JP2001345779A - 選択ダイバーシティを用いたofdm受信装置 - Google Patents
選択ダイバーシティを用いたofdm受信装置Info
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Abstract
ができるOFDM方式受信装置を提供する。 【解決手段】 各受信アンテナの受信信号をRF部及び
デジタル変換部によって複素デジタル信号に変換してバ
ッファ及び電力測定部に送る。電力測定部は信号制御情
報と相関検出情報により設定された電力測定制御情報に
従って積分周期や積分タイミングを切り替えながら複素
デジタル信号の電力測定を行う。電力比較部は最も大き
い電力測定を選択し、セレクタは電力比較情報に従って
該当する複素デジタル信号を選択的に取り出して、FF
T部及び相関検出部に出力する。
Description
ボル区間内で相互に直交するように各キャリアの周波数
が設定されたOFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplexing:直交周波数分割多重)方式の受信装置
に係り、特に、信号間の相関が小さくなるように配置さ
れた複数のアンテナで受信した信号を用いるダイバーシ
ティ受信を行うOFDM受信装置に関する。
のうち最も信号電力が強い受信信号を選択的に使用する
選択的ダイバーシティ受信を行うことで小型に構成され
たOFDM受信装置に係り、特に、選択的ダイバーシテ
ィ受信を効率的に行うOFDM受信装置に関する。
の普及と需要が目覚しく進展している。今や誰もが移動
通信機器を使用し、社会生活上の必需品として認知され
つつある。
ージングによる伝送品質の劣化が特に問題となる。
術として「OFDM(Orthogonal Frequency Division
Multiplexing:直交周波数分割多重)方式」が期待され
ている。OFDM方式とは、マルチキャリア(多重搬送
波)伝送方式の一種で、各キャリアがシンボル区間内で
相互に直交するように各キャリアの周波数が設定されて
いる。情報伝送の一例は、シリアルで送られてきた情報
を情報伝送レートより遅いシンボル周期毎にシリアル/
パラレル変換して出力される複数のデータを各キャリア
に割り当ててキャリア毎に変調を行い、その複数キャリ
アについて逆FFTを行うことで周波数軸での各キャリ
アの直交性を保持したまま時間軸の信号に変換して送信
する。例えば、各キャリアはBPSK(Binary Phase S
hift Keying)変調を行うとして情報伝送速度の256
分の1のシンボル周期でシリアル/パラレル変換すると
キャリア総数は256となり、逆FFTは256キャリ
アについて行うことになる。復調はこの逆の操作、すな
わちFFTを行なって時間軸の信号を周波数軸の信号に
変換して各キャリアについてそれぞれの変調方式に対応
した復調を行い、パラレル/シリアル変換して元のシリ
アル信号で送られた情報を再生するといったことで行な
われる。OFDM伝送方式は、遅延波があっても良好な
伝送特性を有することが実験で確かめられている。
のシングルキャリア伝送方式に比べ、1シンボル周期が
長くなるので、到来波の遅延時間差が大きなマルチパス
・フェージングや選択性フェージングに対する耐フェー
ジング特性が強いという特徴がある。しかしながら、到
来波の遅延時間差が比較的小さなフラット・フェージン
グに対する耐フェージング特性は強いとは言い難い。
策としては、信号間の相関が小さくなるように配置され
た複数のアンテナで受信した信号を用いる「ダイバーシ
ティ(diversity)受信」が有効であることが知られて
いる。ダイバーシティ受信には、複数の受信信号のうち
最も信号電力が強い受信信号を選択的に使用する「選択
的ダイバーシティ」と、複数の受信信号をそれぞれ復調
してその最大比合成をとる「最大比合成ダイバーシテ
ィ」が挙げられる。
シティは受信信号選択後の受信系統を1つにまとめるこ
とができるが、最大比合成ダイバーシティは復調に至る
までの受信系統が受信信号毎に必要となるため大規模と
なる。また、ダイバーシティ利得の面で比較すると、選
択的ダイバーシティは最大比合成ダイバーシティよりも
2dB程度劣化する。したがって、ダイバーシティ受信
を行う際は、所望する受信装置の規模とダイバーシティ
利得の双方の面から、いずれの方式が適切かを判断する
必要がある。
ャリアがシンボル区間内で相互に直交するように各キャ
リアの周波数が設定されたOFDM(Orthogonal Frequ
ency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方
式の優れた受信装置を提供することにある。
さくなるように配置された複数のアンテナで受信した信
号を用いるダイバーシティ受信を行う、優れたOFDM
受信装置を提供することにある。
うち最も信号電力が強い受信信号を選択的に使用する選
択的ダイバーシティ受信を行うことで小型に構成され
た、優れたOFDM受信装置を提供することにある。
ティ受信を効率的に行うことができる、優れたOFDM
受信装置を提供することにある。
酌してなされたものであり、複数のOFDM(直交周波
数多重分割)受信信号を選択的に使用する選択ダイバー
シティを用いたOFDM受信装置であって、受信アンテ
ナと該受信アンテナを介して受信した信号をRF周波数
帯からベースバンド信号にダウンコンバートするRF部
と該ダウンコンバートされたベースバンド信号をA/D
変換して複素ディジタル信号に変換するディジタル変換
部をそれぞれ含む複数の受信系統と、各受信系統におけ
るフーリエ変換前の複素ディジタル信号を電力測定した
結果に基づいて、前記複数の受信系統からの複素ディジ
タル信号のうち1つを選択する選択手段と、該選択され
た複素ディジタル信号についてOFDMシンボル1周期
分のフーリエ変換を行ってOFDMサブキャリア毎の複
素ディジタル信号を求めるFFT部と、該OFDMサブ
キャリア毎の複素ディジタル信号のシンボル復調を行う
復調部と、を具備することを特徴とする選択ダイバーシ
ティを用いたOFDM受信装置である。
情報などの信号制御情報、及び/又は、相関検出情報を
用いて電力測定制御情報を設定する電力測定制御部と、
該電力測定制御情報に従って積分周期や積分タイミング
を逐次切り替えて複素ディジタル信号の電力測定を行
う、前記の各受信系統毎に設けられた電力測定部と、各
電力測定部における測定結果を比較する電力比較部と、
前記電力比較部における電力比較情報を基に、前記の複
数の受信系統からの複素ディジタル信号のうち1つを選
択するセレクタとで構成することができる。
用いたOFDM受信装置は、相関ピーク電力及びFFT
ウィンドウの先頭位置などの相関検出情報の検出を行う
相関検出部をさらに備えてもよい。このような場合、前
記FFT部は、前記相関検出部の検出結果に従って、選
択された複素ディジタル信号についてOFDMシンボル
1周期分のフーリエ変換を行ってOFDMサブキャリア
毎の複素ディジタル信号を求めることができる。
ィジタル信号の積分ダンプを行う積分ダンプ部と、該積
分ダンプ部における積分値と所定の閾値とを比較する電
力閾値比較部と、外部から供給される電力測定制御情報
(信号制御情報や相関検出情報)及び/又は前記閾値比
較部における比較結果を基に、前記積分ダンプ部が使用
する積分情報(積分ダンプ積分周期やリセット・タイミ
ング)及び/又は前記電力閾値比較部が使用する閾値情
報を決定する電力測定タイミング制御部とで構成するこ
とができる。
周期毎に求まる電力測定結果であるダンプ値以外に積分
途中の積分データを出力して、前記電力閾値比較部は信
号制御情報と相関検出情報に基づいて設定される電力閾
値と積分データとの比較を行うとともに該比較結果を電
力測定タイミング制御部並びに電力測定制御部に出力
し、また、前記電力測定制御部は、積分周期毎の電力測
定結果だけでなく積分途中の積分データを基に電力測定
の制御を行うようにしてもよい。
較部における比較結果のうち伝送品質を保証できる電力
閾値以下の値を示すものがある場合は、少なくとも1つ
の最も大きな比較結果に対応する受信系統の複素ディジ
タル信号については電力測定を継続するが、残りは電力
測定を必要に応じて停止するようにしてもよい。
際、FFTウィンドウ位置の成否判定とOFDM信号周
期毎の位相差から位相誤差と周波数誤差の計算を行い、
FFTウィンドウ位置情報と位相及び周波数誤差を併せ
て検出した相関信号のピーク本数やそのピーク電力を相
関検出結果として前記電力測定制御部に出力するように
してもよい。
用いたOFDM受信装置は、初期同期時においては、あ
らかじめ設定された積分周期やタイミングで複素ディジ
タル信号の電力測定を行うようにしてもよい。このよう
な場合、該電力測定結果に基づいて前記電力比較部で比
較して値の大きい方を選択して電力比較情報として前記
セレクタに出力し、前記セレクタは該電力比較情報に従
って該当する複素ディジタル信号を選択的に前記相関検
出部に出力し、前記相関検出部は該選択された複素ディ
ジタル信号の相関をとって相関電力測定を行い、相関ピ
ーク電力とFFTウィンドウ先頭位置の検出を行うこと
ができる。
用いたOFDM受信装置は、初期同期獲得後において
は、前記電力測定部の各々は、前記電力測定制御部で設
定された積分周期やタイミングに従って複素ディジタル
信号の電力測定を行うようにしてもよい。このような場
合、前記電力比較部は、各電力測定結果を比較して値の
大きい方を選択して電力比較情報として前記セレクタに
出力し、前記セレクタは該電力比較情報に従って該当す
る複素ディジタル信号を選択的に前記FFT部並びに前
記相関検出部に出力し、前記FFT部は該選択された複
素ディジタル信号についてOFDMシンボル1周期分の
フーリエ変換を行うとともに、前記復調部はフーリエ変
換されたサブキャリア毎の複素ディジタル信号の復調処
理を行い、前記相関検出部は該選択された複素ディジタ
ル信号の相関をとって相関電力を測定して相関ピーク電
力とFFTウィンドウ位置の検出を行うことができる。
用いたOFDM受信装置は、初期同期に成功するまで
は、FFT部及び復調部を作動させないようにしてもよ
い。
DM受信装置は、複数の受信アンテナすなわち複数の受
信系統を備えている。各受信系統では、受信アンテナの
受信信号を、RF部及びディジタル変換部によって複素
ディジタル信号に変換して、バッファ及び電力測定部に
送る。
報を用いて設定された電力測定制御情報に従って積分周
期や積分タイミングを逐次切り替えながら、複素ディジ
タル信号の電力測定を行う。信号制御情報は、FFTサ
イズや伝送品質情報を含み、電力測定制御部から送られ
てくる。
定結果を比較して、値が最も大きいものを選択して、電
力比較情報としてセレクタに出力する。セレクタでは、
電力比較情報に従って、該当するバッファに記憶されて
いる複素ディジタル信号を選択的に取り出して、FFT
部及び相関検出部に出力する。
ィンドウの先頭位置の検出を行う。また、FFT部は、
相関検出部における検出結果に従って、選択された複素
ディジタル信号についてOFDMシンボル1周期分のフ
ーリエ変換を行って、OFDMサブキャリア毎の複素デ
ィジタル信号を求め、その結果を復調部に出力する。復
調部は、該サブキャリア毎の複素ディジタル信号のシン
ボル復調を行う。
ティを用いたOFDM受信装置によれば、複数のアンテ
ナで受信したOFDM信号の選択ダイバーシティを、フ
ーリエ変換の前に行うことができる。また、FFT部、
復調部、相関検出部を、受信アンテナ毎に配置せず、1
系統にまとめることができるので、装置の全体構成が簡
素化されコスト低減につながる。
電力閾値比較部と、電力測定タイミング制御部により構
成される。積分ダンプ部は、FFTサイズ、伝送品質と
いった信号制御情報と相関検出情報に従って、積分周期
や積分タイミングを逐次切り替えて、受信信号の電力測
定を行う際に、積分周期毎に求まる電力測定結果である
ダンプ値以外に、積分途中の積分データを電力閾値比較
部に出力する。電力閾値比較部は、信号制御情報と相関
検出情報に基づいて決定された電力閾値と比較して、該
比較結果を電力測定タイミング制御部並びに電力測定制
御部に送るようになっている。したがって、積分周期毎
の電力測定結果だけでなく、積分途中の積分データを基
に、電力測定の制御を行うことができる。
電力測定結果すなわち積分ダンプ値以外に、積分途中の
積分データを出力して、信号制御情報と相関検出情報に
基づいて設定された電力閾値との比較を行い、比較結果
を電力測定タイミング制御部に送る際に、さらに該比較
結果を電力測定制御部に送るようにしてもよい。このよ
うな場合、電力測定制御部は、該比較結果のうち伝送品
質を保証できる電力閾値以下の値を示すものがある場合
は、少なくとも1つの最も大きな比較結果に対応する受
信系統の複素ディジタル信号については電力測定を継続
するが、残りは電力測定を必要に応じて停止することこ
とができる。この結果、複数のアンテナで受信したすべ
ての信号を常時電力測定する必要がなくなり、消費電力
を低減させることができる。
FTウィンドウ位置の成否判定とOFDM信号周期毎の
位相差から位相誤差と周波数誤差の計算を行うことで、
FFTウィンドウ位置情報と位相及び周波数誤差を併せ
て検出した相関信号のピーク本数やそのピーク電力を相
関検出結果として出力することができる。電力測定制御
部は、このような相関検出結果に基づいて、遅延波の本
数から伝送路の推定を行うことができる。
た積分周期やタイミングで、複素ディジタル信号の電力
測定を行うようにしてもよい。
て電力比較部で比較して値の大きい方を選択し、電力比
較情報としてセレクタに出力し、セレクタは電力比較情
報に従って該当するバッファから複素ディジタル信号を
選択的に取り出して相関検出部に出力する。相関検出部
は、選択された複素ディジタル信号の相関をとって相関
電力測定を行い、相関ピーク電力とFFTウィンドウ先
頭位置の検出を行う。
された積分周期やタイミングに従って複素ディジタル信
号の電力測定を行う。そして、電力測定結果に基づい
て、電力比較部で比較して値の大きい方を選択し、電力
比較情報としてセレクタに出力する。セレクタは、電力
比較情報に従って、該当するバッファから複素ディジタ
ル信号を選択的に取り出して、FFT部と相関検出部に
出力する。FFT部は、選択された複素ディジタル信号
についてOFDMシンボル1周期分のフーリエ変換を行
い、後続の復調部はフーリエ変換されたサブキャリア毎
の複素ディジタル信号の復調処理を行う。また、相関検
出部は、選択された複素ディジタル信号の相関をとって
相関電力の測定を行い、相関ピーク電力とFFTウィン
ドウ位置の検出を行うようにすることで、初期同期時に
おいても選択ダイバーシティを行うことが可能となる。
部及び復調部を作動させないようにすることで、消費電
力を低減することができる。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
ィを用いたOFDM受信装置の説明を行う前に、OFD
M信号を送信するOFDM送信装置100の概略構成に
ついて、図1を参照しながら説明しておく。
0は、変調部101と、シリアル/パラレル変換部10
2と、IFFT103と、ガード区間挿入部104と、
アナログ変換部105と、送信RF部106と、送信ア
ンテナ107と、送信制御部108とで構成される。
給される変調情報及びタイミングに従って入力データを
変調処理して、シリアル/パラレル変換部102に出力
する。
制御部108から供給されるFFT(高速フーリエ変
換)サイズ及びタイミングに従って、入力されたシリア
ル・データをFFTサイズ分だけパラレル・データに変
換して、IFFT部103に出力する。
ら供給されるFFTサイズ及びタイミングに従って、F
FTサイズ分の逆FFTを行う。
08から供給されるガード・インターバル・サイズ、ガ
ード・バンド・サイズ、及びタイミングに従って、ガー
ド・インターバル(信号の一部を繰り返し伝送する区
間)やガード・バンドなどのガード信号を挿入する。ガ
ード・インターバルは、ガード・インターバル・サイズ
以下のマルチパス伝搬を吸収して、受信品質の致命的な
劣化を防止する。
号は、アナログ変換部105において直交変調並びにD
/A変換が施され、送信RF部106においてアップコ
ンバートされて、送信アンテナ107から装置100外
部に送信される。
的ダイバーシティを用いて、図1に示すOFDM送信装
置100から送出されるOFDM信号を受信することが
できる。以下の説明では、本実施例に係るOFDM受信
装置は、選択的ダイバーシティ受信を行うために2本の
受信アンテナを使用するが、受信アンテナ本数はこれに
限定されず、3本以上であっても同様に本発明の作用効
果を奏することを理解されたい。
置200の概略構成を示している。以下、同図を参照し
ながら説明する。
信アンテナ201及び202において受信した信号をR
F周波数帯からベースバンド信号にダウンコンバートす
る。各ディジタル変換部205及び206は、さらにベ
ースバンド信号をA/D変換により複素ディジタル信号
に変換する。各バッファ207及び208は、電力測定
制御部209から供給される制御信号に従って、それぞ
れの複素ディジタル信号を遅延させて適正なタイミング
で出力する。
や、相関検出部216からの情報に従って、電力積分周
期の制御を行う。各電力測定部210及び211は、電
力測定制御部209から供給される制御信号に従って、
それぞれの複素ディジタル信号を積分してダンプする。
電力積分周期は、フーリエ変換1周期の分のデータ単位
に相当する。
及び211においてダンプされた電力測定結果の比較を
行う。
出力される比較結果に基づいて、各バッファ207及び
208にそれぞれ記憶された複素ディジタル信号のうち
の1つを選択する。
給された複素ディジタル信号をOFDMシンボル1周期
分の逆フーリエ変換された信号のフーリエ変換を行う。
キャリア毎の受信信号の復調処理を行う。
ル信号の相関をとって、相関電力の測定を行い、その測
定結果を基にFFTウィンドウ先頭位置及び位相、周波
数誤差の検出を行う。検出結果は、電力測定制御部20
9に送出される。
の構成によれば、選択的ダイバーシティ受信における受
信信号の選択をFFT部214よりも前に配置して、フ
ーリエ変換のための回路を1系統にまとめることができ
る。FFT部は一般に回路規模が大きいので、受信装置
の構造を大幅に簡素化することができる。
200の構成によれば、受信信号をディジタル信号に変
換した後に受信信号の選択を行うので、電力測定や同期
のための精度を高くすることができる。
る選択的ダイバーシティ受信動作について説明する。
受信された信号は、それぞれRF部203及び204に
入力されてベースバンド信号に変換される。これらベー
スバンド信号は、各ディジタル変換部205及び206
においてA/D変換並びに直交変換されて、ベースバン
ド複素ディジタル信号として各バッファ207及び20
8、並びに、各電力測定部210及び211に入力され
る。
定制御部209から供給される信号制御情報に従ってそ
れぞれの受信信号の電力を計算して、電力測定結果とし
て電力比較部212に出力する。電力比較部212で
は、それぞれの電力測定結果を比較して、値の大きい方
を選択して、電力比較情報としてセレクタ213に出力
する。セレクタ213では、この電力比較情報に従っ
て、2つのバッファ207及び208のうちいずれか一
方を選択して複素ディジタル信号を取り出して、後続の
FFT部214並びに相関検出部216に送出する。
先頭位置及び位相、周波数誤差の検出を行う。また、F
FT部214は、相関検出部216による検出結果に従
って、OFDMシンボル1周期分のフーリエ変換を行っ
て、OFDMサブキャリア毎の複素シンボル値を求め
て、その結果を復調部215に出力する。復調部215
は、シンボル復調を行うことによって、復調シンボルを
出力する。
電力測定部210及び211は同一構成を備えている。
図3には、電力測定部の概略的な構成を示している。電
力測定部は、積分ダンプ部301と、電力閾値比較部3
02と、電力測定タイミング制御部303とで構成され
る。
グ制御部303から供給される積分ダンプ積分周期やリ
セット・タイミングといった積分情報に従って、入力す
る受信信号の積分ダンプを行う。
ング制御部303から供給される閾値と、積分ダンプ部
301で計算された積分値とを比較して、その結果を電
力測定タイミング制御部303に出力する。
測定部の外から供給される(信号制御情報や相関検出情
報)と、電力閾値比較部302から出力される比較結果
を基に、積分情報と閾値情報を決定して、積分ダンプ部
301及び電力閾値比較部302の各々に供給する。
部における動作について説明する。
る。積分ダンプ部301は、電力測定タイミング制御部
303から与えられる積分周期や積分タイミングに従っ
て受信信号の積分を行い、積分経過の値を電力閾値比較
部302に出力し、さらに、積分終了時にダンプされた
ダンプ値を出力する。
ング制御部303から与えられる閾値と比較タイミング
に従って、積分ダンプ部301が出力する積分経過と閾
値とを比較し、その比較結果を電力測定タイミング制御
部303に出力する。
制御情報(FFTサイズやデータ・フォーマットなど)
と相関検出情報、及び、電力閾値比較部302から出力
される比較結果を基に、積分情報と閾値情報を決定し
て、積分ダンプ部301及び電力閾値比較部302の各
々に供給する。
成を示している。同図に示すように、相関検出部216
は、遅延部401と、相関計算部402と、閾値比較部
403と、相関判定部404と、相関検出制御部405
とで構成される。
ら供給されるタイミングに従って、受信信号を遅延させ
て適切なタイミングで出力する。
力する受信信号について、相関検出制御部405から供
給される相関タイミングに従って相関電力を計算する。
おける相関計算結果と、相関計算制御部405から供給
される閾値との比較を行う。
ら入力する閾値比較結果と、これまでに記憶された閾値
比較結果に基づいて、FFTウィンドウ位置の成否判定
と、OFDM信号周期毎の位相差から位相誤差と周波数
誤差の計算を行い、FFTウィンドウ位置情報と位相及
び周波数誤差を出力する。
6外から供給される相関検出制御情報に従って、初期同
期、同期獲得後のそれぞれの過程における各ブロックの
タイミング制御信号を生成する。
部216の動作を、図5及び図6の各々に示す相関検出
タイミング例に従って説明する。
シンボルDnと、OFDMシンボルの後半部分をガード
区間として割り当てられた長さ分についてコピーしたガ
ード・インターバルGnで構成され、Gn,Dnの順で
伝送されるものとする(但し、n=1,2,…)。
ト・フェージングの場合の相関検出例を示している。同
図に示すように、直接波のみを受信する場合、遅延部4
01において既知のシンボル周期Tsだけ遅延させる。
05から供給される相関積分回数及び相関計算タイミン
グに従って、遅延された受信信号と現時刻の受信信号の
相関をとり、相関データを閾値比較部403に出力す
る。
から入力する相関データと相関検出制御情報に合わせて
あらかじめ設定した閾値とを比較し、その相関閾値比較
データを相関判定部404に出力し、相関判定部404
は相関判定情報として出力する。
する時間を設定したときに受信信号の同期がとれた場合
の相関検出信号のタイミングを示している。一度相関の
データのピークが検出されると、相関積分回数、相関計
算タイミングを変更しない限り、OFDM信号1周期、
すなわちTg+Tsの周期で相関ピークが検出されるこ
とを示している。
を行う場合の、電力測定部の積分ダンプ・タイミングを
示している。初期同期時に同期獲得情報、雑音や伝搬環
境の変化による相関ピーク位置のずれ情報が相関判定情
報になる。
波伝搬)の場合の相関検出タイミング例を示している。
但し、受信信号が直接波(D波)と遅延波(U波)から
なる2波モデルとする。
示すようにD波に対応する成分と、[b−4]に示すよ
うにU波に対応する成分を含み、[b−5]に示すよう
にこれら各成分を加算した形の相関検出信号が出力され
ることになる。
けるOFDM信号1周期で電力測定を行う場合の電力測
定部の積分ダンプ・タイミングを示している。OFDM
信号周期の先頭はD波とU波のうち相関検出信号の大き
い方を基準に設定されていることから、積分ダンプ・タ
イミングの先頭もこのタイミングに一致させている。
バーシティ合成受信装置200における電力測定動作に
ついて、図7〜図11の各々に示す電力測定タイミング
・チャートを参照しながら説明する。
ミングである。初期同期時は、正しいFFTウィンドウ
が未だ検出されていないので、積分周期、積分タイミン
グは、s1〜s2に示すように、あらかじめ定められた
初期値を用いて電力測定及び比較を行い、2つの受信信
号のうち電力測定結果が大きい方の受信信号をセレクタ
213から出力する。
6は同期獲得情報を電力測定制御部209に出力する。
この結果、電力測定タイミングは、s3〜s5に示すよ
うにFFTウィンドウと一致するように変更される。こ
れ以後の電力測定は、FFTウィンドウの先頭から行う
ようにする。この過程における積分ダンプ部301の積
分周期タイミングは、図7のc1〜c5のようになる。
イミングである。この例では、FFTサイズ切り替えタ
イミングが既知であるとする。
るOFDM信号周期1で送信された信号が、2倍のFF
Tサイズを持つOFDM信号周期2に切り替えられたこ
とを示しており、s3及びs4が切り替え後の信号に相
当する。
Tサイズ変更情報が信号制御情報として、切り替え直前
の区間s2に電力測定制御部209に入力される。そし
て、次のOFDM信号周期の先頭、すなわち区間s3の
先頭から指定された積分周期が電力測定制御部209で
設定され、以後の電力測定は切り替え後の積分周期で行
われる。この過程における積分ダンプ部301の積分周
期タイミングは図8のc1〜c4のようになる。
測定タイミングである。OFDM信号周期の4分の1な
ど、長いガード・インターバルが設定された場合、ある
いは伝送品質の変動が大きい場合は、FFTウィンドウ
外のガード・インターバル区間の電力を積分範囲から除
去する方が、高精度の電力測定を行うことができる。図
9に示す例では、ガード・インターバルを含んだ周期か
らガード・インターバルを除去した周期へ、積分ダンプ
周期を切り替える様子を示している。
OFDM信号周期では、ガード・インターバルを含んで
積分され、s3〜s5がガード・インターバルを除いて
積分ダンプされた信号に相当する。
09が、信号制御情報として供給されるガード・インタ
ーバル変更情報や伝送品質情報に基づいて判断する。切
り替えが必要な場合には、切り替えるOFDM信号周期
の先頭、すなわちs3の先頭から指定された積分周期が
電力測定制御部209において設定され、以後の電力測
定は切り替えられた積分周期で行うようにする。
に相当する部分は、リセット信号が設定されている。こ
の過程における積分ダンプ部301の積分周期タイミン
グは、同図のc1〜c4のようになる。
おける伝送品質情報を用いた電力測定タイミングの一例
である。図示の電力測定は、任意のタイミングで積分ダ
ンプ周期を切り替える過程を示しており、周波数歪みを
伴わないフラット・フェージング環境において特に有効
である。
OFDM信号周期ではOFDM信号周期1周期で積分ダ
ンプされ、s3〜s5がOFDM信号周期の2分の1周
期で積分ダンプされた信号に相当する。これは、フラッ
ト・フェージングにおいてドップラ周波数が小さい場合
から大きい場合に変化したなどの状況に相当し、外部か
ら入力する信号制御情報である伝送品質情報又は電力測
定部210,211内の電力閾値比較部302の比較結
果から推定することができる。
電力閾値比較部302の比較結果に基づいて積分周期の
切り替えの有無を判断する。切り替えが必要な場合は、
積分周期切り替え情報を電力測定部210,211に出
力する。その後、積分ダンプ部301は、その直後のO
FDM信号周期の先頭から新たに設定された積分周期で
行うようにする。この過程における積分ダンプ部301
の積分周期タイミングは、図10のc1〜c9のように
なる。
変化した場合などの環境による伝送品質情報を用いた電
力測定タイミングの一例を示している。
OFDM信号周期ではOFDM信号周期の2分の1周期
で積分ダンプされ、s3及びs4がOFDM信号周期の
1周期で積分ダンプされた信号に相当する。この場合の
積分ダンプ周期の切り替えは、図10に示した場合と同
様の操作で実現することができる。この過程における積
分ダンプ部301の積分周期タイミングは、図11のc
1〜c8のようになる。
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
たOFDM選択ダイバーシティ合成受信装置を例に挙げ
て説明したが、3本以上の受信アンテナを用いた場合で
あっても、2本の受信アンテナによる電力測定タイミン
グを拡張して実現することができる。すなわち、図2に
示す受信アンテナ、RF部、ディジタル変換部、電力測
定部の各々を受信アンテナに相当する個数だけ増設し、
電力比較部において最も電力の大きい受信アンテナの受
信信号を判定して、セレクタでその受信信号を選択的に
出力するように電力測定制御部が電力測定タイミングを
制御すればよい。
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
各キャリアがシンボル区間内で相互に直交するように各
キャリアの周波数が設定されたOFDM(Orthogonal F
requency Division Multiplexing:直交周波数分割多
重)方式の優れた受信装置を提供することができる。
さくなるように配置された複数のアンテナで受信した信
号を用いるダイバーシティ受信を行う、優れたOFDM
受信装置を提供することができる。
うち最も信号電力が強い受信信号を選択的に使用する選
択的ダイバーシティ受信を行うことで小型に構成され
た、優れたOFDM受信装置を提供することができる。
ティ受信を効率的に行うことができる、優れたOFDM
受信装置を提供することができる。
OFDM受信装置によれば、複数のアンテナで受信した
OFDM信号の選択ダイバーシティを、フーリエ変換の
前に行うことができる。また、FFT部、復調部、相関
検出部を、受信アンテナ毎に配置せず、1系統にまとめ
ることができるので、装置構成が簡素化されコスト低減
につながる。
0の概略構成を示した図である。
構成を示した図である。
る。
を示したチャートであり、より具体的には、直接波のみ
又はフラット・フェージングの場合の相関検出タイミン
グを示した図である。
を示したチャートであり、より具体的には、マルチパス
(2波モデルD/U=3dB)の場合の相関検出タイミ
ングを示した図である。
200における電力測定動作を示すタイミング・チャー
ト(但し、初期同期時)である。
200における電力測定動作を示すタイミング・チャー
ト(但し、FFTサイズ変更時)である。
200における電力測定動作を示すタイミング・チャー
ト(但し、ガード・インターバル除去時)である。
置200における電力測定動作を示すタイミング・チャ
ート(但し、回線品質情報を用いたとき(フラット・フ
ェージング))である。
置200における電力測定動作を示すタイミング・チャ
ート(但し、回線品質情報を用いたとき(マルチパス検
出))である。
Claims (10)
- 【請求項1】複数のOFDM(直交周波数多重分割)受
信信号を選択的に使用する選択ダイバーシティを用いた
OFDM受信装置であって、 受信アンテナと該受信アンテナを介して受信した信号を
RF周波数帯からベースバンド信号にダウンコンバート
するRF部と該ダウンコンバートされたベースバンド信
号をA/D変換して複素ディジタル信号に変換するディ
ジタル変換部をそれぞれ含む複数の受信系統と、 各受信系統におけるフーリエ変換前の複素ディジタル信
号を電力測定した結果に基づいて、前記複数の受信系統
からの複素ディジタル信号のうち1つを選択する選択手
段と、 該選択された複素ディジタル信号についてOFDMシン
ボル1周期分のフーリエ変換を行ってOFDMサブキャ
リア毎の複素ディジタル信号を求めるFFT部と、 該OFDMサブキャリア毎の複素ディジタル信号のシン
ボル復調を行う復調部と、を具備することを特徴とする
選択ダイバーシティを用いたOFDM受信装置。 - 【請求項2】前記選択手段は、 FFTサイズや伝送品質情報などの信号制御情報、及び
/又は、相関検出情報を用いて電力測定制御情報を設定
する電力測定制御部と、 該電力測定制御情報に従って積分周期や積分タイミング
を逐次切り替えて複素ディジタル信号の電力測定を行
う、前記の各受信系統毎に設けられた電力測定部と、 各電力測定部における測定結果を比較する電力比較部
と、 前記電力比較部における電力比較情報を基に、前記の複
数の受信系統からの複素ディジタル信号のうち1つを選
択するセレクタと、を含むことを特徴とする請求項1に
記載の選択ダイバーシティを用いたOFDM受信装置。 - 【請求項3】さらに、相関ピーク電力及びFFTウィン
ドウの先頭位置などの相関検出情報の検出を行う相関検
出部を備え、 前記FFT部は、前記相関検出部の検出結果に従って、
選択された複素ディジタル信号についてOFDMシンボ
ル1周期分のフーリエ変換を行ってOFDMサブキャリ
ア毎の複素ディジタル信号を求める、ことを特徴とする
請求項2に記載の選択ダイバーシティを用いたOFDM
受信装置。 - 【請求項4】前記電力測定部は、 入力する複素ディジタル信号の積分ダンプを行う積分ダ
ンプ部と、 該積分ダンプ部における積分値と所定の閾値とを比較す
る電力閾値比較部と、 外部から供給される電力測定制御情報(信号制御情報や
相関検出情報)及び/又は前記閾値比較部における比較
結果を基に、前記積分ダンプ部が使用する積分情報(積
分ダンプ積分周期やリセット・タイミング)及び/又は
前記電力閾値比較部が使用する閾値情報を決定する電力
測定タイミング制御部と、を含むことを特徴とする請求
項2に記載の選択ダイバーシティを用いたOFDM受信
装置。 - 【請求項5】前記積分ダンプ部は積分周期毎に求まる電
力測定結果であるダンプ値以外に積分途中の積分データ
を出力して、前記電力閾値比較部は信号制御情報と相関
検出情報に基づいて設定される電力閾値と積分データと
の比較を行うとともに該比較結果を前記電力測定タイミ
ング制御部並びに前記電力測定制御部に出力し、 前記電力測定制御部は、積分周期毎の電力測定結果だけ
でなく積分途中の積分データを基に電力測定の制御を行
う、ことを特徴とする請求項4に記載の選択ダイバーシ
ティを用いたOFDM受信装置。 - 【請求項6】前記電力測定部は、前記電力閾値比較部に
おける比較結果のうち伝送品質を保証できる電力閾値以
下の値を示すものがある場合は、少なくとも1つの最も
大きな比較結果に対応する受信系統の複素ディジタル信
号については電力測定を継続するが、残りは電力測定を
必要に応じて停止することを特徴とする請求項5に記載
の選択ダイバーシティを用いたOFDM受信装置。 - 【請求項7】前記相関検出部が相関検出を行う際、FF
Tウィンドウ位置の成否判定とOFDM信号周期毎の位
相差から位相誤差と周波数誤差の計算を行い、FFTウ
ィンドウ位置情報と位相及び周波数誤差を併せて検出し
た相関信号のピーク本数やそのピーク電力を相関検出結
果として前記電力測定制御部に出力することを特徴とす
る請求項3に記載の選択ダイバーシティを用いたOFD
M受信装置。 - 【請求項8】初期同期時は、あらかじめ設定された積分
周期やタイミングで複素ディジタル信号の電力測定を行
うようにして、 該電力測定結果に基づいて前記電力比較部で比較して値
の大きい方を選択して電力比較情報として前記セレクタ
に出力し、 前記セレクタは該電力比較情報に従って該当する複素デ
ィジタル信号を選択的に前記相関検出部に出力し、 前記相関検出部は該選択された複素ディジタル信号の相
関をとって相関電力測定を行い、相関ピーク電力とFF
Tウィンドウ先頭位置の検出を行う、ことを特徴とする
請求項2に記載の選択ダイバーシティを用いたOFDM
受信装置。 - 【請求項9】初期同期獲得後は、前記電力測定部の各々
は、前記電力測定制御部で設定された積分周期やタイミ
ングに従って複素ディジタル信号の電力測定を行い、 前記電力比較部は、各電力測定結果を比較して値の大き
い方を選択して電力比較情報として前記セレクタに出力
し、 前記セレクタは該電力比較情報に従って該当する複素デ
ィジタル信号を選択的に前記FFT部並びに前記相関検
出部に出力し、 前記FFT部は該選択された複素ディジタル信号につい
てOFDMシンボル1周期分のフーリエ変換を行うとと
もに、前記復調部はフーリエ変換されたサブキャリア毎
の複素ディジタル信号の復調処理を行い、 前記相関検出部は該選択された複素ディジタル信号の相
関をとって相関電力を測定して相関ピーク電力とFFT
ウィンドウ位置の検出を行う、ことを特徴とする請求項
2に記載の選択ダイバーシティを用いたOFDM受信装
置。 - 【請求項10】初期同期に成功するまでは、FFT部及
び復調部を作動させないようにすることを特徴とする請
求項1に記載の選択ダイバーシティを用いたOFDM受
信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000169036A JP4378856B2 (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | 選択ダイバーシティを用いたofdm受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000169036A JP4378856B2 (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | 選択ダイバーシティを用いたofdm受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001345779A true JP2001345779A (ja) | 2001-12-14 |
JP4378856B2 JP4378856B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=18671959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000169036A Expired - Lifetime JP4378856B2 (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | 選択ダイバーシティを用いたofdm受信装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4378856B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006104358A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna selection diversity apparatus and method in a broadband wireless communication system |
US9077298B2 (en) | 2009-09-10 | 2015-07-07 | Nec Corporation | Sampling circuit, communication device, distortion correction circuit, signal sampling method, and program |
-
2000
- 2000-06-06 JP JP2000169036A patent/JP4378856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006104358A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna selection diversity apparatus and method in a broadband wireless communication system |
US9077298B2 (en) | 2009-09-10 | 2015-07-07 | Nec Corporation | Sampling circuit, communication device, distortion correction circuit, signal sampling method, and program |
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