール
及びラクチトールから選ばれた5重量%未満の1つのポリオールとを含むことが
特に非常に望ましい。
【0034】 キシリトールと1つ以上の他のポリオールとの水溶液が共−噴霧乾燥用に使用
される。
【0035】 固体含量は、好ましくは80℃以下の温度で2つ以上のポリオール溶液を必要
な割合で混合することによって、約30−約75重量%、好ましくは特に60−
72重量%に予め調節される。
【0036】 噴霧は、遠心方向に吹込まれ、120−300℃、好ましくは130−190
℃の温度に加熱された乾燥空気流中に、ノズル、好ましくは遠心アトマイザーを
使用して微粒化して行われる。加えるポリオール溶液と吹込む熱空気の量は、適
切なら、流動床中でこの物質混合物が約0.1−約1重量%の水分含量に乾燥さ
れるように調節される。いずれにしても水分含有量は1重量%未満でなければな
らない。
【0037】 ポリオール溶液の液滴のこの脱水により得られるポリオール粒子は、噴霧乾燥
中に約50−約70℃の温度に加熱され、一方、吹き込まれる空気は凡そ同じ温
度に冷却する。このポリオール組成物をコンテナ中に集め、次いで冷却すると、
錠剤又は成型物を直接製造するのに適したものになる。
【0038】 共−流動床造粒は、例えば DeGruyter, Berlin 1974出版の P. Grassman,
F. Widmer著、"Einfuhrung in die thermische Verfahrenstechnik" [Introduc
tion to Thermal Processing Technology] に記載のように実施される。
【0039】 共−噴霧乾燥又は共−流動床造粒の前に、例えば1つ以上の活性成分を水溶性
混合物に加えることが可能である。活性の薬剤成分はなかんずく鎮痛剤、酸中和
剤又はその他であってよい。さらにこの水溶性混合物に、噴霧乾燥又は流動床造
粒の前に、例えば味覚遮弊物質や適当なら着色剤を加えることも可能である。適
当な味覚遮弊物質は、なかんずく、サッカリン、アスパルテーム、アセスルフェ
ーム(acesulfame)K、ネオヘスペリジンDC、スクラロース(sucralose)、 タウマチン(thaumatin)又はステビオシドの群からの天然又は合成の甘味剤で ある。
【0040】 水溶液を噴霧又は流動化させることによる特殊な製造方法により、例えばクエ
ン酸、甘味剤、特にアセスルフェームK、アスパルテーム、サッカリン、シクラ
メート(cyclamate)、スクラロース、ネオヘスペリジンDC、着色剤などの水 −不溶及び水溶性の添加物;及び例えば鎮痛剤、酸中和剤などの活性薬剤成分;
ビタミン、ミネラル及び適当な場合には微量元素などを、本発明の組成物又は調
合物中及びそれらから製造する固形物又は成型物中、特にそれらから製造した錠
剤中に均質に分散させることが可能となる。本発明は同様にそのような固形物又
は成型物にも関する。
【0041】 適切な場合に加えるバインダーは当業者にはよく知られており、組成物の強度
を向上させる役をなしている。好ましいバインダーはセルロース誘導体、特にヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース又は澱粉であ
る。
【0042】 本発明のポリオール組成物の他に、本発明の成型物中には活性な薬剤成分類か
ら選ばれた1つ以上の成分及び食料品法令で認可された諸物質が存在する。食料
品法令で許認された望ましい物質は、天然、天然同様の又は合成の芳香物質又は
調味料、ビタミン、微量元素、ミネラル、着色剤、潤滑剤、離型剤、甘味剤、安
定剤又は酸化防止剤である。これら成分の含有量は、好ましくは0.01−90
重量%、特に好ましくは0.1−70重量%の間にある。
【0043】 成型物は、公知の方法でこれら成分を乾燥状態で混合してから錠剤化すること
によって製造される。
【0044】 本発明のポリオール組成物は、数多くの有利な錠剤化性質をもっている: 驚くべきことに、味覚性及び口の感触がかなり改善された固形物特に錠剤が、
本発明の組成物を使用する本発明方法によって得られると断言できる。90%ま
での高ミネラル含量を有する調合物を使用すると、一方では錠剤化性質が劇的に
向上することが認められ、他方では製造した錠剤の包装工程中の破砕が顕著に少
なくなる特徴がある。さらには、公知のポリオール含有調合物に使用するのと同
じ圧縮力で本発明の組成物を使用すると、より滑らかな表面を有する、より硬い
錠剤が得られる。通常のチョークのような、又は場合によっては石けんのような
味が実質的に充分に遮弊されるため、当初に経験される口の中でのこの改善され
た感覚は、噛む、又はしゃぶるときにも同様に体験される。しかしながら、驚い
たことに、味覚性に改善がみられるのはこれらのミネラル錠剤だけではない。極
めて苦い味覚を有する成分が混入されている調合物も、苦味がもはやそれ程ひど
くあらわにならないので、かなり良い味覚を持っているものとして体験される。
【0045】 (実施例) 以下の実施例は、前記記載及び請求の本発明をよりよく説明する用をなす。し
かしながら、特許請求の範囲を決してこれらの実施例に限定するものではないこ
とを理解されたい。 (1)他のポリオールと共に共−噴霧造粒したキシリトール(実施例1−4) (2)市販グレードのキシリトール(比較例1) (3)噴霧−造粒した純粋キシリトール(比較例2) の錠剤化特性を比較した。錠剤化: はっきりと断らない限り、各ケースとも、合計約500gの物質から約100
0個の錠剤を製造した。
【0046】 装置:EKO DMS 偏心錠剤成型機(計装装備);Korsch社製測定: ・錠剤の硬さ: 20錠を測定し、その平均をとった。
【0047】 装置:Schleuniger社製の硬度テスター6D。 ・破砕性: 20錠を測定し、再秤量を行った。
【0048】 装置:RWK社製の破砕性試験機(Friabilator) ・錠剤重量: 20錠を測定して平均をとった。
【0049】 装置:メトラー(Mettler)社製のメトラーAT201(統計プログラム及び LCP45プリンター付き)。実施例1−4 キシリトール(製造元:Cerestar)に5−10重量%の他のポリオー ルを加えて溶解し、噴霧造粒にかけた。噴霧造粒は前記したように実施した。次
いで噴霧造粒した物質の錠剤化性をテストした。1回の造粒で1000錠を製造
した。
【0050】 比較のため、前記出発成分の機械的混合物の錠剤化性を調査した。この場合も
、機械的混合物から1000錠製造した。
【0051】 1錠当り500mgを目標として直径11mmの錠剤を製造した。
【0052】 はっきり断らない限り、各ケースとも20錠について測定、試験した。 実施例1 共−噴霧乾燥したキシリトール(添加:5重量%のラクチトール(製造元:P
urac))の錠剤化性と、同じ組成物の機械的混合物の錠剤化性との比較。
【0053】
【表1】 Co: co-spray drying(共−噴霧乾燥) Me: mechanical mixing(機械的混合) *: 運転がひどく難儀−錠剤化不能 dis: disintegration of the tablet(錠剤が崩壊) 実施例2 共−噴霧乾燥したキシリトール(添加:5重量%のマンニトール(製造元:M
erck KGaA))の錠剤化性と、同じ組成物の機械的混合物の錠剤化性と
の比較。
【0054】
【表2】 Co: co-spray drying(共−噴霧乾燥) Me: mechanical mixing(機械的混合) *: 測定せず(キャッピングが多い) dis: disintegration of the tablet(錠剤が崩壊) 錠剤重量は測定しなかった。 実施例3 共−噴霧乾燥したキシリトール(添加:10重量%のマンニトール(製造元:
Merck KGaA))の錠剤化性と、同じ組成物の機械的混合物の錠剤化性
の比較。
【0055】
【表3】 Co: 共−噴霧乾燥 Me: 機械的混合 dis: 錠剤が崩壊 実施例4 共−噴霧乾燥したキシリトール(添加:5重量%のソルビトール(製造元:M
erck KGaA))の錠剤化性と、同じ組成物の機械的混合物の錠剤化性と
の比較。
【0056】
【表4】 Co: 共−噴霧乾燥 Me: 機械的混合 低い圧力では、運転がひどく難儀のため錠剤化できなかった。
【0057】 実施例1−4は、噴霧造粒したキシリトールで製造した錠剤の方が、対応する
機械的混合物の圧縮で得られた錠剤よりも明らかに良好な性質を有することを示
している。共−噴霧乾燥により、特に、硬さが相当に大きく、破砕性が明らかに
小さい錠剤が得られる。本発明によって製造した共−噴霧造粒キシリトールは直
接に錠剤化するのに大変適している。比較例1 市場で入手可能な5種類のキシリトールについてその錠剤化性をテストした(
製造元:Cerestar、Roquette、Finnsugar:各ケース 1サンプル;Xyrofin:2サンプル)。
【0058】 比較例1に示した測定データは、5つのサンプルすべてに対する測定値の平均
値である。
【0059】 錠剤の直径が11mmの全サンプルに対して20kNの均一な圧力をかけるこ
とをめざした。圧縮しようとする物質の成型は低圧では殆んど不可能であった。
高い圧力では、キャッピングと、成型物の強度が減少する傾向が起った。
【0060】
【表5】 Srel: relative standard deviation(相対標準偏差) n.d.: not determined(決定しなかった) 個々のキシリトールのサンプルグレード間に許容できない程の大きな変動が生
じたので、錠剤の重量は数値的には定めなかった。さらに、各個々のサンプルの
粒子構造が異なっていたため、測定データを示すには値いしないように思われた
【0061】 錠剤化中、製錠機ではひどく難儀な運転とキャッピングがひんぱんに起った。
【0062】 この錠剤化試験は、5品種のキシロールすべてが直接錠剤化には不適当である
ことを示している。比較例2 慣用のキシロール(製造元:Cerestar)を無添加で溶解し、噴霧造粒
にかけた。噴霧造粒は既述のように行った。1回の造粒で1000錠を製造した
【0063】
【表6】 この測定データは、噴霧造粒した純粋キシリトールは添加物なしでは製錠でき
ないことを示している。直径が11mmの錠剤にしては、錠剤の硬さが低過ぎ、
かつ、破砕性が大き過ぎる。さらに錠剤の重量は、一連の測定内で大きな変動を
余儀なくされる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 29/00 A61P 29/00 (71)出願人 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 メーシュル、ゲーノット ドイツ連邦共和国 デー−64331 ヴァイ テルシュタット ファールトルシュトラー セ 20 (72)発明者 マウル、カーリン ドイツ連邦共和国 デー−64289 ダルム シュタット ビルべーラー ヴェーク 9 Fターム(参考) 4C076 AA37 BB01 CC01 CC16 DD38 DD43 DD61 DD67 DD69 EE41 FF05 4C084 AA17 MA05 MA35 MA52 NA03 ZA082 ZA662

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キシリトール含有量が90重量%を超え、かつ、1つ以上の
    他のポリオール含有量が10重量%未満であって、噴霧乾燥又は流動床造粒によ
    って製造されることを特徴とする、直接圧縮可能な錠剤化助剤。
  2. 【請求項2】 キシリトールの他に存在する他のポリオールが、マンニトー
    ルとラクチトールとからなる群から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載
    の直接圧縮可能な錠剤化助剤。
  3. 【請求項3】 キシリトールと1つ以上の他のポリオールを水に溶解し、得
    られた水溶混合物を120℃−300℃の温度の空気流中に噴霧することによっ
    て得られることを特徴とする、請求項1又は2に記載の直接圧縮可能な錠剤化助
    剤。
  4. 【請求項4】 キシリトールと1つ以上の他のポリオールを水に溶解し、得
    られた水性混合物を30℃−110℃の温度の空気流中で流動化することによっ
    て得られることを特徴とする、請求項1又は2に記載の直接圧縮可能な錠剤化助
    剤。
  5. 【請求項5】 ポリオールとして、キシリトール及びマンニトール、キシリ
    トール及びラクチトール又はキシリトール、マンニトール及びラクチトールが用
    いられることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の直接圧縮
    可能な錠剤化助剤。
  6. 【請求項6】 キシリトールのマンニトールに対する比が、90:10−9
    8:2、特に90:10−95:5の間の範囲にあることを特徴とする、請求項
    5に記載の直接圧縮可能な錠剤化助剤。
  7. 【請求項7】 キシリトールのラクチトールに対する比が、90:10−9
    8:2、特に90:10−95:5の間の範囲にあることを特徴とする、請求項
    5に記載の直接圧縮可能な錠剤化助剤。
  8. 【請求項8】 キシリトール:マンニトール:ラクチトールの比が90:1
    :9又は90:9:1及び98:1:1の間の範囲にあることを特徴とする、請
    求項5に記載の直接圧縮可能な錠剤化助剤。
  9. 【請求項9】 水分含有量が1重量%未満であることを特徴とする、請求項
    1ないし8のいずれ1項に記載の直接圧縮可能な錠剤化助剤。
  10. 【請求項10】 以下の工程を含むことを特徴とする、請求項1ないし9の
    いずれか1項に記載の直接圧縮可能な錠剤化助剤を製造する方法: a) キシリトールと1つ以上の他のポリオールの水溶液をつくる工程(得ら
    れた混合物は、全ポリオール含量基準で90重量%を超えるキシリトール含量を
    有する); b1) 前記得られた混合物を120℃−300℃の温度の空気流中に噴霧す
    る工程(水の蒸発が起る); b2) 前記得られた混合物を30℃−110℃の温度の空気流中で流動化さ
    せる工程(水の蒸発が起る);及び c) 錠剤化助剤を分離する工程。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の直接圧縮可能な
    錠剤化助剤の、溶融押出しによる成形及び不成形のポリオール組成物製造のため
    の使用。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の直接圧縮可能な
    錠剤化助剤を含むことを特徴とする組成物又は調合物。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の直接圧縮可能な
    錠剤化助剤を含むことを特徴とする固形物又は成型物。
  14. 【請求項14】 均一に分散した、1つ以上の水不溶性及び/又は水溶性の
    添加物を含むことを特徴とする、請求項13に記載の固形物又は成型物。
  15. 【請求項15】 添加物としてクエン酸を含むことを特徴とする、請求項1
    3又は14に記載の固形物又は成型物。
  16. 【請求項16】 活性の薬品成分、甘味剤、着色剤、ビタミン及び微量元素
    の群から選ばれた1つ以上の添加物を含むことを特徴とする、請求項13ないし
    15のいずれか1項に記載の固形物又は成型物。
  17. 【請求項17】 鎮痛剤及び制酸剤の群から選ばれた1つ以上の活性薬品成
    分を含むことを特徴とする、請求項16に記載の固形物又は成型物。
  18. 【請求項18】 アセスルフェームK、アスパルテーム、サッカリン、シク
    ラメート、スクラロース及びネオヘスペリジンDCの群から選ばれた1つ以上の
    甘味剤を含むことを特徴とする、請求項16に記載の固形物又は成型物。
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