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JP2001358339A - 絶縁ゲートバイポーラトランジスタを備えた半導体装置 - Google Patents

絶縁ゲートバイポーラトランジスタを備えた半導体装置

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Publication number
JP2001358339A
JP2001358339A JP2001125593A JP2001125593A JP2001358339A JP 2001358339 A JP2001358339 A JP 2001358339A JP 2001125593 A JP2001125593 A JP 2001125593A JP 2001125593 A JP2001125593 A JP 2001125593A JP 2001358339 A JP2001358339 A JP 2001358339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
igbt
type
emitter
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001125593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Otsuki
正人 大月
Tatsu Saito
龍 斎藤
Yasuhiko Onishi
泰彦 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2001125593A priority Critical patent/JP2001358339A/ja
Publication of JP2001358339A publication Critical patent/JP2001358339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッチアップ耐量が高く、常態時には低オン
電圧で動作する絶縁ゲートバイポーラトランジスタを備
えた半導体装置を提供すること。 【解決手段】 本例のIGBT100は、低い閾値電圧
TH1 を持つpnp型の第1のIGBT1と高い閾
値電圧VTH2 を持つpnp型の第2のIGBT2と
を並列接続した複合IGBTである。第2のIGBT2
の閾値電圧VTH は第1のIGBT1の閾値電圧V
TH1 に比して1Vオーダで高く設定されている。I
GBT100の閾値電圧が第1のIGBTの閾値電圧に
合致しているので、オン電圧は上昇しない。負荷短絡時
には第1のIGBT1よりは飽和コレクタ電流の電流値
が下がるので、負荷短絡耐量が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタ(IGBT)を備えた半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】大電流容量及び低飽和電圧(低オン電
圧)のスイッチング半導体装置として、伝導度変調型ト
ランジスタとも称される絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタ(IGBT)が知られている。従来、このpnp型
のIGBTの半導体構造は、図16に示すように、裏面
にコレクタ電極1が接続されたp型のコレクタ層
(少数キャリア注入層)2と、このコレクタ層2の上に
積層されたn型のバッファ層3と、バッファ層3の
上にエピタキシャル成長により形成されたn型の伝
導度変調層(nベース)4と、この伝導度変調層4の表
面にゲート絶縁膜5を介して形成されたポリシリコン製
のゲート電極6と、このゲート電極6をマスクとして用
いてセルフアライン法により伝導度変調層4の表面にウ
ェル状に形成されたp型のエミッタ層(pベース)7
と、エミッタ層7の上に形成されたアルミニウム製のエ
ミッタ電極8を用いて導入形成されたウェル状のn
型のソース層9とを有している。
【0003】このような縦型DMOS構造のIGBTに
おいては、エミッタ電極8に対し正の電位がゲート電極
6に印加されると、ゲート電極6の直下のチャネル拡散
層(バックゲート)としてのp型のエミッタ層7の表面
に反転層のnチャネルが形成され、このチャネルを介し
てエミッタ電極8,ソース層9から電子(n型の伝
導度変調層4の多数キャリア)が伝導度変調層4に注入
される。これに呼応して、コレクタ層2から正孔(n
型の伝導度変調層4の少数キャリア)が伝導度変調
層4に注入されるため、伝導度変調層4の電気伝導度は
急激に上昇し、pnpトタンジスタがターンオンし、大
電流が流れて低オン電圧(低コレクタ・エミッタ間電
圧)となる。
【0004】ところで、負荷短絡時等においては、エミ
ッタ層7のうちソース層9の真下部を介してエミッタ電
極8へ流れるホール電流Iが急増してソース層9の
真下部分の拡散抵抗(pベース抵抗)rの電圧降下
が増大すると、p型のエミッタ層7とn型のソース
層9とのpn接合が順バイアスされてしまい、寄生トラ
ンジスタ(n型の伝導度変調層4,p型のエミッタ
層7,n型のソース層9から成るnpn型トランジ
スタ)のラッチアップが起こり易い。このため負荷短絡
の破壊耐量(ラッチアップ耐量)が低い。
【0005】ここに、ラッチアップ耐量を向上させるた
めには、上記寄生npn型トランジスタの電流増幅率h
FEを下げることが有効である。そのためには、p型の
エミッタ層7の不純物濃度を下げるか、又はn型の
ソース層9の不純物濃度を下げることが必要である。前
者の場合、却ってエミッタ層7内の拡散抵抗rが高
くなり不都合である。後者の場合、ソース層9とエミッ
タ電極8とのコンタクト抵抗がそのまま上昇してしま
う。
【0006】そこで、負荷短絡時等でのラッチアップ耐
量を増大させる構造として、図17に示す構造が提案さ
れている。まず、図17(a)に示すIGBT構造は、
ゲート電極6のゲート幅(チャネル幅)方向に走るスト
ライプ状のソース層9にエミッタ電極8が直接接触して
いるのではなく、ソース層9から櫛歯状に延び出た複数
の分岐部9aにエミッタ電極8が導電接触しており、各
分岐部9aの狭窄部分には拡散抵抗rが寄生してい
る。
【0007】このように、ソース層9とエミッタ電極8
との間に拡散抵抗rが等価的に介在したIGBT半
導体構造では、負荷短絡時などにエミッタ層7のうちソ
ース層9の真下部を介してエミッタ電極8へ流れるホー
ル電流Iが急増して拡散抵抗rの電圧降下が増
大しても、それと同時にソース層9を流れる電子電流I
の方も急増して拡散抵抗rの電圧降下も増大す
るようになっているため、両拡散抵抗の電圧降下の拮抗
により、エミッタ層7とソース層9のpn接合が順バイ
アスされ難なり、寄生npn型トランジスタのラッチア
ップが起こり難くなる。このため、負荷短絡の破壊耐量
が上がる。
【0008】他方、図17(b)に示すIGBT構造
は、ゲート電極6のゲート幅(チャネル幅)方向に離散
的に島状の複数のソース層9bを形成し、これらに跨が
るようにエミッタ電極8を形成した構造となっており、
部分チャネル形構造と称されている。この部分チャネル
形構造では、ゲート電極6直下のチャネルに対してソー
ス層9b間の間抜き箇所の部分だけエミッタ電極8と導
通がないので、結果的に図17(a)の構造と同様に、
ソース層9bとエミッタ電極8との間に拡散抵抗r
が寄生している。かかる構造でも、拡散抵抗の電圧降下
の拮抗により、負荷短絡の破壊耐量が向上する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
(a),(b)に示すIGBT構造にあっても、次のよ
うな問題点がある。
【0010】即ち、負荷短絡時等の過電圧期のみに着目
すれば、ソース層9の拡散抵抗r による電圧降下の急
増によりラッチアップ耐量を増やすには有効的であるも
のの、通常のオン状態(非過電圧期)では拡散抵抗r
に電子電流が流れてその電圧降下が持続しているた
め、当然のことながら、オン電圧(飽和コレクタ電圧)
CE(sat) が高くなってしまい、オン損失が増
大する。
【0011】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、半導体構造又は電気的特性を改善することにより、
ラッチアップ耐量が高く、常態時には低オン電圧で動作
する絶縁ゲートバイポーラトランジスタを備えた半導体
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の回路的手段としては、ゲート電圧により電
流制御される第1導電型の第1のIGBTと、第1のI
GBTに対し並列接続しており、上記ゲート電圧により
電流制御される第1導電型の第2のIGBTとをモノリ
シックとして有し、第2のIGBTの閾値電圧V
TH2 が第1のIGBTの閾値電圧VTH1 に比し
て1Vオーダで高く設定されて成ることを特徴とする。
この複合IGBTの閾値電圧は第1のIGBTの低い閾
値電圧に合致しているので、通常オン・オフ動作には何
ら支障がなく、オン電圧は上昇しない。また、負荷短絡
時には第1のIGBT1よりは飽和コレクタ電流の電流
値が下がるので、負荷短絡耐量が向上する。
【0013】また、本発明は、第1のIGBTのオン抵
抗が第2のIGBTのオン抵抗よりも高く設定されて成
る態様を採用できる。IGBT1の相互コンダクタンス
がIGBT2のそれよりも小さいので、複合IGBTは
負荷短絡時の過電流を抑制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1は本発明
の第1の実施形態に係るIGBT半導体構造を示す断面
図である。
【0015】本例のIGBT半導体構造はpnp型であ
り、裏面にコレクタ電極1が接続されたp型のコレ
クタ層(少数キャリア注入層)2と、このコレクタ層2
の上に積層されたn型のバッファ層3と、バッファ
層3の上にエピタキシャル成長により形成されたn
型の伝導度変調層(nベース)4と、この伝導度変調層
4の表面に形成されたp型の深いウェル状の主エミ
ッタ領域(pベース)7aと、伝導度変調層4の表面に
ゲート絶縁膜5を介して形成されたポリシリコン製のゲ
ート電極6と、主エミッタ層7aのウェル端の表面側浅
部の外側に隣接したp型の外接エミッタ領域7bと、外
接エミッタ領域7bの表面に形成された浅いn型のソー
ス領域9Aと、主エミッタ層7aの表面でn型のソース
領域9Aに接続して形成されたn型のソース・コン
タクト領域9Bと、このソース・コンタクト領域9B及
び主エミッタ領域7aの双方にオーミック接触したアル
ミニウム製のエミッタ電極8とを有している。
【0016】つまり、図16に示すIGBTの従来構造
に対して、本例のIGBT構造の新規なところは、従来
のn型ソース層9を、限定された規模のソース領域
9Aと、エミッタ電極8とオーミック接触する高濃度の
ソース・コンタクト領域9Bに分割した点にある。
【0017】本例においては、ソース層9Aがn
ではなく、それより低濃度のn型となっているため、負
荷短絡時等においてラッチアップし易い寄生トランジス
タ(n型の伝導度変調層4,p型の外接エミッタ層
7b,n型のソース領域9Aから成るnpn型トランジ
スタ)の電流増幅率hFEは、図16に示す従来構造に
比して低い。このため、ラッチアップ耐量が向上し、負
荷短絡時の破壊耐量が高くなる。n型のソース領域9A
にはn型のソース・コンタクト領域9Bが付帯接続
しているので、コンタクト抵抗は高くならず、低オン電
圧を維持でき、またターンオン速度も遅くならない。
【0018】更に、本例では、エミッタ層7がMOS部
のチャネル拡散層を構成するp型の外接エミッタ領域7
bと、p型の主エミッタ領域7aとに濃度分けされ
ているため、MOS部の閾値電圧の変動を招来せずに、
主エミッタ領域7aの高濃度化により殊にソース・コン
タクト層9Bの真下部分の拡散抵抗(pベース抵抗)r
の値が低減している。このため、負荷短絡時のホー
ル電流Iによる拡散抵抗rの電圧降下が低減
し、外接エミッタ領域9bとソース領域9Aとのpn接
合の順バイアスを抑制でき、ラッチアップが起こり難く
なり、従前に比してラッチアップ耐量が向上する。
【0019】次に、第1実施形態に係るIGBT半導体
構造の製造方法を説明する。
【0020】まず、図2(a)に示す如く、p型の
コレクタ層2の上にn型のバッファ層3が積層され
た半導体基板10を準備する。次に、そのn型のバ
ッファ層3の上にエピタキシャル成長によりn型の
伝導度変調層(nベース)4を形成する。次に、初期酸
化処理を行い、n型の伝導度変調層4の表面を厚い
シリコン酸化膜11で覆う。
【0021】次に、図2(b)に示す如く、フォトリソ
グラフィーによりシリコン酸化膜11に主エミッタ領域
7aを形成するための開口11aの窓開けを行う。しか
る後、ボロンイオンBのイオン注入を行い、アクセ
プタをドープする。
【0022】次に、図2(c)に示す如く、ドライブイ
ンを行い、ウェル状のp型の主エミッタ領域7aを
拡散形成する。そして、酸化処理を行い、開口11aを
厚いシリコン酸化膜11bで覆う。
【0023】次に、図2(d)に示す如く、フォトリソ
グラフィーにより主エミッタ領域7aの上のシリコン酸
化膜11bの中央部分をインプラ用マスク11cとして
残す。
【0024】次に、図2(e)に示す如く、ゲート酸化
処理を施してゲート絶縁膜5を成膜した後、フォトリソ
グラフィーにより隣接の主エミッタ領域7a,7a間の
上にポリシリコン製のゲート電極6を形成する。
【0025】次に、図3(a)に示す如く、シリコン酸
化膜11c及びゲート電極6をマスクとして用いたセル
フアラインにより、ボロンイオンBのイオン注入
(チャネル・ドーピング)を行い、アクセプタをドープ
する。しかる後、チャネルドライブを行い、pの主
エミッタ領域7aのウェル端の浅部にp型領域を拡散さ
せて重ね、そのはみ出し部分として外接エミッタ領域7
bを形成する。なお、p 型の主エミッタ領域7aの
ウェル端浅部にp型領域が重なるため、主エミッタ領域
7aの内接エミッタ領域7cはp++型に近い高濃度領
域となる。
【0026】次に、図3(b)に示す如く、シリコン酸
化膜11c及びゲート電極6をマスクとして用いたセル
フアラインにより、燐又は砒素のドナーを高濃度イオン
注入で施し、主エミッタ領域7a及び外接エミッタ領域
7bの表層に浅いn型ソース層9′を形成する。これに
より、外接エミッタ領域7bの表層にはn型ソース領域
9Aが形成されるが、主エミッタ領域7aの内接エミッ
タ領域7cの表層にはp型領域9B′が形成され
る。
【0027】次に、図3(c)に示す如く、フォトリソ
グラフィーによりゲート絶縁膜6の上に層間絶縁膜とし
ての燐ガラス(PSG)層12及びエミッタ電極8のコ
ンタクト穴8aを形成する。コンタクト穴8aはちょう
どp型領域9B′の上に開口される。しかる後、こ
の燐ガラス層12及びシリコン酸化膜11cをマスクと
して再度燐又は砒素のドナーを高濃度イオン注入してコ
ンタクト孔8aに導入し、n型ソース領域9Aの内側領
域を高濃度化してn型のソース・コンタクト層9B
を形成する。燐ガラス層12直下はn型ソース領域9A
のまま残る。
【0028】次に、シリコン酸化膜11cをエッチング
除去した後、図3(d)に示す如く、アルミニウム製の
エミッタ電極8を形成する。なお、裏面のコレクタ電極
1も形成する。
【0029】このように本例のIGBT構造の製造方法
は、従来の工程に対して、層間絶縁膜の燐ガラス層12
をマスクとしてエミッタ電極8の形成前のコンタクト穴
8aにn型不純物をドーブする工程を追加するだけで、
ソース領域9Aを高濃度化せずに高濃度のソース・コン
タクト領域9Bを得ることができる。しかも、本製法で
は、p型の主エミッタ領域7aの外に更に高濃度の
の内接エミッタ領域7cを得ることがで
き,pベース抵抗rの低減が一層顕著となる。
【0030】〔第2の実施形態〕図4は本発明の第2の
実施形態に係るIGBT半導体構造を示す拡大斜視図、
図5は図4中のA−A′線に沿って切断した断面におい
て表面位置に対する表面濃度の関係を示すグラフであ
る。
【0031】本例のIGBT半導体構造は、第1の実施
形態と同様に、主エミッタ領域7aの表面の外側に隣接
された外接エミッタ領域7bと、その外接エミッタ領域
7bの表面に浅く形成されたn型ソース領域9Aと、内
接エミッタ領域7cの表面に浅く形成されたn型ソ
ース・コンタクト領域9Bとを有している。そして、n
型ソース領域9Aとn型ソース・コンタクト領域9
Bとの接続界面には表面までp型の主エミッタ領域
7aの櫛歯状の膨出部7dが貫通している。従って、膨
出部7d間に挟まれたn型ソース領域9Aの狭窄部には
拡散抵抗rが寄生している。n型ソース領域9Aはゲ
ート絶縁膜6直下で全幅方向に形成されているため、ゲ
ート電極6に正電位が印加されると、ゲート絶縁膜6直
下では全幅チャネルとなり、チャネル抵抗は第1の実施
形態のそれと変わらない。
【0032】かかる構造では、負荷短絡等の過電流時に
ベース抵抗rのホール電流による電圧降下によって
外接エミッタ領域7bの電位が上昇しても、同時に、電
子電流による拡散抵抗rの電圧降下によりn型ソー
ス層9Aの電圧がエミッタ電極8の電圧に比して上昇す
るので、第1の実施形態に比して更に、n型ソース領域
9Aとp型外接エミッタ領域7bとのpn接合が順バイ
アスされ難くなり、ラッチアップ耐量の増大を図ること
ができる。ただ、非過電流期(常態オン時)では拡散抵
抗rがオン抵抗として加わるため、第1の実施形態
よりオン抵抗がやや高い。
【0033】次に、第2の実施形態に係るIGBT半導
体構造の製造方法を説明する。
【0034】まず、第1の実施形態の製造方法と同様
に、図2(a)に示す如く、p型のコレクタ層2の
上にn型のバッファ層3が積層された半導体基板1
0を準備し、そのn型のバッファ層3の上にエピタ
キシャル成長によりn型の伝導度変調層(nベー
ス)4を形成する。そして、初期酸化処理を行い、n
型の伝導度変調層4の表面を厚いシリコン酸化膜11で
覆う。
【0035】次に、図6(a)に示す如く、フォトリソ
グラフィーによりシリコン酸化膜11に主エミッタ領域
7aを形成するための開口11dを窓開けたマスク11
eを形成する。この開口11dは矩形波状の開口縁を有
している。そして、ボロンイオンBのイオン注入を
行い、アクセプタをドープする。ドライブインを行い、
ウェル状のp型の主エミッタ領域7aを拡散形成す
る。マスク11eの縁が矩形波状であるため、主エミッ
タ領域7aのウェル端も矩形波状を呈する。そして、酸
化処理を行い、開口11dを厚いシリコン酸化膜で覆
う。
【0036】次に、図6(b)に示す如く、フォトリソ
グラフィーにより主エミッタ領域7aの上の中央部分に
シリコン酸化膜をインプラ用マスク11cとして残す。
そして、ゲート酸化処理を施してゲート絶縁膜5を成膜
した後、フォトリソグラフィーにより隣接の主エミッタ
層7aを挟んで上にポリシリコン製のゲート電極6を形
成する。
【0037】次に、図6(c)に示す如く、シリコン酸
化膜11c及びゲート電極6をマスクとして用いたセル
フアラインにより、ボロンイオンBのイオン注入
(チャネル・ドーピング)を行い、アクセプタをドープ
する。しかる後、チャネルドライブを行い、p型の
主エミッタ層7aのウェル端の浅部にp型領域を拡散さ
せて重ね、そのはみ出し部分として外接エミッタ領域7
bを形成する。なお、p の主エミッタ領域7aのウ
ェル端浅部にp型領域が重なるため、主エミッタ領域7
aの内接エミッタ領域7cはp++型に近い高濃度領域
となる。
【0038】次に、図7(a)に示す如く、シリコン酸
化膜11c及びゲート電極6をマスクとして用いたセル
フアラインにより、燐又は砒素のドナーを高濃度イオン
注入し、主エミッタ領域7a及び外接エミッタ領域7b
の表層に浅いn型ソース領域9′を形成する。これによ
り、外接エミッタ領域7bの表層にはn型ソース領域9
Aが形成されるが、主エミッタ領域7aの内接エミッタ
領域7cの表層にはp 型領域9B′が形成される。
【0039】次に、図7(b)に示す如く、フォトリソ
グラフィーによりゲート絶縁膜6の上に層間絶縁膜とし
ての燐ガラス(PSG)層12及びエミッタ電極8のコ
ンタクト穴8aを形成する。コンタクト穴8aはちょう
どp型領域層9B′の上に開口する。そして、燐ガ
ラス層12の開口端は矩形波状のpn接合面を交互の横
切る位置に設定する。しかる後、この燐ガラス層12及
びシリコン酸化膜11cをマスクとして再度燐又は砒素
のドナーを高濃度イオン注入してコンタクト孔8aに導
入し、n型ソース層9の内側領域を高濃度化してn
型のソース・コンタクト領域9Bを形成する。燐ガラス
層12直下はn型ソース領域9Aのまま残る。次に、シ
リコン酸化膜11cをエッチング除去した後、図4に示
す如く、アルミニウム製のエミッタ電極8を形成する。
なお、図1に示す如く、裏面のコレクタ電極1も形成す
る。
【0040】〔第3の実施形態〕図8(a)は本発明の
第3の実施形態に係るIGBTの回路構成を示す回路
図、図8(b)は同IGBTのエミッタ・ゲート間電圧
に対する飽和コレクタ電流の関係を示すグラフである。
【0041】本例のIGBT100は、低い閾値電圧V
TH1 を持つpnp型の第1のIGBT1と高い閾値
電圧VTH2 を持つpnp型の第2のIGBT2とを
並列接続した複合IGBTである。第2のIGBT2の
閾値電圧VTH2 は第1のIGBT1の閾値電圧V
TH1 よりも高く設定されている。ここに、閾値電圧
を高く設定することとは、通常のプロセスによる閾値電
圧の誤差は±0.3V以内であるが、この誤差範囲より
も遙かに大きく、1Vオーダーの差があることを意味す
る。例えば、低い閾値電圧VTH1 は4Vで、高い閾
値電圧VTH2は8Vに設定される。
【0042】本例では、第1のIGBT1の素子規模と
第2の素子規模とは略同等にしてある。このため、本例
の複合IGBT100のエミッタ・ゲート間電圧VGE
に対する飽和コレクタ電流Iは、図8(b)に示す
如く、低い閾値電圧VTH1 の第1のIGBT1の特性
(一点鎖線)と高い閾値電圧VTH2 の第2のIGB
T2の特性(破線)との中間特性(実線)となる。
【0043】通常、低い閾値電圧VTH1 (4V)を
持つ第1のIGBT1だけを作り込んだICでは、その
閾値電圧VTH1 よりも相当高いゲート電圧V
GE(例えば15V)がゲートに印加しているため、負
荷短絡時に電源電圧VCC程度のエミッタ・コレクタ間
に加わると、第1のIGBT1には過電流が流れて破壊
してしまう。一方、高い閾値電圧VTH2 (8V)を
持つ第2のIGBT2だけを作り込んだICでは、その
閾値電圧VTH2 と通常オン動作のゲート電圧とのマ
ージンが小さいので、オン電圧(飽和コレクタ電圧)が
高くなり、スイッチング動作には向かない。
【0044】しかしながら、本例の複合IGBT100
では、その閾値電圧が低い閾値電圧VTH1 に合致し
ているので、通常オン・オフ動作には第1のIGBT1
のように何ら支障がなく、オン電圧は上昇しない。ま
た、負荷短絡時には第1のIGBT1よりは飽和コレク
タ電流Iの電流値が下がるので、負荷短絡耐量が向
上する。
【0045】図9は図8(a)の複合IGBT100を
実現する第1の半導体構造を示す断面図である。この半
導体構造は、n型の伝導度変調層(nベース)4の
表面に形成されたウェル状のp型で薄い濃度のエミッタ
層17aと、伝導度変調層4の表面に形成されたウェル
状のp型で濃い濃度のエミッタ層17bとを有してい
る。エミッタ層17aの表面濃度はエミッタ層17bの
表面濃度よりも薄いため、エミッタ層17aを含む部分
は低い閾値電圧VTH1 のIGBT1を構成してお
り、エミッタ層17bを含む部分は高い閾値電圧V
TH2 のIGBT2を構成している。p型のウェル別
にIGBTの閾値電圧を異ならしめてある。
【0046】図10は図8(a)の複合IGBT100
を実現する第2の半導体構造を示す断面図である。この
半導体構造は、単一のp型ウェルのエミッタ層17の片
半分の領域Aはp型で薄い濃度に形成されており、残り
片半分の領域Bはp型で濃い濃度に形成されている。領
域Aを含む部分は低い閾値電圧VTH1 のIGBT1
を構成しており、エミッタ層17Bを含む部分は高い閾
値電圧VTH2 のIGBT2を構成している。
【0047】図11は図8(a)の複合IGBT100
を実現する第3の半導体構造を示す断面図である。この
半導体構造は、n型の伝導度変調層(nベース)4
の表面に形成されたp型ウェルの平面ストライプ状のエ
ミッタ層17を有しており、このエミッタ層17はp型
で薄い濃度の領域17Aとp型で濃い濃度の領域17B
とが交互に配置されて形成されている。p型で薄い濃度
の領域17Aを含む部分は低い閾値電圧VTH1 のI
GBT1を構成しており、p型で濃い領域17Bを含む
部分は高い閾値電圧VTH2 のIGBT2を構成して
いる。
【0048】図12(a)は複合IGBT100を実現
する別の半導体構造を示す断面図、図12(b)は同半
導体構造におけるエミッタ・ゲート間電圧に対する飽和
コレクタ電流の関係を示すグラフである。この半導体構
造は、n型の伝導度変調層(nベース)4の表面に
形成されたウェル状のp型で薄い濃度のエミッタ層17
aと、伝導度変調層4の表面に形成されたウェル状のp
型で濃い濃度のエミッタ層17bとを有しており、エミ
ッタ層17a内のチャネル長Lはエミッタ層17b
内のチャネル長Lよりも長く形成されている。エミ
ッタ層17aの表面濃度はエミッタ層17bの表面濃度
よりも薄いため、エミッタ層17aを含む部分は低い閾
値電圧VTH1 のIGBT1を構成しており、エミッ
タ層17bを含む部分は高い閾値電圧VTH2 のIG
BT2を構成しているが、IGBT1のチャネル長L
はIGBT2のチャネル長Lよりも長いので、
IGBT1のオン抵抗はIGBT2のそれよりも大き
い。従って、図12(b)に示す如く、IGBT1の相
互コンダクタンス(g=ΔI/ΔVGE)がIGB
T2のそれよりも小さいので、図9〜図11に示す半導
体構造に比して本例の複合IGBT100は負荷短絡時
の過電流を抑制することができる。
【0049】〔第4の実施形態〕図13は本発明の第4
の実施形態に係るIGBTの半導体構造を示す断面図で
ある。本例の半導体構造は、伝導度変調層(nベース)
4の表面にウェル状に形成されたp型のエミッタ層(p
ベース)7と、ゲート絶縁膜5を介して形成されたポリ
シリコン製のゲート電極6及び第2のゲート電極16
と、ゲート電極6及び16をマスクとして用いてセルフ
アライン法によりエミッタ層(pベース)7の表面にウ
ェル状に形成されたn型のソース層19及びn
型のソース・コンタクト層29と、n型のソース・
コンタクト層及びエミッタ層7の双方にオーミック接触
したアルミニウム製のエミッタ電極18とを有してい
る。第2のゲート電極16はソース層19及びソース・
コンタクト層29に跨がって形成されており、ソース層
19はドレイン、ソース・コンタクト層29はソースと
して機能するスイッチ横形MOSFET20を構成して
いる。
【0050】ゲート電極6及び第2のゲート電極16に
正の電位が印加してIGBTがターンオンすると、スイ
ッチ横形MOSFET20がオンしているため、電子電
流I はスイッチ横MOSFET20のnチャネルを
介して流れる。負荷短絡が生じると、スイッチ横形MO
SFET20が飽和領域(非線形領域)で動作し、飽和
電流で電子電流Iが制限されるようになるため、過
電流は流れ難い。これは高いチャネル抵抗が生じたこと
と等価であるため、ソース層19の電位がエミッタ電極
18の電位よりも上昇し、ソース層19とエミッタ層7
とのpn接合が順バイアスされ難く、ラッチアップ耐量
が高い。
【0051】IGBTのオフ時にはスイッチ横形MOS
FET20のnチャネルが消失し、ソース層19のコン
クタクト層29への導通が断たれているので、ソース層
19はフローティング状態にある。ところで、図16に
示す従来のIGBTのDMOS構造においては、ターン
オフ時にゲート電極8の電位が降下して閾値電圧以下に
なると、DMOSのチャネル消失により電子電流が急激
に減少し、エミッタ−コレクタ電圧が急激に上昇する過
程で、正孔電流成分の上昇によりソース層19とエミッ
タ層7とのpn接合が順バイアスされてラッチアップす
ることがある。しかし、本例ではターンオフ時にはソー
ス層19が接地されておらず、フローティング状態にな
るので、上記pn接合が順バイアスされてもラッチアッ
プすることはない。
【0052】図14(a)は図13の半導体構造を実現
した平面パターンを示し、図14(b)は図14(a)
中のA−A′線に沿って切断した切断矢視図、図14
(c)は図14(a)中のB−B′線に沿って切断した
切断矢視図である。n型のソース層19は、帯状の
ゲート電極6の縁直下に差し込まれたチャネル幅相当部
19aと、そこから一部張り出した幅狭部19bとから
成る。n型のソース・コンタクト層29は、幅狭部
19bに合わせてエミッタ電極18直下に差し込まれた
幅狭部となっており、幅狭部19bとソース・コンタク
ト層29には幅狭の矩形状の第2のゲート電極16が跨
がっている。このため、スイッチ横形MOSFET20
のチャネル抵抗rだけでなく、幅狭部19bには拡
散抵抗r も寄生している。負荷短絡耐量の向上に繋が
る。
【0053】図15(a)は図14に示す構造を改善し
た構造の平面パターンを示し、図15(b)は図15
(a)中のA−A′線に沿って切断した切断矢視図、図
15(c)は図15(a)中のB−B′線に沿って切断
した切断矢視図である。図14では、第2のゲート電極
16を設けたことによって、電子電流Iの注入源の
ソース層19と正孔電流Iを収集するエミッタ電極
18との距離が長くなっており、正孔電流Iの経路
の拡散抵抗rが高くなる。このため、なおも拡散抵
抗rを下げる必要がある。そこで、本例の半導体構
造では、正孔電流Iのみを収集する第2のエミッタ
電極28を設けたものである。従って、第1のエミッタ
電極18は電子電流Iだけの注入源となる。この第
2のエミッタ電極28はソース層19の幅狭部19b間
に設けられる。また、第2のゲート電極26は帯状に形
成されており、これに合わせてn型のソース・コン
タクト層39も帯状に形成されている。ソース層19の
隣に第2のエミッタ電極28が形成されているので、エ
ミッタ層7内での正孔電流Iの経路長が短縮し、拡
散抵抗rが下がるため、負荷短絡耐量が更に向上す
る。
【0054】なお、上記各実施形態ではpnp型のIG
BTについて説明してあるが、npn型のIGBTにつ
いては導電型を逆にすることにより容易に得ることがで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次のよう
な効果を奏する。 本発明では、複合IGBTの閾値電圧が第1のIG
BTの低い閾値電圧に合致しているので、通常オン・オ
フ動作には何ら支障がなく、オン電圧は上昇しない。ま
た、負荷短絡時には第1のIGBT1よりは飽和コレク
タ電流の電流値が下がるので、負荷短絡耐量が向上す
る。 第1のIGBTのオン抵抗が第2のIGBTのオン
抵抗よりも高く設定されて成る構成では、IGBT1の
相互コンダクタンスがIGBT2のそれよりも小さいの
で、複合IGBTは負荷短絡時の過電流を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るIGBT半導体
構造を示す断面図である。
【図2】(a)〜(e)は、第1の実施形態の製造方法
の各工程を説明するための工程断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、図2の工程に続き第1の実
施形態の製造方法の各工程を説明するための工程断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るIGBT半導体
構造を示す拡大斜視図である。
【図5】図4中のA−A′線に沿って切断した断面にお
いて表面位置に対する表面濃度の関係を示すグラフであ
る。
【図6】(a)〜(c)は、第2の実施形態の製造方法
の各工程を説明するための工程断面斜視図である。
【図7】(a),(b)は、図6の工程に続き第2の実
施形態の製造方法の各工程を説明するための工程断面斜
視図である。
【図8】(a)は本発明の第3の実施形態に係るIGB
Tの回路構成を示す回路図、(b)は同IGBTのエミ
ッタ・ゲート間電圧に対する飽和コレクタ電流の関係を
示すグラフである。
【図9】図8(a)の複合IGBTを実現する第1の半
導体構造を示す断面図である。
【図10】図8(a)の複合IGBTを実現する第2の
半導体構造を示す断面図である。
【図11】図8(a)の複合IGBTを実現する第3の
半導体構造を示す断面図である。
【図12】(a)は複合IGBTを実現する別の半導体
構造を示す断面図、(b)は同半導体構造におけるエミ
ッタ・ゲート間電圧に対する飽和コレクタ電流の関係を
示すグラフである。
【図13】本発明の第4の実施形態に係るIGBTの半
導体構造を示す断面図である。
【図14】(a)は図13の半導体構造を実現した平面
パターンを示す平面図、(b)は(a)中のA−A′線
に沿って切断した切断矢視図、(c)は(a)中のB−
B′線に沿って切断した切断矢視図である。
【図15】(a)は図14に示す構造を改善した構造の
平面パターンを示す平面図、(b)は(a)中のA−
A′線に沿って切断した切断矢視図、(c)は(a)中
のB−B′線に沿って切断した切断矢視図である。
【図16】従来のIGBTの一般的な半導体構造を示す
断面図である。
【図17】(a)は従来のIGBTの半導体構造におい
てソース側に拡散抵抗を付加した構造を示す断面斜視
図、(b)は従来のIGBTの半導体構造において部分
チャネル構造を示す断面斜視図である。
【符号の説明】
1…コレクタ電極 2…p型コレクタ層 3…n型バッファ層 4…n型伝導度変調層 5…ゲート絶縁膜 6…ゲート電極 7,17…p型エミッタ層 7a…p型主エミッタ領域 7b…p型外接エミッタ領域 7c…p++型内接エミッタ領域 7d…膨出部 8,18…エミッタ電極 8a…コンタクト穴 9…n型ソース層 9A…n型ソース領域 9B…n型ソース・コンタクト領域 10…半導体基板 11…シリコン酸化膜 12…層間絶縁膜(燐ガラス層) 16…第2のゲート電極 17a…P型で薄い濃度のエミッタ層 17b…P型で濃い濃度のエミッタ層 19…ソース層 19a…チャネル幅相当部 19b…幅狭部 28…第2のエミッタ電極 29,39…n型のソース・コンタクト層 A,17A…P型で薄い濃度の領域 B,17b…P型で濃い濃度の領域 100…複合IGBT VTH1 …低い閾値電圧 VTH2 …高い閾値電圧 L,L…チャネル長。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電圧により電流制御される第1導
    電型の第1の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以
    下、IGBTと称する)と、第1のIGBTに対し並列
    接続しており、前記ゲート電圧により電流制御される第
    1導電型の第2のIGBTとをモノリシックとして有
    し、第2のIGBTの閾値電圧VTH2が第1のIGB
    Tの閾値電圧VTH1 に比して1Vオーダで高く設定
    されて成ることを特徴とする絶縁ゲートバイポーラトラ
    ンジスタを備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のIGBT
    のオン抵抗が前記第2のIGBTのオン抵抗よりも高く
    設定されて成ることを絶縁ゲートバイポーラトランジス
    タを備えた半導体装置。
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WO2014013618A1 (ja) * 2012-07-20 2014-01-23 三菱電機株式会社 半導体装置及びその製造方法
WO2017169777A1 (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 三菱電機株式会社 電力変換器
JP2018025167A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 富士電機株式会社 半導体装置

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