[go: up one dir, main page]

JP2001513135A - ソーカー組成物 - Google Patents

ソーカー組成物

Info

Publication number
JP2001513135A
JP2001513135A JP53768798A JP53768798A JP2001513135A JP 2001513135 A JP2001513135 A JP 2001513135A JP 53768798 A JP53768798 A JP 53768798A JP 53768798 A JP53768798 A JP 53768798A JP 2001513135 A JP2001513135 A JP 2001513135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
soaking
present
weight
sorbitan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP53768798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001513135A5 (ja
Inventor
ガブリエッラ、アルディア
ステファーノ、シアッラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2001513135A publication Critical patent/JP2001513135A/ja
Publication of JP2001513135A5 publication Critical patent/JP2001513135A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/83Mixtures of non-ionic with anionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/06Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
    • C11D17/065High-density particulate detergent compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/14Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aliphatic hydrocarbons or mono-alcohols
    • C11D1/146Sulfuric acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/667Neutral esters, e.g. sorbitan esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/74Carboxylates or sulfonates esters of polyoxyalkylene glycols

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 酸素漂白剤と、ソルビタンエステルおよびアルキルスルホン酸塩の界面活性剤の組合わせとを含んでなるソーキング組成物を開示する。前記組成物を水中で希釈してソーキング液を形成する。本発明は、布帛からシルトおよび粘土の除去ならびに酵素の汚染および漂白可能な汚染を除去するとき、特に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 ソーカー組成物 技術分野 本発明は、ソーキング条件下において、すなわち、水と、洗剤成分とを含んで なるソーキング液中で布帛(布地)を浸したままにする条件下に、典型的には機 械的撹拌をしないで、典型的な洗濯操作前の第1工程として、あるいは単一工程 として、布帛をクリーニングすることに関する。 発明の背景 布帛のソーキング操作はこの分野において記載されてきている。このようなソ ーキング操作において、典型的には数分から一夜またはさらには24時間の範囲 の延長した時間の間、布帛をソーキング液と接触させたまま放置する。この洗濯 方法は、布帛とソーキング液の主要な活性成分との間の接触時間を最大とすると いう、利点を有する。また、この洗濯方法は機械的撹拌の要求を包含する典型的 な洗濯操作の必要性を減少または排除するか、あるいは引き続く典型的な洗濯操 作の効能を改良するという利点を有する。 典型的には布帛から強靭な野外のほこり、例えば、泥、シルトおよび/または 粘土のような粒状汚れを除去するために、このようなソーキング操作は望ましい 。例えば、微結晶質鉱物構造(例えば、含水ケイ酸塩、例えば、イライト、モン トモリロナイト、カオリナイトおよびその他)は有機成分を存在させて有する。 有機成分は種々の化合物(例えば、フミン酸(humic acid)、フルブ 酸(fulvic acid)、植物/動物のバイオマスおよびその他)を含有 することがある。粘土は、また、いくつかの種類の金属(例えば、マグネシウム 、カルシウム、カリウム、鉄およびその他)を含有することがある。しかしなが ら、 このような粒状汚れは布帛から除去することが特に困難である。事実、典型的に は0.002mm以下の大きさの、非常に微細なほこり粒子、例えば、粘土また はシルトは布帛の繊維の中に入り、繊維の表面に絶えず粘着することができると 考えられる。特にシルトおよび粘土の取上げに暴露されるソックスでは、この問 題は重大である。また、酵素の汚染またはさらには漂白可能な汚染上に送出され る汚染除去性能に関して、このようなソーキング操作は満足すべきものではない 。酵素の汚染は典型的には炭水化物およびタンパク質の汚れ、例えば、血液から 構成されている。今回、酵素の汚染は布帛上の粒状汚れのための接着剤として作 用することができ、こうしてこのような酵素の汚染は布帛からの粒状汚れの除去 を促進することができることが観測された。 したがって、本発明の目的は、粒状汚れ、泥および/または粘土の汚染の除去 、ならびに酵素の汚染および漂白可能な汚染を改良することである。 この目的は、酸素の漂白剤と、式R−SO3M(式中Rは6〜40個の炭素原 子を有する、置換または非置換の、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状 の炭化水素鎖であり、そしてMはHまたはカチオンである)と、ソルビタンエス テル(後述する)とを含んでなる粒状ソーキング洗剤組成物の有効量を含んでな る水性ソーキング液中で、布帛を浸漬することによって、達成することができる ことが見出された。事実、ソーキング組成物中で、酸素の漂白剤の上部において 、ソルビタンエステルと、本明細書において記載するこのようなアニオン界面活 性剤とを組合わせることによって、ソーキング条件下に使用するとき(すなわち 、典型的には24時間までの延長した時間の間、接触させたまま放置するとき) 、このような本明細書において記載するソルビタンエステルおよび/またはアニ オン界面活性剤を含まない、同一のコーティングを使用して提供される汚染除去 性能に比較して、改良された汚染除去性能が強靭な野外のほこり、例えば、粒状 汚れ、漂白可能な汚染、ならびに酵素の汚染に対して、提供されることが見出さ れた。 本発明の利点は、改良された粒状汚れの除去性能が提供されるばかりでなく、 かつまた延長されたソーキング条件における布帛上への汚れの再付着が防止され ることである。さらに、ソルビタンエステル、このようなアニオン界面活性剤お よび酸素の漂白剤を含んでなる本発明のソーキング組成物は、また、油脂の汚染 のような汚染、例えば、汚れたモーターオイル、スパゲッティソースに対して、 有効な汚染除去性能を提供する。 本発明の1つの利点は、ソルビタンエステル、このようなアニオン界面活性剤 および酸素の漂白剤を含んでなる本発明のソーキング組成物の存在において布帛 をソーキングするとき、汚染除去性能が、比較的高いレベルの硬度イオンの存在 において改良されることである。特に、ソーキング液の中に天然に見出される硬 度イオン(カルシウムまたはマグネシウムのイオン)の存在は、界面活性剤の性 能を減少し、究極的に界面活性剤をソーキング液からカルシウム塩およびマグネ シウム塩として沈澱させる。ソルビタンエステルを本明細書において定義するア ニオンスルホン酸塩界面活性剤と一緒に使用するとき、この現象は起こることが 少なくなる。したがって、ソーキング洗剤の製造業者は、遊離硬度イオンをそれ ほど封鎖せず、すなわちこのようなソーキング組成物において高価ではないビル ダーを使用することができるビルダーを使用することができる。 背景技術 EP−A−736,594号明細書には、大量のクエン酸またはクエン酸塩、 ケイ酸塩、ゼオライト、ポリカルボン酸塩、リン酸塩およびそれらの混合物を含 んでなるビルディング・汚れ懸濁系とソルビタンエステルとの組合わせを含んで なるソーキング組成物が開示されている。任意の成分の中で、酸素の漂白剤が添 加される。本明細書において記載する式に従うアニオン界面活性剤は、開示され てはおらず、例示されてもいない。 EP−A−736,597号明細書には、酸素の漂白剤、ビルダー、アニオン 界面活性剤、タンパク質分解酵素および安定性増強アミラーゼ酵素を含んでなる ソーキング組成物が開示されている。 発明の要約 本発明は、下記の成分: 合計の組成物の0.001〜15重量%の下記の式に従うソルビタンエステル : C692(C24O)x123(式中、xは0〜40の整数であり、R1、R2 は独立してOHまたは(Cn2n+1)COOであり、そしてR3は(Cn2n+1) COO基であり、ここでnは11〜17の整数である)、 合計の組成物の0.001〜20重量%の下記の式のアニオン界面活性剤: R−SO3M(式中、Rは6〜40個の炭素原子を有する、置換または非置換の 、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖であり、そしてMは Hまたはカチオンである)、および 酸素漂白剤、 を含んでなることを特徴とする、粒状ソーキング組成物に関する。 さらに、本発明は、水と、有効量の前述の組成物とを含んでなるソーキング液 の中に、有効な時間の間、布帛を浸漬し、次いで前記ソーキング液から取出すこ とを特徴とする、布帛をソーキングする方法に関する。 発明の詳細な説明 本発明は、布帛をソーキングする組成物および方法に関する。以後ソーキング 組成物と呼ぶ組成物は、ソーキング法において使用される。 A−組成物: 本発明における粒状組成物は、少なくとも1つのソルビタンエステルと、本明 細書において定義する特定のアニオン界面活性剤と、酸素漂白剤とを含んでなる 。ソルビタンエステル: したがって、本発明の組成物の第1必須成分は、下記の式に従うソルビタンエ ステルである:C692(C24O)x123(式中、xは0〜40の整数 であり、R1、R2は独立してOHまたは(Cn2n+1)COOであり、そしてR3 は(Cn2n+1)COO基であり、ここでnは11〜17の整数である。) 本発明において好ましい組成物において、xは0または20であり、そして本 発明における最も好ましい組成物はポリエトキシル化(20)ソルビタントリス テアレート、すなわち、C692(C24O)20(C1735COO)3、または ポリエトキシル化(20)ソルビタンモノステアレート、すなわち、C692 (C24O)20(OH)2(C1735COO)3、またはソルビタンモノステアレ ート、すなわち、C692(OH)2(C1735COO)3、またはソルビタン モノパルミテート、すなわち、C692(OH)2(C1531COO)3、また はそれらの混合物である。 これらの物質はいくつかの商品名、例えば、Glycosperse TS2 0(Lonzaから)(ポリエトキシル化ソルビタントリステアレート)、Gl ycosperse S 20(Lonzaから)(ポリエトキシル化ソルビタ ンモノステアレート)、Radiasurf 7145(Finaから)(ソル ビタンモノステアレート)、Radiasurf 7145(Finaから)( ソルビタンモノパルミテート)、Armotan MP(Akzoから)(ソル ビタンモノパルミテート)で商業的に入手可能である。 さらに、エトキシル化ソルビタンエステルを非エトキシル化ソルビタンエステ ルはいずれかの種類単独よりも、よりすぐれた性能を提供することが見出された 。 本発明におけるソーキング組成物は、合計の組成物の0.001〜15重量% 、好ましくは0.01〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%、最も好 ましくは0.5〜4重量%の前記ソルビタンエステルまたはそれらの混合物を含 む。アニオン界面活性剤 本発明の組成物の第2必須成分は、下記の式のアニオン界面活性剤である: R−SO3M、式中、Rは6〜40個の炭素原子を有する、置換または非置換の 、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖であり、そしてMは Hまたはカチオンである。 好ましくは、Rは6〜40個、好ましくは8〜30個、より好ましくは10〜 25個、最も好ましくは11〜20個の炭素原子を有する、置換または非置換の 、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖である。好ましくは 、Mは、例えば、金属のカチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、 カルシウム、マグネシウムおよびその他)、アンモニウムまたは置換アンモニウ ム(例えば、メチル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモニウムのカチオン 、および第四級アンモニウムのカチオン、例えば、テトラメチルアンモニウムお よびジメチルピペリジニウムのカチオンおよびアルキルアミン、例えば、エチル アミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンおよびそれらの混合物から誘導され た第四級アンモニウムのカチオンおよびその他)である。 本発明において使用するために適当なアニオンスルホン酸塩は、パラフィンス ルホン酸ナトリウム、例えば、C12−C14パラフィンスルホン酸ナトリウム 、および/またはC14−C16パラフィンスルホン酸ナトリウムである。それ らは名称HostapurRでヘキスト(Hoescht)から商業的に入手可 能である。 本発明におけるソーキング組成物は、合計の組成物の0.001〜20重量% 、好ましくは0.01〜15重量%、より好ましくは0.1〜10重量%、最も 好ましくは0.5〜5重量%の本明細書において定義する前記アニオン界面活性 剤またはそれらの混合物を含む。 酸素漂白剤 第3必須成分として、本発明による組成物は酸素漂白剤またはそれらの混合物 を含む。事実、酸素漂白剤は、多数の利益、例えば、汚染の漂白、脱臭、ならび に消毒を提供する。本発明によるソルビタンエステルおよびアニオンスルホン酸 塩は、酸素漂白剤による酸化に対して抵抗性であるという、それ以上の特定の利 点を有する。組成物中の酸素漂白剤は、種々の源、例えば、過酸化水素、あるい は過酸化水素の付加化合物の任意のもの、または有機過酸化物、またはそれらの 混合物からのものであることができる。過酸化水素の付加化合物とは、過酸化水 素を第2化学物質に付加して、付加化合物を生成することによって形成される化 合物を意味し、第2化学物質は、例えば、無機塩、尿素または有機カルボン酸塩 であることができる。過酸化水素の付加化合物の例は、無機過水和物塩、過酸化 水素が有機カルボン酸塩、尿素、および過酸化水素がクラスレートされている化 合物と形成する化合物を包含する。有機過水和物塩の例は、過ホウ酸塩、過炭酸 塩、過リン酸塩および過ケイ酸塩を包含する。無機過水和物塩は、通常アルカリ 金属塩である。アルカリ金属の過炭酸塩、過ホウ酸塩またはそれらの混合物は、 本発明において使用するために好ましい塩である。好ましいアルカリ金属の過炭 酸塩は過炭酸ナトリウムである。 他の適当な酸素漂白剤は、過硫酸塩、特に過硫酸カリウムK228および過 硫酸ナトリウムNa228である。無機過水和物塩の例は、過ホウ酸塩、過炭 酸塩、過リン酸塩および過ケイ酸塩を包含する。無機過水和物塩は、通常アルカ リ金属塩である。 典型的には、本発明におけるソーキング組成物は、合計の組成物の0.01〜 80重量%、好ましくは5〜45重量%、より好ましくは10〜40重量%の酸 素の漂白剤またはそれらの混合物を含む。 本発明のソーキング組成物は粒状組成物である。この組成物は、乾式混合、噴 霧乾燥、凝集および粒状化およびそれらの組合わせを包含する、この分野におい てよく知られている種々の方法により生成することができる。本発明における組 成物は、普通の粒状製品から「濃厚」製品(すなわち、600g/l以上の嵩密 度を有する)までの、異なる嵩密度で、製造することができる。 任意の成分 本発明のソーキング組成物は、種々の他の成分をさらに含むことができる。 好ましくは、本発明における組成物は、合計の組成物の30重量%までの漂白 活性化剤またはそれらの混合物をさらに含む。スレオニン型の適当な組成物の例 は、英国特許GB1,586,769号およびGB2,143,231号に開示 されている。このような化合物の好ましい例は、テトラアセチルエチレンジアミ ン(TAED)、3,5,5−トリメチルヘキサノイルベンゼンスルホン酸ナト リウム、例えば、米国特許第4,818,425号に記載されているようなジペ ルオキシドデカンジオン酸および米国特許第4,259,201号に記載されて いるようなペルオキシアジピン酸のノニルアミドおよびn−ノナノイルオキシベ ンゼンスルホネート(NOBS)、例えば、欧州特許出願第91870207. 7号に記載されているようなクエン酸アセチルトリエチル(ATC)である。ま た、置換または非置換のベンゾイルカプロラクタム、オクタニルカプロラクタム 、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプロ ラクタム、ウンデカノイルカプロラクタム、ホルミルカプロラクタム、アセチル カプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、ペ ンタノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、ペンタノイルカプロラ クタムから成る群より選択されるN−アシルカプロラクタムは特に好ましい。本 発明におけるソーキング組成物は前記漂白活性化剤の混合物を含むことができる 。 本発明において好ましい混合物は、n−ノナノイルオキシベンゼンスルホネー ト(NOBS)と、ジアシル過酸化物を発生する低い傾向を有するが、主として 過酸を送出す、第2漂白活性化剤とを含む。前記第2漂白活性化剤は、テトラア セチルエチレンジアミン(TAED)、クエン酸アセチルトリエチル(ATC) 、アセチルカプロラクタム、ベンゾイルカプロラクタムおよびその他、またはそ れらの混合物を包含することができる。事実、本発明のソーキング組成物の中に n −ノナノイルオキシベンゼンスルホネートと前記第2漂白活性化剤とを含んでな る漂白活性化剤の混合物は、前記組成物の粒状汚れ除去性能を増強すると同時に 、ジアシルペルオキシド感受性汚れ(例えば、ベーターカロテン)および過酸感 受性汚れ(例えば、身体の汚れ)に対してすぐれた性能を示すことが見出された 。 したがって、本発明におけるソーキング組成物は、合計の組成物の0〜15重 量%、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは3〜7重量%のn−ノナノイ ルオキシベンゼンスルホネートと、合計の組成物の0〜15重量%、好ましくは 1〜10重量%、より好ましくは3〜7重量%の前記第2漂白活性化剤とを含ん でなることができる。 本発明における組成物は、好ましい任意の成分の中で酸性化系を含むことがで きる。前記酸性化系の目的は、有効酸素源により発生するアルカリ性および洗濯 溶液の中に存在するアルカリ性化合物をコントロールすることである。前記系は 、無水酸性化剤、またはそれらの混合物を含み、この酸性化剤は無水形態で生成 物の中に混入し、かつ酸化性環境中ですぐれた安定性を有することが必要である 。本発明において使用するために適当な無水酸性化剤は、カルボン酸、例えば、 クエン酸、アジピン酸、グルタル酸、3ケトグルタル酸(chetogluta ric acid)、シトラリンゴ酸、酒石酸およびマレイン酸またはそれらの 塩またはそれらの混合物である。他の適当な酸性化剤は、重炭酸ナトリウム、セ スキ炭酸ナトリウムおよびケイ酸を包含する。本発明において使用するために高 度に好ましい酸性化系は、クエン酸および/またはクエン酸ナトリウムを含んで なる。事実、クエン酸はその酸の形態またはその塩(モノ−、ジ−、トリ−塩) の形態で、かつすべてのその無水および水和形態で、またはそれらの混合物で使 用することができる。それはさらにビルダーおよびキレート化剤として作用する ことができ、そしてそれは生物分解性である。本発明による組成物は、合計の組 成物の20重量%まで、好ましくは5〜15重量%、最も好ましくは約10重量 %の無水クエン酸を含む。 本発明における組成物は、好ましい任意の成分の中で、アルカリ金属のケイ酸 塩、またはそれらの混合物を含むことができる。本発明において使用するために 好ましいアルカリ金属のケイ酸塩はケイ酸ナトリウムである。好ましい態様にお いて、ソーキング組成物は酸素の漂白剤を含み、前記ソーキング液の中に少なく とも40ppmのケイ酸ナトリウムを存在させることによって、ソーキング組成 物を溶解したとき生成する有効酸素の分解は減少される。 アルカリ金属のケイ酸塩またはそれらの混合物の結晶質の形態ならびに非晶質 の形態を包含する、任意の型のアルカリ金属のケイ酸塩を使用することができる 。 使用すべきケイ酸ナトリウムの適当な結晶形態は、下記の一般式の結晶質層状 ケイ酸塩、またはそれらの混合物である: NaMSix2x+1・yH2O 式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、そしてy は0〜20の数である。この型の結晶質層状ケイ酸ナトリウムはEP−A−16 4,514号に開示されており、そしてそれらの製造方法はDE−A−3417 649号およびDE−A−3742043号に開示されている。本発明の目的に 対して、上記一般式におけるxは2、3または4の値であり、好ましくは2であ る。より好ましくは、Mはナトリウムであり、yは0であり、そしてこの式の好 ましい例はNa2Si25のa、b、gおよびd型である。これらの物質は、ヘ キスト社(Hoechst AG FRG)から、それぞれ、NaSKS−5、 NaSKS−7、NaSKS−11およびNaSKS−6として入手可能である 。最も好ましい物質はd−Na2Si25、NaSKS−6である。結晶質層状 ケイ酸塩は、本発明におけるソーキング組成物の中に、合成混合固体状物質とし て、あるいは他の成分との凝集物の固体状成分として、混入される。 本発明において使用すべきケイ酸ナトリウムの適当な非晶質形態は、下記の一 般式を有するもの、またはそれらの混合物である: NaMSix2x+1 式中、Mはナトリウムまたは水素であり、そしてxは1. 9〜4の数である。 Si25Na2Oの非晶質形態は、本発明において使用するために好ましい。 本発明において使用するために適当なゼオライトは、下記の実験式を有するも のを包含するアルミノケイ酸塩である: Mz(zAlO2・ySiO2) 式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり 、zは約0.5〜約2であり、そしてyは1である。この物質は、少なくとも約 50mg当量のCaCO3硬度/gの無水アルミノケイ酸塩のマグネシウムイオ ン交換容量を有する。好ましいゼオライトは、下記単位セル式を有する: Naz[(AlO2)z(SiO2)y]・xH2O 式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z/yのモル比は1.0〜約0 .5の範囲であり、そしてxは少なくとも約15〜約264である。 有用な物質は商業的に入手可能である。これらの構造が結晶質または非晶質で あり、そして天然に見出される物質であるか、あるいは合成的に誘導することが できる。アルミノケイ酸塩イオン交換物質の製造方法は、米国特許第3,985 ,669号(Krummel、et al.、1976年10月12日発行)に 開示されている。本発明において有用な、好ましい合成結晶質アルミノケイ酸塩 イオン交換物質は、表示ゼオライト(Zeolite)A、ゼオライトP(B) 、およびゼオライトXで入手可能である。特に好ましい態様において、アルミノ ケイ酸塩イオン交換物質は下記式を有する: Na12[(AlO2)12(SiO2)12]・xH2O 式中xは20〜30、特に27である。この物質はゼオライトAとして知られて いる。好ましくは、アルミノケイ酸塩は約0.1〜10ミクロンの直径の粒度を 有する。 典型的には、本発明における組成物は、合計の組成物の0.5〜15重量%、 好ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜7重量%のアルカリ金属ケイ酸 塩またはそれらの混合物を含むことができる。 本発明における組成物は、また、好ましい任意の成分の中でビルダーを含むこ とができる。この分野において知られている、すべてのビルダーを本発明におい て使用することができる。本発明において使用するために適当なリン酸塩ビルダ ーは、ナトリウムおよびカリウムのトリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、約6〜2 1の重合度を有するポリマーのメタリン酸塩、およびオルトリン酸塩を包含する 。他のリンのビルダー化合物は、米国特許第3,159,581号;米国特許第 3,213,030号;米国特許第3,422,021号;米国特許第3,42 2,137号;米国特許第3,400,176号および米国特許第3,400, 148号(引用することによって本明細書の一部とされる)に開示されている。 本発明において使用するために適当なポリカルボン酸塩ビルダーは、下記のも のを包含する:エーテルポリカルボン酸塩、例えば、下記の文献に開示されてい るようなオキシジコハク酸塩:米国特許第3,128,287号(Berg、1 964年4月7発行)および米国特許第3,635,830号(Lambert i et al.、1972年1月18日発行)。参照、また、米国特許第4, 663,071号(Bush et al.、1987年5月5日発行)の「T MS/TDS」ビルダー。適当なエーテルポリカルボン酸塩は、また、環状化合 物、特に脂環族化合物、例えば、米国特許第3,923,679号;米国特許第 3,835,163号;米国特許第4,120,874号および米国特許第4, 102,903号に記載されているものを包含する。 他の有用な洗浄ビルダーは、エーテルヒドロキシポリカルボン酸塩、1,3, 5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキシ メチルオキシコハク酸、ポリ酢酸、例えば、エチレンジアミン四酢酸およびニト リロトリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムの塩 、ならびにポリカルボン酸塩、例えば、メリット酸、コハク酸、オキシジコハク 酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチル オキ シコハク酸、およびそれらの可溶性塩を包含する。 また、本発明のソーキング組成物において、3,3−ジカルボン酸−4−オキ サ−1,6−ヘキサジオエートおよび関係する化合物は適当である(米国特許第 4,566,984号、1986年1月28日発行、に開示されている)。有用 なコハク酸ビルダーは、C5−C20アルキルおよびアルケニルコハク酸およびそ れらの塩を包含する。コハクスクシネートビルダーの例は、ラウリルスクシネー ト、ミリスチルスクシネート、パルミチルスクシネート、2−ドデセニルスクシ ネート(好ましい)、2−ペンタデセニルスクシネート、およびその他を包含す る。ラウリルスクシネートはこのグループの好ましいビルダーであり、そして欧 州特許出願第86200690.5/0,200,263号、1986年11月 5日発行に開示されている。 他の適当なポリカルボン酸塩は、米国特許第4,144,226号(Crut chfield et al.、1979年3月13日発行)、米国特許第3, 308,067号(Diehl、1967年3月7日発行)に開示されている。 また、米国特許第3,723,322号(Diehl)を参照のこと。 本発明における使用に適当な他のポリカルボン酸塩のビルダーは、式Iに従う ビルダーまたはそれらの混合物を包含する: 式中、Yはコモノマーまたはコモノマーの混合物であり、R1およびR2は漂白剤 安定性およびアルカリ安定性のポリマー末端基であり、R3はH、OHまたはC1 -4 アルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムま たは置換アンモニウムであり、pは0〜2であり、そしてnは少なくとも10で ある。 本発明において使用するために好ましいポリマーは2つのカテゴリーの中に入 る。第1カテゴリーは、第1モノマーとして、不飽和ポリカルボン酸、例えば、 マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、メサコン酸およびそれらの塩、および 第2モノマーとして、不飽和モノカルボン酸、例えば、アクリル酸またはアルフ ァ−C1-4アルキルアクリル酸から形成された、コポリマーのポリマーのクラス に属する。上記式Iに関すると、前記第1クラスに属するポリマーはpが0はな く、かつYが上に列挙した酸から選択されるものである。このクラスの好ましい ポリマーは、Yがマレイン酸である、上記式Iに従うものである。また、好まし い態様において、R3およびMはHであり、そしてnはポリマーが1000〜4 00,000原子質量単位の分子量を有するような数である。 本発明において使用するために好ましいポリマーの第2カテゴリーは、上記式 Iを参照すると、pが0でありかつR3がHまたはC1-4アルキルであるポリマー のクラスに属する。好ましい態様において、nはポリマーが1000〜400, 000原子質量単位の分子量を有するような数である。高度に好ましい態様にお いて、R3およびMはHである。 前述の式Iにおけるアルカリ安定性ポリマーの末端基R1およびR2は、適当に は、アルキル基、オキシアルキル基およびアルキルカルボン酸基およびそれらの 塩およびエステルを包含する。 上記において、ポリマーの重合度nはポリマーの重量平均分子量をモノマーの 平均分子量で割って決定することができる。したがって、15,500の重量平 均分子量を有しかつ30モル%のマレイン酸誘導単位からなるマレイン酸コポリ マーについて、nは182(すなわち、15,500/(116×0.3+72 ×0.7))である。 ポリスチレンスルホン酸ナトリウムのポリマー標準(Polymer Laboratories Ltd.、英国シュロプシャイアー、から入手可能である)に対してカラムは40 ℃に温度制御され、ポリマー標準は80/20水/アセトニトリル中の0.15 M のリン酸二水素ナトリウムおよび0.02Mの水酸化テトラメチルアンモニウム pH7.0である。 前述のすべてのうちで、本発明において使用するために高度に好ましいポリマ ーは、nの平均値が100〜800、好ましくは120〜400である、第1カ テゴリーのポリマーである。 本発明において使用するために好ましいビルダーは、マレイン酸またはアクリ ル酸、またはマレイン酸とアクリル酸とのコポリマーである。 典型的には、本発明の組成物は、合計の組成物の50重量%まで、好ましくは 0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜11重量%のビルダーまたはそれ らの混合物を含む。 好ましくは、本発明におけるソーキング組成物はキレート化剤またはそれらの 混合物をさらに含む。キレート化剤はソーキング液中の遊離重金属イオンのレベ ルをコントロールすることを促進し、こうして酸素の漂白剤により解放された酸 素の急速な分解を回避するので、キレート化剤は望ましい。本発明において使用 できる、適当なアミノカルボン酸塩のキレート化剤は、ジエチレントリアミン五 酢酸、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、N−ヒドロキシエチルエチレン ジアミン三酢酸塩、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四プロピオン酸塩、トリ エチレンテトラアミン六酢酸塩、およびエタノールジグリシン、それらのアルカ リ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウムの塩またはそれらの混合物を包含 する。それ以上の適当なキレート化剤は、エチレンジアミン−N,N’−ジコハ ク酸塩(EDDS)またはそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ ウムまたは置換アンモニウムの塩を包含する。特に適当なEDDS化合物は、遊 離酸の形態およびナトリウムまたはマグネシウムの塩または錯塩である。また、 他の適当なキレート化剤は有機ホスホン酸塩であることができ、アミノアルキレ ンポリ(アルキレンホスホン酸塩)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホス ホン酸塩、ニトリロトリメチレンホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチレ ンホスホン酸およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩を包含す る。ホスホン酸塩化合物は、それらの酸の形態またはアルカリ金属塩の形態で存 在することができる。好ましくは、有機ホスホン酸塩化合物は、存在する場合、 それらのマグネシウム塩の形態である。 したがって、本発明におけるソーキング組成物は、合計の組成物の0〜5重量 %、好ましくは0〜3重量%、より好ましくは0.05〜2重量%の前記キレー ト化剤を含むことができる。 本発明におけるソーキング組成物は、また、ソルビタンエステルおよび前述し たアニオンスルホン酸塩の上部に他の界面活性剤を含むことができる。このよう な界面活性剤は、本発明における組成物の利益、すなわち、粒状汚れに対する汚 染除去の改良ならびに酵素、油脂およびその他のような他の型の汚れに寄与する ので、望ましいことがある。 このような界面活性剤は、本発明によるソーキング組成物において、ソルビタ ンエステルおよび前述したアニオンスルホン酸塩の上部に、合計の組成物の0. 1〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは1〜10重量 %の量で存在することができる。本発明において使用すべき界面活性剤は、非イ オン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン界面活性剤 、およびそれらの混合物を包含する。 本発明において使用するために適当なアニオン界面活性剤は、下記式の水溶性 塩または酸である:ROSO3M、式中、Rは好ましくはC10−C24ヒドロカル ビル、好ましくはアルキルまたはC10−C20アルキル成分を有するヒドロキシア ルキル、より好ましくはC12−C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、 そしてMはHまたはカチオン、例えば、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カ リウム、リチウム)のカチオン、またはアンモニウムまたは置換アンモニウム( メチル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモニウムのカチオンおよび第四級 アンモニウムのカチオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチ ルピペリジニウムのカチオンおよびアルキルアミン、例えば、エチルアミン、ジ エチルアミン、トリエチルアミン、およびそれらの混合物から誘導された第四級 アンモニウムのカチオン、およびその他)ある。典型的には、C12-16のアルキ ル鎖は低い洗浄温度(例えば、約50℃以下)に好ましく、そしてC16−C18の アルキル鎖は高い洗浄温度(例えば、約50℃以上)に好ましい。 本発明において使用するために適当な、他のアニオン界面活性剤は、下記式を 有する水溶性塩または酸である:RO(A)mSO3M、式中、Rは非置換C10− C24アルキルまたはC10−C24アルキル成分を有するヒドロキシアルキル、好ま しくはC12−C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12−C18 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシ単 位であり、mは0より大きく、典型的には約0.5〜約6、より好ましくは約0 .5〜約3の間であり、そしてMはHまたはカチオンであり、前記カチオンは、 例えば、金属(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネ シウムおよびその他)のカチオン、アンモニウムまたは置換アンモニウムのカチ オンである。アルキルエトキシル化硫酸塩、ならびにアルキルプロポキシル化硫 酸塩は本発明において考えられる。置換アンモニウムのカチオンの特定の例は、 メチル−、ジメチル−、およびトリメチル−アンモニウムのカチオンおよび第四 級アンモニウムのカチオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチ ルピペリジニウムのカチオン、およびアルカノールアミン、例えば、エチルアミ ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、およびそれらの混合物から誘導された カチオン、およびその他である。典型的な界面活性剤は下記の通りである:C12 −C15アルキルポリエトキシレート(1.0)硫酸塩、C12−C18E(1.0) M)、C12−C18アルキルポリエトキシレート(2.25)硫酸塩、C12−C15 E(2.25)M)、C12−C18アルキルポリエトキシレート(3.0)硫酸塩 、C12−C18E(3.0)M)、およびC12−C18アルキルポリエトキシレート (4.0)硫酸塩、C12−C18E(4.0)M)、ここでMは好都合にはナトリ ウムおよびカリウムから選択される。 洗浄性の目的に有用な他の適当なアニオン界面活性剤を、また、本発明におい て使用することができる。これらは下記のものを包含する:セッケンの塩(例え ば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、および置換アンモニウムの塩、例え ば、モノ−、ジ−および/またはトリ−エタノールアミン塩を包含する)、C8 −C24線状アルキルベンゼンスルホン酸塩、C8−C24オレフィンスルホン酸塩 、アルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化により製造されたス ルホン化ポリカルボン酸、例えば、英国特許明細書第1,082,179号に記 載されているもの、C8−C24アルキルポリグリコールエーテル硫酸塩(10モ ルまでのエチレンオキシドを含有する);アルキルエステルスルホン酸塩、例え ば、C14-16メチルエステルスルホン酸塩;アシルグリセロールスルホン酸塩、 脂肪族オレイルグリセロール硫酸塩、アルキルフェノールエチレンオキシドエー テル硫酸塩、アルキルリン酸塩、イセチオン酸塩、例えば、アシルイセチオン酸 塩、N−アシルタウレート、アルキルスクシナメートおよびスルホスクシネート 、スルホスクシネートのモノエステル(特に飽和および不飽和のC12−C18モノ エステル)、スルホスクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和のC6− C12ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキル多糖の硫酸塩、例えば、ア ルキルポリグルコシドの硫酸塩(下に記載する非イオン非硫酸化化合物)、分枝 鎖状第一級アルキル硫酸塩、アルキルポリエトキシカルボン酸塩、例えば、下記 式のもの:RO(CH2CH2O)k−CH2COO−M+、式中RはC8−C22アル キルであり、kは0〜10の整数であり、そしてMは可溶性塩形成カチオンであ る。また、樹脂酸および水素化樹脂酸、例えば、ロジン、水素化ロジン、および タル油の中に存在するか、またはそれから誘導された樹脂酸および水素化樹脂酸 は適当である。他の例は下記の文献に記載されている:”Surface Active Age nts and Detergents” (Vol.IおよびII、Schwartz、PerryおよびBerch著) 。種々のこのような界面活性剤は、また、米国特許第3,929,678号明細 書 (Laughlin、et al.、1975年12月30日発行)、第23列第58行〜第 29列第23行(引用することによって本明細書の一部とされる)に−般的に開 示されている。 本発明において使用するために適当な非イオン界面活性剤は、典型的には、下 記式に従うアルコキシル化非イオン界面活性剤である:RO−(A)nH、式中 、Rは6〜40個の炭素原子を有する、置換または非置換の、置換または非置換 の、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖であり、そしてnは9〜100の整数で ある。 好ましくは、Rは8〜30個、好ましくは10〜25個、より好ましくは12 〜20個の炭素原子を有する、置換または非置換の、飽和または不飽和の、直鎖 状または分枝鎖状のアルキル基またはアリール基である。Rは鎖に沿って1また はそれ以上のアリール基を含むことができる。好ましくは、nは9〜100、よ り好ましくは10〜80、最も好ましくは10〜30の整数である。Aは好まし くは2〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基、より好ましくはプロポキシおよ び/またはエトキシである。 したがって、本発明において使用するために適当なアルコキシル化非イオン界 面活性剤は、DobnolR91−10(ここでRはC9−C11アルキル鎖の組合 わせであり、Aはエトキシであり、nは10である)またはLuthensol ATR(ここでRはC16−C18アルキル鎖であり、Aはエトキシであり、 nは10〜80である)、またはそれらの混合物である。これらのDobnolR 界面活性剤はSHELLから商業的に入手可能であるが、これらのLuthe nsol ATR界面活性剤はBASFから商業的に入手可能である。 本発明において使用するためのアルコキシル化非イオン界面活性剤を製造する 適当な化学的方法は、所望の比率における、対応するアルコールとアルキレンオ キシドとの縮合を包含する。このような方法はこの分野においてよく知られてお り、そして先行技術において網羅的に記載されてきている。 本発明における組成物は、充填剤、例えば、無機充填剤塩、例えば、アルカリ 金属の炭酸塩、重炭酸塩および硫酸塩を包含する。このような充填剤、例えば、 重炭酸ナトリウムは、また、後述するように酸性化剤として作用することができ る。したがって、重炭酸ナトリウムおよび硫酸ナトリウムは本発明において使用 するために好ましい充填剤である。 典型的には、本発明の組成物は、合計の組成物の50重量%まで、好ましくは 0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の充填剤またはそれら の混合物を含む。 本発明における組成物は、典型的には、酵素または酵素の混合物をまた含む。 プロテアーゼ酵素は、本発明の好ましい態様において、組成物の1g当たり0. 005〜0.1アンソン(Anson)単位(AU)を提供するために十分なレ ベルで存在する。タンパク質分解酵素は、動物、植物、または、好ましくは微生 物の好ましい由来であることができる。細菌由来のセリンタンパク質分解酵素は いっそう好ましい。精製されたまたは非精製の形態の酵素を使用することができ る。化学的または遺伝的に修飾された突然変異体は、密接な構造的変種として、 定義の中に含められる。特に好ましいタンパク質分解酵素は、バシラス(Bacill us)、バシラス・サチリス(Bacillus subtilis)およびバシラス・リヘニフォ ルミス(Bacillus licheniformis)から得られた、細菌のセリンタンパク質分 解酵素である。適当な商用セリンタンパク質分解酵素は、アルカラーゼ(Alcala se)R、エスペラーゼ(Esperase)R、スラザイム(Drazym)R、サビナーゼ(Sav inase)R、マクサターゼ(Maxatase)R、マキサカル(Maxacal)R、およびマキ サペム(Maxapem)R15(タンパク質操作されたMaxacal)を包含する;また、 プラフェクト(Purafect)RおよびスブチリシンBPNおよびBPN’商業的に 入手可能である。好ましいセリンタンパク質分解酵素は、また、修飾された細菌 セリンプロテアーゼ、例えば、欧州特許出願第87303761.8号(198 7年4月28日提出)、特にp.17、24および98に記載され、か つここにおいて「プロテアーゼB」と呼ぶプロテアーゼ、および欧州特許出願第 199,404号(1986年10月29日発行)(これは修飾された細菌セリ ンプロテアーゼ酵素を言及している)に記載され、かつここにおいて「プロテア ーゼA」と呼ぶプロテアーゼを包含する。より好ましいプロテアーゼはここにお いて「プロテアーゼC」と呼ばれ、これはバシラス(Bacillus)からの アルカリ性セリンプロテアーゼの三重変異型であり、ここでチロシンは位置10 4においてバリンに置換され、セリンは位置123においてアスパラギンと置換 され、そしてアラニンは位置274におけるスレオニンと置換されている。プロ テアーゼCはEP90915958.4号(これはWO91/06637号に対 応する)(1991年5月16日発行)(これは引用することによって本明細書 の一部とされる)に記載されている。遺伝的に修飾された変異型、特にプロテア ーゼCの変異型は、また、本発明において含まれる。 本発明において使用するために適当なプロテアーゼは「プロテアーゼD」と呼 ばれ、これは天然に見出されないアミノ酸配列を有するカルボニルヒドロラーゼ 変異型であり、下記の特許出願に記載されているように、バシラス・アミロリク ファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)のスブチリシンにおいて、+9 9、+101、+103、+107および+123から成る群より選択されるも のに等しい1またはそれ以上のアミノ酸残基の位置と組合わせて、位置+76に 等しい前記カルボニルヒドロラーゼにおける位置において、複数のアミノ酸残基 と、異なるアミノ酸を置換することによって、前駆体カルボニルヒドロラーゼか ら誘導される:A.Baeck、C.K.Ghosh、P.P.Greycar およびL.J.Wilsonの発明の名称「プロテアーゼを含有するクリーニン グ組成物」、米国特許出願第08/136,797号(P&G Case 50 40)、および発明の名称「セリンタンパク質分解酵素を含んでなる漂白組成物 」、米国特許出願第08/136,626号(これらは引用することによって本 明細書の一部とされる)の同時に提出された特許出願。 いくつかの好ましいセリンタンパク質分解酵素は、サビナーゼ(Savinase)R 、エスペラーゼ(Esperase)R、マキサカル(Maxacal)R、プラフェクト(Purafect)R 、BPN’、プロテアーゼAおよびプロテアーゼB、およびそれらの混合物から 成る群より選択される。バシラス・サチリス(Bacillus subtilis)および/ま たはバシラス・リヘニフォルミス(Bacillus licheniformis)から得られた細 菌セリンプロテアーゼ酵素は好ましい。サビナーゼ(Savinase)R、アルカラー ゼ(Alcalase)R、プロテアーゼAおよびプロテアーゼBは特に好ましい。 典型的には、本発明における組成物は、また、アミラーゼまたはそれらの混合 物を含む。安定性、例えば、酸化に対する安定性を改良するための酵素の操作は 知られている。例えば、下記の文献を参照のこと:J.Biological Chem.、vol.260、No.11、June、1985、pp.651 8−6521。以後において、「参照アミラーゼ」は、本発明のアミラーゼ成分 の領域がおであり、かつ本発明内のアミラーゼの安定性をそれに対して測定する ことができる、アミラーゼを意味する。 したがって、本発明は、洗剤において改良された安定性、特に改良された酸化 安定性を有するアミラーゼを使用する。本発明において使用するアミラーゼがそ れに対して測定可能な改良を表す、好都合な絶対的安定性は、1993年におい て商業的に使用され、そしてノボ・ノルディスク社(Novo Nordisk A/S)から 入手可能であるTERMAMYL(R)の安定性である。TERMAMYL(R )アミラーゼは「参照アミラーゼ」である。本発明の精神および範囲内に入るア ミラーゼは、最小において、下記の1またはそれ以上の測定可能な改良により特 徴づけられる、「安定性が増強された」アミラーゼであるという特性を共有する :酸化安定性、例えば、pH9〜10における緩衝化溶液中の過酸化水素/テト ラアセチルエチレンジアミンに対する酸化安定性;熱安定性、例えば、普通の洗 浄温度、例えば、約60℃に対する熱安定性;またはアルカリ安定性、例えば、 約8〜11のpHにおけるアルカリ安定性、すべての測定された値/上記におい て 同定された参照アミラーゼ。本発明において好ましいアミラーゼは、いっそう対 抗参照アミラーゼに対してそれ以上の改良を示すことができ、後者の参照アミラ ーゼは本発明の範囲内のアミラーゼが変異型である、その前駆体アミラーゼの任 意のものにより例示される。このような前駆体アミラーゼはそれら自体天然であ るか、あるいは遺伝子操作の産物であることができる。任意の先行技術において 記載された技術的試験を使用して、安定性を測定することができる。WO94/ 02597号に記載されている参考文献、およびその中において引用することに よって本明細書の一部とされる文献を参照のこと。 一般に、本発明に関係する安定性増強アミラーゼは、ノボ・ノルディスク社( Novo Nordisk A/S)またはジェネコール・インターナショナル(Genencor In temational)から得ることができる。 本発明において好ましいアミラーゼは、バシラス(Bacillus)アミラーゼ、特 にバシラス(Bacillus)アルファ−アミラーゼの1またはそれ以上から、1、2 または多数のアミラーゼ菌株が直ちの前駆体であるかを無視して、位置特異的変 異誘発を使用して誘導されるという共通性を有する。 前述したように、「酸化安定性増強」アミラーゼは本発明において使用するた めに好ましい。このようなアミラーゼは、下記により非限定的に例示される: (a)上記において引用したWO/94/02597号(Novo Nordisk A/S 、1994年2月3日発行)に従う酵素、バシラス・リヘニフォルミ ス(Bacillus licheniformis)アルファ−アミラーゼ(TERMA MYLRとして知られている)の位置197に位置するメチオニン残 基がアラニンまたはスレオニン(好ましくはスレオニン)で置換され た突然変異体、あるいは同様な親アミラーゼの相同位置の変異型、例 えば、バシラス・アミロリクファシエンス(Bacillus amylolique faciens)、バシラス・サチリス(Bacillus subtilis)、またはベ クターがバシラス・ステアロサーモフィラス(Bacillus stearother mophilus); (b)第207回アメリカン・ケミカル・ソサイアティー・ナショナル・ミー ティング(American Chemical Society National Meeting)、19 94年3月13〜17日においてC.Mitchinsonにより提出 された”Oxidatively Resistant alpa−A mylases”と題する論文にジェネンコール・インターナショナル (Genencor Intemationl)が記載する安定性増強アミラーゼ。その中 において、自動皿洗浄洗剤中の漂白剤はアルファ−アミラーゼを不活性 化するが、改良された酸化安定性アミラーゼはジェネンコール(Genenc or)によりバシラス・リヘニフォルミス(Bacillus licheniformis) NCIB8061から製造されたことが記載されている。メチオニン( Met)は最も修飾されやすい残基であるとして同定された。Metは 、一度に一回、位置8、15、197、256、304、366および 438において置換されて、特定の突然変異体に導き、M197Lおよ びM197Tは特に重要であり、M197T変異型は最も安定な発現さ れた変異型である。安定性はCASCADE(R)およびSUNLGH T(R)において測定された。 (c)ノボ・ノリディスク社から入手可能な直ちの親において追加の修飾を有 するアミラーゼ変異型は、本発明において特に好ましく、供給会社によ りQL37+M197Tと呼ばれているものである。このような酵素は ノボから商品名SP703で商業的に入手可能である。 任意の他の酸化安定性増強アミラーゼ、例えば、入手可能なアミラーゼの既知 のキメラ、ハイブリッドまたは簡単な突然変異の形態から位置特異的変異誘発に より誘導されたアミラーゼを使用することができる。 本発明におけるソーキング組成物は、また、汚れ懸濁剤またはそれらの混合物 を、20重量%まで、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.5〜 2重量%のレベルでを含むことができる。適当な汚れ懸濁剤は、EP−A−11 2,593号(引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されてい る、エトキシル化ジアミン、エトキシル化ポリアミン、エトキシル化アミンのポ リマーを包含する。本発明において使用するために好ましい汚れ懸濁剤は、エト キシル化前に140〜310の分子量を有するエトキシル化ポリエチレンアミン 、エトキシル化15−18テトラエチレンペンタミン、エトキシル化15−18 ポリエチレンアミン、エトキシル化15−18エチレンジアミン、エトキシル化 前に600〜1800の分子量を有するエトキシル化ポリエチレンイミン、およ びそれらの混合物を包含する。 本発明のソーキング組成物は、さらに、他の任意の成分、例えば、蛍光増白剤 、他の酵素、他のキレート化剤、分散剤、汚れ解放剤、光活性化漂白剤、例えば 、Znフタロシアニンスルホン酸塩、色素、染料移動阻止剤、顔料、香料、およ びその他を含むことができる。前記任意の成分は、必要に応じて変化する量で、 添加することができる。 B−方法 本発明は布帛をソーキングする方法に関する。事実、本発明は、水と、有効量 の前述の組成物とを含んでなるソーキング液の中に、有効な時間の間、布帛を浸 漬し、次いで前記ソーキング液から取出す、布帛をソーキングする方法に関する 。 本明細書において使用するとき、表現「布帛をソーキングする方法」は、水と 、有効量の前述の組成物とを含んでなるソーキング液の中に、有効な時間の間、 布帛を浸漬したまま放置して、前記布帛を清浄する作用を意味する。洗濯機を使 用する典型的な洗濯操作と対照的に、本発明におけるソーキング法は布帛とソー キング液との間の延長した接触時間、典型的には24時間まで、を可能とする。 ソーキング法は、他の方法、例えば、典型的な洗濯操作、または第2の、典型的 な洗濯工程の前の第1工程から独立して実施することができる。本発明の好まし いソーキング法において、布帛を10分〜24時間、好ましくは30〜24時間 、 より好ましくは1時間〜24時間、なおより好ましくは2時間〜24時間、最も 好ましくは4時間〜24時間の範囲時間の間、ソークして放置する。布帛を前記 ソーキング液の中に十分な時間浸漬した後、布帛を取出し、水ですすぐことがで きる。また、布帛をソークした後、ソーキング操作と引き続く洗濯操作との間で 布帛をすすぐか、あるいはすすがないで、布帛を通常の洗濯操作において洗濯す ることができる。 本発明におけるソーキング法において、前述のソーキング組成物を適当量の水 の中に希釈してソーキング液を調製する。適当な投与量は3.5〜5リットルの 水中の45〜50gのソーキング組成物から20〜45リットルの水中の90〜 100gのソーキング組成物までの範囲であることができる。典型的には、1つ の投与量は濃厚なソーク(バケツ/流し)について3.5〜5リットル中の45 〜5Ogである。洗濯機のソーキングについて、投与量は約20リットル(ヨー ロッパ)〜45リットル(米国)中の90〜100gである。次いで、ソーキン グすべき布帛をソーキング液の中に適当な時間浸漬する。粒状ほこり/汚れに対 してソーキング液の全体の性能を及ぼす因子が存在する。このような因子は延長 したソーキング時間を包含する。事実、より長く布帛をソークすると、最終結果 はよりすぐれる。理想的には、ソーキング時間は一夜、すなわち、8時間〜24 時間まで、好ましくは12時間〜24時間である。他の因子は初期の温かいまた は体温程度の温度である。事実、ソーキング液のより高い初期温度は性能におけ る大きい利益を保証する。 本発明における方法は種々の布帛のクリーニングに適当であるが、特にシルト および粘土の取上げに暴露された、ソックスのソーキングにおいて、好ましい適 用を見出す。 汚染除去性能の試験方法: 汚れた布帛に対する所定の組成物のソーキング条件下における汚染除去性能は 、下記の試験方法により評価することができる。例えば、45gの本発明におけ る ソーキング組成物を3.78リットルの水の中に希釈するか、あるいは90gの 本発明におけるソーキング組成物を45リットルの水の中に希釈することによっ て、ソーキング液を形成する。次いで、生ずるソーキング液の中に布帛を1時間 〜18時間の範囲の時間の間浸漬する。最後に、布帛をソーキング液から取出し 、水ですすぎ、通常の洗濯プロセス、手洗いまたは洗濯機の洗濯により、通常の 洗剤を使用して、ソーキング液を再使用するか、あるいはしないで、洗濯し、次 いで前記布帛を乾燥させる。 例えば、この汚染除去性能の試験において使用すべき典型的な汚れた布帛は、 EMC(Empirical Manufacturing Company) (アメリカ合衆国オハイオ州シンシナチ)から商業的に入手可能であり、例えば 、2つの異なる支持体:綿(CW120)およびポリコットン(PCW28)上 の粘土、草、スパゲッティソース、グレービー、汚れたモーターオイル、メーキ ャップ、バーベキューソース、ティー、血液であることができる。 本発明によるソーキング組成物で処理した汚れた布帛を、参照、例えば、本発 明によるソルビタンエステルおよび/またはアニオン界面活性剤を含まない、同 一ソーキング組成物で処理された汚れた布帛と、並べて比較することによって、 汚染除去性能を評価することができる。視的等級づけ目盛りを使用して、0〜4 の範囲のパネルスコア単位(psu)の差を割り当てる。 下記の実施例により、本発明をさらに例示する。 実施例 列挙した成分を列挙した比率で混合することによって、下記の組成物を調製す る。成分 (%w/w) (%w/w) (%w/w) ソルビタンモノ−ステアレート(SMS) 0.5 0.5 0.5 クエン酸 11 11 8 NOBS 5 5 5 ポリアクリレート 11 11 11 (Acusol 445ND) 過炭酸ナトリウム 31 31 31 NaPS 1 2 2 TAED 5 5 3.5 アニオン(LAS/AS/AES) 8 8 8 DTPA 0.2 0.2 0.2 少量成分および不活性物質 100まで 100まで 100まで 成分 (%w/w) (%w/w) (%w/w) ソルビタンモノ−ステアレート(SMS) 0.5 0 0 ソルビタンモノステアレートEO20 0 3.0 0 (SMS EO20) ソルビタントリステアレートEO20 0.5 0 3.0 (SMS EO20) クエン酸 10 10 10 ポリアクリレート 11 11 11 (Acusol 445ND) (C14−C16)NaPS 2 2 0 (C12−C14)NaPS 0 0 2 過炭酸ナトリウム 31 31 31 硫酸ナトリウム 24 24 24 NOBS 6 6 6 TAED 5 5 5 アニオン(LAS/AS/AES) 7 7 7 少量成分および不活性物質 100まで 100まで 100まで 成分 (%w/w) (%w/w) (%w/w) ソルビタンモノ−ステアレート(SMS) 0.5 0.5 1 クエン酸 10 10 10 ポリアクリレート 11 11 11 (Acusol 445ND) ケイ酸塩(非晶質;1.6r) 0.4 0.4 0.4 非イオンEO25アルコール 2 2 2 NaPS 2 2 2 過炭酸ナトリウム 22 22 22 硫酸ナトリウム 24 24 24 NOBS 6 0 6 TAED 5 11 5 アニオン(LAS/AS/AES) 8 8 8 DTPA 0.2 0.2 0.2 少量成分および不活性物質 100まで 100まで 100まで NaPSはパラフィンスルホン酸ナトリウムである。 TAEDはテトラアセチルエチレンである。 NOBSはn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネートである。 DTPAはジエチレントリアミン五酢酸である。 3.5〜5.0リットルの水の中に40〜45gの前述の組成物を各回希釈す ることによって、ソーキング液を形成する。次いで、各回0.5〜2kgの布帛 を前記ソーキング液の中に10分〜24時間の加熱範囲の間浸漬する。最後に、 布帛をソーキング液から取出し、水ですすぎ、通常の洗濯法、手洗いまたは洗濯 機の洗濯で洗濯し、ソーキング液を再使用するか、あるい使用せず、次いで前記 布帛を乾燥させる。泥/粘土の汚染、酵素の汚染、油脂の汚染、漂白可能な汚染 およびその他を包含する種々の汚染について、これらの組成物を使用して、きわ めてすぐれた汚染除去性能が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW,SD ,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG, KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID,IL, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記の成分: 全組成物の0.001〜15重量%の次式に従うソルビタンエステル: C692(C24O)x123(式中、xは0〜40の整数であり、R1、R2 は独立してOHまたは(Cn2n+1)COOであり、そしてR3は(Cn2n+1) COO基であり、ここでnは11〜17の整数である)、 全組成物の0.001〜20重量%の次式のアニオン界面活性剤: R−SO3M(式中、Rは6〜40個の炭素原子を有する、置換または非置換の 、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖であり、そしてMは Hまたはカチオンである)、および 酸素漂白剤、 を含んでなることを特徴とする、粒状ソーキング組成物。 2. 全組成物の0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%、より 好ましくは0.5〜4重量%の前記ソルビタンエステルまたはそれらの混合物を 含む、請求項1に記載の組成物。 3. 前記ソルビタンエステルがポリエトキシル化(20)ソルビタントリス テアレート、またはポリエトキシル化(20)ソルビタンモノステアレート、ま たはソルビタンモノステアレート、またはソルビタンモノパルミテート、または それらの混合物である、前記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 4. 非エトキシル化ソルビタンエステルおよびエトキシル化ソルビタンエス テルを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 5. 0.01〜15重量%、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましく は0.5〜5重量%の前記アニオン界面活性剤またはそれらの混合物を含む、前 記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 6. 式R−SO3Mに従う前記アニオン界面活性剤において、Rは6〜40 個、好ましくは8〜30個、より好ましくは10〜25個の炭素原子を有する、 置換または非置換の、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖 であり、そしてMはHであるか、あるいはナトリウム、カリウム、リチウム、カ ルシウム、マグネシウム、アンモニウムのカチオン、置換アンモニウムのカチオ ン、第四級アンモニウムのカチオン、テトラメチルアンモニウムおよびジメチル ピペリジニウムのカチオン、アルキルアミンから誘導された第四級アンモニウム のカチオンおよびそれらの混合物から成る群より選択されるカチオンである、前 記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 7. 全組成物の0.01〜80重量%、好ましくは5〜45重量%、より好 ましくは10〜40重量%の酸素漂白剤またはそれらの混合物を含む、前記請求 項のいずれか一項に記載の組成物。 8. 前記酸素漂白剤がアルカリ金属の重炭酸塩である、前記請求項のいずれ か一項に記載の組成物。 9. 全組成物の30重量%までのレベルの前記漂白剤の活性化剤をさらに含 む、前記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 10. 酸性化剤、アルカリ金属ケイ酸塩、ビルダー、汚れ懸濁剤、充填剤、 他の界面活性剤、蛍光増白剤、酵素、キレート化剤、分散剤、汚れ解放剤、色素 、染料移動阻止剤、顔料、香料およびそれらの混合物から成る群より選択される 、少なくとも1つの任意の成分をさらに含む、前記請求項のいずれか一項に記載 の組成物。 11. 水と、有効量の前記請求項のいずれか一項に記載の組成物とを含んで なるソーキング液の中に、有効な時間の間、布帛を浸漬し、次いで前記ソーキン グ液から取出すことを特徴とする、布帛をソーキングする方法。 12. 前記時間が10分〜24時間、好ましくは30分〜24時間、より好 ましくは1時間〜24時間まで、最も好ましくは4時間〜24時間の範囲である 、請求項11に記載の方法。
JP53768798A 1997-02-27 1998-02-13 ソーカー組成物 Withdrawn JP2001513135A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97870027A EP0861885B1 (en) 1997-02-27 1997-02-27 Soaker compositions
EP97870027.6 1997-02-27
PCT/US1998/002719 WO1998038271A1 (en) 1997-02-27 1998-02-13 Soaker compositions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001513135A true JP2001513135A (ja) 2001-08-28
JP2001513135A5 JP2001513135A5 (ja) 2005-08-11

Family

ID=26148219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53768798A Withdrawn JP2001513135A (ja) 1997-02-27 1998-02-13 ソーカー組成物

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0861885B1 (ja)
JP (1) JP2001513135A (ja)
AU (1) AU6160398A (ja)
BR (1) BR9807631A (ja)
NO (1) NO994143L (ja)
WO (1) WO1998038271A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012214539A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kao Corp 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19824686A1 (de) * 1998-06-03 1999-12-09 Henkel Kgaa Amylase enthaltende Wasch- und Reinigungsmittel
DE102017223123A1 (de) * 2017-12-18 2019-06-19 Henkel Ag & Co. Kgaa Maschinelles Geschirrspülmittel mit verbesserter Klarspül- und Reinigungsleistung, Verfahren unter Einsatz dieses Mittels sowie Verwendung des Mittels

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1311355A (en) * 1970-05-14 1973-03-28 Procter & Gamble Ltd Detergent compositions
US4486327A (en) * 1983-12-22 1984-12-04 The Procter & Gamble Company Bodies containing stabilized bleach activators
JPH03287700A (ja) * 1990-04-04 1991-12-18 Yuukou Yakuhin Kogyo Kk カビ取り剤
DE4209339A1 (de) * 1992-03-23 1993-09-30 Henkel Kgaa Verfahren zur Herstellung rieselfähiger Wasch- und Reinigungsmittelgranulate und/oder -teilgranulate
JP3258430B2 (ja) * 1993-05-06 2002-02-18 株式会社アデカクリーンエイド 殺菌洗浄剤組成物
GB2294694A (en) * 1994-11-05 1996-05-08 Procter & Gamble Solid detergent composition
EP0736594A1 (en) * 1995-04-03 1996-10-09 The Procter & Gamble Company Soaker compositions
EP0736597A1 (en) * 1995-04-03 1996-10-09 The Procter & Gamble Company Soaker compositions
EP0832965A1 (en) * 1996-09-27 1998-04-01 The Procter & Gamble Company Soaker compositions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012214539A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kao Corp 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
BR9807631A (pt) 2000-02-22
EP0861885B1 (en) 2003-04-16
WO1998038271A1 (en) 1998-09-03
EP0861885A1 (en) 1998-09-02
NO994143D0 (no) 1999-08-26
NO994143L (no) 1999-10-21
AU6160398A (en) 1998-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2620318B2 (ja) 洗剤組成物
CN102257109B (zh) 洗衣洗涤剂组合物
ES2318201T3 (es) Composicion detergente para lavado de ropa.
FI88726C (fi) Mjukgoerande tvaettmedelskomposition innehaollande amidmjukgoeringsmedel
JP2001207200A (ja) 高効率洗濯機における染料移動および発泡を制御する様に処方された漂白剤含有非水性洗剤
JP2595052B2 (ja) ヘクトライト粘土布帛柔軟剤を含有する洗剤組成物
JP3474192B2 (ja) ペルカーボネートとアミラーゼとを含有する洗剤組成物
RU2169176C2 (ru) Моющая композиция для замачивания и способ замачивания тканей с ее использованием
JP2001508119A (ja) 改良された溶解性を示す顆粒状組成物
CN102918142B (zh) 洗衣洗涤剂组合物
JPH0665719B2 (ja) 洗濯組成物
BR0112852B1 (pt) composição detergente particulada para lavagem de roupa, e, composição particulada colorida para uso como uma composição para salpicos coloridos em uma composição detergente particulada para lavagem de roupa.
JP2001513136A (ja) 浸漬組成物
ES2215189T3 (es) Composicion detergente que comprende una enzima amilasa y un eter de polisacarido no ionico.
JP2001513135A (ja) ソーカー組成物
JP4163058B2 (ja) 漂白剤含有洗浄剤組成物
US6087313A (en) Soaker compositions
US6180580B1 (en) Soaker compositions
DE69720953T2 (de) Zusammensetzungen zum Einweichen
MXPA99007989A (en) Soaker compositions
MXPA99007990A (en) Soaker compositions
CZ9903071A3 (cs) Granulovaný namáčecí prostředek a způsob namáčení látek
BRPI0606788A2 (pt) polìmero para uso como um ativador de alvejamento, processo para preparar o mesmo, e uso de um polìmero
CZ9903072A3 (cs) Granulovaný namáčecí prostředek a způsob namáčení látek
JPH10259399A (ja) 洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041124

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070608