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JP2001504763A - 成形その他の目的でのプラスチック材料の同時押出のための絞り弁制御方法及びそのための装置 - Google Patents

成形その他の目的でのプラスチック材料の同時押出のための絞り弁制御方法及びそのための装置

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JP2001504763A
JP2001504763A JP51543898A JP51543898A JP2001504763A JP 2001504763 A JP2001504763 A JP 2001504763A JP 51543898 A JP51543898 A JP 51543898A JP 51543898 A JP51543898 A JP 51543898A JP 2001504763 A JP2001504763 A JP 2001504763A
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Abstract

(57)【要約】 射出成形キャビティの如きのための、新規な多重プラスチックストリーム同時押出手段及び方法である。押出手段の内部にはその内側に沿って、制限手段又は絞りピン、ロッド又は要素が備えられ、これらは外側及び内側のストリーム層に内部コアストリームを収容して形成された、結合されたプラスチック材料ストリームを強制的に、相応する同心の環状流れストリーム層とし、このストリーム層は最終的には押出手段にゲート接続されたキャビティ内へと横方向両側に向けて分割され、その場合にコアストリームは、押出手段及びキャビティ内で横断方向の流速分布におけるゼロ勾配の領域にある。

Description

【発明の詳細な説明】 成形その他の目的でのプラスチック材料の同時押出 のための絞り弁制御方法及びそのための装置発明の分野 本発明は、成形装置内への導入又はこれに類する用途の如き目的のための、2 又はより多くのプラスチック材料等の流れの同時押出に関し、より詳しくは、広 範囲にわたる異なる使用材料、押出温度及びその他の条件を多大な融通性をもっ て用いながら、こうした同時押出に対して良好な制御をもたらすと共に、押し出 された材料のより均一な成形を可能にするという問題点に対処するものである。 少なくとも2つの材料を同時に注入するための、射出成形装置を特に参照する と、本発明は、これらの材料流体の異なる流れを結合させるための改良された技 法と装置に関するものであり、そこでは結合された流れの速度分布はメルト送出 システム内において、射出成形キャビティ内における結合流の速度分布に類似す るようにして生成され、かくして結果としての成形品における均一性が確保され る。発明の背景 同時射出成形の分野における一般的な問題点は、コア(内部)層の先端を厚み に関して、金型キャビティに入るコア(内部)層の後端部分と同程度に均一に保 つ必要があることである。先端にテーパがあると、内部層の最も奥まった部分の 付近の性質が一様でない成形部品が製造されてしまう。 通常、コア(内部)層の先端は、ノズル結合領域よりも下流側に配置された、 従来技術による同時注入ノズルの円筒形の中央チャネルを通って流れるにつれて 、また金型キャビティの円筒形のゲート部分を通って流れるにつれて、テーパを 有するようになる。こうしたノズルの典型例は、例えば米国特許第4,895,504号 及び第4,892,699号に記載された如きものである。 テーパの量は結合流の速度分布に依存しており、この速度分布は、先端の半径 方向最内部と半径方向最外部の間に速度勾配を生じさせる。テーパの量はまた、 結合領域と円筒形ゲートのキャビティ側末端の間での、円筒形の流れのトータル での軸方向距離にも依存している。 先端のテーパを最小限にするために、上記の従来技術のノズルは、結合領域と 円筒形ゲートのキャビティ側末端との間の軸方向流動距離を短くして構成されて いる。典型的には、この軸方向流動距離は約5mmから25mmの間にあり、またその 結果としての先端のテーパの長さは、短い方の軸方向流動距離については約1.8m mより大きく、長い方向の軸方向流動距離については9mmである。この短い軸方 向流動距離は、結合のための手段をノズルの一部とすることを必要とする。 現在の技術における別の問題点は、ゲートに近い同時注入ノズルの最も外側の 径が、単一材料の射出成形に用いられるノズルの直径よりも大きいことにある。 この大きな寸法は、金型により大きなクリアランスのボアを設けることを必要と するが、これによってゲート付近で金型キャビティを適切に冷却することが困難 になる。現在の技術の幾つかの設計のものは、ゲート付近の最も外側の径を最小 限にするために、円筒形又は切頭円錐形の部分を有する結合手段を用いている。 だがそれでもなお、ゲート付近のノズルの直径は、単一材料用のノズルの寸法の 倍程度もある。発明の目的 本発明の目的は、従来技術の上記の及びその他の欠点を蒙ることがなく、むし ろ逆に、ノズルを絞り制御押出手段へと根幹から変更することを通じて、著しく 改善された、より均一でより操作上の融通性のある、同時押出のための新規且つ 改良された方法及び装置を提供することである。 別の目的は、新規な押出装置であって、押出材料の結合領域の内部及び下流に おいて、コア(内部)層の先端全体にわたって実質的に勾配がない速度分布を有 する結合流が生成されるものを提供することであり、この速度分布によりコア( 内部)層の先端が、結合領域から金型ゲートのキャビティ側末端へと流れるにつ れて、従来技術のノズルにおけるようにテーパ状にならないようにすることであ る。 本発明のさらに別の目的は、結合手段がノズルのゲート領域から離れており、 金型の設計と金型の冷却が妥協されることのない、新規な装置を提供することで ある。 さらなる目的は、従来技術の円筒形のノズルを、スロットル又は絞りニードル 、ロッド又はステムなどの、環状押し出しを強制するものを含む押出構造へと根 幹から変更することを通じて、こうした新規な効果を達成することであり、また インナーコア成形の場合には、コアを形成する環状の流れが同時に押し出される 外側及び内側の流れの層の内部に収容されるようにして、同心の外側及び内側環 状押し出し流れを生成することである。 さらなる目的は、成型品側に残るゲート痕跡が、単一材料の成形システムによ り得られるものと同程度に小さな、新規な押出手段を提供することである。 本発明の付加的な目的は、新規な同時押出方法及び装置であって、結合領域の 下流側におけるプラスチック材料の結合流の速度分布がキャビティ内の結合流の 速度分布と実質的に同じくされ、かくして成型品の特性改善及びサイクル時間の 改善が可能なものを提供することである。 他の目的及びさらなる目的は以下に説明されるところであり、より具体的には 請求の範囲に描写されている。発明の概要 しかしながら概略的には、本発明はその広い側面の1つからして、成型品の製 造のため金型キャビティ内へとゲート領域を介して注入するが如きために多重プ ラスチック材料を同時押し出しする方法であって、最終のプラスチック成型品の 内部コアとして作用する少なくとも1つの内部ストリームが被覆用プラスチック 材料層として作用する内側及び外側のプラスチック材料ストリームの内部にある ようにして流動するプラスチック材料の流れを結合し、結合された流れを制限し て環状のコアストリームが内側及び外側の環状被覆用プラスチック材料層のスト リームに収容された状態で長手方向に延びる環状の押出手段の内部に沿いキャビ ティのゲート領域へと同心の環状流れ経路に沿って流動させ、ゲート領域におい て同心の環状ストリームを横方向に反対向きに分割してキャビティの相応する両 側の横方向部分に注入することからなる。 本発明の新規な方法を実行するための好ましい最適モードの実施例及び装置構 成について、以下でより詳しく説明する。図面の簡単な説明 以下では本発明を添付図面に関連して記述する。添付図面中、図1は材料の供 給源、材料の分配及び結合システム、並びに金型キャビティを含む、システム全 体の断面図であり; 図2は材料結合領域から金型キャビティまでの流れの断面図であり、コア(内 部)層が本発明の技術及び構成に従って速度分布のゼロ勾配に沿って流動するこ とを示しており; 図3はこの構成の環状流れチャネルの断面を例示し、また速度分布のゼロ勾配 に沿う内部(コア)層を示しており; 図4は図3と同様の環状流れチャネルの断面図であるが、外側及び内側の環状 流動層の分布が不良であってコア(内部)層が環状直径の中間からずれているも のを示しており; 図5は従来技術の円筒形流れの断面を提示し、コア(内部)層が速度勾配の大 きな領域にあり、図3及び図4に提示された本発明の条件と対照をなすことを示 しており; 図6は図5と同様であるが、内側及び外側の層の分布が不良である従来技術の 円筒形流れを示しており; 図7は環状流れノズル領域、環状流れゲート領域、及びキャビティにおけるコ ア(内部)層の速度分布を示す断面図であり; 図8は図7に類似しているが、金型キャビティ内におけるコア(内部)層の先 端の相対位置に対する、外側及び内側の層の流れの不良分布の影響を示しており ; 図9及び図10はそれぞれ図7及び図8に類似しているが、従来技術によるノズ ル、ゲート及びキャビティにおける円筒形の流れを示しており; 図11は本発明の構成により形成された成型品の断面図であって、内側と外側の 分布不良が10%である場合に図8における結合領域からゲートのキャビティ側ま での環状流れの長さが75mmであることにより生ずる先端のテーパ量を示しており ; 図12は図11に類似しているが、図10の従来技術の円筒形ノズル構造により作成 された成型品についてのものであり、内側と外側の分布不良が10%である 場合に生ずる先端のテーパ量を示しており; 図13は、マニホルドからの流れが固定された絞り弁手段を備えた平坦なディス ク状の結合手段を通り、環状の流れノズルとゲートを通ってキャビティに至る、 本発明により構成された修正押出手段の断面図であり; 図14は、軸方向の結合手段が備えられ、固定の絞り弁手段がノズル自体の一部 として備えられた、別の修正例の断面図であり; 図15は、図14の固定絞り弁手段を備えた軸方向結合手段のより完全な断面図で あって、結合手段が中央の固定絞り弁手段の周囲にある3つの同心の軸方向シリ ンダからなり、中央の固定絞り弁手段が結合領域を通り、別体のノズルを通り、 ゲートを通って金型へと至る断面図であり; 図16は図13に類似しているが、可動の絞り弁手段を示す図であり; 図17は図16の結合手段及び可動の絞り弁手段の拡大断面図であり; 図18及び図19は、弁が中立位置にある状態を示す図17に類似しているが、弁が 内側層の流量を低減する絞り位置及び増大させる絞り位置のそれぞれにある状態 を示しており; 図20は絞り弁がキャビティへの所望の環状流れを維持する、ノズル端部とゲー トのキャビティ内への相対位置を拡大スケールで示しており; 図21は図20に類似しているが、成型品のゲート痕が低減されるように円錐形の ゲートに対応する円錐形の弁を提示しており; 図22はやはり図20に類似しているが、絞り弁がゲートよりも前に終端されてい て、開放ゲートを必要とするプラスチックの成形を可能にすることを示しており ; 図23はまた図20及び図22に類似しているが、絞り弁がゲート弁として動作する ように調節され、ここでは開放位置に示されており;これに対して図24ではこれ が閉鎖位置に示されており; 図25は本発明のノズル端部、ゲート及び部分的に充填されたキャビティの断面 図であって、外部層とコア(内部)層が同じ温度で操作されたことを示しており ;これに対して図26は外部層がコア(内部)層よりも遥かに高い温度で注入され たことを示しており; 図27(a)-(d)は、成型品の全体にわたって一様に分配されるコア(内部)層の 充填シーケンスを示しており; 図28(a)-(d)は図27(a)-(d)に類似しているが、固定の絞り弁を用いて成型品内 部へと最大量のコアが注入される、コア(内部)層の充填シーケンスを示してお り; 図29(a)-(d)はやはり図27及び図28に類似しているが、成型品のゲート側にお いて外部の層がより厚くなるように、外部層の流量が内部層よりも大きくなるよ う構成された結合手段を用いて成型品内部へと最大量のコアが注入される、コア (内部)層の充填シーケンスを示しており;これに対して図30はその逆を示して おり; 図31はゲート及びキャビティ領域の断面図であって、可動の絞り弁を用い、図 31(b)に示す流動時に内側の環状層の流れを外側の環状層に対して増大させ、そ れにより成型品のゲート側により多くのコア(内部)層材料を注入する充填シー ケンスを示しており; 図32はゲート及びキャビティ領域の断面図であって、図32(b)に示す流動時に 絞り弁が内側の環状層の流れを外側の環状層に対して減少させるように動かされ (即ち図31の相対流れの逆)、それにより成型品のゲートと反対側により多くのコ ア(内部)層材料を注入する充填シーケンスを示しており; 図33は環状のチャネル及びキャビティにおける速度/平均速度と流れの割合を プロットしたグラフであり;及び 図34は図33の結果と比較するために、従来の円筒形のチャネルにおける速度/ 平均速度と流れの割合をプロットしたグラフである。発明の好ましい実施例 図1を参照し、また金型のキャビティ内へと少なくとも2つの材料を注入する よう適合されたプラスチック(PET、EVOH、ポリカーボネートその他)同時射出 成形システムに適用されたものとしての本発明の例示的な文脈において、このシ ステムは各々の材料のためのそれぞれの供給源S1及びS2と、各々の材料の流れを 金型の各々のゲートの上流で結合手段Cへと分配するためのマニホルドDの如き 手段と、結合された流れをゲートから金型M内へと配送するための新規 な絞り弁制御押出ノズル手段Eからなる。各々の材料のための供給源S1及びS2は 、往復動するスクリュー射出ユニットとして示されている。材料の流れを分配す るための手段はマニホルドブロックDであり、各々の材料のためのそれぞれ別個 の流れチャネルC1及びC2が、各々について流れが平衡化され、等しくなるように 配置されている。結合手段Cは、金型Mの各々のゲート領域Gに対して結合され た流れを配送する、内部に同程度に延在する絞りニードルを備えた絞りノズル手 段Eの上流に配置されている。ここに開示された実施例では、図2に示すように 、成型品の各層Lを形成するための流れは、後でより詳しく説明するように、コ ア(内部)層Iの先端が、結合された流動するストリームの速度勾配ゼロの部分 に配置されるようにして、結合手段Cの環状チャネルA内で結合される。長手方 向に延びる押出ノズル手段Eは、その中心にある長手方向の絞りニードル又は流 れ制限手段Tが結合手段Cの下流側にある状態で、結合手段において発現される 環状の流れを切れ目なく連続して供給する。 図2に示す3層の流動結合ストリームの実施例では、2つの材料L及びIが各 々独自の供給源から提供され、成型品の外部の、即ち被覆層0L1及びIL1を形成す る最初の材料Lは、中央の絞りTの存在により形成されたAにおける環状流動結 合ストリームの内側及び外側の層IL及びOLを形成する。第2の材料Iは成型品の コア(内部)層I1を形成するものであり、環状流動結合ストリームAの中間の、 即ち内部又は内在環状層IAを形成する。第1の材料Lはその流れチャネルを通っ て結合手段Cへと配送され、そこにおいて単一のストリームから2つのストリー ムへと分割され、その一方は前述の環状流動結合ストリームの内側環状層ILを形 成し、他方は前述の外側環状層OLを形成する。第2の材料Iはその流れチャネル を通って結合手段Cへと配送され、図3の環状流れチャネルの断面図においても 示されているように、そこにおいて同心の環状流動結合ストリームの中間の又は 内部の環状層IAを形成するように配置される。好ましくは図示のように、絞りニ ードル又は中央の制限手段は、ノズルのキャビティゲート注入端にある押出手段 開放末端において、縮小された直径T'を有する。かくしてこのノズル手段は、絞 り弁のピンを取り囲む内部ボアを有し、結合流動ストリームをゲートに配送する と同時に上述した速度分布を維持するための、環状チャ ネルを形成する。コア(内部)層の材料が速度分布VP1のゼロ勾配にあるように 配置することによって、コア(内部)層の先端は、結合手段とキャビティへのゲ ートとの間の軸方向流動距離とは無関係に、テーパ状になることはない。従って このノズルの軸方向長さは、従来技術におけるノズルとは異なり、金型の良好な 冷却をもたらすために必要なだけ長くすることができる。ノズルの最も外側の径 は典型的には、単一材料による成形について必要とされるものよりも大きくなく 、それによって金型の設計や金型の冷却が妥協させられることはない。さらにま たこの実施例では、単一材料による成形用に設計された金型を同時注入用に変換 することも簡単になる。制限手段即ち絞りニードル、ロッド又は要素T'の基部末 端に隣接するゲート領域Gにおいては、環状に流動するストリームは横方向に分 割され、図2に矢印で示すように流れは横方向に反対向きへと、金型キャビティ の相応する開口部分内へと注入される。 この実施例、及び成型品のコア(内部)層を形成する材料が流動結合ストリー ムの中間層となるように配置される後述する実施例においては、一部をそのコア (内部)層が成型品の外部層よりも低い溶融温度となるようにして成形すること が容易である。これに対し、単一層の成形においては、供給源からもたらされる 材料の温度は、1)注入キャビティの壁面の間における流動を容易にするよう粘 度を低下させ、また2)成型品の外側表面が良好な化粧的外観を呈するように、 十分に高いものでなければならない。単一層成形品の材料は単一の材料供給源か らもたらされるものであるから、その内部層の温度はキャビティ内での流動の容 易性と表面外観とに必要な温度となり、また成型品の内部を冷却するのに必要な 冷却時間は、供給源によりもたらされる溶融温度に依存している。しかしながら 本発明を用いれば、コア(内部)層は外部層の材料と大きく異なる温度で供給す ることが可能であり、それにより単一層成形と比較して、幾つかの予期しなかっ た改良が生ずるものである。他の幾つかの従来技術のシステムでもこの効果は容 認され得るが、本発明の技法及び構成によれば、これは特に簡便且つ効率的に達 成される。 外部の層を通常の又は通常よりも高い温度で供給し、コア(内部)層を相応の 低い温度で供給することによってもたらされ得る改良には、次のようなものが含 まれる。 1)外部層の粘度が通常よりも低いためキャビティ充填圧力が低くなる。 2)外部層の溶融温度がより高いため成型品の表面外観が改善される。 3)外部層の溶融温度の相対的な増大がこれに相応するコア(内部)層の溶融温 度の低減よりも小さく、結合された溶融物の合計の熱含量が単一材料の成形に通 常であるものよりも少なければ、冷却時間、従ってサイクル時間が短縮される。 4)成型品についてそれが望ましい特性であるならば、コア(内部)層の増大さ れた溶融粘度により、コア(内部)層の容積を外部層の容積低減に対し相対的に 増大できる。 5)不当な残留成形応力を生ずることなしに、外部層の熱膨張係数よりも高い熱 膨張係数を有するコア(内部)層材料を使用することができる、等である。 コア(内部)層材料と外部層材料の相対的な溶融温度を異ならせることによっ て、他の改良をもたらすことが可能である。その理由の1つは、コア(内部)層 が外部層の材料と異なる熱膨張係数を有する場合に、これらの層の間での相対的 な収縮を制御できることにある。別の理由は、成型品表面の化粧的外観に影響を 及ぼすことなく、コア(内部)層と外部層の間での相対的な収縮を低減させるた めの温度差を用いることによって、低い残留成形応力を有する成型品を作成でき ることにある。 図2及び図3に示された流れの分配に立ち戻ると、本発明の押出構造は、分布 が不良の、即ち外側と内側の環状流動層が非対称の場合に対処することができる 。これは図4に示すように、コア(内部)環状層IAをそれを収容する内側及び外 側の層IL及びOLの環状直径の中間から偏心させうるものである。図4の速度分布 VP1'から観察されることは、コアがこの偏心を通じても、依然として速度分布の ゼロ勾配近傍にあり、改善された結果がもたらされうるということである。この ことは、対称及び非対称条件のそれぞれについて図5及び図6に示した従来技術 のノズルE'における円筒形の流れと対照的である。即ちそこでは、コア層は分布 VP1"及びVP1'''における大きな速度勾配領域にあり、それに付随して前述した制 限及び不具合を蒙るからである。 押出手段Eが環状流れゲートG'とキャビティに接続して示されている図7の 絞られた、即ち中央が制限された同時押出手段においては、環状コア層IAの速度 分布は環状押し出し領域(VP2)、環状流動ゲート領域(VP3)、及びキャビティ(VP4 )の全てについて示されており、本発明のプロセスで流れ及びキャビティ注入 の全体にわたってゼロ勾配が維持されることが例証されている。実質的にこれら の利点はまた、図8のように外側と内側の流動層が整列不良又は分布不良であっ て、金型キャビティ内でコア(内部)層の先端の相対位置Δ1において外部及び 内部の層の流れに図示のような分布不良の影響がある場合でも得られるものであ る。 図9及び図10は従来技術の円筒形ノズルを示しており、これらはそれぞれ図7 及び図8に示された本発明の押出手段に対応するものであって、ノズルE'(VP2' )及びゲート(VP3')におけるコア(内部)層の流れについての、望ましくない 大きな速度勾配を例示している。この場合速度分布のゼロ勾配は、キャビティ( VP4')においてのみ達成されている。 図10は、コアの先端が押出手段E'を通って流れるに際して、分布不良のコア先 端にわたる速度差の影響によって生ずるコア先端のテーパの発現を示している。 先端の流線IA'1はIA'3よりも速い速度で流動するため、コアがゲートG'を通って キャビティに入る時点では、Δ1のテーパという結果が生ずる。コア層I1がキャ ビティの中心流線から偏心したままであったとしても、キャビティ内でのテーパ の付いた先端にわたる速度差は小さいままであり、従ってキャビティ内部でのΔ 1の増大は、従来技術の押出手段E'において発現されるΔ1と比較して小さいもの である。 本発明の環状流動構成で達成可能な大きく改良された成形結果及び許容度を、 従来技術の円筒形ノズルとさらに対照させるために、図11は、結合領域Cからゲ ートGのキャビティ側までの環状流れの長さが75mmであるものについて、本発明 (図8)の構成の環状流れの内側と外側の流れに10%の分布不良がある場合の、 成型品に持ち込まれる先端のテーパが最小限の許容可能な量であることを示して いる。これに対し図12は、結合領域からゲートのキャビティ側までの円筒形の流 れの長さが75mmであり同じく10%の分布不良があるもの(図10)について、従来 技術の円筒形流動ノズルに関して技術的に受け入れねばならなかっ た、成型品内での遥かに大きな先端のテーパを示している。 図11に示す如き、最小限の許容可能量(6から6mm)の先端テーパを達成する ために従来技術を用いた場合には、結合領域から成型品の表面までの中央チャネ ルにおける結合流れの長さは、内側と外側の流れの分布不良が図6及び図34に示 すようなものであるとき、約11mmを越えてはならない。ゲート付近で最低限の金 型冷却を行うためには、従来技術の中央チャネルのこの短い長さにより、結合手 段の形状を円錐形又は切頭円錐形とすることが必要であった。こうした形状は依 然として、ノズルの末端を単一材料用ノズルの外径のほぼ2倍とすることを必要 とするものであり、かくしてゲート付近での部分冷却は損なわれてしまう。 図13は本発明の別の実施例を示している。そこでは3層を結合する手段が4つ の平坦なディスクFDからなり、これらは結合流動ストリームの内側層のための内 側流動チャネル壁面を形成する、中央の固定絞り弁のピンT-T'を取り囲んでいる 。流動チャネルC1',C2'その他はディスクFDの3つの係合した平坦表面の間に一 様に生成され、各々の流動層を配分して、各チャネルから結合領域C内へと流れ るそれぞれの材料の均一な流れを生成するようになっている。かくして結合流動 ストリームの各層は、結合手段から押し出しのための制限された絞りノズル手段 E及びゲートGを通ってキャビティ内へと流れるにつれて、環状に均一に配置さ れる。 さらにまた、マニホルド結合手段は例えば図14に示されているように、押出ノ ズル構造自体の一部として組み込まれることもできる。この場合には軸方向の結 合チャネルC1",C2"は押出手段Eそれ自体の上部に備えられ、固定の絞り弁Tが 押出ノズルの内部を通って延伸する。 別の実施例(図15に示す)は、結合流動ストリームの内側層のための内側流動 チャネル壁面を形成する中央の絞りピンTを取り囲む、3つの同心のシェルS1', S2'及びS3'を用いている。これらのシェルの間、及び最も内側のシェルと絞り弁 のピンの間に生成される流動チャネルは、各々のチャネルから結合領域内へと流 れるそれぞれの材料の均一な流れを生ずるように設計されている。かくして結合 流動ストリームの各層は、結合手段からノズル手段を通ってキャビティ内へと流 れるにつれて、均一に環状に配置される。この実施例において、結合手段C は配送マニホルドDと押出ノズルEの間に挟まれた別体のアセンブリである。こ のことは、押出ノズルの設計を単一材料での成形に用いられるものと同一にする ことを可能にする。結合手段は押出ノズルに対して同軸であり、絞りピンTと押 出ノズルの円筒形の壁面は、均一な環状チャネルAを形成する。 これまでに説明した、中央を長手方向に延びる制限手段又は絞りピンは、例え ば図13の実施例におけるように固定のものとして示してきたが、これらはまた種 々の有用な絞り弁動作又は調節目的のために、図16の調節ロッドRの如きにより 可動のものとすることもでき、それによって従来技術の円筒形ノズルには存在し ない、さらなる融通性をもたらすことができる。 可動の絞り又は制限弁のピンT-T'は、結合領域の下流側の結合流動ストリーム において、外部層材料の内側環状流動層中の割合を外側環状流動層に対して変化 させることができる。外部層の相対的な容積を変化させると、金型キャビティ内 におけるコア(内部)層の位置がシフトされ、成形品の上下両側の表面において 制御された厚みの外部層を有する成形品が製造される。内側環状流動層と外側環 状流動層の間で外部層材料の流れを等しく分配すると、外部層の厚みは成形品の 上下両側の表面において似たようなものとなる。外部層材料の流れを内側環状流 動層又は外側環状流動層の何れかに偏らせると、偏らされた環状層から成形され る対応の表面において、成形品における外部層の厚みは同様に偏らされる。内側 環状流動層からの材料は、キャビティ内へのゲートとは反対側のキャビティ壁面 により成形される部分で外部層を形成し、外側環状流動層からの材料は、ゲート に隣接するキャビティ壁面により成形される部分で外部層を形成する。 可動の絞り弁のピンの使用は一般には、注入の各々の間に外部層材料の内側環 状流動層中の相対的な割合を外側環状流動層に対して変化させることが有利であ る場合に適切なものである。可動の絞りピンは、何れかの層についての何れかの 材料の流れを開始させ又は終了させるために用いられるものではない。成形品の 上下両側の表面における外部層の相対厚みが、相互に固定された割合であってよ い場合には、その実施例は非可動の絞り弁のピンを用いる。 図17、図18及び図19の拡大図においては、絞り弁TがロッドRにより、ディス クのチャネルC1',C2'その他が開いていて内側層の流れを外側層の流れに対 してバランスさせる中立位置と、内側層の流量を外側層の流量に対して低減させ る降下位置(図18)と、内側層の流量を外側層の流量に対して増大させる上昇位 置(図19)とに位置決めされることが示されている。 さて、絞りピンの位置調節機能を有する押出ノズル構造の末端又はゲート端部 について見ると、図20に示された位置では絞り弁のピンが前述のようにして、キ ャビティへの環状流れを維持することが可能である。ゲート痕の高さを低減する ために、図21においては絞り弁のピンT'の末端は、それがゲートGのキャビティ 側端部に接近するにつれて、T"においてさらに円錐形にテーパしている。ゲート の長さ、テーパ、及び直径に対するこの末端の形状は、単一材料の成形品につい てゲート痕の高さを低減するために用いられるものと同じ性質のものである。な ぜなら各サイクルの開始及び終了時においてゲート領域にある材料は、外部層の 材料のみだからである。 しかしながら、PET(ポリエチレンテレフタレート)の如き幾つかの成形材料 は、ゲートの流れが環状ではなく、円筒形であることを要求する。こうした材料 に合わせて調節された図22の実施例においては、絞り弁のピンはノズル手段の端 部において終端して、円筒形の流れがゲートGのみを通って生じるようになって おり、それによってコア(内部)層の先端に対する潜在的な不利な影響を最小限 にしている。 高さがゼロであるゲート痕を生成するために、可動の絞り弁のピンは、単一材 料の成形において高さがゼロであるゲート痕を生成するために用いられているの と同様の関係で、ゲート長、テーパ及び直径に対して形成された末端を有するこ とができる。 さらにまた絞り弁は、所望ならばゲートからキャビティ内への領域においてゲ ート弁として作用するように調節することもでき、これが図23では開放位置に、 図24では閉鎖位置に示されている。 本発明の新規な構成が、同様の又は異なる温度における使用に対して多大な融 通性をもたらすに適したものであることを先に述べた。前述した図2に類似して はいるが図25に示すキャビティ内への押し出しにおいては、このシステムは水平 方向に流れる環状の外側層及び内側層OL及びILが、キャビティ内への横方 向反対向きへの分割に際して、例えばABSタイプのプラスチックについて華氏約5 00度(260℃)といった同じ溶融温度において、それらの内部に収容された環状 コア(内部)層IAを含んで作用され、コア材料I'を被覆又は収容する外部層OL1 及びIL1がキャビティを同じ温度で充填するものとして示されている。他方図26 においては、このシステムは簡単に、前述した如き理由によって、プラスチック 材料の性質と所望の成形効果に応じて何らかの所望とするバリエーションを得る ために、例えば華氏400度(200℃)のより低温のコア材料I'を、例えば華氏500 度(260℃)のより高温の外部層OL1及びIL1と共に押し出し成形するといったこ とを可能にする。 さて次は、図27(a),(b),(c)及び(d)に連続して示されているように、内部コア 層(例えばEVOH)について、金型キャビティ内部での環状押し出し材料の充填シ ーケンスを検分し、同心の環状プラスチックのストリームが絞り又は制限要素T' の両側へと分割され金型キャビティの両側へと注入されるに際して(比較的厚み のある外部層は例えばPETである)本発明の構成により達成可能な、著しく均一 な分配を例証するのが順序である。図28(a),(b),(c)及び(d)においては、同じ充 填シーケンスが成型品内に最大量のコア材料I'(例えばポリカーボネート)を注 入するについて示されており、これは図示の如き固定の絞り弁のピンT'を用いて 達成され、環状の内側層と外側層IL及びOLの間に等しく分配された外部層の流れ (例えば再生ポリカーボネートプラスチック)が生成される。 本発明の調節可能な絞り構造の融通性は、さらに図29(a)-(d)において例示さ れており、そこでは再度、成型品内の内部コア材料を最大量とするためのキャビ ティ充填シーケンスが示されているが、外側層の流れOLを環状の内側層ILよりも 大きな流量で生ずるように調節された絞り弁が用いられて、成型品(図29(d)) のゲート側において内側層IL1よりも厚い外側層OL1を達成するようになっている 。図30(a)-(d)の動作は逆のものを生成し、層IL1は成型品(図30(d))のゲート 側の層OL1よりも厚い。図20に示された可動の絞りピンRの位置は、図29の増大 したOL及びOL1を生成する。図19に示された可動の絞りピンの位置は、図30の増 大したIL及びIL1を生成する。固定の絞りピン、例えば図15のTを用いた実施例 については、OL1とIL1の相対的な厚みの差は、図13の結合手段 のチャネルC1'及びC3'並びに図14及び図15のC1"の適切な相応の設計によって生 成できる。 図31(a)-(d)及び図32(a)-(d)は、可動の絞り弁要素を用いたキャビティ充填シ ーケンスの同様な断面スケッチであり、それぞれ、成型品のゲート側及びゲート と反対側のそれぞれへとより多くのコア(内部)層I'を注入するについて、内側 環状層の流れと外側環状層の流れを増大させることを示している。 OL,IA及びILの相対流量の調節は、各々の押出時に行われる。コア層及び被覆 層の相対容積及び流量はS1及びS2によって行われ、これに対し被覆層相互の間で の相対流量は、例えば図17で可動絞りRを調節することによって制御される。押 出の各々の間に、S1,S2及びRはコア層I'を生成するように制御されるが、これ は流線に沿って流れる先端LE1を有するものであり、この流線はLE1が被覆 に離れるようキャビティ内へと進行した後に、コア層IAの流れの速さは被覆層O L及びILの流れに対して増大され、OLとILの相対流量は、コアの先端LE2がキャビ ティの最大速度流線に沿って生成されるように、Rの中立位置により近くなるよ う調節される。LE1よりも速い速度で流動するLE2は、押出の間のS1,S2及びRの 調節のタイミングに応じて、LE1よりも浅く、又は同程度に、或いはより深くキ ャビティ内へと貫通する。 可動の絞りピンは、LE2の生成に先立ってLE1が生成されることを可能にし、か くして各押出サイクルにコア先端を1つしか生成することのできない従来技術の 場合よりも、より多くの容積のコア層をキャビティ内へと注入することができる 。 本発明の絞られた環状チャネル流れと従来技術の円筒形チャネルのそれぞれに ついての、図33及び図34の流れの割合と速度分布のプロットを比較すると、本発 明により達成される著しい改良特性が視覚的に例証される。 図33は、グラフではそれぞれ水平軸上の-50%及び+50%で表された、絞り弁の ピンにより形成されるチャネルと押出手段本体の円筒形壁面の間の、環状流れ で"0"として表されている。速度分布と流れの割合は、非ニュートン流体につい てのPower Lwモデル(J.S.Brydson,Folw Properties of Polymer Melts第2版、 George Godwin Limited in association with the Plastics and Rubber Instit ute)に基づいている。 図13その他に示されている結合手段内のチャネルC1',C2'その他の設計と構成 が、内側環状層と外側環状層について完全に環状の流れを生成するのであれば、 コア先端の流線は中央にきて流れの平均直径に乗り、従って結合された環状流れ 実際の設備構成と作動においては、内側及び外側の環状層の環状分布は完全で はなく、チャネルの製造における通常の公差、処理温度分布及びプラスチックの 溶融特性の変動といったものの中で、10%程度の分布不良は予期されないもので はない。こうした分布不良の影響は図4に示されており、そこではコアの環状層 IAが環状チャネルの平均直径から外れて偏っている。図33の3つの流線IA1,IA2 及びIA3は、図4にIA1,IA2及びIA3として示された3点でのコア環状層に対応し ている。コア先端のこれらの点の間における最大の速度差は、流線IA1とIA2の間 におけるものである。この先端におけるテーパは、次の式によって計算されるこ とを示すことができる。 Δ1=ΔV×L 式中、Δ1=先端のテーパ L=結合流れの合計長さ 上述した分布不良についてこれは、 L=図11に示した例について75mm 従って図11に示した如く、 Δ1=6mmである。 前述したように現実的には完全な環状流れは可能ではないから、コア層が流れ の平均直径から外れて偏っている図6に示す如き10%の分布不良の影響の結果、 図6及び図34のIA'1及びIA'3に相当する、コア先端が高速及び低速となった流れ が生ずる。先の計算を用いると、結合領域とゲートのキャビティ側の間の円 筒形チャネルの長さが75mmである場合、先端の高速と低速の間の差0.53Vは、図1 2に示すようにキャビティ内に39.8mmのテーパを生成する。この数値は、殆どの 用途において受け入れ可能な最小限度のテーパよりも約10倍も大きい。 明らかに、従来技術では結合流の長さを短くするために、金型キャビティの冷 却を犠牲にすることが必要であった。図11に示した如き同じ6mmのテーパを達成 するためには、分布不良が10%であるものについて従来技術では、流れの長さを 約llmmにしなければならない。この長さは、大体既存の成形システムで用いられ ているものである。 6mmという先端テーパは、PET容器の予備成型品のガスバリア層として用いら れるコア層について、大体受け入れ可能な最大値である。従って、結合手段の下 流側では、結合領域とキャビティに通ずるゲートとの間に、75mm迄の長さの環状 結合流れが許される。このことは、金型のゲート領域の周囲に通常の量の金型冷 却をもたらすことを可能にする。 図34は、従来技術において結合領域とキャビティに通ずるゲートとの間に用い られている、円形の流れチャネルの速度分布及び容積割合である。流れチャネル の壁面は、水平軸上で-100%及び+100%で表されている。流れの平均直径、即ち 流動容積の50%がこの直径の内側を流動し、50%がこの直径とチャネル壁面の間 を流れるものは、図5及び図34でIA'として示されている。コア層IA'が間を流れ 、図5の内側円筒形層IL'が外側環状層OL'と同じ容積流量を有する流れについて 、コア層の先端は流れの平均直径の流線に沿って流れる。結合手段により生成さ れる流れが完全に環状であるならば、先端がゲートから出てキャビティに入った 場合、コア先端には何のテーパもない。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 成型品の製造のため金型キャビティ内へとゲート領域を介して注入するが 如きために多重プラスチック材料を同時押し出しする方法であって、最終のプ ラスチック成型品の内部コアとして作用する少なくとも1つの内部ストリーム が被覆用プラスチック材料層として作用する内側及び外側のプラスチック材料 ストリームの内部にあるようにして流動プラスチック材料のストリームを結合 し、結合された流れを制限して環状のコアストリームが内側及び外側の環状被 覆用プラスチック材料層のストリームに収容された状態で長手方向に延びる環 状の押出手段の内部に沿いキャビティのゲート領域へと同心の環状流れ経路に 沿って流動させ、ゲート領域において同心の環状ストリームを横方向に反対向 きに分割してキャビティの相応する両側の横方向部分に注入することからなる 方法。 2. 前記制限が、押出手段に沿ってその内部へと中央で長手方向に延びる絞りピ ンを、ゲート領域に開放する末端へと向けて挿入することによって行われる、 請求項1の方法。 3. 絞りピンが位置的に固定されている、請求項1の方法。 4. ピンの末端と押出手段のゲート領域の開口の位置を変化させるべく、絞りピ ンが長手方向に可動に調節可能である、請求項1の方法。 5. 環状の内部コア層が押出手段を横切る流速分布の実質的にゼロ勾配の経路に 沿って流動するように流れが調節される、請求項2の方法。 6. ゲート領域を通りキャビティ内部への流れが、内部コア層の経路を横方向の 流速分布の実質的にゼロの勾配に維持するように調節される、請求項5の方法 。 7. 流動するコア並びに外側及び内側プラスチックストリームの温度が、キャビ ティ内で実質的に同じ値に調節される、請求項1の方法。 8. 流動するコア並びに外側及び内側プラスチックストリームの温度が、キャビ ティ内で異なる値に調節される、請求項1の方法。 9. コアのプラスチックストリームの温度が、外側及び内側のプラスチックスト リームの温度よりも低い値に調節される、請求項8の方法。 10.ストリームの結合が、平行な平面の間の連続する通路に沿って流動すること により行われる、請求項2の方法。 11.絞りピンの末端が先細である、請求項4の方法。 12 外側ストリームに対してより多くの又はより少ない内側ストリームをもたら すように流れが調節される、請求項1の方法。 13.環状の流れが押出手段に沿って、同心の円筒形シェルの間に制限される、請 求項2の方法。 14.成型品の製造のため金型キャビティ内へとゲート領域を介して注入するが如 きために多重プラスチック材料を同時押し出しする装置であって、プラスチッ ク材料の流動ストリームの供給源と、最終のプラスチック成型品の内部コアと して作用する少なくとも1つの内部ストリームが被覆用プラスチック材料層と して作用する内側及び外側のプラスチック材料ストリームの内部にあるように して流動プラスチック材料ストリームを結合する手段と、この結合手段に接続 され外側ストリーム及び内側ストリームを受容する長手方向に延びる中空の押 出手段と、押出手段に沿ってその内部に配置され環状のコアストリームが内側 及び外側の環状被覆用プラスチック材料層のストリームに収容された状態で長 手方向に延びる環状の押出手段の内部に沿いキャビティのゲート領域へと同心 の環状流れ経路に沿って結合流れを強制的に流動させる流れ制限手段と、ゲー ト領域に配置され同心の環状ストリームを横方向に反対向きに分割してキャビ ティの相応する両側の横方向部分に注入する手段との組み合わせからなる装置 。 15.流れ制限手段が、押出手段に沿ってその内部へとゲート領域に開放する末端 へと向けて中央で長手方向に延びる絞りピンからなる、請求項14の装置。 16.絞りピンが位置的に固定されている、請求項14の装置。 17.ピンの末端と押出手段のゲート領域の開口の位置を変化させるべく、絞りピ ンが長手方向に可動に調節可能である、請求項1の装置。 18.環状の内部コア層が押出手段を横切る流速分布の実質的にゼロ勾配の経路に 沿って流動するように流れを調節する手段が備えられる、請求項15の装置。 19.ゲート領域を通りキャビティ内部への流れが、内部コア層の経路を横方向 の流速分布の実質的にゼロの勾配に維持するように調節される、請求項18の装 置。 20.流動するコア並びに外側及び内側プラスチックストリームの温度を、キャビ ティ内で実質的に同じ値に調節する手段が備えられる、請求項14の装置。 21.流動するコア並びに外側及び内側プラスチックストリームの温度が、キャビ ティ内で異なる値に調節される、請求項14の装置。 22.コアのプラスチックストリームの温度が、外側及び内側のプラスチックスト リームの温度よりも低い値に調節される、請求項21の装置。 23.ストリームの結合が、平行な平面の間の連続する通路に沿って流動すること により行われる、請求項17の装置。 24.絞りピンの末端が先細である、請求項14の装置。 25.外側ストリームに対してより多くの又はより少ない内側ストリームをもたら すように流れが調節される、請求項1の装置。 26.環状の流れが押出手段に沿って、同心の円筒形シェルの間に制限される、請 求項15の装置。 27.コア層がゲート領域内及びその直ぐ上流ではゼロ勾配の経路を通って流動し ない、請求項18の装置。 28.絞りピンがゲート領域のキャビティ側の直ぐ上流で終端している、請求項18 の装置。 29.別の層の先端がゼロ勾配経路から外れる前又は後にコア層の先端がゼロ勾配 に沿って流れるように、流れを調節するための手段が備えられる、請求項18の 装置。
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