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JP2001516671A - 自動車のサーボステアリング装置 - Google Patents

自動車のサーボステアリング装置

Info

Publication number
JP2001516671A
JP2001516671A JP2000511670A JP2000511670A JP2001516671A JP 2001516671 A JP2001516671 A JP 2001516671A JP 2000511670 A JP2000511670 A JP 2000511670A JP 2000511670 A JP2000511670 A JP 2000511670A JP 2001516671 A JP2001516671 A JP 2001516671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
servo
pressure
throttle
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000511670A
Other languages
English (en)
Inventor
カクマツ・エイドゲン
ディンケル・ハラルド
Original Assignee
ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2001516671A publication Critical patent/JP2001516671A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/22Arrangements for reducing or eliminating reaction, e.g. vibration, from parts, e.g. wheels, of the steering system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は無軌道自動車のサーボステアリング装置装置に関するもので、サーボステアリング装置の新しい利点のある構造を明らかにするために、サーボモータはステアリングダンパとしての機能と共に、サーボに支援されて操舵を真直ぐな位置に復帰させる機能を担う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は下記により構成される自動車のサーボステアリング装置に関するもの
である。 ・ ステアリングハンドル、特にステアリングハンドル、 ・ ステアリングハンドルに連結されて操舵される車両の車輪、 ・ 操舵される車両の車輪に強制的に連結される復動式の静圧サーボモータ、特 にピストン−シリンダ装置、 ・ 比較的圧力のかからないリザーバータンク、 ・ 液体圧力源、 ・液体圧力源に接続される圧力通路、リザーバータンクに接続される低圧通路、
およびそれぞれがサーボモータの片側に接続される2つのモータ通路を有し、ス
テアリングハンドルと操舵される車両の車輪の相対的な変位に相関して、または
ステアリングハンドルおよび正常位置から外れて操舵される車両の車輪に伝達さ
れる操舵力に相関して、サーボモータに操舵方向の転換を支援するサーボ力を発
生させるためモータ通路に差圧が生じるよう、モータ通路が無圧になるか、また
はリザーバータンクに接続されるように調整される、サーボモータを制御するサ
ーボ弁装置、 ・およびそれぞれの場合に各モータ通路およびそれに接続されるサーボモータ間
にある制御可能な絞り。
【0002】
【従来の技術】
この種のサーボステアリング装置は、例えばドイツ公開特許4446123A
1号によって既知であり、自動車に標準的に組み込まれている。この場合、一般
にステアリングハンドルとして設けられるステアリングホイールは、若干の弾性
を有する機械的な貫通駆動装置を介して、操舵される車両の車輪に強制的に連結
される。このときステアリングハンドルおよび操舵される車両の車輪の間に力ま
たはモーメントを伝達するために使用される2つの伝達要素に、復帰力に対抗し
てある程度の限定された相対的な変位が互いの間に発生するようにする。この相
対変位に相関して、サーボモータが生成する所望のサーボ力を発生するようにサ
ーボ弁装置が作動される。ここでサーボ弁の作動は、一方ではステアリングハン
ドルと操舵される車両の車輪間に力およびモーメントを伝達する要素の相対的変
位によって、他方では伝達される力およびモーメントの大きさによって行なわれ
る。
【0003】 基本的に、ステアリングハンドルおよび操舵される車両の車輪間の機械的な貫
通駆動装置なしで自動車の操舵を行なうことも可能である。この場合は、例えば
サーボ弁装置の制御は、ステアリングハンドルによって与えた操舵角度および操
舵される車両車輪に生ずる実際の操舵角度の期待値および実際値の差に基づき、
したがって純粋に結果に相関して制御される。その結果、サーボモータはステア
リングハンドルによって与えられる設定値に対応して操舵される車両の車輪を作
動させる。
【0004】 あらゆる車両のステアリング装置において、直線方向への操舵を強要する復帰
装置を備える可能性がある。例えばドイツ公開特許3918986A1号によれ
ば、このためにばね装置が設けられる。快適性を向上させるため、車両のステア
リング装置には多くの場合ステアリングダンパが備えられ、操舵される車両の車
輪からの衝撃作用を低減させ、またそれによってステアリングハンドルも衝撃な
しに保たれる。ステアリングダンパの機能は、サーボ弁のモータ通路およびサー
ボモータ間の接続にダンパ弁が装着されている場合は、サーボモータによって行
なうことができる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、導入部に述べた種類のサーボステアリング装置の新しい利点
のある構造を明らかにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この課題は、本発明によって、運転状態において制御可能な絞りが、そうでな
ければ絞りの効果がある状態から比較的絞りの効果のない状態に切り替えられて
、 サーボ弁装置のモータ通路間に差圧を発生するように調整され、直線方向への
操舵から離れる場合は、液体の流れがサーボモータの該当する側に与えられ、液
体圧力が加わることによって直線方向へ作動させる力が生ずるように復帰弁を設
けることによって解決される。
【0007】 本発明は、操舵が直線方向から外れた方向でサーボ弁装置が正常な位置にある
場合に、サーボモータをステアリングダンパ作用および復帰力の発生のために利
用するという概略的な考えに基づいている。
【0008】 この目的のため、ステアリングシステムでは直線方向から外れた場合は、復帰
弁によって液体の流れを、サーボモータが直線方向に復帰する場合に液体媒体を
受け入れる側に与える。この液体の流れは、サーボモータの上記の側に配置され
た制御可能な絞りの状態によって種々の方法で作用し、サーボ弁装置がステアリ
ングハンドルに加えられる手動力に対応して正常な位置から外れた位置を占めて
いる限り、制御可能な絞りは絞りの効果のない状態となり、上記の液体の流れは
効果を生ずることなくサーボ弁を経てリザーバータンクに流出できる。これと逆
にサーボ弁装置が正常位置を占めている場合は、制御可能な絞りは絞りの効果を
有し、上記の液体の流れはサーボモータの上記の側で絞られた状態だけで流出す
ることができ、それに伴って多少を問わず高い液圧を発生し、サーボモータに よって直線方向への操舵の復帰力に変換される。
【0009】 本発明の利点は、サーボモータが制御可能な絞りと共働して、絞りが絞り効果
を持つと直ぐに、自動的にステアリングダンパの役目を果たすことである。
【0010】 その他の本発明の好ましい特徴は、請求項および特に好ましい実施態様につい
て説明した以下の図面の説明に示される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1によれば、詳細には表示されていない自動車は、操舵される車輪1を有す
る(前方の)車軸を備え、トラック・ロッド2を介して共通に操舵調整されるた
め、図示された例においては、静圧のサーボモータ4として設けられた復動式の
ピストン−シリンダ装置に形成されたピストンロッドの一部であるラック3に連
結される。ラック3は、操舵軸6を介して操舵できるようにステアリングハンド
ル7に連結されるピニオン5と噛み合う。ステアリングハンドル7の回転操作に
よって車輪1の操舵調整が行なわれ、その逆も同様である。
【0012】 サーボモータ4の両側は、図示された絞り効果のある位置から比較的絞り効果
のない位置に切り替えることができる制御可能な絞り弁8および9を経て、基本
的に3/4方比例弁の原理で構成されるサーボ弁装置12のモータ通路10およ
び11に接続される。サーボ弁装置12は圧力通路13を経て液体ポンプ14の
高圧側に、低圧通路15を経て液体ポンプ14の吸い込み側が接続されている比
較的圧力の低いリザーバータンク16に接続される。
【0013】 サーボモータ4の両側は、さらに3/4方弁として構成される復帰弁19にモ
ータ通路17および18によって直接接続される。復帰弁は、入り口20を経て
、入り口側が液体ポンプ14の高圧側に接続される流れ制御弁1の出口側に、出
口22を経てリザーバータンク16に接続されている。
【0014】 図1に示される操舵システムは次のように動作する。 車両が直線走行しており手動力を全く必要としないか極めて僅かしか必要とし
ない場合、すべての弁8,9,12および19は図1に示した状態である。サー
ボ弁装置12においては、モータ通路10および11ならびに圧力通路および低
圧通路13および15は互いに接続されているので、流体ポンプ14はずっと無
圧で循環する運転を続け、モータ通路10および11には同じ(僅かな)液体圧
力が存在する。復帰弁19のモータ通路17および18は遮断されているので、
サーボモータ4の両側は圧力が均衡状態となり、したがってサーボモータ4は全
く調整力を発生していない。絞り弁8および9は絞り効果のある位置にあるので
、サーボモータ4のピストン軸を衝撃的に動かそうとし、且つ車輪1を衝撃的に
動かそうとする外部から加わる衝撃的な操舵力は著しく減衰される。サーボモー
タの両側間の液体媒体の交換、またはサーボモータの片側から液体媒体が流出し
他方に流入することは、絞り効果のある絞り弁8および9を介してのみ行なわれ
る。ステアリングハンドル7が操舵方向の転換のため相当の手動力が必要になる と直ぐに、サーボ弁装置12はある方向かそれと別の方向に調整される。
【0015】 これは基本的に既知の方法によって次のように行われる。すなわち、ステアリ ングハンドル7および操舵される車両の車輪1の間の連結は、例えば操舵軸の2
つの部分6’および6”が相対的に互いに限定された範囲のばね変位が可能で、
ステアリングハンドル7および操舵される車両の車輪1の間に操舵力が伝達され
るとそれに応じて多少に拘らず相対的な移動を生ずる。この相対的な移動がサー ボ弁装置12の調整に利用される。図1においてハンドル7が時計の針の方向す
なわち右側に回転され、このときに操舵力がこれに打ち勝たなければならない場
合は、サーボ弁装置は右側に移動されるので、モータ通路10は圧力通路13に
、またモータ通路11は低圧通路15に接続される。サーボ弁装置12はサーボ
弁装置12に連結されている絞り弁8および9を絞り効果のある位置に切り替え
るように調整する。復帰弁19の位置は、操舵される車両の車輪1またはそれに 強制的に連結されているラック3の位置にリンクする。
【0016】 操舵される車輪1が真直ぐな位置にある場合、復帰弁19は図1に示す位置を
占める。操舵される車両の車輪1が左に旋回されると、図1のラック3は右側に
動かされ、復帰弁19も右側に移動し、したがってモータ通路18は入り口20
に接続される。ラック3が図1の中央位置から左側に移動した場合、すなわち操
舵される車輪1が右に旋回されると、復帰弁19は左に移動し、この場合入り口
20はモータ通路17に接続される。
【0017】 ここで先ず、ステアリングハンドル7が操舵の真直ぐな位置から時計の針と反
対の方向に大きな手動力が加えられた場合に着目すると、図1のサーボ弁装置1
2は右側の終端位置に向かって移動され、圧力通路13はモータ通路10と、モ
ータ通路11は低圧通路15に接続される。しかし、操舵はまだ真直ぐな位置か
ら外れてはならない。したがって、復帰弁19は図1に示された位置を占める。
サーボ弁装置12の上記の調整によって、両方の絞り弁8および9は絞りの効果
のある位置に変化する。モータ通路10および11の間に存在する圧力差は、サ
ーボモータ4の両側に作用し、それによってステアリングハンドル7の手動力を
支援するサーボ力を発生する。
【0018】 このように操舵される車両の車輪1は左側に旋回しようとする。このためラッ
ク3は図示された中央位置から右側に移動し、復帰弁19は右側に移動した終端
位置に動き、入り口20はモータ通路18に接続される。ステアリングハンドル
7に時計の針と反対方向の十分に大きな手動力が続けて加えられ、サーボ弁装置
12はそれに対応して右側に移動した位置を占め、絞り弁8および9は絞り効果
のない位置を占めている限り、復帰弁19に導かれる液体の流れは、この弁19
の上記の位置によって入り口20から出口18に導かれ、開放された絞り弁9お
よびサーボ弁12の低圧通路15に接続されているモータ通路11を経てリザー
バータンク16に流出し、何ら影響を与えない。
【0019】 ここで、まだ左に旋回させる操舵のままステアリングハンドル7の手動力がな
くなるまで低減させる。このためサーボ弁装置12は図1に示す中心位置に戻る
が、操舵された車両の車輪1の位置に応じて作動されている復帰弁19は、なお
右側に移動した終端位置に留まっている。このとき絞り弁8および9は、サーボ
弁12が中心位置に戻っているので絞り効果のある位置を占めており、復帰弁1
9の入り口20から出口18に流れる液体の流れは、図1におけるサーボモータ
4の右側に作用し、したがって、この液体の流れは絞り弁9の絞り抵抗によって
決定される大きさの液体圧力として作用する。この液体圧力は、操舵される車両
の車輪1を真直ぐな位置に強制的に復帰させる力をサーボモータ4に発生させる
。これによってサーボに支援された操舵の復帰が確実に行なわれる。 操舵される車両の車輪1が真直ぐな位置になると直ぐに、復帰弁19は図1に
示す中央位置に復帰し、上記の復帰力は遮断される。
【0020】 図2に示される実施態様は、先ず絞り弁8および9の代わりに、並列に配置さ
れた閉止弁8”および9”を有する絞り管8’および9’が設けられていること
がことが図1に示される実施態様と異なる。弁8”および9”が閉止位置を占め
ると、それぞれの絞り管8’および9’が有効となる。弁8”および9”が開放
された場合は、それぞれの絞り管8’および9’は無効となる。
【0021】 図2にはそれ以外に、図1の絞り弁8および9に相当する並列の絞り管8’お
よび9’が組み合わされた閉止弁8”および9”が、サーボ弁装置12の入り口
13における圧力に相関して制御される。この圧力はサーボ弁装置12が図2に
示される中央位置を占めている場合は比較的低い。これに対してサーボ弁装置1 2が右または左に調整されている場合は圧力は相当上昇し、所定の圧力しきい値
を超えると閉止弁8”および9”(またはこの代わりに設けられる絞り弁8およ
び9、図1参照)が開放される。中央位置からのサーボ弁装置の調整は、ステア リングハンドル7および操舵される車両の車輪1の間に伝達される操舵力、また
は操舵モーメントによって行なわれるので、ここでもサーボ弁装置12のモータ
通路10および11およびサーボモータ4の間のそれぞれの絞り8’および9’
は上記の力またはモーメントに相関して有効となる。
【0022】 最後に図2には、図1の流れ制御弁21の変わりに流れ分配弁23が設けられ
る。これによって、復帰弁19を完全に閉止する中央位置を有する3/3方弁と して形成させ、この弁19とリザーバータンク16との接続を省略する可能性が
提供される。このため、復帰弁19の中央位置においては接続20を経て液体媒
体が流出しない利点が生ずる。それ以外は、図2のシステムは方向転換時に図1
のシステムと基本的に同じ作用をする。
【0023】 図3の実施態様は、復帰弁19および流れ分配弁23の間の逆止弁24によっ
て、流れ分配弁23の方向が空になることを防ぐ液体アキュムレータ25が設け
られていることが、図2の実施態様に対して本質的に異なっている。これによっ て復帰弁19の入り口20の圧力変動が著しく低減される。さらに、復帰弁19 が図示の閉止位置から離れた場合、高い圧力が直ちに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施するため特に好ましい態様を示す回路構成図である。
【図2】 本発明を実施するため特に好ましい態様を示す回路構成図である。
【図3】 本発明を実施するため特に好ましい態様を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 車輪、2 トラック・ロッド、3 ラック、4 サーボモータ、5 ピニ オン、6 操舵軸、6' 操舵軸、6" 操舵軸、7 ステアリングハンドル、8 絞り弁、8' 絞り管、8" 閉止弁、9 絞り弁、9' 絞り管、9" 閉止弁 、10 モータ通路、11 モータ通路、12 サーボ弁装置、13 圧力通路 、14 液体ポンプ、15 低圧通路、16 リザーバータンク、17 モータ 通路、18 モータ通路、19 復帰弁、20 入り口、21 流れ制御弁、2 2 出口、23 流れ分配弁、24 逆止弁、25 アキュムレータ。
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月28日(2000.4.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 サーボモータ4の両側は、さらに3/4方弁として構成される復帰弁19にモ
ータ通路17および18によって直接接続される。復帰弁は、入り口20を経て
、入り口側が液体ポンプ14の高圧側に接続される流れ制御弁21の出口側に、
出口22を経てリザーバータンク16に接続されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 これは基本的に既知の方法によって次のように行われる。すなわち、ステアリ ングハンドル7および操舵される車両の車輪1の間の連結は、例えば操舵軸の2
つの部分6’および6”が相対的に互いに限定された範囲のばね変位が可能で、
ステアリングハンドル7および操舵される車両の車輪1の間に操舵力が伝達され
るとそれに応じて多少に拘らず相対的な移動を生ずる。この相対的な移動がサー ボ弁装置12の調整に利用される。図1においてハンドル7が時計の針の方向す
なわち右側に回転され、このときに操舵力がこれに打ち勝たなければならない場
合は、サーボ弁装置は右側に移動されるので、モータ通路10は圧力通路13に
、またモータ通路11は低圧通路15に接続される。サーボ弁装置12はサーボ
弁装置12に連結されている絞り弁8および9を絞り効果のない位置に切り替え
るように調整する。復帰弁19の位置は、操舵される車両の車輪1またはそれに 強制的に連結されているラック3の位置にリンクする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 ここで先ず、ステアリングハンドル7が操舵の真直ぐな位置から時計の針と反
対の方向に大きな手動力が加えられた場合に着目すると、図1のサーボ弁装置1
2は右側の終端位置に向かって移動され、圧力通路13はモータ通路10と、モ
ータ通路11は低圧通路15に接続される。しかし、操舵はまだ真直ぐな位置か
ら外れてはならない。したがって、復帰弁19は図1に示された位置を占める。
サーボ弁装置12の上記の調整によって、両方の絞り弁8および9は絞りの効果
ない位置に変化する。モータ通路10および11の間に存在する圧力差は、サ
ーボモータ4の両側に作用し、それによってステアリングハンドル7の手動力を
支援するサーボ力を発生する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 最後に図2には、図1の流れ制御弁21の代わりに流れ分配弁23が設けられ
る。これによって、復帰弁19を完全に閉止する中央位置を有する3/3方弁と して形成させ、この弁19とリザーバータンク16との接続を省略する可能性が
提供される。このため、復帰弁19の中央位置においては入り口20を経て液体
媒体が流出しない利点が生ずる。それ以外は、図2のシステムは方向転換時に図
1のシステムと基本的に同じ作用をする。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ・ ステアリングハンドル、特にステアリングホイール、 ・ 操舵のためステアリングハンドルに連結され操舵される車両の車輪、 ・ 操舵される車両の車輪に強制的に連結される復動式の静圧サーボモータ、特
    にピストン−シリンダ装置、 ・ 比較的圧力のかからないリザーバータンク、 ・ 液体圧力源、 ・ 液体圧力源に接続される圧力通路、リザーバータンクに接続される低圧通路
    、およびそれぞれがサーボモータの片側に接続される2つのモータ通路を有し、
    ステアリングハン ドルと操舵される車両の車輪の相対的な変位に相関して、ま
    たはステアリングハンドルおよび正常位置から外れて操舵される車両の車輪に伝
    達される操舵力に相関して、サーボモータに操舵方向転換を支援するサーボ力を
    発生させるためモータ通路に差圧が生じるよう、モータ通路が無圧になるか、ま
    たはリザーバータンクに接続されるように調整されるサーボモータを制御するサ
    ーボ弁装置、および、 ・ それぞれの場合に各モータ通路およびそれに接続されるサーボモータの間に
    ある制御可能な絞りとから構成される無軌道自動車のサーボステアリング装置に
    おいて、 運転状態において制御可能な絞り(8,9,8’ ,9’ )が、絞りの効果が
    ある状態から比較的絞りの効果のない状態に切り替えられてサーボ弁装置のモー
    タ通路間に差圧を発生するように調整され、および、直線方向の操舵から離れる
    場合は、作動液体がサーボモータ(4)の該当する側に与えられ、液体圧力が加
    わることによって真直ぐな方向へ作動させる力を生じさせるように復帰弁(19
    )が設けられることを特徴とするサーボステアリング装置。
  2. 【請求項2】 サーボ弁装置(12)が絞り(8,9,8’ ,9’ )を制御す
    ることを特徴とする請求項1によるサーボステアリング装置。
  3. 【請求項3】 絞り(8,9,8’ ,9’ )がサーボ弁装置に強制的に連結さ
    れているか、またはその一部として構成されていることを特徴とする請求項1に
    よるサーボステアリング装置。
  4. 【請求項4】 絞り(8,9,8’ ,9’ )が圧力通路(13)の圧力に相関
    して制御可能であることを特徴とする請求項1によるサーボステアリング装置。
  5. 【請求項5】 復帰弁(19)の入り口(20)が流れ制御弁(21)を介して
    圧力源(14)に接続されることを特徴とする請求項1ないし4の何れかによる
    サーボステアリング装置。
  6. 【請求項6】 復帰弁(19)の入り口(20)が流れ分配弁(23)を介して
    圧力源(14)に接続されることを特徴とする請求項1ないし4の何れかによる
    サーボステアリング装置。
  7. 【請求項7】 復帰弁(19)の入り口(20)にサーボ弁装置(12)の方向
    が空になることを防止するための液体アキュムレータが配置されていることを特
    徴とする請求項1ないし6の何れかによるサーボステアリング装置。
  8. 【請求項8】 操舵が真直ぐな位置から外れる場合、復帰弁(19)の片側の出
    口(17,18)がその都度サーボモータ(4)の片側に直接接続されることを
    特徴とする請求項1ないし7の何れかによるサーボステアリング装置。
JP2000511670A 1997-09-12 1998-08-17 自動車のサーボステアリング装置 Pending JP2001516671A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19740140.6 1997-09-12
DE19740140A DE19740140C1 (de) 1997-09-12 1997-09-12 Servolenkung für nicht spurgebundene Kraftfahrzeuge
PCT/EP1998/005196 WO1999014097A1 (de) 1997-09-12 1998-08-17 Servolenkung für nicht spurgebundene kraftfahrzeuge

Publications (1)

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ID=7842151

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JP2000511670A Pending JP2001516671A (ja) 1997-09-12 1998-08-17 自動車のサーボステアリング装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1012026B1 (ja)
JP (1) JP2001516671A (ja)
DE (2) DE19740140C1 (ja)
WO (1) WO1999014097A1 (ja)

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