JP2001329580A - 給水ボックス取付具および給水ボックス - Google Patents
給水ボックス取付具および給水ボックスInfo
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Abstract
けることができる給水ボックス取付具を提供する。 【解決手段】 給水ボックス取付具5は、壁1の裏側P
1に配備されて壁孔1aから壁1の表側P2に臨む開口
部2aを備える給水ボックス2を、壁1に取り付けるた
めの取付具である。この給水ボックス取付具5は、給水
ボックス2が固定される本体部5aと、弾性片5iとか
らなる。弾性片5iは、本体部5aから壁孔1a内を壁
1の表側P2に向かうよう折り曲げ形成されて、壁孔1
aの軸心側方向に弾性変形可能となっている。この弾性
片5iの先端部分には、壁1の表側壁面1cに係合する
係合爪5fが設けられて、その係合爪5fと本体部5a
とで壁1を挟持する。
Description
スを取り付けるための給水ボックス取付具および、壁に
取り付けられる給水ボックスに関するものである。
内部に水栓取付用の継手を収容する継手収容ボックス等
の給水ボックスが設置された。
るFRP製の化粧板の裏面に石膏ボードが貼り付けられ
た複合板からなっていた。そして、前記給水ボックス
は、ユニットバスの壁に、例えば、石膏ボードに貼り付
けまたはビス固定されるバックハンガーと呼ばれるボッ
クス支持部材を介して取り付けられた。
の挿通配管時に給水ボックスが給水湯管から受ける極め
て大きな力によって、ボックス支持部材が石膏ボードか
ら剥がれるようにして給水ボックスが壁から外れる虞が
あった。すなわち、ボックス支持部材を石膏ボードに貼
り付けた場合には、石膏ボート表面の紙材が破れてボッ
クス支持部材が石膏ボードから剥がれる虞があった。ま
た、ボックス支持部材を石膏ボードにビス固定した場合
であっても、石膏ボードは崩れやすく、ビスのねじ込み
が利きにくいため、同様に、ボックス支持部材が石膏ボ
ードから剥がれる虞があった。
示される、給水ボックスの取付構造が提案された。この
取付構造は、図10に示されるように、ユニットバスの
壁31の石膏ボード31aを所定範囲除去して、ベニヤ
合板32を貼り付け、そのベニヤ合板32にボックス支
持部材33を貼り付けまたはビス固定するものであっ
た。こうして、ボックス支持部材33は、ベニヤ合板3
2を介して壁31に固定され、そのボックス支持部材3
3に、給水ボックス34が固定された。すなわち、ベニ
ヤ合板32であれば、石膏ボード31aに比べて、ボッ
クス支持部材33を貼り付けた場合に石膏ボード31a
表面の紙材が破れることもなく、また、ビスによるねじ
込み固定も可能であった。なお、35は、継手であり、
36は、給水湯管、そして、37は、鞘管である。
の、給水ボックス34の取付構造(図10参照)にあっ
ては、石膏ボード31aを所定範囲除去して、ベニヤ合
板32を貼り付けなければならず、この作業は、極めて
面倒かつコスト高となるため、ユニットバス業者の間で
は、かかる作業が不要となる方法が強く望まれていた。
また、ベニヤ合板32が貼り付けられた部分が腐食しや
すく、また、石膏ボード31aが除去されるため、防音
性や保温性も悪くなった。さらに、現場に対応する給水
ボックス34の取付箇所を予め把握して、ベニヤ合板3
2を貼り付けておく必要があり、現場においてその現場
に応じた自由な作業の妨げとなった。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、給水ボックスを壁に、簡単かつ確実に取り付けるこ
とができる、給水ボックス取付具および給水ボックスを
提供することにある。
クス取付具および給水ボックスは、前記目的を達成する
ために、次の構成からなる。すなわち、請求項1に記載
の発明に係る給水ボックス取付具5は、壁1の裏側P1
に配備されて前記壁1に形成された壁孔1aから前記壁
1の表側P2に臨む開口部2aを備える給水ボックス2
を、前記壁1に取り付けるための取付具である。この給
水ボックス取付具5は、前記壁1の裏側P1に位置して
前記給水ボックス2を固定可能な本体部5aと、前記本
体部5aを前記壁1に固定すべく、前記壁1の裏側P1
から前記壁孔1aに挿入されてその壁孔1aの周縁部に
係止可能な被係止部5bと、を備える。
の被係止部5bが、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿入
されてその壁孔1aの周縁部に係止されることで、本体
部5a、つまりは給水ボックス取付具5が壁1に固定さ
れる。そして、この給水ボックス取付具5の本体部5a
に、給水ボックス2が固定される。こうして、給水ボッ
クス2は、壁孔1aの周縁部に係止される被係止部5b
を備える給水ボックス取付具5を介して、壁1に取り付
けられる。
ックス取付具5のように、請求項1に記載の給水ボック
ス取付具5において、前記被係止部5bは、前記壁1の
裏側P1から前記壁孔1aに挿入される前記開口部2a
によって、前記壁孔1aの周縁部への係止を解除するこ
とが不能となってもよい。これにより、壁1の裏側P1
から壁孔1aに挿入される、給水ボックス2の開口部2
aを利用することで、壁孔1aの周縁部への被係止部5
bの係止が解除されるのを防止することができる。
ックス取付具5のように、請求項1に記載の給水ボック
ス取付具5において、前記被係止部5bは、前記本体部
5aから前記壁孔1a内を前記壁1の表側P2に向かう
とともに前記壁孔1aの軸心側方向に弾性変形可能な弾
性片5iからなり、前記弾性片5iの先端部分に、前記
壁1の表側壁面1cに係合する係合爪5fが設けられ
て、その係合爪5fと前記本体部5aとで前記壁1を挟
持してもよい。これにより、弾性片5iは、その先端部
分の係合爪5fが壁孔1aの周面と干渉しないように、
壁孔1aの軸心側方向に弾性変形しながら、壁孔1aに
挿入される。そして、係合爪5fが、壁1の表側P2に
出ると、弾性片5iは復帰し、係合爪5fは壁1の表側
壁面1cに係合する。こうして、係合爪5fが壁1の表
側壁面1cに係合することで、弾性片5iは、壁孔1a
の周縁部に係止され、また、係合爪5fと本体部5aと
で壁1が挟持されて、この給水ボックス取付具5は、壁
1に固定される。
ックス取付具5のように、請求項3に記載の給水ボック
ス取付具5において、前記弾性片5iは、前記壁1の裏
側P1から前記壁孔1aに挿入される前記開口部2aに
よって、前記壁孔1aの軸心側方向への弾性変形が阻止
されて、前記壁1の表側壁面1cへの前記係合爪5fの
係合を解除することが不能となってもよい。これによ
り、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿入される、給水ボ
ックス2の開口部2aを利用することで、弾性片5i
は、壁孔1aの軸心側方向への弾性変形が阻止されて、
壁1の表側壁面1cへの係合爪5fの係合が解除される
のを防止することができる。
ックス取付具5のように、請求項3または4に記載の給
水ボックス取付具5において、前記本体部5aには、前
記壁1の厚みに応じて前記係合爪5fと前記本体部5a
とで前記壁1を挟持すべく、前記壁1の裏側壁面1bを
押圧する押圧手段5gが設けられてもよい。こうして、
壁1の裏側壁面1bを押圧する押圧手段5gによって、
壁1の厚みが異なる場合にも、係合爪5fと本体部5a
とで壁1を挟持することができる。
ックス取付具5のように、請求項5に記載の給水ボック
ス取付具5において、前記押圧手段5gは、前記壁1の
裏側壁面1bを付勢する付勢手段5gからなってもよ
い。
ックス取付具5のように、請求項6に記載の給水ボック
ス取付具5において、前記付勢手段5gは、前記本体部
5aに、切り起されるようにして形成された板バネ部5
hからなってもよい。
ックス取付具5のように、請求項1ないし7のいずれか
1項に記載の給水ボックス取付具5において、前記本体
部5aには、その本体部5aに前記給水ボックス2を押
圧することにより、前記給水ボックス2を係止してその
給水ボックス2を固定する、係止部5dが設けられても
よい。これにより、給水ボックス2を、給水ボックス取
付具5の本体部5aに押圧することで、本体部5aに設
けられた係止部5dが給水ボックス2を係止して、この
給水ボックス2は、本体部5aに固定される。
ックス取付具11は、壁1の裏側P1に配備されて前記
壁1に形成された壁孔1aから前記壁1の表側P2に臨
む開口部2aを備える給水ボックス2を、前記壁1に取
り付けるための取付具である。この給水ボックス取付具
11は、前記壁1の表側P2から前記開口部2aに固定
可能な被固定部11aを有し、前記開口部2aへの前記
被固定部11aの固定により、前記壁1を前記給水ボッ
クス2とで挟持するとともに、前記開口部2aから出し
入れされる流体管3および、その流体管3に接続されて
前記給水ボックス2内に収容される継手4が通過可能と
なるよう形成されている。
その被固定部11aが、給水ボックス2の開口部2aに
固定されることで、壁1を、給水ボックス取付具11と
給水ボックス2とで挟持する。こうして、給水ボックス
2は、給水ボックス取付具11によって壁1に取り付け
られる。このとき、給水ボックス取付具11は、開口部
2aから出し入れされる流体管3および、その流体管3
に接続されて給水ボックス2内に収容される継手4が通
過可能となるよう形成されており、壁1の表側P2で流
体管3に接続された継手4を、この給水ボックス取付具
11に妨げられることなく、給水ボックス2内に収容す
ることができる。
ボックス取付具11のように、請求項9に記載の給水ボ
ックス取付具11において、前記被固定部11aは、前
記開口部2aに設けられた螺設部2eに螺合可能な螺合
部11aからなってもよい。こうして、給水ボックス取
付具11は、その螺合部11aが、給水ボックス2にお
ける開口部2aの螺設部2eに螺合することで、その開
口部2aに固定される。
ボックス21は、壁1の裏側P1に配備されて前記壁1
に形成された壁孔1aから前記壁1の表側P2に臨む開
口部21aを備える給水ボックスである。この給水ボッ
クス21は、前記開口部21aが設けられたボックス本
体21bと、前記ボックス本体21bを前記壁1に固定
すべく、前記壁1の裏側P1から前記壁孔1aに挿入さ
れてその壁孔1aの周縁部に係止可能な被係止部21c
と、を備える。
係止部21cが、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿入さ
れてその壁孔1aの周縁部に係止されることで、ボック
ス本体21b、つまりは給水ボックス21が壁1に固定
される。こうして、給水ボックス21は、壁孔1aの周
縁部に係止される被係止部21cを介して、壁1に取り
付けられる。
ボックス21のように、請求項11に記載の給水ボック
ス21において、前記被係止部21cは、前記ボックス
本体21bから前記壁孔1a内を前記壁1の表側P2に
向かうとともに前記壁孔1aの軸心側方向に弾性変形可
能な弾性片21fからなり、前記弾性片21fの先端部
分に、前記壁1の表側壁面1cに係合する係合爪21g
が設けられて、その係合爪21gと前記ボックス本体2
1bとで前記壁1を挟持してもよい。これにより、弾性
片21fは、その先端部分の係合爪21gが壁孔1aの
周面と干渉しないように、壁孔1aの軸心側方向に弾性
変形しながら、壁孔1aに挿入される。そして、係合爪
21gが、壁1の表側P2に出ると、弾性片21fは復
帰し、係合爪21gは壁1の表側壁面1cに係合する。
こうして、係合爪21gが壁1の表側壁面1cに係合す
ることで、弾性片21fは、壁孔1aの周縁部に係止さ
れ、また、係合爪21gとボックス本体21bとで壁1
が挟持されて、この給水ボックス21は、壁1に取り付
けられる。
ボックス21のように、請求項12に記載の給水ボック
ス21において、前記弾性片21fは、前記壁孔1aに
挿入される変形防止部材22によって、前記壁孔1aの
軸心側方向への弾性変形が阻止されて、前記壁1の表側
壁面1cへの前記係合爪21gの係合を解除することが
不能となってもよい。これにより、壁孔1aに挿入され
る変形防止部材22を利用することで、弾性片21f
は、壁孔1aの軸心側方向への弾性変形が阻止されて、
壁1の表側壁面1cへの係合爪21gの係合が解除され
るのを防止することができる。
ボックス21のように、請求項12または13に記載の
給水ボックス21において、前記ボックス本体21bに
は、前記壁1の厚みに応じて前記係合爪21gと前記ボ
ックス本体21bとで前記壁1を挟持すべく、前記壁1
の裏側壁面1bを押圧する押圧手段21iが設けられて
もよい。こうして、壁1の裏側壁面1bを押圧する押圧
手段21iによって、壁1の厚みが異なる場合にも、係
合爪21gとボックス本体21bとで壁1を挟持するこ
とができる。
ス取付具および給水ボックスの実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
クス取付具の第一の実施の形態を示す。図中符号1は、
建物の壁、例えば、建物内のユニットバス等の壁であ
る。1aは、壁1に形成された壁孔である。2は、給水
ボックスであり、前記壁1の裏側P1に配備されて壁孔
1aから壁1の表側P2に臨む開口部2aを備える。3
は、水や湯を供給する可撓性を備えた流体管である。4
は、給水ボックス2内に収容される継手としてのエルボ
ーである。5は、本発明に係る給水ボックス取付具であ
る。
aの他に、鞘管接続部2bと、フランジ部2cを備えて
いる。開口部2aは、この給水ボックス2の前面上部か
ら筒状に前方に若干突出して形成されている。そして、
この開口部2aが、壁1に形成された壁孔1aに挿入さ
れることで、開口部2aは、壁孔1aから壁1の表側P
2、つまり室内側に臨んでいる。さらに、開口部2aに
は、その内周に、雌ねじ部2dが設けられている。そし
て、この雌ねじ部2dには、この給水ボックス2内に収
容されるエルボー4の鍔部(図示せず)を抑えること
で、そのエルボー4を固定することができるリング状の
ロックリング6が螺合する。また、鞘管接続部2bは、
この給水ボックス2の下部部分において、下方に突出し
て形成されている。そして、この鞘管接続部2bには、
鞘管7が接続され、その鞘管7に、流体管3が挿通され
る。また、フランジ部2cは、この給水ボックス2の前
面側を、側方に突出するようにして形成されている(図
2参照)。
半が、給水ボックス2に収容されて、水平方向に延びる
一方の接続口4aの先端部分が、給水ボックス2の開口
部2aから外部に露出する。そして、この接続口4a
に、内側の雌ねじ部4bを利用して、水栓等の給水器具
等(図示せず)を取り付けることができる。また、エル
ボー4の鉛直下方に延びる他方の接続口4cは、給水ボ
ックス2の鞘管接続部2bから内部に挿入される流体管
3に接続される。こうして、流体管3を通ってエルボー
4に流れる水や湯が、一方の接続口4aから水栓等の給
水器具等に供給される。なお、8は、化粧リングであ
り、9は、ロックナットである。
に位置して給水ボックス2を固定可能な本体部5aと、
その本体部5aを壁1に固定すべく、壁1の裏側P1か
ら壁孔1aに挿入されてその壁孔1aの周縁部に係止可
能な被係止部5bと、を備える。具体的には、この給水
ボックス取付具5は、例えば、鋼板等の板材からなり、
本体部5aは、矩形形状をして、上部中央に、給水ボッ
クス2の開口部2aが嵌る貫通孔5cが形成されてい
る。そして、本体部5aには、その本体部5aに給水ボ
ックス2を押圧することにより、給水ボックス2を係止
してその給水ボックス2を固定する、係止部5dが設け
られている。この係止部5dは、貫通孔5cを挟む左右
の各側に、上下方向に並ぶようにして、弾性変形可能と
なるよう、本体部5aの後面側に切り起されている。そ
して、この係止部5dの先端部分には、給水ボックス2
のフランジ部2cに係合する爪部5eが設けられて、給
水ボックス2を固定できるようになっている。こうし
て、係止部5dの爪部5eが、給水ボックス2のフラン
ジ部2cによって押圧されると、係止部5dは、左右に
開き、そして、給水ボックス2が押し込まれて、その前
面が本体部5aの後面に当たると、係止部5dは、その
材料の持つ弾性によって元に戻り、爪部5eがフランジ
部2cに係合する。
て、例えば、壁1の公差内の厚みに応じて、後述する係
合爪5fと本体部5aとで壁1を挟持すべく、壁1の裏
側壁面1bを押圧する押圧手段としての付勢手段5gが
設けられている。この付勢手段5gは、壁1の裏側壁面
1bを付勢するよう、本体部5aに、その上下および左
右の各側に、切り起されるようにして形成された板バネ
部5hからなる。この板バネ部5hは、本体部5aの前
面側に切り起されて、その前面と略平行となるよう突出
するとともに、その材料の持つ弾性により、前面に直交
する方向に弾性変形可能となっている。
内を、その壁孔1aの周面に沿って壁1の表側P2に向
かうとともに、材料の持つ弾性により壁孔1aの軸心側
方向に弾性変形可能な弾性片5iからなる。この弾性片
5iは、本体部5aの貫通孔5cの周囲の、上下左右の
四ヶ所から、前面側に突出するように折り曲げ形成され
ている。そして、弾性片5iの先端部分に、壁1の表側
壁面1cに係合する係合爪5fが設けられて、その係合
爪5fと前記本体部5aとで壁1を挟持する。つまり、
弾性片5iを、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿入する
際には、係合爪5fが壁孔1aの周面に押されて、弾性
片5iは壁孔1aの軸心側方向に弾性変形し、係合爪5
fが壁1の表側P2に出ると、弾性片5iが元に戻り、
係合爪5fが壁1の表側壁面1cに係合する。そして、
弾性片5iは、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿入され
る、給水ボックス2の開口部2aによって、壁孔1aの
周縁部への係止を解除することが不能となる。つまり、
弾性片5iは、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿入され
る開口部2aによって、壁孔1aの軸心側方向への弾性
変形が阻止されて、壁1の表側壁面1cへの係合爪5f
の係合を解除することが不能となる。
成の給水ボックス取付具5の作用効果について説明す
る。この給水ボックス取付具5は、その被係止部5bと
しての弾性片5iが、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿
入されてその壁孔1aの周縁部に係止されることで、本
体部5a、つまりは給水ボックス取付具5が、壁1に固
定される。そして、この給水ボックス取付具5の本体部
5aに、給水ボックス2が固定される。こうして、壁孔
1aの周縁部に係止される弾性片5iを備える給水ボッ
クス取付具5を介すことで、給水ボックス2を壁1に、
簡単かつ確実に取り付けることができる。
定する際には、弾性片5iは、その先端部分の係合爪5
fが壁孔1aの周面との干渉を避けるようにして、壁孔
1aの軸心側方向に弾性変形しながら、壁孔1aに挿入
される。そして、係合爪5fが、壁1の表側P2に出る
と、弾性片5iは復帰し、係合爪5fは壁1の表側壁面
1cに係合する。こうして、係合爪5fが壁1の表側壁
面1cに係合することで、弾性片5iは、壁孔1aの周
縁部に係止され、係合爪5fと本体部5aとで壁1が挟
持されて、この給水ボックス取付具5は、壁1に固定さ
れる。よって、壁1が石膏ボードなど、ねじ等の固着具
がききにくい素材からなる場合であっても、給水ボック
ス取付具5は、係合爪5fと本体部5aとで壁1を挟持
するようにして、その壁1に強固に固定される。しか
も、給水ボックス取付具5の板バネ部5hによって、そ
の有する弾性により、壁1の厚みが異なる場合、例え
ば、壁1の厚みがその公差上ばらつく場合にも、係合爪
5fと本体部5aとで壁1を挟持することができ、この
給水ボックス取付具5を介して、給水ボックス2を壁1
に、強固に取り付けることができる。したがって、流体
管3を、開口部2aから出し入れする際に、その流体管
3から給水ボックス2が相当の力を受ける場合であって
も、給水ボックス2が給水ボックス取付具5とともに壁
1から外れるのを防ぐことができる。
付具5の本体部5a、つまりは給水ボックス取付具5に
取り付ける際に、壁1の裏側P1から、壁孔1aおよび
貫通孔5cに挿入される、給水ボックス2の開口部2a
を利用することで、壁孔1aの周縁部への弾性片5iの
係止が解除されるのを防止することができる。したがっ
て、この給水ボックス取付具5を介して、給水ボックス
2を壁1に、一層確実に取り付けることができる。つま
り、給水ボックス2の開口部2aを利用することで、弾
性片5iは、壁孔1aの軸心側方向への弾性変形が阻止
されて、壁1の表側壁面1cへの係合爪5fの係合が解
除されるのを防止することができ、この給水ボックス取
付具5を介して、給水ボックス2を壁1に、一層確実に
取り付けることができる。
付具5の本体部5aに、その後面側から押圧すると、給
水ボックス2のフランジ部2cに係合する爪部5eによ
って、係止部5dが給水ボックス2を係止して、この給
水ボックス2は、本体部5aに固定される。こうして、
給水ボックス2を、給水ボックス取付具5の本体部5a
に押圧することで、給水ボックス2を、簡単に本体部5
aに固定することができる。
の第二の実施の形態を示す。この第二の実施の形態にお
いては、給水ボックス取付具11の構造が、第一の実施
の形態の給水ボックス取付具5とは異なるが、その他の
給水ボックス2、流体管3、エルボー4等は同様の構造
であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
形態に示す給水ボックス取付具5と同様に、壁1の裏側
P1に配備されて壁1に形成された壁孔1aから壁1の
表側P2に臨む開口部2aを備える給水ボックス2を、
壁1に取り付けるためのものである。この給水ボックス
取付具11は、壁1の表側P2から給水ボックス2の開
口部2aに固定可能な、被固定部としての螺合部11a
を有する。そして、給水ボックス取付具11は、給水ボ
ックス2の開口部2aへの被固定部としての螺合部11
aの固定により、壁1を給水ボックス2とで挟持すると
ともに、開口部2aから出し入れされる流体管3およ
び、その流体管3に接続されて給水ボックス2内に収容
される継手としてのエルボー4が通過可能となるよう形
成されている。
は、例えば、合成樹脂材料からなり、筒状に形成された
筒部11bと、筒部11bの一方端に設けられた鍔部1
1cとからなる。そして、前記螺合部11aは、筒部1
1bの外周に形成されて、給水ボックス2の開口部2a
の、例えば内周に設けられた螺設部2eに螺合可能とな
っている。こうして、壁1の裏側P1から壁孔1aに挿
入される、給水ボックス2の開口部2aの螺設部2e
に、螺合部11aが螺合することで、給水ボックス取付
具11は、給水ボックス2の開口部2aに固定され、こ
のとき、給水ボックス取付具11の鍔部11cが、壁1
の表側壁面1cに当接して、壁1を、鍔部11cと給水
ボックス2とで挟持する。そして、このとき、前記流体
管3やエルボー4が、給水ボックス取付具5の筒部11
b内を通過可能となっている。
じ部11dが形成されている。そして、この雌ねじ部1
1dに、エルボー4を固定するためのロックリング6が
螺合し、さらに、エルボー4の第1の接続口4aに化粧
リング8およびロックナット9が取り付けられる。この
ようにして、給水ボックス取付具11が給水ボックス2
の開口部2aに固定されて、この給水ボックス2が壁1
に取り付けられたまま、ロックリング6によって、エル
ボー4を給水ボックス2に固定可能となっている。した
がって、エルボー4を給水ボックス2に固定する際に、
給水ボックス取付具11を取外す必要がない。
成の給水ボックス取付具11の作用効果について説明す
る。この給水ボックス取付具11は、その被固定部とし
ての螺合部11aが、給水ボックス2の開口部2aに固
定されることで、壁1を、給水ボックス取付具11と給
水ボックス2とで挟持する。こうして、壁1が石膏ボー
ドなど、ねじ等の固着具がききにくい素材からなる場合
であっても、壁1を、この給水ボックス取付具5と給水
ボックス2とで挟持することで、給水ボックス2を壁1
に、簡単かつ確実に、そして強固に取り付けることがで
きる。したがって、流体管3を、開口部2aから出し入
れする際に、その流体管3から給水ボックス2が相当の
力を受ける場合であっても、給水ボックス2が給水ボッ
クス取付具11とともに壁1から外れるのを防ぐことが
できる。このとき、給水ボックス取付具11は、給水ボ
ックス2の開口部2aから出し入れされる流体管3およ
び、その流体管3に接続されて給水ボックス2内に収容
されるエルボー4が、筒部11b内を通過可能となるよ
う形成されており、壁1の表側P2で流体管3に接続さ
れたエルボー4を、この給水ボックス取付具11に妨げ
られることなく、給水ボックス2内に収容することがで
きる。
施の形態を示す。この実施の形態においては、給水ボッ
クス21が、給水ボックス取付具を兼ねているため、第
一の実施の形態と比較すると、給水ボックス取付具5は
使用されず、給水ボックス2とは構造が若干異なるが、
その他の流体管3、エルボー4等は、同様の構造であ
り、以下に、異なる部分を主に説明する。
示す給水ボックス2と同様に、壁1の裏側P1に配備さ
れて、壁1に形成された壁孔1aから壁1の表側P2に
臨む開口部21aを備える。そして、給水ボックス21
は、前記開口部21aが設けられたボックス本体21b
と、ボックス本体21bを壁1に固定すべく、壁1の裏
側P1から壁孔1aに挿入されてその壁孔1aの周縁部
に係止可能な被係止部21cと、を備える。具体的に
は、開口部21aは、ボックス本体21bの前面上部か
ら筒状に前方に若干突出して形成されている。そして、
この開口部21aが、壁1に形成された壁孔1aに挿入
されることで、開口部21aは、壁孔1aから壁1の表
側P2、つまり室内側に臨んでいる。さらに、開口部2
1aには、その内周に、雌ねじ部21dが設けられてい
る。そして、この雌ねじ部21dには、この給水ボック
ス21内に収容されるエルボー4の鍔部(図示せず)を
抑えることで、そのエルボー4を固定することができる
リング状のロックリング6が螺合する。また、給水ボッ
クス21は、鞘管7が接続される鞘管接続部21eを備
えており、この鞘管接続部21eは、給水ボックス21
の下部部分において、下方に突出して形成されている。
ら壁孔1a内を、その壁孔1aの周面に沿って壁1の表
側P2に向かうとともに、材料の持つ弾性により壁孔1
aの軸心側方向に弾性変形可能な弾性片21fからな
る。この弾性片21fは、開口部21aよりも大径とな
る位置の、周方向の適宜箇所において、ボックス本体2
1bの前面から前方に突出するようにして形成されてい
る。そして、弾性片21fの先端部分に、壁1の表側壁
面1cに係合する係合爪21gが設けられて、その係合
爪21gとボックス本体21bとで壁1を挟持する。つ
まり、弾性片21fを、壁1の裏側P1から壁孔1aに
挿入する際には、係合爪21gが壁孔1aの周面に押さ
れて、弾性片21fは壁孔1aの軸心側方向に弾性変形
し、係合爪21gが壁1の表側P2に出ると、弾性片2
1fが元に戻り、係合爪21gが壁1の表側壁面1cに
係合する。そして、弾性片21fは、壁1の表側P2か
ら壁孔1aに挿入される変形防止部材22によって、壁
孔1aの軸心側方向への弾性変形が阻止されて、壁1の
表側壁面1cへの係合爪21gの係合を解除することが
不能となる。ここで、変形防止部材22は、リング状に
形成されて、その内周に設けられた螺合部22aが、開
口部21aの外周に設けられた螺設部21hと螺合しな
がら、壁孔1aに挿入される。すなわち、変形防止部材
22は、ねじ結合によって給水ボックス21に取り付け
られるとともに、筒状に若干突出した開口部21aと、
弾性片21fとの間に形成される間隙にぴったり嵌まり
込むように、壁孔1aに挿入される。そして、このと
き、変形防止部材22の外周面が弾性片21fと当接す
ることで、壁孔1aの軸心側方向への、弾性片21fの
弾性変形を阻止している。
みに応じて、例えば、壁1の公差内の厚みに応じて、係
合爪21gとボックス本体21bとで壁1を挟持すべ
く、壁1の裏側壁面1bを押圧する押圧手段21iが設
けられている。この押圧手段21iは、ボックス本体2
1bの前面側を、上方または側方に延設したフランジ部
21jに設けられた、ねじ孔21kと、そのねじ孔21
kに螺合することで壁1の裏側壁面1bを押圧する止め
ねじ21mとからなる。
効果について説明する。この給水ボックス21は、その
被係止部21cとしての弾性片21fが、壁1の裏側P
1から壁孔1aに挿入されてその壁孔1aの周縁部に係
止されることで、ボックス本体21b、つまりは給水ボ
ックス21が壁1に固定される。こうして、壁孔1aの
周縁部に係止される弾性片21fを介すことで、給水ボ
ックス21を壁1に、簡単かつ確実に取り付けることが
できる。
ける際には、弾性片21fは、その先端部分の係合爪2
1gが壁孔1aの周面との干渉を避けるようにして、壁
孔1aの軸心側方向に弾性変形しながら、壁孔1aに挿
入される。そして、係合爪21gが、壁1の表側P2に
出ると、弾性片21fは復帰し、係合爪21gは壁1の
表側壁面1cに係合する。こうして、係合爪21gが壁
1の表側壁面1cに係合することで、弾性片21fは、
壁孔1aの周縁部に係止され、また、係合爪21gとボ
ックス本体21bとで壁1が挟持されて、この給水ボッ
クス21は、壁1に取り付けられる。よって、壁1が石
膏ボードなど、ねじ等の固着具がききにくい素材からな
る場合であっても、給水ボックス21は、係合爪21g
とボックス本体21bとで壁1を挟持するようにして、
その壁1に強固に取り付けられる。しかも、壁1の裏側
壁面1bを押圧する押圧手段21iによって、壁1の厚
みが異なる場合、例えば、壁1の厚みがその公差上ばら
つく場合にも、係合爪21gとボックス本体21bとで
壁1を挟持することができるので、この係合爪21gが
設けられた弾性片21fによって、給水ボックス21を
壁1に、強固に取り付けることができる。したがって、
流体管3を、開口部21aから出し入れする際に、その
流体管3から給水ボックス21が相当の力を受ける場合
であっても、給水ボックス21が壁1から外れるのを防
ぐことができる。
22を利用することで、弾性片21fは、壁孔1aの軸
心側方向への弾性変形が阻止されて、壁1の表側壁面1
cへの係合爪21gの係合が解除されるのを防止するこ
とができる。したがって、変形防止部材22によって、
給水ボックス21を壁1に、一層確実に取り付けること
ができる。
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、壁1は、ユニットバスの壁でなくとも、建
物本体における壁であってもよい。
ス取付具5において、被係止部5bとしての弾性片5i
には、壁1の表側壁面1cに係合する係合爪5fが設け
られているが、この係合爪5fの代わりに、壁孔1aの
周面に係合する係合部が設けられてもよい。また、給水
ボックス取付具5における押圧手段は、板バネ部5hか
らなる付勢手段5gでなくとも、例えば、本体部5aに
螺合して壁1の裏側壁面1bを押圧する止めねじ等であ
ってもよい。
ス取付具11において、被固定部としての螺合部11a
は、筒部11bの外周に形成されなくとも、図6に示す
ように、筒部11bの内周に形成されて、給水ボックス
2の開口部2aの外周に設けられた螺設部2eに螺合可
能となっていてもよい。そして、給水ボックス2が、給
水ボックス取付具11によって壁1に取り付けられた状
態で、給水ボックス2の雌ねじ部2dに、エルボー4を
固定するためのロックリング6が螺合する。
1において、被係止部21cとしての弾性片21fは、
開口部21aよりも大径となる位置に設けられなくと
も、図8に示すように、開口部21aの一部となって、
その開口部21aの周方向の適宜箇所に設けられてもよ
い。この場合、変形防止部材22は、リング状に形成さ
れて、その外周に設けられた螺合部22aが、開口部2
1aの内周に設けられた螺設部21hと螺合しながら、
壁孔1aに挿入される。こうして、変形防止部材22
は、ねじ結合によって給水ボックス21に取り付けられ
るとともに壁孔1aに挿入されることで、壁孔1aの軸
心側方向への、弾性片21fの弾性変形を阻止してい
る。そして、変形防止部材22には、その内周に、雌ね
じ部22bが形成されている。この雌ねじ部22bに
は、エルボー4を固定するためのロックリング6が螺合
する。このようにして、変形防止部材22が給水ボック
ス21の開口部21aの外周側に取り付けられる場合
(図7参照)だけでなく、変形防止部材22が給水ボッ
クス21の開口部21aの内周側に取り付けられる場合
(図8参照)であっても、変形防止部材22が給水ボッ
クス21に取り付けられたまま、流体管3を開口部21
aから出し入れしたり、その流体管3に接続されるエル
ボー4を給水ボックス21内に収容したり、また、ロッ
クリング6によってエルボー4を給水ボックス21に固
定したりすることが可能となっている。したがって、エ
ルボー4を給水ボックス21に固定する際等に、変形防
止部材22を取外す必要がない。
1cを、ボックス本体21bとは別体の止め具21nに
より形成してもよい。この止め具21nは、ステンレス
鋼板等のばね材料からなり、略コの字状に折り曲げ形成
されている。この止め具21nは、ボックス本体21b
の前面から前方に突出するとともに壁孔1aに挿入され
る筒状の突出部21pの周方向の適宜箇所に、その突出
部21pを略コの字状の対向する二片で挟み込むように
して取り付けられる。そして、止め具21nの一方の片
の先端部分が、壁1の裏側P1方向を向くとともに壁孔
1aの周面を押圧するように湾曲形成されて、その壁孔
1aの周面に係合する係合部21qとなっている。こう
して、止め具21nを、突出部21pとともに、壁1の
裏側P1から壁孔1aに挿入していくと、係合部21q
が、壁孔1aの周面に押されて、係合部21qは壁孔1
aの軸心側方向に弾性変形しながら進入する。そして、
壁孔1aの周面に係合する係合部21qによって、止め
具21nの戻りが阻止され、こうして、ボックス本体2
1b、つまりは給水ボックス21は、壁1に取付固定さ
れる。また、給水ボックス21において、押圧手段21
iは、止めねじ21mおよびねじ孔21kからならなく
とも、たとえば、壁1の裏側壁面1bを付勢するばね部
材等の付勢手段からなっていてもよい。
ス取付具5、および一実施の形態に示す給水ボックス2
1において、付勢手段5gや押圧手段21iは、壁1の
公差内の厚みに応じるものでなくとも、壁1の公差を超
える各種の厚みに応じるものであってもよい。
に、この発明に係る給水ボックス取付具および給水ボッ
クスによれば、次の効果がある。
によれば、壁孔の周縁部に係止される被係止部を備える
この給水ボックス取付具を介すことで、給水ボックスを
壁に、簡単かつ確実に取り付けることができる。
取付具によれば、請求項1の効果に加えて、給水ボック
スの開口部によって、壁孔の周縁部への被係止部の係止
が解除されるのが防止されるので、給水ボックスを壁
に、一層確実に取り付けることができる。
取付具によれば、請求項1の効果に加えて、係合爪と本
体部とで壁が挟持されるので、この給水ボックス取付具
を介して、給水ボックスを壁に、強固に取り付けること
ができる。
取付具によれば、請求項3の効果に加えて、給水ボック
スの開口部によって、壁の表側壁面への係合爪の係合が
解除されるのが防止されるので、この給水ボックス取付
具を介して、給水ボックスを壁に、一層確実に取り付け
ることができる。
ボックス取付具によれば、請求項3または4の効果に加
えて、壁の厚みが異なる場合にも、係合爪と本体部とで
壁を挟持することができる。
取付具によれば、請求項1ないし7のいずれか1項の効
果に加えて、給水ボックスを、給水ボックス取付具の本
体部に押圧することで、給水ボックスを、簡単に本体部
に固定することができる。
水ボックス取付具によれば、壁を、この給水ボックス取
付具と給水ボックスとで挟持することで、給水ボックス
を壁に、簡単かつ確実に、そして強固に取り付けること
ができる。
スによれば、壁孔の周縁部に係止される被係止部を介す
ことで、給水ボックスを壁に、簡単かつ確実に取り付け
ることができる。
スによれば、請求項11の効果に加えて、係合爪とボッ
クス本体とで壁が挟持されるので、給水ボックスを壁
に、強固に取り付けることができる。
スによれば、請求項12の効果に加えて、変形防止部材
によって、壁の表側壁面への係合爪の係合が解除される
のが防止されるので、給水ボックスを壁に、一層確実に
取り付けることができる。
スによれば、請求項12または13の効果に加えて、押
圧手段によって、壁の厚みが異なる場合にも、係合爪と
ボックス本体とで壁を挟持することができる。
施の形態の、取付状態を示す縦断面図である。
ある。
ある。
施の形態の、取付状態を示す縦断面図である。
実施の形態の変形例を示す、縦断面図である。
の、取付状態を示す縦断面図である。
の変形例を示す、縦断面図である。
の他の変形例を示す、縦断面図である。
図である。
取付具 5a 本体部 5b 被係止部 5d 係止部 5f 係合爪 5g 付勢手段(押圧手段) 5h 板バネ部 5i 弾性片 11 給水ボック
ス取付具 11a 螺合部(被固定部) 21 給水ボック
ス 21a 開口部 21b ボックス
本体 21c 被係止部 21f 弾性片 21g 係合爪 21i 押圧手段 21n 止め具(被係止部) 22 変形防止部
材 P1 裏側 P2 表側
Claims (14)
- 【請求項1】 壁の裏側に配備されて前記壁に形成され
た壁孔から前記壁の表側に臨む開口部を備える給水ボッ
クスを、前記壁に取り付けるための給水ボックス取付具
であって、 前記壁の裏側に位置して前記給水ボックスを固定可能な
本体部と、 前記本体部を前記壁に固定すべく、前記壁の裏側から前
記壁孔に挿入されてその壁孔の周縁部に係止可能な被係
止部と、 を備えることを特徴とする給水ボックス取付具。 - 【請求項2】 前記被係止部は、前記壁の裏側から前記
壁孔に挿入される前記開口部によって、前記壁孔の周縁
部への係止を解除することが不能となることを特徴とす
る請求項1に記載の給水ボックス取付具。 - 【請求項3】 前記被係止部は、前記本体部から前記壁
孔内を前記壁の表側に向かうとともに前記壁孔の軸心側
方向に弾性変形可能な弾性片からなり、 前記弾性片の先端部分に、前記壁の表側壁面に係合する
係合爪が設けられて、その係合爪と前記本体部とで前記
壁を挟持することを特徴とする請求項1に記載の給水ボ
ックス取付具。 - 【請求項4】 前記弾性片は、前記壁の裏側から前記壁
孔に挿入される前記開口部によって、前記壁孔の軸心側
方向への弾性変形が阻止されて、前記壁の表側壁面への
前記係合爪の係合を解除することが不能となることを特
徴とする請求項3に記載の給水ボックス取付具。 - 【請求項5】 前記本体部には、前記壁の厚みに応じて
前記係合爪と前記本体部とで前記壁を挟持すべく、前記
壁の裏側壁面を押圧する押圧手段が設けられていること
を特徴とする請求項3または4に記載の給水ボックス取
付具。 - 【請求項6】 前記押圧手段は、前記壁の裏側壁面を付
勢する付勢手段からなることを特徴とする請求項5に記
載の給水ボックス取付具。 - 【請求項7】 前記付勢手段は、前記本体部に、切り起
されるようにして形成された板バネ部からなることを特
徴とする請求項6に記載の給水ボックス取付具。 - 【請求項8】 前記本体部には、その本体部に前記給水
ボックスを押圧することにより、前記給水ボックスを係
止してその給水ボックスを固定する、係止部が設けられ
ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
項に記載の給水ボックス取付具。 - 【請求項9】 壁の裏側に配備されて前記壁に形成され
た壁孔から前記壁の表側に臨む開口部を備える給水ボッ
クスを、前記壁に取り付けるための給水ボックス取付具
であって、 前記壁の表側から前記開口部に固定可能な被固定部を有
し、 前記開口部への前記被固定部の固定により、前記壁を前
記給水ボックスとで挟持するとともに、前記開口部から
出し入れされる流体管および、その流体管に接続されて
前記給水ボックス内に収容される継手が通過可能となる
よう形成されていることを特徴とする給水ボックス取付
具。 - 【請求項10】 前記被固定部は、前記開口部に設けら
れた螺設部に螺合可能な螺合部からなることを特徴とす
る請求項9に記載の給水ボックス取付具。 - 【請求項11】 壁の裏側に配備されて前記壁に形成さ
れた壁孔から前記壁の表側に臨む開口部を備える給水ボ
ックスであって、 前記開口部が設けられたボックス本体と、 前記ボックス本体を前記壁に固定すべく、前記壁の裏側
から前記壁孔に挿入されてその壁孔の周縁部に係止可能
な被係止部と、 を備えることを特徴とする給水ボックス。 - 【請求項12】 前記被係止部は、前記ボックス本体か
ら前記壁孔内を前記壁の表側に向かうとともに前記壁孔
の軸心側方向に弾性変形可能な弾性片からなり、 前記弾性片の先端部分に、前記壁の表側壁面に係合する
係合爪が設けられて、その係合爪と前記ボックス本体と
で前記壁を挟持することを特徴とする請求項11に記載
の給水ボックス。 - 【請求項13】 前記弾性片は、前記壁孔に挿入される
変形防止部材によって、前記壁孔の軸心側方向への弾性
変形が阻止されて、前記壁の表側壁面への前記係合爪の
係合を解除することが不能となることを特徴とする請求
項12に記載の給水ボックス。 - 【請求項14】 前記ボックス本体には、前記壁の厚み
に応じて前記係合爪と前記ボックス本体とで前記壁を挟
持すべく、前記壁の裏側壁面を押圧する押圧手段が設け
られていることを特徴とする請求項12または13に記
載の給水ボックス。
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