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JP2001500469A - 超音波画像処理用のコントラスト付与媒質 - Google Patents

超音波画像処理用のコントラスト付与媒質

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JP2001500469A
JP2001500469A JP03510485A JP51048591A JP2001500469A JP 2001500469 A JP2001500469 A JP 2001500469A JP 03510485 A JP03510485 A JP 03510485A JP 51048591 A JP51048591 A JP 51048591A JP 2001500469 A JP2001500469 A JP 2001500469A
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cellulose
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Pending
Application number
JP03510485A
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English (en)
Inventor
アンガー,エバン・シー
ウ,グアンリ
Original Assignee
イマアーレクス・フアーマシユーチカル・コーポレーシヨン
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Publication date
Application filed by イマアーレクス・フアーマシユーチカル・コーポレーシヨン filed Critical イマアーレクス・フアーマシユーチカル・コーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 超音波画像診断法に使用される新規コントラスト付与媒質が記載されている。このようなコントラスト付与媒質は1種またはそれ以上の生体適合性をもつ重合体の水溶液であり、該生体適合性をもつ重合体は少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されているかおよび/またはそれと混合されている。別法として該コントラスト付与媒質は1種またはそれ以上の生体適合性をもつ重合体の水溶液であるか、またはセルロースの水溶液であることができる。該コントラスト付与媒質は必要に応じガス発生防止剤および/または懸濁剤と共に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 超音波画像処理用のコントラスト付与媒質 本発明の背景 本発明の分野 本発明は超音波画像処理の分野、特に超音波画像処理用のコントラスト付与媒 質として重合体を使用する方法に関する。 従来法の説明 人の病気を診断するのに種々の画像処理の方法が使用されて来た。最初に使用 された画像処理技術はX線であった。X線技術においては、患者の体についてつ くられた画像は体の構造の異なった密度を反映している。この画像処理法の診断 的な用途を改善するために、コントラスト付与剤を使用して種々の構造、例えば 消化管とその周囲の組織との間の間における密度の相異を際立たせようとする試 みがなされている。例えばバリウムおよびヨードを含むコントラスト付与剤がX 線による消化器の研究に広く使用され、食道、胃、腸および直腸を目で見ること ができる。同様にこれらのこれらのコントラスト付与剤はX線トモグラフィーの 研究にも使用され、消化管に対する可視能力を改善し、例えば消化管とそれに隣 接した器官、例えば血管またはリンパ結節との間にコントラストを付けるのに用 いられる。このような消化器のコントラスト付与剤を使用すると、食道、胃、腸 および直腸の内部の黒化密度を増加させ、消化器系をその周囲の構造から区別す ることができる。 超音波は最近の画像処理技術であるが、これはX線法と異なりイオン化放射線 を使用しない。その代わり超音波法においては音波を患者の体 内に透過させる。音波は患者の体内の組織から反射され、これを受け取って処理 を行い画像をつくらせる。超音波法では画像をつくるのにイオン化放射線を用い ていないから、X線画像処理に比べ患者に対する損傷が少なく安全である。しか し超音波法はX線法に比べてしばしば画像の明瞭度が劣り、消化管の画像処理を する場合特にそうである。超音波法における重要な問題の一つは空気/流体の境 界が存在し、これが超音波のビームを遮蔽することである。この遮蔽によって超 音波ビームは空気/流体の境界に透過するのが妨げられ、空気ポケットの周囲の 構造を見ることが妨害される。超音波を用いる場合の他の問題は隣接した低反射 性の構造、即ち超音波ビームを最小限度しか反射しない構造の画像を得ることが 困難であり、その結果超音波信号が小さくなることである。この問題は多くの空 気/液体境界があり、液が充たされた粘膜裏層およびしばしば流体を含む内腔が 存在する消化管の近所で特に著しい。超音波に対する良好なコントラスト付与剤 が得られれば、特に消化管の区域において超音波による診断の精度および画像処 理法としての全体的な有用性は、著しく増加するであろう。 従来消化管に水を充たすことにより消化管に対する超音波画像処理に付随した 問題を解決する試みがなされて来た。しかし水は簡単にガスと混合し、空気/流 体の境界が存在することによる遮蔽の問題は大部分そのまま残される。さらに水 は腸により吸収されるために、消化管の内部の末梢部位においてコントラストを 増加させる機能が低下する。また水は低反射性であり、この領域の流体が充填さ れた低反射性の粘膜裏層の近傍に存在すると消化管の内腔をその裏層から殆ど区 別することができなくなる。このような消化管の画像処理に関連して非経口的に 投与され たグルカゴンが使用されて来た。その理由はこの方法で投与されたグルカゴンは 蠕動により腸を弛緩させるからである。これは有用な超音波画像処理用の助剤で はあるが、空気/流体の境界によって生じる遮蔽の問題、および近傍の低反射性 構造の存在による識別度の低下の問題を解決するものではない。 即ち体の種々の区域の超音波画像処理、特に消化管の超音波画像処理に有用な コントラスト付与剤に対する要求は非常に大きい。本発明はこの重要な問題に関 する。 本発明の要約 本発明は超音波画像処理に有用なコントラスト付与媒体に関する。 特に本発明は少なくとも1種の生体適合性をもった重合体の水溶液から成り、 該生体適合性の重合体が少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されているか、 および/またはそれと混合されているコントラスト付与媒体に関する。 本発明はまた少なくとも1種の生体適合性をもった合成重合体から成るコント ラスト付与媒体に関する。 さらに本発明はセルロースの水溶液から成るコントラスト付与媒体に関する。 さらに本発明は患者の体内の区域の画像、特に消化器の近傍の画像を得る方法 において、(i)患者に上記の1種またはそれ以上のコントラスト付与剤を投与 し、(ii)超音波画像処理法により患者を走査して該区域の可視的な画像を得る 方法を含んでいる。 さらに本発明は患者の病変組織、特に消化器近傍の病変組織の存在を診断する 方法において、(i)患者に上記の1種またはそれ以上のコン トラスト付与剤を投与し、(ii)超音波画像処理法により患者を走査する方法を 含んでいる。 最後に本発明は上記のコントラスト付与媒質を含むキットを包含している。 本発明の超音波コントラスト付与剤は消化器の区域に使用した場合特に有用で あり、ガスを消化管から移動させることにより可視性を改善し、隣接した粘膜と は音響反射性が異なった材料で消化管を充たすことにより腸の内腔に対するコン トラストを付与する。 本発明のこれらのおよび他の態様は添付図面を参照して行われる下記の詳細な 説明から明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は患者の消化管の一部を示す模式図であって胃および小腸に自然に存在す る代表的な空気および液面並びに気泡を示し、図2Aは図1の消化管の典型的な 超音波画像の模式図であって気泡および空気/液面によって生じる遮蔽効果を示 し、図2Bは図1の消化管の典型的な超音波画像の写真であって気泡および空気 /液面によって生じた胃に対する遮蔽効果を示し、図2Cは図1の消化管の典型 的な超音波画像の写真であって気泡および空気/液面によって生じた小腸に対す る遮蔽効果を示す。図3Aは本発明の5%セルロースおよび0.25%キサンタ ンゴムを含む溶液750mlを投与した後の消化管の超音波画像の模式図である 。この場合著しい空気/流体液面および気泡はもはや存在しない。一般に消化管 の可視化が改善され、また粘膜の消化管からの識別度も改善されてれていること が判る。図3Bは本発明の5%セルロースおよび0.25%キサンタンゴムを含 む溶液750mlを投与した後の消化管の超音 波画像の写真である。一般に消化管の可視化が改善され、また粘膜の消化管から の識別度も改善されてれていることが判る。図3BではSは胃を表し、Dは十二 指腸を表し、Pは膵臓を表す。 図4はシリコーンで被覆したセルロースおよび被覆しないセルロースの試験管 中のdB反射率のグラフを示す。被覆したセルロースは著しく良好なdB反射率 を示す。図5は種々の量のシリコーンおよびシメチコーンで被覆した繊維長18 μのセルロースの試験管中の反射率のグラフである。図6は種々の量のシリコー ンおよびシメチコーンで被覆した種々の繊維長のセルロースの試験管中の反射率 のグラフである。図7は種々の濃度の種々の繊維長のセルロースを試験管中で種 々のトランスデューサー周波数において測定した反射率のグラフである。図8は 1%の種々の珪素化合物で被覆された種々の繊維長のセルロースのdB反射率の グラフである。 本発明の詳細な説明 現在当業界に公知の広範囲の生体適合性重合体を本発明の媒質および方法に使 用することができる。本明細書において重合体という言葉に関連して使用される 生体適合性という言葉は、その通常の意味、即ち特定の用途において体の組織、 体液、および他の器官に悪影響を及ぼさないことを意味する。当業界の専門家に は容易に理解できるように、このような多数の重合体が入手可能である。 本発明に用いられる重合体は天然産、半合成および合成製品であることができ る。本明細書において重合体という言葉は2個またはそれ以上、好ましくは10 個またはそれ以上の反復単量体単位から成る化合物を意味する。本明細書におい て半合成重合体とは、何らかの方法で化学的に 変性された天然重合体を意味する。本発明に使用するのに適した天然重合体の例 としては天然産のポリサッカリドが含まれる。このようなポリサッカリドには例 えばアラビナン、フルクタン、フカン、ガラクタン、ガラクチュロナン、グルカ ン、マンナン、キシラン(例えばイヌリン)、レヴァン、フコイダン、カラゲー ナン、ガラクトカロロース、ペクチン酸、アミロース、プルラン、グリコーゲン 、アミロペクチン、セルロース、デキストラン、プスチュラン、キチン、アガロ ース、ケラタン、コンドロイタン、デルマンタン、ヒヤルロン酸、アルギニン酸 、キサンタンゴム、澱粉、および種々の他の天然の均質重合体および共重合体、 例えば下記のアルドース、ケトース、酸およびアミンを含むものがある。即ちエ リスロース、トレオース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、 アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラ クトース、タロース、エリスルロース、リブロース、キシルロース、プシコース 、フルクトース、ソルボース、タガトース、グルコロン酸、グルコン酸、グルカ リン酸、ガラクチュロン酸、マンニュロン酸、グルコサミン、ガラクトサミン、 およびニューラミン酸、並びにその天然産の誘導体。半合成重合体の例にはカル ボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ チルセルロース、メチルセルロース、およびメトキシセルロースがある。本発明 に使用するのに適した合成重合体にはポリエチレン(例えばポリエチレングリコ ール、ポリオキシエチレン、およびポリエチレンテレフタレート)、ポリプロピ レン(例えばポリプロピレングリコール)、ポリウレタン(例えばポリエーテル ポリウレタン尿素)、プルロン酸およびアルコール、ポリビニル類(例えばポリ ビニルアルコール、ポリ塩化ビニ ルおよびポリビニルピロリドン)、ナイロン、ポリスチレン、ポリ酪酸、フッ素 化された炭化水素、フッ化炭素(例えばポリテトラフルオロエチレン)およびポ リメチルメタクリレート、並びにその誘導体が含まれる。 好ましくは使用した重合体は比較的高い水結合能力をもった重合体である。消 化器の区域に使用する場合、高い水結合能力をもった重合体は大量の遊離の水と 結合し、重合体が消化管を通して大容量の液体を運び、消化管を充たし膨張させ る。消化管に液が充たされて膨張するとこの区域の明瞭な画像が得られる。また 消化管の区域の画像が望ましい場合には、使用される重合体は消化管内部で実質 的には分解されず、また消化器の区域から吸収されない重合体であることが好ま しい。消化器内部における代謝および吸収を最小にし、コントラスト付与剤が消 化管から除去されるのを避け、また分解による消化管内部でのガスの生成を避け ることが好ましい。特に消化器での用途が考えられている場合、重合体は空気を 移動させ、重合体組成物内部で大量の気泡を生成しないような重合体であること が好ましい。 本発明に従えば、重合体を珪素含有化合物で被覆するかおよび/またはこれと 混合する。本明細書で使用される珪素含有化合物という言葉は珪素(Si)元素 を含む有機および無機の両方の化合物を意味するものとする。混合という言葉は 珪素含有化合物を単に重合体含有媒体に加えることを意味し、化学的に重合体と 結合させる意味ではない。適当な珪素含有化合物の例としては、シリコーン、シ メチコーン(シメチコーンおよび保護されたシメチコーン、後者は4〜4.5% の二酸化珪素を含むポリジメチルシロキサンである)、シロキサン(例えばポリ シロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルビニルシロキサン、ポリメチ ルフェノールシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、オクタメチルシクロテト ラシロキサン、およびシロキサングリコール重合体)、シラン(例えばγ−アミ ノプロピルトリエトキシシラン、ジエチルアミノメチルトリエトキシシラン)、 二酸化珪素、シロキシアルキレン重合体、線状または環式のシラザン(例えばヘ キサジメチルシラザン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサフェニルシクロトリシ ラザンおよびオクタメチルシクロテトラシラザン)、シリル化合物(例えばN, N’−ビス−(トリメチルシリル)アセトアミドおよびN−(ジメチル(γ−シ アノプロピル)−シリル)−N−メチルアセトアミド)、および珪藻土が含まれ る。当業界の専門家には他の適当な珪素化合物も明らかであり、例えばハートル (Hertl)等のジャーナル・オヴ・フィジカル・ケミストリー(J.Phy s.Chem.)誌75巻14号2182〜2185頁(1971年)に記載さ れている。このような珪素化合物は通常の化学的合成法、例えばケミカル・アブ ストラクツ(Chemical Abstracts)誌69巻No.61770 x(1968)、70巻No.1164505k(1969)、74巻No.5 9904u(1971)、75巻No.9271v(1971)および77巻N o.37150q(1972)記載の方法で容易に製造することができ、或いは 種々の市販品として入手することができる。これらの珪素含有化合物は驚くべき ことには重合体を被覆した場合および重合体と混合した場合の両方ともコントラ スト付与媒体としての幾つかの重要な機能をもっており、表面張力を下げ、発泡 を最小限度に抑制し、および/または音波の減衰を少なくする助けとなる。 珪素含有化合物で被覆された生体適合性のある重合体を製造するため には、所望の珪素含有化合物と反応する重合体を重合体と珪素化合物とが化学的 に結合する条件下において珪素化合物と混合する。このような反応性の重合体と 適当な条件は、本明細書を読めば当業界の専門家には容易に判るであろう。適当 な方法にはノル(Nol1)の「シリコーン類の化学と技術(Chemistr y and Technology of Silicones)」515〜5 21頁[アカデミック・プレス(Academic Press)1968年発 行]、ハートル等のジャーナル・オヴ・フィジカル・ケミストリー誌75巻14 号2182〜2185頁(1971年)の論文、スターク(Stark)等の同 誌72巻8号2750〜2754頁(1968年)の論文に記載されている。ヒ ドロキシル基を含む重合体、例えばセルロースおよびポリエチレングリコールは 多くの珪素含有化合物と反応する。 セルロースは天然産の重合体であって、珪素含有化合物で被覆するかこれと混 合すると高度の水結合能力を示し、本発明に使用するのに、特に消化器に使用す ると好適であり、超音波をかけた場合優れた音響反射性を示す。その高度の水結 合能力のためにセルロース化合物は液体媒体中に含まれて消化管を通過し、消化 管を膨張させその内部のガスを移動させる。またセルロースは消化管内で分解お よび吸収されないから、ガスを発生せず、消化管の経路から除去されることはな い。またセルロースは空気を移動させ、重合体組成物内部で大容量のガスの生成 を避けるのに極めて効果的である。ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ ール、および他のポリエチレン類は珪素含有化合物で被覆するかまたはこれと混 合すると、消化器の画像処理に用いるのに特に好適であり、水と結合し消化管を 膨張させる上でセルロースと同様に機能し、腸および その付近の器官について超音波による改善された画像を得ることができる。ポリ エチレングリコールまたは他のポリエチレン類も大きな気泡の生成を防ぎ、これ を分散させるのに極めて効果がある。上記の重合体と共に使用する珪素含有化合 物は得られたコントラスト付与媒質中で表面張力を減少させ(従って溶液中のガ スが逃げ易くなる)、発泡を最小限度に抑制し、反射性を増加させ、および/ま たは音波の減衰を少なくするのに役立つ。 本発明の重合体は種々の形状の固体として、例えば繊維、ビーズなど形で使用 することができる。当業界の専門家には理解されているように、ここの重合体繊 維、ビーズ等の大きさは広い範囲で変えることができる。しかし好ましくは重合 体繊維の長さおよび直径は約0.1〜約200μ、好ましくは約5〜約100μ 、最も好ましくは約10〜約20μの範囲にある。繊維が好適であり、一般に短 い繊維の方が長い繊維に比べ良好な音波特性をもち、また良好な懸濁特性をもっ ていることが見出だされている。 必要に応じ本発明に使用される重合体は液体の形で、即ち生理学的な温度にお ける液体の形で用いることができる。液体の重合体は体内の構造を識別できる固 有の音響反射性を有している。この点に関し低分子量のポリエチレングリコール (PEG)(低分子量の重合体は生理学的な温度において液体である)もフッ素 化された炭化水素と同様に機能する。当業界の専門家には公知のように、生理学 的な温度で液体でありこのように使用できる多くの重合体が存在する。 本発明の重合体は水溶液中で超音波画像処理用のコントラスト付与媒質として 使用することができる。 必要に応じまたこれらの重合体溶液は付加的なガス発生防止剤と共に使用する ことができる。本明細書においてガス発生防止剤という言葉はガスの生成、分散 および/または吸収を抑制または減少させるのに役立つ化合物である。このよう な多くの防止剤が市販されており、制酸剤、鼓腸防止剤および発泡防止剤が含ま れる。このような制酸剤および鼓腸防止剤には例えば活性炭、炭酸アルミニウム 、水酸化アルミニウム、燐酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムジ ヒドロキシアルミニウム、マガルドレート酸化マグネシウム、三珪酸マグネシウ ム、炭酸ナトリウム、ロペルアミド塩酸塩、ジフェノキシレート、硫酸アトロピ ンの塩酸塩、カオペクテート(Kaopectate)(R)(カオリン)および ビスマス塩が含まれる。ガス発生防止剤として用いられる発泡防止剤にはポリオ キシプロピレンポリオキシエチレン共重合体、ポリオキシアルキレンアミンおよ びイミン、分岐したポリアミン、混合オキシアルキル化アルコール、スクログリ コアミド(セリノール)ポリオキシアルキル化された天然油、ハロゲン化された 珪素含有環式アセタール、硫酸ラウリル、モノカルボン酸の2−ラクチル酸エス テル、トリグリセリド油が含まれる。ポリ塩化ビニルの粒子も本発明で発泡防止 剤として機能する。勿論当業界の専門家には公知のように、使用されるガス発生 防止剤は患者に対して用いられる特定の生理系の内部で使用するのに適したもの でなければならない。 重合体溶液はまた必要に応じ懸濁増進剤または粘度増加剤と共に使用すること ができる。以後これらを一括して懸濁剤と言う。本明細書において使用される懸 濁剤という言葉は水溶液全体に亙り比較的均一な重合体の懸濁液をつくるのに役 立つ化合物を意味する。このような懸濁剤は 多くのものが入手でき、キサンタンゴム、アラビアゴム、寒天、アルギン酸、モ ノステアリン酸アルミニウム、粗製ベントナイト、精製ベントナイト、ベントナ イトマグマ、カーボマー934P、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カ ルボキシメチルセルロースナトリウム12、カラゲーナン、セルロース(微結晶 性)、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、ゼラチン、グア ゴム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ シプロピルメチルセルロース、珪酸アルミニウムマグネシウム、メチルセルロー ス、ペクチン、ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール、ポヴィドン、プ ロピレングリコールアルギネート、二酸化珪素、コロイド状二酸化珪素、アルギ ン酸ナトリウム、およびトラガカントゴムが含まれる。 本発明のコントラスト付与媒質には重合体、珪素含有化合物、ガス生成防止剤 、および懸濁剤の量を広い範囲で変化させて使用することができる。しかし重合 体は、固体の形で使用する場合、水溶液中に少なくとも約0.2重量%、好まし くは少なくとも約0.5重量%、さらに好ましくは少なくとも約1重量%の濃度 で存在している。勿論当業界の専門家には公知のように、これらの範囲の中で最 適の重合体の濃度は重合体の分子量、その水との結合能力、特定の音響反射率、 並びに使用する特定の重合体の他の特性に影響される。例えばセルロースの場合 には、重合体は約1〜5重量%のセルロース濃度で存在することが最も好ましい 。重合体として中程度または高い分子量のポリエチレングリコールを使用する際 には、濃度は約1〜約15重量%が最も好適である。重合体が液体の場合、重合 体は一般に幾分高い濃度で、即ち少なくとも約10重量%、好ましくは少なくと も約20重量%、さらに好ましくは少なくとも 約30重量%の濃度で存在する。例えば液体のポリエチレングリコールを用いる 場合には、濃度は約10〜約90重量%が最も好適である。同様に液体のパーフ ルオロ炭素を使用する際には、最も好適な濃度は約1〜約90重量%である。珪 素含有化合物に関しては、好適な濃度は約0.1〜約20重量%、さらに好まし くは約0.5〜約10重量%、最も好ましくは約1〜約5重量%であり、これは 被膜として(即ち化学的に結合して)存在するか、混合物として(重合体媒質に 添加されているが重合体に化学的に結合していない)存在するかによって決まる 。一般に均一な懸濁液中に止まる能力が増加するから、珪素含有化合物の量は低 いほうが好適である。 好適な具体化例においては、本発明のコントラスト付与媒質は脱ガスされるが 、最も好ましくはコントラスト付与媒質をオートクレーブで処理するかまたは真 空中でコントラスト付与媒質を超音波処理した後(これによってガスを溶液から 強制的に追い出し、同時に滅菌を行う)、真空中においてコントラスト付与媒質 を瓶に詰める。真空下における瓶詰めは新しい気泡が生成物の中に生じないよう にするために用いる。脱ガスおよび真空瓶詰めは最終的な音響反射率を増強し、 コントラスト付与媒質を生体に使用した際に遮蔽を最小限度に抑制する作用をす る。 必要に応じ抗微生物剤をコントラスト付与媒質中に含ませて媒質中に細菌が増 殖し過ぎないようにする。使用できる抗微生物剤の中には塩化ベンズアルコニウ ム、塩化ベンズエトニウム、安息香酸、ベンジルアルコール、ブチルパラベン、 塩化セチルピリジニウム、クロロブタノール、クロロクレゾール、クレゾール、 デヒドロ酢酸、エチルパラベン、メチルパラベン、メチルパラベンナトリウム、 フェノール、フェニルエチル アルコール、酢酸フェニル水銀、硝酸フェニル水銀、安息香酸カリウム、ソルビ ン酸カリウム、プロピルパラベン、プロピルパラベンナトリウム、ソルビン酸、 チメロサルおよびチモールが含まれる。 本発明は一般に患者の画像診断に、および/または患者の病変組織の存在の診 断に有用である。本発明の画像処理は本発明のコントラスト付与剤を患者に投与 し、次いで超音波画像処理法を使用して患者を走査し、患者の体内の区域および /または該区域中の病変組織の可視的な画像を得ることにより行われる。患者の 区域とは患者全体、または患者の特定の区域または部分を意味するものとする。 本発明のコントラスト付与剤は消化器の区域の画像を得るのに特に有用であるが 、またもっと広い範囲で任意の体腔の画像を得るか、または当業界の専門家に公 知のような他の方法で例えば血管、肝臓、および脾臓の画像をつくり組織の特性 化に使用するのにも用いられる。本明細書において用いられる消化器の区域また は消化管という言葉には、食道、胃、小腸および大腸、および直腸として定義さ れる患者の区域を意味するものとする。体腔とは直接的または間接的に外部区域 に通じている開いた通路をもった体の区域、例えば消化器の区域、洞管(sin us tract)、輸卵管等を意味する。患者は任意の種類の哺乳動物である ことができるが、好ましくは人間である。本発明の実施の際には任意の種類の超 音波装置を使用することができるが、該装置の特定の型または形式は本発明には 重要ではない。 当業界の専門家には公知のように、コントラスト付与媒質の患者への投与は種 々の方法、例えば経口投与、直腸投与または注射によって行うことができる。走 査を行う区域が消化器である場合には、本発明のコン トラスト付与剤は経口投与または直腸投与によって投与することが好ましい。輸 卵管および洞管のような他の体腔を走査する場合には、注射による投与が好適で ある。有用な投与量および特定の投与形態は患者の年令、体重、特定の動物種、 走査する区域、および使用する特定のコントラスト付与剤の種類に依存する。典 型的には低濃度で投与を始め、所望のコントラスト効果が得られるまで増加させ る。一つの目安として消化器に対して使用する場合には、患者の体重1kg当た り約10mlのコントラスト付与剤を投与する(即ち70kgの体重の患者には 約700mlのコントラスト付与剤を投与する)。生体適合性をもった重合体、 珪素含有化合物、ガス発生防止剤、懸濁剤、および他の試薬の種々の組み合わせ を使用して消化器のコントラスト付与剤の音響反射性即ち超音波反射性を変性し 、同時に所望の粘度、胃の中の移動時間、浸透圧特性および風味を得ることがで きる。 本発明方法を実施する場合、コントラスト付与剤は単独で、或いは他の診断薬 、治療薬または他の試薬と組み合わせて使用することができる。このような他の 試薬には香料または着色料、酸化防止剤、固化防止剤(放置した際のケーキ化の 防止のため)、浸透圧調節剤(随時浸透圧を体液の浸透圧と等しくするため)、 および湿潤剤(コントラスト付与媒質中の成分の混合を容易にするため)が含ま れる。香料には例えばアスパルテーム、デキストレート、デキストロース、デキ ストロース佐薬、フルクトース、マニトール、サッカリン、サッカリンカルシウ ム、サッカリンナトリウム、ソルビトール、スクロース、蔗糖(圧縮糖)および 蔗糖(製菓用シロップ)が含まれる。着色料には例えばキャラメルおよび酸化第 二鉄(例えば赤色、黄色、黒色の酸化鉄、またはこれらの混合 物)が含まれる。酸化防止剤には例えばアスコルビン酸、パルミチン酸アスコル ビル、ブチル化されたヒドロキシアニソール、ブチル化されたヒドロキシトルエ ン、ヒポ亜燐酸、モノチオグリセリン、ガリン酸プロピル、ナトリウムフォルム アルデヒドスルフォキシレート、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム 、二酸化硫黄トコフェロール、およびトコフェロールおよびトコフェロール佐薬 が含まれる。固化防止剤には例えば珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、および 二酸化珪素(コロイド状またはタルク状のもの)が含まれる。浸透圧調節剤には 例えばデキストロース、グリセリン、マニトール、塩化カリウム、塩化ナトリウ ム、およびピロピレングリコールが含まれる。湿潤剤には例えば塩化ベンズアル コニウム、塩化ベンズエトニウム、塩化セチルピリジニウム、ドキュセートナト リウム、ノノキシノール9、ノノキシノール10、オクトキシノール9、ポリオ キサマー、ポリオキシル35ヒマシ油、ポリオキシル40水素化ヒマシ油、ポリ オキシル50ステアレート、ポリオキシル10オレイルエーテル、ポリオキシル 20セトステアリルエーテル、ポリオキシル40ステアレート、ポリソルベート 20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80、ラウリ ル硫酸ナトリウム、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエート、ソ ルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、およびチロキサポー ルが含まれる。上記の通常の試薬は通常の試薬であり、例えば米国フィラデルフ ィア州イーストン(Easton)、マック・プリンティング・コンパニー(M ack Printing Company)1990年1月1日発行、ユー・ エス・ファーマコピア・ナショナル・フォーミュラリ(U.S.Pharmac opeia Nationa 1 Formulary)22版に記載されている。 本発明のコントラスト付与媒質は超音波画像処理、特に消化器の区域の画像処 理においてコントラスト増強剤として極めて有用である。 本発明の超音波画像処理用のキットは本発明のコントラスト付与剤、即ち少な くとも1種の生体適合性をもった重合体の水溶液から成り、該生体適合性をもっ た重合体は少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されているかまたはこれと混 合されており、その他に通常の超音波画像処理用のキットの成分を含んでいる。 このような通常の画像処理用のキット成分は公知であり、例えば上記のガス発生 防止剤、懸濁剤、香料、着色剤、および酸化防止剤を含んでいる。 超音波画像処理、特に消化器の区域の画像処理に用いられる本発明のコントラ スト付与媒質の特に好適な組成物は下記の成分から成る脱ガスした溶液である。 (i)珪素含有化合物のシメチコーン0.25重量%で被覆された繊維長18 μのセルロース重合体0.5重量%、 (ii)(i)の重合体と混合した珪素含有化合物500ppm、 (iii)ガス発生防止剤硫酸ラウリル100ppm、 (iv)キサンタンゴム0.3重量%、および (v)随時香料ヴィヴォネックス(Vivonex)(R)[米国ニューヨーク 州ノーウィッチ(Norwhich)のノーウィッチ・イートン・ファーマシュ ーティカル・インコーポレーテッド(Norwhich Eaton Phar maceutical Inc.)の製品]。 下記実施例により本発明を例示する。下記実施例において記載された 重合体は固体繊維の形をしており、下記の繊維長をもつ任意の大きさである。こ れらの実施例は特許請求の範囲以外本発明を限定するものではない。 実施例 実施例 1 (i)珪素含有化合物で被覆したものおよび/またはそれと単に混合したもの 、並びに(ii)被覆せずに単に混合したものの両方の生体適合性をもった重合体 から成る種々のコントラスト付与媒質について表面張力、気泡および泡の発生を 測定した。或る場合には試験したコントラスト付与媒質中にガス発生防止剤およ び懸濁剤を含ませた。使用する前に市販の超音波発生機[米国コネチカット州ダ ンバーリ(Danbury)2200、ブランセン(Bransen)社]を市 販の真空ポンプ[米国イリノイ州シカゴ、コール・パーマー(Cole Par mer)社7049−50型]でつくった真空下で使用してすべての試料を超音 波処理し、新しく脱ガスを行った。 [米国ヴァージニア州フェアファックス(Fairfax)]社の表面張力計N o.70535を使用して25℃で測定した。発泡度は新しく脱ガスした溶液を 50ccのプラスチックス管[米国フラデルフィア州ピッツバーグ、フィッシャ ー・サイエンティフィック(Fisher Scientific)社05−5 39−88]の中で振盪して評価した。コントラスト付与剤懸濁液各25ccを 管の中に入れ、管に栓をする。次に管を60秒間振盪し、振盪を止めた後の或る 時点(60秒)で発泡度を評価する。発泡度は0=発泡なし、1=最小の発泡( 約1 mm)、2=中程度の発泡(約2〜3mm)、3=激しく発泡(4mm以上)の 尺度で記録した。懸濁液の中の泡は振盪後同様にして評価したが、懸濁液中の泡 だけを数えた。懸濁液の表面層を評価して決定した泡の数ではない。懸濁液中の 泡は泡を調べ、0=泡なし、1=小さい泡(泡の直径が1mmより小さく、数も 非常に少ない)、2=中程度の泡(直径1〜2mm)数は中程度)、3=大きな 泡(直径2mmより大、多数の泡)によって評価した。 表面張力、発泡度および泡の測定のデータを表1〜3に示す。表1に示されて いるように、セルロースはこれを単独で調整した場合、中程度の表面活性剤とし て作用する(即ち表面張力が水より小さい)。セルロースにキサンタンゴムを加 えると、この混合物はその有利な表面特性を若干失い、表面張力は水と同様にな る。ポリエチレングリコール(PEG3350)は表面張力が小さく、発泡しな い(しかし実施例2、表4においては超音波の実験でPEGは全く反射性がなか ったことに注目されたい)。メチルセルロースはかなり発泡の原因になる。他方 シメチコーンで被覆したセルロースは表面張力が小さく、殆ど発砲せず、泡の数 も極めて少ない。 表 1 シメチコーン/シリコーンを被覆/混合すること の表面張力、発泡度および泡の生成に対する効果 ダイン/cm 発泡度 泡 脱イオン化した水 73.5 0.0 0.0 18μセルロース 1%セルロース 71.3 0.0 0.0 2%セルロース 71.2 0.0 0.0 18μセルロース W/0.25重量%キサンタンゴム 1%セルロース 72.7 0.0 1.0 2%セルロース 72.8 0.0 1.0 18μセルロース W/0.05重量%キサンタンゴム 1%セルロース 71.6 0.0 0.5 2%セルロース 72.0 0.0 0.05 18μセルロース 1%セメチコーン被覆 0.25重量%キサンタンゴム 70.6 0.0 0.0 18μセルロース 1%シリコーン被覆 0.25重量%キサンタンゴム 70.3 0.0 0.0 1%セルロース 1%シリコーン被覆 61.0 0.0 1.0 2%セルロース 1%シリコーン被覆 61.8 0.0 1.0 1%セルロース 1%シメチコーン被覆 62.0 0.0 1.0 2%セルロース 1%シメチコーン被覆 61.0 0.0 1.0 凡例: 発泡度 0.0〜3.0 泡 0.0〜3.0 (発泡度および泡の測定で0が最も良い) 表面張力 (20.0〜80.0) (表面張力では数が低いほど良好) 表 2 シメチコーン/シリコーンの被覆/混合物の表面張力、 発泡度および泡の生成に対するガス発生防止剤の効果 ダイン/cm 発泡度 泡 1%ラウリル硫酸ナトリウム W/1% 18μ 1% シメチコーン被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 100ppm ラウリル硫酸ナトリウム 49.1 1.0 1.0 500ppm ラウリル硫酸ナトリウム 34.4 2.0 1.5 1%ラウリル硫酸ナトリウム W/1% 18μ 1% シメチコーン被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 100ppm ラウリル硫酸ナトリウム 52.2 1.0 1.0 500ppm ラウリル硫酸ナトリウム 35.1 2.0 1.5 1000ppmシメチコーン W/500ppmラウリル硫酸ナトリウム W/1% 18μ 1% シメチコーン被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 32.9 0.0 0.0 凡例: 発泡度 0.0〜3.0 泡 0.0〜3.0 (発泡度および泡の測定で0が最も良い) 表面張力 (20.0〜80.0) (表面張力では数が低いほど良好) 表 3 種々の重合体組成物の表面張力、発泡度および泡の生成の比較 ダイン/cm 発泡度 泡 脱イオン化した水 73.5 0.0 0.0 18μセルロース 1%セルロース 71.3 0.0 0.0 2%セルロース 71.2 0.0 0.0 ポリエチレングリコール (PEG3350)(脱ガスせず) 1%PEG 63.3 0.0 0.0 2%PEG 62.8 0.0 0.0 3%PEG 63.1 0.0 0.0 4%PEG 62.8 0.0 0.0 5%PEG 62.4 0.0 0.0 ポリエチレングリコール (PEG3350)(脱ガス) 1%PEG 62.3 0.0 0.0 2%PEG 62.1 0.0 0.0 3%PEG 61.6 0.0 0.0 4%PEG 61.5 0.0 0.0 5%PEG 61.2 0.0 0.0 18μセルロース W/0.25キサンタンゴム 1%セルロース 72.7 0.0 1.0 2%セルロース 72.8 0.0 1.0 3%セルロース 73.1 0.0 1.0 4%セルロース 72.8 0.0 1.0 5%セルロース 73.0 0.0 1.0 18μセルロース W/0.05キサンタンゴム 1%セルロース 71.6 0.0 0.5 2%セルロース 72.0 0.0 0.5 3%セルロース 71.7 0.0 0.5 4%セルロース 71.8 0.0 0.5 5%セルロース 71.9 0.0 0.5 ポリエチレングリコール (PEG3350) W/1%18μセルロース W/0.15キサンタンゴム 1%PEG 54.1 0.0 1.5 2%PEG 51.6 0.0 1.5 3%PEG 56.0 0.0 1.5 18μセルロース 1%シメチコーン被覆 W/0.25%キサンタンゴム 70.6 0.0 0.0 18μセルロース 2%シリコーン被覆 W/0.25%キサンタンゴム 70.3 0.0 0.0 プロピレングリコール W/1%18μ1%シリコーン 被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 3%PG 61.8 1.0 1.0 5%PG 62.0 2.0 1.5 ラウリル硫酸ナトリウム W/1%18μ1%シリコーン 被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 100ppm SLS 49.1 1.0 1.0 500ppm SLS 34.4 2.0 1.5 ラウリル硫酸ナトリウム W/2%ポリエチレングリコール (PEG3350) W/1%18μ1%シリコーン 被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 100ppm SLS 51.5 1.0 1.5 500ppm SLS 34.5 2.0 2.0 ラウリル硫酸ナトリウム W/1%18μ1%シリコーン 被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 100ppm SLS 52.5 1.0 1.0 500ppm SLS 35.1 2.0 1.5 シメチコーン W/500ppm ラウリル硫酸ナトリウム W/1%18μ1%シリコーン 被覆セルロース W/0.15%キサンタンゴム 1000ppmシメチコーン 32.9 0.0 1.0 1%18μ1%シメチコーン 被覆セルロース W/500ppm ラウリル硫酸ナトリウム W/1000ppmシメチコーン W/0.15%キサンタンゴム #1 30.8 1.5 1.5 #2 33.1 1.0 1.5 #3 33.2 1.0 1.5 #4 33.2 0.5 1.5 #5 32.9 0.5 1.5 #6 33.2 0.5 1.5 #7 32.8 0.5 1.5 #8 33.1 0.5 1.5 #9 32.1 0.5 1.5 メチルセルロース 0.15% 54.6 2.0 0.0 0.25% 53.9 2.5 0.0 0.50% 54.1 2.5 0.0 1.00% 54.5 3.0 0.0 ヒドロキシメチルセルロース[ナトラゾル(Natrasol)(R)] 0.15% 64.0 2.0 0.0 0.25% 56.1 1.5 0.5 0.50% 51.7 1.0 1.5 1.00% 50.4 0.5 2.5 カラゲーナン 0.15% 72.9 0.0 0.0 0.25% 72.6 0.0 0.0 0.50% 72.8 0.0 0.5 キサンタンゴム 0.15% 72.8 0.0 0.5 0.25% 73.6 0.0 1.0 0.50% 73.1 0.0 1.0 1.00% 75.9 0.0 1.5 カルボキシメチルセルロース 0.15% 72.0 0.0 0.5 0.25% 72.4 0.0 1.0 0.50% 72.4 0.0 1.5 1.00% 73.3 0.0 2.0 ラウリル硫酸ナトリウム 100ppm 51.4 1.0 0.0 200ppm 48.6 1.5 0.0 300ppm 35.7 2.0 0.0 400ppm 29.8 2.5 0.0 500ppm 29.5 3.0 0.0 トウモロコシ澱粉 W/0.15%キサンタンゴム 1%トウモロコシ澱粉 73.0 0.0 0.0 3%トウモロコシ澱粉 73.1 0.0 0.0 5%トウモロコシ澱粉 73.1 0.0 0.0 小麦澱粉(調理済み) W/0.15%キサンタンゴム 1%小麦澱粉 72.2 0.0 1.5 3%小麦澱粉 71.0 0.0 2.0 5%小麦澱粉 69.7 0.0 2.5 小麦澱粉(インスタント食品) W/0.15%キサンタンゴム 1%小麦澱粉 59.9 0.0 2.0 3%小麦澱粉 56.7 0.0 2.0 5%小麦澱粉 −−-− 0.0 2.5 1%18μ1%シメチコーン 被覆セルロース W/0.30%キサンタンゴム [ケトロール(Ketrol)RD(R)] W/100ppm ラウリル硫酸ナトリウム W/500ppmシメチコーン W/0.5%香料 37.6 0.0 0.0 凡例: 発泡度 0.0〜3.0 泡 0.0〜3.0 (発泡度および泡の測定で0が最も良い) 表面張力 (20.0〜80.0) (表面張力では数が低いほど良好) 実施例 2 (i)珪素含有化合物で被覆したものおよび/またはそれと単に混合したの、 並びに(ii)被覆せずに単に混合したものの両方の生体適合性をもった重合体か ら成る種々のコントラスト付与媒質について、音速、音響インピーダンス、dB 反射率、および減衰度を測定した。 種々のコントラスト付与剤のdB反射率はアコウスティック・イメージング( Acoustic Imaging)社の5200型超音波走査器[米国アリゾ ナ州フェニックス(Phoenix)]に操作ソフトウエアを装着して測定した 。5.0または7.5MHzのトランスデュ サーをコントラスト付与剤の中に入れて走査した。各組の実験を行う前に公知の 基準影像に対して測定してdB反射率の較正を行った。アコウスティック・イメ イジング社の5200によるdB反射率の測定には組織を模倣した影像を基準影 像として使用した。この組織を模倣した影像はヌークリアー・アソシエーツ(N uclear Associates)社製である。利得を−53.5dBに設 定する。dB反射率の測定はCRTモニターで当該区域を選び、この区域の平均 dB反射率を読み取ることにより行った。試料の定量的な測定値はパナメトリッ ク(Panametric)社[米国マサチューセッツ州ウォールサム(Wal tham)]の5052PR超音波パルサー/レシーバー、ルクロイ(LeCr oy)社[米国ニューヨーク州チェストナット・リッジ(Chestnut R idge)]の波形処理パッケージ付きで高速フーリエ変換機能をもった二重チ ャネネル・ディジタル・オッシロスコープ、およびクラウトクラマー・ブランソ ン(Krautkramer Branson)社[米国フィラデルフィア州ル イスタウン(Lewistown)]のF型γ−HPシリーズのトランスデュー サーから成るImaRx社[米国アリゾナ州チュソン(Tucson)]製のベ ンチトップ型音響実験装置によって得た。データはパルス・エコー法で得た。適 当な遅延時間を置いて帰って来たエコーを測定し、波形のパワー平均を計算した 。使用したトランスデューサーの周波数は2.25、3.25、5.0、7.5 および10MHzである。超音波は溶液/空気の境界から反射して来る音速、音 響インピーダンス、減衰度およびトランスミッタンスのパラメーターを評価した 。 ベンチトップ音響実験装置から得られたデータを表4に掲げる。これ らのデータから判るようにシメチコーンで被覆したセルロースは処理しないセル ロースに比べ、良好な反射率および非常に高いトランスミッタンスの両方をもっ ている(即ち音響の減衰が少ない)。ポリエチレングリコールはセルロースより も低い反射率をもっていることにも注目されたい。 図4〜8はアカウスティック・ィメージング社の超音彼装置で影像について測 定して得られたdB反射率を示す。これらの図に示されているように、処理しな いセルロースの短い繊維(例えば18〜35μ)の方が長いセルロース繊維に比 べて高違反者率をもっている。シリコーンで被覆したセルロースは被覆しない繊 維よりも反射率が大きい。 実施例 3 米国ウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)のアルドリッチ ・ケミカル・コンパニー(Aldrich Chemical Company )製のヘキサメチルジシラザン(1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラ ザン)2gを10gのエチルアルコール(200°の脱水アルコール、U.S. P.形式)に加える。ヘキサメチルジシラザンとエチルアルコールとの混合物を フラスコに入れたセルロース(繊維長それぞれ18、22および35μ)28. 5gに滴下する。この混合物を撹拌し、真空乾燥器中で約60℃に加熱する。エ チルアルコールを蒸発させた後、フラスコを実験室用のオーブンに入れ、約2時 間約60℃から約140℃に加熱し、次いで冷却してヘキサメチルジシラザンで 被覆したセルロース(これを一般的にシリル化したセルロースと呼ぶ)を得た。 実施例 4 アルドリッチ・ケミカル・コンパニー製のシリコーン(油状)2gを10gの トルエンに加える。このシリコーンとトルエンとの混合物をフラスコに入れたセ ルロース28.5gに滴下する。この混合物を撹拌し、真空乾燥器中で約60℃ の温度に加熱する。トルエンを蒸発させた後、フラスコを実験室用のオーブンに 入れ、約2時間約60℃から約140℃に加熱し、次いで冷却してシリコーンで 被覆されたセルロースを得た。 実施例 5 脱イオン水中で分子量約8,000のポリエチレングリコール繊維約15重量 %を含む溶液をつくる。この溶液をガスと混合し、試験管中でこの溶液を走査し た。 このポリエチレングリコール溶液は試験管中における走査においてガスの放出 が改善され、良好な画像を与えた。 実施例 6 セルロースの繊維長がそれぞれ約22、60および110μの約5重量%のセ ルロース繊維および約0.25%のキサンタンゴムを含む3種の溶液を蒸溜水中 でつくった。直径約20μのデキストランのビーズ約5重量%を含む第4番目の 溶液を蒸溜水中でつくった。5MHzのトランスデューサー(水性媒質中での波 長約300μ)を用い、一定の利得の設定で超音波により試験管内でこの溶液を 走査した。 直径20μのデキストランのビーズの溶液は4種の溶液の中で最も高4い音響 反射性を有し、繊維長22μのセルロース溶液が次に高い音響反射性をもってい た。 実施例 7 脱イオン水中に繊維長約22μのセルロース繊維約5重量%およびキ サンタンゴム約0.25重量%を含む溶液をつくった。この溶液約750mlを 哺乳動物に経口投与し、消化管の超音波画像を取った。 消化管は膨張し、消化器の区域を良好に見ることができた。胃および腸の粘膜 表面も極めて良好に見ることができた。 実施例 8 脱イオン水中に繊維長約22μのセルロース繊維約4重量%および活性炭約2 gを含む溶液をつくった。この溶液約750mlを哺乳動物に経口投与し、消化 管の超音波画像を取った。 超音波画像処理法により消化管および粘膜の表面を良好に見ることができた。 実施例 9 脱イオン水中に繊維長約22μのセルロース繊維約5重量%およびキサンタン ゴム約0.25重量%を含む溶液をつくった。この溶液に約2.0gのシメチコ ーンを加え、溶液を混合する。この溶液約750mlを哺乳動物に経口投与し、 消化管の超音波画像を撮った。 超音波画像処理法により消化管および粘膜の表面を良好に見ることができた。 また消化管からの気泡の除去も改善していることが認められた。 当業界の専門家には上記の説明から、本発明の種々の変形が可能であることが 判るであろう。このような変形は本発明の範囲内に入るものとする。
【手続補正書】 【提出日】平成10年5月8日(1998.5.8) 【補正内容】 (1) 請求の範囲を別紙のとおり訂正する。 (2) 明細書第1頁4〜5行に「コントラスト付与媒質」とあるを『造影剤( 以下、本明細書では「コントラスト付与媒質」ともいう)』と訂正する。別紙 [請求の範囲] 1.少なくとも1種の生体適合性重合体の水溶液または水性懸濁液から成り、 該生体適合性重合体は少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されているか、お よび/またはそれと混合していることを特徴とする超音波画像形成用造影剤。 2.該重合体が合成重合体である請求項1記載の造影剤。 3.該重合体が天然重合体または修飾天然重合体である請求項1記載の造影剤 4.該重合体ポリエチレン、ポリプロピレン、プルロン酸、プルロンアルコ ール、ポリビニル、ナイロン、ポリスチレン、ポリ乳酸、フッ化炭化水素、フッ 化炭素、ポリジメチルシロキサン、およびポリメチルメタクリレートから成る群 から選ばれる請求項2記載の造影剤。 5.該重合体アラビナン、フルクタン、フカン、ガラクタン,ガラクチュロ ナン、グルカン、マンナン、キシラン、レヴァン、フコイダン、カラゲーナン、 ガラクトカロロース、ペクチン酸、アミロース、プルラン、グリコーゲン、アミ ロペクチン、セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセル ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、メトキシセ ルロース、デキストラン、デキストリン、デキストロース、ポリデキストロース プスチュラン、キチン、アガロース、ケラタン、コンドロイン、デルマタン 、ヒルロン酸、アルギン酸、キサンタンゴム並びにエリスロース、トレオー ス、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロー ス、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、 タロース、エリスルロース、リブロース、キシルロース、プシコース、フルクト ース、ソルボース、タガトース、グルコロン酸、マンニュロン酸、グルコサミン 、ガラクトサミン、およびニューラミン酸から成る群から選ばれる 少なくとも1 種のアルドース、ケトース、酸またはアミンを含むポリサッカリドからなる群か ら選ばれる請求項3記載の造影剤 。 6.該重合体が高い水結合能を有する請求項1記載の造影剤。 7.さらにガス発生防止剤を含んでなる請求項1記載の造影剤。 8.さらに懸濁剤を含んでなる請求項1記載の造影剤。 .該珪素含有化合物シリコーン、シメチコーン、保護されたシメチコーン 、ポリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルビニルシロキサン、ポ リメチルフェノールシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、オクタメチルシク ロテトラシロキサン、シロキサングリコール重合体、γ−アミノプロピルトリエ トキシシラン、ジエチルアミノメチルトリエトキシシラン、二酸化珪素、シロキ シアルキレン重合体、ヘキサジメチルシラザン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキ サフェニルシクロトリシラザンオクタメチルシロテトラシラザン、N,N’ −ビス−(トリメチルシリル)アセトアミド、N−(ジメチル(γ−シアノプロ ピル)−シリル)−N−メチルアセトアミド)、および珪藻土から成る群から選 ばれる請求項1記載の造影剤。 10.該重合体が、少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されている請求項 1記載の造影剤。 11.該重合体が、繊維18μのセルロース重合体を0.5重量%含み、か 、セルロース重合体珪素含有化合物のメチコーン0. 25重量%で被覆されており、且つ珪素含有化合物のメチコーン500pp mと混合されており、そしてラウリル硫酸から成るガス発生防止剤と0.3重 量%のキサンタンゴムから成る懸濁剤をさらに含んでおり、ならびに、該水溶液 または水性懸濁液が脱ガスされており、且つ造影剤が減圧下に貯蔵されている、 請求項1記載の造影剤。 12.少なくとも1種の生体適合性合成重合体の水溶液または水性懸濁液から 成る造影剤。 13.該重合体ポリエチレン、ポリプロピレン、プルロン酸、プルロンアル コール、ポリビニル、ナイロン、ポリスチレン、ポリ乳酸、フッ化炭化水素、フ ッ化炭素、ポリジメチルシロキサン、およびポリメチルメタクリレートから成る 群から選ばれる請求項12記載の造影剤。 14.セルロースの水溶液または水性懸濁液から成る造影剤。 15請求項1、12および14のいずれかに記載の造影剤を含むことを特徴 とする超音波画像形成用のキット。 16.さらに通常の超音波画像形成用の成分を含み、該通常の超音波画像形成 用の成分ガス発生防止剤、懸濁剤、香料、着色剤、酸化防止剤、粘着防止剤、 浸透圧調節剤および湿潤剤から成る群から選ばれる請求項15記載のキット。 17アラビナン、フルクタン、フカン、ガラクタン,ガラクチュラン、グル カン、マンナン、キシラン、レヴァン、フコイダン、カラゲーナン、ガラクトカ ロロース、ペクチン、アミロース、プルラン、グリコーゲン、アミロペクチン、 デキストラン、デキストリン、デキストロース、ポリデキストロース、プスチュ ラン、キチン、寒天、ケラチン、コンドロイチン、デルマタン、ヒアルロン酸、 アルギン酸、キサンタンゴ ム、グアーゴムおよびトラガカントから成る群から選ばれる化合物の水溶液また は水性懸濁液から成る超音波画像形成用の造影剤18活性炭、炭酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、燐酸アルミニウム、 炭酸カルシウム、炭酸ジヒドロキシアルミニウムナトリウム、マガルドレート、 酸化マグネシウム、三珪酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、ロペルアミド塩酸塩 、ジフェノキシレート、硫酸アトロピンの塩酸塩、カオリン、ビスマス塩、キサ ンチユムゴム、アラビアゴム、寒天、アルギン酸、モノステアリン酸アルミニウ ム、粗製ベントナイト、精製ベントナイト、ベントナイトマグマ、カーボマー9 34P、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロース ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム12、カラゲーナン、セル ロース(微結晶性)、デキストリン、ゼラチン、グアゴム、ヒドロキシエチルセ ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー ス、珪酸アルミニウムマグネシウム、メチルセルロース、ポリエチレンオキシド 、ポリビニルアルコール、ポヴィドン、プロピレングリコールアルギネート、二 酸化珪素、コロイド状二酸化珪素、アルギン酸ナトリウム、およびトラガカント から成る群から選ばれる化合物をさらに含んでなる請求項17記載の造影剤19.(i)アラビナン、フルクタン、フカン、ガラクタン,ガラクチュラン 、グルカン、マンナン、キシラン、レヴァン、フコイダン、カラゲーナン、ガラ クトカロロース、ペクチン、アミロース、プルラン、グリコーゲン、アミロペク チン、デキストラン、デキストリン、デキストロース、プスチュラン、キチン、 寒天、ケラチン、コンドロイチン、デルマタン、ヒアルロン酸、アルギン酸、キ サンタンゴム、グアーゴム およびトラガカントから成る群から選ばれる化合物と、(ii)活性炭、炭酸アル ミニウム、水酸化アルミニウム、燐酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸ジヒ ドロキシアルミニウムナトリウム、マガルドレート、酸化マグネシウム、三珪酸 マグネシウム、炭酸ナトリウム、ロペルアミド塩酸塩、ジフェノキシレート、硫 酸アトロピンの塩酸塩、カオリン、ビスマス塩、キサンチユムゴム、アラビアゴ ム、アルギン酸、モノステアリン酸アルミニウム、粗製ベントナイト、精製ベン トナイト、ベントナイトマグマ、カーボマー934P、カルボキシメチルセルロ ースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセ ルロースナトリウム12、カラゲーナン、セルロース(微結晶性)、デキストリ ン、ゼラチン、グアゴム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、珪酸アルミニウムマグネシウ ム、メチルセルロース、ペクチン、ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコー ル、ポヴィドン、プロピレングリコールアルギネート、二酸化珪素、コロイド状 二酸化珪素、アルギン酸ナトリウムおよびトラガカントゴムから成る群から選ば れる化合物との組合わせを含んでなる超音波画像形成用のキット。 20.該重合体がセルロースである請求項1記載の造影剤。 21.該珪素含有化合物がシメチコーンである請求項1記載の造影剤。 22.該重合体がセルロースであり、そして該珪素含有化合物がシメチコーン である請求項1記載の造影剤。 23.該重合体がセルロースであり、該珪素含有化合物がシメチコーンであり 、そして該セルロースがシメチコーンで被覆されている請求項 1記載の造影剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IT,LU,NL,S E),AU,CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1種の生体適合性をもった重合体の水溶液液から成り、該生 体適合性をもった重合体は少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されているか 、および/またはそれと混合していることを特徴とする超音波画像を得るための コントラスト付与媒質。 2.該重合体が合成重合体である特許請求の範囲第1項記載のコントラスト 付与媒質。 3.該重合体が天然重合体または半合成重合体である特許請求の範囲第1項 記載のコントラスト付与媒質。 4.該重合体はポリエチレン、ポリプロピレン、プルロン酸、プルロンアル コール、ポリビニル類、ナイロン、ポリスチレン、ポリ乳酸、フッ化炭化水素、 フッ化炭素、ポリジメチルシロキサン,およびポリメチルメタクリレートから成 る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のコントラスト付 与媒質。 5.該重合体はアラビナン、フルクタン、フカン、ガラクタン,ガラクチュ ロナン、グルカン、マンナン、キシラン、レヴァン、フコイダン、カラゲーナン 、ガラクトカロロース、ペクチン酸、アミロース、プルラン、グリコーゲン、ア ミロペクチン、セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、メトキシ セルロース、デキストラン、プスチュラン、キチン、アガロース、ケラタン、コ ンドロイタン、デルマンタン、ヒヤルロン酸、アルギニン酸、キサンタンゴムか ら成る群から選ばれる重合体;並びに少なくとも1種のアルドース、ケトース、 酸またはアミンを含むポリサッカリドで、その基がエリスロース、トレオ ース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロ ース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース 、エリスルロース、リブロース、キシルロース、プシコース、フルクトース、ソ ルボース、タガトース、グルコロン酸、マンニュロン酸、グルコサミン、ガラク トサミン、およびニューラミン酸から成る群から選ばれるものであることを特徴 とする特許請求の範囲第3項記載のコントラスト付与媒質。 6.該重合体は水結合能力が高い重合体であることを特徴とする特許請求の 範囲第1項記載のコントラスト付与媒質。 7.さらにガス発生防止剤を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第 1項記載のコントラスト付与媒質。 8.該ガス発生防止剤は活性炭、炭酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、 燐酸アルミニウム、炭酸カルシウム、ジヒドロキシアルミニウム、炭酸ナトリウ ム、マガルドレート、酸化マグネシウム、三珪酸マグネシウム、炭酸ナトリウム 、ロペルアミド塩酸塩、ジフェノキシレート、硫酸アトロピンの塩酸塩、カオリ ン、ビスマス塩、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレン共重合体、ポリオキ シアルキレンアミンおよびイミン、分岐したポリアミン、混合オキシアルキル化 アルコール、スクログリコアミド、ポリオキシアルキル化された天然油、硫酸ラ ウリル、モノカルボン酸の2−乳酸エステル、トリグリセリド油、ポリ塩化ビニ ル微粒子から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の コントラスト付与媒質。 9.さらに懸濁剤を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコン トラスト付与媒質。 10.該懸濁剤はキサンタムゴム、アラビアゴム、寒天、アルギン酸、モノス テアリン酸アルミニウム、粗製ベントナイト、精製ベントナイト、ベントナイト マグマ、カーボマー934P、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボ キシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム12 、カラゲーナン、セルロース(微結晶性)、カルボキシメチルセルロースナトリ ウム、デキストリン、ゼラチン、グアゴム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、珪酸アルミ ニウムマグネシウム、メチルセルロース、ペクチン、ポリエチレンオキシド、ポ リビニルアルコール、ポヴィドン、プロピレングリコールアルギネート、二酸化 珪素、コロイド状二酸化珪素、アルギン酸ナトリウム、およびトラガカントゴム から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載のコントラ スト付与媒質。 11.該珪素含有化合物はシリコーン、シメチコーン、保護されたシメチコー ン、ポリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルビニルシロキサン、 ポリメチルフェノールシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、オクタメチルシ クロテトラシロキサン、シロキサングリコール重合体、γ−アミノプロピルトリ エトキシシラン、ジエチルアミノメチルトリエトキシシラン、二酸化珪素、シロ キシアルキレン重合体、ヘキサジメチルシラザン、ヘキサメチルジシラザン、ヘ キサフェニルシクロトリシラザンおよびオクタメチルシルロテトラシラザン、N ,N'−ビス−(トリメチルシリル)アセトアミド、N−(ジメチル(γ−シア ノプロピル)−シリル)−N−メチルアセトアミド)、および珪藻土から成る群 から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコ ントラスト付与媒質。 12.重合体は少なくとも1種の珪素含有化合物で被覆されていることを特徴 とする特許請求の範囲第1項記載のコントラスト付与媒質。 13.水溶液は脱ガスして真空下において貯蔵されていることを特徴とする特 許請求の範囲第1項記載のコントラスト付与媒質。 14.該重合体は0.5重量%繊維長が18μのセルロース重合体から成り、 セルロース重合体は珪素含有化合物のセメチコーン0.25重量%で被覆されて おり、且つ珪素含有化合物のセメチコーン500ppmと混合されており、さら にラウリル硫酸ナトリウムから成るガス発生防止剤と0.3重量%のキサンタン ゴムから成る懸濁剤を含んでおり、且つ該水溶液は脱ガスして真空下において貯 蔵されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコントラスト付与媒 質。 15.少なくとも1種の生体適合性をもった合成重合体の水溶液から成ること を特徴とする超音波画像処理用のコントラスト付与媒質。 16.該重合体はポリエチレン、ポリプロピレン、プルロン酸、プルロンアル コール、ポリビニル類、ナイロン、ポリスチレン、ポリ乳酸、フッ化炭化水素、 フッ化炭素、ポリジメチルシロキサン重合体、およびポリメチルメタクリレート から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載のコント ラスト付与媒質。 17.該重合体は水結合能力が高い重合体であることを特徴とする特許請求の 範囲第15項記載のコントラスト付与媒質。 18.さらにガス発生防止剤を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第 15項記載のコントラスト付与媒質。 19.該ガス発生防止剤は活性炭、炭酸アルミニウム、水酸化アルミ ニウム、燐酸アルミニウム、炭酸カルシウム、ジヒドロキシアルミニウム、炭酸 ナトリウム、マガルドレート、酸化マグネシウム、三珪酸マグネシウム、炭酸ナ トリウム、ロペルアミド塩酸塩、ジフェノキシレート、硫酸アトロピンの塩酸塩 、カオリン、ビスマス塩、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン共重合体 、ポリオキシアルキレンアミンおよびイミン、分岐したポリアミン、混合オキシ アルキル化アルコール、スクログリコアミド、ポリオキシアルキル化された天然 油、硫酸ラウリル、モノカルボン酸の2−乳酸エステル、トリグリセリド油、ポ リ塩化ビニル微粒子から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第 18項記載のコントラスト付与媒質。 20.さらに懸濁剤を含むことを特徴とする特許請求の範囲第15項記載のコ ントラスト付与媒質。 21.該懸濁剤はキサンタムゴム、アラビアゴム、寒天、アルギン酸、モノス テアリン酸アルミニウム、粗製ベントナイト、精製ベントナイト、ベントナイト マグマ、カーボマー934P、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボ キシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム12 、カラゲーナン、セルロース(微結晶性)、カルボキシメチルセルロースナトリ ウム、デキストリン、ゼラチン、グアゴム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、珪酸アルミ ニウムマグネシウム、メチルセルロース、ペクチン、ポリエチレンオキシド、ポ リビニルアルコール、ポヴィドン、プロピレングリコールアルギネート、二酸化 珪素、コロイド状二酸化珪素、アルギン酸ナトリウム、およびトラガカントゴム から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範 囲第20項記載のコントラスト付与媒質。 22.水溶液は脱ガスして真空下において貯蔵されていることを特徴とする特 許請求の範囲第15項記載のコントラスト付与媒質。 23.セルロースの水溶液から成ることを特徴とする患者の超音波画像処理用 のコントラスト付与媒質。 24.さらにガス発生防止剤を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第 23項記載のコントラスト付与媒質。 25.該ガス発生防止剤は活性炭、炭酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、 燐酸アルミニウム、炭酸カルシウム、ジヒドロキシアルミニウム、炭酸ナトリウ ム、マガルドレート、酸化マグネシウム、三珪酸マグネシウム、炭酸ナトリウム 、ロペルアミド塩酸塩、ジフェノキシレート、硫酸アトロピンの塩酸塩、カオリ ン、ビスマス塩、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン共重合体、ポリオ キシアルキレンアミンおよびイミン、分岐したポリアミン、混合オキシアルキル 化アルコール、スクログリコアミド、ポリオキシアルキル化された天然油、硫酸 ラウリル、モノカルボン酸の2−乳酸エステル、トリグリセリド油、ポリ塩化ビ ニル微粒子から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第24項記 載のコントラスト付与媒質。 26.さらに懸濁剤を含むことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載のコ ントラスト付与媒質。 27.該懸濁剤はキサンタムゴム、アラビアゴム、寒天、アルギン酸、モノス テアリン酸アルミニウム、粗製ベントナイト、精製ベントナイト、ベントナイト マグマ、カーボマー934P、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボ キシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメ チルセルロースナトリウム12、カラゲーナン、セルロース(微結晶性)、カル ボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、ゼラチン、グアゴム、ヒド ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル メチルセルロース、珪酸アルミニウムマグネシウム、メチルセルロース、ペクチ ン、ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール、ポヴィドン、プロピレング リコールアルギネート、二酸化珪素、コロイド状二酸化珪素、アルギン酸ナトリ ウム、およびトラガカントゴムから成る群から選ばれることを特徴とする特許請 求の範囲第27項記載のコントラスト付与媒質。 28.水溶液は脱ガスして真空下において貯蔵されていることを特徴とする特 許請求の範囲第15項記載のコントラスト付与媒質。 29.(i)特許請求の範囲第1項記載のコントラスト付与媒質を患者に投与 し、(ii)超音波画像処理法で患者を走査して患者の内部区域の可視的な像を得 ることを特徴とする患者の内部区域の可視的な像を得る方法。 30.(i)特許請求の範囲第1項記載のコントラスト付与媒質を患者に投与 し、(ii)超音波画像処理法で患者を走査して患者の病変組織の可視的な像を得 ることを特徴とする患者の病変組織の存在を診断する方法。 31.(i)特許請求の範囲第15項記載のコントラスト付与媒質を患者に投 与し、(ii)超音波画像処理法で患者を走査して患者の内部区域の可視的な像を 得ることを特徴とする患者の内部区域の可視的な像を得る方法。 32.(i)特許請求の範囲第15項記載のコントラスト付与媒質を 患者に投与し、(ii)超音波画像処理法で患者を走査して患者の病変組織の可視 的な像を得ることを特徴とする患者の病変組織の存在を診断する方法。 33.(i)特許請求の範囲第23項記載のコントラスト付与媒質を患者に投 与し、(ii)超音波画像処理法で患者を走査して患者の内部区域の可視的な像を 得ることを特徴とする患者の内部区域の可視的な像を得る方法。 34.(i)特許請求の範囲第23項記載のコントラスト付与媒質を患者に投 与し、(ii)超音波画像処理法で患者を走査して患者の病変組織の可視的な像を 得ることを特徴とする患者の病変組織の存在を診断する方法。 35.特許請求の範囲第1項記載のコントラスト付与媒質を含むことを特徴と する超音波画像処理用のキット。 36.さらに通常の超音波画像処理用の成分を含み、該通常の超音波画像処理 用の成分はガス発生防止剤、懸濁剤、香料、着色剤、酸化防止剤、粘着防止剤、 浸透圧調節剤および湿潤剤から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の 範囲第35項記載のキット。 37.特許請求の範囲第15項記載のコントラスト付与媒質を含むことを特徴 とする超音波画像処理用のキット。 38.さらに通常の超音波画像処理用の成分を含み、該通常の超音波画像処理 用の成分はガス発生防止剤、懸濁剤、香料、着色剤、酸化防止剤、粘着防止剤、 浸透圧調節剤および湿潤剤から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の 範囲第37項記載のキット。 39.特許請求の範囲第23項記載のコントラスト付与媒質を含むこ とを特徴とする超音波画像処理用のキット。 40.さらに通常の超音波画像処理用の成分を含み、該通常の超音波画像処理 用の成分はガス発生防止剤、懸濁剤、香料、着色剤、酸化防止剤、粘着防止剤、 浸透圧調節剤および湿潤剤から成る群から選ばれることを特徴とする特許請求の 範囲第39項記載のキット。
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JP2005524711A (ja) * 2002-05-09 2005-08-18 ウルトラスト・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー コントラストの強調のための、または超音波、内視鏡および他の医療検査に有用な媒質

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