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JP2001356220A - 温度補償用部材及びそれを用いた光通信デバイス - Google Patents

温度補償用部材及びそれを用いた光通信デバイス

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Publication number
JP2001356220A
JP2001356220A JP2000180101A JP2000180101A JP2001356220A JP 2001356220 A JP2001356220 A JP 2001356220A JP 2000180101 A JP2000180101 A JP 2000180101A JP 2000180101 A JP2000180101 A JP 2000180101A JP 2001356220 A JP2001356220 A JP 2001356220A
Authority
JP
Japan
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thermal expansion
temperature
reinforcing member
adhesive
coefficient
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000180101A
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English (en)
Inventor
Takahiro Matano
高宏 俣野
Akihiko Sakamoto
明彦 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP00942467A priority patent/EP1195626A4/en
Priority to CA002378077A priority patent/CA2378077A1/en
Priority to KR1020027000197A priority patent/KR20020038675A/ko
Priority to AU57089/00A priority patent/AU767601B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、温度変化による基材の伸縮が妨げ
られることなく、光通信デバイスの組立や光通信デバイ
スの設置時において外部から大きな応力が加わった際
に、機械的強度が問題とならない温度補償用部材とそれ
を用いた光通信用デバイスを提供することを目的とす
る。 【構成】 各基材18(4×40×2mm)の下面に表
1、2に示した接着剤B19で補強部材20(板状:4
×40×1mm、円筒状:外径6φ×内径5φ×40m
m)を接着して温度補償用部材を作成した。次いで、基
板18とグレーティング部21aが形成された光ファイ
バー21を接着剤A22(エポキシ樹脂)で接着するこ
とによって光通信デバイス23を組み立てた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度補償用部材と光通
信デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信技術の進歩に伴い、光ファイバを
用いたネットワークが急速に整備されつつある。ネット
ワークの中では、複数の波長の光を一括して伝送する波
長多重技術が用いられるようになり、波長フィルタやカ
プラ、導波路等が重要なデバイスになりつつある。
【0003】この種のデバイスの中には、温度によって
特性が変化し、屋外での使用に支障を来すものがあるた
め、このようなデバイスの特性を温度変化によらずに一
定に保つ技術、いわゆる温度補償技術が必要とされてい
る。
【0004】温度補償を必要とする光通信デバイスの代
表的なものとして、ファイバブラッググレーティング
(以下、FBGという)がある。FBGは、光ファイバ
のコア内に格子状に屈折率変化を持たせた部分、いわゆ
るグレーティングを形成したデバイスであり、下記の数
1の式に示した関係に従って、特定の波長の光を反射す
る特徴を有している。このため、波長の異なる光信号が
1本の光ファイバを介して多重伝送される、波長分割多
重伝送方式の光通信システムにおいて重要な光デバイス
として注目を浴びている。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、λは反射波長、nはコアの実効屈
折率、Λは格子状に屈折率に変化を設けた部分の格子間
隔を表す。
【0007】しかしながら、このようなFBGは、その
周囲温度が変化すると反射波長が変動するという問題が
ある。反射波長の温度依存性は数1の式を温度Tで微分
して得られる下記の数2の式で示される。
【0008】
【数2】
【0009】この数2の式の右辺第2項の(∂Λ/∂
T)/Λは光ファイバの熱膨張係数に相当し、その値は
およそ0.6×10−6/℃である。一方、右辺第1項
は光ファイバのコア部分の屈折率の温度依存性であり、
その値はおよそ7.5×10−6/℃である。つまり、
反射波長の温度依存性はコア部分の屈折率変化と熱膨張
による格子間隔の変化の双方に依存するが、大部分は屈
折率の温度変化に起因していることが分かる。
【0010】このような反射波長の変動を防止するため
の手段として、温度変化に応じた張力をFBGに印加し
格子間隔を変化させることによって、屈折率変化に起因
する成分を相殺する方法が知られている。
【0011】この方法の具体例としては、例えば熱膨張
係数の小さい合金や石英ガラス等の材料と熱膨張係数の
大きなアルミニウム等の金属とを組み合わせた温度補償
用部材にFBGを固定する方法が提案されている。すな
わち、図3に示すように、熱膨張係数の小さいインバー
(商標)棒10の両端にそれぞれ熱膨張係数の比較的大
きいAlブラケット11a、11bを取り付け、これら
のブラケット11a、11bに、留め金12a、12b
を用いて光ファイバ13を所定の張力で引っ張った状態
で固定するようにしている。この時、光ファイバ13の
グレーティング部分13aが2つの留め金12a、12
bの中間にくるようにする。
【0012】この状態で周囲温度が上昇すると、Alブ
ラケット11a、11bが伸張し、2つの留め金12
a、12b間の距離が短縮するため、光ファイバ13の
グレーティング部分13aに印加されている張力が減少
する。一方、周囲温度が低下するとAlブラケット11
a、11bが収縮し、2つの留め金12a、12b間の
距離が増加するため、光ファイバ13のグレーティング
部分13aに印加されている張力が増加する。この様
に、温度変化によってFBGにかかる張力を変化させる
ことによってグレーティング部の格子間隔を調節するこ
とができ、これによって反射中心波長の温度依存性を相
殺することができる。
【0013】しかしながら、このような温度補償装置
は、機構的に複雑になり、その取り扱いが難しいという
問題がある。
【0014】そこで上記の問題を解消する方法として、
特表2000−503415や特願平11−32257
7には、図4に示すように、負の熱膨張係数を有するセ
ラミック基板14上に、錘15によって張力を付与した
状態でFBG16を接着剤17で固定し、この張力をセ
ラミック基板14の膨張収縮によってコントロールする
方法が示されている。反射中心波長の温度依存性を相殺
するには、上述のように温度上昇時にFBGが収縮する
方向、温度下降時には伸長する方向の応力を印可する必
要があるが、基板材料が負の熱膨張係数を有していれ
ば、このような応力を単一部材によって発生させること
が可能となり、特表2000−503415や特願平1
1−322577は、この作用効果に基づいて発明が成
されたものである。尚、図4中、16aはグレーティン
グ部分を示している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】これらの基板は、主に
熱膨張挙動において異方性を有する結晶、例えばβ−石
英固溶体等を含んでおり、熱膨張挙動において異方性を
有する結晶の1つの結晶軸が非常に大きな負の熱膨張係
数を有するため、最大で−120×10-7/℃もの負の
熱膨張係数を示す。
【0016】しかしながら、これらの基材は、結晶の熱
膨張挙動における異方性によって結晶粒界に微細な空隙
を生じるため、機械的強度が低くなりやすく、光通信デ
バイスの組立や光通信デバイスの設置時において外部か
ら大きな応力が加わると問題となることがあった。
【0017】この問題を解決するために、基材に補強部
材を接着することが有効であるが、補強部材が基材より
大きい熱膨張係数を有することによって、温度変化によ
る基材の伸縮が妨げられるため、反射中心波長の温度依
存性を相殺することができない。
【0018】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、温度変化による基材の伸縮が妨げられるこ
となく、光通信デバイスの組立や光通信デバイスの設置
時において外部から大きな応力が加わった際に、機械的
強度が問題とならない温度補償用部材とそれを用いた光
通信用デバイスを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく種々の実験を行った結果、負の膨張係数を
有する基材の下面及び側面の少なくとも一方に、低弾性
を有する接着剤を使って補強部材を接着することで、温
度変化による基材の伸縮が妨げられることなく、光通信
デバイスの組立や光通信デバイスの設置時において外部
から大きな応力が加わっても、機械的強度が問題となら
ないことを見出し、本発明を提案するに到った。
【0020】すなわち本発明の温度補償用部材は、負の
熱膨張係数を有する基材の下面及び側面の少なくとも一
方に、低弾性を有する接着剤を用いて、補強部材を接着
してなることを特徴とする。
【0021】また、本発明の光通信デバイスは、正の熱
膨張係数を有する光部品を負の熱膨張係数を有する基材
の上面に、2点以上または全面で固定した光通信デバイ
スにおいて、負の熱膨張係数を有する基材の下面及び側
面の少なくとも一方に、低弾性を有する接着剤を用い
て、補強部材を接着してなる温度補償用部材を使用する
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の温度補償用部材は、負の
熱膨張係数を有する基材の下面及び側面の少なくとも一
方に、低弾性を有する接着剤を用いて、補強部材を接着
してなるため、機械的強度が高く、光通信デバイスの組
立や光通信デバイスの設置時において外部から大きな応
力が加わっても、機械的強度において問題とならず、ま
た温度変化による基材の伸縮が妨げられにくい。
【0023】ここで、低弾性を有する接着剤を用いたの
は、接着剤の弾性率の低さにより温度変化による基材の
伸縮が、基材よりも熱膨張係数の大きい補強部材によっ
て妨げられにくくするためである。
【0024】また接着剤がシリコーン系樹脂を含むと、
接着剤が低弾性になりやすいため好ましい。
【0025】補強部材の熱膨張係数が、−40〜100
℃の温度範囲において、200×10-7/℃以下である
と、温度変化による基材の伸縮を妨げにくいため好まし
い。
【0026】補強部材としては、金属、ガラス、セラミ
ックス等の基材よりも機械的強度が大きいものであれば
特に限定されないが、特にステンレス、インバー合金、
結晶化ガラス等は、化学的耐久性に優れ、補強部材の表
面が劣化せず、接着剤と補強部材との界面で剥がれにく
いため好ましい。さらに、インバー合金や結晶化ガラス
は熱膨張係数が小さく、温度変化による基材との伸縮を
より妨げにくいため好ましい。
【0027】また、本発明の温度補償用部材は、補強部
材が貫通孔を有する柱状体で、正の熱膨張係数を有する
光部品を固定した負の熱膨張係数を有する基材が、補強
部材の貫通孔中で接着してなると、補強部材は、機械的
強度を向上させるだけでなく、パッケージとして汚染防
止や外力からの保護の役割も果たすことができるため好
ましい。
【0028】尚、柱状体とは、断面の外周部が略多角形
や円形の形状を有しているものを指す。
【0029】さらに、補強部材が、貫通孔を有する柱状
体の略上部において、貫通孔と平行に、スリットが形成
されてなり、あるいは貫通孔を有する柱状体の略上部を
一部切断し、切断した部分を蓋として使用してなると、
正の熱膨張係数を有する光部品を一部切断することな
く、貫通孔に通し、負の熱膨張係数を有する基材に固定
できるため、作業性に優れ好ましい。
【0030】温度補償用部材は、正の熱膨張係数を有す
る光部品を固定した負の熱膨張係数を有する基材が補強
部材の貫通孔中で接着してなり、両端部に蓋をした気密
構造を有してなると、汚染防止や水の浸入からの保護の
役割を果たすことができるため好ましい。
【0031】さらに温度補償用部材は、光部品のグレー
ティング部分や基板との接着部以外を被覆材で被覆して
なると、光通信デバイスを組み立てる際に、基材や補強
部材のエッジ部分で光部品が傷つきにくく、破断したり
しにくいため好ましい。
【0032】負の熱膨張係数を有する基材を構成する材
料としては、β−ユークリプタイトまたはβ−石英固溶
体を主結晶とする多結晶体等が使用できる。これらの材
料は、原料が安価で機械加工性に優れ、温度に対する反
射中心波長のヒステリシスも小さいため好ましい。
【0033】ただし、これらの他にも、負の熱膨張係数
を有する基材を構成する材料としては、Zr及びHfの
少なくともいずれかを含むリン酸タングステン酸塩また
はタングステン酸塩を主結晶とする多結晶体あるいは液
晶ポリマー等も使用可能である。
【0034】また本発明の温度補償用部材における基材
は、−40〜100℃の温度範囲における熱膨張係数
が、−25〜−120×10-7/℃(より好ましくは−
50〜−90×10-7/℃)であることが好ましい。
【0035】例えばFBGの光ファイバは、基材に接着
剤(例えばガラスフリットや有機系樹脂)を用いて接着
固定されるが、基材の所定箇所に溝や貫通孔が形成され
ていると、接着加工の際、組み立ての自動化が容易にな
るため、製造コストが安価になる。尚、溝や貫通孔は、
1ケ所に限定されず、複数箇所に形成しても良い。
【0036】また一般にFBG等のファイバ状のデバイ
スを基材に固定するにあたっては、基材が固定時の長さ
より収縮する際にデバイスが撓まないよう、予めデバイ
スに張力を付与することが必要であるが、上記の溝や貫
通孔の直径をデバイスの直径に近づけることにより、デ
バイスを基材に固定するために使用する接着剤の量を少
なくし、薄い接着剤層での固定が可能となる。接着剤層
が薄くなれば、接着剤とデバイス、基材との間の熱膨張
差による応力が低減されるため、溝や貫通孔の全長に亘
って接着固定することが可能となり、基材が固定時の長
さより収縮する場合でもデバイスが撓むことがなく、予
め張力を付与する必要がなくなり、より簡便な工程で温
度補償機能付き光学デバイスを製造することができる。
特に基材に精密な貫通孔を形成し、その中にデバイスが
挿入される場合には、基材がデバイスの位置決め部品と
しての機能を併せ持つことにもなり、温度補償用機能付
きデバイスを光ファイバや他のデバイスと接続する際
に、それ自身が接続部品としても機能することになる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の温度補償用部材を実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0038】表1、2は、本発明の実施例(試料No.
1〜4)及び比較例(試料No.5〜7)を示すもので
ある。また、図1は、本発明の温度補償用部材を用いた
光通信デバイスの説明図で、図2は、本発明の温度補償
用部材を用いた光通信デバイスの変形実施態様を示す説
明図である。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】表1、2の各試料は、次のようにして作製
した。
【0042】まず実施例であるNo.1〜4及び比較例
であるNo.5〜7の各試料は、焼結後の多結晶体の組
成がSiO2 55.2%、Al23 33.0%、L
2O11.1%、P25 0.4%、TiO2 0.4
%、ZrO2 0.5%、MgO 0.1%(質量%)
となるように原料を調合した後、それを金型に入れ、2
0MPaの圧力でプレス成形することによって、幅4m
m、厚み3mm、長さ40mmの角柱形状の成形体(圧
粉体)を作製した。次いで、これらの成形体を空気中で
1350℃で15時間焼結した後、常温まで冷却するこ
とによって、β−石英固溶体の多結晶体としたものであ
る。この基材の熱膨張係数は、−78×10-7/℃であ
った。
【0043】次に、図1、2に示すように、各基材18
(4×40×2mm)の下面に表1、2に示した接着剤
B19で補強部材20(板状:4×40×1mm、円筒
状:外径6φ×内径5φ×40mm)を接着して温度補
償用部材を作成した。次いで、基板18とグレーティン
グ部21aが形成された光ファイバー21を接着剤A2
2(エポキシ樹脂)で接着することによって光通信デバ
イス23を組み立てた。
【0044】温度補償用部材の機械的強度は破壊荷重に
よって評価し、破壊荷重はJISR 1601に準じた
方法によって測定した。
【0045】また、接着剤Bの引張弾性率を、JIS
K 6301に準じた方法によって測定し、補強部材の
熱膨張係数は、ディラトメーターを用いて、−40〜1
00℃の温度範囲で測定した。
【0046】表1に示すように、実施例であるNo.1
〜4の各試料は、引張弾性率が低い接着剤Bで補強部材
を基材に接着しているため、機械的強度が高く、反射中
心波長の温度依存性も小さかった。
【0047】それに対し、表2に示すように、比較例で
あるNo.5、6の試料は、接着剤Bに高弾性のエポキ
シ系樹脂を用いているため、補強部材が温度変化による
基材の伸縮を妨げ、その結果、反射中心波長の温度依存
性が大きくなった。また、No.7の試料は、補強部材
を使用していないため、機械的強度が低かった。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の温度補償用部材
は、上記したような構成にすることによって、温度変化
による基材の伸縮が妨げられることなく、光通信デバイ
スの組立や光通信デバイスの設置時において外部から大
きな応力が加わっても、機械的強度に問題が無く、FB
G、波長フィルタ、カプラ及び導波路等の光通信デバイ
スに応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度補償用部材を用いた光通信デバイ
スの説明図である。
【図2】本発明の温度補償用部材を用いた光通信デバイ
スの変形実施態様を示す説明図である。
【図3】従来のFBGの反射波長の温度変化に対する変
動を防止する装置を示す正面図である。
【図4】表面にFBGを固定した負の熱膨張係数を有す
るセラミック基板を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 インバー棒 11a、11b Alブラケット 12a、12b 留め金 13 光ファイバ 13a、16a、21a グレーティング部分 14 負の熱膨張係数を有するセラミック基板 15 錘 16、FBG 17 接着剤 18 基材 19 接着剤B 20 補強部材 21 グレーティング部分を有する光ファイバ 22 接着剤A 23 光通信デバイス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負の熱膨張係数を有する基材の下面及び
    側面の少なくとも一方に、低弾性を有する接着剤を用い
    て、補強部材を接着してなることを特徴とする温度補償
    用部材。
  2. 【請求項2】 低弾性を有する接着剤が、シリコーン系
    樹脂を含むことを特徴とする請求項1の温度補償用部
    材。
  3. 【請求項3】 補強部材の熱膨張係数が、−40〜10
    0℃の温度範囲において、200×10-7/℃以下であ
    ることを特徴とする請求項1の温度補償用部材。
  4. 【請求項4】 補強部材が貫通孔を有する柱状体で、正
    の熱膨張係数を有する光部品を固定した負の熱膨張係数
    を有する基材が、補強部材の貫通孔内で接着してなるこ
    とを特徴とする請求項1の温度補償用部材。
  5. 【請求項5】 正の熱膨張係数を有する光部品を負の熱
    膨張係数を有する基材の上面に、2点以上または全面で
    固定した光通信デバイスにおいて、負の熱膨張係数を有
    する基材の下面及び側面の少なくとも一方に、低弾性を
    有する接着剤を用いて、補強部材を接着してなる温度補
    償用部材を使用してなることを特徴とする光通信デバイ
    ス。
  6. 【請求項6】 低弾性を有する接着剤が、シリコーン系
    樹脂を含むことを特徴とする請求項5の光通信デバイ
    ス。
  7. 【請求項7】 補強部材の熱膨張係数が、−40〜10
    0℃の温度範囲において、200×10-7/℃以下であ
    ることを特徴とする請求項5の光通信デバイス。
  8. 【請求項8】 補強部材が貫通孔を有する柱状体で、正
    の熱膨張係数を有する光部品を固定した負の熱膨張係数
    を有する基材が、補強部材の貫通孔内で接着してなる温
    度補償用部材を使用してなることを特徴とする請求項5
    の光通信デバイス。
JP2000180101A 1999-07-07 2000-06-15 温度補償用部材及びそれを用いた光通信デバイス Pending JP2001356220A (ja)

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