JP2001351652A - 燃料電池システム - Google Patents
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極低温環境下であってもセルスタック体の凍
結を防止でき、システム全体の耐久性を確保できる燃料
電池システムを提供する。 【解決手段】 複数のセルを積層締結してなり水素ガス
及び反応用空気が供給されるセルスタック体7を備えた
燃料電池システム1において、少なくとも上記セルスタ
ック体7をケーシング10内に収容し、該ケーシング1
0の壁内又は該ケーシング10内にヒータを配設し、上
記セルスタック体温度又はケージング内温度が生成水の
凍結温度以下に低下したとき上記ヒータを発熱させるよ
うにした。
結を防止でき、システム全体の耐久性を確保できる燃料
電池システムを提供する。 【解決手段】 複数のセルを積層締結してなり水素ガス
及び反応用空気が供給されるセルスタック体7を備えた
燃料電池システム1において、少なくとも上記セルスタ
ック体7をケーシング10内に収容し、該ケーシング1
0の壁内又は該ケーシング10内にヒータを配設し、上
記セルスタック体温度又はケージング内温度が生成水の
凍結温度以下に低下したとき上記ヒータを発熱させるよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動車両に
おいて駆動モータの電源となるとともに、二次電池の充
電源となる燃料電池システムに関する。
おいて駆動モータの電源となるとともに、二次電池の充
電源となる燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池システムとして、従来、複数の
セルを積層締結してなるセルスタック体に、水素ガス及
び反応用空気を供給し、内部での化学反応により電力を
発生するようにしたものがある。このような燃料電池シ
ステムを自動二輪車等の車両に搭載し、該燃料電池シス
テムにより発生した電力を駆動モータに供給し、該駆動
モータで車両を走行させるようにしたものが開発されつ
つある。
セルを積層締結してなるセルスタック体に、水素ガス及
び反応用空気を供給し、内部での化学反応により電力を
発生するようにしたものがある。このような燃料電池シ
ステムを自動二輪車等の車両に搭載し、該燃料電池シス
テムにより発生した電力を駆動モータに供給し、該駆動
モータで車両を走行させるようにしたものが開発されつ
つある。
【0003】
【発明が解決すようとする課題】上述のような燃料電池
システムを搭載した車両の場合、非走行時のように燃料
電池システムを停止している間に、外気温度が氷点下以
下というような低温になると、上記セルスタック体内の
発電により生成した水が凍結して該セルスタック体内部
に損傷を与え、そのためセルスタック体ひいては燃料電
池システムの耐久性が低下する恐れがあり、極端な場合
はそのまま破損して使用不能となることが考えられる。
システムを搭載した車両の場合、非走行時のように燃料
電池システムを停止している間に、外気温度が氷点下以
下というような低温になると、上記セルスタック体内の
発電により生成した水が凍結して該セルスタック体内部
に損傷を与え、そのためセルスタック体ひいては燃料電
池システムの耐久性が低下する恐れがあり、極端な場合
はそのまま破損して使用不能となることが考えられる。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、極低温環境下であってもセルスタック
体の凍結を防止でき、システム全体の耐久性を確保でき
る燃料電池システムを提供することを課題としている。
れたものであり、極低温環境下であってもセルスタック
体の凍結を防止でき、システム全体の耐久性を確保でき
る燃料電池システムを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のセルを積層締結してなり水素ガス及び反応用空気が供
給されるセルスタック体を備えた燃料電池システムにお
いて、少なくとも上記セルスタック体をケーシング内に
収容し、該ケーシングの壁内又は該ケーシング内にヒー
タを配設し、上記セルスタック体温度又はケージング内
温度が所定の生成水の凍結温度以下に低下したとき上記
ヒータを発熱させるようにしたことを特徴としている。
のセルを積層締結してなり水素ガス及び反応用空気が供
給されるセルスタック体を備えた燃料電池システムにお
いて、少なくとも上記セルスタック体をケーシング内に
収容し、該ケーシングの壁内又は該ケーシング内にヒー
タを配設し、上記セルスタック体温度又はケージング内
温度が所定の生成水の凍結温度以下に低下したとき上記
ヒータを発熱させるようにしたことを特徴としている。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、上
記ヒータは、空気を供給すると酸化反応により発熱し、
水素を供給すると還元反応により再生する酸化/還元剤
からなる再生式発熱部材であり、上記ケーシングの壁内
に充填されていることを特徴としている。
記ヒータは、空気を供給すると酸化反応により発熱し、
水素を供給すると還元反応により再生する酸化/還元剤
からなる再生式発熱部材であり、上記ケーシングの壁内
に充填されていることを特徴としている。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、上
記ヒータは、通電により発熱する電熱式のものであり、
上記ケーシング内に配設されていることを特徴としてい
る。
記ヒータは、通電により発熱する電熱式のものであり、
上記ケーシング内に配設されていることを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、セルスタ
ック体をケーシング内に収容し、該セルスタック体温度
又はケージング内温度が凍結温度以下に低下したときヒ
ータを発熱させてケーシング内を暖めるようにしたの
で、セルスタック体内の発電により生成した水が凍結し
て該セルスタック体内部に損傷を与えてセルスタック体
ひいては燃料電池システムの耐久性が低下するといった
問題を回避できる。
ック体をケーシング内に収容し、該セルスタック体温度
又はケージング内温度が凍結温度以下に低下したときヒ
ータを発熱させてケーシング内を暖めるようにしたの
で、セルスタック体内の発電により生成した水が凍結し
て該セルスタック体内部に損傷を与えてセルスタック体
ひいては燃料電池システムの耐久性が低下するといった
問題を回避できる。
【0009】またセルスタック体等をケーシングで囲む
とともに、セルスタック体温度等が凍結温度以下に低下
したときにのみヒータを発熱させるようにしたので、必
要な熱量が少なくて済む。
とともに、セルスタック体温度等が凍結温度以下に低下
したときにのみヒータを発熱させるようにしたので、必
要な熱量が少なくて済む。
【0010】また請求項2の発明によれば、上記ヒータ
を、再生式発熱部材、例えば空気を供給すると酸化反応
により発熱し、水素を供給すると還元反応により再生す
る酸化/還元剤で構成したので、発熱部材を交換するこ
となく繰り返し使用でき、また燃料電池使用中に還元作
用を行うことにより特別な還元時間を必要とすることが
ない。
を、再生式発熱部材、例えば空気を供給すると酸化反応
により発熱し、水素を供給すると還元反応により再生す
る酸化/還元剤で構成したので、発熱部材を交換するこ
となく繰り返し使用でき、また燃料電池使用中に還元作
用を行うことにより特別な還元時間を必要とすることが
ない。
【0011】請求項3の発明によれば、電熱式のヒータ
を設けたので、セルスタック体の凍結を容易確実に防止
でき、また該凍結防止構造が簡単である。
を設けたので、セルスタック体の凍結を容易確実に防止
でき、また該凍結防止構造が簡単である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の第1実
施形態を説明するための図であり、図1は本実施形態の
燃料電池駆動システムを搭載した自動二輪車の側面図、
図2は燃料電池システムの模式図、図3はセルスタック
体を収容するケーシングの断面側面図である。
図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の第1実
施形態を説明するための図であり、図1は本実施形態の
燃料電池駆動システムを搭載した自動二輪車の側面図、
図2は燃料電池システムの模式図、図3はセルスタック
体を収容するケーシングの断面側面図である。
【0013】図2において、本実施形態の燃料電池駆動
システムは、燃料電池システム(FC)1と、駆動装置
2とで構成されており、燃料電池システム1で発生した
電力を駆動装置2の駆動モータ3に供給することにより
図1に示す自動二輪車20を走行させるとともに、上記
電力によりバッテリ(二次電池)28を充電するように
なっている。そして運転者のスロットル操作による要求
出力に対し、上記燃料電池システム1の発電能力が不足
する場合には、この不足分がバッテリ28からの電力に
より補われる。
システムは、燃料電池システム(FC)1と、駆動装置
2とで構成されており、燃料電池システム1で発生した
電力を駆動装置2の駆動モータ3に供給することにより
図1に示す自動二輪車20を走行させるとともに、上記
電力によりバッテリ(二次電池)28を充電するように
なっている。そして運転者のスロットル操作による要求
出力に対し、上記燃料電池システム1の発電能力が不足
する場合には、この不足分がバッテリ28からの電力に
より補われる。
【0014】上記駆動装置2は、上記燃料電池システム
1から供給された電力を、車両用メインコントローラ2
aにより、上記自動二輪車20のスロットルグリップか
らの入力指令に応じてDC/DC変換器(電力調整部)
2bを介してモータ3に供給し、該自動二輪車20を走
行させるとともに、上記電力によりバッテリ(二次電
池)28を充電するように構成されている。なお、2c
はヒューズ、TB はバッテリ温度を検出する温度センサ
である。
1から供給された電力を、車両用メインコントローラ2
aにより、上記自動二輪車20のスロットルグリップか
らの入力指令に応じてDC/DC変換器(電力調整部)
2bを介してモータ3に供給し、該自動二輪車20を走
行させるとともに、上記電力によりバッテリ(二次電
池)28を充電するように構成されている。なお、2c
はヒューズ、TB はバッテリ温度を検出する温度センサ
である。
【0015】上記燃料電池システム1は、水素を水素供
給系6によりセルスタック体7に供給するとともに、水
を水供給系8により上記セルスタック体7内に循環供給
し、さらに冷却用の空気を空気供給系9により上記セル
スタック体7内に供給することにより電気を発生するよ
うになっている。上記セルスタック体7は、カーボン製
で間に高分子膜(例えばイオン交換樹脂膜)を挟んでな
る多数のセルを、間に冷却空気通路を設けて積層したも
のである。なお1aは該燃料電池システム1の各種制御
を行うFCコントローラである。
給系6によりセルスタック体7に供給するとともに、水
を水供給系8により上記セルスタック体7内に循環供給
し、さらに冷却用の空気を空気供給系9により上記セル
スタック体7内に供給することにより電気を発生するよ
うになっている。上記セルスタック体7は、カーボン製
で間に高分子膜(例えばイオン交換樹脂膜)を挟んでな
る多数のセルを、間に冷却空気通路を設けて積層したも
のである。なお1aは該燃料電池システム1の各種制御
を行うFCコントローラである。
【0016】上記水素供給系6は、水素ボンベ17内の
水素を閉止バルブ18,流量調整バルブ19,バッファ
タンク40を介して上記セルスタック体7に供給し、こ
こを通過した水素を触媒燃焼器41で燃焼させ、外部に
排出するようになっている。なお、42aは開閉バル
ブ、Taはケーシング10内の温度を検出する温度セン
サ、Tcはセルスタック体7内の温度を検出する温度セ
ンサ、Aoはセルスタック体7から供給される電流値を
検出する電流センサ、Vはセルスタック体7の両端電圧
を検出する電圧センサ、5は逆流防止用ダイオードであ
る。
水素を閉止バルブ18,流量調整バルブ19,バッファ
タンク40を介して上記セルスタック体7に供給し、こ
こを通過した水素を触媒燃焼器41で燃焼させ、外部に
排出するようになっている。なお、42aは開閉バル
ブ、Taはケーシング10内の温度を検出する温度セン
サ、Tcはセルスタック体7内の温度を検出する温度セ
ンサ、Aoはセルスタック体7から供給される電流値を
検出する電流センサ、Vはセルスタック体7の両端電圧
を検出する電圧センサ、5は逆流防止用ダイオードであ
る。
【0017】上記水供給系8は、水タンク43内の水を
冷却加湿用の水ポンプ44により上記セルスタック体7
に供給し、ここを通過した水を水分回収用の熱交換器4
5を介して水タンク43内に戻すように構成されてい
る。
冷却加湿用の水ポンプ44により上記セルスタック体7
に供給し、ここを通過した水を水分回収用の熱交換器4
5を介して水タンク43内に戻すように構成されてい
る。
【0018】上記空気供給系9は、後述の通風路25b
に導入された外気をバッテリ28の周囲に導入するとと
もに、上記通風路25b内に配置された冷却ファン31
からの外気を切替え弁38を介して水分回収用熱交換器
45に供給し、ここで水分が除去されてドライエアとな
った空気をブロア46により上記セルスタック体7内に
供給するようになっている。なお上記外気から分離され
た水分は上記水タンク43内に回収される。
に導入された外気をバッテリ28の周囲に導入するとと
もに、上記通風路25b内に配置された冷却ファン31
からの外気を切替え弁38を介して水分回収用熱交換器
45に供給し、ここで水分が除去されてドライエアとな
った空気をブロア46により上記セルスタック体7内に
供給するようになっている。なお上記外気から分離され
た水分は上記水タンク43内に回収される。
【0019】図1に示す自動二輪車20に上記燃料電池
システム1及び駆動装置2が搭載されており、該自動二
輪車20は以下の概略構造を有する。車体フレーム21
は、前端のヘッドパイプ21aから後方斜め下方に延び
るメインパイプ21bの下端に左,右一対のサイドパイ
プ21c,21cを接続し、該サイドパイプ21c,2
1cを略水平に後方に延長して低床の足載部21dを形
成し、これをさらに後方斜め上方に延長したタイプのも
のである。
システム1及び駆動装置2が搭載されており、該自動二
輪車20は以下の概略構造を有する。車体フレーム21
は、前端のヘッドパイプ21aから後方斜め下方に延び
るメインパイプ21bの下端に左,右一対のサイドパイ
プ21c,21cを接続し、該サイドパイプ21c,2
1cを略水平に後方に延長して低床の足載部21dを形
成し、これをさらに後方斜め上方に延長したタイプのも
のである。
【0020】上記ヘッドパイプ21aにより前フォーク
22が左右操向自在に枢支され、該前フォーク22の下
端で前輪23が軸支され、上端に操向ハンドル24が固
定されている。また上記サイドパイプ21cの上方には
シート30が搭載されており、上記前フォーク22の周
囲,車体フレーム21の左右側部は樹脂製の車体カバー
25で囲まれている。
22が左右操向自在に枢支され、該前フォーク22の下
端で前輪23が軸支され、上端に操向ハンドル24が固
定されている。また上記サイドパイプ21cの上方には
シート30が搭載されており、上記前フォーク22の周
囲,車体フレーム21の左右側部は樹脂製の車体カバー
25で囲まれている。
【0021】また上記サイドパイプ21cの後方斜め上
方延長部によりユニットスイング式のモータユニット2
6の前端部が枢支されており、該モータユニット26の
後端部で後輪27が軸支されている。該モータユニット
26は、その軸芯を車幅方向に向けて配置されたモータ
3と車両左側部にて後方に延びる伝動ケース29とを一
体的に結合したものである。
方延長部によりユニットスイング式のモータユニット2
6の前端部が枢支されており、該モータユニット26の
後端部で後輪27が軸支されている。該モータユニット
26は、その軸芯を車幅方向に向けて配置されたモータ
3と車両左側部にて後方に延びる伝動ケース29とを一
体的に結合したものである。
【0022】また上記車体フレーム21の左右の足載部
21d,21d間に架設された支持フレーム21e,2
1e上に、上記燃料電池システム1のセルスタック体7
及び上記駆動装置2のバッテリ28等が収容されたケー
シング10が搭載されている。なお、図3では収容物の
図示を省略している。また該ケーシング10の上側に上
記水タンク43が、また車体後部に上記水素ボンベ17
が搭載されている。なお18は開閉弁、19は圧力調整
弁である。
21d,21d間に架設された支持フレーム21e,2
1e上に、上記燃料電池システム1のセルスタック体7
及び上記駆動装置2のバッテリ28等が収容されたケー
シング10が搭載されている。なお、図3では収容物の
図示を省略している。また該ケーシング10の上側に上
記水タンク43が、また車体後部に上記水素ボンベ17
が搭載されている。なお18は開閉弁、19は圧力調整
弁である。
【0023】そして上記車体カバー25内には上記ケー
シング10に向けて走行風を導入する導風路25bが形
成されており、該導風路25bの導風口25aは車両前
方に向けて開口している。上記導風路25bの上記ケー
シング10入口部に上記冷却ファン31が配置されてい
る。100は余剰空気排出用小孔である。なお、ケーシ
ング10を出た冷却風は上記水素ボンベ17が配置され
た導出路25c内を通って導出口25dから外部に排出
される。
シング10に向けて走行風を導入する導風路25bが形
成されており、該導風路25bの導風口25aは車両前
方に向けて開口している。上記導風路25bの上記ケー
シング10入口部に上記冷却ファン31が配置されてい
る。100は余剰空気排出用小孔である。なお、ケーシ
ング10を出た冷却風は上記水素ボンベ17が配置され
た導出路25c内を通って導出口25dから外部に排出
される。
【0024】上記ケーング10は、上部に開口11aを
有する収納部11と、該収納部11にヒンジ12aによ
り上記開口11aを開閉可能に装着された蓋体12とで
構成されている。なお、12cは蓋体12を閉状態に固
定するロックである。
有する収納部11と、該収納部11にヒンジ12aによ
り上記開口11aを開閉可能に装着された蓋体12とで
構成されている。なお、12cは蓋体12を閉状態に固
定するロックである。
【0025】上記収納部11,及び蓋体12はステンレ
ス鋼板等で製作された二重壁構造の収納枠体11a,蓋
枠体12a内に酸化/還元剤として機能する鉄粉11
b,12bを充填したものであり、また上記収納枠体1
1aの二重壁内に上記切替え弁38が埋設されている。
ス鋼板等で製作された二重壁構造の収納枠体11a,蓋
枠体12a内に酸化/還元剤として機能する鉄粉11
b,12bを充填したものであり、また上記収納枠体1
1aの二重壁内に上記切替え弁38が埋設されている。
【0026】上記切替え弁38は、上述のセルスタック
体7に連通するメイン口38a、上記ケーシンク10内
に換気用空気を供給する換気口38b、ケーシング10
のパネル内に内部の酸化/還元材の酸化用空気を供給す
る発熱口38cを有し、冷却ファン31からの外気を該
各口に適宜切替えて供給するようになっている。なお、
39aは上記熱交換器45と水タンク43との間から排
気する排気管、39bは上記換気口38bからケーシン
グ10内供給された換気用空気を排気する排気管、39
cは上記収納枠体11a内と蓋枠体12a内とを連通す
る連通孔である。
体7に連通するメイン口38a、上記ケーシンク10内
に換気用空気を供給する換気口38b、ケーシング10
のパネル内に内部の酸化/還元材の酸化用空気を供給す
る発熱口38cを有し、冷却ファン31からの外気を該
各口に適宜切替えて供給するようになっている。なお、
39aは上記熱交換器45と水タンク43との間から排
気する排気管、39bは上記換気口38bからケーシン
グ10内供給された換気用空気を排気する排気管、39
cは上記収納枠体11a内と蓋枠体12a内とを連通す
る連通孔である。
【0027】また39dは、上記二重壁内に充填された
鉄粉11b,12bに還元用の水素を供給するための水
素供給口である。この水素供給口39dには、電磁開閉
弁39eを備えた水素供給管39fによって上記バッフ
ァタンク40を介して水素ボンベ17が接続されてい
る。
鉄粉11b,12bに還元用の水素を供給するための水
素供給口である。この水素供給口39dには、電磁開閉
弁39eを備えた水素供給管39fによって上記バッフ
ァタンク40を介して水素ボンベ17が接続されてい
る。
【0028】また、上記収納枠体11aの壁内には温度
センサ50a,水素濃度センサ50bが配設されてい
る。さらにまた上記収納枠体11aの底壁には、排水バ
ルブ51aを有する水溜51が設けられている。なお、
上記排水バルブ51aは酸化用空気を二重壁内に供給す
る際には該空気の供給を容易にするために開かれる。
センサ50a,水素濃度センサ50bが配設されてい
る。さらにまた上記収納枠体11aの底壁には、排水バ
ルブ51aを有する水溜51が設けられている。なお、
上記排水バルブ51aは酸化用空気を二重壁内に供給す
る際には該空気の供給を容易にするために開かれる。
【0029】次に本実施形態の動作及び作用効果につい
て説明する。本実施形態自動二輪車20で走行開始する
と、まずバッテリ28の電力によって駆動モータ3が後
輪を駆動開始する。そして一定の条件が整ったところで
燃料電池システム1が起動する。この場合、反応水がセ
ルスタック体7の水通路に供給され、また水素ボンベ1
7内の水素ガスがセルスタック体7の水素ガス通路に供
給される。このようにセルスタック体7に反応用水及び
水素ガスが供給され、内部における化学反応により電気
が発生し、該電気が上記駆動モータ3に供給されるとと
もに、上記バッテリ28が充電される。
て説明する。本実施形態自動二輪車20で走行開始する
と、まずバッテリ28の電力によって駆動モータ3が後
輪を駆動開始する。そして一定の条件が整ったところで
燃料電池システム1が起動する。この場合、反応水がセ
ルスタック体7の水通路に供給され、また水素ボンベ1
7内の水素ガスがセルスタック体7の水素ガス通路に供
給される。このようにセルスタック体7に反応用水及び
水素ガスが供給され、内部における化学反応により電気
が発生し、該電気が上記駆動モータ3に供給されるとと
もに、上記バッテリ28が充電される。
【0030】また走行風の一部はケーシング10内を通
って空気排出口25dから排出される。そしてセルスタ
ック体7の温度は常時上記FCコントローラ1aに読み
込まれており、該セルスタック体温度が所定値以上にな
ると、該コントローラ1aが冷却ファン31を起動し、
走行風がセルスタック体7の冷却通路内にも供給され、
該セルスタック体7は上記化学反応に適した温度範囲に
保持される。
って空気排出口25dから排出される。そしてセルスタ
ック体7の温度は常時上記FCコントローラ1aに読み
込まれており、該セルスタック体温度が所定値以上にな
ると、該コントローラ1aが冷却ファン31を起動し、
走行風がセルスタック体7の冷却通路内にも供給され、
該セルスタック体7は上記化学反応に適した温度範囲に
保持される。
【0031】そして本実施形態では、夜間等の非走行時
に外気温度が低下する等により、温度センサTcで検出
されたセルスタック体7の温度、あるいは温度センサ5
0aで検出されたケーシング10の壁内温度が、予め設
定された凍結温度、例えば零度より低下すると、上記上
記コントローラ1aが、上記切替えバルブ38を、上記
換気口38b,メイン口38aを閉じ、かつ発熱口38
cを開く位置に切り替えるとともに、排気バルブ51a
を開く。またこのとき冷却ファン31を起動させる。
に外気温度が低下する等により、温度センサTcで検出
されたセルスタック体7の温度、あるいは温度センサ5
0aで検出されたケーシング10の壁内温度が、予め設
定された凍結温度、例えば零度より低下すると、上記上
記コントローラ1aが、上記切替えバルブ38を、上記
換気口38b,メイン口38aを閉じ、かつ発熱口38
cを開く位置に切り替えるとともに、排気バルブ51a
を開く。またこのとき冷却ファン31を起動させる。
【0032】これにより外気がケーシング10の壁内に
供給され、内部の鉄粉11b,12bが酸化して発熱
し、該発熱によりケーシング10内が暖められる。そし
て上記セルスタック体温度又は壁内温度が上記凍結温度
より所定値以上に上昇すると上記コントローラ1aが上
記切替えバルブ38の発熱口38cを閉じて酸化用空気
の供給を停止させる。これにより上記鉄粉11b,12
bの発熱は停止する。
供給され、内部の鉄粉11b,12bが酸化して発熱
し、該発熱によりケーシング10内が暖められる。そし
て上記セルスタック体温度又は壁内温度が上記凍結温度
より所定値以上に上昇すると上記コントローラ1aが上
記切替えバルブ38の発熱口38cを閉じて酸化用空気
の供給を停止させる。これにより上記鉄粉11b,12
bの発熱は停止する。
【0033】なお、上記壁内への酸化用空気の供給停止
については、供給開始から所定時間経過したときに自動
的に停止するようにしてもよい。
については、供給開始から所定時間経過したときに自動
的に停止するようにしてもよい。
【0034】そして上述の酸化用空気の供給回数が所定
値に達するか、又は酸化用空気の供給にも関わらず壁内
温度が上昇し難くなった場合に、鉄粉11b,12bの
還元が行われる。これは、上述の条件成立よりコントロ
ーラ1aが電磁開閉弁39eを開き、これにより水素ガ
スが壁内の鉄粉11b,12bに供給される。
値に達するか、又は酸化用空気の供給にも関わらず壁内
温度が上昇し難くなった場合に、鉄粉11b,12bの
還元が行われる。これは、上述の条件成立よりコントロ
ーラ1aが電磁開閉弁39eを開き、これにより水素ガ
スが壁内の鉄粉11b,12bに供給される。
【0035】その結果、上記酸化した鉄粉11b,12
bが還元されて発熱前の状態に再生され、再び発熱可能
となる。このとき水素濃度センサ50bの検出水素濃度
が所定値に達すると上記還元行程が終了したとして水素
ガスの供給は停止される。なお、該還元作用により発生
した水は上記水溜め51に溜まり、排水弁51aを介し
て排水される。
bが還元されて発熱前の状態に再生され、再び発熱可能
となる。このとき水素濃度センサ50bの検出水素濃度
が所定値に達すると上記還元行程が終了したとして水素
ガスの供給は停止される。なお、該還元作用により発生
した水は上記水溜め51に溜まり、排水弁51aを介し
て排水される。
【0036】このように本実施形態では、セルスタック
体内温度が凍結温度まで低下した場合にはケーシング1
0内を昇温させるようにしたので、セルスタック体7内
の反応用水が凍結して該セルスタック体7の内部に損傷
を与えてセルスタック体7ひいては燃料電池システムの
耐久性が低下するといった問題を回避できる。
体内温度が凍結温度まで低下した場合にはケーシング1
0内を昇温させるようにしたので、セルスタック体7内
の反応用水が凍結して該セルスタック体7の内部に損傷
を与えてセルスタック体7ひいては燃料電池システムの
耐久性が低下するといった問題を回避できる。
【0037】またケーシング10の二重壁内に酸化/還
元剤を充填しておき、空気の供給により酸化して発熱
し、該酸化を水素ガスの供給により還元して酸化前の状
態に戻すといった発熱,再生を繰り返すように構成した
ので、ケーシング内の保温構造が極めて簡単であり、コ
スト上昇を回避できる。
元剤を充填しておき、空気の供給により酸化して発熱
し、該酸化を水素ガスの供給により還元して酸化前の状
態に戻すといった発熱,再生を繰り返すように構成した
ので、ケーシング内の保温構造が極めて簡単であり、コ
スト上昇を回避できる。
【0038】ここで上記実施形態では燃料電池システム
全体を保温するようにしたが、図4に示すように、セル
スタック体7のみをケーシングで囲むようにしても良
い。なお、図4中、図2と同一符号は同一又は相当部分
を示す。
全体を保温するようにしたが、図4に示すように、セル
スタック体7のみをケーシングで囲むようにしても良
い。なお、図4中、図2と同一符号は同一又は相当部分
を示す。
【0039】図4において、ケーシング10′は、セル
スタック体7の周囲のみを囲むように構成されており、
該ケーシング10′内に鉄粉11bが充填されている。
そしてこの鉄粉11bに開閉弁39e,水素供給管39
fを介して水素が供給可能になっている。
スタック体7の周囲のみを囲むように構成されており、
該ケーシング10′内に鉄粉11bが充填されている。
そしてこの鉄粉11bに開閉弁39e,水素供給管39
fを介して水素が供給可能になっている。
【0040】本実施形態においても、ケーシング内又は
セルスタック体内が所定の凍結温度以下に低下すると上
記鉄粉11bに空気が供給され、該鉄粉11bが発熱し
てセルスタック体7を昇温させる。そして空気を供給し
ても発熱しにくくなった等の所定条件が満たされると、
鉄粉11bに水素を供給して該鉄粉11bを還元させ
る。
セルスタック体内が所定の凍結温度以下に低下すると上
記鉄粉11bに空気が供給され、該鉄粉11bが発熱し
てセルスタック体7を昇温させる。そして空気を供給し
ても発熱しにくくなった等の所定条件が満たされると、
鉄粉11bに水素を供給して該鉄粉11bを還元させ
る。
【0041】このようにセルスタック体のみを昇温させ
るようにした場合にも上記実施形態と同様にセルスタッ
ク体7の凍結を防止して該セルスタック体ひいては燃料
電池システムの耐久性の低下を回避できる。
るようにした場合にも上記実施形態と同様にセルスタッ
ク体7の凍結を防止して該セルスタック体ひいては燃料
電池システムの耐久性の低下を回避できる。
【0042】上記各実施形態では、ケーシング10内を
昇温させるための構造として、ケーシング10の壁内に
鉄粉(酸化/還元材)を充填した場合を説明したが、本
発明の昇温構造は、図5に示すように、酸化/還元材に
限定されない。なお、図5中、図3と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
昇温させるための構造として、ケーシング10の壁内に
鉄粉(酸化/還元材)を充填した場合を説明したが、本
発明の昇温構造は、図5に示すように、酸化/還元材に
限定されない。なお、図5中、図3と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0043】図5において、ケーシング10の収納部1
1及び蓋体12の壁内に断熱材11b′,12b′が充
填されており、また底面上に電熱式のヒータ52が配設
されている。なお、52aはオンオフスイッチである。
1及び蓋体12の壁内に断熱材11b′,12b′が充
填されており、また底面上に電熱式のヒータ52が配設
されている。なお、52aはオンオフスイッチである。
【0044】本実施形態では、セルスタック体内温度又
はケーシング内温度が所定の凍結温度以下に低下する
と、上記コントローラが上記オンオフスイッチ52aを
オンオフ制御してヒータ52を発熱させ、もってケーシ
ング内を昇温させる。これにより上述の例と同様に、セ
ルスタック体7の凍結による損傷,耐久性低下の問題を
防止できる。
はケーシング内温度が所定の凍結温度以下に低下する
と、上記コントローラが上記オンオフスイッチ52aを
オンオフ制御してヒータ52を発熱させ、もってケーシ
ング内を昇温させる。これにより上述の例と同様に、セ
ルスタック体7の凍結による損傷,耐久性低下の問題を
防止できる。
【図1】本発明の第1実施形態による燃料電池システム
を搭載した自動二輪車の側面図である。
を搭載した自動二輪車の側面図である。
【図2】上記燃料電池システムのブロック構成図であ
る。
る。
【図3】上記燃料電池システムを収容するケーシングの
断面側面図である。
断面側面図である。
【図4】上記第1実施形態の変形例のブロック構成図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第2実施形態によるケーシングの断面
側面図である。
側面図である。
1 燃料電池システム 7 セルスタック体 10 ケーシング 11b,12b 鉄粉(再生式発熱部材−酸化/還元
材) 52 電熱式ヒータ
材) 52 電熱式ヒータ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のセルを積層締結してなり水素ガス
及び反応用空気が供給されるセルスタック体を備えた燃
料電池システムにおいて、少なくとも上記セルスタック
体をケーシング内に収容し、該ケーシングの壁内又は該
ケーシング内にヒータを配設し、上記セルスタック体温
度又はケージング内温度が所定の生成水の凍結温度以下
に低下したとき上記ヒータを発熱させるようにしたこと
を特徴とする燃料電池システム。 - 【請求項2】 請求項1において、上記ヒータは、空気
を供給すると酸化反応により発熱し、水素を供給すると
還元反応により再生する酸化/還元剤からなる再生式発
熱部材であり、上記ケーシングの壁内に充填されている
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 【請求項3】 請求項1において、上記ヒータは、通電
により発熱する電熱式のものであり、上記ケーシング内
に配設されていることを特徴とする燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000166182A JP2001351652A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000166182A JP2001351652A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 燃料電池システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001351652A true JP2001351652A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18669541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000166182A Withdrawn JP2001351652A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001351652A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005212651A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Denso Corp | 車両用補助暖房装置 |
WO2005112175A1 (ja) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 燃料電池システム |
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JP2007287704A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-11-01 | Toshiba Home Technology Corp | 燃料電池装置 |
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WO2023116557A1 (zh) * | 2021-12-21 | 2023-06-29 | 永安行科技股份有限公司 | 一种氢动力车及其氢动力系统 |
-
2000
- 2000-06-02 JP JP2000166182A patent/JP2001351652A/ja not_active Withdrawn
Cited By (21)
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EP3225523A3 (en) * | 2016-03-31 | 2017-11-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle-ride type vehicle |
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CN115472865B (zh) * | 2022-09-28 | 2025-06-13 | 韦尔通科技股份有限公司 | 一种边框膜及其制备方法 |
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