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JP2001342114A - 低温安定乳化組成物 - Google Patents

低温安定乳化組成物

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JP2001342114A
JP2001342114A JP2000166876A JP2000166876A JP2001342114A JP 2001342114 A JP2001342114 A JP 2001342114A JP 2000166876 A JP2000166876 A JP 2000166876A JP 2000166876 A JP2000166876 A JP 2000166876A JP 2001342114 A JP2001342114 A JP 2001342114A
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oil
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water
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JP2000166876A
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Hitoshi Imamura
仁 今村
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Pola Orbis Holdings Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低温安定性に優れる新規乳化組成物とその用
途の提供。 【解決手段】 0.1〜10重量%のポリヒドロキシス
テアリン酸ポリオキシエチレンと0.05〜10重量%
のオリーブ油とを含有する乳化組成物。とりわけ外相が
油相である乳化組成物、油中水中油剤形である乳化組成
物。新規乳化組成物からなる皮膚外用剤あるいは化粧
料。 【効果】 示唆熱量分析において、最大熱変化ピークが
−30℃以下に存在し、−10℃3日間保存後の、20
℃戻しにおいて粘度の低下は認められなかった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料などに有用
な、低温域での安定性に優れる乳化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】乳化組成物は化粧料、トイレタリー、食
品或いは医薬品の分野い於いて、有用な製剤として広く
使用されている。これは、乳化剤系に於いては、そのま
までは均一に分散して存在しにくい、油性成分と水性成
分とが均一な状態で存在しており、これら2成分の作用
を併せ持つことが出来るためである。この様な乳化組成
物において最も問題となることは安定性である。これ
は、元々乳化系が準安定系であり、些少な系の変化が直
ちに安定性に影響を及ぼすためである。この様な傾向
は、数ある乳化形態の中でも外相に油相が存在するよう
な系、取り分け、内相に水中油乳化物が存在し、外相が
油相であるような油中水中油乳化剤形では著しく、取り
分け水が凍る低温での保存安定性は重要である。言い換
えれば、外相に油相が存在する乳化形態では、低温安定
性の確保が重要な課題となっている。この様な課題解決
には未だ統一的な基準が存在せず、剤形化研究の試行錯
誤の積み重ねにより、製剤化せざるを得ないのが現状で
あった。
【0003】一方、ポリヒドロキシステアリン酸ポリオ
キシエチレンとオリーブ油とを含有することを特徴とす
る、乳化組成物、取り分け、油中水中油乳化物のような
外相に油相が存在する乳化組成物は全く知られていな
い。
【0004】油中水中油乳化物のような外相に油相が存
在する乳化組成物において、示差熱量分析に於ける水の
凍結に由来すると思われる、熱量変化ピークの出現位置
が、低温域での安定性に関わることも全く知られていな
い。かかるピークを−30℃以下になるように配合成分
を調整することにより、低温安定性に優れる乳化組成物
が得られることも全く知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下なされたものであり、低温安定性に優れる新規乳化
組成物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、低温安定性に優れる新規乳化組成物を求めて鋭意研
究努力を重ねた結果、ポリヒドロキシステアリン酸ポリ
オキシエチレンとオリーブ油とを含有することを特徴と
する、乳化組成物にその様な特性を見いだし発明を完成
させた。更に詳細にそのメカニズムを追求したところ、
この様な構成をとることにより、低温域における、水の
凍結に由来すると思われる、示差熱量分析での、ー20
℃付近に出現する熱量変化ピークを−30℃以下にシフ
トさせていることがこのメカニズムであることを見いだ
し、発明を更に発展させた。即ち、本発明は以下に示す
技術に関するものである。 (1)ポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン
とオリーブ油とを含有することを特徴とする、乳化組成
物。 (2)外相に油相が存在することを特徴とする、(1)
に記載の乳化組成物。 (3)油中水中油乳化剤形であることを特徴とする、
(1)又は(2)に記載の乳化組成物。 (4)低温安定性に優れることを特徴とする(1)〜
(3)何れか1項に記載の乳化組成物。 (5)皮膚外用剤であることを特徴とする、(1)〜
(4)何れか1項に記載の乳化組成物。 (6)化粧料であることを特徴とする、(1)〜(5)
何れか1項に記載の乳化組成物。 (7)水を含む乳化組成物であって、示差熱量分析にお
いて、最大熱変化ピークが−30℃以下に存在すること
を特徴とする、乳化組成物。 (8)乳化組成物が、油相を外相に含むものであること
を特徴とする、(7)に記載の乳化組成物。 (9)乳化組成物が、油中水中油乳化形態であることを
特徴とする、(7)又は(8)に記載の乳化組成物。 (10)オリーブ油を含有することを特徴とする、
(7)〜(9)何れか1項に記載の乳化組成物。 (11)低温域での保存安定性に優れることを特徴とす
る、(7)〜(10)何れか1項に記載の乳化組成物。 (12)低温域での安定の基準が、−10℃で3日保存
であることを特徴とする、(7)〜(11)何れか1項
に記載の乳化組成物。 以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明
を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】(1)本発明の乳化組成物に含ま
れるポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン 本発明の乳化組成物が含有する、ポリヒドロキシステア
リン酸ポリオキシエチレンは、ポリエチレングリコール
をアルカリ存在下、ポリ(12−ヒドロキシステアリン
酸)に塩化チオニル等のハロゲン化剤を反応させて調製
した、酸クロライドを反応させることにより得ることが
できる。この時、酸クロライドの量を多めにするとジ以
上のポリエステルが得られるし、この量が少なければモ
ノエステル等のアシル化率の低いものが得られる。この
場合、ポリエチレングリコールのサイズとしては、平均
分子量で400〜6000が好ましい。一方、他方の構
成要素である、ポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)
は、この必須成分中で疎水基となる部分で、そのサイズ
としては平均分子量1000〜3000であることが好
ましい。この様なポリヒドロキシステアリン酸ポリオキ
シエチレンの中には既に市販されているものがあり、本
発明ではその様な市販品を利用することもできる。この
様な市販品の内、特に好ましいものは、ウニケマ社より
市販されている、「アラセルP−135」である。この
ものは、ポリエチレングリコール(平均分子量150
0)のポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)のジエス
テルであり、その平均分子量は約5000である。本発
明の乳化組成物に於いては、ポリヒドロキシステアリン
酸ポリオキシエチレンは唯一種を含有することもできる
し、二種以上を組み合わせて含有することもできる。こ
れらは、本発明の乳化系に於いて連続相を安定に存在さ
せる作用を有する。これらの好ましい含有量は、乳化組
成物全量に対する、これらの総量で0.1〜10重量%
が好ましく、1〜5重量%が更に好ましい。これは、こ
の量範囲において、安定な乳化組成物が得られるからで
ある。
【0008】(2)本発明の乳化組成物が含有するオリ
ーブ油 本発明の乳化組成物が含有するオリーブ油は、本発明の
乳化組成物の乳化系に於いて、後記実施例に示すよう
に、低温域の安定性を向上させる作用を有する。本発明
の乳化組成物で使用することの出来るオリーブオイルと
しては、通常この様な乳化組成物で使用されているもの
であれば特段の限定無く使用することが出来るが、特に
好ましいものは、吸着カラムクロマトグラフィー等で精
製したものである。この様なものとしてはクロダ社より
市販されている「クロピュアOL」が好ましく例示でき
る。本発明の乳化組成物に於けるこの様なオリーブ油の
好ましい含有量は、乳化組成物全量に対して、0.05
〜10重量%であり、更に好ましくは、0.1〜5重量
%である。これは少なすぎると安定化効果が得られない
場合があり、多すぎると処方の自由度を阻害したりする
場合があるからである。
【0009】(3)本発明の乳化組成物の形態 本発明の乳化組成物の形態として好ましいものは、油相
が外相に存在する形態であり、この様な形態としては、
例えば、油の連続相の中に水滴が存在する油中水乳化形
態、油の連続相中に水中油乳化物が存在する油中水中油
乳化形態などが例示でき、これらの中では油中水中油乳
化形態が特に好ましく挙げられる。これは、本発明のオ
リーブ油の添加による、低温安定性の向上効果がこの乳
化形態で特に著しいからである。この様な形態において
は、塗布時において心地よい使用感を有するという副次
的効果も発現する。好ましい態様として、この様な乳化
形態をとる、本発明の乳化組成物の適用分野としては、
乳化物が適用される分野であれば特段の限定はされず、
例えば、食品、化粧料、医薬品などが好ましく例示でき
る。これらの内、特に好ましいものは、本発明の乳化組
成物の使用感の良い利点を最大限生かせるからである。
【0010】(4)本発明の乳化組成物の物理的特性 本発明の乳化組成物は、その物性として、示差熱量分析
において、最大熱変化ピークが−30℃以下に存在する
ことを特徴とする。この様な水を含有する乳化組成物の
示差熱量分析を行うと、水の固体−液体状態変化の潜熱
に起因すると思われる大きなピークが−20℃付近に通
常は見られるが、本発明の乳化組成物においては、この
ピークは前記のごとく−30℃以下に低温シフトしてい
る。これは、本発明の乳化組成物においては、水の状態
変化が通常の乳化物より低温まで引き下げられているこ
とを意味し、水相の凍結温度がより低く、低温域での安
定性が向上することを意味している。これにより、本発
明の乳化組成物では、後記実施例に示す如く、−10℃
3日の保存条件でも、20℃戻しにおいて減粘は認めら
れない。−10℃3日間の保存条件は、通常の乳化組成
物の保存条件からすれば極めて厳しいものであるが、低
温域に於ける安定性の簡易指標として内部的に確立され
た基準である。ここで、本発明に於ける示差熱量分析の
条件としては、10℃から−40℃の測定域を1分間−
2℃の降温速度で測定することが好ましく例示できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明について、実施例を挙げて更
に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にの
み、限定されないことは言うまでもない。
【0012】<実施例1>次に示す処方に従って本発明
の乳化組成物1を作成した。即ち、イ、ロの成分を70
℃に加熱し、イにロを攪拌しながら徐々に加え、乳化
し、攪拌冷却して油中水乳化組成物を得た。別途、この
乳化組成物のオリーブ油(クロピュアOL)を2−エチ
ルヘキサン酸セチルに置換した比較例1も作成し、水の
みとともに示差熱量分析を行った。図1に本発明の乳化
組成物1の測定結果を、図2に比較例1の測定結果を及
び図3に水のみの測定結果を示す。これより、単独では
−19.75℃に観察される水に由来すると思われるピ
ークが、乳化組成物1においては、−38.39℃まで
シフトしているに対し、比較例1においては、−26.
15℃までしかシフトしていないことが判る。これよ
り、水の形態変化に起因する吸熱ピークの低温域へのシ
フトにはオリーブ油の添加が大きな要因になっているこ
とが判る。更に、乳化組成物1と比較例1とを−10℃
3日の保存試験にかけたところ、乳化組成物1の硬度は
製造後20℃1日で11(カードメーター、荷重100
g、直径16mm)であったものがー10℃3日後の2
0℃戻しでも8に維持されたのに対し、比較例1では製
造後20℃1日が10で3日保存後では流動性を呈し、
カードメーターでは測定不能であった。これより、本発
明の乳化組成物が低温域で安定であること、この安定性
の向上が、オリーブ油の添加による水吸熱ピークの低温
(−30℃以下)によるものであることがわかる。又、
このものは滑らかなのび特性を有しており、化粧料とし
て好適であった。 イ 「アラセルP−135」 3 重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 16 重量部 「クロピュアOL」 1 重量部 ロ グリセリン 5.4重量部 ポリエチレングリコール1500 3 重量部 水 71.6重量部
【0013】<実施例2>下記に示す処方に従って、本
発明の乳化組成物を作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ
70℃に加熱し、イにロを徐々に加えて中間油中水乳化
物1を得た。これを用いて、更にハ、ニ、ホをそれぞれ
80℃に加熱し、ハにニを徐々に加え、最後にホを加え
攪拌冷却して本発明の乳化組成物である、油中水中油乳
化組成物2を得た。このものは、更に滑らかなのび特性
を有しており、化粧料として好適であった。このものの
示差熱量分析に於ける最大ピークは−41.22℃であ
り、本発明の乳化組成物の物理的特性を備えていること
を確認した。このものの製造後20℃1日保存の硬度は
実施例1と同じ条件で測定した結果、9であり、−10
℃3日後の20℃戻しは6であった。このもののオリー
ブ油(「クロピュアOL」)を2−エチルヘキサン酸セ
チルに置換した比較例2は−10℃3日後の20℃戻し
では流動性を有し、硬度は測定不能であった。 イ 10%水酸化カリウム水溶液 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 水 15.5重量部 ロ ベヘニルアルコール 0.4重量部 水添牛脂 0.1重量部 スクワラン 7 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 混合脂肪酸トリグリセライド* 0.1重量部 ベヘン酸 0.1重量部 ステアリン酸 0.5重量部 グリセリン 3 重量部 ハ メチルパラベン 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ポリエチレングリコール1500 1 重量部 ポリMPC*** 0.1 重量部 水 26.88重量部 ニ 「アラセルP−135」 2 重量部 「エルデュウPS−304」** 0.1 重量部 マカデミア脂肪酸フィトステリル 0.5重量部 椿油 0.5重量部 デカメチルシクロペンタシロキサン 4 重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 19 重量部 「クロピュアOL」 1 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 δトコフェロール 0.02重量部 ホ 中間油中水乳化物1 30 重量部 トウキエキス 1 重量部 チョレイエキス 0.7重量部 トウニンエキス 0.8重量部 チンピエキス 0.5重量部 *N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリ
ル・−2−オクチルドデシル) **トリ(カプリン酸・カプリル酸・ミリスチン酸・ス
テアリン酸)グリセライド ***ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリ
【0014】<実施例3>実施例2と同様に下記に示す
処方に従って、本発明の油中水中油乳化組成物3を作成
した。このものは、このものの示差熱量分析に於ける最
大ピークは−36.14℃であり、−10℃、3日間の
20℃戻しでも硬度を維持していた。このものの感触は
化粧料に好適であった。 イ 10%水酸化カリウム水溶液 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 水 15.5重量部 ロ ベヘニルアルコール 0.4重量部 水添牛脂 0.1重量部 スクワラン 7 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 混合脂肪酸トリグリセライド* 0.1重量部 ベヘン酸 0.1重量部 ステアリン酸 0.5重量部 グリセリン 3 重量部 ハ メチルパラベン 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ポリエチレングリコール1500 1 重量部 ポリMPC*** 0.1 重量部 水 26.88重量部 ニ 「アラセルP−135」 5 重量部 「エルデュウPS−304」** 0.1 重量部 マカデミア脂肪酸フィトステリル 0.5重量部 椿油 0.5重量部 デカメチルシクロペンタシロキサン 4 重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 15 重量部 「クロピュアOL」 1 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 δトコフェロール 0.02重量部 ホ 中間油中水乳化物1 30 重量部 トウキエキス 1 重量部 チョレイエキス 0.7重量部 トウニンエキス 0.8重量部 チンピエキス 0.5重量部
【0015】<実施例4>実施例2、3と同様に下記に
示す処方に従って、本発明の油中水中油乳化組成物4
(医薬品)を作成した。このものは、−10℃、3日間
の20℃戻しでも硬度を維持していた。 イ 10%水酸化カリウム水溶液 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 水 15.5重量部 ロ ベヘニルアルコール 0.4重量部 水添牛脂 0.1重量部 スクワラン 6 重量部 エストラジオール 1 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 混合脂肪酸トリグリセライド* 0.1重量部 ベヘン酸 0.1重量部 ステアリン酸 0.5重量部 グリセリン 3 重量部 ハ メチルパラベン 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ポリエチレングリコール1500 1 重量部 ポリMPC*** 0.1 重量部 水 26.88重量部 ニ 「アラセルP−135」 2 重量部 「エルデュウPS−304」** 0.1 重量部 マカデミア脂肪酸フィトステリル 0.5重量部 椿油 0.5重量部 デカメチルシクロペンタシロキサン 4 重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 19 重量部 「クロピュアOL」 1 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 δトコフェロール 0.02重量部 ホ 中間油中水乳化物1 30 重量部 トウキエキス 1 重量部 チョレイエキス 0.7重量部 トウニンエキス 0.8重量部 チンピエキス 0.5重量部
【0016】<実施例5>実施例2、3、4と同様に下
記に示す処方に従って、本発明の油中水中油乳化組成物
5(医薬品)を作成した。このものは、−10℃、3日
間の20℃戻しでも硬度を維持していた。 イ 10%水酸化カリウム水溶液 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 水 15.5重量部 ロ ベヘニルアルコール 0.4重量部 水添牛脂 0.1重量部 スクワラン 6 重量部 テルビナフィン 1 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 混合脂肪酸トリグリセライド* 0.1重量部 ベヘン酸 0.1重量部 ステアリン酸 0.5重量部 グリセリン 3 重量部 ハ メチルパラベン 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 ポリエチレングリコール1500 1 重量部 ポリMPC*** 0.1 重量部 水 26.88重量部 ニ 「アラセルP−135」 2 重量部 「エルデュウPS−304」** 0.1 重量部 マカデミア脂肪酸フィトステリル 0.5重量部 椿油 0.5重量部 デカメチルシクロペンタシロキサン 4 重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 19 重量部 「クロピュアOL」 1 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 δトコフェロール 0.02重量部 ホ 中間油中水乳化物1 30 重量部 トウキエキス 1 重量部 チョレイエキス 0.7重量部 トウニンエキス 0.8重量部 チンピエキス 0.5重量部
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、低温安定性に優れる新
規乳化組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の乳化組成物1の示唆熱量分析結果
を表す図である。
【図2】 実施例1の比較例1の示唆熱量分析結果を表
す図である。
【図3】 実施例1の水の示唆熱量分析結果を表す図で
ある。
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Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシ
    エチレンとオリーブ油とを含有することを特徴とする、
    乳化組成物。
  2. 【請求項2】 外相に油相が存在することを特徴とす
    る、請求項1に記載の乳化組成物。
  3. 【請求項3】 油中水中油乳化剤形であることを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の乳化組成物。
  4. 【請求項4】 低温安定性に優れることを特徴とする、
    請求項1〜3何れか1項に記載の乳化組成物。
  5. 【請求項5】 皮膚外用剤であることを特徴とする、請
    求項1〜4何れか1項に記載の乳化組成物。
  6. 【請求項6】 化粧料であることを特徴とする、請求項
    1〜5何れか1項に記載の乳化組成物。
  7. 【請求項7】 水を含む乳化組成物であって、示差熱量
    分析において、最大熱変化ピークが−30℃以下に存在
    することを特徴とする、乳化組成物。
  8. 【請求項8】 乳化組成物が、油相を外相に含むもので
    あることを特徴とする、請求項7に記載の乳化組成物。
  9. 【請求項9】 乳化組成物が、油中水中油乳化形態であ
    ることを特徴とする、請求項7又は8に記載の乳化組成
    物。
  10. 【請求項10】 オリーブ油を含有することを特徴とす
    る、請求項7〜9何れか1項に記載の乳化組成物。
  11. 【請求項11】 低温域での保存安定性に優れることを
    特徴とする、請求項7〜10何れか1項に記載の乳化組
    成物。
  12. 【請求項12】 低温域での安定の基準が、−10℃で
    3日保存であることを特徴とする、請求項7〜11何れ
    か1項に記載の乳化組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013515A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Pola Chem Ind Inc 使用感に特徴のある化粧料

Cited By (1)

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JP2008013515A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Pola Chem Ind Inc 使用感に特徴のある化粧料

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