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JP2001331228A - 情報処理方法、情報処理装置、記録媒体、ダウンロード方法 - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、記録媒体、ダウンロード方法

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Publication number
JP2001331228A
JP2001331228A JP2000154423A JP2000154423A JP2001331228A JP 2001331228 A JP2001331228 A JP 2001331228A JP 2000154423 A JP2000154423 A JP 2000154423A JP 2000154423 A JP2000154423 A JP 2000154423A JP 2001331228 A JP2001331228 A JP 2001331228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
application software
processing apparatus
information
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000154423A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Yamazaki
友敬 山崎
Shinsaku Inada
真作 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000154423A priority Critical patent/JP2001331228A/ja
Publication of JP2001331228A publication Critical patent/JP2001331228A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションソフトウエアの開発、普及
を促進し、情報処理システム及びそのビジネスの発展を
実現する。またアプリケーションソフトウエアが情報処
理装置において良好に動作し、ユーザーにとって好適な
ものとする。 【解決手段】 認証情報を有するアプリケーションソフ
トウエアが起動される際に、アプリケーションソフトウ
エアが有する認証情報と情報処理装置の認証情報が照合
され、照合結果に応じて上記アプリケーションソフトウ
エアが起動されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、記録媒体、ダウンロード方法に関し、特に
アプリケーションソフトウエアを情報処理装置で起動す
る際や情報処理装置にダウンロードする際の処理に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやPDA(Pers
onal Digital Assistants:携帯情報機器)などの情報
処理装置が普及され、各種処理に用いられている。また
情報処理装置で用いられるアプリケーションソフトウエ
アはディスクやメモリカードなどのメディアによって提
供されたり、通信回線を介してダウンロードされること
により提供される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PDA等の
情報処理装置の製造者(機器メーカー)と、アプリケー
ションソフトウエアの製造者(ソフトウエアメーカー)
及び提供者(サーバ、販売店等)は、互いにシステム開
発上の連携をとることで、ユーザーにとって有用なアプ
リケーションソフトウエアの開発や、その普及を実現で
きる。
【0004】また、例えばソフトウエアメーカーが各種
の情報処理装置に対応できる汎用的なソフトウエアを提
供することは、ソフトウエアの開発、普及に貢献する一
方で、ソフトウエアと情報処理装置の機種との間の相性
の善し悪しがあるというという状況があり、場合によっ
てはソフトウエアもしくはハードウエアの機能を十分に
生かし切れないということも発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
に鑑みて、アプリケーションソフトウエアの開発、普及
を促進し、情報処理システム及びそのビジネスの発展を
実現する。またアプリケーションソフトウエアが情報処
理装置において良好に動作し、ユーザーにとって好適な
ものとなるようにすることを目的とする。
【0006】このため本発明の情報処理方法は、情報処
理装置上で、認証情報を有するアプリケーションソフト
ウエアが起動される際に、上記アプリケーションソフト
ウエアが有する認証情報と上記情報処理装置の認証情報
が照合され、照合結果に応じて上記アプリケーションソ
フトウエアが起動されるようにする。
【0007】また本発明の情報処理装置は、認証情報を
記憶する記憶手段と、認証情報を有するアプリケーショ
ンソフトウエアが格納される格納手段と、上記アプリケ
ーションソフトウエアの起動に際して、上記アプリケー
ションソフトウエアが有する認証情報と上記記憶手段に
記憶された認証情報の照合を行う照合手段と、上記照合
手段の照合結果に応じて上記アプリケーションソフトウ
エアの起動動作を制御する制御手段と、を備えるように
する。
【0008】本発明の記録媒体は、認証情報を有すると
ともに、起動される際に、上記認証情報と、起動を行う
情報処理装置の認証情報との照合を行い、照合結果に応
じて起動動作を制御する動作プログラムを有するアプリ
ケーションソフトウエアが記録されたものとする。
【0009】本発明のダウンロード方法は、認証情報を
有するアプリケーションソフトウエアについて、情報処
理装置からダウンロード要求があった際に、上記アプリ
ケーションソフトウエアが有する認証情報と上記情報処
理装置の認証情報を照合し、照合結果に応じて上記アプ
リケーションソフトウエアのダウンロードを実行するよ
うにする。
【0010】また、これらの情報処理方法、情報処理装
置、記録媒体、ダウンロード方法において、上記認証情
報は、情報処理装置の固有ナンバに基づいて生成された
認証コードであるとする。又は、上記認証情報は、上記
情報処理装置の製造者固有に設定されたメーカーコード
であるとする。
【0011】即ち本発明では、ユーザーサイドの情報処
理装置においてアプリケーションソフトウエアが起動さ
れる際、もしくは情報処理装置に対してアプリケーショ
ンソフトウエアがダウンロードされる際には、そのアプ
リケーションソフトウエアと情報処理装置の間で認証情
報の照合処理が行われ、その結果に応じて起動又はダウ
ンロードが許可されるようにすることで、アプリケーシ
ョンソフトウエアと情報処理装置のマッチングがとられ
るようにする。特に認証情報が情報処理装置の固有ナン
バに基づいて生成された認証コードとされることで、ア
プリケーションソフトウエアと個々の情報処理装置の間
でマッチングをとることが可能となる。また認証情報が
メーカーコードとされることで、アプリケーションソフ
トウエアと特定の製造者による情報処理装置の間でマッ
チングをとることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を次の
順序で説明する。この実施の形態の情報処理装置は、い
わゆるPDA機器としての情報処理装置とする。 1.情報処理装置の外観例 2.情報処理装置の構成 3.OS構造及びデータベース構造 4.メモリカード 4−1 外観 4−2 メモリカードの端子及び内部構造 4−3 ファイルシステム処理階層 4−4 ディレクトリ構造 5.メモリカードと情報処理装置のインターフェース 6.アプリケーションソフトウエアの提供態様
【0013】1.情報処理装置の外観例 本例の情報処理装置の外観例を図1に示す。この情報処
理装置1は、いわゆるPDA機器として携帯に適した小
型軽量の装置とされる。また記録媒体として、後述する
メモリカード70を装着し、記録再生を行うことができ
るものとする。なお本発明としては、携帯型の情報処理
装置に限られず、パーソナルコンピュータをはじめとす
るあらゆるタイプの情報処理装置に適用できるものであ
り、また装置が記録を行う記録媒体はメモリカードに限
られず、HDD、光ディスク、光磁気ディスク、或いは
装置内に固定的に配置されるRAM、フラッシュメモリ
など、他の種の記録媒体であってもよいものである。
【0014】図1(a)(b)(c)(d)は情報処理
装置1の外観例としての平面図、右側面図、左側面図、
上面図を示している。図1(d)に示すように装置上面
側には後述するメモリカード70を装着可能なメモリス
ロット7が形成されており、この情報処理装置1は、メ
モリスロット7に装着されたメモリカード70に対する
各種データ(コンピュータ用データ、音楽データ、音声
データ、動画像データ、静止画像データ、制御データな
ど)の記録再生が可能とされる。なお、この図1の例で
はメモリスロット7が2つ形成されていることから、2
つのメモリカード70を同時に装着できるようになされ
ている。もちろん、形成するメモリスロット7の数は1
つでもよいし、3つ以上でもよい。
【0015】この情報処理装置1には、平面上に例えば
液晶パネルによる表示部2が形成され、アプリケーショ
ンソフトウエアの起動及び各種処理に伴う画像、データ
としての画像や文字、再生される音声、音楽に付随する
情報、さらには操作のガイドメッセージ、再生や編集操
作等のためのメニュー画面などが表示される。
【0016】情報処理装置1上には、ユーザーの操作の
ための各種の操作子が設けられる。例えば操作キー3
a、ジョグダイヤル3b、プッシュダイヤル3cなどが
それぞれ所要部位に形成される。これらの操作子により
ユーザーは、例えば電源操作、メニュー操作、選択操
作、文字等の入力操作、その他必要とされる各種の操作
を行うことができる。これらの操作子はもちろん一例に
すぎない。即ち配備する操作子の数、種類、位置は多様
に考えられる。
【0017】また、情報処理装置1上には、スピーカ
4,マイクロホン5,撮像部6も形成され、音声の出
力、入力、撮像による画像の取込なども実行できるよう
にされている。
【0018】また各種機器との接続のために、各種端子
が形成される。例えば図1(b)のように、ヘッドホン
端子10、ライン出力端子12、ライン入力端子11な
どが形成され、また図1(c)のようにIEEE139
4端子8、USB(universalserial bus)端子9などが
形成される。なお、これらの端子の種類、数、配置位置
も、他の例が多様に考えられる。例えば光ケーブル対応
のデジタル入出力端子を備えるようにしたり、或いはS
CSIコネクタ、シリアルポート、RS232Cコネク
タなどが形成されるようにしても良い。
【0019】また、この情報処理装置の場合は、例えば
公衆回線等の通信網を介して所定のサーバやインターネ
ット等から情報のダウンロードが可能とされるものと
し、アンテナ13として、通信網の基地局との間の無線
通信を行うためのアンテナが設けられる。
【0020】2.情報処理装置の構成 図2に情報処理装置1の内部構成を示す。図示するよう
に情報処理装置1内には、まず中核となる部位として、
システムコントローラ21、CPU22、フラッシュR
OM23、D−RAM24が設けられる。また基本的な
ユーザーインターフェースのための部位として操作部3
5,表示制御部27,表示部2が形成される。
【0021】システムコントローラ21は操作部35か
らの操作情報を入力し、それに応じてCPU22に割り
込みをかける。操作部35とは、図1に示した各種操作
子3a、3b、3cに相当する。また図1では説明しな
かったが、表示部2に操作キーやアイコンの表示を行う
とともに表示部2上でのタッチ検出機構を設けること
で、タッチパネル操作子を形成してもよく、その場合の
タッチパネル操作子も図2でいう操作部35に含まれる
ものとなる。
【0022】CPU22は基本ソフト(OS:Operatin
g System)やアプリケーションプログラムが動作される
部位となる。CPU22はシステムコントローラ21を
介して供給される操作情報に応じて所要の処理を実行す
る。フラッシュROM23は、基本動作プログラム、各
種処理定数、設定情報などを記憶する領域とされる。D
−RAM24は、各種処理に必要な情報の記憶、データ
のバッファリング、CPU22のワークエリアの拡張、
その他、CPU22の処理に応じて多様に使用される。
またD−RAM24にはストレージエリア(不揮発性領
域)が設けられており、そのストレージエリアにはOS
やアプリケーションソフトウエアがインストールされ
る。そしてD−RAM24にインストールされたアプリ
ケーションソフトウエアは、ユーザからの操作に応じて
起動され、CPU22により実行される。またアプリケ
ーションソフトウエアはユーザーインターフェース画面
を持ち、ユーザーの指示による状態遷移に基づいて、D
−RAM24に確保されたフレームバッファに描画を行
う。描画された画像データは、表示制御部27に送ら
れ、表示部2に表示される。
【0023】また上述したようにメモリカード70に対
するメモリスロット7が形成され、メモリカード70を
装着できるが、CPU22は、メモリカードインターフ
ェース28を介して装着されたメモリカード70に対し
て書込又は読み出しアクセスすることができる。メモリ
カードインターフェース28とメモリカード70との間
のインターフェース動作については後述する。CPU2
2は、装着されたメモリカード70を、拡張的なメモリ
領域として利用することができる。また、もちろんメモ
リカード70にアプリケーションプログラムが記録され
ていれば、それをD−RAM24にインストールした
り、或いはアプリケーションやデータをD−RAM24
にロードすることで、所要処理を実行させることができ
る。また、或るアプリケーションに基づいてCPU22
が、作成した文書データ、画像データ、オーディオデー
タ、表計算データなどを、メモリカード70に記録する
こともできる。なお、メモリスロット7にメモリカード
70が装着されたことを検出することで、メモリカード
70に対する動作が記録再生動作可能になったり、或い
はメモリカード70に記録されているアプリケーション
やデータが自動的にD−RAM24に展開されるなど
の、いわゆるホットプラグイン動作も可能である。また
メモリカードインターフェース28は、メモリカード7
0に記録するデータについての暗号化処理や、読み出し
たデータの暗号解読処理なども可能とされる。
【0024】撮像部6は例えばCCD撮像素子及び撮像
回路系によりに形成される。撮像部6により取り込まれ
た撮像画像データは、撮像データインターフェース34
を介してD−RAM24に取り込むことができ、またC
PU22は所定のアプリケーションプログラムに基づく
動作により、撮像画像データの編集やメモリカード70
への記録等を実行できる。
【0025】オーディオインターフェース29は、上述
したスピーカ4、マイクロホン5、ヘッドホン端子1
0、ライン出力端子12,ライン入力端子11から入出
力されるオーディオデータのインターフェース部位とな
る。例えばマイクロホン5或いはライン入力端子11か
ら入力されたアナログオーディオ信号は、入力オーディ
オ処理部32でそれぞれ所定の増幅処理やフィルタリン
グが行われ、A/D変換器33でデジタルオーディオデ
ータとされてオーディオインターフェース29に供給さ
れる。オーディオインターフェース29は、入力された
デジタルオーディオデータについて、CPU22の制御
に基づいて処理や出力を実行する。例えば所要の圧縮エ
ンコード処理を行った後、メモリカードインターフェー
ス28に供給し、メモリカード70に記録させることが
できる。またオーディオインターフェース29は、例え
ばメモリカード70から読み出されるなどして供給され
たデジタルオーディオデータについて所定のデコード処
理を行い、D/A変換器30に供給する。D/A変換器
30はデジタルオーディオデータをアナログオーディオ
信号に変換する。出力オーディオ処理部31は供給され
たアナログオーディオ信号について、出力先に応じた所
定の増幅処理、インピーダンス調整などを行い、スピー
カ4,ヘッドホン端子10、ライン出力端子12に出力
する。
【0026】USBインターフェース25は、USBコ
ネクタ9に接続された外部機器との間の通信インターフ
ェースである。CPU22はUSBインターフェース2
5を介して外部のパーソナルコンピュータ或いは周辺機
器などとの間でデータ通信を行うことができる。例えば
この情報処理装置1で扱われるアプリケーションソフト
ウエアや、データファイルとしての画像データ、オーデ
ィオデータなどの送受信が実行される。同様にIEEE
1394インターフェース26は、IEEE1394端
子8に接続された外部機器との間の通信インターフェー
スである。CPU22はIEEE1394インターフェ
ース26を介して外部の情報機器との間で各種データ通
信を行うことができる。
【0027】通信部36は、公衆通信網等の伝送路を介
して外部のサーバやインターネットホームページ等との
間で情報通信を実行するための部位である。特に本例の
場合は、通信部36を介して外部のサーバ等からアプリ
ケーションソフトウエアやデータファイルをダウンロー
ドできるようにされているものである。なお、ここでは
この情報処理装置1が通信網に対して無線通信端末であ
るとしての例で述べているが、例えばモデムや接続端子
を設けて、有線で公衆電話回線などに接続できるように
してもよい。
【0028】また本例の情報処理装置1がアプリケーシ
ョンソフトウエアやデータファイルをダウンロード可能
に接続さえれるのは公衆回線を介したサーバ等のみでな
く、専用回線で構築された通信システム内の端末或いは
サーバシステム等であってもよい。
【0029】なお、この図2に示す情報処理装置1の構
成はあくまでも一例であり、これに限定されるものでは
ない。即ち、一般にパーソナルコンピュータやPDA機
器で採用されている各種構成部位を追加したり、或いは
実際の製品として不要の部位を削除することは、設計上
の都合により決められるものである。
【0030】3.OS構造及びデータベース構造 続いて図3で、本例の情報処理装置1に搭載されるOS
構造について説明する。図3に示すように、OSは、基
本ソフトの中心部分としてのカーネルを含むマネージャ
層と、標準ライブラリ、及び制御ICなどのハードウエ
アのレイヤとなるHAL(Hardware Abstraction Laye
r)から構成される。アプリケーションソフトウエア
は、このようなOS構造による基本動作上で動作され
る。またHALに対しては、1又は複数のデバイスドラ
イバとして階層が付加され実際のハードウエア(HW)
が駆動される。
【0031】ここで、特に本例の情報処理装置1の場合
は、メモリカード70をドライブ可能とし、かつ後述す
るがメモリカード70のデータはFATにより管理され
ることから、OSにFATライブラリが付加され、さら
に、メモリカードをハンドリングするためのライブラリ
(MSライブラリ)が付加される。そしてこのFATラ
イブラリ及びMSライブラリに基づいて、メモリドライ
ブがメモリカード70がドライブされる構造とされてい
る。
【0032】このようなOS構造を持つ本例の情報処理
装置1では、さらに通常でいうところの「ファイル」に
相当する概念として、「データベース」という概念が導
入されている。ここでいう「データベース」とは、通常
いうところのデータベースのように単にデータを蓄積し
ていったものではなく、データベース自体がデータを管
理できる構造としてフォーマット化されている。この意
味で、「データベース」は「ファイル」に相当する。
【0033】図4にデータベース構造を示す。即ちデー
タベースには、ヘッダ(DTBヘッダ)としてデータベ
ースネーム(DTB Name)及びその他情報を含む
領域が形成され、さらにポインタテーブルが配される。
そしてデータ領域に記録される実際のデータは、ポイン
タテーブルに記録されたポイント情報により、位置的な
管理が行われる状態となっている。
【0034】このような構造のデータベースとしては、
2種類のものが存在する。例えば一般に1つのアプリケ
ーションソフトウエアは複数のファイルで構成され、そ
の中には実行ファイル(***.exe)と、データフ
ァイル(***.data)があるが、その実行ファイ
ル(***.exe)に相当するものとして「リソース
データベース(***.prc)」があり、またデータ
ファイル(***.data)に相当するものとして
「データベースデータベース(***.dtb)」があ
る。
【0035】本例の情報処理装置1では、このような
「データベース」という概念によりデータを扱う。従っ
て、メモリカード70において記録再生されるファイル
(FATで扱われるファイル)も、上記データベースの
形態となる。なお本明細書では、「ファイル」という言
葉を用いるが、これは一般的な概念にあわせて用いてい
るものであり、本実施の形態に関していえば、「ファイ
ル」とは上記構造のデータベースの意味となる。
【0036】4.メモリカード 4−1 外観 次にメモリカード70について説明していく。まず図5
にメモリカード70の外形形状を示す。メモリカード7
0は、例えば図5に示すような板状の筐体内部に例えば
所定容量ののメモリ素子を備える。本例としては、この
メモリ素子としてフラッシュメモリ(Flash Memory)が
用いられるものである。図5に平面図、正面図、側面
図、底面図として示す筐体は例えばプラスチックモール
ドにより形成され、サイズの具体例としては、図に示す
幅W11、W12、W13のそれぞれが、W11=60
mm、W12=20mm、W13=2.8mmとなる。
【0037】筐体の正面下部から底面側にかけて例えば
10個の電極を持つ端子部72が形成されており、この
端子部72から、内部のメモリ素子に対する読出又は書
込動作が行われる。筐体の平面方向の左上部は切欠部7
3とされる。この切欠部73は、このメモリカード70
を、例えばドライブ装置本体側の着脱機構へ装填する際
などに挿入方向を誤ることを防止するためのものとな
る。また筐体上面から底面側にかけて、ラベル貼付面7
4が形成され、ユーザーが記憶内容を書いたラベルを貼
付できるようにされている。さらに底面側には、記録内
容の誤消去を防止する目的のスライドスイッチ75が形
成されている。
【0038】このようなメモリカード70においては、
フラッシュメモリ容量としては、4MB(メガバイ
ト),8MB,16MB,32MB,64MB,128
MBの何れかであるものとして規定されている。またデ
ータ記録/再生のためのファイルシステムとして、いわ
ゆるFAT(File Allocation Table)システムが用い
られている。
【0039】書込速度は1500KByte/sec〜
330KByte/sec、読出速度は2.45MBy
te/secとされ、書込単位は512バイト、消去ブ
ロックサイズは8KB又は16KBとされる。また電源
電圧Vccは2.7〜3.6V、シリアルクロックSC
LKは最高20MHzとされる。
【0040】4−2 メモリカードの端子及び内部構造 図6に端子部72の電極構造を示す。図5に示したよう
に端子部72は10個の平面電極が1列に並んだ構造と
されるが、図6に示すように各電極(端子T1〜T1
0)は次の通りとなる。
【0041】端子T1及びT10は検出電圧Vss端子
とされる。端子T2は、シリアルプロトコルバスステー
ト信号BSの入力端子とされる。端子T3及びT9は電
源電圧Vcc端子とされる。端子T4はデータ端子、つ
まりシリアルプロトコルデータ信号の入出力端子とされ
る。端子T5及びT7はリザーブ(予備)とされる。端
子T6は検出端子とされ、ドライブ装置側(情報処理装
置1のメモリカードインターフェース)がメモリカード
の装着検出に用いる。端子T8は、シリアルクロックS
CLKの入力端子とされる。
【0042】また図6にはメモリカード70の内部構成
も示している。メモリカード70の内部は、コントロー
ルIC80とフラッシュメモリ81が設けられている。
コントロールIC80はフラッシュメモリ81に対する
書込/読出動作を実行する部位となる。図からわかるよ
うに、コントロールIC80に対しては、端子T2から
のシリアルプロトコルバスステート信号BS、端子T8
からのシリアルクロックSCLKが供給される。書込動
作時には、コントロールIC80は、これらのシリアル
プロトコルバスステート信号BS、シリアルクロックS
CLKに従って、端子T4から供給されるデータのフラ
ッシュメモリ81への書込を行う。また読出時には、シ
リアルプロトコルバスステート信号BS、シリアルクロ
ックSCLKに従って、フラッシュメモリ81からデー
タを読み出し、端子T4からドライブ装置側に出力す
る。
【0043】また検出電圧Vssは、検出端子T6に供
給されており、ドライブ装置側では、図示するように抵
抗Rによって検出端子T6の端子電圧を検出すること
で、このメモリカード70が装着部(メモリスロット
7)に接続されているか否かを検出できるようにされ
る。
【0044】4−3 ファイルシステム処理階層 続いて、メモリカード70を記録媒体とするシステムに
おけるフォーマットについて説明していく。図7は、メ
モリカード70を記録媒体とするシステムのファイルシ
ステム処理階層を示すものである。この図に示すよう
に、ファイルシステム処理階層としては、アプリケーシ
ョン処理層の下に、順次、ファイル管理処理層、論理ア
ドレス層、物理アドレス層、フラッシュメモリアクセス
がおかれる。この階層では、ファイル管理処理層がいわ
ゆるFAT(File Allocation Table)となる。
【0045】4−4 ディレクトリ構造 メモリカード70に記録されるディレクトリ構成例を図
8に示す。メモリカード70で扱うことのできる主デー
タとしては、コンピュータ用データ、動画データ、静止
画データ、メッセージデータ、オーディオデータ、制御
用データなどがあるが、このためディレクトリ構造とし
ては、ルートディレクトリから、「VOICE」(メッ
セージ用ディレクトリ)、「DCIM」(静止画用ディ
レクトリ)、「MOxxxxnn」(動画用ディレクト
リ)、「CONTROL」(制御用ディレクトリ)、
「HIFI」(オーディオ用ディレクトリ)、「PM」
(情報処理装置用ディレクトリ)が配される。
【0046】そして図示していないが、各ディレクトリ
の下には、サブディレクトリやファイル(上述したデー
タベース)、フォルダ等が配され、いわゆるツリー構造
の形態をとることになる。なお、もちろんこのようなデ
ィレクトリ構成は一例にすぎず、実際には情報処理装置
1等による記録状況や記録されるファイル種別などに応
じてディレクトリ構造が形成される。
【0047】5.メモリカードと情報処理装置のインタ
ーフェース 図9により、メモリカード70と情報処理装置1のメモ
リカードインターフェース28の間のシリアルインター
フェースシステム構成を説明する。メモリカード70内
のコントロールIC80は、図9に示すようにフラッシ
ュメモリコントローラ80a、レジスタ80b、ページ
バッファ80c、シリアルインターフェース80dとし
ての各ブロックを有するものとなっている。
【0048】フラッシュメモリコントローラ80aは、
レジスタ80bに設定されたパラメータに基づいて、フ
ラッシュメモリ81とページバッファ80cの間でのデ
ータ転送を行う。そしてページバッファ80cにバファ
リングされたデータはシリアルインターフェース80d
を介して情報処理装置1のメモリカードインターフェー
ス28側に転送され、また情報処理装置1のメモリカー
ドインターフェース28から転送されてきたデータはシ
リアルインターフェース80dを介してページバッファ
10cにバファリングされる。
【0049】メモリカードインターフェース28側で
は、メモリカード70に対するインターフェース構造と
して、ファイルマネージャ60、転送プロトコルインタ
ーフェース61、シリアルインターフェース62を有す
る。ファイルマネージャ60はメモリカード70のファ
イル管理を行う。例えば本例のシステムではメモリカー
ド70内にはメインデータファイルの管理のための管理
ファイルが記憶されているが、情報処理装置1は装填さ
れたメモリカード70から管理ファイルをよみこんでC
PU22がファイルマネージャ60を形成することにな
る。メモリカード70へのアクセスはファイルマネージ
ャ60に従って実行される。転送プロトコルインターフ
ェース61は、レジスタ80b、ページバッファ80c
へのアクセスを実行する。シリアルインターフェース6
2は、メモリカード70との間の3つの信号線、即ちS
CLK(シリアルクロック)、BS(バスステイト)、
SDIO(シリアルデータ入出力)において、任意のデ
ータ転送を行うためのプロトコルを規定する。
【0050】以上の構成における各部の動作により、情
報処理装置1によるメモリカード70(フラッシュメモ
リ81)に対する読出アクセス/書込アクセスが実行さ
れる。
【0051】6.アプリケーションソフトウエアの提供
態様 以上説明してきた情報処理装置1では、通常のパーソナ
ルコンピュータと同様にユーザーが必要なアプリケーシ
ョンソフトウエアを入手し、インストールすることで、
所望の情報処理動作を実行するものとなる。ここで本例
では、情報処理装置1を所有するユーザーに対して、そ
の情報処理装置1に合致したアプリケーションソフトウ
エアが提供されるようにするものであり、そのためのア
プリケーションソフトウエアの提供態様について説明す
る。
【0052】図10においては、ユーザーサイドの機器
として情報処理装置1及びパーソナルコンピュータ10
0を例示している。また情報処理装置1に対しては何ら
かのI/Oデバイス104が接続される場合もある。
【0053】製造者103とは、情報処理装置1の製造
元のメーカ(販売会社、サービス会社等を含む)を示し
ている。製造者103は、情報処理装置1を製造する際
において、個々の情報処理装置1に固有のナンバとして
シリアルナンバを付与し、例えばフラッシュROM23
などに記録しておく。さらに製造者103は自己のコー
ドをメーカーコードとして、同様にフラッシュROM2
3などに記録しておく。これにより、情報処理装置1に
は図示するように、シリアルナンバ1a、メーカーコー
ド1bが含まれるものとなる。なおシリアルナンバ1a
は後述する認証コードを生成するための認証IDとして
も用いられる。
【0054】また、製造者103は、パーソナルコンピ
ュータ100の製造者でもあるとしている。つまり情報
処理装置1とパーソナルコンピュータ100は同一メー
カーによる製品であるとする。この場合において、情報
処理装置1とパーソナルコンピュータ100は、例えば
USBケーブルやIEEE1394ケーブルによって接
続した状態で連係動作を実行できるものとしており、例
えばパーソナルコンピュータ100には情報処理装置1
の機能を拡張するための専用アプリケーションソフトウ
エアがインストールされているものとしている。さら
に、製造者103は、情報処理装置1の製造の際に、情
報処理装置1に接続されるI/Oデバイス104に対応
するためのAPI(Application Programing Interfac
e)を情報処理装置1に搭載させることになるが、これ
を他の一般のハードウエアメーカやソフトウエアメーカ
には公開しない、非公開APIとして搭載させるように
している。
【0055】通信サーバ101は、一般通信回線或いは
専用通信回線を介して、無線又は有線で情報処理装置1
とデータ通信可能に接続されるサーバであり、開発した
アプリケーションソフトウエアを情報処理装置1に有料
又は無料でダウンロードさせる形でアプリケーションソ
フトウエアを提供できる部位としている。情報処理装置
1は例えば通信部36の機能により、通信サーバ101
との間で通信を行うことができる。メディアサーバ10
2は、開発したアプリケーションソフトウエアをディス
ク或いはメモリカードなどの記録媒体に格納させ、その
メディアを情報処理装置1のユーザーに対して有料又は
無料で譲渡することで、アプリケーションソフトウエア
を情報処理装置1に提供できる部位としている。上述し
たように情報処理装置1に、メモリカード70に対する
ドライブ機能が設けられることで、メディアサーバ10
2からのアプリケーションソフトウエアの提供を受ける
ことができる。
【0056】このようなシステムにおいて、ユーザーは
まず、製造者103が製造した情報処理装置1を購入す
ることになるが、購入時において、製造者(製造者側の
サービス組織)に対してユーザー登録を行う。例えば情
報処理装置1の購入時に添付されている登録用はがきな
どによりユーザーの氏名や住所等を、その情報処理装置
1のシリアルナンバ(梱包又ははがき、ラベル等に記載
されているシリアルナンバ)と共に記載して製造者10
3に通知する。このユーザー登録を行うことで、それ以
降は、情報処理装置1のユーザーは、その情報処理装置
1に適合したアプリケーションソフトウエアの提供を通
信サーバ101又はメディアサーバ102から受けるこ
とができるようになる。
【0057】情報処理装置1に適合したアプリケーショ
ンソフトウエアの提供を実現するために、製造者103
は、通信サーバ101やメディアサーバ102(又は図
示していないがこれらサーバに開発したアプリケーショ
ンソフトウエアを提供する提供者、開発者)に対して、
認証コード生成方法やメーカコード及びその取得方法を
通知する。認証コード生成方法とは、アプリケーション
ソフトウエアが情報処理装置1で起動される際などに、
その情報処理装置1のシリアルナンバから認証コードを
生成するための演算を行うための処理プログラムであ
る。またメーカコード及びその取得方法とは情報処理装
置1に記憶されているメーカコードの値及びそのメーカ
コードを読み込むための処理プログラムである。
【0058】各サーバ101,102等は、製造者10
3からこれらの情報を入手することで、例えば或る特定
のユーザーが所有する特定の情報処理装置1に適合する
アプリケーションソフトウエアを用意した際に、或いは
特定の製造メーカ(製造者103)により製造された情
報処理装置1に適合するアプリケーションソフトウエア
を用意した際に、違法なコピーが行われたり、或いは適
合しない情報処理装置にインストールされて不具合が起
こること等を心配することなくユーザーに提供できるも
のとなる。
【0059】例えばメディアサーバ102は、記録媒体
に格納して提供するアプリケーションソフトウエアに、
認証処理のための認証コード、或いはメーカコードを埋
め込み、またこれらの認証コード又はメーカーコードを
用いた認証処理を実行するプログラムが含まれた状態
で、ユーザーにアプリケーションソフトウエアを提供す
る。なお認証コード又はメーカーコードは、アプリケー
ションソフトウエアを構成する実行ファイル又はデータ
ファイルの一部に記録すればよい。認証コードとは、情
報処理装置1のシリアルナンバから所定の演算方式、つ
まり製造者103から通知された演算方式で得られるコ
ードであり、これは特定の情報処理装置1に対する認証
情報となる。またメーカーコードとは、製造者103の
固有のコードであり、これは製造者103が製造した情
報処理装置1に対する認証情報となる。
【0060】メディアサーバ102からユーザーに提供
され、情報処理装置1にインストールされたアプリケー
ションソフトウエアによって起動時に実行される処理を
図11に示す。これはアプリケーションソフトウエアに
基づいてCPU22において実行される処理、即ちアプ
リケーションソフトウエアに組み込まれている起動時の
プログラムに基づく処理となる。例えばユーザーの操作
によって当該アプリケーションソフトウエアの起動が要
求されると、処理はステップF101からF102に進
み、情報処理装置1において例えばフラッシュROM2
3に記憶されている認証ID1a、つまりシリアルナン
バを読み込む。続いてステップF103で、認証ID1
aに対して所定の演算処理を行い、認証コードを生成す
る。
【0061】ステップF104では、生成した認証コー
ドと、当該アプリケーションソフトウエアがその実行フ
ァイルもしくはデータファイルにおいて記憶している認
証コードを照合する。ここで、認証コードの一致が得ら
れれば、その情報処理装置1は、当該アプリケーション
ソフトウエアの提供先としての正しい情報処理装置であ
ることが確認されたこととなるため、ステップF105
からF106に進んで、通常の起動処理を実行する。こ
れにより、当該アプリケーションソフトウエアによる処
理機能が情報処理装置1上で実現される。
【0062】ところが、認証コードの一致が得られなか
った場合は、その情報処理装置1は、当該アプリケーシ
ョンソフトウエアの提供先として設定されていた情報処
理装置ではないことになる。このためステップF105
からF107に進んで、起動処理を実行しないものとし
て処理を終える。或いはこのステップF107では、当
該アプリケーションソフトウエアが機能を限定した起動
を行うようにし、いわゆる試用ソフトウエアとして利用
できるようにしてもよい。
【0063】アプリケーションソフトウエアが起動時に
おいて以上のような処理を行うことにより、当該アプリ
ケーションソフトウエアは、提供時において目的とされ
た情報処理装置1においてのみ、正常に起動されて機能
することになる。つまり、或るユーザーの所有する特定
の情報処理装置1に限定したアプリケーションソフトウ
エアの提供が可能となる。これは、ユーザーが情報処理
装置1のシリアルナンバと共に製造者103に対して登
録を行なうこと、製造者103が認証コード生成方法を
アプリケーションソフトウエアの開発者に通知するこ
と、製造者103又はユーザーがシリアルナンバ(認証
ID)をアプリケーションソフトウエアの開発者に通知
すること、及び提供されるアプリケーションソフトウエ
アに認証コードと上記図11の処理を行うプログラムが
埋め込まれること、により実現される。
【0064】そしてこれにより、アプリケーションソフ
トウエアが上記特定の情報処理装置1以外の情報処理装
置1にインストールされて使用されることを防止でき
る。つまりアプリケーションソフトウエアのコピーを防
止し、例えば正しく代金を支払ったユーザーのみにアプ
リケーションソフトウエアを提供できるようにすること
ができる。又は、正しくユーザー登録したユーザーにの
み、新規なアプリケーションソフトウエアの提供やアッ
プグレードを可能とすることもできる。或いは、上記特
定の情報処理装置1に設定されているハードウエア仕様
や付加されたソフトウエア、周辺機器、ユーザーの要望
などに適合させた、その特定の情報処理装置1での使用
に限定したアプリケーションソフトウエアを開発、提供
できることも意味するものとなる。
【0065】次に、同じくメディアサーバ102からユ
ーザーに提供され、情報処理装置1にインストールされ
たアプリケーションソフトウエアによって起動時に実行
される処理としての他の例を図12で説明する。これも
アプリケーションソフトウエアに基づいてCPU22に
おいて実行される処理である。
【0066】例えばユーザーの操作によって当該アプリ
ケーションソフトウエアの起動が要求されると、処理は
ステップF201からF202に進み、情報処理装置1
において例えばフラッシュROM23に記憶されている
メーカーコード1bを読み込む。続いてステップF20
3で、読み込んだメーカーコードと、当該アプリケーシ
ョンソフトウエアがその実行ファイルもしくはデータフ
ァイルにおいて記憶しているメーカーコードを照合す
る。ここで、メーカーコードの一致が得られれば、その
情報処理装置1は、当該アプリケーションソフトウエア
の提供先として想定されている、特定の製造者によって
製造された情報処理装置であることが確認されたことと
なるため、ステップF204からF205に進んで、通
常の起動処理を実行する。これにより、当該アプリケー
ションソフトウエアによる処理機能が情報処理装置1上
で実現される。
【0067】ところが、メーカーコードの一致が得られ
なかった場合は、その情報処理装置1は、当該アプリケ
ーションソフトウエアの提供先として想定されている、
特定の製造者によって製造された情報処理装置ではない
ことになる。このためステップF204からF206に
進んで、起動処理を実行しないものとして処理を終え
る。或いはこのステップF206では、当該アプリケー
ションソフトウエアが機能を限定した起動を行うように
し、いわゆる試用ソフトウエアとして利用できるように
してもよい。
【0068】アプリケーションソフトウエアが起動時に
おいて以上のような処理を行うことにより、当該アプリ
ケーションソフトウエアは、提供時において提供先とし
て想定された情報処理装置1においてのみ、正常に起動
されて機能することになる。つまり、この場合は、特定
の製造者によって製造された情報処理装置1に限定した
アプリケーションソフトウエアの提供が可能となる。こ
れは、製造者103が情報処理装置1に記憶させたメー
カーコード及びその読み出し方法をアプリケーションソ
フトウエアの開発者に通知すること、及び提供されるア
プリケーションソフトウエアにメーカーコードと上記図
12の処理を行うプログラムが埋め込まれること、によ
り実現される。
【0069】そしてこれにより、アプリケーションソフ
トウエアが上記特定の製造者による情報処理装置1以外
の情報処理装置1にインストールされて使用されること
を防止できる。つまり、アプリケーションソフトウエア
を特定メーカーの情報処理装置に特化して開発すること
で、その製造者の情報処理装置1においては機能を保証
できるとともに、他の製造者の情報処理装置において機
能が保証できないまま起動されて使用されることを防止
できるため、システム動作の信頼性を向上させるものと
なる。
【0070】以上の図11、図12の処理は、メディア
サーバ102から例えばメモリカード70にアプリケー
ションソフトウエアが格納されてユーザーサイドに提供
され、そのアプリケーションソフトウエアが情報処理装
置1にインストールされ、さらにそのアプリケーション
ソフトウエアの起動操作が行われた場合の処理として説
明した。この変形例としては、上記図11,図12の処
理が、アプリケーションソフトウエアが情報処理装置1
にインストールされる際のインストールプログラムによ
る処理とすることが考えられる。つまり、インストール
時において、認証コード又はメーカーコードの照合を行
うようにし、一致すれば通常にインストールを行うが、
一致しなければ、インストールを実行しない、もしくは
機能限定して試用できるように一部のみのインストール
を実行するなどの処理とするものである。
【0071】ところで通信サーバ101は、公衆回線な
どの伝送路を介して情報処理装置1にアプリケーション
ソフトウエアをダウンロードさせることができる部位と
して説明した。通信サーバ101から情報処理装置1に
提供されるアプリケーションソフトウエアについても、
例えばダウンロードされて通常にインストールされた
後、起動要求があった際に、上記図11,図12の処理
を行うようにすることが考えられるが、その一方で、ダ
ウンロード要求があった際に、図13、図14のような
処理を行うようにしてもよい。
【0072】情報処理装置1はユーザーの操作に応じ
て、通信部36を介して通信サーバ101にアクセス
し、アプリケーションソフトウエアのダウンロードを要
求することができる。通信サーバ101は、上述したメ
ディアサーバ102と同様に、ユーザーサイドに提供で
きる各種のアプリケーションソフトウエアを用意してい
る。
【0073】情報処理装置1から或るアプリケーション
ソフトウエアのダウンロードが要求された際には、通信
サーバ101は図13の処理を行う。即ち或るアプリケ
ーションソフトウエアのダウンロード要求が発生された
場合は、処理をステップF301からF302に進め、
情報処理装置1側の認証ID1a、つまりシリアルナン
バを読み込む。例えばダウンロード要求の操作を行う際
に、ユーザーにシリアルナンバの入力を求める方式を採
用することや、或いは、情報処理装置1におけるダウン
ロードのためのアプリケーション(ブラウザ)にソフト
的にシリアルナンバが埋め込まれるようにすることで、
通信サーバ101は情報処理装置1のシリアルナンバを
読み込むことが可能となる。
【0074】続いてステップF303で、認証ID1a
(シリアルナンバ)に対して所定の演算処理を行い、認
証コードを生成する。そしてステップF304では、生
成した認証コードについて照合処理を行う。照合する認
証コードは、要求されたアプリケーションソフトウエア
の実行ファイルもしくはデータファイルにおいて記憶し
ている認証コードとしてもよいし、或いはアプリケーシ
ョンソフトウエアに埋め込まれていなくとも、通信サー
バ101におけるサーバシステムコントローラが各ユー
ザーについて認証コードを管理しているようにするので
あれば、その管理している認証コードを用いてもよい。
【0075】ここで、認証コードの一致が得られれば、
その情報処理装置1は、当該アプリケーションソフトウ
エアの提供先としての正しい情報処理装置であることが
確認されたこととなるため、ステップF305からF3
06に進んで、ダウンロード処理を実行する。
【0076】ところが、認証コードの一致が得られなか
った場合は、その情報処理装置1は、当該アプリケーシ
ョンソフトウエアの提供先として設定されていた情報処
理装置ではないことになる。このためステップF305
からF307に進んで、ダウンロードを実行しないもの
として処理を終える。なお、この場合に、機能を限定し
た試用動作が可能となるように、アプリケーションソフ
トウエアの一部のダウンロードを行うようにしてもよ
い。
【0077】ダウンロード要求時において通信サーバ1
01が以上のような処理を行うことは、ユーザーが情報
処理装置1のシリアルナンバと共に製造者103に対し
て登録を行なうこと、製造者103が認証コード生成方
法をアプリケーションソフトウエアの開発者に通知する
こと、により実現される。そしてこれにより、アプリケ
ーションソフトウエアは、提供先と想定された特定の情
報処理装置1に対してのみダウンロードされる。従っ
て、或るユーザーの所有する特定の情報処理装置1に限
定したアプリケーションソフトウエアの提供やアップグ
レードが可能となる。また、これは特定の情報処理装置
1に設定されているハードウエア仕様や付加されたソフ
トウエア、周辺機器、ユーザーの要望などに適合させ
た、その特定の情報処理装置1での使用に限定したアプ
リケーションソフトウエアを開発、提供できることも意
味するものとなる。
【0078】次に、同じく情報処理装置1から或るアプ
リケーションソフトウエアのダウンロード要求があった
際の通信サーバ101の処理としての他の例を図14で
説明する。
【0079】或るアプリケーションソフトウエアのダウ
ンロード要求が発生された場合は、通信サーバ101は
処理をステップF401からF402に進め、情報処理
装置1側のメーカーコード1bを読み込む。例えば情報
処理装置1におけるダウンロードのためのアプリケーシ
ョン(ブラウザ)にソフト的にメーカーコード1bが埋
め込まれるようにすることで、通信サーバ101は情報
処理装置1のメーカーコードを読み込むことが可能とな
る。
【0080】続いてステップF403で、メーカーコー
ドについて照合処理を行う。照合するメーカーコード
は、要求されたアプリケーションソフトウエアの実行フ
ァイルもしくはデータファイルにおいて記憶しているコ
ードとしてもよいし、或いはアプリケーションソフトウ
エアに埋め込まれていなくとも、通信サーバ101にお
けるサーバシステムコントローラが製造者103から通
知されたメーカコードを管理しているようにするのであ
れば、その管理しているメーカーコードを用いてもよ
い。
【0081】ここで、メーカーコードの一致が得られれ
ば、その情報処理装置1は、当該アプリケーションソフ
トウエアの提供先として想定されている、特定の製造者
によって製造された情報処理装置であることが確認され
たこととなるため、ステップF404からF405に進
んで、ダウンロードを実行する。
【0082】ところが、メーカーコードの一致が得られ
なかった場合は、その情報処理装置1は、当該アプリケ
ーションソフトウエアの提供先として想定されている、
特定の製造者によって製造された情報処理装置ではない
ことになる。このためステップF404からF406に
進んで、ダウンロード要求を拒否して処理を終える。な
お、この場合に、機能を限定した試用動作が可能となる
ように、アプリケーションソフトウエアの一部のダウン
ロードを行うようにしてもよい。
【0083】アプリケーションソフトウエアのダウンロ
ード要求時に通信サーバ101が以上のような処理を行
うことにより、アプリケーションソフトウエアは、提供
時において提供先として想定された情報処理装置1に対
してのみダウンロードされる。つまり、この場合は、特
定の製造者によって製造された情報処理装置1に限定し
たアプリケーションソフトウエアの提供が可能となる。
これは、製造者103が情報処理装置1に記憶させたメ
ーカーコード及びその読み出し方法をアプリケーション
ソフトウエアの開発者又は通信サーバ101に通知する
ことにより実現される。
【0084】そしてこれにより、アプリケーションソフ
トウエアが上記特定の製造者による情報処理装置1以外
の情報処理装置1にインストールされて使用されること
を防止できる。つまり、アプリケーションソフトウエア
を特定メーカーの情報処理装置に特化して開発すること
で、その製造者の情報処理装置1においては機能を保証
できるとともに、他の製造者の情報処理装置において機
能が保証できないまま起動されて使用されることを防止
できるため、システム動作の信頼性を向上させるものと
なる。
【0085】ところで上記図12では、メディアサーバ
102から情報処理装置1に提供されたアプリケーショ
ンソフトウエアについての処理として説明したが、これ
と同様の処理を図10に示すパーソナルコンピュータ1
00内の専用アプリケーションにより実行させることも
可能である。例えば専用アプリケーションソフトウエア
には、図12に示した処理を実行するプログラムとメー
カーコードが含まれているようにする。そして情報処理
装置1とパーソナルコンピュータ100が接続された際
において、専用アプリケーションソフトウエアが起動さ
れるときに、上記図12と同様の処理を行う。これによ
り、情報処理装置1は、同一の製造者103によって製
造されたパーソナルコンピュータ100と接続されるこ
とで、専用アプリケーションソフトウエアによる機能を
実行できるものであり、つまり、同一製造者による動作
が保証された複数の情報処理機器間での連係動作として
高性能かつ信頼性の高い動作を実現できるものとなる。
【0086】また、I/Oデバイス104を情報処理装
置1に接続する場合において、非公開のAPI1cを使
用しなければハードウエアが動作しないようにすること
が可能である。換言すれば、非公開API1cを公開さ
れた開発者によって、動作保証されたI/Oデバイスや
関連するソフトウエアが開発できるものとなり、従って
接続されるI/Oデバイス104としては動作保証され
たもののみが使用できるものとなる。これによりシステ
ム信頼性を向上させることができる。
【0087】以上のような動作は、図10のシステムに
おいて例えば製造者103がサーバ等(サーバ101,
102及びソフトウエア開発者等)に対してライセンス
契約を行なうことに基づいて実現することが可能とな
る。即ち、上述の動作は、ソフトウエア開発者/提供者
が、認証コード生成方法、メーカコード及びその取得方
法、或いは非公開APIを知ることによって実現され、
それによって上述した効果を得るものができるが、これ
らの情報をライセンス契約に基づいて製造者103がサ
ーバ等に供与するようにすることで、以下に説明するよ
うな効果も得ることができる。
【0088】まず製造者103は、ライセンス契約に基
づいてソフトウェア開発者に対してセキュリティを保証
したアプリケーション開発環境、動作環境を提供する。
また例えばソフトウェア開発者と提携して、製造者がア
プリケーションソフトウエアを認定する。そして認定し
たアプリケーションソフトウエアの販売に応じて、ソフ
トウェア開発者に金銭的なバックを与える。
【0089】これにより、ソフトウェア開発者には、認
定アプリケーションソフトウエアを作成することにより
次のような利点が生じる。まず上述した図11〜図14
のような処理によりセキュリティが保証されるので、違
法コピー対策などを自分で講じなくてよく、ソフトウエ
ア開発負担が軽くなる。また製造者103によって認定
されることにより、ソフトウェア開発者としてのイメー
ジが向上する。また認定アプリケーションソフトウェア
のユーザーへの提供に関して、その代金徴収を製造者1
03が実行するようにすれば、ソフトウエア開発者にと
っては料金の回収が保証され、また、それを代行しても
らえることで負担が軽減される。
【0090】また、製造者103のメリットとしては、
上記のソフトウエア開発者のメリットがあるため、同じ
システムを使用する他社ベンダによりも、ソフトウェア
開発者がサポートし、魅力あるプロダクツ(情報処理装
置1等の製品)の開発が促進される。またそのため、ア
プリケーション開発に関する一種のコミュニティを作る
ことができ、アプリケーション開発の高度化及び人数削
減等も期待できる。さらにハードウエア売りきり型の販
売方式から脱却できる。また、実現される上記のセキュ
リティ方式を他のハードウェアメーカーにライセンス
し、ライセンスフィーを得ることもできる。
【0091】ユーザー側のメリットとしては、信頼性や
特殊性を備えたアプリケーションソフトウエアなどを含
めて、情報処理装置1として魅力の或るものを手に入れ
ることができる。また一般に氾濫するアプリケーション
ソフトウエアの中から認定アプリケーションソフトウエ
アを選択することで、完全な動作保証が得られ、また将
来にわたるアップグレードも保証される。
【0092】以上のように情報処理装置1に関して、ハ
ードウエア製造者とソフトウエア開発者/提供者、及び
ユーザーにとってメリットの大きなものとすることがで
きる。
【0093】以上、実施の形態としての情報処理装置の
構成やアプリケーションソフトウエアに関する処理例等
を説明してきたが、本発明はこれらの例に限定されるこ
となく、各種の変形例が考えられる。また本発明を適用
できる装置は、携帯型の情報処理装置のみでなく、多岐
にわたるものである。
【0094】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
によれば、ユーザーサイドの情報処理装置においてアプ
リケーションソフトウエアが起動される際、もしくは情
報処理装置に対してアプリケーションソフトウエアがダ
ウンロードされる際には、そのアプリケーションソフト
ウエア(又はダウンロードを実行させるサーバ)と情報
処理装置の間で、認証情報の照合処理が行われ、その結
果に応じて起動又はダウンロードが許可されるようにし
ているため、アプリケーションソフトウエアと情報処理
装置の適切なマッチングがとれた状態を常に実現でき
る。
【0095】そして特に認証情報が情報処理装置の固有
ナンバに基づいて生成された認証コードとされること
で、アプリケーションソフトウエアと個々の情報処理装
置の間でマッチングをとることが可能となる。これはア
プリケーションソフトウエアが特定の情報処理装置以外
の情報処理装置において使用されることを防止でき、違
法コピーの防止が実現できる。又は、正規のユーザーに
のみ、新規なアプリケーションソフトウエアの提供やア
ップグレードを可能とすることも可能となる。或いは、
特定の情報処理装置に設定されているハードウエア仕様
や付加されたソフトウエア、周辺機器、ユーザーの要望
などに適合させた、その特定の情報処理装置での使用に
限定したアプリケーションソフトウエアを開発、提供で
きることも意味する。
【0096】また認証情報がメーカーコードとされるこ
とで、アプリケーションソフトウエアと特定の製造者に
よる情報処理装置の間でマッチングをとることが可能と
なる。これは、アプリケーションソフトウエアが特定の
製造者による情報処理装置以外の情報処理装置にインス
トールされて使用されることを防止でき、つまり、アプ
リケーションソフトウエアを特定メーカーの情報処理装
置に特化して開発することが問題ないものとなる。従っ
てその製造者の情報処理装置においては機能を保証でき
るとともに、他の製造者の情報処理装置において機能が
保証できないまま起動されて使用されることを防止でき
るため、システム動作の信頼性を向上させることができ
る。
【0097】そしてまた、このような動作処理を実現す
るためにハードウエア製造者とソフトウエア開発者/提
供者がライセンス契約するようにしていくことで、情報
処理装置を中心とするシステムの発展、向上、及びユー
ザーの利便性の向上を促進できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報処理装置の平面図、
右側面図、左側面図、上面図である。
【図2】実施の形態の情報処理装置のブロック図であ
る。
【図3】実施の形態の情報処理装置のOS構造の説明図
である。
【図4】実施の形態の情報処理装置で扱うデータベース
構造の説明図である。
【図5】実施の形態のメモリカードの外形形状を示す平
面図、正面図、側面図、底面図である。
【図6】実施の形態のメモリカードの内部構造の説明図
である。
【図7】実施の形態のファイルシステム処理階層の説明
図である。
【図8】実施の形態のメモリカードのディレクトリ構造
の説明図である。
【図9】実施の形態の情報処理装置とメモリカードのイ
ンターフェース構成の説明図である。
【図10】実施の形態のアプリケーションソフトウエア
の提供態様の説明図である。
【図11】実施の形態のアプリケーションソフトウエア
の起動時の処理のフローチャートである。
【図12】実施の形態のアプリケーションソフトウエア
の起動時の処理のフローチャートである。
【図13】実施の形態のアプリケーションソフトウエア
のダウンロード時の処理のフローチャートである。
【図14】実施の形態のアプリケーションソフトウエア
のダウンロード時の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置、2 表示部、3a,3b,3c 操
作子、4 スピーカ、5 マイクロホン、6 撮像部、
7 メモリスロット、8 IEEE1394端子、9
USB端子、10 ヘッドホン端子、11 ライン入力
端子、12 ライン出力端子、21 システムコントロ
ーラ、22 CPU、23 フラッシュROM、24
D−RAM、25 USBインターフェース、26 I
EEE1394インターフェース、27 表示制御部、
28 メモリカードインターフェース、29 オーディ
オインターフェース、70 メモリカード、100 パ
ーソナルコンピュータ、101 通信サーバ、102
メディアサーバ、103製造者、104 I/Oデバイ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置上で、認証情報を有するア
    プリケーションソフトウエアが起動される際に、上記ア
    プリケーションソフトウエアが有する認証情報と上記情
    報処理装置の認証情報が照合され、照合結果に応じて上
    記アプリケーションソフトウエアが起動されることを特
    徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 上記認証情報は、上記情報処理装置の固
    有ナンバに基づいて生成された認証コードであることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 上記認証情報は、上記情報処理装置の製
    造者固有に設定されたメーカーコードであることを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 認証情報を記憶する記憶手段と、 認証情報を有するアプリケーションソフトウエアが格納
    される格納手段と、 上記アプリケーションソフトウエアの起動に際して、上
    記アプリケーションソフトウエアが有する認証情報と上
    記記憶手段に記憶された認証情報の照合を行う照合手段
    と、 上記照合手段の照合結果に応じて上記アプリケーション
    ソフトウエアの起動動作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記認証情報は、情報処理装置毎に固有
    に付与された固有ナンバに基づいて生成された認証コー
    ドであることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 上記認証情報は、情報処理装置の製造者
    固有に設定されたメーカーコードであることを特徴とす
    る請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 認証情報を有するとともに、起動される
    際に、上記認証情報と、起動を行う情報処理装置の認証
    情報との照合を行い、照合結果に応じて起動動作を制御
    する動作プログラムを有するアプリケーションソフトウ
    エアが記録されたことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記認証情報は、記録媒体からアプリケ
    ーションソフトウエアを読み込む情報処理装置に固有に
    付与された固有ナンバに基づいて生成された認証コード
    であることを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 上記認証情報は、記録媒体からアプリケ
    ーションソフトウエアを読み込む情報処理装置の製造者
    固有に設定されたメーカーコードであることを特徴とす
    る請求項7に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 認証情報を有するアプリケーションソ
    フトウエアについて、情報処理装置からダウンロード要
    求があった際に、上記アプリケーションソフトウエアが
    有する認証情報と上記情報処理装置の認証情報を照合
    し、照合結果に応じて上記アプリケーションソフトウエ
    アのダウンロードを実行することを特徴とするダウンロ
    ード方法。
  11. 【請求項11】 上記認証情報は、上記情報処理装置の
    固有ナンバに基づいて生成された認証コードであること
    を特徴とする請求項10に記載のダウンロード方法。
  12. 【請求項12】 上記認証情報は、上記情報処理装置の
    製造者固有に設定されたメーカーコードであることを特
    徴とする請求項10に記載のダウンロード方法。
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